JP2003509252A - 口開け装置を有する包装容器を製造する方法 - Google Patents

口開け装置を有する包装容器を製造する方法

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ラッソン、ロルフ
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テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、口開け装置を有する包装物、それも包装壁に内容物を取り出すための取り出し穴を備えた種類の包装物を製造する方法に関するものである。紙または厚紙のウエブが、一方の面を液密プラスチックコーティングで被覆され、他方の面を金属箔で被覆される。該金属箔は、酸素ガスバリアとして役立ち、介在する接着剤層により紙層または厚紙層に接着される。コーティングされたウエブまたは包装ブランクは、次に包装・充填機へ送られて、そこで取り出し準備穴が設けられた後、従来形式で完成包装物に再成形される。取り出し準備穴は、まず、閉じられた線に沿って外側プラスチックコーティングと紙層または厚紙層は貫通するが、その下の金属箔は残るように、ウエブを切り込むか切断するかして、部分的にのみウエブを貫通して作成される。次いで、切り込み線によって囲まれたウエブ部分が、真空により吸出除去される。前記ウエブ部分は、包装ブランクを選択的に加熱し、それによって該ウエブ部分の金属箔と紙層または厚紙層との間の接着部を全体的にまたは少なくとも部分的に解離させることで、容易に除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、口開け装置を有する包装容器、それも包装壁に内容物を取り出すた
めの取り出し穴を備えている種類の包装容器を製造する方法であって、 該方法が、紙または厚紙のウエブの一方の面には、液密プラスチックコーティ
ングを被着させ、他方の面には、シールプラスチック層または他の適当な接着剤
層を介して紙または厚紙のウエブに接着される、酸素ガスバリアとして役立つ金
属箔または金属コーティングを被着させる段階と、 このようにコーティングされた紙または厚紙のウエブに、内容物を取り出すた
めの穴を設け、その後で、該穴を備えた包装ブランクを、口開け装置を備えた個
別包装容器に再形成する段階とを含む形式のものに関する。
【0002】 (背景技術) 包装工業分野では、液状食品の輸送および取り扱い用の使い捨て型の包装が、
しばしば使用され、極めて大きなグループをなすこれらのいわゆる使い捨て包装
が、紙又は厚紙の層と、該層の両面に被着された液密プラスチックコーティング
とから成る積層包装材料から製造される。この種の商業用包装の例は、テトラ・
ブリック(TETRA BRIKTM)とテトラ・レックス(TETRA REX TM )である。
【0003】 小売で比較的回転が速い結果、包装状態での賞味期限が比較的短い食品の場合
、紙または厚紙と外側液密プラスチックコーティングのみの積層包装材料で、充
填から消費までの全保存期間にわたり、包装食品に必要な製品保護を与えるのに
十分であることが多い。他方、包装状態で比較的長く保管できるようにされた、
よりいたみ易い、保管時の影響に敏感な食品の場合、賞味期限を延ばすために、
少なくとも1つの付加層を積層包装材料に追加する必要がある。特に、未開封包
装内の食品の全賞味期限中、酸素ガスの浸透を防止するには、包装を十分に気密
にしなければならない。酸素ガスは、食品と接触すると、往々にして極めて急速
に食品を劣化させるからである。
【0004】 したがって、このような傷みやすく保存や酸素ガスの影響に敏感な、賞味期限
の長い食品の包装用には、通常、積層包装材料には、外側プラスチック層に用い
られているのとは別種の少なくとも1つの付加的な金属層またはプラスチック層
が被着される。この目的の最も普通の積層包装材料は、前記追加層として、アル
ミニウム箔を含んでいる。このアルミニウム箔は、事実上完全に酸素ガス不透過
性である上に、誘導加熱シールが可能という好都合な特性を備えている。誘導加
熱シールは、枚葉紙状またはウエブ状の包装ブランクを製造作業中に再形成する
