JP2003501722A - データを保護し、要素の欠陥によるビット・エラーを訂正するシステムと方法 - Google Patents

データを保護し、要素の欠陥によるビット・エラーを訂正するシステムと方法

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Abstract

(57)【要約】 データを保護し、コンポーネント障害に起因するビット・エラーを訂正するシステム。チェック・ビット生成ユニットが、データを複数の論理グループに区分する。チェック・ビット生成ユニットは、論理グループのそれぞれのパリティ・ビットを生成し、さらに、グローバル・エラー訂正を生成する。グローバル・エラー訂正コードは、各論理グループの個別のエラー訂正コードを生成し、それらを所定の形で組み合わせた結果と同等である。一特定の実施形態では、データが、合計X個の論理グループに分割される。エラー訂正ユニットが、格納または伝送の後の複数のデータ・ビットおよびチェック・ビットを受け取るように結合される。エラー訂正ユニットは、受け取ったデータ・ビットに基づいてデータの論理グループのそれぞれのパリティ・エラー・ビットを生成し、元のグローバル・エラー訂正コードが導出されたのと同一の形で、再生成されたグローバル・エラー訂正コードを生成するように構成される。単一ビット・エラーを有する特定の論理グループの知識を用いて、そのようなグループ内のエラーの位置を表す値をグローバル・シンドローム・コードから導出できるように、グローバル・シンドローム・コードを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、電子システムにおけるエラー訂正に関し、より具体的には、構成要
素の故障などによるビット・エラーの訂正を容易にするために、エラー訂正コー
ドを使用するシステムに関する。
【0002】 (2.関連技術の説明) 送信エラーまたは記憶エラーなど、データ・エラーを検出および訂正する電子
システムにおいてはエラー・コードが一般的に使用されている。例えば、エラー
・コードを使用して、電話線、無線送信器、またはコンパクト・ディスク・レー
ザを介して送信されたデータのエラーを検出および訂正することが可能である。
さらに、エラー・コードを使用して、コンピュータ・システムのメモリに記憶さ
れているデータに関連するエラーを検出および訂正することが可能である。エラ
ー・コードの1つの一般的な使用法は、コンピュータ・システムのデータ・バス
上で送信されたデータのエラーを検出および訂正することである。そのようなシ
ステムでは、データに対し、それを転送または記憶する前に、エラー訂正ビット
、またはチェック・ビットを生成することが可能である。データが受信または検
索されたとき、チェック・ビットを使用して、データ内のエラーを検出および訂
正することが可能である。
【0003】 構成要素の故障は、電子システムにおけるエラーの一般的な原因である。故障
した構成要素は、故障したメモリ・チップ、または、システムのデバイス間に設
けられている故障したデータ経路を含む可能性がある。故障したデータ経路は、
例えば、不良ピン、不良データ・トレース、または不良ワイヤによってもたらさ
れることがある。
【0004】 ハミング・コードは、一般的に使用されるタイプのエラー・コードである。ハ
ミング・コードのチェック・ビットは、データ・ビットの部分に対するパリティ
・ビットである。各チェック・ビットは、データ・ビットの固有サブセットに対
し、パリティを用意する。エラーが生じた場合(すなわち、1つまたは複数のデ
ータ・ビットが状態を変化させたとき)、1つまたは複数のチェック・ビットも
、再生成時に状態を変化することになる(エラーが、コードによってカバーされ
たエラーのクラス内にあると仮定)。状態を変化させた再生成チェック・ビット
の特有のビットを決定することによって、データ内のエラーの位置を決定するこ
とが可能である。例えば、1つのデータ・ビットが状態を変化させた場合、この
データは、再生成されたチェック・ビットの1つまたは複数に状態を変化させる
ことになる。各データ・ビットは、チェック・ビットの固有のグループに寄与す
るので、変更されたチェック・ビットは、状態を変化させたデータ・ビットを識
別することになる。エラーは、エラーであると識別されたビットを逆転させるこ
とによって訂正することが可能である。
【0005】 ハミング・コードの1つの一般的な使用法は、データのグループ内にある単一
ビットのエラーを訂正することである。一般的に、チェック・ビットの数は、k
をチェック・ビットの数、nをデータ・ビットの数として、2k −1がn+kよ
り大きいかまたはそれに等しいように、十分大きくなければならない。したがっ
て、64のデータ・ビットに対し、単一エラー訂正ハミング・コードを実施する
ために、通常7つのチェック・ビットが必要である。単一エラー訂正ハミング・
コードは、単一エラーを検出および訂正することができる。
【0006】 図1〜3は、単一エラー訂正(SEC)ハミング・コードを使用するシステム
の例を示す。この例では、3つのチェック・ビットを使用して(P1、P2、お
よび3)、4つのデータ・ビット(D4、D3、D2、D1)を保護している。
パリティ生成装置10(図1)を使用して、データ・ビットとチェック・ビット
を含むデータ・ブロックを符号化する。符号化プロセスは、データを記憶または
伝達する前に実施される。図2は、チェック・ビットを計算するために、データ
・ビットを割り当てることを示している。この例では、チェック・ビットP1は
、D4、D3、およびD1における2進値のXOR(排他的論理和)によって生
成されている。同様に、チェック・ビットP2は、D4、D2、D1における2
進値のXORによって生成され、チェック・ビットP3は、D3、D2、D1に
おける2進値のXORによって生成されている。図3は、ビットの位置と、符号
化されたデータ・ブロック内にあるこれらの位置の対応するコンテンツを示す。
データ・ブロックは、データ・ビットと生成されたチェック・ビットを含み、メ
モリ・チップに記憶すること、またはデータ通信経路上で伝達することが可能で
ある。
【0007】 受信点において、データ・ブロックは、検索および復号される。復号プロセス
には、受信したワードに対し妥当性のチェックを実施し、エラーが検出された場
合は、エラー訂正技術を実行することが含まれる。エラーが、データ・ブロック
の記憶(または送信)において生じたか否かをチェックするために、チェック・
ビットP1、P2、およびP3が、受信データを使用して効果的に再生成され、
各再生成されたチェック・ビットは、対応する受信チェック・ビットでXORさ
れて、対応するシンドローム・ビットを生成する。図4は、これらのシンドロー
ム・ビットを生成することが可能である方式を示す表である。より具体的には、
シンドローム・ビットS1は、P1、D4、D3、およびD1において、受信し
た2進値をXORすることによって生成することが可能である。受信したデータ
・ビット(D4、D3、D1)のどれもエラーでない場合、受信したチェック・
ビットP1の値は、それ自体で効果的にXORされ、シンドローム・ビットS1
は0である(元のチェック・ビットP1がエラーでないと仮定)。データ・ビッ
ト(D4、D3、D1)またはチェック・ビットP1の1つがエラーである場合
、シンドローム・ビットS1は1であり(アサートされる)、したがって、エラ
ーを示す。シンドローム・ビットS2およびS3も、同様に生成することが可能
である。一括して、シンドローム・ビットS1、S2、およびS3を使用して、
エラーのあるビットの位置を識別することが可能である。例えば、[S3、S2
、S1]の順序であるシンドローム・ビットの2進値は、図3に示したように、
7つのビット・データ・ブロック内にあるエラー・ビットの位置を示す。シンド
ローム・コードがすべてゼロである場合(すなわち「000」)、データは1つ
もビット・エラーを有していない。エラー・ビットの位置を識別した際、エラー
は、その位置における2進値を逆転させることによって、すなわち0から1また
は1から0に逆転させることによって訂正される。
【0008】 複数の構成要素にデータを記憶すること、または複数の構成要素を介してデー
タを伝達することは、一般的に実践されていることである。例えば、データ・ブ
