JP2003502245A - 区画されたバキュームロール - Google Patents

区画されたバキュームロール

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JP2003502245A
JP2003502245A JP2001503371A JP2001503371A JP2003502245A JP 2003502245 A JP2003502245 A JP 2003502245A JP 2001503371 A JP2001503371 A JP 2001503371A JP 2001503371 A JP2001503371 A JP 2001503371A JP 2003502245 A JP2003502245 A JP 2003502245A
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tube
vacuum
sleeve
vacuum roll
circumference
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JP2001503371A
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マリエ ユベール アンドレ ニコレ リュック
プティジャン ジル
マルナシュ ジョ
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EI Du Pont de Nemours and Co
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/12Advancing webs by suction roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
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    • B65H2406/00Means using fluid
    • B65H2406/40Fluid power drive; Fluid supply elements
    • B65H2406/42Distribution circuits
    • B65H2406/423Distribution circuits distributing fluid from stationary elements to movable element

Abstract

(57)【要約】 区画されたバキュームロールは、周上に開口を有する複数の円形スリーブチューブ(2a、2b、2c)であって、その各々は個々に回転可能であるスリーブチューブが回転可能に且つ同心に並んで取付けられた内側アセンブリと、前記内側アセンブリに形成され、前記スリーブチューブの周の第1の部分によって部分的に画成された一つもしくはいくつかの第1のチャンバ(9a、9b、9c)とを備え、前記内側アセンブリは、前記スリーブチューブの前記周の第1の部分がバキュームを受けるように、バキューム源を前記チャンバに連結する連結手段(6a、6b、6c)を備えている。前記内側アセンブリは、内側チューブ(3)、前記内側チューブを囲む少なくとも一つの外側チューブ(5a、5b、5c)、および、前記連結手段の一部を作る長手方向チャンネル(6a、6b、6c)を形成するために前記内側チューブおよび前記外側チューブの間に延在する複数の長手方向壁を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明はウェブを搬送するバキュームロール、より詳しくは、例えば主ウェブ
からいくつかのより小さい幅のウェブに分けられた個別のウェブを各々が搬送可
能ないくつかの区画を有するバキュームロールに関する。
【0002】 (発明の背景) (ポリエステルフォイルのような)ポリマーフォイルまたは他のシート材料の
如きウェブは連続的なプロセスで製造され、最終製品は貯蔵および輸送のために
ロールに巻き取られる。かかる生産ラインや再巻取り機械への変換の際には、ウ
ェブの輸送、引張、案内(または乾燥)のためにバキュームロールが用いられ得
る。
【0003】 これらのバキュームロールは、当該技術分野において、長い期間知られている
【0004】 しかしながら、生産ラインや変換設備では、ウェブはいくつかのレーンに分け
られ、各々のレーンが個々に他のレーンの速度とは異なる速度で、輸送、引張ま
たは案内されねばならない。
【0005】 (発明の要約) 本発明の目的は、各々の区画が他の区画から独立して回転可能であり、その結
果、各々の区画がプロセスの必要性に従う各自の速度でそれぞれのウェブを駆動
することができるバキュームロールを提供することにある。
【0006】 この目的は、請求項1によるバキュームロールでもって達成される。好ましい
実施の形態は従属項に定義されている。
【0007】 (発明の詳細な説明) 図1aおよび1bは、本発明の好ましい実施の形態による区画されたバキュー
ムロールの縦断面の左半分および右半分をそれぞれ示す。区画されたバキューム
ロールは、並列に配置された5つの区画1a、1b、1c、1dおよび1eを備
えている。区画されたバキュームロールは、それぞれの区画1a、1b、1c、
1dおよび1eに各々対応する5つのスリーブチューブ2a、2b、2c、2d
および2eが回転可能に並列に取付けられている、共通の固定された内側アセン
ブリに基づいている。これらのスリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび
2eは、好ましくは、同じ内外径を有し、そして、各々その全表面に亘り、バキ
ューム作用が及ぼされる多数の開口ないしは孔を有している。前記孔は、どのよ
うな形式(穴、スロット)および寸法(マイクロスコピックまたはマクロスコピ
ック)でもよい。スリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび2eは、それ
自体公知である。区画されたバキュームロールは、その各端部に、取付けの目的
のための支持体26aおよび26bを備えている。
【0008】 各区画1a、1b、1c、1dおよび1eに対して、共通の内側アセンブリが
それぞれチャンバ9a、9b、9c、9dおよび9eを形成し、それらの一壁部
は、対応するスリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび2eの一部で形成
されている。各チャンバ9a、9b、9c、9dおよび9eは、それぞれのバキ
ューム発生器(不図示)にそれぞれのチャンネル6a、6b、6c、6dおよび
6eを介して接続されている。前記チャンバ9a、9b、9c、9dおよび9e
と前記チャンネル6a、6b、6c、6dおよび6eとを形成するために、内側
アセンブリは、区画されたバキュームロール全体を貫通する内側チューブ3、並
列に取付けられ内側チューブ3と同心の5つの外側チューブ5a、5b、5c、
5dおよび5e、それらの間のいくつかの長手方向壁および分離ディスクを備え
ている。内側チューブ3および外側チューブ5a、5b、5c、5dおよび5e
は、好ましくは、円形断面を有している。
