JP2003348454A - カメラシステム - Google Patents
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- JP2003348454A JP2003348454A JP2002157389A JP2002157389A JP2003348454A JP 2003348454 A JP2003348454 A JP 2003348454A JP 2002157389 A JP2002157389 A JP 2002157389A JP 2002157389 A JP2002157389 A JP 2002157389A JP 2003348454 A JP2003348454 A JP 2003348454A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円形状画像でも好適な画像データが得られる
カメラシステムを実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は、イメージセンサにより画像デ
ータを生成するカメラシステムに改良を加えたものであ
る。本装置は、イメージセンサによる全画像データの
内、円形状領域における明度閾値以上の画素の個数に基
づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対数圧縮
カーブを修正する修正手段を有することを特徴とする装
置である。
カメラシステムを実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は、イメージセンサにより画像デ
ータを生成するカメラシステムに改良を加えたものであ
る。本装置は、イメージセンサによる全画像データの
内、円形状領域における明度閾値以上の画素の個数に基
づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対数圧縮
カーブを修正する修正手段を有することを特徴とする装
置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサに
より画像データを生成するカメラシステムに関し、円形
状画像でも好適な画像データが得られるカメラシステム
に関するものである。
より画像データを生成するカメラシステムに関し、円形
状画像でも好適な画像データが得られるカメラシステム
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平１１−１３７５１４号公報
等に記載されているように、ＣＣＤ（Charge-Coupled D
evices）イメージャで複数の露光時間で撮像した画像を
合成して、ダイナミックレンジを拡大していた。一方、
１つの画像で広ダイナミックレンジを実現するＣＭＯＳ
（Complementary Metal-Oxide Semiconductor）イメー
ジャとして、例えば、IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CI
RCUITS, VOL.33,NO.12,DECEMBER 1998, "A 256 × 256
CMOS Imaging Array with Wide Dynamic Range Pixels
and Column-Parallel Digital Output", Steven Decke
r, R. Daniel McGrath, Kevin Brehmer, and Charles
G. Sodini等に記載されている。
等に記載されているように、ＣＣＤ（Charge-Coupled D
evices）イメージャで複数の露光時間で撮像した画像を
合成して、ダイナミックレンジを拡大していた。一方、
１つの画像で広ダイナミックレンジを実現するＣＭＯＳ
（Complementary Metal-Oxide Semiconductor）イメー
ジャとして、例えば、IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CI