ロックは、複数のメモリ・チップに記憶され、または複数のワイヤを介して送信
されることがある。構成要素の1つが故障している場合、エラーが導入されるで
あろう。上述したようなハミング・コードを使用して、そのようなシステムにお
けるエラー訂正に対処することが可能である。
【0009】 例えば、M個のメモリ・チップを使用して、C個のチェック・ビットによって
保護されているDビットのデータを記憶する場合について考察する。したがって
、データ・ブロックは、D+Cのビットを含む。データ・ブロックが、M個のメ
モリ・チップの間で均等に分割される場合、各メモリ・チップは、X=(D+C
)/Mとして、データ・ブロックのX個のデータ・ビットおよび/またはチェッ
ク・ビットを記憶することになる。チップの故障に対しエラー訂正を行う標準的
な手法は、D+Cのデータとチェック・ビットを、各々M個のビットを含むX個
の論理グループに分割し、各チップからグループの各々に1ビットを割り当てる
ことである。各グループのチェック・ビットは、ハミング・コードなどのSEC
(単一エラー訂正)コードを形成する。任意のチップが故障したとき、せいぜい
1つのエラーが各グループに導入され、これらのエラーは、SECコードを使用
して、独立に訂正される。ハミング・コードを各グループにおいて使用する場合
、Lを2^L>M(注、「^」はべき数、すなわち、式では2のL乗であること
を示す)であるような最も小さい整数として、全体でC=X×Lのチェック・ビ
ットが必要である。この標準的な手法は、各グループが、グループ内のどのビッ
トが(存在する場合)エラー状態にあるかを独立に識別することができるので、
効率的ではない。しかし、考慮している故障のみがメモリ・チップの故障である
場合、異なるグループの故障は、高度に関連付けられている。
【0010】 コンピュータの故障が起こり得る環境において、データの確実な記憶または送
信が可能なシステムおよび方法を提供することが望ましい。特に、データのエラ
ーを検出および訂正し、同時に、送信または記憶しなければならないチェック・
ビットの数を低減することができるシステムおよび方法が望ましい。
【0011】 (発明の概要) 上で輪郭を示した問題は、主に、本発明による、データ・ブロック内のエラー
を検出し訂正するシステムおよび方法によって解決することができる。一実施態
様では、チェック・ビット生成ユニットが、保護されるデータを受け取り、エン
コードする。チェック・ビット生成ユニットは、データを、複数の論理グループ
に効果的に区分する。チェック・ビット生成ユニットは、論理グループのそれぞ
れのパリティ・ビットを生成し、さらに、グローバル・エラー訂正を生成する。
【0012】 グローバル・エラー訂正コードは、対応する論理グループにそれぞれが個別に
関連するエラー訂正コードの組の所定の組合せを表す。さまざまな実施態様で、
グローバル・エラー訂正コードが、論理グループごとに個別のエラー訂正コード
を生成し、所定の形でそれらを組み合わせた結果と同じである。
【0013】 一特定の実施態様で、データが、合計X個の論理グループに分割される。グロ
ーバル・エラー訂正コードは、i=0〜X−1であるものとして、所与の第iグ
ループのエラー訂正コードをiビット位置だけシフト(直線的にまたは循環式に
のいずれかで)し、結果のシフトされたエラー訂正コードの対応する列を一緒に
XORをとることの結果と同等とすることができる(またはそれによって導出す
ることができる)。したがって、グローバル・エラー訂正コードは、この場合に
は「ツイストされたチェック」ビットを有すると称する(個々のエラー訂正コー
ドの選択的シフトによって)が、これには、結果のシフトされたエラー訂正コー
ドの集合によって形成される位置合せされた列のそれぞれのパリティを表す別々
のビットが含まれる。データが、各論理グループのパリティ・ビットおよびグロ
ーバル・エラー訂正コードと共に、通信チャネルを介して運ばれるか、メモリに
格納される。
【0014】 有利なことに、必要なチェック・ビット(論理グループのパリティ・ビットお
よびグローバル・エラー訂正コードを形成するビット)の総数は、論理グループ
に個別に関連するエラー訂正コードの集合に必要なビットの総数より少ない。一
実施態様では、論理グループ内の対応するビット位置のデータが、同一ワイヤな
どの共通のコンポーネントを介して運ばれるか、同一メモリ・チップなどの同一
コンポーネントに格納される。さらに、所与の論理グループ内の異なるビット位
置のデータ・ビットは、共通のコンポーネントを介して運ばれず、共通のコンポ
ーネント内に格納されない。
【0015】 エラー訂正ユニットは、格納または伝送の後に、複数のデータ・ビットおよび
チェック・ビットを受け取るように結合される。エラー訂正ユニットは、受け取
ったデータ・ビットに基づいてデータの論理グループのそれぞれのパリティ・エ
ラー・ビットを生成するように構成される。エラー訂正ユニットは、さらに、元
のグローバル・エラー訂正コードが導出されるのと同一の形で、再生成されたグ
ローバル・エラー訂正コードを生成するように構成することができる。したがっ
て、一実施態様では、再生成されたグローバル・エラー訂正コードが、i=0〜
X−1であるものとして、所与の第iグループの再生成されたエラー訂正コード
をiビット位置だけシフトし、結果のシフトされたエラー訂正コードの対応する
列を一緒にXORをとることの結果と同じである(または、それによって導出す
ることができる)。
【0016】 グローバル・シンドローム・コードは、元のグローバル・エラー訂正コードと
再生成されたグローバル・エラー訂正コードのXORをとることによって生成す
ることができる。このグローバル・シンドローム・コードは、元のグローバル・
エラー訂正コードと再生成されたグローバル・エラー訂正コードの間の差を表す
【0017】 一般に、グローバル・シンドローム・コードは、単一ビット・エラーを有する
特定の論理グループの知識を用いて、そのようなグループ内のエラーの位置を表
す値をグローバル・シンドローム・コードから導出できるように生成される。グ
ローバル・シンドローム・コードおよび各論理グループのパリティ・ビットを形
成するビットの総数は、論理グループに個別に関連するエラー訂正コードに必要
なビットの総数より少ない。
【0018】 さまざまな論理グループのエラー訂正コードがシフトされ、XORをとられる
実施態様では、グローバル・シンドローム・コードに、再生成されたシフトされ
たエラー訂正コードの位置合せされた列のそれぞれに対応する、その列のパリテ
ィ・エラーが存在するかどうかを示すビットが含まれる。論理グループのどれか
に単一ビット・エラーが存在することは、そのグループについて受け取った元の
パリティ・ビットとデータを使用して判定することができる。さらに、このシス
テムによって検討される訂正可能なエラーのクラスが、さまざまな論理グループ
内の同一位置で発生する単一ビット・エラーに制限されるので(そのようなエラ
ーは、単一のコンポーネント障害に起因して発生する可能性がある)、エラーを
有する各論理グループのエラー訂正コードに、正確に同一のビット位置での変更
が反映される。したがって、さまざまなエラー訂正コードをツイストされた形で
シフトする(すなわち、あるものを他者より多くシフトする)ことと、結果の垂
直に位置合せされた列のXORをとることによって、エラーを有する各論理グル
ープのエラー訂正コードのそれぞれで変化する特定のビットに関して存在する相
関(すなわち、エラーを有する各論理グループのエラー訂正コードが、正確に同
一のビット位置での変化をこうむる)を使用して、エラーの特定のビット位置を
示す情報を、これによって抽出することができる。
【0019】 本発明の他の目的および利点は、以下の詳細な記述を読み、添付の図面を参照
することにより、明らかになるであろう。
【0020】 本発明は、様々な変更および代替形態が可能であるが、特有の実施形態を図面
において例として示し、本明細書において詳細に説明する。しかし、図面とそれ
に対する詳細な説明は、本発明を開示されている特定の形態に制限することを意
図するのではなく、対照的に、添付の請求項によって定義されている本発明の精
神および範囲内にある、すべての変更、等化物、および代替物を網羅することを
意図していることを理解されたい。
