JP2003501117A - 滅菌放射活性シード - Google Patents
滅菌放射活性シードInfo
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Abstract
Description
る。特に、使用する滅菌法が乾熱である、密閉コンテナ中に存在し得る滅菌遊離
シードに関する。
態の処置(ブラキテラピー)のための放射活性永久インプラントである。このよう
なシードは、生体適合性コンテナ(典型的にチタンまたはステンレススチール)内
に密閉された放射性同位体(典型的に125Iまたは103Pd)を含む。各患者
の線量は、腫瘍のサイズに依存して個々に計算するが、典型的に前立腺癌の処置
の場合、患者当り50−120シードである。シードを計算した線量に従って三
次元マトリックスにインプラントする。シードは、インプラント用針に入れるの
に十分小さくなければならない。
有し、インプラントしたシードが、過剰に長い期間損傷を加えること無しに、患
者体内に永久的に残ることを可能にするのに十分短い。125Iは、処置される
組織の容量が主にインプラントしたシードの付近、即ち腫瘍に限定されることを
確実にする、低エネルギーX線(30KeV)を放射する。
に吸着され、溶接したチタンカプセルに封入されている。銀棒はX線マーカーと
して働く。シードは、内部直径1mmの針またはカテーテルに適合するように設計
した円筒状、4.5mm長および0.8mm直径である。このようなシードはUS43
23055に記載されている。これらの放射性ヨウ素シードは商品として入手可
能である。それらはISO2919:1999(E)の温度試験5に適合するよう
に設計および製造されている。この試験は、シードを−40℃に20分間;+6
00℃に1時間維持する;そしてシードを+600℃から+20℃の熱ショック
に付すことを必要とする。これらの試験は、種々のストレスに付された場合の製
品の安全性性能を評価するために単純に設計されている。放射活性を放射しない
設計が試験に合格する。したがって、このような試験は慣用のシード製造過程で
はなく、与えられたシード設計の確認の部分を形成する。結果として、試験の結
果としてのシード製品の性能における劣化は測定されない。
を有する最初は柔軟な細長い生体吸収可能物質よりなる。次いで、より糸を加熱
し、それによりその柔軟性を低くし、腫瘍の周りまたは腫瘍中へのインプラント
の工程を助ける。米国特許5460592に記載されるように、このRapidStran
d製品は、化学滅菌剤で処理されたことによる滅菌状態で販売されている。しか
し、化学滅菌は、下記のように問題を含み、遊離シードには適していない。
とは注目し得る。これは、シードの表面での放射線量が、微生物を殺すのに必要
な程度には十分ではないためである。非滅菌遊離放射性ヨウ素シードを購入した
顧客は、使用前に滅菌する必要がある。シードに添付された指示書は蒸気滅菌の
使用を教示し、特に、シードを滅菌するための乾熱または化学剤の使用に対する
忠告をする。しかし、顧客による放射活性シードの不必要な操作は本来望ましく
ない。シードが揮発性放射性ヨウ素同位体を含むため、加熱が関与する取扱い操
作は望ましくない。更に、ヨーロッパにおける規制は、それらが永久的に人体に
インプラントされる場合、非滅菌形での放射活性シードの販売を許可していない
。したがって、遊離滅菌放射活性シードを供給する必要がある。本発明は、その
必要性に取り組む。
。本方法は、放射活性シードを滅菌を達成するのに十分な時間乾熱に付し;続い
て放射活性シードを冷却することを含む。乾熱滅菌工程の温度は少なくとも14
0℃、好ましくは150−200℃、最も好ましくは160−165℃でなけれ
ばならない。“乾熱”なる用語は滅菌の分野で使用され、加熱を、シードを沸騰
水または蒸気と接触させることなく達成する、即ち、湿潤加熱と対照的であるこ
とを意味する。“冷却”なる用語は、シードがゆっくりと環境温度に冷却するた
めの受動的方法(例えば、熱源を除くまたはスイッチを切る)、およびシードがよ
り早く冷却するためのより能動的な方法(例えば、シードを冷却領域に移す、ま
たはファンのような冷却手段の適用)の両方を含む。
る。製品は、滅菌状態で、好ましくは密閉コンテナ中に1個以上の放射活性シー
ドを含み、ここで、シードは乾熱により滅菌されている。
コンテナを含む製品を提供し、ここで放射活性シードは水分および化学滅菌に特
有な化学残留物を含まず、製品はガンマ照射による滅菌に特有な分解をしていな
い。
で加熱);放射熱(例えば、熱ワイヤフィラメントから);加熱高沸点有機溶媒(例
