JP2003500588A - 特にクランクケースガス清浄化のための分離カートリッジを有する液体分離器 - Google Patents

特にクランクケースガス清浄化のための分離カートリッジを有する液体分離器

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JP2003500588A
JP2003500588A JP2000620223A JP2000620223A JP2003500588A JP 2003500588 A JP2003500588 A JP 2003500588A JP 2000620223 A JP2000620223 A JP 2000620223A JP 2000620223 A JP2000620223 A JP 2000620223A JP 2003500588 A JP2003500588 A JP 2003500588A
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    • F01M13/04Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S55/00Gas separation
    • Y10S55/28Carburetor attached

Abstract

(57)【要約】 特にクランクケースガスのオイル除去用の液体分離器であって、オイルセパレータは蓋11を有し、該蓋には円筒形状の分離カートリッジ14のリテーナ13が取付けられている。分離カートリッジ14は、例えば支持体22に巻き付けられた分離材20からなる。この複合部品は、その両端部にエンドプレートを備えていて、例えば2要素複合プラスチックで構成してもよい。かくてリテーナ13に押付けることによりエンドプレート33自体の弾性を利用してシールされる安定な構造部品が得られる。この方法により、コスト的に有利な交換部品が得られ、構成部品のうち幾つかのシールが節減される。この方法は構成部品の経済性を高めるのに適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、特にクランクケースガス清浄化のための請求の範囲第1項および1
2項に記載された種類の液体分離装置に関する。本発明は、さらには、上記の液
体分離装置への装着に適する請求の範囲第11項に記載された種類の分離カート
リッジに関する。
【0002】 (背景技術) 取替えできる分離カートリッジを装着したオイルセパレータは、例えばDE1
9645666A1により知られている。分離カートリッジは、清浄化すべきガ
ス流が前記分離カートリッジの分離領域を必ず流れるように清浄化前の側と清浄
化後の側との間が気密になるように、すなわち、オイルを含む空気と殆どオイル
を含まない空気との間が気密になるようにハウジングに装着される。分離された
液体はハウジングの排出口から排出される。
【0003】 分離カートリッジは、ガス流に含まれている汚れがカートリッジの分離材を詰
らせて該カートリッジ通過により生じる圧力損失が過大になった時には交換する
ことができる。分離カートリッジは交換部品であるので、液体分離器の経済性は
主として交換される分離カートリッジのコストによる。そのため、上記文書に示
唆されている分離カートリッジは簡単な構造に作られる。それは、回りに分離材
を巻いた深鍋状のホルダーからなる。ホルダーに分離材を巻きつけることは端面
部における漏れに導く。さらに、構成物の満足な機能発揮を確実にするためには
分離カートリッジあるいはその一部をなす液体分離器ハウジング内のリテーナに
シールを設けなければならない。このために構造簡単さの狙いである経済性が減
じられ、そのほか分離カートリッジの機能信頼性が低下する。
【0004】 本発明の課題は、製作コストが低い簡単な構造であるとともに構成部品の信頼
性が高い分離カートリッジを提供することにある。この課題は、請求の範囲第1
項および12項によって解決される。さらに請求の範囲第11項により本発明の
液体分離装置に適する分離カートリッジが請求される。
【0005】 (発明の開示) 本発明による液体分離器は周知の方法による蓋によって閉じることができるハ
ウジングを有する。適当な連結により清浄化すべきガスを導入し分離された液体