【0021】 (図面の詳細な説明) ここで図5を参照すると、エラー制御ユニット105を含むシステムのブロッ
ク図が本発明の1実施形態に従って示されている。この特定の実施形態では、エ
ラー制御ユニット105は、記憶装置110からデータを伝達および受信するよ
うに結合されている。記憶装置110は、エラー制御ユニット105から/へ伝
達されるデータ・ブロックを記憶するように構成されている。記憶装置110は
、複数のメモリ・チップ110A〜110Mを含む。メモリ・チップ110A〜
110M個の各々は、データ・ブロックの位置を記憶するように構成されている
。メモリ・チップ110A〜110Mは、データを記憶するために使用すること
ができる、任意のタイプのメモリ/記憶装置デバイスとすることができる。
【0022】 以下でさらに詳細に説明するように、エラー制御ユニット105は、記憶装置
110に記憶するデータを符号化し、かつ、典型的な単一エラー訂正ハミング・
コードなど、従来の手法と比較して比較的少数のチェック・ビットを使用して、
ビット・エラー(これが生じるとき)の、あるカテゴリを訂正するために、記憶
に続いて、受信した符号化データを復号するように構成されている。
【0023】 エラー制御ユニット105は、符号化プロセスを実施するチェック・ビット生
成ユニット120と、復号プロセスを実施し、かつエラー訂正を実施するエラー
訂正ユニット130を含む。データ・ビットは、データ経路151を介して受信
され、チェック・ビット生成ユニット120によって符号化され、その後、デー
タ・ブロック(データ・ビットとチェック・ビット)が、データ経路152を介
して、記憶装置110に記憶される。続いて、記憶したデータ・ブロックをデー
タ経路153を介してエラー訂正ユニット130によって検索することが可能で
ある。エラー訂正ユニット130は、データのエラーを検出および訂正するため
にデータ・ブロックを復号する。1つまたは複数のエラーが検出された場合、そ
のエラーが訂正される。次いで、データ経路155を介して、データ・ビット(
必要であれば訂正される)を出力する。
【0024】 チェック・ビット生成ユニット120とエラー訂正ユニット130は、ハード
ウェア、ソフトウェアにおいて、またはその組合せを使用して実施することが可
能であることに留意されたい。様々な特有の実施が可能である。
【0025】 次に、エラー制御ユニット105の動作について、図5〜8を参照して説明す
る。図6A〜8Bは、記憶装置110に記憶する合計で20のデータ・ビットが
保護されている例を示す。
【0026】 図6Aと6Bは、データ・ビットを記憶する前に、チェック・ビット生成ユニ
ット120によって実施される符号化プロセスを示している。チェック・ビット
生成ユニット120は、20のデータ・ビットを(データ経路151を介して)
受信し、この例では、図6Aに示すように、各グループがそれぞれのロー(Ro
w)R0〜R4を形成している5つの論理グループによりデータを処理する。D
4、D3、D2、D1と表記したカラムのセットは、各ローのビットの位置に対
応させて形成されている。以下でさらに詳細に記述するように、各カラムを形成
するデータは同じメモリ・チップに記憶され、各ローの異なるビットは異なるメ
モリ・チップに記憶される。
【0027】 チェック・ビット生成ユニット120は、ローごとのパリティ・ビット(PP
R)を生成し、かつグローバル・エラー訂正コード(GECC)を生成するよう
に構成されている。グローバル・エラー訂正コードは、各々が個々にそれぞれの
ローに関連付けられているエラー訂正コードの所定の論理的な組合せに等しいか
、またはそれから導出することが可能である。PPRビットおよびGECCビッ
トは、すべてのエラーが同じカラムで起きる場合、ローあたり多くても1つのエ
ラーに対してデータ・ビットを保護するために使用されるチェック・ビットであ
る。
【0028】 パリティ・ビットのセットは、偶数または奇数のパリティを使用して計算する
ことが可能である。1つのパリティ・ビットがローすなわち論理グループごとに
計算されるので、PPRビットの数は、ローの数に等しい。図6Aの例では、偶
数のパリティが使用されている。したがって、図示した例示的なデータについて
は、ローR0〜R3に対するパリティ・ビット(PPR)の各々は1である。R
4に対するパリティ・ビットは0である。
【0029】 図6Aは、各ローに関連付けられているエラー訂正コード(ECC)を示す。
図6Aの例では、各ローに対するエラー訂正コードは、図2に示した割当て表に
より計算される。例えば、ローR0のデータに対して計算されたエラー訂正コー
ドは[111]であり、ローR1に対して計算されたエラー訂正コードは[01
1]である、などである。しかし、他の特有のエラー訂正符号化技術を使用する
ことが可能であり、異なるエラー訂正符号化技術を異なるローに関連付けること
が可能であることに留意されたい。
【0030】 図6Bは、グローバル・エラー訂正コードを生成することが可能である方式を
示す。より具体的には、この実施形態では、グローバル・エラー訂正コードは、
互いに関してあるローのECCを選択的にシフトし、その結果を垂直に位置合わ
せしたビットをXORすることによって、生成することが可能である。ローEC
Cのいくつかは他よりもシフトされているので、グローバル・エラー訂正コード
を形成するビットは、「ツイスト」チェック・ビットと呼ばれる。図6Bの実施
形態では、i=0〜X−1とし、Xをローすなわち論理グループの合計数とする
と、グローバル・エラー訂正コードは、所与のi番目のグループに対してiのビ
ット位置だけエラー訂正コードを線形シフトすることによって導出される。次い
で、その結果を垂直に位置合わせしたカラムのビットを共にXORしてグローバ
ル・エラー訂正コードを生成する(必要に応じて、このXORオペレーションの
前に、先頭0または終了0をツイストECCの各ローのエントリに追加すること
が可能である)。
【0031】 図6Aと6Bに関する上記の議論では、グローバル・エラー訂正コードは、ま
ず、各ローごとに個々のエラー訂正コードを生成し、所定の方式でそれらを組み
合わせることによって計算されることに留意されたい。他の実施形態では、グロ
ーバル・エラー訂正コードは、それが、各ローごとに個々のエラー訂正コードを
生成し、所定の方式でそれらを組み合わせる結果と同じとなるように、データ・
ビットから直接生成することが可能である。例えば、図6Bに示したグローバル
・エラー訂正コードは、各ローごとに個々のエラー訂正コードを生成せずに、所
定の機能を使用して、データ・ビットから直接生成することができる。
【0032】 グローバル・エラー訂正コードを生成する際に、20ビットのデータを含むデ
ータ・ブロック、パリティ・ビット(PPR)、およびグローバル・エラー訂正
コード(GECC)が記憶装置110に伝達される。データ・ブロックにおける
データの各カラム(D4、D3、D2、D1)を形成するビットは、共通のメモ
リ・チップに記憶され、特定のローのビット位置が異なる2つのデータ・ビット
が、同じメモリ・チップに記憶されることはないことに留意されたい。さらに、
パリティ・ビットとグローバル・エラー訂正コード(GECC)は、追加のメモ
リ・チップに記憶することが可能であることに留意されたい。パリティ・ビット
とグローバル・エラー訂正コードを形成するビットとを様々なメモリ・チップ内
の記憶装置に分配することが可能である方式の他の例については、図20から3
5に関連して、以下でさらに提供する。
【0033】 さらに、図6Aと6Bの例では、合計で12のチェック・ビット(パリティ・
ビット(PPR)とグローバルECCのビット)が、20のデータ・ビットと共
に記憶装置に対して生成されることに留意されたい。チェック・ビットのこの全
体の数は、従来の方法(例えば、ロー・エラー訂正コードに対応して、全体で1
5のチェック・ビットが必要である)を使用するのに必要なチェック・ビットの
数より少ないということが有利である。一般的に、図6Bの例により生成された
線形シフト・グローバル・エラー訂正コードを使用する実施形態では、合計で(
2X+L−1)のチェック・ビットのみが必要である。この場合、Dビットのデ
ータは、M個のメモリ・チップを使用して、Cのチェック・ビットで保護されて
おり(Mは(D+C)を割切る)、X=(D+C)/MおよびC=X×Lで、L
は2^L>Mであるような最も小さい整数である。
