JP2003504222A - 保持ブレードを含む締結装置と切削インサートのキー装置 - Google Patents
保持ブレードを含む締結装置と切削インサートのキー装置Info
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Abstract
Description
トを有するホルダブレードを含む締結装置に関し、ホルダブレードは、キー装置
を使用して、ホルダブレードのインサート収容スロット内に切削インサートを装
着するためのキー及びキースロットを有する。 背景及び概要 切削工具においては、例えば旋盤のような旋削加工工具においては、工具ホル
ダに超硬合金または工具鋼インサートのような切削インサートを着脱可能に備え
ることは特に金属加工工業においては現在一般的である。インサートはそれらに
形成された切れ刃を備え、切れ刃が摩耗した後は、インサートを交換可能である
。これは、工具全体を交換することを避けることができる。さらに、インサート
は極端に硬質の材料で作られるので、工具ホルダは機械加工が容易である材料で
作られる。交換可能に加えて割出し可能であるインサートは、一つ以上の作業切
れ刃を有することができることを意味し、一つの作業切れ刃が摩耗した後に、こ
のインサートは工具ホルダから取り外されて、別の作業切れ刃が加工物に対面す
るように割出しされる。
もよく、また工作物を工具ホルダに対して移動させることができ、また工具ホル
ダと工作物の双方を移動することもできる。一般的には、非常に大きな力が切削
作業中にインサートに加わり、そして工具と工作物とが非常に高速度で移動し、
インサートを工具ホルダにしっかりと締結する必要がある。インサートを工具ホ
ルダに締結する幾つかの方法があり、インサートを貫通する貫通穴を通るボルト
またはネジを使用することを含む。
切り作業の実施を促進するためには、比較的薄い工具ホルダに装着された薄いイ
ンサートを有することが望まれる。これらの適用においては、インサートを工具
ホルダに締結するために、広範囲に外部からの締結装置を備えることが可能であ
るならば、ほとんど困難である。インサート締結の一般的なアプローチは、イン
サートが収容される前端部にスロットが規定される上側部と下側部とを有する工
具ホルダを使用することを含む。この上側部は、上側部を下側部に締め付けるボ
ルトのように、インサートを位置に締結する片持ち梁を形成するために、ボルト
のような手段によって下側部に対して締結することができる。このような複数構
成の工具ホルダの欠点は、全てに適用するために充分小さな工具ホルダを作るこ
とが困難であることである。
トが形成されている単一部品工具ホルダ本体を使用することである。一般的に、
インサート収容スロットは、スロットの上側面と下側面とがインサートの装着を
可能にするため離れて力を加える必要があるために、インサートの高さより低い
高さである。その場合、工具ホルダ本体の弾性が、インサート収容スロット内に
インサートを締結するために作用する。米国特許第5,697,271号及び米国特許第5
,799,554号は切削インサート用の締結装置を開示し、これらの特許においては、
工具ホルダの側部に備えられた貫通口に挿入する特に適切なキーを使用して、工
具ホルダ本体の締結ジョーと基本ジョーとを押し広げることによって、ホルダブ
レード内にインサートを挿入する。所定の作業環境において、並びにジョーを開
口する際に、工具ホルダに不必要な応力集中が起こるために、改良された応力分
布または異なる応力分布をすることができる別の構成を備えることが望まれる。
ダは、幅が非常に狭くて、且つインサート収容スロットにインサートの挿入する
ためにキー装置で持って便利に広げることができる。このインサート収容スロッ
トは、切削工具の作用中に、且つインサート挿入用の工具ホルダを押し広げる際
に、工具ホルダに改良された応力分布と異なる応力分布を発生させる。
側壁との間の前端部と、前端部から内側に向かって延在するインサート収容スロ
ットであって第1の側壁から第2の側壁まで延在し且つインサート収容スロット
の上側面とインサート収容スロットの下側面との間の高さを有するインサート収
容スロットと、前端部から内に向かって延在するキースロットと、キーリセスと
、を有する本体部を含む。キーをキースロット及びキーリセスの双方に挿入して
且つ本体部に対して固定位置から開放位置まで離したきに、インサート収容スロ
ットの高さが本体部の弾性力に逆らってインサート23を前記ホルダブレードに
挿入するのに十分な高さまで増加させように、キー溝39とキーリセス41とが
互いに配置され、且つキーが固定位置に戻ったときに、弾性力がインサート収容