【0009】 我々は、ここに、各区画1a、1b、1c、1dおよび1eを説明する。
【0010】 第1の区画1aが、図1aおよび3との関係で説明される。
【0011】 第1の区画1aはスリーブチューブ2aを備えている。スリーブチューブ2a
は、区画されたバキュームロールの自由端側において端部ディスク4aを介し、
且つ、第2の区画1bに向う側において分離ディスク4bを介して、内側チュー
ブ3に各端部により回転可能に取付けられている。端部ディスク4aおよび分離
ディスク4bは共に内側チューブ3の外径にほぼ対応する中心孔を有するので、
それらは後者に取付けられ得る。端部ディスク4aと内側チューブ3との間の結
合部および分離ディスク4bと内側チューブ3との間の結合部は、好ましくは、
実質的にシールされた方法で溶接されている。スリーブチューブ2は、端部ディ
スク4aおよび分離ディスク4bに、それぞれ、ボールベアリング17aおよび
第1ボールベアリング17bを介して回転可能に取付けられている。
【0012】 外側チューブ5aは、端部ディスク4aおよび分離ディスク4bの間で内側チ
ューブ3に同心に取付けられている。外側チューブ5aは、好ましくは、端部デ
ィスク4aおよび分離ディスク4bとほぼ同じ外径を有するが、しかし、それよ
り小さくてもよい。結果として、スリーブチューブ2aは外側チューブ5aをも
取囲んでいる。5つの長手方向壁10a、11a、12a、13aおよび14a
が、内側チューブ3と外側チューブ5aとの間で内側チューブ3の周囲に互いに
離間された関係で、好ましくは半径方向に延在している。壁10aおよび壁14
aの間に構成される外側チューブ5aの周部分は削除されており、その結果、壁
10aおよび壁14aの間に構成される空間は、外方向において、スリーブチュ
ーブ2aの対応する周部分によって限界されている。好ましくは、半径方向に延
在するさらなる長手方向壁15aが、壁10aおよび壁14aの間で内側チュー
ブ3に配列されている。壁10a、11a、12a、13a、14aおよび15
aは、端部ディスク4aから分離ディスク4bまで長手方向に延在している。
【0013】 壁10aおよび15aの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ2aと
の対応する部分によって半径方向に限界されている空間が、チャンバ9aを画成
している。壁15aおよび14aの間、および内側チューブ3とスリーブチュー
ブ2aとの対応する部分によって半径方向に限界されている空間が、チャンバ2
1aを画成している。好ましくは、前記壁10a、11a、12a、13a、1
4aおよび15aは、両者共実質的にシールされた方法で、内側チューブ3と同
様に端部ディスク4aおよび分離ディスク4bに溶接され、且つ、外側チューブ
5aに接着されている。かくて、2つの連続する壁間(壁10a、11a、12
a、13aおよび14a間で選ばれる)や内側チューブ3および外側チューブ5
aの部分間に画成された空間が、関係するなら、バキュームを伝達するのに有用
なチャンネルを形成している。
【0014】 2つの孔18aが、壁10aおよび15aの間で内側チューブ3に配列されて
おり、その結果、チャンバ9aは内側チューブ3の内側と連通している。分離デ
ィスク7aが、内側チューブ3の外側に取付けられている分離ディスク4bとほ
ぼ長手方向の同一レベル位置で、内側チューブ3の内側に圧入されて配列されて
いる。好ましくは、シール19aが、分離ディスク7aと内側チューブ3との間
をシールするために、分離ディスク7aの周上に配列された溝内に配置されてい
る。内側チューブ3の区画1aに対応する側の内部(すなわち、分離ディスク7
aから端部ディスク4a側の内側チューブ3の端部に向って延在する部分)が、
スリーブ20aを介してバキューム発生器(不図示)にその自由端で接続されて
いるチャンネル6aを形成している。かくて、バキュームは前記バキューム発生
器からチャンバ9aまで、スリーブ20a、チャンネル6aおよび孔18aを連
続して介して伝達される。既に述べたように、チャンバ9aは、孔の明けられた
スリーブチューブ2aの周部分によって外方向が限界されている。その結果、バ
キューム作用が周部分の孔を通して及ぼされる、すなわち、それが区画されたバ
キュームロールの区画1aの動作部である。一方、スリーブチューブ2aの残り
の周部分にはバキューム作用は及ぼされない。もちろん、壁10aのレベルでの
スリーブチューブ2aと外側チューブ5aとの間の間隙は、バキュームの漏洩を
避けるために最小化されるのが好ましい。同様に、スリーブチューブ2aと壁1
5aとの間の間隙も同じ理由で最小化されるのガ好ましい。
【0015】 結果として、ウェブが区画1a上に置かれたとき、それはチャンバ9a内に存
するバキュームの動作を介してスリーブチューブ2aの動作部に吸引される。さ
らに、スリーブチューブ2aが回転され始めたとき、それはウェブを駆動する。
スリーブチューブ2aの回転を生じさせる手段は後述される。
【0016】 第2の区画1bが、図1a、2,3および4との関係で説明される。
【0017】 第2の区画1bはスリーブチューブ2bを備えている。スリーブチューブ2b
は、第1の区画1aに向う側において分離ディスク4bを介し、且つ、第3の区
画1cに向う側において分離ディスク4cを介して、内側チューブ3に各端部に
より回転可能に取付けられている。分離ディスク4cは内側チューブ3の外径に
ほぼ対応する中心孔を有するので、それらは後者に取付けられ得る。分離ディス
ク4cと内側チューブ3との間の結合部は、好ましくは、実質的にシールされた
方法で溶接されている。スリーブチューブ2bは、分離ディスク4bに、スリー
ブチューブ2aを支持している第1ボールベアリング17bの横に配置されてい
る第2ボールベアリング17bを介して回転可能に取付けられている。スリーブ
チューブ2bはさらに、第1ボールベアリング17cを介して分離ディスク4c
に回転可能に取付けられている。
【0018】 外側チューブ5bは、分離ディスク4bおよび分離ディスク4cの間で内側チ
ューブ3に同心に取付けられている。外側チューブ5bは、好ましくは、分離デ
ィスク4bおよび4cとほぼ同じ外径を有するが、しかし、それより小さくても
よい。結果として、スリーブチューブ2bは外側チューブ5bをも取囲んでいる
。5つの長手方向壁10b 、11b、12b、13bおよび14bが、内側チ
ューブ3と外側チューブ5bとの間で内側チューブ3の周囲に互いに離間された
関係で、好ましくは、半径方向に延在している。壁10bおよび壁14bの間に
構成される外側チューブ5bの周部分は削除されており、その結果、壁10bお
よび壁14bの間に構成される空間は、外方向において、スリーブチューブ2b
の対応する周部分によって限界されている。好ましくは半径方向に延在するさら
なる長手方向壁15bが、壁10bおよび壁14bの間で内側チューブ3に配列
されている。壁10b 、11b、12b、13b、14bおよび15bは、分
離ディスク4bから分離ディスク4cまで長手方向に延在している。さらに、壁
10b 、11b、12b、13b、14bおよび15bは、壁10a、11a
、12a、13a、14aおよび15aとそれぞれ実質的に整列されている。
【0019】 壁10bおよび15bの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ2bと