【0034】 次に、図7A〜8Bを参照して、記憶に続くデータ・ブロックの復号プロセス
について説明する。図7Aに示したように、エラー訂正ユニット130は、チェ
ック・ビット生成ユニット120によって形成されたのと同じ論理グループによ
りデータを処理する。エラー訂正ユニット130は、受信したデータを使用して
、ローごとに生成されたパリティ・ビット(PPR)を生成するように構成する
ことが可能である。符号化中と復号中の両方において、同じパリティのタイプ(
偶数または奇数)が使用される。図7Aの例では、受信したデータ・セットに2
つのエラーが導入され、下線で示したように、両方ともカラムD2において生じ
たとする。より具体的には、カラムD2のローR1とR3のビットは、エラーを
例示するように変更されている。そのようなエラーは、例えば、データ・セット
のカラムD2のビットを記憶する故障したメモリ・チップの結果であるかもしれ
ない。したがって、この例では、ローR1とR3に対し再生成されたパリティ・
ビットは状態を変化させる。パリティ・エラーが存在することを示す各ローのビ
ットは、再生成されたパリティ・ビットで元のパリティ・ビットをXORするこ
とによって生成することが可能である。これらのロー・パリティ・エラー・ビッ
ト(RPE)の生成は、代わりに、(再生成されたパリティ・ビット(PPR)
を別々に生成せずに)元のパリティ・ビットで、受信したデータ・ビットの対応
するビットをXORすることによって直接生成することが可能であることに留意
されたい。
【0035】 ロー・パリティ・ビット(RPE)によって示したように、任意のローが単一
ビット・エラーを有する場合、エラー訂正ユニット130は、再生成されたエラ
ー訂正コードを使用して、元のグローバル・エラー訂正コードが生成されたのと
同じ方式で、再生成されたグローバル・エラー訂正コードを生成する。したがっ
て、一実施形態では、再生成されたグローバル・エラー訂正コードは、図7Bに
示したように、i=0〜X−1として、所与のi番目のグループに対してiのビ
ット位置だけエラー訂正コードをシフトし、結果を位置合わせしたカラムのビッ
トをXORすることによって、導出することが可能である。以前の議論と同様に
、他の実施形態では、各ローに対し、個々のエラー訂正コードを生成せずに、受
信したデータ・ビットの所定の機能から、再生成されたグローバル・エラー訂正
コードを直接導出することが可能である。そのような実施形態では、グローバル
・エラー訂正コードは、各々が個々に対応するローと関連付けられている、エラ
ー訂正コードのセットの所定の組合せと同じである。
【0036】 図8Aに示したように、再生成されたグローバル・エラー訂正コードの生成時
に、再生成されたグローバル・エラー訂正コードで、元のグローバル・エラー訂
正コードをXORすることによって、グローバル・シンドローム・コードを生成
することが可能である。このグローバル・シンドローム・コードは、元のグロー
バル・エラー訂正コードと再生成されたグローバル・エラー訂正コードの違いを
示す。様々な論理グループに対するエラー訂正コードが、ツイストされた方式で
効果的にシフトされ、XORされている実施形態では、グローバル・シンドロー
ム・コードは、再生成されたシフトされたエラー訂正コードの各位置合わせされ
たカラムに対応するビットを含み、カラムは、そのカラムに対するパリティ・エ
ラーが存在するか否かを示す。例えば、図8の例では、位置2、3、4、および
5に対するグローバル・シンドローム・コードのビットが設定されている。これ
は、図7Bのシフトされた再生成エラー訂正コードのカラム2、3、4、および
5の各々におけるパリティが、図6Bに示したように、元のシフト・エラー訂正
コードの対応するカラムの各々のパリティと異なるということの結果である。し
たがって、この実施形態では、グローバル・シンドローム・コードは、再生成さ
れたシフト・エラー訂正コードの各位置合わせされたカラムに対応するビットを
含み、カラムは、そのカラムに対するパリティ・エラーが存在するか否かを示す
。エラーを有する論理グループに対する再生成されたエラー訂正コードは、ツイ
ストされた方式で様々なエラー訂正コードをシフトし、結果のビットを位置合わ
せしたカラムをXORすることによって、正確に同じビット位置で変更されるの
で、エラーを有する論理グループに対し、エラー訂正コードにおける変更に関し
て存在する相関を利用して、それにより、エラーの特定の位置を示す情報を抽出
することが可能である。
【0037】 例えば、図8Bは、各々が所与のローにおけるエラーの位置を示す、ロー・シ
ンドローム・コードのセットを、グローバル・シンドローム・コードとロー・パ
リティ・エラー情報を使用して生成することが可能である方式を示す。図8Bに
示したように、各ロー・シンドローム・コードのエントリ(当初は満たされてい
る)は、エラー訂正コードをシフトして、グローバル・エラー訂正コードを生成
したのと同じ方式で、エントリをシフトすることによって提供される。まず、エ
ラーのない任意のローに対するロー・シンドローム・コードをすべて「0」の値
で満たすことができる(グローバル・シンドローム・コードによって識別される
ように、エラーのないローは、あらゆる所与のカラムにおいて、パリティ・エラ
ーに寄与することができないからである)。したがって、ローR0、R2、およ
びR4に対するロー・シンドローム・コード・エントリをすべて「0」の値で満
たすことができる。図8Bに示したように、エラーを有する最初のローははロー
R1である。ローR1に対するロー・シンドローム・コードの第1ビットはカラ
ム位置1にあり、また、そのビット位置に対するグローバル・シンドロームの値
は0であり、グローバル・シンドローム・コードのそのビット位置に対する唯一
の他の寄与する値は、ローR0(すでに「0」であることが既知である)に対す
るロー・シンドローム・コードから導出されるので、ローR1に対するロー・シ
ンドローム・コードの第1ビットの値を「0」として満たすことができる。さら
に、エラーを有する各ローに対するロー・シンドローム・コードは、同一である
ことが知られているので、ローR3に対するロー・シンドローム・コードの第1
ビットも、「0」として満たすことができる。続いて、ローR1に対するシンド
ローム・コードの第2ビットを、グローバル・シンドロームのビット位置2にお
ける値と、ロー0および2の位置2におけるビットの値(すなわち、ローR0に
対するロー・シンドローム・コードの最後のビットと、ローR2に対するロー・
シンドローム・コードの第1ビット)を考慮することによって、同様に決定する
ことが可能である。この状況では、ローR1に対するロー・シンドローム・コー
ドの第2ビットの値は、「1」として満たすことが可能である。再び、この値も
、ローR3に対するロー・シンドローム・コードの第2ビットにおいて反映され
る。ロー・シンドローム・コードの最後のビットを同様に決定することが可能で
ある。
【0038】 したがって、ロー・シンドローム・コード(図8Bに示した値について逆の順
序を取る)の2進値は、エラーを有する論理グループに対する位置を示す。した
がって、この例では、値「110」は2進数で6であり、図3に示したように、
ビット位置D2に関連する。この位置は、図7Aに示した例に導入されたエラー
の位置に対応する。
【0039】 受信したデータ・セットのエラー・ビットを決定する際に、エラー訂正ユニッ
ト230は、必要時にデータを訂正するように構成されている。例えば、図6〜
8の例では、ローR1とR3のカラムD2におけるビットは、エラーであると識
別される。したがって、エラー訂正ユニット230は、これらのビットを逆転し
て、データ出力155を介して、訂正されたデータを出力する。
【0040】 次に図9〜17を参照して、ロー・パリティ情報とグローバル・シンドローム
情報を復号して、ロー・シンドローム・コードを生成することが可能である方式
について考察する。より具体的には、図9に示したように、エラー訂正ユニット
130は、上述したように線形シフト方法を使用して符号化された受信データ・
ブロックを復号するために、RPE/グローバル・シンドローム・コード生成ユ
ニット131と線形シフト・ユニット132を使用することが可能である。線形
シフト・ユニット132の機能面を示す機能ブロック図を図10に示す。図示し
