JP2003505405A - 染めた毛髪からの色落ちを有機アミノ化合物を用いて低減させる方法 - Google Patents

染めた毛髪からの色落ちを有機アミノ化合物を用いて低減させる方法

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JP2003505405A
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】 酸化染毛剤などの酸化組成物での毛髪の処理前または処理後のいずれかにおいて、毛髪を(i)塩基性アミノ酸;(ii)尿素;(iii)グアニジン;(iv)(i)〜(iii)いずれかの塩および/または誘導体;(v)(i)〜(iv)いずれかの混合物から選択される有機アミノ化合物を含む着色保護組成物と接触させる段階を含む、酸化染毛剤などの酸化組成物で処理された毛髪からの色落ちを低減させる方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、一定の選択された有機アミノ化合物を用いて、酸化染毛剤などの酸
化組成物で処理された毛髪からの色落ちを低減させる方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 最も一般的に用いられている、毛髪、特にヒトの毛髪を染色する方法は、カッ
プリング反応によって、一般的にはそれら自体は無色であるベンゼノイド系の芳
香族化合物の混合物を、毛髪繊維内の酸化過程により着色された化合物の配合物
に転化させる酸化染色である。無色芳香族化合物は、適する基本配合において、
通常、使用直前に過酸化水素またはその他の強酸化剤と混合される。着色化合物
または染料は、典型的に、主中間体(通常、ジアミノベンゼンまたはアミノフェ
ノール)とフェノールまたは関連環状化合物であるカプラーとの間の酸化的カッ
プリングによって生成される。中間体とカプラーの両方を一つより多く含有する
混合物を用いることによって、多様な色合いが創り出される。
【0003】 中間体およびカプラーは、それらの低い分子量および水への溶解度の故に、容
易に毛髪に拡散し、そこでカップリング反応を起こす。しかし、酸化によって顕
色した着色生成物は、それらのより高い分子量、水への相対的不溶性および毛髪
内面への吸着親和力によって毛髪内に閉じ込められて残る。
【0004】 永続的であることがこうした酸化染色法の目的であるが、実際にこれを達成す
るのは難しい。色は、時の経過とともに褪せる傾向があり、褪色に寄与する要因
は、洗浄堅牢度の不足である。これは、洗髪を繰り返すと、染料が毛髪から浸出
する傾向があるという意味である。これは、漸進的な褪色または塗付された色の
変化を導く。紫外線、コーミングおよび発汗などのその他の要因の作用も色に影
響を及ぼす。
【0005】 本発明者は、今般、一定の選択された有機アミノ化合物、詳細には、アルギニ
ンおよび尿素が、酸化染毛剤などの酸化剤で処理される前または処理された後の
毛髪からの色落ちを低減させることに有効であることを見出した。
【0006】 米国特許第3,861,868号は、アルギニン、または高アルギニン含量を
有するたんぱく質またはポリペプチドを含む酸化染料組成物、およびそのアルギ
ニンまたはたんぱく質が毛幹への染料前駆物質の浸透を高め、その結果、酸化に
よって生成される染料分子を安定させるという理論を記載している。
【0007】 上のケースでは、アルギニンまたはたんぱく質は、染料組成物自体の内部成分
である。対照的に、本発明は、選択されたアミノ化合物をシャンプーまたはコン
ディショナーなどの通常の毛髪処理組成物に配合して、別段階で酸化組成物に塗
付する方法を提供する。有利なことに、こうしたシャンプーまたはコンディショ
ナーは、繰り返される使用によって毛髪を傷めることとなる酸化組成物とは無関
係に、繰り返し塗付して、着色保護作用を有益に累進堆積させることができる。
【0008】 (発明の開示) 本発明は、酸化染毛剤などの酸化組成物での毛髪の処理前または処理後のいず
れかにおいて、毛髪を (i) 塩基性アミノ酸; (ii) 尿素; (iii) グアニジン; (iv) (i)〜(iii)いずれかの塩および/または誘導体; (v) (i)〜(iv)いずれかの混合物 から選択される有機アミノ化合物を含む着色保護組成物と接触させる段階を含む
、酸化染毛剤などの酸化組成物で処理された毛髪からの色落ちを低減させる方法
を提供する。
【0009】 (発明の詳細な説明) 本発明の方法によると、酸化組成物での毛髪の処理前または処理後のいずれか
において、毛髪を上記のような一定の選択された有機アミノ化合物を含む着色保
護組成物と接触させる。
【0010】 好ましくは、着色保護組成物は、酸化組成物での毛髪の処理後に塗付する。
【0011】 酸化組成物 「酸化組成物での処理」とは、毛髪を酸化染毛剤などの酸化組成物と接触させ
るという意味である。
【0012】 用いる組成物は、毛髪とは別に生成し、その後、塗付することができる。この