スロットの高さを減少させ且つインサートをインサート収容スロットの上側面と
下側面との間に締結するようになる。
側壁との間に前端部を有する本体部と、前端部から内側に向かって延在するイン
サート収容スロットであって第1の側壁から第2の側壁まで延在し且つインサー
ト収容スロットの上側面とインサート収容スロットの下側面との間の高さを有す
る前記インサート収容スロットと、キースロットと、キーリセスと、を有する本
体部を備えたホルダブレードを含む。この締結装置は、キーを含む。このキーは
第1のシャフト素子と第1のシャフト素子に旋回可能に取り付けられた第2のシ
ャフト素子とを含み、第1のキー部材は第1のシャフト素子に取り付けられ、第
1のキー部材の少なくとも一部をキースロット内に収容することができ、且つ第
2のキー部材は第2のシャフト素子に取り付けられ、第2のキー部材の少なくと
も一部をキーリセス内に収容することができる。第1のシャフト素子と第2のシ
ャフト素子とは固定位置から互いに対して旋回可能であり、固定位置内において
第1のキー部材と第2のキー部材とが開口した位置に対して互いから第1の距離
にあり、開口した位置において第1のキー部材と第2のキー部材とは互いから第
2の距離にあり、第2の距離は第1の距離より大きい。キースロットとキーリセ
スとは、互いに対して、第1のキー部材がキースロットに収容され且つ第2のキ
ー部材がキーリセスに収容され、キーが固定位置から開口位置まで移動したとき
、インサート収容スロット33の高さが、本体部25の弾性力に逆らって、ホル
ダブレードにインサート23を挿入するのに十分な高さまで増加するように、配
置され、キーが固定位置まで戻されたとき、弾性力が、インサート収容スロット
の高さを減少させて、インサート収容スロットの上側面と下側面との間のインサ
ートを締結する。
記載する。ホルダブレードがホルダブレードの前端部から内側に向かって延在す
るインサート収容スロットを有し、ホルダブレードがキー組み立て物の第1と第
2とのキー部材を収容するためのキースロットとキーリセスを有し、キースロッ
トとキーリセスとをインサート収容スロットに配置するために、インサート収容
スロットから離れる方向にキースロットとキーリセスに延在する力が、ホルダブ
レードの弾性力に対して広くするために、インサート収容スロットに生じる。キ
ー組み立て物は、第1のシャフト素子、記第1のシャフト素子に旋回可能に取り
付けられた第2のシャフト素子、第1のシャフト素子に取り付けられ且つホルダ
ブレードのキースロットに少なくとも部分的に収容可能である第1のキー部材、
及び第2のシャフト素子に取り付けられ且つホルダブレードのキースリセスに少
なくとも部分的に収容可能である第2のキー部材を含む。 詳細な説明 切削インサート23を保持するための本発明の実施態様にしたがう保持ブレー
ド21を図1及び図2に示す。図1に示すように、保持ブレード21は本体部2
5を含む。切削インサート23は、工具鋼インサート、または超硬合金インサー
トのような、本体部25より摩耗に対して高い抵抗を有する材料から作られ、そ
して好ましくは割り出し可能である。本体部25は、好ましくは強く作られるが
、鋳鉄のような機械加工可能な材料であり、好ましくは一体材料から機械加工さ
れる。
1との間に前端部27を備える。インサート収容スロット33が、前端部27か
ら縁側に向かって延在し、そして第1の側壁29から第2の側壁31まで好まし
く延在する。このインサート収容スロット33は、インサート収容スロットの上
側面35と、インサート収容スロットの下側面37との間に固定高さhを有する
。上側面35と下側面37は突起配列を好ましく備え、突起配列はインサート2
3の上側と底側の対応リセス配列内に収容され、工具ホルダ21に対するインサ
ートの移動を防止する助けとなる。所望または必要ならば、上側面35と下側面
37に突起配列を備える代わりに、リセス配列が上側面と下側面に備えられ、イ
ンサートの上面と底面の突起を収容する。
キーリセス41を含む。キー配列またはキーリセス43(図1に概略的に且つ外
見を示す)をキー溝及びケーリセスの双方に挿入して且つ本体部25に対して固
定位置から開放位置まで離したときに、インサート収容スロットの高さが、本体
部の弾性力に逆らって固定高さから使用を意図するホルダブレードに特定のイン
サート23を挿入するのに十分な高さまで広げられるように、キー溝39とキー
リセス41とが互いに配置される。キー43が固定位置に戻ったときに、弾性力
がインサート収容スロット33の高さを減少させ且つインサート23をインサー
ト収容スロットの上側面35と下側面37との間に締結する。
9へと内側に向かって延在する。図2に示された本発明の実施態様において明ら
