JP2003500746A - ディレクトリをナビゲーションするための方法およびシステム - Google Patents

ディレクトリをナビゲーションするための方法およびシステム

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JP2003500746A JP2000620514A JP2000620514A JP2003500746A JP 2003500746 A JP2003500746 A JP 2003500746A JP 2000620514 A JP2000620514 A JP 2000620514A JP 2000620514 A JP2000620514 A JP 2000620514A JP 2003500746 A JP2003500746 A JP 2003500746A
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    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/99933Query processing, i.e. searching

Abstract

(57)【要約】 ディレクトリのナビゲーションを可能にするための方法およびシステム。該方法は、要求データをコンピュータシステムに伝送するように適応されるセンサを使用して要素と対話することによって、ユーザが追加ディレクトリ情報に対する要求を示すことができるようにする少なくとも1つのユーザ対話型要素を含む、ディレクトリのインデックスの少なくとも1つのノードに対応するディレクトリエントリのリストを含む文書を印刷することと、文書上で追加ディレクトリ情報を印刷することとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、概して、印刷物およびセンサによってコンピュータと対話するため
の方法、システムおよび装置に関する。さらに特定すると、本発明は、このよう
な方法、システムおよび装置を活用する、ナビゲーションのディレクトリに関す
る。
【0002】 本発明は、おもに、大勢の分散したユーザが、印刷物を介してネットワーク化
された情報と対話し、それにより高速ネットワーク化カラープリンタを介してオ
ンデマンドで対話型印刷物を得ることができるようにするために開発されてきた
。本発明はこの使用に関して、おもにここに記述されるが、本発明が本分野での
使用に限られないことが理解されるだろう。 (発明の背景) 紙は、情報を表示し、記録するために幅広く使用されている。印刷された情報
は、コンピュータ画面に表示される情報より読みやすい。手で描くことおよび手
で書くことは、コンピュータのキーボードおよびマウスを介した入力より大きな
表現の豊かさを生み出す。さらに、紙は電池で動かず、明るい光の中で読み取る
ことができ、こぼれたコーヒーもより丈夫に受け入れ、可搬し、使い捨てること
ができる。
【0003】 オンライン出版は、従来の紙をベースとした出版に優る多くの優位点を有する
。カスタマの観点からは、情報はオンデマンドで入手でき、情報はハイパーテキ
ストリンクを介してナビゲーションされ、検索され、自動的に個人専用にするこ
とができる。
【0004】 出版者の観点からは、印刷および物流のコストが排除され、出版は、特定のデ
モグラフィックスを目標とし、製品サイトにリンクすることができるため、それ
を支払う広告主にとってより魅力的になる。
【0005】 オンライン出版は不利な点も有する。コンピュータ画面は紙より劣っている。
雑誌のページと同じ品質では、SVGAコンピュータ画面は約5分の1ほどの情
報だけを表示する。特に周囲光が強いときには、CRTとLCDの両方とも明る
さおよびコントラストの問題を有する一方、放射するよりは反射する紙の上のイ
ンクは周囲光の中で明るいだけではなく、くっきりしている。 目的 印刷された情報およびオンライン情報の優位点を組み合わせ、印刷された文書
を介して迅速かつ容易なオンラインディレクトリナビゲーションを容易にするこ
とが本発明の目的である。 (発明の要約) 本発明によれば、要求データをコンピュータシステムに伝送するように適応さ
れるセンサを使用して要素と対話することにより、ユーザが追加ディレクトリ情
報に対する要求を示すことができるようにする少なくとも1つのユーザ対話型要
素を含む、ディレクトリのインデックスの少なくとも1つのノードに対応するデ
ィレクトリエントリのリストを含む文書を印刷することと、 該追加ディレクトリ情報を文書上に印刷することと、 を含む、ディレクトリのナビゲーションを可能とする方法が提供される。
【0006】 好ましくは、追加ディレクトリ情報はインデックスの少なくとも1つの追加ノ
ードに対応するエントリのリストを含み、例えば、少なくとも1つのユーザ対話
型要素と対話することは、インデックス内の第1のノード、過去のノード、次の
ノード、または最後のノードの内の1つに移動する動作に対応する。最も好まし
くは、追加ディレクトリ情報は、両面ページに印刷される。
【0007】 別の方法として、追加ディレクトリ情報は、ディレクトリインデックス内の追
加ノードのリストを含む。好ましくは、該少なくとも1つのユーザ対話型要素と
対話することが、インデックスの親ノード、子供ノード、またはルーツノードの
内の1つに移動することの内の1つの動作に対応する。該、または別の要素は、
それの代わりに、または追加的に、ディレクトリの検索を容易にするために使用
されてよい。
【0008】 方法は、好ましくは、リスト内の個々のエントリを選択するためにセンサを使
用することを含み、選択は、対応するインデックスノードまたはディレクトリオ
ブジェクトの詳細の印刷を容易にするためにコンピュータシステム内で特定され
る。
【0009】 好ましくは、文書は、該文書のアイデンテティ、および該少なくとも1つの対
話型要素を示すコーディングされたデータを含み、そこでは方法は、コンピュー
タシステムの中で、文書を特定し、センサがいつ要素と対話するために使用され
るのかを判断するために、文書のアイデンテティおよび文書を基準にしたセンサ
の位置に関するセンサからの表示データを受け取ることを含む。方法は、さらに
、コンピュータシステムの中で、文書を基準にしたセンサの移動に関する移動デ
ータを受け取り、センサが好ましくはコーディングされたデータの少なくともい
くらかを使用して文書を基準にしたその移動を感知することと、少なくとも部分
的に対話型要素と関連付けられるゾーン内にある移動からコンピュータシステム
内で要求を特定することとを含んでよい。
【0010】 好ましくは、センサは、ある特定のユーザに特有の識別コードを含み、方法は
コンピュータシステムでのセンサの使用をモニタすることを含む。
【0011】 方法は、さらに、表面画定構造体の表面に情報を印刷することと、同時に、コ
ーディングされたデータと共に、好ましくは可視スペクトラム内で実質的には非
可視であるコーディングされたデータをその表面に印刷する。
【0012】 好ましくは、、方法は、印刷された文書の検索可能なレコードを保持し、文書
がコーディングされたデータに含まれるようなアイデンテティデータを使用して
検索可能であることを含む。
【0013】 別の態様では、 ディレクトリのインデックスの少なくとも1つのノードに対応するディレクト
リエントリのリスト、およびユーザが追加ディレクトリ情報を要求できるように
する少なくとも1つのユーザ対話型要素を含む文書をフォーマットするためのコ
ンピュータシステムと、 文書を印刷するためのプリンタと、 要素と対話し、コンピュータシステムに要求データを伝送し、追加文書での印刷
のために、コンピュータシステムからプリンタに送信される追加情報を容易にす
るためのセンサと、 を含む、ディレクトリのナビゲーションを可能にするためのシステムが提供さ
れる。
【0014】 好ましくは、追加ディレクトリ情報が、インデックスの少なくとも1つの追加
ノードに対応するエントリのリストを含む。最も好ましくは、追加ディレクトリ
情報は、両面ページに印刷される。
【0015】 別の方法としては、追加ディレクトリ情報は、ディレクトリ内に追加ノードの
リストを含み、その場合、要素は、インデックスの親ノード、子供ノードまたは
ルーツノードの1つに移動する動作と関連付けられてよい。該要素または別の要
素は、その代わりにまたは追加的にディレクトリの検索を容易にするために検索
機能と関連付けられてよい。
【0016】 好ましくは、文書のアイデンテティおよび少なくとも1つの対話型要素を示す
コーディングされたデータを含む。
【0017】 システムは、好ましくは、さらに、文書の中で個々のエントリを選択するよう
に適応されているセンサを含み、コンピュータシステムは、印刷のためにプリン
タに、対応するインデックスノードまたはディレクトリオブジェクトの詳細を送
信するように配列される。
【0018】 コンピュータシステムは、好ましくは、文書を基準にしたセンサの移動に関す
る移動データを受け取り、それは前記少なくとも1つの要素に関連する様に、セ
ンサの前記移動を解釈するように適応される。さらに好ましくは、センサは、コ
ーディングされたデータを基準にしてそれ自体の移動を感知する。
【0019】 センサは、コンピュータシステムがセンサの使用をモニタできるようにするた
めに、ある特定のユーザに特定の識別コードを含んでよい。センサは、好ましく
はマーキングペン先も含む。
【0020】 プリンタは、好ましくは、表面画定構造体の上に文書を印刷するのと同時に、
コーディングされたデータをオンデマンドで印刷するように配列され、コーディ
ングされたデータは、好ましくは可視スペクトルの中で実質的に非可視である。
【0021】 システムは、好ましくは、生成された各文書の検索可能レコードを保存するた
めのデータベースを含み、各文書は、そのコーディングされたデータに含まれる
アイデンテティを使用することによって検索可能である。 (好ましいおよびその他の実施形態の詳細な記述) 注記:メムジェットTMは、オーストラリア、シルバーブルックリサーチ(S
ilverbrook Research)Pty社の商標である。
【0022】 好ましい実施形態において、本発明は、その詳細な概略が後に続く、ネットペ
ージネットワーク化コンピュータシステムと動作するように構成されている。
【0023】 必ずしも、全ての具体例について、この基本的システム関して後述される特定
部分の詳細や関連部分の全て或いはその大部分の説明が具体的にされてはいない
が、然しながら、本発明の好ましい実施例或いは実施態様が動作する状況を理解
しようとするときに、別の事項を参照する必要性を少なくするために、本システ
ムはその最も完全な形式で記述されている。
【0024】 簡略に言うならば、ネットページシステムの好ましい具体例は、マップサーフ
ェス(map surface)、つまりコンピュータシステムで維持されるサーフェスの
マップに関する参照を含む物理的な表面という形式のコンピュータインタフェー
スを利用する。マップ参照(map reference)は、適切なセンサによって照会でき
る。 特定の具体例に応じて、マップ参照は、可視でまたは非可視で符号化され、マッ
プサーフェス上の局所的な質問が、マップ内或いは異なるマップの間の何れかで
明白なマップ参照を生じさせるような方法で定義されてよい。コンピュータシス
テムはマップサーフェス上での特性についての情報を含むことができ、このよう
な情報は、マップサーフェスとともに使用されるセンサによって供給されるマッ
プ参照に基づいて検索することができる。このようにして検索された情報は、オ
ペレータのサーフェス特性との対話に応答して、オペレータの代わりにコンピュ
ータシステムによって開始される動作という形式を取ることができる。
【0025】 好ましい書式では、ネットページシステムは、ネットページの製作およびネッ
トページとの人間の対話に依存する。これらは、テキストの頁、グラフィックス
又は、通常の紙に印刷される画像であるが、対話型ウェブページのように動作す
る。 情報は、人間の裸眼には実質的には非可視であるインクを使用して各ページで符
号化される。しかしながら、インクおよびそれによりコーディングされたデータ
は、光学的撮像ペンによって感知され、ネットページシステムに伝送することが
できる。
【0026】 好ましい具体例では、各ページ上のアクティブなボタンおよびハイパリンクは
、ネットワークからの情報を要求するために、あるいはネットワークサーバに優
先順位を信号で知らせるために、ペンでクリックすることができる。ある実施形
態では、ネットページ上で手で書かれたテキストが、ネットページシステム内で
自動的に認識され、コンピュータテキストに変換され、様式を記入できるように
する。その他の実施形態では、ネットページ上に記録されるシグナチャが自動的
に検証され、e−コマーストランザクション(電子取引)を安全に許可できるよう
にする。
【0027】 図1に図解されるように、印刷されたネットページ1は、印刷されたページ上
で物理的にあるいは、ペンとネットページシステム間の通信を介して「電子的に
」の両方でユーザによって記入できる対話型様式を表すことができる。例は、名
前フィールドとアドレスフィールド、および提出ボタンを含む「要求」様式を示
す。ネットページは、可視インクを使用して印刷されたグラフィックデータ2、
および非可視インクを使用してタグ4の集合体として印刷されるコーディングさ
れたデータ3から成り立つ。ネットページネットワーク上に記憶される対応する
ページ記述5は、ネットページの個々の要素を記述する。特に、それは、ネット
ページシステムが、ネットページを介して正しく入力を解釈できるようにするた
めに、各対話型要素の型および空間的な範囲(ゾーン)(つまり、例の中のテキ
ストフィールドおよびボタン)を記述する。例えば、提出ボタン6は、対応する
グラフィック8の空間範囲に一致するゾーン7を有する。
【0028】 図2に図解されるように、その好ましい書式が図8と図9に示され、さらに詳
細に後述されるネットページペン101は、家庭用、事務所用、または移動使用
のためのインターネット接続印刷機器である、ネットページプリンタ601とと
もに動作する。ペンは無線であり、短距離無線リンク9を介してネットページプ
リンタと確かに通信する。
【0029】 その好ましい様式が図11から図13に示され、さらに詳細に後述されるネッ
トページプリンタ601は、定期的にまたはオンデマンドで、すべて対話型ネッ
トページと同じ高品質で印刷される、個人専用にされた新聞、雑誌、カタログ、
グリーティングカードおよびその他の出版物を送達することができる。パーソナ
ルコンピュータと異なり、ネットページプリンタは、例えば、ユーザの台所内、
朝食のテーブルの近くまたはその日の家庭内の出発点の近くのように朝のニュー
スが最初に消費される領域に隣接して壁に取り付けることができる機器である。
それはまた、テーブルトップ、デスクトップの可搬バージョンおよび縮小バージ
ョンでも届けられる。
【0030】 その消費の場所で印刷されるネットページは、紙の使いやすさを、対話型媒体
の適時性および対話式利用と結合する。
【0031】 図2に図示されるように、ネットページペン101は、印刷されたネットペー
ジ1上でコーディングされたデータと対話し、短距離無線リンク9を介して対話
をネットページプリンタに通信する。プリンタ601は、解釈のために関連する
ネットページページサーバ10に対話を送信する。適切な状況において、ページ
サーバは、対応するメッセージを、ネットページアプリケーションサーバ13上
で実行するアプリケーションコンピュータソフトウェアに送信する。アプリケー
ションサーバは、その結果、発信側プリンタ上で印刷される応答を送信してよい
【0032】 ネットページシステムは、高速マイクロ電気機械(microelectro
mechanical)システム(MEMS)をベースにしたインクジェット(
メムジェットTM)プリンタとともに使用されることにより、好ましい実施形態
においてかなりより便利にされる。この技術の好ましい様式では、消費者にとっ
て相対的に高速および高品質の印刷はさらに手ごろになる。その好ましい様式に
おいて、ネットページ印刷物は、ナビゲーションを容易にし、快く取り扱えるよ
うにともに製本されている、両面にフルカラーで印刷されているレターサイズの
光沢のあるページのセットなどの、従来の時事解説誌の物理的な特徴を有する。
【0033】 ネットページプリンタは、ブロードバンドインターネットアクセスの拡大する
可用性を利用する。ケーブルサービスは米国内の家庭の95%で使用でき、ブロ
ードバンドインターネットアクセスを提供するケーブルモデルサービスはすでに
これらの内の20%で使用可能である。ネットワークプリンタは、さらに低速の
接続で動作することもできるが、送達時間はさらに長くなり、画像品質はさらに
低くなる。実際、システムはさらに低速で動作し、したがって消費者の観点から
はより受け入れがたくなるだろうが、ネットページシステムは、既存の消費者イ
ンクジェットプリンタおよびレーザプリンタを使用して可能にすることができる
。その他の実施形態では、ネットページシステムは、専用イントラネット上でホ
ストされている。更に他の実施形態では、ネットページシステムは、単一コンピ
ュータまたはプリンタなどのコンピュータによって可能にされているデバイスで
ホストされている。
【0034】 ネットページネットワーク上のネットページ出版サーバ14は、印刷品質の出
版物をネットページプリンタに送達するように構成される。定期的な出版物は、
ポイントキャスティングインターネットプロトコルおよびマルチキャストインタ
ーネットプロトコルを介して、自動的に加入ネットワークプリンタに送達される
。個人専用にされた出版物は、個々のユーザプロファイルに従ってフィルターさ
れ、フォーマットされる。
【0035】 ネットページプリンタは、任意の数のペンをサポートするために構成され、ペ
ンは任意の数のネットページプリンタと動作することができる。好ましい具体例
では、各ネットページペンは固有の識別子を有する。家庭は、1つが家族の各一
員に割り当てられる色付きネットページペンの集合体を有してよい。これにより
、各ユーザは、ネットページ出版サーバまたはアプリケーションサーバに関して
個別のプロファイルを維持することができる。
【0036】 ネットページペンは、ネットワーク登録サーバ11とともに登録し、1つまた
は複数の支払カード口座にリンクすることができる。これにより、e−コマース
の支払をネットページペンを使用して安全に許可できる。ネットページ登録サー
バは、ネットページペンにより捕捉されたシグナチャを、過去に登録されたシグ
ナチャと比較し、それがe−コマースサーバに対するユーザのアイデンテティを
認証できるようにする。その他の生物学的測定も、アイデンテティを検証するた
めに使用できる。ネットページペンの変形態様は、ネットページ登録サーバによ
って同様に検証される指紋走査を含む。、 ネットページプリンタはユーザの介入なしに朝刊などの定期刊行物を配達して
よいが、それは決して求められていないジャンクメールを送達しないように構成
することができる。その好ましい形式では、それは加入されたあるいはそれ以外
の場合認可されたソースから定期刊行物を配達するにすぎない。この点で、ネッ
トページプリンタは、電話番号またはe−メールアドレスを知っているジャンク
メール発送者に可視であるファックス機械、あるいはe−メールアカウントとは
異なる。 ネットページシステムアーキテクチャ システム内の各オブジェクトモデルは、統一モデリング言語(Unified Modeling Language)(UML)クラス図を使用して記述さ
れる。クラス図は、関係性により接続されるオブジェクトクラスの集合から成り
立ち、ここでは以下の2種類の関係性が重要である。つまり、結合(assoc
iation)と汎化(generalization)である。結合はオブジ
ェクト間、つまりクラスのインスタンス(instance)間のある種の関係性を表す。
汎化は実際のクラスに関し、以下のように理解することができる。つまり、クラ
スがそのクラスのすべてのオブジェクトの集合として考えられ、クラスAがクラ
スBの汎化である場合、Bは単にAの部分集合にすぎない。UMLは、二次モデ
ル化、つまりクラスのクラスを直接的にサポートしない。
【0037】 各クラスは、クラスの名前がラベルで貼り付けられた矩形として描画される。
それは、水平線で名前から分離されるクラスの属性のリスト、および水平線で属
性リストから分離されるクラスの動作のリストを含む。しかしながら、以下に続
くクラス図の中では、動作は決して模擬されない。
【0038】 結合は、オプションでどちらかの端部で任意に多数の結合が付けられる、2つ
のクラスを接合する線として描画され、デフォルトの多数は1であり、アスタリ
スク(*)は、多数の「多くの」、つまりゼロまたはそれ以上を示す。それぞれ
の結合は、オプションでその名前で名付けられ、オプションでどちらかの端部で
対応するクラスの役割が名付けられる。開いた菱形は、集約結合(「の一部」)
を示し、結合線の集合体端部部で描画される。
【0039】 汎化関係性(「である(is−a)」)は、2つのクラスを接合する実線とし
て描画され、(開いた三角形の形式を取る)矢印が汎化端部にある。
【0040】 クラス図が複数の図に分解されると、二重化される任意のクラスは、それを画
定する主要な図以外のすべてで破線外形線で示される。それは、それが画定され
るところだけで属性とともに示される。
【0041】 ネットページ ネットページとは、ネットページネットワークがその上に構築される基礎であ
る。それらは、紙をベースにしたユーザインタフェースを、出版された情報およ
び対話型サービスに提供する。
【0042】 ネットページは、ページのオンライン記述に関する非可視タグが付けられた印
刷されたページ(またはその他の表面領域)から成り立つ。オンラインページ記
述は、ネットページページサーバによって永続的に維持される。ページ記述は、
テキスト、グラフィックスおよび画像を含む、ページの可視レイアウトおよびコ
ンテンツを記述する。それは、ボタン、ハイパーリンク、および入力フィールド
を含むページ上での入力要素も記述する。ネットページは、その表面上にネット
ページペンで付けられたマーキングを、ネットページシステムによって同時に捕
捉、処理できるようにする。
【0043】 複数のネットページは、同じページ記述を共用できる。しかしながら、それ以
外の場合同一のページを通した入力を区別できるようにするために、各ネットペ
ージには固有のページ識別子が割り当てられる。このページIDは、非常に大多
数のネットページ間で区別するのに十分な精度を有する。
【0044】 ページ記述に対する各参照は印刷済みタグの中で符号化される。タグは、それ
が表示される固有のページを識別し、それによりページ記述を間接的に特定する
。タグは、ページ上で専用の位置も特定する。タグの特徴は、さらに詳しく後述
される。
【0045】 タグは、通常の紙などの、赤外線反射する、任意の基板上に赤外線吸収インク
で印刷される。近赤外線波長は人間の目には見えないが、適切なフィルタ付きの
ソリッドステート画像センサによって容易に感知される。
【0046】 タグは、ネットページペンの中の領域画像センサによって感知され、タグデー
タは最も近いネットページプリンタを介してネットページシステムに伝送される