組成物は、別々の反応物質を毛髪に塗付する際にそれらを混合することによって
、例えば、別々のエアゾール容器からの流れを塗付する際にそれらの流れを混合
することによって生成することもできる。この組成物は、反応物質を毛髪に塗付
する際に反応物質を処理すべき毛髪と同時にまたは逐次的に接触させることによ
って生成することもできる。
【0013】 用語「酸化染料」は、上記の処理条件のもとで酸化して毛髪着色剤を生成する
ことができる化合物または化合物の混合物を含む。これは、例えば、主中間体を
単独でまたは一つ以上のカプラー、自動酸化染料、およびDHIおよびその類似
体などのメラミン生成染料と共に含む。過酸化水素は、酸化染料と共に用いられ
る通常の酸化剤である。このような状況において用いるためのその他の酸化剤に
は、過ホウ酸塩、過硫酸塩および過岩塩、特にヨウ素酸塩が挙げられる。これら
の酸化剤は、一般に、アンモニウム塩またはアルカリ金属の塩として用いる。
【0014】 着色保護組成物 着色保護組成物は、 (i) 塩基性アミノ酸; (ii) 尿素; (iii) グアニジン; (iv) (i)〜(iii)いずれかの塩および/または誘導体; (v) (i)〜(iv)いずれかの混合物 から選択される有機アミノ化合物を含む。
【0015】 塩基性アミノ酸 塩基性アミノ酸(i)は、リシン、アルギニンおよびヒスチジンおよびそれら
の混合物から選択することができる。これらのアミノ酸は、それらの極性側鎖の
ために親水性である。リシンおよびアルギニンは、中性pHで正に帯電しており
、これに対してヒスチジンは、その局所的環境に依存して帯電していないことも
あるし、正に帯電していることもある。
【0016】 アルギニンは、本発明による方法において最も好ましいアミノ酸(i)である
。 あるいは、たんぱく質、ポリペプチドまたは高塩基性アミノ酸含量を有するそ
の他の天然抽出物を用いることができる。例えば、構造中に大きな割合のアルギ
ニン単位(全たんぱく質の約50〜約90重量%の範囲)を有するたんぱく質は
、プロタミンとして知られている種類のたんぱく質の一員である。プロタミンた
んぱく質は、(a)約5,000の範囲の低い分子量;(b)約10〜12のp
H範囲の高い等電点;および(c)全たんぱく質に対して約50〜約90重量%
の範囲の高いアルギニン含量を有することを特徴とする。適する例は、米国特許
第3,997,659号に記載されている。 上記のような高い塩基性アミノ酸含量のたんぱく質は、酸または塩基による加
水分解を受けて、同様に高い塩基性アミノ酸含量を有するポリペプチドを生じる
ことができる。適するポリペプチドの例は、米国特許第3,997,659号に
も記載されており、これは、約5,000より低い分子量、塩基性pH(10〜
12)、および全ポリペプチドに対して約50重量%以上のアルギニン含量を有
するプロタミン誘導ポリペプチドである。 自然発生たんぱく質だけではなく、合成たんぱく質、例えば、ポリリシンおよ
びポリアルギニン、またはそれらの混合物を用いることもできる。
【0017】 アルギニンが豊富である適する天然抽出物の例は、アロエベラエキスである。 塩基性アミノ酸、および塩基性アミノ酸含量50%以上のたんぱく質およびポ
リペプチドは、多くの場合、塩およびハイドロ塩の形態で天然源から単離され、
これらも本発明に従って用いるために適する。こうした塩およびハイドロ塩は、
塩酸、リン酸、炭酸、硫酸、硝酸などのような無機酸、またはギ酸、酢酸、ラウ
リン酸、クロロ酢酸などのような有機酸との反応によって生成される。適する例
は、塩酸アルギニンである。
【0018】 グアニジン(iii)も、上記のような無機酸または有機酸との反応によって
生成される塩またはハイドロ塩として存在することができる。適する例は塩酸グ
アニジンである。
【0019】 本発明による方法において最も好ましい有機アミノ化合物は、アルギニンおよ
び尿素、およびそれら各々の塩および/またはハイドロ塩である。
【0020】 上記有機アミノ化合物いずれかの混合物を用いることもできる。
【0021】 有機アミノ化合物の全量は、適切には、用いる毛髪処理組成物の全重量を基準
として0.01重量%〜10重量%の範囲であることができる。好ましくは、有
機アミノ化合物の量は、全重量を基準として0.02〜5重量%の範囲であり、
理想的には、全重量を基準として0.05重量%〜2重量%であろう。
【0022】 製品形態 本発明による着色保護組成物は、適切には、シャンプー、コンディショナー、
スプレー、ムース、ジェル、クリームまたはローションの形態を取ることができ
る。好ましい形態は、シャンプーおよびコンディショナーである。
【0023】 有利なことに、本発明による方法に用いるための有機アミノ化合物を含む着色
保護組成物は、シャンプーとして処方することができ、この時、それに合うよう
に、化粧品として許容され得る、毛髪への局所塗付に適する一つ以上の洗浄性界
面活性剤を含むであろう。
【0024】 単独で用いてもよいし、または混合材料として用いてもよい適する洗浄性界面
