JP2003507616A - 特に自動車の内燃機関のための動弁機構 - Google Patents

特に自動車の内燃機関のための動弁機構

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JP2003507616A
JP2003507616A JP2001517032A JP2001517032A JP2003507616A JP 2003507616 A JP2003507616 A JP 2003507616A JP 2001517032 A JP2001517032 A JP 2001517032A JP 2001517032 A JP2001517032 A JP 2001517032A JP 2003507616 A JP2003507616 A JP 2003507616A
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バットロッグ,シュテファン
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バットロッグ,シュテファン
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Abstract

(57)【要約】 特に自動車の内燃機関のための動弁機構が、被駆動カム要素(2)と、前記カム要素(2)によって摺動または旋回可能のバルブアクチュエータ(10)と、可撓性の取囲要素(4)とを有し、カム要素(2)が回動可能に配置されている。取囲要素(4)は、バルブアクチュエータとともにカム要素(2)の回転軸(8)に対して垂直の面内に可動に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被駆動カム要素と、このカム要素によって摺動または旋回可能の
バルブアクチュエータとを備えた、特に自動車の内燃機関のための動弁機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関のバルブコントロール、特に自動車のための動弁機構は、通常、装置
(ばね、液圧要素など)を用いてバルブが閉弁位置で付勢されている前記装置を
有する。バルブアクチュエータ(バルブタペット、カムフォロワ、ロッカーアー
ムなど)は、それによって少なくとも開弁段階中にシャフト軸に対して偏心する
閉じたバルブコントロール面の部分に押し付けられる。閉弁時には、バルブヘッ
ドがさもないとはね返されてしまうので、このバルブヘッドがあまり早くバルブ
シートに打ちつけられないように注意しなければならない。これは、移動質量、
発生する力、材質などの間の比較的労力のかかる調整を必要とする。
【0003】 このため、バルブアクチュエータをカム要素に強制的に案内する提案が不足し
ておらず、そこでは戻りばねの代わりにそれぞれ1つの2偏心バルブコントロー
ル面を基礎とする様々な実施形態が開発された。具体的な実施態様は、例えばイ
ギリス特許公報GB−PS19193/1913またはイギリス特許公報GB−
PS434247から読み取ることができ、前記特許公報においてカム要素が少
なくとも1つの前面に溝を有し、この溝の両方の側壁がバルブコントロール面を
形成する。この溝の中には、バルブアクチュエータの端部に配置されたローラ等
が側面から係合する。把持可能のウェブを有するカム要素は、例えば欧州特許公
報EP−A429277から公知である。
【0004】 強制案内の別の例は、カムシャフトの回転軸に対して平行のバルブコントロー
ル面の代わりに2種類に成形されたカムシャフト要素に形成された2つの軸線方
向に相前後して配置されたバルブコントロール面を使用する、例えば欧州特許公
報EP−B355659、欧州特許公報EP−A364361等である。
【0005】 前面の溝と、走査要素の側面の係合とを備えた強制案内の第1の実施態様も、
バルブあたり2つのカム要素と2つの走査要素とを備えた第2の実施態様も、初
めに記載した戻りばねを備えた動弁機構に対して拡大された軸線方向の延長と、
構造的、空間的または経済的な問題のいずれかを含む多数の部材とを有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、上記の問題点を本質的に低減し、省スペース、軽量および
価格的に有利な構造になる冒頭に述べた形式のデスモドロミック動弁機構を創作
する課題を設定した。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この課題は、カム要素が回動可能に可撓性の取囲要素の中に
配置されており、これがカム要素の回転軸に対して垂直の平面で可動にバルブア
クチュエータに接続されることによって達成される。
【0008】 この取囲要素はカム要素の周囲を特に大きなクリアランスなしに取囲むため、
前記取囲要素がカム形状に適合しており、カム要素は取囲要素の性状に基づき前
記取囲要素の中で回転することができる。バルブアクチュエータに接続された取
囲要素はカム要素と一緒に回転できないため、カム領域のクリープはカム要素の
回転軸周りにシリンダヘッドの中で摺動または旋回可能に軸支されたバルブアク
チュエータのリフト運動もしくは往復運動に変換される。バルブアクチュエータ
は、バルブアクチュエータと取囲要素の接続領域が回動するカム要素の基円領域
