JP2003502311A - (2r)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン酸を還元する方法 - Google Patents

(2r)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン酸を還元する方法

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リーセツク,ジエイムズ・イー
パレフ,シヤマル・アイ
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パテル,ヘルマン・エイチ
ケイン,マイクル・エイチ
ナラヤナン,ビークシヤンダーコイル・エイ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/04Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明はアゼチジノンカルボン酸をアゼチジンアルコールに還元する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は(2R)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン酸を還元すること
によって、(2R)−アゼチジン−2−イルメタノールを調製する方法に関する
【0002】 発明の背景 ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)のモジュレータは、抗侵害性
薬剤(antinociceptive agent)として潜在的に有望であ
る。従来のオピオイド鎮痛剤は、呼吸抑制、胃腸運動抑制および身体的依存性な
どを含めた一般的な副作用があるために、臨床での使用が制限される。非オピオ
イドnAChRモジュレータの(R)−2−クロロ−5−(2−アゼチジニルメ
トキシ)ピリジンはモルヒネよりも30〜100倍の効力があることが実証され
ており、人体に鎮痛剤として使用できる見込みがある。このnAChRモジュレ
ータを合成するために必要な鍵となる中間物質は、(2R)−4−オキソアゼチ
ジノン−2−カルボン酸を還元して合成される(2R)−アゼチジン−2−イル
メタノールである。
【0003】 (2R)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン酸を、エーテル中でLiA
lHを用いて還元し、(Tetrahedron:Asymmetry9,1
988,2791−2794)(2R)−アゼチジン−2−イルメタノールを製
造する方法は、分解不純物が生成し、これを目的物質から分離することは容易で
はなく、また、大規模にこの反応を行うと、収率にばらつきがでるので問題であ
る。さらに、テトラヒドロフラン(THF)などのエーテル溶媒中で、LiAl
とAlClの組合せを用いて還元を行うのは、AlClがTHF中に溶
解する時の発熱が大きく、また、THFが開環してクロロブタノールなどの副産
物が生成するので問題である。
【0004】 発明の概要 本発明は(2R)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン酸を、混合溶媒系
中で、適切な還元剤と反応させて還元する方法に関する。
【0005】 発明の詳細な開示 本発明の一実施形態では、(2R)−4−オキソアゼチジノン−2−カルボン
酸(III)のカルボン酸とカルボニル官能基を還元すると(2R)−アゼチジ
ン−2−イルメタノール(I)を与える。
【0006】 本発明の他の実施形態では、ヒドロアランを使用して、(2R)−4−オキソ
アゼチジノン−2−カルボン酸を(2R)−アゼチジン−2−イルメタノールに
還元する。ヒドロアランは炭化水素とエーテル溶媒の混合溶媒中で、LiAlH とAlClの反応によってin−situに生成される。
【0007】 本発明は、化学的変換を示す次の合成式を参照することによって、理解が容易
になるであろう。
【0008】
【化6】
【0009】 (2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸ベンジル(II)は5%の
炭素上パラジウム(Org.React.,VI,263−326(1953)
)などの触媒の存在下で、エーテル溶媒、例えばTHF(Tetrahedro
n Asymmetry,1998,9,2791−2794)中で水素処理す
ることによって、(2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸(III)
に変換される。(2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸(III)は
、ヘキサン/THFなどの炭化水素/エーテル溶媒の混合溶媒系中で、ヒドロア
ラン類の混合物と反応させることにより、水溶性の(2R)アゼチジン−2−イ
ルメタノール(I)に変換される。IIIを還元するための好ましい反応温度は
約10℃から約55℃である。ヒドロアラン類はLiAlHとAlClの反
応によってin−situに生成する。この反応は炭化水素とエーテル溶媒を含