を導出することができる。前記液体分離器には液体を分離する分離手段とカート
リッジの形状安定性を確実にする支持手段を有する分離カートリッジが組込まれ
る。本発明によれば、該分離カートリッジはその両端部の少なくとも一端側に前
記ハウジング内で前記分離カートリッジの一部をなすリテーナとの間をシールす
るエンドプレートを有する。また、前記エンドプレトを支持手段に強固に取付け
てエンドプレートと支持手段の間をシールすることも可能である。かくてカート
リッジをハウジングに組付ける際のシールが省略される。必要な個々の部品点数
の減少は構成部品の減少と組立てコストの低減を特に材料節減によりもたらす。
さらに、前記組付け時のシールの省略は付加的な安全ファクターである。という
のは、分離カートリッジを交換する際に組付け不良、例えばシールのうっかりし
た組込み忘れを避けることが出きるからである。前記エンドプレートは分離手段
におけるシーリングを信頼性あるものにする。このようにして、清浄化すべきガ
スの流れの望ましくない短絡に対処することができる。
【0006】 分離手段としてはあらゆる既知の分離材を用いることができる。好んでロール
状に成形される支持手段の周囲に巻き付けることができる材料が特に適する。不
織布状の分離材のほか、分離手段は特に織巻きに構成してもよい。
【0007】 分離手段はガス相からの液相の分離が第1に課せられた仕事である。分離され
た液相は集められて排出路を介して分離器システムから排出される。分離手段は
、さらにまた、清浄化すべきガス中の粒子を留めるのに貢献する。該粒子は分離
手段中に留まり、分離カートリッジの寿命を決める。寿命を延ばすために、粒子
の分離により適する分離グレードのものを用いてもよい。液体の分離も多段階に
することができる。特に、支持手段が付加的に分離機能を引受けることができる
。この支持手段は、ガス相から微粒の液滴を分離するための例えば多孔質材料製
とすることができる。
【0008】 本発明の他の実施形態では分離カートリッジは非金属で作製される。非金属製
カートリッジは熱的に利用できるので使用済みの分離カートリッジの廃棄物処理
に非常に有利である。
【0009】 エンドプレートの他の実施形態としては多くの変形があり、これらは互いに組
合せることができる。分離手段および支持手段は、例えばニトリルゴム製のエン
ドプレートに埋め込まれてもよい。この材料はカートリッジ製作の際加熱により
伸びるので、分離並びに支持手段の端面部をつなぐ。この接合により必要なシー
リングが同時に達成される。
【0010】 他の可能性は前記エンドプレートを多要素複合プラスチック製とすることであ
る。その場合、ニトリルゴムと同様に伸びて分離並びに支持手段との接合がなさ
れる発泡プラスチックの利用が考えられる。他の可能性は分離及び/或は支持手
段の端面領域に特に流動性を持った要素を設けて該要素でさらに強固な接合をな
すもので、その際ある程度の弾性が残留したエンドプレートを時効硬化が起る。
他の可能性は弾性のあるエンドプレートを用いることで、エンドプレートは分離
/支持手段に例えば接着剤で接合される。
【0011】 さらに代替方法として、エンドプレートを支持手段と一体に作製することもで
きる。この方法では円筒形の糸巻きのような基体が構成され、該基体の周囲に分
離手段が巻き付けられる。
【0012】 エンドプレート、支持手段、および分離手段間の接合部のシールはそれらを接
合領域で圧着することによって行うことができる。分離手段の圧着は種種の手段
、例えばワイヤ締付具を分離手段に巻付けて締めあげることで行うこともできる
。ワイヤ締付具の代りに不織布にファイバーを織込んでもよい。
【0013】 支持手段自体はガスが通過できるように作製されなければならない。円筒状の
分離カートリッジは両端面を有する。両端面部に同じ様なエンドプレートを設け
るのは適切なことである。使用状況に応じてさらに他の構造を選ぶことができる
【0014】 液体分離器ハウジング内の分離カートリッジのリテーナは好ましくは該分離カ
ートリッジを固定するのに適する戻り止めを有する。これは、例えば円筒状の嵌
め管に取付けられる爪からなる。分離カートリッジは前記爪に該爪がエンドプレ
ートの下に来るまで押込まれる。さらに他の可能な固定方法も考えられる。例え
ば、エンドプレート自体の弾性によりシールを行う面圧力が同時にリテーナと分
