JP2003503738A - Sopに依存しないでpmdを決定するためのデバイスおよび方法 - Google Patents

Sopに依存しないでpmdを決定するためのデバイスおよび方法

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JP2003503738A
JP2003503738A JP2001508081A JP2001508081A JP2003503738A JP 2003503738 A JP2003503738 A JP 2003503738A JP 2001508081 A JP2001508081 A JP 2001508081A JP 2001508081 A JP2001508081 A JP 2001508081A JP 2003503738 A JP2003503738 A JP 2003503738A
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デヴィッド・ウェイ
テジュン・シア
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2569Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to polarisation mode dispersion [PMD]

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Abstract

(57)【要約】 光学的送信ライン(224,324)に接続することができる検出装置(244,344)を含む光学的送信ライン(224,324)を持つ光通信システムで、偏光モード分散(PMD)を検出するための偏光状態(SOP)に依存しないデバイス(226,326)および方法。この場合、上記検出装置(244,344)は、光学信号のPMDを測定するために、光学的送信ライン上の光学信号のパルス波形を分析することができる。修正装置(246、346)は、検出装置(244,344)に接続することができる。この場合、修正装置(246,346)は、測定したPMDに対して光学信号を補正することができる。コントローラ(242,342)は、検出装置(244,344)および修正装置(246,346)に接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して、光通信システムに関し、特に光ファイバ・ネットワークを
通して送信される光学信号のPMDを正確に決定するためのデバイスおよび方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の光通信システムの場合には、一連の光パルスの形をしている光学信号が
、被変調レーザ・ダイオードを備える光学式送信機から放射される。周波数領域
内においては、この信号は、193,000GHzのような光学的キャリヤの公
称中心周波数の周囲に、非常に狭い間隔で並んでいる多数の周波数成分を含む。
このタイプの被変調光学信号が、光ファイバを通る時に、光学信号の異なる周波
数成分は、色分散と呼ばれる効果により若干異なる速度で伝播する。200km
というような非常に長い光ファイバを通って光学信号が伝播すると、色分散によ
り、光の1つのパルスの幅は、光領域内で広くなり、隣接するパルスが重なり合
い、正確に受信できなくなる。都合のよいことに、色収差を補正するための多く
の技術が知られている。
【0003】 最近、データ速度を高速にするための試みが順次行われるにつれて、もう1つ
の分散が光通信システムの制限要因となってきている。光ファイバ内の複屈折に
よる偏光モード分散(PMD)が問題になっている。このことは、偏光の2つの
直交する方向に対して所与の光ファイバが異なる伝播速度を持つ場合があること
を意味する。光ファイバを通して伝播する光パルスは、恐らく、ある種の制御手
段を使用しない限りは、そのエネルギーを異なる速度で伝播する偏光成分に分割
される。色収差の場合のように、この速度の差によりパルスの幅は広くなり、各
光学的キャリヤの使用できる帯域幅は制限される。
【0004】 光学式受信機に到着する被変調光学信号は、受信機が、送信機が送信した光パ
ルスのオンおよびオフ・パターンをハッキリ区別することができるような十分高
い品質を持っていなければならない。従来、適切に設計された光学リンクは、1
-13またはそれより優れているビット誤り率(BER)を維持することができ
た。受信機のところで、光学信号を劣化させたり、使用不能にする恐れがあるい