かであるように、キースロット39は、第1の側壁29から本体部へと内側に向
かって延在する第1の部分45と、第2の側壁31から本体部へと内側に向かっ
て延在するキースロットの第2の部分47とを好ましく含みとはいえ、所望であ
るならば或いは必要であるならば、これらの部分の1つは除かれる。好ましくは
、キースロット39の第1の部分45及び第2の部分47は、互いに平行に本体
部の前端部27から内側に向かって延在する。この場合、キーが第1の部分45
と第2の部分47との双方を備える場合は、このキーは構造を簡単にすることが
可能である。第1の部分45及び第2の部分47は、インサート収容スロット3
3に実質的に互いに平行であり、少なくとも上面はインサート収容スロットに実
質的に平行であり、キーが第1の部分と第2の部分の一方または双方の上面に逆
らって力を加えられたとき、ほとんどの力が、インサート収容開口部をより大き
な高さに開くために費やされる。
ために、本体部25のウエブ部分49によって好ましく分離される。ウエブ部分
49によって備えられるウエブ構造またはIビーム構造は、切削工具の作用中及
び貫通口を備える工具ホルダと比較して工具ホルダを広げる際に、改良された或
いは種々の応力分布を作り出す。キースロット39の第1の部分と第2の部分と
が、本体部25の垂直中心軸V(図2)に対して好ましく対称的に配列される。
所望または必要ならば、キースロット39は、インサート収容スロット33に対
して平行でなくても良く、直線または実質的に直線でなく曲線のような他の形状
でもよく、第1の部分45及び第2の部分47は互いに平行でなくても良く、イ
ンサート収容スロットに実質的に平行でなくても良く且つ非対称であっても良く
、第1の部分と第2の部分は本体部25を貫通して延在する開口部に接続するこ
ともできる。
ブレード21と同様に、同一のインサート23またはその他のいずれの適切なイ
ンサートを保持するのに適合する。この実施態様に従えば、キースロット139
は、前端部127から内側に向かって延在し、且つ本体部125の第1の側壁1
29から第2の側壁131まで延在する。好ましくは、キースロット139の上
側面は、インサート収容スロット133の中心軸に実質的に平行であるので、キ
ースロットの上側面に向かって作用する力が、先ずインサート収容スロットの上
側面135と下側面137との間のインサート収容スロット高さの増加を生じさ
せる。しかしながら、所望または必要であるならば、キースロット139の上側
面はインサート収容スロット133に平行にしなくても良い。図1及び図2に示
す実施態様のウエブ部49同様に、本体部125の第1の側壁129から第2の
側壁131まで延在し且つ前端部129から内側に向かって延在するノッチ形状
のキースロットは、切削工具を操作するとき及び貫通口を備える工具ホルダと比
較されるような工具ホルダを広げるときに、改良されたまたは種々の応力分布を
生じる。
好ましくは同一である。検討を目的とするため、キーリセス41は、図1及び図
2に図示する実施態様と関連させて説明する。キーリセス41は、キースロット
39からは対向するインサート収容スロットの対向側面に好ましく配置されるが
、インサート収容スロットとキースロットに対しては必然的に同一点に配置され
、キースロットのキーの位置とキーリセスのキーの位置との間を結ぶ直線上を外
に向かう力が、インサート収容スロットをさらに広い高さに開くために作用する
。
点線によって示されるように前端部27から内側に向かって延在しても良い。好
ましくは、キーリセス41は、第1の側壁29から第2の側壁31まで延在する
が、所望または必要ならば、第1の側壁及び第2の側壁の一方または双方から本
体部25を貫通して部分的に延在するリセスであっても良い。キーリセスの少な
くとも一部は好ましくは実質的に円形であり、キーリセス内のキーの円形部分の
旋回支持を容易にする。好ましくは本発明にしたがい少なくとも1つのキースロ
ット39と少なくとも1つのキーリセス41が本体部25に存在し、しかしなが
ら、複数のキースロット及び複数のキーリセスが所望及び必要ならば備えること
ができることが考えられる。
び本体部225の一部を湾曲させることもできる。キースロット239は、図1
及び図2に参照されるキースロット39、及び図3に参照されるキースロット1
39のような通常のキースロット139を備えることができる。湾曲したまた刃
部分的に湾曲した形状を有するホルダブレードは、例えば円形の溝を形成する旋
削作業から既知である。
1の実施態様は、キー43とともにホルダブレード21を含む。キー43は、ピ
ン57のような、第1のシャフト素子と、第1のシャフト素子に旋回可能に取り
