JP2003502140A - ろ過装置用シール装置 - Google Patents

ろ過装置用シール装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、シールが篩の少なくとも一方の表面から隆起する、TFFあるいはNFカセットのようなろ過モジュール用の篩におけるガスケット、シール領域あるいはO−リング、若しくは、ろ過カートリッジの出口のO−リングに関する。シールはフィルタ構成部品に成型されるのが好ましく、そうした構成部品に射出成型されるのがより好ましい。シールは、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、熱硬化性樹脂及び天然及び合成のゴムのような任意のエラストマー材料から形成することができる。成型されたシールが良好なシールを提供し、高さ及び幾何学の変更を可能とし、現在使用される接着材あるいは従来からのガスケットあるいはO−リングにおけるそれよりもずっと高い清浄性及び低抽出性が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明はろ過装置用のシールガスケットに関し、詳しくはろ過装置あるいはろ
過装置内での一体形成されたシールの使用に関する。
【0002】 (従来の技術) ろ過装置の使用は良く知られている。ろ過装置は代表的には、取り除きたい様
々な分子を含有する液体をろ過するために使用される。使用される基本的な設計
フォーマットには3つ、即ち、ホルダ内に平シート状の円盤状膜を納めたものと
、この円盤状膜を円筒カートリッジ(プリーツ付きあるいはプリーツ無しあるい
は螺旋巻きした)に納めたもの、そして、1つ以上の平フィルタと共にカセット
に納めたものがある。 円盤状膜フォーマットでは膜は、上部及び底部の各ホルダプレート間の周囲に
沿って液密配列下に保持され、各ホルダの平坦な表面と、この表面の、膜の一方
側あるいは両側のナイフエッジ配列部分とがシールを形成する。
【0003】 カートリッジフォーマットでは、フィルタ要素、即ちプリーツ付きのフィルタ
の一端もしくは両端に取り付けるキャップのようなフィルタ要素の各端部の出口
や液密シールの必要なその他の部分とコアとの間に液密シールを形成する、エポ
キシあるいはウレタンのような接着材、ヒートシールあるいは溶剤接着法、シリ
コーンガスケット、がしばしば使用される。 カセットフォーマットでは、液体はマニホルド間に積重させた、あるいはマニ
ホルドプレートに個別にシールした複数のフィルタモジュール内でろ過される。
各フィルタモジュールには、モジュールの各外側表面上の篩や不透性の外層とい
った適宜のスぺーサで分離させた1つ以上のフィルタ層が収納される。各モジュ
ールの一端あるいは両端には、装置内に液体送給物を流入させるのみならず、ろ
液及び残留物を装置から流出させ得るようにする一連のポートが備えられる。カ
セットは、接線流れ(HPTFFを含むTFF)、デッドエンド流れ若しくは直
交流れ(NF)の何れかの態様下に運転される。
【0004】 TFF運転では流体は、単数あるいは複数の送給物ポートから送給物篩とフィ
ルタとの間の空間に送られ、フィルタを通るろ液流れに対して接線方向でフィル
タ表面を横断する。 NF運転では流体はフィルタ表面位置を直接流れ、膜を通過する流体が膜を通
り、残りの分が膜の上流側に残る。
【0005】 幾つかのモジュールはカセット全体を射出成型した一様な装置とすることでシ
ールされる。米国特許第5,824,217を参照されたい。しかしながら、こ
うしたモジュールを使用するためには資本コストの大きなマニホルド設備を新た
に入手する必要がある。大抵のカセットでは代表的にはステンレス鋼製の2枚の
不透性ホルダプレート間にマニホルド積重体を保持する設計形状が採用され、こ
れらのカセットモジュールでは代表的には、カセットのろ過側は接着材、詳しく
はエポキシあるいはウレタン接着材により残留物側からシールされる。接着材は
シール手段として使用される他に、1つ以上の流体ポート、詳しくは送給物篩ポ
ートの周囲にも付着され、この送給物ポートを残留物及びあるいはろ液の各ポー
トから分離するガスケットを創出する。現在、そうしたガスケットは篩と単に同
じ高さとされ、多くの用途ではそれで十分である。システムの一体性の維持及び
種々のポート間での漏出防止は圧縮性シールに依存している。
【0006】 しかし、ある種のプロセスではこの形式のシールでは不十分である。例えば、
高温及び冷温の流体サイクルが交互に使用されるプロセスではしばしばシール不
十分で漏れが発生することが分かった。同様に、複合セルロース強化膜のような
圧縮性の膜を特に高圧(344.7kPa(>50psi))下に使用すると流
体の圧力で膜が圧迫されてシールが破られる。
【0007】 上述した3つのフォーマットではシールあるいはガスケットを提供する方法は
十分なものではなかった。 接着材は化学的相容性が限られ、有意の抽出物源となり、プロセス制御を難し
くし、接着強度限界や使用温度限界を生じさせ、またプロセスサイクル時間を増
やすことから望ましくない。
【0008】 流動してシールを形成する物質に加熱要素を接触させる直接的なヒートシール
は被ヒートシール物質の厚さを制限するので望ましくない。被ヒートシール物質
の厚さが制限されると、ろ過装置の所定の容積内に出現し得る物質層数が減り、
