JP2003508972A - ライフライン・パケット音声電話用高機能回線カードおよびパケット化用cpe - Google Patents
ライフライン・パケット音声電話用高機能回線カードおよびパケット化用cpeInfo
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- H04M11/00—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
- H04M11/06—Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
- H04M11/062—Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors using different frequency bands for speech and other data
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- H04L12/00—Data switching networks
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
CPE(顧客宅内設備)(62)の障害時に回線カード(66)が音声通信信号をデジタル化およびパケット化する、音声およびデータ通信システム(60)。このシステムは、CPE(62)をネットワーク(12および32)と結合させる回線カード(66)を備える。さらに、本発明は、音声信号を音声ネットワーク(12)およびデータ・ネットワーク(32)の一方または双方に送ることができるシステムを提供する。
Description
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、1999年9月1日出願のカナダ特許出願第2,281,356号
からの優先権を主張する。
からの優先権を主張する。
【0002】
(発明の背景)
本発明は一般に、デジタル加入者回線(DSL)の分野に関し、詳細にはパケ
ット式音声アクセス・システムに関する。
ット式音声アクセス・システムに関する。
【0003】
電話サービスは通常公衆交換電話網(PSTN)によって提供されている。P
STNは、様々なトランスポート媒体およびトランスポート・フォーマット(P
STNトランスポート・ネットワーク)で相互接続され、ツイスト・ペア・ルー
プ・ワイアによって加入者宅にある電話端末に接続された複数の電話交換機を含
んでいる。
STNは、様々なトランスポート媒体およびトランスポート・フォーマット(P
STNトランスポート・ネットワーク)で相互接続され、ツイスト・ペア・ルー
プ・ワイアによって加入者宅にある電話端末に接続された複数の電話交換機を含
んでいる。
【0004】
図1に、番号10で一般に示した従来の回線交換式電話ネットワークを示す。
この例では、PSTNトランスポート・ネットワーク12は、電話交換機14と
相互接続している。この交換機は、POTS回線カード16を介して、個々のツ
イスト・ペア・ループ18および電話端末20とインタフェースする。典型的な
家庭用電話サービスの場合には、POTS回線カード16は、加入者宅に接続さ
れた電話端末20を動作させるのに必要ないくつかの機能を持っている。これら
の機能は通常、BORSCHTと総称されており、通常以下のものを含むが、そ
れだけに限定されるものではない。 バッテリ:電力を供給する。 過電圧:環境的に発生した過電圧から回線カードを保護する。 呼出信号:電話端末受信機を起動させる信号を供給する。 監視:加入者の電話受信機の受話器が置かれているか外されているかを検出す
る。 符号化:アナログ・ループ信号をデジタル表現に変換する。 ハイブリッド:受信信号を送信信号から分離する。 終端:回線カード上の必要な標準の電気インピーダンスでループを終端する。
この例では、PSTNトランスポート・ネットワーク12は、電話交換機14と
相互接続している。この交換機は、POTS回線カード16を介して、個々のツ
イスト・ペア・ループ18および電話端末20とインタフェースする。典型的な
家庭用電話サービスの場合には、POTS回線カード16は、加入者宅に接続さ
れた電話端末20を動作させるのに必要ないくつかの機能を持っている。これら
の機能は通常、BORSCHTと総称されており、通常以下のものを含むが、そ
れだけに限定されるものではない。 バッテリ:電力を供給する。 過電圧:環境的に発生した過電圧から回線カードを保護する。 呼出信号:電話端末受信機を起動させる信号を供給する。 監視:加入者の電話受信機の受話器が置かれているか外されているかを検出す
る。 符号化:アナログ・ループ信号をデジタル表現に変換する。 ハイブリッド:受信信号を送信信号から分離する。 終端:回線カード上の必要な標準の電気インピーダンスでループを終端する。
【0005】
実装形態の詳細は異なるが、通常、B、O、R、S、T機能は、アナログ・フ
ロント・エンド22内に存在し、C、H、T機能は音声エンジン24内に存在す
る。回線カード16は無停電電源装置26から電話端末20に電力を供給する。
電源26は、物理的に電話中央局内に位置し、中央局(CO)バッテリと呼ばれ
ている。COバッテリ・プラントは、全面的な停電の場合でも、従来の電話端末
20に電力を供給するように設計されサイズ設定される。したがって、電話サー
ビスは、高度な可用性、すなわち「ライフライン」POTSと呼ばれるサービス
等級を特徴とする。一般に、回線カード16は、ツイスト・ペア・ループ18お
よび電話20に、48Vで30mAまでの電流を供給することができる。しかし
、厳密な電流値は、ツイスト・ペア・ループ18および電話端末20の合成電気
抵抗に依存する。厳密な電流の限界値は、実装形態に依存し、20mAから35
mAの範囲である。
ロント・エンド22内に存在し、C、H、T機能は音声エンジン24内に存在す
る。回線カード16は無停電電源装置26から電話端末20に電力を供給する。
電源26は、物理的に電話中央局内に位置し、中央局(CO)バッテリと呼ばれ
ている。COバッテリ・プラントは、全面的な停電の場合でも、従来の電話端末
20に電力を供給するように設計されサイズ設定される。したがって、電話サー
ビスは、高度な可用性、すなわち「ライフライン」POTSと呼ばれるサービス
等級を特徴とする。一般に、回線カード16は、ツイスト・ペア・ループ18お
よび電話20に、48Vで30mAまでの電流を供給することができる。しかし
