JP2003503806A - アクチュエータ・ベアリング並進モードのアクティブ・ダンピング - Google Patents

アクチュエータ・ベアリング並進モードのアクティブ・ダンピング

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JP2003503806A
JP2003503806A JP2001506534A JP2001506534A JP2003503806A JP 2003503806 A JP2003503806 A JP 2003503806A JP 2001506534 A JP2001506534 A JP 2001506534A JP 2001506534 A JP2001506534 A JP 2001506534A JP 2003503806 A JP2003503806 A JP 2003503806A
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proximity probe
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head
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オールサップ、デイヴィッド、エス
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Seagate Technology LLC
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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ディスク・ドライブ・アクチュエータ(110)内の並進振動モードを検出しかつ補償することによってディスク・ドライブ(100)の動作性能を改善する装置と方法。アクチュエータ(110)は、記録ディスク(106)に隣接してヘッド(120)を支持しかつ一対のボール・ベアリング組立体(140)を有するカートリッジ・ベアリング組立て体(112)を介して固定軸(132)の回りにピボットするように構成される。近接プローブ(130)は、例えば、シーク動作中のヘッド(120)の不意の加速と減速に又は外部的に印加された機械的衝撃に因る軸(132)に対するアクチュエータ組立体(110)の並進運動を検出する。近接プローブの出力はベアリング並進信号を発生するために使用され、この並進信号はトラック追従動作とシーク動作中の並進振動を補償するためにアクチュエータ・モータ(114)に印加される電流の量を修正するようにアクチュエータ制御サーボ回路(176)内へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) この発明は、一般に磁気データ記憶装置の分野、特にしかし限定するわけでは
なく、アクチュエータ・ベアリングの変形に因るアクチュエータの並進運動を検
出しかつ無効化することによってディスク・ドライブ動作性能を改善することに
関する。
【0002】 (背景) ディスク・ドライブは、現代のコンピュータ・システム及びネットワークにお
いて主データ記憶装置として使用される。典型的なディスク・ドライブは、ディ
スク・スタックを形成するためにスピンドル・モータの回転ハブの回りにジャー
ナルされている1つ以上の剛性記憶ディスクを含む。ディスクのトラックとそれ
らのディスク・ドライブを中に取り付けてあるホスト・コンピュータとの間にデ
ータを転送するために、読み書き変換ヘッドのアレイがアクチュエータによって
ディスク・スタックに隣接して支持される。
【0003】 在来のアクチュエータは、ディスク表面に対してヘッドを位置決めするために
ボイス・コイル・モータを採用する。ヘッドは、アクチュエータ本体から外向き
に半径方向に突起する複数のアームの端にたわみ部材を介して取り付けられる。
アクチュエータ本体は、ディスクの外側際に極く隣接した位置でディスク・ドラ
イブ・ハウジングに取り付けられた軸の回りに旋回する。旋回軸はスピンドル・
モータとディスクの回転軸と平行であるので、ヘッドはディスクの表面と平行な
面内で運動する。
【0004】 アクチュエータ・ボイス・コイル・モータは、1つ以上の永久磁石及び透磁性
磁極片を含む磁気回路の磁界に漬かるようにヘッド・アームの反対側のアクチュ
エータ本体の側部に取り付けられたコイルを含む。電流がコイルを通過するとき
、電磁界が立ち上げられてこれが磁気回路の磁界と相互作用して、周知のローレ
ンツの関係に従ってコイルを運動させる。コイルが運動するに連れて、アクチュ
エータ本体は旋回軸の回りに旋回しかつヘッドはディスク表面を横断して運動す
る。
【0005】 ヘッドの位置の制御は、デュッフィー(Duffy)他に発行されたかつ本発
明の讓受人に讓受された米国特許第5,262,907号に開示されたような閉
ループ・サーボ・システムで以て典型的に達成される。典型的サーボ・システム
は、選択トラックに対するヘッドの位置を表示する位置誤差信号(positi
on error signal; PES)の発生を通してヘッドの位置を検
出しかつ制御するために(ディスク・ドライブ製造プロセス中ディスクに書き込
まれた)サーボ情報を利用する。PESは、ディスク表面上のサーボ情報内の精
確に位置付けされた磁化サーボ・フィールドから発生されたバースト信号の相対
信号強度どうしを比較することによってサーボ・システムによって発生される。
【0006】 サーボ・システムは、2つの選択可能モード、すなわち、シーキングとトラッ
ク追従の1つで主として動作する。シーク動作は、選択ヘッドを初期トラックか
ら離して宛先トラックへ向けて初期加速しかつその後減速することを通して関連
ディスク表面上でそのヘッドを初期トラックから宛先トラックへ運動させること
を必然的に伴う。速度制御アプローチが使用されることによって、ヘッドの速度
は繰り返し(測定位置に基づいて)推定されかつシーク用の所望速度軌跡を定め
る速度プロファイルと比較される。シーク中コイルに印加された電流の量に対す
る補正は、推定速度と所望速度との間の差に関連して行われる。
【0007】 ヘッドが(1トラック手前のような)宛先トラックから所定距離手前に達する