に係接しない限り運動を実行せず、次いでカム要素の回転軸から半径方向へ離さ
れ、最終的に再び戻るのに対し、カム要素のカム領域はバルブアクチュエータと
取囲要素の接続領域を通過する。
【0009】 取囲要素が本質的にクリアランスなしにカム要素の円周面に係接するので、取
囲要素から自由に突出するバルブアクチュエータは常に接線に対して垂直にカム
要素の円周面に向けられ、そこで一方ではリフトするカム領域で、他方では下降
するカム領域でカム要素の回転軸に対して半径方向から逃げている。バルブアク
チュエータと取囲要素の可動の接続は、カム領域での取囲要素の旋回運動もしく
は揺動運動を許容するため、必要なバルブアクチュエータの運動自由度はその摩
擦軸受または旋回軸受で維持されたままになる。そのため取囲要素は、特に軸周
りに旋回可能にバルブアクチュエータまたはバルブアクチュエータ用の保持具に
配置されている。
【0010】 バルブアクチュエータは、好ましくは取囲要素が特に可動に保持具と接続され
る前記保持具を有し、この保持具にバルブアクチュエータの摩擦軸受または旋回
軸受に案内された部分が好ましくは調整可能に保持されている。
【0011】 第1の実施態様において取囲要素が開環を有し、その両端がバルブアクチュエ
ータ用の保持具に固定されることを考慮している。開環の両端が互いに貫入し、
互いに接触しながらカム要素から離れる場合、取囲要素の材料の可撓性に基づき
、その両端が一緒に両側面へ必要な範囲で屈撓可能であるため、実体的な軸を不
要にしてよい。バルブアクチュエータと接続するために、好ましくは開環の両端
が接続要素のための差込開口部を有することを考慮している。この差込開口部は
、巻付けによって、および − それぞれの環の材料に応じて − 巻き付けた端部
の縫合、接着、溶接等々によって形成することができる。特に好ましい実施態様
は、開環が自体閉じているカム要素周りに往復案内された帯状体から成り、前記
帯状体の反転が差込開口部を形成することを考慮する。
【0012】 別の一実施態様において、可撓性の取囲要素が閉環として形成されており、バ
ルブアクチュエータ用の保持具を具備している。環の中への保持具の嵌入は、そ
の場合簡単な方法で保持具が配置される外側折返部によって達成することができ
る。この外側折返部は、特に過大長を形成する取囲要素の領域の、例えば挟み止
め、縫合等である遮断部によって達成される。
【0013】 閉じた可撓性の環は、例えば変形可能の環状体によって形成することができる
。この環状体がプラスチック製である場合、前記環状体は繊維強化とし、あるい
は内部および/または外部を鋼帯または織物帯で補強することができる。特にこ
の実施態様では、帯状体に加硫化されるゴム弾性プラスチックを使用してもよい
。可動接続のために、好ましくは環状体が溝を有し、この溝の中にバルブアクチ
ュエータの軸受ピンが設けられており、この軸受ピンの軸がカム要素の回転軸に
対して平行になることを考慮している。
【0014】 開環も閉環も取囲要素が特にカム要素の周溝の中に挿入されたケーブルである
場合、接続ボルトがバルブアクチュエータの保持具を形成するローラチェーンで
ある場合、糸または繊維が繊維織り方で考慮されている細長体または帯状体が平
物材料製である場合、あるいは板ばねが例えばチタン合金から製造されており、
1コイルまたは複数コイルで上下に重ねてカム領域の円周面を取囲む場合に達成
することができる。閉じたケーブルは、例えばバルブアクチュエータのアイまた
はその保持具を通して通すことができる。閉環の製造のために、特に糸もしくは
繊維から繊維円形仕上技術(丸織、丸編、丸編織など)によって縫目なしに形成
された材料が適している。丸織された閉環は、好ましくは高い線定数と耐温度性
とを有する横糸としてアラミド繊維を含む。
【0015】 開環要素、特にケーブル、織物帯状体または板ばねの端部は、バルブアクチュ
エータもしくはその保持具に締め付けることができ、接続ピンまたは接続割ピン
を収容するための差込開口部を具備し、あるいは固定するためにその他の方法で
形成してもよい。
【0016】 板ばねの複数のコイルがカム要素上に配置されている場合、すなわち複数の閉
環が連続する大きさでまたはスパイラルコイルのいずれかが配置されている場合
、保持具の固定用のコイルが上下に重ねた孔を有してよく、その孔の直径は内側
から外側へ向かって小さくなる。これは、別の固定を必要としないバルブアクチ
ュエータの円錐台状の保持具を挿入することができる円錐台状の開口部を形成す
る。この保持具は分割型にしてよく、例えば後把持可能の円錐ヘッドを具備した
バルブアクチュエータの軸受部を取囲むことができる。摺動可能に軸支されたバ
ルブステムの端部の円錐ヘッドは、バルブタペットがその長手軸周りに回転でき
ることも可能にする。
【0017】 保持具と取囲要素を接続するもう1つの可能性は、バルブアクチュエータの保
持具が帯状体もしくは板ばねの2つのコイル間に配置された軸受ピンを有するこ
とを考慮する。
【0018】 取囲要素が摩擦の少ない、必要の場合は摩擦の少ない被覆をした表面を有する
材料から成る場合、必要の場合は摺動面、つまりカム要素の円周面および係接す
る取囲要素の内面の潤滑が不要になる。潤滑が望まれるか必要になる場合、好ま
しくはカム要素が回転軸に対して半径方向にカム要素の円周で可撓性の取囲要素
の内部に合流する少なくとも1つの油孔を有することを考慮している。取囲要素