離カートリッジ間の接合に利用される。他の可能な方法は指し込み継手の配設で
あろう。
【0015】 前記リテーナは、分離カートリッジの嵌め管として形成されており、分離カー
トリッジの両エンドプレート間にある領域は清浄化すべきガスが通過できるよう
に形成されていなければならない。また、前記嵌め管はある程度の分離機能を果
たすことができる。これは、特に清浄化すべきガスを内側から外側に通す場合に
可能である。その場合、ガスは、先ず前記嵌め管を通過して分離去れるべき液体
の前段分離が行われ、つぎに前記分離カートリッジの分離材を通過する。
【0016】 本発明アイデアの目的にかなう構成では装着される嵌め管が分離された液体の
戻し弁を有することができる。分離器が作動中は前記戻し弁は閉じている。これ
により清浄化されていないガスが分離器を短絡して流れるのを避けることができ
る。オイルセパレータの運転停止あるいは分離された液体がある量溜まった際に
前記戻し弁は開き、分離された液体は嵌め管から流出される。
【0017】 前記嵌め管はハウジングの蓋と一体に作製してもよい。部品の鋳造による製作
を容易にするために、個々の部品を製作後に特に溶接接合によって互いに接合し
てもよい。この一体化の利点はシールが節減できることである。
【0018】 請求項11に記載の分離カートリッジは本発明のよる液体分離器への装着に適
するカートリッジであることを特徴としている。この分離カートリッジは、閉じ
たシステムにおいて、ガス相から液体の分離が必要な所にハウジングなしで装着
する場合に用いられる。このことは、例えば内燃機関のオイル循環路の場合に要
求される。クランクケースに発生するガスはシステムから排出する必要があり、
その際できる限りオイルを除去することが必要不可欠である。液体分離器をクラ
ンクケースに直接に装着する可能性があり、その場合、請求項10に記載の蓋−
嵌め管−組合せのものを用いることができる。この分離カートリッジはしかもオ
イルフィルターモジュールに一体化することができる。
【0019】 上記およびその他の本発明の好ましい特徴が、請求項、また明細書及び図面か
ら案出され、個々の特徴がそれ自身あるいは多くは本発明の実施形態を組合せた
形態でおよび他の分野で実現される有利かつそれ自身保護され得る実施形態を示
すことができ、それらに対して茲に保護を要請するものである。
【0020】 (発明を実施するための最良の形態) 第1図に示された液体分離器は蓋11がOリング12を介して取付けられたハ
ウジング10を有する。前記蓋11には分離カートリッジ14の嵌め管として設
けられたリテーナ13が溶接されている。
【0021】 鎖線の矢は清浄化すべきガスの流れ方向を示す。この流れは、入口15からハ
ウジング10内に流入し、分離カートリッジ14と貫通路16が設けられた前記
リテーナを通りぬけて液体分離器の清浄側17に達し、ついで出口18を通って
液体分離器を出る。
【0022】 前記出口18には負圧弁19が設けられている。前記液体分離器をクランクケ
ースガスのオイルセパレータとして用いる場合に、クランクケースガスを内燃機
関の吸気管に導く場合には前記負圧弁19が必要である。前記出口部の負圧が大
き過ぎる場合には該負圧弁が閉じることによって、クランクケースで過大量のブ
ローバイが生じるのを防止する。
【0023】 液体は主として分離カートリッジ14の不織布20によって分離される。分離
された液体は、そこからハウジング10に滴下し、図示しないクランクケースに
導かれる排出管21を通って前記ハウジング10を出る。そして、支持手段22
並びに前記リテーナの貫通路16が設けられた領域23ではある程度の量の液体
が分離される。この液体は前記嵌め管によって形成される清浄側17に集まる。
【0024】 前記嵌め管の底24にはしたがって戻し弁25が配設されている。該戻し弁は端
末開口部28に設けられた弁座26と弁板27よりなる。清浄前側29と清浄側
17の圧力差が分離されたオイルのレベル30による流体静圧よりも小さくなる
と前記戻し弁25が開いてオイルは弁座26を通って開口部28から流出する。
これは、例えばエンジン停止時がそうであり鎖線の矢で示されている。エンジン
の運転により圧力平衡が回復され、弁板27は弁座26に押付けられることによ
り、清浄化すべきガスの前記戻し弁からのバイパスは防止される(第2図参照)