場合、機械的に頑丈な密封接合または密封シームを迅速に得ることのできる簡単
かつ効果的な方法である。
【0005】 長い賞味期限を有する食品を長時間保存するのに必要な機械的、物理的特性に
加えて、消費者の観点から望ましいことは、内容物を取り出すさいに、包装が開
けやすいことである。したがって、この必要を満たす開けやすい包装を得るため
に、包装には、幾種類かの開けやすくする装置が設けられる。この装置は、包装
と一体でもよく、包装とは別の部材でもよい。 よく知られ、かつ機能も良好な口開け装置は、包装壁の紙層または厚紙層に設
けられた取り出し穴を含み、該取り出し穴は、包装壁の各被覆層により内側と外
側から閉じられている。包装を開く場合、取り出し穴を容易に開けられるように
、口開け装置は、通常、包装壁の外側に固定された別個の口開けストリップを含
み、該ストリップを除去することにより、その下の包装壁部分が引きずられて、
穴の切り込み縁に沿って引きちぎられ、穴全体が開放される。 包装壁に設けた取り出し穴を開け易くするための、外側に設けられる別の種類
の口開け装置も、技術的に公知であるが、それらは、本発明に密接に関係する部
分ではないので、ここではこれ以上詳細に説明する必要はない。
【0006】 始めに挙げた種類の包装容器用の包装ブランクは、従来の方法によって、紙ま
たは厚紙の巻き取りウエブから製造される。巻き取りウエブは、リールから繰り
出され、印刷ステーションを通過し、印刷ステーションで所望の装飾図柄や、後
続のウエブ処理に関係するその他のマーク類を印刷される。印刷済みのウエブは
、更に機械的な処理ステーションへ送られ、そこで、自体公知の形式で所望の折
り目線を付けられ、かつ完成包装物の取り出し穴に対応する目標寸法および目標
形状の貫通穴が設けられる。次いで、ウエブは、処理ステーションからコーティ
ングステーションへ送られ、そこで両面に液密プラスチックコーティングが被着
され、またウエブが、例えば酸素ガスの影響に敏感な製品の包装用であれば、包
装目的に必要とされる付加層、例えばアルミニウム箔(Alifoil)がおそ
らく追加被着される。最後に、ウエブは、コーティングステーションを出て包装
マガジンリールに巻き取られ保管されるか、または更に包装機へ送られ、そこで
取り出し穴の区域に別個の口開け装置の細部を補ってから、成形、充填、密封が
行われ、口開け装置を備えた個々の消費者向けの包装物が完成する。
【0007】 この従来の方法によって製造された包装は、積層包装材料が紙または厚紙と外
側プラスチックコーティングとだけから成る場合は、概して良好に機能するが、
積層包装材料がアルミニウム箔をも含む相応の包装の場合には、酸素ガスに対す
る密封特性が失われがちであったり、特に包装壁に設けた取り出し穴の区域での
酸素ガスに対する密封特性が、始めから低かったりする。包装は、大抵の場合、
未開封包装の製品の賞味期限の少なくとも大部分にわたり、製品に十全の保護を
与えるのに十分な酸素ガス不透過性を維持するが、言うまでもなく、技術的に必
要なことは、始めから高レベルの酸素ガス不透過性を示し、加えて、包装された
製品の残りの賞味期限中も、その不透過性が維持されるような包装を製造するこ
とである。
【0008】 別の従来の方法によれば、口開け装置を有する包装容器は、類似の包装ブラン
クから既述の包装容器に形成されるが、既述の包装ブランクとは異なり、プラス
チックまたはアルミニウムの付加層を被着させる前に貫通取り出し穴を設けるこ
とはしない。この場合、取り出し穴は、包装・充填機と接続された打ち抜き工具
によってコーティング済みの包装ブランクに作成された後、そのように作成され
た穴が、穴の上にシールプラスチックパッチまたはストリップを貼着するアプリ
ケータを用いて閉じられ、その後で、包装ブランクが包装・充填機へ送られ、再
形成されて包装物となる。
【0009】 この従来の方法により製造された包装物は、積層包装材料がアルミニウム箔を
含む場合にも、良好に機能する上に、開け易くもあるが、一つの重大な欠点は、
この方法の場合、包装ブランクに印刷された図柄や切り込み線パターンに対して
正しい位置に取り出し穴を位置決めするには、またシールプラスチックパッチま
たはプラスチックストリップを貼着して包装壁の穴を不透過性かつ液密にシール
