JP2003510155A - 外科用開創器 - Google Patents

外科用開創器

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JP2003510155A JP2001527710A JP2001527710A JP2003510155A JP 2003510155 A JP2003510155 A JP 2003510155A JP 2001527710 A JP2001527710 A JP 2001527710A JP 2001527710 A JP2001527710 A JP 2001527710A JP 2003510155 A JP2003510155 A JP 2003510155A
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コーン,ウイリアム
ブラウン,ジエニー・エイチ
ハツチソン,ダグラス・エイ
トラバース,ローレンス・エフ
バレリオ,マイケル・エイ
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ベス・イスラエル・デイーコネス・メデイカル・センター
ジエンザイム・コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、外科部位で組織を固定化する外科用開創器に関する。開創器の好適な態様は、心臓がポンプ運動を続けている間、移植部位の動きを止めるために、最小に侵襲的な直接的冠状動脈バイパス術中で使用される。テープまたは糸を、動脈をホルダーで開創器に連結するために使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 関連出願 本出願は、1997年4月25日に出願された米国特許出願第08/845,333号の一部係
属出願である1998年4月24日に出願され、そして米国を指定する国際特許出願第P
CT/US98/08348号の継続出願である、1999年5月7日に出願された米国特許出願第0
9/307,195号の一部継続出願である1999年10月1日に出願された米国特許出願第09
/410,982号の優先権を主張する。 発明の背景 多くのデバイスが外科処置を行う目的で組織を外科部位に配置するために使用
されてきた。例えば開創器は、動脈の移動を防ぐために心臓に隣接して手術する
間に動脈を正しい位置に保持するために使用されてきた。これは動脈および隣接
する組織に対する損傷の危険性を最小とするために役立ち、そして所望の吻合を
行い易くすることができる。
【0002】 最小に侵襲的な直接冠状動脈バイパス術(minimally invastive direct coron
ary artery bypass procedure)と呼ばれる最近開発された手法は、心肺バイパ
ス無しに冠状動脈上で移植するために使用された。この手法には左内胸動脈(LI
MA)を左前室間(LAD)または他の動脈に移植することが含まれる。この手法には
血液に酸素を送り、そしてポンプで血液を送る心肺機械の使用が必要ではないの
で、この手法に付随する合併症の発現頻度および死亡率は、これまでのバイパス
技法よりも実質的に低い。しかし最小に侵襲的な手法に付随する問題は、この処
置中に心臓がポンプ運動を続けている間、心臓の動きが外科医がLIMAをLADにつ
なげる仕事を妨害することである。また明らかな視野を維持し、そして正確な縫
合の配置を提供するためには、移植領域中で血流を止める必要がある。
【0003】 動いている部位の手術の問題に取り組むために2つの基本的な方法が採用され
、1つは心臓の動きを制限する薬剤の使用であり、そしてもう1つは動脈の両側
で心臓に対して押し下げられる2つの突起の開創器、または動いている心臓から
牽引テープまたは縫合糸により上方へ引き上げるような機械的なものである。し
かしこれらの選択は両方とも、それらに付随する問題を有する。両選択が脈管移
植部位のわずかな移動に影響され易い。薬剤の使用は望ましくなく、そして循環
機能を傷つける。脊椎に対する心臓の圧迫による牽引はその部位を固定化するた
めには役立つが、心臓が循環を維持する能力に欠陥を生じさせ、そして低血圧を
もたらす。上方の牽引には動脈の周辺の圧迫が関与し、動脈を閉塞させて血流を
妨げるが、部位を固定するために十分な上方の牽引は脈管の傷害、狭窄または閉
塞を引き起こす可能性がある。
【0004】 しかしデバイスおよび方法が廉価、安全しかも信頼性がある外科的処置に付随
する危険性をさらに低減するために、外科部位で組織を保持するためのデバイス
および方法を改善する必要性は続いている。 発明の要約 本発明は外科部位で組織を固定するための外科用開創器(retractor)、および
外科処置中に開創器を使用する方法に関する。開創器の好適な態様には、外科部
位を露出する開口部を有する保持要素、および保持要素に対して外科部位に組織
を配置するために使用するホルダーを含む。ハンドルは保持要素またはプラット
ホームに付いているか、または二次加工されているので、使用者は必要に応じて
開創器の位置を操作することができる。
【0005】 本発明の好適な態様では、弾性テープまたは糸のような接合具が開創器の開口
部内の外科部位に組織を配置するために使用され、そして処置中に組織の移動を
防ぐ。連結するコード、糸またはテープは、外科部位の片側または両側で流れを
閉塞するために、移植処置中に動脈の圧迫も目的とする。コードは保持要素のホ
ルダーに付けられている。ホルダーの好適な態様は、開口部の両側でコードを受
け、そして摩擦で固定する開創器の両側に配置された複数のスリットまたは口で
あることができる。別の好適な態様では、機械的なファスナーを使用してコード
の両側を握る。ファスナーは例えば使用者がコードの張力を調整できるバネを取
り付けたバルブであることができる。
【0006】 本発明の好適な態様は、処置が完了した後に移植した動脈下から開創器の取り
出しを可能とする、分離可能な2つの区分を有する保持要素またはベースを含ん
で成る。別の好適な態様は、移植した動脈が取り出し中に側口を通って滑るよう
に、開口部に延長した開創器のプラットホーム内の側口を使用する。最小に侵襲
的な直接的冠状動脈バイパス術中に、開創器のプラットホームの1以上の表面区
分を、外科部位に隣接する1つまたは両方の肋骨の内面または外面(posterior
aspect)に配置することができる。すなわちプラットホームのサイズおよび配置
は、プラットホームの上面が固定位置に開創器を保持するために1以上の肋骨の
内面に機能的に掛かる隣接する肋骨を利用するように選択される。開創器は外科
部位を固定化することが必要な任意の処置で有益となり得る。例えば開創器は心
臓のポンプ機能を改変することなく、対角の、右または他の冠状動脈に移植する
ために使用することもできる。
【0007】 冠状動脈は約1〜2mmの直径であり、そしてポンプ運動している心臓は各心拍
中にこれらの動脈上を数ミリメートルにわたり動かす可能性がある。1または2
ミリメートル動いただけで、実質的には効果的な吻合を妨害する可能性がある移
植部位の転置もたらす可能性があり、外科部位では動脈の移動はいかなる方向で
も1mm未満に限定することが望ましい。本発明の開創器はベース平面の運動を0.