、厳密な電流値は、ツイスト・ペア・ループ18および電話端末20の合成電気
抵抗に依存する。厳密な電流の限界値は、実装形態に依存し、20mAから35
mAの範囲である。
【0006】
データ通信の爆発的な成長につれて、マルチ・サービス・データ・ネットワー
ク(MSDN)が発展してきており、今ではPSTNトランスポート・ネットワ
ークより多くの帯域幅を有し、より急激に成長している。パケットまたはセルと
して知られる多数のビットの集合体を経路指定および切り換えるプロトコルおよ
びネットワーク・エレメントをより容易にサポートできるデータ通信ネットワー
クが開発されている。基本的に、各パケット/セルはそれぞれ独立に、ルータと
呼ばれる装置により、各パケットまたはセル内に格納された宛先アドレスに基づ
いて異なる宛先に経路指定すなわち切り換えることができる。これは、パケット
交換ネットワーキングと呼ばれる。パケット・ストリームが、音声会話のデジタ
ル表現を含む場合、これらのパケットの経路指定は、従来の回線交換式電話交換
と類似した機能となる。音声という用語は総称的に使用されており、ファックス
や従来のモデム等など他のアナログ伝送を含むように、その定義を拡張すること
ができることに留意されたい。以下の説明では、パケットとセルは類似のエンテ
ィティであることを理解されたい。別段の指示がない限り、説明の一般性を限定
することなく、パケットとセルは交換可能かつ個別に使用することができる。V
oIP(Voice over IP)とVoATM(Voice over
ATM)という用語も同様の取り扱いをすることができる。
ク(MSDN)が発展してきており、今ではPSTNトランスポート・ネットワ
ークより多くの帯域幅を有し、より急激に成長している。パケットまたはセルと
して知られる多数のビットの集合体を経路指定および切り換えるプロトコルおよ
びネットワーク・エレメントをより容易にサポートできるデータ通信ネットワー
クが開発されている。基本的に、各パケット/セルはそれぞれ独立に、ルータと
呼ばれる装置により、各パケットまたはセル内に格納された宛先アドレスに基づ
いて異なる宛先に経路指定すなわち切り換えることができる。これは、パケット
交換ネットワーキングと呼ばれる。パケット・ストリームが、音声会話のデジタ
ル表現を含む場合、これらのパケットの経路指定は、従来の回線交換式電話交換
と類似した機能となる。音声という用語は総称的に使用されており、ファックス
や従来のモデム等など他のアナログ伝送を含むように、その定義を拡張すること
ができることに留意されたい。以下の説明では、パケットとセルは類似のエンテ
ィティであることを理解されたい。別段の指示がない限り、説明の一般性を限定
することなく、パケットとセルは交換可能かつ個別に使用することができる。V
oIP(Voice over IP)とVoATM(Voice over
ATM)という用語も同様の取り扱いをすることができる。
【0007】
図2は、音声パケット化技術を使用して、MSDNを従来の電話に相互接続す
るネットワーク構成、すなわちパケット交換式音声アクセス・ネットワーク30
を示す。マルチ・サービス・データ・ネットワーク32は、多数のDSL回線カ
ード36からのデータ・ストリームを多重化する、様々なデジタル加入者ループ
・アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)34の間でパケット/セルを相互接
続し経路指定する。各DSL回線カード36は、DSL顧客宅内設備(CPE)
とインタフェースし、ツイスト・ペア・ループ18を介してDSL CPEと通
信する。DSL CPEは、独立型で、コンピュータ(図示せず)などパケット
/セルのデータのソースに接続されたものでもよく、コンピュータの内部のDS
Lネットワーク・インターフェース・カード(DSL NIC)(図示せず)で
もよく、またCPE、本明細書では音声パケット化用CPE38でもよい。DS
L回線カード36は、POTS信号を搬送するのに通常よく使用されるツイスト
・ペア・ループ18に、デジタル・ビット・ストリームを表す信号を印加する複
数の方法のどれを使用しても通信することができる。これらの方法には、ADS
L(非対称DSL)、SDSL(対称DSL)、HDSL(高速DSL)、VD
SL(超高速DSL)、ISDN(サービス統合デジタル通信網)、MVL(M
ultiple Virtual Lines:多重仮想回線)、またはCAP
(Carrierless Amplitude/Phase:無搬送波振幅/
位相)などと一般に呼ばれる方法またはサービスがあるが、それだけに限定され
ない。
るネットワーク構成、すなわちパケット交換式音声アクセス・ネットワーク30
を示す。マルチ・サービス・データ・ネットワーク32は、多数のDSL回線カ
ード36からのデータ・ストリームを多重化する、様々なデジタル加入者ループ
・アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)34の間でパケット/セルを相互接
続し経路指定する。各DSL回線カード36は、DSL顧客宅内設備(CPE)
とインタフェースし、ツイスト・ペア・ループ18を介してDSL CPEと通
信する。DSL CPEは、独立型で、コンピュータ(図示せず)などパケット
/セルのデータのソースに接続されたものでもよく、コンピュータの内部のDS
Lネットワーク・インターフェース・カード(DSL NIC)(図示せず)で
もよく、またCPE、本明細書では音声パケット化用CPE38でもよい。DS
L回線カード36は、POTS信号を搬送するのに通常よく使用されるツイスト
・ペア・ループ18に、デジタル・ビット・ストリームを表す信号を印加する複
数の方法のどれを使用しても通信することができる。これらの方法には、ADS
L(非対称DSL)、SDSL(対称DSL)、HDSL(高速DSL)、VD
SL(超高速DSL)、ISDN(サービス統合デジタル通信網)、MVL(M
ultiple Virtual Lines:多重仮想回線)、またはCAP
(Carrierless Amplitude/Phase:無搬送波振幅/
位相)などと一般に呼ばれる方法またはサービスがあるが、それだけに限定され
ない。
【0008】
音声パケット化用CPE38は、通常の電話端末20からのアナログ信号を、
DSL信号の形で加入者宅からのツイスト・ペア・ループ18を介して搬送する
のに適した音声パケットまたはセルに変換する。従来の電話端末20を動作させ
るために、音声パケット化用CPE38は、従来の電話交換POTS回線カード