【0025】 分離カートリッジ14は円筒状でガスを通す支持手段22で構成され、該支持
手段22には不織布20が巻いてある。これら両構成部品の両端部32にはエン
ドプレート33が嵌込まれている。該エンドプレート33は、例えば2要素複合
技術(2-component technique)により製作でき、分離カートリッジ14に強固
に接合される。エンドプレート33は半径方向に弾力があるように作製されてい
る。分離カートリッジ14がリテーナ13に押付けられると、エンドプレートの
半径方向膨張によりこれら構成部品間のシールと確実な取付けがなされる。この
圧力接合により、分離カートリッジ14は取付け位置に固定される。
【0026】 第2図は、取付け開口34に取付けられたオイルセパレータを示す。前記取付
け開口は図示しないクランクケース35に設けられたものであり、清浄前側29
は前記クランクケース内に形成される。それゆえ、排出管21と入口15は無く
なっている。蓋11は第1図のようにリテーナ13まで延びているが、図2に示
すような異なる形状の分離器に適合するよう形成されている。
【0027】 分離カートリッジ14は、支持手段22aおよびエンドプレート33aを有し
、プラスチックで特に射出成形法によって一体に作製されている。この一体部品
に不織布20が巻かれ、さらにエンドプレート33aの部分で接着剤36により
固定或は圧着される。該不織布の圧着によりオイルを取除くべき空気が不織布を
バイパスする流れが十分に防止される。前記不織布の圧着は接着剤による代りに
機械的に、例えばワイヤ締付具41で行ってもよい。嵌め管の底24が下部エン
ドプレート部で終り、上部エンドプレートはリテーナ13に相当する肩部37を
有する。該肩部と前記上部エンドプレートの外径は同じである。前記分離カート
リッジ14は、上部エンドプレート下側の爪38にパチンと掛るまで上部エンド
プレートとともにリテーナ13に押込まれる。こうして分離カートリッジ14は
肩部39との共同により軸方向に固定される。リテーナ13とエンドプレート間
のシーリングは詳細が第2図に示されるように、嵌合によりもたらされ、蓋11
あるいは肩部37に取付けられる付加シール40により補助される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 単独ハウジング内の2要素複合・エンドプレート式の本発明による分離カート
リッジの構成を示す断面図である。
【図2】 クランクケースに装着された分離カートリッジの構成を示す断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月12日(2001.6.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、特にクランクケースガス清浄化のための請求の範囲第1項および1
2項に記載された種類の液体分離装置に関する。本発明は、さらには、上記の液
体分離装置への装着に適する請求の範囲第11項に記載された種類の分離カート
リッジに関する。
【0002】 (背景技術) 取替えできる分離カートリッジを装着したオイルセパレータは、例えばDE1
9645666A1により知られている。分離カートリッジは、清浄化すべきガ
ス流が前記分離カートリッジの分離領域を必ず流れるように清浄化前の側と清浄
化後の側との間が気密になるように、すなわち、オイルを含む空気と殆どオイル
を含まない空気との間が気密になるようにハウジングに装着される。分離された
液体はハウジングの排出口から排出される。
【0003】 分離カートリッジは、ガス流に含まれている汚れがカートリッジの分離材を詰
らせて該カートリッジ通過により生じる圧力損失が過大になった時には交換する
ことができる。分離カートリッジは交換部品であるので、液体分離器の経済性は
主として交換される分離カートリッジのコストによる。そのため、上記文書に示
唆されている分離カートリッジは簡単な構造に作られる。それは、回りに分離材
を巻いた深鍋状のホルダーからなる。ホルダーに分離材を巻きつけることは端面
部における漏れに導く。さらに、構成物の満足な機能発揮を確実にするためには
分離カートリッジあるいはその一部をなす液体分離器ハウジング内のリテーナに
シールを設けなければならない。このために構造簡単さの狙いである経済性が減
