JP2003504374A - クレアチンと必須金属とのバイオアベイラブルなキレート - Google Patents

クレアチンと必須金属とのバイオアベイラブルなキレート

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JP2003504374A JP2001509737A JP2001509737A JP2003504374A JP 2003504374 A JP2003504374 A JP 2003504374A JP 2001509737 A JP2001509737 A JP 2001509737A JP 2001509737 A JP2001509737 A JP 2001509737A JP 2003504374 A JP2003504374 A JP 2003504374A
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Abstract

(57)【要約】 キレート環を形成しうる金属であるMg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMnからなる群から選択される必須無機質に結合したクレアチンで構成されるキレート。金属はMgであるのが好ましいが、Ca、Zn、Fe、Cr、およびMnも好ましい。本発明のクレアチンキレートは、実質的に代謝されることなく、能動輸送によって胃または腸に吸収させることができる。言い換えると、クレアチン配位子が胃の酸性環境にて環化を起こすのを金属が防止し、クレアチン配位子の存在によって金属がよりバイオアベイラブルになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、Mg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMn(好ましいのはMg)
からなる群から選択される種々の必須金属とクレアチンとで構成されるキレート
に関する。これらのキレートが生物学的組織に吸収され、引き続き特定の組織部
位に移動し、そこで種々のキレートが対応する組織によって利用される。個々の
組織部位は、これらのキレートを、移送されたままのキレートあるいは解離した
キレートとして、無機物カチオンおよび/またはクレアチンの形態にて使用する
【0002】 発明の背景 金属が電子供与体配位子と結合すると、錯体または配位化合物が形成される。
さらに、電子供与体配位子が、何らかの方法で結びついた2つ以上の電子供与基
を有する場合、この配位子は多座配位子と呼ばれる(たとえば、二座配位子は2つ
の電子供与基を有する)。全てのキレートにおいて共通している点は、配位子と
金属原子とで構成される複素環を形成することである。環の形成が起こるために
は、幾つかの条件が存在しなければならない。第一に、電子供与体分子は、それ
ぞれがある特定の金属原子と結合できる2つ以上の基を有していなければならな
い。第二に、電子対を介して金属原子と同時に配位できる複数の基および/また
は原子が存在しなければならない。最後に、これらの電子供与基は、立体的に許
容しうる複素環が形成されるように、充分な原子によって互いに隔離されていな
ければならない。2個の有機配位子を含んだキレート(それぞれの配位子が、カル
ボキシル官能基とα-アミン官能基を有する)の1つの例を下記の式
【0003】
【化2】
【0004】 によって示すことができる。上記式において、Mは、有機配位子に対する閉鎖構
成員(closing member)として作用する金属原子を示す。 アミノ酸キレートの構造、化学、およびバイオアベイラビリティが文献に詳細
に記載されている〔たとえば、Ashmead et al., Chelated Mineral Nutrition,(
1982), Chas. C. Thomas Publishers, Springfield, Illinois; Ashmead et al.
, Intestinal Absorption of Metal Ions, (1985), Chas. C. Thomas Publisher
s, Springfield, Illinois; Ashmead et al., Foliar Feeding of Plants with Amino Acid Chelates , (1986), Noyes Publications, Park Ridge, N. J.; なら
びに米国特許第4,020,158号、第4,167,564号、第4,216,143号、第4,216,144号、
第4,599,152号、第4,774,089号、第4,830,716号、および第4,863,898号など〕。
さらに、ビタミンとアミノ酸キレートとの飲料形態の風味付け発泡性混合物が、
米国特許第4,725,427号に開示されている。
【0005】 無機質栄養物の分野においては、アミノ酸キレートが、無機酸塩(inorganic m
ineral salts)を凌ぐ特定の利点をもたらすものとして、認識が益々高まってき
ている。1つの利点は、これらのキレートが、あたかも小さなペプチドのように
、能動輸送により粘膜細胞を介して腸に容易に吸収される、という事実によるも
のである。言い換えると、アミノ酸をキャリヤー分子として使用することによっ
て、無機質がアミノ酸と共に単一のユニットとして吸収される。この金属吸収方
法は有用である。なぜなら、遊離金属イオンのための標準的な吸収部位を使用し
なくても、特定の金属を体の中に吸収させることが可能となるからである。した
がって、活性部位に対するイオンの競争、およびある特定の栄養無機質元素に対
する他の元素による抑制に関連した問題が防げる。アミノ酸キレートの他の利点
としては、性腺刺激ホルモンへの刺激(米国特許第4,774,089号に開示)、金属イ
オンの標的組織部位への送達(米国特許第4,863,898号に開示)、および免疫系の
向上(米国特許第5,162,369号に開示)などがある。
