JP2003507976A - マルチマネージャ環境における包括アライメントプロセス - Google Patents

マルチマネージャ環境における包括アライメントプロセス

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Abstract

(57)【要約】 本発明は少なくとも2つの管理レベル(A,B,C)を有する管理ネットワークでのデータ整合方法およびその通信システムに関する。ここで所定の管理レベル(B、C)の少なくとも1つのエージェント(AG)と上位の管理レベル(A,B)の少なくとも1つのマネージャ(MA1、MA2)との間のデータ整合に対して、自然発生的なイベント(アクティブなアラーム、状態変更またはコンフィグレーション変更)のデータが伝送される。その際にマネージャ(MA1、MA2)からそのつど1つまたは複数の要求メッセージがアラームデータの伝達のためにエージェント(AG)へ送信される。ここでマネージャ(MA1、MA2)はそれぞれの要求をエージェント(AG)から続いて送信されるメッセージへ割り当てるための相関情報を送信する。マネージャおよびエージェントの負荷を軽減するために、要求されたデータはエージェントから任意の付加フィールド(Additional Text)内へ挿入された制御情報とともに全てのマネージャへ送信される。マネージャと1つまたは複数のエージェントとの間で使用されるフィルタ装置(EFD)は対応するマネージャへ伝送すべきデータのみを通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1の上位概念記載の少なくとも2つの管理レベルを有する管理
ネットワークでのデータ整合方法および通信システムに関する。ここで例えば所
定の管理レベルのエージェントと次のレベルのマネージャとの間での包括的なア
ラームデータの整合に対してアクティブなアラームのアラームデータが伝送され
る。
【0002】 管理ネットワークの原理はTMN方式(TMN:Telecommunications Managem
ent Network)と称され、通信システム(例えば移動通信システム)の管理に対
する複数の管理レベルが定義されており、ここで各レベルは2重の機能を有して
いる。管理システムでは最下位のレベルを除く各レベルが下位のレベルに対する
マネージャ機能を有している。管理を受けるシステムでは最上位のレベルを除く
各レベルが上位のレベルに対するエージェント機能を有している。
【0003】 エラーの管理“フォルトマネジメント”は例えばTMN管理の重要な構成要素
である。一般にこの場合にはエージェントがアクティブな役割を果たす。これは
エージェントが自身の管理レベルのエラーイベントを適切な時点で正確に識別し
、すぐ上のレベルのマネージャへイベント報告またはいわゆる"event reports"
(例えばalarm report)として伝送することにより行われる。イベントデータを
エージェントからマネージャへ伝送することは、これらのシステム間の通信機構
が障害を受けないかぎり問題にはならない。2つの管理レベル間、すなわちエー
ジェントとマネージャとの間のコネクションが所定の時間にわたって保証されな
い場合、エージェントはこの時間内に発生したイベントを中間記憶して、一方で
は通信手段の再形成後にマネージャができる限り迅速に最新のネットワーク状態
の見通し(例えばリストのかたちのアクティブアラーム)を得られるようにし、
他方ではこのマネージャができる限りギャップのないイベントの履歴、例えばア
クティブアラームおよび終了アラーム"cleared alarm"の"event history"を構築
できるようにする。
【0004】 このためにエージェントとマネージャとの間のデータ整合すなわちデータリア
ライメントがコネクション遮断後またはエージェントまたはマネージャの初期化
後の新たなコネクション形成時に行われる。エージェント内のエラーがまだ除去
されていない全てのアラームデータ“アクティブアラーム”はしたがってできる
限り早期にかつ完全に上位の管理レベルで使用できるようにしなければならない
。エラーはデータが"cleared alarms"となっていないことから識別可能である。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許出願第19752614号明細書には、アラームを処理
するこの種の方法と通信システムとが示されている。ここではエージェントから
の全てのアラームを要求するためのマネージャの基本機能が記載されている。そ
の場合エージェントはアクティブアラームを標準化されたM-EVENT-REPORTSのシ
ーケンスとして送信する。このM-EVENT-REPORTSはマネージャが開始時に開始す
るM-ACTION-REQUESTの要求内へ、またエージェントが終了時に開始するM-ACTION
-RESPONSEの応答内へ組み込まれる。後者は包括的なCMISE標準プロシージ
ャ(CMISE:Common Management Information Service Element)であり、
ITU‐TX.710に準拠して定義されている(ITU‐T:International
Telecommunication Union-Telecommunicationsector)。ITU‐TX.733
では標準アラーム伝送(アラームリポート)の内容が定義されており、これはM-
EVENT-REPORTのサービスに準拠して行われる。こうしたM-ACTIONの範囲で定義さ
れるM-EVENT-REPORTSの全てがそれぞれの要求に対して相関情報を使用すること
により一義的に相関される。これによりマネージャには所定の要求のこれらのM-
EVENT-REPORTSが割り当てられ、さらに別の正規のM-EVENT-REPORTSと区別するこ
とができる。
【0006】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19801785号明細書には、所定の管理