は回転しないので、可撓性の管を介して取囲要素による外部の給油も考えられる
【0019】 摺動性質を維持するために場合によって全く不要になる給油は、従来の強制制
御による重大な問題を解決するために、弁が閉弁段階中に不完全に押し付けられ
、それによって確かに多少開いた弁がシリンダ内の過圧によって不確実にバルブ
シートに押し付けられる場合にも使用することができる。すなわちカム要素と取
囲要素の間の僅かな間隙の中に油膜を形成することができ、それによって油もし
くは油圧が取囲要素をカム要素に対して相対的に中心に置く。
【0020】 外部からの力作用(慣性質量力など)がある場合、取囲要素はこの力平衡から
圧縮され、それによって油間隙が一定の箇所で薄くなる。この箇所で取囲要素を
再びほぼ中央の位置へ戻して圧縮する大きい油圧が発生するためシステムが安定
化する。
【0021】 この効果は、取囲要素の中のカム要素の回転時に助けになるばかりではなく、
閉弁力を発生するためにも使用することができ、それによって従来のバルブで基
円領域内にクリアランス調整を生ぜしめる液圧要素がバルブアクチュエータに残
される。油膜には減衰機能もあるため、バルブの加速と遅延によって引き起こさ
れる質量力が直接カム要素に作用せず、エンジン騒音が低減される。
【0022】 油摺動膜の代わりに、圧縮空気を用いてカム要素を取囲むエアクッションを発
生させてもよい。これは特にプラスチックまたはプラスチック織物から成る取囲
要素で長所とすることができる。
【0023】 加速される質量は、本発明に係わる動弁機構においてバルブスプリングおよび
スプリングリテーナの廃止によって、ならびに本質的に軽量のバルブタペットま
たはロッカーアームの構造によって低減されている。バルブおよび/またはバル
ブアクチュエータ用の軽金属、セラミックスまたはプラスチックの使用は、戻り
ばねおよび液圧クリアランス調整によるバルブタペットの値の50%〜80%の
加速および遅延質量の低減を可能にする。この高い値は、バルブスプリングを全
負荷安全性に成形する必要があるため、特に部分負荷領域に生じる。さらに、バ
ルブは、スペースを取るバルブスプリングがなくなるため、短く形成することが
できる。特に給油は線接触のみならず、面接触も生ぜしめる。
【0024】 またカム要素は小型に形成することができる。同様にプラスチックカム要素も
しくは完全にプラスチック製の、例えば射出成形で製造されたカムシャフトの形
成も実現可能になる。またカムシャフトまたはカム要素を製造するための別の軽
構造材、例えばアルミニウムの使用も可能になる。質量低減および摺動潤滑によ
って、5%およびそれ以上の燃料節約が期待される。
【0025】 特にバルブアクチュエータが一緒に作動される場合、弱いばねを各閉弁の付勢
のために設けることもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を任意の図面の図を利用してより詳しく説明するが、これにのみ
限定されるものではない。
【0027】 各図面にはそれぞれただ1つの動弁機構だけを示しており、支持軸1上の自動
車の内燃機関のために使用された動弁機構はバルブに必要なカム要素2の個数を
有する。カム要素2の円周面上に油膜の発生のための給油または圧縮空気からエ
アクッションを発生するために、中空の支持軸を介して、支持軸1の中の半径方
向の開口部30とカム要素2の中の孔3を介して行うことができる。その場合、
開口部30と孔3のセットは、図8ないし図10に示したように、固定ピン20
が挿入される場合、支持軸1上にカム要素2の固定のために考慮してもよい。
【0028】 カム要素2は本質的に円周面に係接する可撓性の、屈撓性の、必要の場合は弾
性の材料から成る取囲要素4によって取り囲まれているため、カム要素2は連続
的に脈動する取囲要素4の変形下に取囲要素4の中でその回転軸8周りに回転す
ることができる。取囲要素4の横断面形状は、ここで分解図で動弁機構を示して
いるため、図中それぞれカム要素2に合わせて表わしている。個々の要素として
、取囲要素4は材料の充分な弾力性と厚さがある場合にのみ環状体の形状を有し
、他方それ以外ではつぶれた楕円形等を形成する。取囲要素4は、バルブタペッ
トの場合には摺動軸受41(図30)の中に摺動可能であり、ロッカーアームま
たはカムフォロワの場合は旋回軸受の中で旋回可能に軸支されているバルブアク
チュエータ10に接続することによって、回転を妨げられる。これは、摺動剤ま
たは潤滑剤の供給が固定式の取囲要素4によって行われる実施態様も許容する。
取囲要素4は、バルブアクチュエータ10と軸15周りに揺動もしくは旋回可能
に接続されているため、カム要素2のカムの通過時にバルブアクチュエータ10
の接続領域を通して取囲要素4の旋回がバルブアクチュエータ10と相対的に可
能になる。これは、図2ないし図4に示すように、バルブステム11の摺動軸受
が側面の偏向を許容せず、バルブステム11が半径方向に回転軸8上に立たなけ
ればならないために必要である。図2ないし図4の比較からバルブリフトも明ら
かである。
【0029】 図1ないし図6による第1の実施態様において、取囲要素4は可撓性の、必要
の場合は多少弾性のあるプラスチックから成る環状体によって形成されており、
これはただ1つの僅かな変形抵抗だけを有する。