の対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ9bを画成し
ている。壁15bおよび14bの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ
2bとの対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ21b
を画成している。好ましくは、前記壁10b 、11b、12b、13b、14
bおよび15bは、両者共実質的にシールされた方法で、内側チューブ3と同様
に分離ディスク4bおよび分離ディスク4cに溶接され、且つ、外側チューブ5
bに接着されている。かくて、2つの連続する壁間(壁10b 、11b、12
b、13bおよび14b間で選ばれる)や内側チューブ3および外側チューブ5
bの部分間に画成された空間が、関係するなら、バキュームを伝達するのに有用
なチャンネルを形成している。
【0020】 湾曲された細長い孔16bが、一方では壁10aおよび壁10bの間、他方で
は壁11aおよび壁11bの間において、分離ディスク4bに配列されている。
かくて、壁10aおよび11aと壁10bおよび11bとの間で、内側チューブ
3および外側チューブ5aおよび5bのそれぞれ対応する部分で半径方向に限界
された空間が、分離ディスク4cから端部ディスク4aまで長手方向に延在する
チャンネル6bを画成している。幾つかの孔18bが壁10bに配列されており
、チャンネル6bがチャンバ9bに連通するのを許容している。湾曲された細長
い孔16aが、壁10aおよび壁11aの間において、端部ディスク4aに配列
されている。アダプタ20bが区画されたバキュームロールの端部ディスク4a
側の端部に取付けられ、孔16aを外部のバキューム発生器(不図示)に連通さ
せている。かくて、バキュームは前記バキューム発生器からチャンバ9bまで、
孔16a、チャンネル6b(孔16bを備えている)および孔18bを連続して
介して伝達される。既に述べたように、チャンバ9bは孔が明けられたスリーブ
チューブ2bの周部分によって外方向が限界されている。結果として、バキュー
ム作用がその周部分の孔を通して及ぼされる、すなわち、それが区画されたバキ
ュームロールの区画1bの動作部である。一方、スリーブチューブ2aの残りの
周部分にはバキューム作用は及ぼされない。もちろん、壁10bのレベルでのス
リーブチューブ2bと外側チューブ5bとの間の間隙は、バキュームの漏洩を避
けるために最小化されるのが好ましい。同様に、スリーブチューブ2bと壁15
bとの間の間隙も同じ理由で最小化されるのガ好ましい。
【0021】 結果として、ウェブが区画1b上に置かれたとき、それはチャンバ9b内に存
するバキュームの動作を介してスリーブチューブ2bの動作部に吸引される。さ
らに、スリーブチューブ2bが回転され始めたとき、それはウェブを駆動する。
スリーブチューブ2bの回転を生じさせる手段は後述される。
【0022】 第3の区画1cが、図1a、1b、2,3、4および5との関係で説明される
【0023】 第3の区画1cはスリーブチューブ2cを備えている。スリーブチューブ2c
は、第2の区画1bに向う側において分離ディスク4cを介し、且つ、第4の区
画1dに向う側において分離ディスク4dを介して、内側チューブ3に各端部に
より回転可能に取付けられている。分離ディスク4dは内側チューブ3の外径に
ほぼ対応する中心孔を有するので、それらは後者に取付けられ得る。分離ディス
ク4dと内側チューブ3との間の結合部は、好ましくは、実質的にシールされた
方法で溶接される。スリーブチューブ2cは、分離ディスク4cに、スリーブチ
ューブ2bを支持している第1ボールベアリング17cの横に配置されている第
2ボールベアリング17cを介して回転可能に取付けられている。スリーブチュ
ーブ2cはさらに、第1ボールベアリング17dを介して分離ディスク4dに回
転可能に取付けられている。
【0024】 外側チューブ5cは、分離ディスク4cおよび分離ディスク4dの間で内側チ
ューブ3に同心に取付けられている。外側チューブ5cは、好ましくは、分離デ
ィスク4cおよび4dとほぼ同じ外径を有するが、しかし、それより小さくても
よい。結果として、スリーブチューブ2cは外側チューブ5cをも取囲んでいる
。5つの長手方向壁10c 、11c、12c、13cおよび14cが、内側チ
ューブ3と外側チューブ5cとの間で内側チューブ3の周囲に互いに離間された
関係で、好ましくは、半径方向に延在している。壁10cおよび壁14cの間に
構成される外側チューブ5cの周部分は削除されており、その結果、壁10cお
よび壁14cの間に構成される空間は、外方向において、スリーブチューブ2c
の対応する周部分によって限界されている。好ましくは、半径方向に延在するさ
らなる長手方向壁15cが、壁10cおよび壁14cの間で内側チューブ3に配
列されている。壁10c 、11c、12c、13c、14cおよび15cは、
分離ディスク4cから分離ディスク4dまで長手方向に延在している。さらに、
壁10c 、11c、12c、13c、14cおよび15cは、壁10b、11
b、12b、13b、14bおよび15bとそれぞれ実質的に整列されている。
【0025】 壁10cおよび15cの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ2cと
の対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ9cを画成し
ている。壁15cおよび14cの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ
2cとの対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ21c
を画成している。好ましくは、前記壁10c 、11c、12c、13c、14
cおよび15cは、両者共、実質的にシールされた方法で、内側チューブ3と同
様に分離ディスク4cおよび分離ディスク4dに溶接され、且つ、外側チューブ
5cに接着されている。かくて、2つの連続する壁間(壁10c 、11c、1
2c、13cおよび14c間で選ばれる)や内側チューブ3および外側チューブ
5cの部分間に画成された空間が、関係するなら、バキュームを伝達するのに有
用なチャンネルを形成している。
【0026】 湾曲された細長い孔23cが、一方では壁12bおよび壁12cの間、他方で
は壁13bおよび壁13cの間において、分離ディスク4cに配列されている。
同様に、湾曲された細長い孔23bが、一方では壁12aおよび壁12bの間、
他方では壁13aおよび壁13bの間において、分離ディスク4bに配列されて
いる。かくて、壁12aおよび13aと壁12bおよび13bと壁12cおよび
13cとの間で、内側チューブ3および外側チューブ5a、5bおよび5cのそ
れぞれ対応する部分で半径方向に限界された空間が、分離ディスク4dから端部
ディスク4aまで長手方向に延在するチャンネル6cを画成している。
【0027】 分離ディスク7bが、内側チューブ3の外側に取付けられている分離ディスク
4e(第5の区画1eとの関係で後述する)とほぼ長手方向の同一レベル位置で
