JP2003505591A - 電解槽内での気液分離方法及び装置 - Google Patents

電解槽内での気液分離方法及び装置

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JP2003505591A JP2001511243A JP2001511243A JP2003505591A JP 2003505591 A JP2003505591 A JP 2003505591A JP 2001511243 A JP2001511243 A JP 2001511243A JP 2001511243 A JP2001511243 A JP 2001511243A JP 2003505591 A JP2003505591 A JP 2003505591A
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hydrogen
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gas
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トルペ,スティーブン,ジエイ.
ラチヤンス,レイナルド,ジイ.
タパン,ダニエル
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スチュアート エナーヂ システムズ コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 水素を製造するための水電解槽の第1の水性電解質溶液に連行された水素ガスと第2の水性電解質溶液に連行された酸素ガスとを分離する改善された方法であって、上記第1の溶液中の水素ガスの第1の2相流排出液を生成させ;上記第2の溶液中の酸素ガスの第2の2相流排出液を生成させ;上記第1の排出液を、上記水素ガスを上記第1の排出液から分離するための水素室を形成する部分(442)を有する第1の分離室(440)に供給し(448);上記第2の排出液を、上記酸素ガスを上記第2の排出液から分離するための酸素室を形成する部分を有する第2の分離室に供給し;上記水素ガスを上記水素室から回収し(50);上記酸素ガスを上記酸素室から回収し;上記第1排出液を回収し;上記第2排出液を回収する;ことからなる方法において、上記第1排出液の少なくとも一つを、上記水素室中に排出させそして上記第2排出液を上記酸素室に排出させることを特徴とする、水素ガスと酸素ガスの分離方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は電解槽、特に、水素と酸素を製造するための水電解槽、特に、水性電
解液中に連行される水素及び酸素ガス状生成物を分離する方法と装置に関する。
【0002】発明の背景 電気合成(electrosynthesis)は、電気化学的セル内で、外部電力源からアノー
ド電極とカソード電極の間の電解液に電流、典型的には直流(DC)を通じることに
より電気的に行われる、化学反応を生じさせるための方法である。化学反応が生
じる比率は、寄生反応(parastic reaction)が存在しない場合には、電流に比例
する。例えば、液状アルカリ性水(liquid alkaline water)電解槽においては、
DC電流を水性電解液中の2つの電極の間を通過させて、水、即ち、反応剤をその
成分生成物ガス、即ち水素と酸素とに分割し、生成物ガスをそれぞれの電極表面
で発生させる。
【0003】 水電解槽は、電解反応中に生成した2種のガス、即ち、酸素と水素を分離した
状態に保持し、混合しないようにするために、典型的には、電解槽の両半分の間
の圧力を調節するための圧力制御システムに依存していた。
【0004】 今日、商業的に広く使用されている慣用の単極電解槽の設計においては、1個
のセル又は一系列の(平行な)セルが、1個の機能的電解槽(functional
elctrolyser)、セルコンパートメント(cell compartment)又は別個の槽中に収容
されている。各々のセルは別個の槽中の電極対の集成体から形成されており、並
列に連結された電極対の集成体の各々は単独の電極対としての働きをする。セル
への連結は、A.T.Stuartのカナダ特許第302,737号(1930)に開示されるごとき連
続母線(interconnecting bus bar)を使用して、限られた面接触によって行われ
る。電流は、セルコンパートメントの間の前記した母線集成体を使用する二点間
電気接続を使用して、1個のセル内のカソードの一部から供給され、隣接するセ
ルのアノードに通送される。通常、電流は1個の電極において、種々の地点から
及びボルト締め、溶接又は同様の形式の連結によって種々の地点で次の電極に対