RCUITS, VOL.33,NO.12,DECEMBER 1998, "A 256 × 256
CMOS Imaging Array with Wide Dynamic Range Pixels
and Column-Parallel Digital Output", Steven Decke
r, R. Daniel McGrath, Kevin Brehmer, and Charles
G. Sodini等に記載されている。
【０００３】このようなＣＭＯＳイメージャの動作を図
４，５を用いて説明する。図４，５はＣＭＯＳイメージ
ャの動作を説明する図である。（ａ）は積分時間とバリ
ア電圧との関係を示す図で、横軸は積分時間、縦軸は電
圧値を示す。（ｂ）は（ａ）に示す波形に対応する入出
力特性を示す図で、横軸は入力照度、縦軸は出力電圧
（輝度）である。なお、電圧値は、１．２５［Ｖ］を”
７”とし、積分時間は、１秒を”５１２”として表して
いる。また、入力照度の単位は、×１０３［ｌｘ］であ
る。
４，５を用いて説明する。図４，５はＣＭＯＳイメージ
ャの動作を説明する図である。（ａ）は積分時間とバリ
ア電圧との関係を示す図で、横軸は積分時間、縦軸は電
圧値を示す。（ｂ）は（ａ）に示す波形に対応する入出
力特性を示す図で、横軸は入力照度、縦軸は出力電圧
（輝度）である。なお、電圧値は、１．２５［Ｖ］を”
７”とし、積分時間は、１秒を”５１２”として表して
いる。また、入力照度の単位は、×１０３［ｌｘ］であ
る。
【０００４】図４（ａ）に示すように、積分時間”５１
１”に従って、バリア電圧をＣＭＯＳイメージャに入力
する。この結果、入力照度に対し、ＣＭＯＳイメージャ
は、図４（ｂ）に示される特性の出力電圧（輝度）を得
る。この場合、入力照度が”０．０１４”という小さい
値で、出力輝度（明部）が飽和する。
１”に従って、バリア電圧をＣＭＯＳイメージャに入力
する。この結果、入力照度に対し、ＣＭＯＳイメージャ
は、図４（ｂ）に示される特性の出力電圧（輝度）を得
る。この場合、入力照度が”０．０１４”という小さい
値で、出力輝度（明部）が飽和する。
【０００５】この飽和を防止するため、例えば、図４
（ａ）に示すバリア電圧波形を積分時間”５１１”か
ら”２５”に短くして、ＣＭＯＳイメージャに入力す
る。これにより、図５（ｂ）の波形形状と同じである
が、入力照度の値が大きくなり、明部の飽和を防止する
ことができるが、暗部が潰れた画像となる。
（ａ）に示すバリア電圧波形を積分時間”５１１”か
ら”２５”に短くして、ＣＭＯＳイメージャに入力す
る。これにより、図５（ｂ）の波形形状と同じである
が、入力照度の値が大きくなり、明部の飽和を防止する
ことができるが、暗部が潰れた画像となる。
【０００６】そこで、入力照度が小さい領域のとき、出
力輝度の変化が大きく、入力照度が大きい領域のとき、
出力輝度の変化が小さければ、明暗部とも最適に描写で
きる。つまり、ダイナミックレンジを図５（ｂ）に示す
ように、リニアから対数圧縮カーブにする。すなわち、
入力照度に対して輝度圧縮を最適化して、明暗部を最適
にする。
力輝度の変化が大きく、入力照度が大きい領域のとき、
出力輝度の変化が小さければ、明暗部とも最適に描写で
きる。つまり、ダイナミックレンジを図５（ｂ）に示す
ように、リニアから対数圧縮カーブにする。すなわち、
入力照度に対して輝度圧縮を最適化して、明暗部を最適
にする。
【０００７】例えば、積分時間”５１１”、図５（ａ）
に示すようにバリア電圧波形を対数圧縮カーブにして、
ＣＭＯＳイメージャに入力する。この結果、入力照度に
対し、ＣＭＯＳイメージャは、図５（ｂ）に示される特
性の出力電圧（輝度）を出力する。この結果、明暗部と
も、最適な画像データを得ることができ、最適な画像を
表示することができる。
に示すようにバリア電圧波形を対数圧縮カーブにして、
ＣＭＯＳイメージャに入力する。この結果、入力照度に
対し、ＣＭＯＳイメージャは、図５（ｂ）に示される特
性の出力電圧（輝度）を出力する。この結果、明暗部と
も、最適な画像データを得ることができ、最適な画像を
表示することができる。
【０００８】このようなＣＭＯＳイメージャの自動設定
として、全画像データ（全画素）において、明度閾値以