えば、シリコンのような油)の浴への浸潤;火炎;または赤外線照射のような、
必要な水分の実質的な非存在および必要な時間の温度制御の達成を可能にする種
々の加熱手段の使用により行い得る。残った高沸点溶媒または表面燃焼付着物の
除去のような、付加的段階を必要とする加熱法はあまり好ましくない。電気また
はガス加熱であり得、熱を高温の空気により伝達し、温度制御環境を有するオー
ブンの使用が好ましい。電子レンジは、このような加熱がシードのような金属物
体に関して安全でなく、シードが破壊する危険の可能性があるため、好ましくな
い。また、マイクロ波加熱は熱をシードの内部に伝えるが、一方、本発明はシー
ドの外表面を、人体と接触するであろうシードのその部分を滅菌するために加熱
する必要がある。本発明での使用に適したオーブンは、種々の形およびサイズで
商品として入手可能であり、好ましくは電気的に加熱し、研究室使用のために設
計されている。
はそして簡便には空気中で行う。酸化の存在は、酸化的過程による微生物の破壊
を促進する。加熱手段がオーブンである場合、高温の空気を熱を滅菌するシード
に伝達するために使用する。したがって、シードを密閉コンテナ中で滅菌した場
合、コンテナ中のシードの上のヘッドスペースガスは酸素を含まなければならず
、好ましくはそして簡便には大気圧の空気である。
温度制御されている必要がある。この温度制御は、手動で、例えば、温度読取に
応じた加熱の調節により、または、好ましくは温度制御オーブンの一部としての
サーモスタット制御された加熱手段を介して好ましくは自動で達成し得る。使用
する加熱手段内の特定の場所(例えば、オーブン内の異なる領域または棚)の温度
は、シードの位置の周りの加熱ゾーンに伝達される温度が、本発明により必要で
あるものであることを示すために、使用前に確認すべきである。使用した加熱ゾ
ーンの最も低温の部分が確立されたら、乾熱滅菌中に温度測定装置は常にその場
所に位置すべきであり、必要な最低温度が常に達成されていることを確認する。
加熱ゾーンの全ての部分での滅菌サイクルの効力は、種々の場所での微生物の信
頼できるサンプルが殺されることを証明することにより確認すべきであり、これ
は例えば、乾熱サイクル後に培養したとき、生育がないことにより示される。温
度読取は、好ましくは乾熱滅菌工程中記録し得る(例えば、図形的プリントアウ
トまたは電子的記録として)。この記録は、有効にはシードの滅菌の証拠として
のバッチ記録の一部に包含させることができる。
乾熱滅菌のために、少なくとも160℃の温度で120分の最小保持時間を推奨
している。考えられるところでは、より短い最小保持時間をより高い温度で使用
し得、例えば、170℃では約60分、および180℃では30分であるが、薬
局方プロトコールを採用するのが好ましい。乾熱の時間設定は手動で、または好
ましくは、例えば、マイクロプロセッサー制御された、温度プログラミングコン
トロールを有する適当なオーブンを使用して、自動で行うことができる。
ることができるガラスまたはプラスチック材料の密閉コンテナ中に提供される。
密閉ガラスアンプルを使用できるが、コンテナは好ましくは、例えば、シリコン
または関与する滅菌温度に耐えることができる他の材料から作られた取り外しが
できるクロージャーを有するガラスバイアルである。クロージャーは気密性でな
ければならず、通常、典型的に本質的にひだがあり、金属であって、オーバーシ
ールを伴って所定の位置に固定されている。このような配置は、コンテナ中の滅
菌シードの回りの環境の維持を確実にする。顧客による取扱いを簡単にするため
に、コンテナ中に存在する遊離シードは好ましくは乾燥状態である。
らが臨床的周波数(約7.5MHz)の超音波を、慣用のシードよりも広い範囲の角度
で超音波トランスデューサーに反射させるように、修飾し得る。このような音波
発生シードは、共通して譲渡されたPCT/GB99/03668に記載のよう
に、少なくとも、その外部表面の部分が粗くなっていてもよい。粗化は、シード
コンテナの表面に、溝、窪み、擦過傷等の形を取り得る。溝は表面上に無作為に
、またはより制御されたパターンで、例えば、正方形または円形のような幾何学
的形またはパターンで、または、シードの軸に実質的に平行または垂直な線とし
て、またはらせん配置で配置され得る。好ましくは、溝等は、4分の1波長につ
き1個以上の繰り返しを有する非常に繰り返されたパターンでは、このようなパ
ターンが光学的格子として機能し、反響の戻りの全方向性の損失を導き得るため
、配置されない。好ましくは、不規則性または不連続性は、コンテナの表面上の
らせん状溝(例えば、シヌソイドプロフィールを有する)の形である。らせんのピ