くつかの障害としては、ノイズ、減衰および分散がある。通常、光学チャネルが
劣化して、ビット誤り率が10-8になった場合には、通信システムは、自動的に
、ビット誤り率を改善するために、別の光学チャネルに切り替わる。
【0005】 被変調光学信号の品質を分析するための通常使用される1つの方法は、図1に
示す「アイ・ダイアグラム」である。アイ・ダイアグラムは、上に位置する光学
信号の時間領域トレースの連続しているフレームからなる。この場合、各フレー
ムは、変調の公称周期の1つの周期に対応する。アイ・ダイアグラムの垂直軸は
、受信信号の瞬間的な強度(I)を表し、水平軸は、時間(T)に対応する。送
信された「1」および「0」の多くの連続しているトレースは、「アイ・ダイア
グラム」を形成している、ディスプレイの中央に1つの領域またはウィンドウを
形成する。時間軸上において、ウィンドウの両側面は、パルスの遷移前縁部およ
び後縁部に接している。図1のアイ・ダイアグラムは、光ファイバを伝播する光
学信号50、52を示す。1つのピークを持ち、どの側面からも侵食されていな
い、図1に示すような、中央の大きな何もない部分、すなわち、「ウィンドウ」
は、各クロック・サイクル中のパルスの存在または不在をハッキリと区別できる
という点でよい信号である。
【0006】 信号のノイズは、ウィンドウを形成している線の「不鮮明な部分」である。ノ
イズが大きいと、ウィンドウの輪郭が見えなくなるが、これは、「1」と「0」
とを区別することができない悪い信号を表す。色収差、偏光モード分散のような
時間軸内の障害は、ディスプレイの遷移領域をウィンドウ上においてどちらかの
側面から狭くする。
【0007】 光通信システムにおいては、能動PMD補正技術を使用しなければならない。
何故なら、所与の光ファイバのPMDは、光ファイバの老化、および光ファイバ
に沿った温度および圧力の変動により、時間の経過とともに変動するからである
。地上に設置された光ファイバの場合には、温度、機械的な力(例えば、光ファ
イバに当る風)によりそのPMDがかなり急速に変動する場合がある。地中に埋
設した光ファイバは、道路を走る交通または建設作業にような負荷に敏感に反応
する場合がある。また、光ファイバの断面は完全な円形にならない場合があり、
そのため、偏光成分の遅延が変動する。
【0008】 現在の光通信システムの場合には、PMDの変動は、通常、光学的キャリヤに
よる偏光に依存する差動遅延の程度を検出する偏光モード分散補正装置(PMD
C)により補正される。光ファイバの偏光特性が変動するので、PMDCは、絶
えず全体の分散へのPMDの影響を最小限度に低減するために、信号を監視し、
調整する。通常のPMD補正装置は、データ・パルス・ストリームにより変調さ
れた入力光学信号を2つの偏光に分割する。その後で、半分に分割された2つの
信号部分の相対的なタイミングは、半分に分割した信号の一方に遅延を導入する
ことにより修正され、その後で、両方は再結合され、修正された出力信号が形成
される。
【0009】 PMDを能動的に補正するためのスキームは、一般に、偏光に依存するタイミ
ングの違いを検出するステップを含み、a)パルスのタイミングを再整合するた
めに1つまたは他に遅延素子を適用するか、またはb)複屈折の影響が最小限度
に低減されるか、または打ち消されるようにファイバへ入力する際に、またはフ
ァイバに沿った中間点のところで信号の偏光の状態(SOP)を制御する。現在
のPMD補正装置は、補正装置の前端部のところで、ビーム・スプリッタ内に一
定の偏光の向きを供給するために、偏光の状態(SOP)の検出装置および/ま
たはコントローラを含むか、光学通信システムの他のものに依存する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術のPMD補正装置の1つの問題は、これらの装置が、光学通路内にお
いてはSOPは変動しないと仮定しているか、すべての残留SOPの変動は、P
MDによるものであるとの仮定に基づいて、補正装置の前端部のところで、ビー
ム・スプリッタに一定の偏光方向を供給することによりSOPを安定化するため
に、SOP検出装置および/またはコントローラを使用していることである。こ
れらの仮定は不正確なものであり、PMDを低減するために、光学信号の測定値
が不正確になり、必要のない修正を行うことになる。上記仮定は不正確なもので
ある。何故なら、PMDの変動はSOPを変動させるが、その逆は必ずしも真で
ないからである。SOPの変動は、必ずしも、PMDによるものではない。PM
DはSOPとは区別できる別の現象である。この場合、SOPは、PMDが対応