するには、極端に正確な位置合わせの維持が要求され、したがって、複雑な技術
的設備が必要とされる点である。
【0010】 (発明の目的) 本発明の一つの目的は、したがって先行技術のもつ前記短所および欠点を除去
するか、または少なくとも可なり減少させることである。 本発明の別の目的は、冒頭に述べた種類の、口開け装置を備えた包装容器、そ
れも、先行技術の包装容器とは異なり、賞味期限の長い、保管や酸素ガスの影響
に敏感な、傷みやすい製品の長期保管が可能になるように、十分に安定的かつ高
い酸素ガス不透過性を始めから有している包装容器を製造する方法を得ることに
ある。 本発明の更に別の目的は、包装の個別の製造者に対して大きな融通性が与えら
れるような、口開け装置を備えた包装容器を製造する方法を得ることにある。
【0011】 (解決策) これらの目的は、特許請求の範囲第1項に定義された方法で達成された。 本発明による方法と既述の従来の第1の方法との一つの主な違いは、本発明に
よる方法での取り出し穴の作成は、製造済みの包装ブランクに対して行われ、し
たがって、従来式の方法の場合のように、包装ブランクの製造に関連して紙また
は厚紙のウエブに作成されるのではない。
【0012】 更に、本発明による方法と既述の従来の第2の方法との主な違いは、本発明に
よる方法では、取り出し穴が包装ブランクを部分的にのみ貫通している点、すな
わち包装ブランクの一方の面から、外側プラスチックコーティングと、紙層また
は厚紙層とを貫通するが、その下のアルミニウム箔は貫通せず、アルミニウム箔
は、したがって、包装ブランクの他方の面の外側プラスチックコーティングと共
に、貫通されないまま、つまり無疵のまま包装ブランクに残される点にある。 完成包装ブランクにこのように独特な部分貫通穴が作成される結果、とりわけ
次のような利点が得られる。すなわち、未破開または無疵のアルミニウム箔(既
に包装ブランクに設けられている)を、取り出し穴の酸素ガス密な閉鎖部材とし
て効果的に利用でき、先行技術による方法でのように、取り出し穴を特別なプラ
スチックストリップまたはプラスチックパッチで別個に閉鎖する必要がないとい
う利点である。
【0013】 既述の口開け装置を備えた先行技術の場合の、特に包装壁に設けた取り出し穴
区域での酸素ガス不透過性の低下は、この区域での積層包装材料に含まれる個別
の層、すなわちアルミニウム箔とプラスチック層との強力な内部接着を実現する
ことが、処理上の理由から困難なことに起因している。穴を備えた紙または厚紙
がアルミニウム箔とプラスチックで被覆され、この被覆と関連して、またはこの
被覆の直後に、加圧ローラと対抗ローラとの間のニップを通過せしめられ、それ
によって、加圧下で複数層が互いに圧縮され接着される場合、ウエブに対する必
要な圧縮圧は、打ち抜き穴のないウエブ区域でだけ、つまりウエブが完全に続い
ている区域でだけ達せられるが、ウエブの残りの区域、すなわち打ち抜き穴のあ
る区域では、より低い(不十分な)圧力しか達せられない。
【0014】 他方、本発明による方法では、紙または厚紙のウエブには穴がないため、必要
な等しい圧力がウエブ全幅にわたり、ウエブのあらゆる区域に加えられる。 十分に一体化された包装用ウエブへの取り出し穴の本発明による部分的な作成
は、打ち抜き工具で機械式に実施できる。打ち抜き工具は、選択した箇所に、目
標取り出し穴と等しい寸法および形状の切り込み線を、包装ウエブの予め設定し
た深さまで、例えば紙層または厚紙層の下のアルミニウム箔まで打ち抜きまたは
切断し、その後で、切り込み線で画定されたウエブ部分(いわゆるコンフェティ
)をウエブから除去し、包装ウエブの上側に部分的に穴が作成される。
【0015】 本発明により部分的に作成された穴は、レーザ装置で実現するのが好ましい。
レーザ装置の場合、切断レーザビームが、取り出し穴の形状に対応する線に沿っ
て、包装ウエブの一方の側から包装材料の目標深さまで、すなわちプラスチック
コーティングと紙層または厚紙層とを貫通してその下のアルミニウム箔のところ
まで達するようにする。機械式の打ち抜きよりレーザによる切断が好ましい点は
、レーザによる切断では、移動する包装ウエブとの機械的な接触がないため、運