。ペンは無線であり、短距離無線リンクを介してネットページプリンタと通信す
る。タグは、ペンが少なくとも1つのタグをページ上でシングルクリックでも確
かに画像化できるほど十分に小さく密に配置されている。対話は状態がない(s
tateless)ため、ペンがページIDおよびページとの対話のたびに位置
を認識することが重要である。
【0047】 タグは、タグが表面損傷に対して、部分的にも耐久性となるように、エラー修
正を可能に符号化される。
【0048】 ネットページサーバは、印刷されたネットページごとに固有のページンスタン
スを維持し、それが、印刷されたネットページごとのページ記述内に入力フィー
ルドに関するユーザが供給する値の別個の集合を維持できるようにする。
【0049】 ページ記述、ページンスタンス、および印刷済みネットページ間の関係性は、
図4に図示される。ページンスタンスは、それを印刷したネットページプリンタ
、および既知の場合、それを要求したネットページユーザの両方と関連付けられ
ている。
【0050】 1.2 ネットページ 1.2.1 タグデータコンテンツ 好ましい形式では、各タグは、それが表示する領域、および領域内のそのタグ
の位置を識別する。タグは、全体としての領域またはタグに関するフラグも含む
。1つまたは複数のフラグビットは、例えば、タグセンサに、センサが領域の記
述を参照することなしに、タグの隣接した領域に関連付けられた機能を示すフィ
ードバックを提供するように信号で知らせてよい。ネットページペンは、例えば
、ハイパリンクのゾーン内にあるときに「アクティブな領域」LEDを発光させ
てもよい。
【0051】 さらに明確に後述されるように、好ましい実施形態では、各タグが、初期検出
を補助し、表面によってまたは感知プロセスによって誘導される任意のひずみの
影響を最小限にするのに役立つ容易に認識される不変構造体を含む。タグは、好
ましくはページ全体を並べて表示し、ペンが、ページ上でのシングルクイックを
行う場合でさえ、少なくとも1つのタグを確実に画像化できるほど十分に小さく
、密に配列されている。対話は状態がない(stateless)ためペンがペ
ージとの対話のたびにページIDおよび位置を認識することが重要である。
【0052】 好ましい実施形態では、タグが参照する領域はページ全体と一致するため、タ
グの中に符号化されている領域IDは、タグが表示されるページのページIDと
同じことを表す。その他の実施形態では、タグが参照する領域は、ページの任意
の副領域またはその他の表面である。例えば、それは対話型要素のゾーンと一致
することがあり、その場合、領域IDは対話型要素を直接的に識別することがで
きる。
【0053】
【表1】
【0054】 各タグは、典型的には表1に図示されているように割り当てられている120
ビットの情報を含む。1平方インチ当たり64という最大タグ密度を仮定すると
、16ビットのタグIDは、最高1024平方インチの領域サイズをサポートす
る。さらに大きな領域は、単に当接する領域およびマップを使用することによっ
てタグID精度を高めずに連続して写像(mapped)することができる。100ビッ
ト領域IDは、2100(〜1030あるいは、百万兆兆(million t
rillion trillion))の異なる領域を固有に特定することがで
きる。 1.2.2 タグデータ符号化 120ビットのタグデータは、(15、5)リードソロモンコードを使用して
冗長に符号化される。これは、それぞれ15個の4ビット記号の6つのコードワ
ードから成り立つ360の符号化されたビットを生じさせる。(15、5)コー
ドは、コードワードあたり最高5つの記号エラーを補正できるようにする。つま
り、それはコードワードあたり最高33%という記号誤り率を許容する。
【0055】 各4ビット記号は、タグ内で空間的にコヒーレントな方法で表され、6つのコ
ードワードから成る記号はタグの中で空間的にインタリーブされる。これが、バ
ーストエラー(複数の空間的に隣接するビットに影響を及ぼす誤差)が、全体的
に最小数の記号、および任意の1つのコードワード中の最小数の記号に損傷を与
え、このようにしてバーストエラーを完全に補正できる可能性を最大限にするこ
とを保証する。 1.2.3 物理タグ構造 図5に示されているタグの物理的な表記は、固定ターゲット構造体15、16
、17および可変データ領域18を含む。該固定ターゲット構造体は、ネットペ
ージペンなどのセンサがタグを検出し、センサを基準にしたその3次元の配列状
態を推論できるようにする。該データ領域は、符号化されたタグデータの個々の
ビットの表記を含む。
【0056】 適切なタグ再生を達成するために、タグは256x256ドットという解像度
でレンダリングされる。1インチあたり1600ドットで印刷される場合、これ
は約4mmという直径のタグを生じさせる。この解像度では、タグは、半径16
ドットという「静かな領域」により取り囲まれるように設計される。静かな領域
は隣接するタグによっても貢献されるため、それはタグの効果的な直径に16ド
ットを追加するだけである。
【0057】 タグは6つの目標構造体を含む。検出リング15は、センサが、初期にタグを
検出できるようにする。該リングは、それが回転的に一様であるため、およびそ
のアスペクト比の単純な補正が透視歪みの影響の大部分を除去するために検出し
やすい。配向軸16は、センサがセンサの偏揺れのためのタグの近似平面向きを
求めることができるようにする。該配向軸は、固有の配向を生じさせるために曲
げられる。4つの透視ターゲット17は、センサがタグの正確な2次元透視変形
を推論することを可能とし、したがってセンサを基準にしたタグの正確な3次元
位置および配向を推論できるようにする。
【0058】 すべてのターゲット構造体は、雑音に対するその免疫性を高める為に冗長的に
大きい。
【0059】 全体的なタグ形状は円形である。これが、とりわけ、不規則な三角形グリッド
上での最適なタグパッキングをサポートする。円形補正リングと組み合わされ、
これはタグ内のデータビットの円形の配列を最適にする。そのサイズを最大限に
するために、各データビットは、2本の半径方向の線および2つの同心円形弧に
よって区切られる領域という形式を取る半径方向の楔状の配列によって表される
。各楔は、1600dpiで8ドットという最小の寸法を有し、そのベース(そ
の内側の弧)が少なくともこの最小寸法に等しくなるように設計される。半径方
向での楔の高さはつねに最小寸法に等しい。各4ビットデータ記号は2x2の楔
の配列によって表される。
【0060】 6つのコードワードのそれぞれの15個の4ビットデータ記号が、インタリー
ブされた様式で4つの同心記号リング18aから18dに割り当てられる。記号
は、タグの回りで円形に進行して交互に割り当てられる。
【0061】 インタリーブは、同じコードワードのあらゆる2つの記号間の平均空間距離を
最大限にするように設計される。
【0062】 センサを介したタグ付きの領域との「シングルクリック」相互作用をサポート
するために、センサは、領域内のどこであろうと、あるいはそれがどの向きで配
置されていようと、その視野の中で少なくとも1つの全体的なタグを見ることが
できなければならない。したがって、センサの視野の必須直径は、タグのサイズ
と間隔の関数である。
【0063】 円形のタグ形状を仮定すると、センサ視野の最小直径は、タグが、図6に図示
されるように、正三角形グリッド上に並べて表示される。
【0064】 1.2.5 タグ画像処理および符号化 ネットページペンなどのセンサにより実行されるタグ画像処理および符号化は
、図7に図示される。捕捉された画像は画像センサから獲得されていると共に、
画像の動的範囲が(20で)決定される。それから、範囲の中心は、画像21に
対する2進スレッショルドとして選ばれる。それから、画像は(22で)しきい
値化され、繋がれているピクセル領域(つまり、形状23)に分裂される。タグ
ターゲット構造を表すためには小さすぎる形状は廃棄される。各形状のサイズお
よび重心も計算される。
【0065】 それから、形状ごとに2進形状モーメント25が(24で)計算され、これら
がそれ以降に位置しているターゲット構造の基礎を提供する。中心形状モーメン
トは、その性質により、位置が不変であり、規模、アスペクト比および回転を容
易に不変にすることができる。
【0066】 リングターゲット構造体15は、(26で)配置される最初のものである。リ
ングは、透視歪みの(perspective−distorted)際に非常
によく動作するという優位点を有する。整合は、各形状のモーメントをアスペク
ト正規化および回転正規化することにより進行する。いったんその二次モーメン
トが正規化されると、たとえ透視歪みがかなりなものであったとしてもリングは
認識しやすい。該リングの最初のアスペクトおよび回転(27で)は、ともに透
視変形の有効な近似を提供する。
【0067】 軸ターゲット構造体16は、(28で)配置される次のものである。整合は、
リングの正規化を各形状のモーメントに適用し、結果として生じるモーメントを
回転正規化することによって進行する。いったんその二次モーメントが正規化さ
れると、軸ターゲットは容易に認識される。軸の2つの考えられる向きを明確に
するために、3分の一次モーメントが必要とされることに注意する。形状は片側
に慎重に曲げられ、これを可能にする。また、透視歪みが軸ターゲットの軸を隠
すことがあるため、軸ターゲットを回転正規化するのは、それがリングの正規化
が適用された後だけに可能であることにも注意する。軸ターゲットの最初の回転
が、ペン偏揺れ(pen yaw)29のためにタグの回転の有効な近似を提供する。
【0068】 4つの透視ターゲット構造体17は、(30で)配置される最後のものである
。その位置の優れた推測は、リングおよび軸ターゲットに対するその既知の空間
関係性、リングのアスペクトおよび回転、および軸の回転に基づいて計算される
。整合は、リングの正規化を各形状のモーメントに適用することによって進行す
る。いったんその二次モーメントが正規化されると、円形透視ターゲットは認識
しやすくなり、その概算された位置に最も近いターゲットが一致として解釈され
る。それから、4つの透視ターゲットの最初の重心が、タグ空間内の既知のサイ
ズの正方形の透視歪み隅31であると解釈され、8自由度透視変形31が、4つ
のタグ空間および画像点の組を関係付ける十分に理解された等式を解くことに基
づいて、(32で)推論される。
【0069】 画像空間透視変形に対して推論されたタグ空間は、(36で)タグ空間内のそ
れぞれの既知のデータビット位置を、実数値の位置が入力画像内の4つの関連す
る隣接ピクセルを(36で)双一次的に補間するために使用される画像空間の中
に投射するために使用される。過去に計算された画像スレッショルド21は、結
果をしきいし値とし、最終的なビット値37を生じさせるためのしきい値として
使用される。
【0070】 いったんすべて360個のデータビット37がこのようにして得られると、6
つの60ビットのリードソロモンコードワードのそれぞれは(38で)復号され
、20個の復号ビット39、或いは合計120の復号ビットを生じさせる。コー
ドワード記号がコードワード順でサンプリングされ、その結果コードワードがサ
ンプリングプロセスの間に暗示的にインターリーブされないことに注意する。
【0071】 リングターゲット15は、その画像に対するそれらの関係性が、リングが、も
し検出される場合に完全なタグの一部であることを保証する画像のサブエリア内
だけで求められる。完全なタグが検出されず、完全に復号されない場合、カレン
トフレームに関してペン位置は記録されない。適切な処理力および理想的には最
小ではない視野193が与えられると、代替戦略は、現在の画像の中で別のタグ
を求めることを含む。
【0072】 得られたタグデータは、タグを含む領域のアイデンテティおよび領域内のタグ
の位置を示す。ペンの全体的な配向35だけではなく領域内のペン先の正確な位
置35も、タグ上で観察される透視変形33およびペンの物理的な軸とペンの光
学軸間の既知の空間関係性から(34で)推論される。 1.2.6 タグマップ タグを復号すると、領域ID、タグIDおよびタグ関連ペン変形が生じる。タ
グIDおよびタグ関連ペンロケーションをタグ付き領域内の絶対的な場所に変換
する前に、領域内のタグの位置が既知でなければならない。これは、タグマップ
、つまり各タグIDをタグ付きの領域内で対応する場所に写像する関数によって
示される。タグマップクラス図は、ネットページプリンタクラス図の一部として
、図22に示される。
【0073】 タグマップは、タグを含む表面領域を並べて表示するために使用される方式を
反映し、これは表面の種類に応じて変化することがある。複数のタグ付きの領域
が同じ並列表示(tiling)方式および同じタグ番号付け方式を共用すると
き、それらは同じタグマップも共用できる。
【0074】 ある領域のタグマップは、領域IDを介して検索可能でなければならない。こ
のようにして、領域ID、タグIDおよびペン変形を考えると、タグマップは検
索でき、タグIDは領域内の絶対的なタグ場所に変換でき、タグ関連ペン場所は
、領域内の絶対的なペン場所を生じさせるためにタグ場所に追加できる。 タグ付け方式 2つの別個の表面コーディング方式は重要であり、その両方が本項で前述され
たタグ構造体を使用する。該好ましいコーディング方式は、すでに説明されたよ
うに「場所表示」タグを使用する。代替コーディング方式は、オブジェクト表示
タグを使用する。
【0075】 場所表示タグは、タグ付き領域と関連付けられたタグマップを通して変換され
るときに、領域内の固有のタグ場所を生じさせるタグIDを含む。ペンの該タグ
関連場所がこのタグ場所に追加され、領域内のペンの場所を生じさせる。これは
、その結果として、領域に関連付けられたページ記述内のユーザインタフェース
要素を基準にしてペンの場所を決定するために使用される。ユーザインタフェー
ス要素自体が特定されるだけではなく、ユーザインタフェース要素を基準にした
場所も特定される。したがって、場所表示タグは、ある特定のユーザインタフェ
ース要素のゾーン内の絶対ペン経路の捕捉を自明にサポートする。
【0076】 オブジェクト表示タグは、領域に関連付けられたページ記述内のユーザインタ
フェース要素を直接的に特定するタグIDを含む。ユーザインタフェース要素の
ゾーン内のすべてのタグはユーザインタフェース要素を特定し、それらをすべて
同一、したがって区別がつかないようにする。したがって、オブジェクト表示タ
グは、絶対的なペン経路の捕捉をサポートしない。しかしながら、それらは相対
的なペン経路の捕捉はサポートする。位置サンプリング周波数が遭遇したタグ周
波数を越える限り、あるサンプリング済みのペン位置からストローク内の次の位
置への変位は、明確に決定することができる。
【0077】 どちらかのタグ付き方式を使用すると、タグは、ユーザがタグデータをセンサ
によって読み取り、適切な応答をネットページシステム内で生成するために、適
切なセンサを使用して印刷されたページと対話できるという点で、ユーザ対話型
要素としてネットページ上で関連付けられた視覚的な要素と協調して機能する。 1.3 文書およびページ記述 文書およびページ記述クラス図の好ましい実施形態が、図25と図26に示さ
れている。
【0078】 ネットページシステムでは、文書は3つのレベルで記述される。最も抽象的な
レベルでは、文書836は、その終端の要素839がテキストオブジェクト、テ
キストスタイルオブジェクト、画像オブジェクト等のコンテンツオブジェクト8
40と関連付けられる階層構造を有する。いったん文書が特定のページサイズで
、特定のユーザの尺度係数の弧のみに従ってプリンタで印刷されると、文書はペ
ージ数を付けられ、それ以外の場合にはフォーマットされる。フォーマットされ
た終末要素835は、特にコンテンツオブジェクトがスタイル関連である場合に
、いくつかのケースでは、その対応する終末要素に関連付けられたコンテンツオ
ブジェクトとは異なるコンテンツオブジェクトと関連付けられるだろう。文書お
よびページのそれぞれの印刷済みのインスタンスも別個に記述され、それによっ
て、ある特定のページンスタンス830を通して捕捉された入力を、同じページ
記述のその他のインスタンスを介して捕捉された入力とは別個に記録できるよう
にする。
【0079】 ページサーバ上に最も抽象的な文書記述が存在すると、ユーザは、ソース文書
の特定のフォーマットを強制的に受け入れなくても、文書のコピーを要求できる
。該ユーザは、例えば異なるページサイズでプリンタを通してコピーを要求して
よい。逆に、ページサーバ上にフォーマットされた文書記述が存在すると、ペー
ジサーバは、ある特定の印刷済みページでユーザ動作を効率的に解釈することが
できる。
【0080】 フォーマットされた文書834は、そのそれぞれがフォーマットされた終末要
素835の集合から成り立つフォーマットされたページ記述5の集合から成り立
つ。各フォーマットされた要素は、ページ上に空間的な範囲またはゾーン58を
有する。これは、ハイパリンクおよび入力フィールドなどの入力要素のアクティ
ブな領域を画定する。
【0081】 文書インスタンス831は、フォーマットされた文書834に一致する。それ
は、そのそれぞれがフォーマットされた文書のページ記述5に相当する、ページ
ンスタンス830の集合から成り立つ。それぞれのページンスタンス830は、
単一の固有の印刷済みネットページ1を記述し、ネットページのページID50
を記録する。ページンスタンスは、それが、分離して要求されたページのコピー
を表す場合に文書インスタンスの一部ではない。
【0082】 ページンスタンスは、終末要素インスタンス832の集合から成り立つ。要素
インスタンスは、それがインスタンスに特定の情報を記録する場合にだけ存在す
る。このようにして、ハイパリンクインスタンスは、それがページインスタンス
に特定であるトランザクションID55を記録するためにハイパリンク要素のた
めに存在し、フィールドインスタンスは、それがページンスタンスに特定な入力
を記録するためにフィールドインスタンスのために存在する。しかしながら、要
素インスタンスは、テキストフローなどの静的な要素のためには存在しない。
【0083】 終末要素は、図27に図示されるように、静的な要素843、ハイパリンク要
素844、フィールド要素845またはページサーバコマンド要素846である
場合がある。静的な要素843は、図28に示されるように、関連付けられたス
タイルオブジェクト854を含むスタイル要素847、関連付けられたスタイル
付きテキストオブジェクト855を含むテキストフロー要素848、関連付けら
れた画像要素856を含む画像要素849、関連付けられたグラフィックオブジ
ェクト857を含むグラフィック要素850、関連付けられたビデオクリップオ
ブジェクト858を含むビデオクリップ要素851、関連付けられた音声クリッ
プ要素859を含む音声クリップ要素852、または関連付けられたスクリプト
オブジェクト860を含むスクリプト要素853である場合がある。
【0084】 ページンスタンスは、特定の入力要素には当てはまらないページで捕捉される
任意のデジタルリンクを記録するために使用される背景フィールド833を有す
る。
【0085】 本発明の好ましい書式では、タグマップ811は、ページ上のタグをページ上
の場所に変換できるようにするために各ページンスタンスと関連付けられている
。 1.4 ネットページネットワーク 好ましい実施形態においては、ネットページネットワークは、図3に図示され
るように、ネットページページサーバ10、ネットページ登録サーバ11、ネッ
トページIDサーバ12、ネットページアプリケーションサーバ13、ネットペ
ージ出版サーバ14、およびインターネットなどのネットワーク19を介して接
続されるネットページプリンタ601の分散された集合から成り立つ。
【0086】 ネットページサーバ11は、ユーザ、ペン、プリンタ、アプリケーションおよ
び出版物の関係性を記録し、それにより多様なネットワーク活動を許可するサー
バである。それは、ユーザを認証し、アプリケーショントランザクションにおい
て認証されたユーザの代わりに署名代理としての役割を果たす。それは、手書き
認識サービスも提供する.前述されたように、ネットページサーバ10は、ペー
ジ記述およびページンスタンスについて永続的な情報を維持する。ネットページ
ネットワークは、それぞれがページンスタンスの部分集合を取り扱う任意の数の
ページサーバを含む。ページサーバもページンスタンスごとにユーザ入力値を維
持するので、ネットページプリンタなどのクライアントは、ネットページ入力を
適切なページサーバに直接的に送信する。ページサーバは、対応するページの記
述を基準にして任意のこのような入力を解釈する。
【0087】 ネットページIDサーバ12は、オンデマンドで文書ID51を割り当て、そ
のID割当て方式を介してページサーバの負荷の最適配分を提供する。
【0088】 ネットページプリンタは、インターネット分散名システム(DNS)または類
似物を使用し、ネットページページID50を、対応するページンスタンスを取
り扱うネットページサーバのネットワークアドレスに分解する。
【0089】 ネットワークアプリケーションサーバ13は、対話型ネットワークアプリケー
ションのホストとして働くサーバである。ネットページ出版サーバ14は、ネッ
トページプリンタにネットページ文書を公開するアプリケーションサーバである
。それらは、第2項で詳細に説明される。
【0090】 ネットページサーバは、IBM、ヒューレットパッカード(Hewlett−
Packard)、およびサン(Sun)などの製造メーカからの種々のネット
ワークサーバプラットホームでホストとして働くことができる。複数のネットペ
ージサーバが単一のホスト上で並行して実行でき、単一サーバは数多くのホスト
上で分散することができる。ネットページサーバにより提供される機能性のいく
つかまたはすべて、および特にIDサーバおよびページサーバによって提供され
る機能性も、ネットページプリンタなどのネットページ機器内で、コンピュータ
ワークステーション内で、あるいはローカルネットワーク上で直接的に提供する
ことができる。 1.5 ネットページプリンタ ネットページプリンタ601は、ネットページシステムと共に登録され、オン
デマンドで、および提出を介してネットページ文書を印刷する機器である。各プ
リンタは固有のプリンタID62を有し、インターネットなどのネットワークを
介して、理想的にはブロードバンド接続を介してネットページネットワークに接
続される。
【0091】 不揮発性メモリ内のアイデンテティおよび機密保護の設定値と別に、ネットペ
ージプリンタは永続的な記憶を含まない。ユーザに関する限り、「ネットワーク
はコンピュータである」。ネットページは、特定のネットページプリンタとは無
関係に、分散されたネットページページサーバ10の助けを借りて、空間および
時間全体で対話的に機能する。
【0092】 ネットページプリンタは、ネットページ出版サーバ14から購読されるネット
ページ文書を受け取る。各文書は2つの部分で分散される。つまり、ページレイ
アウト、およびページを取り込む実際のテキストと画像オブジェクトである。個
人専用化のために、ページレイアウトは、典型的にはある特定の購読者に特定で