16に付随する機能の大部分を音声エンジン42およびアナログ・フロント・エ
ンド44に含めていた。対応するPOTS回線カード・ブロックとの具体的な違
いには、μ変換則またはA変換則でなく16ビット線形デジタル表現に符号化す
ること、電話端末に48Vでなく24Vの電力を供給すること、回線過電圧に対
する堅牢性が低下することなどが含まれよう。こうした差異は、以下で説明する
機能の性質または重要性には影響を与えない。VoIP(Voice over
Internet Protocol)またはVoATM(Voice ov
er Asynchronous Transfer Mode)のエンジン4
6は、音声エンジン42から受け取るデジタル化した音声ストリームのビット・
レートを低下させる回路およびアルゴリズムを含むこともある。VoIP/Vo
ATMエンジン46は、低下したビット・レートのストリームを処理してパケッ
トまたはセルにし、符号化およびパケット化操作によって生じる遅延の主観的可
聴影響を削減させるエコー消去機能をも含むことができる。これらの機能は通常
、ITU勧告H.323、G.168または同様の規格を具体化したもの、また
は同様のアルゴリズムを含むことができる1組のプロトコルを実装する。VoI
P/VoATMエンジン46から生成されたパケット/セルのストリームは、D
SLモデム40を使って、DSLAM34との間で送受信される。DSLモデム
40は、ITU勧告G.992.1(「フル・レートADSL」)またはG.9
92.2(「ADSL lite」)など、様々なデジタル加入者ループ規格の
いずれも実装することができる。
DSL信号の形で加入者宅からのツイスト・ペア・ループ18を介して搬送する
のに適した音声パケットまたはセルに変換する。従来の電話端末20を動作させ
るために、音声パケット化用CPE38は、従来の電話交換POTS回線カード
16に付随する機能の大部分を音声エンジン42およびアナログ・フロント・エ
ンド44に含めていた。対応するPOTS回線カード・ブロックとの具体的な違
いには、μ変換則またはA変換則でなく16ビット線形デジタル表現に符号化す
ること、電話端末に48Vでなく24Vの電力を供給すること、回線過電圧に対
する堅牢性が低下することなどが含まれよう。こうした差異は、以下で説明する
機能の性質または重要性には影響を与えない。VoIP(Voice over
Internet Protocol)またはVoATM(Voice ov
er Asynchronous Transfer Mode)のエンジン4
6は、音声エンジン42から受け取るデジタル化した音声ストリームのビット・
レートを低下させる回路およびアルゴリズムを含むこともある。VoIP/Vo
ATMエンジン46は、低下したビット・レートのストリームを処理してパケッ
トまたはセルにし、符号化およびパケット化操作によって生じる遅延の主観的可
聴影響を削減させるエコー消去機能をも含むことができる。これらの機能は通常
、ITU勧告H.323、G.168または同様の規格を具体化したもの、また
は同様のアルゴリズムを含むことができる1組のプロトコルを実装する。VoI
P/VoATMエンジン46から生成されたパケット/セルのストリームは、D
SLモデム40を使って、DSLAM34との間で送受信される。DSLモデム
40は、ITU勧告G.992.1(「フル・レートADSL」)またはG.9
92.2(「ADSL lite」)など、様々なデジタル加入者ループ規格の
いずれも実装することができる。
【0009】
音声パケット化用CPE38内に含まれる回路は、回線カード36によって通
常提供できる電力より多い電力を必要とするので、通常、ローカルの商用交流電
力から電力を取り出す電源48によって給電される。局所的停電により、商用交
流電力が遮断される場合、商用交流電力が回復するまで、音声パケット化用CP
Eを使った通信を行うことはできない。このことは、停電においても利用可能な
電話サービスに慣れた加入者にとって、特に生命や安全が脅かされる緊急事態の
場合には問題となる。局所的な商用交流電力の停電の際に、短時間、交流電力を
供給することができる無停電交流電源(UPS)が市販されている。しかし、ロ
ーカルUPSの欠点は、購入に費用がかかること、こうした装置が電力を供給で
きる時間が限られていること、さらに停電の際に稼働することを保証するために
保守を定期的に行う必要があることである。
常提供できる電力より多い電力を必要とするので、通常、ローカルの商用交流電
力から電力を取り出す電源48によって給電される。局所的停電により、商用交
流電力が遮断される場合、商用交流電力が回復するまで、音声パケット化用CP
Eを使った通信を行うことはできない。このことは、停電においても利用可能な
電話サービスに慣れた加入者にとって、特に生命や安全が脅かされる緊急事態の
場合には問題となる。局所的な商用交流電力の停電の際に、短時間、交流電力を
供給することができる無停電交流電源(UPS)が市販されている。しかし、ロ
ーカルUPSの欠点は、購入に費用がかかること、こうした装置が電力を供給で
きる時間が限られていること、さらに停電の際に稼働することを保証するために
保守を定期的に行う必要があることである。
【0010】
さらに、従来のパケット・ベース・ネットワークにおいて、ライフライン・パ
ケット音声サービスを実施するには、3個までの別々の装置、すなわちDSLA
M、デジタル・ループ集信装置などのPOTSアクセス装置、およびゲートウェ
イが必要となる。ゲートウェイは、ネットワーク装置の1品目であり、PSTN
とMSDNの間で音声信号、シグナリング信号、およびプロトコルの変換と媒介
を行う。3個の別々の装置が必要となるということは、全体のネットワークおよ
び装置の複雑さが増大し、サービス提供および保守も複雑になることである。
ケット音声サービスを実施するには、3個までの別々の装置、すなわちDSLA
M、デジタル・ループ集信装置などのPOTSアクセス装置、およびゲートウェ
イが必要となる。ゲートウェイは、ネットワーク装置の1品目であり、PSTN
とMSDNの間で音声信号、シグナリング信号、およびプロトコルの変換と媒介
を行う。3個の別々の装置が必要となるということは、全体のネットワークおよ
び装置の複雑さが増大し、サービス提供および保守も複雑になることである。
【0011】
上記の欠点の少なくとも一部をなくし、または軽減する機構が求められている
。
。
【0012】
(発明の概要)
本発明によれば、CPE(顧客宅内設備)の故障があっても回線カードが音声
通信信号をデジタル化およびパケット化する音声およびデータ通信システムが提