して行われた連結部から流出し、そして、各々の連結部は大きな電流密度を通過
させることのできるものでなければならない。
【0005】 大部分のフィルタープレス型電解槽では、金属、プラスチックス、ゴム、セラ
ミックス及び種々の繊維ベース構造体を包含し得る種々の材料を使用してセルの
アノード部分とカソード部分とを絶縁している。多くの場合、O−リング状溝が
フレーム中に機械加工されているか、又は、フレームがO−リングを挿入できる
ように成形されている。典型的には、セル内の電極を包囲し、電解液の循環、反
応剤の供給及び生成物の除去のためのチャンネルを形成させるためには、集成体
と異なる少なくとも2種の材料が必要である。
【0006】 The Electrolyser Corporation Ltd及びStuart Energy Systems Incの名義で
1998年7月9日に発行されたWO98/29912号には、単一スタック電解槽(single
stack electrolyser)(SSE)においては電流を直列に供給するか、又は、多重ス
タック電解槽(multiple stack electrolyser)(MSE)においては電流を並列に供給
するように形成された、かかる単極電解槽系が記載されている。上記WO98/29912
号にはSSE及びMSE電解槽についての構成部材と集成体のデザインの詳細が記載さ
れている。
【0007】 本明細書において、“セル”又は“電気化学的セル”という用語は、アノード
及びカソードを包含する少なくとも1対の電極を含有し、アノード及びカソード
の各々がセルスタック(セル積重ね体)配列体(cell stack configuration)内で適
当に保持されている構造体を意味する。後者は、更に、水性電解液を循環させ、
生成物を排出させる循環フレーム及びガスケットのごとき一連の構成部材を含有
している。セルは、更に、セパレーターを包囲容器内に密閉し、機械的に保持す
るのに適当な装置を有するセパレーター集成体及び隣接するセルブロックを分離
するのに使用される端部壁を含有している。多数のセルを直列に又は並列に連結
してセルスタック(cell stack)を形成させることができるが、セルを形成させる
のにどのように多くのセルを使用し得るかについて制限はない。セルブロック (cell block)は1個又はそれ以上のセルからなる装置であり、多数のセルブロッ
クが外部母線によって連結されている。前記WO98/29912号には並列に又は直列に
又はこれらの組合せによって連結された1個又はそれ以上のセルからなる機能電
解槽が記載されている。
【0008】 かかるセル積層電気化学系の形状に応じて、最も単純な直列配列体(series
configuration)においては、各々、各スタックの各々の端部に端部ボックスを包
含しているか、又は、各々のセルブロックの端部に取付けられた端部ボックスの
集成体を包含している。別の態様の電解槽は、並列のセルの組合せと直列のセル
の組合せの両者が集成されている場合、水平ヘッダーボックスに結合させるのに
適した端部ボックスを包含している。
【0009】 電解液を電解する際のセルスタックの操作においては、アノードは酸素ガスを
生成させる働きを行い、これに対し、カソードは水素ガスを生成させる働きを行
う。2種のガスは低透過性膜セパレーターによって分離され、隔離された状態に
保持されている。ガスと電解液の流動は、一つのセル部材を第2のセル部材から
シールし、タンクと同様にセルスタック中に電解液を収容する働きもする循環フ
レームとガスケットの集成体によって誘導される。
【0010】 剛性端部ボックスは、気体/液体分離装置として働く他に、セルの頂部から流
出する電解液の還送チャンネルを提供することを包含する種々の機能を行い得る
。端部ボックスは液面センサーのごとき電解液の水準を制御するために使用され
る部材及び温度を制御するために使用される部材、即ち、例えば、ヒーター、ク
ーラー又は熱交換器についての位置も提供し得る。なお、端部ボックス内で適当
なセンサーを使用することにより、個々のセルスタック電解液及びガスの純度を
監視し得る。更に、大部分の電解液は電解槽内を再循環させるが、電解液流を各
端部ボックスから取出して、外部液面制御、電解液密度、温度、セル圧力及びガ
ス純度の制御及び監視を行い得る。この電解液流を同一の端部ボックスに還流さ
せるか又は他の同様の液流と混合し、端部ボックスに還流し得る。別法として、
プローブ(探針)を端部ボックスに装入してこれらのパラメーターを制御し得る。
端部ボックスは気液分離を改善するために端部ボックス中に存在する液体に2相
混合物を提供するための導管も有し得る。同一のタイプのガスを含有する同様の
タイプの端部ボックスを、これらが共通の電解液レベルを有するようにヘッダー
を介して連結し得る。
【0011】 かくして、液状電解質から電解ガスを製造するMSE又はSSE電解槽は気相と液相