【0030】 1箇所に環状体が窓部5を含み、その中でカム要素2の回転軸8と平行に延び
る軸受ピン14がバルブステム11を貫通する。カム要素2を取囲む環状体の内
面には、金属製の、摩擦の少ない、必要の場合は繊維強化プラスチック製の、織
物等から成る閉じた薄い帯状体22の環が設けられており、その中でカム要素2
が回転する。図5および図6に示したように、帯状体22とカム要素2の円周面
の間には、一般にすでに組立に制約された、摺動潤滑のための油膜を形成できる
小さな間隙31が残る。この油膜は、さらに衝撃および騒音緩衝にも作用し、図
5および図6の比較から明らかなように、取囲要素4が閉弁位置で最小の偏心に
ある場合、閉じたバルブヘッドの付勢のために考慮できるため、カム領域内の間
隙の厚さ31′、31″は小さくなり、基円領域では大きくなり、取囲要素4の
回転軸8と連通する軸8との間の差に相当する厚さ差が油圧によって調整するこ
とが試みられている。
【0031】 図7は、取囲要素4が帯状体の複数のコイル7を有する実施態様であり、これ
は例えばばね鋼から成る多数の互いに閉環(図1の帯状体22と同様)、繊維結
合による糸から成る細長体等から成り、あるいは渦巻状に巻き取られており、同
様に金属帯状体、織物帯状体等から成ることができる。取囲要素4の2つのコイ
ル7の間に、この実施態様では同調したバルブの2つのバルブアクチュエータ1
0を担持する好ましくは分割型の保持具12の軸受ピン18が係合する。ここで
は基円領域内でのバルブアクチュエータ10の戻りのためではなく、閉じたバル
ブの付勢のためにのみ作用するばね26を用いた付勢も表わしている。
【0032】 図8ないし図10は、保持具12が「Uリンク」の形状に形成された実施態様
であり、軸受ピン18は図1と同様にプラスチック等から成る帯状体22と取囲
体4の間に配置されており、軸15を形成する。軸受ピン18の端部は、取囲要
素4内の軸方向のすべりを防ぐため多少拡大されており、保持体12の対向領域
は保持体12を側方へ移動できるようにするため面取りされている。保持体12
は、ねじ28を有するバルブステム11がねじ止め可能であり、カウンタナット
27で調節可能に固定できるねじ孔を有する。図8ないし図10は、上記のよう
に、シャフト1の孔30とカム要素2の孔3とを通して差込まれたピン20を用
いた支持軸1上のカム要素2の可能な固定を示す。
【0033】 図11ないし図13は、取囲要素4が溝16の中でカム要素の円周面内で摺動
しながら配置された閉じたケーブル環によって形成された実施態様である。カム
要素は2つの互いに軸線方向に離間したカム領域43に分割されており、カム要
素2の油孔が合流する溝16が中心領域を形成する。バルブアクチュエータ10
のバルブステム11は、特に側方へ開いた釣状のアイ17を具備しており、その
中にケーブル環が釣掛けられており、特に図13から明らかなように、旋回を可
能にするため上側で軸15と平行に丸められている。このアイ17は、ケーブル
の一部が糸を通した後で初めてアイ17の中へケーブル環に対して閉じられる場
合も閉じて形成することができる。このケーブルはワイヤワイヤロープ、プラス
チックケーブル等としてよい。
【0034】 図14ないし図17は、取囲要素4がチタン合金ばね鋼から成る帯状体または
細長体と、アラミド繊維から作られた繊維結合による平成形物、特に織物等とか
ら形成された実施態様である。バルブアクチュエータ10と接続するために、バ
ルブステム11の細溝29の中に差込可能である取囲要素4の外側折返部6が形
成されている。この接続は、バルブステム11および外側折返部6(図17)の
孔25を貫通する割ピン19を用いて行われる。取囲要素4は、ただ1つの閉環
またはコイルによって平らに圧縮された外側折返部6を有することができる。た
だ1つの環またはコイルは、帯状体の両端13をまとめて形成してもよく、これ
は互いに係接して外側折返部6を表わし、一緒になって細溝29の中に挿入され
る。しかしまた取囲要素は、図17に詳細に示すように2つのコイル17を有し
てもよく、一体に「渦巻状に」巻き付けてもよい。また、この実施態様において
も両端13は、好ましくは外側折返部6の中で終了する。この実施態様において
軸15は、本体として実現されるものではなく、外側折返部6とカム要素2の円
周面を取囲む取囲要素4の部分との間の曲げ領域によって生じる。
【0035】 図18ないし図20は、再び板ばね、織物帯状体等によって形成された取囲要
素4が開環として形成されており、ただ1つのコイル7を有し、その自由端13
でバルブアクチュエータ10の保持具12と接続されている類似の実施態様であ
る。この両端13は、再び孔25が設けられた互いに差込可能のリードが形成さ
れるように刻付または切除されている。端部13は、互いに曲げられており、両
側に保持具12周りに案内されている。割ピンもしくはピン19は両端13、保
持具12および保持具12の中に差込まれたバルブステム11の端部を貫通する
。保持具12は、図20から最良に明らかなように、上部側で湾曲しているため
、カム領域の通過時のバルブアクチュエータ12に対する取囲要素の相対的な旋
回が可能である。軸15は再び本体として形成されておらず、端部13の貫通部
にあり、大きい曲率半径が高い寿命を保証する。端部13は、それぞれ1つの縁
部から半分まで進む側方に開いた切込部を有し、横側から互いに差込んでもよい