ッチは、直角配向に関して一定の特異的角度で反射した超音波が一次最高となる
ように選択し得る。例えば、慣用の放射活性シード4.5mm長および0.8mm直径
に関して、7.5MHz超音波で、約0.6mmのピッチは直角から10°で最高とな
るが、約0.3mmのピッチは直角から約20°で最高となる。このようなシード
に関して、頂点から底までの溝の深さは約40から60μmであるべきである。
線源の軸に沿った反復的溝の間隙は狭すぎてはならず、そうでなければ超音波分
散の最小が90°(即ち直角)に近い角度で起こり得る。粗化は種々の異なる方法
で作り得る。したがって、シードコンテナの外表面は、表面上に溝を与えるため
に、隆起したまたはギザギザになったダイスまたはネジ切り装置の力を適用する
ことにより、粗くするか形作り得る。同様の効果を、ミリングにより作り得る。
表面を機械的摩擦の結果として、例えば、ワイヤーブラシまたはやすり、または
適当なグレード、例えば、粗いグレードのサンドペーパーの使用によりまた粗く
し得る。外部表面はまた、例えば、レーザーまたはウォータージェットカッター
を使用して、または電解的エッチングによりエッチングし得る。ブラスティング
、例えば、サンドブラストも使用し得る。ブラスティングは乾燥、またはウォー
タージェットブラスティングのような湿潤で行い得る。
射活性シードを含む放射活性シードのバッチを、本発明の方法を使用して滅菌し
得る。好ましくは、これらのバッチを、各々滅菌中密閉コンテナ中の中身を示す
ラベルまたはマーカーを付けた密閉コンテナ中に提供する。
。これを説明するために、以下に利用可能な種々の滅菌法を記載する。第一の選
択は: (i)無菌取扱い、 (ii)蒸気滅菌、 (iii)蒸気(多孔性負荷)、 (iv)化学物質(例えば、酸化エチレン)、 (v)ガンマ照射、 (vi)乾熱 である。
ド製造工程を無菌条件(クリーンルーム、空気浄化等)の下で行うことを意味する
。これは、特に、放射活性安全性および取扱いの警戒がまた必要であるとき、製
造を困難にし、激しい労働を要し、高価であるため、魅力的な考察ではない。従
って、いわゆる“最終滅菌”(即ち、全ての成分が非滅菌環境において集められ
た後のみ滅菌)がより好ましい。(ii)−(vi)は最終滅菌の第一の選択である。
を越える温度の飽和蒸気としての、湿潤加熱の使用が関与する。これは、微生物
の酵素および構造タンパク質の不可逆的変性による微生物の絶滅を達成する。遊
離シードの密閉コンテナを滅菌するとき、密閉コンテナ中に水が存在しなければ
ならないことを暗示する。これは、良好な熱伝達を確実にするためであり、すな
わち、蒸気は表面で凝縮されなければならない。相変化はエネルギーの分散に依
存し、即ち、蒸気の凝縮は熱を放出し、それが表面に伝達される。これは、滅菌
されているが、顧客へ輸送する製品は、コンテナ/バイアル中で湿っていること
を意味する。遊離シードが現在販売されているバイアルに関して、約0.5cm3
の水が10cm3容量のバイアルで必要であると概算される。これはそれ自体魅力
的な製品ではなく、使用前にシードを乾燥させなければならない等の臨床医の取
扱い問題を提起する。
送されるとき)、水が凍結し得、シードの溶接の破裂の危険に曝すのに十分であ
り得る大きな圧力をもたらすことである。したがって、蒸気滅菌は標準法ではあ
るが、滅菌遊離シードの商品提供物に適用したとき、著しい不利益を有する(運
搬中に滅菌完全性を維持するためのコンテナ、封じ込めまたは包装中で輸送する
必要がある)。
要となる−第1に、バイアルの中身の乾燥、および続くバイアルの無菌条件下で
の栓。したがって、次いで、これはもはや好ましい“最終滅菌”段階とならず、
更なる滅菌取扱い手続を必要とする。
当な多孔性クロージャー/栓と共に使用するが、これは残った水の完全な除去を
確実にするための明らかな技術的問題を提起し、更なる遮蔽または2次的封じこ
めが、シードからの放射活性の漏れがある場合、必要となる。
apidStrandの滅菌に使用されている。この物質の使用は、幾つかの深刻な問題が
ある。第一にそれは非常に有毒であり、したがって、EtOの除去が完全である
ことを確実にする徹底的な脱気が必須である。また可燃性である−放射活性プラ
ントと関連して使用したとき明らかに危険である。徹底的な脱気の必要性の結果
、EtOを使用した滅菌は遅い。上記(iii)のように、多孔性包装材料が最終滅
菌にEtOを使用するために必要である。EtOはまた滅菌した物質の表面に微
量の有機残留物(酸化エチレンそれ自体、エチレンクロロヒドリン、エチレング
リコールおよび酸化エチレン縮合ポリマー)を残すことが知られている。
