JP2003501578A - パルス浄化システムを含む多段式エア・クリーナ - Google Patents

パルス浄化システムを含む多段式エア・クリーナ

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スタン, エム. コーラー,
ウィリアム, ジェイ. クリスコ,
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ウィンストン, イー. オルソン,
フレッド, エイチ. ワルクイスト,
アーヴィン, ピー. フハス,
ユージン, ディー. ウィルソン,
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ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 Vパック・フィルタは、第1(97)の枠構造と第2の枠構造を持つ枠構造物(199)を備える。Vパック・フィルタはさらに、第1の枠構造と第2の枠構造の間に延長で取り付けられている第1のパネル・セクションと第2(98)のパネル・セクションも備える。第1のパネル・セクション(97)ば第1の末端と第2の末端を持つ。第2のパネル・セクション(98)は第3の末端と第4の末端を持つ。第1と第3の末端は、その間に第1の距離を持つが、第2と第4の末端は、その間に第2の距離を持つ。第2の距離は、一般に、第1の距離よりも長い。第1のパネル・セクションと第2のパネル・セクションおよび第2の枠構造により、空気流開口部が定められる。密封装置(249)は、空気流開口部を囲み、前記第2の枠構造から外へ突き出る。第1の枠構造により、第1の受け取り側インデントが定められる。アセンブリと方法も含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本開示は、エア・クリーナに関するものであり、特に大型車両および機器のエ
ンジン空気取り入れ口に向かう燃焼用空気を浄化するためのエア・クリーナに関
する。本開示では、このような用途を目的とするエア・クリーナの好ましい設計
、および組み立てと使用の方法を取り上げる。
【0002】 (発明の背景) 一般にエンジンの燃焼用空気は、吸気流路で何らかの形で運ばれる微粒子がデ
リケートなエンジン・コンポーネント内に入り込むのを防止するため濾過する必
要がある。そのため、燃焼用空気が関わるほとんどすべてのエンジン・システム
は、吸気流路内に配置されたある種のエア・クリーナ・アセンブリを備える。
【0003】 多くのエア・クリーナ・アセンブリは、一般に、濾過または浄化の際に空気が
通るハウジングを備える。システムによっては、着脱自在で交換可能なフィルタ
・エレメント、または前記フィルタ・エレメントの組合せをハウジング内に装備
している。使用中、空気はハウジング内を移動する際にフィルタ・エレメントを
通過する。時が経つうちに、フィルタ・エレメントは塞がったり、物が詰まった
りして、エア・フィルタ通過の制限が強まる。適切な整備時期が来たら、フィル
タ・エレメントを取り外し、手入れする(浄化する)か、または交換する。
【0004】 非常に大きく馬力のある機器タイプでは、エア・クリーナの動作に関して独特
の問題が発生する。たとえば、500〜2,000馬力(hp)(37.3〜1
49.2KW)のエンジンを装備するアース・ムーバ、牽引トラック、およびそ
の他の超大型建設用機器、採掘用機器などである。
【0005】 このような機器は、きわめてほこりっぽい環境で長期間運転される。このよう
な機器はまた、必要な燃焼用空気の量も膨大である。つまり、膨大な量の粒子を
含む空気がほとんど連続してエア・クリーナ・システム内を通るということであ
る。実際において、代表的な使用環境、たとえば建設現場や採掘現場は、さまざ
まな大きさ、さまざまな分布の空中浮遊微粒子が比較的大量に存在することが特
徴である。
【0006】 このような機器で使用するため専用の頑丈な多段式濾過ユニットが設計されて
いる。このような設計の1つに、ミネソタ州ミネアポリスのドナルドソン カン
パニー(Donaldson Company,Inc.)が市販している商標
のSRG ドナクロン(DonacloneTM)がある。このような製品は、
毎分約1,300〜4,500立方フィート(cfm)(毎分81,000〜2
81,000ポンド水(pwm))の空気流量に合わせて設計されており、シン
グルまたはデュアル・ユニット設計のものが用意されている。一般に、このよう
な設計は多段化されている。第1段には、フィルタに到達する前に空気流内の汚
れの最大95%まで除去するプレクリーナが備えられている。このようなプレク
リーナは、一般には、吸気流を複数のサイクロン・チューブに通し、サイクロン
空気流により汚れを分離するという動作をする。サイクロン・クリーナについて
は、たとえば、引用により本発明に取り込まれている、米国特許第569310
9号で説明されている。
【0007】 第2段では、プレクリーナから送られた空気は、エア・フィルタ・システム内
に通されるが、フィルタ・システムは通常、外部一次フィルタ・エレメントと内
部二次または安全エレメントという2つのエレメントで構成される。ハウジング
は、一般に、定期的に一次フィルタ(および必要ならば二次フィルタ)を取り外
して手入れまたは交換できる形状である。
【0008】 (概要) I.米国特許出願第09/325697号の要約 米国特許出願第09/325697号の一態様において実施形態の例にはフィ
ルタ・アセンブリが含まれている。フィルタ・アセンブリは、第1の部屋、第2
の部屋、第1段のエア・クリーナ、第2段のエア・クリーナ、およびパルス噴流
浄化装置を定めるハウジングを備える。第1段のエア・クリーナは、第1の部屋
に配置され、濾過する空気が使用時に通される第1のフィルタ・エレメントを備
える。第2段のエア・クリーナは、第2の部屋に配置され、空気が使用時に通さ
れる少なくとも1つの着脱自在交換可能なフィルタ・エレメントを備える。パル
ス噴流浄化装置は、選択的に空気のパルス噴流を逆方向で前記第1のフィルタ・
エレメントに通すように構成され配列されている。
【0009】 米国特許出願第09/325697号の他の態様では、装置は第1のVパック
・フィルタと吊り上げ機構を備える。第1のVパック・フィルタには第1の下端
と第2の上端がある。第2の上端には、空気流出口開口部があり、第1の密封装
置、つまりガスケットがその空気流出口開口部を囲み、前記第2の上端から外へ
突き出ており、ハード・ストップ装置が前記第2の上端から外へ突き出ている。
吊り上げ機構は、基礎構造、その基礎構造に固定された着脱自在シート、および
旋回軸を中心に回転するように取り付けられた制御アームを備える。着脱自在シ
ートは、第1の高くなった向きと第2の低くなった向きを持つ。旋回軸を中心に
回転するように取り付けられている制御アームにより、着脱自在シートは第1の
高くなった向きまで上げられ、第2の低くなった向きまで下げられる。第1のV
パック・フィルタと吊り上げ機構は、吊り上げ機構が第1の高くなった向きに配
置されたときに、第1のVパック・フィルタが第1の密封装置によりロックされ
た位置でハウジングの一部に対し押しつけられ、シールとハード・ストップを形
成しVパックがハウジングに向かう移動範囲を制限するように、構成され配列さ
れている。吊り上げ機構が第2の低くなった向きにある場合、第1のVパック・
フィルタはロック位置から解除される。
【0010】 米国特許出願第09/325697号の他の態様では、エンジン空気取り入れ
口フィルタ・アセンブリを作動させる方法について説明している。フィルタ・ア
センブリは、第1段のエア・クリーナを収納する第1の部屋、第2段のエア・ク
リーナを収納する第2の部屋、および第1段のエア・クリーナに空気のパルスを
選択的に通すように構成され配列されたパルス噴流浄化装置を定めるハウジング
を備える。この方法は、エンジン運転中に第1段のエア・クリーナに生じる圧力
低下を測定するステップと、エンジン運転中に生じるエンジン負荷を測定するス
テップと、所定のエンジン負荷を下回るエンジン負荷および所定の圧力低下を超
える圧力低下に対応して第1段のエア・クリーナに空気のパルスを逆方向で通す
パルス噴流浄化装置のパルス弁を作動させるステップを含む。
【0011】 II.連動装置の要約 この説明の一態様の実施形態の例では装置を取り上げる。この装置は、保持機
構、Vパック・フィルタ、および連動装置を備える。保持機構は、基礎構造と可
動シートを備える。可動シートは基礎構造に固定され、第1のロックされた向き
と第2のロック解除された向きを持つ。Vパック・フィルタは、第1の枠構造と
第2の枠構造を持つ枠構造物を備える。Vパック・フィルタはさらに、第1の枠
構造と第2の枠構造の間に延長で取り付けられている第1のパネル・セクション
と第2のパネル・セクションも備える。第1のパネル・セクションは第1の末端
と第2の末端を持つ。第2のパネル・セクションは第3の末端と第4の末端を持
つ。第1の末端と第3の末端の間の距離を第1の距離とする。第2の末端と第4
の末端の間の距離を第2の距離とする。第2の距離は、一般に、第1の距離より
も長く、したがってV字型を形成する。第1のパネル・セクションと第2のパネ
ル・セクションおよび第2の枠構造により、空気流開口部が定められる。Vパッ
ク・フィルタはさらに、空気流開口部を囲み、第2の枠構造から外へ突き出る密
封装置を備える。
【0012】 開口部は、第1の動作可能な向きを持ち、Vパック・フィルタは動作可能なよ
うに装置内に取り付けられている。装置はさら、第2の動作可能な取り外す向き
を持ち、Vパック・フィルタは装置から分離できるように緩く配置されている。
連動装置は、第1の連動デバイスと第2の連動デバイスを備える。Vパック・フ
ィルタは、第1の連動デバイスを備える。第2の連動デバイスは、装置内で向き
が決められ、Vパック・フィルタから離れた場所にある部材に取り付けられる。
連動装置は、保持システムが第1のロックされた向きにあり、装置が第1の動作
可能な向きになっているときに、第1の連動デバイスと第2の連動デバイスが通
常、オス/メスのはめ合いで噛み合うように構成され配列されている。
【0013】 この説明の他の態様の実施形態の例ではVパック・フィルタを取り上げる。V
パック・フィルタは、上記のものと似た構造を備える。
【0014】 この説明の他の態様の実施形態の例では、Vパック・フィルタを開口部周辺の
動作可能な位置にロックする方法を取り上げる。
【0015】 III.論理制御システムの要約 この説明の一態様の実施形態の例では、選択的に空気のパルスをエア・フィル
タ装置に通すようにパルス噴流浄化装置が構成され配列されているエンジン空気
取り入れ口フィルタを動作させる方法を取り上げる。この方法は、フィルタに生
じる圧力低下を測定するステップと、エンジン運転中に生じるエンジン負荷を測
定するステップと、所定のエンジン負荷を下回るエンジン負荷および所定の圧力
低下を超える圧力低下に対応してエア・フィルタ装置に空気のパルスを逆方向で
通すパルス噴流浄化装置のパルス弁を作動させるステップを含む。
【0016】 この説明の他の態様の実施形態の例では、選択的に空気のパルスをエア・フィ
ルタ装置に通すようにパルス噴流浄化装置が構成され配列されているエンジン空
気取り入れ口フィルタを動作させるシステムを取り上げる。システムは、圧力低
下コンポーネント、エンジン負荷コンポーネント、およびパルス発生コンポーネ
ントを備える。圧力低下コンポーネントは、エア・フィルタ装置で生じた圧力低
下の測定結果を受け取る。エンジン負荷コンポーネントは、エンジン運転時のエ
ンジン負荷の測定結果を受け取る。パルス発生コンポーネントは、所定のエンジ
ン負荷を下回るエンジン負荷および所定の圧力低下を超える圧力低下に対応して
エア・フィルタ装置に空気のパルスを逆方向で通すパルス噴流浄化装置のパルス
弁を作動させる。
【0017】 この説明の他の態様は、計算システムによって読み取り可能なコンピュータ・
プログラム製品および、選択的に空気のパルスをエア・フィルタ装置に通すよう
にパルス噴流浄化装置が構成され配列されているエンジン空気取り入れ口フィル
タを動作させるためのコンピュータ・プロセスの命令を符号化するステップを含
む。コンピュータ・プロセスは、前述の方法を含む。
【0018】 (詳細な説明) I.米国特許出願第09/325697号の開示 A.使用環境とシステム要件 図面1〜35に示されている、米国特許出願第09/325697号で説明さ
れている装置、およびそれと関連して定義されている原理は、ある種の機器およ
び作業環境で有利なアプリケーション専用のものであった。この原理は他のさま
ざまなアプリケーションに応用できるが、説明されている独自の装置は特に、有
用な識別されているシステムに都合のよいものである。
【0019】 米国特許出願第09/325697号による、本発明で定めている種類の機器
が有用である代表的なシステムは、通常500〜2000hp(37.3〜14
9.2KW)の大型エンジンに関するエンジン・アプリケーションである。この
ようなエンジンは、一般に、約1,300〜4,500cfm(81,000〜
281,000pwm)のオーダーの必要な空気流により定められる。
【0020】 米国特許出願第09/325697号により、一般に、このような機器はエア
・クリーナ・システムに対し約25インチ(63.5cm)以下の水量規制で動
作できるのが望ましい。従来のエア・フィルタ技術では、これは、エア・フィル
タに目詰まりが生じた場合、エア・フィルタは一般に、約250時間の頻度で交
換する必要があるということを意味する。約25インチ(63.5cm)の水量
の制限規制を超えて運転しない場合にはエア・フィルタの交換および手入れの間
隔を長くできるということが、このような機器のメーカーとユーザーが求めてき
たことである。
【0021】 B.米国特許出願第09/325697号による代表的なシステム改良 図1から図35では、米国特許出願第09/325697号で説明されている
原理による原理を利用するエア・クリーナ・システムが示されている。
【0022】 図1において、参照番号1は一般に、米国特許出願第09/325697号に
よる原理を利用するエア・クリーナ装置またはアセンブリを示している。米国特
許出願第09/325697号の説明から明らかなように、他の実施形態、装置
、およびアプリケーションも理に適っている。
【0023】 米国特許出願第09/325697号では、図1のアセンブリ1は正面図で示
されている。この文脈で「正面」という言葉は、通常の整備用に1つまたは複数
のアクセス・ハッチまたはカバーが用意されているアセンブリ1の側面3を指し
ている。米国特許出願第09/325697号に示されている特定のエア・クリ
ーナ・アセンブリ1では、前面3に第1と第2のアクセス・ドア、ハッチ、また