む混合溶媒中で行うことが好ましい。LiAlHがエーテル溶媒に溶解するの
に伴って発生する熱を放散させるために炭化水素溶媒を使用しない場合は、溶媒
の分解副産物が問題となる。最も好ましい溶媒系はヘプタン類とTHFの混合物
である。(2R)アゼチジン−2−イルメタノール(I)は二炭酸ジ−tert
−ブチルと反応して、(2R)−2−(ヒドロキシメチル)−4−オキソアゼチ
ジン−1−カルボン酸tert−ブチル(IV)を与える。
【0010】 用語の定義 本明細書および添付の特許請求の範囲を通じて、以下の用語は指定の意味を持
つ。
【0011】 用語「アルカリ土類金属イオン」とは、ここではリチウム、ナトリウム、カリ
ウム、ルビジウム、セシウムなどからなるグループから選択された金属より得ら
れるイオンをいう。好ましいアルカリ土類金属イオンは、リチウム、ナトリウム
、およびカリウムである。
【0012】 用語「アルコキシ」とは、ここでは酸素原子を介して親分子の一部に付着して
いる、以下に定義するアルキル基をいう。アルコキシ基の例には、メトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ、iso−プロポキシ、iso−ブトキシ、tert−
ブトキシなどが含まれるが、それだけに限定されるものではない。好ましいアル
コキシ基はiso−プロポキシ、iso−ブトキシ、およびtert−ブトキシ
である。
【0013】 用語「アルコキシアルコキシ」とは、ここではアルコキシ基を介して親分子の
一部に付着している、上記で定義したアルコキシ基をいう。アルコキシアルコキ
シ基の例には、メトキシメトキシ、2−メトキシエトキシ、2−エトキシエトキ
シなどが含まれるが、それだけに限定されるものではない。好ましいアルコキシ
基はメトキシメトキシおよび2−メトキシエトキシである。
【0014】 用語「アルキル」とは、ここでは1〜10個の炭素原子からなる直鎖あるいは
分枝鎖の飽和炭化水素から1個の水素原子を脱離させて得られる、1価の基をい
う。アルキル基の例にはメチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、iso−ブチル、およびtert−ブチルなどが含
まれるが、それだけに限定されるものではない。好ましいアルキル基はメチル、
エチル、iso−プロピル、およびtert−ブチルである。
【0015】 用語「アリール」とは、ここでは1個または2個の芳香環を有する単環式また
は二環式炭素環系をいう。好ましいアリール基はフェニルおよびナフチルである
【0016】 用語「エーテル溶媒」とは、ここでは式RORの溶媒をいう。式中、R およびRは、上記で定義した、独立したアルキル基またはアリール基であるか
、あるいはRおよびRはそれらが付着している酸素と共に、上記に定義した
4〜5個の炭素からなる複素アルキル環を形成する。好ましいエーテル溶媒はジ
エチルエーテルおよびテトラヒドロフランである。
【0017】 用語「ヒドロアラン」とは、ここではLiAlHとAlXの反応で得られ
るアルミニウム種をいう。ここでXはハロゲンである。ヒドロアランの例にはA
lClH、AlClHおよびAlHの単一成分または混合物が含まれるが
、それだけに限定されるものではない。
【0018】 用語「複素アルキル環」とは、ここでは窒素、酸素および硫黄からなるグルー
プから独立に選択された1個、2個または3個のヘテロ原子を有する、5員環、
6員環または7員環をいう。
【0019】 用語「ヘプタン」とは、化学式C16の単一成分化合物または異性体化合
物の混合物をいう。例えば、ヘプタンはn−ヘプタン、2−メチルヘキサン、3
−メチルヘキサン、2,2−ジメチルペンタン、2,2,3−トリメチルブタン
などの単一成分または混合物が含まれる。
【0020】 用語「ヘキサン」とは、ここでは化学式C14の単一成分化合物または異
性体化合物の混合物をいう。例えば、ヘキサンはn−ヘキサン、2−メチルペン
タン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、2,3−ジメチルブタン
などの単一成分または混合物が含まれる。
【0021】 用語「ヒドロアラン」または「ヒドロアラン類」とは、ここではLiAlH とAlClの反応で得られるアルミニウム種をいう。ヒドロアラン類の例には
AlClH、AlClH、およびAlHの単一成分または混合物が含まれ
るが、それだけに限定されるものではない。
【0022】 用語「炭化水素溶媒」とは、ここでは化学式C2p+2の単一化合物また
は化合物の混合物をいう。ここでpは5〜10である。炭化水素溶媒の例には、
ペンタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、2,2−
ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサンなど
が含まれるが、それだけに限定されるものではない。好ましい炭化水素溶媒は、
以下に定義するヘプタン類およびヘキサン類である。
【0023】 用語「混合溶媒系」とは、ここでは2種またはそれ以上の溶媒の混合物をいう
【0024】 用語「ノナン」とは、ここでは化学式C20の単一成分化合物または異性