ようなときに、サーボ・システムは整定モードへ遷移し、このモードでヘッドは
宛先トラック上へ整定される。その後、サーボ・システムは動作のトラック追従
モードに入り、このモードで、ヘッドは、次のシーク動作が遂行されるまで、宛
先トラックに追従させられる。
【0008】 それゆえ、ディスク・ドライブ設計は、典型的に、シーク中選択ヘッドを制御
するために速度プロファイルを用いる近接時間最適制御、ヘッドを宛先トラック
上へ整定するために比較的低速積分を用いる状態推定量ベース・コントローラ、
及びトラック追従のために比較的高速積分を用いる同じ状態推定量ベース・コン
トローラを使用する。
【0009】 典型的に、ディスク・ドライブ設計者は、アクチュエータ組立体を旋回点の回
りにジャーナリングするためにボール・ベアリング・カートリッジを採用してい
る。これらのベアリング組立体は、ヘッドがトラックからトラックへと半径方向
に運動するに連れて、旋回点の回りでのアクチュエータ・アームの非常に敏速な
繰り返し運動を受ける。シーキング動作とトラック追従動作の精確さは、アクチ
ュエータ・ベアリング組立て体の性能に依存する。現代のディスク・ドライブの
記憶容量が増大し続けるに連れて、ベアリング組立体の回りのアクチュエータ・
アームの回転によって必要とされる精確さもまた高まる。
【0010】 精確運動の必要性にもかかわらず、ボール・ベアリング組立体は、今日の高性
能ディスク・ドライブ内のそれらの使用に悪影響するおそれのある機械的制限を
受ける。より明確にいうと、在来のボール・ベアリング組立体は、金属磨耗、機
械的共振(vibrational resonace)の上昇、摩擦の増大、
及び潤滑材のガス放出を受ける。これら制限の各々は、回転中にボール・ベアリ
ング組立体によって顕示される外来的運動の存在を増大する。
【0011】 これらの機械的制限と一致して、ボール・ベアリング組立体はまた、XY面(
すなわち、組立体と交差しかつ組立体の回転軸に垂直な面)内の望ましくない並
進の自由度を与える。この並進は、ボール・ベアリング組立体の内側レースと外
側レース内でのベアリングの偏向によって主として引き起こされる。ボール・ベ
アリングの偏向は、シーク動作又はトラック追跡動作中にアクチュエータに印加
される横力から生じる。偏向の間中、ボール・ベアリングは、横方向に印加され
た力に「ばねのような」応答を顕示する。生じるベアリング並進の固有振動数は
、アクチュエータ・アームの質量とベアリング組立体のばね剛性に依存する。こ
の振動モードは、ベアリング並進モードとしばしば称する。
【0012】 ディスク・ドライブ・アクチュエータ・ベアリング内の振動の並進モードの存
在を制限するために種々の解決が提案されている。例えば、アクチュエータ・ア
ームに質量を追加することは、ベアリング並進モードの振動数を低下させる傾向
がある。スレジャー(Sleger)に発行された米国特許第4,812,93
5号は、質量ダンパの使用を通してのベアリング並進モードの制限を教示する。
しかしながら、アクチュエータ・アームに質量を追加することは、低速シーク動
作という不要な副作用を有しかつサーボ帯域幅を制限する。他の提案された解決
は、ミッソ(Misso)に発行されかつ本発明の讓受人に讓受された米国特許
第5,983,485号によって教示されたように、ベアリング組立て体内のエ
ラストマ構成要素の使用を通して振動エネルギーを吸収することを含む。吸収構
成要素は並進振動を減少させることはあるが、これらの構成要素を設置するため
に必要とされる追加的な空間は、現代のコンパクト・ディスク・ドライブ内では
法外に大きい。
【0013】 先行技術解決によって表された欠陥に照らして、ベアリング並進の存在を制限
する一方、アクチュエータ運動の総合性能を改善するコンパクトな手段を開発す
る緊急な必要が引き続きある。
【0014】 (発明の概要) 本発明は、ディスク・ドライブのベアリング組立体内の振動の並進モードの検
出を通してドライブの動作性能を改善する装置と方法を用意する。
【0015】 現在好適な実施の形態によって例証されるように、ディスク・ドライブは、回
転ディスクとロータリ・アクチュエータを支持するベース・デッキを含む。アク
チュエータは、ディスクの記録表面に隣接してヘッドを支持しかつアクチュエー
タ・モータによってベアリング組立体の回りに制御可能に回転させられる。サー
ボ制御回路は、ディスク記録表面から得られるサーボ信号に関連してヘッドを位
置決めするためにアクチュエータ・モータに電流を印加する。
【0016】 キャパシタンス・プローブのような近接プローブがアクチュエータに隣接して
、又はカートリッジ組立体の内側に配備され、かつベアリング組立体内の並進に
よって引き起こされたアクチュエータの外来的運動を検出するために使用される
。ベアリング並進信号は、アクチュエータ・モータへの電流の印加によって引き
起こされたベアリング組立体内の偏向を表すことができる。更に、ベアリング並
進信号は、ディスク・ドライブに外来的に印加された衝撃を表すことができる。
【0017】 近接プローブは、ディスク・ドライブ内の固定構成要素に対するアクチュエー
タの位置を監視することによってベアリング並進を測定する。近接プローブは、
ベアリング並進の方向と大きさを表示するベアリング並進信号を出力する。ベア
リング並進信号は、ベアリング並進によって引き起こされた擾乱に対してアクチ
ュエータ・モータのサーボ制御を補償するために使用される。
【0018】 本発明を特性付けるこれら及び他の特徴と利点は、次の詳細な説明を読みかつ
関連図面に眼を通すことから明らかになる。
【0019】 (詳細な説明) 本発明の種々の好適実施の形態の詳細な説明を行うために、図1をまず参照す
る。この図は、コンピュータ・データを記憶するために使用されるディスク・ド
ライブ100の平面図を示す。ディスク・ドライブ100は、ヘッドディスク組
立体(head−disc assembly; HDA)101を含み及びデ
ィスク・ドライブ100によって使用される制御エレクトロニックスを支持する
プリント配線組立体(printed wiring assembly; P
WA)を含む。PWAは、HDA101の下側に取り付けられており、それゆえ
、図1では見えない。