する変動を起こさなくても、劇的にまた急激に変動する場合がある。それ故、P
MDは、現在の光学的送信システムで正確に補正されない。より詳細に説明する
と、現在のPMD補正装置の設計は、所与の光学通路を通るSOPは、時間の経
過とともに目に見えるような変動は起こさないという仮定に基づいているか、ま
たはSOPは、すべての残留SOPのズレが、PMDによるものであると見なし
、反応の遅いSOPで制御することができるという仮定に基づいている。この仮
定は無意味な仮定であり、このような仮定により、現在のPMD補正装置の性能
は不満足なものになっている。本発明、すなわち、SOPに依存しないPMD検
出装置は、SOPのシフトに依存しないで、PMDの変動をリアルタイムで測定
し、補正するためのデバイスおよび方法を供給することにより、従来技術の問題
を解決する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法およびデバイスは、例えば、PMDを測定するために、光学的送
信ライン上の光学信号のアイ・ダイアグラムのようなパルス波形を分析する。そ
の後で、計算したPMDの数値を補正することができる。PMDは、PMDによ
る光学的パルス・ストリームのアイ・ダイアグラム上で、凹んだ点を間に持つ2
つの重畳パルスまたはピークとして観察することができる。アイ・ダイアグラム
の2つのピークの間の距離として観察することができる相対的な、また一時的な
ズレは、PMDの測定値を示す。SOPは、アイ・ダイアグラム上では、ピーク
の相対的振幅の関数として観察されるが、都合のよいことに、この関数は、本発
明において、PMDを計算し、補正する場合に考慮に入れないですむ要因である
【0012】 開示した本発明のある実施形態は、光学的送信ラインに接続することができる
検出装置を含む光学的送信ラインを持つ光通信システムで偏光モード分散(PM
D)を検出するための偏光状態(SOP)に依存しないデバイスである。この場
合、上記検出装置は、光学信号のPMDを測定するために、光学的送信ライン上
の光学信号のパルス波形を分析することができる。修正装置を検出装置に接続す
ることができる。この場合、修正装置は、測定したPMDにより光学信号を補正
することができる。コントローラは、検出装置および修正装置に接続することが
できる。パルス波形は、第1のピークと第2のピークとを含むことができるアイ
・ダイアグラムであってもよい。この場合、検出装置により測定されるPMDは
、検出した第1のピークと第2のピークとの間の距離の関数である。上記距離は
、差動群遅延(DGD)とも呼ばれる一次のPMDである。この距離は、検出し
た第1と第2のピーク間の時間的遅延を示す。コントローラは、メモリを含むこ
とができ、検出装置にクロック信号を供給することができる。このデバイスは、
さらに、修正装置に接続している確認装置を含むことができる。この場合、確認
装置は、修正装置が、測定したPMDに対して、光学信号を正しく補正すること
を確認することができる。修正装置は、測定したPMDの関数として光学信号を
変化させることにより、PMDを能動的に補正することができ、コントローラは
、光学信号の分析を要求するために、検出装置に信号を送ることができる。
【0013】 開示した本発明のもう一つの実施形態は、光学的送信ラインに接続することが
できる検出装置を含む光学的送信ラインを持つ光通信システムで偏光モード分散
(PMD)を検出するための、偏光状態(SOP)に依存しないデバイスである
。この場合、上記検出装置は、光学信号のPMDを測定するために、光学的送信
ライン上の光学信号のアイ・ダイアグラムを分析することができる。修正装置は
、検出装置に接続することができる。この場合、修正装置は、測定したPMDに
より、光学信号を補正することができる。コントローラは、検出装置および修正
装置に接続することができ、確認装置は、修正装置に接続することができる。こ
の場合、確認装置は、修正装置が、測定したPMDに対して、光学信号を正しく
補正したことを確認することができる。
【0014】 開示した本発明のもう一つの実施形態は、光学的送信ラインにより、光学信号
を送信する光通信システムで、偏光状態(SOP)に依存しないで偏光モード分
散(PMD)を測定するための方法である。光通信システムは、少なくとも1つ
の検出装置を持つ。この方法は、光学信号のPMDの数値を測定するために、検
出装置を使用して、光学信号のアイ・ダイアグラムであってもよいパルス波形を
分析するステップを含む。光学信号は、補正装置により、測定したPMDに対し
て補正することができる。光通信システムは、コントローラを含むことができ、