5mm未満、そして好ましくは0.2mm未満に制限する。
【0008】 本発明の好適な態様では、プラットホームに固定されたハンドルまたは関節で
つながるアームを、使用者が正しい位置で保持することができ、手術部位の回り
に固定されたフレイムに付くか、または部位の回りのドレープに単にクリップで
挟まれる。
【0009】 本発明の好適な態様では、外科用開創器は所望の外科部位で横たわる隣接組織
の視程を強化するために、光学的に透過性または透明であることができる。本発
明に従い、開創器の開口部はサイズが変動し、そして1〜3cmの範囲の長さ、お
よび5〜15mmの幅であることができる。
【0010】 好適な態様では、外科用開創器は開創器の縦寸法に配置された隆起したホルダ
ー要素を有し、各ホルダー要素は開創器に組織を付けるための開口部を通って延
長した弾性テープまたは糸のような接合具の末端を摩擦でつかむ一対のスリット
を有する。外科用開創器はさらに下向きの傾斜を有する開創器の4つの角に流去
領域を有する。このような流去領域は、外科処置中に流体の排液を可能として吻
合中に開口部に隣接する外科的視野から血液の一掃を維持することに役立つ。ベ
ースの4つの角は下向きの傾斜を提供すために次第に薄くなる断面を有する。
【0011】 好適な態様では、外科用開創器には移植した動脈下から開創器の取り出しを可
能とするために、外科処置が完了した後に開創器の分離を可能とする2つの部品
の形態を含む。1対のプラスチック製タブは、処置中に部品を一緒にしっかりと
固定し、そして処置後には外科医がナイフでタブを切ることにより解放すること
ができるように2部品の間に延長している。
【0012】 別の好適な態様では、外科用開創器は開創器の開口部内の外科部位に組織を配
置し、そして処置中に組織が動くことを防止するために、開創器の下または上の
いずれかに弾性テープまたは糸のような接合具を使用者が配置することを可能と
する、開創器の底面上にスロットまたは溝を有する。このようなスロットが使用
される時、テープは患者の心臓壁の組織を通って貫通し、そして次に所望の下に
あるスロットに位置するように並べられる。血管はテープにより縛られるという
よりはむしろ隣接する組織により圧迫されるようにテープで絞められるので、外
科医は血管の回りのさらなる組織を含むことができる。さらに外科医はテープを
比較的鋭い進入角度で配置することができる。あるいはより広い進入角度を使用
してもよく、ここでより多くの組織がテープと血管との間に配置されるようにテ
ープを開創器の外面の回りに通す。外科医が使用する経路は、所望の血管の深さ
および吻合を行うために外科医が好む取り組み方に依存して変動する。
【0013】 好適な態様では、底面の部分は患者の心臓壁が鼓動し続けている時、心臓壁上
の所望の位置に開創器を保持することを援助する開口部の縦寸法に平行するわず
かな距離を下向きに延長したわずかに曲がった表面を形成する。動脈を囲み、そ
して心膜と接触する底面は、動脈の回りの心膜を摩擦で止め、そしてそれにより
外科部位の回りの心臓の動きを局所的に制限するために、粗くまたは研磨するこ
とができる。これらはリッジまたはナッブのような高くなった領域または突出部
であり、例えば開創器の底面に配置されて外科部位の回りの心膜壁を摩擦で拘束
する。
【0014】 最小に侵襲的な直接冠状動脈バイパス術で使用される時、開創器は切り込み後
の左動脈下行動脈(LAD)を露出するように配置し、肋骨区分を取り出し、そし
て胸壁から左内胸動脈(LIMA)を切開する。一対のコード、例えばシラスティッ
クテープ(すなわちシリコンエラストマー)または縫合糸を、動脈移植部位を挟
む2つの部位でブラント針を用いて心筋に通す。2対のコードの4端は、手術部
位の両側で血流が閉塞するために十分な張力でプラットホームホルダーに連結す
る。テープは動脈をプラットホームの底面に対して圧迫する一方、それらは動脈
移植部位を開口部に対して固定した位置に保持する。冠状動脈は縦に開かれ、そ
して胸部動脈の末端は多数の細い縫合糸で移植口部に縫い付ける。コードを外し
、血流を回復させ、そして吻合の止血を調べ、そして他の欠損および傷を閉じる
【0015】 プラットホームは、動脈を圧迫することができる表面を提供するために、開口
部に延長したタブまたはコード保持装置を含むことができる。
【0016】 本発明の前述の、および他の目的、特徴および利点は、添付する図面(ここで
、同じ参照符は異なる図面を通して同じ部分を指す)に具体的に記載するように
、以下の本発明の好適な態様のより詳細な記載から明らかになるだろう。図面の
寸法を合わせる必要はなく、代わりに本発明の原理を具体的に説明することに重
きを置いている。 詳細な説明 本発明の好適な態様を、図1に関連して具体的に説明する。開創器10は、外科
部位で組織を露出するために配置された開口部16を有する保持要素またはベース
12を含む。ベース12は金属または成形されたプラスチック材料で作ることができ
る。開創器10は各使用後に滅菌され、あるいは1回の処置後に捨てることができ
る。ハンドル30はまたは関節のあるアームを、ベース12に永久的に付けることが
でき、あるいは他の好適な態様と関連して以下に記載するように分離可能とする
ことができる。
【0017】 吸引チューブ32はハンドル30に付けられているか、またはそれと一体化するこ
とができ、そして手術部位からの血液のような物質を除去するために使用する。