動する機械式構成部材が不要な点である。なぜなら、機械式の構成部材は、移動
する包装ウエブまたは他の運動する機械部材との物理的接触の結果、摩耗するか
らである。別の大きな利点は、レーザビームが、加工の進行中に容易に方向づけ
可能かつ目標切断深さに設定可能であり、包装ウエブを停止または他の制動操作
を必要としないことである。
【0016】 切り込み線によって画定された包装ウエブ部分は、次に従来の仕方で真空によ
り包装ウエブから吸出または引き出しにより除去され、包装ウエブには部分貫通
穴が残される。 包装ウエブからコンフェティをこのように吸出または引き出しにより除去する
作業を容易にするために、関連コンフェティ区域内でウエブを同時に加熱し、そ
れによって、紙層または厚紙層とアルミニウム箔との間のシールプラスチックま
たは接着剤が融解し、その結果、コンフェティは、その下のアルミニウム箔を掴
んだ状態から、より容易に離れやすくなる。 包装ウエブは、選択区域内を誘導加熱により加熱するのが好ましい。この誘導
加熱は、極めて高速のウエブ速度の場合にも効率的かつ信頼性ある加熱方法であ
る。
【0017】 包装ウエブの部分貫通取り出し穴は、次いで、別個の口開けストリップでシー
ルすることができる。該口開けストリップは、穴の開口の全輪郭の周囲に機械的
に堅固だが破開可能なシール接合により、包装ウエブの一方の側に固定的に封止
される。あるいは、これに替えて、もしくはこれに加えて、露出した繊維切り込
み縁(fibre incision edges)が、口開けストリップを設
ける前に撥水性のコーティングを含浸または被着せしめられる。 本発明により更に、作成された取り出し穴の区域内の露出繊維切り込み縁の含
浸後に、穴を備えた包装ウエブから包装を形成、充填、シールし、その後で、包
装・充填機からの包装の送出に関連して、別個の、例えば射出成形された装置を
、各個の包装の各取り出し穴に設ける。これらの口開け装置は、当業者には周知
であり、多くの異なる形式で実現可能であり、したがってここではこれ以上詳し
く説明の必要はない。
【0018】 本発明の利点および特徴は、添付図面を参照して以下で行う詳細な説明により
更に明らかになろう。 図1は、ブロック図で、きわめて簡略化した形式で本発明による方法を実施す
るための2つの主なステーションと、これらの主なステーションが互いにどのよ
うに関連しているかを示したものである。図1のブロック図では、参照番号10
は、全体として第1主ステーションまたは変換設備を示し、ここでは、枚葉紙状
またはウエブ状の包装ブランクが自体公知の従来形式で、かつまた自体公知の従
来式装置を用いて製造され、更に第2主ステーション20へ運ばれる。第2主ス
テーションでは、枚葉紙状またはウエブ状の包装ブランクが、包装・充填機によ
り最終的に再形成され、消費者向きの完成包装物にされる。2つの主ステーショ
ン10,20は、図では互いに一線に並べられているが、実際には、場所的には
互いに完全に別個の位置に配置されており、このことが2つの主ステーション間
の破線で暗示されている。
【0019】 図2は、所望の装飾図柄と折り易くするための所望パターンの折り目とを有す
るロール形式のウエブ状包装ブランクを製造するための第1主ステーション10
のブロック図である。図示の第1主ステーション10全体の例は、第1加工ステ
ーション11と第2加工ステーションまたはコーティング・ステーション12と
を含み、これらのステーションは、共に、図2の最も左側に示された紙または厚
紙のマガジンリール13'からウエブ状の包装ブランクを製造する。 マガジンリール13'から、紙または厚紙のウエブ13が繰り出され、第1加
工ステーション11へ送られる。第1加工ステーションでは、ウエブが、その一
方の面に印刷インキで所望装飾図柄と、ウエブの次の加工作業に関連する制御マ
ークまたは処理マークを施され、同時にウエブ13は、折り易くするため、従来
式に所望パターンの折り目が付けられる。
【0020】 第1加工ステーション11から、ウエブ13は、第2加工ステーション12へ
送られ、そこで、一方の面に、プラスチック、好ましくはポリエチレンを被覆さ
れ、他方の面には、アルミニウム箔を被着される。アルミニウム箔は、ガスバリ
アとして役立ち、紙層または厚紙層とアルミニウム箔との間に施されたシールプ