の分離を必要とし、かつ、電解液の循環も必要とする。気体と液体が緊密に混合
しており、気泡が小さい場合には、通常、気液分離を不良にする発泡が生じる。
端部ボックス/ヘッダーからの気体を電極/セパレーター間隙スペーサーに再循環
させることにより、電解液抵抗率が効果的に増大し、操作セル効率が低下する。
このことにより、端部ボックスの形の大きな形状の導管を構築することが必要と
なり、このことが経済的負担となる。しかしながら、水素と酸素ガスを製造する
水電解槽の操作においては、水素担持電解質液と酸素担持電解質液との混合が生
じないことが最も重要である。従って、連行された気体を水溶液から可能な限り
多量に除去することが主要な目的である。更に、セルの設計において、セル、ス
タック及び端部ボックス、ヘッダー等のごとき付随部材の寸法を最小化すること
が望ましい。従って、前記したごとき気液分離という目的を達成する場合、セル
容積の減少という目的を満足させることが必要である。本発明はこれらの2つの
要求の両者を達成するものである。
【0012】発明の要約 本発明の目的は、電解槽内の水性電解液から水素と酸素ガスを分離するための
改善された方法と装置を提供することである。
【0013】 従って、本発明の一つの要旨によれば、水電解槽の第1の水性電解質溶液に連
行された水素ガスと第2の水性電解質溶液に連行された酸素ガスとを分離する改
善された方法であって、 上記第1の溶液中の水素ガスの第1の2相流体排出液(two-phase flow
discharge)を生成させ; 上記第2の溶液中の酸素ガスの第2の2相流体排出液を生成させ; 上記第1の排出液を、上記水素ガスを上記第1の排出液から分離するための水
素室を形成する部分を有する第1の分離室に供給し; 上記第2の排出液を、上記酸素ガスを上記第2の排出液から分離するための酸
素収容室を形成する部分を有する第2の分離室に供給し; 上記水素ガスを上記水素室から回収し; 上記酸素ガスを上記酸素室から回収し; 上記第1排出液を回収し; 上記第2排出液を回収する; ことからなる方法において、上記第1排出液の少なくとも一つを、上記水素室中
に排出させそして上記第2排出液を上記酸素室に排出させることを特徴とする、
水素ガスと酸素ガスの分離方法が提供される。
【0014】 本明細書及び特許請求の範囲で使用される“水素室”という用語は、この室内
の液体の表面の上方にある、第1分離室の、本質的に水素を含有する空間を意味
する。
【0015】 本明細書及び特許請求の範囲で使用される“酸素室”という用語は、第2の室
内の液体の表面の上方にある、第2分離室の、本質的に酸素を含有する空間を意
味する。
【0016】 かくして、2相流体を、排出室中に存在し得る任意の液体の液面の上方にあっ
て、水素含有相又は酸素含有相だけを実質的に含有するそれぞれのガス収容室中
に排出させることにより、重力、遠心力、ガス収容室内での増大した滞留時間等
のごとき物理的パラメーターにより、より効率的な気液分離が提供される。任意
の液体面上の流体を、好ましくは少なくとも水平に、より好ましくは、上方に突
出する噴水又は同様の噴霧液のごとく垂直に向けることにより、2相流体排出液
を、単に液流として、室内又はフォーム(foam)中に滞留するか又は恐らくは一時
的に存在する液体中に注入した又は合体させた場合より分離が良好に行われる。
【0017】 最も好ましい2相分離器系は渦巻き又は液体サイクロンの原理を使用する。
【0018】 上記したごとき本発明を実施することは、排出室が端部ボックスとして構成さ
れ、気体/液体混合物が液面の上方で、端部ボックスの頂部及び水平ヘッド付近
で開放される場合に特に有用である。気体/液体混合物は、端部ボックス内で、
噴水又は同様の噴霧液として、適当に配置された、実質的に垂直な“煙突”
(“chimney”)状部材を介して、セルスタックについての電解液の循環により端
部ボックス又はヘッダー内に形成された、非常に減少した量の気体を連行してい
る気体/液体2相流体の表面の上方に排出することが好ましい。端部ボックス内
に“煙突”の形で内部固定(internal fixation)部材を追加することは、下記の
利点を有する: (i) 気泡の形で閉じ込められた気体の循環によって発生する内部抵抗が最小に
なることにより、気体と液体の分離が増大し、電解槽の操作効率が改善される; (ii) 端部ボックス内の液流の循環及びセルブロック中への液流の循環が改善
され、内部流率が増大する;及び (iii) ) 端部ボックスの断面が最小化されることにより、MSE及びSSE電解槽の
規模(footprint)を最小化するメカニズムが提供される。
【0019】 本発明の別の要旨によれば、 第1の水性電解質溶液中の前記水素ガスの、第1の2相流排出液を生成させる