この特別な態様では、チューブ32は1端で吸引ポンプからチューブ34に連結され
、そして第2端で口36にベース12の周囲に延長したチューブ28内の流路と流体連
絡で連絡される。周囲のチューブはその脇または上に配置された小さい口38を有
し、これを通って血液または他の屑のような流体が外科部位から吸引されて明ら
かな視野を維持することができる。
【0018】 本発明の好適な態様は、図2で具体的に説明する例のような外科部位50で使用
することができる。心肺バイパス無しの冠状移植用のこの特別な処置では、第4
肋軟骨または肋骨56の区分を取り出してLAD動脈61を露出する。
【0019】 LIMA62の近位部分を胸壁から切開して、移植する末端65を動脈61の移植部位60
上に露出する。血管62中の血流はクランプで閉塞することができる。
【0020】 この例では、一対のコードまたはシラスティックテープ70、72のようなコード
を、移植部位60の反対側の2つの位置74、76で動脈61の下の心筋表面89に通して
貫通させる。心臓52の露出表面78は、この処置中に実質的な移動を受けることに
注目されたい。
【0021】 開創器10が挿入され、そして処置中に配置されている図3の逆転透視図で分る
ように、開創器10は、伸ばされ、そしてベースの周縁のスロット20a〜20dを含む
ホルダーメカニズムに付いている連結テープ70、72を使用して、移植部位60を固
定するために役立つ。さらに詳細に以下で記載するように、スロット20A〜20dは
作動器22a〜22dをそれぞれ使用して手で開きまたは閉じることができ、使用者が
テープまたは糸の張力を調整できるようにする。
【0022】 開口部16は、動脈61の軸に沿って縦に延長している。部位60は好ましくはベー
ス12の上面の平面に配置されている。テープ70、72は図4で分かるように、底面
40に対して押されている動脈61に圧迫力を発揮する。より詳細には、テープ70、
72は開口部16に露出している動脈61軸に実質的に直角な方向に延長する。開口部
はテープ70の配置に適応するように並べられた第1対の側区分18aおよび18bを有
することができ、そして開口部はテープ72の配置を適応するために、第2対の側
区分18cおよび18dも有することができる。あるいは、開口部から別れているベー
ス12を通って延長したホールを使用することができる。このホールは、容易な送
り込み提供するために十分大きく、しかも底の中央に向けて角度を付けてコード
のより低い張力で動脈の圧迫を提供することができる。
【0023】 開口部のサイズは、長さが1〜3cm、そして幅が5〜15mmの範囲であることが
できる。開口部は中央が狭く、そして反対の末端は口または区分18a〜18dに合わ
せるために広くなることができる。
【0024】 区分18a〜18bおよび18c〜18dの各対の間に、開口部の側壁区分、すなわちタブ
24、26が開口部16の向かい合った端に延長している。テープ70、72は、タブ26、
24に対して部位60の反対側で動脈61の各部分を圧迫する。図4から分かるように
、底面40のこれらの部分42、44は動脈61と接触し、そしてそれを圧迫する。動脈
を囲み、そして心臓壁と接触している底面は、摩擦で動脈周辺の心臓壁を止める
ように粗くまたは研磨することができ、これにより外科部位の回りの心臓の動き
を局所的に制限する。
【0025】 本発明の好適な態様では、向かい合う末端82および84は、それぞれ隣接する肋
骨54および58の下に配置することができる。これにより心臓がポンプ運動してい
る間にベース12の実質的な動きを排除するので、末端65の部位60上での吻合を迅
速に完了することができる。向かい合う末端82および84はベース12の残りの平面
に対してわずかに隆起し、区分82、84をそれぞれ肋骨54、58に摩擦で止めること
を強化する凹状構造を提供することができる。プラットホームは各辺が3.5cmか
ら6cmの間の範囲の長さを有する実質的に長方形である。このようにプラットホ
ームの表面積は、12cm2から25cm2の間、好ましくは14cm2から20cm2の間である。
このサイズは肋骨間の切り込みに直ちに合い、そして第3および第5肋骨下に延
長した両端に配置することができる。この構造は小さい下向きの力を心臓上に、
または動脈上に上向きの力を発揮する一方、動脈を外科部位に固定する。動脈の
前部−後部圧迫も、周辺の圧迫による動脈に対する外傷を避ける。肋骨で止める
ことにより開創器は自己保持型(self-retaining)であり、より容易な使用およ
び操作を提供する。
【0026】 図5から分かるように、タブ24の底面94下のテープ76が動脈60を持ち上げて閉
塞86を形成する。この図は部位の回りを潅注または吸引するために使用する、ベ
ース12の周囲に延びる任意の流路92も表す。
【0027】 締めるメカニズムを図6Aおよび6Bの部分的な断面図で具体的に説明する。
閉鎖位置110を図6Aで具体的に説明し、ここでバネ112は伸びて要素115内のス
ロット116を、外側のチューブ内のスロット114との整列から動かす。コード72は
外され、そして要素115の滑動運動により摩擦でつかまれる。使用者は118を手で
外してスロット114とスロット116とを並べることができる一方、バネ112は縮小
する。「開放」位置120では、コード72は容易に取り出すか、または引いて張力
を増すことができる。
【0028】 処置が完了した後、開創器10を部位から取り出すことが必要である。図1に示