あり、そのため適切なページサーバを介して購読者のプリンタにポイントキャス
トされる。他方、テキストオブジェクトおよび画像オブジェクトは、典型的には
、他の加入者と共用されるため、すべての購読者のプリンタおよび適切なページ
サーバにマルチキャストされる。
【0093】 ネットページ出版サーバは、文書コンテンツのポイントキャストおよびマルチ
キャストへの分裂を最適化する。文書のページレイアウトのポイントキャストを
受け取った後、プリンタは、存在する場合には、どれが傾聴するためにマルチキ
ャストするのかを知っている。
【0094】 いったんプリンタが印刷される文書を定める完全なページレイアウトおよびオ
ブジェクトを受け取ると、それは文書を印刷することができる。
【0095】 プリンタは、用紙の両面で同時に偶数ページと奇数ページをラスタ化し、印刷
する。それは二重化された印刷エンジン制御装置760、およびこの目的のため
にメムジェットTM(商標)印字ヘッド350を活用する印刷エンジンを備える
【0096】 印刷プロセスは、2つの切り離された段階から成り立つ。つまり、ページ記述
のラスタ化、およびページ画像の拡張と印刷である。ラスタ画像プロセッサ(R
IP)は、並列で動作している1つまたは複数の標準DSP757から成り立つ
。二重化された印刷エンジン制御装置は、印刷エンジン内の印字ヘッドと同期し
て、リアルタイムでページ画像を拡張、ディザリングおよび印刷するカスタムプ
ロセッサから成り立つ。
【0097】 これはタグをそれ以外の場合ページの空の領域に制限するが、IR印刷のため
にイネーブルされていないプリンタは、IR吸収黒インクを使用してタグを印刷
するオプションを有する。このようなページはIR印刷されたページよりさらに
制限された機能性を有するがそれらは依然としてネットページとして分類される
【0098】 通常のネットページプリンタは紙の用紙の上にネットページを印刷する。さら
に特殊化されたネットページプリンタは、球体などのさらに特殊化された表面の
上に印刷してよい。各プリンタは、表面種類ごとに、少なくとも1つの表面型を
サポートし、少なくとも1つのタグ並列表示方式、したがってタグマップをサポ
ートする。文書を印刷するために実際に使用されるタグ並列表示方式を記述する
タグマップ811は、文書のタグを正確に解釈できるようにするためにその文書
と関連付けられるようになる。
【0099】 図2は、ネットページネットワーク上の登録サーバ11によって維持されるプ
リンタ関連情報を反映する、ネットページプリンタクラス図を示す。
【0100】 ペンの好ましい実施形態は、図11から図16を参照して、以下の第6項にさ
らに詳細に記述される。 1.5.1 メムジェットTM(商標)印字ヘッド ネットページシステムは、熱インクジェット、圧電インクジェット、レーザ電
子写真、およびその他を含む、幅広い範囲のデジタル印刷技術を使って作られる
プリンタを使用して動作することができる。しかしながら、消費者に幅広く受け
入れられるためには、ネットページプリンタが以下の特徴を有することが望まし
い。 ・写真品質のカラー印刷 ・高品質テキスト印刷 ・高信頼性 ・低プリンタ費用 ・低インク費用 ・低用紙費用 ・単純な操作 ・ほぼ静かな印刷 ・高速印刷 ・同時両面印刷 ・コンパクトフォーム係数 ・低電力消費 市販されている印刷技術はこれらの特徴のすべてを有していない。
【0101】 これらの特徴を備えたプリンタの生産を可能にするために、本出願人は、メム
ジェットTM(商標)技術と呼ばれている新しい印刷技術を発明した。メムジェ
ットTM(商標)は、マイクロ電気機械システム(MEMS)技術を使用して製
作されたページ幅印字ヘッドを組み込んだドロップオンデマンド(drop−o
n−demand)インクジェット技術である。図17は、メムジェットTM
商標)印字ヘッドの単一委員撮要素300を示す。ネットページウォールプリン
タ(wallprinter)は、1600dpiページ幅デュプレックスプリ
ンタを形成するために168960個の印刷要素を組み込む。このプリンタは、
用紙コンディショナーおよびインクフィクサティーフだけではなく、藍色、赤紫
色、黄色、黒色、および赤外線のインクも同時に印刷する。
【0102】 印刷要素300は、約長さ110ミクロンかける幅32ミクロンである。これ
らの印刷要素の配列は、CMOS論理、データ転送、タイミング、および駆動回
路(図示されていない)を組み込むシリコン基板301上で形成される。
【0103】 印刷要素300の主要な要素は、ノズル302、ノズルリム303、ノズルチ
ャンバ304、流体シール305、インク流路リム306、レバーアーム307
、能動的なアクチュエータビーム組308、受動的なアクチュエータビーム組3
09、能動的なアクチュエータアンカー310、受動的なアクチュエータアンカ
ー311、およびインク入口312である。
【0104】 能動的なアクチュエータビーム組308は、接合箇所319で受動的なアクチ
ュエータビーム組309に機械的に接合されている。両方のビーム組ともそのそ
れぞれのアンカー点310と311でしっかり固定されている。要素308,3
09、310、311および319の組み合わせが突き出た(cantilev
ered)電熱曲げアクチュエータ320を形成する。
【0105】 図18は、印刷要素300の断面315を含む、印刷要素300の配列の小さ
な部分を示す。断面315は、シリコンウェハ301を通過するインク入口31
2を明確に示すために、インクなしで示されている。
【0106】 図19(a)、図19(b)および図19(c)は、メムジェットTM(商標
)印刷要素300の動作サイクルを示す。
【0107】 図19(a)は、インク飛沫を印刷する前のインクメニスカス316の静止し
た位置を示す。インクは、インクメニスカス316で、およびノズルチャンバ3
04とインク流路リム306の間に形成される流体シール305での表面張力に
よってノズルチャンバ内に保持される。
【0108】 印刷中、印字ヘッドCMOS回路構成要素は、印刷エンジン制御装置から正し
い印字ヘッドにデータを分散し、データをラッチし、データをバッファに入れ、
能動的なアクチュエータビーム組308の電極318を駆動する。これが、電流
を約1マイクロ秒の間、ビーム組308を通過させ、ジュール加熱を生じさせる
。ジュール加熱から生じる温度の上昇が、ビーム組308を膨張させる。受動的
なアクチュエータビーム組309は加熱されないので、それは膨張せず、2つの
ビーム組の間に応力の差異を生じさせる。この応力の差異は部分的には、基板3
01の方に曲がる電熱曲げアクチュエータ320の突き出た端部によって解決さ
れる。レバーアーム307は、この動きをノズルチャンバ304に伝える。ノズ
ルチャンバ304は、図19(b)に示される位置に約2ミクロン移動する。こ
れがインク圧力を上昇させ、インク321をノズル302の中から押し出し、イ
ンクメニスカス316を膨らませる。ノズルリム303が、インクメニスカス3
16が、ノズルチャンバ304の表面全体に広がるのを防ぐ。
【0109】 ビーム組308と309の温度が均衡すると、アクチュエータ320はその元
の位置に戻る。これが、図19(c)に示されるように、インク水滴317がノ
ズルチャンバ内でインク321から決裂するのを助ける。ノズルチャンバは、メ
ニスカス316での表張力の作用で充填し直される。
【0110】 図20は、印字ヘッド350のセグメントを示す。ネットページプリンタにお
いて、印字ヘッドの長さは方向351での要素の完全幅(典型的には210mm
)である。示されているセグメントは0.4mmの長さ(完全な印字ヘッドの約
0.2%)である。印刷中、紙は方向352での固定された印字ヘッドを越えて
移動する。印字ヘッドは、6列の互いに入り込んだ印刷要素300を有し、イン
ク入口312によって供給される6色または種類のインクを印刷する。
【0111】 動作中に印字ヘッドの脆弱な表面を保護するために、ノズルガードウェハ33
0が印字ヘッド基板310に取り付けられている。ノズル302ごとに、それを
通ってインク水滴が発射される対応するノズルガード穴311がある。ノズルガ
ードホール331が用紙繊維またはその他の異物で閉塞されるのを防止するため
に、濾過された空気が、印刷中、空気入口332を通して、およびノズルガード
穴の中から噴出される。インク321が乾燥するのを防ぐために、ノズルガード
は、プリンタ遊休中は密封される。 1.6 ネットページペン ネットページシステムの能動的なセンサは、典型的には、その埋め込まれた制
御装置134を使用して、画像センサからIR位置タグを捕捉し、復号すること
ができるペン101である。画像センサは、近赤外線領域波長だけでの感知を可
能にするために、適切なフィルタが具備されるソリッドステート素子である。さ
らに詳細に後述されるように、システムは、ペン先が表面と接触するときを感知
することができ、ペンは、人間の手書きを捕捉するのに十分な速度(すなわち、
200dpiより大きく、100Hzより速い)でタグを感知することができる
。ペンによって捕捉される情報は暗号化され、プリンタ(または基地局)に無線
で伝送され、プリンタまたは基地局は、(既知の)ページ構造に関してデータを
解釈する。
【0112】 ネットページペンの好ましい実施形態は、通常のマーキングインクペンとして
と、非マーキングスタイラスとしての両方で動作する。しかしながら、マーキン
グ態様は、それがインターネットインタフェースとして使用されるときなど、ブ
ラウジングシステムとしてネットワークシステムを使用するには必要ない。各ネ
ットページペンはネットページシステムで登録され、固有のペンID61を有す
る。図23は、ネットページペンクラス図を示し、ネットページネットワークで
登録サーバ11によって維持されるペン関連情報を反映する。
【0113】 どちらかのペン先がネットページと接触すると、ペンは、ページを基準にして
その位置と向きを決定する。ペン先は力センサに取り付けられ、ペン先にかかる
力は、ペンが「上」または「下」なのかを示すためにスレッショルドを基準にし
て解釈される。これが、例えば、ネットワークから情報を要求するために、ペン
先で押すことによってページ上の対話型要素を「クリック」できるようにする。
さらに、力は、例えば、シグナチャの完全な動力を検証できるようにするために
連続値として捕捉される。
【0114】 ペンが、赤外線スペクトルの中で、ペン先の付近にあるページの領域193を
撮像することによってネットページ上のそのペン先の位置と向きを決定する。そ
れは最も近いタグを復号し、撮像されたタグでの観察される透視歪みからタグ、
およびペン光学部品の既知の形状寸法を基準にしてペン先の位置を計算する。タ
グの位置解像度は低い可能性があるが、ページ上でのタグ密度がタグサイズに逆
比例するため、調整された位置解像度はきわめて高く、正確な手書き認識のため
に必要とされる最小解像度を上回る。
【0115】 ネットページを基準にしたペン動作は、一連のストロークとして捕捉される。
ストロークは、ペンダウンイベントによって開始され、その後のペンアップイベ
ントによって完了される、ページ上でのタイムスタンプを押されたペン位置の結
果から成り立つ。また、ストロークは、通常の状況ではストロークの開始時であ
る、ページIDが変更するたびにネットページのページID50でタグが付けら
れる。
【0116】 各ネットページはそれに関連付けられた現在の選択826を有し、ユーザがコ
ピー動作および貼り付け動作を実行できるようになる。選択はタイムスタンプを
押され、システムが、定められた時間期間の後にそれを廃棄できるようにする。
現在の選択はページンスタンスの領域を記述する。それは、ページの背景領域を
基準にして、ペンを通して捕捉される最も最近のデジタルインクストロークから
成り立つ。それは、いったんそれが選択ハイパリンク活性化を介してアプリケー
ションに提出されるとアプリケーションに特殊な方法で解釈される。
【0117】 各ペンは現在のペン先824を有する。これは、ペンによってシステムに最後
に通知されたペン先である。前述されたデフォルトネットページペンのケースで
は、マーキングの黒インクペン先または非マーキングスタイラスペン先のどちら
かが現在である。また、それぞれのペンは現在のペン先スタイル825を有する
。これは、例えば、パレットから色を選択するユーザに応えて、アプリケーショ
ンによってペンと最後に関連付けられたペン先スタイルである。ペンを通して捕
捉されるストロークは、現在のペン先スタイルでタグを付けられる。ストローク
がそれ以降複製されると、それらは、それらがそれでタグ付けされるペン先スタ
イルで複製される。
【0118】 ペンが、それが通信できるプリンタの範囲内にあるときはつねに、ペンはその
「オンライン」LEDをゆっくりと点滅する。ペンがページを基準にしてストロ
ークを復号できないとき、それは瞬時にその「エラー」LEDを活性化する。ペ
ンがページを基準にしてストロークを復号するのに成功すると、それは瞬時にそ
の「ok」LEDを活性化する。
【0119】 捕捉されたストロークの結果はデジタルインクと呼ばれる。デジタルインクは
、手書きのオンライン認識のため、およびシグナチャのオンライン検証のため、
描画および手書きのデジタル交換の基礎を形成する。
【0120】 ペンは無線であり、短距離無線リンクを介してネットページプリンタにデジタ
ルインクを伝送する。伝送されるデジタルインクは、プライバシーおよび機密保
護のために暗号化され、効率的な伝送のためにパケット化される(packet
ized)が、つねに、プリンタにおける適時の取扱を保証するためにペンアッ
プイベントで流される。
【0121】 ペンがプリンタの範囲該にあるとき、それは、10分間以上の連続手書きの容
量を有する、内部メモリ内でデジタルインクをバッファに入れる。ペンが再びプ
リンタの範囲内にあるとき、それは任意のバッファに入れられたデジタルインク
を転送する。
【0122】 ペンは、任意の数のプリンタで登録することができるが、すべての状態データ
は用紙上およびネットワーク上の両方のネットページ内に常駐するため、ペンが
任意の特定のときにどのプリンタと通信しているのかはおもに重要ではない。
【0123】 ペンの好ましい実施形態は、図8から図10を参照して、以下の第6項にさら
に詳細に記述される。
【0124】 1.7 ネットページ対話 ネットページプリンタ601は、ペンがネットページ1と対話するためにし様
されるときに、ペン101からストロークに関するデータを受け取る。タグ4の
コーディングされたデータ3は、それが、ストロークなどの移動を実行するため
に使用されるときにペンによって読み取られる。データは、特定のページのアイ
デンテティおよび関連付けられた対話片要素を決定し、ページを基準にしたペン
の相対的な配置の表示を得ることを可能にする。表示データは、それがDNSを
介してストロークのページID50を、対応するページンスタンス830を維持
するネットページページサーバ10のネットワークアドレスに分解するプリンタ
に伝送される。それから、それは、ページサーバにストロークを伝送する。ペー
ジが最近初期のストロークで識別された場合には、プリンタがそのキャッシュの
中に関連ページサーバのアドレスをすでに有している可能性がある。各ネットペ
ージは、ネットページページサーバ(以下を参照すること)によって永続的に維
持されるコンパクトページレイアウトから成り立つ。ページレイアウトは、画像
、フォント、および典型的にはネットページネットワークのどこか他の場所に記
憶されている、テキストの部分などのオブジェクトを指す。
【0125】 ページサーバがペンからストロークを受け取ると、それはストロークが適用す
るページ記述を検索し、ページ記述の度の要素をストロークが交差するかを決定
する。それから、それは、関連要素の種類という状況でストロークを解釈するこ
とができる。
【0126】 「クリック」は、ペンダウン位置とその後のペン先位置の間の距離および時間
がともにいくぶん小さい最大未満であるストロークである。クリックによって活
性化されるオブジェクトは、典型的にはクリックを活性化することを必要とし、
その結果、さらに長いストロークが無視される。「ずさんな」クリックなどのペ
ン動作の登録失敗は、ペンの「ok」LEDの応答時間の欠如によって示される
【0127】 ネットページページ記述には、2種類の入力要素がある。つまりハイパーリン
クフィールドと書式フィールドである。書式フィールドを通した入力も、関連つ
けられたハイパーリンクの起動をトリガすることができる。 ハイパーリンク ハイパーリンクは、リモートアプリケーションにメッセージを送信する手段で
あり、典型的にはネットページシステム内での印刷された応答を顕在化する。
【0128】 ハイパーリンク要素844は、ハイパーリンクの起動を取り扱うアプリケーシ
ョン71、アプリケーションへのハイパーリンクを特定するリンクID54、シ
ステムにハイパーリンク活性化の中にユーザのアプリケーションエイリアスID
65を含むように依頼する「エイリアス必要」フラグ、およびハイパーリンクが
お気に入りのものとして記録されるとき、またはユーザの履歴の中に表示される
ときに使用される記述を特定する。ハイパーリンク要素クラス図は図29に示さ
れる。
【0129】 ハイパーリンクが活性化されると、ページサーバは、ネットワークのどこかに
あるアプリケーションに要求を送信する。アプリケーションは、アプリケーショ
ンID64によって特定され、アプリケーションIDはDNSを介して通常の方
法で分解される。以下の3つの種類のハイパーリンクがある。つまり、図30に
示されるように、一般ハイパーリンク863、書式ハイパーリンク865、およ
び選択ハイパーリンク864である。一般的なハイパーリンクは、リンクされた
文書に対する要求を実現できるか、あるいは単にサーバに優先順位を信号で知ら
せてよい。書式ハイパーリンクは対応する書式をアプリケーションに提出する。
選択ハイパーリンクは、現在の選択をアプリケーションに提出する。現在の選択
が、例えば、テキストの単一ワード部分を含む場合、アプリケーションは、それ
が表示される文脈の中でワードの意味を示す単一ページ文書、または別の言語へ
の翻訳を戻してよい。各ハイパーリンク種類は、どの情報がアプリケーションに
提出されるのかによって特徴付けられる。
【0130】 対応するハイパーリンクインスタンス862は、ハイパーリンクインスタンス
が表示されるページンスタンスに特定である場合があるトランザクションID5
5を記録する。トランザクションIDは、例えば、ユーザの代わりに購買アプリ
ケーションによって維持される未決購買の「ショッピングカート」などの、アプ
リケーションに対してユーザに特殊なデータを特定することができる。
【0131】 システムは、選択ハイパリンク活性化の中にペンの現在の選択826を含む。
ハイパーリンクがその「デルタ提出」属性集合を有する場合には最後の書式提出
以降の入力だけが含まれるが、システムは、書式ハイパリンク活性化の中に関連
付けられた書式インスタンス868のコンテンツを含む。システムは効果的な戻
り経路をすべてのハイパーリンク活性化の中に含む。
【0132】 ハイパーリンクされたグループ866とは、図31に図示されるように、関連
付けられたハイパーリンクを有するグループ要素838である。入力がグループ
内の任意のフィールドを通して発生するとき、グループに関連付けられたハイパ
ーリンク844が活性化される。ハイパーリンクされたグループは、ハイパーリ
ンク動作をチェックボックスなどのフィールドに関連付けるために使用できる。
それは、また、書式ハイパーリンクの「デルタ提出」属性とともに使用し、連続
入力をアプリケーションに提供することもできる。したがって、それは、「黒板
」対話モデルをサポートするために、つまり入力が捕捉され、そのためそれが発
生するとすぐに共用される場合に使用することができる。 1.7.2 書式 書式は、印刷されたネットページを通して入力の関連付けられた集合を捕捉す
るために使用される関連入力フィールドの集合体を定める。書式により、ユーザ
は、1つまたは複数のパラメータをサーバ上で実行しているアプリケーションソ
フトウェアプログラムに提出することができる。
【0133】 書式867は文書階層内のグループ要素838である。それは、究極的には、
終末フィールド要素839の集合を含む。書式インスタンス868は書式の印刷
されたインスタンスを表す。それは、書式のフィールド要素845に対応する、
フィールドインスタンス870の集合から成り立つ。各フィールドインスタンス
は、その種類が対応するフィーR度要素の種類に依存する関連付けられた値87
1を有する。各フィールド値は、特定の印刷された書式インスタンスを通して、
つまり1枚または複数枚の印刷されたネットページを通して入力を記録する。書
式クラス図は、図32に示される。
【0134】 各書式インスタンスは、書式がアクティブであるのか、凍結されているのか、
提出されるのか、無効なのか、または期限切れなのかを示すステータス872を
有する。書式は最初に印刷されるときにはアクティブである。書式は、いったん
それが署名されると凍結される。書式は、ハイパーリンクがその「デルタ提出」
属性集合を有さない限り、いったんその提出ハイパーリンクの1つが起動される
と提出済みになる。ユーザが無効書式、リセット書式または重複書式のページコ
マンドを呼び出すと書式は無効になる。書式は、書式がアクティブであった時間
が書式の指定された有効期間を超えると、期限切れとなる。書式がアクティブで
ある間、書式入力が可能にされる。アクティブではない書式を通した入力は、代
わりに、関連したページンスタンスの背景フィールド833で捕捉される。書式
がアクティブであるか凍結されると、書式提出は可能にされる。書式がアクティ
ブではないとき、または凍結されるときに書式を提出しようとする試みは拒絶さ
れ、代わりに書式ステータスレポートを導き出す。
【0135】 各書式インスタンスは、それから引き出されるあらゆる書式インスタンスと(
59で)関連付けられ、このようにしてバージョン履歴を提供する。これは、あ
る特定の時間期間内で書式の最新のバージョン以外のすべてを検索から排除でき
るようにする。
【0136】 すべての入力はデジタルインクとして捕捉される。デジタルインク873は、
そのそれぞれがスタイル付きのストローク875の集合から成り立つ、タイムス
タンプが押されたストロークグループ874の集合から成り立つ。各ストローク
は、タイムスタンプが押されたペン位置876の集合から成り立ち、そのそれぞ
れもペン向きとペン先力を含む。デジタルインククラス図は図33に示される。
【0137】 フィールド要素845は、チェックボックスフィールド877、テキストフィ
ールド878、描画フィールド879、またはシグナチャフィールド880であ
る場合がある。フィールド要素クラス図は、図34に示される。フィールドのゾ
ーン58内に捕捉される任意のデジタルインクが、フィールドに割り当てられる
【0138】 チェックボックスフィールドは、図35に示されるように関連付けられたブー
ル値881を有する。チェックボックスフィールドのゾーン内で捕捉される任意
のマーク(照合印、十字記号、ストローク、塗りつぶしジグザグ等)は、真の値
をフィールドの値に割当てさせる。
【0139】 テキストフィールドは、図36に図示されるように、関連付けられたテキスト