【0006】 クレアチン〔N-(アミノイミノメチル)-N-メチルグリシン、メチルグリコアミ
ン、またはN-メチル-グアニジノ酢酸としても知られている〕はよく知られてい
る物質である。実際、クレアチンは、メルクインデックス(The Merck Index)第1
2版のNo.2637に記載されており、下記のように示すことができる。
【0007】
【化3】
【0008】 クレアチンは環化しやすいという点に留意することが重要である。NH2の位置が
カルボン酸に対してγ位であるために、クレアチンは酸加水分解を受けやすいと
思われる。合理的な考え方はいろいろあるが(regardless of any purported rat
ional)、酸性条件下でクレアチンはクレアチニン(下記の式で示される)を形成し
やすい。
【0009】
【化4】
【0010】 実際、酸性水溶液中においては、クレアチンからのクレアチニンの形成はほぼ定
量的であり、不可逆的である。Cannan, Shore, Biochem. J. 22, 924 (1928)。
この点を考慮すると、クレアチンが胃の酸性環境に暴露されれば、クレアチニン
の不可逆的な形成が引き起こされることは明らかである。クレアチニンがいった
ん形成されると、摂取されたクレアチンのさらなる使用が全て妨げられる。
【0011】 筋肉の収縮と緩和は、アデノシン三リン酸(ATP)の脱ホスホリル化時に発生す
るエネルギーによってなされる。細胞中に蓄えられているATPは、通常の作用活
動中に速やかに消耗される。通常の組織機能が持続するためには、ATPが、その
分解生成物〔そのうちの1つがアデノシン二リン酸(ADP)である〕から速やかに再
合成されなければならない。短い持続時間での最大エクササイズ(maximal exerc
ise)時に、この再合成が、もっぱらホスホクレアチン(PCR)とグリコーゲンの嫌
気性分解によってのみ行われる。Hultman E. et al., Energy metabolism and f atigue ; Taylor A. et al., eds. Biochemistry of exercise VII, Champaign,
IL, Human Kinetic Publishers, 1990: vol.21, 73-92。さらに、強い筋肉収縮
時に観察される力の生成の低下は、筋肉中のPCR蓄積物(muscle PCR stores)の利
用可能性に関係している、という考え方が提唱されている。Greenhaff P. L. et
al., Influence of oral creatine supplementation of muscle torque during repeated bouts of maximal voluntary exercise in man , Clinical Science (
1993) 84, 565-571。これらPCR蓄積物が減少するとADPの再リン酸化反応が制限
され、したがってエネルギーの生成のために利用できるATPが制限される。Green
haffはさらに、筋肉内の全クレアチン蓄積物を増大させることのできるいかなる
メカニズムも、強い筋肉収縮時におけるPCRの減少を抑え、エクササイズ時にお
けるADP再リン酸化反応の速度の低下を相殺するかあるいは防止する、という考
えを提唱した。しかしながら、筋肉細胞内のクレアチンの増大を説明ためのいか
なる取り組みもなされなかった。Greenhaffは単に、標準的な経口経路を介して
、骨格筋のクレアチン含量を20%〜50%増大させることができる、ということを示
している従来の研究結果に依拠しているにすぎない。しかしながら、当該研究に
おいては、筋肉細胞中のクレアチン含量のわずかばかりの増大を達成するために
、20gの塩酸クレアチンを摂取しなければならなかった。Harris R. C. et al., Elevation of creatine in resting and exercised muscle of normal subjects by creatine supplementation , Clin. Sci., 1992; 83: 367-74。
【0012】 クレアチンは、体のさまざまな部分において生物学的に見出すことができる。
しかしながら、幾つかの報文によれば、クレアチンは主として神経や筋肉中に見
出される。Walker J.B., Creatine: Biosynthesis, regulation, and function;
Adv. Enzymology and Related Areas of Molecular Biology (1979) 50: 177-2
42。クレアチンは本質的に、ADPからATPを再生するために生物学的に使用される
。しかしながら、ATPを再生するプロセスにおいて、クレアチンはクレアチニン
に不可逆的に変換され、次いでこのクレアチニンが、尿を介して体から排出され
る。クレアチンは不可逆的に使用されるので(すなわち、クレアチンからクレア
チニンに変換)、体が、クレアチンを生化学的に産生するか、あるいは外部供給
源を確保して、必要とされるクレアチンを体に供給しなければならない。
【0013】 生化学的には、ヒトの肝臓と膵臓が種々のアミノ酸(たとえばグリシン、セリ
ン、アルギニン、およびメチオニンなど)を使用してクレアチンを合成する。し
かしながら、ある規定食中にクレアチンが充分に存在している場合、摂取によっ
てクレアチンをバイオアベイラブルにすることができる。動物の筋肉は約0.5重
量%のクレアチンを含有するけれども、摂取に対してバイオアベイラブルである
クレアチンのほとんどが調理過程によって分解される。したがって、調理された
肉は、摂取可能なクレアチンの供給源として良好なものとはいえない。さらに、
植物および/または野菜も、クレアチンの供給源として良好なものではない。
【0014】 さらに、最近の幾つかの米国特許には、外部供給源からクレアチンを確保する
ことが説明されている。"再水和ドリンク(REHYDRATION DRINK)"と題する米国特