す態様では、ベース12は2つの区分またはプレート14a、14bから形成することが
できる。図7から分かるようにこれらの部品は、連結部25で分けることができ、
開創器10の取り出しを可能とする。2つの半分14A、14bは摩擦管区分96により連
結することができる。
【0029】 図8で具体的に説明する好適な態様では、開創器100は複数のハンドル取り付
け部位102、104、106、108を有することができるので、使用者はハンドル105を
任意の部位に取り付けて、開口部への最も都合が良いアクセスを提供し、そして
他の動脈の固定化を容易にすることができる。あるいはハンドルは開口軸に対し
て直角で2つのコードの間に配置し、そしてベースの上面上に延びることができ
る。
【0030】 図9の透視図で具体的に説明する本発明の別の好適な態様では、開創器140は
ハンドル142、コードを固定するために開口部160の平面に位置するスロット144
、肋骨54、58を止める末端区分162、164、部位60で動脈の両側を圧迫するための
タブ148、150および開創器を取り出すことができる片側の口146を有する。
【0031】 この態様では、LIMAは処置の完了後に開創器を取り出している間、口146を通
って滑り出る。この一体の開創器構造140は、取り付けられる、または一体化し
た吸引チューブ、分離可能なハンドル、口を含む潅注または吸引流路または機械
的に作動するファスナーを含め図1の態様に関連してすでに記載した様々な特徴
も含むことができる。
【0032】 冠状動脈バイパス術200中に組織を安定化する好適な方法を、図10の工程の
流れの順序で具体的に説明する。5〜8cmサイズの切り込みを第4肋骨上に作り
、そして第4肋軟骨の区分を取り出す202。LIMAを胸壁から切開し204、そして遠
位で分割する。血流評価の後、LIMAはバネ付きクリップで一時的に閉じる。
【0033】 自己保持型の創傷開創器は、切り込みの縁を切り、そして「はね上げ戸(trap-
dppr)」の切り込みを心膜に作り、そして切った縁を皮膚に縫い込んで心膜周囲
のサックおよび心臓を前方にを引くために使用する。LADは露出し、そして吻合
に適する部位が移植206のために選択される。ブラント針でテープを心筋に約1
〜2cm離れて挿入し208、そして開創器を挿入し210、テープを開口部を通して引
き、そしてそれらの側部区分に配置する。テープをホルダーに連結して212動脈
を圧迫し214、そして移植部位の両側で血流を閉塞する。場合によりテープの張
力はその部位での血液損失を最小にするために処置中に調整することができる。
【0034】 開創器は片または両端を隣接する肋骨下に配置することにより、あるいはハン
ドルまたはアームを創傷開創器または他のインプラントに付けることによりその
部位で固定される216。移植部位は、この例の処置中にどの方向にも0.1mm未満の
移動を受ける。
【0035】 部位は吻合中に吸引または潅注され218、移植部位は調査され、テープはホル
ダーから外され、そして開創器は開創器の側口を通してLIMAを滑動させることに
より、または開口からのLIMAの取り出しに適合するように開創器区分を分けるこ
とによるいずれかにより取り出される。血流を回復した後、部位を調査し、そし
て閉じる220。
【0036】 特定のバイパス術と関連して開創器の使用について記載してきたが、部位での
移動が処置を妨害する可能性がある対角、右または他の冠状動脈が含まれるバイ
パス手術のような他の処置にも使用することができる。
【0037】 別の態様には、手術部位を固定化するために胸を開き、そして心臓壁または周
囲領域上の露出部位に開創器を配置することが含まれる。開創器は部位を隔離し
、そして肺の呼吸運動または心臓のポンプ運動によるその部位の運動を制限また
は止めることに役立つ。
【0038】 別の好適な態様では、本発明の外科用開創器260を支持するために、ジェンザ
イム サージカル プロダクツ(Genzyme Surgical Products)により製造された
安定器システムまたはフレイム240を図11で具体的に説明する。
【0039】 本発明で使用するフレイム240には、第1端から垂直に延びるアーム244を有し
、そして第2末端で親指締めで第2アームに付いている棒242を含む。各アーム2
44、246は一対の取り付け要素252、255を有し、その上に旋回ロッド256を取り付
けることができる。このロッド256は任意の所望する位置まで360度回転すること
ができるので、取り付けアーム245は開創器260を外科部位に対して必要な方向に
配置することができる。各アーム244、246はフレイム240を固定するための部位
で隣の肋骨のような解剖学的形状に掛かる一対のグリッパー248、250を有する。
【0040】 取り付けアーム245は、使用者が領域266でアーム262を掴むためにノブ268を用
いて締める摩擦嵌合258でハンドルまたは支持アーム262を支持する。図12Aに
示すように、支持アーム262は使用者が杭276とかみ合わせることにより回転する
ことができるノブ264を1端に有する。杭276上のボールはアーム262の第2端の
口265を通って滑り、そしてノブ264を使用して位置がロックされる。
【0041】 杭276はノブ264をゆるめることによりアーム262に対して旋回することができ
、このようにして使用者が開創器260を細かな配置のためにその部位に向けるこ