。放射活性シードを化学滅菌に付す場合、それらをその後密閉コンテナに導入し
なければならず、これが工程に複雑さを加える。
使用は、シードカプセルの、特に放射活性物漏出の付随した危険性がある溶接部
の損傷の危険を冒す。EtOに関してと同様、シードが人体にインプラントする
目的であるため、使用した化学物質の完全な除去の達成および証明の両方の文献
がまたある。
り、これは使用者による針への続く充填およびインプラントをより困難にする。
滅菌のために使用される標準技術である。この試みの問題は、ガンマ照射放射性
同位体の過重な遮蔽を伴う、かなりのプラントが必要であることである。慣用の
ガンマ照射プラントがそれ自体放射活性である生産物を扱うために形成されてい
ない場合も当て嵌まる。したがって、かなりの容量のガンマ照射プラントおよび
装置に関して、適当な封じ込めおよび遮蔽等の問題がある。シード包装のある部
分が高エネルギーガンマ線により損傷する可能性もある。したがって、ガラス材
料を使用する場合(例えば、バイアル)、ガラスは照射により色が褐色になる。材
料上のラベルは恐らくまた脱色する。
くは少なくとも160℃の温度で加熱することを含む。この場合の滅菌は、微生
物細胞構成成分の酸化を介して起こると考えられる。乾熱を使用した滅菌は、湿
潤加熱よりも高い温度と長い曝露時間を必要とすることが知られている。製品を
その温度に滅菌を達成するのに十分な時間、典型的に最低2時間維持し、次いで
冷却するか、冷却させる。
、確認および制御が相対的に容易であり、非常に高い滅菌保証レベルを提供する
利点を有する。密閉シードコンテナは工程中開放する必要がなく、したがって本
当の最終滅菌である。毒性化学物質の除去を確実にするための特異的なアッセイ
またはチェックの必要がなく、製品は顧客の使用が容易な形である。
含む密閉カプセルの強い加熱は、内部圧上昇の付随する危険性を意味する。明ら
かに、カプセルまたは溶接の破壊が放射活性の重大な漏れをもたらす。この方法
で加熱するシードの数が多くなると、発生する問題の感知できる危険が大きくな
る。どのように行うかに依存して、非常に小さく(約4.5mm長×0.8直径の円
筒状)、放射活性であり、熱い(温度)シードが明らかな取り扱い問題を提示する
。
熱+600℃から+20℃の熱ショックに、放射活性の完全さを失うことなく、
耐えることができる。しかし、このような加熱がシード内の放射性同位体の化学
的性質を変える(例えば、酸化を介して)、またはシード内の放射性同位体を再分
布し、シードの周りの放射線量輪郭(“等線量曲線”)の変化を導くことが予測さ
れる。各個々のシードの周りの線量分布は完全に等方性ではないが、その何らか
の変化が生産物の効果を危うくさせるので、望ましい医学的処置のために実質的
に均質な線量が重要である。本発明を確認する試験において、2時間、160℃
の乾熱滅菌は各個々の放射性ヨウ素シードの周りの等方性線量分布を実質的に危
うくせず、同じことが103Pdシードでも当て嵌まると予期される。
ッククロージャーを伴うガラスバイアルである。このようなゴムまたはプラスチ
ッククロージャーに関する問題は、一般的に、強い加熱がクロージャーからの望
ましくない有機不純物の滲出、シードの汚染の可能性を促進し得ることである。
明らかにこれは医薬製品に関しては非常に不満足である。またクロージャーは加
熱中に変形してはならず、即ち、シールは維持されなければならない。多くの標
準バイアルクロージャーは単純に乾熱滅菌に必要な温度に耐えない。一つのシリ
コンクロージャーが必要な特性を有すると同定されている。それはThe West Com
pany Danmark ASにより販売されているシリコンストッパー1185であり、液
体シリコンラバーSilastic(登録商標)9280/40Eから作られていると報告されてい
る。
。本製品に関して、状況は異なる。これは、医師が種々の数および/または活性
のシードを、彼/彼女の個々の患者治療に必要な線量の計算に依存して注文する
ためである。結果として、乾熱滅菌する各密閉コンテナは種々の数のシード(例
えば、1から50個)、または同じ数であるが、活性レベルが違うシードを含み
得、即ち、各コンテナが異なる。好ましくは、同じまたは異なる数または活性の
放射活性シードを含む、放射活性シードの複数のコンテナを一緒に滅菌する。こ
れは簡便には、例えば、コンテナを、オーブンまたは乾熱を供給するために使用
する他の手段にその後充填し得るトレイに充填することにより達成できる。
等のラベリングが非常に異なることを意味する。結果として、個々のバイアルの
追跡可能性を工程の始めから終りまで有することは簡便である。したがって、シ