付けられた第2のシャフト素子55とを含む。第1のキー部材59は第1のシャ
フト素子53に取り付けられる。第1のキー部材59の少なくとも一部61を、
キースロット39内に収容することができる。第2のキー部材63は、第2のシ
ャフト素子55に取り付けられる。第2のキー部材63の少なくとも一部を、キ
ーリセス41内に収容することができる。
は、固定位置から互いに対して旋回可能であり、固定位置内において第1のキー
部材59と第2のキー部材63とが、開口した位置に対して互いから第1の距離
にあり(図5に概略的に且つ外見を示す)、開口した位置において第1のキー部
材と第2のキー部材とは、互いから第2の距離にあり、第2の距離は第1の距離
より大きい。第1のキー部材59がキースロットに収容され且つ第2のキー部材
63がキーリセスに収容されキーが固定位置から開口位置まで移動したとき、イ
ンサート収容スロット33の高さが、本体部25の弾性力に逆らって、ホルダブ
レードにインサート23を挿入するのに十分な高さまで増加するように、キース
ロット39とキーリセス41とが互いに対して配置される。キー43が固定位置
まで戻されたとき、弾性力が、インサート収容スロット33の高さを減少させて
、インサート収容スロットの上側面35と下側面37との間のインサート23を
締結する。
27から内側に向かって好ましく延在する。所望または必要ならば、キースロッ
ト39は本体25の前端部27から内側に向かって延在しなくて良く、前端部に
対して平行に延在しても良く、且つインサート収容スロットに対して実質的に直
角を成しても良い。キーリセス41は、点線で示されるように、本体24の前端
部27から内側に向かって延在しても良いが、しかし好ましくは、本体の前端部
に平行に延在するか或いはインサート収容スロットに対して実質的に直角を成し
ているリセスまたは貫通口の形状にする。
9に収容する場合は、インサート収容スロット33が本体の前端部27形延在す
る方向に対して、実質的に直角を成す方向に延在する。同様に、第2のキー部材
63は、キーリセスに収容するときは、インサート収容スロット33に対して実
質的に垂直方向に延在する。図6に示される実施態様におけるように、キースロ
ット39は本体25の前端部27から延在し且つキーリセス41は延在すること
はなく、キー43が第2のキー部材63をキーリセス内に挿入することによって
、工具ホルダ上に挿入することができ、且つ第1のキー部材59がキースロット
の前端部内に収容されるように、第2のシャフト素子55に対して第1のシャフ
ト素子53が旋回する。第1のキー部材59は、第1と第2とのシャフト素子5
3及び55を適切に旋回させることによって、キースロット39へとさらに移動
させることができる。
フト素子55に旋回可能に接続された第1のシャフト素子の端部から離れた第1
のシャフト端部にC形状の部分67を備える。第1のキー部材59が配置される
C形状部分の第1の脚部69と、第1のキー部材59がキースロット39に配置
されたときC形状部分の第2の脚部が本体部の第1の側壁29と第2の側壁31
(図6に示す)に実質的に隣接して配置されるようなC形状部分の第2の脚部7
1との間で、第1の側壁29と第2の側壁31との間の距離より、このC形状の
部分は大きな幅を有する開口を規定する。すなわち、第1のキー部材59が配置
されるC形状部分の第1の脚部69と、第1のキー部材59がキースロット39
に配置されたときC形状部分の第2の脚部が本体部の第1の側壁29と第2の側
壁31(図6に示す)に実質的に隣接して配置されるようなC形状部分の第2の
脚部71との間の距離より大きな幅を有する開口を、このC形状の部分が規定す
る。所望または必要ならば、第2の脚部71は第1のキー部材59を備えること
ができ、このキー部材は、第1の側壁29に沿って延びているキースロットの部
分45と同様に、第2の側壁31に沿って延びているキースロットの部分47に
収容される。第2の脚部71は、作用中にキー装置43に対して付加的な安定性
を好ましく付与し、且つ工具ホルダ21からのキー抜け落ちの可能性を最小にす
る。
示される締結装置の実施態様において、第1のシャフト素子153の第1のキー
部材158が、キースロット139に収容されたときは、インサート収容スロッ
ト133に平行な方向に延在する。第2のシャフト素子155の第2のキー部材
163は、インサート収容スロット133に実質的に平行な方向に、本体部12
5の前端部127から延在するキーリセスへと延在してもよく、または図7に示
したように、インサート収容スロットに実質的に垂直に、インサート収容スロッ
トに実質的に垂直に延在するキーリセス141へと延在しても良い。
子が第1のシャフト素子53に旋回可能に装着されたところでの第2のシャフト