値882を有する。テキストフィールドのゾーン内で捕捉される任意のデジタル
インクは、オンライン手書き認識を介して自動的にテキストに変換され、テキス
トがフィールドの値に割り当てられる。オンライン手書き認識は十分に理解され
ている(例えば、Tappert,C.,C.Y.SuenおよびT.Waka
haraの「オンライン手書き認識の最先端技術(The State of
the Art in On−Line Handwriting Recog
nition)」、パターン分析および機械インテリジェンス(Pattern
Analysis and Machine Intelligence)に
関するIEEE議事録、第12巻、第8番、1990年8月を参照すること)。
【0140】 シグナチャフィールドは、図37に示されるように、関連付けられたデジタル
シグナチャ値883を有する。シグナチャフィールドのゾーンで捕捉される任意
のデジタルインクは、ペンの所有者のアイデンテティに関して自動的に検証され
、フィールドがその一部である書式のコンテンツのデジタルシグナチャは生成さ
れ、フィールドの値に割り当てられる。デジタルシグナチャは、書式を所有する
アプリケーションに特殊なペンユーザの私用のシグナチャキーを使用して生成さ
れる。オンラインシグナチャ検証は、十分に理解される(例えば、Plamon
don,RおよびG.Loretteの「自動シグナチャ検証および作者識別―
最先端技術(Automatic Signature Verificati
on and Writer Identification―The Sta
te of the Art)」、パターン認識(Pattern Recog
nition)、第22巻、第2号、1989年を参照すること)。
【0141】 フィールド要素は、その「非表示」属性が設定されている場合非表示である。
非表示フィールド要素はページ上に入力ゾーンを有さず、入力を受け入れない。
それは、フィールドを含む書式が提出されるときに書式データに含まれる関連つ
けられたフィールド値を有することがある。
【0142】 削除を示す取消し線などの「編集」コマンドも、書式フィールドで認識できる
【0143】 手書き認識アルゴリズムは、「オフライン」で(つまり、ペンマーキングのビ
ットマップだけに対するアクセスをもって)よりむしろ「オンライン」で(つま
り、ペンモーメントの動力に対するアクセスをもって)動作するため、それは作
者に依存するトレーニング段階なしに相対的に高い精度で実行され、別個に書き
込まれた(run−on discretely−written)文字を認識
することができる。しかしながら、手書きの作者に依存するモデルは、自動的に
経時的に生成され、必要な場合先頭で(up−front)生成できる。
【0144】 すでに述べられたように、デジタルインクはストロークの結果から成り立つ。
特定の要素のゾーンで開始する任意のストロークは、解釈のために準備が完了し
た、その要素のデジタルインクストリームに付加される。オブジェクトのデジタ
ルインクストリームに付加されない任意のストロークは、背景フィールドのデジ
タルインクストリームに付加される。
【0145】 背景フィールドで捕捉されるデジタルインクは、選択ジェスチャとして解釈さ
れる。実際の解釈はアプリケーションに特殊であるが、1つまたは複数のオブジ
ェクトの外接は、通常、境界線で囲まれたオブジェクトの品揃えとして解釈され
る。
【0146】 表2は、ネットページとのこれらの多様なペン対話を要約する。
【0147】
【表2】
【0148】 システムは、ペンごとに現在の選択を維持する。選択は、背景フィールドで捕
捉される最も最近のストロークだけから成り立つ。選択は、予測可能な動作を保
証するための非活動タイムアウト後にクリアされる。
【0149】 あらゆるフィールドで捕捉される未処理のデジタルインクは、ネットページペ
ージサーバで保持され、書式がアプリケーションに提出されるときに、書式デー
タとともにオプションで伝送される。これにより、アプリケーションは、それが
、手書きテキストの変換などの最初の変換を疑う場合に未処理デジタルインクを
調査できるようにする。これは、例えば、一定のアプリケーションに特殊な整合
性チェックに不合格となる書式のアプリケーションレベルでの人間の介入を含む
ことがある。これに対する拡張として、書式の全体的な背景領域は、描画フィー
ルドとして設計できる。それから、アプリケーションは、ユーザがそれらのフィ
ールドの外側で塗りつぶされたフィールドに対して修正を示してよかったと仮定
して、書式の明示的なフィールドの外側でのデジタルインクの存在に基づき、書
式を人間のオペレータに送ることを決定することができる。
【0150】 図38は、ネットページを基準にしてペン入力を取り扱うプロセスのフローチ
ャートを示す。プロセスは、ペンからストロークを(884で)受け取ること、
ストローク内のページID50が参照するページンスタンス830を(885)
で特定すること、そのゾーン58をストロークが交差するフォーマット済みの要
素839を(887で)特定すること、フォーマットされた要素がフィールド要
素に一致するかどうかを(888で)判断すること、および一致する場合には、
受け取られたストロークをフィールド値871のデジタルインクに(892で)
付加すること、フィールドの蓄積されたデジタルインクを(897で)解釈する
こと、およびフィールドがハイパーリンクされたグループ866の一部であるか
どうかを(894で)判断すること、および一部である場合には、関連付けられ
たハイパーリンクを(895で)活性化すること、フォーマットされた要素がハ
イパーリンク要素に一致するかどうかを(889で)代わりに判断すること、お
よび一致する場合(895で)対応するハイパーリンクを活性化すること、代わ
りに、入力フィールドまたはハイパーリンクがない場合には、(890で)受け
取られたストロークを背景フィールド833のデジタルインクに付加すること、
および登録サーバによって維持されるように、 現在のペンの現在の選択82
6に受け取られたストロークを(891で)コピーすることから成り立つ。
【0151】 図38aは、フィールドの蓄積されたデジタルインクがフィールドの型に応じ
て解釈される、図38で示されるプロセスでステップ893の詳細なフローチャ
ートを示す。プロセスは、フィールドがチェックボックスであるかどうか(89
6で)、およびデジタルインクがチェックマークを表すかどうかを(897で)
を判断すること、およびそうである場合には、真の値をフィールド値に(898
で)割り当てることと、代わりに、フィールドがテキストフィールドであるかど
うかを(899で)判断することと、およびそうである場合に、適切な登録サー
バの力を借りて(901で)デジタルインクをコンピュータテキストに変換する
ステップと、代わりにフィールドがシグナチャフィールドであるかどうかを(9
02で)判断することと、およびそうである場合、適切な登録サーバの力を借り
て、ペンの所有者のシグナチャとして(903で)デジタルインクを検証するこ
とと、やはり登録サーバの助けを借りて、対応する書式のコンテンツのデジタル
シグナチャを(904で)作成することと、対応するアプリケーションに関係す
るペン所有者の私用のシグナチャキーを使用することと、フィールド値にデジタ
ルシグナチャを(905で)割り当てることとから成り立つ。 1.7.3 ページサーバコマンド ページサーバコマンドは、ページサーバによって局所的に処理されるコマンド
である。それは、書式、ページおよび文書のインスタンスの上で直接的に動作す
る。
【0152】 ページサーバコマンド907は、図39で図示されるように、書式無効コマン
ド908、書式重複コマンド909、書式リセットコマンド910、書式ステー
タス取得コマンド911、ページ重複コマンド912、ページリセットコマンド
913、ページステータス取得コマンド917である場合がある。
【0153】 書式無効コマンドは、対応する書式インスタンスを無効にする。書式重複コマ
ンドは、対応する書式インスタンスを無効にしてから、フィールド値が保存され
た状態で、現在の書式インスタンスのアクティブな印刷済みコピーを作成する。
コピーは、オリジナルと同じハイパーリンクトランザクションIDを含むため、
オリジナルからアプリケーションで区別することはできない。書式リセットコマ
ンドは、対応する書式インスタンスを無効にしてから、フィールド値が廃棄され
た状態で書式インスタンスのアクティブな印刷済みコピーを生成する。書式ステ
ータス取得コマンドは、誰がそれを出版したのか、いつそれが印刷されたのか、
それが誰のために印刷されたのか、および書式インスタンスの書式ステータスを
含む、対応する書式インスタンスのステータスに関する印刷済みのレポートを作
成する。
【0154】 書式ハイパーリンクインスタンスはトランザクションIDを含むので、アプリ
ケーションは、新しい書式インスタンスを作成する上で含まれなければならない
。したがって、新しい書式インスタンスを要求するボタンは、典型的にはハイパ
ーリンクとして実現される。
【0155】 ページ重複コマンドは、対応するページンスタンスの印刷済みのコピーを、背
景フィールド値が保存された状態で作成する。ページが書式を含むか、あるいは
書式の一部である場合には、ページ重複コマンドは、書式重複コマンドとして解
釈される。ページリセットコマンドは、背景フィールド値が廃棄された状態で、
対応するページンスタンスの印刷済みのコピーを作成する。ページが書式を含む
場合、または書式の一部である場合には、ページリセットコマンドは書式リセッ
トコマンドとして解釈される。ページステータス取得コマンドは、誰がそれを出
版したのか、いつそれが印刷されたのか、それが誰のために印刷されたのか、お
よびそれが含む、またはそれが一部であるあらゆる書式のステータスを含む対応
するページンスタンスのステータスに関する印刷済みのレポートを作成する。
【0156】 あらゆるネットページで表示されるネットページロゴは、通常、重複ページ要
素と関連付けられている。
【0157】 ページンスタンスが、フィールド値が保存された状態で重複されると、フィー
ルド値はそのネイティブな書式で印刷される。つまり、チェックマークが標準チ
ェックマークグラフィックとして表示され、テキストがタイプセットテキストと
して表示される。図面およびシグナチャだけがその元の書式で表示され、シグナ
チャには、成功したシグナチャ検証を示す標準グラフィックが付随する。
【0158】 文書重複コマンドは、背景フィールド値が保存された状態で、対応する文書イ
ンスタンスの印刷済みコピーを作成する。文書があらゆる書式を含む場合には、
文書重複コマンドは、書式重複コマンドが行うのと同じように書式を重複する。
文書リセットコマンドは、背景フィールド値が廃棄された状態で、対応する文書
インスタンスの印刷済みコピーを作成する。文書があらゆる書式を含む場合には
、文書リセットコマンドが、書式リセットコマンドが行うのと同じように書式を
リセットする。文書ステータス取得コマンドは、誰がそれを出版したのか、いつ
それが印刷されたのか、それが誰のために印刷されたのか、およびそれが含むあ
らゆる書式のステータスを含む、対応する文書インスタンスのステータスに関す
る印刷済みのレポートを作成する。
【0159】 ページサーバコマンドの「オン選択済み(on selected)」属性が
設定される場合には、コマンドは、コマンドを含むページ上でよりむしろペンの
現在の選択によって特定されるページ上で動作する。これにより、ページサーバ
コマンドのメニューを印刷することができる。ターゲットページが設計されたペ
ージサーバコマンドのページサーバコマンド要素を含まない場合には、コマンド
は無視される。
【0160】 アプリケーションは、関連ページサーバコマンド要素をハイパーリンクされた
グループに埋め込むことによってアプリケーションに特殊な処理を提供すること
ができる。ページサーバは、ページサーバコマンドを実行するよりむしろ、ハイ
パーリンク済みのグループに関連付けられたハイパーリンクを活性化する。
【0161】 ページサーバコマンド要素は、「非表示」属性が設定される場合には非表示で
ある。非表示コマンド要素は、ページ上に入力ゾーンを有さないため、ユーザに
よって直接的には活性化できない。しかしながら、それは、そのページサーバコ
マンドにその「オン選択済み」属性が設定されている場合、別のページに埋め込
まれているページサーバコマンドを介して活性化することができる。 1.8 ネットページの標準的な特徴 好ましい書式では、各ネットページは、それがネットページであり、そのため
対話型プロパティを有することを示すために、底部にあるネットページロゴとと
もに印刷される。また、ロゴは、コピーボタンとしての役割も果たす。大部分の
場合、ロゴを押すと、ページのコピーが作成される。書式の場合、ボタンが書式
全体のコピーを作成する。そして、券またはクーポンなどの安全な文書の場合、
ボタンは説明メモまたは広告ページを導き出す。
【0162】 デフォルトの単一ページコピー機能は、関連するネットページページサーバに
よって直接的に処理される。特殊なコピー機能は、ロゴボタンをアプリケーショ
ンにリンクすることによって処理される。 1.9 ユーザヘルプシステム 好ましい実施形態では、ネットページプリンタは、「ヘルプ」と名前が付けら
れた単一ボタンを有する。押されると、それは、以下を含む、単一ページの情報
を導き出す。 ・プリンタ接続のステータス ・プリンタ消耗品のステータス ・トップレベルヘルプメニュー ・文書機能メニュー ・トップレベルネットページネットワークディレクトリ ヘルプメニューは、ネットページシステムの使用方法に関する階層マニュアル
を提供する。
【0163】 文書機能メニューは、以下の機能を含む。 ・文書のコピーを印刷する。 ・書式のきれいなコピーを印刷する。 ・文書のステータスを印刷する。
【0164】 文書機能は、単にボタンを押してから、文書の任意のページを触るだけで開始
される。文書のステータスが、誰がそれを出版したのか、およびいつ、誰に対し
てそれが送達されたのか、およびいつそれがその後、書式として提出されたのか
を示す。
【0165】 ネットページネットワークディレクトリを使用することにより、ユーザは、ネ
ットワーク上で出版物およびサービスの階層をナビゲーションすることができる
。代替策として、ユーザは、ネットページネットワーク「900」番「イエロー
ページ」に電話をかけ、人間のオペレータに話をすることができる。文書の種類
に応じて、出版社またはユーザは、小額の「イエローページ」サービス料金を支
払う。
【0166】 プリンタが印刷できない場合、ヘルプページは、明らかに使用できない。この
場合、「エラー」ライトが点灯し、ユーザはネットワーク上でリモート診断を要
求することができる。 2. 個人専用化された出版モデル 以下の記述では、ニュースは、ネットページシステム内での個人専用化機構を
図解するための規範的な出版例として使用される。ニュースは多くの場合、新聞
および時事解説誌ニュースの限られた意味で使用されているが、本文脈での意図
された範囲はさらに広い。
【0167】 ネットページシステムでは、ニュース出版物の編集コンテンツよび広告コンテ
ンツは、さまざまな機構を使用して個人専用化される。編集コンテンツは、読者
の明示的に述べられ、暗示的に捕捉された関心プロファイルに従って個人専用化
される。広告コンテンツは、読者の局所性およびデモグラフィックに従って個人
専用化される。
【0168】 2.1 編集の個人専用化 加入者は2種類のニュースソースを利用することができる。ニュース出版物は
出版者によって集められ、編集されるが、ニュースストリームは、ニュース出版
者または専門化したニュース集合体のどちらかによって集められる。ニュース出
版物は、典型的には、従来の新聞および時事解説誌に相当するが、ニューススト
リームは数多く、変化に富む場合がある。つまり、ニュースサービスからの「未
処理」ニュース供給、マンガの一片、フリーランスのライターのコラム、友人の
掲示板、または読者自身のe−メールである。
【0169】 ネットページ出版サーバは、複数のニュースストリームの集まりだけではなく
、編集済みのニュース出版物の出版をサポートする。該集まり、したがって読者
によってじかに選択されたニュースストリームのフォーマットを取り扱うことに
より、サーバは、それがそれ以外の場合には編集管理をできないページ上に広告
を掲載することができる。
【0170】 加入者は、1つまたは複数の寄与するニュース出版物を選択し、それぞれの個
人専用化されたバージョンを作成することによって日々の新聞を構築する。結果
として生じる毎日の版は、印刷され、単一の新聞にまとめて製本される。典型的
には、多様な数の家庭が、さまざまな日々の出版物を選択し、それらをカスタマ
イズすることによって、その異なる興味および嗜好を表現する。
【0171】 出版物ごとに、読者は、オプションで特定のセクションを選択する。毎日表示
されるセクションもあれば、週ごとに表示されるものもある。ニューヨークタイ
ムズ(The New York Times)からオンラインで入手可能な毎
日のセクションは、例えば、「ページワンプラス(Page One Plus
)」、「国内(National)」、「国際(International)
」、「オピニオン(Opinion)」、「ビジネス(Business)」、
「芸術/生活(Arts/Living)」、「技術(Technology)
」、および「スポーツ(Sports)」を含む。入手可能なセクションの集合
が、得フォルトの部分集合のように出版物に特殊である。
【0172】 読者は、それぞれが任意の数のニュースストリームを利用する、カスタムセク
ションを作成することによって毎日の新聞を拡張することができる。カスタムセ
クションは、e−メールおよび友人の発表(「個人(Personal)」)の
ために、あるいは特定のトピックのためのニュース供給(「警報(Alerts
)」または「クリッピング(Clippings)」をモニタするために作成さ
れることがある。
【0173】 セクションごとに、読者は、オプションで、そのサイズを質的に(例えば、短
い、中程度、または長い)または数値的に(つまり、そのページ数に対する制限
として)のどちらかで、所望される広告の配分を質的に(例えば、高、通常、低
、無)または数値的に(すなわちパーセンテージとして)指定する。
【0174】 読者は、大多数の短い方の記事または少数の長い方のきじに対する優先順位も
表す。それぞれの記事は、この優先順位をサポートするために、短い書式と長い
書式の両方で、理想的に書かれる(または編集される)。
【0175】 記事も、例えば、子供のバージョンおよび成人のバージョンを提供するために
、読者の予想される高度化に適合するためにさまざまなバージョンで書かれる(
または編集される)。適切なバージョンが、読者の年齢に応じて選択される。読
者は、その生物学的な年齢に優先する「読書年齢」を指定することができる。
【0176】 各セクションを構成する記事は、編集者により選択され、優先順位をつけられ
、それぞれに有効な有効期間が割り当てられる。デフォルトにより、それらは、
購読者の版の空間制約を条件として、優先順位順序で、すべての関連する購読者
に送達される。
【0177】 それが適切であるセクションでは、読者は、オプションで協力フィルタリング
を可能にしてよい。それから、これは十分に長い有効期間を有する記事に適用さ
れる。協力フィルタリングに適したそれぞれの記事は、記事の最後にあるレーテ
ィングボタンで印刷される。ボタンは、読者が記事を評価するために思い悩むこ
とをよりありそうにする容易な選択肢(例えば、「好む」および「好まない」)
を提供できる。
【0178】 したがって、高い優先順位および短い有効期間が設定された記事は、編集者に
よって必須読み物と有効に考えられ、大部分の関連購読者に送達される。
【0179】 読者は、オプションで、質的に(例えば、私を驚かせる、または私を驚かせな
い)、または数値的にのどちらかによって思わぬ発見をする才能(serend
ipity)係数を指定する。思わぬ発見をする才能の係数が高いと、協力フィ
ルタリング中の突き合わせに使用されるスレッショルドが低くなる。係数が高い
と、対応するセクションが読者の指定された容量まで満たされるのはよりありそ
うになる。別の思わぬ発見をする才能係数は、週の異なる曜日に指定できる。
【0180】 読者は、オプションでセクション内で特に関心のあるトピックを指定し、これ
が編集者によって割り当てられる優先順位を修正する。
【0181】 読者のインターネット接続の速度は、画像を送達できる品質に影響を及ぼす。
読者は、オプションで、さらに少ない画像またはさらに小さい画像、あるいは両
方に対する優先順位を指定する。画像の数またはサイズが削減されない場合には
、画像はより低い品質で(つまり、さらに低い解像度で、またはさらに大きな圧
縮で)送達されてよい。
【0182】 グローバルレベルでは、読者は、量、日付、時刻、および貨幣価値がどのよう
に局所化されるのかを指定する。これは、単位がインペリアルなのか、あるいは
メートル法なのか、局所時間帯および時刻フォーマット、および現地通貨、およ
び局所化が元の場所に(in situ)変換または注釈から成り立つかどうか
を指定することを含む。これらの優先順位は、デフォルトによって読者の局所性
から引き出される。
【0183】 視力が悪いことによって引き起こされる読書障害を削減するために、読者は、
オプションで、より大きな提示に対するグローバル優先順位を指定する。テキス
トと画像の両方とも相応して拡大縮小され、各ページにはより少ない情報が収容
される。
【0184】 ニュース出版物が出版される言語、およびその対応するテキスト符号化は、ユ
ーザによって表現される優先順位ではなく、出版物のプロパティである。しかし
ながら、ネットページシステムは、多様な外観で自動翻訳サービスを提供するよ
うに構成することができる。 2.2 広告局所化および目標設定 広告は、典型的には編集文脈を利用するために掲載されるため、編集コンテン
ツの個人専用化は、広告コンテンツに直接的に影響を及ぼす。例えば、旅行の広
告は、他の箇所より旅行のセクションにより表示されそうである。編集コンテン
ツの広告主にとって(したがって、出版者にとって)の価値は、正しいでもグラ
フィックスの大多数の読者を惹きつけるその能力にある。
【0185】 効果的な広告は、局所性およびでもグラフィックスに基づいて掲載される。局
所性は、特定のサービス、小売業者等、および地元コミュニティおよび環境に関
連付けられた特定の興味と関心に対する近接さを決定する。デモグラフィックス
は、ありそうな消費パターンだけではなく、一般的な関心および重大関心事も決
定する。
【0186】 ニュース出版者の最も収益の多い製品は広告「スペース」、つまり、出版者の
地理的なカバレージ、その読者層の規模、その読者層のでもグラフィックス、お
よび広告に使用可能なページ領域により決定される多次元エンティティである。
【0187】 ネットページシステムでは、ネットページ出版サーバは、出版物の地理的なカ
バレージ、セクションの読者層、各読者のセクションの版の規模、各読者の広告
割合、および各読者のでもグラフィックを考慮に入れ、セクションごとに、出版
物の販売可能な広告スペースの近似多次元サイズを計算する。