上記方法は、さらに、測定したPMDに対して光学信号が正確に補正されたこと
を確認するステップを含むことができる。この方法は、また、測定したPMDに
対して光学信号を再補正するステップを含むことができる。コントローラがメモ
リを含む、この実施形態のオプションとしてのもう1つのステップは、第2のP
MDが、光学信号のパルス幅のゼロまたは100%に等しいかどうかを判断する
ために、測定した第1のPMDの数値と測定した第2のPMDの数値と比較する
ステップである。
【0015】 SOPに依存しないでPMDを測定するための、上記新規の方法およびデバイ
スは、光通信システムにおいて、PMDをより正確に測定し、補正するという利
点がある。本発明は、光ファイバによる光学信号の送信を改善する。もう1つの
利点は、本発明を使用すれば、光通信システムまたはPMDCは、SOPコント
ローラを使用しないですむことである。システムで1つの素子を使用しないです
むということは有利である。もう1つの利点は、光学信号のSOP内の変化によ
り、システムにより測定され、補正されたPMDの数値が、影響を受けないこと
である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態について以下に詳細に説明する。しかし、本発明は、
種々の特定の場合に実行することができる多くの適用可能な発明概念を提供する
ことを理解されたい。今から説明する特定の実施形態は、本発明を実行し、使用
する特定の方法を単に説明するためのものであって、本発明の範囲を制限するも
のではない。
【0017】 図2について説明すると、この図は、本発明の光通信システム100のブロッ
ク図である。システム100は、入力ライン108上に供給される、対応する電
気的な高速のデータ速度のデータ信号により強度変調される発光半導体レーザを
含む光学式送信機110を含む。例えば、電気的データ信号としては、それぞれ
、約2.5GBPSまたは9.9GBPSの速度でデジタル・データを運ぶSO
NET−適合STS−48、またはSTS−192同期データ信号を使用するこ
とができる。強度変調された光学的キャリヤは、送信機110により光ファイバ
112に供給される。例えば、光学的キャリヤとしては、それぞれ、約2.5ま
たは9.9GBPSの速度で、デジタル・データを運ぶSONETOC−48、
またはOC−192信号を使用することができる。光ファイバ112は、そのリ
ンクに沿って光学的キャリヤを増幅するために、114で示す光学的アンプを含
むことができる。光ファイバのリンクが、他の光学的アンプを必要とする場合に
は、このアンプを、光ファイバ116(図示せず)に沿って設置することができ
る。光学信号が、光ファイバ112および116を通り、光通信システム100
を通して伝播すると、信号の振幅は、光ファイバの長さに比例して減衰する。そ
れ故、例えば、光学リンクに沿って100km間隔で、光通信システム全体を通
して複数の光学的アンプを必要とする場合がでてくる。
【0018】 送信機110は、それぞれが、必要な場合には、波長分割多重化(WDM)を
行うために、対応する入力電気データ信号により強度変調される光を供給する数
個の半導体レーザを含むことができる。本発明を開示し、本発明を説明するため
に、1つの光学的キャリヤを発生する1つの半導体レーザについて説明するが、
この説明を読めば、本発明を、共通の光ファイバを通して通信中のいくつかのま
たはすべての各光学的キャリヤに本発明を適用することができることを理解する
ことができるだろう。
【0019】 さらに、図2について説明すると、光学的システム100は、また、例えば、
光ファイバ116に接続している偏光モード分散補正装置(PMDC)126を
含む。光ファイバの偏光特性が変化するので、PMDC126は、光学信号を常
に監視し、分散全体に対するPMDの影響を最小限度に低減するために、光学信
号の1つの偏光成分の遅延を調整する。PMDC126は、光ファイバ128に
より、光学式受信機130に接続している。光学式受信機130は、光学信号を
、出力ライン132上で、理想的には、入力ライン108上の入力電気的デジタ
ル・データと同じであることが好ましい電気信号に変換する。
【0020】 実際には、1つまたはいくつかのPMDC126は、光ファイバの全長に沿っ
て配置することができるし、受信機130に近い光ファイバ112、116のリ
ンクの中央のところで、または電気的通信システムの設計により、その任意の組
合わせのところで順方向補正を行うために、送信機110に近いところを含むい
くつかの場所に設置することができる。それ故、PMDC126の位置または数