たように、線形シフト・ユニット132は、シフト・レジスタ133と134の
対に結合されている制御ユニット135を含む。図9と10に示した様々な機能
は、ハードウェア、ソフトウェアにおいて、またはその組合せを使用して実施す
ることが可能である。
【0041】 RPE/グローバル・シンドローム・コード生成ユニット131は、受信した
データ・ブロックを使用して、上述した内容により、ロー・パリティ・エラー・
ビット(RPE)とグローバル・シンドローム・コードを生成する。次いで、ロ
ー・パリティ・エラー・ビット(RPE)とグローバル・シンドローム・コード
を線形シフト・ユニット132に提供する。
【0042】 線形シフト・ユニット132の動作について、図11〜17、ならびに図18
〜19の流れ図を参照して説明する。図11に示したように、シフト・レジスタ
133は、それぞれロー0〜4に対するロー・パリティ・エラー・ビット(RP
E)を記憶する複数のセルRPE[0:4]を含む。同様に、シフト・レジスタ
134は、グローバル・シンドローム・コードを記憶する複数のセルGSC[0
:6]を含む。一括して図11と18を参照すると、当初、ロー・パリティ・エ
ラー・ビットRPEはシフト・レジスタ133にロードされ、制御ユニット13
5は、シフト・レジスタがすべて「0」を含むか否かについて判定する(ステッ
プ310および330)。シフト・レジスタ133がすべて0を含み、したがっ
て、単一ビット・ロー・エラーが存在しないことを示すと、データ・エラーの報
告はされず、データは、エラー制御ユニットから出力される(ステップ340)
。一方、1つまたは複数のロー・パリティ・エラー・ビットが設定されると、グ
ローバル・シンドローム・コードがシフト・レジスタ134にロードされる(ス
テップ350)。図12は、図8Bに関連付けられている例に対して生成された
例示的なRPEとグローバル・シンドローム・コードに対する、この位置でのシ
フト・レジスタ133と134のコンテンツを示す。
【0043】 次いで、ステップ360中に、シフト・レジスタ133(セルRPE[0])
の最右セルのコンテンツを決定する。シフト・レジスタ133の最右セルRPE
[0]における値が「0」である場合、シフト・レジスタ133とシフト・レジ
スタ134の両方のコンテンツは、右へ1つのビット位置シフトされる(ステッ
プ370)。これらのレジスタの各々における最左パリティは、「0」でパッド
されており、最右位置からシフトされた値は破棄される。このプロセスは、レジ
スタ133の最右セルRPE[0]の値が「1」になるまで、反復される。図1
3は、例示的なコードに対し、このオペレーションに続く、シフト・レジスタ1
33と134における結果的な値を示す。
【0044】 この時点で、レジスタ134の最右セルにおけるビット値は、図13にも示す
ように、ロー・シンドローム・コード・ビットRSC[0]として記録される(
ステップ380)。すべてのロー・シンドローム・コード・ビットがまだ決定さ
れていない場合(ステップ390)、最後に記録されたロー・シンドローム・コ
ード・ビットが1であったか否かに関して、判定が行われる。そうでない場合、
シフト・レジスタ134のコンテンツは、再び右に1つだけ位置をシフトされ(
ステップ44)、プロセスが反復される。一方、記録された最後のロー・シンド
ローム・コード・ビットが1であった場合、第1および第2シフト・レジスタの
位置合わせされたビットの位置はXORされ、その結果が第2シフト・レジスタ
134に記録される(ステップ420および430)。図示した例では、最も新
しく記録されたロー・シンドローム・コード・ビットは「0」であり、したがっ
て、第2シフト・レジスタ134のコンテンツは、右に1つの位置だけシフトさ
れ(ステップ440)、図14に示したように、次のRSCビットとして、レジ
スタ134の最右位置における値を記録することによって、プロセスが反復され
る。
【0045】 次の反復中、最後に記録されたRSCビットは「1」であったので、シフト・
レジスタ133の値は、シフト・レジスタ134の値でXORされ(ステップ4
20)、その結果は、図15に示すように、シフト・レジスタ134に記憶され
る。レジスタ134のコンテンツは、図16に示すように、再び、右に1つの位
置だけシフトされ(ステップ440)、シフト・レジスタ134の最右位置にお
ける結果的なビットは、図17に示すように、次のRSCビットとして記録され
る(ステップ380)。ロー・シンドローム・コードのすべてのビットが決定さ
れたとき、プロセスは終了する(ステップ400)。
【0046】 ロー・シンドローム・コードは、単一ビット・エラーを有する任意のローに対
するエラーの位置を示す。図示した例では、ロー・シンドローム・コードの2進
値は6である。図3を参照すると、ビット位置6は、カラムD2に対応し、これ
は、図7Aの例において導入されたエラーの位置である。
【0047】 図9〜19に関して記述した線形シフト復号方法の代替実施形態が可能である
ことに留意されたい。例えば、シフト・レジスタ133と134の値を右にシフ
トするのではなく、同じ方式で値を左にシフトして、ロー・シンドローム・コー
ドを得ることが可能である。
【0048】 また、受け取ったチェック・ビットを、他の機構を使用してデコードできるこ
とに留意されたい。たとえば、ガウス消去法を使用する機構を使用して、ロー・
パリティ・エラー・ビットおよびグローバル・シンドローム・コードをデコード
して、ロー・シンドローム・コードを導出することができる。
【0049】 図20〜35は、上述したように、グローバル・シンドローム・コードに対し
、線形シフト技術を使用するシステムの他の実施形態を示す表である。図20〜
35によって示した実施形態では、267ビットのデータが、21のチェック・
ビットで保護されている。コードは、288ビットのブロックについて定義され
ている。ブロック内のデータ・ビットは、D[266:0]と表記される。ブロ
ック内の21のチェック・ビットは、8のパリティ・ビットP[7:0]と、1
3のツイスト・チェック・ビットT[12:0]からなるグローバル・シンドロ
ーム・コードとからなる。
【0050】 288ビットのブロックは、G[0]からG[7]と表記される8つのグルー
プに分割され、各々は、36のビットを含む。このコードは、すべてのエラーが
各グループ内の同じ位置で起こっている場合、グループG[0]からG[7]ご
とに1つのエラーを訂正することができる。
【0051】 パリティ・ビットP[7:0]とツイスト・チェック・ビットT[12:0]
は、図20〜27の表により計算される。各表は、グループ内の36のビットの
位置と各ビット位置のコンテンツをリストする。例えば、G[0][0]はP[
0]を含み、G[0][29]はD[23]を含み、G[1][32]はT[6
]を含む、などである。各表の残りのローは、チェック・ビットを計算するため
の規則を与える。各チェック・ビットは、ある値の排他的論理和である。より具
体的には、特定のチェック・ビットに寄与する値は、表の適切な位置において「
1」を使用して示される。例えば、パリティ・ビットP[0]は、G[0][3
5:1]の排他的論理和である。パリティ・ビットP[7:0]は、ツイスト・
チェック・ビットの[12:0]のあるものに依存するので、ツイスト・チェッ
ク・ビットT[12:0]をまず計算し、続いてパリティ・ビットP[7:0]
を計算することができる。
【0052】 この例では、各グループに合計で36のエントリが存在することに留意された
い。したがって、合計で36のメモリ・チップを使用し、各々が、各グループの
対応する位置からのビットを記憶するように、システムを構築することが可能で
ある。
【0053】 データを受信したとき、パリティ・エラー・ビットQ[7:0]と再生成され
たツイスト・チェック・ビットV[12:0](再生成されたグローバルECC
)は、図28〜35の割当て表により、受信した値の排他的論理和をとることに
よって計算される。さらに、グローバル・パリティ・エラー・ビットQは、Q[
7:0]の排他的論理和をとって計算することが可能である。
【0054】 ある場合には、非ツイスト・シンドロームU[5:0]を生成することが必要
である(すなわち、ローまたはグループ・シンドローム・コード)。この非ツイ