じられ、そのほか分離カートリッジの機能信頼性が低下する。
【0004】 米国特許4082071号によれば、曲げに対してしなやかな不織布が支持体
に巻き付けられたオイルセパレータが明示されている。それに接続して端面エン
ドプレートが前記支持体および不織布に接合され、同時にその1部をなすハウジ
ングにおけるシールを確実にしている。このオイルセパレータエレメントの構造
は相当に複雑であり、交換部品の製作費は高くなる。したがって、オイル分離器
を整備するための費用が嵩むことになる。
【0005】 他方、ドイツ特許4241586号によれば、支持円筒なしのフィルターエレ
メントが明示されている。もっと正確に言うと支持機構はハウジング内に構成さ
れているので、該支持機構はフィルターカートリッジの交換の度に交換されるこ
とはない。したがって、フィルターエレメントは廉価に製作することが可能であ
る。
【0006】 しかしながら、オイルセパレータに関する後者の文書によると、一般に曲げに
対してしなやかな構成部品がフィルターエレメントとして用いられているので、
オイルセパレータを取外すことができない。このため、直接に支持する必要があ
り、したがって不織布を備えたフィルターエレメントをフィルターハウジングに
強固に取付けられた支持体に押付けることはできない。
【0007】 本発明の課題は、製作コストが低い簡単な構造であるとともに構成部品の信頼
性が高い分離カートリッジを提供することにある。この課題は、請求の範囲第1
項および12項によって解決される。さらに請求の範囲第11項により本発明の
液体分離装置に適する分離カートリッジが請求される。
【0008】 (発明の開示) 本発明による液体分離器は周知の方法による蓋によって閉じることができるハ
ウジングを有する。適当な連結により清浄化すべきガスを導入し分離された液体
を導出することができる。前記液体分離器には液体を分離する分離手段とカート
リッジの形状安定性を確実にする支持手段を有する分離カートリッジが組込まれ
る。本発明によれば、該分離カートリッジはその両端部の少なくとも一端側に前
記ハウジング内で前記分離カートリッジの一部をなすリテーナとの間をシールす
るエンドプレートを有する。また、前記エンドプレトを支持手段に強固に取付け
てエンドプレートと支持手段の間をシールすることも可能である。かくてカート
リッジをハウジングに組付ける際のシールが省略される。必要な個々の部品点数
の減少は構成部品の減少と組立てコストの低減を特に材料節減によりもたらす。
さらに、前記組付け時のシールの省略は付加的な安全ファクターである。という
のは、分離カートリッジを交換する際に組付け不良、例えばシールのうっかりし
た組込み忘れを避けることが出きるからである。前記エンドプレートは分離手段
におけるシーリングを信頼性あるものにする。このようにして、清浄化すべきガ
スの流れの望ましくない短絡に対処することができる。
【0009】 分離手段としてはあらゆる既知の分離材を用いることができる。好んでロール
状に成形される支持手段の周囲に巻き付けることができる材料が特に適する。不
織布状の分離材のほか、分離手段は特に織巻きに構成してもよい。
【0010】 分離手段はガス相からの液相の分離が第1に課せられた仕事である。分離され
た液相は集められて排出路を介して分離器システムから排出される。分離手段は
、さらにまた、清浄化すべきガス中の粒子を留めるのに貢献する。該粒子は分離
手段中に留まり、分離カートリッジの寿命を決める。寿命を延ばすために、粒子
の分離により適する分離グレードのものを用いてもよい。液体の分離も多段階に
することができる。特に、支持手段が付加的に分離機能を引受けることができる
。この支持手段は、ガス相から微粒の液滴を分離するための例えば多孔質材料製
とすることができる。
【0011】 本発明の他の実施形態では分離カートリッジは非金属で作製される。非金属製
カートリッジは熱的に利用できるので使用済みの分離カートリッジの廃棄物処理
に非常に有利である。
【0012】 エンドプレートの他の実施形態としては多くの変形があり、これらは互いに組
合せることができる。分離手段および支持手段は、例えばニトリルゴム製のエン
ドプレートに埋め込まれてもよい。この材料はカートリッジ製作の際加熱により
伸びるので、分離並びに支持手段の端面部をつなぐ。この接合により必要なシー
