JP2003506981A - 移動電気通信システムにおけるサービスに対してベアラ・サービスを選択する方法 - Google Patents

移動電気通信システムにおけるサービスに対してベアラ・サービスを選択する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、移動端末(MT1)と移動ネットワーク(NW1)との間における通信のためにベアラ・サービスを選択する方法に関する。この方法では、移動ネットワーク(NW1)内において少なくとも1つのベアラ・サービスが実施される。この方法は少なくとも、ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する段階と、選択可能なベアラ・サービスに関する情報を獲得する段階と、ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と、前記選択可能なベアラ・サービスに関する獲得された情報とを比較する段階と、前記比較に基づき、通信のために前記選択可能なベアラ・サービスの内の少なくとも1つを受け入れ又は拒絶するための決定を行う段階と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、移動端末と移動ネットワークとの間の通信のためにベアラ・サービ
スを選択する方法であって、移動ネットワークにおいては少なくとも1つのベア
ラ・サービスが実施される方法に適用される。本発明はまた、少なくとも1つの
移動端末と、移動ネットワークと、移動ネットワークにおいて実施される少なく
ともひとつのベアラ・サービスと、前記移動端局と前記移動ネットワークとの間
の通信のためにベアラ・サービスを選択する手段とを備えた通信システムにも適
用される。本発明は更に、少なくとも1つの移動ネットワークと、移動ネットワ
ークにおいて実施される少なくとも1つのベアラ・サービスと、前記移動端局と
前記移動ネットワークとの間の通信のためにベアラ・サービスを選択する手段と
を備えた通信システムにおいて使用される移動端末にも適用される。
【0002】 「移動通信システム」という語句は一般に、当該システムのサービス・エリア
内で移動局(MS)のユーザが移動しているときに移動局とシステムの固定部分との
間の無線通信接続を可能とする一切の通信システムを指している。典型的な移動
通信システムは、陸上移動公衆網(PLMN)である。本出願の出願時点で使用されて
いる移動通信システムの大多数は斯かるシステムの第2世代に属しており、公知
の例はGSMシステム(移動電気通信用グローバル・システム)である。本発明は好
適には、次世代すなわち第3世代の移動通信システムに適用される。例として、G
SM移動通信システムおよび第3世代の汎用移動電気通信システムに対して開発中
の新サービスであり、現在標準化されつつある汎用パケット無線サービスGPRSが
使用される。
【0003】 GPRSシステムの機能的環境は、GPRSバックボーン・ネットワークを形成すべく
接続された1つ以上のサブネットワーク・サービス・エリアを備える(図1a)。
サブネットワークは多数のサポート・ノード(SN)を備え、これらの内でサービス
供給GPRSサポート・ノード(SGSN)が本明細書における例として使用される。サー
ビス供給GPRSサポート・ノードは、基地局(セル)を介して無線通信デバイスに対
してパケット交換サービスを提供できるように、移動通信ネットワークに(典型
的にはインタフェース・ユニットを介して基地局に)接続される。移動通信ネッ
トワークは、サポート・ノードと無線通信デバイスとの間におけるパケット交換
データ伝送を提供する。一方、GPRSゲートウェイ・サポート・ノード(GGSN)を介
してたとえば公衆交換データ網(PSDN)などの外部データ網に異なったサブネット
ワークが接続され得る。従って、GPRSサービスは無線通信デバイスと外部データ
網との間でパケット形式のデータ伝送を可能とし、その場合に移動通信ネットワ
ークのある部分はアクセス・ネットワークを形成する。パケット形式のデータ伝
送を利用する用途の幾つかの例は、インターネット電話、テレビ会議、ファイル
転送およびWWW閲覧である。
【0004】 第3世代システムにおいては、ベアラ・サービスおよびサービスの概念が使用
される。ベアラ・サービスは、アクセス・ポイント間で信号を伝送する機能を提
供する形式の電気通信サービスである。ベアラ・サービスは一般に、たとえば移
動局と当該システムの他のある部分との間で情報を転送すべくシステムにより提
供されるデータ速度およびサービス品質(QoS)の使用を規定する、トラフィック
・チャネルの古い方の概念に対応する。たとえば移動局と基地局との間のベアラ
・サービスは無線ベアラ・サービスであり、且つ、無線ネットワーク・コントロ
ーラとコア・ネットワークとの間のベアラ・サービスはたとえばIuベアラ・サー
ビス(インタフェースUMTSベアラ)である。UMTSシステムにおいて無線ネットワー
ク・コントローラとコア・ネットワークとの間のインタフェースは、Iuインタフ
ェースと呼ばれる。これに関連して、サービスは、あるタスクを遂行すべく移動
通信ネットワークにより提供され、たとえば、データ・サービスは通信システム
におけるデータ転送を実施し、発呼サービスは電話呼出、マルチメディアなどに
関係する。従って、サービスは、電話呼出またはテキスト・メッセージの転送の
様に、移動局とシステムの固定部分との間の情報転送を必要とする。第3世代の
移動電気通信システムの運営における主なタスクは、要求された各サービスが利
用可能な帯域幅を浪費せずに移動局に提供され得るようにベアラ・サービスを管
理(必要に応じて、設定、維持および終結)することである。
【0005】 サービス・レベルの品質は、たとえば伝送中にGPRS網においてパケット・デー
タ単位(PDU)がどのように処理されるかを規定する。たとえば接続アドレスに対
して規定されたサービス・レベル品質は、特に同時に伝送されるべきパケットを
有する2つ以上の接続が在るときに、サポート・ノードおよびゲートウェイ・サ
ポート・ノードにおいてパケットの伝送、バッファリング(パケット待ち行列)お
よび廃棄の順序を制御すべく使用される。別のサービス・レベル品質は、たとえ
ば、異なる接続端の間のパケット伝送に対して異なる遅延ならびに異なるビット
・レートを規定する。廃棄されるパケット・データ単位の個数もまた、異なるサ
ービス・レベル品質を有する接続において変動し得る。
【0006】 各接続に対して異なるサービス・レベル品質を要求することは可能である。た
とえばe-メール接続において、メッセージ伝送には比較的長い遅延が許容される
。しかし、たとえばテレビ会議などの対話型の用途は、高速のパケット伝送を必
要とする。ファイル転送などのいくつかの用途においては、パケット伝送にエラ
ーが無く、必要ならばエラー状況においてパケット・データ単位が再伝送される
ことが重要である。
【0007】 UMTSシステムのパケット伝送サービスにおいては4通りの異なるトラフィック
・クラスが規定されることが提案されており、これらのトラフィック・クラスの
特徴に関し、異なる接続形式に対しては異なる評価基準を考慮することが意図さ
れている。第1および第2のクラスに対して規定された1つの評価基準はデータ伝
送のリアルタイム品質であり、伝送において大きな遅延が生じてはならない。し
かし、データ伝送の精度は斯かる重要な評価基準でない。これに対応し、第3お
よび第4のトラフィック・クラスに対しては非リアルタイムのデータ伝送で十分
であるが、比較的正確なパケット伝送が必要とされる。リアルタイムの第1クラ
ス・データ伝送の例は、2人以上の人が無線通信デバイスを介して対話している
状況における音声信号の伝送である。リアルタイムの第2クラス・データ伝送が
起こりうる状況の例は、即時視認のためのビデオ信号の伝送である。第3クラス
の非リアルタイム・パケット通信はたとえば、リアルタイムのデータ伝送よりも
中ぐらいの速度および精度によるデータ伝送がより重要であるというインターネ
ットのホームページの閲覧のようなデータベース・サービスの利用に対して使用
され得る。この例示的システムの第4クラスとしては、たとえばe-メール・メッ
セージおよびファイルの転送に分類され得る。前記の4つのトラフィック・クラ
スを有することが不要なことは明らかであるが、本発明は任意の個数のトラフィ
ック・クラスを含むパケット伝送システムに適用され得る。本発明は更に、回線
交換システムにも適用され得る。提案された4つのトラフィック・クラスの特性
は、表1に要約される。
【0008】
【表1】
【0009】 最近の第2世代および第3世代の移動局は、以前の移動局よりも相当に効率的な
データ処理特性を有する。たとえば既に、移動局においてインターネットに接続
すると共にブラウザ・アプリケーションを使用してインターネットから情報を獲
得する可能性があり、将来においては、たとえばリアルタイムのテレビ会議など
によりマルチメディア発呼を確立することが可能であろう。斯かる移動局は、以
下の本記述においては移動端末と称される。移動端末という語句はまた、回路カ
ード内に一体化された移動電話回路を備えた所謂る「無線カード」を包含するこ
とも理解されるべきである。斯かる無線カードはたとえば、無線通信網を介した
移動電話機能またはデータ転送機能を提供すべく、携帯もしくはラップトップの
コンピュータなどのデータ処理デバイスにPCMCIAインタフェースを介して着脱自
在に接続され得る。
【0010】 斯かる移動端末において異なるアプリケーションの使用を許容すべく、外部ア
プリケーションに対する実行環境が提供されるが、これは以下の本記述において
は実行環境と短縮表現される。斯かる外部アプリケーションは必ずしも移動端末
の製造業者のみにより提供されず、いくつかの第3者の製造業者も斯かるアプリ
ケーションを提供し得る。移動端末と外部アプリケーションとの間の互換性を確
実にすべく、移動アプリケーション実行環境(MExE)規格が開発されつつある。本
発明は移動アプリケーション実行環境規格に限定されるもので無く、移動端末に
対する他の適切な実行環境にも適用され得る。
【0011】 移動端末のユーザは、該移動端局を使用して移動電気通信ネットワークを介し
て多くの種類のサービスにアクセスし得る。たとえばインターネット網に接続さ
れた膨大な数のサービス・プロバイダが在る。それらのプロバイダは、データベ
ース・サービス、他の情報検索サービス、電話アプリケーション、ビデオ・アプ
リケーション、ネットワーク型ゲームなどの多くの種類のサービスを提供する。
ユーザは、端末ユーザ・インタフェースを使用して所望のアプリケーションを開
始することで、サービス要求を開始する。移動端末において実行環境はサービス
要求により起動されると共に、要求対象アプリケーションも起動される。端末は
移動ネットワークを介し、所望サービスが存在するインターネット網または他の
あるネットワークに接続する。
【0012】 異なる各アプリケーションの要件は、相当に異なり得る。いくつかのアプリケ