スト・シンドロームは、V[12:0]とQ[6:0]の関数である。図36に
示したように、また以前の例と同様に、非ツイスト・シンドロームU[5:0]
は、図10に示したレジスタ133と134と同様である、平行なシフト・レジ
スタ333と334を使用して計算することが可能である。
【0055】 シフト・レジスタ333は7つのセルA[6:0]を含み、シフト・レジスタ
334は13のセルB[12:0]を含む。各セルは単一ビットを保有する。シ
フト・レジスタ333と334は、別々に制御される。シフト・レジスタがシフ
トするように動作されるとき、各セルのコンテンツを右に1つの位置移動し、最
右セルにあった値を出力して、「0」を最左セルにロードする。以前の記述と同
様に、シフト・レジスタ333と334のXORを計算して、コンテンツをシフ
ト・レジスタ334に記憶することが可能である(シフト・レジスタ333は、
XORが計算されたとき、論理的には位置12:7において0でパッドされてい
る)。
【0056】 非ツイスト・シンドロームU[5:0]は、以下のように計算される。 1.Q[i]をセルA[i]、0≦i≦6にロードし、V[i]をセルB[i
]、0≦i≦12にロードする。 2.A[0]が0を含む間: a.シフト・レジスタ333とシフト・レジスタ334の両方を右に1つ位置
をシフトし、シフト・アウトされた値を破棄する。 3.i=0から5に対し、 a.U[i]=B[0]に設定する。 b.B[0]=1である場合、シフト・レジスタ333とシフト・レジスタ3
34のXORを計算し、結果をシフト・レジスタ334に配置する(すなわち、
B[j]=A[j]XOR B[j]、0≦j≦6)。 c.シフト・レジスタ334を右に1つ位置をシフトし、シフト・アウトされ
た値を破棄する。
【0057】 Q、Q[7:0]、およびU[5:0]が与えられると、以下のようにエラー
が訂正される。生じたエラーのタイプの記述は、エラーが考慮したタイプ内にあ
ることを仮定している(すなわち0から8のエラーで、すべてグループ内の同じ
位置にある)。 1.Q=0の場合、 a.Q[7:0]=00000000の場合、エラーは生じていない。 b.Q[7:0]≠00000000の場合、訂正可能なエラーが生じている
。フォームG[i][j]、0≦i≦7、0≦j≦35で、Q[i]=1および
j=[5:0](2進数として見て)のすべての位置において、ビットの補数を
とる(U[5:0]>35の場合、考慮したエラーのクラスに存在しない訂正不
可能なエラーが生じている)。 2.Q=1の場合:訂正可能なエラーが生じている。フォームG[i][j]
、0≦i≦7、0≦j≦35で、Q[i]=1およびj=[5:0](2進数と
して見て)のすべての位置において、ビットの補数をとる(U[5:0]>35
の場合、考慮したエラーのクラスに存在しない訂正不可能なエラーが生じている
)。
【0058】 Q[7:0]=00000000の場合、エラーが生じていないことに留意さ
れたい。また、U[5:0]は、1.bと2の場合のみ計算する必要があること
に留意されたい(訂正可能なエラーが生じたことを示す)。
【0059】 図20〜35によって示した実施形態では、ツイスト・チェック・ビットT[
12:0]によって形成されたグローバル・エラー訂正コードは、データ・ビッ
トの所定の組合せから直接生成される。各ツイスト・チェック・ビットT[12
:0]は、各グループ内の位置において、これがその位置をカバーする唯一のチ
ェック・ビットであるように記憶される。例えば、図28に示したように、ツイ
スト・チェック・ビットT0はG[0][01]に記憶され、再生成されたツイ
スト・チェック・ビットV[0]に寄与する唯一のチェック・ビットである、な
どである。さらに、各データ・グループに対するパリティ・ビットP[7:0]
は、そのグループ内に記憶されているあるツイスト・チェック・ビットを含む。
パリティ・ビットは、様々なグループの位置「00」内に記憶されているので、
さらなる効率を達成することが可能である。
【0060】 代替実施形態も可能である。たとえば、意図されるもう1つの実施形態では、
論理グループに対して生成されるエラー訂正コードが、「循環式に」シフトされ
(直線的にシフトされるのではなく)、一緒にXORをとられて、グローバル・
エラー訂正コードならびに再生成されるエラー訂正コードが導出される。P個の
グローバル・エラー訂正ビットを作る実施形態が可能であり、ここで、Pは、P
>Xかつ2^(P−1)≧Mである最小の素数である。そのような実施形態では
、合計C=X+P個のチェック・ビットが必要である。そのような技法では、前
に説明した直線的にシフトされる技法を使用する実施形態より少数の全体的チェ
ック・ビットを使用することができる。
【0061】 また、さらに追加の実施形態が可能であり、この場合、他の方法を使用して、
グローバル・シンドローム・コードが生成される。そのような実施形態では、記
憶または送信されたグローバル・エラー訂正コードは、元のデータの論理グルー
プに関連付けられているエラー訂正コードのセットの論理的な組合せに依存する
か、またはそれに等化であるが、再生成されたグローバル・エラー訂正コードは
、受信または検索されたデータ・ビットの論理的なグループに関連付けられてい
るエラー訂正コードのセットの論理的な組合せに依存するか、またはそれに等し
い。グローバル・シンドローム・コードは、単一ビット・エラーを有する特有の
論理グループに関する知識で、そのようなグループにおけるエラーの位置を示す
値をシンドローム・コードから直接導出することが可能であるように生成される
。各論理グループに対し、グローバル・シンドローム・コードとパリティ・ビッ
トを形成するビットの全体の数は、個々に論理グループに関連付けられているエ
ラー訂正コードに必要なビットの全体の数より小さい。
【0062】 最後に、図37は、以上の技術により保護されているデータ・ブロックが、複
数の通信チャネル410A、...、410Mを介して伝達される実施形態を示
す。各通信チャネル410A〜410Mは、例えば、ワイヤまたは他の送信媒体
を示す。以前の実施形態と同様に、各論理グループの異なるビットは、異なる通
信チャネルを介して伝達される。
【0063】 特定の実施形態を参照して、本発明について記述してきたが、実施形態は例示
的であり、本発明の範囲は、そのように制限されないことを理解されたい。記述
した実施形態に対し、変更、修正、追加、および改良を行うことが可能である。
これらの変更、修正、追加、および改良は、添付の請求項において詳述した本発
明の範囲内にあることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 単一エラー訂正ハミング・コードを使用して、データ・ビットを符号化するパ
リティ生成装置を示すブロック図である(従来の技術)。
【図2】 チェック・ビットのセットを計算するための割当て表である(従来の技術)。
【図3】 図1のパリティ生成装置によって符号化されたデータ・ブロックに対するビッ
ト位置とそのコンテンツを示す図である(従来の技術)。
【図4】 シンドローム・コードを生成するための割当て表である(従来の技術)。
【図5】 本発明の一実施形態による、エラー制御ユニットを含むシステムのブロック図
である。
【図6A】 ロー・パリティ・ビットおよびロー・エラー訂正コードの生成を含む符号化プ
ロセスの図である。
【図6B】 グローバル・エラー訂正コードを生成することが可能である方式を示す図であ
る。
【図7A】 ロー・パリティ・エラー・ビットのセットと再生成されたエラー訂正コードを
生成することが可能である方式を示す図である。
【図7B】 再生成されたグローバル・エラー訂正コードを生成することが可能である方式
を示す図である。
【図8A】 グローバル・シンドローム・コードを生成することが可能である方式を示す図
である。
【図8B】 ロー・シンドローム・コードのセットを生成することが可能である方式を示す
図である。
【図9】 データ・ブロックを復号するための線形シフト・ユニットを含むシステムのブ
ロック図である。
【図10】 線形シフト・ユニットの機能ブロック図である。
【図11】〜
【図17】 ロー・シンドローム・コードの例示的な生成を示す図である。
【図18】、
【図19】 線形復号プロセスの一実施形態を示す流れ図である。
【図20】〜