リングが同時に達成される。
【0013】 他の可能性は前記エンドプレートを多要素複合プラスチック製とすることであ
る。その場合、ニトリルゴムと同様に伸びて分離並びに支持手段との接合がなさ
れる発泡プラスチックの利用が考えられる。他の可能性は分離及び/或は支持手
段の端面領域に特に流動性を持った要素を設けて該要素でさらに強固な接合をな
すもので、その際ある程度の弾性が残留したエンドプレートを時効硬化が起る。
他の可能性は弾性のあるエンドプレートを用いることで、エンドプレートは分離
/支持手段に例えば接着剤で接合される。
【0014】 さらに代替方法として、エンドプレートを支持手段と一体に作製することもで
きる。この方法では円筒形の糸巻きのような基体が構成され、該基体の周囲に分
離手段が巻き付けられる。
【0015】 エンドプレート、支持手段、および分離手段間の接合部のシールはそれらを接
合領域で圧着することによって行うことができる。分離手段の圧着は種種の手段
、例えばワイヤ締付具を分離手段に巻付けて締めあげることで行うこともできる
。ワイヤ締付具の代りに不織布にファイバーを織込んでもよい。
【0016】 支持手段自体はガスが通過できるように作製されなければならない。円筒状の
分離カートリッジは両端面を有する。両端面部に同じ様なエンドプレートを設け
るのは適切なことである。使用状況に応じてさらに他の構造を選ぶことができる
【0017】 液体分離器ハウジング内の分離カートリッジのリテーナは好ましくは該分離カ
ートリッジを固定するのに適する戻り止めを有する。これは、例えば円筒状の嵌
め管に取付けられる爪からなる。分離カートリッジは前記爪に該爪がエンドプレ
ートの下に来るまで押込まれる。さらに他の可能な固定方法も考えられる。例え
ば、エンドプレート自体の弾性によりシールを行う面圧力が同時にリテーナと分
離カートリッジ間の接合に利用される。他の可能な方法は指し込み継手の配設で
あろう。
【0018】 前記リテーナは、分離カートリッジの嵌め管として形成されており、分離カー
トリッジの両エンドプレート間にある領域は清浄化すべきガスが通過できるよう
に形成されていなければならない。また、前記嵌め管はある程度の分離機能を果
たすことができる。これは、特に清浄化すべきガスを内側から外側に通す場合に
可能である。その場合、ガスは、先ず前記嵌め管を通過して分離去れるべき液体
の前段分離が行われ、つぎに前記分離カートリッジの分離材を通過する。
【0019】 本発明アイデアの目的にかなう構成では装着される嵌め管が分離された液体の
戻し弁を有することができる。分離器が作動中は前記戻し弁は閉じている。これ
により清浄化されていないガスが分離器を短絡して流れるのを避けることができ
る。オイルセパレータの運転停止あるいは分離された液体がある量溜まった際に
前記戻し弁は開き、分離された液体は嵌め管から流出される。
【0020】 前記嵌め管はハウジングの蓋と一体に作製してもよい。部品の鋳造による製作
を容易にするために、個々の部品を製作後に特に溶接接合によって互いに接合し
てもよい。この一体化の利点はシールが節減できることである。
【0021】 請求項11に記載の分離カートリッジは本発明のよる液体分離器への装着に適
するカートリッジであることを特徴としている。この分離カートリッジは、閉じ
たシステムにおいて、ガス相から液体の分離が必要な所にハウジングなしで装着
する場合に用いられる。このことは、例えば内燃機関のオイル循環路の場合に要
求される。クランクケースに発生するガスはシステムから排出する必要があり、
その際できる限りオイルを除去することが必要不可欠である。液体分離器をクラ
ンクケースに直接に装着する可能性があり、その場合、請求項10に記載の蓋−
嵌め管−組合せのものを用いることができる。この分離カートリッジはしかもオ
イルフィルターモジュールに一体化することができる。
【0022】 上記およびその他の本発明の好ましい特徴が、請求項、また明細書及び図面か
ら案出され、個々の特徴がそれ自身あるいは多くは本発明の実施形態を組合せた
形態でおよび他の分野で実現される有利かつそれ自身保護され得る実施形態を示
すことができ、それらに対して茲に保護を要請するものである。
【0023】 (発明を実施するための最良の形態) 第1図に示された液体分離器は蓋11がOリング12を介して取付けられたハ