体化合物の混合物をいう。例えば、ノナンにはn−ノナン、2−メチルオクタン
、3−メチルオクタン、4−メチルオクタン、2,2−ジメチルヘプタン、3,
3−ジメチルヘプタン、2,2,3,3−テトラメチルペンタンなどの単一成分
または混合物が含まれる。
【0025】 用語「オクタン」とは、ここでは化学式C18の単一成分化合物または異
性体化合物の混合物をいう。例えば、オクタンにはn−オクタン、2−メチルヘ
プタン、3−メチルヘプタン、4−メチルヘプタン、2,2−ジメチルヘキサン
、2,2,3,3−テトラメチルブタンなどの単一成分は混合物が含まれる。
【0026】 用語「ペンタン」とは、化学式C12の単一成分化合物または異性体化合
物の混合物をいう。例えば、ペンタンにはn−ペンタン、2−メチルブタン、2
,2−ジメチルプロパンなどの単一成分は混合物が含まれる。
【0027】 用語「還元剤」とは、ここでは有機分子を還元する試薬をいう。(Advan
ced Organic Chemistry Third Edition,
Jerry March、John Wiley & Sons,1985,p
.1048 for a discussion of the reduct
ion of organic moleculesを参照のこと) 略語 合成式の記述および以下の実施例で用いる略語は以下の通りである。Bocは
tert−ブトキシカルボニル、THFはテトラヒドロフラン、LAHは水素化
アルミニウムリチウム、Bnはベンジル、lbsはポンド、galはガロン、L
はリットル、gはグラム、kgはキログラムを表す。
【0028】 合成の方法 本発明の化合物および方法は以下の実施例に則して、よりよく理解できよう。
ただし、この実施例は例示のためであって、本発明の範囲を限定するものではな
い。
【0029】 実施例1 (2R)−2−(ヒドロキシメチル)−4−オキソアゼチジン−1−カルボン
酸tert−ブチル (2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸 THF(201L)に溶解した(2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボ
ン酸ベンジル(20.1kg、98.05モル)の溶液を、容積100galの
水素化反応器中でPd/C(1.005kg)に加えた。反応混合物を水素(2
4〜26psi)の存在下、21〜24℃で、薄膜クロマトグラフィ(ヘキサン
/酢酸エチル、1:1)が出発材料が無くなったことを示すまで(8時間)攪拌
した。混合物をろ過し、(2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸のT
HF溶液を得た。
【0030】 H NMR(DMSO−d)δ8.28(br,1H),4.03(dd
,J=5.9,2.6Hz),3.19(ddd,J=14.5,5.8,1.
4Hz),2.83(ddd,J=14.6,2.6,1.7Hz)。
【0031】 (2R)−アゼチジン−2−イルメタノール 塩化アルミニウム(17.52kg、131.39モル)とヘプタン(40g
al)を200galの反応器に充填した。混合物を−20℃に冷却し、温度を
2〜8℃以下に保持しながらTHF(12gal)を充填した。THF(45g
al)を別の100gal反応器に充填し、−20℃まで冷却して水素化アルミ
ニウムリチウム(10kg、263.5モル)を加え、攪拌を停止して温度を2
〜16℃の間に保ちながら、ゆっくりと溶解させた。水素化アルミニウムリチウ
ムのTHF溶液を、温度を25℃以下に保ちながら、ヘプタンとTHF中の塩化
アルミニウム懸濁液に加え、その混合物を22℃で30分間攪拌した。上記で得
た(2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸のTHF溶液を、温度30
℃以下に維持しながら約3時間かけて加えた。内容物を、30分間かけて38〜
44℃に暖め、この温度を4時間維持した。この混合物を0〜10℃に冷やした
後、温度を30℃以下に保ちながら18%の硫酸ナトリウム水溶液(20gal
の水に16.4kg)を加えて反応を停止させ、(2R)−アゼチジン−2−イ
ルメタノール溶液を得た。
【0032】 H NMR(CDC13)δ4.49−4.40(br,1H),3.90
−3.68(br m,4H),2.23−2.11(m,1H),1.99−
1.87(br,1H),1.44s,9H)。
【0033】 (2R)−2−(ヒドロキシメチル)−4−オキソアゼチジン−1−カルボン
酸tert−ブチル 上述の(2R)−アゼチジン−2−イルメタノール溶液に、トリエチルアミン
(115lbs)を加え、続いてジカルボン酸ジ−tert−ブチル(55lb
s,24.95kg、114.31モル)を加えた。混合物を終夜攪拌した。内
容物を遠心分離し、塩のケーキを酢酸エチル(20gal)で洗った。この液体
の組合せを200galの反応器に戻し、N,N−ジメチルエチレン−ジアミン
(16.4L、13.17kg、149.40モル)を加え、混合物を室温で1
時間攪拌した。溶媒を真空蒸留して除去し、残留物に酢酸エチル(68gal)
を加えた。この溶液を16.5%のクエン酸水溶液(2×135kg)と13.