レベルのエージェントと上位の管理レベルの少なくとも1つのマネージャとの間
のアラームデータの整合に対して、アクティブアラームのアラームデータが伝送
されることが記載されている。さらにマネージャから1つまたは複数の要求メッ
セージがアラームデータ伝送のためにエージェントへ送信され、それぞれの要求
とエージェントから続いて送信されるアラームデータを有するメッセージとを割
り当てるための相関情報が受信される。
【0007】 アラームデータの整合はその場合にマネージャによってエージェントへ送信さ
れる少なくとも1つのパラメータに依存して制御されることにより、マネージャ
ではアラームデータ整合は基本機能に比べてパラメータ化しやすい。すなわち全
てのアクティブアラームを強制的にエージェントから送信する必要はなく、伝送
されるパラメータによって詳細に定義されたもののみを送信すればよい。このた
めマネージャでは全てのアラームのうち所定の部分量に対する選択機能が生じる
。ここでは標準化されたメッセージが使用される。
【0008】 この手段によりマネージャは機能性に関して特にクリティカルで自身にとって
重要なアラームをねらって呼び出すことができる。その際にエージェントへのイ
ンタフェースは所定のアラームのみに情報流が制限されているので、全てのアラ
ームを自動的に報告する従来の方法に比べて格段に負荷が軽減される。
【0009】 マルチマネージャ環境ではエージェントは一般に複数のマネージャのタスクに
同時に従事しなければならない。他方でマネージャは、関連する全てのイベント
("Event Reports")が下位のエージェントから迅速に受信された場合にしかそ
の機能を最適には満足しない。通常条件のもとでは、すなわちエージェントと1
つまたは複数のマネージャとの間の通信が機能している場合には、これはイベン
ト報告機構を介して行われる。この場合エージェントはイベントを識別した後に
相応のメッセージを形成する。前述のアラームメッセージのほか、このメッセー
ジには例えば状態変更(state change)の通知、オブジェクト形成やオブジェク
ト消去(object creation/object deletion)の通知、または属性値変更の通知
(Attribute value change Notifiaction)などがある。これらは場合によりエ
ージェント内に存在するイベントフォワーディングディスクリミネータ(Event
Forwarding Discriminator)、いわゆるEFDへ送信される。
【0010】 EFDのタスクは所定のフィルタ基準を満足するイベント報告をマネージャへ
転送したりルーティングしたりすることのみである。マネージャはこの種のEF
Dをエージェント内で設立したり消去したりできるように構成されているか、ま
たはフィルタ基準を定められるように構成されている。これにより各マネージャ
は各時点で情報流を個々の要求にしたがって制御する。
【0011】 オブジェクト志向型の環境、例えば移動無線網のマネージャとエージェントと
の間では、各エージェントの機能性は所定のオブジェクトから1つのオブジェク
トクラスのインスタンスとして調製される。オブジェクトはモデリング能力(情
報モデルの定義)の結果として発生し、マネージャにとっても実行する側のエー
ジェントにとっても既知である。
【0012】 前述したように、包括的なデータ整合(いわゆるアライメント)が必要となる
状況として、例えばアラーム、ステータス、マネージャとエージェントとの間の
コンフィグレーション変更などが存在する。こうした状況は通常のイベント報告
機構を越えて例えばコネクション遮断後やエージェントまたはマネージャの初期
化後に発生する。このアライメントは大抵の場合マネージャの要求(manager re
quest)によって開始される。
【0013】 例えばUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)などの第3
世代の移動無線システムに適用するために、マネージャとエージェントの間の最
適な、有利には標準化可能なアライメントプロセスは次の基準のうちできる限り
多くのものを満足しなければならない。
【0014】 1.このプロセスはできる限り標準サービス/標準プロトコルのみを使用し、包
括的な特性を有するべきであり、特殊なマネージャインプリメンテーションない
しエージェントインプリメンテーションを回避する。
【0015】 2.アライメント情報は(少なくともいわゆる“強制的な”パラメータに対して
)元の通知と同じ内容を有する。これは特にいわゆるダイナミック情報、例えば
アラームまたはステータスに対して重要である。
【0016】 3.マネージャは自身が制御すべきデータ整合においてアライメント開始および
アライメント終了を一義的に識別できる。
【0017】 4.マネージャはオンラインの通常通知と先行して開始されていたアライメント
プロシージャの結果として受信される通知とを区別できる。
【0018】 5.アライメントプロシージャによりエージェントから送信された通知は通常通
知と同じEFDを使用する。
【0019】 6.アライメントプロシージャによりエージェントから送信された通知には通常
報告と同じLOG設定が相当する。
【0020】 7.マネージャは所定のパラメータ値に依存して完全なアライメントプロセスま
たはアライメントプロセスの一部のみを要求することができる。
【0021】 8.マルチマネージャ環境では、並列動作のアライメントが複数のマネージャに
よって実行されている場合でも、各マネージャは自身がトリガしたアライメント
プロシージャの結果として送信される通知のみを送信する。
【0022】 9.マネージャは、自身の複数のアライメントプロシージャが同じ時点で例えば
種々のデータまたはネットワーク領域に対して動作している場合にも、種々の通
知を区別できる。
【0023】 これまでにデータ整合プロセスまたはアライメントプロセスの2つの基本タイ