供される。このシステムは、ネットワークをCPEと結合する回線カードを備え
る。この回線カードは、 回線カードをCPEに結合するアナログ・フロント・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 デジタル化された音声信号をパケット化するパケタイザと、 パケットを伝送するモデムと、 回線カードを少なくとも1つのネットワークに結合するシステム・インターフ
ェースとを備える。
通信信号をデジタル化およびパケット化する音声およびデータ通信システムが提
供される。このシステムは、ネットワークをCPEと結合する回線カードを備え
る。この回線カードは、 回線カードをCPEに結合するアナログ・フロント・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 デジタル化された音声信号をパケット化するパケタイザと、 パケットを伝送するモデムと、 回線カードを少なくとも1つのネットワークに結合するシステム・インターフ
ェースとを備える。
【0013】
さらに、本発明は、音声信号を音声ネットワーク(すなわちPSTN)および
データ・ネットワーク(すなわちMSDN)のいずれかまたは双方に送ることが
できるシステムを提供する。このシステムは、 回線カードを電話に結合するアナログ・フロント・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 デジタル化された音声信号をパケット化するパケタイザと、 デジタル化された信号をデータ・ネットワークに伝送するモデムと、 回線カードを音声ネットワークおよびデータ・ネットワークに結合するシステ
ム・インタフェースと、 音声信号の宛先を制御するコントローラとを含む回線カードを備える。
データ・ネットワーク(すなわちMSDN)のいずれかまたは双方に送ることが
できるシステムを提供する。このシステムは、 回線カードを電話に結合するアナログ・フロント・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 デジタル化された音声信号をパケット化するパケタイザと、 デジタル化された信号をデータ・ネットワークに伝送するモデムと、 回線カードを音声ネットワークおよびデータ・ネットワークに結合するシステ
ム・インタフェースと、 音声信号の宛先を制御するコントローラとを含む回線カードを備える。
【0014】
本発明は、特定の実施形態についての以下の説明および添付図面を参照すれば
、よりよく理解されるであろう。
、よりよく理解されるであろう。
【0015】
(特定の実施形態の説明)
便宜上、図面内の同じ構造は、同じ数字を使って表している。
【0016】
図3は、全体的に数字60で表した、本発明によるライフライン・パケット式
音声アクセス・システムを示す。システム60により、以下で説明するライフラ
イン・パケット化用音声(LPV)CPE62、または従来のアナログ電話端末
20を用いて、パケット式音声電話向けにライフライン級のサービスを提供する
ことができる。
音声アクセス・システムを示す。システム60により、以下で説明するライフラ
イン・パケット化用音声(LPV)CPE62、または従来のアナログ電話端末
20を用いて、パケット式音声電話向けにライフライン級のサービスを提供する
ことができる。
【0017】
LPV CPE62は、前に説明し、図2に示したように、従来の音声パケッ
ト化用CPE38を備する機能ブロックを含む。詳細には、DSLモデム40、
VoIPまたはVoATMエンジン46、音声エンジン42、アナログ・フロン
ト・エンド44、さらに電源48を備える。加えて、LPV CPEは、任意選
択のPOTSスプリッタ78を備え、それによって電話端末20をリレイ80を
介してツイスト・ペア18に接続させることができる。リレイ80の共通接点が
電話端末20に接続され、常閉接点がPOTSスプリッタ78に接続されている
。リレイは、音声パケット化用CPE内のDSLモデム40からのDSL同期検
出信号76によって付勢される。
ト化用CPE38を備する機能ブロックを含む。詳細には、DSLモデム40、
VoIPまたはVoATMエンジン46、音声エンジン42、アナログ・フロン
ト・エンド44、さらに電源48を備える。加えて、LPV CPEは、任意選
択のPOTSスプリッタ78を備え、それによって電話端末20をリレイ80を
介してツイスト・ペア18に接続させることができる。リレイ80の共通接点が
電話端末20に接続され、常閉接点がPOTSスプリッタ78に接続されている
。リレイは、音声パケット化用CPE内のDSLモデム40からのDSL同期検
出信号76によって付勢される。
【0018】
通常の条件下、すなわちライフライン・パケット化用CPEへの商用交流電力
が存在し、DSLモデムがツイスト・ペア・ループ上の有効DSL信号に同期さ
れているときには、DSL同期検出信号はアサートされ、リレイ80を付勢する
。リレイ80が付勢されると、共通接点はリレイの常開接点に接続される。した
がって、電話端末20は音声パケット化用CPE38に接続され、それによって
DSL信号の形のデジタル・パケット/セル・ストリームがLPV回線カード6
6のDSLモデム35を通ってMSDN32に送られ、音声通信が行える。
が存在し、DSLモデムがツイスト・ペア・ループ上の有効DSL信号に同期さ
れているときには、DSL同期検出信号はアサートされ、リレイ80を付勢する
。リレイ80が付勢されると、共通接点はリレイの常開接点に接続される。した
がって、電話端末20は音声パケット化用CPE38に接続され、それによって
DSL信号の形のデジタル・パケット/セル・ストリームがLPV回線カード6
6のDSLモデム35を通ってMSDN32に送られ、音声通信が行える。
【0019】
しかし、ライフライン・パケット化用CPE62へのローカル電力に障害が生
じ、あるいは音声パケット化用CPE38のDSLモデム40構成要素が有効D
SL信号を検出しない場合、DSL同期検出信号75が消え、リレイ80を消勢
する。したがって、電話端末20は、リレイ80の常閉接点およびPOTSスプ
リッタ78を介してツイスト・ペア・ループ18に接続される。この状態では、
電話端末は、(POTSスプリッタ78を介して)ツイスト・ペアに直接接続さ
れ、ライフライン・パケット音声回線カード(LPVLC)68上のブロードバ
ンド・アナログ・フロント・エンド(BAFE)72を介してCOバッテリから
給電される。回線カード66上の音声エンジン24とVoIP/VoATMエン