【0020】 HDA101はベース・デッキ102を含み、このデッキは一定の高速度で複
数のディスク106を回転させるために使用されるスピンドル・モータ104を
支持する。図示してないが、いうまでもないように、在来の方法で製造中ディス
ク・ドライブ100に書き込まれたサーボ・データを使用してトラックがディス
ク表面の各々上に定められている。ディスク・クランプ108は、ディスク10
6及び隣接ディスク間に配置された一連のディスク・スペーサ(図1では見えな
い)をスピンドル・モータ104に留める。トップ・カバー(図示してない)は
、ベース・デッキ102と連れ添って、HDA101のために囲われた環境を用
意する。
【0021】 ロータリ・アクチュエータ110は、ベース・デッキ102によって支持され
たカートリッジ・ベアリング組立体112(以後、「ベアリング組立体112」
と称する)の回りに旋回するように構成されている。Eブロック115は、アク
チュエータ110の中央部分を含みかつ複数のアクチュエータ・アーム116に
対するマウントとして働く。複数のアクチュエータ・アーム116は、Eブロッ
ク115から突起しかつたわみ組立体118を支持し、この組立体は、ディスク
106の表面の上側に複数の対応するヘッド120を支持する。アクチュエータ
110は、ボイス・コイル・モータ(voicecoil motor; VC
M)114のアクチュエータ・コイル113への電流の制御された印加を通して
回転させられる。
【0022】 ラッチ/ストップ組立体122は、ディスク・ドライブが使用中でないときデ
ィスク106の内径におけるテクスチャ化(texturized)ランディン
グ・ゾーン(図示してない)の上側にヘッドを留どめかつアクチュエータ110
の半径方向限度(ストローク)を制限するためにリミット・ストップ(分離して
図示してない)を含む。フレックス回路組立体124と前置増幅器/ドライバ(
プレアンプ)126は、アクチュエータ110とディスク・ドライブPWAとの
間の電気通信を容易にする。
【0023】 図2は、ベアリング組立体112の側面図と近接プローブ130の好適実施の
形態を示す。下に論じるように、近接プローブ130は、ベアリング並進を検出
するために使用される。ベアリング組立体112は固定軸132を含み、この軸
はトップ・カバー134とベース・デッキ102にしっかりと支持される。固定
軸132は、止めナット136によってベース・デッキ102に固定される。製
造プロセスを終わる際に、上側ねじ138は、固定軸132をトップカバー13
4に留める。固定軸132は、環状であって外径、内径、及び高さ(分離して図
示してない)を有する。
【0024】 ベアリング組立体112は、複数のボール・ベアリング/レース組立体(以後
、「ベアリング組立体140」と称する)を更に含み、この組立体140は固定
軸132の外周に固定される。図2は、固定軸132の回りのベアリング140
の好適実施の形態を示しかつ固定軸132の実質的に頂上と底に配置された2組
のベアリング140を含む。他の構成は、固定軸132の外周の回りにベアリン
グ140の追加の組を置くが、しかしこれに限定されない。いうまでもないよう
に、ベアリング140は、内側レース、外側レース、ボールベアリング及び潤滑
材(分離して示してない)を含む種々の既知の構成要素を含む。
【0025】 図2とベアリング組立体112について続けると、外側スリーブ142は、こ
のスリーブ142が、垂直運動を制限されると共に、固定軸132の回りに自由
に回転するように、ベアリング140に接続されている。外側スリーブ142は
、全体的に円筒形であってかつ内周と外周(分離して示してない)を有する。ベ
アリング組立体の可動構成要素と固定構成要素を接続する多数のかつ周知の手段
がある。しばしば、外側スリーブは、予圧(preloaded)されたこの外
側スリーブによって発生される充分に強い圧縮力で以て所定位置に保持される。
他の周知の手段は、保持リング又は面取り内側ベアリング・レースと外側ベアリ
ング・レースを使用することを含む。
【0026】 外側スリーブ142の外周は、在来の方法でEブロック115に堅く固定され
る。当業者が認めるように、Eブロック115を外側スリーブ142に取り付け
る多数のかつ非専用的手段がある。多くの設計は、Eブロックをベアリング組立
体に留めるために横に係合する止めねじを採用する。代わりの設計は、強力な接
着固定又は圧力固定を利用する。
【0027】 図2を引き続き参照すると、そこにはベアリング組立体112内の近接プロー
ブ130の好適配備を示してある。図2に描いた実施の形態では、近接プローブ
130は、固定軸132の外周に固定されている。図示したように、近接プロー
ブ130は、外側スリーブ142と固定軸132との間のベアリング140によ
って用意された空間内に配置されている。一組の信号電線144は、近接プロー
ブ130とPWA(数字で指定してない)との間に電気接続を生じる。信号電線
144は、固定軸132内の開口を通して方向を取りかつ固定軸132の環状中
心を通して延びる。
【0028】 好適実施の形態では、近接プローブ130は、キャパシタンス・プローブであ
って、キャパシタンスの相当する変化を表すアナログ電圧信号を出力する。キャ
パシタンスの変化は、外側スリーブ142に対する近接プローブ130の相対変
位によって誘導される。適当な近接プローブ130は、米国、マサチュウセッツ
、アイヤ(Ayer)、キャパシテック社(Capacitec Inc.)か
ら市販されているモデルHPB−40である。
【0029】 キャパシタンスを通しての近接測定の基礎をなす原理は、一対の強磁性体板間
に顕示されたキャパシタンスの変化を検出することに基づいている。平行板コン
デンサのキャパシタンスは、次の式を使用して決定することができる。
【0030】
【数1】
【0031】 ここでε0は自由空間の誘電率を表し、Aは2つの平行板の面積を表し、dは平
行板間の離隔距離を表し、及びCは平行板コンデンサによって顕示されたキャパ
シタンスを表す。
【0032】 式(1)は、キャパシタンスが平行板間の距離に逆比例することを証明する。
近接プローブ130は、近接プローブ130と外側スリーブ142との間に保持
されたキャパシタンスを測定することによって固定軸132に対する外側スリー