、内側チューブ3の内側に圧入されて配列されている。好ましくは、シール19
bが、分離ディスク7bと内側チューブ3との間をシールするために、分離ディ
スク7bの周上に配列された溝内に配置されている。かくて、分離ディスク7a
および分離ディスク7bの間に構成される内側チューブ3の内部空間が、シール
されたチャンバ24を画成している。
【0028】 いくつかの孔18cが壁10cおよび壁15cの間に構成される内側チューブ
3の一部に配列されており、前記孔はチャンバ24がチャンバ9bに連通するの
を許容している。同様に、いくつかの孔18c‘が壁12cおよび壁13cの間
に構成される内側チューブ3の一部に配列されており、前記孔はチャンネル6c
がチャンバ24に連通するのを許容している。湾曲された細長い孔23aが、壁
12aおよび壁13aの間において、端部ディスク4aに配列されている。アダ
プタ20cが区画されたバキュームロールの端部ディスク4a側の端部に取付け
られ、孔23aを外部のバキューム発生器(不図示)に連通させている。かくて
、バキュームは前記バキューム発生器からチャンバ9cまで、孔23a、チャン
ネル6c(孔23bおよび23cを備えている)、孔18c’、チャンネル24
および孔18cを連続して介して伝達される。既に述べたように、チャンバ9c
は、孔が明けられたスリーブチューブ2cの周部分によって外方向が限界されて
いる。結果として、バキューム作用がその周部分の孔を通して及ぼされる、すな
わち、それが区画されたバキュームロールの区画1cの動作部である。一方、ス
リーブチューブ2cの残りの周部分にはバキューム作用は及ぼされない。もちろ
ん、壁10cのレベルでのスリーブチューブ2cと外側チューブ5cとの間の間
隙は、バキュームの漏洩を避けるために最小化されるのが好ましい。同様に、ス
リーブチューブ2cと壁15cとの間の間隙も同じ理由で最小化されるのが好ま
しい。
【0029】 結果として、ウェブが区画1c上に置かれたとき、それはチャンバ9c内に存
するバキュームの動作を介してスリーブチューブ2cの動作部に吸引される。さ
らに、スリーブチューブ2cが回転され始めたとき、それはウェブを駆動する。
スリーブチューブ2cの回転を生じさせる手段は後述される。
【0030】 第5の区画1eが、図1bおよび6との関係で説明される。
【0031】 第5の区画1eは第1の区画1aと対称にデザインされている。第5の区画1
eはスリーブチューブ2eを備えている。スリーブチューブ2eは、区画された
バキュームロールの自由端側(端部ディスク4aを備える側の反対)において端
部ディスク4fを介し、且つ、端部ディスク4aに向う側において分離ディスク
4eを介して、内側チューブ3に各端部により回転可能に取付けられている。端
部ディスク4fおよび分離ディスク4e共に内側チューブ3の外径にほぼ対応す
る中心孔を有するので、それらは後者に取付けられ得る。端部ディスク4fと内
側チューブ3との間の結合部および分離ディスク4eと内側チューブ3との間の
結合部は、好ましくは、実質的にシールされた方法で溶接される。スリーブチュ
ーブ2eは、端部ディスク4fおよび分離ディスク4eに、それぞれ、ボールベ
アリング17fおよび第1ボールベアリング17eを介して回転可能に取付けら
れている。
【0032】 外側チューブ5eは、端部ディスク4fおよび分離ディスク4eの間で内側チ
ューブ3に同心に取付けられている。外側チューブ5eは、好ましくは、端部デ
ィスク4fおよび分離ディスク4eとほぼ同じ外径を有するが、しかしそれより
小さくてもよい。結果として、スリーブチューブ2eは外側チューブ5eをも取
囲んでいる。5つの長手方向壁10e、11e、12e、13eおよび14e(
不図示)が、内側チューブ3と外側チューブ5eとの間で内側チューブ3の周囲
に互いに離間された関係で、好ましくは半径方向に延在している。壁10eおよ
び壁14eの間に構成される外側チューブ5eの周部分は削除されており、その
結果、壁10eおよび壁14eの間に構成される空間は、外方向において、スリ
ーブチューブ2eの対応する周部分によって限界されている。好ましくは、半径
方向に延在するさらなる長手方向壁15e(不図示)が、壁10eおよび壁14
eの間で内側チューブ3に配列されている。壁10e、11e、12e、13e
、14eおよび15eは、端部ディスク4fから分離ディスク4eまで長手方向
に延在している。
【0033】 壁10eおよび15eの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ2eと
の対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ9eを画成し
ている。壁15eおよび14eの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ
2eとの対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ21e
(不図示)を画成している。好ましくは、前記壁10e、11e、12e、13
e、14eおよび15eは、両者共、実質的にシールされた方法で、内側チュー
ブ3と同様に端部ディスク4fおよび分離ディスク4eに溶接され、且つ、外側
チューブ5eに接着されている。かくて、2つの連続する壁間(壁10e、11
e、12e、13eおよび14e間で選ばれる)や内側チューブ3および外側チ
ューブ5eの部分間に画成された空間が、関係するなら、バキュームを伝達する
のに有用なチャンネルを形成している。
【0034】 2つの孔18eが、壁10eおよび15eの間で内側チューブ3に配列されて
おり、その結果、チャンバ9eは内側チューブ3の内側と連通している。既に述
べたように、分離ディスク7bが、内側チューブ3の外側に取付けられている分
離ディスク4eとほぼ長手方向の同一レベル位置で、内側チューブ3の内側に圧
入されて配列されている。好ましくは、シール19bが、分離ディスク7bと内
側チューブ3との間をシールするために、分離ディスク7bの周上に配列された
溝内に配置されている。内側チューブ3の区画1eに対応する側の内部(すなわ
ち、分離ディスク7bから端部ディスク4f側の内側チューブ3の端部に向って
延在する部分)が、スリーブ20eを介してバキューム発生器(不図示)にその
自由端で接続されているチャンネル6eを形成している。かくて、バキュームは
前記バキューム発生器からチャンバ9eまで、スリーブ20e、チャンネル6e
および孔18eを連続して介して伝達される。既に述べたように、チャンバ9e
は孔の明けられたスリーブチューブ2eの周部分によって外方向が限界されてい
る。その結果、バキューム作用が周部分の孔を通して及ぼされる、すなわち、そ
れが区画されたバキュームロールの区画1eの動作部である。一方、スリーブチ
ューブ2eの残りの周部分にはバキューム作用は及ぼされない。もちろん、壁1
0eのレベルでのスリーブチューブ2eと外側チューブ5eとの間の間隙は、バ
キュームの漏洩を避けるために最小化されるのが好ましい。同様に、スリーブチ
ューブ2eと壁15eとの間の間隙も同じ理由で最小化されるのが好ましい。
【0035】 結果として、ウェブが区画1e上に置かれたとき、それはチャンバ9e内に存
するバキュームの動作を介してスリーブチューブ2eの動作部に吸引される。さ