望ましからざることには装置のろ過容量が減少する。更には直接的なヒートシー
ルは多段階を要しそれが物質の相容性を制限することや、ろ過要素を直接ヒート
シールする基材が要求されることからも望ましくない。 溶剤接着は、溶剤により被ろ過液が環境上制約されることから望ましくない。
【0009】 加えて、ポリシリコーンベースのような材料を、シール材料、O−リング、あ
るいはガスケットとして使用するのは望ましくない。なぜならそうした材料は被
ろ過送給物の一部分を自身の構造内に吸収し、吸収した被ろ過送給物部分を次に
ろ過されるサンプル中に脱着してこれを汚染するからである。更には、これらの
自立式のガスケットは補修あるいは交換若しくは組み付け中にしばしば落下し、
またしばしば不正座着して漏洩を生じさせる原因を創り出す。更にまた、O−リ
ングのような遊嵌シールはガスケットシール表面の背後(例えば、O−リングの
内壁と、O−リングを取り付けるフィルタハウジングの壁との間)にデッドスペ
ースを創出する。このデッドスペースは、シール及びろ過装置の衛生条件及び一
体性を損なうバクテリア、カビ、ウィルス、イーストの温床となる。 米国特許第5,034,124にはフィルタプレート要素及びこのフィルタプ
レート要素を含むフィルタ要素とが記載される。フィルタプレート要素はその入
口端及び出口端間で長手方向に仕切られ、各端部位置には液体供給物及び収集ト
ラフを有している。フィルタプレート要素の上部表面には、フィルタプレート要
素をフィルタ要素に押し当てて積極的な液密シールを保証するガスケット要素が
配置される。 米国特許第5,445,737号には、各散文せきようの装置が記載される。
この装置では孔付きのガスケットの上下の積重体間にアニオン交換膜が教示され
る。ガスケットの孔はガスケットの積重整列状況下にチャンバを形成する。
【0010】 (解決しようとする課題) 本発明によれば、添付の特許請求の範囲の請求項1に記載するようなろ過装置
と、このろ過装置を送給物篩及びろ過物篩として使用する、同請求項9に記載す
るようなろ過装置とが提供される。好ましい実施例は各従属項に記載される。 全ての前述の装置のためのシール材料、O−リング及びガスケットを作製する
ための良好な材料及び方法を提供することである。
【0011】 (課題を解決するための手段) 本発明は、例えばろ過モジュールの1つ以上の流体ポートのような被シールろ
過要素の周囲にシールを形成することに関する。現場で特に成型、好ましくは射
出成型することのできる熱可塑性材料は、一体の、衛生的な、ガスケットあるい
はシールを形成することからその材料として好ましいものである。この熱可塑性
材料はろ液に対する抽出性及び吸着/脱着性が低くそれがろ液を使用上一段とき
れいなものとし、また装置の濾過作用により被ろ過流体からろ別しようとする被
ろ過物(例えば、粒状物、バクテリア、ウィルス)以外のものがシール材料から
何ら追加あるいは除去されないことを保証する。しかも、現場成型された好まし
い実施例ではシールは、シールに際しての移動あるいは整列不正が防止されるの
で、シール(密封状態)が常に一貫して同じであることが保証される。最後に、
シールを現場成型した好ましい実施例において使用する場合、シールはその背後
位置に、もしそうでない場合には微生物を成長させるデッドスペースを有さない
【0012】 カセット装置ではシールは篩のような構成部品の少なくとも一方側、好ましく
は両側に形成され、構成部品の表面から隆起される。シールは構成部品に成型さ
れるのが好ましく、射出成型されるのが更に好ましい。シールは熱可塑性のポリ
マー、コポリマーあるいはテルポリマー、熱可塑性エラストマー、ウレタン、特
には独立気泡ウレタンのような熱硬化性プラスチック、天然及び合成のゴムから
形成することができる。成型されたシールは良好なシールを提供し、カセットの
高さ及び幾何学上の変更、もっと目の粗い篩の使用を可能とし、ある場合には、
篩として作用し且つ現在使用される接着材よりもずっと良好な浄化性及び低抽出
性を提供する開放空間を形成する成型リムを使用することで、篩自体の排除をも
可能とする。 かくして、本発明によれば、熱可塑性エラストマーから構成されるフィルタ装
置のためのシールが提供される。
【0013】 また本発明によれば、フィルタ装置上に現場成型された、熱可塑性エラストマ
ーから形成される、ろ過装置のためのシール手段が提供される。 更に、本発明によれば、ろ過モジュールであって、少なくとも1つの膜層と、
少なくとも1つの送給物篩層と、少なくとも1つのろ過物篩層とを含み、前記少
なくとも1つの送給物篩層及び少なくとも1つのろ過物篩層が、これら各層の少
なくとも一つの縁部に形成した1つ以上のポートを有し、膜の各側で流体が送給
物篩層の前記ポートを通して送給物篩層に流入し、この送給物篩層から膜を通し
てろ過物篩層に入り、ろ過物篩層の1つ以上のポートを通してろ過モジュールの
出口に達するようになっており、前記少なくとも送給物篩層及びろ過物篩層の1
つ以上のポートが篩よりもずっと厚く成型されたシールを含み、シールの前記厚
さが送給物篩層及びろ過物篩層の少なくとも一方側から伸延するろ過モジュール
が提供される。
【0014】 また本発明によれば、ろ過モジュールであって、最も外側の、液体不透性を有
する金属あるいはプラスチック製のホルダかあるいは、ろ過モジュールの外側層
を形成するプラスチックフィルムの何れかであり得る2つの端部キャップ層と、