装置; 第2の水性電解質溶液中の前記酸素ガスの、第2の2相流排出液を生成させる
装置; 水素室を形成する部分を有する第1の分離室; 酸素室を形成する部分を有する第2の分離室; 前記第1排出液を前記第1分離室に供給して、前記水素ガスを上記第1排出液
から分離する装置; 前記第2排出液を前記第2分離室に供給して、前記酸素ガスを上記第2排出液
から分離する装置; 上記水素ガスを上記水素室から回収する装置; 上記酸素ガスを上記酸素室から回収する装置; 上記第1排出液を上記第1分離室から回収する装置; 上記第2排出液を上記第2分離室から回収する装置; からなり、(a)前記第1排出液を前記水素室に供給するための装置及び(b)前記第
2排出液を前記酸素室に供給するための装置の少なくとも一つを有することを特
徴とする、水素ガスと酸素ガスを製造するための改善された水電解槽が提供され
る。
【0020】図面の簡単な説明 本発明に従って構築された電解槽及び電気化学系を、添付図面を参照して説明
する; 図1は、各々、並列に連結された2個のセルからなる4個のスタックを直列に
連結したものからなる、従来技術に従った多重スタック電気化学的系(MSE)の分
解透視図である; 図2は、多数の端部ボックスとヘッダーボックスを有する、従来技術に従った
MSE電解槽の部分透視分解図である; 図3は、従来技術に従った、図1のMSE電解槽の部分に結合された端部ボックス
の断面図である;
【0021】 図4は、本発明に従って、煙突状部材を組込んだ端部ボックスの断面図である
; 図5及び6は、本発明に従って、別の形状の煙突状部材を組込んだ端部ボック
スの断面図である; 図7は、図6のライン7-7に沿った平面略図である;これらの図面において、
同じ数字は同様の部分を示す。
【0022】好ましい態様の詳細な説明 図1には、前記WO98/29912号に記載の態様としての、従来技術に従った単極MS
Eが20として一般的に示されている。
【0023】 電気化学的系20は4個のセルスタック22からなるセルブロックとして示されて
おり、これらのセルスタックは直列に連結されておりそして各々のセルスタック
の2個の電解セル(electrolysis cell)は並列に連結されている。
【0024】 セルスタック22の各々は、2個のアノード110と2個のカソード30を有する2
個のセルからなる。各々の区画において、アノード液フレーム38がアノード110
に隣接して設けられてアノード液室を形成しており、カソード液フレーム40がカ
ソード30に隣接して設けられてカソード液室を形成している。アノード液フレー
ム38は、その構造がカソード液フレーム40と実質的に同一であり、一般的に、電
解液循環フレームと称し得る。
【0025】 所与のセルにおける各々のアノード室とカソード室は、それぞれのアノード室
とカソード室で生成された、異なる電解生成物、即ち、酸素と水素の混合を減少
させるためにセパレーター36によって分離されている。
【0026】 電気化学的系20は、各々のスタック22の端部に端部ボックス44を有する。図1
を特に参照すると、各々の端部ボックス44には、該ボックスの側面に、それぞれ
のアノード液室とカソード液室に連絡している下方開口46と上方開口48が設けら
れている。各端部ボックス44の頂部のガス出口50により、電解反応の際に発生し
たそれぞれのガスを捕集するための出口が提供される。セルスタック22とセルブ
ロック20に全体は、電解液又は気体の漏洩を防止するための液体の密封がおこな
われるように十分な力で保持されている。締付け棒52及び連結棒を有する端部ボ
ックス44を形成するために使用される長方形のチューブのごとき剛質構造部材及
び付随するファスナー(図示せず)を使用することにより、適度な締付け圧力でス
タックをシールするための均一負荷分布表面(even load distributing surface)
が提供される。端部ボックスが締付け棒により相互に電気的に接続されることを
防止するために、端部ボックス44と締付け棒52との間に電気絶縁パネル54が挿入
されている。
【0027】 端部ボックス44の表面が電解液と接触することを防止するために、各々のスタ
ックの端部に、電解液フレーム38又は40と端部ボックス44の間に絶縁平面ガスケ
ット26が設けられている。ガスケット26には流体を循環させるための端部ボック
ス中の開口48及び46と同じ位置に、それぞれ、上方開口及び下方開口(図示せず)
が設けられている。
【0028】 改善のために、既知の電気化学的系を変更して上記した端部ボックスを包含さ
せ得ることは理解されるであろう。
【0029】 電気合成に使用される電解槽については、隣接する端部ボックスの間の1個の
セルブロックから次のセルブロックに液体を進行させて1回の通過当たりの変換
を促進し得る。端部ボックス44は、必要に応じて適当な補強材を用いて、スチー