【0188】 他の媒体と比較して、ネットページシステムは、広告スペースをより詳細に定
義することを可能にし、そのさらに小さい部分を別個に販売できるようにする。
したがって、それは、その真の価値により近く販売することができる。
【0189】 例えば、同じ広告「スロット」は、複数の広告主に異なる割合で販売すること
ができ、個々の読者のページは、無作為に一人の広告主または別の広告主の広告
を受け取り、全体的に各広告主に販売される空間の割合を保存する。
【0190】 ネットページシステムにより、広告を詳細な製品情報およびオンライン購入に
直接的にリンクすることができる。したがって、それは広告空間の本来の価値を
高める。
【0191】 個人専用化および局所化は、ネットページ出版サーバによって自動的に処理さ
れるため、広告集合体は、地理学とデモグラフィックスの両方の幅広いカバレー
ジを任意に提供することができる。それ以降の分離は、それが自動的であるため
に効率的である。これにより、出版者が直接的に広告を取るより広告集合体と取
引する方がより費用対効果が高くなる。たとえ広告集合体が広告収益の割合を取
っているとしても、出版者は、収集の効率がさらに高いために変化が利益中立で
あることに気付く。広告集合体は、広告主と出版者の間の媒介者としての役割を
果たし、同じ広告を複数の出版物に掲載してよい。
【0192】 ネットページ出版物での広告掲載が、出版物の広告スペースはより複雑である
ため、出版の従来の相対物での広告掲載よりさらに複雑なことがあることに注意
する価値がある。広告主、広告集合体s、および出版者の間の交渉の完全な複雑
さを無視する一方で、好ましい書式のネットページシステムは、広告スペースの
自動オークションに対するサポートを含む、これらの交渉になんらかの自動化さ
れたサポートを提供する。自動化は、特に、小さな広告、またはきわめて局所化
された広告などの少額の収入を生じさせる広告の掲載に望ましい。
【0193】 いったん掲載が交渉されると、集合体は、広告を捕捉し、編集し、それをネッ
トワーク広告サーバに記録する。相応して、出版者は、関連するネットワーク出
版サーバに広告掲載を記録する。ネットページ出版サーバが各ユーザの個人専用
化された出版をレイアウトするとき、それはネットワーク広告サーバから関連広
告を選び出す。 2.3 ユーザプロファイル 2.3.1 情報フィルタリング ニュースおよびその他の出版物の個人専用化は、以下を含む、ユーザに特殊な
プロファイル情報の取り揃えに依存する。 ・出版物のカスタム化 ・協力フィルタリングベクタ ・連絡先詳細 ・優先順位提示 出版物のカスタム化は、典型的には出版物に特殊であるため、カスタム化情報
は、関連するネットページ出版サーバによって維持される。
【0194】 協力フィルタリングベクタは、数多くのニュースアイテムのユーザのレーティ
ングから成り立つ。それは、さまざまなユーザの興味を推薦を行う目的で相互関
連させるために使用される。任意の特定の出版物に関係なく単一の協力フィルタ
リングベクタを維持することに対する利点があるが、出版物ごとに別個のベクタ
を維持する方がより実践的である2つの理由がある。つまり、さまざまな出版物
の購読者のベクタ間より、同じ出版物の購読者のベクタ巻でより多くが重複する
可能性がある。および出版物は、そのユーザの協力フィルタリングベクタを、他
の画所では見つけられないそのブランドの価値の一部として提示することを希望
するだろう。したがって、協力フィルタリングベクタも、関連するネットページ
出版サーバによって維持される。
【0195】 氏名、住所、郵便番号、州、国、電話番号を含む連絡先詳細は、本来グローバ
ルであり、ネットページ登録サーバによって維持される。
【0196】 量、日付および時刻に対する優先順位を含む提示優先順位は、同様にグローバ
ルであり、同じように維持される。
【0197】 広告の局所化、ユーザの連絡先詳細に示される局所性に依存するが、広告の目
標設定は、誕生日、性別、婚姻関係の有無、収入、職業、教育などの個人的な情
報または年齢範囲と収入範囲などの質的な派生物に依存する。
【0198】 広告目的のためn個人情報を明らかにすることを選ぶそれらのユーザの場合、
情報は、関連するネットページ登録サーバによって維持される。このような情報
がない場合には、広告は、ユーザの郵便番号または郵便番号+4コードに関連付
けられたデモグラフィックスに基づいて目標設定することができる。
【0199】 各ユーザ、ペン、プリンタ、アプリケーションプロバイダおよびアプリケーシ
ョンには、独自の固有の識別子が割り当てられ、ネットページ登録サーバが、図
21、図22、図23および図24に図示されるように、その関係性を維持する
。登録目的では、出版者は、特別な種類のアプリケーションプロバイダであり、
出版物は特別な種類のアプリケーションである。
【0200】 各ユーザ800は、任意の数のプリンタ802を使用することを許可されてよ
く、各プリンタは、任意の数のユーザがそれを使用できるようにする。それぞれ
のユーザは、定期的な出版物がデフォルトによって送達される(66で)単一デ
フォルトプリンタを有するが、オンデマンドで印刷されるページは、ユーザが対
話しているプリンタを通して送達される。サーバは、ユーザがユーザのデフォル
トプリンタに印刷するのを出版者に許可したのかを追跡調査する。出版者は、任
意の特定のプリンタのIDを記録しないが、代わりにそれが必要とされるときに
IDを分解する。
【0201】 ユーザが出版物807を購読するとき、出版者806(つまり、アプリケーシ
ョンプロバイダ803)は、指定されたプリンタまたはユーザのデフォルトプリ
ンタに印刷することを許可される。この許可は、任意の時点でユーザによって呼
び出すことができる。各ユーザは、複数のペン801を有してよいが、ペンは単
一ユーザに特殊である。ユーザがある特定のプリンタを使用することを許可され
る場合には、そのプリンタはユーザのペンのどれかを認識する。
【0202】 ペンIDは、通常の方法で、DNSを介してある特定のネットページ登録サー
バによって維持される、対応するユーザプロファイルの位置を突き止めるために
使用される。
【0203】 ウェブ端末809がある特定のネットページプリンタで印刷することを許可す
ることができ、ウェブブラウジング中に遭遇されるウェブページおよびネットペ
ージ文書を、最も近いプリンタで便利に印刷できるようにする。
【0204】 ネットページシステムは、プリンタプロバイダの代わりに、プロバイダのプリ
ンタの上で印刷される出版物を通して儲けられる収入に対する料金および手数料
を徴収できる。このような収入は、広告料金、クリックスルー料金、e−コマー
ス手数料およびトランザクション料金を含むことができる。プリンタがユーザに
よって所有される場合には、ユーザはプリンタプロバイダである。
【0205】 各ユーザは、(前記段落に記述されたもののような)ミクロ借方および貸方を
蓄積するために使用されるネットページアカウント820、氏名、住所および電
話番号を含む連絡先詳細815、プライバシー、送達および局所化の設定値を含
むグローバル優先順位816、ユーザの符号化されたシグナチャ818、指紋8
19等を含む任意の数の生物測定レコード817、自動的にシステムによって維
持される手書きモデル819、およびe−コマース支払を行うことができるSE
T支払カードアカウント821も有する。 2.3.2 お気に入りリスト ネットページユーザは、「お気に入りのもの」のリスト922―ネットページ
ネットワーク上での有効な文書へのリンクを維持することができる。該リストは
、ユーザの代わりにシステムによって維持される。それは、その好ましい実施形
態が図41に示されているフォルダ924の階層として編成される。 2.3.3 履歴リスト システムは、各ユーザの代わりに、ネットページシステムを通してユーザによ
ってアクセスされる文書等に対するリンクを含む、履歴リスト929を維持する
。それは、その好ましい実施形態が図42のクラス図に示されている日付順のリ
ストとして編成される。 2.4 インテリジェントページレイアウト ネットページ出版サーバは、セクションごとに、自動的に、各ユーザの個人専
用化された出版物のページをレイアウトする。大部分の広告は事前にフォーマッ
トされた矩形の形をとるため、それらは、編集コンテンツの前にページに掲載さ
れる。
【0206】 セクションの広告比は、セクション内の個々のページでの大幅に変化する広告
比率で達成することができ、広告レイアウトアルゴリズムはこれを利用する。ア
ルゴリズムは、自作の屋根の修理に関する特集のために出版物の中に特に屋根ふ
き材用の広告を掲載するなど、密接に結び付けられた編集コンテンツと広告コン
テンツを同じ場所に配置することを試みるように構成される。
【0207】 その場合、テキストおよび関連付けられた画像とグラフィックスを含む、ユー
ザのために選択された編集コンテンツは、多様な美的規則に従ってレイアウトさ
れる。
【0208】 広告の選択及び編集コンテンツの選択を含む全体的なプロセスは、ユーザ述べ
られたセクションサイズの優先順位をさらに密接に達成しようとするために、い
ったんレイアウトが集まると反復されなければならない。しかしながら、セクシ
ョンサイズの優先順位は、経時的に平均で適合することができ、かなりの日によ
る変動を可能にする。 2.5 文書フォーマット 一端文書がレイアウトされると、それは、ネットページネットワークでの効率
的な分散および永続的な記憶のために符号化される。
【0209】 主要な効率機構は、単一のユーザの版に特定の情報および複数のユーザの版の
間で共用される情報の分離である。特定の情報はページレイアウトから成り立つ
。共用される情報は、画像、グラフィックスおよびテキストの部分を含む、ペー
ジレイアウトが参照するオブジェクトから成り立つ。
【0210】 テキストオブジェクトは、拡張可能スタイルシート言語(XSL)を使用して
拡張可能マークアップ言語(XML)で表される完全にフォーマットされたテキ
ストを含む。XSLは、テキストが設定されている領域とは無関係に、テキスト
に対する正確な制御を提供し、それは、子の場合、レイアウトによって提供され
ている。テキストオブジェクトは、自動変換を可能にするために埋め込まれた言
語、および段落フォーマットを補助するための埋め込まれたハイフネーションコ
ードを含む。
【0211】 画像オブジェクトは、JPEG2000ウェーブレットベースの圧縮画像フォ
ーマットで画像を符号化する。グラフィックオブジェクトは、スケーラブルベク
タグラフィックス(SVG)フォーマットで2Dグラフィックを符号化する。
【0212】 レイアウト自体は、一連の配置された画像オブジェクトおよびグラフィックオ
ブジェクト、テキストオブジェクトがそれを通って流れるリンクされたテキスト
フローオブジェクト、前述されたようなハイパーリンクフィールドと入力フィー
ルド、および水位標(watermark)領域から成り立つ。これらのレイア
ウトオブジェクトは、表3に要約される。レイアウトは、効率的な分散および記
憶に適したコンパクトフォーマットを使用する。
【0213】
【表3】
【0214】 2.6 文書分散 前述されたように、ネットページネットワーク上での効率的な分散および永続
的な記憶のために、ユーザに特殊なページレイアウトは、それが参照する共用さ
れているオブジェクトから分離される。
【0215】 購読されている出版物が分散される準備ができているとき、ネットページ出版
サーバは、ネットページIDサーバ12の助けを借りて、各ページの固有のID
、ページンスタンス、文書および文書インスタンスを割り当てる。
【0216】 サーバは、共用されているコンテンツの最適化されたコンテンツの集合を計算
し、部分集合ごとのマルチキャストチャネルを作成してから、そのレイアウトに
よって使用される共用コンテンツを搬送するだろうそれぞれのユーザに特殊なレ
イアウトにマルチキャストチャネルの名称でタグをつける。それから、サーバは
、適切なページサーバを介して、各ユーザのレイアウトを、そのユーザのプリン
タにポイントキャストし、ポイントキャスティングが完了すると、指定されたチ
ャネル上で共用されたコンテンツをマルチキャストする。そのポイントキャスト
を受信した後、各ページサーバおよびプリンタは、ページレイアウトで指定され
るマルチキャストチャネルを購読する。マルチキャスト中、各ページサーバおよ
びプリンタは、マルチキャストストリームから、そのページレイアウトによって
参照されるそれらのオブジェクトを抽出する。ページサーバは、受け取られたペ
ージレイアウトおよび共用コンテンツを永続的にアーカイブする。
【0217】 いったんプリンタが、そのページレイアウトが参照するすべてのオブジェクト
を受け取ると、プリンタは完全に取り込まれたレイアウトを作成し直してから、
それをラスタ化し、印刷する。
【0218】 通常の状況では、プリンタは、それらが送達できるより高速でページを印刷す
る。各ページの4分の1が画像で覆われていると仮定すると、平均ページは40
0KB未満のサイズを有する。そのため、プリンタは、その内部64MBメモリ
に、100枚を超えるこのようなページを保持することができ、一時的なバッフ
ァ等を可能にする。プリンタは、毎秒1頁の速度で印刷する。これは、400K
B、または毎秒3Mbitのページデータに同等であり、それはブロードバンド
ネットワーク上でのページデータ送達の最高予想速度に類似している。
【0219】 プリンタの用紙が不足するなどの異常な状況下でさえ、ユーザが、プリンタの
100枚の内部記憶容量が消耗される前に紙の供給を補充することができるらし
い。
【0220】 しかしながら、プリンタの内部メモリが一杯になると、プリンタは、それが最
初に発生するときにマルチキャストを利用することができないだろう。したがっ
て、ネットページ出版サーバは、プリンタが、再マルチキャストの要求を提出で
きるようにする。重大な数の要求が受け取られる、あるいはタイムアウトが発生
すると、サーバは、対応する共用オブジェクトを再マルチキャストする。
【0221】 いったん文書が印刷されると、プリンタは、そのページレイアウトおよびコン
テンツを関連ページサーバから検索することによって任意の時点で正確な複製を
作成することができる。 2.7 オンデマンド文書 ネットページ文書がオンデマンドで要求されると、それは個人専用化されず、
それは、それをネットページ文書としてフォーマットし直す指定されたネットペ
ージフォーマットサーバを介して送達される。ネットページフォーマットサーバ
は、ネットページ出版サーバの特殊なインスタンスである。ネットページフォー
マットサーバは、アドベ(Adobe)のポータブルドキュメントフォーマット
(PDF)、およびハイパテキスト・マーク付け言語(HTML)を含む、多様
なインターネット文書フォーマットの知識を有する。HTMLの場合、それは、
ウェブページを、目次付きの複数欄フォーマットで提示するためにさらに高い解
像度の印刷済みページを使用することができる。それは、自動的に、要求された
ページに直接的にリンクされたすべてのウェブページを含むことができる。ユー
ザは、この動作を優先順位を介して調整できる。
【0222】 ネットページフォーマットサーバは、その出所およびフォーマットが何であれ
、任意のインターネット文書で使用可能な対話性および永続性を含む標準ネット
ページ動作を作成する。それは、ネットページプリンタとネットページページサ
ーバの両方とは異なる文書フォーマットに関する知識を書くし、ネットページシ
ステムの知識をウェブサーバから隠す。 3.機密保護 3.1 暗号法 暗号法は、記憶装置内の、および転送中の機密情報を保護し、トランザクショ
ンに対して関係者を認証するために使用される広く一般的に使用されている2つ
のクラスの暗号法がある。つまり、秘密鍵暗号法および公開鍵暗号法である。ネ
ットページネットワークは、両方のクラスの暗号法を使用する。
【0223】 対称暗号法とも呼ばれる秘密鍵暗号法は、メッセージを暗号化し、復号するた
めに同じキーを使用する。メッセージの交換を希望する2つの関係者は、まず、
安全に秘密鍵を交換するために準備しなければならない。
【0224】 非対称暗号法とも呼ばれる公開鍵暗号法は、2つの暗号化鍵を使用する。該2
つの鍵は、一方の鍵を使用して暗号化された任意のメッセージが、他方の鍵を使
用してだけ復号できるような方法で数学的に関連付けられている。そこで、これ
らの鍵の一方は公開されるが、他方は秘密のままにされる。公開鍵は、秘密鍵の
保持者のために意図される任意のメッセージを暗号化するために使用される。い
ったん公開鍵を使用して暗号化されると、メッセージは、秘密鍵を使用してだけ
復号できる。このようにして2つの関係者は、まず秘密鍵を交換しなくてもメッ
セージを安全に交換することができる。秘密鍵が安全であることを保証するため
に、秘密鍵の保持者が鍵の組を生成することは普通である。
【0225】 公開鍵暗号法は、デジタルシグナチャを作成するために使用できる。秘密鍵の
保持者は、メッセージの既知のハッシュを作成し、秘密鍵を使用してハッシュを
暗号化することができる。それから、誰もが、暗号化されたハッシュが、公開鍵
を使用して暗号化されたハッシュを復号し、ハッシュをメッセージに突き合わせ
て検証することによって、その特定のメッセージに関して、秘密鍵の保持者の「
シグナチャ」を構成することを検証することができる。シグナチャがメッセージ
に付加されると、メッセージの受信者は、メッセージが本物であることと、それ
が転送中改変されていないことの両方を検証することができる。
【0226】 公開鍵暗号法を働かせるために、人格化を防止する公開鍵を分散する方法がな
ければならない。これは、通常、証明書および証明書権威を使用して行われる。
証明書権威とは、効果意見と誰かのアイデンテティの間の接続を認証する信頼さ
れたサードパーティである。証明書権威は、アイデンテティ文書を調べることに
より人物のアイデンテティを検証してから、人物のアイデンテティの詳細および
公開鍵を含むデジタル証明書を作成し、署名する。証明書権威を信頼する誰もが
、それが本物であるという高い確実性の度合いを持つ証明書中の公開鍵を使用す
ることができる。彼らは、ただ、証明書が、その公開鍵が周知である証明書権威
により実際に署名されたことを検証しなければならないだけである。
【0227】 大部分のトランザクション環境では、公開鍵暗号法は、デジタルシグナチャを
作成するため、および秘密セッション鍵を安全に交換するためにだけ使用される
。秘密鍵暗号法は、それ以外のすべての目的に使用される。
【0228】 以下の説明では、ネットページプリンタとサーバ間での情報の安全な伝送が参
照されると、実際に起こることとは、プリンタがサーバの証明書を入手し、証明
書権威に関してそれを認証し、証明書の中の公開鍵−交換鍵を使用し、サーバと
秘密セッション鍵を交換してから、メッセージデータを暗号化するために秘密セ
ッション鍵を使用するということである。セッション鍵は、定義により、任意の
短い有効期間を有することがある。 3.2 ネットページプリンタ機密保護 各ネットページプリンタには、プリンタの読取り専用メモリ、およびネットペ
ージ登録サーバデータベースに記憶される製造時に1組の固有の識別子が割り当
てられる。第1ID62は公開であり、ネットページネットワーク上で固有にプ
リンタを特定する。第2IDは秘密であり、プリンタが最初にネットワークで登
録されるときに使用される。
【0229】 インストール後にプリンタがネットページネットワークに初めて接続するとき
、それは、シグナチャ公開/秘密鍵組を作成する。それは秘密IDおよび公開鍵
をネットページ登録サーバに安全に伝送する。サーバは、秘密IDを、そのデー
タベースに記録されるプリンタの秘密IDに比較し、IDが一致する場合に登録
を受け入れる。それから、それはプリンタの公開IDおよび公開シグナチャ鍵を
含む証明書を作成し、署名し、証明書を登録データベースに記憶する。
【0230】 ネットページ登録サーバは、それがプリンタアイデンテティを検証できるよう
にする秘密情報へのアクセスを有するので、ネットページプリンタ用の証明書権
威としての役割を果たす。
【0231】 ユーザがある出版物を購読すると、レコードが、ネットページ登録サーバデー
タベースに作成され、出版者が、ユーザのデフォルトプリンタまたは指定された
プリンタに出版物を印刷することを許可する。ページサーバを介してプリンタに
送信されるあらゆる文書は、ある特定のユーザにアドレス指定され、出版者の秘
密シグナチャ鍵を使用して出版者によって署名される。ページサーバは、登録デ
ータベースを介して、出版者が、指定されたユーザに出版物を送達することを許
可されることを検証する。ページサーバは、登録データベースに記憶される出版
者の証明書から得られる出版者の公開鍵を使用してシグナチャを検証する。
【0232】 ネットページ登録サーバは、それらの要求がプリンタに登録されるペンを介し
て始動される限り、印刷許可をデータベースに追加するという要求を受け入れる
。 3.3 ネットページペン機密保護 それぞれのネットページペンには、ペン内の読取り専用メモリに、およびネッ
トページ登録サーバデータベースに記憶される固有の識別子を製造時に割り当て
られる。ペンID61は、ネットページネットワーク上でペンを固有に特定する
【0233】 ネットページペンは、数多くのネットページプリンタを「知る」ことができ、
プリンタは数多くのペンを「知る」ことができる。ペンは、それがプリンタの範
囲内にあるときは必ず、無線周波数信号を介してプリンタと通信する。いったん
ペンおよびプリンタが登録されると、それらは定期的にセッション鍵を交換する
。ペンがデジタルインクをプリンタに伝送すると必ず、デジタルインクは、適切
なセッション鍵を使用して、つねに暗号化される。デジタルインクは、決して平
文で伝送されない。
【0234】 ペンは、プリンタIDによって索引が付けられる、それが知っているあらゆる
プリンタのためにセッション鍵を記憶し、プリンタは、ペンIDによって索引が
付けられる、それが知っているあらゆるペンのためにセッション鍵を記憶する。
両方とも、セッション鍵に大きいが有限の記憶容量を有し、必要ならば、最も最
近にではなく使用された順でセッション鍵を忘れるだろう。
【0235】 ペンがプリンタの範囲内に入って来ると、ペンおよびプリンタは、それらが互
いを知っているかどうかを発見する。それらが互いを知らない場合には、プリン
タは、それがペンを知っていると考えられているかどうかを判断する。これは、
例えば、ペンが、プリンタを使用するために登録されるユーザに属するためであ
る場合がある。プリンタがペンを知ると意図されていない場合には、それは、ペ
ンが充電カップに入れられるまでそれを無視するためにペンと同意し、その時点
でそれは登録手順を開始する。
【0236】 その公開IDに加えて、ペンは、秘密鍵−交換鍵を含む。鍵−交換鍵は、製造
時にネットページ登録サーバデータベースにも記録される。登録中、ペンはその
ペンIDをプリンタに伝送し、プリンタはペンIDをネットページ登録サーバに
伝送する。サーバは、プリンタおよびペンが使用するためのセッション鍵を生成
し、該セッション鍵をプリンタに安全に伝送する。それは、また、ペンの鍵−交
換鍵で暗号化されるセッション鍵のコピーも伝送する。プリンタは、ペンIDに
よって索引が付けられるセッション鍵を内部に記憶し、ペンに暗号化されたセッ