ーションは、送信側と受信側の間における高速な通信を要求する。斯かるアプリ
ケーションはたとえば、ビデオおよび電話アプリケーションである。他のいくつ
かのアプリケーションは、できるだけエラーの無い通信を要求し得るが、通信接
続のビット・レートは重要でない。斯かるアプリケーションとしては、e-メール
およびデータベース・アプリケーションが挙げられる。従って、移動端末におい
てこれらの種類のアプリケーションを使用する上で問題がある、すなわち、特定
の通信タスクに対して最適なベアラ・サービスをどのように選択するかという問
題である。将来の移動ネットワークでは、ユーザのサービス要件は、ユーザが使
用する端末の機能、ユーザが実行を望むアプリケーション、ネットワークの機能
、および、ユーザの加入契約の種類に依存して、相当に異なり得る。
【0013】 現在のシステムでは、いくつかのアプリケーションは、該アプリケーションが
どの種類のベアラ・サービスを必要とするかに関する情報を含んでいる。ベアラ
選択は、インターネット網と通信するたとえばいわゆるワールド・ワイド・ウェ
ブ(WWW)サーバであり得る宛先サーバに基づくことができる。ベアラ・サービス
の選択は、接続されつつあるネットワーク・アドレスと共に使用されつつあるネ
ットワーク・プロトコルとにより強いられる。
【0014】 多くの移動端末は、1つ以上のベアラ・サービスを使用してネットワークと通
信する。ネットワーク運用者および/またはユーザは、たとえばネットワーク負
荷、応答時間などの特定の機能を最適化するために特定のベアラ・サービスを使
用すべく、移動端末をプログラムすることを望むであろう。
【0015】 現時点においてベアラ・サービスの選択は、典型的には、使用中のアプリケー
ションにより強いられる。ユーザまたはネットワーク運用者は、ベアラ・サービ
スの用途により各アプリケーションを分類することもある。
【0016】 これまでに知られたこれらのシステムは全て、いくつかの本来的な不都合を含
んでいる。たとえばいくつかのアプリケーションは異なる種類の端末で実行され
得るが、その場合にその端末の特性は、実行されつつあるアプリケーションのベ
アラ・サービスに関する要求に影響する。同様に、ユーザは自身の要求および希
望を有し得るが、これは現在のシステムでは考慮されない。更に、たとえばネッ
トワークが過負荷などの場合に移動ネットワークがベアラ・サービスの全てを提
供することはできないといういくつかの状況も起こり得る。
【0017】 現在のシステムにおいて、移動端末と移動ネットワークはベアラ・サービスを
交渉する。もしネットワークが要求されたベアラ・サービスを提供できなければ
、おそらくはその通信に与えられたサービスの品質が適切でない。今、たとえば
800×640画素などの様にビデオの解像度が極めて高いビデオ・アプリケーション
が在るとする。もし、高速回線交換データ接続(HSCSDベアラ・サービス)を介し
て接続する手段を有する移動端末によりこのビデオ・アプリケーションの実行を
ユーザが希望すると共に、少なくとも前記800×640の解像度を有するディスプレ
イを有するラップトップPCに移動端末がローカル的に接続されたとすれば、アプ
リケーションはその初期設定された(default)解像度により実行され得る。もし
ユーザがたとえば640×480などのより低解像度のディスプレイを備えた移動端末
のみを有した場合、更に低い解像度(640×480)に対するベアラ・サービスが適切
であるが、アプリケーションは依然として最大解像度(800×640)に対するベアラ
・サービスの要求をしようとする。
【0018】 必要なベアラ・サービスの要件に影響する他の評価基準も在る。別の例におい
て移動端末は、サーバに対するリモート端末として使用され得る。移動端末およ
びサーバは、あるデータを交換する必要がある。移動端末がリモート端末として
使用されるサーバのタイプは多様であり、サーバの特性も多様である。たとえば
通信速度が異なり得る。従って、該当サーバの特性に依存してベアラ・サービス
を選択を行うための異なる評価基準が存在し得る。
【0019】 また、2台の移動端末が相互に通信し、各ベアラ・サービスを選択すべき可能
性も在る。適切なベアラ・サービスの選択は、とりわけ、両方の移動端末の特性
と、移動端末が通信している移動ネットワークの特性とに依存する。
【0020】 ユーザはまた、ユーザ自身のホーム移動ネットワーク以外の移動ネットワーク
の領域を訪れることもある。訪れた移動ネットワークにおいて、選択され得るベ
アラ・サービスはホーム移動ネットワークと異なることもある。料金ポリシーも
また異なり得る。
【0021】 従って本発明の目的は、実行されつつあるアプリケーションに対する要求およ
びユーザの要求を満足すべく、選択されたベアラ・サービスが好適に最適の特徴
を有することで移動端末の特性と移動ネットワークにより設定された特性および
評価基準を満たすように、移動電気通信システムにおいてアプリケーションに対
してベアラ・サービスを選択する方法およびシステムを提供するにある。
【0022】 本発明の目的は、アプリケーション、ユーザ、使用中の端末、および、ネット
ワークの要件を考慮することで達成される。本発明の第1実施例に係る方法は、
添付の請求項1の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明の第2
実施例に係る方法は、添付の請求項21の特徴部分に開示された処により特徴付
けられる。本発明の第3実施例に係る方法は、添付の請求項25の特徴部分に開
示された処により特徴付けられる。本発明に係る通信システムは、添付の請求項
26の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明に係る移動端末は
、添付の請求項42の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明に
係るベアラ・サービス選択アプリケーション・インタフェースは、添付の請求項
48の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明の第1実施例に係
るネットワーク要素は、添付の請求項49の特徴部分に開示された処により特徴
付けられる。本発明の第2実施例に係るネットワーク要素は、添付の請求項50
の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。
【0023】 本発明は、従来技術のシステムおよび方法と比較して相当の利点を提供する。
本発明に係る方法を使用することで最適ベアラ・サービスが選択され得るが、そ
の場合にネットワーク負荷は最適化され得ると共に、ネットワーク・サービスは
できるだけ多くのユーザに対して提供され得、且つ、アプリケーションの実行は
ユーザの夫々の要求および使用中の移動端末の特性に対して最適となる。
【0024】 本発明の好適実施例の以下の記述においてはUMTS型の移動通信システムが例と
して使用されるが、当業者であれば、本発明がこのシステムのみに限定されるの
では無く、通信に利用し得る種々のベアラ・サービスを他の通信システムにも適
用し得ることは明らかであろう。
【0025】 本発明の動作は図1b、図2aおよび図2bに関連して記述される。図1bは
UMTSシステムの一部を示すが、該システムは、移動端末MT1と、基地局2(BS)と該
基地局2を制御するとともに基地局2とシステムの残部との間の接続をルーティン
グする無線ネットワーク・コントローラ3(RNC)とから成る無線アクセス・ノード
1(RAN)と、無線移動交換センター4(WMSC)と無線ネットワーク・コントローラ3に
加えて代替的ルーティング可能性としてのパケット・データ・アクセス・ノード
5(PDAN)と、を備える。
【0026】 移動端末MT1は特に、プロセッサCPUと、メモリ手段MEMと、加入者識別モジュ
ール(SIM)もしくは加入者識別に使用される夫々の手段と、基地局2と通信するた
めの無線部RFと、を備える。プロセッサCPUはたとえば、移動端末MT1の多数の論
理機能を実施すべく使用され得る特定用途集積回路(ASIC、図示されていない)に
含まれ得る。移動端末内には一個以上のプロセッサCPUが存在し得るが、以下に
おいてはプログラム実行のために唯一個のプロセッサCPUが在るものとする。メ
モリ手段は好適には、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(RO
M)およびSIMのメモリの少なくとも一部を含む。移動端末MT1はまた、キーパッド
、ディスプレイ装置、および、マイクロフォンおよび拡声器などの音声手段も備
えるが、これらは図1bに示されていない。
【0027】 図1bにおいて発呼管理(CM)機能は移動端末MT1と、WMSC 4およびPDAN 5の両
者とにおいて実施されると仮定される。これらの発呼管理機能は、発呼を開始し
、発呼を維持し且つ発呼を終結する手段を提供する。従って移動端末MT1およびW
MSC 4またはPDAN 5は、発呼を開始、維持および終結するための発呼シグナリン
グ・メッセージを交換する。ベアラ管理(BM)機能および無線資源管理(RM)機能は
、移動端末MT1および無線ネットワーク・コントローラ3において実施される。ベ
アラ管理機能はたとえば、選択されたベアラ・サービスの特性に従い、移動端末
MT1と基地局2との間の通信のために1つ以上の論理チャネルを選択するために使
用される。無線資源管理機能はたとえば、移動端末MT1と基地局BS 2との間の無
線経路に対する無線チャネルを選択すべく使用される。
【0028】 移動端末MT1とIPネットワーク7との間のパケット・データ接続は、パケット・
データ・バックボーン6とパケット・データ・ゲートウェイ8(PDG)とを介してパ
ケット・データ・アクセス・ノード5(PDAN)から確立され得る。移動端末MT1と移
動ネットワークとの間の回線交換データ接続は、無線アクセス・ノード1、無線
移動交換センター4およびゲートウェイ無線移動交換センター9(GWMSC)を介して
生成することが可能である。このゲートウェイ無線移動交換センター9は、移動
ネットワークと、GSM、PSTNまたはISDNなどの他のネットワークNW2との間の接続
を形成する手段を有する。
【0029】 以下においては、図2a、図2bおよび図4の図を参照して本発明の好適実施
例に係る方法を記述する。図2aおよび図2bにおいて、垂直線は、好適実施例
に係る方法における機能要素を記述する。線201はアプリケーションを、線202は
実行環境を、線203はユーザを、線204は移動端末機能の記憶装置を、線205はサ
ービス供給ネットワークをそれぞれ表す。
【0030】 先ず移動端末MT1のユーザは、たとえば移動端末MT1のユーザ・インタフェース
を使用して移動端末MT1にてアプリケーションを開始する。アプリケーションは
おそらく、遠隔的に開始され得る。アプリケーションはたとえばネットワーク型
ゲームである。このアプリケーションのプログラム・コードはたとえば、IPネッ