許第5,397,786号は、液体の損失による必須電解質の損失を処置および防止する
ためのドリンクを開示している。該特許は、クレアチン、Bビタミン類、パント
テン酸、およびコリンがエネルギー・エンハンサーであることを説明している。
該特許はさらに、MgCO3、CaCO3、およびアスパラギン酸マグネシウム等の種々の
塩を、必須栄養素を含有する補給剤として加えることを説明している。正常な代
謝においてこれらの元素の必要性が認識されているけれども、イオン性塩を使用
してもほとんど効果がない。摂取された元素のほとんどが胃の酸性環境において
失われるからである。
【0015】 "クレアチンまたはクレアチン類縁体を使用して腫瘍の増殖速度を抑える方法"
と題する米国特許第5,576,316号は、腫瘍を処置するのにクレアチンとクレアチ
ン類縁体を使用することを開示している。具体的に言うと、該特許は、クレアチ
ンを塩の形で投与すると、腫瘍の増殖速度を低下させることができる、と説明し
ている。該特許はさらに、経口投与されたクレアチンの相当部分が、体によって
全く使用されることなく尿を介して失われる、と説明している。
【0016】 最後に、"非ステロイド系の蛋白同化組成物"と題する米国特許第5,888,553号
は、筋肉塊を造り出してそれを維持するのに使用される組成物を開示している。
この錯体は、有効量のクロム塩と、コア成分としてのマグネシウムグルタミニン
酸グリシルキレートとで構成されている。使用が任意の成分としては、マグネシ
ウムアミノ酸キレート、オルニチンのα-グルタル酸塩、クレアチン(またはその
塩)、および分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、および/またはバリン)な
どがある。
【0017】 従来技術についての公知の知見に基づいて、当業界において従来から知られて
いるより多くのクレアチンが、環化を起こす前に体によって使用されるような仕
方で、クレアチンと必須金属の体の中へ導入を可能にする化合物を製造する方法
と組成物とを提供することが求められている。言い換えると、クレアチン配位子
が胃の酸性環境にて環化を起こすのを金属が防止するように、従ってクレアチン
が有用な形態でより一層体に利用されやすくなるように構成された経口摂取用の
クレアチンキレートを提供するのが望ましい。さらに、クレアチン配位子の存在
によって金属がよりバイオアベイラブルになるようなクレアチンキレートを提供
するのが望ましい。
【0018】 発明の目的と概要 本発明の目的は、生体中に摂取されると、生体内の1つ以上の部位(たとえば筋
肉、神経、脳組織、酵素系、免疫系、血液細胞、または腫瘍)に移送されるクレ
アチンキレート組成物を提供することにある。
【0019】 本発明の他の目的は、蛋白同化栄養素であるリンとクレアチン〔これらは、ホ
スホクレアチンを体形成(bodies formation)するための前駆体である〕で構成さ
れる栄養素配合物を供給することによって、激しくて短時間のエクササイズ時の
耐疲労性と回復時間を向上させるような栄養素配合物を提供することにある。
【0020】 本発明のさらに他の目的は、クレアチンとリンとを、ホスフェート基を加水分
解して移送する酵素〔たとえば、ホスファターゼやアデノシン三リン酸(ATP)が
関与する反応に関係する酵素〕のアクチベーターとしてのキレート化マグネシウ
ムで補足することにある。
【0021】 本発明のさらに他の目的は、キレートが胃の酸性条件において完全な状態のま
まであり、これによってクレアチンが標的組織に達する前に環化を起こすのを防
止するメカニズムが得られる、という経口摂取用のクレアチンキレートを提供す
ることにある。
【0022】 本発明のさらに他の目的は、Mg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMn
からなる群から選択される金属を、無機塩より良好なバイオアベイラビリティを
有する形態にて提供することにある。
【0023】 上記目的と他の目的は、クレアチンキレート組成物および前記組成物を製造・
使用するための方法を提供することによって達成することができる。クレアチン
キレートを腸管を介して完全状態の分子として吸収し、引き続き、完全状態のキ
レート、クレアチン、および/または金属イオンとして使用するために種々の組
織に移送することができる。これはありうることである。なぜなら、これらのキ
レートは、金属が存在することによってジペプチダーゼの作用から保護されるか
らである。さらに酸加水分解からも保護される。なぜなら、クレアチンキレート
の加水分解反応はエネルギー論的に起こりにくいからである。
【0024】 発明の詳細な記述 クレアチンキレートおよびクレアチンキレートの製造法を含む本発明を開示・
説明する前に理解しておかなければならないことは、本発明は本明細書に開示の
特定のプロセス工程と物質に限定されない(このようなプロセス工程と物質はあ
る程度変わってよい)、ということである。さらに理解しておかなければならな
いことは、本明細書において使用されている用語は特定の実施態様のみを説明す
る目的で使用されていて、限定することを意図したものではなく、本発明の範囲
は特許請求の範囲とその同等物によってのみ限定される、ということである。
【0025】 特に明記しない限り、本明細書で使用している単数形の"a"、"an"、および"th
e"は複数の指示物を含んでいる、という点に留意しなければならない。 "バイオアベイラブル"とは、本発明の目的に適うよう、クレアチンキレート、
クレアチン、および/または金属が体にとって利用可能であることを意味してい
る。クレアチンの場合、胃の酸性環境において環化が起こるのを防止するメカニ
ズムを金属がもたらす。
【0026】 "キレート"とは、本発明の目的に適うよう、クレアチン配位子が金属原子を閉
鎖構成員として含んだ複素環を形成することを意味している。配位共有結合は、