ードコンテナを、乾熱滅菌段階中に印またはラベルがその場所に残るように、含
まれるシードの数、放射性同位体活性含量などを示すラベルをするかまたはそう
でなければ印をするのが好ましい。予期されるように、多くの紙をベースにした
ラベルは使用するオーブンの温度に耐えられず、濃く着色し、褐色になる。これ
は、製品の体裁に関して明らかに望ましくない。同様に、ラベルに使用したいか
なる印刷法もまた情報の損失なしに状況に耐えることが可能でなければならない
。この問題の解決は、熱に耐えることができる印刷がされた、特定のプラスチッ
クラベルの使用である。被覆白色ポリエステルフィルムをベースにし、Armorか
ら商品名AXR7で販売されている熱転写リボンが、本発明での使用に適しているこ
とが判明している。
を空気中、大気圧でシリコンクロージャーで密閉し、オーバーシールを空気式ク
リンパーを使用してひだを寄せた。バイアルを研究室オーブン(LTE Scientific,
Swallow model)に環境温度で移し、オーブンのドアを閉じた。オーブンの温度
を、オーブンの最も低温の部分に位置する温度測定装置でモニターした。温度プ
ログラムを次いで開始させ、それによりオーブン温度を165℃に上昇させ、そ
の温度を135分維持し、次いで加熱のスイッチを切り、オーブンが環境温度に
ゆっくりと戻るように冷却させた。
Claims (20)
- 【請求項1】 放射活性シードを、滅菌を達成するのに十分な時間乾熱に付
し、放射活性シードを冷却することを含む、1個以上の放射活性シードの滅菌法
。 - 【請求項2】 温度が150から200℃である、請求項1記載の方法。
- 【請求項3】 温度が少なくとも160℃である、請求項1または2記載の
方法。 - 【請求項4】 放射活性シードが遊離している、請求項1から3のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項5】 放射活性シードが密閉コンテナ中にある、請求項1から4の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 密閉コンテナが取り外しができる気体非通過性クロージャー
を有する容器である、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 密閉コンテナが、滅菌中、密閉コンテナの中身を示すラベル
またはマーカーを付けている、請求項5または6に記載の方法。 - 【請求項8】 同じまたは異なる数または放射活性のシードを含む、複数の
放射活性シードのコンテナを一緒に滅菌する請求項1から7のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項9】 放射活性シードが125I−放射性ヨウ素または103Pd
−パラジウムを含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 放射活性シードが水分を含まない、請求項1から9のいず
れかに記載の方法。 - 【請求項11】 シードが音波を発生する、請求項1から10のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項12】 乾熱滅菌法により調製した1個以上の放射活性シードを滅
菌条件下で含む、製品。 - 【請求項13】 放射活性シードが密閉コンテナ中にある、請求項12記載
の製品。 - 【請求項14】 放射活性シードが水分または化学滅菌に特徴的な化学残留
物を含まず、製品がガンマ照射による滅菌に特徴的な分解をしていない、1個以
上の放射活性シードを滅菌条件で含む密閉コンテナを含む、製品。 - 【請求項15】 密閉コンテナが内容物の詳細を表示するマーカーまたはラ
ベルを付けている、請求項12から14のいずれかに記載の製品。 - 【請求項16】 密閉コンテナが、取り外しできる気体非通過性クロージャ
ーを有する容器である、請求項12から15のいずれかに記載の製品。 - 【請求項17】 容器がガラスであり、取り外しできる気体非通過性クロー
ジャーがシリコンを含む、請求項16に記載の製品。 - 【請求項18】 各放射活性シードの線量分布が実質的に等方性である、請
求項12から17のいずれかに記載の製品。 - 【請求項19】 放射活性シードが125I−放射性ヨウ素または103P
d−パラジウムを含む、請求項12から18のいずれかに記載の製品。 - 【請求項20】 シードが音波を発生する、請求項12から19のいずれか
に記載の製品。
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