トワークに接続されたサーバ10から予めロードされて移動端末のメモリ手段MEM
内に保存され得る。移動端末MT1においては、実行環境202が提供される。それは
アプリケーションを介してユーザからのサービス要求により起動される(ブロッ
ク206)。端末における実行環境202の役割は、所望ベアラ・サービスに関する全
ての要件を収集することである。要件は、端末における要求されたアプリケーシ
ョン、端末(すなわち端末機能の記憶装置204)、ユーザ、および、ネットワーク
から収集される。実行環境202および要求されたアプリケーションの実行は、移
動端末のプロセッサCPUにより制御される。
【0031】 ユーザにより開始されたアプリケーションはそのサービス要件を実行環境202
に提供する(ブロック207)。これらのアプリケーション・サービス要件はたとえ
ば、許容遅延、ビット・レート、ビット・エラー率などに関するサービス品質パ
ラメータ、並びに、UMTSベアラ・トラフィック・クラスなどのトラフィック・ク
ラスとされ得る。アプリケーションのサービス要件はまた、転送されるべきビッ
トの個数である見積容量要件も含み得る。別の実施例におけるアプリケーション
・サービス要件は上記のものから変化し得る。アプリケーションはベアラ・トラ
フィック・クラスを直接的に表し得るものであり、または、該アプリケーション
は一貫したやり方でいくつかの好適なサービス特性パラメータを表し得る。
【0032】 アプリケーション201および実行環境202の間の論理インタフェースは、ベアラ
・サービス選択アプリケーション・プログラミング・インタフェースBSSAPIと称
される。これは図4において矢印401で表される。また、端末機能規定ブロック4
03およびユーザ希望規定ブロック405から端末機能およびユーザ希望に関する情
報を獲得する他の手段も在る。端末機能規定ブロック403と実行環境202との間に
は他の1つのAPI 402が配置される。また、ユーザ希望規定ブロック405と実行環
境202との間には別のAPI 404が配置される。実行環境202は、低レベルのシステ
ムAPI 407を介して移動端末MT1の低レベル・システム・ソフトウェア406と通信
する。
【0033】 好適には、移動端末MT1において2つ以上のアプリケーションが同時に実行さ
れ得る。単一のアプリケーションもまた、上記ネットワークに対して同時に2つ
以上の接続を有し得る。全ての別個のアプリケーション/接続に対しては、別個
のベアラ・サービス要求プロセスが在る。従って各ベアラ・サービスは、システ
ムからの応答において識別子が与えられる。
【0034】 再び図2aおよび図2bを参照すると、実行環境202は所望ベアラに関する希
望をユーザに尋ねても良い(ブロック208)。希望の選択はまた、所定の規則を用
いてユーザとの対話なしでも行われ得る。実行環境202は更に、例えば一層高価
な選択肢などの代替的ベアラの自動サービス開始に対する許可を要求しても良い
。ユーザは、所望サービスを獲得する上で一層高価な代替的ベアラなどの自動的
な受け入れを望むこともある。ユーザは斯かる要求に対し、例えば移動端末MT1
のユーザ・インタフェースを使用して応答し得る。この応答は実行環境202へと
転送される(ブロック209)。この段階においては、他の任意のユーザ希望も考慮
される。たとえばホーム位置レジスタ11(HLR)内などのネットワーク内における
加入者データは、許容サービスおよび希望に関する情報(ユーザ・プロファイル)
も含む。加入者データはネットワーク運用者により規定され得ると共に、それは
ユーザの加入契約オプションに関連する。
【0035】 別の段階において実行環境202は、ベアラ選択に影響する移動端末MT1の機能に
関する情報も収集する。この情報はたとえば、アクセス可能なメモリの量、解像
度などのディスプレイ特性、モデム特性、および、端末クラスなどである。また
、移動端末MT1がパケット交換通信に対する手段および/または回線交換通信に
対する手段を有するか否かを知ることも重要である。いくつかの状況においては
、バージョン、製造業者および型式の情報が収集され得る。この端末情報の少な
くとも一部は好適に、たとえばROM内またはSIM内などのメモリ手段MEM内に記憶
される。この端末情報は、メモリ手段MEMから読み出される(ブロック216)。
【0036】 端末に関するある情報は、ネットワーク内に記憶され得ると共に、たとえば移
動端末の国際移動機器識別(International Mobile Equipment Identification)I
MEI-IDなどに基づいて見い出され得る。ネットワークから端末機能情報を収集す
べく、実行環境202は端末機能要求ネットワーク・メッセージを生成し(図2bの
ブロック210)、これは移動ネットワークに伝送されて其処で処理される。ネット
ワークにおいて要求は、たとえば無線移動サービス交換センターWMSC 4により処
理され、情報が収集される。その後、要求情報を含む応答ネットワーク・メッセ
ージが作成され、この応答ネットワーク・メッセージは移動端末MT1に伝送され
る(ブロック211)。
【0037】 実行環境202は、収集された(たとえばアプリケーション、移動端末MT1、ユー
ザおよび/またはネットワークから)情報を処理すると共に、その情報に基づき
ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを生成する(ブロック212)。処
理段階において実行環境202は、最も重要な要求を見い出すべく、情報を分析し
て優先順位付けを行う。実行環境202はまた、相反する要件を処理して解決する
と共に適切なベアラ・サービス要求を形成する能力も有する。相反する要件の場
合、ユーザに対して入力が求められ得る。たとえばアプリケーションは14,400ビ
ット/秒の通信速度を求めることもあるが、端末のモデムは最大で9,600ビット
/秒のみを処理し得る。この場合に実行環境202は、ユーザ希望またはユーザ応
答がそれを禁止していなければ、好適に9,600ビット/秒を選択する。たとえば
ユーザは、通信速度を10,000ビット/秒以上であるべきと制限することもある。
実行環境202がベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを構築するやり
方は特に実際の実施方式に依存するが、そのやり方はある移動ネットワーク/電
気通信システムと通信する全ての移動端末内において一貫すべきである。
【0038】 図3aは、実行環境202にアプリケーション・サービス要件が伝送され得るベ
アラ・サービス要求メッセージ301のパケット・フォーマットの好適例を示して
いる。先ず、このフォーマット例においてパケットの開始を表すヘッダ・フィー
ルド302が在る。ヘッダ・フィールド302の値および長さは変動し得るが、好適に
はヘッダ・フィールド302は各アプリケーションが異なる移動端末MT1において実
行し得るように標準化される。
【0039】 ヘッダ・フィールド302の後には、パラメータ・フィールドが続く。これらの
パラメータ・フィールドは可変長もしくは固定長とされ得ると共に、サブフィー
ルドを含み得る。もしアプリケーションが全てのフィールドおよびサブフィール
ドに対する値を有するのでなければ、紛失しているパラメータは好適にゼロとコ
ード化される。パケット・フォーマットの詳細構成、すなわちパラメータ・フィ
ールドの個数およびサブフィールドの個数が非限定的例として使用されることは
明らかである。
【0040】 この例において第1パラメータ・フィールド303は、QoS情報に対して使用され
る。それは好適には、遅延サブフィールド、ビット・エラー率サブフィールドお
よびビット・レートサブフィールドを有する。第2パラメータ・フィールド304は
、トラフィック要件情報を搬送する。第3パラメータ・フィールド305は、見積容
量要件情報用に対して確保される。第4パラメータ・フィールド306は、トラフィ
ック・クラス情報用に対するものである。
【0041】 アプリケーションが前記ベアラ・サービス・パラメータの幾つかもしくは全て
に対して2つ以上の代案を提供することも可能である。たとえば、アプリケーシ
ョンがBSSAPIを介して実行環境202に対して伝送するパケットに2つのビット・
レートサブフィールドが在り得る。
【0042】 端末機能規定ブロック403から実行環境202に端末情報を収集すると共にユーザ
希望規定ブロック405から実行環境202にユーザ情報を収集すべく、上に示したの
と同様の方法が好適に適用され得る。しかしながら、情報を伝えるパケットの詳
細構成は変化し得る。実行環境202は、ベアラ・サービス選択に関する全てのパ
ラメータが収集されるまで、メモリ手段MEM内に各パラメータを記憶する。
【0043】 ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージが一旦形成されたなら、移動
端末MT1は好適に、移動端末が動作している移動ネットワークにメッセージを伝
送する(ブロック213)。移動端末と移動ネットワークとの間の通信を制御する交
換センターによりカバーされる領域は、サービス供給移動ネットワークと称され
る。当業者であれば公知の如く、サービス供給移動ネットワークは該当移動端末
のホーム・ネットワーク、または、他のある移動ネットワーク(訪れた移動ネッ
トワーク)であり得る。伝送は、移動端末MT1と、サービス供給移動ネットワーク
の少なくとも1つの基地局との間の無線経路を介して実施される。ベアラ・サー
ビス要求ネットワーク・メッセージは更に、サービス供給移動ネットワークの無
線移動交換センター4に伝えられる。
【0044】 移動ネットワークの無線移動交換センター4は、その無線移動交換センターの
領域内で動作している移動端末に関する情報を維持するデータベースを備える。
GSMおよびUMTSシステムにおいてそのデータベースは、ビジタ位置レジスタ(VLR)
と称される。移動ネットワークはまた、移動端末の電話番号、IMEIなどを含むユ
ーザの加入契約情報が記憶されるホーム位置レジスタ11(HLR)と称されるデータ
ベースも備える。
【0045】 ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを受信する無線移動交換セン
ター4は、そのメッセージの内容を検査する。無線移動交換センター4はまた移動
端末MT1のホーム・ネットワークにも接続し、ユーザの加入契約情報を検査する(
ブロック214)。ユーザの加入契約情報は、ベアラ・サービスの選択に影響し得る
いくつかの制限を有することもある。たとえば、異なる料金ポリシーによる異な
る種類の移動加入契約が在り得る。従って、ベアラ・サービス要求が完全に拒絶
されるべき可能性もあり、または、特定ユーザに対して許容可能なベアラ・サー
ビスがベアラ・サービスの選択を限定することもある。ユーザの加入契約情報の
検査結果は、サービス供給移動ネットワークの無線移動交換センター4に送り返
される。
【0046】 ホーム・ネットワークからの応答に基づき、無線移動交換センター4はベアラ