ル、ステンレススチール、ニッケル又はプラスチックスを包含する、アルカリ又
は酸をベースとする電気化学系に適当な種々の材料から製造し得る。
【0030】 図2を参照すると、別の態様のMSE電解槽は、生成物ガス用のベント302を有す
る水平ヘッダーボックス300と結合させるのに適合した端部ボックス44を有する
。端部ボックス44には、それぞれ、316及び318で示される上方及び下方開口が設
けられている。312及び314で示される、間隔を置いて設けられた一対の上方及び
下方開口を有するガスケット310が、ヘッダーボックス300と端部ボックス44の間
に設けられている。
【0031】 図3を参照すると、ヘッダーボックス300を端部ボックス44に固定した場合、
ヘッダーボックス300の、間隔を置いて設けられた上方及び下方開口324及び326
は、それぞれ、ガッスケット310中の開口312及び314、及び、端部ボックス44中
の開口316及び318と同じ位置にある。電解液が、直接、ヘッダーボックス300の
室330に流入すること又は電解液を冷却することを減少させるか又は防止するた
めに、バッフル3128が使用されている。端部ボックス中の邪魔板336により、電
解槽スタック中に存在する2相流体がヘッダーボックス300の入口に向けて上昇
し、ヘッダーボックス300に流入するようにする。
【0032】 流体の流動の方向を示す矢印に従って、ガス担持電解液をセルブロックの下方
流体通路から端部ボックス44に流入させそして端部ボックス44内を上昇させる;
上記電解液は同じ位置にある開口316、312及び324によって形成される上方入口
を経てヘッダーボックス300に流入する。分離された生成物ガスを含有する電解
液を開口318、314及び326によって形成される下方出口を経て端部ボックス44に
循環させる。ヘッダーボックス300を包含する電解槽では、有利なことに、MSEの
セルスタックの間で電解液の混合が行われ、それによって、電解槽内で化学的勾
配(化学反応の相違)(chemical gradient)が生じることが防止される。
【0033】 操作を停止したとき、電解液を各々の端部ボックス44に還流させ、それによっ
て、セルスタックの間の液体電解液回路(liquid, electrolyte circuit)を破断
する。なお、ヘッダーボックス300の使用により、電解液を別個の収容タンクか
ら電解槽に供給する必要がなくなり、有利なことに、電解槽の操作停止時に電解
槽中で危険なほど低い液面が生じることが回避される。
【0034】 図4を参照すると、同図には端部ボックス44の頂部の中心から偏在している水
素捕集ベント管50を有する、全体的として440で示される端部ボックス44の上半
部が示されている。上半部440は水素分離室442を形成する上方部分と、カソード
液受容室444を形成する下方部分とから構成される。
【0035】 室442の内部の中心に、フレーム40内のカソード液室と連絡している水素/カソ
ード液供給導管448と一体に形成された直角排出用煙突状部材446が設けられてい
る。
【0036】 分離室440、水素室442及びカソード液受容室は、それぞれの水平及び垂直軸、
それぞれ、“X及びY”を有する。
【0037】 特に、煙突446状部材は、出口452を有する垂直配列部分450及び一体形成され
た水平部分454を有する。
【0038】 水素分離室442は、本質的に液体を含有していない室442中に排出された水素/
カソード液2相混合物から発生した、実質的に単一の相からなる水素ガスを含有
している。室442中に排出されたカソード液は、重力の下で、セル内での電解液
の循環により端部ボックス中に形成された、非常に低い連行気体 液体2相水準
を有する、本質的に液体を含有する室444に落下する。
【0039】 操作の際には、供給導管448からの2相混合物は、噴水又は同様の噴霧液のご
とく、実質的に垂直に、上向に、煙突状部材446の出口452から排出される。かく
して、排出液は90゜の角度で、水素室442の垂直軸に実質的に平行に、該水素室
442に流入する。
【0040】 かくして、2相流体の排出は図3に示す従来の方法とは異なる方向と方法で行
われる;即ち、図3に示す従来の方法では2相排出液は、最良の場合でも、水平
に注入されるに過ぎず、図4の室444に類似する図3の室314内で大量の液体中の
連行ガスと液体の両者が重力の下で、当初、直ちに、下方に移動する。
【0041】 図3を参照することにより、閉じ込められた水素気泡は、当初、液体本体と共
に下方に運ばれ、従って、バッフル328の上部の水素室330中に逃散するためには
、向流に迅速に打克つことが必要であることは明らかである。これとは極めて対
照的に、図4に示す態様は、上方への運動を行うものは、全体として、気体/液
体混合流であり、このことにより気体と液体の分離が促進され、特に、液体が噴