ブ142の近接の変化を検出する。近接プローブ130は、測定キャパシンスの
変化を表す大きさと極性を有するベアリング並進信号(BT信号)を出力する。
【0033】 図3は、経過時間水平軸147と共通垂直軸149に対してプロットしたベア
リング偏向(曲線146)とBT信号出力(曲線148)をグラフ表示する。
【0034】 ベアリング組立体112が偏向を顕示しない正規状態では、近接プローブ13
0によって出力されたBT信号の大きさは、ゼロのような公称基準線値であるこ
とになる(時間間隔の開始における曲線146と148のそれぞれの値に注意)
。もしベアリング偏向が外側スリーブ142と近接プローブ130との間の距離
を増大するならば、近接プローブ130は、負極性を有し、かつ増大する距離に
正比例する大きさを有するBT信号を出力する(それぞれ、曲線146と148
の第1半分を見よ)。他方、その偏向が外側スリーブ142を近接プローブ13
0に接近させるとき、キャパシンタンスは増大し、かつ近接プローブ130は正
極性を有し、かつ減少する距離に正比例する大きさを有するBT信号を出力する
(それぞれ曲線146と148の第2半分を見よ)。
【0035】 図4は、ベアリング組立体112と近接プローブ130の平断面図を示す。描
いた断面は、近接プローブ130の配置と同一高さにあるレベルで取ってある。
図4に描いたように、ベアリング140は、固定軸132の外周の回りに間隔を
取って配置された複数の個々のボール・ベアリング(1つを151で表してある
)を含む。
【0036】 近接プローブ130は、その正面に垂直な方向(x軸150によって例示して
ある)の近接の変化を測定するので、近接プローブ130によって登録された偏
向の量は、ロータリ・アクチュエータ110の角位置と共に変化する。換言する
と、ロータリ・アクチュエータ110の回転中、近接プローブ130は、全体ベ
アリング偏向を表す二次元ベクトルの単一成分のみを登録する。
【0037】 ボイス・コイル・モータ113への電流の印加の結果生じる力は、ベアリング
組立体112内で実現されかつこの力はアクチュエータ110の中心線に実質的
に垂直に作用する。中心軸152は、この中心軸152がx軸150に垂直であ
るように定められたy軸154とオーバラップする位置にあるロータリ・アクチ
ュエータ110を表す。中心線152によって表された位置で、ベクトルV1
によって表された偏向は、x軸座標で完全に構成される。したがって、近接プロ
ーブ130は、全体偏向ベクトルV1を登録する。
【0038】 対照的に、中心線156は、アクチュエータの角回転(ストローク)の限界に
おけるアクチュエータの位置を例示する。角αは、ロータリ・アクチュエータ1
10の全体ストロークの2分の1を表す。ほとんどの応用で、全体アクチュエー
タ・ストロークの2分の1は、近似的に15゜である。ロータリ・アクチュエー
タ110が中心線156によって表された位置にあるとき、ベクトルV2によっ
て表された偏向は、中心線156に垂直な方向に作用しかつx軸成分とy軸成分
の両方を有する。近接プローブ130は偏向ベクトルV2のx軸成分を登録する
に過ぎないので、y軸成分に寄与する偏向ベクトルV2のその部分は未検出であ
る。
【0039】 近接プローブは単方向性ベアリング偏向を測定するに過ぎないので、ロータリ
・アクチュエータ110が中心線152から遠ざかるように回転するに連れて近
接プローブ130の出力と関連して或る誤差がある。最大期待誤差は、近接プロ
ーブ130によって検出されないベアリング偏向の量を決定することによって近
似される。この誤差は、式の次の列を通して数学的に表すことができる。
【0040】
【数2】
【0041】 ここでFは全体偏向を表すベクトル、FxはベクトルFのx軸成分を表すベクト
ル、かつここでEは全体偏向のx軸成分のみを検出することに関連したパーセン
ト誤差を表す。初等三角関数性質を使用して、次を示すことができる。
【0042】
【数3】
【0043】 ここで、αはロータリ・アクチュエータ110の全体ストロークの2分の1を表
す。式(2)に式(3)を代入すると、次の式を得る。
【0044】
【数4】
【0045】 式(4)を通分すると、次の式を生じる。
【0046】
【数5】
【0047】 αにロータリ・アクチュエータ110の全体角ストロークの2分の1を代入し
かつEについて解くと、近接プローブ130の測定における最大期待誤差を与え
る。典型的ディスク・ドライブでは、αに15゜を代入すると、3.4%のパー
セント誤算を与える。換言すると、実ベアリング偏向と近接プローブ130によ
って登録されたベアリング偏向との間に3.4%の最大差がある。この制限誤差
は、一般に、ほとんどの応用に許容可能である。
【0048】 しかしながら、本発明の或る実施の形態では、ベアリング偏向を測定するとき
ロータリ・アクチュエータの角位置を考慮に入れることが望ましいことがある。
補正係数をBT信号に施すことができ、このことは近接プローブ130に対する
ロータリ・アクチュエータ110の角位置を考慮に入れる。ロータリ・アクチュ
エータ110の角位置は、ディスク106上に配置されたサーボ・データを使用
してヘッド120の半径方向位置から容易に決定することができる。
【0049】 図5は、前述のディスク・ドライブPWA上に配置された回路素子を含む図1
のディスク・ドライブ100の関連部分の一般化機能ブロック図を示す。ディス
ク・ドライブ100は、このディスク・ドライブ100が関連しているホスト装
置160に動作上結合されて示してある。例えば、ホスト装置160は、パーソ
ナル・コンピュータ(PC)を含むことができる。
【0050】 制御プロセッサ162は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DR
AM)164とフラッシュ・メモリ166に記憶されたプログラミングとパラメ
ータ値に従ってディスク・ドライブ100の動作のトップ・レベル制御を行う。
インタフェース回路168は、転送データの一時的バッファリング用データ・バ
ッファ(分離して図示してない)、及びデータ転送動作中に読み書きチャネル1
70とプレアンプ126の動作を指図するシーケンス・コントローラ(「シーケ