ジン46を介してパケット化用音声回線カード方式で音声通信が行われる。
じ、あるいは音声パケット化用CPE38のDSLモデム40構成要素が有効D
SL信号を検出しない場合、DSL同期検出信号75が消え、リレイ80を消勢
する。したがって、電話端末20は、リレイ80の常閉接点およびPOTSスプ
リッタ78を介してツイスト・ペア・ループ18に接続される。この状態では、
電話端末は、(POTSスプリッタ78を介して)ツイスト・ペアに直接接続さ
れ、ライフライン・パケット音声回線カード(LPVLC)68上のブロードバ
ンド・アナログ・フロント・エンド(BAFE)72を介してCOバッテリから
給電される。回線カード66上の音声エンジン24とVoIP/VoATMエン
ジン46を介してパケット化用音声回線カード方式で音声通信が行われる。
【0020】
複数のライフライン・パケット音声回線カード(LPVLC)66が、適当な
アクセス装置68内に内蔵されている。装置68は、デジタル・ループ・キャリ
ア・システム、音声可能(voice−capable)DSLAM、データ可
能(data−capable)デジタル電話交換機などとすることができる。
アクセス装置68内に内蔵されている。装置68は、デジタル・ループ・キャリ
ア・システム、音声可能(voice−capable)DSLAM、データ可
能(data−capable)デジタル電話交換機などとすることができる。
【0021】
ライフライン・パケット音声回線カード66は、アナログ電話端末およびDS
LベースCPEとインターフェースする回路を内蔵している。システム・インタ
ーフェース70は、公衆交換電話網(PSTN)12およびマルチ・サービス・
データ・ネットワーク(MSDN)32とインターフェースする回路を内蔵して
いる。ここで述べるインターフェースは、図1および図2に示したそれぞれのイ
ンターフェースと概念的に同じものである。音声エンジン24およびDSLモデ
ム35は、図1および図2にそれぞれのブロックで示したタイプのものでよい。
ブロードバンド・アナログ・フロント・エンド72は、図1のPOTS回線カー
ドの音声専用アナログ・フロント・エンド22と、図2のDSL回線カードのD
SLフロント・エンド37の機能を兼ね備える。ブロードバンド・フロント・エ
ンド72は、全帯域幅にわたって、音声とDSL信号の両方をサポートするのに
必要なB、O、R、S、およびT機能を提供し、終端インピーダンス、駆動レベ
ル、線形性、およびループ給電に関する、DSLおよびPOTSインターフェー
ス・タイプの異なる要件を満たす。
LベースCPEとインターフェースする回路を内蔵している。システム・インタ
ーフェース70は、公衆交換電話網(PSTN)12およびマルチ・サービス・
データ・ネットワーク(MSDN)32とインターフェースする回路を内蔵して
いる。ここで述べるインターフェースは、図1および図2に示したそれぞれのイ
ンターフェースと概念的に同じものである。音声エンジン24およびDSLモデ
ム35は、図1および図2にそれぞれのブロックで示したタイプのものでよい。
ブロードバンド・アナログ・フロント・エンド72は、図1のPOTS回線カー
ドの音声専用アナログ・フロント・エンド22と、図2のDSL回線カードのD
SLフロント・エンド37の機能を兼ね備える。ブロードバンド・フロント・エ
ンド72は、全帯域幅にわたって、音声とDSL信号の両方をサポートするのに
必要なB、O、R、S、およびT機能を提供し、終端インピーダンス、駆動レベ
ル、線形性、およびループ給電に関する、DSLおよびPOTSインターフェー
ス・タイプの異なる要件を満たす。
【0022】
VoIPまたはVoATMエンジン46は、前に説明し、図2の音声パケット
化用CPE38中に示したタイプの機能を実行する。エンジン46は、デジタル
化された音声を音声エンジン24から取り出し、圧縮、パケット化、および任意
選択でエコー消去を実行する。得られた音声パケットは、システム・インターフ
ェース70に送られ、そこでDSLモデム・ブロック35からのパケット/セル
・ストリームとマージされる。このマージ機能は、LPVLC、またはアクセス
装置68の別の場所に実装することができる。このマージングは、マージ・コン
トローラ74によって制御され、マージ信号を生成する。マージ信号75は、音
声エンジン24、VoIPエンジン46、およびシステム・インターフェース7
0のブロックに送信される。マージ・コントローラ74は、以下で説明する複数
のモードで動作するように構成することができる。マージ制御信号75が連続し
てアサートされる場合、システムはパケット化用音声モードとなり、回線カード
66は、従来の音声端末20を給電しながら、音声信号をパケット化し、得られ
たパケット・ストリームをMSDNに送ることができる。マージ制御信号75が
連続して取り消される場合、このシステムは、POTS専用モードまたはパケッ
ト化用CPE専用モードになり、回線カード66は、音声信号をパケット化する
ことはできない。しかし、マージ制御信号75はまた、加入者CPEから発信さ
れる有効DSL信号が検出される時はいつでも、DSLモデム35によって生成
されたDSL Synch Detect信号76に応答することができる。本
発明によれば、恐らく商用電力の停電のためにCPEが全く機能しないとき、回
線カードは、従来の電話端末に給電しながら、音声信号をパケット化し、得られ
たパケット・ストリームをMSDNに送る。
化用CPE38中に示したタイプの機能を実行する。エンジン46は、デジタル
化された音声を音声エンジン24から取り出し、圧縮、パケット化、および任意
選択でエコー消去を実行する。得られた音声パケットは、システム・インターフ
ェース70に送られ、そこでDSLモデム・ブロック35からのパケット/セル
・ストリームとマージされる。このマージ機能は、LPVLC、またはアクセス
装置68の別の場所に実装することができる。このマージングは、マージ・コン
トローラ74によって制御され、マージ信号を生成する。マージ信号75は、音
声エンジン24、VoIPエンジン46、およびシステム・インターフェース7
0のブロックに送信される。マージ・コントローラ74は、以下で説明する複数
のモードで動作するように構成することができる。マージ制御信号75が連続し
てアサートされる場合、システムはパケット化用音声モードとなり、回線カード
66は、従来の音声端末20を給電しながら、音声信号をパケット化し、得られ
たパケット・ストリームをMSDNに送ることができる。マージ制御信号75が
連続して取り消される場合、このシステムは、POTS専用モードまたはパケッ