カルボキシル酸素基とアミン基の両方に存在してよい。しかしながら、少なくと
も1つの二座配位子と、相互作用を行って環を形成する金属とが存在する限り、
複数の配位共有結合は必要とされない(すなわち、アミン基との配位および負に
帯電したカルボキシル基に対するクーロン引力)。
【0027】 この点を考慮に入れて、本発明は本質的に、キレート環を形成しうる金属であ
るMg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMnからなる群から選択される金
属に結合したクレアチン配位子を含み、前記配位子と前記金属とのモル比が約1:
1〜3:1である金属キレートである。前記キレートは、クレアチンと金属とを、キ
レートを形成しやすい反応条件下で反応させることによって形成される。前記ク
レアチンは、クレアチン、クレアチン塩、クレアチンエステル、クレアチンアミ
ド、およびクレアチン水和物からなる群から選択される化合物から供給すること
ができる。前記金属は、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)
、鉄(Fe)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、およびマ
ンガン(Mn)からなる群から選択される金属から、元素形態にて、あるいは塩化物
、硫酸塩、酸化物、水酸化物、炭酸塩、および/または重炭酸塩の形態にて供給
することができる。クレアチンキレートの好ましい基本的な構造は、下記のよう
に示される。
【0028】
【化5】
【0029】 上記式において、Mは金属であり、nは1であり、そしてn'は0、1、または2である
。しかしながら、n'が0であって、配位子対金属のモル比が1:1となるのが最も好
ましい。本発明の具体的な態様を示すと、マグネシウムクレアチンは2:1の配位
子対金属モル比を有してよいが、好ましいのは1:1(n'=0)である。さらに、他の
好ましい配位子対金属のモル比としては、クレアチン対カルシウムが1:1(n'=0);
クレアチン対亜鉛が1:1(n'=0); クレアチン対クロムが1:1(n'=0), 2:1(n'=1),
および3:1(n'=2); クレアチン対マンガンが1:1(n'=0); ならびにクレアチン対鉄
が1:1(n'=0), 2:1(n'=1), および/または3:1(n'=2); などがある。n'=0であると
き、1種以上のアニオンが溶液中に存在する(下記の式5を参照)。金属(M)とアミ
ン基との間に示されている結合、および金属(M)とカルボキシル酸素基との間に
示されている結合は、必ずしも厳密に配位共有結合を示していると解釈すべきで
はない、という点に留意することが重要である。たとえば、1つの実施態様にお
いては、金属(M)とアミン基との間に共有結合が存在するが、金属(M)とカルボキ
シル酸素基との間にイオン結合すなわちクーロン力による結合が存在する(下記
の式6を参照)。しかしながら、腸管を介して最適な吸収が行われるためには、金
属イオンにおける正味の電荷がゼロであるのが好ましい。言い換えると、金属イ
オン上の正電荷が、複素環式のキレート環の形成において配位子から与えられる
電子によって中和される。
【0030】 一般には、本発明のクレアチンキレートを製造する方法は以下の通りである。
第一に、可溶性金属塩または不溶性金属化合物をそれぞれ、水中に溶解するか、
あるいは酸性溶液中に可溶化する。金属イオンを解離させるのに酸性溶液が必要
とされる場合は、酢酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、塩酸、リン酸、硫酸、酒石
酸、マレイン酸、および天然に存在するアミノ酸(たとえば、アミノ酪酸、アス
パラギン酸、およびグルタミン酸など)等の酸を使用することができる。水溶性
の金属塩が使用される場合は、酸性溶液を使用することが望ましいけれども、酸
性溶液を使用することが必要とされないことがある。具体的に説明すると、キレ
ート化しようとする金属がマグネシウムである場合、硫酸マグネシウム、クエン
酸マグネシウム、塩化マグネシウム、リン酸二水素マグネシウム、硝酸マグネシ
ウム、および酸化マグネシウム等を金属供給源として使用することができ、水中
に溶解するか又は酸性溶液中にて酸性化される。次いでこの溶液にクレアチン配
位子を加える。pHレベルが中性ではない場合、すなわち約7.5〜10である場合は
、pH調整剤を加えることができる。pH調整剤としては、o-リン酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、酢酸、塩酸、酒石酸、乳酸、硝酸、硫酸、および天然に存在するアミノ
酸(たとえばアミノ酪酸、アスパラギン酸、およびグルタミン酸など)があるが、
好ましいのはo-リン酸である。たとえば、クエン酸の存在下でクレアチン配位子
と金属酸化物とを反応させることによってクレアチンキレートを製造する場合、
o-リン酸や他の酸性化剤を加えて、pHをより塩基性のレベル(約7.5〜10)からよ
り中性のpH(約7)に低下させることができる。
【0031】 本発明にとって成分を混合する順序は重要なことではない、という点に留意す
ることが大切である。先ずクレアチン配位子を酸性水溶液に加え、次いで金属を
加える(あるいは同時でもよい)。しかしながら、これらの実施態様は好ましくな
い。なぜなら、クレアチン配位子は、金属の付加の前に酸性環境に長時間さらさ
れると加水分解を受けることがある(すなわち、環化してクレアチニンとなる)か
らである。
【0032】 マグネシウムクレアチン(magnesium creatine)(好ましい実施態様)生成物は、
水性環境において酸化マグネシウム、クレアチン、o-リン酸、およびクエン酸を
反応させることによって製造することができる。配合物は、未反応の酸化マグネ
シウムが生成物中に残存しないよう化学量論的にバランスがとられる。本生成物
は、負に帯電したカルボキシル基へのクーロン引力およびアミン基との配位によ