上の画素数を計数して、対数圧縮カーブを制御し、明部
の飽和を防止し、全画像データにおいて、暗度の閾値以
下の画素数を計数して、積分時間を制御して、暗部の潰
れを防止することが行われている。
として、全画像データ（全画素）において、明度閾値以
上の画素数を計数して、対数圧縮カーブを制御し、明部
の飽和を防止し、全画像データにおいて、暗度の閾値以
下の画素数を計数して、積分時間を制御して、暗部の潰
れを防止することが行われている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような自
動設定では、内視鏡、全方位レンズ、魚眼レンズ等によ
り円形状画像が得られる場合、周囲の画像以外の部分も
ダイナミックレンジの対数圧縮カーブを選択する際の演
算対象画素となるので、自動設定がうまく行われず、最
適な画像が得られないという問題点があった。
動設定では、内視鏡、全方位レンズ、魚眼レンズ等によ
り円形状画像が得られる場合、周囲の画像以外の部分も
ダイナミックレンジの対数圧縮カーブを選択する際の演
算対象画素となるので、自動設定がうまく行われず、最
適な画像が得られないという問題点があった。
【００１０】そこで、本発明の目的は、円形状画像でも
好適な画像データが得られるカメラシステムを実現する
ことにある。
好適な画像データが得られるカメラシステムを実現する
ことにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、イメージセンサにより画像データを生成するカメラ
システムにおいて、前記イメージセンサによる全画像デ
ータの内、円形状領域における明度閾値以上の画素の個
数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対
数圧縮カーブを修正する修正手段を有することを特徴と
するものである。
は、イメージセンサにより画像データを生成するカメラ
システムにおいて、前記イメージセンサによる全画像デ
ータの内、円形状領域における明度閾値以上の画素の個
数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対
数圧縮カーブを修正する修正手段を有することを特徴と
するものである。
【００１２】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
本発明において、修正手段は、円形状領域内の飽和が生
じている画素の飽和領域における明度閾値以上の画素の
個数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の
対数圧縮カーブを修正することを特徴とするものであ
る。
本発明において、修正手段は、円形状領域内の飽和が生
じている画素の飽和領域における明度閾値以上の画素の
個数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の
対数圧縮カーブを修正することを特徴とするものであ
る。
【００１３】請求項３記載の本発明は、請求項１または
２記載の本発明において、修正手段は、イメージセンサ
に与えるバリア電圧波形の対数圧縮カーブを修正するこ
とを特徴とするものである。
２記載の本発明において、修正手段は、イメージセンサ
に与えるバリア電圧波形の対数圧縮カーブを修正するこ
とを特徴とするものである。
【００１４】請求項４記載の本発明は、イメージセンサ
により画像データを生成するカメラシステムにおいて、
前記イメージセンサによる全画像データの内、円形状領
域における暗度閾値以下の画素の個数に基づいて、イメ
ージセンサにおける入出力特性の対数圧縮カーブを修正
する修正手段を有することを特徴とするものである。
により画像データを生成するカメラシステムにおいて、
前記イメージセンサによる全画像データの内、円形状領
域における暗度閾値以下の画素の個数に基づいて、イメ
ージセンサにおける入出力特性の対数圧縮カーブを修正
する修正手段を有することを特徴とするものである。
【００１５】請求項５記載の本発明は、請求項４記載の
本発明において、修正手段は、円形状領域内の飽和が生