プが知られている。
【0024】 a)マネージャはエージェントへアライメントパラメータおよび一義的な番号を
有する要求(ITU−T規格X.710によるM-ACTION REQUESTまたはMアクシ
ョン要求)を送信する。エージェントはまずいわゆる"Start Alignment"通知を
アライメントプロセスを経て送信される全ての通知とマネージャの要求とを相関
させるために送信し、続いてアライメント通知を全てのEFDインスタンスへ送
信する。アライメントプロシージャの終了はCMISE標準M-ACTION RESPONSE
またはMアクション応答、または特別な"End Alignment"通知により報告される
。CMISEとはCommon Management Information Service Elementの略である
【0025】 これは既に移動無線システムで使用されているプロセスであるが、標準化され
ていない通知("Start Alignment"および"End Alignment")を使用している欠点
を有している。マルチマネージャ環境ではさらに、所定のアライメント過程で送
信される通知が他のマネージャによっても受信され、不必要な多重の通知受信を
まねくという欠点も生じる。したがて前述の基準1.および8.は満足されない
【0026】 b)マネージャはアライメントパラメータを含むCMISE標準の要求、M-ACTI
ON REQUESTを送信する。アライメントパラメータはさらに当該のアライメントプ
ロシージャに対するフィルタ基準を含む。エージェントはまずこの基準に相応す
る通知を求めなければならない。その後エージェントは全ての通知を含むM-ACTI
ON RESPONSEを形成し、これを要求元またはマネージャへ送信する。
【0027】 このプロセスにも特殊なインプリメンテーションの含まれる欠点がある。なぜ
ならエージェントはまず可能な全ての通知をM-ACTION REQUESTに含まれるフィル
タ基準にしたがって検査しなければならず、これによりアライメントプロシージ
ャの時間特性が劣化するからである。しかもアライメント通知は通常通知などの
EFD内のイベント報告("Event Reporting")およびイベントプロトコルLO
G("Event Logging")に関して同じフィルタを利用していない。そのため前述
の基準1.5.6.は満足されない。
【0028】 本発明の課題は、複数の管理レベルを有する管理ネットワークでのデータ整合
方法および種々の管理データに適する通信システムとを提供し、エージェントと
少なくとも1つのマネージャとの間のデータ整合を改善することである。
【0029】 この課題は本発明の請求項1記載の特徴を有する方法、および本発明の請求項
10記載の特徴を有する通信システムにより解決される。有利な実施形態は従属
請求項の対象となっている。
【0030】 本発明の方法はアライメントプロシージャのシーケンスの包括的なプロセスで
あり、上述の全ての基準を満足する。すなわち例えば伝送される情報やマネージ
ャ/エージェントインプリメンテーションには依存していない。
【0031】 さらに規格に定義されていない付加的な通知が必要ない。これはエージェント
における簡単かつ規格に一致するインプリメンテーションと、マネージャにおけ
る簡単な要求とアライメント通知との相関とを意味する。
【0032】 フィルタユニットをマネージャおよびエージェントの本来の機能ユニット間に
中間接続することにより、ルーチンタスクの負荷を軽減することができる。デー
タ整合データを所定のマネージャに割り当てる自律のフィルタ機能部はマネージ
ャおよびエージェント内にはもはや必要ない。
【0033】 フィルタユニットをエージェントの出力領域に配置することにより、エージェ
ントとマネージャとの間に存在する通信ネットワークないしその中間に配置され
る装置の負荷が著しく軽減され、特に有利である。
【0034】 任意の付加フィールド、例えば"Additional Text"のフィールドを使用するこ
とにより、既存の規格を新たに定義することなく使用できる。理想的な場合には
マネージャおよびエージェント内の制御ソフトウェアのプログラム技術上の変更
しか必要ない。
【0035】 以下に本発明を実施例に則して図を参照しながら詳細に説明する。図1には、
オペレーションセンタおよびメンテナンスセンタと1つまたは複数のネットワー
ク管理センタとの間にエージェント‐マネージャ関係を有する移動通信システム
の管理ネットワークのブロック回路図が示されている。図2には、基地局サブシ
ステムとこの基地局サブシステムに対して少なくとも2つのアプリケーションを
実行するオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタとの間にエージェント
‐マネージャ関係を有する図1の管理ネットワークのブロック回路図が示されて
いる。図3にはパラレルまたはシリアルに動作するデータ整合のイベントを処理
するエージェントおよびマネージャのブロック回路図が示されている。図4には
マネージャとエージェントとの間でデータのフィルタリングを制御するメッセー
ジ流がデータ整合時のアラームの実施例に則して示されている。
【0036】 実施例は本発明を通信システムの管理に対するTMNコンセプトの例に則して
説明するものであり、ここではUMTS規格またはGSM規格にしたがった移動
無線網のネットワークエレメントを有する通信システムを例とする。ただしこの
コンセプトは移動無線網に限定されるものではなく、TMN管理ネットワークを
利用する全ての種類の通信ネットワークに適用可能である。
【0037】 移動通信システムは階層的に分岐した種々のネットワークエレメント(Networ
k Element)を含むシステムであり、最下位の階層レベルは移動局によって形成
されている。移動局は無線インタフェースを介して次の階層レベルを形成する無
線局と通信する。この無線局は基地局と称される。例えば移動局は、無線セルを