はカバー5および6が取り付けられている。第1のカバー5は開き、第1段のエ
ア・クリーナ・アセンブリの整備が行えるようになっており、第2のアクセス・
カバー6は、第2段のエア・クリーナ・アセンブリの整備が行えるような向きに
なっている。
【0024】 第1のカバー5は、第1と第2の蝶番7、8で旋回するようにアセンブリに固
定されている。第1と第2の蝶番7、8は従来の蝶番とし、通常、アセンブリ1
と第1のカバー5にボルト締めまたはリベット留めで取り付けるのが好ましい。
第1と第2の蝶番7、8により、第1のカバー5は蝶番7、8で定められた固定
軸Aを中心にアセンブリ1から外に向けて旋回する。第1のカバー5はさらに掛
け金デバイス9を備える。掛け金デバイス9は従来の掛け金デバイスであるのが
好ましい。「従来」という用語で、第1のカバー5をアセンブリ1に固定するこ
とができる既知のデバイスであることを意味している。掛け金デバイス9により
、第1のカバー5がアセンブリ1から外に向かって旋回するのが防止される。
【0025】 米国特許出願第09/325697号で説明されている技術のすべてのアプリ
ケーションに必要なわけではないが、図の特定の実施形態において、アクセス・
ドアまたはカバー5および6は同じ側、つまりアセンブリ1の前面3に配置され
ている。機器設計全体についてメーカー側はアセンブリ1の前面3にエレメント
の取り外しおよび整備用にエア・クリーナ・アセンブリ1の取り扱いのための広
い空間を用意するだけでよいため、これは車両および機器のメーカーにとって特
に便利な設計である。
【0026】 米国特許出願第09/325697号の図1から図5に示されている特定のア
センブリは、水平方向の断面の形状がいくぶん矩形である。したがって、4面あ
りその前面3がすでに指定されている。他の側面は、側面10、11、および1
3を備え、一般に、図1(正面図)、図2(側面図)、および図3(上面図)に
示されている。側面12は、通常、背面または後面と呼ばれ、後面12はアセン
ブリ1の前面3と向かい合っている。
【0027】 図4において、第1と第2の吊り金具16、17が用意されている。第1と第
2の吊り金具16、17は、図7で第1と第2の板18、19に取り付けられて
いる。第1と第2の板は、たとえば溶接によりアセンブリ1の一部として固定さ
れている。吊り金具16、17は、クレーンなどの吊り上げデバイスが大型牽引
トラックなどの車両に取り付けるためアセンブリ1を吊り上げるられるように配
列され構成されている。
【0028】 図6に注目すると、これは、図4に似ているが、内側の細部が見えるように一
部切り取られている、エア・クリーナ・アセンブリ1の透視図である。図6を参
照することで、エア・クリーナ・アセンブリ1の一般的な動作が容易に理解でき
る。
【0029】 米国特許出願第09/325697号によれば、一般に、エア・クリーナ・ア
センブリ1は第1と第2の部屋21および22に分割される外側ハウジング20
を備える。第1段のエア・クリーナ装置24は、部屋21内に配置され、第2段
のエア・クリーナ25は第2の部屋22に配置されている。図の特定の実施形態
の部屋21および22は、通常の使用のため、部屋21の上の方に一般に配置さ
れる部屋22と縦に積み重ねる形で配置される。図の特定の実施形態において、
第1と第2の部屋21、22は、互いに別々に製造されたものであって、いっし
ょに固定されている。
【0030】 図16に注目する。図16は、アセンブリ1(図6)の第1の部屋21の透視
概略図であり、内側の細部が見えるように一部切断してある。米国特許出願第0
9/325697号によれば、第1の部屋21は、第1、第2、第3、および第
4のフランジ53〜56で構成される。フランジ53〜56のそれぞれに複数の
ボルト穴57が開けられている。図6に戻ると、同様に、第2の部屋22も、第
1のフランジ(図に示されていない)、第2のフランジ58、第3のフランジ5
9、および第4のフランジ(図には示されていない)で構成され、複数の穴(図
には示されていない)が開けられている。第2の部屋22のフランジ58、59
は、第1の部屋21のフランジ53〜56(図16)と結合するように配列され
構成されており、第1の部屋21のボルト穴57は、第2の部屋22のボルト穴
と位置が合うように配列され構成されており、複数のボルト穴57を通じて配置
されている複数のボルト50で、第1の部屋21を第2の部屋22に固定してい
る。
【0031】 一般に、米国特許出願第09/325697号によれば、図1および図2の第
1または下側の部屋21は、第1、第2、第3、および第4の側壁26(正面)
、27(側面)、28(側面)、および(背面)で定められる。図5に注目する
。側壁26〜29(図1、2、および5)のそれぞれは、開口部、空気吸い込み
口、または窓33を定めており、エア・クリーナ・アセンブリ1によって濾過さ
れる空気はそこを通って浄化のためアセンブリ1に渡される。空気吸い込み口3
3はそれぞれ、好ましい実施形態では、保護スクリーン34によってカバーされ
ている。空気吸い込み口33および後部パネル29のスクリーン34は、図5に
見えており、パネル28内に空気吸い込み口33とスクリーン34がある。
【0032】 そのまま図5を参照し、米国特許出願第09/325697号では側壁28に
第1の雨風よけカバー36が取り付けられていることに注意されたい。そのまま
図5を参照すると、さらに、側壁27に取り付けられたまたはそこから延びる第
2の雨風よけカバー37があることに注意されたい。第1と第2の雨風よけカバ
ー36および37などの雨風よけカバーにより、その下に配置された対応する空
気吸い込み口33にとって望ましくないレベルの雨、雪などが入り込むのを防止
する。
【0033】 図4において、アセンブリ1はさらに前面3に第3の雨風よけカバー40を備
えることに注意する。図の実施形態では、第3の雨風よけカバー40が第1のア
クセス・カバー5に取り付けられている。第1のアクセス・カバー5は、スクリ
ーン34によってカバーされている空気吸い込み口33を備える。一般に、これ
らは図15に見えている。
【0034】 図5と米国特許出願第09/325697号を参照すると、雨風よけカバー3
6、37は、それぞれ第1と第2の角38、39のところに曲がった金属片など
を1枚使用するのが好ましい。第1と第2の角38、39は約90度であるのが
好ましい。第1の角38で、第1の雨風よけカバー36は第1と第2のセクショ
ン41、42に分離される。同様に、第2の角39で、第2の雨風よけカバー3
7は第1と第2のセクション43、44に分離される。図の特定の実施形態にお
いて、第1のセクション41、43はアセンブリ1の一部として取り付けられて
いる。第1の雨風よけカバー36の第1のセクション41は、第1の雨風よけカ
バー36の第1のセクション41をそれぞれ第1と第2の部屋21、22のフラ
ンジ54、58の下に配置し、たとえば溶接などでカバー36を適所に固定する
ことによりアセンブリ1の一部として取り付けられる。同様に、第2の雨風よけ
カバー37の第2のセクション43はアセンブリ1の一部として取り付けられて
いる。
【0035】 図4を参照すると、第1の雨風よけカバー36はさらに第3のセクション47
を備えている。第3のセクション47は、雨風よけカバー36の第1と第2のセ
クション41、42に取り付けられている。たとえば、第3のセクション47は
、第1と第2のセクション41、42に溶接することができる。同様に、第2の
雨風よけカバー37は、第1の雨風よけカバー36の第3のセクション47に似
た第3のセクション46を備える。
【0036】 図5に戻ると、米国特許出願第09/325697号に示されている好ましい
実施形態において、雨風よけカバー36、37の第1のセクション41、43は
それぞれ、一般に、アセンブリ1の側壁28、27に垂直に延びている。第1の
セクション41、43により、雨など望ましくないレベルの天候要素が上から、
あるいは平行した方向で空気吸い込み口33に入り込むのを防止できる。米国特
許出願第09/325697号の好ましい実施形態において、雨風よけカバー3
6、37の第2のセクション42、44はそれぞれ、一般に、側壁28、27に
平行に、あるいは地面に対し直角に延びている。第1と第2のセクション42、
44により、望ましくないレベルの天候要素が側面から、あるいは垂直の方向か
ら空気吸い込み口33に入り込むのを防止できる。それとは別に、第2のセクシ
ョン42、44は、それぞれ壁28、27内の空気吸い込み口33から間隔を置
いて、またはそれを覆う形で方向付けられる。図4に戻ると、第3のセクション
46、47により、天候要素が前面から空気吸い込み口33に入り込むのを防止
できる。図5に戻ると、第1の雨風よけカバー36は後部縁48と底部縁49に
そって開いている。これらは、落下する要素や風に吹かれる要素がアセンブリ1
の側面28内のカバーされた空気吸い込み口33に入る可能性が低いような方向
であり、したがってこれらの領域は空気がアセンブリ1に入り込める領域である
。同様に、第2の雨風よけカバー37は後部縁51と底部縁52にそって開いて
いる。
【0037】 アセンブリ1はそこに取り付けられた状態では、後壁29内の空気吸い込み口
33を覆う雨風よけカバーを備えていない。米国特許出願第09/325697
号により、代表的システムでは、アセンブリ1は車両に取り付けられており、車
両自体により空気吸い込み口33にそれらの要素が入り込むのを防止できるため
、後部壁29は雨風よけカバーを必要としない。
【0038】 図4と5を参照すると、米国特許出願第09/325697号によれば、アセ
ンブリ1は底部スカートまたははねよけ60を備える。底部はねよけ60は、そ
れぞれ図1の壁26、27、および28の底部分から外側へ延びるように取り付
けられている第1、第2、および第3のセグメント61、62、および63を備
える。はねよけまたはスカート60により、望ましくないレベルの水がアセンブ
リ1の下側から空気吸い込み口33内にはねて入り込むのを防止する。
【0039】 図5を参照すると、第3のはねよけセクション63および同じように、第2の
セクション62が、はねよけ60を壁28に取り付けるための取付ストリップ6
4、基礎延長65、および角形スプラッシュ・エクステンション66を備える。
角形はねよけ延長部66は、110°から160°、好ましくは約135°の基
礎セクション65に対する図5の角度Bで突き出るのが好ましい。基礎セクショ
ン65は、複数のボルト69を使ってアセンブリ1に取り付けるのが好ましい。
もちろん、溶接などの他の取付手段を使用することもできる。
【0040】 図4を参照すると、はねよけ60の第1または前面エクステンション61は取
付ストリップ67と下方延長セクション68を備え、これは図2の取付ストリッ
プ67に関して角度Cであるのが好ましい。角度Cは110°から160°の範
囲が好ましく、約135°とすれば最も好ましい。取付ストリップ67は、複数
のボルト69を使ってアセンブリ1に取り付けるのが好ましい。もちろん、溶接
などの他の取付手段を使用することもできる。
【0041】 また、図4の前面雨風よけカバー40が、表面パネル80に取り付けられてい
る領域96から図2の領域96に関して好ましくは角度Dで一般的にはスカート
・セクション68に向かって延びる下方および後方に延長するはねよけ延長部7
9を備えることに注意されたい。角度Dは110°から160°の範囲が好まし
く、約135°とすれば最も好ましい。はねよけ延長部79により、望ましくな
いレベルの水がカバー40の下にはねて入り込むのを防止できる。カバー40は
さらに、上パネル82と反対側のパネル83、84(図4)を備える。ただし、
これは、縁85の下で開いており、空気がアセンブリ1に入り込む。
【0042】 図5を参照すると、米国特許出願第09/325697号で示されているよう
に、エア・クリーナ・アセンブリ1によって濾過される空気は空気吸い込み口3
3を通じてエア・クリーナ・アセンブリ1に入る。図の好ましい実施形態では、
空気吸い込み口33は、第1の部屋21(図6)に空気が直接送られるようにな
っている。この文脈で使用する「直接」という用語またはその類似の用語で、最
初に第2の部屋22に入らない外部環境からの空気の流れに対する参照を意味す
る。図6に戻ると、第1の部屋21内で、空気は第1段のエア・クリーナ24を
通る。図6に示され、米国特許出願第09/325697号で説明されている特
定の装置について、第1段のエア・クリーナ24は、本発明においてVパックと
も呼ばれる2つのV字型エア・フィルタ構造物94、95を備える。V字型フィ
ルタ構造物94、95の好ましい構成に関する詳細は米国特許出願第09/32
5697号で述べられている。一般に、V字型フィルタ構造物94、95は、同
一構成であるのが好ましく、それぞれ第1と第2の向かい合うフィルタ・パネル
97および98を備える。各V字型フィルタ94、95のパネル97および98
は、枠199内に取り付けられ、内部、V字型、内側の部屋または清浄空気プレ
ナム99を定める。空気は、V字型フィルタ94、95の外にある領域から清浄
空気プレナム99に入るときに濾過される。第1段24でこのように濾過された
後、空気は図16の通路100、101を通って、上側の部屋22に入る。
【0043】 図6に示され、米国特許出願第09/325697号で説明されている特定の
装置について、VパックまたはV字型エア・フィルタ構造物94、95は、縦向
きである。「縦向き」という用語で、水平な地面に立つ車両または機器での通常
の設置において、V字の頂点109、110のそれぞれが下方を向くようなV字
型フィルタ・エレメント94、95の向きとなることを意味する。もちろん、こ
こで説明している手法と関連する他の構造物を使用することも可能であるが、図
6に示されている縦向きが好ましい。
【0044】 他の向きは、V字の頂点109、110が上方向を向きのもの、V字の頂点1
09、110が横向きになる、横向きのものとなる「反転された向き」を含む。
一般に、横向きの装置は2種類あり、1つはエレメント94、95が末端203
の一方に立つものであり、もう1つは末端203、204が地面に対して直角に
延びるものである。もちろん、全体的なアセンブリ1の他の構造物も、Vパック
94、95の他の向きに対しては必要になる。他の向きおよび構成は可能である
が、V字型フィルタ94、95の「垂直」向きが好ましく、これは、空気の流れ
、パルス浄化、組み立て、および整備の観点からそういえる。好ましいVパック
94、95は、米国特許出願第09/325697号の図19〜図21と関連し
て以下にように特徴付けられる。
【0045】 上側の部屋22は、そこに配置され、第2段のフィルタ・システム25を備え
る。図の装置では、第2段のフィルタ・システム25は円柱状フィルタ構造物1