【図27】 本発明の他の実施形態による、チェック・ビットのセットのオペレーションを
示す割当て表である。
【図28】〜
【図35】 図20〜27の実施形態に対する、ロー・パリティ・エラー・ビットと再生成
されたツイスト・チェック・ビットの生成を示す割当て表である。
【図36】 線形復号プロセスを示す図である。
【図37】 本発明の他の実施形態によるシステムのブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月27日(2001.4.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 532 G11B 20/18 532B 542 542A H03M 13/11 H03M 13/11 13/15 13/15 H04L 1/00 H04L 1/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW Fターム(参考) 5B001 AA00 AA02 AA03 AA05 AB03 AC03 AD03 5B018 GA02 HA14 QA14 5J065 AA01 AB01 AC04 AD01 AE06 AF02 AH01 AH05 AH06 5K014 AA01 BA02 BA09 【要約の続き】 シンドローム・コードから導出できるように、グローバ ル・シンドローム・コードを生成する。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・エラーを訂正するシステムであって、 複数のデータ・ビットを受け取るチェック・ビット生成ユニットであって、前
    記チェック・ビット生成ユニットが、前記データ・ビットの複数のグループ化の
    それぞれに対応するパリティ・ビットを生成するように構成され、前記チェック
    ・ビット生成ユニットが、前記複数のグループ化の対応する1つにそれぞれが個
    別に関連するエラー訂正コードの組の所定の組み合わせを表すグローバル・エラ
    ー訂正コードを生成するように構成されるチェック・ビット生成ユニットと、 前記複数のデータ・ビット、前記複数のグループ化のそれぞれの前記パリティ
    ・ビット、および前記グローバル・エラー訂正コードを受け取るように結合され
    たエラー訂正ユニットであって、そのエラー訂正ユニットが、受け取った前記デ
    ータ・ビットの前記複数のグループ化のそれぞれのパリティ・エラー・ビットを
    生成するように構成され、前記エラー訂正ユニットが、前記複数のグループ化の
    いずれかでのエラーの位置を示すシンドローム・コードを生成するように構成さ
    れ、前記シンドローム・コードが、前記グローバル・エラー訂正コードと再生成
    されたグローバル・エラー訂正コードとの間の差に依存するエラー訂正ユニット
    と を含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記グローバル・エラー訂正コードが、エラー訂正コードの
    前記組の所定の関数と同じである請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記グローバル・エラー訂正コードの各ビットが、エラー訂
    正コードの前記組のビットの所定の組の排他的論理和と同じである請求項2に記
    載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記グローバル・エラー訂正コードが、エラー訂正コードの
    前記組の関数であって、前記グローバル・エラー訂正コード、前記再生成された
    グローバル・エラー訂正コード、および前記パリティ・エラー・ビットの組合せ
    が前記シンドローム・コードを一意に決定する請求項1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記チェック・ビット生成ユニットが、前記データ・ビット
    の前記複数のグループ化のそれぞれのエラー訂正コードを生成するように構成さ
    れる請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記エラー訂正コー
    ドの少なくともいくつかをビット単位でシフトすることと、複数の結果のシフト
    されたエラー訂正コードの位置合せされたビットのXORをとることとによって
    導出される請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記複数のデータ・ビットが、合計X個のグループ化を含み
    、前記グローバル・エラー訂正コードが、i=0〜X−1であるものとして、所
    与の第iグループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけシフトすることと
    、複数の結果のシフトされたエラー訂正コードを一緒にXORをとることとによ
    って導出される請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記所与の第iグル
    ープの前記エラー訂正コードをiビット位置だけ直線的にシフトすることによっ
    て導出される請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記所与の第iグル
    ープの前記エラー訂正コードをiビット位置だけ循環式にシフトすることによっ
    て導出される請求項7に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記エラー訂正ユニットが、前記グローバル・エラー訂正
    コードと前記再生成されたグローバル・エラー訂正コードとのXORをとること
    によってグローバル・シンドローム・コードを生成するように構成される請求項
    6に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記複数のデータ・ビットが、合計X個のグループ化を含
    み、前記グローバル・エラー訂正コードが、i=0〜X−1であるものとして、
    所与の第iグループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけシフトすること
    と、複数の結果のシフトされたエラー訂正コードを一緒にXORをとることとに
    よって導出される請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記複数の結果のシフトされたエラー訂正コードのビット
    の位置合せされたローに関連するパリティが、複数のシフトされたエラー訂正コ
    ードの対応する位置合せされたビットに関連するパリティと同一であるかどうか
    を、前記複数のグループ化の前記再生成されたエラー訂正コードに基づいて、前
    記グローバル・シンドローム・コードの各ビットが示す請求項11に記載のシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記複数のグループのそれぞれの前記パリティ・エラー・
    ビットおよび前記グローバル・シンドローム・コードが、前記複数のグループ化
    のいずれかでの前記エラーの位置を示す前記シンドローム・コードを生成するの
    に使用される請求項11に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記エラー訂正ユニットが、さらに、前記複数のグループ
    化のいずれかでの前記エラーを訂正するように構成される請求項13に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 さらに、前記複数のデータ・ビット、前記複数のグループ
    化のそれぞれの前記パリティ・ビット、および前記グローバル・エラー訂正コー
    ドが、前記エラー訂正ユニットに供給される前に運ばれるコンポーネントを含む
    請求項1に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記コンポーネントが、複数のメモリ・チップを含む請求
    項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記コンポーネントが、複数の通信パスを含む請求項15