じている画素の飽和領域における暗部閾値以下の画素の
個数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の
対数圧縮カーブを修正することを特徴とするものであ
る。
本発明において、修正手段は、円形状領域内の飽和が生
じている画素の飽和領域における暗部閾値以下の画素の
個数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の
対数圧縮カーブを修正することを特徴とするものであ
る。
【００１６】請求項６記載の本発明は、請求項４または
５記載の本発明において、修正手段は、イメージセンサ
に与えるバリア電圧波形の積分時間を修正することを特
徴とするものである。
５記載の本発明において、修正手段は、イメージセンサ
に与えるバリア電圧波形の積分時間を修正することを特
徴とするものである。
【００１７】請求項７記載の本発明は、請求項１〜６の
いずれかに記載の本発明において、イメージセンサは、
ＣＭＯＳセンサであることを特徴とするものである。
いずれかに記載の本発明において、イメージセンサは、
ＣＭＯＳセンサであることを特徴とするものである。
【００１８】請求項８記載の本発明は、請求項１〜７の
いずれかに記載の本発明において、ネットワークに画像
データを伝送するＷｅｂサーバ手段を設けたことを特徴
とするものである。
いずれかに記載の本発明において、ネットワークに画像
データを伝送するＷｅｂサーバ手段を設けたことを特徴
とするものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図１は本発明の一実施例を示した構成
図である。
形態を説明する。図１は本発明の一実施例を示した構成
図である。
【００２０】図１において、カメラヘッド部１は、ＣＭ
ＯＳイメージャ１１、センサコントローラ１２から構成
される。ＣＭＯＳイメージャ１１は、カラー撮影できる
イメージセンサで、ダイナミックレンジを可変にでき、
ＲＧＢ（赤・緑・青）データ（画像データ）を作成す
る。センサコンロトーラ１２は、ＣＭＯＳイメージャ１
１を制御する。
ＯＳイメージャ１１、センサコントローラ１２から構成
される。ＣＭＯＳイメージャ１１は、カラー撮影できる
イメージセンサで、ダイナミックレンジを可変にでき、
ＲＧＢ（赤・緑・青）データ（画像データ）を作成す
る。センサコンロトーラ１２は、ＣＭＯＳイメージャ１
１を制御する。
【００２１】Ｗｅｂカメラコントロール部２は、ネット
ワークＬに接続し、カメラヘッド部１に例えばＬＶＤＳ
（Low Voltage Differential Signaling）で接続し、カ
メラコントローラ２１、Ｗｅｂサーバ手段２２からな
る。また、Ｗｅｂカメラコントロール部２に、ＮＴＳＣ
（National TV Standards Committee）インターフェー
ス、ＩＥＥＥ１３９４インターフェース等を設け、ＲＧ
Ｂデータから水平、垂直同期信号、フィールド信号、ピ
クセルクロック信号を生成し、各インターフェースから
画像を出力する構成を設けてもよい。
ワークＬに接続し、カメラヘッド部１に例えばＬＶＤＳ
（Low Voltage Differential Signaling）で接続し、カ
メラコントローラ２１、Ｗｅｂサーバ手段２２からな
る。また、Ｗｅｂカメラコントロール部２に、ＮＴＳＣ
（National TV Standards Committee）インターフェー
ス、ＩＥＥＥ１３９４インターフェース等を設け、ＲＧ
Ｂデータから水平、垂直同期信号、フィールド信号、ピ
クセルクロック信号を生成し、各インターフェースから
画像を出力する構成を設けてもよい。
【００２２】ネットワークＬには、ＴＣＰ／ＩＰ（Tran
smission Control Protocol/Internet Protocol）通信
が行えるイーサネット（登録商標）、ＩＳＤＮ（Integr
atedServices Digital Network）網、ｘＤＳＬ（x Digi
tal Subscriber Line）網、ＰＨＳ（Personal Handypho