【0036】 図21および図22は、取囲要素4(図7に類似)は、互いに差込み可能であ
り、そのため増大する大きさを有する個々の閉環によって形成された多数のコイ
ル7から成る実施態様である。図21左側に示した最内部の環は、カム要素2の
円周面を取囲む。別の環はそれぞれ1つの開口部9を有し、この開口部9の直径
は内側から外側へ、つまり2番目に小さい環から最外側の最大の環へ減少する。
互いに覆うために持ち込まれた開口部9は、円錐台状の、外方へ先細になるバル
ブアクチュエータ10の円錐台状保持具12用の収用開口部に補完される。保持
具は互いに補完し、その間で球状に形成されたバルブアクチュエータ10のヘッ
ド34を保持し、軸15周りに取囲要素4の運動を許容する2つの部分12から
成る。取囲要素4のコイル7のパケットは、カム要素2上で2つの軸線方向に続
く終端板33によって保持され、それぞれ1つの僅かな間隙が同様に油膜を形成
できる取囲要素4と終端板33との間に残る。終端板33は、カム要素2と接続
してよく、あるいは、図示したように、それぞれ中間空間の中に隣接したカムま
たは軸受要素へ支持軸1上へずらして開けるスリーブ32によって軸線方向に固
定してもよい。
【0037】 図23ないし図25による実施態様において取囲要素4は、同様に複数のコイ
ル7を有するが、これは個々の閉環によってではなく、渦巻状のただ1つの帯状
体片のコイルによって形成されており、ここでも外側のコイルは、図24により
円錐状に先細になる保持具12用の収用開口部に補完される異なる直径の孔を有
する。保持具の両方の部分12′は、この実施態様で一部円筒状に軸15周りに
湾曲しているバルブアクチュエータ10のヘッド36を収用する。この実施態様
において取囲要素4の中にカム要素2の円周面上で回動する並列させたローラ3
5を有するころ軸受が形成されている。図示していないが、この実施態様でも好
ましくは孔30、3を通して支持軸1から、または取囲要素4を通して外部から
の給油が考慮されている。ローラ35は、軸線方向に終端板33によって保持さ
れており、図25の正面図でこの終端板33は見やすくするため省いている。
【0038】 別の実施態様は図26ないし図28である。この中で取囲要素4はローラチェ
ーンによって形成され、その接続ボルト23は側方からシャックル24の間に係
合するカム要素2上に軸線方向案内を生ぜしめるシャックル24を接続する。接
続ボルトは伸長されており、バルブステム11が調整可能にねじ止めされ、カウ
ンタナット27によって固定されたバルブアクチュエータ10のフォーク状の保
持具12用の軸受ピン14を形成する。
【0039】 図29および図30に、本質的に図21および図22に相当するが、バルブア
クチュエータ10はバルブタペットの形態で回転軸8に対して垂直ではなく、そ
れに対して傾けて配置した実施態様を示す。取囲要素4がバルブアクチュエータ
10で旋回する軸15は、この実施態様においても回転軸8に対して平行である
。ハウジング固定もしくは場所固定の摩擦軸受41の中にバルブステム11の直
線運動は、取囲要素4との接続領域で回転軸8方向への運動成分を発生する。そ
のため、取囲要素4はカム要素2上で回転軸8方向へ間隔40分だけ摺動可能で
ある。必要の場合は保持具2を取囲要素4上に摺動可能に配置してもよい。
【0040】 図31ないし図33による実施態様において、カム要素2は周溝16を具備し
ており、その底部は支持軸1と同心になる。カム要素2はそれによって材料を節
約する中心領域にわたって接続された2つのカム領域43に分割される。この実
施態様において帯状体または細長体の閉環によって形成された取囲要素4は1箇
所で差込開口部47を規定する接着または縫合したシャックル45を有する。中
心領域には、環およびシャックル45が窓部5を具備している。バルブアクチュ
エータ10は、固定領域に孔46を有するため、窓部5の中に挿入後に接続要素
48をピンまたは割ピンの形態で差込開口部47および孔46を通して貫通させ
ることができる。このピンは再び支持軸1と平行に延びる軸15を形成する。バ
ルブステム11の自由端は、そこで周溝16の中へ突出し、それによって軸線方
向の案内も与えられている。好ましくは繊維円形仕上技術(丸織、丸編、丸織編
など)で製造された取囲要素4の帯状体は、特にアラミド糸もしくはアラミド繊
維を含み、好ましくは少なくとも横糸がアラミドから成る縫目なしの織物環状体
等である。この織物は、摩擦の少ない被覆を有してもよい。
【0041】 図34ないし図37は、同様に再び丸加工された帯状体、特に丸織された帯状
体等が取囲要素4の製造に使用される類似の実施態様である。帯状体円周は、本
質的にカム要素2の2倍の円周に相当し、2層の開環に折り重なる。開環の端部
13での帯状体の戻り箇所は、すでにこの実施態様でU字形に曲げられた中空の
接続要素48用の差込開口部47を形成する。両端13は、中心領域52で切断
されており、両方の切断部は、互いにバルブステム11の端部がカム要素の周溝
16の中に突出する窓部5に補完される。バルブアクチュエータ11の組立位置
は、それによって図35から明らかなように、側方へずらして軸面と平行におく
ことができ、そこから転動と接触線の変化に関する長所を得ることができる。バ
ルブステム11は、当然軸面においてもよく、それによって両方の差込開口部4
7が対称にならない。第2のU字形に曲げた部分53は、中空の接続要素48の