らに、スリーブチューブ2eが回転され始めたとき、それはウェブを駆動する。
スリーブチューブ2eの回転を生じさせる手段は後述される。
【0036】 第4の区画1dが、図1bおよび6との関係で説明される。
【0037】 第4の区画1dは第2の区画1bのように、しかし、対称にデザインされてい
る。第4の区画1dはスリーブチューブ2dを備えている。スリーブチューブ2
dは、第3の区画1cに向う側において分離ディスク4dを介し、且つ、第5の
区画1eに向う側において分離ディスク4eを介して、内側チューブ3に各端部
により回転可能に取付けられている。スリーブチューブ2dは、分離ディスク4
dに、スリーブチューブ2cを支持している第1ボールベアリング17dの横に
配置されている第2ボールベアリング17dを介して回転可能に取付けられてい
る。スリーブチューブ2dはさらに、スリーブチューブ2eを支持している第1
ボールベアリング17eの横に配列されている第2ボールベアリング17eを介
して分離ディスク4eに回転可能に取付けられている。
【0038】 外側チューブ5dは、分離ディスク4dおよび分離ディスク4eの間で内側チ
ューブ3に同心に取付けられている。外側チューブ5dは、好ましくは、分離デ
ィスク4dおよび4eとほぼ同じ外径を有するが、しかし、それより小さくても
よい。結果として、スリーブチューブ2dは外側チューブ5dをも取囲んでいる
。5つの長手方向壁10d 、11d、12d、13dおよび14d(不図示)
が、内側チューブ3と外側チューブ5dとの間で内側チューブ3の周囲に互いに
離間された関係で、好ましくは半径方向に延在している。壁10dおよび壁14
dの間に構成される外側チューブ5dの周部分は削除されており、その結果、壁
10dおよび壁14dの間に構成される空間は、外方向において、スリーブチュ
ーブ2dの対応する周部分によって限界されている。好ましくは半径方向に延在
するさらなる長手方向壁15d(不図示)が、壁10dおよび壁14dの間で内
側チューブ3に配列されている。壁10d 、11d、12d、13d、14d
および15dは、分離ディスク4dから分離ディスク4eまで長手方向に延在し
ている。さらに、壁10d 、11d、12d、13d、14dおよび15dは
、一方において壁10c、11c、12c、13c、14cおよび15cと、お
よび他方において壁10e、11e、12e、13e、14eおよび15eとそ
れぞれ実質的に整列されている。
【0039】 壁10dおよび15dの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ2dと
の対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ9dを画成し
ている。壁15dおよび14dの間、および内側チューブ3とスリーブチューブ
2dとの対応する部分によって半径方向に限界されている空間がチャンバ21d
(不図示)を画成している。好ましくは、前記壁10d 、11d、12d、1
3d、14dおよび15dは、両者共、実質的にシールされた方法で、内側チュ
ーブ3と同様に分離ディスク4dおよび分離ディスク4eに溶接され、且つ、外
側チューブ5dに接着されている。かくて、2つの連続する壁間(壁10d 、
11d、12d、13dおよび14d間で選ばれる)や内側チューブ3および外
側チューブ5dの部分間に画成された空間が、関係するなら、バキュームを伝達
するのに有用なチャンネルを形成している。
【0040】 湾曲された細長い孔25e(不図示)が、一方では壁10dおよび壁10eの
間、他方では壁11dおよび壁11eの間において、分離ディスク4eに配列さ
れている。かくて、壁10dおよび11dと壁10eおよび11eとの間で、内
側チューブ3および外側チューブ5dおよび5eのそれぞれ対応する部分で半径
方向に限界された空間が、分離ディスク4dから端部ディスク4fまで長手方向
に延在するチャンネル6d(不図示)を画成している。幾つかの孔18dが壁1
0dに配列されており、チャンネル6dがチャンバ9dに連通するのを許容して
いる。湾曲された細長い孔25fが、壁10eおよび壁11eの間において、端
部ディスク4fに配列されている。アダプタ20dが区画されたバキュームロー
ルの端部ディスク4f側の端部に取付けられ、孔25fを外部のバキューム発生
器(不図示)に連通させている。かくて、バキュームは前記バキューム発生器か
らチャンバ9dまで、孔25f、チャンネル6d(孔25eを備えている)およ
び孔18dを連続して介して伝達される。既に述べたように、チャンバ9dは孔
が明けられたスリーブチューブ2dの周部分によって外方向が限界されている。
結果として、バキューム作用がその周部分の孔を通して及ぼされる、すなわち、
それが区画されたバキュームロールの区画1dの動作部である。一方、スリーブ
チューブ2dの残りの周部分にはバキューム作用は及ぼされない。もちろん、壁
10dのレベルでのスリーブチューブ2dと外側チューブ5dとの間の間隙は、
バキュームの漏洩を避けるために最小化されるのが好ましい。同様に、スリーブ
チューブ2dと壁15dとの間の間隙も同じ理由で最小化されるのが好ましい。
【0041】 結果として、ウェブが区画1d上に置かれたとき、それはチャンバ9d内に存
するバキュームの動作を介してスリーブチューブ2dの動作部に吸引される。さ
らに、スリーブチューブ2dが回転され始めたとき、それはウェブを駆動する。
スリーブチューブ2dの回転を生じさせる手段は後述される。
【0042】 今までに説明されたことからの結果として、区画されたバキュームロールは互
いから独立して回転可能な5つのバキュームロール区画1a、1b、1c、1d
および1eを備えている。各区画1a、1b、1c、1dおよび1eの動作部(
すなわち、バキューム作用が区画されたバキュームロール上に置かれたウェブに
及ぶスリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび2eの対応する部分)は、
好ましくは、約90°である。換言すると、壁10aおよび15a、壁10bお
よび15b、壁10cおよび15c、壁10dおよび15d、壁10eおよび1
5eが、それぞれ、約90°の角度を形成している。図3は区画1aによって駆
動されているウェブ27aを図解している。ウェブ27aは実質的に水平に区画
1aに到達し、そして凡そその動作部(すなわち、垂直に配列されている壁10
aのレベル)において区画1aに接触する。ウェブ27aは、動作部の終わりに
凡そ対応するレベル(すなわち、水平に配列されている壁15aのレベル)にお
いて区画1aを垂直且つ下向きに離れる。もちろん、スリーブチューブ2aは、
図3の例では、時計回りに回転が起こされている。他の区画1b、1c、1dお
よび1eも同様に働く。図2、3、4、5および6から、2本のタイロッド41
aおよび41bが区画されたバキュームロール全体を貫通していることが得られ
る。タイロッド41aは、壁11aおよび12a、壁11bおよび12b、壁1
1cおよび12c、壁11dおよび12d、壁11eおよび12eの間で、内側
チューブ3および外側チューブ5a、5b、5c、5dおよび5eの対応する部
分によって半径方向が限界されて形成されているチャンネル内、およびタイロッ