ション鍵を伝送する。ペンは、内部で、プリンタIDによって索引がつけられた
セッション鍵を記憶する。
【0237】 偽物のペンは、ペン登録プロトコルでペンを人格化できるが、本物のペンだけ
が雨林多によって伝送されるセッション鍵を復号することができる。
【0238】 過去に未登録のペンが初めて登録されると、それは、それがユーザにリンクさ
れるまで、限られた役立つ。登録されたが、「所有されていない」ペンは、ネッ
トページユーザおよびペン登録の書式を要求し、記入するか、新しいペンが自動
的にリンクされる新しいユーザを登録するか、あるいは新しいペンを既存のユー
ザに追加するためにだけ使用することができる。
【0239】 ペンは、ペンの中でのハードウェア性能制約のために、公開鍵暗号化よりむし
ろ秘密鍵を使用する。
【0240】 3.4 安全な文書 ネットページシステムは、券およびクーポンなどの安全な文書の送達をサポー
トする。ネットページプリンタは、水位標を印刷するための機構を含むが、適切
に許可される出版者からの要求時にだけそのようにするだろう。出版者は、プリ
ンタが認証できる、その証明書中の水位標を印刷するためのその権威を示す。
【0241】 「水位標」印刷プロセスは、ページの指定された「水位標」領域内での代替デ
ィザ級数を使用する。背中合わせのページは、印刷時に一致する鏡像水位標領域
を含む。奇数ページおよび偶数ページの水位標領域で使用されるディザ行列は、
領域がともに見られ、印刷された用紙を通して見ることによって達成されるとき
に、干渉影響を生じさせるように設計されている。
【0242】 影響は、ページの片側だけを見るときに可視ではなく、ページが通常の手段で
コピーされると失われるという点で水位標に類似する。
【0243】 安全な文書のページは、第1.9項に説明されたように記述される内蔵ネット
ページコピー機構を使用してコピーすることはできない。これは、ネットページ
認識写真複写機上でネットページをコピーすることに拡張する。
【0244】 安全な文書は、典型的にはe−コマーストランザクションの一部として生成さ
れる。したがって、それらは、第2項で記述されたように、ユーザがネットペー
ジ登録サーバで生物測定情報を登録したときに捕捉されたユーザの写真を含むこ
とがある。
【0245】 安全なネットワーク文書を提示されると、受信者は、通常の方法でそのステー
タスを要求することによってその確実性を検証できる。安全な文書の固有のID
は文書の有効期間に有効なだけであり、安全な文書IDは、日和見主義の捏造者
によるそれらの予測を防止するために非連続的に割り当てられる。安全な文書検
証ペンは、容易な提示の点文書検証をサポートするために、検証失敗時に内蔵フ
ィードバックで作成できる。
【0246】 明らかに、水位標も、ユーザの写真も暗号法的な意味では安全ではない。それ
らは偶然の捏造に対するかなりの障害物となるにすぎない。特に検証ペンを使用
するオンライン文書検証は、それが必要とされているが、依然としてまったく捏
造に免疫がない、機密保護の追加レベルを提供する。 3.5 非放棄 ネットページシステムでは、ユーザによって提出される書式は、確実に書式ハ
ンドラに送達され、ネットページページサーバに永続的にアーカイブされる。し
たがって、受信者が送達を放棄することは不可能である。
【0247】 第4項に記述されるように、システムを通したE−コマース支払も、受取人が
放棄することができない。 4.電子商取引モデル 4.1 安全な電子トランザクション(SET) ネットページシステムは、その支払システムの内の1つとして、マスターカー
ド(MasterCard)とビサ(Visa)によって開発された安全電子ト
ランザクション(SET)システムを使用し、支払カードの周辺で編成され、こ
れが用語に反映される。システムの多くは、使用されているアカウントの型とは
無関係である。
【0248】 SETでは、カード保持者および商人は、証明書権威で登録し、その公開シグ
ナチャ券を含む証明書とともに発行される。証明書権威は、適宜にカード発行者
とカード保持者の登録詳細を検証し、適宜に獲得者と商人の登録詳細を検証する
。カード保持者および承認は、それぞれの秘密シグナチャ鍵をそのコンピュータ
上に安全に記憶する。支払プロセスの間、これらの証明書は、商人とカード保持
者を相互に認証し、それら両方を支払ゲートウェイに認証するために使用される
【0249】 部分的にはカード保持者の鍵および証明書の保守は煩わしいと考えられるため
、SETは、まだ幅広く採用されていない。カード保持者の鍵および証明書をサ
ーバで維持し、パスワードを介してカード保持者のアクセスを提供する当座の解
決策は、ある程度の成功をおさめた。 4.2 SET支払 ネットページシステムでは、ネットページ登録サーバは、SET支払トランザ
クションでネットページユーザ(つまり、カード保持者)の代理としての機能を
果たす。
【0250】 ネットページシステムは、ユーザを認証し、SET支払を認証するために生物
測定を使用する。システムはペンベースであるため、使用されている生物測定は
、時間で変化するペン位置および圧力から成り立つ、ユーザのオンラインシグナ
チャである。指紋生物測定は、さらに費用は高くなるが、指紋センサをペンの中
に設計することによって使用できる。使用されている生物測定だけが、システム
の認証態様ではなく、生物測定の捕捉に影響を及ぼさない。
【0251】 SET支払を行うことができる第1ステップは、ネットページ登録サーバで、
ユーザの生物測定を登録することである。これは、例えば、銀行などの、ユーザ
のアイデンテティが検証されるのと同時に生物測定を捕捉できる、管理された環
境でなされる。生物化学は、ユーザのレコードにリンクされている登録データベ
ース内で捕捉、記憶される。ユーザの写真もオプションで捕捉され、レコードに
リンクされる。SETカード保持者登録プロセスが完了し、その結果生じる秘密
シグナチャ鍵および証明書がデータベースに記憶される。ユーザの支払カード情
報も記憶され、ネットページ登録サーバに任意のSET支払トランザクションで
ユーザの代理としての役割を果たすのに十分な情報を与える。
【0252】 ユーザが、支払を完了するために、例えば、ネットページ注文書に署名するこ
とによって最終的に生物測定を供給すると、プリンタは順位情報、ペンID、お
よび生物測定データを安全にネットページ登録サーバに伝送する。サーバは、ペ
ンIDによって特定されるユーザに関して生物測定を検証し、それから、SET
支払トランザクションを完了する上でユーザの代理としての役割を果たす。 4.3 ミクロ支払 ネットページシステムは、ユーザが、オンデマンドで廉価な文書を印刷するた
め、および著作権文書をコピーするため、およびおそらく、またはユーザが印刷
広告材で生じた費用を償還することができるようにする。後者は、すでにユーザ
に与えられている助成金のレベルに応じる。
【0253】 ユーザがe−コマースのために登録すると、ミクロ支払を集めるネットワーク
アカウントが確立される。ユーザは定期的にステートメントを受け取り、標準支
払機構を使用して任意の未決借方残高を決済できる。
【0254】 ネットワークアカウントは、やはりそれ以外の場合には個々のステートメント
という形でユーザに提示されるだろう定期刊行物の購読料金を集めるために拡張
できる。 4.4 トランザクション ユーザがある特定のアプリケーションコンテキストでネットページを要求する
と、アプリケーションは、ユーザに特殊なトランザクションID55をページ内
で埋め込むことができる。それ以降のページを通した入力は、トランザクション
IDでタグが付けられ、そのアプリケーションは、それにより、ユーザ入力に適
切なコンテキストを確立することができる。
【0255】 しかしながら、入力が、ユーザに特定ではないページを通って発生すると、ア
プリケーションは、コンテキストを確立するためにユーザの固有のアイデンテテ
ィを使用しなければならない。典型的な例は、事前に印刷されたカタログページ
からユーザの仮想「ショッピングカート」の中にアイテムを追加することを含む
。しかしながら、ユーザのプライバシーを保護するために、ネットページシステ
ムに既知である固有のユーザID60は、アプリケーションに対して公表されな
い。これは、さまざまなアプリケーションプロバイダが、無関係に蓄積された動
作データを容易に相互関連させるのを防ぐためである。
【0256】 ネットページ登録サーバは、代わりに、図24に示されるように、固有のエイ
リアスID65を介して、ユーザとアプリケーションの匿名関係性を維持する。
ユーザが「登録された」属性でタグが付けられたハイパーリンクを活性化すると
、必ずネットページページサーバはネットページ登録サーバに、ペンID61と
ともに関連付けられたアプリケーションをエイリアスID65に変換するように
依頼する。それから、エイリアスIDは、ハイパーリンクのアプリケーションに
提出される。
【0257】 アプリケーションは、エイリアスIDによって索引付けられている状態情報を
維持し、ユーザのグローバルアイデンテティの知識なしにユーザに特殊な状態情
報を検索することができる。
【0258】 また、システムは、ユーザのアプリケーションのそれぞれに独立した証明書お
よび秘密シグナチャ鍵を維持し、それが、アプリケーションに特殊な情報だけを
使用してユーザの代わりにアプリケーショントランザクションに署名できるよう
にする。
【0259】 システムが製品バーコード(UPC)「ハイパーリンク」活性化を送る上でシ
ステムを補助するために、システムは、任意の数の製品の種別に関してユーザの
代わりにお気に入りのアプリケーションを記録する。
【0260】 各アプリケーションは、アプリケーションプロバイダと関連付けられ、システ
ムは、各アプリケーションプロバイダの代わりにアカウントを維持し、それがク
リックスルー料金等に関してプロバイダを貸方記入、借方記入できるようにする
【0261】 アプリケーションプロバイダは、定期刊行物購読コンテンツの出版者である場
合がある。システムは、出版の予想頻度だけではなく、ユーザの購読されている
出版物を受け入れる、やる気も記録する。 4.5 リソース記述および著作権 リソース記述クラス図の好ましい実施形態は、図40に示されている。
【0262】 各文書およびコンテンツオブジェクトは、1つまたは複数のリソース記述84
2によって記述されてよい。リソース記述は、電子リソースの発見を容易にする
ように設計されるダブリンコア(Dublin Core)メタデータ要素集合
を使用する。ダブリンコアメタデータは、ワールドワイドウェブコンソーシウム
(W3C)リソース記述フレームワーク(RDF)に準拠する。
【0263】 リソース記述は、権利保持者920を特定してよい。ネットページシステムは
、ユーザが著作権コンテンツを印刷するときに、著作権料金をユーザから権利保
持者に自動的に転送する。 5. 通信プロトコル 通信プロトコルは、エンティティ間での順序付けられたメッセージの交換を定
義する。ネットページシステムでは、ペン、プリンタ、およびサーバなどのエン
ティティが、ネットページシステムとのユーザの対話を協調して取り扱うために
、定められたプロトコルの集合を活用する。
【0264】 各プロトコルは、水平寸法が、メッセージフローの長さを表すために使用され
、垂直寸法が時間を表すために使用される結果図によって図解される。各エンテ
ィティは、エンティティの名称およびエンティティのライフラインを表す垂直欄
を含む矩形によって表される。エンティティが存在する時間中、ライフラインは
破線として示される。エンティティがアクティブである時間中、ライフラインは
二重線として描かれる。ここで考えられるプロトコルは、エンティティを作成し
たり、破壊したりしないため、ライフラインは、通常、エンティティがプロトコ
ルに参加するのをやめるとすぐに、ライフラインが一般的に短く切られている。 5.1 加入送達プロトコル 加入送達プロトコルの好ましい実施形態は図43に示されている。
【0265】 多数のユーザが、定期刊行物の出版物を購読してよい。それぞれのユーザの版
は、異なるようにレイアウトされてよいが、多くのユーザの版が、テキストオブ
ジェクトおよび画像オブジェクトなどの共通コンテンツを共用するだろう。した
がって、購読送達プロトコルは、ポイントキャストを介して個々のプリンタに文
書構造を送達するが、マルチキャストを介して共用コンテンツオブジェクトを送
達する。
【0266】 アプリケーション(つまり、出版者)は、最初に、IDサーバ12から文書ご
とに文書ID51を得る。それから、それは、その文書IDおよびページ記述を
含む各文書構造体を、文書の新規に割り当てられたIDを担当するページサーバ
10に送信する。それは、専用のアプリケーションID64、加入者エイリアス
ID65、およびマルチキャストチャネル名の関連する集合を含む。それは、そ
の秘密シグナチャ鍵を使用してメッセージに署名する。
【0267】 ページサーバは、登録サーバから、対応するユーザID60、(アプリケーシ
ョンのために明示的に選択されてよい、あるいはユーザのデフォルトプリンタで
あってよい)ユーザの選択されたプリンタID62、およびアプリケーションの
証明書を得るためにアプリケーションIDおよびエイリアスIDを使用する。
【0268】 アプリケーションの証明書により、ページサーバは、メッセージシグナチャを
検証できる。ページサーバの登録サーバへの要求は、アプリケーションIDおよ
びエイリアスIDが加入808をともに特定しない場合に失敗する。
【0269】 それから、ページサーバは文書およびページンスタンスIDを割り当て、ペー
ジID50を含むページ記述をプリンタに送信する。それは、プリンタが傾聴す
るために、マルチキャストチャネル名の関連する集合を含む。
【0270】 それから、それは、新規に割り当てられたページIDを将来の参照のためにア
プリケーションに戻す。
【0271】 いったんアプリケーションが、関連するページサーバを介して、文書構造体の
すべてを加入者の選択したプリンタに分散すると、それは過去に選択されたマル
チキャストチャネルで共用されたオブジェクトの多様な部分集合をマルチキャス
トする。ページサーバとプリンタの両方とも、適切なマルチキャストチャネルを
モニタし、その必要とされるコンテンツオブジェクトを受け取る。それから、そ
れらは、過去にポイントキャストされた文書構造体を取り込むことができる。こ
れにより、ページサーバは、複雑な文書をそのデータベースに追加するのに役立
ることができるようになり、それはプリンタが文書を印刷できるようにする。 5.2 ハイパーリンク活性化プロトコル ハイパーリンク活性化プロトコルの好ましい実施形態は、図45に示されてい
る。
【0272】 ユーザがネットページペンでネットページの上をクリックすると、ペンはクリ
ックを最も近いネットページプリンタ601に通信する。クリックはページおよ
びページ上の場所を特定する。プリンタは、ペン接続プロトコルからペンのID
61を、すでに知っている。
【0273】 プリンタは、DNSを介して、ある特定のページID50を処理するページサ
ーバ10aのネットワークアドレスを突き止める。該アドレスは、ユーザが最近
同じページと対話したのであればすでにキャッシュ内にあってよい。それから、
プリンタはペンID、専用のID62、ページID、およびクリック場所をペー
ジサーバに転送する。
【0274】 ページサーバは、ページIDによって特定されるページ記述5をロードし、存
在する場合クリックがどの入力要素ゾーン58にあるかを判断する。関連する入
力要素がハイパーリンク要素844であると仮定する場合には、ページサーバは
、関連付けられたアプリケーションID64とリンクID54を得て、DNSを
介して、アプリケーション71のホストとして働くアプリケーションサーバのネ
ットワークアドレスを決定する。
【0275】 ページサーバは、登録サーバ11から対応するユーザID60を得るためにペ
ンID61を使用し、それから大局的に固有のハイパーリンク要求IDを割り当
て、ハイパーリンク要求934を構築する。ハイパーリンク要求クラス図は、図
44に示されている。ハイパーリンク要求は、要求するユーザとプリンタのID
を記録し、クリックされたハイパーリンクインスタンス862を特定する。それ
から、ページサーバは、独自のサーバID53、ハイパーリンク要求ID、およ
びリンクIDをアプリケーションに送信する。
【0276】 アプリケーションは、アプリケーションに特殊な論理に従って応答文書を作成
し、IDサーバ12から文書ID51を得る。それから、それは、要求側ページ
サーバのIDおよびハイパーリンク要求IDとともに、文書の新規に割り当てら
れたIDを担当するページサーバ10bに文書を送信する。
【0277】 第2ページサーバは、対応するユーザIDおよびプリンタID62を得るため
に、ハイパーリンク要求IDおよびアプリケーションIDを第1ページサーバに
送信する。第1ページサーバは、ハイパーリンク要求が期限切れとなった、ある
いは別のアプリケーション用である場合、要求を拒絶する。
【0278】 第2ページサーバは、文書インスタンスおよびページID50を割当て、新規
に割り当てられたエージIDをアプリケーションに戻し、完全な文書を独自のデ
ータベースに追加し、最終的にページ記述を要求側プリンタに送信する。
【0279】 ハイパーリンクインスタンスは、有意義なトランザクションID55を含んで
よく、その場合、第1ページサーバが、アプリケーションに送信されるメッセー
ジ内にトランザクションIDを含む。これにより、アプリケーションは、ハイパ
ーリンク活性化用の取らんザクションに特殊なコンテキストを確立できるように
する。
【0280】 ハイパーリンクがユーザエイリアスを必要とする場合、つまり、その「必要と
される属性」が設定される場合、第1ページサーバは、ペンID61とハイパー
リンクのアプリケーションID64の両方を単にペンIDに対応するユーザID
だけではなく、アプリケーションIDおよびユーザIDに一致するエイリアスI
D65も得るために送信する。それは、アプリケーションに送信されるメッセー
ジにエイリアスIDを含み、アプリケーションが、ユーザに特殊なコンテキスト
をハイパーリンク活性化のために確立できるようにする。 5.3 手書き認識プロトコル ユーザがネットページペンを用いてネットページ上でストロークを描画すると
き、ペンはストロークを最も近いネットページプリンタに通信する。ストローク
はページ、およびページ上の経路を特定する。
【0281】 プリンタは、ペンID61、専用のプリンタID62、ページID50および
ストローク経路をページサーバ10へ通常の方法で転送する。
【0282】 ページサーバは、ページIDによって特定されるページ記述5をロードし、存
在する場合には、ストロークがどの入力要素のゾーン58を交差するのかを判断
する。関連する入力要素がテキストフィールド878であると仮定すると、ペー
ジサーバは、ストロークをテキストフィールドのデジタルインクに付加する。
【0283】 テキストフィールドのゾーンの中の非活動期間の後に、ページサーバは、解釈
のために、ペンIDおよび未決ストロークを登録サーバ11に送信する。登録サ
ーバは、ペンに対応するユーザを特定し、ユーザの蓄積された手書きモデル82
2を使用し、手書きテキストとしてストロークを解釈する。いったんそれがスト
ロークをテキストに変換すると、登録サーバはテキストを要求側ページサーバに
戻す。ページサーバは、テキストをテキストフィールドのテキスト値に付加する
。 5.4 シグネチャ検証プロトコル そのゾーンをストロークが交差する入力要素がシグナチャフィールド880で
あると仮定すると、ページサーバ10は、ストロークをシグナチャフィールドの
デジタルインクに付加する。
【0284】 シグナチャフィールドのゾーンの中の非活動期間の後に、ページサーバは、検
証のためにペンID61よび未決ストロークを登録サーバ11に送信する。それ
は、書式ID56および書式のカレントデータコンテンツだけではなく、シグナ
チャフィールドがその一部である書式と関連付けられたアプリケーションID6
4も送信する。登録サーバは、ペンに対応するユーザを特定し、ユーザの動的シ
グナチャ生物測定818を使用し、ユーザのシグナチャとしてストロークを検証
する。いったんそれがシグナチャを検証すると、登録サーバはアプリケーション
ID64およびユーザID60を使用し、ユーザのアプリケーションに特殊な秘
密シグナチャ鍵を特定する。それから、それは鍵を使用し、書式データのデジタ
ルシグナチャを生成し、デジタルシグナチャを要求側ページサーバに戻す。ペー
ジサーバは、デジタルシグナチャをシグナチャフィールドに割り当て、関連付け
られた書式のステータスを凍結に設定する。
【0285】 デジタルシグナチャは、対応するユーザのエイリアスID65を含む。これに
より、単一フォームは複数のユーザのシグナチャを捕捉できるようになる。 5.5 書式提出プロトコル 書式提出プロトコルの好ましい実施形態は、図46に示される。
【0286】 書式提出は、書式ハイパーリンク活性化を介して発生する。それは、このよう
にして、いくつかの書式に特殊な追加とともに、第5.2項に定義されるプロト
コルに続く。
【0287】 書式ハイパーリンクの場合、ページサーバ10によってアプリケーション71
に送信されるハイパーリンク活性化メッセージは、書式ID56および書式のカ
レントデータコンテンツも含む。書式があらゆるシグナチャフィールドを含む場
合には、アプリケーションは、対応するデジタルシグナチャに関連付けられるエ
イリアスID65を抽出し、対応する証明書を登録サーバ11から得ることによ
ってそれぞれ1つを検証する。 5.6 手数料支払プロトコル 手数料支払プロトコルの好ましい実施形態は、図47に示される。
【0288】 e−コマース環境においては、料金および手数料は、アプリケーションプロバ
イダから出版者にクリックスルー、トランザクションおよび販売で支払うことが
できる。料金に対する手数料および手数料に対する手数料も、出版者からプリン
タのプロバイダに支払うことができる。
【0289】 ハイパーリンク要求ID52は、料金または手数料貸方を、ターゲットアプリ
ケーションプロバイダ70a(例えば、商人)からソースアプリケーションプロ
バイダ70b(つまり、出版者)に、およびソースアプリケーションプロバイダ
70bからプリンタプロバイダ72に送るために使用される。
【0290】 ターゲットアプリケーションは、第5.2項に記述されたように、ハイパーリ
ンクが最初に起動されると、ページサーバ10からハイパーリンク要求IDを受
け取る。ターゲットアプリケーションがソースアプリケーションプロバイダを貸
方記入する必要があるとき、それはアプリケーションプロバイダ貸方を、ハイパ
ーリンク要求IDとともに、元のページサーバに送信する。ページサーバは、ソ
ースアプリケーションを特定するためにハイパーリンク要求IDを使用し、貸方
を、ソースアプリケーションID64、専用サーバID53、およびハイパーリ
ンク要求IDとともに関連する登録サーバ11に送信する。登録サーバは、対応
するアプリケーションプロバイダのアカウント827を貸方記入する。それは、
アプリケーションプロバイダにも通知する。
【0291】 アプリケーションプロバイダがプリンタプロバイダを貸方記入する必要がある
場合、それはプリンタプロバイダ貸方を、ハイパーリンク要求IDとともに元の