とを可能とする。この態様では杭276はプラスチック製の保持要素270上に取り付
けられる。要素270は、これまでに記載したように2つの部品272、274に分ける
ことができる透明または不透明の成形デバイスであることができる。この2つの
部品は、要素272中のホールに挿入された摩擦嵌合ロッド294により付けることが
できる。要素270は部位で視程を強化するために透明材料で作ることができる。
【0042】 両部品が隆起したホルダー要素284、286を有する。要素284は、各々が開口部2
78を通って延長して組織を開創器に付けるコードの末端を摩擦で掴む一対のスロ
ット288、289を有する。各コードの第2端は要素286中の対応するスロット290、
292により掴まれる。
【0043】 タブまたはコード保持装置280、282は、部品274と一体成形され、そしてすで
に記載したように機能する。図12Bの詳細な部分図では、前部に傾く表面は上
部リッジ279が狭くなるように浅い角度で形成することができる。このコード保
持装置281の態様で、コードを開口部により容易に挿入することが可能になる。
【0044】 またこの態様で、要素270の上面の一体型の吸引流路または口を用いて形成す
ることもできる。吸引チューブはアーム262を通して、もしくはそれに付けるか
、または要素270上の吸引口に付けることができる。
【0045】 図13は外科用開創器の好適な態様の拡大した詳細な上面図を具体的に説明す
る。開創器300は、外科部位で組織を露出するために配置された開口部316を有す
る保持要素またはベース312を含む。このベース312は金属または成形プラスチッ
ク材料で作ることができる。開創器は同じ患者の多数の脈管に使用することがで
き、滅菌し、そして所望によりさらなる患者に再使用することができ、あるいは
1回使用した後に捨てることもできる。
【0046】 開口部316のサイズは、長さが1〜3cm、そして幅が5〜15mmの範囲である。
開口部316は、外科部位に必要な口に適応するために中心でより狭く、そして反
対の末端ではより広くなることができる。開口部316は、テープまたは糸のよう
な第1接合具の配置に適応するために並んだ第1対の側区分320aおよび320bを有
することができ、そして開口部はテープまたは糸のような第2接合具の配置に適
応するための第2対の側区分320cおよび320dを有することもできる。一対のコー
ドまたはプラスチック製テープのような接合具は、移植部位の向かい合う側の2
つの位置で動脈下の心膜表面を通して貫通する。
【0047】 各対の区分320a〜320bおよび320cと320dの間に、開口の側壁区分、すなわちタ
ブまたはコード保持装置322、324が開口部316の向かい合った末端に延長してい
る。コード保持装置322は部品344と一体化し、そして保持装置324は部品346と一
体化している。開口部は開口部に斜角で傾斜している縦に延長した角度のある側
壁325a、325bも有することができる。角度のある側壁325a、325bならびに角度の
あるタブ322、324の上面は、外科部位へのより良いアクセスに役立つ。斜角は表
面領域327a、327bを含む上面の平面から側壁325a、325bの表面へ延長している。
テープは動脈に隣接する心臓組織を通って延長し、そしてテープが外科医により
締められるとタブ322、324に対して部位60の向かい合う側で動脈の各部分を圧迫
する。
【0048】 外科用開創器は隆起したホルダーまたは側壁要素326、328を有する。要素326
は、組織を開創器につけるために開口部316を通って延長したコードの末端を各
々が摩擦で掴む1以上のスロットを有することができる一対のスロット要素330
、332を有する。各コードの第2末端は、要素328中の対応するスロット要素334
、336により掴まれる。各要素中のスロット330〜336は具体的に説明したように
対を形成することができ、ここでスロットは同じ幅または異なるコードサイズに
適するように異なる幅を有する。
【0049】 開創器の角には下向きの傾斜を有する流去領域338a〜338dがある。これらの流
去領域は、外科処置中に流体の排液を可能とし、吻合中に開口部316に隣接する
外科的な場の血液の一掃を維持することを援助する。ベース312の4つの角は、
下向きの傾斜を提供するために次第に薄くなる断面を有する。ベース312の上面
は、角度のある側壁325a、325bと、ベース上面の平面に対して垂直方向に延長し
た対応するホルダー要素326、328との間に延長した2つの実質的に平坦な領域32
7a、327bを有することができる。さらにベース312の上面は、開口の両端に側壁3
29a、329b、329c、329dを有する。側壁329a〜dは、隆起した側壁要素326、328と
組合わさって口338a〜dを定める。
【0050】 杭340は図11で示すフレイム240と使用して、細かい配置のために使用者が部
位で開創器の方向を確かめることを可能とする。この態様では杭340は端壁要素3
29aに取り付けられている。開創器300は、所望の外科部位で横たわる隣接組織の
視程を強化するために透明材料で作ることができるか、または不透明な成形デバ
イスであることができる。要素342は2つの部品344、346に分離することができ
る。この2つの部品344、346は要素346中のホールに挿入される嵌合ロッド348、
あるいは同様な保持メカニズムにより付けることができる。このロッド348は角