23を備える。図26および27に注目する。図26は、円柱状フィルタ構造物
123の一部の端面概略図である。図27は、図26の線27−27にそって取
った断面概略図である。図の特定の装置に関して、円柱状構造物123は図17
の透視図に示されている一次エレメント124と、図18の透視図に示されてい
る二次または安全エレメント125を備える。運転時、空気は一次エレメント1
24と安全エレメント125を通り、中央の清浄空気プレナム130に入る。そ
の後濾過された空気は、外へ向かい、排出管131を通ってエンジン空気取り入
れ口ダクト(図には示されていない)に入る。
【0046】 定期的に、一次エレメント124、さらに場合によっては検査のためまた場合
によっては手入れや交換のため、安全エレメント125を取り外すのが望ましい
ことがある。米国特許出願第09/325697号の図6に戻ると、第2のカバ
ー6はこのためのアクセス手段を備えている。第2のカバー6は、円柱状延長部
134に取り付けられ、クランプ装置135により適所に固定されている。クラ
ンプ装置135は、ボルト137で固定されたストラップ136を備えているが
、これを緩めると、管または延長部134による一次エレメント124の図26
に示されている末端140へのアクセス手段が実現する。そこで、一次エレメン
ト124をつかんで、図27の排出管131に取り付けられているのを外し、図
27の安全エレメント125を露出し、これも必要であるならば取り外すことが
できる。
【0047】 一次エレメント124と安全エレメント125の好ましい構造物と取付に関す
る詳細は、図15、17、18、26、および27に関して、以下および‘69
7号出願で述べられている。
【0048】 米国特許出願第09/325697号の図7および8に注目する。図7は、上
側の一部、図1の右側11、および図1の前面3を取り外していくつかの内部部
品が見えるようにした状態のアセンブリ1を示す正面図である。図8では、アセ
ンブリ1は、V字型構構造物94、95、一次エレメント124、および安全エ
レメント125なしで示されている。図8は、図7に似ているが、内側の細部が
見えるようにさらに一部を取り外した、正面透視概略図となっている。
【0049】 再び図6を参照し、米国特許出願第09/325697号によれば、第1段の
エア・クリーナ24は逆パルス浄化装置154を備える。定期的に、好ましくは
以下に述べる選択されたプログラム・スケジュールに従って、逆パルス浄化シス
テム154を運転し、第1段24内のV字型構造物94、95内に空気を逆噴射
させる。これにより、V字型構造物94、95のパネル97および98の外側お
よび上流の表面からダストの固まりを叩き落とす。図8を参照すると、取り除か
れたダストは、重力の影響により、第1の部屋21の底部領域に向かい、排塵弁
装置160を通って外側へ送られる。図8および図12〜14に示されているよ
うな排塵弁装置160の好ましい構造物については‘697号出願で説明されて
いる。
【0050】 米国特許出願第09/325697号の図8において、清浄空気噴流を発生し
向きを定めるために、パルス浄化システム154は4つのパルス噴流ノズル16
2、163、164、165を備え、2つはそれぞれのVパック94、95(図
6)と関連する。パルス噴流ノズル162〜165の特定の好ましい構造物につ
いては、以下の段落と、‘697号の出願で詳述している。
【0051】 米国特許出願第09/325697号の図6および図8を参照すると、中央の
バッフル170が2つのVパック94、95の間の第1の部屋21内に配置され
ている。中央のバッフル170は、Vパック94、95が濾過用の位置に付いて
いる場合に、第1の部屋21の上部180とVパック94、95の延長部の最低
レベル181との間の距離の一般には少なくとも50%以上、好ましくは少なく
とも70%、最も好ましくは少なくとも90%、管板171から下方向に依存す
る。バッフル170は、この下レベル181の下に延びているのが好ましい。バ
ッフル170があるため、パルス噴流ノズル162〜165から出る空気により
Vパック94、95から吹き落とされたダストが次の隣接するVパック94、9
5に移動するのを防ぐことができる。むしろ、バッフル170により、ダストは
第1の部屋21の底部183へ下に向かって移動する可能性が高い。
【0052】 「底端183」という用語は、第1の部屋21の特徴付けと関連して使用した
場合、領域184を指す。Vパック94、95を支える機器がアセンブリ1内に
配置されている場所が領域184であることは詳しい説明から理解されるであろ
う。排塵弁装置160を備えるハウジング20の部分は一般に、底端183から
下方向に依存する。
【0053】 C.米国特許出願第09/325697号のVパック・フィルタ 米国特許出願第09/325697号の図19から図21に注目する。図19
では、Vパック94、95の1つが示されている。それぞれのVパック94、9
5は、1対のパネル97、98を備える。パネル97、98はそれぞれ、外枠1
99を備え、媒体200がその中に配置されている。米国特許出願第09/32
5697号の好ましい装置について、媒体200はひだが付けられ、Vパック9
4、95が図6の縦の向きに配置されているときには、ひだ201は水平に延び
るように向きが定められる。一般に、媒体200は、PVCプラスチゾル(つま
り、ポリ塩化ビニル)などの接着材料により枠199内に注封される。市販の注
封プラスチゾルを使用できる。
【0054】 米国特許出願第09/325697号によれば、媒体200にはさまざまな材
料を利用できる。一般に、必要なものは、Vパック94、95の好ましい効率レ
ベルを達成できる適切な媒体である。Vパック94、95用に選択された媒体は
、選択することができ、さまざまな媒体を使用できる。パルス・サイクルからの
高レベルの浄化では、微粒子が装着時に媒体のファイバ内に貫通するのを防ぐた
めに堅牢な媒体が好ましい。つまり、媒体は微粒子が媒体の外表面に捕捉される
ようなタイプのものが好ましいということである。使用できる材料としては、セ
ルロースや合成ファイバ媒体がある。
【0055】 上流側では、一部のアプリケーションでは、一般にファイバ直径が5ミクロン
以下の高分子ファイバ材料、つまり「ファイン・ファイバ」の蒸着または層を使
用できる。蒸着されるファイン・ファイバの量は、所定のアプリケーションの設
計選択の問題である。一般に、使用するファイバが細いほど、制限は強くなる。
逆に、使用するファイバが太いほど、装着時に粒子が貫通する可能性が高くなる
。つまり、ファイバが細いと、表面装着とパルス噴流浄化が容易になる。
【0056】 紙やセルロース材料に蒸着されたファイン・ファイバからなる1つの媒体に、
本出願の譲受人であるDonaldson Company,Inc.がEON
TMという商標で一般に認められている製品で実施しているものがある。これら
の媒体は、Donaldsonの企業秘密のプロセスにより製造されている。こ
のような媒体は、本発明による装置内で使用可能であろう。しかし、ファイン・
ファイバの応用手法は、開示されている原理には重要なことではなく、さまざま
な従来のよく知られているプロセスを使用することも可能である。
【0057】 米国特許出願第09/325697号によれば、Vパック94、95はそれぞ
れ、第1と第2の向かい合う端パネル203、204を備える。端パネル203
、204は、Vパック94、95が使用について密封されているときに清浄空気
プレナム99の端を閉じる。便宜上、図19でワイヤ・ハンドル209が配置さ
れているパネル203の1つを示す。ワイヤ・ハンドル209は、金具210、
211の間の延長部に固定されている。ワイヤ・ハンドル209は、端ストッパ
213、214があるワイヤ212の延長部を含む。柔軟なワイヤ212の中央
部215が引っ張られると、ハンドル209は外側へ弓なりに曲がり、これは、
端ストッパ213、214が金具210、211と噛み合うまで曲がり続ける。
柔軟で折り畳めるハンドル構造物209は、Vパック94、95の取り付け、取
り外し、またVパック94、95の搬送に便利である。
【0058】 もちろん、他のハンドル設計も使用可能である。たとえば、軸を中心に回転す
るように取り付けられている剛性のあるハンドルは場合によっては、図に示され
ているハンドル構造物タイプに換えることができる。一般に、好ましいハンドル
構造物は、容易に開いてつかめる平坦で閉じた構成のものである。
【0059】 再び米国特許出願第09/325697号によれば、各Vパック94、95に
おいて、パネル97、98の対は、図19に示されているように、V字型の向き
である。各パネル97、98の1つの縦方向縁220、221にそって、パネル
97、98は互いに隣接し合って、あるいは密集した間隔で方向付けられるが、
反対側の縁222、223にそっては、97、98のパネルは互いに離れる形で
広がっている。つまり、好ましくは、パネル97、98はV字型を形成し、最も
好ましくは、パネル97、98間で図19のフィルタの角度が少なくとも約5°
、好ましくは10〜25°の範囲内、最も好ましくは約13〜17°である。
【0060】 米国特許出願第09/325697号の図21を参照すると、各Vパック94
、95は、Vパック94、95を別々の領域229、230に分ける中央スペー
サ228を備えるのが好ましい。使用時に、図8のノズル162〜165の別々
の1つは、それぞれの領域229、230に入る。中央スペーサ228は、空気
を各ノズル162〜165からVパック・フィルタ94、95の関連領域229
、230に向け、パネル97、98の外側部分を浄化するのに十分な空気を供給
する。
【0061】 各Vパック94、95の空気流出口端231には、密封装置、つまりガスケッ
ト240が用意され、第1の突き出しの太さはT1である。各Vパック94、9
5は、作動して、エア・クリーナ・アセンブリ1内に配置され、図7に示されて
いるように、密封装置240はVパック94、95の端231と管板250の間
に押される。一般に、密封装置240は、図7の管板250内の開口部100の
周りに密封する形で配置されるサイズに設定される。
【0062】 米国特許出願第09/325697号の好ましいVパック94、95はさらに
、ハード・ストップ装置260を備え、第2の突き出しの太さT2は第1の太さ
T1よりも小さい。ハード・ストップ装置260は、Vパック枠199の上面2
65よりも上(またはそこから外向き)に少なくとも約0.1インチ(2.5m
m)、通常、約0.2インチ(5.1mm)から0.3インチ(7.6mm)第
2の太さT2が出るように構成されるのが好ましい。さらに、密封装置240は
、押される前に密封装置240がハード・ストップ装置260を超えて少なくと
も約0.1インチ(2.5mm)から0.3インチ(7.6mm)延びるように
選択するのが好ましい。つまり、密封装置240の太さT1はハード・ストップ
装置260の太さT2よりも少なくとも約0.1インチ(2.5mm)から0.
3インチ(7.6mm)大きい。ハード・ストップ装置260は、Vパック94
、95が適所に移動する際に図7の管板250とハード接触するようになってい
る。図19の好ましいVパックについて、ハード・ストップ装置260は鋼鉄な
どの金属製である。密封装置の材料はポリウレタンとし、太さは約0.40イン
チで、Vパック枠199の表面265から外へ延びるのが最も好ましい。
【0063】 D.米国特許出願第09/325697号のVパック保持システム 米国特許出願第09/325697号によれば、図6で、Vパック94、95
が動作するように配置されている場合、各Vパック94、95は管板250に向
かってそれぞれ矢印270、271の方向に圧縮力がかかっている。密封装置2
40の周りの密封を維持するために、保持システム280は圧縮力を加える。
【0064】 米国特許出願第09/325697号の図22〜25を参照すると、保持シス
テム280はそれぞれ、基礎構造281、制御アーム282、可動シート283
、および調整可能吊り上げリンク装置284を備える。
【0065】 運転時、制御アーム282が持ち上げられた位置にある場合、シート283は
図6の矢印270、271の方向で上昇し、Vパック94、9が管板250に対
して押しつけられる。手動により制御アーム282が下げられると、矢印288
の方向にシート283は落下し、密封圧力を解放する。シート283は、制御ア
ーム282が落下したときに、Vパック94、95をシート283の中にスライ
ドさせたり、そこからスライドして出したりできるように構成されている。
【0066】 米国特許出願第09/325697号の図10に注目する。図10では、下側
の部屋21の正面図が示されている。図10では、部屋21は、内部構造とコン
ポーネントが見えるように前ドアを取り外した状態で示されている。また、図1
0では、部屋21は、Vパック94、95が存在している状態で示されている。
さらに、図10では、保持システム280は、持ち上げられた、または吊り上げ
られた構成で示されている。図11は、図10の側面図で、矢印300の方向か
ら取ったものである。
【0067】 米国特許出願第09/325697号の図22〜25で、保持システム280
の基礎構造281、制御アーム282、およびシート283はさらに見やすくな
っており、特にシート283の詳細がわかる。シート283は、間隔をあけて向
かい合う側面フランジ302と303を持つ底部パネル301を備える。底部3
01は、前縁304を備え、図6でVパック94、95は装着時にその方向へ向
かう。前縁304から外へ突き出る側面フランジ302、303は外へ向かう案
内フランジ305、306をそれぞれ備える。案内フランジ305、306は、
関連する側面フランジ302、303の平面に関して、約120°から170°
の図23の角度Fで突き出るのが好ましい。角度Fは約135°から155°の
範囲であるのが好ましい。各案内フランジ305、306の長さは、約0.25
インチ(6.4mm)から2インチ(51mm)であるのが好ましい。案内フラ
ンジ302、303があると、Vパック94、95が適所にスライドして入る際
にそのセンタリングを行いやすくなる。
【0068】 基底パネル301は、4つの長方形の間隔の開口部309と1つの中央の大き
な開口部310を備える。4つの長方形位置の開口部309は、回転可能なホイ
ール312を囲む。ホイール312は、保持システム280上に回転できるよう
に取り付けられており、制御アーム282が上げ下げられたときにシート283
で上げ下げし、ホイール312と底板301との間で同じ相対的垂直位置を維持
する。ホイール312は、便利な方法でVパック94、95を基礎301の適所
に転がせるように、底板301よりも上に、少なくとも約0.03インチ(0.