活性剤は、アニオン性、両性および両性イオン性界面活性剤、およびそれらの混
合物から選択される。
【0025】 アニオン性界面活性剤の例は、硫酸アルキル、硫酸アルキルエーテル、スルホ
ン酸アルカリール、イセチオン酸アルカノイル、コハク酸アルキル、スルホコハ
ク酸アルキル、サルコシン酸N−アルキル、リン酸アルキル、リン酸アルキルエ
ーテル、カルボン酸アルキルエーテル、およびスルホン酸α−オレフィンであり
、特に、それらのナトリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、およびモノ
−、ジ−およびトリエタノールアミン塩である。アルキルおよびアシル基は、一
般に、8〜18個の炭素原子を含み、不飽和であってもよい。硫酸アルキルエー
テル、リン酸アルキルエーテルおよびカルボン酸アルキルエーテルは、1分子あ
たり1〜10個のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド単位を含むことが
できる。
【0026】 好ましいアニオン性界面活性剤には、オレイルコハク酸ナトリウム、ラウリル
スルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、ココ
イルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウムおよびN−ラウ
リルサルコシン酸ナトリウムが挙げられる。最も好ましいアニオン性界面活性剤
は、ラウリル硫酸ナトリウム、モノラウリルリン酸トリエタノールアミン、1E
O、2EOおよび3EOのラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アン
モニウム、および1EO、2EOおよび3EOのラウリルエーテル硫酸アンモニ
ウムである。
【0027】 両性および両性イオン性界面活性剤の例には、アルキルおよびアシル基が8〜
19個の炭素原子を有するアルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキ
ルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、グリシン
酸アルキル、カルボキシグリシン酸アルキル、両性プロピオン酸アルキル、両性
グリシン酸アルキル、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タウリン
酸アシルおよびグルタミン酸アシルが挙げられる。好ましい両性および両性イオ
ン性界面活性剤には、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベ
タインが挙げられ、好ましくは、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン
およびココ両性プロピオン酸ナトリウムが挙げられる。
【0028】 洗浄性界面活性剤は、シャンプー組成物の全量を基準として約1〜約40重量
%、好ましくは約2〜約30重量%、最適には約10重量%〜30重量%の全量
で、本発明に従って用いるためのシャンプー組成物中に存在することができる。
【0029】 本発明に従って用いるためのシャンプーは、組成物への美的、物理的または洗
浄特性の付与を助長するために、非イオン性界面活性剤も含むことができる。非
イオン性界面活性剤は、全量を基準として0重量%〜約5重量%の範囲の量で含
むことができる。
【0030】 例えば、代表的な非イオン性界面活性剤には、脂肪族(C〜C18)第一ま
たは第二直鎖または枝分かれ鎖アルコールまたはフェノールと、通常はエチレン
オキシドであり、一般には6〜30個のエチレンオキシド基を有するアルキレン
オキシドとの縮合生成物が挙げられる。
【0031】 その他の代表的な非イオン性界面活性剤には、モノ−またはジアルキルアルカ
ノールアミドが挙げられる。それらの例には、ココモノ−またはジエタノールア
ミドおよびココモノイソプロパノールアミドが挙げられる。
【0032】 含むことができるさらなる非イオン性界面活性剤は、アルキルポリグリコシド
(APG)である。典型的に、APGは、一つ以上のグリコシル基のブロックに
(任意に、橋かけ基を介して)結合したアルキル基を含むものである。好ましい
APGは、以下の式: RO−(G) (式中、Rは、飽和であってもよいし、または不飽和であってもよい枝分かれ
鎖または直鎖アルキル基であり、Gは、サッカリド基である) によって規定される。
【0033】 適切には、Rは、約C〜約C20の平均アルキル鎖長を表す。好ましくは、
Rは、約C〜約C12の平均アルキル鎖長を表す。最も好ましくは、Rの値は
、約9.5〜約10.5の間にある。Gは、CまたはCモノサッカリド残基
から選択することができ、好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キ
シロース、ラクトース、フルクトース、マンノースおよびそれらの誘導体を含む
群から選択することができる。好ましくは、Gは、グルコースである。