型括弧の形状に成形して、部品344と346との間のより強い連結を可能とする。本
発明の好適な態様では、一対の任意のプラスチックタブコネクター347または橋
型の部材が2つの部品344と346との間に延びて部品を連結する。プラスチックタ
ブ347は処置中に部品を一緒にしっかりと保持するために場所に溶接するか、ま
たはしっかりと嵌め、そして外科医が処置後にタブまたはコネクター347をナイ
フで切断することにより部品を外せるようにすることができる。端壁上面は、タ
ブを挿入できるホールを有することができる。
【0051】 図14は外科用開創器300の拡大した詳細な上面図を具体的に説明し、合わせ
た2つの部品344、346の形態を示す。外科用開創器の好適な態様の2つの部品34
4、346の形態は、外科処置が完了した後に開創器が分離される、移植した動脈下
からの開創器300の取り出しを可能とする。
【0052】 図15は外科用開創器300の好適な態様の底面360の拡大した詳細な上面図を具
体的に説明する。底面360の部分362、364は動脈に接し、そして開口部316の縦寸
法に平行して下向きにわずかな距離を延長したわずかに曲がった表面を形成する
。以下に記載する高くなった領域366と組み合わせて曲がった底面360を加えるこ
とは、さらに患者の心臓壁が鼓動し続けている時に、心臓壁上の所望の位置に開
創器を保持することをさらに援助する。動脈を囲み、そして心膜と接する底面36
0は、粗くまたは研磨して動脈の周囲の心膜を摩擦的に止め、そしてこれにより
外科部位の回りの心臓の運動を局所的に制限することができる。これらは心膜を
摩擦で止めるために開創器の底面に配置された、例えばリッジまたはノブのよう
な高くなった領域366または突出部である。
【0053】 好適な態様は、図15に示すように開創器の底面360上にスロットまたは溝368
a〜368dを有してもよく、後の安定のために使用者がテープを開創器の下または
上のいずれかに配置できるようにする。これらのスロットが使用される時、テー
プは患者の心臓壁の組織を通り貫通し、そして所望の下にあるスロットに配置す
るように並べる。次いでテープは掴まれ、そしてホルダー要素326および328の外
面を回って持ち上げられ、そして所望のスロット330、332、334、336に配置され
る。この形状は、血管をテープで縛るというよりもむしろ隣接組織により圧迫す
るようにテープを絞めるので、外科医が血管の回りのさらなる組織を含むことを
可能とする。さらに、この形状は外科医が比較的鋭い侵入角でテープを配置でき
るようにする。次いでテープは開口部を貫き所望のスロットに通す。あるいは広
い侵入角を使用してもよく、ここでテープは開創器の外面の回りに通されるので
、より多くの組織をテープと血管との間に配置することができる。外科医により
使用されるこの経路は所望する血管の深さ、および吻合を行う外科医が好む取り
組み方に大変依存するだろう。
【0054】 図16は、外科部位380に配置された透明な外科用開創器を具体的に説明する
。開創器300は、心肺バイパス無しの冠状移植のための処置中に挿入され、そし
て配置され、第4肋軟骨または肋骨382の区分が取り出されてLAD動脈384の区分
を露出する。開創器300は移植部位376の固定化に役立ち、そして好ましくは伸ば
され、そしてベース312の周縁中のスロット330、332、334、336を含むホルダー
メカニズムに付けられた連結テープ388、390と組み合わせて使用される。
【0055】 開口部316は動脈384の軸に沿って縦に延長している。部位380は好ましくはベ
ース312の上面の平面に配置される。テープ388、390は図15から分かるように
、底面360に対して押される動脈384上に圧迫力を発揮する。より詳細には、テー
プ388、390は開口部316に露出された動脈384に実質的に垂直な方向に伸びている
【0056】 本発明をそれらの好適な態様を参照にして特別に示し、そして記載してきたが
、当業者は形態および詳細において様々な変化を、前記の特許請求の範囲に定め
るような本発明の精神および範囲から逸脱することなく行うことができると理解
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な態様による外科用開創器の透視図である。
【図2】 外科処置を具体的に説明する外科部位の透視図である。
【図3】 本発明による移植処置用の外科用開創器の透視図である。
【図4】 本発明による外科用開創器の底の透視図である。
【図5】 外科処置中の外科用開創器の断面図である。
【図6】 図6Aおよび6Bは、本発明によるホルダーの部分的断面図である。
【図7】 本発明による2区分保持装置の上面図である。
【図8】 本発明による外科用開創器の別の好適な態様の上面透視図である。
【図9】 本発明による外科用開創器の別の好適な態様の上面透視図である。
【図10】 本発明による外科処置を具体的に説明する概略図である。
【図11】 本発明による開創器を支持するフレイムの透視図である。
【図12】 図12Aおよび12Bは、本発明による外科用開創器の拡大した詳細な図であ
る。
【図13】 開創器の別れた2区分の形態を具体的に説明する外科用開創器の好適な態様の
拡大した詳細な上面図である。
【図14】 図13に示す外科用開創器の好適な態様の拡大した詳細な上面図である。
【図15】 図13に示す外科用開創器の好適な態様の拡大した詳細な底面図である。