中へ挿入されており、例えば接着されているため、取囲要素4とバルブアクチュ
エータ10の間の接続が確保されている。
【0042】 U字形の接続要素48を用いる代わりに、開環の両端13を、1つまたは2つ
の細溝を有し、それらを通して端部13が案内され、その差込開口部47の中に
挿入されたピンによって固定されるベルト締具状の要素によつても接続すること
ができる。ベルト締具状の要素は、ねじ止めまたは固定されたバルブアクチュエ
ータ用の保持具12である。
【0043】 図38および図39による実施態様において、閉環によって形成された取囲要
素4の窓部5の中に一組の接続シャックル56を具備した、内方へ周溝16の中
へ突出するスリーブ55が挿入されている。接続シャックル56は、窓部5の周
辺領域と接着、溶接等々が施される。バルブステム11は、自由端にねじ28を
有し、スリーブ55のねじの中に深さ調節可能にねじ止めし、カウンタナット2
7を用いて固定することができる。カム要素2はこの実施態様において互いに接
続されず、分離して支持軸上に固定された2つのカム領域43から成る。ねじ止
めの代わりに、スリーブ55とバルブステム11との間に固定もしくは簡易式接
続を形成できるため、バルブステム11の軸周りの回転が可能である。この実施
態様において取囲要素4は、図31と同様に織物帯状体、または図21と同様に
板ばねとしてよい。取囲要素4がバルブアクチュエータ10に対して限定されて
往復旋回しなければならない軸15は、接続シャックル56の間に使用した材料
の可撓性によって延びる。
【0044】 図40ないし図46による実施態様において、取囲要素4はそれぞれ接着、縫
合または締付けた遮断部によってカム要素2から分割され、バルブアクチュエー
タ10の保持具12として利用される挿入体54を収用する外側折返部6を有す
る閉環に仕上げられている。
【0045】 図40および図41は、取囲要素4の遮断部が平らなアイ50を通して面圧の
外側折返部6が糸を通される前記アイによって行われる実施態様である。外側折
返部6の中に挿入された挿入体54は、固定可能またはねじを具備したバルブス
テム11の端部28が差込みまたはねじ止めできる固定孔またはねじ孔57を有
する。後者の場合、再びカウンタナット27がバルブアクチュエータ10の長さ
調節もしくは長さ決定に利用される。
【0046】 図42および図43は外側折返部6の遮断部が2つの互いに緊張可能の固定用
爪49によって行われる取囲要素4とバルブアクチュエータ10の間の同種の接
続である。両方の固定用爪49は、同じに形成してもよいため、それぞれ1つの
接続ねじが1つの固定用爪49に使用される。
【0047】 図40ないし図43の実施態様におけるアイ50もしくは固定用爪49の代わ
りに、例えば2つの同一に形成された、固定用釣状具および固定用開口部を具備
した部分を互いにクリップ止めすることによって固定可能の遮断装置を考えるこ
ともできる。
【0048】 図44および図45は、バルブステム11の回転をその軸周りに許容するバル
ブステム11と保持具12の間の固定接続の可能性である。バルブステム11の
端部は四角形、円錐形または円形の環状体溝59を具備しており、挿入体54は
細溝51によってばね付勢される2つのウェブを具備しており、それらに四角形
、円錐形または円形のリブ60が形成されている。バルブステムは孔57の中に
差込まれ、挿入体54はリブ60が環状体溝59の中に係留するまで拡大される
。U字形の中空リンクの形態による遮断部を生ぜしめる接続要素48は、それに
続きずらしてあけられ、接着または圧搾されるU字形の対向部53によって確保
される。遮断部は、図40ないし図46で軸15が実現されているそれぞれ1つ
の曲げ可能の接続部を形成する。
【0049】 図47ないし図49は、取囲要素4が図34ないし図37記載の実施態様と同
様に、自体閉じた、織物、ばね鋼等から成る開いた2層の環に折り重ねた帯状体
から成り、その反転が再び差込開口部47を形成する実施態様である。開環の端
部13は、これが図18ないし図20と同様に相互に差込みできるように切断さ
れている。保持具12は、この実施態様で2つの部分12′から構成されており
、それらのうちそれぞれ1つのピン状の接続要素48の部分48′、収用部なら
びにねじ付ボルト61用のねじスリーブを有する。同様に分割した開口部57の
中に2つのリブ60が突出し、これらのリブが再び回動可能に保持されたバルブ
ステム11の周溝59の中に係合する。両方のピン状の部分48′は、互いに一
列に並ぶ相互係合端部18の差込開口部47の中に係合し、図48から明らかな
ように互いに中心部で接触する。この実施態様においてカム要素2は個々の組立
可能の部品として示されておらず、カムシャフトは従来の方法で一体に製造され
ている。バルブアクチュエータの強制案内は動弁機構の非常に軽い構造を可能に
するため、カムシャフト全体を非常に軽い構造で行うこともできる。そのため、
これは一体に必要の場合は強化プラスチックまたは他の軽構造材からも製造する
ことができる。
【0050】 取囲要素4のために平らな織物細長体が使用される場合、その端部は閉環に縫
合、接着または溶接してよいか、あるいは、開環の差込開口部47を形成するた
めに、巻き付けおよび縫合、接着または溶接してよい。前記のように処理された
織物の中に難なく窓部5もしくは縁部および中央切断部52を形成することがで