る、マグネシウムイオンとクレアチン配位子との間の相互作用を含むと考えられ
る。考えられる組合わせのうちの1つの可能な構造は以下の通りである。
【0033】
【化6】
【0034】 上記式において、配位子対金属のモル比は1:1であり、An-は、多くの対応する可
能なアニオン〔たとえば塩化物イオン(Cl-)、ヨウ化物イオン(I-)、重硫酸イオ
ン(HSO4 -)、重炭酸イオン(HCO3 -)、リン酸二水素イオン(H2PO4 -)、リン酸イオン
(PO4 3-)、硫酸イオン(SO4 2-)、クエン酸イオン、酢酸イオン(C2H3O2 -)、乳酸イ
オン、リンゴ酸イオン、アミノ酪酸イオン、アスパラギン酸イオン、グルタミン
酸イオン、または他の可溶性塩からのアニオン〕のいずれであってもよい。配位
子対金属のモル比が1:1より大きい場合、別のクレアチンアニオンが存在するこ
とがある。
【0035】 具体的に説明すると、1:1のモル比を有するマグネシウムクレアチンは、等モ
ルのクレアチンと酸化マグネシウムをクエン酸溶液中で混合することによって製
造することができる。これによって、約8〜9のpHを有するマグネシウムクレアチ
ンキレートが得られる。これにリン酸を加えてpHレベルを約7に低下させる。
【0036】 前述したように、クレアチンキレートの2:1構造物も形成することができる。
マグネシウムクレアチンに対する他の可能な構造は以下のように示すことができ
る。
【0037】
【化7】
【0038】 上記式において、配位子対金属のモル比は2:1である。しかしながら、この分子
は、カルボキシル酸素基がマグネシウム中心と配位共有結合を形成していないの
で、完全に配位しているわけではない。実際、Mg2+で示されているように、2つ
の配位部位が中心にて利用可能のまま存在している。しかしながら、カルボキシ
レートイオンの利用可能な電子は本質的にMg2+イオンの正電荷を効果的に中和し
、この結果、中和されたMgイオンとなる。本発明においては、完全な配位は必要
とされない。本発明は、閉鎖構成員として作用する金属イオンを含んだ複素環式
クレアチン環で構成される、1:1〜3:1の配位子対金属モル比を有するキレートを
意図している。したがって本発明は、アミン基とカルボキシル基の両方において
配位共有結合を有するキレート、およびアミン基における配位共有結合とカルボ
キシル基におけるイオン結合もしくは他の引力を有するキレートを含むことを意
図している。したがって、正しい条件下においては、完全に配位したマグネシウ
ムクレアチンキレートも形成させることができる。
【0039】
【化8】
【0040】 本発明はさらに、クレアチンキレートを温血哺乳類に投与する方法に関する。本
方法の工程は、1) 経口摂取に適した栄養補給剤中に有効量のクレアチンキレー
トを配合する工程; および2) クレアチンキレートを含有する栄養補給剤を温血
哺乳類に投与する工程; を含む。栄養補給剤は、錠剤、棒状食品(food bars)、
飲み物、およびドライドリンクミックス(dry drink mixes)、または経口摂取用
として許容しうる他の物質の形態であってよい。錠剤は、チュアブルであっても
非チュアブルであってもよい。棒状食品は、エネルギーバー、減量バー、スナッ
クバー、グラノーラバー、またはこれらの組合わせ物の形態であってよい。飲み
物は、栄養飲料、スポーツ飲料、フルーツ飲料、シトラス飲料、炭酸飲料、他の
適切なドリンク媒介物(drink mediums)、またはこれらの組合わせ物の形態であ
ってよい。最後に、ドライドリンクミックスは、フルーツミックスおよび/また
はシトラスミックス、あるいは他の粒状ドリンクミックスの形態であってよい。
【0041】 次にあげる実施例は、クレアチンキレート化合物およびクレアチンキレート化
合物の調製方法、並びにクレアチンキレートが使用できる様々なアプリケーショ
ンを説明している。以下の実施例は本発明を制限的に考えるべきではなく、単に
、最もよく知られたクレアチンキレート化合物が現在の実験データに基づいてど
のように作られるかを教するものである。
【0042】 実施例 実施例1 マグネシウムクレアチンの調製 配位子と金属が1:1のモル比であるマグネシウムクレアチンキレートは、最
初に、次の成分、すなわち:50℃から55℃の水136.00ml;クレアチ
ン一水和物50.78g;酸化マグネシウム14.26g;85% o-リン酸7
.63g;および35.97gのクエン酸を化合させることにより調製される。
反応混合物を約50℃から55℃に温め、スプレー乾燥する。酸化マグネシウム
の酸塩基反応により生成した水、クレアチン一水和物と結合した水和物、および
リン酸と結合した15%の水を蒸発させると仮定すると、乾燥産物の予想収率は
100.00gである。反応原料物質からの5.00mlの水はスプレー乾燥の
過程で残存すると仮定している。
【0043】 クエン酸は酸のH+イオンの供給源として、OH-イオンと反応することにより
水を形成し、Mg(OH)2<−−>Mg2+ +2OH-の平衡を右に移すために
使用される。これはクレアチンとマグネシウムの間で反応が起るように、マグネ
シウムを可溶性Mg2+イオンとしてクレアチン配位子に与える。硫酸塩または塩
化物のような望ましくないアニオンを避けたほうがこの工程では有利である。さ
らに最初に形成られた可溶性クエン酸マグネシウムは、マグネシウムクロライド
およびサルフェートよりも高い全体pHを有するという利点がある。これは重要
なことで、なぜなら水素イオンと金属イオンがアミン基の孤立電子対の電子イオ
ンを奪い合うためである。リン酸は産物全体のpHを高い食品適合性の点で望ま
しい範囲に下げるために使用されるが、最終産物の重量を大幅に増加させ、マグ
ネシウムおよびクレアチンの生産物における全重量パーセントが下がることのな
いように使用される。さらに、それは栄養上の利点、および塩化物および硫酸塩
と関連する望ましくない特性がないという利点を有する。
【0044】 実施例2 マグネシウムクレアチン強化エネルギーバー 次の3つの異なるエネルギーバー処方は、ここで説明したように調製されたマ