は、本発明の範囲内で変更することができる。従来技術の光通信システムの1つ
の問題は、従来技術のPMDは、補正するPMDの数値を分析し、計算する際に
、SOP情報を考慮することである。その結果、計算中のPMDの査定が不正確
になり、光通信システムに対する補正が不正確になる。結果として、光学信号が
劣化し、統合性が失われる。信号が光ファイバの長い全長に沿って伝播する間に
、問題は大きくなる。本発明は、SOPに依存しないでPMDを測定することに
より、従来技術のこれらの問題を解決する。
【0021】 図3について説明すると、この図は、本発明の好適な実施形態である、図2の
PMDC126として使用することができる、SOPに依存しないPMDC22
6である。PMDC226は、光学信号のパルス波形を分析することができる、
PMD検出装置244を含む。PMDC226は、PMD検出装置244および
PMD検出装置246の両方に接続しているPMDコントローラ242を含む。
入力光学信号を含む光ファイバ224は、PMD検出装置244の入力に接続し
ていて、PMD244の出力は、PMD修正装置246の入力に接続することが
できる。PMD修正装置246の出力は、PMDC226の出力信号を含む光フ
ァイバ228に接続することができる。
【0022】 PMDコントローラ242も、PMD検出装置244にクロック・パルスを連
続的に送るマイクロプロセッサ、または他のデバイスを含むことができる。クロ
ック・パルスは、PMD検出装置244をトリガして、光ファイバ224上を伝
播する光学信号のパルス波形を発生し、チェックする。PMDコントローラ24
2が送るクロック・パルスは、好適には、10GHzまたはそれより高い周波数
であることが好ましい。コントローラ242も、好適には、メモリ機能を持ち、
それにより、光学信号のPMDの変化を検出するために、検出装置244からの
1つの応答を次の応答と比較できることが好ましい。
【0023】 パルス波形のチェックを要求するクロック信号を受信した場合、PMD検出装
置244は、光学信号のパルス波形を分析し、PMDの数値を測定する。図4に
ついて説明すると、アイ・ダイアグラムの形をしているパルス波形は、図では、
2つの重畳しているパルス(または、ピーク)AおよびB、および光学信号のP
MDにより形成された2つのパルスの間の凹んだ点を持つ光学信号236、23
8を含む。Δtで示す2つのピークAおよびBの間の距離で識別される観察した
2つのパルスの相対的な一時的なズレは、光学信号236、238上のPMDの
数値を示す。この一時的なズレは、PMD検出装置244により測定される。例
えば、光学信号236、238は、10GHzの周波数を持ち、100の間隔を
置いたパルスを持ち、Δtの数値は10psである。
【0024】 再び図3について説明すると、PMD検出装置244は、PMDコントローラ
242に計算したPMDの数値を通知する。PMDコントローラ242は、PM
D修正装置246に信号を送って、PMD検出装置244が計算したPMDの数
値を補正するために、光学信号236、238を修正する。その後で、PMD修
正装置246は、光ファイバ228上の修正した光学信号250、252に、図
5のアイ・ダイアグラムに示すように、noPMDを供給するために信号236
、238を補正し、調整する。
【0025】 アイ・ダイアグラムが1つのピークしか持たない場合には、Δtはゼロになる
ことに留意されたい。このことは、恐らく、PMDの数値がゼロに等しく、補正
を必要としないことを意味するのだろう。しかし、ピークが1つしかなく、Δt
がゼロに等しいアイ・ダイアグラムは、また、PMDの数値がパルス幅の100
%に等しいことも意味する場合がある。この場合、PMDの測定値が不正確にな
り、補正もうまくいかない。好適には、この問題は、メモリ機能を持つコントロ
ーラ242により解決することが好ましい。この場合、コントローラ242は、
現在のPMD測定値を前のPMD測定値と比較することができ、PMDが変化し
て、パルス幅の99%から100%に近づいていること、または、例えば、パル
ス幅の1%から0%、またはゼロのPMDに近づいていることを認識することが
できる。
【0026】 SOPは、信号236、238の振幅の変動のような、初期のパルスと後期の
パルスとの間の相対的振幅の変動またはシフトにより、図7に示すように、アイ
・ダイアグラムに反映される。しかし、図4の場合には、SOPを認めることは
できない。何故なら、2つのピークAおよびBの振幅がほぼ等しいからである。
図7は、ピークの振幅ΔIの差で示されるSOPの一例を示す。本発明の1つの