これらの端部キャップ層の内側の1つ以上の篩層と、篩層の内側の1つ以上のフ
ィルタ層と、を含み、少なくとも1つの篩層が送給物層であり且つその周囲縁部
の少なくとも1つに1つ以上の一連の送給物流れポートを有し、この送給物流れ
ポートが篩よりもずっと厚く成型したシールによりシールされ、シールの前記厚
さ部分が篩の少なくとも一方側から伸延するろ過モジュールが提供される。
【0015】 (発明の実施の形態) 本発明はろ過装置を製造する上で代表的に使用される、膜のポッティング、膜
のシール縁部あるいは、フィルタ装置の膜その他を包囲する若しくは支持層、膜
ポートあるいは外側縁部あるいは篩ポートにおけるガスケット、O−リング及び
その他の類似のシール部品のようなシール装置に関する。 本発明ではシール装置のために、形成及び使用し易く、低抽出性の、被ろ過流
体に対する成分吸収/脱着性の低い材料が選択使用される。こうした材料には、
これに限定するものではないが、熱可塑性のポリマー、コポリマーあるいはテル
ポリマー、熱可塑性エラストマー、のような任意のエラストマー材料、熱硬化性
樹脂、例えば、ウレタン、特には独立気泡ウレタン、天然及び合成のゴムが含ま
れる。
【0016】 好ましい実施例ではシール装置は、装置の構成部品、特には、シールを接着及
び保持することのできるプラスチックその他の相当材料(ガラスメッシュ、織布
に射出成型あるいはインサート成型され、そうでない場合は(接着などにより)
装置に一体形成される。これにより、組み立て及び使用が容易であること、シー
ルが常に正しい位置に維持されしかも不整合あるいはシール位置ずれを起こさな
いことを保証すること、において幾つかの有益性のある一体化されたシールが入
手される。更には、現場成型したこうした実施例ではシールは、シールと、シー
ルを接着するフィルタ部品との間の、そうでない場合にはバクテリア、イースト
、カビ、ウィルスのような微生物が成長してフィルタの一体性や衛生条件を脅か
すデッドスペースが排除される。
【0017】 以下に幾つかの好ましい実施例、詳しくはカセット形式のろ過装置の篩上で使
用する本発明の実施例に関して説明する。しかしながら、本発明はこれらの特定
実施例に限定されるものではない。
【0018】 図1には本発明の第1の実施例がカセット形式のろ過装置用の送給物篩として
示される。送給物篩1は、装置の送給物、残留物、ろ液の各ポートに夫々相当す
る一連のポート3、5、7を有している。図示されるように、ポート3はその周
囲に形成され、このポート3をその他の各ポートから隔絶するガスケット9を有
する。本実施例では各ポート3は、送給物流体をろ過物から分離させておくため
の、送給物篩のろ液ポートである。図示されるように、ガスケット9は篩を貫い
て形成されその一方の側のみが篩の表面よりも隆起されている。
【0019】 図2には本発明の第2の実施例が示される。送給物篩11は、ろ過装置の送給
物、残留物、ろ過物の各ポートに夫々相当する一連のポート13、15、17を
有する。図示されるように、各ポート13は、このポート13の周囲に形成され
且つポート13をその他のポートから隔絶するガスケット19を有する。
【0020】 図3には図1あるいは図2の何れかの実施例の平面図が示される。図示される
ように、送給物篩20は送給物側21と残留物側22とを有し、流体はこの送給
物側21から残留物側22の方向で篩を横断して流動する。ガスケットに包囲さ
れない5つの送給物ポート23と、ガスケットで包囲された4つのろ過物ポート
24とが送給物側21に設けられる。同様に、篩20の残留物側22には、ガス
ケットで包囲された4つのろ過物ポート24と、ガスケットで包囲されない5つ
の残留物ポート25とが設けられる。ガスケットは選択されたろ過物ポート24
を包囲すると共にこれらのろ過物ポート24をその他のポート23、25から隔
絶する。ろ過物篩のためには送給物ポート及び残留物ポートにガスケットが形成
され、ろ過物ポートにはガスケットは形成されない。
【0021】 図では円形で示されるガスケットは単に流体ポートを包囲すれば良く、不整形
、円形、楕円、長円、三角形あるいは多角形(四角形、長方形、五角形、六角形
、八角形、十角形等)のような任意の幾何学的設計形状のものとすることができ
る。選択される設計形状はろ過装置の機能と干渉しない限りに於いて設計者の判
断に基づく。
【0022】 図4には本発明に従うろ過モジュールの簡略化した断面が示されている。送給
物篩31とろ過物篩32とが膜33の各側に位置決めされる。送給物篩31とろ
過物篩32の外側に隣り合って夫々第1及び第2の端部キャップ層34及び35
が位置付けられて完成パッケージを構成する。各端部キャップ層34及び35は
米国特許第5,824,217に記載されるようなモジュールの一部分として形
成した、ステンレス鋼あるいはプラスチック製のプレートあるいは別個の層のよ
うな、ろ過装置における端部プレートとすることができる。図示されるように、
ガスケット36が、送給物篩31とガスケット36、ろ過物篩32とガスケット
36の夫々の間部分のシールを維持する。本実施例では流体は、送給物篩31に
形成され、ガスケットで包囲されず且つ被ろ過流体源に結合した1つ以上のポー
トを通して送給物篩31に流入する。この流体の一部は膜33を通過し、ろ過物
がろ過物篩32に形成した1つ以上のポートを介してろ過モジュールから除去さ