グネシウムクレアチンを使用して、50gあたり200mgのマグネシウムと1
.3gのクレアチンを使った製品を示す。
【0045】 ミルクチョコレートピーナッツバターバーの成分 8% マグネシウムクレアチンキレート 13% 大豆タンパク単離物 8% ホエーパウダー 5% 10D.E.マルトデキストリン 12% クリスタリンフルクトース 10% スクロース 2% 無脂肪乾燥ミルク 13% コーンシロップ42 D.E. 2% ピーナッツ粉末 6% ピーナッツバター 4% 部分水添大豆油 2% 蜂蜜 5% 密度を高くしたクリスプライス(densified crisp ri
ce)#110 0.1% 塩 0.5% レシチン 0.6% ビタミン&ミネラル混合物 0.4% バターバニラ香料 0.4% 天然調合香料 8% 水 ブラック&ホワイトチョコレートバーの成分 8% マグネシウムクレアチンキレート 13% 大豆タンパク単離物 8% ホエーパウダー 8% 10D.E.マルトデキストリン 13% クリスタリンフルクトース 10% スクロース 3% 無脂肪乾燥ミルク 13% コーンシロップ 42 D.E. 5% ダークココア 4% 部分水添大豆油 2% 蜂蜜 5% 密度を高くしたクリスプライス 0.1% 塩 0.5% レシチン 0.6% ビタミン&ミネラル混合物 0.4% バターバニラ香料 0・4% 天然調合香料 6% 水 DBLダークチョコレートクランチバーの成分 8% マグネシウムクレアチンキレート 13% 大豆タンパク単離物 8% ホエーパウダー 6% 10 D.E.マルトデキストリン 15% クリスタリンフルクトース 10% スクロース 3% 無脂肪乾燥ミルク 13% コーンシロップ 42 D.E. 5% ダークココア 4% 部分水添大豆油 2% 蜂蜜 5% 密度を高くしたクリスプライス 0.1% 塩 0.5% レシチン 0.6% ビタミン&ミネラル混合物 0.4% バターバニラ香料 0.4% 天然調合香料 6% 水 これらのエネルギーバー調製のための代表的な手順は次のとおりである:最初
にタンク内で、水、コーンシロップ、スクロース、フルクトース、大豆油および
蜂蜜のスラリーを形成させる。このスラリーにピーナッツバター(ミルクチョコ
レートピーナッツバターバーの場合)あるいはダークココア(ブラック&ホワイ
トチョコレートバー、あるいはDBLダークチョコレートバーの場合)を加える
。それからスラリーを120°Fに加熱し、ダウミキサー(dough mixer)に移
す。次に他の乾燥成分をスラリーに添加し、均一になるまで混合する。次に、香
料とクリスプライスを加え、分散するまで混合する。次に、得られたかたまりを
押出し機に入れ、あらかじめ決められたサイズに押出す。押出されたバーを冷却
するため、冷却空気流下を通す。冷却された後、バーをミルクチョコレート(ミ
ルクチョコレートピーナッツバターバー)、ホワイトチョコレート(ブラック&
ホワイトチョコレートバー)あるいはクリスプライスを含むダークチョコレート
(DBLダークチョコレートクランチバー)でコートする。チョコレートコーテ
ィングと押出された中心部の重量比は1:2(あるいは50ポンドのチョコレー
トコーティングに対し100ポンドの押出された中心部)である。
【0046】 実施例3 マグネシウムクレアチン強化エネルギードリンク エネルギードリンクのこのモデル処方は、ここで述べているマグネシウムクレ
アチンを使用し、8液量オンス(fl oz.)中にマグネシウム200mgおよび1
.3gのクレアチンを含む製品を提供する。
【0047】 バニラフレーバードリンクの成分 1.1% マグネシウムクレアチンキレート 4% 10D.E.マルトデキストリン 9% スクロース 8% 無脂肪乾燥ミルク 0.25% クエン酸ナトリウム 0.02% カラギーナン 0.6% ビタミン&ミネラルブレンド 0.55% バニラフレーバー 76.3% 濾過水 液体ドリンクをスクロース、無脂肪乾燥ミルク、マルトデキストリン、クエン
酸ナトリウム、カラギーナン、ビタミンとミネラルおよびマグネシウムクレアチ
ンを水中でよく撹拌ブレンドして調製する。この液体に、バニラフレーバーを添
加し、でき上がった混合物を165°Fに加熱し均質化する。製造物を40°F
に冷却しパッケージする。
【0048】 乾燥ドリンクは、水またはミルクと混合するため、あらかじめ混合されたもの
としてすべての乾燥成分を一緒にブレンドしたものとして調製する。 実施例4 マグネシウムクレアチン強化スポーツドリンク スポーツドリンクのこの処方は、ここで述べているマグネシウムクレアチンを
使用し、8液量オンス中に300mgのマグネシウムと1.9gのクレアチンを
含む製品を提供する。
【0049】 フルーツパンチフレーバースポーツドリンクの成分 1.65% マグネシウムクレアチンキレート 2.7% 42D.E.コーンシロップ 3.5% スクロース 0.3% クエン酸 0.1% 塩 0.5% フルーツパンチフレーバー 91.25% 濾過水 液体ドリンクは砂糖、コーンシロップ、クエン酸、塩およびマグネシウムクレ
アチンを水中でよく撹拌して調製する。この液体にフルーツパンチフレーバーを
添加する。すべて混ぜ合わせたバッチを150°Fに加熱後、40°Fに冷却し
てパッケージする。
【0050】 実施例5 カルシウムクレアチンの調製 配位子と金属が1:1のモル比であるカルシウムクレアチンキレートは、最初
に次の成分、すなわち:50℃から55℃の水540.00ml;150gのク
レアチン一水和物;59.98gの酸化カルシウム;および23.43gの85
%o-リン酸を化合させて調製する。反応混合物を約50℃から55℃に温め、
スプレー乾燥する。酸化カルシウムの酸塩基反応により生成した水、クレアチン
一水和物と結合した水和水、およびリン酸と結合した15%の水を蒸発させると
仮定すると、乾燥産物の予想収量は314.49gである。反応原料物質からの
15.72mlの水はスプレー乾燥の過程で残存すると仮定している。