利点は、パルスの波形またはアイ・ダイアグラムをチェックしている場合、PM
Dを測定する際に、SOPの数値が考慮されないことである。何故なら、信号2
36、238の相対的振幅の変動が、PMDを示すΔtの数値に影響を与えない
からである。それ故、PMDを、SOPに依存しないで測定し、補正することが
できる。その結果、PMDがもっと正確に検出され、補正される。
【0027】 図6は、本発明の他の実施形態を示す。(図2のPMDC126として使用す
ることができる)SOPに依存しないPMDC326は、PMD検出装置344
、PMD修正装置346、PMD確認装置348およびPMDコントローラ34
2を含む。PMD検出装置344は、入力光学信号を含む光ファイバ324に接
続している。PMDコントローラ342は、PMD修正装置346およびPMD
確認装置348に接続している。PMD修正装置346は、出力光学信号を含む
光ファイバ328に接続しているPMD確認装置348に接続している。この実
施形態は、PMD修正装置346からの出力信号をチェックし、PMDの正しい
数値が、PMD修正装置346により補正済みであることを確認する、もう1つ
のPMD確認装置348を含む。不正確なPMDの数値が補正された場合には、
PMD確認装置348は、PMDコントローラ342に信号を送って、PMDC
326から出る前に、光学的補正を調整する。確認装置は、光学信号からPMD
が適当に除去されるまで、確認ステップを反復して行う。
【0028】 図7は、PMD検出装置344が発生した、光ファイバ324上の光学信号3
36、338の可能なアイ・ダイアグラムを示す。図7に示すように、2つのピ
ークの振幅は等しくない場合があり、その場合、ピークの間の差ΔIは、SOP
を示し、一方、Δtは、SOPに依存しない光学信号のPMDを示す。図8は、
本発明のPMDC326により補正された後の、光ファイバ328上の光学信号
350、352の修正したアイ・ダイアグラムである。
【0029】 図9は、光学的キャリヤをモニタするオッシロスコープのモニタ上で見ること
ができる実際のアイ・ダイアグラムである。頂部の水平線および底部の水平線3
37は、NRZ、すなわち、非ゼロ復帰を反映しているが、これら水平線は本発
明にとって重要なものではない。信号336、338は、約60psのDGD(
差動群遅延)、2つのピークの間の時間的間隔Δtにより測定することもできる
一次PMDを含む、光ファイバに沿って送られた光学信号のアイ・ダイアグラム
を示す。SOPは、2つのピークの振幅の間の差ΔIにより測定することができ
る。
【0030】 SOPに依存しないでPMDを測定するための、上記新規の方法およびデバイ
スは、光通信システムにおいて、PMDをより正確に測定し、補正するという利
点がある。本発明は、光ファイバによる光学信号の送信を改善する。もう1つの
利点は、本発明を使用すれば、光通信システムまたはPMDCが、SOPコント
ローラを使用しないですむことである。そのため、システムの1つの素子が必要
なくなる。もう1つの利点は、光学信号のSOPの変化により、システムにより
測定され、補正されたPMDの数値が影響を受けないことである。
【0031】 図の実施形態を参照しながら、本発明を説明してきたが、上記説明は本発明を
制限するものではない。説明を読めば、当業者であれば、図の実施形態の種々の
修正および組合わせ、および他の実施形態を容易に思い付くことができるだろう
。例えば、PMD検出装置244、344は、種々の時間および振幅しきい値設
定点を採取するために、別の補助しきい値回路を含むことができる。上記補助し
きい値回路を適当に制御することにより、アイ・ダイアグラムの形を探索するこ
とができ、本明細書に開示した本発明のデバイスおよび方法により分析すること
ができるデータを供給することができる。また、本発明のデバイスおよび方法は
、好適には、ハードウェア内で実行することが好ましいが、そうしたい場合には
、ソフトウェアでも実行することができる。それ故、添付の特許請求の範囲は、
そのようなすべての修正または実施形態を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光ファイバ上の光学信号のアイ・ダイアグラムである。
【図2】 本発明の光通信システム100のブロック図である。
【図3】 SOPに依存しないPMDC226の好適な実施形態である。
【図4】 それぞれが2つのピークを持つ光学信号236、238を含むアイ
・ダイアグラムである。
【図5】 修正した光学信号250、252のアイ・ダイアグラムである。