ウジング10を有する。前記蓋11には分離カートリッジ14の嵌め管として設
けられたリテーナ13が溶接されている。
【0024】 鎖線の矢は清浄化すべきガスの流れ方向を示す。この流れは、入口15からハ
ウジング10内に流入し、分離カートリッジ14と貫通路16が設けられた前記
リテーナを通りぬけて液体分離器の清浄側17に達し、ついで出口18を通って
液体分離器を出る。
【0025】 前記出口18には負圧弁19が設けられている。前記液体分離器をクランクケ
ースガスのオイルセパレータとして用いる場合に、クランクケースガスを内燃機
関の吸気管に導く場合には前記負圧弁19が必要である。前記出口部の負圧が大
き過ぎる場合には該負圧弁が閉じることによって、クランクケースで過大量のブ
ローバイが生じるのを防止する。
【0026】 液体は主として分離カートリッジ14の不織布20によって分離される。分離
された液体は、そこからハウジング10に滴下し、図示しないクランクケースに
導かれる排出管21を通って前記ハウジング10を出る。そして、支持手段22
並びに前記リテーナの貫通路16が設けられた領域23ではある程度の量の液体
が分離される。この液体は前記嵌め管によって形成される清浄側17に集まる。
【0027】 前記嵌め管の底24にはしたがって戻し弁25が配設されている。該戻し弁は端
末開口部28に設けられた弁座26と弁板27よりなる。清浄前側29と清浄側
17の圧力差が分離されたオイルのレベル30による流体静圧よりも小さくなる
と前記戻し弁25が開いてオイルは弁座26を通って開口部28から流出する。
これは、例えばエンジン停止時がそうであり鎖線の矢で示されている。エンジン
の運転により圧力平衡が回復され、弁板27は弁座26に押付けられることによ
り、清浄化すべきガスの前記戻し弁からのバイパスは防止される(第2図参照)
【0028】 分離カートリッジ14は円筒状でガスを通す支持手段22で構成され、該支持
手段22には不織布20が巻いてある。これら両構成部品の両端部32にはエン
ドプレート33が嵌込まれている。該エンドプレート33は、例えば2要素複合
技術(2-component technique)により製作でき、分離カートリッジ14に強固
に接合される。エンドプレート33は半径方向に弾力があるように作製されてい
る。分離カートリッジ14がリテーナ13に押付けられると、エンドプレートの
半径方向膨張によりこれら構成部品間のシールと確実な取付けがなされる。この
圧力接合により、分離カートリッジ14は取付け位置に固定される。
【0029】 第2図は、取付け開口34に取付けられたオイルセパレータを示す。前記取付
け開口は図示しないクランクケース35に設けられたものであり、清浄前側29
は前記クランクケース内に形成される。それゆえ、排出管21と入口15は無く
なっている。蓋11は第1図のようにリテーナ13まで延びているが、図2に示
すような異なる形状の分離器に適合するよう形成されている。
【0030】 分離カートリッジ14は、支持手段22aおよびエンドプレート33aを有し
、プラスチックで特に射出成形法によって一体に作製されている。この一体部品
に不織布20が巻かれ、さらにエンドプレート33aの部分で接着剤36により
固定或は圧着される。該不織布の圧着によりオイルを取除くべき空気が不織布を
バイパスする流れが十分に防止される。前記不織布の圧着は接着剤による代りに
機械的に、例えばワイヤ締付具41で行ってもよい。嵌め管の底24が下部エン
ドプレート部で終り、上部エンドプレートはリテーナ13に相当する肩部37を
有する。該肩部と前記上部エンドプレートの外径は同じである。前記分離カート
リッジ14は、上部エンドプレート下側の爪38にパチンと掛るまで上部エンド
プレートとともにリテーナ13に押込まれる。こうして分離カートリッジ14は
肩部39との共同により軸方向に固定される。リテーナ13とエンドプレート間
のシーリングは詳細が第2図に示されるように、嵌合によりもたらされ、蓋11
あるいは肩部37に取付けられる付加シール40により補助される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤイネク ヘルベルト ドイツ連邦共和国、ハイルブロン 74074、 エーベルハルト−グメエリン−シュトラッ セ 4 Fターム(参考) 3G015 BD24 BE02 BE03 BF05 BF08 CA06 EA25