ド41aを通す孔を有する分離ディスク4b、4c、4dおよび4eを通ってい
る。同様に、タイロッド41bは、壁13aおよび14a、壁13bおよび14
b、壁13cおよび14c、壁13dおよび14d、壁13eおよび14eの間
で、内側チューブ3および外側チューブ5a、5b、5c、5dおよび5eの対
応する部分によって半径方向が限界されて形成されているチャンネル内、および
タイロッド41bを通す孔を有する分離ディスク4b、4c、4dおよび4eを
通っている。タイロッド41aおよび41bは両端部においてねじが切られてナ
ットが設けられており、バキュームロールのたわみがキャンセルされるように締
め付けられる。
【0043】 区画されたバキュームロールは、ウェブがその不動作部(すなわち、バキュー
ム作用がウェブに及ぼされないスリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび
2eの部分)に付着(これは区画されたバキュームロール上へのウェブの望まな
い巻付きに帰する)しないことを確実にするために、エアシャワを備えている。
エアシャワは、チャンバ21a、21b、21c、21dおよび21e内に空気
を吹き込むことにより得られる。この目的のために、孔28a、28b、28c
、28dおよび28eが、壁14aおよび15a、壁14bおよび15b、壁1
4cおよび15c、壁14dおよび15d、壁14eおよび15eの間で、各分
離ディスク4b、4c、4dおよび4eにそれぞれ配列されている(孔28eは
不図示)。かくて、チャンバ21a、21b、21c、21dおよび21eは順
に連通している。外部エア発生器(不図示)は、壁14aおよび15aの間で端
部ディスク4aに配列されたさらなる孔28aに接続されている。代わりに、さ
らなるエア発生器を、壁14eおよび15eの間で端部ディスク4fに配列され
た孔に接続することも可能である。結果として、空気がスリーブチューブ2a、
2b、2c、2dおよび2eのチャンバ21a、21b、21c、21dおよび
21eにそれぞれ対応する部分の孔を介して流れ、ウェブにこの位置において区
画されたバキュームロールを去らせる。代わりに、各スリーブチューブ2a、2
b、2c、2dおよび2eをそれぞれのエア発生器に接続することもまた可能で
ある。この場合、孔28b、28c、28dおよび28eは省略され、エア発生
器からそれぞれのチャンバへの空気の伝送は、チャンバ9a、9b、9c、9d
および9eへのバキューム伝達と同様にチャンネルでもって確実にされ得る。
【0044】 区画されたバキュームロールはまた、ウェブの全体幅に適応され得る。この目
的のために、区画1aは端部ディスク4aと分離ディスク4bとの間のチャンバ
1a内に延在する2本の長手方向スクリュウ30aおよび30a‘を備えている
。スクリュウ30aおよび30a‘は互いに機械的に連結され(例えば、タイミ
ングベルトによる)、隔離部品29aを案内且つ動作させる。隔離部品29aの
外形状はほぼチャンバ9aの断面に対応し、隔離部品29aがチャンバ9aを互
いから実質的にシールされて隔離された2つのサブチャンバ9a’および9a“
に分割する。好ましくは、シール32aが内側チューブ3と壁10aおよび15
aとの側の外表面に形成された溝に配列される。一方、隔離部品29aとスリー
ブチューブ2aとの間の間隙は最小化されるのが好ましい。隔離部品29aの長
手方向位置はスクリュウ30aおよび30a‘を外部から駆動することにより調
整可能である。内側チューブ3に配列された孔18aは分離ディスク4bの近傍
に位置されるのが好ましい。かくて、隔離部品29aと分離ディスク4bとの間
に備えられた結果としてのサブチャンバ9a’は、単独で外部のバキューム発生
器とチャンネル6aを介して接続される。逆に、隔離部品29aと端部ディスク
4aとの間に備えられたサブチャンバ9a”には、バキュームが供給されない。
結果として、スリーブチューブ2aの動作部はサブチャンバ9a’の長さに長手
方向で制限される。実際的には、ウェブ(数本のウェブに分けられている)が区
画されたバキュームロールに置かれたとき、隔離部品29aの長手方向配置が区
画1a上のウェブの外縁にほぼ対応するように、その位置を適応させることが可
能である。かくて、スリーブチューブ2aのウェブによってカバーされていない
部分を通ってのバキュームの漏洩がなくなる。
【0045】 対称的に、区画1eも同じ特徴を備えている。2本の長手方向スクリュウ30
eおよび30e‘が端部ディスク4fと分離ディスク4eとの間のチャンバ1e
内に延在している。スクリュウ30eおよび30e‘は互いに機械的に連結され
(例えば、タイミングベルトによる)、隔離部品29eを案内且つ動作させる。
隔離部品29eの外形状はほぼチャンバ9eの断面に対応し、隔離部品29eが
チャンバ9eを互いから実質的にシールされて隔離された2つのサブチャンバ9
e’および9e“に分割する。好ましくは、シール32eが内側チューブ3と壁
10eおよび15eとの側の外表面に形成された溝に配列される。一方、隔離部
品29eとスリーブチューブ2eとの間の間隙は最小化されるのが好ましい。隔
離部品29eの長手方向位置はスクリュウ30eおよび30e‘を外部から駆動
することにより調整可能である。内側チューブ3に配列された孔18eは分離デ
ィスク4eの近傍に位置されるのが好ましい。かくて、隔離部品29eと分離デ
ィスク4eとの間に備えられた結果としてのサブチャンバ9e’は、単独で外部
のバキューム発生器とチャンネル6eを介して接続される。逆に、隔離部品29
eと端部ディスク4fとの間に備えられたサブチャンバ9e”には、バキューム
が供給されない。結果として、スリーブチューブ2eの動作部はサブチャンバ9
e’の長さに長手方向で制限される。実際的には、ウェブ(数本のウェブに分け
られている)が区画されたバキュームロールに置かれたとき、隔離部品29eの
長手方向配置が区画1e上のウェブの外縁にほぼ対応するように、その位置を適
応させることが可能である。かくて、スリーブチューブ2eのウェブによってカ
バーされていない部分を通ってのバキュームの漏洩がなくなる。
【0046】 もちろん、隔離部品29aおよび29eはこの技術分野で知られている他の手
段によって動かされてもよい。
【0047】 図7を参照して、我々は、今、スリーブチューブ2aを回転駆動する手段を説
明する。図7は区画されたバキュームロールの側面図であり、その取付支持体2
6aおよびスリーブチューブ2aのみが(2点鎖線で)描かれている。区画され
たバキュームロールはフレーム33に固定されている。区画されたバキュームロ
ールに平行に延在し方形断面を有する桁35が、区画されたバキュームロールか
ら水平に離間されてフレーム33に取付けられている。桁35は区画されたバキ
ュームロールよりも幾らか長く、桁35とフレーム33との間に自由空間34を
残すように、その端部によってフレーム33に固定されており、自由空間34を
通って分けられたウェブの全幅が区画されたバキュームロールに到達する。桁3
5に取付けられた駆動装置36aがスリーブチューブ2aを駆動するために設け
られている。モータ(不図示)が桁35に固定されている。区画されたバキュー
ムロールに向い、やや下向きに延びているアーム40aが、桁35に関節結合さ