8mm)、好ましくは約0.06インチ(1.5mm)から0.15インチ(3
.8mm)だけ突き出ている。
【0069】 米国特許出願第09/325697号の図24を参照すると、保持システム2
80は複数のリンク317を含むリンク装置284を備える。リンク317は平
行四辺形リンケージ・システム318を形成し、制御アーム282の移動による
作動時に、図22の板301およびホイール312は、取付の選択された平面か
ら傾斜させることなく、上げ下げできるのが好ましい。さらに、リンク317、
したがって、平行四辺形リンケージ・システム318は、制御アーム282を持
ち上げたときに保持システム280が持ち上げられロックされた位置を保持する
ようにわずかに「オーバー・センター」で動作する構造物にするのが好ましい。
わずかな「オーバー・センター」動作を許容する緩衝作用は、リンク317のバ
ネ動作により可能である。
【0070】 より詳しく述べると、リンク317は、それ自体制御アーム282の下端32
1に軸中心に旋回するように取り付けられた枠320に軸中心に旋回するように
取り付けられている。アーム282を下げると、矢印288の方向に移動するこ
とにより、基礎構造281は前方に(矢印313の方向に)、下方向に(矢印2
88の方向に)旋回し、この下方向の移動は、制御アーム282が枠320に軸
中心に旋回するように取り付けられているだけでなく、リンク326およびピボ
ット327にも取り付けられているためである。その後、基礎構造281は、リ
ンク317の制御のもとで、前方、下方向へスライドする。これにより、シート
283に取り付けられている図6のVパック94、95も同様に、前方、下方向
に移動する、つまり管板250との密封接触から出るため、Vパック94、95
の取り扱いに便利である。
【0071】 E.米国特許出願第09/325697号の排塵弁装置 米国特許出願第09/325697号の図9および図12〜14に示されてい
る装置は、図6のエア・クリーナ・アセンブリ1からダストを除去するための長
い排塵弁装置160を備える。排塵弁装置160は、図8のアセンブリ1の底部
183の一部として取り付けられている。長い排塵弁装置160は、図9、12
、13、および14に示されている図面に示されている。
【0072】 図12および13を参照し、米国特許出願第09/325697号によれば、
排塵弁装置160は、複数の排出フラップ332が取り付けられている枠331
を備えるアセンブリ330を備える。枠331は、前面および背面の延長部33
4および335を備える。アセンブリ330は、前面および背面の間で延長し、
延長部334および335と向かい合い、複数の角形中央パネルまたは延長部3
36を備える。図14を参照すると、中央延長部336は反対側の延長部337
および338、さらに3対の中央延長部339、340を備える。
【0073】 端延長部337および338はそれぞれ、取付ストリップ345および346
を備え、これにより、図8のアセンブリ1の底部183から下方向に依存するよ
うにアセンブリ330を図1の側壁27、28に取り付けることができる。たと
えば、取り付けには、図6のボルト350や類似の構造を使用できる。
【0074】 延長部337および338は、中央の対339、340、および341ととも
に、それぞれ、傾斜部分を備え、開口部または図13の窓353を定めるか、ま
たはそれらを持つ。各窓353の下側354には、図14に示されているように
柔軟なフラップ332が取り付けられている。それぞれのフラップ332は、図
14の上縁358にそって固定され、窓353に対し押しつけられる。一般に、
フラップ332の柔軟な材料はゴムであるのが好ましい。
【0075】 通常の使用では、空気が図9の第1の部屋21を通るときに、第1の部屋21
内の圧力が大気圧に対してわずかに減少する。これにより、窓353上および側
面354に対して柔軟なフラップ332を引いて閉じた状態にする傾向がある。
他方、逆パルスがここで説明したようにパルス噴流動作時に部屋21を通るとき
に、第1の部屋21内の圧力が一瞬増大して、窓353から1つまたは複数のフ
ラップ332偏向するため(蝶番の線360にそった蝶番にいよる動作で)、ダ
ストを第1の部屋21内から、下方向に、図8のアセンブリ1の底部183から
外に排出することができる。
【0076】 F.米国特許出願第09/325697号のパルス浄化システム 図10と11にに注目すると、パルス噴流浄化システムは米国特許出願第09
/325697号を基により詳しく理解されるであろう。一般に、パルス噴流浄
化システムでは、空気のパルスを使用して、Vパック94、95を浄化する。図
10は下側の部屋21と逆流パルス浄化装置154の断片的な正面概略図で、内
部の構造とコンポーネントが見えるように一部を取り外してある。図11は、図
10に似ており、図10の矢印300の視点から一般的に取ったものである。さ
らに図8に注目すると、図10および11に示されているアセンブリ1の部分を
透視図で示すことができる。
【0077】 図8、10、および11を参照すると、パルス浄化装置154は図8、10、
および11に一般的に示され、図28〜31を参照しながらより詳しく説明され
ている中央タンク152を備え、複数のパルス噴流弁365、366、367、
368がそこに取り付けられ、それぞれの弁はノズル162〜165のうち関連
する1つをそれぞれ備える。図8に示されている特定の装置154は、4つの弁
を備えているが、他の装置も可能である。弁365〜368は、2つの対に分割
して示すことができ、第1の対370は図10のVパック94の第1のものと関
連し、第2の対371は図10のVパック95の第2のものと関連する。
【0078】 それぞれの弁365〜368の空気排出口には、スプリッタ157を備えるノ
ズル162〜165が取り付けられており、このスプリッタは、第1の角形部材
375と第2の角形部材158を備え、これにより、Vパック94または95に
空気が入るときに弁により解放された空気流が広がる、つまり拡散する。
【0079】 一般に、米国特許出願第09/325697号によれば、法線に関する好まし
いスプリッタ角度または角度Hは第1と第2の角形部材375、158について
、2°から45°の範囲内、通常は約7°〜30°となる。一般に、各対(それ
ぞれ370と371)のスプリッタ157は、中心線または頂点が約5〜10イ
ンチ(13〜25cm)、通常は約6〜9インチ(15〜23cm)の間隔で離
れるように配置されている。
【0080】 一般に、米国特許出願第09/325697号によれば、逆流パルス・システ
ム154は、アセンブリ1が取り付けられている車両内に車両メーカーによって
用意されたエア・コンプレッサを使用して運転することができる。そのコンプレ
ッサは、152で示されているチャージ・タンクまたは貯蔵タンクの充填に使用
することができる。以下に説明しているように、好ましくは定期的に論理制御シ
ステムを使用して、弁365〜368を動作させ、パルス噴流がスプリッタ15
7を通り、Vパック94、95に入るようにできる。パルス噴流の好ましい順序
付けとタイミングについて以下の段落で説明する。一般に、パルス空気噴流は、
Vパック94、95を通じて、逆方向、後方向、またはバック・フラッシュで送
られる。「逆方向で」という用語は、パルス空気噴流が大気の濾過の際に通常の
空気流とは反対の向きである(つまり、空気流の濾過)。空気流のこのような方
向は、Vパック94、95で集められたダストやその他の粒子をフラッシングす
る傾向がある。
【0081】 パルス噴流システム154は、一般に、本発明で説明し示した特定の好ましい
幾何形状を除き、引用により本発明に取り込まれている米国特許第436425
1号、第4331459号、および第5575826号で説明されている装置に
似ている場合がある。
【0082】 図10および16を参照すると、Vパック装置に入るパルス噴流の適切な方向
設定を容易にするために、アセンブリ1は、図8のノズル162〜165とVパ
ック94、95の間に配置され、好ましいリム装置380を備える。図6と図1
0に示されているアセンブリ1について、これは、互いに平行になるように位置
合わせされた2つのVパック94、95を備え、リム装置380は第1と第2の
リム381および382を備える。図の特定のアセンブリ1について、リム38
1、382は、一般に、同じであり、それぞれのVパック94、95と関連する
ものである。
【0083】 米国特許出願第09/325697号によれば一般に、第2のリム382は、
管板250(図16)から突き出した、または管板250から延びる第1、第2
、第3および第4の延長部分383、384、385および386を含む。それ
ぞれの延長部分383〜386は、管板250の開口100の周囲に取り付ける
のためのベース・フランジ387を含むことが好ましい。ベース・フランジ38
7は、例えば管板250に溶接することによって取り付けることができる。第2
のリム382は、開口100を取り囲むように配置ないし構成されることが好ま
しい。
【0084】 米国特許出願第09/325697号の図10および16に示された特定の実
施形態では、第2および第4の延長部分384、386が、管板250に対して
垂直な線に対してGの角度で管板250から延びる。角度Gは少なくとも2°、
一般に4°から10°であることが好ましく、約8°であることが最も好ましい
。第2および第4の延長部分384、386に角度をつけることによって、開口
100の全体の大きさが増大し、開口100の開口部がパルス・ジェット・バル
ブ365、366の近くまで延びるため、パルス・ジェット・バルブ365、3
66(図8)からのパルス・ジェット気流の取込みが強化される。第2および第
4の延長部分384、386に角度をつけることによってさらに、気流が第1の
開口100を通して第1の部屋21から第2の部屋22に入るときに気流の膨張
がより穏やかになり、これによって、矢印270(図6)の方向への気流の分離
に起因する圧力損失が低減する。さらに、リム381、382は、管板250に
構造的な剛性を与える。
【0085】 第1のリム381は、第2のリム382に類似の構造を有する。
【0086】 G.米国特許出願第09/325697号の第2段エア・クリーナ 図6を参照すると、米国特許出願第09/325697号によれば一般に、部
屋22内に配置される第2段エア・クリーナ25は以下のように構築される。図
8を参照すると、後部内壁390から部屋22の内部に、円形の取付けフランジ
またはチューブ391が突き出している。チューブ391の外面392は、組立
時に1次エレメント124(図17)が密封される面である(図27参照)。チ
ューブ391の内面393は、組立時に安全エレメント125(図18)密封さ
れる面である(図27参照)。
【0087】 好ましい1次エレメント124が、米国特許出願第09/325697号の図
17に示されている。1次エレメント124は、互いの反対側に第1および第2
のエンド・キャップ395および396を備え、それらの間に濾材397が延び
る。図示の特定のエレメント124は、内側ライナ398(図27)および外側
ライナ399を含む。ただし、いくつかの応用ではこれらのライナの一方または
両方が無くてもよい。エンド・キャップ395は開いている。一般的なエンド・
キャップ構造が、参照によって本明細書に組み込まれる米国特許第589767
6号に記載されている。エンド・キャップ395は、その中に配置されたラジア
ル・シーリング領域400を含む。動作時、ラジアル・シーリング領域400は
、好ましくはその開示が参照によって本明細書に組み込まれる欧州特許第032
9659号に記載されているシステムなどのラジアル・シール構築システムを使
用して、取付けチューブ391の外面392(図27)に対して密封される。米
国特許出願第09/325697号のエンド・キャップ396(図17)は、開
口を持たない完全に閉じたエンド・キャップであることが好ましい。
【0088】 米国特許出願第09/325697号によれば、濾材397に対して、さまざ
まな材料または材料の組合せを利用することができる。一般に、フィルタ・エレ
メント124において必要なのは、好ましいレベルの効率を達成する適当な濾材
である。
【0089】 一般に米国特許出願第09/325697号は、多くの好ましい配置では濾材
397が、セルロースなどのひだ付き濾材を含むことを予期している。所望なら
ば、「微細繊維」材料の付着または層を濾材の上に適用することによって、この
ような濾材の総合効率を向上させることができる。「微細繊維」材料は一般に、
平均繊維径が5ミクロン以下の材料である。
【0090】 紙またはセルロース材料に付着させた微細繊維を含む、商業的に使用されてい
る1つの濾材が、本出願の譲受人であるDonaldson社によって、EON
TMの商標名で一般に識別される製品中で実用化されている。これらの濾材は、
Donaldson社の企業秘密のプロセスによって製造される。このような濾
材を、本発明に基づく配置で使用することができる。
【0091】 米国特許出願第09/325697号によれば、使用可能な1つの濾材は、1
4.0〜18.0フィート/分(7.1〜9.1cm/秒)のフレージャー(f
razier)透過性および0.009〜0.013インチ(0.2〜0.3m
m)の厚さを有する濾材である。一般に濾材は、特定の応用に応じて選択された
深さのひだを有する。一般に、選択されるひだの深さは少なくとも0.5インチ
(1.3cm)、好ましくは約0.75から2インチ(2〜5cm)、最も好ま
しくは約1インチ(2.5cm)から1.25インチ(3.2cm)である。ひ
だ付けおよび円筒形構成へのシーリングは、従来の標準ひだ付けおよびシーリン
グ技法を利用して実施することができる。
【0092】 エレメント124に対して使用可能な他の濾材は、発泡濾材、繊維濾材、ある
いはひだ付き濾材と1種または数種の発泡濾材または繊維濾材との組合せである
。使用可能なさまざまな組合せには、参照によって本明細書に組み込まれる米国
特許第5622537号および5672399号に記載されている組合せが含ま
れる。所与の応用に対して選択される具体的な濾材は一般に、所望の効率と汚染
物質の攻撃性との間の関数である。
【0093】 米国特許出願第09/325697号の内側および外側ライナ398、399
(図27)にはさまざまな材料を利用することができ、両方に同じ材料を使用す
ることはできない。いくつかの場合には、エキスパンド・メタル、穴あき金属ま
たはプラスチック材料が好ましい。望ましく機能しているラジアル・シールでは
、内側ライナ398の領域400内の部分が、シーリング時にエンド・キャップ
395のラジアルシール領域400の押圧を後押しする支持体として働くように
配置されることが好ましいことに留意されたい。このことは、EP032965
9に示されている。
【0094】 図示の特定のアセンブリ1では、アセンブリ1が、それから突き出したチュー
ブ134(図6)を含む。チューブ134は、後壁29と前壁3(図1〜3)の
間の距離よりも長い1次エレメント124を部屋22の内部に配置することを可
能にする。以前に説明したとおり、チューブ134の一端には、エレメント12
4にアクセスするためのカバー6が配置される。
【0095】 米国特許出願第09/325697号の図18に注目する。図18には、米国
特許出願第09/325697号に基づく安全エレメント125が示されている
。安全エレメント125は一般に、互いに反対側に位置するエンド・キャップ4
21と422の間に延びる濾材420を備える。安全エレメント125は、やは
りエンド・キャップ421と422の間に延びる内側ライナ423(図27)お
よび外側ライナ424を含む。
【0096】 エンド・キャップ422は、濾材420およびライナ424の一端を空気が通
過しないように閉じる閉じたエンド・キャップである。その結果、濾材420は
開いた中央領域426(図27)を画定する。
【0097】 エンド・キャップ421は、チューブ134(図6)の内側にはまり込み、使
用中にチューブ391の内面393(図27)に対して密封されるように構築さ
れ配置された、押圧可能な軟かい材料のリング428をその上に含む。米国特許
出願第09/325697号によれば、安全エレメント125は、取り付けたと
きに1次エレメント124の下側にはまり込む大きさおよび構成を有することが
好ましい。例えば図27を参照されたい。
【0098】 安全エレメント125には従来の材料および構成を利用することができる。本
発明の主材に関して安全エレメント125の材料については、都合よく製造され
効率的に構築された材料である限り、特に制限はない。
【0099】 一般に米国特許出願第09/325697号は、多くの好ましい配置では濾材
420が、セルロースなどのひだ付き濾材を含むことを予期している。
【0100】 エレメント125に対して使用可能な他の濾材は、発泡濾材、繊維濾材、ある
いはひだ付き濾材と1種または数種の発泡濾材または繊維濾材との組合せである
。使用可能なさまざまな組合せには、参照によって本明細書に組み込まれる米国
特許第5622537号および5672399号に記載されている組合せが含ま
れる。所与の応用に対して選択される具体的な濾材は一般に、所望の効率と汚染
物質の攻撃性との間の関数である。
【0101】 米国特許出願第09/325697号によれば、内側ライナ423および外側
ライナ424にはさまざまな材料を使用することができ、両方に同じ材料を使用
することはできない。いくつかの場合には、エキスパンド・メタル、穴あき金属
またはプラスチック材料が好ましい。望ましく機能しているシールでは、外側ラ
イナ424(図27)の一部分が、シーリング時にエンド・キャップ421の押
圧を後押しする支持体として働くように配置されることが好ましいことに留意さ
れたい。
【0102】 H.米国特許出願第09/325697号の給気タンク 米国特許出願第09/325697号の図28〜31に注目する。図28は、
図10のアセンブリのタンク152として使用することができる給気タンク55
2の一実施形態例の概略透視図である。図29は、給気タンク552の概略上面
図である。図30は、線30−30に沿ってとった図29の給気タンク552の
概略断面図である。図31は、線31−31に沿ってとった図29の給気タンク
552の概略断面図である。
【0103】 図1および28を参照する。米国特許出願第09/325697号によれば、
給気タンク552は、第1および第2の取付け板581、582を含むことが好