ページサーバに送信する。ページサーバは、プリンタを特定するためにハイパー
リンク要求IDを使用し、プリンタIDとともに関連する登録サーバに貸方を送
信する。登録サーバは、対応するプリンタプロバイダアカウント814を貸方記
入する。
【0292】 ソースアプリケーションプロバイダは、オプションで、ターゲットアプリケー
ションプロバイダのアイデンテティを通知され、プリンタプロバイダはソースア
プリケーションプロバイダのアイデンテティを通知される。 6. ネットページペン記述 6.1 ペン機構 図8および図9を参照すると、通常、参照番号101により示されるペンは、
ペン構成部品を取り付けるための内部空間104を画定する壁103を有するプ
ラスチック成形物の形を取るハウジングを含む。ペントップ105は、ハウジン
グ102の一方の端部106に回転自在に取り付けられ運転中である。半透明カ
バー107は、ハウジング102の反対側の端部108に固定される。該カバー
107も成形済みプラスチック製であり、ユーザがハウジング102内に取り付
けられているLEDのステータスを見ることができるために、半透明の材料から
形成されている。カバー107は、実質的にはハウジング102の端部108を
取り囲む主要なパーツ109および主要なパーツ109から後方へ突き出し、ハ
ウジング102の壁103の中に形成される対応するスロット111の中に嵌る
主要なパーツ109を含む。無線アンテナ112は、ハウジング102内で突出
する部分110の後に取り付けられている。カバー107の上で開口113Aを
取り囲むネジ山113は、対応するねじ山115を含む、金属端部部品114を
受け入れるように配列される。金属端部部品114は、インクカートリッジ交換
を可能にするための取外し可能である。
【0293】 やはりカバー107内に取り付けられているのは、撓みやすいPCB117上
の三色ステータスLED116である。アンテナ112は、該撓みやすいPCB
117の上にも取り付けられている。ステータスLED116は、良好な全般に
渡る可視性のためにペン101の上部に取り付けられる。
【0294】 ペンは、通常のマーキングインクとしてと、非マーキングスタイラスとしての
両方として動作できる。ペン先119付きのインクペンカートリッジ118、お
よびスタイラスペン先121付きのスタイラス120は、ハウジング102内に
並べて取り付けられる。インクカートリッジペン先119またはスタイラスペン
先121のどちらかは、ペントップ15の回転により、金属端部部品114の開
いている端部1122を通して前方にもたらすことができる。それぞれのスライ
ダブロック123と124は、それぞれ、インクカートリッジ118とスタイラ
ス120に取り付けられる。回転自在のカムバレル125は、運転中のペントッ
プ105に固定され、それとともに回転するように準備される。該カムバレル1
25は、カムバレルの壁181の中のスロットという形でカム126を含む。ス
ライダブロック123と124から突き出しているカムフォロア127と128
は、カムバレルの壁181内のスロットという形のカム126を含む。スライダ
ブロック123と124から突き出しているカムフォロア127と128は、か
むスロット126内に収まる。カムバレル125の回転時、スライダブロック1
23または124は、ペン先119またはスタイラスペン先121のどちらかを
金属端部部品114内の穴122を通して突き出すために互いを基準にして移動
する。上部105を90°のステップで回転することにより、3つの状態は以下
の通りである。 ・スタイラス120、ペン先121外へ ・インクカートリッジ118、ペン先119外へ ・インクカートリッジ118も、ペン先119も、スタイラスペン先120ペン
先121外へ出ない 第2の撓みやすいPCB129は、ハウジング102内に位置する電子部品シ
ャシ130の上に取り付けられる。第2の撓みやすいPCB129は、表面への
投射に赤外線放射物を提供するための赤外線LED131を取り付ける。画像セ
ンサ132は、表面から反射された放射物を受け取るために、第2の撓みやすい
PCB129の上に取り付けられて提供される。第2の撓みやすいPCB129
は、RF送信機とRF受信機を含む、無線周波数チップ133、およびペン10
1上の動作を制御するための制御装置チップ134も取り付ける。光学部品ブロ
ック135(成形された透明なプラスチックから形成される)光学部品ブロック
135は、カバー107内に位置し、赤外線ビームを表面上に投射し、画像を画
像センサ132の中に受け取る。電源ワイヤ136は、第2の撓みやすいPCB
129上の構成要素を、カムバレル125内に取り付けられる電池接点137に
接続する。端子138が、電池接点137およびカムバレル125を接続する。
3ボルトの再充電可能な電池139は、電池接点に接するカムバレル125の中
に位置する。誘導充電コイル140は、第2の撓みやすいPCB129の回りに
取り付けられ、誘導を介した電池139の再充電を可能にする。第2の撓みやす
いPCB129は、ペン先119またはスタイラスペン先121によって表面に
かけられる力の決定を可能とするために、スタイラス120またはインクカート
リッジ118のどちらかが書き込みのために使用されるときに、カムバレル12
5内での変位を検出するための赤外線LED143および赤外線ホトダイオード
144も取り付ける。IRホトダイオード144は、スライダブロック123と
124に取り付けられている反射体(図示されていない)を介してIR LED
143から光を検出する。
【0295】 ゴムのグリップパッド141と142は、ペン101の握りを補助するために
ハウジング102の端部108に向かって提供され、上部105はペン101を
ポケットにクリッピングするためのクリップ142も含む。 6.2 ペン制御装置 ペン101は、赤外線スペクトルの中で、ペン先の付近にある表面の面積を撮
像することによって、そのペン先の位置(スタイラスペン先121またはインク
カートリッジペン先119)を決定するように準備される。それは、最も近い場
所タグからの場所データを記録し、光学部品135および制御装置チップ134
を活用して、場所タブからペン先121または119の距離を計算するために配
列される。制御装置チップ134は、ペンの向きおよび撮像されたタグ上で観察
される透視歪みからのペン先からタグへの距離を計算する。 RFチップ133およびアンテナ112を活用すると、ペン101は、(機密
保護のために暗号化され、効率的な伝送のために実装される)デジタルインクデ
ータを計算システムに伝送することができる。
【0296】 ペンが受信機の範囲内にあるとき、デジタルインクデータは、それが形成され
るにつれて伝送される。ペン101が範囲外に移動すると、デジタルインクデー
タは、ペン101内でバッファに入れられ(ペン101回路構成要素は、約12
分間の表面でのペン運動の間デジタルインクデータを記憶するように配列される
バッファを含む)、後に伝送することができる。
【0297】 制御装置チップ134は、ペン101の第2の撓みやすいPCB129上に取
り付けられる。図10は、制御装置チップ134のアーキテクチャをさらに詳細
に説明するブロック図である。図10は、RFチップ133、画像センサ132
、三色ステータスLED116、IR照明LED131、IR力センサLED1
43、および力センサホトダイオード144も示す。
【0298】 ペン制御装置チップ134は、制御側プロセッサ145を含む。バス146は
、制御装置チップ134の構成部品の間でのデータの交換を可能にする。フラッ
シュメモリ147と512KBのDRAM148も含まれている。アナログ/デ
ジタル変換器149は、力センサホトダイオード44からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するために配列される。
【0299】 画像センサインタフェース152は、画像センサ132と接続する。トランシ
ーバ制御装置153およびベースバンド回路154も、RF回路155およびア
ンテナ112に接続されているRF共鳴子と誘導子156を含むRFチップ13
3と接続するために含まれる。
【0300】 制御装置プロセッサ145は、画像センサ132を介して表面からタグからの
場所データを捕捉、復号し、力センサホトダイオード144を監視し、LED1
16、131、および143を制御し、無線トランシーバ153を介して短距離
無線通信を取り扱う。それは中性能(40MHzまで)汎用RISCプロセッサ
である。
【0301】 プロセッサ145、デジタルトランシーバ構成要素(トランシーバ制御装置1
53とベースバンド回路154)、画像センサインタフェース152、フラッシ
ュメモリ147、および512KBのDRAM148は、単一の制御装置ASI
Cに統合される。アナログRF構成要素(RF回路155とRF共鳴子と誘導子
156)は、別個のRFチップ内で提供される。
【0302】 画像センサは、IRフィルタ付きの215x215ピクセルCCD(このよう
なセンサは、松下エレクトロニック社(Matsushita Electro
nic Corporation)によって生産され、参照してここに組み込ま
れている、Itakura、KT.Nobuada,N.Okusenya、R
.NagayoshiおよびM.Ozakiによる論文「縮小カメラシステム向
けの1mmの50k−ピクセルIT CCD画像センサ(A 1mm 50k−
Pixel IT CCD Image Sensor for Miniat
ure Camera System)」、電子装置に関するIEEE議事録、
第47巻、第1番、2000年1月に記述されている)である。
【0303】 制御装置ASIC134は、ペン101が表面と接していないときに非活動期
間後に静止状態に入る。それは、力センサホトダイオード144をモニタし、ペ
ンダウンイベントで電力マネージャ151を介して制御装置134の目を覚ます
専用回路150を実装する。
【0304】 無線トランシーバは、通常コードレス電話によって使用される無免許の900
MHz盤バンドで、あるいは、代わりに無免許の2.4GHz産業科学医療(I
SM)バンドで通信し、周波数ホッピングおよび衝突検出を使用し、干渉のない
通信を提供する。
【0305】 代替実施形態では、ペンは、基地局またはネットページプリンタとの短距離通
信用の赤外線データ関連(IrDA)インタフェースを組み込む。
【0306】 追加実施形態では、ペン101は、ペン101軸の法平面に取り付けられる1
組の直交加速度計を含む。該加速度計190は、図9と図10でゴースト外形線
で図示される。
【0307】 加速度計を具備すると、ペンのこの実施形態101は、表面場所タグに対して
参照しなくても感知でき、場所タグをさらに低い速度でサンプリングできるよう
になる。その場合、各場所タグIDは、表面上の位置よりむしろ関心のあるオブ
ジェクトを特定することができる。例えば、オブジェクトがユーザインタフェー
ス入力要素(例えば、コマンドボタン)である場合には、入力要素の領域内の各
場所タグのタグIDは、直接的に入力要素を特定できる。
【0308】 x方向とy方向のそれぞれでの加速度計によって測定される加速は、瞬間速度
および位置を生じさせるために時間に関して統合される。
【0309】 ストロークの開始位置は既知ではないため、ストローク内の相対位置だけが計
算される。位置統合は感知された加速の中に誤差を蓄積するが、加速度計は、典
型的には高い解像度を有し、誤差が蓄積するストロークの時間期間は短い。
【0310】 7.ネットページプリンタ記述 7.1 プリンタ機構 垂直に取り付けられるネットワークウォールプリンタ601は、図11で完全
に組み立てられて図示される。それは、図12と12aに図示されているように
、二重化されている8と2分の1インチのメムジェットTM(商標)印刷エンジ
ン602と603を使用してレター/A4サイズの媒体の上にネットページを印
刷する。それは、紙604が、フルカラーで、および完全裁ち切りで、用紙の両
面を同時に印刷する二重化された印刷エンジン602と603を通過するまっす
ぐな紙経路を使用する。
【0311】 一体化された接着アセンブリ605は、膠の片をそれぞれの印刷済みの用紙の
片側端縁に沿って塗布し、それが、それに押し当てられるときに過去の用紙に付
着できるようにする。これが、1枚の用紙から数百枚の用紙までの厚さの範囲が
ある最終的に製本された文書618を作成する。
【0312】 二重化された印刷エンジンと結合され、図13に示されている交換可能なイン
クカートリッジ627は、フィクサティーフ、接着剤、藍色、赤紫色、黄色、黒
色、および赤外線のインクを保管するためのブラダまたはチャンバを有する。カ
ートリッジは、基部成形物の中にマイクロ空気フィルタも具備する。該マイクロ
空気フィルタはホース639を介してプリンタの内側で空気ポンプ638と接続
する。これが、濾過された空気を印字ヘッドに提供し、それ以外の場合、印字ヘ
ッドノズルを閉塞させる、ミクロ粒子のメムジェットTM(商標)印字ヘッド3
50への進入を防ぐ。カートリッジ内に空気フィルタを組み込むことにより、フ
ィルタの稼動有効期間は効果的にカートリッジの有効期間にリンクされる。イン
クカートリッジは、3000ページ(1500用紙)を印刷し、接着するための
容量を備えた完全にリサイクル可能な製品である。
【0313】 図12を参照すると、電動化された媒体ピックアップローラアセンブリ626
が、二重化されたメムジェットTM(商標)印字ヘッドアセンブリの中へ、第1
印刷エンジン602上の用紙センサを越えて媒体トレーからじかに一番上の用紙
を押し出す。2つのメムジェットTM(商標)印刷エンジン602と603は、
まっすぐな用紙経路に沿って反対のインライン逐次構成で取り付けられる。用紙
604は、一体化された電力を供給されるピックアップローラ626によって、
第1印刷エンジン602の中に引き込まれる。用紙604の位置とサイズが感知
され、完全裁ち切り印刷が開始する。フィクサティーフは、最も短い時間で乾燥
を補助するために同時に印刷される。
【0314】 用紙は、第1メムジェットTM印刷エンジン602を、ゴム引きされたローラ
に対して動作する(まっすぐな用紙経路に沿って位置合わせされる)電力を提供
される出口スパイクホイールのセットを通って出る。これらのスパイクホイール
は「濡れた」印刷済み表面に接触し、用紙604を第2のメムジェットTM(商
標)印刷エンジン603の中に送り続ける。
【0315】 図12および図12aを参照すると、用紙604は、二重化された印刷エンジ
ン602と603からバインダアセンブリ605の中に通過する。印刷されたペ
ージは、繊維サポートローラ付きの電力が供給されるスパイクホイール軸670
とスパイクホイールと瞬間動作膠ホイール付きの別の稼動アクスルの間を通過す
る。稼動アクスル/膠アセンブリ673は、金属の支持取り付け金具に取り付け
られ、それはカムシャフトの作用によりギアを介して電力を供給されるアクスル
670と接続するために前方に移送される。別個のモータが、このカムシャフト
に電力を供給する。
【0316】 膠ホイールアセンブリ673は、インクカートリッジ627からの膠供給ホー
ス641用の回転する継ぎ手付きの部分的に中空のアクスル679から成り立つ
。このアクスル679は、半径方向の穴を通る毛細管作用により接着剤を吸収す
る膠ホイールに繋がる。成形済みのハウジング682は膠ホイールを取り囲み、
開口部が前面にある。枢動する側面成形物および跳ね上げ敷き外側ドアは、金属
取り付け金具に取り付けられ、アセンブリ673の残りが前方に押しやられると
きに横向きに枢着する。この作用により、膠ホイールは成形済みのハウジング6
82の前部を通って露呈される。張力ばねがアセンブリを閉じ、実際には、非活
動期間中に膠ホイールの上を覆う。
【0317】 用紙604が膠ホイールアセンブリ673の中を通るにつれて、それは結合ア
センブリ605の中に下方へ移送されるので、接着剤が(文書の1枚目から離れ
て)前面の1つの垂直端縁に塗布される。 7.2 プリンタ制御装置アーキテクチャ ネットページプリンタ制御装置は、図14に図解されるように、制御側プロセ
ッサ750、工場でインストールされた、あるいは現場でインストールされたネ
ットワークインタフェースモジュール625、無線トランシーバ(トランシーバ
制御装置753、ベースバンド回路754、RF回路755、およびRF共鳴子
と誘導子756)、二重ラスタ画像プロセッサ(RIP)DSP757、二重化
された印刷エンジン制御装置760aと760b、フラッシュメモリ658、お
よび64MBのDRAM657から成り立つ。
【0318】 制御側プロセッサはネットワーク19と、およびローカル無線ネットページペ
ン101との通信を処理し、ヘルプボタン617を感知し、ユーザインタフェー
スLED613から616を制御し、RIPDSP757および印刷エンジン制
御装置760を送り、同期する。それは、中性能汎用マイクロプロセッサから成
り立つ。制御側プロセッサ750は、高速シリアルバス659を介して、印刷エ
ンジン制御装置760と通信する。
【0319】 RIP DSPは、ページ記述をラスタ化し、ネットページプリンタの圧縮ペ
ージフォーマットに圧縮する。各印刷エンジン制御装置は、ページ画像を拡大し
、ディザリングし、リアルタイムで(つまり毎分30ページ以上で)その関連付
けられたメムジェットTM(商標)印字へッド350に印刷する。二重化された
印刷エンジン制御装置は、用紙の両面を同時に印刷する。
【0320】 マスタ印刷エンジン制御装置760aは、用紙の移相を制御し、マスタQAチ
ップ665およびインクカートリッジQAチップ761とともに、インク使用量
をモニタする。
【0321】 プリンタ制御装置のフラッシュメモリ658は、構成データだけではなく、プ
ロセッサ750とDSP757の両方用のソフトウェアも保持する。これがブー
ト時にメインメモリ657にコピーされる。
【0322】 プロセッサ750、DSP757およびデジタルトランシーバ構成要素(トラ
ンシーバ制御装置753およびベースバンド回路754)は、単一制御装置AS
IC656の中に統合される。アナログRF構成要素(RF回路755およびR
F共鳴子と誘導子756)は、別個のRFチップ762の中に具備される。ネッ
トワークインタフェースモジュール625は、ネットページプリンタがネットワ
ーク接続を工場で選択または現場で選択できるようにするために別個である。フ
ラッシュメモリ658および2x256Mbit(64MB)DRAM657も
チップに実装されていない。印刷エンジン制御装置760は、別個のASICに
具備される。
【0323】 多岐に渡るネットワークインタフェースモジュール625が提供され、それぞ
れがネットページネットワークインタフェース751、およびオプションでロー
カルコンピュータまたはネットワークインタフェース752を提供する。ネット
ページネットワークインターネットインタフェースは、POTSモデム、ハイブ
リッドファイバ−同軸(HFC)ケーブルモデム、ISDNモデム、DSLモデ
ム、衛星トランシーバ、現世代および次世代のセルラー電話トランシーバ、およ
び無線市内線(WLL)トランシーバを含む。ローカルインタフェースは、IE
EE1284(並列ポート)、10Base−T、および100Base−Tイ
ーサネット(登録商標)、USBよびUSB2.0 IEEE1394(ファイ アワイヤ)、および多様な新興家庭ネットワーキングインタフェースを含む。イ ンターネット接続がローカルネットワーク上で使用できる場合には、ローカルネ ットワークインタフェースは、ネットページネットワークインタフェースとして 使用できる。
【0324】 無線トランシーバ753は、通常コードレス電話によって使用されている無免
許900MHzバンドで、あるいは代わりに無免許2.4GHz産業科学医療(
ISM)バンドで通信し、周波数ホッピングおよび衝突検出を使用し、干渉のな
い通信を提供する。
【0325】 プリンタ制御装置は、ネットページカメラなどのデバイスから「噴出される」
データを受信するために、オプションで赤外線データ関連(IrDA)インタフ
ェースを組み込む。代替実施形態では、プリンタは、適切に構成されたネットペ
ージペンとの短距離通信のためにIrDAインタフェースを使用する。 7.2.1 ラスタ化および印刷 いったんメインプロセッサ750が文書のページレイアウトおよびページオブ
ジェクトを受け取り、検証すると、それは適切なRIPソフトウェアをDSP7
57で実行する。
【0326】 DSP757は、各ページ記述をラスタ化し、ラスタ化されたページ画像を圧
縮する。メインプロセッサは、メモリにそれぞれの圧縮されたページを記憶する
。複数のDSPの負荷の最適配分を行うのに最も簡単な方法は、各DSPに別個
のページをラスタ化させることである。一般的には、任意の数のラスタ化された
ページがメモリに記憶できるため、DSPは、つねにビジーに保つことができる
。この戦略は、短い文書をラスタ化するときには、潜在的に不十分なDSPの活
用につながるだけである。
【0327】 ページ記述の中の水位標領域は、ごくわずかなサイズまで損失なく圧縮され、
圧縮されたページ画像の一部を形成する連続印刷−解像度二層ビットマップにラ
スタ化される。
【0328】 印刷されたページの赤外線(IR)層は、1インチあたり約6という密度でコ
ーディングされたネットページタグを含む。それぞれのタグはページID、タグ
ID、および制御ビットを符号化し、各タグのデータコンテンツはラスタ化の間
に生成され、圧縮ページ画像に記憶される。
【0329】 メインプロセッサ750は、背中合わせのページ画像を二重化される印刷エン
ジン制御装置760に渡す。各印刷エンジン制御装置760は、圧縮されたペー
ジ画像をそのローカルメモリに記憶し、ページ拡大および印刷パイプラインを開
始する。ページ拡大および印刷は、114MBの二層CMYK+IRページ画像
全体をメモリ内に記憶することは実際的ではないためにパイプラインにされる。 7.2.2 印刷エンジン制御装置 印刷エンジン制御装置760のページ拡大および印刷パイプラインは、高速I
EEE1394シリアルインタフェース659、標準JPEGデコーダ763、
標準グループ4ファックスでコーダ764、カスタムハーフトーナ/植字工(h
alftoner/compositor)層値765、カスタムタグエンコー
ダ766、ラインローダ/フォーマッタ装置767、およびメムジェットTM
商標)印字ヘッド350へのカスタムインタフェース768から成り立つ。
【0330】 印刷エンジン制御装置360は二重バッファ様式で動作する。1ページが、高
速シリアルインタフェース659を介してDRAM769にロードされる間に、
過去にロードされたページがDRAM769から読み出され、印刷エンジン制御
装置パイプラインを通過する。いったんページが印刷を終了すると、いまロード
されたばかりのページは、別のページがロードされている間に印刷される。
【0331】 パイプラインの第1段階は、すべて並列で、JPEG圧縮連続印刷 CMYK
層を(763で)拡大し、グループ4ファックス圧縮二層黒層を(764で)拡
大し、第1.2項に定義されるタグフォーマットに従って二層ネットページタグ
層を(766で)レンダリングする。第2段階は連続印刷 CMYK層を(76