ラスチック層または他の適当な接着剤層によって、紙層または厚紙層に接着され
る。同時に、ウエブは、少なくとも1つのプラスチック付加層を被着され、これ
により、露出アルミニウム箔が被覆され、酸素ガス密かつ液密のウエブ状包装ブ
ランク13が製造され、次いで該包装ブランクが完成包装マガジンリール13"
に巻き取られる。 主ステーション10から、次に完成包装マガジンリール13"は、多分中間で
保管された後、第1主ステーション20へ送られ、容易に開けられる口開け装置
を備えた包装物が製造される。
【0021】 図3は、第1主ステーション20の全体を示すブロック図である。第2主ステ
ーション20は図示の実施例では、枚葉紙状またはウエブ状の包装ブランクから
完成包装物15を形成、充填、密封する種類の包装・充填機14を含んでいる。
更に、包装・充填機14は、送入端に、事実上閉じられた線に沿って包装ブラン
クをカットする装置16を有しているが、該閉じられた線の寸法、形状、配置は
、完成包装物に設けられた取り出し穴の輪郭と位置に対応する。包装・充填機は
、装置16の後方に、または装置16に接続して、更に装置17を有し、切り込
み線によって画定された包装ブランク部分(コンフェティ)が、該装置17によ
って除去され、包装ブランクの部分貫通穴である取り出し穴が形成される。
【0022】 作業中、ウエブ状包装ブランク13は、包装・充填機14の送入端に配置され
たマガジンリール13"から繰り出され、装置16へ送られる。装置16では、
包装ブランクが、予め印刷された装飾図柄に合致する切り込みと、事実上閉じら
れた線に沿った包装ブランクの折り目線パターンとが形成される。閉じられた線
は、包装ブランクの一方の側から、1つの外側プラスチックコーティング層と紙
層または厚紙層とを貫通し、その下のアルミニウム箔まで延びている。装置16
から、包装ブランクは、更に装置17へ送られ、そこで、切り込み線により画定
された包装ブランク部分が除去され、包装部分の部分貫通取り出し穴が形成され
、次いで、包装壁の取り出し穴を含む口開け装置を備えた充填済みの密封包装物
15の製造に適当な包装・充填機14へ送られる。
【0023】 包装ブランクに取り出し穴用の切り込み線を設けるための装置16は、従来式
の打ち抜き工具でよく、該打ち抜き工具は、包装ブランクを部分貫通する目標深
さまで切り込み線をカットするように構成され、調節されている。 本発明によれば、装置16は、好ましくはレーザ装置である。レーザ装置は、
外側プラスチックコーティングと紙または厚紙のウエブとをカットするが、アル
ミニウム箔はカットしないだけの強度と波長を有するレーザビームを、包装ブラ
ンクの一方の側から包装ブランクに向ける。レーザ装置は、機械式の打ち抜き工
具よりも大きな利点を有している。すなわち、レーザ装置は、包装ブランクを目
標深さまで信頼性をもってカットでき、加えて、迅速かつ容易に任意の寸法や形
状の切り込み線をカットするように切り替え可能であり、しかもこの切り替え操
作のために加工の進行が阻まれることがない。
【0024】 切り込み線により囲まれた包装ブランク部分を除去するための装置17は、真
空源を含むか、真空源に接続されており、該真空源により前記包装ブランク部分
を包装ブランクから自由に吸出されるか、または引き出され、それによって包装
ブランクに部分貫通取り出し穴が形成され、かつ該取り出し穴は、包装部分貫通
の他方の側から無疵または未破開のアルミニウム箔により閉じられている。 本発明によりコンフェティの吸出または引き出しを、より大きな信頼性と効率
をもって行うには、包装ブランクが、除去作業に関連して、関連穴区域内を選択
的に加熱され、それにより紙層または厚紙層とアルミニウム箔との間のシールプ
ラスチックまたは接着剤が完全に又は少なくとも部分的に溶融することで、紙層
または厚紙層とアルミニウム箔との間の接着力が弱まるようにすればよい。
【0025】 包装ブランク13がアルミニウムを有しているので、接着力を弱めるための加
熱は、従来式の誘導加熱素子を用いてアルミニウム箔を誘導加熱することで容易
に実現でき、そのさい、包装ブランクは、誘導加熱素子により急速に関連シール
プラスチックの溶融温度に相応する温度まで、もしくは該溶融温度を僅かに超え