ne System）網、ＣＡＴＶ（Cable Television）網、無
線等が含まれる。
smission Control Protocol/Internet Protocol）通信
が行えるイーサネット（登録商標）、ＩＳＤＮ（Integr
atedServices Digital Network）網、ｘＤＳＬ（x Digi
tal Subscriber Line）網、ＰＨＳ（Personal Handypho
ne System）網、ＣＡＴＶ（Cable Television）網、無
線等が含まれる。
【００２３】カメラコントローラ２１は、修正手段２１
１を有し、カメラヘッド部１を制御し、ＣＭＯＳイメー
ジャ１１が生成するＲＧＢデータを、カラー補間、カラ
ー調整、カラーマトリクス調整、ホワイトバランス調
整、ガンマ補正、ニー補正、黒レベル調整、カラー彩度
調整等の映像信号処理を行い、１６ビットＹＣｒＣｂ
（輝度・色相）画像へデータ変換を行う。
１を有し、カメラヘッド部１を制御し、ＣＭＯＳイメー
ジャ１１が生成するＲＧＢデータを、カラー補間、カラ
ー調整、カラーマトリクス調整、ホワイトバランス調
整、ガンマ補正、ニー補正、黒レベル調整、カラー彩度
調整等の映像信号処理を行い、１６ビットＹＣｒＣｂ
（輝度・色相）画像へデータ変換を行う。
【００２４】修正手段２１１は、ＣＭＯＳイメージャ１
１による全画像データの内、円形状領域における明度閾
値以上または暗度閾値以下の画素の個数をカウントし、
画素の個数に基づいて、ＣＭＯＳイメージャ１１におけ
る入出力特性の対数圧縮カーブ、つまり、バリア電圧波
形の対数圧縮カーブまたは積分時間をセンサコントロー
ラ１２に送り、修正する。ここで、明度閾値とは、上限
の明度を越える閾値で、暗度閾値とは、下限の明度に達
しない閾値である。
１による全画像データの内、円形状領域における明度閾
値以上または暗度閾値以下の画素の個数をカウントし、
画素の個数に基づいて、ＣＭＯＳイメージャ１１におけ
る入出力特性の対数圧縮カーブ、つまり、バリア電圧波
形の対数圧縮カーブまたは積分時間をセンサコントロー
ラ１２に送り、修正する。ここで、明度閾値とは、上限
の明度を越える閾値で、暗度閾値とは、下限の明度に達
しない閾値である。
【００２５】Ｗｅｂサーバ手段２２は、画像圧縮手段を
有し、カメラコントローラ２１に、例えば制御用シリア
ルバスと画像データ用パラレルバスとで接続する。そし
て、Ｗｅｂサーバ手段２２は、画像圧縮手段により、Ｙ
ＣｒＣｂ画像データをＪＰＥＧ（Joint Photographic C
oding Experts Group）圧縮、ＭＰＥＧ（Moving Pictur
e Coding Experts Group）圧縮等を行う。また、Ｗｅｂ
サーバ手段２２は、ＨＴＴＰ（HyperText Transfer Pro
tocol）通信により、ＪＰＥＧ圧縮、ＭＰＥＧ圧縮等を
行った画像データを、ネットワークＬに伝送（公開）す
ると共に、ネットワークＬから制御データを受信し、カ
メラコントローラ２１、センサコントローラ１２を制御
する。
有し、カメラコントローラ２１に、例えば制御用シリア
ルバスと画像データ用パラレルバスとで接続する。そし
て、Ｗｅｂサーバ手段２２は、画像圧縮手段により、Ｙ
ＣｒＣｂ画像データをＪＰＥＧ（Joint Photographic C
oding Experts Group）圧縮、ＭＰＥＧ（Moving Pictur
e Coding Experts Group）圧縮等を行う。また、Ｗｅｂ
サーバ手段２２は、ＨＴＴＰ（HyperText Transfer Pro
tocol）通信により、ＪＰＥＧ圧縮、ＭＰＥＧ圧縮等を
行った画像データを、ネットワークＬに伝送（公開）す
ると共に、ネットワークＬから制御データを受信し、カ
メラコントローラ２１、センサコントローラ１２を制御
する。
【００２６】コンピュータＰＣは、キーボード、マウス
等の入力手段、ＣＲＴ等の表示部等を有し、ネットワー
クＬに接続し、Ｗｅｂブラウザ手段３が設けられる。Ｗ
ｅｂブラウザ手段３は、ＨＴＴＰ通信により、ネットワ
ークＬを介して、Ｗｅｂサーバ手段２２より画像データ
を受信すると共に、Ｗｅｂサーバ手段２２へ制御データ