ましい。給気タンク552は一般に、アセンブリ1の前面3からアセンブリ1の
後面12(図3)まで延びる。第2の取付け板582は、4つのボルト583お
よび対応するボルト穴(図示せず)を含む。同様に第1の取付け板581は、4
つのボルト(図示せず)および対応するボルト穴(図示せず)を含む。図1に示
した実施形態では、給気タンク552(図28)が、アセンブリの前面3の内部
にボルト583によって固定されている。第2の取付け板582は、アセンブリ
1の前面3の裏側に位置する。ボルト583は、前面3および第2の取付け板5
82を貫いて延びて、第2の取付け板582をアセンブリ1の前面3に固定し、
これに対応して給気タンク552をアセンブリ1に固定する。同様に、第1の取
付け板581は図1のアセンブリ1の後面12に固定される。当然ながら給気タ
ンク552は他の手段、例えば溶接によって取り付けてもよい。
【0104】 米国特許出願第09/325697号の図29〜31に注目する。米国特許出
願第09/325697号に示され、説明されている実施形態では、給気タンク
552が一般に、内径D1(図30)および長さL1(図29)を有する円筒形
である。給気タンク552は、内部空気圧力部屋584を画定する。空気圧力部
屋584は、加圧空気を含むように構築され、配置される。給気タンク552は
吸気口585(図31)を含む。吸気口585は、車両の空気圧力タンク(図示
せず)に例えば空気圧力チューブ(図示せず)を介して接続するように構築され
、配置される。車両の空気圧力タンクを使用して、給気タンク552を空気加圧
することが好ましい。
【0105】 図30を参照する。米国特許出願第09/325697号に示され、説明され
ている実施形態では、給気タンク552が、図6のパルス・クリーニング・シス
テム154に類似のパルス・クリーニング・システム554に接続されている。
パルス・クリーニング・システム554は複数のパルス・バルブ553を含む。
給気タンク552は、管路588を介してパルス・バルブに接続されている。管
路588を通じて加圧空気が、給気タンク552とパルス・クリーニング・シス
テム554の間で連絡し、パルス・バルブ553から噴射されてVパック94、
95(図6)をクリーニングする。
【0106】 給気タンク552の内部には時折、凝結した水がたまる。給気タンク552は
、給気タンク552から凝結水を除去する凝結水排出システム586を含むこと
が好ましい。図30に示した実施形態では、排出システム586が、パルス・バ
ルブ553の1つに接続されたチューブ587を含む。チューブ587は、凝結
によってたまった水を部屋584の底部589から抜き取るように構築され、配
置される。パルス・バルブ553の噴射時、加圧空気は、給気タンク552から
管路588を通ってパルス・バルブ553に達する。加圧空気は部屋584の頂
部の近くに集まり、たまった水は部屋584の底部589に集まる。たまるにつ
れて水は、チューブ587の第1の端590のまわりにシールを形成する。加圧
空気が管路588を通過するときに、排出チューブ587の中に真空が生み出さ
れる。この真空によって、部屋584の底部589からたまった水が引き抜かれ
、パルス・バルブ553を通して排出される。
【0107】 I.制御論理およびプログラミング このセクションでは、パルス・クリーニング・システム154(図6)を動作
させるための好ましいいくつかの制御論理およびプログラミング論理を提供する
。米国特許出願第09/325697号に記載された原理から、さまざまな制御
システムを容易に設計することができる。本明細書に記載する特定の例は単なる
例に過ぎない。パルス・クリーニング・システム154の動作を従来の電子シス
テム技法を用いて達成できることは明らかである。
【0108】 図6を参照する。米国特許出願第09/325697号に示され、説明されて
いる実施形態では、選択される制御システムが、一つには、周囲圧力に対するV
パック94、95の下流側の絞りによって定義される。この絞りは、Vパック9
4、95の前後の圧力差または圧力降下に吸気口の静圧損失を加えたものに等し
い。用語「圧力差」は、Vパック94、95の上流側の圧力とVパック94、9
5の下流側の圧力、すなわちVパック94、95の浄化空気プレナム99内の圧
力との差を意味する。この絞りは、Vパック94、95の動作効率の相対的尺度
となる。Vパック94、95が粒子状物質で閉塞するにつれ、Vパック94、9
5の絞りは増大する。空気圧は一般に、一般的に知られている空気圧測定装置を
使用して測定する。
【0109】 代替実施形態では、浄化空気圧を、Vパック94、95の下流、例えばVパッ
ク94、95の浄化空気プレナム99で測定することができる。周囲空気圧は、
Vパック94、95の上流、例えばハウジング20の外側で測定することができ
る。
【0110】 示された特定の実施形態では、Vパック94、95の下流側の絞りが特定のレ
ベルに達したときに、制御システムが、クリーニング・サイクルを活動化させる
。大型運搬トラックなどの代表的な機器では一般に、アセンブリ1のエア・クリ
ーナ全体の絞りが概ね25インチ(64cm)水柱を超えないことが重要だと元
の機器メーカーに考えられている。経験的な観察から一般に、絞りが、好ましく
は16から20インチ(41〜51cm)水柱、最も好ましくは約16インチ(
41cm)水柱であるときに、パルス・クリーニング・システム154を活動化
させることが好ましいことが分かっている。その理由は、絞りが25インチ(6
4cm)水柱に達するまでパルス・クリーニング・システム154を作動させな
かった場合、比較的に長く動作させると、関連Vパック94、95を刷新するパ
ルス・クリーニング・システム154の効率が低下するためである。言い換えれ
ば、一般にパルス・クリーニング・システム154は、関連Vパック94、95
から全ての粒子状物質を除去するというわけではない。したがって、サイクルを
例えば10サイクル繰り返すと、Vパック94、95の動作を全体絞り約25イ
ンチ(64cm)水柱未満に維持するパルス・ジェット・クリーニング・システ
ム154の能力は低下する。一般に、パルス・クリーニング・システム154が
絞りを約20インチ(51cm)水柱未満に保つことができないときには、関連
Vパック94、95を交換することが望ましいと考えられる。
【0111】 一般に、エンジン・システムにあまり負荷がかかっておらず、アセンブリ1を
通る気流が比較的に小さいときに、パルス・バルブ153を作動させてパルス・
ジェット・クリーニングを実施することが好ましい。言い換えると、例えば機器
が車両であるときには、車両がニュートラルの状態にあり、エンジンがアイドリ
ング状態にあるとき、またはエンジンが少なくとも比較的に低いrpm(150
0rpm以下)で動作しているときに、パルス・ジェット・クリーニング・シス
テム154を作動させてVパック94、95をクリーニングすることが好ましい
。一般に、好ましい論理制御システムは動作に関してエンジンのrpmを監視す
る。したがって、エンジンが「アイドリング」状態にあるのか、作動が可能な他
の状態にあるのか、または作動を禁じている状態にあるのかの決定は、一般にエ
ンジンのrpmによる。その理由は、エンジンに大きな負荷が求められていると
きには、気流に対する要求も大幅に増大するからである。通常のエンジン気流は
、パルス・クリーニング・システム154とは反対の方向に働くので、アイドリ
ング状態またはそれに近い状態ではなく、エンジンにかなりの負荷がかかってい
る状態のときには、一般にクリーニングが難しくなり、クリーニングの効果が低
くなる。
【0112】 しかしいくつかの場合には、かなりの時間(10分以上)が経過し、それでも
エンジンのアイドリング(または低rpm)状態が生じなかった場合には、エン
ジンがアイドリング(または低rpm)状態に達していないにも関わらずパルス
・クリーニングを実施する「オーバライド」を制御システムが実施することが望
ましいことがある。
【0113】 以上の観察から、好ましい論理制御システムが示唆される。図32に注目する
。論理制御システム499は、図34に示した流れ図の論法に従うことが好まし
い。図32に関して、論理制御システム499の目的は一般に、(rpmを感知
することによって)エンジン気流が最も低いときにパルス・バルブ365〜36
8(図8)を噴射することによって、Vパック94、95のクリーニングを最適
化することにある。ただし、クリーニング期間の終わりにrpmがたとえ高くな
ったとしても、システム499は、Vパック94、95の前後の異常に高い絞り
を防ぐためにパルス・バルブ365〜368を噴射し続ける。論理制御システム
499が車両から、回転数、車両タンク圧力スイッチ、サービス・スイッチおよ
びイネーブル・スイッチに関する信号を受け取ることが好ましい。論理制御シス
テム499はさらに、アキュムレータ・タンク圧およびエア・クリーナ絞りの信
号を受け取る。これらの入力に基づいて論理制御システム499はパルス・バル
ブ365〜368を系統的に噴射し、Vパック94、95をクリーニングするこ
とになる。
【0114】 図32は、制御システム499、車両およびエア・クリーナ1(図1)間のイ
ンタフェースをおおまかに示す概略電気図である。一般に、システム499はコ
ントローラ500によって制御される。コントローラ500はハウジング20(
図20)の内部に位置することが好ましい。場合によってはコントローラ500
をハウジング20の外、例えば車両自体に配置することができる。別の場合には
、コントローラ500の制御論理を車両のエンジン管理システムの一部分に配置
することができる。
【0115】 コントローラ500は、車両の計器盤502と電気的に連絡している。コント
ローラ500は、第1の電気接続504、例えばワイヤを介して電力を受け取る
ことが好ましい。好ましくはこの電気接続が、雄型Deutsch HD34−
18−14PNである。もちろん、適当な任意のコネクタを使用することができ
る。第1の電気接続504は、一般に5アンペア(18,000クーロン)のヒ
ューズ506を通過する。ヒューズ506は、コントローラ500またはワイヤ
を損傷する可能性がある高電流からコントローラ500を保護する。第2の電気
接続508は、コントローラ500のリターン電流を供給する。コントローラ5
00は、動作時、車両の24ボルト直流電源から0.1アンペア(360クーロ
ン)のレートで電力を引くことが好ましい。パルス・バルブが噴射するとき、電
流は、約0.1秒間に約0.5アンペア(1800クーロン)まで増大する。コ
ントローラ500の入力回路への損傷を防ぐため、この電気入力上に電圧スパイ
ク保護機構があることが好ましい。入力は、5ボルト(0.02スタットボルト
)に電圧固定され、電流は、470オーム(470オーム)以上の抵抗で制限さ
れる。この論理回路は、LM2940T−5.0によって調整された5ボルト(
0.02スタットボルト)電源から動作する。
【0116】 示され、説明されている特定の実施形態では、コントローラ500が、第3の
電気接続512を介してサービス・ランプ510に電気的に接続される。サービ
ス・ランプ510は、オペレータが点検できるように車両の計器盤に設置される
ことが好ましい。一般にサービス・ランプ510は、エア・クリーナ・アセンブ
リ1が不良動作しているときに点灯し、エア・クリーナ・アセンブリ1に異常が
起きていることをオペレータに知らせる。
【0117】 サービス・ランプ510は、システム中の何か、すなわち電力不足、エンジン
rpmの不足、またはクリーニング・システムの故障がVパック・フィルタ94
、95のクリーニングを妨げていること、またはVパック・フィルタ94、95
が整備を必要としていることを使用者に知らせる。サービス・スイッチを約5秒
間活動化し、次いでスイッチを離すことによって、サービス・ライトを点灯させ
た故障が何であるのかを使用者が判定できることが好ましい。サービス情報は、
一連の点滅によって使用者に知らせることができる。例えば、最初に0.1秒点
灯し、5秒置いて2回短く(0.1秒)点滅すると、第1のパルス・バルブの電
気的トラブルを表すとし、1.5秒間隔で2回短く点灯し、中断を挟んで最後に
2回短く点灯すると、第2のパルス・バルブの電気的トラブルを表すとする。
【0118】 もちろん、任意の点滅、一時中断または連続点灯を使用して、システムの故障
をサービス・ランプを通して知らせることができる。あるいは、RS−232コ
ネクタを介してコンピュータをコントローラ500に接続することができる。故
障に関する信号は、この接続を介してコンピュータに送られる。
【0119】 いくつかの場合には、同じ車両に2連ハウジングまたは4連ハウジングを使用
することができる。これらの場合には、後に説明する抑止機能が、他のユニット
がパルシングしている間にそれぞれのユニットがパルシングすることを防ぐ。こ
れらの場合にはさらに、それぞれのユニットが、単一のサービス・ランプに故障
を知らせるそれ自体のサービス・スイッチを持つことができる。あるいは、それ
ぞれのユニットに対しての別々のサービス・ランプを使用することもできる。
【0120】 示され、説明されている特定の実施形態では、コントローラ500がさらに、
電気接続514を介してエンジンrpmセンサ513に電気的に接続される。エ
ンジンrpmセンサ513によってコントローラ500はエンジンrpmを監視
することができる。コントローラ500は、電気接続518を介してサービス・
スイッチ516に電気的に接続される。
【0121】 示され、説明されている特定の実施形態では、コントローラ500が、電気接
続520、521、522および523を介してパルス・バルブ365〜368
に電気的に接続される。これによってコントローラ500は、パルス・バルブ3
65〜368を適宜、噴射させることができる。コントローラ500はさらに、
電気接続525を介して給気タンクまたはアキュムレータ152に電気的に接続
され、絞りセンサ530に接続され、電気接続531を介して車両の空気圧力タ
ンク529に電気的に接続される。コントローラ500は電気接続541を介し
て、他のエア・クリーナ・コントローラからのクリーニング抑止線540に接続
される。クリーニング抑止線540は、1台の車両に2つ以上のエア・クリーナ
・アセンブリ1が配置されるときに使用される。コントローラ500はさらにイ
ネーブル信号519に接続される。イネーブル信号519は、車両からパルシン
グ動作を許可し、またはパルシング動作を禁止するのに使用される。
【0122】 示され、説明されている特定の実施形態では、コントローラ500がインタフ
ェース・ポート532を含む。一実施形態ではこのインタフェースがRS−23
2インタフェースである。このポート532は、例えばコンピュータへのオペレ
ータ・インタフェースが、オペレータが制御システム499の論理制御を修正し
、またはコントローラ500から出力を受け取ることを可能にする。
【0123】 図33に注目する。図33は、コントローラ500のインタフェースの実施形
態例の詳細を、図32に示した残りの制御システム499とともに示す概略電気
図である。モジュール560は、サービス・ライト510(図32)とのインタ
フェースを示す。モジュール596は、クリーニング抑止線540(図32)と
のインタフェースを示す。モジュール590は、給気タンク152(図32)と
のインタフェースを示す。モジュール580は、絞りセンサ530(図32)と
のインタフェースを示す。モジュール579は、車両圧力タンク529(図32
)とのインタフェースを示す。モジュール563は、エンジンrpmセンサ51
3(図32)とのインタフェースを示す。モジュール566は、サービス・スイ
ッチ516(図32)とのインタフェースを示す。モジュール569は、イネー
ブル信号519(図32)とのインタフェースを示す。モジュール595は、R
S−232ポート532(図32)とのインタフェースを示す。モジュール55
2は、車両の24ボルト直流電力用の車両計器盤502(図32)とのインタフ
ェースを示す。モジュール591、592、593、594はそれぞれ、パルス
・バルブ365、366、367、368とのインタフェースを示す。
【0124】 図34に注目する。図34は、制御システム499(図32)の好ましい論理
操作を示す流れ図である。次に図34を参照すると、論理制御はブロック400
から始まる。ブロック402で、コントローラ500が始動し、コントローラ5
00が機能していることを指示する電気パルスまたはハート・ビートをモジュー
ル560(図32)に送る。ブロック404で、コントローラ500はエラーが
ないかどうかシステム・チェックを実行する。例えば、コントローラ500が動
作していないためハートビートが受け取られない場合には、ブロック406で、
サービス・ライト510(図32)が点灯する。エラーが検出されなかった場合
にはブロック408で、エンジンのrpmなどの入力をコントローラ500が機
器から取得する。ブロック410でコントローラ500は、サービス・スイッチ
516(図32)の活動化、最終動作時に受け取ったサービス・コード、および
イネーブル信号をチェックする。ブロック412でコントローラ500は、イネ
ーブル信号519(図32)がアクティブかどうかを判定する。
【0125】 イネーブル信号519が非アクティブである場合、コントローラ500はブロ
ック414で、他のコンピュータなどに接続されたRS−232インタフェース
・ポート532(図32)にデータを出力する。ブロック416でコントローラ
500は、RS−232インタフェース・ポート532に接続されたコンピュー
タなどのオペレータ・インタフェースからの端子入力をチェックする。ブロック
418でコントローラ500は、RS−232インタフェース・ポートから受け
取った入力が範囲外であるかどうかを判定する。例えば、コントローラにロード
されたソフトウェアが、6つのメニュー選択を有するメニュー方式のソフトウェ
アであるとする。7を受け取った場合、この入力は範囲外である。入力が範囲外
でない場合、コントローラ500はブロック420で、クリーニング・サイクル
が始動されているかどうかを判定する。ブロック422ではクリーニング・サイ
クルが始動されており、コントローラ500は状態フラグを0から2に変更し、
ブロック424を介してブロック400に戻る。クリーニング・サイクルが始動
されていない場合、コントローラ500はブロック426で、論理が端子モード