る温度まで加熱される。 既述のように、包装・充填機14には、アプリケータ(図示せず)が、コンフ
ェティ除去装置17と組み合わされるか、または除去装置17のすぐ後方に配置
されるかして備えられ、それにより、部分的に作成された取り出し穴の露出端部
上に別個の口開けストリップまたは類似部材を設けることもできる。あるいはま
た、包装・充填機14は、前記取り出し穴の区域内の露出繊維切り込み縁を被覆
保護するための撥水含浸剤を塗布する装置(図示せず)を含むことができる。
【0026】 最後に、包装・充填機14は、その送出端に配置された装置(図示せず)を備
えるか、または該装置に接続されるかすることもでき、かつまたその装置によっ
て、別個の口開け装置を、完成包装物の包装壁の取り出し穴(多分被覆されてい
る)上に設けることができる。 この目的のための適当な口開け装置は、当業者には周知にものであり、種々異
なる形式や構成のものが可能である。本発明には、アルミニウム箔を含む穴シー
ル部材の破開および/または除去を容易にし得る各種の口開け装置を採用可能で
ある。 図4および図5A〜図5Cには、本発明の方法の特に好適な一実施例が示され
ており、以下でこの実施例を、図4に略示された構成を有する積層包装材料製の
包装ブランクについて説明する。図4および図5に示す等しい構成要素または対
応構成要素には、等しい参照番号が付されている。しかし、ある場合には、関連
構成要素の別個の部分を示すために、参照番号に下つき文字が付されている。
【0027】 図4は、全体を参照番号13で示された積層包装材料製枚葉紙状またはウエブ
状包装ブランクの断面を略示した図である。包装ブランク13は、この実施例の
場合、紙層または厚紙層13aと、該層13aの両面に被着された外側液密コー
ティング13b,13cとを含んでいる。紙層または厚紙層13aと一方の外側
プラスチックコーティング13cとの間には、アルミニウム箔13dが間挿され
、該アルミニウム箔は、酸素ガスバリアとして役立ち、かつ公知の種類のシール
プラスチックまたは接着剤の介在層13eによって紙層または厚紙層13aに接
着されている。紙層または厚紙層13aは、更に印刷インクによる装飾図柄13
fを有し、該図柄は、包装ブランク13の他方の面に被着された外側プラスチッ
クコーティング13bによって被覆されているが、透視可能である。特に図4に
のみ示されているわけではないが、包装ブランク13は、更に、折り作業を容易
にする所望パターンの折り目線や、印刷装飾図柄を整合させる加工関連の制御マ
ーキング、いわゆるバーコードをも備えている。
【0028】 図4に示した構成のウエブ状包装ブランク13は、本発明の好適実施例により
、図5A〜図5Cに略示した形式で加工されることにより、内容物を取り出すた
めに包装壁に設けられた取り出し穴を有する種類の口開け装置を備えた包装物が
製造される。 ウエブ状の包装ブランク13は、包装・充填機14(図3)に配置されたマガ
ジンリール13"から繰り出され、レーザ装置16へ送られ、レーザ装置16が
、調節可能な波長および強度のレーザビーム20(図5A)を、通過する積層包
装材料13の一方の面に照射することにより、包装壁に設けられた取り出し穴の
所望開口輪郭に対応する線に沿って切り込みを入れる。レーザビーム20の波長
および強度を適切に設定することにより、レーザビーム20は、外側プラスチッ
クコーティング13bと紙層または厚紙層13aとを貫通して焼き切るか、また
は切断するが、その下のアルミニウム箔13dは残されたままである。調節可能
なレーザビームを有するこのレーザ装置は、当業者には周知なので、ここではこ
れ以上詳説する必要はなかろう。
【0029】 このように切り込みを入れた包装ブランク13は、次いで、コンフェティ除去
装置17(図3)へ送られ、該装置により、切り込み線22により画定された包
装ブランク部分21が真空による吸出または引き出し(図5Cの矢印)により除
去され、これによって、包装ブランク13を部分的に貫通する取り出し穴が形成
され、かつ外側プラスチックコーティング13cを含む包装ブランク13の未破
開アルミニウム箔13dにより下から閉じられる。 吸出または引き出しにより包装ブランク13から部分21の確実な除去を容易