【図6】 SOPに依存しないPMDC326の他の実施形態である。
【図7】 図6のPMDC326に入力する際の、光ファイバ324上の光学
信号336、338の可能なアイ・ダイアグラムである。
【図8】 図6のPMDC326により補正した後の光学信号350、352
の修正したアイ・ダイアグラムである。
【図9】 Δtで示すPMDの数値による光学的キャリヤを観察するオッシロ
スコープのモニタからのアイ・ダイアグラムの実際の画像である。
【符号の説明】
112・116・324 光ファイバ 242・342 コントローラ 244・344 PMD検出装置 246・346 PMD修正装置 348 PMD確認装置

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的送信ラインを持つ光通信システムで偏光モード分散(
    PMD)を測定するためのデバイスであって、 前記光学的送信ラインに接続している検出装置を備え、前記検出装置が、前記
    光学信号のPMDを測定するために、前記光学的送信ライン上の光学信号のパル
    ス波形を分析するデバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデバイスにおいて、前記検出装置が、前記光
    学信号のアイ・ダイアグラムのデータを分析するデバイス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデバイスにおいて、前記パルス波形が、第1
    のピークと第2のピークを持ち、前記検出装置により測定された前記PMDが、
    前記第1および第2のピークの間の時間的遅延の関数であるデバイス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデバイスにおいて、前記時間的遅延が、アイ
    ・ダイアグラム上の前記第1および第2のピークの間の距離により表されるデバ
    イス。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデバイスにおいて、さらに、前記検出装置に
    応答するように接続している修正装置を備え、前記修正装置が、前記光学信号の
    測定済みのPMDを補正するデバイス。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデバイスにおいて、前記修正装置が、前記光
    学信号を測定済みのPMDの関数として変化させることにより前記PMDを補正
    することができるデバイス。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のデバイスにおいて、さらに、前記検出装置お
    よび前記修正装置に接続しているコントローラを備えるデバイス。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデバイスにおいて、前記コントローラが、前
    記光学信号の分析を要求するために、前記検出装置に信号を送るデバイス。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のデバイスにおいて、前記コントローラがメモ
    リを備え、測定した第1のPMDの数値が前記光学信号の第1のパルスから記憶
    され、測定した第2のPMDが前記光学信号の第2のパルスから記憶され、前記
    コントローラが、前記第2のPMDの数値が前記光学信号のパルス幅のゼロまた
    は100%に等しいかどうかを判断するために、前記第1のPMD測定値と前記
    第2のPMD測定値とを比較するデバイス。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のデバイスにおいて、さらに、前記修正装置
    に接続している確認装置を備え、前記確認装置が、前記修正装置が、測定したP
    MDに対して前記光学信号を正しく補正しているかどうかを判断するデバイス。
  11. 【請求項11】 光学的送信ラインを持つ光通信システムで偏光モード分散
    (PMD)を検出し、補正するためのデバイスであって、 前記光学的送信ラインに接続することができ、前記光学信号のPMDを測定す
    るために、前記光学的送信ライン上の光学信号のパルス波形を分析する検出装置
    と、 前記検出装置に接続していて、前記測定したPMDに対して前記光学信号を補
    正する修正装置とを備えるデバイス。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のデバイスにおいて、前記検出装置が、第