    に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 データ・ビットの特定のグループ化内の各ビットが、別々
    のメモリ・チップに格納され、これによって、あらゆる所与のグループ化の2つ
    のビットが、同一のメモリ・チップ内に格納されない請求項16に記載のシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記複数のグループ化内の対応する位置のビットが、同一
    のメモリ・チップに格納される請求項18に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記複数のグループ化のそれぞれの前記エラー訂正コード
    が、単一エラー訂正ハミング・コードである請求項1に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 データ・エラーを訂正する方法であって、 複数のデータ・ビットを受け取ることと、 前記データ・ビットの複数のグループ化のそれぞれに対応するパリティ・ビッ
    トを生成することと、 前記複数のグループ化の対応する1つにそれぞれが個別に関連するエラー訂正
    コードの組の所定の組み合わせを表すグローバル・エラー訂正コードを生成する
    ことと、 前記複数のデータ・ビット、前記複数のグループ化のそれぞれの前記パリティ
    ・ビット、および前記グローバル・エラー訂正コードを受け取ることと、 受け取った前記データ・ビットの前記複数のグループ化のそれぞれのパリティ
    ・エラー・ビットを生成することと、 前記複数のグループ化のいずれかでのエラーの位置を示すシンドローム・コー
    ドを生成することであって、前記シンドローム・コードが、前記グローバル・エ
    ラー訂正コードと再生成されたグローバル・エラー訂正コードとの間の差に依存
    する、生成することと を含む方法。
  22. 【請求項22】 前記グローバル・エラー訂正コードが、エラー訂正コード
    の前記組の所定の関数と同じである請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記グローバル・エラー訂正コードの各ビットが、エラー
    訂正コードの前記組のビットの所定の組の排他的論理和と同じである請求項22
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記グローバル・エラー訂正コードが、エラー訂正コード
    の前記組の関数であって、前記グローバル・エラー訂正コード、前記再生成され
    たグローバル・エラー訂正コード、および前記パリティ・エラー・ビットの組合
    せが前記シンドローム・コードを一意に決定する請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記チェック・ビット生成ユニットが、前記データ・ビッ
    トの前記複数のグループ化のそれぞれのエラー訂正コードを生成するように構成
    される請求項21に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記エラー訂正コ
    ードの少なくともいくつかをビット単位でシフトすることと、複数の結果のシフ
    トされたエラー訂正コードの位置合せされたビットのXORをとることとによっ
    て導出される請求項21に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記複数のデータ・ビットが、合計X個のグループ化を含
    み、前記グローバル・エラー訂正コードが、i=0〜X−1であるものとして、
    所与の第iグループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけシフトすること
    と、複数の結果のシフトされたエラー訂正コードを一緒にXORをとることとに
    よって導出される請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記所与の第iグ
    ループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけ直線的にシフトすることによ
    って導出される請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記グローバル・エラー訂正コードが、前記所与の第iグ
    ループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけ循環式にシフトすることによ
    って導出される請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 さらに、前記グローバル・エラー訂正コードと前記再生成
    されたグローバル・エラー訂正コードとのXORをとることによってグローバル
    ・シンドローム・コードを生成することを含む請求項26に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記複数のデータ・ビットが、合計X個のグループ化を含
    み、前記グローバル・エラー訂正コードが、i=0〜X−1であるものとして、
    所与の第iグループの前記エラー訂正コードをiビット位置だけシフトすること
    と、複数の結果のシフトされたエラー訂正コードを一緒にXORをとることとに
    よって導出される請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記複数の結果のシフトされたエラー訂正コードのビット
    の位置合せされたローに関連するパリティが、複数のシフトされたエラー訂正コ
    ードの対応する位置合せされたビットに関連するパリティと同一であるかどうか
    を、前記複数のグループ化の前記再生成されたエラー訂正コードに基づいて、前
    記グローバル・シンドローム・コードの各ビットが示す請求項31に記載の方法
  33. 【請求項33】 前記複数のグループのそれぞれの前記パリティ・エラー・
    ビットおよび前記グローバル・シンドローム・コードが、前記複数のグループ化
    のいずれかでの前記エラーの位置を示す前記シンドローム・コードを生成するの
    に使用される請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 さらに、前記複数のグループ化のいずれかでの前記エラー
    を訂正することを含む請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 さらに、前記複数のデータ・ビット、前記複数のグループ
    化のそれぞれの前記パリティ・ビット、および前記グローバル・エラー訂正コー
    ドをコンポーネントに運ぶことを含む請求項21に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記コンポーネントが複数のメモリ・チップを含む請求項
    35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記コンポーネントが複数の通信パスを含む請求項35に
    記載の方法。
  38. 【請求項38】 データ・ビットの特定のグループ化内の各ビットが、別々
    のメモリ・チップに格納され、これによって、あらゆる所与のグループ化の2つ
    のビットが、同一のメモリ・チップ内に格納されない請求項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記複数のグループ化内の対応する位置のビットが同一の
    メモリ・チップに格納される請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記複数のグループ化のそれぞれの前記エラー訂正コード
    が、単一エラー訂正ハミング・コードである請求項21に記載の方法。
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