にするために、包装ブランクは、この吸出または引き出し作業の直前または該作
業と関連して、図5Bに示すように、誘導加熱素子24によって選択的に誘導加
熱される。該誘導加熱素子は、アルミニウム箔13dを、シールプラスチック層
または他の適当な接着剤層13eを融解または軟化させるのに適当な温度まで直
接加熱する。この誘導加熱の結果、包装ブランク内に存在する湿分(約5〜7%
)がアルミニウム箔13dの方へ押し下げられ、アルミニウム箔のところで逆進
し、いわゆる火ぶくれ現象によって包装ブランク13からのコンフェティ部分2
1の解離を補助する。
【0030】 本発明の方法により、レーザによる切断と、包装ブランクの選択区域内を同時
加熱する間に吸出または引き出しによる除去とを組み合わせることにより、独特
の利点が得られる。すなわち、走行する包装用ウエブに、包装ブランクに予め印
刷した装飾図柄と折り目線とに整合するように切断用レーザビームを案内するた
めの何ら複雑な特別の設備なしに適用できる点である。加えて、本発明の方法は
、包装ウエブの効率的かつ迅速な加工を保証すると同時に、作業の進行中に様々
な種類および形状の取り出し穴に適応できる固有の性能を有し、しかもそうした
切り替え操作のために包装ウエブを停止させたり、作業を別様に妨げたりするこ
ともない。
【0031】 以上の説明から本発明が既述の目的および必要を満足させ、かつ従来の設備を
用いて簡単で効率的な形式で口開け装置を備えた包装物の製造に寄与することが
分かるだろう。本発明を、特に、酸素ガスバリアとして役立つアルミニウム箔を
有する包装ブランクについて説明したが、本発明は、言うまでもなくそのような
包装ブランクのみに限定されるものではない。包装ブランクは、アルミニウム箔
の代わりに、真空蒸着により被着させたアルミニウムコーティングを有していて
もよい。当業者には、更に、特許請求の範囲で定義された本発明の構想を逸脱す
ることなしに、アルミニウム以外の金属も酸素ガスバリアとして使用できること
が理解できるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を実施する第1と第2の主ステーションを示す略示ブロック
図。
【図2】 ウエブ状包装ブランクに装飾図柄と折り目線パターンを設けるための第1主ス
テーションを示すブロック図。
【図3】 包装・充填機を含む第2主ステーションを示すブロック図。
【図4】 積層材料製の包装ブランクの略示断面図。
【図5A】 包装ブランクに取り出し穴用の切り込みを入れるレーザビームを示す図。
【図5B】 除去すべき包装ブランク部分を誘導加熱することで除去し易くする形式を示す
図。
【図5C】 除去すべき包装ブランク部分が真空により吸出される形式を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E075 AA07 BA41 BB02 BB14 BB22 CA02 DB07 DB16 DB32 GA02 3E086 AB01 AC06 AC31 AC33 AC40 AD02 BA04 BA13 BA14 BA24 BB05 BB61 BB62 CA01 DA08 4F100 AB01C AB10 AB33C AK01B AK01D BA03 BA04 BA10B BA10C BA10D DG10A EH46C GB15 GB16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口開け装置を有する包装容器、それも内容物を取り出すため
    の取り出し穴(23)を包装壁に備えた種類の包装容器を製造する方法であって
    、該方法が、 紙または厚紙のウエブ(13a)の一方の面には、液密プラスチックコーティ
    ング(13b)を被着し、他方の面には、金属箔(13d)または金属コーティ
    ングを被着する段階を含み、該金属箔または金属コーティングが、シールプラス
    チックまたは他の適当な接着剤の層(13e)を介して、紙または厚紙のウエブ
    に接着され、酸素ガスバリアとして役立ち、更に前記方法が、 このようにコーティングされた紙または厚紙のウエブに、取り出し準備穴(2