霧液又は噴水の形である場合には、液体によるインピーダンスが減少することを
示している。
【0042】 図5はより好ましい態様を示すものであり、この態様では、端部ボックスは、
倒置切頭円錐形(inverted frustoconical)室552を形成する末端部分548と、水素
室542の縦軸に平行な縦軸“Y”を有する、同様に配置された煙突状部材546と還
流液室544を有する。室552内に、部分548と同心的なかつこれと対称的に配置さ
れて切頭円錐形通路554を形成している内部質実切頭円錐形部材550が設けられて
いる。部材550は4個のファスナー556により室552内に設置され、固定されてい
る。末端部分548は有孔又は“濾過器状”(“cullender-like”)部材を構成する
ために、多数の小孔556を有する。
【0043】 かくして、操作の際には、ガス連行カソード液は、渦巻き運動の下で、垂直な
螺旋流として通路552から排出して、水素室542内で分離するための2相について
の滞留時間を増大させる。
【0044】 図6及び図7を参照すると、端部ボックス44は、上方部分604を有する中空直角
−垂直(right-vertical)シリンダー602と、出口608を形成する末端部分を有する
一体的に形成された中空倒置切頭円錐形部分606とからなる、全体として600で示
される煙突状部材を有する。部分604からその上方に伸長している上方部分612及
び切頭円錐形部分606の上方で終了しかつ入口616を形成している下方部分614を
有する中空直角垂直内部シリンダー610がシリンダー602の内部に同心的に設けら
れている。シリンダー602は、弦状に(chordally)配置されたカソード液導管620
によって形成された、実質的に環状の出口開口618を形成する周辺部分を有する
。開口618の下方部分620は入口616の水平面と実質的に直結している。煙突状部
材600は液体サイクロンを構成しており、ここで、導管616からの2相カソード液
流体を、カソード液の偏在的導入(off-set introduction)により、室613内で回
転流に変換する。誘発された遠心力と重力の組合せの効果により、液体が608に
落下しついでここから排出し、気体が入口616からシリンダー610に流入しついで
出口610から流出する結果として、気体/液体の分離が増大する。矢印は液体サイ
クロン中での一般的な気体(広範囲)及び液体(狭い範囲)の流れを示す。
【0045】 上記図4-6の態様を電解液からの水素の分離に関して説明したが、この態様
は酸素−アノード液にも、必要な変更を加えて、同様に、適用し得ることは容易
に理解されるであろう。
【0046】 本明細書では本発明のある種の好ましい態様を説明し、例示したが、本発明は
これらの特定の態様に限定されないことを理解すべきである。むしろ、本発明に
は、上記で説明し、例示した特定の態様及び要旨と機能的及び機械的に均等な全
ての態様を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各々、並列に連結された2個のセルからなる4個のスタックを直列に連結した
ものからなる、従来技術に従った多重スタック電気化学的系(MSE)の分解透視図
である。
【図2】 多数の端部ボックスとヘッダーボックスを有する、従来技術に従ったMSE電解
槽の部分透視分解図である。
【図3】 従来技術に従った、図1のMSE電解槽の部分に結合された端部ボックスの断面
図である。
【図4】 本発明に従って、煙突状部材を組込んだ端部ボックスの断面図である。
【図5】 本発明に従って、別の形状の煙突状部材を組込んだ端部ボックスの断面図であ
る。
【図6】 本発明に従って、別の形状の煙突状部材を組込んだ端部ボックスの断面図であ
る。
【図7】 図6のライン7-7に沿った平面略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月23日(2001.4.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ラチヤンス,レイナルド,ジイ. カナダ国 ケベック ジイ9テイ 5ケー 5.グランド−メアー,サード ストリー ト 2901 (72)発明者 タパン,ダニエル カナダ国 ケベック ジイ9テイ 5ケー 5.グランド−メアー,サード ストリー ト 2901 Fターム(参考) 4K021 AA01 BA02 BC03 BC04 CA09 CA10 CA11 DB04 DC01 DC03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素と酸素を製造するための水電解槽の第1の水性電解質溶液
    に連行された水素ガスと第2の水性電解質溶液に連行された酸素ガスとを分離す