ンサ」、また分離して図示してない)を含む。プレアンプ126は、好適には、
図1に示したようにアクチュエータ110上に取り付けられる。
【0051】 スピンドル回路172は、スピンドル・モータ104の逆起電力(back
electromotive force; bemf)整流を通してディスク
106の回転を制御するために具備される。サーボ回路176は、ディスク10
6に対する選択ヘッド120の位置を制御する。
【0052】 図6は、次に説明する近接プローブ回路素子と関連して、図5のサーボ回路1
76のブロック図を与える。ディスク・ドライブ動作中、ディスク106へ記憶
されたサーボ情報は自動利得制御(automatic gain contr
ol; AGC)ブロック178に供給され、このブロックは入力信号振幅を回
路の残りの部分に適した範囲に調節する。復調器(demod)180は、サー
ボ情報を調整(condition)し、アナログ−ディジタル(A/D)変換
を含み、かつ同情報をディジタル信号プロセッサ(DSP)182に供給する。
【0053】 サーボ情報、制御プロセッサ162(図5)によって与えられた命令、及びD
SPメモリ(MEM)184に記憶されたプログラミングに応答して、DSP1
82は電流命令信号をコイル・ドライバ回路186へ出力し、このドライバ回路
は、対応するディスク106上のトラックに対して選択ヘッド120を位置決め
するために電流ICをボイス・コイル113に印加する。図5と6の両方を参照
すると、それゆえ、主サーボ経路(又はループ)がヘッド120、プレアンプ1
26、AGC178、復調器180、DSP182、コイル・ドライバ186、
及びボイス・コイル113によって確立される。
【0054】 更に、図6は、増幅器(amp)188に動作上結合される近接プローブ13
0を示し、増幅器は近接プローブ130と外側スリーブ142との間の近接の測
定変化に関連してBT(ベアリング並進)信号を出力する。BT信号は、アナログ
−ディジタル(A/D)変換器190を経由してデジタル形に変換される。転送
ベアリング位置を表す(かつ、したがって、XBとして指定された)ディジタル
信号は、DSP182にばかりでなく微分回路192に供給される。
【0055】 XB信号は微分回路192によって微分されかつリード−ラグ(lead−l
ag)フィルタ194によってフィルタリングされて、ベアリング速度信号VB
をDSP182に供給する。それゆえ、第2ベアリング速度経路が近接プローブ
130、増幅器188、A/D190、微分回路192、及びフィルタ194に
よって確立される。参考として、少なくとも増幅器188は、ときには「近接プ
ローブ回路素子」と称される。というのは、それが近接プローブ130によって
出力されたベアリング並進電圧に関連してベアリング並進を検出するために使用
されるからである。しかしながら、承知のように、他の構成の回路素子を近接プ
ローブ130の使用を通してベアリング並進を検出するために直ちに使用するこ
とができるので、図6の回路素子は単に例示であって、前掲の特許請求の範囲を
制限するものではない。
【0056】 図7は、速度制御シークを実施するDSP182のプログラミングを表す機能
ブロック図を示す。最初に、図7は、VCM114、ヘッド120、及びプレア
ンプ126を含むディスク・ドライブ100の電気的部分と機械的部分を表すプ
ラント(plant)ブロック196を示す。オブザーバ198は、プラント1
96の動作の数学モードを与えるように構成され、ヘッド位置の推定値、速度の
推定値、及びバイアスの推定値(XE、VE、及びWE)を、それぞれの経路20
0、202、及び204に出力する。バイアスは、ディスク106の回転によっ
て確立された気流からの風効果(windage effect)及びフレック
ス回路124からのばね力のような、ヘッド120をトラックから離すように運
動させる傾向のある力を表す。バイアスは、しばしば、位置依存的である。
【0057】 シーク中、出発トラック(track to go)の数がプロファイラ20
8への経路206に入力される。上に論じたように、出発トラックはシークに残
っている物理的距離でありかつヘッド120の位置と宛先トラックの場所との差
に関連して決定される。応答して、プロファイラは、例えば、補間技術を通して
又はルックアップ・テーブルに記憶された値から経路210上に適当なデマンド
速度を出力する。ベアリング速度信号VBは、信号経路212に沿って加算接続
点214へ出力される。デマンド速度と、推定速度VEと、ベアリング並進速度
Bとの間の差は、加算接続点214を使用して決定される。いうまでもないよ
うに、ベアリング並進速度VB信号の極性は、並進が外側スリーブ142と近接
プローブ130との間の距離を増大するか減少するかどうかに依存する。加算ブ
ロック214からのこの差は、速度誤差と称し、かつ加速制限機能を実施するた
めに利得KALを有する利得ブロック216に、次いで、ノッチ・フィルタ218
に供給される。同時に、宛先トラク場所が入力経路220上をバイアス予測ブロ
ック222に供給され、このブロックはバイアスの量を予測し、バイアスの量は
加算接続点224で推定バイアスと加算される。経路226上の出力は、短く論
じると、ノッチ・フィルタ218からの出力と加算接続点228で加算されるば
かりでなく、第2加算接続点230で加算される。
【0058】 加算接続点228からの出力は、VCM114の非線形トルク特性を補償する
ために使用される利得KTを有する利得ブロック232に供給される。この出力
は、電流をゼロ化(null out)にするために使用される経路236上の
電流ゼロ(current null)信号と加算接続点234で加算される。
その結果、経路238上に生じる信号は電流デマンド信号を含むものであって、
選択ヘッド120の位置を調節するためにプラント196に供給される。
【0059】 応答して、このプラントは経路240上にセンス出力(sense outp
ut)を供給し、サーボ・データは復調器(demod)ブロック242に供給
され、電流レベルは加算接続点244に供給される。復調の後、サーボ・データ
は、線形ブロック246を使用して線形化されて、位置サンプルXSAMPを経路2
48上に与え、これが加算接続点250で位置推定値XEとの差を取られて、オ