であるかどうか、すなわちコンピュータがRS−232ポートに接続されている
かどうかを判定する。そうでない場合にはブロック428で、RS−232ポー
トからの数値入力に対応してパルス・バルブが噴射される。例えば、数値1〜4
がパルス・バルブに対応するとする。1が押された場合、コントローラ500は
ブロック428で第1のパルス・バルブを噴射する。システム429が端子モー
ドである場合、コントローラ500はブロック430で端子メニューを入力する
。論理は次いでブロック424へ進む。
【0126】 ブロック412に戻る。イネーブル信号519(図32)がアクティブの場合
、コントローラ500はブロック432で、コントローラ500の状態をチェッ
クする。ブロック434でコントローラ500は、状態が0であるかどうかを判
定する。状態が0である場合、コントローラ500またはコントローラ500の
圧力降下コンポーネントがブロック436で、Vパック94、95(図6)の下
流側の絞りが絞りしきい値、例えば16インチ(41cm)水柱よりも大きいか
どうかを判定する。絞りが絞りしきい値以下である場合、論理制御はブロック4
14へ進む。
【0127】 絞りが絞りしきい値よりも大きい場合、コントローラ500はブロック438
で、ロックアウト・フラグがオンであるかどうかを判定する。このフラグは、コ
ントローラ500への電力の適用時、またはブロック628(図35)での車両
始動時にオンにセットされる。ロックアウト・フラグがオンである場合、ブロッ
ク440でコントローラ500は、ロックアウト516をオフにセットする。ブ
ロック442でコントローラ500は、状態を1に変更する。ブロック444で
コントローラ500は、ロックアウト遅延タイマをチェックする。例えばこのタ
イマが、しきい値絞りよりも大きな絞りが検出されてから2分間、パルシングを
許可しないとする。ブロック446でコントローラ500は、遅延タイマがタイ
ムアウトしたかどうか、例えば2分経過したかどうかを判定する。これは、整備
中のパルシングを防ぐ安全装置である。遅延タイマがタイムアウトしていない場
合、論理制御はブロック414へ進む。遅延タイマがタイムアウトしている場合
、コントローラ500はブロック448で状態を2にセットする。フローはブロ
ック450へ進み、コントローラ500が抑止フラグをチェックする。
【0128】 ブロック438を再び参照する。ロックアウト遅延がオンでない場合、コント
ローラ500はブロック448へ進む。これは通常の論理経路である。論理制御
は先に説明したとおりに進行する。ブロック434を再び参照する。状態が0で
ない場合、コントローラ500はブロック452で、状態が1かどうかを判定す
る。状態が1である場合、フローはブロック444へ進み、論理制御は先に説明
したとおりに進行する。状態が1でない場合、コントローラ500はブロック4
54で、状態が2であるかどうかを判定する。
【0129】 ブロック450を参照する。論理フローはブロック456へ進み、コントロー
ラ500が、抑止線が他のコントローラからアクティブであるかどうかを判定す
る。抑止線がアクティブである場合、フローはブロック414へ進む。抑止線が
アクティブでない場合、コントローラ500はブロック458で状態を3にセッ
トする。ブロック460でコントローラ500は、INHIBIT OUTを活
動化する。いくつかの応用では、図1のエア・クリーナ1などの複数のエア・ク
リーナを1台の車両で利用することができる。例えば、2エア・クリーナ/2コ
ントローラ環境では、コントローラ500がパルス・バルブを噴射させていると
きに別のコントローラがパルス・バルブを噴射させることを防ぐために、コント
ローラ500はこの別のコントローラに抑止信号を送る。これによって、それぞ
れのパルス・バルブの噴射に最大空気圧を供給することが保証される。これによ
ってさらに、車両の給気システムに過負荷がかかることが防止される。
【0130】 ブロック454を再び参照する。状態が2でない場合、コントローラ500は
ブロック462で、状態が3であるかどうかを判定する。状態が3である場合、
フローはブロック460へ進む。ブロック464で、コントローラ500は給気
タンク遅延タイマをチェックする。例えば、パルス・バルブの次の噴射の前に給
気タンク152(図32)を再充填することができるように、タイマを10秒に
セットする。ブロック466でコントローラ500は、アキュムレータ充填遅延
タイマがタイムアウトしたかどうか、すなわち10秒が経過したかどうかを判定
する。そうでない場合、論理フローはブロック414へ進む。アキュムレータ充
填遅延タイマがタイムアウトしている場合、コントローラ500はブロック46
8で状態を4にセットする。
【0131】 ブロック470で、コントローラ500またはコントローラ500のエンジン
負荷コンポーネントが、rpmセンサ513(図32)を介して、rpmがしき
い値rpm、例えば1200rpmよりも低いかどうかを判定する。ブロック4
62を再び参照する。状態が3でない場合、フローはブロック470へ進む。r
pmがしきい値レベル以上である場合、コントローラ500はブロック472で
rpm調整タイマをチェックする。例えば、rpm調整タイマを使用して、rp
mしきいトリガ・レベルを時間の経過とともに高くすることができる。ある時間
、すなわち10分が経過した場合、コントローラ500はしきい値rpmレベル
を調整する。ブロック474でコントローラ500は、rpm調整タイマがタイ
ムアウトしているかどうかを判定する。そうでない場合、フローはブロック41
4へ進む。調整タイマがタイムアウトしている場合、コントローラ500はブロ
ック475で、rpmしきい値レベルを100rpm高める。例えばしきい値r
pmを1300rpmにする。ブロック476でコントローラ500は、rpm
調整時間を短くすべきかどうかを判定する。例えば、最初の10分の後、rpm
調整時間を5分に短縮することができる。そうする場合には、フローはブロック
414へ進む。そうしない場合、コントローラ500はブロック477で、rp
m調整時間を例えば5分に短縮する。論理フローはブロック414へ進む。
【0132】 ブロック470を再び参照する。rpmがしきい値レベル未満である場合、コ
ントローラ500またはアキュムレータ圧力コンポーネントがブロック478で
、給気タンク152(図32)が十分な圧力、例えば圧力90psiを有するか
どうかを判定する。そうでない場合、フローはプロック479へ進む。ブロック
479でコントローラ500は、低圧タイマをチェックする。例えば、コントロ
ーラ500は、給気タンクを90psiまで充填するために30分待つこととす
る。ブロック480でコントローラは、低圧タイマがタイムアウトしたかどうか
、すなわち30分経過したかどうかを判定する。そうでない場合、論理フローは
ブロック414へ進む。タイマがタイムアウトしている場合、コントローラ50
0はブロック481で、サービス・ライト510(図32)をオンにする。論理
フローはブロック414へ進む。
【0133】 ブロック478を再び参照する。アキュムレータが十分な圧力を有する場合、
コントローラ500またはコントローラ500の車両圧力コンポーネントがブロ
ック482で、車両圧力タンクが十分な圧力、例えば圧力95psiを有するか
どうかを判定する。そうでない場合、フローはブロック479へ進む。車両圧力
タンクの圧力が十分な場合には、コントローラ500またはコントローラ500
のパルス噴射コンポーネントがブロック483で、パルシングさせるパルス・バ
ルブを選択する。ブロック484でコントローラ500がバルブをパルシングさ
せる。図35に注目する。図35は、パルス・バルブの噴射のより詳細な好まし
い論理を示す流れ図である。ブロック600で噴射シーケンスが開始される。パ
ルス・バルブを噴射している間に、コントローラ500はブロック602で、全
てのエラー・カウントを消去する。ブロック604でコントローラ500は、パ
ルス・バルブ出力をハイにセットする。ブロック606でコントローラ500は
電圧をチェックする。ブロック608でコントローラ500は、電圧が低すぎた
り、または高すぎたりしないかどうかを判定する。電圧が低すぎるか、または高
すぎる場合、コントローラはブロック610で電圧エラー・カウントを増分する
。論理フローはブロック612へ進む。ブロック608を再び参照する。電圧が
正しい場合にはブロック612で、コントローラ500は電気的短絡をチェック
する。電気的短絡がある場合、ブロック614でコントローラは、短絡エラー・
カウントを増分する。論理フローはブロック616へ進む。電気的短絡がない場
合、コントローラはブロック616で、電流が低すぎたり、または高すぎたりし
ないかどうかを判定する。電流が低すぎるか、または高すぎる場合、コントロー
ラ500はブロック618で、電流エラー・カウントを増分する。論理フローは
ブロック620へ進む。電流が正しい場合、コントローラ500はブロック62
0で、パルス時間が完了したかどうかをチェックする。そうでない場合、論理フ
ローはブロック606へ進む。このように、コントローラ500はパルス・バル
ブの噴射中、以上に説明したチェックを絶えず監視する。パルス時間が完了した
場合、コントローラはブロック622で、エラー・カウントが3未満であるかど
うかを判定する。そうでない場合、コントローラはブロック624で、エラー・
フラグをセットし、EEPROMに書き込む。論理フローはブロック626へ進
む。また、そうである場合には、ブロック626でパルス・バルブの噴射は完了
となる。
【0134】 ブロック484(図34)を再び参照する。ブロック487で、コントローラ
500は状態を2にセットする。ブロック488でコントローラ500は、クリ
ーニング・サイクルが完了したかどうかを判定する。クリーニング・サイクルが
完了していない場合、コントローラ500はブロック489で抑止を非活動化す
る。例えば40パルスを噴射する。クリーニング・サイクルが完了している場合
、コントローラ500はブロック490でクリーニング変数を消去する。ブロッ
ク491でコントローラ500は、rpmしきい値レベルを最初のしきい値レベ
ル、すなわち1200へリセットする。ブロック492でコントローラ500は
状態を0にセットする。論理フローはブロック489へ進む。
【0135】 米国特許出願第09/325697号によれば一般的に、コントローラ500
がVパック94、95の下流側の絞りを監視する。Vパック94、95の下流側
の絞りが16インチ(41cm)水柱より高くなると、クリーニング・サイクル
が使用可能となる。一般に、クリーニング・サイクルが使用可能になった後、ク
リーニング・サイクルは所定の時間内に完了することが好ましい。これは、先に
説明したようにVパック94、95が、パルス・システム499がクリーニング
することができない圧力差レベルに到達する前にクリーニング・サイクルを完了
させるためである。この所定の時間は、現場試験に基づいて経験的に決定される
。この時間は一般に3分以上であり、好ましくは20分から120分、最も好ま
しくは30分から90分である。
【0136】 コントローラ500はエンジンの回転数を監視する。コントローラ500は、
回転数が第1の回転数よりも低いかどうか、言い換えると低アイドリング状態、
例えば1200rpmよりも低いかどうかを判定する。回転数が1200rpm
未満である場合、コントローラ500は、給気タンクの空気圧が90psiより
も高いかどうかを判定する。空気圧が100psiよりも高い場合、コントロー
ラ500は車両タンク圧力をチェックする。車両タンク圧力が90psiよりも
高い場合、パルス・バルブが噴射される。クリーニング・サイクルが開始された
とき、タイマが、例えば10分にセットされる。コントローラはこの10分の間
、rpmを監視し続ける。10分後にクリーニング・サイクルが完了していない
場合、コントローラ500はrpmを100増分して1300rpmにする。タ
イマは5分にリセットされる。次の5分の間にクリーニング・サイクルが完了し
ない場合、コントローラ500はrpmを再び増分して1400rpmにする。
完全なクリーニング・サイクルが完了するまで、例えば4つのバルブがそれぞれ
10パルスを噴射するまで、これを続ける。
【0137】 一般に、完全なクリーニング・サイクルは、任意のパルス・バルブ噴射回数と
することができる。Vパック94、95をクリーニングするのに必要なパルス・
バルブ噴射回数は現場試験から経験的に決定され、さまざまな状態の下で変化す
る。クリーニング・サイクルが少なくとも4回、より好ましくは10回から80
回、最も好ましくは40回のパルス・バルブ噴射を含むことが好ましい。先に論
じたとおり、クリーニング・モードの開始からクリーニング・サイクルの完了ま
での経過時間はさまざまである。
【0138】 特定の一例では、クリーニング・モードの開始からクリーニング・サイクルの
完了までの経過時間が60分、必要なパルス・バルブ噴射が40回である。さら
に、しきい値rpmは1200rpm、rpmの増分は100rpmである。
【0139】 代替実施形態では、以上に説明した原理に従って、任意のパルス・バルブ噴射
回数、回転数、経過時間、増分数(回転数および経過時間)を利用することがで
きる。
【0140】 本明細書に説明したさまざまな実施形態の論理操作は、(1)コンピューティ
ング・システム上で実行される一連のコンピュータ実現段階またはプログラム・
モジュールとして、および/または(2)コンピューティング・システム内部の
相互接続された論理回路または回路モジュールとして実現することができる。こ
の実現は、本発明を実現するコンピューティング・システムの性能要件に応じて
選択される。したがって本明細書に記載した本発明の実施形態を構成する論理操
作は、操作、段階、エンジン、ブロックまたはモジュールと呼ばれる。
【0141】 II.米国特許出願第09/325697号の開示についての注記 米特許出願第09/325697号サブセクションCの開示では、Vパック9
4、95の濾材200が論じられている。具体的には、高分子繊維材料または「
微細繊維」の付着または層が論じられている。付着させる微細繊維の量は、所与
の応用に対する設計上の選択の問題である。使用する方法は、コスト、機器の可
用性および商業上の関連変量などのに因子に基づく選択の問題である。使用可能
な1つの方法が、Barris他に発行された米国特許第4650506号に開
示されている。
【0142】 III.インタロック配置に関係した追加の開示 次に図36〜43に注目する。これらの図は、米国特許出願第09/3256
97号には添付されていない図である。図36には、Vパック・フィルタ500
の実施形態例が示されている。Vパック・フィルタ500は、その中に濾材50
8が配置された第1および第2のパネル502、504、ならびに外側フレーム
構造506を備える。フレーム構造506は、第1および第2のフレーム構造ま
たはエンドキャップ510、511を含む。第1のフレーム構造510は、Vパ
ック・フィルタ500の底面512として配置された側部または端部を密封し、
第1および第2のパネル502、504を通して空気が流れるようにする。図4
0に注目する。図40は、Vパック500の下面図である。第1のフレーム構造
510は底面部分510aを含む。底面部分510aは、そこから延びる第1お
よび第2の側面部分510b、510c、ならびに第1および第2の端面部分5
10d、510eを含む。図示の特定の配置では、第1および第2の側面部分5
10b、510cならびに第1および第2の端面部分510d、510eが、図
36および40に示すように底面部分510aに対してほぼ垂直である。
【0143】 図36を再び参照する。図示の特定の実施形態では、第1および第2のパネル
502、504の濾材508にひだが付けられ、Vパック・フィルタ500を図
6の垂直方向に配置したときにひだ514が垂直に延びる向きに配置される。米
国特許出願第09/325697号に記載されているとおり、パルス・サイクル
中にVパック・フィルタ500のダストを打ち落とす助けとなるので、垂直方向
のひだを有することが一般に好ましい。
【0144】 Vパック・フィルタ500は、互いに反対側にある第1および第2のエンド・
パネル516、518を含む。Vパック500を動作可能に取り付け、または配
置したとき、第1および第2のエンド・パネル516、518は浄化空気プレナ
ム520の端を閉じる。用語「動作可能に取り付ける」は、Vパック・フィルタ
500を、図6に示したハウジング1などのハウジングと密封式に係合させるこ
とを意味する。図37に注目する。図37は、Vパック500の側面図である。
便宜上、ハンドル構造522が配置された一方のエンド・パネル518を示した
。ハンドル構造522は、Vパック・フィルタ500の取付け、取外しおよび持
ち運びに都合がよい。他方のエンド・パネル516にもハンドル構造を持たせる
ことができ、またはいずれのエンド・パネル516、518にもハンドル構造を
持たせないことができることに留意されたい。
【0145】 図37に注目する。図37は、図36のVパック・フィルタ500の側面図で
ある。ハンドル構造522は、第1のブラケット525と第2のブラケット52
6の間に延ばして固定されることが好ましい。ハンドル構造522は、第1およ
び第2のエンド・ストップ528、530を有するワイヤ524の延長を含む。
可撓性ワイヤ524の中央部分530を引っ張るとハンドル構造522は、エン
ド・ストップ528、530がブラケット525、526と係合するまで外側へ
湾曲する。
【0146】 第1および第2のパネル502、504は図示のとおりV字形に配置される。
第1のパネル・セクション502は、第1および第2の端部532、536を有
する。同様に、第2のパネル・セクション504は第3および第4の端部534
、538を有する。第1のパネル・セクション502の第1の端部532と第2
のパネル・セクション504の第3の端部534は互いに隣接し、または間に短
い第1の距離T5を置いて配置される。第1のパネル・セクション502の第2
の端部536と第2のパネル・セクション504の第4の端部538は互いから
離れて、間に第2の距離T6を置いて配置される。第2の距離T6が第1の距離
T5より大きいことが好ましい。すなわち、パネル502、504がV字形を形
成することが好ましく、パネル502と504の間のフィルタ角Zが少なくとも
5°、好ましくは10°から25°、最も好ましくは13°から17°であるこ
とが好ましい。