れる。
【0023】 図5には本発明に従うTFF形式のろ過モジュールの簡略化した断面が示され
る。ろ過モジュールの外側部分は第1及び第2の各端部キャップ層40A及び4
0Bから構成される。第1の端部キャップ層40Aの内側で且つこの第1の端部
キャップ層40Aに隣り合って位置決めされる。第1の膜層42が第1の送給物
篩41の内側で且つこの第1の送給物篩41に隣り合って位置決めされる。第1
の膜層42の内側にはろ過物篩43が位置決めされる。ろ過物篩43の内側、即
ち下方には第2の膜層44が位置決めされ、その内側には第2の送給物篩45が
位置決めされる。第2の送給物篩45の内側にはろ過モジュールの他の外側端部
を形成する第2の端部キャップ層40Bが位置決めされる。流体は1つ以上の送
給物ポートを通して第1の送給物篩41及び第2の送給物篩から流動し、次いで
第1及び第2の各膜層42及び44を通してろ過物篩43に送られ、このろ過物
篩43で爾後のプロセス処理のために除去される。
【0024】 図6にはNF即ち直交流れ形式のろ過モジュールが示される。このろ過モジュ
ールでは送給物篩51はこの送給物篩の一端に位置付けた1つ以上のポート52
を有している。流体はこれらのポートを貫いてろ過モジュールに入り、一部が膜
53を貫いて流動してろ過物篩54に収集される。膜を通過しなかった流体部分
は膜の上流側で、残留物ポート55に示されるように残留し、接線流れを生じな
いようにシールされる。ろ過物は送給物篩51の、開放状態のポート52とは反
対側の端部に形成した1つ以上のろ過物ポート56を通して装置から排出される
。開放された送給物ポート52の下方の1つ以上のろ過物ポート57もまた、チ
ャネリングあるいは接線流れが生じないようにするためにシールされる。
【0025】 所望であればろ過モジュールを、例えば中央送給物篩や外側透過物篩及びある
いは外側ろ過物篩と、追加のフィルタ層などを使用するその他の配列構成とする
ことができる。膜層とスぺーサ(送給物篩及び残留物篩)層とを結合して実用装
置を形成するべく数多くの変更を実施することが可能である。更には、本発明に
おける各篩及びろ過モジュールは、先に議論したように、接線流れろ過装置、あ
るいはデッドエンドあるいは直交流れ形式のろ過装置で使用することができる。
米国特許第5,724,217号を参照されたい。 篩は、送給物篩であれ、ろ過物篩あるいは残留物篩であれ、基本的には開放容
積が確定された、あるいは多孔質の、篩それ自体のような単一層であり得る。
【0026】 開放容積形のそうした篩の1つは、膜あるいは端部キャップのような隣接する
層の表面に形成したシールリムあるいは外側縁部ガスケットの1つ以上により形
成することが可能であり、かくして、隣り合う2つの層、例えば端部キャップ層
と膜層との間には空間容積が画定される。この空間容積は篩と同じ様式下に作用
し、本発明の目的上この空間容積は篩として取り扱われる。本実施例では単数あ
るいは複数のリムは、種々の層間に完全なシールが形成されることを保証するた
めにガスケットと同じ材料で且つガスケットと同じ方法で形成され、ガスケット
と同じ高さ寸法に作製される。
【0027】 図7には、非多孔質のポリエチレンシートから作製され、膜のような別の層に
隣り合って組み付けた場合に空間の如きが形成されるようにするリム62を射出
成型端部キャップ61が示される。 1つのポートの周囲シールとして、あるいは開放された空間容積の篩を形成す
る単数あるいは複数のリムとして使用するのに加え、種々の層の表面上あるいは
表面内には、流れ配分や滞留時間その他の、装置あるいは装置内の流体の因子を
制御するための様々な構造部分を形成することもできる。
【0028】 本発明をカセット形式のろ過装置の篩に関連する好ましい第1の実施例に関し
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。 例えば、本発明のろ過装置は、相互にクランプされて2つのリングの間で液密
配列下に膜を保持することのできる2つのリングを含む、伝統的なフィルタホル
ダと共に使用することができる。このろ過装置のシールとして熱可塑性エラスト
マーを使用すれば、液密シールを形成する上で非常に役立つ。所望であれば、フ
ィルタホルダの一方あるいは両方のシール表面に蟻溝その他のアンダーカット配
列のような溝を設け、熱可塑性エラストマーをこの溝内に成型してシール表面及
び溝から隆起させることでフィルタホルダ用のシール装置を形成することができ
る。
【0029】 本発明は、図8に示すような、ろ過装置72をマニホルドプレート73に結合
するために使用するガスケット71を形成するために使用することもできる。こ
うしたガスケットは、所望に応じて然るべく前形成するかあるいは形成しておく
ことができるが、これを然るべく形成して組み立て中に装置から脱落しないこと
を保証するために、あるいは組み立て中に不整合状態となってシール位置ずれを
生じないことを保証するのが好ましい。再使用部品にシールを形成する場合、そ
うした部品へのシールの接着力は、部品の通常の使用及び取扱中にはシールが然
るべき位置に止まるが、必要時間経過後にシールを取り外し及び再配置すること
ができることを保証するに十分なものであることが好ましい。
【0030】 あるいは、本発明は図9に示されるように、カートリッジフィルタ装置82に