素子55第1の端部と、の間の距離は、すなわち、第2のキー部材63からピン
57までの距離は、第2のキー部材と第2のシャフト素子の第2の端部との間の
距離より小さい。図7に示した実施態様において、第1のキー部材159と、第
1のシャフト素子が第2のシャフト素子155に旋回可能に装着されたところで
の第1のシャフト素子153の第1の端部と、の間の距離は、すなわち第1のキ
ー部材からピン157までの距離は、第1のキー部材と第1のシャフト素子の第
2の端部との間の距離より小さい。これらの距離関係を備えていることによって
、第1のシャフト素子または第2のシャフト素子の延在長さは、または、所望ま
たは必要であるならば、第1のシャフト素子及び第2のシャフト素子の双方の延
在長さは、インサート収容スロットを広げた高さまで押し広げるレーバーとして
役立つことができる。
1の脚部と第2の脚部との間の接続ウエブ173を有するC形状部分167が備
えられる。第2のキー部材163は、接続ウエブ173に好ましく配置される。
第1の脚部169の内側面と第2の脚部171の内側面とは、ホルダブレード1
21の上側面から下側面までの距離より大きくない距離で離間する。第1の脚部
169の内側面と第2の脚部171の内側面とは、ホルダブレード121の上側
面と下側面とに隣接して配置されが、第2のキー部材163がキーリセス141
に収容されたときに、付加的な間隔がインサート収容スロット133の開口を可
能にするために、第1の脚部に備わることを除く。
フト素子161’は、第1の脚部169’と、第1の脚部に実質的に垂直な第2
の脚部171’と、第2の脚部に配置され且つ第1の脚部に実質的に垂直に延在
する第2のキー部材163’とを備えるL形状の部分を含んでも良い。第1の脚
部169’の内側面が、ホルダブレードの上側面からキーリセス141’の最近
点までの距離より小さくない距離で、第2のキー部材の最近点から離間配置され
る。第1の脚部169’は、第2のキー部材163’がキーレセス141’に収
容されたときに、ホルダブレードの上側面に隣接して実質的に配置されるが、イ
ンサート収容スロットの開口を可能にするために、ある程度の間隔が必要なこと
を除く。
らの図では、キー343は、インサート23用の工具ホルダ21のインサート収
容スロット33を開口するために使用する。キー343は、適切なピンまたはリ
ンク装置357によって互いに旋回可能に接続された第1のシャフト素子353
及び第2のシャフト355を含む。第1のシャフト素子353に備わる第1のキ
ー部材359は、インサート収容スロット33に対して実質的に垂直方向に、キ
ースロット39内に収容される。第2のシャフト素子355は、実質的にL形状
であり、且つピンまたはリンク装置357によって第1のシャフト素子353に
装着される第1の脚部369と、第2のキー部材363が第1の脚部に実質的に
平行に延在するところから第1の脚部369に実質的に垂直な第2の脚部371
と、を備える。第1のキー部材359は、インサート収容スロット33に対して
垂直方向に且つ本体の第1の側壁29からキースロット内に延在するので、第2
のキー部材363は、インサート収容スロットに対して垂直方向であるが本体の
第2の側壁31からキーリセス内に延在する。第1のシャフト素子353に対し
て適切に力を付与することによって、第1のキー部材359と第2のキー部材3
63とが互いから離間して移動し、インサート収容開口は高さが増加する。
セスと、本体の前端部から内側に向かって延在しないキー及びキーリセスと、を
開示した。所望または必要に応じて、キー及びキーリセスの双方、いずれ一つが
本体の前端部から内側に向かって延在するか、または双方ともが本体の前端部か
ら内側に向かって延在しないことは考えられることである。
求項に記載された本発明から離脱することなくなされることは認められる。
ある。
。
である。
Claims (47)
- 【請求項1】 第1の側壁と反対側の第2の側壁との間に前端部を有する本
体部と、 前記前端部から内側に向かって延在するインサート収容スロットであり、前記
第1の側壁から前記第2の側壁まで延在し且つ前記インサート収容スロットの上
側面と前記インサート収容スロットの下側面との間の高さを有する前記インサー
ト収容スロットと、 前記前端部から内に向かって延在するキースロットと、 キーリセスと、 を含むホルダブレードであって、 キーをキースロット及びキーリセスの双方に挿入して且つ本体部に対して固定
位置から開放位置まで離したきに、インサート収容スロットの高さが本体部の弾
性力に逆らってインサート23を前記ホルダブレードに挿入するのに十分な高さ