管理する基地局の無線エリア内で有利にはより大きな無線領域をカバーするため
に統合され、上位のネットワークエレメント、すなわち基地局制御部へ接続され
ている。基地局および基地局制御部は移動通信システムの基地局サブシステム(
Base Station Subsystem)に属する。基地局制御部は所定のインタフェースを介
して1つまたは複数の交換装置、すなわち移動交換局と通信を行う。移動交換局
は場合によっては他の通信網への移行領域となることもある。移動交換局は複数
のデータバンクとともに移動無線システムの交換サブシステム(Switching Subs
ystem)を形成する。
【0038】 上述のネットワークエレメントのほか1つまたは複数のオペレーションセンタ
およびメンテナンスセンタが存在しており、これらは場合によりネットワークエ
レメントのコンフィグレーションおよび監視に用いられる。このための監視手段
およびコンフィグレーション手段は大抵の場合オペレーションセンタおよびメン
テナンスセンタから遠隔制御され、通常は移動交換局のエリア内に配置されてい
る。オペレーションセンタおよびメンテナンスセンタはその場合所定のインタフ
ェースを介して基地局サブシステムまたは交換サブシステムと通信する。オペレ
ーションセンタおよびメンテナンスセンタの他のタスクはコンフィグレーション
管理の実行である。これはエラー管理以外でTMN方式を特徴付ける5つの管理
機能領域のうちの1つである。コンフィグレーション管理は一連のサービスを定
義しており、これにより構造ひいては通信網の特性をオペレータが変更すること
ができる。これらのサービスはつねに管理されるオブジェクトのインスタンスに
関連しており、これらは全体でネットワークに固有の管理情報ベースを形成して
いる。
【0039】 コンフィグレーション管理の範囲での管理対象オブジェクトは移動通信システ
ムのリソースの論理的な抽出物である。ここではハードウェアに関する管理対象
オブジェクトと機能に関する管理対象オブジェクトとが区別される。ハードウェ
アに関する管理対象オブジェクトはメーカごとに個別の機能の実現であり、機能
に関する管理対象オブジェクトはメーカには依存しない機能の抽出物である。
【0040】 移動通信システムの管理を以下に“フォルトマネジメント”について説明する
。この管理ではTMN方式により複数の層すなわちレベルが定義されており、そ
のうちこの実施例では図1、図2に関連する3つのレベルに則して説明する。
【0041】 図1、図2には管理ネットワークのそれぞれ3つのレベルA,B,Cが示され
ており、そのうち管理レベルCはネットワークエレメントレベル(Network Elem
ent Level)を含んでおり、このネットワークエレメントレベルは複数の基地局
サブシステムBSS11、BSS12,...,BSS1NおよびBSS21,
BSS22,...,BSS2Mを備えている。管理レベルBはネットワークエ
レメント管理レベル(Network Element Management Level)を表しており、ここ
ではオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC1,OMC2が個々
のサブシステムに対するメーカごとに個別の管理機能を調製している。個々のサ
ブシステムとは例えばこの実施例では基地局サブシステムBSS11、BSS1
2,...,BSS1Nに対するオペレーションセンタおよびメンテナンスセン
タOMC1、および基地局サブシステムBSS21、BSS22,...,BS
S2Mに対するオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC2である
。管理レベルAはネットワーク管理レベル(Network Management Level)を表し
ており、このレベルではネットワーク管理センタNMC1,NMC2がメーカに
依存せずに組み込まれているそれぞれ1つずつの管理機能を実現している。ここ
では複数のネットワーク管理センタは下位の管理レベルBのネットワークエレメ
ントへのアクセスを有しており、この実施例では上位の管理レベルAのネットワ
ーク管理センタNMC1,NMC2が下位の管理レベルBのオペレーションセン
タおよびメンテナンスセンタOMC1へのアクセスを有している。種々の管理レ
ベルのネットワークエレメント間には情報伝送のための所定のインタフェースが
設けられている。
【0042】 図1と図2の表示の相違点は、1つまたは複数のアラームデータ整合のために
アラームを処理するエージェント‐マネージャ関係が図1ではオペレーションセ
ンタおよびメンテナンスセンタOMC1(エージェント)とネットワーク管理セ
ンタNMC1(マネージャ)または複数の物理的に分離されたネットワーク管理
センタNMC1、NMC2(マネージャ)との間に存在するのに対して、図2で
は基地局サブシステムBSS11(エージェント)とオペレーションセンタおよ
びメンテナンスセンタOMC1内の2つの異なるアプリケーションOF1、OF
2(マネージャ)との間、またはオペレーションセンタおよびメンテナンスセン
タOMC1(エージェント)とネットワーク管理センタNMC1内の2つの異な
るアプリケーションNF1、NF2(マネージャ)との間に存在することである
。ネットワーク管理センタNMC1、NMC2内でつねにエラー状況に関する見
通しを保証するために、オペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC
1により、例えば担当の基地局サブシステムBSS11...BSS1N内部で
発生したエラーに基づいてアクティブアラームの記憶されたアラームデータが調
製され、同時に2つのマネージャに対して要求を送信する。これは有利にはコネ
クションの遮断後またはエージェントないしマネージャの初期化後に行われる。
同様に複数の要求を順次に個々のマネージャ(例えばネットワーク管理センタN