要求を拒絶するか、または、ベアラ・サービス選択プロセスを継続する。後者の
場合、または、ユーザの加入契約情報が選択に影響しない場合、好適にはトラフ
ィック状況および遠隔ネットワーク状態を考慮してサービス供給移動ネットワー
ク内において要求された対象ベアラ・サービスに対する他の理由が検査される。
この段階においてサービス供給移動ネットワークの特性は要求におけるパラメー
タと比較され、適切なベアラ・サービスが提案される。ベアラ選択はまた、サー
ビス供給移動ネットワークのトラフィック状況によっても影響され得る。要求さ
れたベアラ・サービスをその時点においてサービス供給移動ネットワークがサポ
ートできなければ、その要求は拒絶されるか、要求された以外のベアラ・サービ
スが提案される。サービス供給移動ネットワークは、移動端末、アプリケーショ
ンおよびネットワーク機能、ユーザ希望、ならびにユーザの加入契約オプション
を考慮して、できる限り最適なサービスを提示する。
【0047】 ベアラ選択プロセスの結果に基づき、サービス供給移動ネットワークはベアラ
・サービス応答ネットワーク・メッセージを作成すると共に、これを、ベアラ・
サービス選択要求を開始した移動端末MT1へと伝送する(ブロック215)。その移動
端末MT1において実行環境202がこの情報を処理する。この段階において実行環境
202は必ずしも、提案されたベアラ・サービスを受け入れない。該実行環境202は
、提案されたベアラ・サービスをユーザに知らせるべく移動端末のディスプレイ
上に示されるべきメッセージ、またはことによると、選択され得るベアラ・サー
ビスのリストを作成し得る。この点に関しては、提案されたベアラ・サービスの
料金をユーザに知らせることも好適である。ユーザは今や、選択を受け入れるか
拒絶し得る。別の代替策において、実行環境202は提案されたベアラ・サービス
を自動的に受け入れ、その選択をユーザに知らせ得る。
【0048】 図3bは、ベアラ・サービス応答メッセージ307の応答パケット・フォーマッ
トの好適例を示している。このメッセージは、BSSAPI 401を介しアプリケーショ
ンに対して許可されたベアラをそのアプリケーションに知らせるべく実行環境20
2により使用される。パケットは、ヘッダ・フィールド302と、たとえばベアラ・
フィールド308および詳細フィールド309などの他のフィールドを含むが、詳細フ
ィールド309はたとえば遅延、ビット・レート、ビット・エラー率、トラフィッ
ク・クラスなどの、許可されたベアラ・サービスの詳細を含む。
【0049】 選択されたベアラ・サービスはベアラ・サービス選択プロセスにおいて次に、
該当サービス供給移動ネットワークにおいて起動されると共に、アプリケーショ
ンの実行が開始され得る。しかしながら、ある理由によりベアラ・サービス要求
が拒絶されたなら、アプリケーションは好適に停止される。
【0050】 通信中に、ある理由によりベアラ・サービスの変更を必要とする可能性が在る
。たとえば移動ネットワークにおけるトラフィック状況は変化し得ると共にいく
つかのベアラ・サービスに対する変更を必要とし得る。移動端末MT1もまた基地
局から更に遠方に移動し、無線信号の品質を落とすこともある。従って、たとえ
ばビット・レートの減少が必要とされ得る。この状況においてネットワークは移
動端末MT1に、たとえば状態変化ネットワーク・メッセージなどを伝送すること
で変化した状態を知らせる(図2cのブロック217)。実行環境202は再交渉要求ネ
ットワーク・メッセージを作成して(ブロック218)それをサービス供給移動ネッ
トワークに伝送する(ブロック219)。再交渉要求ネットワーク・メッセージはサ
ービス供給ネットワークにおいて検査されると共に、可能であればベアラ・サー
ビスが再選択される(ブロック220)。最後に、ベアラ・サービス・プロセスの再
交渉を完了すべくサービス供給移動ネットワークはベアラ再選択プロセスの結果
に基づきベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを作成し、ベアラ・サ
ービス選択要求を開始した移動端末MT1に該メッセージを伝送する(ブロック221)
。移動端末MT1において実行環境202は、この変更に関わるアプリケーションに対
しBSSAPI 401を介してベアラ・サービス変更メッセージ310を転送する(ブロック
222)。ベアラ・サービス変更メッセージ310に対するパケット・フォーマットの
ひとつの好適例は、図3cに示される。パケットは、ヘッダ・フィールド302、
識別フィールド308および詳細フィールド309を含む。識別フィールド308は、該
当ベアラ・サービスを識別すべく使用される。詳細フィールド309は、たとえば
新たな遅延、新たなビット・レートなどの変更されたパラメータに関する情報を
含む。実行環境202に対してアプリケーション201は、提案されたベアラ・サービ
スの変更が受け入れられたか拒絶されたかを知らせる(ブロック223)。
【0051】 尚、移動ネットワークNW1と移動端末MT1との間で交換されるネットワーク・メ
ッセージは、移動端末MT1において、実行環境202とアプリケーション201との間
で、且つ、端末機能規定ブロック403およびユーザ希望規定ブロック405とアプリ
ケーション実行環境との間で通信されるメッセージ301、307、310、311と必ずし
も同一ではない。
【0052】 上記状況においてベアラ・サービスは、移動端末MT1および移動ネットワーク
と再交渉され得る。この再交渉プロセスにおいてベアラ・サービス選択手順は、
先に示されたベアラ・サービス要求手順と極めて類似する。主たる相違は、変更
されるべきベアラ・サービスの識別子が移動ネットワークに対して通知されるこ
とである。
【0053】 ベアラ・サービスの再交渉に対する必要性はまた、移動端末MT1のユーザが別
の運用者の移動ネットワークに移動するという状況、すなわちローミングに依る
こともあり得る。利用可能なベアラ・サービスに関して制限がある可能性も在る
。もし新たな移動ネットワークにおいて斯かる制限が生じると共に以前の単一も
しくは複数のベアラ・サービスが維持され得なければ、その移動ネットワークは
たとえば状態変化ネットワーク・メッセージ217を使用してこの状況を移動端末M
T1に示さねばならない。すると移動端末MT1は、新たなベアラ・サービスを受け
入れると共に後でより良いベアラ・サービスを獲得すべく再交渉を試行するか、
または、サービス実行を停止し得る。
【0054】 新たな移動ネットワークにおいて利用可能なベアラ・サービスが前の移動ネッ
トワークにおけるよりも相当に良好なこともあり得る。いくつかの状況において
そのネットワークは、たとえば状態変化ネットワーク・メッセージを使用して、
より良好なベアラ・サービス・パラメータを移動端末に対して通知する手段を有
し得る。
【0055】 上述のメカニズムはまた、移動端末MT1のユーザが同一の運用者の移動ネット
ワーク内であり乍らも、異なる利用可能ベアラ・サービスを有するサブ領域へと
移動した状況でも使用され得る。
【0056】 また、ベアラ・サービスが再交渉されるという他のいくつかの状況も在り得る
。たとえばアプリケーションは、更に高速のビット・レートもしくは少ない遅延
を必要とし得る。アプリケーション201は再交渉要求メッセージ311を作成する。
もしベアラ・サービス再交渉プロセスが、移動端末MT1で動作しているアプリケ
ーション201により又は移動端末MT1のユーザにより開始されたなら、実行環境20
2は再交渉要求ネットワーク・メッセージを作成し、該メッセージは移動ネット
ワークNW1へと伝送される。実行環境202はこの点に関して上記ユーザ希望および
端末機能もチェックするか、又は、該実行環境は、通信の開始時にてベアラ・サ
ービスが交渉されたときに移動端末MT1に保存された情報を使用し得る。
【0057】 図3dには、再交渉要求メッセージ311に対するパケット・フォーマットの1
つの好適例が示される。パラメータ・フィールド303〜306に加えて要求メッセー
ジ311は識別フィールド308を含み、該フィールドにおいてアプリケーション201
は実行環境202に変更されるべきベアラ・サービスの識別子を示す。ベアラ・サ
ービスのこの識別子は、移動ネットワークが該当ベアラ・サービスに与えた識別
子と同一である必要は無い。
【0058】 移動ネットワークは要求を検査すると共に、本発明の記述において前述された
ように、全ての必要なチェックを実施する(たとえばネットワークは、もし未だ
認識していなければユーザの加入契約情報をチェックすると共に、移動ネットワ
ーク自体のトラフィック状況および機能をチェックし、任意選択的には宛先ネッ
トワークを調べる)。これらのチェックに基づき移動ネットワークは再交渉要求
を受け入れるかまたは拒絶するかして、この決定を移動端局MT1に通知する。
【0059】 移動端末MT1において実行環境202はネットワーク応答を受信すると共に、その
結果をたとえばベアラ・サービス変更メッセージ310を使用してアプリケーショ
ンに通知する。するとアプリケーション201は、再交渉されたベアラ・サービス
を受け入れるかまたは拒絶し得る。
【0060】 当業者であれば、移動端末MT1において実行される上述の段階は移動端末MT1の
プロセッサCPUの処理もしくはプログラムとして実施され得ることは明らかであ
ろう。同様にして、無線移動交換センター4にて実行される段階は、無線移動交
換センター4のある処理手段(図示されていない)のプロセスもしくはプログラ
ムとして実施され得る。
【0061】 移動端末MT1において適切なベアラ・サービスの選択を実施することも可能で
あり、その場合に移動端末MT1はネットワークから利用可能なベアラ・サービス
の情報を要求する。ベアラ・サービスの選択に必要な全ての情報を移動端末MT1
が収集したとき、該移動端末は選択を実施すると共に、選択されたベアラ・サー
ビスをサービス供給移動ネットワークで起動するための処理を開始する。
【0062】 サービス実行の他方の当事者がそのネットワーク内の要素では無く別の移動端
末MT2であることも可能である。この状況はたとえば、或るユーザが自身の移動
端末にて別のユーザの移動端末MT2に対し画像発呼(video call)などを開始した
い場合に生じ得る。図2dは、同一の移動ネットワークNW1内において2台の移
動端末MT1、MT2間でベアラ・サービスを交渉する方法を記述している。この種の
移動端末間の場合、発呼を開始した移動端末MT1はおそらく、呼出された移動端
末MT2に対する実際の接続の以前に、サービス・セッションの間に使用されるベ
アラ・サービスに対するベアラ・サービス交渉処理を既に実施している(ブロッ
ク224、225、226、227)。発呼を開始した移動端末MT1におけるアプリケーション
によりベアラ・サービスが受け入れられたとき、該移動端末は呼出された移動端
末MT2への接続を形成する要求を移動ネットワークNW1に伝送する(ブロック228)
。その要求はネットワークを介して、呼出された移動端末MT2に伝送される(ブロ