れている。摩擦ローラ38aがアーム40aの自由端に回転可能に取付けられて
いる。摩擦ローラは桁35に取付けられているモータ(不図示)により、駆動ベ
ルト装置39aを介して駆動される。ハウジングが桁35に回転可能に取付けら
れている空圧シリンダ37aが、そのロッドをアーム40aに回転可能にリンク
結合させている。かくて、空圧シリンダは摩擦ローラ38aがスリーブチューブ
2aに係合または係合解除するのを許容する。結果として、摩擦ローラ38aは
スリーブチューブ2aを回転駆動するのを許容する。
【0048】 同様にデザインされた4つの他の駆動装置(不図示)が、スリーブチューブ2
b、2c、2dおよび2eを回転駆動するために離間された関係で桁35に取付
けられている。
【0049】 結果として、区画されたバキュームロールの各区画1a、1b、1c、1dお
よび1eはそれぞれのモータで駆動され、従って、独自の速度で回転し得る。
【0050】 しかしながら、この区画されたバキュームロールは、全てのスリーブチューブ
2a、2b、2c、2dおよび2eが同じ外径を有し且つ整列されているという
事実の故に、例えば、区画1aから区画1eまで延在する一つの大きなウェブを
駆動するためにも用いられ得る。
【0051】 代わりに、各スリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび2eを駆動する
ための摩擦ローラの代わりに、それぞれの外部ベルト駆動装置を用いることも可
能である。スリーブ2a、2b、2c、2dおよび2eの各々を駆動するには、
スリーブチューブ2a、2b、2c、2dおよび2eに内部的に配列されたそれ
ぞれの歯車伝達装置を用いることも可能であり、この場合、埋め込みモータを備
えた歯車装置または区画されたバキュームロールの端部に外付け配列されたモー
タにシャフトを介して連結された歯車装置であってもよい。
【0052】 代わりに、スリーブ2a、2b、2c、2dおよび2eのための駆動手段は全
くなくてもよい。区画されたバキュームロールはそこで遊動区画バキュームロー
ルとして挙動し、スリーブ2a、2b、2c、2dおよび2eはそれぞれのウェ
ブによって駆動される。
【0053】 説明した実施の形態においては、スリーブチューブ2a、2b、2c、2dお
よび2eの各々が540mmの直径と約1100mmの長さを有し、かくて区画
の全長は約5500mmである。もちろん、これらの寸法は変えられてもよい。
内部アセンブリはスチール材料から作られるのが好ましい。
【0054】 本発明が好ましい実施の形態を参照して説明された。しかしながら、多くの変
形が本発明の範囲内で可能である。
【0055】 例えば、内側チューブ3のみならず外側チューブ5a、5b、5c、5dおよ
び5eは円形でなくてもよい。内側チューブ3および外側チューブ5a、5b、
5c、5dおよび5eの間の壁の数は、それぞれの区画にバキュームを伝達する
ために望まれるチャンネルの数に特に依存して変えられ得る。同様に、壁の間や
内側チューブ3の内部に形成される(それぞれの区画にバキュームを伝達する)
いくつかのチャンネルは、分離ディスク4b、4c、4dおよび4eに孔を異な
らせて配分するか、または、分離ディスク7aおよび7bを内側チューブ3の内
部に異ならせて置くことにより、異ならせて画成され、そして他の区画に接続さ
れ得る。また、さらなる分離ディスクが内側チューブ3の内部に配列されてもよ
い。区画されたバキュームロールの独立した区画の数をバキュームを伝達するチ
ャンネルの数を変えることにより変更することは容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明による区画されたバキュームロールの、図2に示された線A−Aに従う
長手方向断面の左半分および右半分を概略的に示す。
【図1b】 本発明による区画されたバキュームロールの、図2に示された線A−Aに従う
長手方向断面の左半分および右半分を概略的に示す。
【図2】 図1の区画されたバキュームロールの線B−Bに従う断面を概略的に示す。
【図3】 図1の区画されたバキュームロールの線C−Cに従う断面を概略的に示す。
【図4】 図1の区画されたバキュームロールの線D−Dに従う断面を概略的に示す。
【図5】 図1の区画されたバキュームロールの線E−Eに従う断面を概略的に示す。
【図6】 図1の区画されたバキュームロールの線F−Fに従う断面を概略的に示す。
【図7】 図1の区画されたバキュームロールのその区画のための駆動用配列で完成され
た側面線を概略的に示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月4日(2001.9.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 これらのバキュームロールは、当該技術分野において、長い期間知られている
。 FR−A−2202507は、紙の細片を駆動する区画された回転可能なバキ
ュームロールを記載している。ここで、バキュームを受ける区画の数が駆動する
紙の細片の幅に吸引幅を適応させるために選択可能である。それ故に、各区画は
シャフトに取付けられたロールによって形成されている。シャフトは区画の全て
を同時に回転させるために用いられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジル プティジャン ベルギー ビー−6700 アルロン リュ デュ ヴァロン 3 70 (72)発明者 ジョ マルナシュ ルクセンブルグ エル−4879 ルクセンブ ルグ ラマドレーヌ リュ ドゥ ラ モ ンターニュ 69 Fターム(参考) 3F103 BA01 BA33 BC02 BC04 BC08 BC10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周上に開口を有する複数の円形スリーブチューブ(2a、2
    b、2c、2d、2e)であって、その各々は個々に回転可能であるスリーブチ
    ューブが回転可能に且つ同心に並んで取付けられた内側アセンブリと、 前記内側アセンブリに形成され、前記スリーブチューブの周の第1の部分によっ
    て部分的に画成された一つもしくはいくつかの第1のチャンバ(9a、9b、9
    c、9d、9e)とを備え、 前記内側アセンブリは、前記スリーブチューブの前記周の第1の部分がバキュー
    ムを受けるように、バキューム源を前記チャンバに連結する連結手段(6a、6
    b、6c、6d、6e、24)を備えることを特徴とする区画されたバキューム
    ロール。
  2. 【請求項2】 前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)の
    各々は、前記第1のチャンバ(9a、9b、9c、9d、9e)のそれぞれ一つ
    に対応することを特徴とする請求項1に記載の区画されたバキュームロール。
  3. 【請求項3】 前記連結手段(6a、6b、6c、6d、6e、24)はそ
    れぞれのバキューム源を前記第1のチャンバの各々に連結することを許容するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の区画されたバキュームロール。