    1および第2のピークを持つアイ・ダイアグラムの計算を分析し、前記検出装置
    により測定された前記PMDが、前記アイ・ダイアグラム上の前記第1および第
    2のピークの間の距離の関数であるデバイス。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデバイスにおいて、前記距離が、前記第
    1および第2のピークの間の時間的遅延を示すデバイス。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のデバイスにおいて、さらに、前記検出装
    置および修正装置に接続しているコントローラを備え、前記コントローラが、前
    記光学信号を分析するために、前記検出装置に信号を送るデバイス。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のデバイスにおいて、前記コントローラが
    メモリを備え、測定した第1のPMDの数値が前記光学信号の第1のパルスから
    記憶され、測定した第2のPMDが前記光学信号の第2のパルスから記憶され、
    前記コントローラが、前記第2のPMDの数値が前記光学信号のパルス幅のゼロ
    または100%に等しいかどうかを判断するために、前記第1のPMD測定値と
    前記第2のPMD測定値とを比較することができるデバイス。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のデバイスにおいて、さらに、前記修正装
    置に接続している確認装置を備え、前記確認装置が、前記修正装置が測定したP
    MDに対して前記光学信号を正しく補正しているかどうかを判断するデバイス。
  17. 【請求項17】 光学的送信ライン上で、光学信号を送る光通信システムで
    、偏光の状態(SOP)に依存しないで、偏光モード分散(PMD)を測定する
    方法であって、前記光通信システムは、検出装置を備え、前記光学信号があるパ
    ルス波形を持ち、 前記光学信号のPMD値を測定するために、前記光学信号のパルス波形を分析
    するステップを含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において、前記パルス波形分析ステ
    ップが、前記光学信号のアイ・ダイアグラムの計算を分析するステップを含む方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の方法において、前記アイ・ダイアグラム
    が第1および第2のピークを含み、アイ・ダイアグラムの分析ステップが、PM
    Dを測定するために、前記第1および第2のピークの間の距離を測定するステッ
    プを含む方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において、前記測定距離が、分析し
    た前記第1および第2のピークの間の時間的遅延の関数である方法。
  21. 【請求項21】 請求項17記載の方法において、前記光通信システムが、
    補正装置を備え、さらに、前記補正装置により測定したPMDに対して前記光学
    信号を補正するステップを含む方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の方法において、さらに、前記測定PMD
    に対して前記光学信号が正しく補正されたかどうかを確認するステップを含む方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の方法において、さらに、前記測定PMD
    に対して前記光学信号を再補正するするステップを含む方法。
  24. 【請求項24】 請求項17記載の方法において、第1の測定PMD値が、
    前記光学信号の第1のパルスから記憶され、第2の測定PMDが、前記光学信号
    の第2のパルスから記憶され、さらに、前記第1の測定PMD値と前記第2の測
    定PMD値とを比較する方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の方法において、さらに、前記第2のPM
    D値が、前記光学信号のパルス幅のゼロまたは100%に等しいかどうかを判断
    するために、前記第1および前記第2のPMD値を分析するステップを含む方法
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