ック229)。それから、呼出された移動端末MT2における実行環境(または、たとえ
ば低レベル発呼処理ソフトウェアにおける他のあるシステム・モジュール)は、
発呼移動端末MT1が提案するベアラを呼出された移動端末MT2が使用し得るか否か
をチェックする(ブロック230)。
【0063】 呼出された移動端末MT2は移動ネットワークNW1とのベアラ・サービス要求手順
を実施し、移動ネットワークNW1にベアラ・サービス要求を伝送する(ブロック23
1)。ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを受信したWMSC 4は、その
メッセージの内容を検査する。好適には、呼出されたユーザの加入契約情報も検
査される(ブロック232)。ユーザの加入契約情報はベアラ・サービスの選択に影
響するいくつかの制限を有し得る。たとえば、異なる料金ポリシーによる異なる
種類の移動加入契約が在り得る。従って、ベアラ・サービス要求が完全に拒絶さ
れる可能性もあり、または、呼出された移動端末MT2の特定ユーザに対して許容
可能な各ベアラ・サービスがベアラ・サービスの選択を限定することもある。呼
出されたユーザの加入契約情報の検査の結果は、移動ネットワークNW1のWMSC 4
に送り返される。
【0064】 移動ネットワークNW1からの応答に基づき、WMSC 4はベアラ要求を拒絶するか
、または、ベアラ・サービス選択処理を継続する。後者の場合、または、呼出さ
れた移動端末MT2のユーザの加入契約情報が選択に影響しないような場合、好適
にはサービス供給移動ネットワークのトラフィック状況を考慮して移動ネットワ
ークNW1内において要求されたベアラ・サービスに対する他の理由が検査される
。この段階において移動ネットワークNW1の特性は要求におけるパラメータと比
較され、適切なベアラ・サービスが提案される。ベアラ選択はまた、移動ネット
ワークNW1のトラフィック状況によっても影響され得る。要求されたベアラ・サ
ービスをその時点において移動ネットワークNW1がサポートできなければ、その
要求は拒絶されるか、要求された以外の別のベアラ・サービスが提案される。
【0065】 ベアラ選択処理の結果に基づき、移動ネットワークNW1はベアラ・サービス応
答ネットワーク・メッセージを作成すると共に、これを、呼出された移動端末MT
2へと伝送する(ブロック233)。呼出された移動端局MT2は、移動ネットワークNW1
に対して接続応答ネットワーク・メッセージを伝送することで接続要求ネットワ
ーク・メッセージに応答する(ブロック234)。
【0066】 この接続応答ネットワーク・メッセージは、発呼を開始した移動端末MT1へと
伝送される(ブロック235)。提案されたベアラ・サービス(単一または複数)を
両方の移動端末MT1、MT2が受け入れたなら、移動端末MT1、MT2の間には接続が確
立される(ブロック239)。
【0067】 しかし、提案されたベアラ・サービス(単一または複数)を移動端末MT1およ
びMT2のいずれもが受け入れないならば(ブロック236)、ベアラ選択手順は開始箇
所(ブロック224)へとループバックする。発呼を開始した移動端末MT1は新たな各
パラメータを選択し、これらの新たなパラメータにより新たなベアラ・サービス
要求を実施する。
【0068】 提案されたベアラ・サービスを呼出された移動端末MT2が受け入れないならば
、該移動端末は別のベアラ・サービスを既に提案している可能性があり(ブロッ
ク237)、その場合に移動端末MT1は提案されたベアラ・サービスを受け入れ得る
か否かをチェックする。呼出された移動端末MT2により提案された代替のベアラ
・サービスを移動端末MT1が受け入れるなら、ベアラ選択手順はブロック225へと
ループバックする。もし呼出された移動端末MT2が、提案されたベアラ・サービ
ス(単一または複数)を受け入れず且つ別のベアラ・サービスも提案しないなら
(ブロック238)、ベアラ選択手順がブロック224にループバックして移動端末MT1
は別のベアラ・サービスを選択して提案するか、或いはそうでなければ、接続手
順が不首尾となる。
【0069】 移動端末MT1、MT2とネットワークNW1との間の要求ネットワーク・メッセージ
は好適には、初期設定の接続開始ベアラを用いて伝送される。
【0070】 呼出された移動端末MT2が発呼移動端末MT1以外の別の移動ネットワークと通信
することも可能である。斯かる状況において処理は、発呼移動端末MT1および呼
出された移動端末MT2が同一移動ネットワーク内で通信する状況と僅かに異なる
。当業者であれば、1つの移動ネットワークNW1において実行された前述の段階
がいくつかのネットワークNW1、NW2にて実施され得ることは明らかであろう。
【0071】 この方式は、サービス供給ネットワークに対するベアラ・サービス要求を実施
する前に移動端末が先ず好適なベアラ・サービス・パラメータを、遠隔(たとえ
ばIP)ネットワークにおけるサービス・プロバイダのサーバなどのネットワーク
要素であり得るサービス当事者と好適なベアラ・サービス・パラメータを交渉す
る、という状況にも適用される。
【0072】 いくつかの場合、サービス供給ネットワークがベアラ・サービス要求に関する
ネットワーク自体の機能およびトラフィック状況のみをチェックするだけでは十
分でないこともある。もし移動端末が、サービス供給ネットワーク以外のネット
ワークへの接続も必要とするサービスの開始を試行したとすれば、サービス供給
ネットワークは他のネットワークの状況および機能もチェックし得る。これは好
適には、異なるネットワーク間の標準シグナリング・インタフェース(図示され
ていない)により達成され、それらのネットワークの機能およびトラフィック状
況に関する要求/応答が提供される。斯かるインタフェースが利用可能であれば
サービス供給ネットワークは、サービス実行において必要な他のネットワークと
通信し、これらのネットワークからの応答を獲得した後で、関与する全ての当事
者に対して適切なベアラ・サービスを提案する。たとえばサービス供給ネットワ
ークにおけるWMSC 4と他のネットワークにおける上記WMSCは、たとえば通常のロ
ーミング状況における様にして、相互に通信し得る。
【0073】 本発明は前記実施例のみに限定されるものでなく、添付の請求の範囲の範囲内
で改変され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明の好適実施例に係る方法が適用され得るシステムを示す図である。
【図1b】 本発明の好適実施例に係る方法が適用され得る別のシステムを示す図である。
【図2a】 本発明の好適実施例に係る方法を記述する図である。
【図2b】 本発明の別の好適実施例に係る方法を記述する図である。
【図2c】 本発明の好適実施例に係るベアラ・サービス再交渉の方法を記述する図である
【図2d】 同一の移動ネットワーク内における2台の移動局がベアラ・サービスを交渉す
る方法を記述する図である。
【図3a】 本発明の好適実施例に係る方法で使用される好適なパケット・フォーマットの
例を示す図である。
【図3b】 本発明の好適実施例に係る方法で使用される好適なパケット・フォーマットの
例を示す図である。
【図3c】 本発明の好適実施例に係る方法で使用される好適なパケット・フォーマットの
例を示す図である。
【図3d】 本発明の好適実施例に係る方法で使用される好適なパケット・フォーマットの
例を示す図である。
【図4】 ベアラ選択に関するアプリケーション・プログラミング・インタフェースを記
述するブロック図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月15日(2002.3.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】 本発明の目的は、アプリケーション、ユーザ、使用中の端末、および、ネット
ワークの要件を考慮することで達成される。本発明に係る方法は、添付の請求項
1の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明に係る通信システム
は、添付の請求項46の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。本発明
に係る移動端末は、添付の請求項53の特徴部分に開示された処により特徴付け
られる。本発明に係るベアラ・サービス選択アプリケーション・インタフェース
は、添付の請求項69の特徴部分に開示された処により特徴付けられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K030 GA03 GA13 HA08 JL01 JT09 KX29 LA03 5K067 AA21 BB04 CC08 EE02 EE10 EE16 FF02 HH22

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末(MT1)と移動ネットワーク(NW1)との間の通信のため
    にベアラ・サービスを選択する方法であって、前記移動ネットワーク(NW1)にお
    いては少なくとも1つのベアラ・サービスが実施される方法において、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定
    する段階と、 選択可能なベアラ・サービスに関する情報を獲得する段階と、 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と、前記選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して獲得された情報とを比較する段階と、 前記比較に基づき、通信のために前記選択可能なベアラ・サービスの内の少な
    くとも1つを受け入れ又は拒絶するための決定を行う段階と、 を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記移動端末(MT1)においてアプリケーションが実行される
    方法において、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件が
    、少なくとも前記アプリケーションの特性に基づき規定されることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する
    前記一組の要件が、少なくとも前記移動端末(MT1)の特性に基づき規定されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する
    前記一組の要件が、少なくともユーザ希望に基づき規定されることを特徴とする
    請求項1、2または3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記移動ネットワーク(NW1)内にユーザ加入契約情報が記憶