【0034】 重合度、nは、約1〜約10以上の値を有することができる。好ましくは、n
の値は、約1.1〜約2の範囲にある。最も好ましくは、nの値は、約1.3〜
約1.5の範囲にある。
【0035】 適するアルキルポリグルコシドは、市販されており、例えば、Seppicか
らのOramix NS10;HenkelからのPlantaren 120
0およびPlantaren 2000として特定されるような材料が挙げられ
る。
【0036】 同様に、本発明に従って用いるためのシャンプーは、組成物に望ましい美的ま
たは物理的特性を与えるために、その他の乳化剤、コンディショニング剤、無機
塩、湿潤剤および類似の材料を含むことができる。
【0037】 代表的なコンディショニング剤には、シリコーンが挙げられる。シリコーンは
、毛髪に対して特に好ましいコンディショニング剤である。代表的なシリコーン
には、例えば、ポリアルキルシロキサン(任意に、一個以上のヒドロキシル基で
末端封止されている)、ポリアルキルアリールシロキサン、シロキサンゴムおよ
び樹脂、シクロメチコーン、アミノ官能性シリコーン、第四シリコーンおよびそ
れらの混合物などの揮発性および不揮発性シリコーンが挙げられる。
【0038】 好ましいシリコーンには、(CTFA名ジメチコーンの)ポリジメチルシロキ
サン、シロキサンゴム、(CTFA名アモジメチコーンの)アミノ官能性シリコ
ーン、および(CTFA名ジメチコノールの)ヒドロキシル化ポリジメチルシロ
キサンが挙げられる。
【0039】 シリコーン粒子のエマルジョンを製造する多様な方法が利用可能であり、これ
らは、当業者に既知であり、文献に記録されている。
【0040】 適するシリコーンエマルジョンは、乳化前の形態で市販されている。このこと
は、特に、形成前のエマルジョンは、単純な混合によってシャンプー組成物に配
合することができるため、好ましい。 適する形成前エマルジョンの例には、Dow Corningから入手できるエ
マルジョン、DC2−1310、DC2−1865、DC2−1870、DC2
−1766およびDC2−1784が挙げられる。これらは、ジメチコノールの
エマルジョンである。シロキサンゴムも乳化前形態で利用することができ、これ
は、配合を容易にするために有利である。好ましい例は、Dow Cornin
gからDC X2−1787として入手することができる材料であり、これは、
架橋ジメチコノールゴムのエマルジョンである。
【0041】 本発明に従って用いるための組成物に配合されるシリコーンの量は、望まれる
コンディショニングレベルおよび用いられる材料に依存する。好ましい量は、全
組成物に対して0.01〜約10重量%であるが、これらの限度は絶対的なもの
ではない。低いほうの限度は、コンディショニングを達成する最低レベルによっ
て決定され、高いほうの限度は、毛髪および/または皮膚を許容し難くべとつか
せることを回避する最高レベルによって決定される。本発明者は、全組成物に対
して0.5〜1.5重量%のシリコーン量が特に適するレベルであることを見出
した。
【0042】 さらに好ましい種類のコンディショニング剤は、過アルキル(アルケニル)炭
化水素材料であり、これらは、毛髪のこし、量およびスタイリング性を向上させ
るために用いられる。
【0043】 EP 567 326およびEP 498 119は、毛髪にスタイリング性
および向上したこしを付与するために適する過アルキル(アルケニル)炭化水素
材料を記載している。好ましい材料は、Presperse,Inc.から商品
名PERMETHYLで入手することができるポリイソブチレン材料である。
【0044】 本発明に従って用いるための組成物に配合される過アルキル(アルケニル)炭
化水素材料の量は、望まれるこしおよび量の向上レベルおよび用いられる特定の
材料に依存する。好ましい量は、全組成物に対して0.01〜約10重量%であ
るが、これらの限度は、絶対的なものではない。低いほうの限度は、こしおよび
量の向上作用を達成する最低レベルによって決定され、高いほうの限度は、毛髪
を許容し難く硬くすることを回避する最高レベルによって決定される。本発明者
は、全組成物に対して0.5〜2重量%のアルキル(アルケニル)炭化水素材料
の量が特に適するレベルであることを見出した。
【0045】 本発明に従って用いるためのシャンプー組成物は、毛髪に対して独立しており
、毛髪にコンディショニング特性を付与する高分子カチオン性コンディショニン
グ化合物を含むこともできる。
【0046】 高分子カチオン性コンディショニング化合物は、一般に、0.01〜5重量%
、好ましくは約0.05〜1重量%、さらに好ましくは約0.08〜約0.5重
量%のレベルで存在するであろう。四級化窒素原子を有する合成または天然由来
ポリマーは有用である。ポリマーの分子量は、一般に、5,000〜10,00
0,000の間、典型的には少なくとも10,000、好ましくは100,00
0〜約2,000,000の範囲であろう。