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清浄化されるガスの入口(15)並びに出口(18)および
    分離された液体の排出路(21)を有する蓋(11)付ハウジング(10)と、 実質的に円筒状の分離カートリッジ(14)内の分離手段特に不織布(20)
    と支持手段(22、22a)のリテーナ(13)とを含み、 前記分離カートリッジは少なくとも一端部(32)にエンドプレート(33、
    33a)を有していて、該エンドプレートは前記リテーナ(13)との間をシー
    ルするとともに支持手段(22、22a)を強固に接合して前記分離手段の清浄
    前側と清浄側とを分けることを特徴とする特にクランクケースガス清浄化のため
    の分離カートリッジを有する液体分離器。
  2. 【請求項2】 前記分離カートリッジは非金属製であることを特徴とする請
    求の範囲第1項記載の液体分離器。
  3. 【請求項3】 前記分離手段および支持手段(22、22a)は少なくとも
    一つのニトリルゴム製のエンドプレート(33、33a)に埋め込まれているこ
    とを特徴とする上記請求の範第1項若しくは2項のいずれか1項に記載の液体分
    離器。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一つのエンドプレート(33、33a)は他
    要素合成樹脂からなることを特徴とする上記請求の範囲第1項、2項若しくは3
    項のいずれか1項に記載の液体分離器。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つのエンドプレート(33、33a)は前
    記不織布および支持手段(22、22a)に接着されていることを特徴とする上
    記請求の範囲第1項、2項、3項若しくは4項のいずれか1項に記載の液体分離
    器。
  6. 【請求項6】 前記不織布は前記少なくとも一つのエンドプレート(33、
    33a)の領域に気密を形成あるいは補助するために固着されることを特徴とす
    る上記請求の範囲第1項、2項、3項、4項若しくは5項のいずれか1項に記載
    の液体分離器。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも一つのエンドプレート(33a)と支持手段
    (22a)は一体に作製されていることを特徴とする上記請求の範囲第1項、2
    項、3項、4項、5項若しくは6項のいずれか1項に記載の液体分離器。
  8. 【請求項8】 リテーナ(13)とエンドプレート(33、33a)間の結
    合に戻り止め、特に爪(38)が分割カートリッジを固定するために設けられて
    いることを特徴とする上記請求の範囲第1項、2項、3項、4項、5項、6項若
    しくは7項のいずれか1項に記載の液体分離器。
  9. 【請求項9】 前記リテーナ(13)が嵌め管として形成され、該嵌め管の
    両エンドプレート間の領域(23)はガスが通過可能であることを特徴とする上
    記請求の範囲第1項、2項、3項、4項、5項、6項、7項若しくは8項のいず
    れか1項に記載の液体分離器。
  10. 【請求項10】 前記嵌め管は分離された液体の戻し弁(25)を有するこ
    とを特徴とする請求の範囲第9項記載の液体分離器。
  11. 【請求項11】 前記嵌め管は特に溶接接合により前記蓋(11)に強固に
    結合されていることを特徴とする請求の範囲第9項若しくは10項に記載の液体
    分離器。
  12. 【請求項12】 上記請求の範囲第1項、2項、3項、4項、5項、6項、
    7項、8項、9項、10項若しくは11項のいずれか1項に記載の液体分離器へ
    の装着に適することを特徴とする分離カートリッジ。
  13. 【請求項13】 請求の範囲第12項に記載の分離カートリッジ(14)が
    内燃機関のオイル循環路に設けられているハウジングに組み込まれていることを
    特徴とする液体分離器。
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