    される方法であって、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件が
    、少なくとも前記ユーザ加入契約情報の特性に基づき規定されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック容量が制限され
    る方法であって、通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前
    記一組の要件が、少なくとも前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック状況に
    基づき規定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記移動ネットワーク(NW1)内にユーザ加入契約情報が記憶
    される方法であって、通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスが、少
    なくとも前記ユーザ加入契約情報の特性に基づき受け入れられ又は拒絶されるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック容量が制限され
    る方法であって、通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスが、少なく
    とも前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック状況に基づき受け入れられるか
    又は拒絶されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記比較が前記移動ネットワーク(NW1)内で実施される請求
    項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記比較が前記移動端末(MT1)内で実施される請求項1〜
    8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記移動ネットワーク(NW1)内で規定された少なくとも1
    つのサービス品質クラスが在り、 前記少なくとも1つのサービス品質クラスに対し、少なくとも1つのベアラ・
    サービスが実施され、且つ、 実行されるべきアプリケーションに対し、好適なサービス品質クラスが規定さ
    れる、 ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対す
    る前記一組の要件に基づき前記移動端末(MT1)においてベアラ・サービス要求ネ
    ットワーク・メッセージを作成する段階と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する段階と、 前記選択可能な各ベアラ・サービスと前記ベアラ・サービス要求ネットワーク
    ・メッセージとに基づき前記移動ネットワーク(NW1)においてベアラ・サービス
    応答ネットワーク・メッセージを作成する段階と、 前記ベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に
    伝送する段階と、 を更に備えて成ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 再交渉段階が実行される方法であって、該再交渉段階が少
    なくとも、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する新たな一組の要件
    を前記移動端末(MT1)において規定する段階と、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記新たな一組の
    要件に基づきベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを作成する段階と
    、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する段階と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージと選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して前記獲得された情報とに基づき前記移動ネットワーク(NW1)にお
    いてベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを作成する段階と、 前記ベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に
    伝送する段階と、を備え、 通信のためのベアラ・サービスを受け入れるか拒絶するかの決定が前記移動端
    末(MT1)にて前記比較に基づき行われる、 ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 再交渉段階が実行される方法であって、該再交渉段階が少
    なくとも、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する新たな一組の要件
    を前記移動端末(MT1)において規定する段階と、 通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記新たな一組の
    要件に基づきベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを作成する段階と
    、 上記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する段階と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージと選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して獲得された前記情報とに基づき前記移動ネットワーク(NW1)にお
    いてベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを作成する段階と、 前記ベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に
    伝送する段階と、を備え、 通信のためのベアラ・サービスを受け入れるか拒絶するかの決定が前記移動ネ
    ットワーク(NW1)にて前記比較に基づき行われる、 ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記移動ネットワーク(NW1)の状態が変化したときに新た
    なベアラ・サービスを選択するための再交渉段階が実行される方法であって、 前記再交渉段階が少なくとも、 変化させられた状態に基づき、新たなベアラ・サービスが提案される状態変化
    ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク(NW1)において作成する段階
    と、 前記状態変化ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に伝送する段階
    と、 前記移動端末(MT1)において前記状態変化ネットワーク・メッセージを検査す
    る段階と、を備え、ここで、 前記移動端末(MT1)において、 もし前記新たなベアラ・サービスが前記ベアラ・サービスに対する要件を満足
    するならば前記新たなベアラ・サービスを受け入れ、その場合に前記アプリケー
    ションの実行に関連して前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間
    の通信が前記新たなベアラ・サービスにより継続される段階、又は、 もし前記新たなベアラ・サービスが前記ベアラ・サービスに対する要件を満足
    しないならば前記新たなベアラ・サービスを拒絶し、その場合に前記アプリケー
    ションの実行に関連して前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間
    の通信が停止される段階かのいずれか1つの段階が実施されることを特徴とする
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記移動ネットワーク(NW1)の状態が変化したときに新た
    なベアラ・サービスを選択するための再交渉段階が実行される方法であって、 前記再交渉段階が少なくとも、 変化させられた状態に基づき、状態変化ネットワーク・メッセージを前記移動
    ネットワーク(NW1)において作成する段階と、 前記状態変化ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に伝送する段階
    と、 前記移動端末(MT1)において前記状態変化ネットワーク・メッセージを検査す
    る段階と、 前記移動端末(MT1)において新たなベアラ・サービス要求ネットワーク・メッ
    セージを作成する段階と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する段階と、を備え、ここで、 前記移動ネットワーク(NW1)において、 もし前記新たなベアラ・サービスが前記ベアラ・サービスに対する要件を満足
    するならば前記新たなベアラ・サービスを受け入れ、その場合に前記アプリケー
    ションの実行に関連して前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間
    の通信が前記新たなベアラ・サービスにより継続される段階、又は、 もし前記新たなベアラ・サービスが前記ベアラ・サービスに対する要件を満足
    しないならば当該新たなベアラ・サービスを拒絶し、その場合に前記アプリケー
    ションの実行に関連して前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間
    の通信が停止される段階かのいずれか1つの段階が実施されることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記移動端末(MT1)内には、実行環境と、ベアラ・サービ
    ス選択アプリケーション・プログラミング・インタフェースとが配備され、且つ
    、 前記ベアラ・サービス選択アプリケーション・プログラミング・インタフェー
    スは少なくともひとつのアプリケーションと前記実行環境との間の通信において
    使用されることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記移動端末(MT1)の機能に関する情報を獲得する手段(40
    2)が配備されることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ユーザ希望に関する情報を獲得する手段(404)が配備され
    ることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記移動端末(MT1)のユーザに対しては前記選択可能なベ
    アラ・サービスが通知され、前記ユーザは前記ベアラ・サービスの選択を実施し
    得ることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも2台の移動端局(MT1、MT2)の間において移動ネ
    ットワーク(NW1)により確立される通信のためのベアラ・サービスを選択する方
    法において、少なくとも 第1移動端局(MT1)において、前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規
    定する段階と、 前記移動ネットワーク(NW1)において、選択可能なベアラ・サービスに関する
    情報を獲得する段階と、 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と、前記選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して前記獲得された情報とを前記移動ネットワーク(NW1)において比
    較する段階と、 前記比較に基づき、前記第1移動端局(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との
    間における通信のための前記選択可能なベアラ・サービスの少なくとも1つを受
    け入れ又は拒絶するための決定を行う段階と、を備え、ここで、 もし前記第1移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間における通信
    のために少なくとも1つのベアラ・サービスが受け入れられるならば、 受け入れられたベアラ・サービスに関する情報を前記第2移動端末(MT2)に伝送
    する段階と、 前記受け入れられたベアラ・サービスが前記第2移動端末(MT2)と前記移動ネ
    ットワーク(NW1)とによる通信において使用され得るかを検査する段階と、が実
    施され、 もし前記第2移動端末(MT2)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信に対し
    てベアラ・サービスが受け入れられるなら、前記移動端末(MT1、MT2)と前記移動
    ネットワーク(NW1)との間には通信が設定され、該通信においては前記受け入れ
    られたベアラ・サービスが使用される、 ことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 前記第1移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との
    間の通信のために受け入れられた前記ベアラ・サービスが前記第2移動端末(MT2)
    と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信に対して受け入れられなければ、前
    記第1移動端末(MT1)により新たなベアラ・サービスの選択が開始されることを特
    徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記第1移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との
    間の通信のために受け入れられた前記ベアラ・サービスが前記第2移動端末(MT2)
    と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信に対して受け入れられなければ、前
    記第2移動端局(MT2)は通信のために受け入れられるべき別のベアラ・サービスを
    提案することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第1移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との
    間の通信のために受け入れられた前記ベアラ・サービスが前記第2移動端末(MT2)
    と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信に対して受け入れられなければ、前
    記第2移動端末(MT2)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信は終結されるこ
    とを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 第1移動端末(MT1)は第1移動ネットワーク(NW1)と通信す
    ると共に第2移動端末(MT2)は第2移動ネットワーク(NW2)と通信する、少なくとも
    2台の移動端末(MT1、MT2)の間における通信のためのベアラ・サービスを選択す
    る方法において、 少なくとも、 前記第1移動端末(MT1)と前記第1移動ネットワーク(NW1)との間の通信のために
    ベアラ・サービスを選択する段階と、 前記選択されたベアラ・サービスが前記第2移動端末(MT2)と前記第2移動ネッ
    トワーク(NW2)との間の通信において使用され得るか否かを検査する段階と、 前記検査の結果に基づき前記第1移動端末(MT1)に対して応答を伝送する段階と
    、を備え、ここで、 前記選択されたベアラ・サービスが、前記第2移動端末(MT2)と前記第2移動ネ
    ットワーク(NW2)との間の通信に対して受け入れられたなら、前記移動端末(MT1
    、MT2)と前記移動ネットワーク(NW1、NW2)との間で通信が設定される、 ことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも、移動端末(MT1)と、移動ネットワーク(NW1)と
    、該移動ネットワーク(NW1)において実施される少なくともひとつのベアラ・サ
    ービスと、前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信のため
    にベアラ・サービスを選択する手段(4、11、201、403、405)とを備える通信シス
    テムにおいて、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する手段(CPU、MEM)と、 選択可能なベアラ・サービスに関する情報を獲得する手段(CPU、MEM)と、 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と前記選択可能なベアラ・サー
    ビスに関して前記獲得された情報とを比較する手段(4、11)と、 前記比較に基づき、通信のために前記選択可能なベアラ・サービスの内の少な
    くとも1つを受け入れ又は拒絶するための決定を行う手段(4、MT1)と、 をさらに備えることを特徴とする通信システム。
  27. 【請求項27】 前記移動端末(MT1)がアプリケーションを実行する手段(CP
    U、MEM)を備える通信システムにおいて、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する前記手段(CPU、MEM)が、
    少なくとも前記アプリケーションの特性に基づき前記ベアラ・サービスに対する
    前記一組の要件を規定する手段(401)を備えることを特徴とする請求項26に記
    載の通信システム。
  28. 【請求項28】 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する前記
    手段(CPU、MEM)が、少なくとも前記移動端末(MT1)の特性に基づき前記ベアラ・
    サービスに対する前記一組の要件を規定する手段(402、403)を備えることを特徴
    とする請求項26または27に記載の通信システム。
  29. 【請求項29】 前記移動端末(MT1)がアプリケーションを実行する手段(CP
    U、MEM)を備える通信システムにおいて、 当該システムは少なくともユーザ希望に基づき前記ベアラ・サービスを規定す
    る手段(404、405)を備えることを特徴とする請求項26〜28のいずれか一項に
    記載の通信システム。
  30. 【請求項30】 前記移動ネットワーク(NW1)がユーザ加入契約情報を記憶
    する手段を備え、少なくとも前記ユーザ加入契約情報に基づき前記ベアラ・サー
    ビスを規定する手段(404、405)を備えることを特徴とする請求項26〜29のい
    ずれか一項に記載の通信システム。
  31. 【請求項31】 前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック容量は制限さ
    れており、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する前記手段(CPU、MEM)は、
    少なくとも前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック状況に基づき前記ベアラ
    ・サービスに対する前記一組の要件を規定する手段(1、4、5)を備えることを特
    徴とする請求項26〜30のいずれか一項に記載の通信システム。
  32. 【請求項32】 前記移動ネットワーク(NW1)はユーザ加入契約情報を記憶
    する手段を備え、 当該通信システムは少なくとも前記ユーザ加入契約情報に基づき前記ベアラ・
    サービスを受け入れ又は拒絶する手段(404、405)を備えることを特徴とする、請
    求項26〜31のいずれか一項に記載の通信システム。
  33. 【請求項33】 前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック容量は制限さ
    れており、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を受け入れ又は拒絶する前記手段(C
    PU、MEM)は、少なくとも前記移動ネットワーク(NW1)のトラフィック状況に基づ
    き前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件を規定する手段(1、4、5)を備
    えることを特徴とする請求項26〜32のいずれか一項に記載の通信システム。
  34. 【請求項34】 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と前記選択
    可能な各ベアラ・サービスに関して前記獲得された情報とを比較する前記手段(4
    、11)が、前記移動ネットワーク(NW1)内に形成されることを特徴とする請求項2