まで増加させように、キー溝39とキーリセス41とが互いに配置され、且つ 前記キーが固定位置に戻ったときに、前記弾性力が前記インサート収容スロッ
トの高さを減少させ且つインサートを前記インサート収容スロットの上側面と下
側面との間に締結するホルダブレード。 - 【請求項2】 前記キースロットが、前記第1の側壁から前記本体部へと内
側に向かって延在する請求項1に記載のホルダブレード。 - 【請求項3】 前記キースロットの第1の部分が、前記第1の側壁から前記
本体部へと内側に向かって延在する請求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項4】 前記キースロットの第2の部分が、前記第2の側壁から前記
本体部へと内側に向かって延在する請求項3記載のホルダブレード。 - 【請求項5】 前記キーリセスは、前記キースロットから反対側のインサー
ト収容スロットに配置される請求項4記載のホルダブレード。 - 【請求項6】 前記キーリセスは、前記インサート収容スロットに接続して
いる請求項5記載のホルダブレード。 - 【請求項7】 前記キーリセスは、前記インサート収容スロットに接続して
いる請求項4記載のホルダブレード。 - 【請求項8】 前記キーリセスが、前記第1の側壁から前記第2の側壁まで
延在する請求項4記載のホルダブレード。 - 【請求項9】 前記キースロットの第1の部分と第2の部分が、前記本体部
の前端面から、互いに平行に内側に向かって延在する請求項4記載のホルダブレ
ード。 - 【請求項10】 前記キースロットの第1の部分と第2の部分が、前記本体
部のウエブ部分によって分離される請求項9に記載のホルダブレード。 - 【請求項11】 前記キースロットの第1の部分と第2の部分が、前記本体
部の垂直中心軸に対して対称的に配置される請求項9に記載のホルダブレード。 - 【請求項12】 前記キースロットの上側面が、前記インサート収容スロッ
トの中心軸に実質的に平行である請求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項13】 前記キーリセスが、前記第1の側壁から前記第2の側壁ま
で延在する請求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項14】 前記キースロットが、前記第1の側壁から前記第2の側壁
まで延在する請求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項15】 前記キースロットの上側面が、前記インサート収容スロッ
トの中心軸に実質的に平行である請求項14に記載のホルダブレード。 - 【請求項16】 前記キーリセスが、前記キースロットからみて前記インサ
ート収容スロットの反対側に配置される請求項14記載のホルダブレード。 - 【請求項17】 前記キーリセスが前記インサート収容スロットに接続され
ている請求項14記載のホルダブレード。 - 【請求項18】 前記キーリセスが、前記第1の側壁から前記第2の側壁ま
で延在する請求項14に記載のホルダブレード。 - 【請求項19】 前記キーリセスが実質的に円形である請求項14記載のホ
ルダブレード。 - 【請求項20】 前記リセスが、前記インサート収容スロットに接続する請
求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項21】 前記キーリセスが前記本体部の前端部から内側に向かって
延在する請求項1記載のホルダブレード。 - 【請求項22】 前記本体部の少なくとも一部が、湾曲している請求項1記
載のホルダブレード。 - 【請求項23】 前記本体部が、一体材で形成されている請求項1記載のホ
ルダブレード。 - 【請求項24】 本体部を備えるホルダブレードと、 第1の側壁と反対側の第2の側壁との間に前端部を有する本体部と、 前記前端部から内側に向かって延在するインサート収容スロットであり、前記
第1の側壁から前記第2の側壁まで延在し且つ前記インサート収容スロットの上
側面と前記インサート収容スロットの下側面との間に高さを有する前記インサー
ト収容スロットと、 キースロットと、 キーリセスと、 を含む締結装置であって、 キーは第1のシャフト素子と第1のシャフト素子に旋回可能に取り付けられた
第2のシャフト素子とを含み、第1のキー部材は第1のシャフト素子に取り付け
られ、第1のキー部材の少なくとも一部をキースロット内に収容することができ
、第2のキー部材は第2のシャフト素子に取り付けられ、第2のキー部材の少な
くとも一部をキーリセス内に収容することができ、 第1のシャフト素子と第2のシャフト素子とは、固定位置から互いに対して旋
回可能であり、固定位置内において第1のキー部材と第2のキー部材とが開口し