きる。
【0051】 動弁機構は、バルブアクチュエータ10としてバルブタペットを有する全ての
実施態様で示された。しかし同様にバルブアクチュエータ10は、旋回可能に軸
支されたロッカーアームまたはカムフォロワを含んでもよく、その一端に取囲要
素4が軸15周りに旋回可能に配置されている。内燃機関とともに使用するため
のカムシャフトは通常複数の前記のような動弁機構を有し、カム要素は角度をず
らして配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図による動弁機構の第1の実施態様の構成要素である。
【図2】〜
【図4】横断面図による動弁機構の第1の実施態様の異なる角度
位置である。
【図5】および
【図6】第1の実施態様の縦断面図である。
【図7】動弁機構の第2の実施態様の縦断面図である。
【図8】斜視図による動弁機構の第3の実施態様の構成要素である。
【図9】第3の実施態様の縦断面図である。
【図10】第3の実施態様の側面図である。
【図11】斜視図による動弁機構のもう1つの実施態様の構成要素である。
【図12】第4の実施態様の側面図である。
【図13】第4の実施態様の横断面図である。
【図14】斜視図による第5の実施態様の構成要素である。
【図15】第5の実施態様の縦断面図である。
【図16】第5の実施態様の横断面図である。
【図17】図14の拡大詳細図である。
【図18】斜視図による第6の実施態様の構成要素である。
【図19】第6の実施態様の縦断面図である。
【図20】第6の実施態様の正面図である。
【図21】斜視図による第6の実施態様の構成要素である。
【図22】第7の実施態様の縦断面図である。
【図23】斜視図による第8の実施態様の構成要素である。
【図24】第8の実施態様の縦断面図である。
【図25】第8の実施態様の正面図である。
【図26】斜視図による第9の実施態様の構成要素である。
【図27】第9の実施態様の縦断面図である。
【図28】第9の実施態様の正面図である。
【図29】および
【図30】2種類の位置における第10の実施態様の縦断面
図である。
【図31】斜視図による第11の実施態様の構成要素である。
【図32】第11の実施態様の斜視図である。
【図33】第11の実施態様の縦断面図である。
【図34】斜視図による第12の実施態様の構成要素である。
【図35】第12の実施態様の横断面図である。
【図36】図35の拡大詳細図である。
【図37】第12の実施態様の斜視図である。
【図38】斜視図による第13の実施態様の構成要素である。
【図39】第13の実施態様の縦断面図である。
【図40】斜視図による第14の実施態様の構成要素である。
【図41】第14の実施態様の横断面図である。
【図42】斜視図による第15の実施態様の構成要素である。
【図43】第15の実施態様の斜視図である。
【図44】斜視図による第16の実施態様の構成要素である。
【図45】第16の実施態様の横断面図である。
【図46】図45の拡大詳細図である。
【図47】斜視図による第17の実施態様の構成要素である。
【図48】第17の実施態様の縦断面図である。
【図49】第17の実施態様の拡大詳細図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01L 3/10 F01L 3/10 C F16G 13/06 F16G 13/06 E F16H 53/02 F16H 53/02 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA00 BA17 BA25 BA33 BA34 BA43 CA06 CA08 CA09 CA11 CA12 CA15 CA16 CA21 CA25 CA27 CA32 DA13 EA02 EA12 EA17 FA07 FA10 FA27 GA01 GA02 3J030 EA01 EA11 EA21 EC03 EC07

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの被駆動カム要素(2)と、このカム要素(
    2)によって摺動または旋回可能のバルブアクチュエータ(10)とを備えた、
    特に自動車の内燃機関のための動弁機構であって、 カム要素(2)が回動可能にカム要素(4)の回転軸(8)に対して垂直の面
    で可動にバルブアクチュエータ(10)に接続されている可撓性の取囲要素(4
    )の中に配置されていること、を特徴とする動弁機構。
  2. 【請求項2】 可撓性の取囲要素(4)が開環を有し、その両端(13)が
    バルブアクチュエータ(10)用の保持具(12)に固定されている、請求項1
    記載の動弁機構。
  3. 【請求項3】 開環の両端(13)が相互に貫入する、請求項2記載の動弁
    機構。
  4. 【請求項4】 開環の両端(13)が接続要素(48)用の差込開口部(4
    7)を有する、請求項2または3記載の動弁機構。
  5. 【請求項5】 差込開口部(47)を設けた開環の両端(13)がそれぞれ
    1つの切断領域(52)を有する、請求項4記載の動弁機構。
  6. 【請求項6】 開環が自体閉じられたカム要素(2)周りを往復案内された
    帯状体から成り、その反転が差込開口部(47)を形成する、請求項4または5
    記載の動弁機構。