於いて伝統的なシリコーンあるいはPTFE樹脂のO−リングに代えて使用する
O−リングシール81を形成するために使用することができる。現在、カートリ
ッジハウジングの設計形状では代表的には装置のO−リングを保持する周囲部分
に沿って浅い凹所が形成される。本発明のO−リングはこの凹所に直接埋め込む
ように、あるいは所望であればそうした凹所を、O−リングが現場形成され且つ
然るべく止まることを保証する、蟻溝のようなアンダーカットあるいは保持特徴
を有するように改変することができる。
【0031】 篩は、もしこれを使用する場合は、織った、織らない、あるいは多孔質構造の
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ガラス繊維、ガラス、カーボンあるいはポリ
エステルの篩、不織布あるいは商標名TYVEKあるいはTYPAR紙のような
織らない篩としても良い。篩はスクリムの形態の、あるいは、高多孔質の膜のよ
うな多孔質フィルムのようなものとすることもできる。あるいはまた、篩は一連
の孔、溝あるいは開口を形成したフィルムから作製し得、あるいは、格子状構造
を注型したものであっても良い。
【0032】 膜は、超高分子重量のポリエチレン、ポリプロピレン、EVAコポリマー及び
αオレフィン、メタロセンオレフィニックポリマー、PFA、MFA、PTFE
、ポリカーボネート、ビニルコポリマー(例えばPVC)、ポリアミド(例えば
ナイロン)、ポリエステル、セルロース、セルロースアセテート、再生セルロー
ス、セルロース複合物、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリールス
ルホン、ポリフェニールスルホン、ポリアクリロニトリル、ポリビニリデンフル
オリド(PVDF)、及びそれらの混合物を含む、ポリエチレンのようなオレフ
ィンから選択したポリマーから形成した、微孔質膜、限外ろ過膜(UF)、ナノ
ろ過膜あるいは逆浸透膜であり得る。膜の選択は、用途、所望のろ過特性、ろ別
するべき粒状物の形式及び寸法に依存する。
【0033】 端部キャップ、入口、出口、ハウジング、スぺーサ、リテーナ、マニホルド、
カプセルなどのような、本発明のシールを付着させ得るところのその他のフィル
タの構成部品は、例えば金属、セラミック、ガラスあるいはプラスチックのよう
な様々の材料から作製することができる。これらの構成部品は、比較的低コスト
であり且つ良好な化学的安定性を有することから、ステンレス鋼、特に316ス
テンレス鋼あるいはアルミニュームから形成するのが好ましく、あるいはもっと
好ましくは、ポリオレフィン、特にポリエチレンやポリプロピレン、ホモポリマ
ーあるいはコポリマー、エチレンビニルアセテート(EVA)コポリマー、ポリ
カーボネート、スチレン、PTFE樹脂、熱可塑性ペルフルオリネーテッドポリ
マー(例えばPFA)、ナイロンその他のポリアミド、PET及び任意の上記の
混合物のようなプラスチックから形成される。
【0034】 シールは任意のエラストマー材料から形成される。材料は極めて弾性のもので
ある必要はないが、シールを曲げるあるいは圧縮中に隣り合う層とのシールを維
持するための幾分かの能力を有するべきである。シール材料は約60〜約100
のジュロメータ値を有するのが好ましく、好適な材料には、これに限定するもの
ではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、EVAコポリマー(例え
ばPVC)、ポリアミド(例えばナイロン)、ポリエステル、アクリロニトリル
ーブタジエンスチレン(ABS)、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
アリールスルホン、ポリフェニールスルホン、ポリアクリロニトリル、ポリビニ
リデンフルオリド(PVDF)、及びそれらの混合物、熱可塑性エラストマー(
例えば商標名Santopreneポリマー)、EPDMゴム、熱硬化性樹脂(
例えば独立気泡ウレタン)や天然あるいは合成のゴムが含まれる。
【0035】 材料は、本発明の好ましい方法である射出成型で使用することができるように
熱硬化性樹脂あるいは熱硬化性エラストマーとするのが好ましい。そうした好ま
しい材料の1つは、オハイオ州AkronのAdvanced Elastom
er Systems社から入手することのできる、ジュロメータ値約80の商
標名SANTOPRENEである。好ましい熱可塑性樹脂には、低密度の、線形
低密度の、中庸密度及び高密度の各ポリエチレン、ポリプロピレン、EVAコポ
リマーが含まれる。
【0036】 シールは、ろ過装置の一部或は構成部品にシールを接着あるいは成型すること
により好ましく形成される。シ−ルは部品に射出成型するのが好ましい。熱可塑
性エラストマーや熱可塑性樹脂は射出成型プロセスのために好ましいものである
が、ゴムあるいはウレタンのような熱硬化性樹脂を使用することもできる。シー
ルは篩の両側に射出成型された1つの部片として形成するのが好ましい。ガスケ
ットの如きを形成するために、最終的なガスケットの設計形状の半分に各々相当
する2つの型を作製し、これを送給物篩の各側に相互に整列状態で配置する。次
いで、熱可塑性エラストマーあるいは溶融した熱可塑性樹脂、その他の選択され
たシール材料を一方あるいは両方の型部片に注型して型にシール材料を充填し、