た位置に対して互いから第1の距離にあり、開口した位置において第1のキー部
材と第2のキー部材とは互いから第2の距離にあり、第2の距離は第1の距離よ
り大きく、 キースロットとキーリセスとは、互いに対して、第1のキー部材がキースロッ
トに収容され且つ第2のキー部材がキーリセスに収容され、キーが固定位置から
開口位置まで移動したとき、インサート収容スロット33の高さが、本体部25
の弾性力に逆らって、ホルダブレードにインサート23を挿入するのに十分な高
さまで増加するように、配置され、 キーが固定位置まで戻されたとき、弾性力が、インサート収容スロットの高さ
を減少させて、インサート収容スロットの上側面と下側面との間のインサートを
締結する、 ことを含む締結装置。 - 【請求項25】 前記キースロットが、前記本体の前端部から内側に向かっ
て延在する請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項26】 前記キーリセスが、前記本体の前端部から内側に向かって
延在する請求項25に記載の締結装置。 - 【請求項27】 前記キーリセスが、前記本体の前端部から内側に向かって
延在する請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項28】 前記第1のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に平行な方向に延在する請求項24に
記載の締結装置。 - 【請求項29】 前記第2のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に平行な方向に延在する請求項28に
記載の締結装置。 - 【請求項30】 前記第2のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に垂直な方向に延在する請求項28に
記載の締結装置。 - 【請求項31】 前記第1のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に垂直な方向に延在する請求項24に
記載の締結装置。 - 【請求項32】 前記第2のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に平行な方向に延在する請求項31に
記載の締結装置。 - 【請求項33】 前記第2のキー部材が、前記キースロットに収容するとき
に、前記インサート収容スロットに実質的に垂直な方向に延在する請求項31に
記載の締結装置。 - 【請求項34】 前記第2のシャフト素子が前記第1のシャフト素子に旋回
可能に装着される位置で、前記第2のキー部材と前記第2のシャフト素子の第1
端部との間の距離が、前記第2のキー部材と前記第2のシャフト素子の第2端部
との間の距離より短い請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項35】 前記第1のシャフト素子が前記第2のシャフト素子に旋回
可能に装着される位置で、前記第1のキー部材と前記第1のシャフト素子の第1
端部との間の距離が、前記第1のキー部材と前記第1のシャフト素子の第2端部
との間の距離より短い、 請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項36】 前記第1のシャフト素子は、前記第2のシャフト素子に旋
回可能に接続された前記第1のシャフト素子の端部から離れた前記第1のシャフ
ト端部にC形状の部分を含み、 前記第1のキー部材が配置されるC形状部分の第1の脚部と、第1のキー部材
がキースロットに配置されたときC形状部分の第2の脚部が本体部の第1の側壁
と第2の側壁の一つに実質的に隣接して配置されるようなC形状部分の第2の脚
部と、の間で前記第1の側壁と前記第2の側壁との間の距離より、前記C形状の
部分が大きな幅を有する開口を規定する請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項37】 前記第2のシャフト素子は、第1の脚部と、第2の脚部と
、前記第1の脚部と前記第2の脚部との間の接続ウエブと、を有するC形状の部
分を備え、 前記第2のキー部材が前記接続ウエブに配置され、 前記第1の脚部の内面と前記第2の脚部の内面がホルダブレードの上側面から
下側面までの距離より広く、 前記第2のキー部材が前記キーリセスに収容されたときに、前記第1の脚部と
前記第2の脚部とが、前記ホルダブレードの上側面と下側面とのそれぞれに実質