    6〜33のいずれか一項に記載の通信システム。
  35. 【請求項35】 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と前記選択
    可能な各ベアラ・サービスに関して前記獲得された情報とを比較する前記手段(4
    、11)が、前記移動端末(MT1)内に形成されることを特徴とする請求項26〜34
    のいずれか一項に記載の通信システム。
  36. 【請求項36】 前記移動ネットワーク(NW1)内で規定された少なくとも1
    つのサービス品質クラスが在り、少なくとも1つのサービス品質クラスに対し、
    少なくとも1つのベアラ・サービスが実施され、且つ、実行されるべきアプリケ
    ーションに対し、好適なサービス品質クラスが規定されることを特徴とする請求
    項26〜35のいずれか一項に記載の通信システム。
  37. 【請求項37】 前記移動端末(MT1)が、 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件に基づきベアラ・サービス要求
    ネットワーク・メッセージを作成する手段(CPU)と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する手段(RF)とを備え、且つ、 前記移動ネットワーク(NW1)が、 前記選択可能なベアラ・サービスと前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・
    メッセージとに基づきベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを作成す
    る手段(4)と、 前記ベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に
    伝送する手段(2、3)と、 を備えることを特徴とする請求項26〜36のいずれか一項に記載の通信シス
    テム。
  38. 【請求項38】 ベアラ・サービスを再交渉する手段を備え、 前記移動端末(MT1)が、 前記ベアラ・サービスに対し新たな一組の要件を規定する手段(CPU)と、 前記ベアラ・サービスに対する前記新たな一組の要件に基づきベアラ・サービ
    ス要求ネットワーク・メッセージを作成する手段(CPU)と、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージを前記移動ネットワーク
    (NW1)に伝送する手段(RF)とを備え、且つ、 前記移動ネットワーク(NW1)が、 前記ベアラ・サービス要求ネットワーク・メッセージに基づきベアラ・サービ
    ス応答ネットワーク・メッセージを作成する手段と、 前記ベアラ・サービス応答ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に
    伝送する手段とを備え、ここで、 前記移動端末(MT1)は、前記選択可能なベアラ・サービスの少なくとも1つを
    前記比較に基づき通信のために受け入れるか拒絶するかの決定を行う手段(4)を
    更に備えて成ることを特徴とする請求項26〜37のいずれか一項に記載の通信
    システム。
  39. 【請求項39】 前記移動ネットワーク(NW1)の状態が変化したときにベア
    ラ・サービスを再交渉する手段を備え、ここで、 前記移動ネットワーク(NW1)が、 前記変化させられた状態に基づき、新たなベアラ・サービスが提案される状態
    変化ネットワーク・メッセージを作成する手段と、 前記状態変化ネットワーク・メッセージを前記移動端末(MT1)に伝送する手段
    と、を更に備え、且つ、 前記移動端末(MT1)が、 前記状態変化ネットワーク・メッセージを検査する手段と、 もし前記新たなベアラ・サービスが、ベアラ・サービスに対する前記一組の要
    件を満足するなら、前記ベアラ・サービスに対する前記変更を受け入れる手段で
    あって、その場合に前記アプリケーションの実行に関連して前記移動端末(MT1)
    と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信は前記新たなベアラ・サービスによ
    り継続される手段と、 もし前記新たなベアラ・サービスがベアラ・サービスに対する前記一組の要件
    を満足しないならば前記ベアラ・サービスに対する前記変更を拒絶する手段であ
    って、その場合に前記アプリケーションの実行に関連して前記移動端末(MT1)と
    前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信が停止される手段と、を更に備えて成
    ることを特徴とする請求項26〜38のいずれか一項に記載の通信システム。
  40. 【請求項40】 前記移動端末(MT1)が実行環境とベアラ・サービス選択ア
    プリケーション・プログラミング・インタフェース(401)とを備え、且つ、 前記選択アプリケーション・プログラミング・インタフェースは少なくともひ
    とつのアプリケーションと前記実行環境との間の通信において使用されることを
    特徴とする請求項26〜39のいずれか一項に記載の通信システム。
  41. 【請求項41】 前記移動端末(MT1)が、前記選択可能なベアラ・サービス
    をユーザに通知する手段と、前記ユーザにより前記ベアラ・サービスの選択を行
    う手段とを備えることを特徴とする請求項26〜40のいずれか一項に記載の通
    信システム。
  42. 【請求項42】 移動端末(MT1)であって、少なくとも、移動ネットワーク(
    NW1)と、該移動ネットワーク(NW1)において実施される少なくともひとつのベア
    ラ・サービスと、前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信
    のためにベアラ・サービスを選択する手段(4、11、201、403、405)とを備える通
    信システムで使用される移動端末(MT1)において、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定する手段(CPU、MEM)を更に備
    えて成ることを特徴とする移動端末。
  43. 【請求項43】 移動端末(MT1)であって、少なくともアプリケーションの
    特性に基づき通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記一
    組の要件を規定する手段を備えることを特徴とする請求項42に記載の移動端末
  44. 【請求項44】 移動端末(MT1)であって、少なくとも当該移動端末(MT1)の
    特性に基づき通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記一
    組の要件を規定する手段を備えることを特徴とする請求項42または43に記載
    の移動端末。
  45. 【請求項45】 移動端末(MT1)であって、少なくともユーザ希望に基づき
    通信のために選択されるべき前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件を規
    定する手段を備えることを特徴とする請求項42〜44のいずれか一項に記載の
    移動端末。
  46. 【請求項46】 移動端局(MT1)であって、 選択可能なベアラ・サービスに関する情報を前記移動ネットワーク(NW1)にお
    いて獲得する手段と、 前記ベアラ・サービスに対する前記一組の要件と、前記選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して獲得された情報とを比較する手段と、 を備えることを特徴とする請求項42〜45のいずれか一項に記載の移動端末
  47. 【請求項47】 移動端末(MT1)であって、アプリケーションを実行する実
    行環境(202)を備えることを特徴とする請求項42〜46のいずれか一項に記載
    の移動端末。
  48. 【請求項48】 少なくとも、移動ネットワーク(NW1)と、該移動ネットワ
    ーク(NW1)において実施される少なくとも1つのベアラ・サービスと、移動端末(
    MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信のためにベアラ・サービスを選
    択する手段(4、11、201、403、405)と、を備え、前記移動端末(MT1)がアプリケ
    ーションを実行する実行環境(202)を備える通信システムにおいて使用されるベ
    アラ選択アプリケーション・インタフェース(BSSAPI)において、 前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を規定すべく少なくとも1つのアプ
    リケーションと前記実行環境との間で情報を伝達すべく配置されることを特徴と
    するベアラ選択アプリケーション・インタフェース。
  49. 【請求項49】 少なくとも、移動端末(MT1)と、移動ネットワーク(NW1)と
    、該移動ネットワーク(NW1)において実施される少なくとも1つのベアラ・サー
    ビスと、前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信のために
    ベアラ・サービスを選択する手段(4、11、201、403、405)とを備える通信システ
    ムにおけるネットワーク要素において、 前記移動端末から前記ベアラ・サービスに対する一組の要件を受信する手段と
    、 選択可能なベアラ・サービスに関する情報を獲得する手段と、 前記ベアラ・サービスに関する前記一組の要件と、前記選択可能なベアラ・サ
    ービスに関して獲得された情報とを比較する手段と、 前記比較に基づき、通信のために前記選択可能なベアラ・サービスの内の少な
    くともひとつを受け入れ又は拒絶するための決定を行う手段(4)と、 を備えることを特徴とするネットワーク要素。
  50. 【請求項50】 少なくとも、移動端末(MT1)と、移動ネットワーク(NW1)と
    、該移動ネットワーク(NW1)において実施される少なくともひとつのベアラ・サ
    ービスと、前記移動端末(MT1)と前記移動ネットワーク(NW1)との間の通信のため
    にベアラ・サービスを選択する手段(4、11、201、403、405)と、を備える通信シ
    ステムにおいて使用されるネットワーク要素において、 選択可能な各ベアラ・サービスに関する情報を獲得する手段と、 選択可能な各ベアラ・サービスに関して獲得された情報を前記移動端末(MT1)
    に提供する手段(4)と、 を備えることを特徴とするネットワーク要素。
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