MC1)からエージェント(例えばオペレーションセンタおよびメンテナンスセ
ンタOMC1)へ送信することもできる。図1には本発明の方法にしたがって複
数回送信されるアラームデータ整合の要求の構造が示されており、この実施例で
はエージェントがオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC1のか
たちで存在している管理レベルBと、マネージャが少なくとも2つのネットワー
ク管理センタNMC1、NMC2のかたちで存在している上位の管理レベルAと
の間でパラレルに動作する。
【0043】 管理レベルBにおいても、例えばオペレーションセンタおよびメンテナンスセ
ンタOMC1内でつねにエラー状況に関する見通しを保証するために、基地局サ
ブシステムBSS11から、例えば担当の基地局ないし基地局制御部の内部で発
生したエラーに基づいて記憶されたアクティブアラームのアラームデータが調製
され、オペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC1の少なくとも2
つのマネージャに対して同時に要求が送信される。マネージャは種々のアプリケ
ーションOF1、OF2のかたちで存在しており、これらは2つとも同一の物理
的装OMC1によって実行される。送信は前述の場合と同様に有利にはコネクシ
ョンの遮断後またはエージェントないしマネージャの初期化後に行われる。個々
のマネージャ(例えばオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC1
)から初期化された要求をエージェント(例えば基地局サブシステムBSS11
)へ複数回シリアル伝送することも可能である。これに代えてまたはこれに加え
て、エージェント‐マネージャ関係をオペレーションセンタおよびメンテナンス
センタOMC1(エージェント)とネットワーク管理センタNMC1(マネージ
ャ)との間にも設け、要求およびアラームデータをネットワーク管理センタNM
C1の少なくとも2つの異なるアプリケーションNF1、NF2(2つのマネー
ジャ)に対してシリアルまたはパラレルで交換してもよい。図2には本発明によ
るパラレル動作のアラームデータ整合の構造が示されているが、これはマネージ
ャがアプリケーションOF1、OF2として存在している管理レベルBと、エー
ジェントの存在する下位の管理レベルCとの間で行われる。
【0044】 管理レベルC内で故障した内部インタフェースが使用可能になると、直ちに1
つまたは複数のマネージャのアラームデータの整合要求が開始される。これはリ
アライメントプロシージャまたはリアライメントプロセスとも称される。その場
合、本発明ではマネージャによりアラームデータの整合がパラメータに依存して
制御される。この実施例ではアラームデータの整合はまず例えば基地局サブシス
テムBSS11とオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタOMC1のア
プリケーションOF1、OF2との間でパラレルに開始され、続いてオペレーシ
ョンセンタおよびメンテナンスセンタOMC1と上位のネットワーク管理センタ
NMC1、NMC2との間でパラレルに続行される。このプロシージャの終了時
にはエラー状況がOMCにおいてもNMCにおいても再び更新される。リアライ
メントプロセスではもちろんアラームデータの更新を直接に接している2つの管
理レベル(例えばレベルBおよびレベルA)のエージェントとマネージャとの間
に制限することもできる。
【0045】 図3には概略図でエージェントAGおよびマネージャMA1、MA2の構造が
示されており、これらは2つ以上のマネージャが存在する場合には同時に、また
マネージャが1つのみである場合にはシリアルに動作するリアライメントプロシ
ージャを実行するのに必要な装置を備えている。各マネージャMA1、MA2お
よびエージェントAGは制御装置M‐CTR、A‐CTRを使用しており、これ
らの制御装置はアラームデータの整合に対するメッセージを形成し評価する。ま
たこれらの制御装置は(詳細には図示していないが)メッセージの送受信のため
の送受信装置とアラームデータ、他の有効情報およびシグナリング情報を記憶す
る記憶装置とを有している。
【0046】 ここではマネージャMA1、MA2の制御装置M‐CTRはエージェントを介
してアラームデータを伝送するために、要求と続いて送信されるメッセージとの
割り当てに利用される一義的な相関情報を要求メッセージ内へ挿入し、エージェ
ントへの伝送をトリガする。さらにマネージャMA1、MA2の制御装置M‐C
TRはアラームデータの整合を制御するために、1つまたは複数のパラメータを
各要求メッセージ内へそのつど個別に挿入し、これにより種々のパラメータ値で
特徴付けられる所定のアラームを所望のように要求する。各要求メッセージはパ
ラメータparとともにエージェントAGへ送信される。本発明のパラメータ化
されたアライメント機能によってはじめて、例えばアラームの優先処理および/
または要求されたアラームのシーケンスのアクティブ制御などが達成される。
【0047】 エージェントAGの制御装置A‐CTRはパラメータparを備えた相応のメ
ッセージを受信しこれを評価して、マネージャMA1、MA2に対するリアライ
メントを開始する。これはマネージャごとに個別に要求されたアラームを返信す
ることによって行われる。この場合マネージャMA1、MA2から要求メッセー
ジ内に収容されている一義的な相関情報が要求の相関に利用され、そのつど続い
てエージェントから送信されるメッセージ"alarmNortification"と上位の管理レ
ベルで開始されるリアライメントとを対応させる別の相関情報を備えたメッセー
ジが送信される。後の別の相関情報も同一の意味を有する。相関情報を使用する
ことにより、同時にまたはシリアルに実行されるリアライメントを複数のマネー
ジャまたは個々のマネージャへ一義的に割り当てることができる。