的に隣接して配置される、 請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項38】 前記キースロットが、前記本体の前端部から内側に向かっ
て延在する請求項37に記載の締結装置。 - 【請求項39】 前記第1のキー部材が、前記キースロットに収容されたと
き、前記インサートスロットに対して実質的に垂直に延在する請求項38に記載
の締結装置。 - 【請求項40】 前記第1のキー部材が、前記キースロットに収容されたと
き、前記インサートスロットに対して実質的に垂直に延在する請求項37に記載
の締結装置。 - 【請求項41】 前記第2のシャフト素子は、第1の脚部と、前記第1の脚
部と実質的に垂直な第2の脚部と、を有するL形状の部分を備え、 前記第2のキー部材が前記第2の脚部に配置され、且つ前記第1の脚部に実質
的に垂直に延在し、 前記第1の脚部の内面は、ホルダブレードの上側面からキーリセスの最近点ま
での距離より大きな距離で前記第2のキー部材の最近点から離間しており、 前記第1の脚部が、前記第2のキー部材を前記キーリセスに収容したとき、ホ
ルダブレードの上側面に隣接して実質的に配置される、 請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項42】 前記第2のシャフト素子が、第1の脚部と、前記第1の脚
部に実質的に垂直な第2の脚部と、を有するL形状の部分を有し、 前記第2のキー部材が第2の脚部に配置され、且つ前記第1の脚部に実質的に
平行に延在する請求項24に記載の締結装置。 - 【請求項43】 ホルダブレードが、前記ホルダブレードの前端部から内側
に向かって延在するインサート収容スロットを有し、 前記ホルダブレードが、キー組み立て物の第1と第2とのキー部材を収容する
ためのキースロットとキーリセスを有し、 前記キースロットとキーリセスとをインサート収容スロットに配置するために
、インサート収容スロットから離れる方向に前記キースロットとキーリセスに延
在する力が、前記ホルダブレードの弾性力に対して広くするために、前記インサ
ート収容スロットに生じるキー組み立て物であって、 第1のシャフト素子、 前記第1のシャフト素子に旋回可能に取り付けられた第2のシャフト素子、 第1のシャフト素子に取り付けられ、且つホルダブレードのキースロットに少
なくとも部分的に収容可能である第1のキー部材、及び 第2のシャフト素子に取り付けられ、且つホルダブレードのキースリセスに少
なくとも部分的に収容可能である第2のキー部材、 を含むキー組み立て物。 - 【請求項44】 前記第1のシャフト素子は、前記第2のシャフト素子に旋
回可能に接続された前記第1のシャフト素子の端部から離れた前記第1のシャフ
ト端部にC形状の部分を含み、 前記第1のキー部材が配置されるC形状部分の第1の脚部と、第1のキー部材
がキースロットに配置されたときC形状部分の第2の脚部が本体部の第1の側壁
と第2の側壁の一つに実質的に隣接して配置されるようなC形状部分の第2の脚
部と、の間で前記第1の側壁と前記第2の側壁との間の距離より、前記C形状の
部分が大きな幅を有する開口を規定する請求項43に記載のキー組み立て物。 - 【請求項45】 前記第2のシャフト素子は、第1の脚部と、第2の脚部と
、前記第1の脚部と前記第2の脚部との間の接続ウエブと、を有するC形状の部
分を備え、 前記第2のキー部材が前記接続ウエブに配置され、 前記第1の脚部の内面と前記第2の脚部の内面がホルダブレードの上側面から
下側面までの距離より広く、 前記第2のキー部材が前記キーリセスに収容されたときに、前記第1の脚部と
前記第2の脚部とが、前記ホルダブレードの上側面と下側面とのそれぞれに実質
的に隣接して配置される、 請求項43に記載のキー組み立て物。 - 【請求項46】 前記第2のシャフト素子は、第1の脚部と、前記第1の脚
部と実質的に垂直な第2の脚部と、を有するL形状の部分を備え、 前記第2のキー部材が前記第2の脚部に配置され、且つ前記第1の脚部に実質
的に垂直に延在し、 前記第1の脚部の内面は、ホルダブレードの上側面からキーリセスの最近点ま
での距離より大きな距離で前記第2のキー部材の最近点から離間しており、 前記第1の脚部が、前記第2のキー部材を前記キーリセスに収容したとき、ホ
ルダブレードの上側面に隣接して実質的に配置される、 請求項43に記載のキー組み立て物。 - 【請求項47】 前記第2のシャフト素子が、第1の脚部と、前記第1の脚
部に実質的に垂直な第2の脚部と、を有するL形状の部分を有し、 前記第2のキー部材が第2の脚部に配置され、且つ前記第1の脚部に実質的に
平行に延在する請求項43に記載のキー組み立て物。
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