    る改善された方法であって、 上記第1の溶液中の水素ガスの第1の2相流排出液を生成させ; 上記第2の溶液中の酸素ガスの第2の2相流排出液を生成させ; 上記第1の排出液を、上記水素ガスを上記第1の排出液から分離するための水
    素室を形成する部分を有するかつ水平軸を有する第1の分離室に供給し; 上記第2の排出液を、上記酸素ガスを上記第2の排出液から分離するための酸
    素収容室を形成する部分を有するかつ水平軸を有する第2の分離室に供給し; 上記酸素ガスを上記第2の排出液から分離し; 上記水素ガスを上記水素室から回収し; 上記酸素ガスを上記酸素室から回収し; 上記第1排出液を回収し; 上記第2排出液を回収する; ことからなる方法において、上記第1排出液の少なくとも一つを、上記水素室中
    に排出させそして上記第2排出液を上記酸素室に排出させることを特徴とする、
    水素ガスと酸素ガスの分離方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の排出液を、前記水素室に排出する、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の排出液を、前記酸素室に排出する、請求項1又は2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の排出液及び前記第2の排出液を、前記水素室及び前
    記酸素室の上方にかつ水平軸より大きい角度で排出する、請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の排出液を前記水素室の垂直軸に平行に、実質的に上
    方に向けて排出する、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 水素室内の前記第1の排出液を液体サイクロンにかける、請求
    項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1の水性電解質溶液中の前記水素ガスの、第1の2相流排出
    液を生成させる装置; 第2の水性電解質溶液中の前記酸素ガスの、第2の2相流排出液を生成させる
    装置; 水素室を形成する部分を有する第1分離室; 酸素室を形成する部分を有する第2分離室; 前記第1排出液を前記第1分離室に供給して、前記水素ガスを上記第1排出液
    から分離する装置; 前記第2排出液を前記第2分離室に供給して、前記酸素ガスを上記第2排出液
    から分離する装置; 上記水素ガスを上記水素室から回収する装置; 上記酸素ガスを上記酸素室から回収する装置; 上記第1排出液を上記第1分離室から回収する装置; 上記第2排出液を上記第2分離室から回収する装置; からなり、(a)前記第1排出液を前記水素室に供給するための装置及び(b)前記第
    2排出液を前記酸素室に供給するための装置の少なくとも一つを有することを特
    徴とする、水素ガスと酸素ガスを製造するための改善された水電解槽。
  8. 【請求項8】 前記第1の排出液を、前記水素室に供給する装置を有する、請
    求項7に記載の電解槽。
  9. 【請求項9】 前記第2の排出液を、前記酸素室に供給する装置を有する、請
    求項7又は8に記載の電解槽。
  10. 【請求項10】 前記水素室は、垂直軸及び水平軸及び前記第1の排出液を上
    記水平軸より大きい角度でかつ該水平軸より上方に供給する装置を有する、請求
    項7〜9のいずれか一つに記載の電解槽。
  11. 【請求項11】 前記第1の排出液を、上記垂直軸に実質的に平行に供給する
    装置を有する、請求項10に記載の電解槽。
  12. 【請求項12】 前記酸素室は、酸素室水平軸及び酸素室垂直軸及び前記第2
    の排出液を、上記酸素室水平軸より大きい角度でかつ該水平軸より上方に供給す
    る装置を有する、請求項7〜11のいずれか一つに記載の電解槽。
  13. 【請求項13】 前記第2の排出液を、前記酸素室垂直軸に実質的に平行に供
    給する装置を有する、請求項12に記載の電解槽。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2分離室の少なくとも一つは端部ボックスを
    構成する、請求項7〜13のいずれか一つに記載の電解槽。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2分離室の少なくとも一つはヘッダーを構成
    する、請求項7〜14のいずれか一つに記載の電解槽。
  16. 【請求項16】 前記水素室の内部に液体サイクロンを有する、請求項7〜 15のいずれか一つに記載の電解槽。
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