ブザーバ誤差OERRを経路252上に供給する。また、加算ブロック250で、
A/D190によって経路254に沿って出力されたベアリング位置信号XB
加算される。このようにして、オブザーバ198の動作は、プラント300のそ
れを公称的に維持される一方、XB信号を考慮に入れる。当業者にいうまでもな
いように、加算ブロック250で「加算」されるが、ベアリング位置信号XB
極性は、指定ベアリング偏向と共に変動する。
【0060】 加算接続点244への電流入力は、飽和補償に使用され、したがって、経路2
56からの飽和ゼロ(saturation nll)入力と加算される。利得
ブロック258は飽和利得KSATを印加し、かつその出力は経路230からのバ
イアス和との差を取られる。有限応答フィルタ(finite respons
e filter; FIR)ブロック260は所望時間遅延をノッチ・フィル
タ218の出力に供給するので、オブザーバ198は、コイルが飽和しているか
どうかに依存して、FIR260か飽和ループのどちらかから切換え入力を受信
する。
【0061】 したがって、ヘッド120を敏速に加速し減速するシーク中の電流の大きな変
化がVCMコイル113に印加されるとき、XB信号とVB信号のDSP182へ
の供給は、生じるベアリング並進を補償するようにサーボ回路176を動作可能
とする。
【0062】 図8は、位置制御動作又はトラック追従動作中のDSP182のプログラミン
グの機能ブロック図を示す。プラント・ブロック262は、ディスク・ドライブ
100の選択された電気的態様と選択された機械的態様を代表している。例えば
、プラント262は、サーボ回路176(図6を見よ)によって確立された主ル
ープの部分を一般に含む。プラント・ブロック262は、経路264上の電流命
令(ICMD)信号を入力として受信しかつ、応答して、経路266上に、選択ヘ
ッド120内の位置決め誤差を表す位置誤差信号(PES)を出力する。
【0063】 図8は、オブザーバ(OBS)ブロック268を更に示し、このブロックは、
一般に、プラント262の機械的モデルを与えかつ(図8のオブザーバ198に
類似して)ヘッド位置の推定値(XE)、速度の推定値(VE)、及びバイアスの
推定値(WE)を、それぞれ、経路270、272、及び274上に周期的に出
力する。前のように、バイアスは、いうまでもないように、フレックス回路12
4(図1)によって印加されたばね力及びディスク106の回転によって立ち上
げられた気流によって引き起こされた風効果のような、ヘッドを選択位置から離
すように運動させる傾向がある力を表すとしている。
【0064】 経路270上のXEは、加算接続点276で、基準位置(所望ヘッド位置を表
す)と、及び経路254に沿ってA/D190によって出力されたベアリング位
置信号XBと加算される。加算点276から経路278上への出力は、利得KX
有する位置利得ブロック280に印加される。Ve信号は、加算接続点282で
、信号経路212に沿ってリード−ラグ・フィルタ194によって出力されたベ
アリング速度信号VBと加算される。加算接続点282の出力は、利得KVを有す
る速度利得ブロック284に印加される。位置利得ブロック280、速度利得ブ
ロック284の出力は、それぞれ、経路288、290を経由して加算接続点2
86へもたらされる。(経路292上の)出力は、加算接続点294で経路27
4からのWEと加算されて、ICMD信号を経路402上に発生する。
【0065】 経路292上の出力は、利得ブロック296に更に印加され、かつオブザーバ
268に供給される。なお、加算接続点276、282、286、及び294へ
の種々の入力についての符号指定は、一般に任意に割り当てられており、かつそ
れぞれの信号の極性の変化に対応して修正することもできる。さらに、ベアリン
グ位置XB信号とベアリング速度VB信号の極性は、指定並進モードと共に変動す
る。
【0066】 したがって、ディスク・ドライブ動作中、ベアリング位置XB信号とベアリン
グ速度VB信号は定常状態ベースで発生され、かつトラック追従中ディスク・ド
ライブ100へのベアリング並進の影響を最少限にするためにサーボ回路176
に供給される。
【0067】 近接プローブ130とサーボ回路176の相互関連動作を更に説明するために
、図9と10は、それぞれ、シーク最適化ルーチンとトラック追従最適化ルーチ
ンを示す。
【0068】 図9は、シーク最適化ルーチン300を示す。シーク最適化ルーチン300は
、ステップ302でシーク・ルーチンの初期化で以て始まる。ステップ304で
、プロファイラ208は、出発トラック信号206から基準速度を計算する。い
ったんシークが運動すると、ステップ306は、近接プローブ130がベアリン
グ組立体112内に存在する並進を登録しかつベアリング並進の方向と大きさを
表すベアリング並進BT信号を出力することを示す。ステップ308で、BT信号
はA/D190を通して送られて、ベアリング位置XB信号を生成し、この信号
が次いで信号経路254に沿ってDSP182へかつまた微分回路192へ送ら
れる。
【0069】 次いで、ステップ310で、XB信号は時間に関して微分されかつリード−ラ
グ・フィルタ194によってフィルタリングされて、ベアリング速度VB信号が
生成されて信号経路212に沿ってDSP182へ出力される。ベアリング速度
B信号とベアリング位置XB信号は、ステップ312で基準速度をベアリング並
進の存在に対して補償するために使用される。更に特に、ベアリング速度VB
号は、オブザーバ198から出力されたVeと及びプロファイラ208からの更
新された基準速度と加算される。ベアリング位置XBは、プラント196からの
位置出力と加算されかつオブザーバ198へ送られる。このようにして、ベアリ
ング位置信号XBは、オブザーバ198から出力されたVeを変更することによっ
て基準速度に影響する。
【0070】 いったん、基準速度がベアリング並進に対して補償されると、ステップ314
で補正済命令電流が計算される。ステップ316で、補正済命令電流がボイス・
コイル・モータ114のボイス・コイル113に印加される。シーク最適化ルー
チン300は、定常状態ベースで動作しかつベアリング並進の存在下で特定トラ