を送信する。
等の入力手段、ＣＲＴ等の表示部等を有し、ネットワー
クＬに接続し、Ｗｅｂブラウザ手段３が設けられる。Ｗ
ｅｂブラウザ手段３は、ＨＴＴＰ通信により、ネットワ
ークＬを介して、Ｗｅｂサーバ手段２２より画像データ
を受信すると共に、Ｗｅｂサーバ手段２２へ制御データ
を送信する。
【００２７】このような装置の動作を以下に説明する。
図２は図１に示す装置の動作を説明するフローチャー
ト、図３は図１に示す装置の動作を説明する図である。
図３において、全画像データＦＡは画素が６４０×４８
０で、円形状領域ＣＡは（ｘ，ｙ，ｒ）、つまり、アド
レス（ｘ，ｙ）と円の半径ｒで指定される。
図２は図１に示す装置の動作を説明するフローチャー
ト、図３は図１に示す装置の動作を説明する図である。
図３において、全画像データＦＡは画素が６４０×４８
０で、円形状領域ＣＡは（ｘ，ｙ，ｒ）、つまり、アド
レス（ｘ，ｙ）と円の半径ｒで指定される。
【００２８】センサコントローラ１２がＣＭＯＳイメー
ジャ１１にバリア電圧波形を与え、この結果、ＣＭＯＳ
イメージャ１１は入力照度に対応した出力電圧を得る。
そして、ＣＭＯＳイメージャ１１は出力電圧に対応して
ＲＧＢデータを作成し、センサコントローラ１２を介し
て、カメラコントローラ２１に出力する。
ジャ１１にバリア電圧波形を与え、この結果、ＣＭＯＳ
イメージャ１１は入力照度に対応した出力電圧を得る。
そして、ＣＭＯＳイメージャ１１は出力電圧に対応して
ＲＧＢデータを作成し、センサコントローラ１２を介し
て、カメラコントローラ２１に出力する。
【００２９】カメラコントローラ２１の修正手段２１１
が、図３に示す全画像データＦＡの内、円形状領域ＣＡ
における明度閾値以上の画素の個数をカウントする（Ｓ
１）。そして、修正手段２１１は、明度閾値以上の画素
数に対応して予め定められたバリア電圧波形の対数圧縮
カーブをセンサコントローラ１２に指示する（Ｓ２）。
が、図３に示す全画像データＦＡの内、円形状領域ＣＡ
における明度閾値以上の画素の個数をカウントする（Ｓ
１）。そして、修正手段２１１は、明度閾値以上の画素
数に対応して予め定められたバリア電圧波形の対数圧縮
カーブをセンサコントローラ１２に指示する（Ｓ２）。
【００３０】また、修正手段２１１は、図３に示す全画
像データＦＡの内、円形状領域ＣＡにおける暗部閾値以
下の画素の個数をカウントする（Ｓ３）。そして、修正
手段２１１は、暗部閾値以下の画素数に対応して予め定
められたバリア電圧波形の積分時間をセンサコントロー
ラ１２に指示する（Ｓ４）。
像データＦＡの内、円形状領域ＣＡにおける暗部閾値以
下の画素の個数をカウントする（Ｓ３）。そして、修正
手段２１１は、暗部閾値以下の画素数に対応して予め定
められたバリア電圧波形の積分時間をセンサコントロー
ラ１２に指示する（Ｓ４）。
【００３１】そして、センサコントローラ１２は、修正
手段２１１からのバリア電圧波形、積分時間の指示によ
り、ＣＭＯＳイメージャ１１にバリア電圧波形を与え
る。ＣＭＯＳイメージャ１１は入力照度に対応した出力
電圧を得る。そして、ＣＭＯＳイメージャ１１は出力電
圧に対応してＲＧＢデータを作成し、センサコントロー
ラ１２を介して、カメラコントローラ２１に出力する。
手段２１１からのバリア電圧波形、積分時間の指示によ
り、ＣＭＯＳイメージャ１１にバリア電圧波形を与え
る。ＣＭＯＳイメージャ１１は入力照度に対応した出力
電圧を得る。そして、ＣＭＯＳイメージャ１１は出力電
圧に対応してＲＧＢデータを作成し、センサコントロー
ラ１２を介して、カメラコントローラ２１に出力する。
【００３２】カメラコントローラ２１は、ＲＧＢデータ
を、色調整、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、ニー
補正、黒レベル調整、カラー彩度調整等の映像信号処理
を施し、ＹＣｒＣｂ画像データに変換する。なお、修正
手段２１１による修正は適宜行われる。
を、色調整、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、ニー
補正、黒レベル調整、カラー彩度調整等の映像信号処理