【0047】 代表的な合成四級化ポリマーには、例えば、1−ビニル−2−ピロリジンと1
−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば、塩化物の塩)とのカチオン性
コポリマー(産業界では、Cosmetic,Toiletry,and Fr
agrance Association(化粧品芳香剤協会)「CTFA」に
より、ポリクォータニウム−16と呼ばれる);1−ビニル−2−ピロリジンと
メタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー(産業界では、CTFAにより
、ポリクォータニウム−11と呼ばれる);例えば、塩化ジメチルジアリルアン
モニウムホモポリマー(産業界(CTFA)では、ポリクォータニウム−6と呼
ばれる)を含むカチオン性ジアリル第四アンモニウム含有ポリマー;米国特許第
4,009,256号に記載されているような、炭素原子数3〜5の不飽和カル
ボン酸のホモ−およびコポリマーのアミノアルキルエステルの無機酸塩;および
WO95/22311に記載されているようなカチオン性ポリアクリルアミドが
挙げられる。
【0048】 代表的な天然由来の四級化ポリマーには、四級化セルロース化合物、およびガ
ーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドなどのカチオン性ガーゴム誘導体が
挙げられる。それらの例には、Meyhallから商標JAGUARシリーズで
市販されている、JAGUAR C−13S、JAGUAR C−15、および
JAGUAR−C17である。
【0049】 本発明に従って用いるための組成物は、(典型的には、シャンプー後に)毛髪
を処理し、その後、洗い流すためのヘアコンディショナーとして処方することも
できる。こうした製剤は、この時、それに合わせて、化粧品として許容され得る
、毛髪への局所塗付に適する一つ以上のコンディショニング性界面活性剤を含む
であろう。
【0050】 適するコンディショニング性界面活性剤は、カチオン性界面活性剤から選択さ
れ、これらは単独で用いるかまたは混合される。これらの例には、水酸化第四ア
ンモニウムまたはそれらの塩、例えば、塩化物が挙げられる。
【0051】 適するカチオン性界面活性剤には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化
ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化テトラメチル
アンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化オクチルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルア
ンモニウム、塩化オクチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化デシルジメチル
ベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジ
ドデシルジメチルアンモニウム、塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、塩
化タロートリメチルアンモニウム、塩化ココトリメチルアンモニウム、およびそ
れらの対応する水酸化物が挙げられる。さらに、適するカチオン性界面活性剤に
は、CTFA名クォータニウム−5、クォータニウム−31およびクォータニウ
ム−18を有するような材料が挙げられる。前記材料いずれかの混合物も適切で
あり得る。本発明のヘアコンディテョナーに用いるために特に有用なカチオン性
界面活性剤は、例えば、Hoechst CelaneseからのGENAMI
N CTACなどの市販されている塩化セチルトリメチルアンモミウムである。
【0052】 本発明に従って用いるためのヘアコンディショナーにおいて、カチオン性界面
活性剤のレベルは、組成物に対して好ましくは0.01〜10重量%、さらに好
ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜2重量%である。
【0053】 本発明に従って用いるためのコンディショナーは、有利には脂肪アルコール材
料を配合する。コンディショニング組成物における脂肪アルコール材料とカチオ
ン性界面活性剤の併用は、カチオン性界面活性剤を分散させる層状相の形成を導
くため、特に有利であると考えられる。
【0054】 代表的な脂肪アルコールは、8〜22個、さらに好ましくは16〜20個の炭
素原子を含む。適する脂肪アルコールの例には、セチルアルコール、ステアリル
アルコールおよびそれらの混合物が挙げられる。
【0055】 脂肪アルコールのレベルは、組成物に対して好適には0.01〜10重量%、
好ましくは0.1〜5重量%である。カチオン性界面活性剤の脂肪アルコールに
対する重量比は、適切には10:1〜1:10、好ましくは4:1〜1:8、最
適には1:1〜1:4である。