ト化用CPE専用モードになり、回線カード66は、音声信号をパケット化する
ことはできない。しかし、マージ制御信号75はまた、加入者CPEから発信さ
れる有効DSL信号が検出される時はいつでも、DSLモデム35によって生成
されたDSL Synch Detect信号76に応答することができる。本
発明によれば、恐らく商用電力の停電のためにCPEが全く機能しないとき、回
線カードは、従来の電話端末に給電しながら、音声信号をパケット化し、得られ
たパケット・ストリームをMSDNに送る。
【0023】
したがって、本発明のライフライン・パケット音声回線カード66は、図1に
示した従来のPOTS回線カードの機能、または図2に示したDSL回線カード
の機能を実行することが可能である。DSL回線カード36として動作する場合
、ライフライン・パケット音声回線カード66は、音声パケット化をCPEで実
行する、従来の定義によるVoIP/VoATMシステムの一部とすることがで
きる。こうしたシステム内のアクセス装置68は、VoIPまたはVoATMス
トリーム内のパケットまたはセルの内容を処理または変更せず、単にVoIPま
たはVoATMストリームを加入者からMSDN32に適切にトランスポートす
る。
示した従来のPOTS回線カードの機能、または図2に示したDSL回線カード
の機能を実行することが可能である。DSL回線カード36として動作する場合
、ライフライン・パケット音声回線カード66は、音声パケット化をCPEで実
行する、従来の定義によるVoIP/VoATMシステムの一部とすることがで
きる。こうしたシステム内のアクセス装置68は、VoIPまたはVoATMス
トリーム内のパケットまたはセルの内容を処理または変更せず、単にVoIPま
たはVoATMストリームを加入者からMSDN32に適切にトランスポートす
る。
【0024】
ライフライン・パケット音声回線カード66はまた、パケット化用音声回線カ
ードとして動作することも可能である。このモードでは、LPV回線カード66
は、BAFE72および音声エンジン24を介して、従来の電話端末20にイン
ターフェースを提供する。したがって、加入者宅で電力に障害が生じた場合、電
話端末は、従来通りBAFE72を介して中央局(CO)バッテリ(図示せず)
から給電され、依然として音声信号を回線カード66に伝送することができる。
回線カード66上の音声エンジン24は音声信号をデジタル化し、次いでVoI
P/VoATMエンジン46によってパケット化される。得られたパケット/セ
ル・ストリームは、システム・インターフェース70からMSDN32に送られ
る。電話端末はCOから給電され、音声信号はパケット/セル・ストリームとし
てMSDN32に送達されるので、最終的結果として、ライフライン級のサービ
スを有するパケット音声通信機能が得られる。
ードとして動作することも可能である。このモードでは、LPV回線カード66
は、BAFE72および音声エンジン24を介して、従来の電話端末20にイン
ターフェースを提供する。したがって、加入者宅で電力に障害が生じた場合、電
話端末は、従来通りBAFE72を介して中央局(CO)バッテリ(図示せず)
から給電され、依然として音声信号を回線カード66に伝送することができる。
回線カード66上の音声エンジン24は音声信号をデジタル化し、次いでVoI
P/VoATMエンジン46によってパケット化される。得られたパケット/セ
ル・ストリームは、システム・インターフェース70からMSDN32に送られ
る。電話端末はCOから給電され、音声信号はパケット/セル・ストリームとし
てMSDN32に送達されるので、最終的結果として、ライフライン級のサービ
スを有するパケット音声通信機能が得られる。
【0025】
ここまでこのシステムは、必然的に電話端末に給電し、それと通信すること、
および音声をパケット化することが、DSL通信と相互排他的な機能であるかの
ようにしか説明してこなかった。しかし、システムの定義を同一のループ上でP
OTSインターフェースと同時にDSL通信を提供するように拡張することもで
きる。単一ループ上で同時にDSLとPOTSが可能なことは、例えばADSL
に関するITU勧告で定義されているが、他のいずれのタイプのDSLモデムま
たは変調方式でも必ずしも可能ではない。
および音声をパケット化することが、DSL通信と相互排他的な機能であるかの
ようにしか説明してこなかった。しかし、システムの定義を同一のループ上でP
OTSインターフェースと同時にDSL通信を提供するように拡張することもで
きる。単一ループ上で同時にDSLとPOTSが可能なことは、例えばADSL
に関するITU勧告で定義されているが、他のいずれのタイプのDSLモデムま
たは変調方式でも必ずしも可能ではない。
【0026】
再び図3を参照すると、電話端末20およびDSLモデム82が、同じループ
18上でPOTSスプリッタ84を介してアクセス装置68と通信している。状
況によっては、スプリッタ84は任意選択にすることができる。通常、DSL
CPE82からのデータと、電話20からの音声信号は、同じループ18上を通
信することになる。これらの信号は、BAFE72によってフィルタされ、その
後音声信号は音声エンジン24およびシステム・インターフェース70を介して
PSTN12に送られる。データ信号は、DSLモデム35に送られ、それによ
って復調され、得られたデータ・パケット/セル・ストリームは、システム・イ
ンターフェース70を介してMSDN32に送られる。したがって、音声とデー
タの処理は単一回線カード上で同時に行うことができる。
18上でPOTSスプリッタ84を介してアクセス装置68と通信している。状
況によっては、スプリッタ84は任意選択にすることができる。通常、DSL
CPE82からのデータと、電話20からの音声信号は、同じループ18上を通
信することになる。これらの信号は、BAFE72によってフィルタされ、その
後音声信号は音声エンジン24およびシステム・インターフェース70を介して
PSTN12に送られる。データ信号は、DSLモデム35に送られ、それによ
って復調され、得られたデータ・パケット/セル・ストリームは、システム・イ
ンターフェース70を介してMSDN32に送られる。したがって、音声とデー
タの処理は単一回線カード上で同時に行うことができる。
【0027】
あるいは、音声エンジン24が音声信号をデジタル化した後、VoIP/Vo
ATMエンジン46を使ってデジタル化音声信号をパケット化することができ、
システム・インターフェース70が、音声パケットをDSLモデム35からのデ