ック上にヘッド120を整定するために必要とされる時間の量を減少することに
よってシーク時間を短縮するように働く。
【0071】 図10は、トラック追従最適化ルーチン320を示す。トラック追従最適化ル
ーチン320は、ステップ322でトラック追従動作の初期化で以て始まる。上
に述べたように、トラック追従動作は、ディスク106の選択トラック上へヘッ
ド120を整定した後に使用される。トラック追従動作は、ステップ324で、
オブザーバ268の使用を通して位置(Xe)、速度(Ve)、及びバイアス(W e )を推定することによって始まる。ステップ326で、近接プローブ130は
、ベアリング並進を測定しかつベアリング並進BT信号を出力する。近接プロー
ブ130が現在好適な実施の形態でベアリング並進を測定するために使用される
が、ベアリング並進を測定する代替方法と装置が存在しかつ本最適化ルーチンに
応用可能であると考えられる。次いで、ステップ328で、近接プローブ回路素
子(増幅器188、A/D190)がベアリング位置信号XBを計算する。ベア
リング位置信号XBは、信号経路254に沿ってDSP182にかつまた微分回
路192へ送られる。ステップ330で、XB信号は時間に関して微分されて、
ベアリング速度信号VBを生成する。ベアリング速度信号VBは、信号経路212
に沿ってDSP182へ出力される。
【0072】 トラック追従最適化ルーチン320はステップ332で続行し、ここでオブザ
ーバ268から出力された位置推定信号Xeがベアリング位置信号XBと加算され
て、補償済位置信号を生成する。同様に、ステップ334で、速度推定信号Ve
がベアリング速度信号VBと加算されて、補償済速度信号を生成する。補償済位
置信号と補償済速度信号は、ステップ336で補正済命令電流を計算するために
使用される。最後に、ステップ338で、補正済命令電流がボイス・コイル・モ
ータ114のボイス・コイル113に印加される。
【0073】 典型的に、ヘッド速度は、トラック追従動作中比較的低く維持される。したが
って、ボイス・コイル・モータ114に印加される命令電流の量は、また比較的
小さいことになる。したがって、トラック追従動作中のベアリング偏向の存在は
、ボイス・コイル・モータ114への命令電流の印加からよりもディスク・ドラ
イブ100へ外部的に印加された機械的衝撃の結果である公算の方が大きい。ト
ラック追従最適化ルーチン320は、外部的に印加された機械的衝撃にかなり抵
抗性であるトラック追従動作を可能とするために定常状態動作で遂行される。
【0074】 本発明の好適実施の形態では、近接プローブ130は、ベアリング組立体11
2の固定軸132(図2と4を見よ)に隣接して配備される。しかしながら、ベ
アリング組立体112に対する近接プローブ130の代替配位(configu
ration)が存在しかつ本発明の範囲内にあると考えられる。例えば、図1
1は、近接プローブ130がベアリング組立て体112の外部に位置付けされて
いる本発明の代替実施の形態を示すディスク・ドライブ100の平面図である。
近接プローブ130は、ベース・デッキ102に堅固に固定されている取付けブ
ラケット340上に取り付けられている。
【0075】 ロータリ・アクチュエータ110が複数の角位置にわたって掃引するに連れて
ベアリング並進の適正測定を保証するために、丸み付け面342が近接プローブ
130に最も接近したEブロック115の側部に含まれる。ロータリ・アクチュ
エータ110が固定軸132の回りに旋回するに連れて、丸み付け面342は近
接プローブ130に一定近接したままでいる。したがって、丸み付け面342と
近接プローブ130との間の近接の少しの変化もベアリング並進に寄与する。近
接プローブ130の動作及びサーボ回路176との相互関連を含む図11に示し
た代替実施の形態の全ての他の態様は、本発明の最初に説明した実施の形態を参
照して開示したものと同等である。
【0076】 前述の議論から明らかなように、本発明は、ディスク・ドライブ内のサーボ制
御を改善する近接プローブ130と関連方法を目指している。現在好適な実施の
形態によって例証したように、ディスク・ドライブ100は、ヘッド120を回
転ディスク106に隣接して支持するロータリ・アクチュエータ110及びボイ
ス・コイル・モータ114の磁界に漬かったアクチュエータ・コイル113を含
む。
【0077】 ベアリング組立体112は、アクチュエータ110を旋回させるために使用さ
れ、及び近接プローブ130はベアリング組立体112に隣接して配備されかつ
一般に固定軸132、複数のベアリング140、及び外側スリーブ142を含む
。近接プローブ130は、ディスク・ドライブ100の固定構成要素(すなわち
、固定軸132又はベース・デッキ102)に対する外側スリーブ142の位置
の変化を登録するために使用される。外側スリーブ142の相対位置の変化に応
答して、近接プローブ130は、並進の方向と大きさを表すアナログ・ベアリン
グ並進信号BTを出力する。
【0078】 近接プローブ130は近接プローブ回路素子を含み、この回路素子はサーボ回
路176の性能を強化するために使用されるベアリング位置信号XBとベアリン
グ速度信号VBを発生する。サーボ回路176は、ヘッドによって変換されたサ
ーボ情報に関連してばかりでなく、XB信号とVB信号に関連してディスク記録表
面に対してヘッドを位置決めするためにアクチュエータ・コイルに電流を印加す
る。
【0079】 添付の特許請求の範囲の目的のために、用語「回路」と「ブロック」は、前述
の論議に従ってハードウェアかソフトウェアのどちらかで実現される。熟語「ホ
スト装置」は、上に論じたパーソナル・コンピュータのような、しかしこれに限
定されない、特許請求の範囲に記載されたディスク・ドライブと通信するいかな
る装置をも表す。方法ステップを特定順序で記載してあるが、このような順序付
けは、特許請求の範囲に対する制限では必ずしもない。
【0080】 本発明がその目的を実施しかつ言及した結末と利点ばかりでなく本発明に固有
の利点を達成することに充分適していることは、明白である。この開示の目的の
ために現在好適の実施の形態を説明したが、多くの変化を施してよいことは当業
者にもとよりおのずから思い当たるところであり及び開示したかつ添付の特許請