を施し、ＹＣｒＣｂ画像データに変換する。なお、修正
手段２１１による修正は適宜行われる。
【００３３】コンピュータＰＣの入力手段により、Ｗｅ
ｂブラウザ手段３にカメラ画像の要求を入力する。Ｗｅ
ｂブラウザ手段３は、ネットワークＬを介して、ＨＴＴ
Ｐ通信により、Ｗｅｂサーバ手段２２にカメラ画像を要
求する。Ｗｅｂサーバ手段２２は、カメラコントローラ
２１のＹＣｒＣｂ画像データを取得し、例えば、ＪＰＥ
Ｇ画像データに圧縮変換し、ＨＴＴＰ通信により、ネッ
トワークＬを介して、Ｗｅｂブラウザ手段３に送る。Ｗ
ｅｂブラウザ手段３は、ＪＰＥＧ画像データを表示す
る。
ｂブラウザ手段３にカメラ画像の要求を入力する。Ｗｅ
ｂブラウザ手段３は、ネットワークＬを介して、ＨＴＴ
Ｐ通信により、Ｗｅｂサーバ手段２２にカメラ画像を要
求する。Ｗｅｂサーバ手段２２は、カメラコントローラ
２１のＹＣｒＣｂ画像データを取得し、例えば、ＪＰＥ
Ｇ画像データに圧縮変換し、ＨＴＴＰ通信により、ネッ
トワークＬを介して、Ｗｅｂブラウザ手段３に送る。Ｗ
ｅｂブラウザ手段３は、ＪＰＥＧ画像データを表示す
る。
【００３４】このように、修正手段２１１が全画像デー
タＦＡの内、円形状領域ＣＡにおける明度閾値以上また
は暗部閾値以下の画素数に基づいて、ＣＭＯＳイメージ
ャ１１における入出力特性の対数圧縮カーブを修正する
ので、円形状画像でも好適な画像データを得ることがで
きる。
タＦＡの内、円形状領域ＣＡにおける明度閾値以上また
は暗部閾値以下の画素数に基づいて、ＣＭＯＳイメージ
ャ１１における入出力特性の対数圧縮カーブを修正する
ので、円形状画像でも好適な画像データを得ることがで
きる。
【００３５】また、Ｗｅｂサーバ手段２２によりネット
ワークＬに圧縮された画像データを伝送するので、全方
位画像データ等の円形状画像でも好適に監視を行うこと
ができる。つまり、日中、夜間と監視対象の明度が変化
しても、明るい部分、暗い部分でも適切に見ることがで
きる。
ワークＬに圧縮された画像データを伝送するので、全方
位画像データ等の円形状画像でも好適に監視を行うこと
ができる。つまり、日中、夜間と監視対象の明度が変化
しても、明るい部分、暗い部分でも適切に見ることがで
きる。
【００３６】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、円形状領域ＣＡが固定されている例、つまり
（ｘ，ｙ，ｒ）が固定されている例を示したが、変更可
能にし、（ｘ，ｙ，ｒ）を設定するレジスタ等の記憶部
をカメラコントローラ２１内に設け、修正手段２１１が
読み出して修正を行う構成でもよい。
なく、円形状領域ＣＡが固定されている例、つまり
（ｘ，ｙ，ｒ）が固定されている例を示したが、変更可
能にし、（ｘ，ｙ，ｒ）を設定するレジスタ等の記憶部
をカメラコントローラ２１内に設け、修正手段２１１が
読み出して修正を行う構成でもよい。
【００３７】また、ＣＭＯＳイメージャ１１がＲＧＢデ
ータを出力する構成を示したが、センサコントローラ１
２がＣＭＯＳイメージャ１１の入出力特性の出力電圧に
より、ＲＧＢデータを生成する構成でもよい。
ータを出力する構成を示したが、センサコントローラ１
２がＣＭＯＳイメージャ１１の入出力特性の出力電圧に
より、ＲＧＢデータを生成する構成でもよい。
【００３８】また、センサコントローラ１２がＣＭＯＳ
イメージャ１１にバリア電圧波形を与える構成を示した
が、センサコントローラ１２は制御のみを行い、ＣＭＯ
Ｓイメージャ１１内でバリア電圧を発生させる構成でも
よい。
イメージャ１１にバリア電圧波形を与える構成を示した
が、センサコントローラ１２は制御のみを行い、ＣＭＯ
Ｓイメージャ１１内でバリア電圧を発生させる構成でも
よい。
【００３９】また、修正手段２１１が円形状領域ＣＡ内
の明度閾値以上または暗度閾値以下の全画素数に基づい
て、ＣＭＯＳイメージャ１１における入出力特性の対数
圧縮カーブを修正する構成を示したが、これに限定され
るものではない。すなわち、円形状領域ＣＡ内の飽和が
生じている画素の飽和領域を指定し、この飽和領域内に
おける明度閾値以上または暗度閾値以下の画素数に基づ
いて、ＣＭＯＳイメージャ１１における対数圧縮カーブ