5%の重炭酸ナトリウム溶液(116kg)で洗った。溶媒を52℃以下の温度
で真空蒸留して除去し、粘性油(11.4kg、力価64%)を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パレフ,シヤマル・アイ アメリカ合衆国、イリノイ・60031−6300、 ガーニー、マデイスン・アベニユー・2071 (72)発明者 シンガム,プーラ・アール アメリカ合衆国、イリノイ・60016、デ ス・プレーンズ、ダージー・レイン・690 (72)発明者 パテル,ヘルマン・エイチ インド国、アフマダバード・380 054、ボ ダクデーブ、ブリンダバーン、プロツト・ 435 (72)発明者 ケイン,マイクル・エイチ アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ イズレイク、クロウズ・ネスト・コート・ 6 (72)発明者 ナラヤナン,ビークシヤンダーコイル・エ イ アメリカ合衆国、イリノイ・60060、マン ダライン、シヤーウツド・コート・31

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式Xの化合物を調製する方法であって、 【化1】 [上式で、Rは水素であり、R10は水素、アルキル基またはアリール基から
    なるグループから選択され、pは1〜3である] 式XIの化合物を、 【化2】 混合溶媒系の存在下で還元剤と反応させることを含む方法。
  2. 【請求項2】 式XIIの化合物を調製する方法であって、 【化3】 [上式で、Rは水素であり、R10は水素、アルキル基またはアリール基から
    なるグループから選択され、pは1〜3である] 式XIIIの化合物を 【化4】 混合溶媒系の存在下で還元剤と反応させることを含む方法。
  3. 【請求項3】 式Iの化合物を調製する方法であって、 【化5】 [上式でRは水素である] (2R)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸を混合溶媒系の存在下で還
    元剤と反応させることを含む方法。
  4. 【請求項4】 還元剤がMAl(H)(R、Al(H)(R およびヒドロアラン(hydroalane)からなるグループから選択され
    る請求項3に記載の方法。 [上式で、Rはアルキル基、アルコキシ基およびアルコキシアルコキシ基から
    なるグループから選択され、 Rはアルキル基またはアルコキシ基であり、 Mはアルカリ土類金属イオンであり、 nおよびmは0〜4であり、 n+mは4であり、 oおよびqは1〜2であり、 o+qは3であり、 ただし、nは4ではない。]
  5. 【請求項5】 還元剤がAlH(iso−ブチル)またはヒドロアランで
    ある請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 還元剤がヒドロアランである請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 混合溶媒系が炭化水素溶媒とエーテル溶媒の混合物である請
    求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 炭化水素溶媒がペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
    およびノナンからなるグループから選択される請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 炭化水素溶媒がヘプタンである請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 エーテル溶媒がテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
    および1,2−ジメトキシエタンからなるグループから選択される請求項7に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 エーテル溶媒がテトラヒドロフランである請求項10に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 反応温度を約−10℃〜約75℃に維持する請求項3に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 反応温度を約0℃〜約65℃に維持する請求項3に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 反応温度を約10℃〜約55℃に維持する請求項3に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 ヒドロアランがLiAlHとAlClの反応で生成さ
    れる請求項6に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ヒドロアランの生成が、 a)炭化水素溶媒中でAlClの懸濁液を生成すること、 b)最初の反応温度を維持しながら前記懸濁液にエーテル溶媒を加えること、
    および c)第2の反応温度を維持しながらb)で生成した混合物をLiAlHと反
    応させることを含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 最初の反応温度と第2の反応温度が約−15℃〜約75℃
    の間である請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 最初の反応温度と第2の反応温度が約0℃〜約60℃の間
    である請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 最初の反応温度と第2の反応温度が約10℃〜約50℃の
    間である請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 炭化水素溶媒がペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン
    およびノナンからなるグループから選択される請求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 炭化水素溶媒がヘプタンである請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 エーテル溶媒がテトラヒドロフラン、ジエチルエーテルお
    よび1,2−ジメトキシエタンからなるグループから選択される請求項16に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 エーテル溶媒がテトラヒドロフランである請求項22に記
    載の方法。
  24. 【請求項24】 LiAlHとAlClのモル比が3:1と1:1の間
    である請求項16に記載の方法。
  25. 【請求項25】 LiAlHとAlClのモル比が2:1と1:1の間
    である請求項24に記載の方法。
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