【図16】 本発明による外科処置を具体的に説明する外科部位での外科用開創器の好適な
態様の透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ブラウン,ジエニー・エイチ アメリカ合衆国ロードアイランド州02906 プロビデンス・ロードアイランドアベニユ ー10 (72)発明者 ハツチソン,ダグラス・エイ アメリカ合衆国ジヨージア州30024スワニ ー・リバーウオークランデイング8525 (72)発明者 トラバース,ローレンス・エフ アメリカ合衆国マサチユセツツ州02790ウ エストポート・メインロード1094 (72)発明者 バレリオ,マイケル・エイ アメリカ合衆国マサチユセツツ州02093レ ンサム・レイロード44 Fターム(参考) 4C060 AA01 DD03 DD09 DD32 MM25 4C077 AA30 BB10 DD01 DD19 HH03 HH09 JJ03 JJ08 4C167 CC19 DD10 HH08 HH12

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手術部位を定める開口部を有する保持要素; 保持要素上の第1端壁および第2端壁;および 保持要素上の第1側壁および第2側壁を具備し、各側壁は保持要素上の表面に
    対して組織を圧迫する接合具を受けるホルダーを有する、 外科処置用の開創器。
  2. 【請求項2】 開口部が1〜3cmの範囲の長さ、および5〜15mmの範囲の幅
    を有する、請求項1に記載の開創器。
  3. 【請求項3】 開創器の長軸が、開創器の上面上に隆起した側壁に平行して
    いる、請求項1に記載の開創器。
  4. 【請求項4】 隆起した側壁が、接合具の部分を摩擦で掴むために複数のス
    ロットを有する、請求項3に記載の開創器。
  5. 【請求項5】 接合具がテープまたは糸のような柔軟なコードを含んで成る
    、請求項1に記載の開創器。
  6. 【請求項6】 保持要素が、第1、第2、第3および第4の角を有し、少な
    くとも1つの角は処置中に流体の排液を可能とする下向きの傾斜を提供するため
    に薄くなる断面を有するベースを含んで成る、請求項1に記載の開創器。
  7. 【請求項7】 保持要素が、開創器の開口部内の外科部位に組織を配置させ
    るために、開創器の下または上に接合具の配置を可能とする複数のスロットを含
    んで成る底面を有する、請求項1に記載の開創器。
  8. 【請求項8】 保持要素が、底面から下向きに曲がり、そして延長した距離
    である部分を有する上面および底面を有する、請求項1に記載の開創器。
  9. 【請求項9】 保持要素が複数の分離可能な区分を含んで成る、請求項1に
    記載の開創器。
  10. 【請求項10】 分離可能な区分が、分離可能な区分から開口部に延長した
    複数のコード保持装置を含んで成る、請求項9に記載の開創器。
  11. 【請求項11】 保持要素が光学的に透過性である、請求項1に記載の開創
    器。
  12. 【請求項12】 開創器の配置法であって: 保持要素を外科部位に配置し、保持要素は第1保持装置区分上に第1コード保
    持装置を、そして第2保持装置区分上に第2コード保持装置を有し、第1コード
    保持装置および第2コード保持装置は、目的の領域の部分を露出する開口部に延
    びており、そして 第2保持装置区分から第1保持区分を分離して、部位から開創器を取り出す、
    工程を含んで成る上記方法。
  13. 【請求項13】 さらに1〜3cmの範囲の長さ、および5〜15mmの範囲の幅
    を有する開口部を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 さらに縦寸法に沿って配置された隆起した側壁を含んで成
    る縦寸法を有する保持要素を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 さらに接合具の末端を摩擦でつかむために複数のスロット
    を有する隆起した側壁要素を提供することを含んで成る、請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 第1、第2、第3および第4の角を有し、少なくとも1つ
    の角は処置中に流体の排液用の下向きの傾斜を提供するために薄くなる断面を有
    する保持要素を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに開創器の開口部内の外科部位に組織を配置するため
    に、開創器の下または上に接合具の配置を可能とする複数のスロットを含んで成
    る底面を有する保持要素を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方法
  18. 【請求項18】 下向きに曲がり、そして延長した距離である部分を有する
    底面を有する保持用具を提供する、請求項12に記載の方法。
  19. 【請求項19】 さらに第2保持装置区分に挿入される角型括弧の第1保持
    装置区分を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方法。
  20. 【請求項20】 さらに各区分の底面上に複数の突出部を持つ分離可能な保