【0147】 図38に注目する。図38は、図36のVパック・フィルタ500の上面図で
ある。Vパック・フィルタ500は、Vパック・フィルタ500を別個の領域5
38、540に分離する中央スペーサ536を含むことが好ましい。使用時、別
々のノズル、例えば図8のノズル162〜165がそれぞれの領域538、54
0に向けられる。中央スペーサ536は空気を、それぞれのノズルからVパック
・フィルタ500の関連領域538、540に導き、パネル502、504の外
側部分をクリーニングするのに十分な空気を供給する。
【0148】 Vパック・フィルタ500の空気流出端542はその上にシーリング配置54
3を含む。シーリング配置543は、第1の突出厚T7(図37)を有するシー
ル・リングまたはガスケット544を含むことが好ましい。図37を再び参照す
る。エア・クリーナ・アセンブリ、例えば図7のアセンブリ1の内部にVパック
・フィルタ500を動作可能に配置したとき、シール配置543は、Vパック・
フィルタ500の端部546と図7の管板250などの管板との間で押圧される
。一般にシール配置543は、図7の開口100などの管板の開口の周囲に密封
式に配置されるように寸法が決められる。
【0149】 Vパック・フィルタ500はさらに、第1の厚さT7よりも薄い第2の突出厚
T8を有する硬いストップ配置548をその上に含むことが好ましい。硬質スト
ップ配置548は、Vパック・フィルタ・フレーム構造506の上面550の上
方(または上面550から外側)に、少なくとも約0.1インチ(2.5mm)
、一般に約0.2インチ(5.1mm)から0.3インチ(7.6mm)延びる
第2の厚さT8を有するように構成されることが好ましい。さらにシール配置5
43は、押圧される前のシール配置543が硬質ストップ配置548よりも上方
に、少なくとも約0.1インチ(2.5mm)から0.3インチ(7.6mm)
延びるように選択されることが好ましい。言い換えると、シール配置543の厚
さT7は、硬質ストップ配置548の厚さT8よりも少なくとも約0.1インチ
(2.5mm)から0.3インチ(7.6mm)大きい。硬質ストップ配置54
8は、Vパック・フィルタ500が使用可能位置に移動したときに管板に対する
硬質接触を提供する。硬質ストップ配置548は鋼などの金属を含むことが好ま
しい。ガスケット材料は、Vパック・フィルタのフレーム構造506の表面55
0から外へ延びる厚さ少なくとも0.40インチ(1cm)のポリウレタンであ
ることが最も好ましい。
【0150】 次に図39を参照する。装置600は、Vパック・フィルタ500および保持
またはリフト機構602を含むことが好ましい。保持機構602はVパック・フ
ィルタ500を、管板の開口の周囲のその密封または使用可能位置に移動させる
ことが好ましい。保持機構602は、米国特許出願第09/325697号のリ
フト機構280に類似の機構である。装置600はさらに、ロック・システムま
たはインタロック配置603を含むことが好ましい。ロック・システム603は
、米国特許出願第09/325697号に記載のように保持機構602を第1の
上昇またはロック方向へ移動させたときに、Vパック500をその密封または使
用可能位置に保持することを助けるように構築され配置される。ロック・システ
ム603はさらに、Vパック・フィルタ500を開口100の中央に配置するこ
と、および動作時にVパック・フィルタ500を安定させることを助ける。ロッ
ク・システム603はさらに、不適当な部品、すなわち必要な性能特性を持たな
い部品が装置600で使用されることを防ぐ。
【0151】 ロック・システム603は、第1および第2のロック装置604、605(図
36および39)を含むことが好ましい。第1および第2のロック装置604、
605は相互作用するように構築され、配置されることが好ましい。ロック・シ
ステム600は、第1のロック方向および第2のアンロック方向を含むことが好
ましい。第1のロック方向では、第1のロック装置604と第2のロック装置6
05が相互作用する。用語「相互作用する」は、第1のロック装置604と第2
のロック装置605が互いにかみ合って、Vパック・フィルタ500の望ましく
ない動きを十分に妨げることを意味する。第2のアンロック方向では、第1のロ
ック装置604と第2のロック装置605が相互作用しない。
【0152】 一実施形態例では、Vパック・フィルタ500が第1のロック装置604(図
36)を画定し、保持機構602が第2のロック装置605(図39)を含む。
第1のロック装置604が少なくとも第1のインタロック部材または構造606
を含み、第2のロック装置605が少なくとも第1のインタロック部材607を
含む。第1のロック部材604が雌型ロック部材608であり、第2のロック部
材が雄型ロック部材610であることが好ましい。
【0153】 図36に示した実施形態例では、第1のフレーム構造510が雌型ロック部材
608を画定する。第1のフレーム構造510の第1の端部510がロック・グ
ルーブ、カットアウト、ノッチまたは受取りインデント616を画定することが
好ましい。図39に示した実施形態例では、保持機構602が制御アーム612
を含む。制御アーム612は、雄型ロック部材610を含むことが好ましい。雄
型ロック部材は、制御アーム612から延びるロック・リブまたは突起614で
あることが望ましい。ロック・リブ614は図39に示すように、制御アーム6
12から概ねVパック・フィルタ500の方向に外へ延び、または突き出す。V
パック・フィルタ500のロック・グルーブ616は、保持機構602のロック
・リブ614を受け取るように構築され、配置されることが好ましい。ロック・
リブ614は、Vパック・フィルタ500のロック・グルーブ616にはまり、
ロック・グルーブ616とかみ合い、またはロック・グルーブ616と相互作用
する。用語「受け取る」は、ロック・リブ614とロック・グルーブ616が相
互にかみ合うことを意味する。用語「相互にかみ合う」は、ロック・リブ614
とロック・グルーブ616の相互作用が、動作時にVパック・フィルタ500の
望ましくない動きを妨げるのに十分であること意味する。言い換えると、ロック
・リブ614とロック・グルーブ616が互いに摩擦によってかみ合う必要はな
く、Vパック・フィルタ500の望ましくない動きが妨げられる程度に十分に相
互作用すればよい。
【0154】 Vパック・フィルタ500を、図6のハウジング1などのハウジング内の保持
機構602上に載せたときに、保持機構602を使用してVパック・フィルタ5
00を動かし、管板の開口の周囲に対してVパック・フィルタ500を密封式に
係合させる。保持機構602を上昇またはロック方向に配置すると、保持機構6
02のロック・リブ614が、Vパック・フィルタ500のロック・グルーブ6
16中に突き出す。同様に、ロック・システム603はVパックを中心に置き、
望ましくない不良位置合せからそれを安定させる。
【0155】 図40を再び参照する。第1のロック装置604はさらに、第1のロック・グ
ルーブ616の反対側に第2のロック・グルーブ618を有する第2のインタロ
ック部材617を含むことが好ましいことに留意されたい。それぞれのロック・
グルーブ616、618はそれぞれ、Vパック・フィルタ500の端面579、
580に配置されている。第2のロック・グルーブ618は、第1のロック・グ
ルーブ616に類似のグルーブである。ロック・グルーブ616、618は、V
パック500の第1のパネル502と第2のパネル504の間の中央に位置する
ことが好ましい。図40に示した特定の実施形態では、ロック・グルーブ616
、618が一般に、2つのフィレットを有するU字形であることが好ましい。ロ
ック・グルーブ616、618のU字形の半円部分の中心が、Vパック500の
端面579、580から少なくとも0.05インチ、好ましくは0.10インチ
(2.5mm)から0.30インチ(7.6mm)、最も好ましくは約0.18
インチ(4.6mm)内側に位置することが好ましい。代替として、さまざまな
形状および寸法をロック・グルーブ616、618に対して利用することができ
る。
【0156】 第1のインタロック装置504の第2のロック・グルーブ618を、ハウジン
グ上の第3のインタロック装置(図示せず)と相互作用させることができること
に留意されたい。
【0157】 図39を再び参照する。ロック・リブ614は、制御アーム612の前面68
1から少なくとも0.05インチ(1.3mm)、好ましくは0.1インチ(2
.5mm)から0.5インチ(1.3cm)突き出すことが好ましい。代替とし
て、さまざまな形状および寸法をロック・リブ614に対して利用することがで
きる。
【0158】 ロック・リブ614とロック・グルーブ616のインタロックの間、ロック・
リブ614は一般に、少なくとも0.05インチ(1.3mm)、好ましくは0
.1インチ(2.5mm)から0.5インチ(1.3cm)、ロック・グルーブ
616中に延びる。
【0159】 次に図41に注目する。図41は、Vパック・フィルタの他の実施形態700
の透視図である。図36のVパック・フィルタ500と同様に、Vパック・フィ
ルタ700は、フレーム構造703および第1のロック装置704を含む。第1
のロック装置704は、第1のインタロック部材706および反対側の第2のイ
ンタロック部材(図示せず)を含む。この実施形態では、第1のロック装置70
4がさらに、第3のインタロック部材730を含む。
【0160】 フレーム構造703は、図36のフレーム構造506に類似の第1および第2
のフレーム構造710、711を含む。第2のフレーム構造711は、上面部分
711aを含む。上面部分711aは、そこから延びる第1の側面部分711b
、第2の側面部分(図示せず)、第1の端面部分711dおよび第2の端面部分
(図示せず)を含む。第1の端面部分711dは、第3のインタロック部材73
0を画定する。具体的には第3のインタロック部材730は、第1の端面部分7
11dのカットアウトまたはノッチ731である。この実施形態では第1のロッ
ク装置がさらに、第3のインタロック部材730の反対側の第2の端面部分(図
示せず)に、第3のインタロック部材730に類似の第4のインタロック部材(
図示せず)を含むことが好ましい。
【0161】 図示はされていないがこの実施形態では、保持機構が、第1のロック装置と相
互作用するように構築され、配置された第2のインタロック装置を含む。具体的
には、図39の保持機構602のロック・リブ614などのロック・リブが、図
39の制御アーム612などの制御アームの最上部まで延びている。このロック
・リブは、第1のインタロック部材706および第3のインタロック部材730
とかみ合う。
【0162】 図示はされていないが、第1のインタロック装置704の第2および第4のイ
ンタロック部材は、ハウジング上の第3のインタロック装置(図示せず)と相互
作用させることができることに留意されたい。
【0163】 図42に注目する。図42は、Vパック・フィルタの他の実施形態800の透
視図である。図36のVパック・フィルタ500と同様に、Vパック・フィルタ
800は第1のロック装置804を含む。第1のロック装置804は、第1のイ
ンタロック部材806および反対側の第2のインタロック部材(図示せず)を含
む。この特定の実施形態では第1のインタロック部材806が、Vパック・フィ
ルタ800の側面パネル810中のくぼみ、カットアウトまたはインデント80
8である。言い換えると、側面パネル810がインデント808を画定する。
【0164】 第1のロック装置804は、第2のインタロック装置812を受け取るように
構築され、配置される。第2のインタロック装置は第1のインタロック部材81
3を含む。この特定の実施形態では、第1のインタロック部材813がピンまた
は突起814である。突起814は、図39の保持機構602などの保持機構の
制御アームから延ばすことができる。突起814は、図4のアクセス・ドア5な
どのドアから延ばすこともできる。第1および第2のインタロック装置804、
812は互いに相互作用するように構築され、配置される。
【0165】 図43に注目する。図43は、Vパック・フィルタの他の実施形態900の下
面図である。Vパック・フィルタ900は第1のロック装置904を含む。第1
のロック装置904は第1のインタロック部材906を含む。この特定の実施形
態では、第1のインタロック部材906が、Vパック・フィルタ900の底面フ
レーム・セクション910のくぼみ、カットアウトまたはインデント908であ
る。言い換えると、底面フレーム・セクション910がインデント908を画定
する。
【0166】 第1のロック装置904は、第2のインタロック装置(図示せず)を受け取る
ように構築され、配置される。第2のインタロック装置は第1のインタロック部
材(図示せず)を含む。第1のインタロック部材は、縦長の突起またはビード(
図示せず)である。この突起は、図39の保持機構602などの保持機構のベー
ス構造から延びる。第1および第2のインタロック装置904は互いに相互作用
するように構築され、配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアセンブリを正面から見た立面概略図である。
【図2】 図1に示されているアセンブリの右側立面概略図である。
【図3】 図1に示されているアセンブリの上面概略図である。
【図4】 図1に示されているアセンブリの正面透視概略図である。
【図5】 図1に示されているアセンブリの後面透視概略図である。
【図6】 図4に類似の正面透視概略図であり、内側の細部が見えるように一部切断して
ある。
【図7】 図6に示されているようなアセンブリの正面概略図である。
【図8】 図1のアセンブリの一部の内部透視概略図である。
【図9】 図8に示されているようなアセンブリの正面概略図である。
【図10】 図1の内部アセンブリの一部の拡大正面概略図である。
【図11】 図1の内部アセンブリの一部の拡大側面概略図である。
【図12】 図10に示されているアセンブリの底部分の上面概略図である。
【図13】 図12に示されているアセンブリの底部分の上面透視概略図である。
【図14】 図12に示されているアセンブリの底部分の側面概略図である。
【図15】 図1のアセンブリの正面概略図であるが、アセンブリの一部を取り外した状態
である。
【図16】 図1のアセンブリの第1の部屋の透視概略図であり、内側の細部が見えるよう
に一部切断してある。
【図17】 図6のアセンブリの第2の部屋の一次エレメントの透視概略図である。
【図18】 図6のアセンブリの第2の部屋の安全エレメントの透視概略図である。
【図19】 図6のVパックの一方の端面概略図である。
【図20】 図6のVパックの一方の側面概略図である。
【図21】 図6のVパックの一方の上面概略図である。
【図22】 図6のアセンブリの保持システムの透視概略図である。
【図23】 図22の保持システムの上面概略図である。
【図24】 図22の保持システムの側面概略図である。
【図25】 図22の保持システムの正面概略図である。
【図26】 図6のアセンブリの第2の部屋の部分の端面概略図である。
【図27】 図26の線27−27にそって取った断面概略図である。
【図28】 図10のアセンブリのチャージ・タンクの実施形態における例の透視概略図で
ある。
【図29】 図28のチャージ・タンクの上面概略図である。
【図30】 線30−30にそって取った図29のチャージ・タンクにおける断面概略図で
ある。
【図31】 線31−31にそって取った図29のチャージ・タンクにおける断面概略図で
ある。
【図32】 図6のアセンブリの制御システムと車両との間のインタフェースを示す電気配
線図である。
【図33】 図32の制御システムの詳細を示す電気配線図である。
【図34】 図32の制御システムのロジックの流れ図である。
【図35】 図34の制御システムによるパルスの発生を詳細に示す流れ図である。
【図36】 Vパック・フィルタの第2の実施形態の透視図である。
【図37】 図36のVパック・フィルタの側面図である。
【図38】 図36のVパック・フィルタの上面図である。
【図39】 フィルタ・アセンブリの第1の部屋の第2の実施形態の断面図である。
【図40】 図36のVパック・フィルタの底面図である。
【図41】 Vパック・フィルタの第3の実施形態の透視図である。
【図42】 Vパック・フィルタの第4の実施形態の透視図である。
【図43】 Vパック・フィルタの第5の実施形態の底面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/02 F02M 35/02 A 35/08 35/08 D (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 コーラー, スタン, エム. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55346, エデン プレイリー, トップビュー ロ ード 7131 (72)発明者 クリスコ, ウィリアム, ジェイ. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55437, ブルーミントン, スタンレー アベニュ ー サウス 11224 (72)発明者 ミラー, トーマス, ジー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55122, イーガン, ホワイト オーク コート 4748 (72)発明者 オルソン, ウィンストン, イー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55124, アップル バレー, ウエスト 128ス ストリート 7768 (72)発明者 ワルクイスト, フレッド, エイチ. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55437, ブルーミントン, 11ス アベニュー サ ウス 8444 (72)発明者 フハス, アーヴィン, ピー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55024,フ ァーミントン, フランチャイズ ウェイ 17127 (72)発明者 ウィルソン, ユージン, ディー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55372, プライアー レイク, ファリシー レー ン 6735 Fターム(参考) 4D058 JA12 JA14 KB01 MA15 MA53 MA54 SA07