【0048】 特に基本機能(相関情報の使用)とパラメータ化されたアライメント機能とを
組み合わせることにより、きわめて有効なプロセスおよび通信システムが得られ
る。ここから、エージェント‐マネージャ関係のインタフェースで伝送リソース
を最適に利用したり、マネージャが所望するアクティブアラームのアラームデー
タのみを上位の管理レベルに対してエージェントによって調製することができる
。リソースの利用、持続時間およびフレキシビリティは、結果として本発明によ
って構成された通信システムでは基本機能に比べてさらに最適化される。このこ
とはアラーム管理のみでなくデータ整合に対して包括的に相当する。
【0049】 これに代えてエージェントAGでは、各マネージャMA1、MA2に割り当て
可能でありかつこれらによって制御される複数のフィルタ機能部EFD1、EF
D2(イベントフォワーディングディスクリミネータ)を利用することもできる
。このフィルタ機能部はエージェントAGが形成したメッセージに対するフィル
タ基準を備えており、アラームデータを有するメッセージをフィルタ基準が満足
された場合にのみマネージャMA1、MA2へルーティングする。マネージャの
制御装置M‐CTRはエージェントAG内のこの種のフィルタ機能部を設定した
り消去したり、フィルタ基準を定めたりできるように構成されている。これによ
り個々の要求にしたがってメッセージ流を制御することができる。したがってフ
ィルタ機能装置がマネージャごとに異なるケースが発生することがあるが、共通
に動作するリアライメントプロシージャにより内容の異なるアラームは対応する
アラームデータとともに処理される。
【0050】 図4にはエージェントAGとマネージャMA1,MA2,...,MAnとの
間のメッセージ流が示されている。エージェントは図1の実施例のオペレーショ
ンセンタおよびメンテナンスセンタOMC1または図2の実施例の基地局サブシ
ステムBSS11であり、マネージャは図1の実施例の種々のネットワーク管理
センタNMC1、NMC2または図2の実施例の種々のアプリケーションOF1
、OF2である。
【0051】 メッセージ流は有利には標準化されたM-EVENT-REPORTのメッセージを使用して
送信される。このメッセージは最初に開始された“要求”M-ACTION-Requestの結
果として送信される。これらは包括的なCMISE標準サービスであり、ITU
‐TX.710に準拠して定義されている(CMISE:Common Management In
formation Service Element)。ITU‐TX.733は標準化されたアラーム
伝送の内容(alarm report)を定義しており、これはM-EVENT-REPORTサービスに
準拠して行われる。相関情報はメッセージまたは所定のメッセージフィールド内
へ挿入される。図4の実施例にはメッセージ流が個々のメッセージのみに則して
示されており、ここではメッセージ流がエージェントAGとマネージャMA1、
MA2との間でパラレルに、またはエージェントAGと個々のマネージャMA1
との間でシリアルに伝送される。このことは例えばドイツ連邦共和国特許第19
801785明細書から公知である。
【0052】 ここに図示されているアラームアライメントの実施例では、特に有利にはIT
U‐TX.721規格に特有の以下の特徴が使用されている。
【0053】 a)各アライメントプロセスで問題となる標準化された通知 alarm notificatio
n, state change notification, attribute value change notification, objec
t creation notification, object deletion notification は最適なパラメータ
attributeとして付加テキストAdditional Textを有している。
【0054】 b)グラフィックストリングすなわち記号列のタイプのパラメータ"Additional
Text"の定義は条件“均等性に対する一致、サブ記号列”("MATCHES FOR EQUALI
TY, SUBSTRINGS")を有する。
【0055】 ITU‐TX.722規格によればこれは所定のサブ記号列(Substring)の
有無を検査する属性である。その検査結果は例えばEFDインスタンスまたはL
OGインスタンスにおいてこの属性を含む通知に対するフィルタ基準としても使
用される。
【0056】 実施例としてアライメントプロシージャの動作を使用される命令に則して説明
する。
【0057】 通常動作ではエージェント内の各EFDインスタンスの設定ないしデフォルト
フィルタ調整は、この場合平文で記述される条件 <"Additional Text"フィールド内で記号列"ALIGNMENT"を有する各通知をフィル
タリングにより取り出す> を含む。この条件を使用することにより、例えばEFDを介して、マネージャが
他のマネージャによって開始されたアライメントプロシージャの結果として送信
される報告を受け取ることが阻止される。
【0058】 マネージャ(例えばマネージャ2)がアライメント過程を開始する場合には、
つねにこのマネージャはエージェント内のEFDインスタンスのデフォルトフィ
ルタ調整と次の条件によるアライメントフィルタ調整とを置換する。条件はここ
でも平文で記述されており、 <"Additional Text"フィールド内のサブ記号列"aaaa-ALIGNMENT"または"aaaa-E
NDALIGNMENT"を有する各通知はフィルタリングにより取り出さない> というものである。ここでaaaaはその時点でのマネージャを一義的に表す番
号である。この番号は例えばエージェントによってコネクション形成時にその時
点でのマネージャに対して付すことができる。
【0059】 マネージャ(例えばマネージャ2)とエージェントとの間で通信が再形成され
る場合、例えばコネクション遮断後の通信形成の場合にはいつでも、このマネー