かくして所望のガスケットを送給物篩に現場形成する。
【0037】 あるいは、所望であればシールを前成型し、接着材の如き様々の手段、あるい
はシールを篩の開口部内に押し嵌め(ゴムグロメットのそれと似たように)する
などの機械的保持手段により篩層の開口部に取り付けることができる。 本発明に従うモジュールは代表的には以下の様式、即ち、好ましくは送給物篩
であるところの篩に、相互に反対向きの最も外側の縁部の少なくとも一方、好ま
しくは両方に一連の孔を設ける様式下に形成される。本発明に従うシールは所望
のポートの周囲に形成され且つ固定される。
【0038】 本発明は、本発明の篩あるいはそうした篩を収納するモジュールを使用する接
線方向流れのろ過装置において、送給物ポート、残留物ポート、ろ過物ポートは
、装置に入る流体送給物が少なくとも1つの送給物チャンネルに入り、単数ある
いは複数の送給物篩層を通り、膜層を貫いてろ過物流れを形成する、若しくは膜
層に保持されて残留物流れを形成する。残留物流れは残留物ポートの1つ以上を
通して装置から除去され、ろ過物流れは1つ以上のろ過物ポートを通して除去さ
れる。所望であれば1つ以上のろ過物入口ポートと1つ以上のろ過物出口ポート
とを形成してろ過物の幾分かをろ過物層に再循環させ、ろ過物側に接線方向流れ
が生じるようにすることができる。こうすることで、装置内部の経膜的な圧力を
制御することができる。
【0039】 本発明のデッドエンド流れろ過装置では送給物ポート及びろ過物ポートは相互
にシールされ、ろ過物のみがモジュールから回収される。 以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし
得ることを理解されたい。
【0040】 (例1) 送給物篩を有し、この送給物篩の各側から約0.127mm(0.005in
)の高さで熱可塑性エラストマーを射出成型したガスケットを有するTFF形式
のろ過モジュールを作製した。ガスケットを形成する熱可塑性エラストマーはジ
ュロメータ値80の商標名Santopreneエラストマーであった。ろ過モ
ジュール内の複合再生セルロース膜の1層には、ミリポア社から入手することの
できる、圧縮の比較的容易なPL複合物が使用された。 商標名PELLICON Maxiカセットとして知られる比較用のろ過モジ
ュールを、送給物篩のシールに標準のエポキシを使用した点を除き上記ろ過モジ
ュールと同様にして形成した。このシールは篩表面と高さを同じとした。
【0041】 両ろ過モジュールを、マサチューセッツ州ベドフォードのミリポア社から入手
することのできる商標名PELLICON SSベンチトップマニホルドで約2
.54cm当たり約158.757kg(350inlbs)のトルク下に試験
した。各ろ過モジュールには水を流体として使用する冷/温の各サイクルを5回
かけた。温サイクルでは2時間、50℃の温度下に、送給圧力を413.7kP
a(60psi)とし、次いで残留物圧力を241.3kPa(35psi)と
し、冷サイクルでは5℃下の冷蔵庫内に18時間静止保管した。各カセット、即
ちろ過モジュールのシールの一体性を、各サイクル間で758.4kPa(11
0psi)までの68.9kPa(10psi)間隔で試験した。
【0042】 両ろ過モジュールのシールの一体性試験の結果を図10のグラフにプロットし
た。ガスケットを設けたろ過モジュールのシールは試験を通して一体性を維持し
ていることが明瞭に示されている。ガスケットを設けない伝統的なろ過モジュー
ルでは本発明のろ過モジュールにおける高い初期圧力抵抗を達成できず(758
.4kPa(110psi)に対して551.6kPa(80psi))サイク
ルを重ねるにつれシール能力は低下している。
【0043】 本発明は現在入手することのできる装置に対し幾つかの点で有益なものである
。 先ず、そして最も有益には、本発明によれば従来可能であったよりもずっと高
圧縮性の膜、例えば複合セルロース膜を使用することができるようになる。こう
した膜は非常に効率的であるがその構造故に容易に圧縮されて漏出を生じるシー
ル上の問題を有していたのであるが、本発明はこの問題を解決し、かくしてろ過
装置での全く新規な部類の膜の使用を可能とする。
【0044】 次に、本発明によれば、伝統的な膜か若しくは圧縮性のずっと高い新規な膜と
共に、こうしたろ過用途で高圧を使用することが可能となる。同様に、本発明は
ろ過用途では極めて一般的な交互する冷/温サイクル(ろ過時の冷温サイクル、
内部バッチクリーニング時の高温サイクル)において弾性を有する。データが明
示するように、そうした熱サイクルは本発明を使用するろ過装置の性能に何ら影
響を与えない。 更に、本発明によれば、ポートのシール幾何学を円形以外の異なるものとする
ことが可能であり、シール面積を、シールを接着するポートで可能であったより
もずっと、全体的に直径の小さいものとすることができる。 また、本発明によれば、非常に目の粗い篩あるいは膜を使用する場合、接着シ
ールにおいて生じていたような篩あるいは膜のオーバーフィリングが生じないた
めに、ずっと厚い篩及びあるいは目の粗い篩あるいはろ過膜を使用することが可
能である。
【0045】 また、本発明によれば、伝統的には篩で充填されていた、隣り合う各層間にリ
ム/スぺーサを形成することから、カセットフォーマットにおいて物理的な篩に