5で)ディザリングし、その結果として生じる二層CMYK層の上で二層黒層を
(765で)作成する。結果として生じる二層CMYK+IRどっとデータはバ
ッファに入れられ、ラインバッファのセットを介してメムジェットTM(商標)
印字ヘッド350での印刷のために(767で)フォーマットされる。これらのラ
インバッファの大部分は、チップに実装されていないDORAMに記憶される。
最終段階は、印字ヘッドインタフェース768を介して(フィクサティーフを含
む)二層ドットデータの6つのチャネルをメムジェットTM(商標)印字ヘッド
750に印刷する。
【0332】 複数の印刷エンジン制御装置760が二重化構成でのように一斉に使用される
とき、それらは共用線路同期信号770を介して同期される。外部マスタ/スレ
ーブピン771を介して選択される1つの印刷エンジン760だけが、線路同期
信号770を共用線路の上に生成する。
【0333】 印刷エンジン制御装置760は、ページ拡大およびレンダリングパイプライン
を同期し、印字ヘッド350を、低速シリアルバス773を介して構成し、ステ
ッパモータ675、676を制御するための低速プロセッサ72を具備する。
【0334】 ネットワークプリンタの8と2分の1インチバージョンでは、2つの印刷エン
ジンは、それぞれ、ページの長い寸法(11インチ)に沿って毎分30枚のレタ
ーページを印刷し、1600dpiで8.8kHzという行速度を示す。ネット
ページプリンタの12インチのバージョンでは、2台の印刷エンジンは、紙(8
と2分の1インチ)の短い寸法に沿って毎分45枚のレターページを印刷し、1
0.2kHzという行速度を示す。これらの行速度は十分に、現在の設計では3
0kHzを超えるメムジェットTM印字ヘッドの運転周波数範囲内にある。 8.ディレクトリナビゲーション ディレクトリとは、名前が指定されたオブジェクトの編成済みのリストのこと
である。それは、多くの方法で提示されてよい。つまり、アルファベット順に並
べ替えられ、名前が指定されたグループまたはトピック等に配列される。デフォ
ルトの提示は、各種のディレクトリに特殊である。ディレクトリも検索されてよ
い。
【0335】 ネットページを使用するナビゲーションのために、n番目のインデックスツリ
ーがディレクトリの上に構築され、各ノードは、2枚の印刷されたページ(つま
り、両面用紙)を満たすのに十分なインデックスエントリを含む。2枚のページ
がk個のエントリを保持し、ディレクトリ全体がm個のエントリを含む場合には
、インデックス中のレベルの数はlogmである。例えば、2ページが200
個のエントリを保持し、ディレクトリ全体が60億個のエントリを含むグローバ
ル電話帳を表す場合には、インデックス内のレベルの数は5つであり、ユーザは
5枚の用紙を印刷することによってディレクトリ内の所望されるエントリの位置
を突き止めることができる。 8.1 アプリケーション図表記 各アプリケーションユーザインタフェースフローは、コマンド矢印によりリン
クされる文書の集合体として示される。コマンド矢印は、ターゲット文書が、ユ
ーザがソースエージ上で対応するコマンドボタンを押した結果として印刷される
ことを示す。いくつかのコマンド矢印は、指定されたコマンドのどれか1つによ
りターゲット文書が印刷されることを示す、スラッシュ(「/」)によって分離
される複数のコマンドで名前が付けられる。複数のコマンドは同じコマンドやじ
るしに名前を付けてよいが、それらは典型的には異なる副作用を有する。
【0336】 アプリケーションの用語では、ネットページ文書とネットページ書式を区別す
ることが重要である。文書は、ユーザが追加情報または他の何らかの動作を要求
するために押すことができるコマンドボタンだけではなく、印刷済みの情報を含
む。類似した通常の文書のように動作することに加えて、書式は、ユーザが記入
できる入力フィールドも含む。それらは、システムにデータ入力機構を提供する
。また、一般情報を含む文書と、ユーザとアプリケーション間のある特定の対話
に特定の情報を含む文書の区別をすることも有効である。一般文書は、売店で販
売されている雑誌または公共の場所で遭遇する広告ポスターなどの事前に印刷さ
れた出版物であってよい。例えば、事前に印刷された出版物の中で遭遇する加入
書式を含む書式も事前に印刷されてよい。言うまでもなく、それらはユーザの要
求に応えてネットページプリンタにより実行中に生成すされてよい。ユーザに特
定の文書および書式は、通常、ユーザ要求に応えて、ネットページプリンタによ
って実行中に生成される。図48は、一般文書990、一般書式991、ユーザ
に特定の文書992およびユーザに特定の書式993を示す。
【0337】 ユーザインタフェースフローに参加するネットページは、さらに抽象ページレ
イアウトにより記述される。ページレイアウトは、そのそれぞれがそれを他者と
区別するために固有のスタイルを有する多様な種類の要素を含んでよい。図49
に図示されるように、これらは固定情報994、可変情報995、入力フィール
ド996、コマンドボタン997およびドラッグ可能コマンド998を含む。
【0338】 ユーザインタフェースフローが複数の図に分解されると、複製される任意の文
書は、それを定義する主要な図を除くすべてで破線外形線で図示される。 8.2 ディレクトリナビゲーション インデックスが付けられたディレクトリクラス図は、一例として図50に示さ
れる。各インデックスエントリ500は、インデックスノードエントリ501、
またはディレクトリオブジェクト503を表すディレクトリエントリ502のど
ちらかであり、インデックスエントリ500自体が、さらに高いレベルのインデ
ックスノード504のエントリの可能性のある数の1つを表す数の1つを表す。
【0339】 一般ディレクトリインデックスページ520のレイアウトが、図51に示され
る。各インデックスノード504は、それがリンクされ、例えば「Aardva
rkからAxolotlへ(to)」、「AyatollahからBernou
liへ(to)」などの「へ(to)」によって分離される両面ページで開始名
および終了名を指定するインデックスページ上でエントリ518によって記述さ
れる。各エントリ518は、より低水準のインデックスノード504を表す対応
する低水準インデックスページ520に対するハイパーリンクとしての役割を果
たす。
【0340】 ディレクトリ全体が2枚のページに収まる場合には、それは、介入するインデ
ックスツリーなしに直接的に提示される。
【0341】 終末インデックスページ521での終末(底部レベル)インデックスノード、
つまり実際の名前が指定されているオブジェクトを参照するノードのインデック
スエントリの提示は、それぞれの種類のディレクトリに特殊である。
【0342】 それぞれのページは、インデックスのルーツノードを印刷する<上部>ボタン
511、インデックス内でのページの親ノードを印刷する<アップ>ボタン51
2、およびページのインデックスレベルのそれぞれ第1ノード、過去のノード、
次のノードおよび最後のノードを印刷する<第1>ボタン、<過去の>ボタン、
<次の>ボタン、および<最後の>ボタン513からら516を含む。特定のナ
ビゲーションボタンは、インデックスレベルの第1インデックスノードのページ
が、<第1>ボタンおよび<過去の>ボタンを有さない場合などの、それらにカ
レントページの意味がない場合、特定のナビゲーションボタンは表示されない。
【0343】 各ページは、ディレクトリを検索できるようにする検索を生じさせる、<検索
>ボタン517も含む。検索書式のコンテンツは、各種類のディレクトリに特定
である。
【0344】 ボタン511から516のナビゲーション機能が、ディレクトリインデックス
520および終末ディレクトリインデックス521に関して示される、ディレク
トリナビゲーションユーザインタフェースフローは図52に示される。ナビゲー
ションは、印刷されている特定のディレクトリオブジェクト522を生じさせて
よい。類似する結果が、検索ボタン517を使用して、検索523を実施するこ
とにより達成されてよい。言うまでもなく、検索結果が不明瞭である場合、ユー
ザが適切な結果を選択するために、一致524のリストが提供される。 結論 本発明は、好まれている実施形態および多くの特定の代替実施形態に関して記
述されてきた。しかしながら、関連分野の技能者によって、特に記述されたもの
と異なる数多くのその他の実施形態も本発明の精神および範囲に該当するだろう
ことが認識されるだろう。したがって、発明は、適宜に相互参照により組み込ま
れる文書を含む、本明細書中に記述された特定の実施形態に限られることは意図
されていないことが理解されるだろう。本発明の範囲は、添付請求項だけによっ
て制限される。
【図面の簡単な説明】
ここでは、添付図面に関して、非制限例だけによって、本発明の好まれている
およびそれ以外の実施形態が記述されるだろう。
【図1】 図1は、サンプル印刷済みネットページとそのオンラインページ記述の関係性
の概略図である。
【図2】 図2は、ネットページペン、ネットページプリンタ、ネットページページサー
バ、およびネットページアプリケーションサーバの相互作用の概略図である。
【図3】 図3は、ネットワークを介して相互接続されるネットページサーバおよびプリ
ンタの集合体を示す。
【図4】 図4は、印刷されたネットページとそのオンラインページ記述の高水準構造の
概略図である。
【図5】 図5は、ネットページタグの構造を示す平面図である。
【図6】 図6は、図5に示されているタグの集合とネットページペンの形を取るネット
ページセンサの視野の関係性を示す平面図である。
【図7】 図7は、タグ画像処理および復号アルゴリズムのフローチャートである。
【図8】 図8は、ネットページペンとその関連付けられたタグ感知視野円錐の透視図で
ある。
【図9】 図9は、図8に示されているネットページペンの透視展開図である。
【図10】 図10は、図8および図9に示されているネットページペン用のペン制御装置
の概略ブロック図である。
【図11】 図11は、壁に取り付けられたネットページプリンタの透視図である。
【図12】 図12は、図11のネットページプリンタの長さを取る断面である。
【図12a】 図12aは、二重化された印刷エンジンおよび膠ホイールアセンブリの断面を
示す図12の拡大部分である。
【図13】 図13は、図11と図12のネットページプリンタのインクカートリッジ、イ
ンク、空気経路と膠経路、および印刷エンジンの詳細図である。
【図14】 図14は、図11と図12に示されているネットページプリンタ用のプリンタ
制御装置の概略ブロック図である。
【図15】 図15は、図14に図示されているプリンタ制御装置と関連付けられている二
重化されたエンジン制御装置およびメムジェットTM印字ヘッドの概略ブロック
図である。
【図16】 図16は、図14と図15に示されている印刷エンジン制御装置の概略ブロッ
ク図である。
【図17】 図17は、例えば、図10から図12のネットページプリンタで使用されるよ
うな単一メムジェットTM印刷要素の透視図である。
【図18】 図18は、メムジェットTM印刷要素のアレイの小さい部分の透視図である。
【図19】 図19は、図13に図示されているメムジェットTM印刷要素の運転サイクル
を示す一連の透視図である。
【図20】 図20は、ページ幅メムジェットTM印字ヘッドの短いセグメントの透視図で
ある。
【図21】 図21は、ユーザクラス図の概略図である。
【図22】 図22は、プリンタクラス図の概略図である。
【図23】 図23は、ペンクラス図の概略図である。
【図24】 図24は、アプリケーションクラス図の概略図である。
【図25】 図25は、文書およびページ記述クラス図の概略図である。
【図26】 図26は、文書およびページ所有権クラス図の概略図である。
【図27】 図27は、終末要素特殊化クラス図の概略図である。
【図28】 図28は、静的要素特殊化クラス図の概略図である。
【図29】 図29は、ハイパーリンク要素クラス図の概略図である。
【図30】 図30は、ハイパーリンク要素特殊化クラス図の概略図である。
【図31】 図31は、ハイパーリンクされたグループクラス図の概略図である。
【図32】 図32は、書式クラス図の概略図である。
【図33】 図33は、デジタルリンククラス図の概略図である。
【図34】 図34は、フィールド要素特殊化クラス図の概略図である。
【図35】 図35は、チェックボックスフィールドクラス図の概略図である。
【図36】 図36は、テキストフィールドクラス図の概略図である。
【図37】 図37は、シグナチャフィールドクラス図の概略図である。
【図38】 図38は、入力処理アルゴリズムのフローチャートである。
【図38a】 図38aは、図38のフローチャートの1つのステップの詳細なフローチャー
トである。
【図39】 図39は、ページサーバコマンド要素クラス図の概略図である。
【図40】 図40は、リソース記述クラス図の概略図である。
【図41】 図41は、お気に入りのものリストクラス図の概略図である。
【図42】 図42は、履歴リストクラス図の概略図である。
【図43】 図43は、加入送達プロトコルの概略図である。
【図44】 図44は、ハイパーリンク要求クラス図の概略図である。
【図45】 図45は、ハイパーリンク活性化プロトコルの概略図である。
【図46】 図46は、書式提出プロトコルの概略図である。
【図47】 図47は、手数料支払プロトコルの概略図である。
【図48】 図48は、ユーザインタフェースフロー文書アイコンの集合の概略図である。
【図49】 図49は、ユーザインタフェースページレイアウト要素アイコンの集合の概略
図である。
【図50】 図50は、インデックス付きのディレクトリクラス図の概略図である。
【図51】 図51は、一般ディレクトリインデックスページの概略図である。
【図52】 図52は、ディレクトリナビゲーションユーザインタフェースフローの概略図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 PQ 2912 (32)優先日 平成11年9月17日(1999.9.17) (33)優先権主張国 オーストラリア(AU) (31)優先権主張番号 PQ 3632 (32)優先日 平成11年10月25日(1999.10.25) (33)優先権主張国 オーストラリア(AU) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ラプスタン,ポール オーストラリア ニュー サウス ウェー ルズ 2046 ロッド ポイント デューク アベニュー 13 Fターム(参考) 5B021 AA01 BB01 CC09 FF03 5B058 CA16 YA18 YA20 5B082 HA05 HA08

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが、要求データをコンピュータシステムに伝送するよ
    うに適応されるセンサを使用して要素と対話することにより、追加ディレクトリ
    情報に対する要求を示すことができるようにする少なくとも1つのユーザ対話型
    要素を用いて、ディレクトリのインデックスの少なくとも1つのノードに対応す
    るディレクトリエントリのリストを含む文書を印刷することと、 追加ディレクトリ情報を文書に印刷することと、 を含む、ディレクトリのナビゲーションを可能にする方法。
  2. 【請求項2】 追加ディレクトリ情報が、インデックスの少なくとも1つの
    追加ノードに対応するエントリのリストを含む、請求項1に記載される方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのユーザ対話型要素と対話することが、イン
    デックス内で第1ノード、過去のノード、次のノードまたは最後のノードを移動
    する動作に相当する、請求項2に記載される方法。
  4. 【請求項4】 追加ディレクトリ情報が、両面ページの上に印刷される、請
    求項2に記載される方法。
  5. 【請求項5】 追加ディレクトリ情報が、ディレクトリインデックス内に追
    加ノードのリストを含む、請求項1に記載される方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのユーザ対話型要素と対話することが、イン
    デックスの親ノード、子供ノード、またはルーツノードの内の1つに移動する動
    作に相当する、請求項5に記載される方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのユーザ対話型要素が、ディレクトリの検索
    を容易にする、請求項1に記載される方法。
  8. 【請求項8】 リスト中の個々のエントリを選択するためにセンサを使用す
    ることを含み、選択が、対応するインデックスノードまたはディレクトリオブジ
    ェクトの詳細の印刷を容易にするためにコンピュータシステム内で特定される、
    請求項1に記載される方法。
  9. 【請求項9】 文書が、文書のアイデンテティおよび少なくとも1つの対話
    型要素を示すコーディングされたデータを含み、そこでは方法が、コンピュータ
    システムの中で、文書を特定し、いつセンサが要素と対話するために使用される
    のかを判断するために、文書のアイデンテティおよび文書を基準にしたセンサの
    位置に関するセンサからの表示データを受け取ることを含む、請求項1に記載さ
    れる方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータシステムの中で、文書を基準にしたセンサの
    移動に関する移動データを受け取ることを含む、請求項9に記載される方法。
  11. 【請求項11】 コーディングされたデータを使用して文書を基準にしたそ
    の移動を感知し、少なくとも部分的に対話型要素と関連付けられたゾーン内にあ
    る移動からコンピュータシステムの中で要求を特定するセンサを含む、請求項1
    0に記載される方法。
  12. 【請求項12】 文書が、コーディングされたデータが表面に印刷されると
    同時に表面画定構造体の表面に印刷される、請求項9に記載される方法。
  13. 【請求項13】 可視スペクトル内で実質的には非可視であるように、コー
    ディングされたデータを印刷することを含む、請求項9に記載される方法。
  14. 【請求項14】 印刷された文書の検索可能なレコードを保持することを含
    み、文書がコーディングされたデータ内に含まれるようなアイデンテティデータ
    を使用して検索可能である、請求項9に記載される方法。
  15. 【請求項15】 センサが、ある特定のユーザに特定の識別コードを含み、
    方法がコンピュータシステムの中でのセンサの使用をモニタすることを含む、請
    求項1に記載される方法。
  16. 【請求項16】 ディレクトリのインデックスの少なくとも1つのノード、
    およびユーザが追加ディレクトリ情報を要求できるようにするために少なくとも
    1つのユーザ対話型要素に対応するディレクトリエントリのリストを含む文書を
    フォーマットするためのコンピュータシステムと、 文書を印刷するためのプリンタと、 要素と対話し、追加文書での印刷のために、コンピュータシステムからプリン
    タに送信される追加情報を容易にするために、要求データをコンピュータシステ
    ムに伝送するためのセンサと、 を含む、ディレクトリのナビゲーションを可能にするためのシステム。
  17. 【請求項17】 追加ディレクトリ情報が、インデックスの少なくとも1つ
    の追加ノードに対応するエントリのリストを含む、請求項16に記載されるシス
    テム。
  18. 【請求項18】 要素は、インデックス内の第1ノード、過去のノード、次
    のノードまたは最後のノードの1つに移動する動作に関連付けられる、請求項1
    7に記載されるシステム。
  19. 【請求項19】 追加ディレクトリ情報が、両面ページに印刷される、請求
    項17に記載されるシステム。
  20. 【請求項20】 追加ディレクトリ情報が、ディレクトリ内の追加ノードの
    リストを含む、請求項16に記載されるシステム。
  21. 【請求項21】 要素が、インデックスの親ノード、子供ノードまたはルー
    ツノードの内の1つに移動する動作に関連付けられる、請求項20に記載される
    システム。
  22. 【請求項22】 要素が、ディレクトリの検索を容易にするために、検索機
    能と関連付けられる、請求項16に記載されるシステム。
  23. 【請求項23】 センサが文書中の個々のエントリを選択するように適応さ
    れ、コンピュータシステムが、対応するインデックスノードまたはディレクトリ
    オブジェクトの詳細を印刷のためにプリンタに送信するように配列される、請求
    項16に記載されるシステム。
  24. 【請求項24】 文書が文書のアイデンテティ、および少なくとも1つの対
    話型要素を示すコーディングされたデータを含む、請求項14に記載されるシス
    テム。
  25. 【請求項25】 コンピュータシステムが、文書を基準にしたセンサの移動
    に関する移動データを受信し、それが少なくとも1つの要素に関するものとして
    センサの前記移動を解釈するように適応され、文書を基準にして移動されると、
    コーディングされたデータの少なくともいくらかを使用して前記少なくとも1つ
    の要素に関するデータを感知し、文書を基準にしたそれ自体の移動に関するデー
    タを生成する、請求項24に記載されるシステム。
  26. 【請求項26】 センサが、コーディングされたデータを使用して文書を基
    準にしたそれ自体の移動を感知する、請求項25に記載されるシステム。
  27. 【請求項27】 センサが、ある特定のユーザに特定の識別コードを含み、
    コンピュータシステムが、センサの使用をモニタするために配列される、請求項
    16に記載されるシステム。
  28. 【請求項28】 センサがマーキングペン先を含む、請求項16に記載され
    るシステム。
  29. 【請求項29】 文書が、表面画定構造体の表面に印刷され、プリンタがオ
    ンデマンドで文書を印刷する、請求項16に記載されるシステム。
  30. 【請求項30】 プリンタが、表面画定構造体上に文書を印刷するのと同時
    に、コーディングされたデータを印刷するために配列される、請求項28に記載
    されるシステム。
  31. 【請求項31】 コーディングされたデータが、可視スペクトル内で実質的
    には非可視である、請求項28に記載されるシステム。
  32. 【請求項32】 生成された各文書の検索可能なレコードを保存することを
    含み、各文書は、そのコーディングされたデータ内に含まれるように、そのアイ
    デンテティを使用することによって検索可能である、請求項28に記載されるシ
    ステム。
  33. 【請求項33】 プリンタが、文書が複数のページを含む場合に文書を結合
    するための結合手段を含む、請求項16に記載されるシステム。
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