ータ・パケットとマージすることができる。マージされたパケット・ストリーム
はMSDNで送信される。DSLを介してMSDNに同時にライフライン・パケ
ット音声とデータ通信機能を提供するために、システム・インターフェース70
はパケットまたはセルを多重化する機能を含む。このマルチプレクサにより、V
oIP/VoATMエンジン46からの音声パケットまたはセル・ストリームを
、DSLモデム35からのパケットまたはセル・ストリームとマージすることが
できるようになる。前に述べたように、マージ機能を、LPVLC内またはアク
セス装置68の別の場所に実装することができる。またマルチプレクサにより、
MSDNからの音声パケット・ストリームまたはセル・ストリームを分散するこ
ともできるようになり、その結果、適当なストリームがそれぞれVoIP/Vo
ATMエンジン46およびDSLモデム35に送られる。
ATMエンジン46を使ってデジタル化音声信号をパケット化することができ、
システム・インターフェース70が、音声パケットをDSLモデム35からのデ
ータ・パケットとマージすることができる。マージされたパケット・ストリーム
はMSDNで送信される。DSLを介してMSDNに同時にライフライン・パケ
ット音声とデータ通信機能を提供するために、システム・インターフェース70
はパケットまたはセルを多重化する機能を含む。このマルチプレクサにより、V
oIP/VoATMエンジン46からの音声パケットまたはセル・ストリームを
、DSLモデム35からのパケットまたはセル・ストリームとマージすることが
できるようになる。前に述べたように、マージ機能を、LPVLC内またはアク
セス装置68の別の場所に実装することができる。またマルチプレクサにより、
MSDNからの音声パケット・ストリームまたはセル・ストリームを分散するこ
ともできるようになり、その結果、適当なストリームがそれぞれVoIP/Vo
ATMエンジン46およびDSLモデム35に送られる。
【0028】
したがって、ライフライン・パケット音声回線カード66は、音声エンジン2
4の出力をPSTN12に、またはVoIP/VoATMエンジン46を介して
MSDN32に、もしくは同時に双方に送る機能を有する。呼ごとにどこに音声
パケット・ストリームを送るかに関する決断を下すことができる。呼をリダイレ
クトする機能は、常時、非常に多くの理由で、例えば電力障害またはネットワー
ク接続障害の際に存在する。したがって、回線カード66は、PSTNまたはM
SDNいずれかを介して、音声接続を取るパスを急速に変更する機能を有する。
4の出力をPSTN12に、またはVoIP/VoATMエンジン46を介して
MSDN32に、もしくは同時に双方に送る機能を有する。呼ごとにどこに音声
パケット・ストリームを送るかに関する決断を下すことができる。呼をリダイレ
クトする機能は、常時、非常に多くの理由で、例えば電力障害またはネットワー
ク接続障害の際に存在する。したがって、回線カード66は、PSTNまたはM
SDNいずれかを介して、音声接続を取るパスを急速に変更する機能を有する。
【0029】
使用するアーキテクチャの結果として、このシステムは、高機能パケット音声
といわれる高品質の音声符号化を実現することができる。従来のシステム・アー
キテクチャでは、音声コーダとパケタイザの間のトランスポート帯域幅を増大さ
せるのに困難があったため、高機能パケット音声を常に提供することができず、
物理的にも別で地理的にも分散した装置となる可能性があった。本発明のこの実
施形態のアーキテクチャは、同じカード上の音声コーダ24とパケタイザ46を
使用しているので、高機能パケット音声を実装することができる。
といわれる高品質の音声符号化を実現することができる。従来のシステム・アー
キテクチャでは、音声コーダとパケタイザの間のトランスポート帯域幅を増大さ
せるのに困難があったため、高機能パケット音声を常に提供することができず、
物理的にも別で地理的にも分散した装置となる可能性があった。本発明のこの実
施形態のアーキテクチャは、同じカード上の音声コーダ24とパケタイザ46を
使用しているので、高機能パケット音声を実装することができる。
【0030】
高機能パケット音声は、音声エンジン24およびVoIP/VoATMエンジ
ン46内に、代替の高品質符号化機能を形成して、任意選択で通常の市外品質音
声の300〜3,400Hz帯域幅の外側の音声周波数を符号化する機能と結合
させることにより、実現される。あるいは、その機能を、CPE62の対応する
構成要素内に実装することもできる。
ン46内に、代替の高品質符号化機能を形成して、任意選択で通常の市外品質音
声の300〜3,400Hz帯域幅の外側の音声周波数を符号化する機能と結合
させることにより、実現される。あるいは、その機能を、CPE62の対応する
構成要素内に実装することもできる。
【0031】
高機能パケット音声は、音声会議やエコー消去など、通常のμ変換則またはA
変換則符号化が非線形でないため、符号化音声または音声帯域信号を処理するア
ルゴリズムの効果が低下する用途に有益である。音声エンジン用代替コーダの例
には、16ビット直線コーダ、通常のサンプリング・レートより速いコーダ、1
6ビット直線コーダでありかつより高速なサンプリング・レートを有するコーダ
がある。効果の低下は、それだけには限らないが、通常は、より強い望ましくな
い信号が存在するとき、所望する信号の符号化の品質を低下させる非線形符号化
に起因する。
変換則符号化が非線形でないため、符号化音声または音声帯域信号を処理するア
ルゴリズムの効果が低下する用途に有益である。音声エンジン用代替コーダの例
には、16ビット直線コーダ、通常のサンプリング・レートより速いコーダ、1
6ビット直線コーダでありかつより高速なサンプリング・レートを有するコーダ
がある。効果の低下は、それだけには限らないが、通常は、より強い望ましくな
い信号が存在するとき、所望する信号の符号化の品質を低下させる非線形符号化
に起因する。
【0032】
VoIP/VoATMエンジン用の代替コーダの例には、スタジオまたはCD
品質音声用に定義された知覚(perceptual)コーダがある。代替の高
品質コーダにより通常、VoIP/VoATMエンジンからより高速なパケット
/セル速度が得られる。
品質音声用に定義された知覚(perceptual)コーダがある。代替の高
品質コーダにより通常、VoIP/VoATMエンジンからより高速なパケット
/セル速度が得られる。
【0033】
本発明は、ある特定の実施形態に関して説明してきたが、本明細書に添付の特