【0051】 実施例6 カルシウムクレアチン強化エネルギーバー ブラック&ホワイトチョコレートエネルギーバーの次の処方は、ここで述べて
いるように調製されたカルシウムクレアチンを使用し、50gあたり500mg
のカルシウムと2gのクレアチンを使った製品を提供する。
【0052】 ブラック&ホワイトチョコレートバーの成分 12% カルシウムクレアチンキレート 13% 大豆タンパク単離物 8% ホエーパウダー 6% 10 D.E.マルトデキストリン 11% クリスタリンフルクトース 10% スクロース 3% 無脂肪乾燥ミルク 13% コーンシロップ 42 D.E. 5% ダークココア 4% 部分水素添加大豆油 2% 蜂蜜 5% 密度をあげたクリスプライス 0.1% 塩 0.5% レシチン 0.6% ビタミン&ミネラルブレンド 0.4% バニラ香料 0.4% 天然調合香料 6% 水 ブラック&ホワイトエネルギーバーを調製するための手順は次のとおりである
:すなわち、最初に混合タンク内で、水、コーンシロップ、スクロース、フルク
トース、大豆油および蜂蜜のスラリーを調製する。そのスラリーを120°Fま
で熱し、ダウミキサーに入れ他の成分を添加して均一化するまで混ぜ合わせる。
次に、香料とクリスプライスを加え、分散するまで混ぜる。次に得られたかたま
りを押出し機に入れ、あらかじめ決められたサイズに押出す。押出されたバーを
冷却するため、冷却空気流下を通す。冷却されたバーをホワイトチョコレートで
コートする。コートしたチョコレートと押し出された中心部の重量比は1:2(
あるいはチョコレートコーティング50ポンドに対し、押出された中心部が10
0ポンド)である。一度適度に練って仕上げたバーを包装する。
【0053】 実施例7 亜鉛クレアチンの調製 配位子と金属が1:1のモル比である亜鉛クレアチンキレートは、最初に、次
の成分、すなわち:50℃から55℃の水620.48ml;クレアチン一水和
物150.00g;酸化亜鉛83.85g;85%o-リン酸17.80g;お
よび106.26gのクエン酸を化合させることによって調製する。反応混合物
を約50℃から55℃に温め、スプレー乾燥する。酸化亜鉛の酸塩基反応により
生成した水、クレアチン一水和物と結合した水和水およびリン酸と結合した15
%の水を蒸発させると仮定すると、乾燥産物の予想収量は335.32gである
。反応原料物質からの18.12mlの水がスプレー乾燥の過程で残存している
と仮定している。
【0054】 実施例8 亜鉛クレアチン強化スポーツドリンク スポーツドリンクのこの処方は、ここで述べた亜鉛クレアチンを使い、8液量
オンスあたり5mgの亜鉛と1.9のクレアチンを使った製品を提供する。
【0055】 フルーツパンチフレーバースポーツドリンクの成分 0.12% 亜鉛クレアチンキレート 5% 42 D.E.コーンシロップ 0.85% クレアチン一水和物 8% スクロース 0.5% クエン酸 0.1% 塩 0.5% フルーツパンチ香料 84.93% 濾過水 液体ドリンクを砂糖、コーンシロップ、クエン酸、塩、亜鉛一水和物および亜
鉛クレアチンを水中でよく撹拌しながらブレンドすることにより調製する。この
液体に、フルーツパンチ香料を添加する。仕上がったバッチを150°Fに温め
て、続いて40°Fに冷却してパッケージする。
【0056】 本発明は、ある好ましい態様について記載しているが、当業者は様々な修正、
変更、削除、および置換を本発明の精神から離れることなく行いうることを理解
できるであろう。例えば、本発明のクレアチンキレートを減量バー、チュアブル
錠剤などの他の食品及び/またはドリンクの強化に使用することができる。更に
、実施例1、5及び7に示した以外のキレート金属を有するクレアチンキレート
は、当業者には明白な同様の手順により調製することができる。それゆえ、本発
明は特許請求の範囲の範囲によってのみ制限される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07F 3/06 A23L 2/00 F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4B017 LC03 LK01 LK14 4B018 LB01 LB08 LE01 MD01 MD03 MD05 MD06 MD19 4H006 AA01 AA02 AA03 AB10 AC90 BC31 BE11 BE13 BE21 BE24 4H048 AA01 AA02 AA03 AB10 AC90 BA66 BC31 BE11 BE13 BE24 VA20 VA30 VA60 VB10

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キレート環を形成しうる金属であるMg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr
    、Co、Mo、Se、およびMnからなる群から選択される金属に結合したクレアチン配
    位子で構成されていて、前記配位子と前記金属とのモル比が1:1〜3:1であるクレ
    アチンキレート。
  2. 【請求項2】 前記クレアチン配位子が、クレアチン、クレアチン塩、クレ
    アチンエステル、クレアチンアミド、クレアチン水和物、およびこれらの組合わ
    せ物からなる群から選択される化合物の形態にて供給される、請求項1記載のク
    レアチンキレート。
  3. 【請求項3】 前記金属が、イオン、元素、酸化物、水酸化物、炭酸塩、重
    炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、アミノ酸塩
    、およびこれらの組合わせ物からなる群から選択される物質の形態にて供給され
    る、請求項2記載のクレアチンキレート。
  4. 【請求項4】 前記クレアチンキレートが式 【化1】 (式中、Mは、Mg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMnからなる群から選