ジャは以下のパラメータを有するCMISE標準プロシージャM-ACTION指示をエ
ージェントへ送信する。
【0060】 アクションのタイプ(ACTION TYPE) ★“データ同期の要求”(requestDataSynchronisation) アクションの情報(ACTION INFORMATION) ★“マネージャ処理”(managerHandle) 例えば予め定義された値aaaaの処理である。この一義的な番号はエージェ
ントにより、その時点でのマネージャ要求に対する応答として続いて送信される
全ての通知の識別のために使用される。
【0061】 ★“アライメント処理”(alignmentHandle) 例えば値abcによる処理である。このパラメータはマネージャ2に対してそ
の時点のアライメント過程を一義的に表している。上述のフィルタ基準9.に示
したように、複数のアライメントプロシージャが同時に動作している場合にもマ
ネージャはアライメントに関連する受信通知を適切にアライメント過程に割り当
てなければならない。
【0062】 ★“データタイプ”(dataType) このパラメータはエージェントとマネージャとの間で同期すべきデータの種類
、例えばアラーム、ステータス、またはコンフィグレーション変更などを表して
いる。
【0063】 ★“関連するエンティティ”(relatedEntities) このパラメータは要求データが例えば所定のネットワーク領域のどのネットワ
ークエンティティに由来しているかを示している。
【0064】 ★“関連する時間間隔”(relatedTimeInterval) このパラメータはエージェントから送信される報告が発生した時間フレームを
表しており、例えば18:00〜22:00の間の全てのアラームなどである。
【0065】 ★“固有パラメータ”(specificParameters) 上で定義した“データタイプ”(dataType)のパラメータに依存して、このフ
ィールドでは固有パラメータが定義される。これは例えば所定のperceivedSever
ity値を含むアラームのみに対して定義される。
【0066】 "M-ACTION Response"による要求の確認後、エージェントは順次に該当する全
通知を存在する全てのEFDインスタンスへ送信する(これは例えばITU‐T
規格X.734に準拠して行われる)。最後の通知を除き、データの整合ないし
アライメントのために送信される各通知は付加テキストフィールド"Additional
Text"の開始部に記号列"aaaa-ALIGNMENT-abc"を含む。ここでのaaaa、ab
cは前述の意味を有する。
【0067】 マネージャ2のEFDインスタンスの個別のフィルタ調整により、エージェン
トからアライメントに対して送信された報告が当該の1つのディスクリミネータ
のみを通過することが保証される。他のマネージャ(マネージャ1)が同時に例
えば一義的な"alignmentHandle-bbbb"を備えたアライメントプロシージャを開始
していたとしても、マネージャ2はaaaaのマーキングを有する自身の報告の
みを受け取ることができる。
【0068】 図4には例としてアラームアライメントプロシージャに対するマネージャaと
エージェントとの間のメッセージ交換が示されている。パラメータ"managerHand
le"は例えば値78を有し、パラメータ"alignmentHandle"は例えば値123を有
する。
【0069】 アライメントプロシージャ中に新たに形成された通知は現時点で動作している
アライメントプロシージャの結果としては送信されない。したがってこれらは固
有の記号列を含まないので、基本的には全てのEFDインスタンス(例えば図4
の報告3)が通過して上位のマネージャに達する。
【0070】 マネージャaはアライメントプロシージャの終了を識別するように構成されて
おり、ここでは通知nは一義的なマーキング"aaaa-ENDALIGNMENT-abc"を有して
いる。
【0071】 アライメントプロシージャの終了時、すなわちサブ記号列"aaaa-ENDALIGNMENT
-abc"を備えた通知が受信された後、マネージャaはデフォルトフィルタ調整を
リセットする。
【0072】 マネージャの要求の時点で例えばアクティブアラームが存在せず、アライメン
トが必要ない場合には、マネージャaはパラメータアクション応答"M-ACTION-Re
sponse"として相応の指示を受け取る。
【0073】 これに代えてEFDは相応のマネージャのコンポーネントであってもよいし、
またはマネージャとエージェントとの間に接続されたユニットであってもよい。
マネージャは、自身に対して定められていない情報をそれが自身へ達する前に対
応するEFDによりフィルタリングで取り出すことができる。
【0074】 同じ手法はLOGディスクリミネータに対しても使用することができ、またフ
ィルタ機能を有する比較可能な他のユニットまたは他のユニットのコンポーネン
トにも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オペレーションセンタおよびメンテナンスセンタと1つまたは複数のネットワ
ーク管理センタとの間の管理ネットワークのブロック回路図である。
【図2】 基地局サブシステムとこの基地局サブシステムに対して少なくとも2つのアプ
リケーションを実行するオペレーションセンタおよびメンテナンスセンタとの間
の管理ネットワークのブロック回路図である。
【図3】 パラレルまたはシリアルに動作するデータ整合のイベントを処理するエージェ
ントおよびマネージャのブロック回路図である。
【図4】 マネージャとエージェントとの間でデータのフィルタリングを制御するメッセ
ージ流を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 D)は対応するマネージャへ伝送すべきデータのみを通 過させる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの管理レベル(A,B,C)を有しており、 データ整合のために所定の管理レベル(B、C)の少なくとも1つのエージェ