  4. 【請求項4】 前記周の第1の部分は約90°の角度区分に対応することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  5. 【請求項5】 前記バキュームロールの端部に配された前記スリーブチュー
    ブの一つまたは両方について、調節手段(29a、30a、30a’、31a、
    29e、30e、30e’、31e)は前記スリーブチューブの自由端部におけ
    る選択可能な長さの長手方向部分がバキュームを受けるのを妨げることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの第2のチャンバ(21a、21b、21c
    、21d、21e)が前記内側アセンブリに形成され、且つ、前記スリーブチュ
    ーブ(2a、2b、2c、2d、2e)の周の第2の部分によって部分的に画成
    され、前記内側アセンブリは、空気が前記スリーブチューブの前記周の第2の部
    分の孔を通って吹き出されるように、前記第2のチャンバを空気発生器に連結す
    る連結手段(28a、28b、28c、28d、28e)を備えることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  7. 【請求項7】 前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)の
    前記周の第2の部分は前記スリーブチューブの前記周の第1の部分の直後に配さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載の区画されたバキュームロール。
  8. 【請求項8】 前記内側アセンブリは、内側チューブ(3)、前記内側チュ
    ーブを囲む少なくとも一つの外側チューブ(5a、5b、5c、5d、5e)、
    および、前記連結手段の一部を作る長手方向チャンネル(6a、6b、6c、6
    d、6e)を形成するために前記内側チューブおよび前記外側チューブの間に延
    在する複数の長手方向壁(10a−e、11a−e、12a−e、13a−e、
    14a−e、15a−e)を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の区画されたバキュームロール。
  9. 【請求項9】 前記長手方向チャンネルの少なくとも一つは、少なくとも一
    つの半径方向分離体(7a、7b、4c、4d)によって、少なくとも2つのチ
    ャンネル(6a、6e、6b、6d)に細分割されていることを特徴とする請求
    項8に記載の区画されたバキュームロール。
  10. 【請求項10】 前記外側チューブ(2a、2b、2c、2d、2e)の周
    の一部は、前記第1のチャンバ(9a、9b、9c、9d、9e)の断面が前記
    内側チューブ(3)の一部、前記長手方向壁(10a−e、11a−e、12a
    −e、13a−e、14a−e、15a−e)の2つ(14,15)、および前
    記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)の前記周の第1の部分に
    よって画成されるように削除されていることを特徴とする請求項8または9に記
    載の区画されたバキュームロール。
  11. 【請求項11】 前記外側チューブ(5a、5b、5c、5d、5e)の周
    の一部は、前記第2のチャンバ(21a、21b、21c、21d、21e)の
    断面が前記内側チューブ(3)の一部、前記長手方向壁(10a−e、11a−
    e、12a−e、13a−e、14a−e、15a−e)の2つ(14,15)
    、および前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)の前記周の第
    2の部分によって画成されるように削除されていることを特徴とする請求項8な
    いし10のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  12. 【請求項12】 前記第1のチャンバ(9a、9b、9c、9d、9e)の
    少なくとも一つ(9a;9d)について、対応する連結手段(6a;6e)は、
    前記内側チューブ(3)の内端部を備えることを特徴とする請求項8ないし11
    のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  13. 【請求項13】 前記第1のチャンバ(9a、9b、9c、9d、9e)の
    少なくとも一つ(9b;9d)について、対応する連結手段は、前記内側チュー
    ブ(3)および前記外側チューブ(5a、5b、5c、5d、5e)の間に形成
    され、前記長手方向壁(10a−e、11a−e、12a−e、13a−e、1
    4a−e、15a−e)の少なくとも一つ(10a;10e)によって前記第1
    のチャンバから分離された前記長手方向チャンネル(6b、6c、6d)の一つ
    (6b;6d)と、前記長手方向壁に配列され、前記長手方向チャンネルと前記
    第1のチャンバとのバキューム連通を許容する少なくとも一つの孔(18a;1
    8e)とを備えることを特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載の区画
    されたバキュームロール。
  14. 【請求項14】 前記第1のチャンバ(9a、9b、9c、9d、9e)の
    少なくとも一つ(9c)について、対応する連結手段は、前記内側チューブ(3
    )の内側部分(24)、前記内側チューブ(3)および前記外側チューブ(5a
    、5b、5c、5d、5e)の間に形成された前記長手方向チャンネル(6b、
    6c、6d)の一つ(6c)とを備え、前記第1のチャンバは前記内側チューブ
    の前記内側部分を介して前記長手方向チャンネルとバキューム連通することを特
    徴とする請求項8ないし13のいずれかに記載の区画されたバキュームロール。
  15. 【請求項15】 前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)
    は同じ外径を有することを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の区
    画されたバキュームロール。
  16. 【請求項16】 前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)
    の各々を互いから独立して回転駆動する駆動手段(38a、39a)をさらに備
    えることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載の区画されたバキュ
    ームロール。
  17. 【請求項17】 前記スリーブチューブ(2a、2b、2c、2d、2e)
    の少なくとも一つについて、前記駆動手段は前記スリーブチューブの外部の摩擦
    ローラ(38a)を備えることを特徴とする請求項16に記載の区画されたバキ
    ュームロール。
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