    択され、nは1であり、そしてn'は0、1、または2である)で定義される、請求項1
    記載のクレアチンキレート。
  5. 【請求項5】 MがMgであり、n'が0または1である、請求項4記載のクレアチ
    ンキレート。
  6. 【請求項6】 MがCaであり、n'が0である、請求項4記載のクレアチンキレ
    ート。
  7. 【請求項7】 MがZnであり、n'が0である、請求項4記載のクレアチンキレ
    ート。
  8. 【請求項8】 MがCrであり、n'が0、1、または2である、請求項4記載のク
    レアチンキレート。
  9. 【請求項9】 MがMnであり、n'が0である、請求項4記載のクレアチンキレ
    ート。
  10. 【請求項10】 MがFeであり、n'が0、1、または2である、請求項4記載の
    クレアチンキレート。
  11. 【請求項11】 Mg、Ca、Cu、Zn、Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMnからなる
    群から選択される金属とクレアチンとを、前記クレアチンと前記金属とのモル比
    が約1:1〜3:1にて水溶液中で反応させることを含む、クレアチンキレートの製造
    法。
  12. 【請求項12】 前記クレアチンが、クレアチン、クレアチン塩、クレアチ
    ンエステル、クレアチンアミド、クレアチン水和物、およびこれらの組合わせ物
    からなる群にて供給される、請求項11記載の製造法。
  13. 【請求項13】 前記金属が、イオン、元素、酸化物、水酸化物、炭酸塩、
    重炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、アミノ酸
    塩、およびこれらの組合わせ物からなる群にて供給される、請求項12記載の製造
    法。
  14. 【請求項14】 前記水溶液が、水、あるいはクエン酸水溶液、リン酸水溶
    液、硫酸、塩酸、アミノ酪酸水溶液、リンゴ酸水溶液、酢酸水溶液、酒石酸水溶
    液、マレイン酸水溶液、乳酸水溶液、および天然に存在するアミノ酸の水溶液か
    らなる群から選択される酸性化水溶液である、請求項13記載の製造法。
  15. 【請求項15】 前記金属がMgであり、前記クレアチンとMgとのモル比が1:
    1〜2:1である、請求項11記載の製造法。
  16. 【請求項16】 前記金属がCaであり、前記クレアチンとCaとのモル比が1:
    1である、請求項11記載の製造法。
  17. 【請求項17】 前記金属がZnであり、前記クレアチンとZnとのモル比が1:
    1である、請求項11記載の製造法。
  18. 【請求項18】 前記金属がCrであり、前記クレアチンとCrとのモル比が約
    1:1〜3:1である、請求項11記載の製造法。
  19. 【請求項19】 前記金属がMnであり、前記クレアチンとMnとのモル比が1:
    1である、請求項11記載の製造法。
  20. 【請求項20】 前記金属がFeであり、前記クレアチンとFeとのモル比が約
    1:1〜3:1である、請求項22記載の製造法。
  21. 【請求項21】 前記Mgが酸化マグネシウムの形態にて供給される、請求項
    13記載の製造法。
  22. 【請求項22】 前記クレアチンがクレアチン一水和物の形態にて供給され
    る、請求項12記載の製造法。
  23. 【請求項23】 前記水溶液がクエン酸水溶液である、請求項14記載の製造
    法。
  24. 【請求項24】 前記混合工程に引き続いて、o-リン酸、クエン酸、リンゴ
    酸、酢酸、塩酸、酒石酸、乳酸、硝酸、硫酸、および天然に存在するアミノ酸か
    らなる群から選択されるpH調整剤を加える、請求項11記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記pH調整剤がo-リン酸である、請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記pH調整剤を加えてpHを約7.5〜10から約7に低下させる
    、請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】 錠剤、棒状食品、飲み物、およびドライドリンクミックス
    からなる群から選択され、キレート環を形成しうる金属であるMg、Ca、Cu、Zn、
    Fe、Cr、Co、Mo、Se、およびMnからなる群から選択される金属に結合したクレア
    チン配位子で構成されていて、前記配位子と前記金属とのモル比が1:1〜3:1であ
    るクレアチンキレートが混和されている、クレアチンキレートで強化した栄養補
    給剤。
  28. 【請求項28】 前記栄養補給剤がチュアブル錠剤または非チュアブル錠剤
    である、請求項27記載のクレアチンキレートで強化した栄養補給剤。
  29. 【請求項29】 前記栄養補給剤が、エネルギーバー、減量バー、スナック
    バー、グラノーラバー、およびこれらの組合わせ物からなる群から選択される棒
    状食品である、請求項27記載のクレアチンキレートで強化した栄養補給剤。
  30. 【請求項30】 前記栄養補給剤が、栄養飲料、スポーツ飲料、シトラス飲
    料、フルーツ飲料、炭酸飲料、およびこれらの組合わせ物からなる群から選択さ
    れる飲料である、請求項27記載のクレアチンキレートで強化した栄養補給剤。
  31. 【請求項31】 前記栄養補給剤が、フルーツミックス、シトラスミックス
    、およびこれらの組合わせ物からなる群から選択されるドライドリンクミックス
    である、請求項27記載のクレアチンキレートで強化した栄養補給剤。
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