求の範囲に定義した本発明の精神に包含されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施の形態に従って構成されたディスク・ドライブの平面図であ
る。
【図2】 本発明の好適実施の形態に従って構成されたベアリング組立体の側断面図であ
る。
【図3】 典型的なベアリング変位に応答してのキャパシタンス・プローブからの出力信
号のグラフ表示である。
【図4】 図2のベアリング組立体の平断面図である。
【図5】 図1のディスク・ドライブの機能ブロック図である。
【図6】 図5のサーボ回路とプローブ構成要素の機能ブロック図である。
【図7】 ベアリング位置信号とベアリング速度信号とに関して遂行される速度制御シー
ク動作の機能ブロック図である。
【図8】 ベアリング位置信号とベアリング速度信号に関して遂行される位置制御動作の
機能ブロック図である。
【図9】 図7に示した速度制御シーク動作のプロセス流れ図である。
【図10】 図8に示した位置制御動作のプロセス流れ図である。
【図11】 本発明の代替好適実施の形態に従って構成されたディスク・ドライブの平面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 5/00 101 H02P 5/00 101E Fターム(参考) 5D068 AA01 BB02 CC12 EE01 GG07 GG24 5D088 PP01 SS11 TT03 UU07 5D096 AA03 CC01 EE01 GG07 HH01 KK12 5H540 AA07 BA06 BB06 BB08 EE02 EE05 EE06 EE08 EE13 EE14 EE16 EE20 FA06 FA12 FB04 FC02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックが半径方向に定められている記録可能ディス
    クと、 前記ディスクに隣接してヘッドを支持するEブロックを有するロータリ・アク
    チュエータと、 固定軸と該軸に支承されたベアリング・スリーブとを有するベアリング組立体
    であって、前記アクチュエータが当該ベアリング組立体の回りに回転するように
    前記ベアリング・スリーブが前記Eブロックに堅固に固定されている前記組立体
    と、 前記Eブロックに隣接して配置された近接プローブであって、該近接プローブ
    に対する前記Eブロックの近接の変化を表すベアリング並進信号を発生する前記
    近接プローブと、 前記アクチュエータに結合されたアクチュエータ・モータと、 前記ディスク上に記憶されたサーボ・データをヘッドが読み取るに連れて発生
    されるサーボ信号に関連して前記ヘッドを位置決めするために前記アクチュエー
    タ・モータに電流を印加するサーボ制御回路であって、前記ベアリング並進信号
    に応答して前記アクチュエータ・モータに印加される前記電流を更に調節するサ
    ーボ制御回路と を含むディスク・ドライブ。
  2. 【請求項2】 前記近接プローブが前記ベアリング組立体内部で前記固定軸
    に隣接して配置される請求項1記載のディスク・ドライブ。
  3. 【請求項3】 前記近接プローブが前記アクチュエータの外部に配置された
    取付けブラケットに固定され、かつ前記Eブロックは、ベアリング並進がないと
    き、前記アクチュエータの回転中前記Eブロックと前記近接プローブとの間に一
    定の近接を与える検出面を有する請求項1記載のディスク・ドライブ。
  4. 【請求項4】 前記近接プローブがキャパシタンス・プローブを含む請求項
    1記載のディスク・ドライブ。
  5. 【請求項5】 前記ベアリング並進信号は、前記ロータリ・アクチュエータ
    の角位置が動作中変化するに連れて前記ベアリング並進を測定することと関連し
    た誤りに関連して決定される請求項1記載のディスク・ドライブ。
  6. 【請求項6】 複数のトラックが定められている記録可能ディスクと、該デ
    ィスクに隣接してヘッドを支持するロータリ・アクチュエータと、該アクチュエ
    ータを回転させるアクチュエータ・モータと、固定軸の回りに前記ロータリ・ア
    クチュエータが支承されている前記固定軸を有するベアリング組立体と、前記ベ
    アリング組立体に隣接して配置された近接プローブであって前記ベアリング組立
    体の近接の変化を表すベアリング並進信号を発生する前記近接プローブとを有す
    るディスク・ドライブで、前記ディスクに対してヘッドの位置を制御する方法に
    おいて、 (a) 前記ディスクに対して所望の関係に前記ヘッドを位置決めするために
    前記アクチュエータ・モータに印加される電流を表すベース電流命令信号を発生
    するステップと、 (b) 前記ベアリング組立体内の並進を表す大きさと方向とを有するベアリ
    ング並進信号を発生するために前記近接プローブを使用するステップと、 (c) 修正電流命令信号を発生するために前記ベース電流命令信号と前記ベ
    アリング並進信号とを組み合わせるステップと、 (d) 前記ディスクに対して前記ヘッドを位置決めするために前記修正電流
    命令信号に応答して前記アクチュエータに電流を印加するステップと を含む方法。
  7. 【請求項7】 前記ベアリング組立体の内部で前記固定軸に前記近接プロー
    ブを固定する先行するステップを含む請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ベアリング組立体の外部に配置された取付けブラケット
    に前記近接プローブを固定する先行するステップを含む請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記近接プローブがキャパシタンス・プローブを含む請求項
    6記載の方法。
JP2001506534A 1999-06-30 2000-06-30 アクチュエータ・ベアリング並進モードのアクティブ・ダンピング Pending JP2003503806A (ja)

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