  7. 【請求項7】 可撓性の取囲要素(4)が閉環として形成されており、バル
    ブアクチュエータ(10)用の保持具(12)を具備した、請求項1記載の動弁
    機構。
  8. 【請求項8】 環が外側折返部(6)を有し、その中にバルブアクチュエー
    タ(10)用の保持具(12)が配置されている、請求項2または7記載の動弁
    機構。
  9. 【請求項9】 外側折返部(6)が取囲要素(4)の遮断部によって形成さ
    れた、請求項8記載の動弁機構。
  10. 【請求項10】 遮断部が2つの外側から互いに緊張された固定用爪(49)
    によって形成された、請求項9記載の動弁機構。
  11. 【請求項11】 遮断部が平らなアイ(50)によって形成された、請求項9
    記載の動弁機構。
  12. 【請求項12】 カム要素(2)が互いに軸方向に離間した2つのカム領域(
    43)と、周溝(16)を形成する中心領域とを有する、請求項1ないし11の
    いずれか1項記載の動弁機構。
  13. 【請求項13】 バルブアクチュエータ(10)またはバルブアクチュエータ
    (10)の保持具(12)が中心領域の周溝(16)に係合する、請求項12記
    載の動弁機構。
  14. 【請求項14】 取囲要素(4)が繊維結合した平物材料、特に織物から成る
    環を有する、請求項1ないし13のいずれか1項記載の動弁機構。
  15. 【請求項15】 織物がアラミド繊維から成る横糸を含む、請求項14記載の
    動弁機構。
  16. 【請求項16】 取囲要素(4)が繊維円形加工技術で製造された、請求項1
    4または15記載の動弁機構。
  17. 【請求項17】 取囲要素(4)が板ばねである、請求項1ないし13のいず
    れか1項記載の動弁機構。
  18. 【請求項18】 板ばねが複数のコイル(7)の中に上下に重ねて設けられた
    、請求項17記載の動弁機構。
  19. 【請求項19】 板ばねのコイル(7)が上下に重ねて配置された孔(9)を
    有し、孔(9)の直径が内側から外側へ減少し、保持具(12)が円錐台形状に
    形成されて、孔(9)の中に挿入された、請求項18記載の動弁機構。
  20. 【請求項20】 バルブアクチュエータ(10)の保持具(12)が板ばねの
    2つのコイル(7)の間に配置された軸受ピン(18)を有する、請求項18記
    載の動弁機構。
  21. 【請求項21】 取囲要素(4)がカム要素(4)の周溝(16)の中に挿入
    されたケーブルである、請求項12または13記載の動弁機構。
  22. 【請求項22】 ケーブルがバルブアクチュエータ(10)の特に側方に開い
    たアイ(17)を通して案内された、請求項21記載の動弁機構。
  23. 【請求項23】 取囲要素(4)がローラチェーンである、請求項1ないし1
    3のいずれか1項記載の動弁機構。
  24. 【請求項24】 ローラチェーンの接続ボルト(23)が両側へ突出し、バル
    ブアクチュエータ(10)の保持具(12)を形成する、請求項23記載の動弁
    機構。
  25. 【請求項25】 可撓性の取囲要素(4)がプラスチック環状体である、請求
    項7記載の動弁機構。
  26. 【請求項26】 プラスチック環状体が内部および/または外部に鋼帯(22
    )またはその類似体を具備した、請求項25記載の動弁機構。
  27. 【請求項27】 プラスチック環状体が溝部(5)を有し、その中にバルブア
    クチュエータ(10)の軸受ピン(14)が設けられた、請求項25または26
    記載の動弁機構。
  28. 【請求項28】 保持具(12)がバルブアクチュエータ(10)を取囲む2
    つの部分(12′)から構成された、請求項2、7、13または19記載の動弁
    機構。
  29. 【請求項29】 バルブアクチュエータ(10)が長さ調節可能に保持具(1
    2)に配置された、請求項1ないし28のいずれか1項記載の動弁機構。
  30. 【請求項30】 バルブアクチュエータ(10)が回動可能に保持具(12)
    の中に配置された、請求項1ないし29のいずれか1項記載の動弁機構。
  31. 【請求項31】 カム要素(2)および/または可撓性の取囲要素(4)の内
    面の円周面に減摩媒質のための合流開口部が設けられた、請求項1ないし30の
    いずれか1項記載の動弁機構。
  32. 【請求項32】 カム要素(2)が回転軸(8)に対して半径方向に少なくと
    も1つの孔(3)を有し、カム要素(2)の前記孔(3)と一列に並ぶ少なくと
    も1つの孔(30)が設けられた中空支持軸(1)上に配置された、請求項31
    記載の動弁機構。
  33. 【請求項33】 減摩媒質用の合流開口部がカム要素(2)の周溝(16)の
    中にある、請求項12および31のいずれか1項記載の動弁機構。
  34. 【請求項34】 カム要素(2)が支持軸の孔(30)と一列に並ぶ孔(3)
    を有し、その中にカム要素(2)を耐捩り性に支持軸(1)上に固定するピン(
    20)が挿入された、請求項1ないし33のいずれか1項記載の動弁機構。
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