    3)を作成した後、該穴を備えた包装ブランク(13)を再形成して、口開け装
    置を備えた個別包装物(15)を製造する段階を含む形式のものにおいて、 前記取り出し準備穴(23)が、完成包装物の各穴(23)の寸法、形状、位
    置に対応する事実上閉じた線に沿って、ウエブの一方の面から、外側プラスチッ
    クコーティング(13b)と紙または板紙の層(13a)は貫通するが、その下
    の金属箔(13d)または金属コーティングは貫通しないように、ウエブ内に先
    ず切断または焼き切りによって切り込みを入れることで、コーティングされた紙
    または厚紙のウエブ(13)を部分的にのみ貫通して作成され、次いで、切り込
    み線(22)の内側に位置する包装ブランク部分(21)を除去し、それによっ
    て取り出し穴(23)が形成され、該取り出し穴が、ウエブの他方の面からは、
    未破開または無疵の金属箔(13d)または金属コーティングによって閉じられ
    ることを特徴とする、包装を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記切り込み線(22)の内側に位置する、包装ブランク(
    13)の部分(21)が、真空により包装ブランクから吸出されるか、または引
    き出されることを特徴とする、請求項1に記載された方法。
  3. 【請求項3】 包装ブランク(13)が、切り込み線(22)によって画定
    された部分(21)の区域内を、包装ブランク(13)からの該部分の除去直前
    および/または除去と関連して、選択的に加熱されることを特徴とする、請求項
    1または請求項2に記載された方法。
  4. 【請求項4】 包装ブランク(13)の前記選択的加熱が、包装ブランクの
    金属箔(13d)または金属コーティングの誘導加熱により実現される、請求項
    3に記載された方法。
  5. 【請求項5】 シールプラスチックまたは他の接着剤の層(13e)が全体
    的に、または少なくとも部分的に溶融する温度まで、前記包装ブランク(13)
    が加熱されることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載された方法。
  6. 【請求項6】 前記包装ブランク(13)が、包装ブランクの金属箔(13
    d)または金属コーティングまでは切り下げられるが、金属箔または金属コーテ
    ィングは切り込まれないように、適応させた波長および強度のレーザ(20)に
    より切断されることを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか1項に
    記載された方法。
  7. 【請求項7】 前記包装ブランク(13)が、包装物(15)に再形成され
    る前に、部分的に作成された取り出し穴(23)上に別個の引きちぎり口開けス
    トリップを備えていることを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか
    1項に記載された方法。
  8. 【請求項8】 製造された包装物(15)が、その外側に、それも作成され
    た取り出し穴(23)の区域に、別個の口開け装置を備えていることを特徴とす
    る、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された方法。
  9. 【請求項9】 口開け装置を備え、かつ包装壁に設けられた内容物取り出し
    穴(23)を有する種類の包装物において、 該包装物が、紙または厚紙の層(13a)を含む包装材料から製造され、該紙
    または厚紙の層が、包装物の外面に、液密プラスチックコーティング(13b)
    を有し、包装物の内面には、酸素ガスバリアとして役立つ金属箔(13d)また
    は金属コーティングを有しており、また包装壁に設けられた取り出し穴(23)
    が、包装材料の未破開または無疵の金属箔または金属コーティングによって内側
    から閉じられていることを特徴とする包装物。
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