    持装置区分を提供することを含んで成る、請求項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 さらに、光学的に透過性である保持要素を提供することを
    含んで成る、請求項12に記載の方法。
  22. 【請求項22】 手術部位を露出する開口部を有する保持ベース、このベー
    スは角度のある側壁を有し; 少なくとも2対のスロットを有する保持ベース上のホルダー;および 動脈組織をコードおよびコード保持装置を用いて保持ベースに対して開口部内
    に配置できるように、ホルダーの少なくとも1つのスロットに付くコード を含んで成る、冠状動脈バイパス術用の外科用開創器。
  23. 【請求項23】 開口部が1〜3cmの範囲の長さ、および5〜15mmの範囲の
    幅を有するサイズである、請求項22に記載の外科用開創器。
  24. 【請求項24】 さらに開創器の縦寸法に沿って配置された隆起した側壁要
    素を含んで成る、縦寸法を有する請求項22に記載の外科用開創器。
  25. 【請求項25】 隆起した側壁要素が、接合具の向かい合った末端を摩擦で
    掴むために複数のスロットを有する、請求項24に記載の外科用開創器。
  26. 【請求項26】 接合具が柔軟なテープまたは糸を含んで成る、請求項22
    に記載の外科用開創器。
  27. 【請求項27】 保持要素が、第1、第2、第3および第4の角を有し、少
    なくとも1つの角は処置中に流体の排液を可能とする下向きの傾斜を提供するた
    めに次第に薄くなる断面を有するベースを有する、請求項22に記載の外科用開
    創器。
  28. 【請求項28】 保持要素が、開創器の開口部内の外科部位に組織を配置す
    るために、開創器の下または上に接合具の配置を可能とする複数のスロットを含
    んで成る底面を有する、請求項22に記載の外科用開創器。
  29. 【請求項29】 保持ベースが、下向きに曲がり、そして延長した距離であ
    る部分を有する底面を有する、請求項22に記載の外科用開創器。
  30. 【請求項30】 保持ベースが複数の分離可能な区分を含んで成る、請求項
    22に記載の外科用開創器。
  31. 【請求項31】 分離可能な区分が各々、各分離可能な区分から延長したコ
    ード保持装置を含んで成る、請求項30に記載の外科用開創器。
  32. 【請求項32】 保持ベースが光学的に透過性である、請求項22に記載の
    外科用開創器。
  33. 【請求項33】 手術部位を露出する開口部を有するプラスチック製保持ベ
    ース、この開口部はベースの縦軸に沿って延長し; 第1ホルダーを開口部の第1側に配置し、そして第2ホルダーを開口部の第2
    側に配置するための保持ベース上の複数のホルダー;および 使用者がベースを開口部を通って露出されている冠状動脈を含む手術部位に配
    置できるように、ベースに付き、そしてベースの上に延長したアーム を含んで成る、冠状動脈バイパス術用の使い捨て外科用開創器。
  34. 【請求項34】 開口部が1〜3cmの範囲の長さ、および5〜15mmの範囲の
    幅を有するサイズである、請求項33に記載の外科用開創器。
  35. 【請求項35】 さらに開創器の縦寸法に沿って配置された隆起した側壁要
    素を含んで成る、縦寸法を有する請求項33に記載の外科用開創器。
  36. 【請求項36】 隆起した側壁要素が、接合具の末端を摩擦で掴むために複
    数のスロットを有する、請求項35に記載の開創器。
  37. 【請求項37】 接合具が柔軟なテープまたは糸を含んで成る、請求項33
    に記載の外科用開創器。
  38. 【請求項38】 保持要素が、第1、第2、第3および第4の角を有し、少
    なくとも1つの角は処置中に流体の排液を可能とする下向きの傾斜を提供するた
    めに次第に薄くなる断面を有するベースを有する、請求項33に記載の外科用開
    創器。
  39. 【請求項39】 保持要素が、開創器の開口部内の外科部位に組織を配置す
    るために、開創器の下または上に接合具の配置を可能とする複数のスロットを含
    んで成る底面を有する、請求項33に記載の外科用開創器。
  40. 【請求項40】 保持要素が、所望する位置に開創器を保持するために、開
    口部の縦寸法に平行した下向きに曲がり、そして延長した距離である部分を有す
    る底面を有する、請求項33に記載の外科用開創器。
  41. 【請求項41】 保持要素が複数の分離可能な区分を含んで成る、請求項3
    3に記載の外科用開創器。
  42. 【請求項42】 分離可能な区分が、分離可能な区分の間に延長した複数の
    タブを含んで成る、請求項41に記載の外科用開創器。
  43. 【請求項43】 保持要素が光学的に透過性である、請求項33に記載の外
    科用開創器。
  44. 【請求項44】 横に延長した端壁を含んで成り、この端壁と隆起した側壁
    要素が組合わさり第1、第2、第3および第4の角を定める、請求項33に記載
    の外科用開創器。
  45. 【請求項45】 開創器を調整可能なフレイムに取り付けるために、保持ベ
    ースの端壁上に杭を含んで成り、アームが杭に付いている、請求項33に記載の
    外科用開創器。
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