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタであって、 (a)第1の枠構造と第2の枠構造を備える枠構造物と、 (b)前記第1の枠構造と前記第2の枠構造の間の延長部に取り付けられてい
    る第1および第2のパネル・セクションであって、 (i)前記第1のパネル・セクションは第1と第2の末端を持つ、前記第2
    のパネル・セクションは第3と第4の末端を持ち、 (A)前記第1の末端と前記第3の末端はその間の距離を第1の距離とし
    、 (B)前記第2および第4の末端は、その間の距離を第2の距離とし、前
    記第2の距離は前記第1の距離よりも大きく、 (ii)前記第1のパネル・セクションと第2のパネル・セクションおよび
    前記第2の枠構造により、空気流開口部が定められる第1および第2のパネル・
    セクションと、 (c)使用時にフィルタが取り付けられているアセンブリの第1の連動部材を
    受け取るように向きが付けられている第1の受け取り側のインデントを定める前
    記第1の枠構造を備えるフィルタ。
  2. 【請求項2】 フィルタであって、 (a)第1の枠構造と第2の枠構造を備える枠構造物と、 (b)前記第1の枠構造と前記第2の枠構造の間の延長部に取り付けられてい
    る第1および第2のパネル・セクションであって、 (i)前記第1のパネル・セクションは第1と第2の末端を持つ、前記第2
    のパネル・セクションは第3と第4の末端を持ち、 (A)前記第1の末端と前記第3の末端はその距離を第1の距離とし、 (B)前記第2および第4の末端は、その間の距離を第2の距離とし、前
    記第2の距離は前記第1の距離よりも大きく、 (ii)前記第1のパネル・セクションと第2のパネル・セクションおよび
    前記第2の枠構造により、空気流開口部が定められる第1および第2のパネル・
    セクションと、 (c)前記空気流開口部を囲み、前記第2の枠構造から外へ突き出る密封装置
    と、 (d)前記第2の末端から外へ突き出るストップ装置を備えるフィルタ。
  3. 【請求項3】 さらに、 (a)使用時にフィルタが取り付けられているアセンブリの第1の連動部材を
    受け取るように向きが付けられている第1の受け取り側のインデントを定める前
    記第1の枠構造を備えることを特徴とする請求項2に記載のフィルタ。
  4. 【請求項4】 フィルタであって、 (a)前記第1の枠構造は、 (i)底部と、 (ii)前記底部からの延長部にある第1および第2の末端部と、 (iii)前記底部からの延長部にある第1および第2の側面部を備え、 (b)前記第1の末端部は前記第1の受け取り側インデントを定めることを特
    徴とする請求項1および請求項3に記載のフィルタ。
  5. 【請求項5】 フィルタであって、 (a)前記第1の末端部と第2の末端部および前記第1の側面部と第2の側面
    部が前記底部に対し垂直であることを特徴とする請求項4に記載のフィルタ。
  6. 【請求項6】 フィルタであって、 (a)前記第1の枠構造が第2の受け取り側インデントを定め、前記第2の受
    け取り側インデントは前記第1の受け取り側インデントの反対側にあることを特
    徴とする請求項4に記載のフィルタ。
  7. 【請求項7】 フィルタであって、 (a)前記第1の枠構造の前記第2の末端部が前記第2の受け取り側インデン
    トを定めることを特徴とする請求項6に記載のフィルタ。
  8. 【請求項8】 フィルタであって、 (a)前記第1の受け取り側インデントが2つのフィレットを持つU字型であ
    ることを特徴とする請求項1および請求項3に記載のフィルタ。
  9. 【請求項9】 フィルタであって、 (a)前記第1の密封装置が第1のガスケットを備えることを特徴とする請求
    項2に記載のフィルタ。
  10. 【請求項10】 フィルタ・アセンブリであって、 (a)第1の部屋と第2の部屋を定めるハウジングと、 (b)第1の部屋に配置されている第1段のエア・クリーナであって、 (i)前記第1段のエア・クリーナは、少なくとも、濾過する空気が使用時
    に通される第1のフィルタ・エレメントを備える第1段のエア・クリーナと、 (c)第2の部屋に配置されている第2段のエア・クリーナであって、 (i)第2段のエア・クリーナは、空気が使用時に通される少なくとも1つ
    の着脱自在交換可能なフィルタ・エレメントを備える第2段のエア・クリーナと
    、 (d)使用時に選択的に空気のパルス噴流を逆方向で前記第1のフィルタ・エ
    レメントに通すように構成され配列されているパルス噴流浄化装置を備えるフィ
    ルタ・アセンブリ。
  11. 【請求項11】 フィルタ・アセンブリであって、 (a)第1のフィルタ・エレメントがVパック・フィルタであることを特徴と
    する請求項10に記載のフィルタ・アセンブリ。
  12. 【請求項12】 フィルタ・アセンブリであって、 (a)請求項1から9までのいずれか一項に記載の第1のフィルタ・エレメン
    トを備えることを特徴とする請求項10に記載のフィルタ・アセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項10から12のうちいずれか一項に記載のフィルタ
    ・アセンブリを動作させる方法であって、 (a)前記第1段のエア・クリーナに空気を入れ前記第1のフィルタ・エレメ
    ントに通し、前記第2段のエア・クリーナに空気を入れ、前記着脱自在交換可能
    フィルタ・エレメントに通すエンジンを動作させるステップと、 (b)選択的に空気のパルス噴流を逆方向で前記第1のフィルタ・エレメント
    に通すように前記パルス噴流浄化装置を選択的に動作させるステップを含む方法
  14. 【請求項14】 請求項10から12のいずれか一項に記載のアセンブリ内
    で動作可能な位置にフィルタを設置する方法であって、 (a)第1のフィルタ・エレメントは、 (i)第1の枠構造と第2の枠構造を備える枠構造物と、 (ii)前記第1の枠構造と前記第2の枠構造の間の延長部に取り付けられ
    ている第1および第2のパネル・セクションであって、 (A)前記第1のパネル・セクションは第1と第2の末端を持つ、前記第
    2のパネル・セクションは第3と第4の末端を持ち、 (B)第1と第2のパネル・セクションは、前記第1と第3の末端がその
    間に第1の距離を持ち、前記第2と第4の末端がその間に第2の距離を持つよう
    に構成され、配列され、 (1)第2の距離は、第1の距離よりも長く、 (C)前記第1のパネル・セクションと第2のパネル・セクションおよび
    前記第2の枠構造により、空気流開口部が定められる第1および第2のパネル・
    セクションと、 (iii)前記空気流開口部を囲み、第2の枠構造から外へ突き出る密封装
    置を備え、 前記方法は、第1のフィルタ・エレメントをフィルタ・アセンブリ内の動作可
    能な位置に偏向させるステップを備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 方法であって、 (a)偏向する前記ステップが密封装置をハウジングの一部に向ける保持機構
    を移動するステップを含み、保持機構は、 (i)基礎構造と、 (ii)基礎構造に固定された可動シートであって、 (A)第1のロックされた向きと第2のロック解除された向きを持つ可動
    シートと、 (iii)可動シートを第1のロックされた向きに移動し、第2のロック解
    除された向きに移動する旋回軸を中心に回転するように取り付けられている制御
    アームを備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 方法であって、 (a)偏向する前記ステップが、密封装置をハウジングの一部に向ける保持機
    構を移動する制御アームを吊り上げるステップを含むことを特徴とする請求項1
    5に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、 (a)第1と第2の連動デバイスを噛み合わせることにより第1のロックされ
    た位置に第1のフィルタ・エレメントをロックするステップであって、 (i)第1の枠構造により、第1の連動デバイスが定められ、 (ii)制御アームは第2の連動デバイスを備え、 (iii)第1の連動デバイスが第2の連動デバイスと噛み合うように構成
    され配列されていることを特徴とするステップを含む請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 さらに、 (a)第1と第2の連動デバイスの噛み合わせを外すことにより前記第2のロ
    ック解除された向きで第1のフィルタ・エレメントをロック解除するステップを
    含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 選択的に空気のパルスをエア・フィルタ装置に通すように
    パルス噴流浄化装置が構成され配列されているエンジン空気取り入れ口フィルタ
    ・アセンブリを動作させる方法であって、 (a)エア・フィルタ装置で生じた圧力低下を測定するステップと、 (b)エンジン運転中にエンジン負荷を測定するステップと、 (c)所定のエンジン負荷を下回るエンジン負荷および所定の圧力低下を超え
    る圧力低下に対応してエア・フィルタ装置に空気のパルスを逆方向で通すパルス
    ・ジェット浄化装置のパルス弁を作動させるステップを含む方法。
  20. 【請求項20】 さらに、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップの前に、アキュムレータ・タンクの
    圧力を測定し、さらに所定のアキュムレータ・タンク圧力よりも大きいアキュム
    レータ・タンク圧力に対してパルス弁を作動させるステップを含むことを特徴と
    する請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 方法であって、 (a)アキュムレータ・タンクの圧力を測定し、パルス弁を作動させるステッ
    プが、さらに90psiよりも大きいアキュムレータ・タンク圧力に対してパル
    ス弁を作動させるステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 さらに、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップの前に、第1の時間間隔で増分量だ
    け所定のエンジン負荷を高めるステップを含むことを特徴とする請求項19に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 方法であって、 (a)所定のエンジン負荷を高める前記ステップが第1の時間間隔で100r
    pmだけ所定のエンジン負荷を高めるステップを含むことを特徴とする請求項2
    2に記載の方法。
  24. 【請求項24】 方法であって、 (a)所定のエンジン負荷を高める前記ステップが最初に10分後100rp
    mだけ所定のエンジン負荷を高めるステップを含むことを特徴とする請求項23
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】 さらに、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップの前に、車両タンクの圧力を測定し
    、さらに所定の車両タンク圧力よりも大きい車両タンク圧力に対してパルス弁を
    作動させるステップを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 方法であって、 (a)車両タンクの圧力を測定し、パルス弁を作動させるステップが、さらに
    90psiよりも大きい車両タンク圧力に対してパルス弁を作動させるステップ
    を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 方法であって、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップがパルス弁を0.1秒間作動させる
    ステップを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  28. 【請求項28】 方法であって、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップが、1200rpm未満のエンジン
    負荷に対してパルス弁を作動させるステップを含むことを特徴とする請求項19
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 方法であって、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップが、水の高さ41cmよりも大きい
    圧力低下に対してパルス弁を作動させるステップを含むことを特徴とする請求項
    19に記載の方法。
  30. 【請求項30】 方法であって、 (a)パルス弁を作動させる前記ステップが、直列のパルス弁を作動させるス
    テップを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  31. 【請求項31】 選択的に空気のパルスをエア・フィルタ装置に通すように
    パルス噴流浄化装置が構成され配列されているエンジン空気取り入れ口フィルタ
    ・アセンブリを動作させるシステムであって、 (a)エア・フィルタ装置で生じた圧力低下の測定結果を受け取る圧力低下コ
    ンポーネントと、 (b)エンジン運転時のエンジン負荷の測定結果を受け取るエンジン負荷コン
    ポーネントと、 (c)所定のエンジン負荷を下回るエンジン負荷および所定の圧力低下を超え
    る圧力低下に対してエア・フィルタ装置に空気のパルスを逆方向で通すパルス噴
    流浄化装置のパルス弁を作動させるパルス発生コンポーネントを備えるシステム
  32. 【請求項32】 さらに、 (a)アキュムレータ・タンク圧力の測定結果を受け取るアキュムレータ・タ
    ンク圧力コンポーネントを備えることを特徴とする請求項31に記載のシステム
  33. 【請求項33】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントは、さらに90psiよりも大きいアキ
    ュムレータ・タンク圧力に対してパルス弁を作動させることを特徴とする請求項
    32に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントが、第1の時間間隔で増分量だけ所定の
    エンジン負荷を高めることを特徴とする請求項33に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 システムであって、 (a)増分量が100rpmであることを特徴とする請求項34に記載のシス
    テム。
  36. 【請求項36】 システムであって、 (a)第1の時間間隔が10分であることを特徴とする請求項34に記載のシ
    ステム。
  37. 【請求項37】 さらに、 (a)車両タンク圧力の測定結果を受け取る車両タンク圧力コンポーネントを
    備えることを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントは、さらに90psiよりも大きい車両
    タンク圧力に対してパルス弁を作動させることを特徴とする請求項37に記載の
    システム。
  39. 【請求項39】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントが0.1秒間パルス弁を作動させること
    を特徴とする請求項31に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントが、1200rpm未満のエンジン負荷
    に対してパルス弁を作動させることを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 システムであって、 (a)パルス発生コンポーネントが、水の高さ41cmよりも大きい圧力低下
    に対してパルス弁を作動させることを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 システムであって、 (a)前記パルス発生コンポーネントが直列のパルス弁を作動させることを特
    徴とする請求項41に記載のシステム。
  43. 【請求項43】 システムであって、 (a)直列のパルス弁が4つのパルス弁を備えることを特徴とする請求項42
    に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 システムであって、 (a)前記論理システムがエンジン空気取り入れ口のフィルタ・アセンブリ内
    に含まれていることを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 システムであって、 (a)前記システムが車両内に含まれることを特徴とする請求項31に記載の
    システム。
  46. 【請求項46】 システムであって、 (a)前記システムが車両のエンジン管理システム内に含まれることを特徴と
    する請求項31に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 計算システムによって読み取り可能で、選択的に空気のパ
    ルスをエア・フィルタ装置に通すようにパルス噴流浄化装置が構成され配列され
    ているエンジン空気取り入れ口フィルタ・アセンブリを動作させるためのコンピ
    ュータ・プロセスの命令を符号化するコンピュータ・プログラム製品であって、
    コンピュータ・プロセスが請求項19から30のいずれか一項に記載の方法を含
    むことを特徴とするコンピュータ・プログラム製品。
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