【0056】 本発明に従って用いるためのコンディショナーは、組成物に望ましい美的また
は物理的特性を与えるために、その他の乳化剤、コンディショニング剤、無機塩
、湿潤剤および類似の材料を含むことができる。シャンプー組成物のために上記
のようなシリコーンは、毛髪に対する特に好ましいコンディショニング剤である
【0057】 水に加えて、本発明に従って用いるためのシャンプーまたはコンディショニン
グ組成物に混入するためのさらなる任意成分として、化粧品組成物における使用
が知られている以下の通常の添加材料に言及することができる:懸濁化剤、増粘
剤、真珠光沢剤、乳白剤、塩、香料、緩衝剤、着色剤、緩和薬、潤い付与剤、泡
安定剤、日焼け止め剤、抗菌剤、保存剤、酸化防止剤、天然油および抽出物、液
体発泡剤。
【0058】 次に、以下の非限定的な実施例によって本発明をさらに説明しよう。
【0059】 実施例 実施例1〜3 以下の製剤を調製した。実施例1〜3は、本発明に従う実施例である。比較例
Aおよび比較例Bは、比較例である。
【0060】
【表1】
【0061】 上の製剤を以下のとおり試験した。各試験製剤のために、ヘアーピースを二つ
に分け、一方の半分を二回漂白した。もう一方の半分を二回漂白して、永久着色
した。LAB色度値をHunterlabを用いて測定し、漂白した半分のヘア
ーピースと漂白した後着色した半分のヘアーピースの間の着色ΔEの差を計算し
た。このヘアーピースを試験製剤中で30分未満洗浄し、色落ちのために、着色
した半分のヘアーピースと未着色の半分のヘアーピースの間の色の低減差のパー
センテージを計算した。これを1回の試験につき4回繰り返した。
【0062】 実施例1〜3の製剤で処理した試験ヘアーピースのすべては、比較例Aまたは
比較例Bの製剤のいずれかで処理したものと比較して、洗浄後の色落ちに関して
かなりの低減を示した。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月17日(2001.7.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】 アルギニンは、本発明による方法において最も好ましいアミノ酸(i)である
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】 塩基性アミノ酸含量50%以上の塩基性アミノ酸は、多くの場合、塩およびハ
イドロ塩の形態で天然源から単離され、これらも本発明に従って用いるために適
する。こうした塩およびハイドロ塩は、塩酸、リン酸、炭酸、硫酸、硝酸などの
ような無機酸、またはギ酸、酢酸、ラウリン酸、クロロ酢酸などのような有機酸
との反応によって生成される。適する例は、塩酸アルギニンである。 アルギニンが豊富である適する天然抽出物の例は、アロエベラエキスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ノエル,ナタリー イタリー国、ミラノ、20083・ガツジアー ノ、ビアーレ・ロンバルデイア、リーバ・ フアベルジユ・イタリア (72)発明者 スキナー,リチヤード イギリス国、マージーサイド・シー・エイ チ・63・3・ジエイ・ダブリユ、ウイラ ル、ベビントン、クオリー・ロード・イー スト、ユニリーバー・リサーチ・ポート・ サンライト Fターム(参考) 4C083 AC581 AC582 AC681 AC712 AC741 AC782 CC33 CC38 EE28 EE29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化染毛剤などの酸化組成物での毛髪の処理前または処理後
    のいずれかにおいて、毛髪を (i) 塩基性アミノ酸; (ii) 尿素; (iii) グアニジン; (iv) (i)〜(iii)いずれかの塩および/または誘導体; (v) (i)〜(iv)いずれかの混合物 から選択される有機アミノ化合物を含む着色保護組成物と接触させる段階を含む
    、酸化染毛剤などの酸化組成物で処理された毛髪からの色落ちを低減させる方法
  2. 【請求項2】 有機アミノ化合物が、アルギニン、尿素およびそれらの混合
    物から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 有機アミノ化合物の量が、全重量を基準にして0.01重量
    %〜10重量%の範囲にある、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 着色保護組成物がシャンプー組成物として処方される、請求
    項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 着色保護組成物がヘアコンディショナーとして処方される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
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