    ント(AG)と上位の管理レベル(A、B)の少なくとも1つのマネージャ(M
    A1、MA2)との間でデータを伝送し、 マネージャ(MA1、MA2)からそのつど1つまたは複数の要求メッセージ
    をデータ伝送のためにエージェント(AG)へ送信し、 マネージャ(MA1、MA2)はそれぞれの要求とエージェント(AG)から
    続いて送信されるメッセージとを対応させる相関情報を送信する、 管理ネットワークでのデータ整合方法において、 フィルタ装置(EFD)を使用して、該フィルタ装置により、要求を行ってい
    るマネージャから独立にエージェント(AG)のデータを受信し、相関情報に依
    存して要求を行っているマネージャのみへ受信データを通し、 フィルタ装置はエージェントおよびマネージャの本来の機能を包括しているか
    、および/またはそれから独立している、 ことを特徴とする管理ネットワークでのデータ整合方法。
  2. 【請求項2】 データ整合時に整合すべきデータはアラームデータであり、
    例えばアクティブなアラーム、状態変更(state changes)またはコンフィグレ
    ーション変更である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 相関情報をマネージャが伝送前に付加フィールド、例えば付
    加テキストフィールド(Additional Text)内へ挿入する、請求項1または2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 フィルタ装置(EFD)として相応のマネージャ(MA1、
    MA2、MAn)、エージェント(AG)、またはマネージャとエージェントと
    の間に接続されているユニットのコンポーネントを使用する、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 フィルタ装置(EFD)としてイベントフォワーディングデ
    ィスクリミネータ、LOGディスクリミネータ、またはフィルタ機能を備えたそ
    の他のユニットを使用する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 規格にしたがって各フィルタ装置(EFD)の付加フィール
    ド(Additional Text)のデフォルトフィルタ設定を調整し、全てのデータ整合
    データをフィルタリングにより取り出す、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 データ整合を要求しているマネージャ(MA2)のフィルタ
    装置(EFD)の付加フィールド(Additional Text)のフィルタ設定をデータ
    整合後にデフォルトフィルタ設定へリセットする、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 データ整合を要求しているマネージャ(MA2)のフィルタ
    装置(EFD)の付加フィールド(Additional Text)のフィルタ設定を調整し
    て未知の全てのデータ整合データをフィルタリングにより取り出す、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 データ整合データを送信している全てのエージェント(AG
    )から、付加フィールドに相関情報を含むデータを全てのマネージャのフィルタ
    装置(EFD)へ送信する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つの管理レベル(A、B、C)を有しており
    、 マネージャ(MA1、MA2、MAn)および/またはエージェント(AG)
    として使用可能な装置と、例えば請求項1から9までのいずれか1項記載のデー
    タ整合方法によるデータ整合装置とを有する、 管理ネットワークの通信システム、例えば無線通信システムにおいて、 データ整合装置は自律的なフィルタ装置(EFD)を有しており、該フィルタ
    装置は自律的な機能ユニットとしてマネージャおよびエージェントの本来の機能
    ユニット間に配置されている、 ことを特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 マネージャ(MA1、MA2)内に、対応するフィルタ装
    置(EFD)のフィルタ情報または相関情報を調整する装置が設けられている、
    請求項10記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 エージェント(AG)内に、少なくとも1つのフィルタ装
    置(EFD)を介してマネージャへ伝送されるデータ情報の付加フィールドへフ
    ィルタ情報または相関情報を挿入する装置が設けられている、請求項10または
    11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 フィルタ装置(EFD)は相応のマネージャ(MA1、M
    A2、MAn)、エージェント(AG)、またはマネージャとエージェントとの
    間に個別に接続されたユニットのコンポーネントである、請求項10から12ま
    でのいずれか1項記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 フィルタ装置はイベントフォワーディングディスクリミネ
    ータ(EFD)、LOGディスクリミネータ、またはフィルタ機能を有する他の
    ユニットである、請求項10から13までのいずれか1項記載の通信システム。
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