許請求の範囲に概略記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱しないその様々な
変更形態が当業者には明らかであろう。
許請求の範囲に概略記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱しないその様々な
変更形態が当業者には明らかであろう。
【図1】
従来の回線交換式電話ネットワークのインターフェースのブロック図である。
【図2】
従来のパケット式音声アクセス・システムのブロック図である。
【図3】
本発明によるライフライン・パケット化音声アクセス・システムのブロック図
である。
である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ
,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,
HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K
G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT
,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,
MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S
E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT
,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,
ZW
(72)発明者 ブーコック,ジョナサン
カナダ国・ケイ0エイ 3エム0・オンタ
リオ・ウッドローン・ベイビュー ドライ
ブ・742・アール アール ナンバー 1
(72)発明者 デクズキイ,アンドリュ
カナダ国・ケイ0エイ 2ケイ7・オンタ
リオ・オタワ・ハイランド アベニュ・
732
(72)発明者 ウェイリッチ,アンドレアス
カナダ国・ケイ2エス 1ジイ7・オンタ
リオ・スティッツヴィル・バスフォード
クレセント・15
(72)発明者 フィーレイ,マーク
カナダ国・ケイ2ケイ 2エイ1・オンタ
リオ・カナタ・マーチブルック サーク
ル・26
Fターム(参考) 5K030 HB01 JA05 JA09 JL08 JT01
KA23
5K051 AA08 BB01 BB02 CC01 CC02
DD01 DD11 EE01 EE07 FF07
HH01 HH26 HH27
5K101 KK02 LL01 LL02 LL03 MM01
NN03 NN07 NN14 QQ11 SS07
Claims (13)
- 【請求項1】 加入者とネットワーク間で通信信号をトランスポートするた
めの、顧客宅内設備(CPE)エレメントと回線カードを備える音声およびデー
タ通信システムであって、前記回線カードが、 伝送媒体を介して前記回線カードを前記CPEに結合するアナログ・フロント
・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 前記デジタル化音声信号をパケット化するパケタイザと、 音声およびデータ・パケットを前記CPEに伝送するモデムと、 前記回線カードを少なくとも1つのネットワークに結合するデータ通信システ
ム・インターフェースと を備え、前記回線カードが前記CPEの障害時に、前記音声信号をデジタル化お
よびパケット化するデータ通信システム。 - 【請求項2】 前記CPEが、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 前記デジタル化音声信号をパケット化するパケタイザと、 音声パケットを伝送するモデムと、 前記パケット化用データ通信システムをPOTS(既存普通電話データ通信シ
ステム)端末に迂回させる交換機と を備える請求項1に記載のデータ通信システム。 - 【請求項3】 前記交換機が前記パケタイザと前記POTSデータ通信シス
テムの間で切り換えるリレイである請求項2に記載のデータ通信システム。 - 【請求項4】 前記交換機の位置が信号によって決定され、前記信号が前記
CPEと前記回線カードの間の接続状況を示す請求項3に記載のデータ通信シス
テム。 - 【請求項5】 前記モデムがデジタル加入者回線(DSL)モデムである請
求項1に記載のデータ通信システム。 - 【請求項6】 前記CPEが前記音声信号をパケット化するのに障害が生じ
たとき、前記回線カードがそれを行い、前記CPEのデジタル化およびパケット
化装置が迂回される請求項2に記載のデータ通信システム。 - 【請求項7】 前記障害が前記加入者の位置での電力障害である請求項2に
記載のデータ通信システム。 - 【請求項8】 前記障害が、前記CPE上のDSLモデムを前記回線カード
上のDSLモデムと同期させることができないことである請求項2に記載のデー
タ通信システム。 - 【請求項9】 前記デジタイザが高品質音声符号化を行う請求項2に記載の
データ通信システム。 - 【請求項10】 前記パケタイザが高品質音声符号化を行う請求項2に記載
のデータ通信システム。 - 【請求項11】 音声信号を電話から受信する回線カードを備え、伝送用の
音声信号を供給するシステムであって、前記回線カードが、 その回線カードを前記電話に結合するアナログ・フロント・エンドと、 受信した音声信号をデジタル化するデジタイザと、 前記デジタル化音声信号をパケット化するパケタイザと、 CPEから音声パケットを受信し、前記音声パケットをデータ・ネットワーク
に送信するモデムと、 前記回線カードを音声ネットワークおよび前記データ・ネットワークに結合す
るデータ通信システム・インターフェースと、 前記音声信号の宛先を制御するコントローラと を含み、前記音声信号を前記音声ネットワークおよび前記データ・ネットワーク
に供給することができるシステム。 - 【請求項12】 前記回線カードが、前記音声信号と同じループ上のデータ
信号を受信するように動作し、前記アナログ・フロント・エンドが前記データ信
号を前記音声信号から分離し、前記モデムが前記データ信号を前記データ・ネッ
トワークに送信する請求項11に記載のシステム。 - 【請求項13】 前記モデムがDSLモデムである請求項11に記載のシス
テム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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