代えて開放容積空間を使用することが可能となる。 本発明によれば、現場形成したガスケット、シール装置、O−リングを、一定
構成の装置と共に使用することが可能となり、所望範囲よりも外側への材料飛散
はあったとしても僅かである。この点は、エポキシやウレタンを使用する現用装
置では実現し得ないものある。 本発明によれば、形成及び使用が容易で、低抽出性で、被ろ過流体からの成分
の吸収/脱着性の低いシール装置の使用が可能となる。
【0046】 シールを現場形成した好ましい実施例を使用する場合、組み立て及び使用が容
易である点で幾つかの有益性を有するところの、一体化され、常に正しい位置に
保持されしかも不整合あるいは位置ずれを生じ得ないシールが装置において入手
される。更には、現場形成したシールによれば、シールと、このシールを接合す
る部品との間の、そうでない場合にはバクテリア、イースト、カビあるいはウィ
ルスのような微生物が成長してフィルタの一体性及び衛生条件を脅かすところの
デッドスペースが排除される。
【0047】 (発明の効果) ろ過装置用のシール材料、O−リング及びガスケットを作製するための良好な
材料及び方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の断面図である。
【図2】 本発明の別の実施例の断面図である。
【図3】 図1及び図2に示す実施例の何れかの平面図である。
【図4】 TFF形式のろ過モジュールにおける本発明の実施例の断面図である。
【図5】 TFF形式のろ過モジュールにおける本発明の他の実施例の断面図である。
【図6】 直交流れ(NF)形式での特別の設計形状の他の実施例の断面図である。
【図7】 隣り合う層と共に、本発明に従う篩として作用する開放容積あるいは開放空間
を形成する、射出成型された端部キャップ層の部分側面図である。
【図8】 フィルタ装置をカセットフォーマットのマニホルドプレートに結合する状態で
示す本発明のガスケットの使用状況を表す分解斜視図である。
【図9】 シリコーン製のO−リングを本発明の熱可塑性エラストマー製のO−リングと
交換する状況でのカートリッジの斜視図である。
【図10】 例1の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 送給物篩 3、5、7 ポート 9、19、36、71 ガスケット 11、20、31 送給物篩 13 送給物ポート 15 残留物ポート 17 ろ過物ポート 21 送給物側 22 残留物側 23、52 送給物ポート 24、56、57 ろ過物ポート 25、55 残留物ポート 32、43、54 ろ過物篩 33 膜 34、40A 第1の端部キャップ層 35、40B 第2の端部キャップ層 41 第1の送給物篩 42 第1の膜層 44 第2の膜層 45 第2の送給物篩 61 成型端部キャップ
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月21日(2001.12.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項14端部キャップ層の表面上に1つ以上のシールリムが形成さ れる請求項9〜13の何れかのろ過モジュール。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 71/34 B01D 71/36 71/36 71/40 71/40 71/48 71/48 71/50 71/50 71/56 71/56 71/68 71/68 71/76 71/76 F16J 15/10 U F16J 15/10 X B01D 29/04 520Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK, DM,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 3J040 BA01 EA16 FA05 HA03 HA05 4D006 GA02 HA41 JA08A MA03 MC11 MC12 MC18 MC22 MC29 MC30 MC39 MC48 MC49 MC54 MC62

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上のフィルタ層と、1つ以上の開口とを含むろ過装置
    であって、 該1つ以上の開口の各々の周囲に液密シールを確立する1つ以上のシール手段
    を有し、該シール手段が、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラ
    ストマー、天然及び合成のゴム、を含む群から選択したエラストマー材料である
    ろ過装置。
  2. 【請求項2】 ろ過装置のための送給物篩であって、 複数の開口を含む篩からなり、該篩が、厚さが比較的一定であり且つその周囲
    縁部位置に沿って2つ以上の一連のポートを有し、該ポートの少なくとも1つが
    篩よりも厚い成型されたガスケットを有し、該ガスケットの厚さが篩の少なくと
    も一方側から伸延する送給物篩。
  3. 【請求項3】 シール手段が、ガスケット、O−リング、シール装置、から
    成る群から選択される形態のものである請求項1のろ過装置。
  4. 【請求項4】 篩が、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラ
    ストマー、天然及び合成のゴムから成る群から選択したエラストマー材料から形
    成される請求項2の送給物篩。
  5. 【請求項5】 ガスケットが篩の少なくとも一方側から上方に少なくとも0
    .0254mm(0.001in)伸延する請求項2の送給物篩。
  6. 【請求項6】 ガスケットが篩の少なくとも一方側から上方に少なくとも0
    .0508mm(0.002in)伸延する請求項2の送給物篩。
  7. 【請求項7】 ガスケットが篩の少なくとも一方側から上方に少なくとも0
    .127mm(0.005in)伸延する請求項2の送給物篩。
  8. 【請求項8】 ガスケットが篩の少なくとも一方側から上方に少なくとも0
    .0254〜0.381mm(0.001〜0.015in)伸延する請求項2
    の送給物篩。
  9. 【請求項9】 ガスケットが射出成型により形成される請求項2の送給物篩
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの膜層と、少なくとも1つの送給物篩層と
    、少なくとも1つのろ過物篩層と、を含むろ過モジュールであって、 前記少なくとも1つの送給物篩層と、少なくとも1つのろ過物篩層とが、これ
    ら各層の少なくとも一方の縁部位置に形成した1つ以上のポートを有し且つ、送
    給物篩層のポートを通して該送給物篩層に入り、該送給物篩層から膜を通してろ
    過物篩に入り、ろ過物篩層の1つ以上のポートを通してモジュールからの出口に
    達するように配列され、 送給物篩層及びろ過物篩層の1つ以上のポートが、成型されたガスケットを有
    し、該成型されたガスケットが篩のそれよりも厚い厚さを有し、該ガスケットの
    前記厚さが前記各層の少なくとも一方側から伸延するろ過モジュール。
  11. 【請求項11】 ガスケットが篩の少なくとも一方側から上方に少なくとも
    0.0254〜0.381mm(0.001〜0.015in)伸延する請求項
    10のろ過モジュール。
  12. 【請求項12】 ガスケットが篩の各側から上方に少なくとも0.0254
    〜0.381mm(0.001〜0.015in)伸延する請求項10のろ過モ
    ジュール。
  13. 【請求項13】 ガスケットが篩の両側から伸延する請求項10のろ過モジ
    ュール。
  14. 【請求項14】 ガスケットが熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、熱硬
    化性樹脂、天然及び合成のゴム、から成る群から選択したエラストマー材料から
    形成される請求項10のろ過モジュール。
  15. 【請求項15】 ガスケットが射出成型により形成される請求項10のろ過
    モジュール。
  16. 【請求項16】 ガスケットが円、楕円、多角形から成る群から選択した形
    状を有する請求項10のろ過モジュール。
  17. 【請求項17】 ガスケットが多角形状を有し、該多角形状が、三角形、矩
    形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形から成る群から選択され
    る請求項10のろ過モジュール。
  18. 【請求項18】 送給物篩層の溝高さを変化させるためにガスケットの高さ
    も使用される請求項10のろ過モジュール。
  19. 【請求項19】 ろ過物篩層の溝高さを変化させるためにガスケットの高さ
    も使用される請求項10のろ過モジュール。
  20. 【請求項20】 ろ過モジュールが344.7〜758.4kPa(約50
    〜約110psi)の圧力に漏出を生じることなく耐え得る請求項10のろ過モ
    ジュール。
  21. 【請求項21】 ろ過物篩層が、オレフィン、メタロセンオレフィニックポ
    リマー、PFA、MFA、PTFE、ポリカーボネート、ビニルコポリマー、ポ
    リアミド、ポリエステル、セルロース、セルロースアセテート、再生セルロース
    、セルロース複合物、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリールスル
    ホン、ポリフェニールスルホン、ポリアクリロニトリル、ポリビニリデンフルオ
    リド(PVDF)、及びそれらの混合物から成る群から選択した材料から作製さ
    れる請求項10のろ過モジュール。
  22. 【請求項22】 端部キャップ層の表面上に1つ以上のシールリムが形成さ
    れる請求項10のろ過モジュール。
  23. 【請求項23】 シール手段が、成型熱可塑性エラストマーあるいは熱可塑
    性エラストマーから形成した、装置表面上の1つ以上の構造部分である請求項1
    のろ過装置。
  24. 【請求項24】 シール手段がガスケットとして形成される請求項1のろ過
    装置。
  25. 【請求項25】 シール手段がO−リングとして形成される請求項1のろ過
    装置。
  26. 【請求項26】 シール手段が、装置の1つ以上の構成部品における表面の
    周囲の少なくとも一部分の周囲にシールリムとして形成される請求項1のろ過装
    置。
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