を修正する構成でもよい。ここで、飽和領域の指定は、
コンピュータＰＣがＷｅｂブラウザ手段３、Ｗｅｂサー
バ２２を介して修正手段２１１に指定する。あるいは、
修正手段２１１が予め円形状領域ＣＡ内で分割された領
域を個別に明度閾値以上の画素の個数を求め、最大とな
る画素の個数の領域を飽和領域に指定する。
の明度閾値以上または暗度閾値以下の全画素数に基づい
て、ＣＭＯＳイメージャ１１における入出力特性の対数
圧縮カーブを修正する構成を示したが、これに限定され
るものではない。すなわち、円形状領域ＣＡ内の飽和が
生じている画素の飽和領域を指定し、この飽和領域内に
おける明度閾値以上または暗度閾値以下の画素数に基づ
いて、ＣＭＯＳイメージャ１１における対数圧縮カーブ
を修正する構成でもよい。ここで、飽和領域の指定は、
コンピュータＰＣがＷｅｂブラウザ手段３、Ｗｅｂサー
バ２２を介して修正手段２１１に指定する。あるいは、
修正手段２１１が予め円形状領域ＣＡ内で分割された領
域を個別に明度閾値以上の画素の個数を求め、最大とな
る画素の個数の領域を飽和領域に指定する。
【００４０】
【発明の効果】請求項１〜３，７によれば、修正手段が
全画像データの内、円形状領域における明度閾値以上の
画素数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性
の対数圧縮カーブを修正するので、円形状画像でも好適
な画像データを得ることができる。
全画像データの内、円形状領域における明度閾値以上の
画素数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性
の対数圧縮カーブを修正するので、円形状画像でも好適
な画像データを得ることができる。
【００４１】請求項４〜７によれば、修正手段が全画像
データの内、円形状領域における暗部閾値以下の画素数
に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対数
圧縮カーブを修正するので、円形状画像でも好適な画像
データを得ることができる。
データの内、円形状領域における暗部閾値以下の画素数
に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対数
圧縮カーブを修正するので、円形状画像でも好適な画像
データを得ることができる。
【００４２】請求項８によれば、Ｗｅｂサーバ手段によ
りネットワークに画像データを伝送するので、全方位画
像データ等の円形状画像でも好適に監視を行うことがで
きる。効果がある。
りネットワークに画像データを伝送するので、全方位画
像データ等の円形状画像でも好適に監視を行うことがで
きる。効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図２】図１に示す装置の動作を示したフローチャート
である。
である。
【図３】図１に示す装置の動作を説明する図である。
【図４】ＣＭＯＳイメージャの動作を説明する図であ
る。
る。
【図５】ＣＭＯＳイメージャの動作を説明する図であ
る。
る。
１１ ＣＭＯＳイメージャ
２２ Ｗｅｂサーバ手段
２１１ 修正手段
Ｌ ネットワーク
Claims (8)
- 【請求項１】 イメージセンサにより画像データを生成
するカメラシステムにおいて、 前記イメージセンサによる全画像データの内、円形状領
域における明度閾値以上の画素の個数に基づいて、イメ
ージセンサにおける入出力特性の対数圧縮カーブを修正
する修正手段を有することを特徴とするカメラシステ
ム。 - 【請求項２】 修正手段は、円形状領域内の飽和が生じ
ている画素の飽和領域における明度閾値以上の画素の個
数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対
数圧縮カーブを修正することを特徴とする請求項１記載
のカメラシステム。 - 【請求項３】 修正手段は、イメージセンサに与えるバ
リア電圧波形の対数圧縮カーブを修正することを特徴と
する請求項１または２記載のカメラシステム。 - 【請求項４】 イメージセンサにより画像データを生成
するカメラシステムにおいて、 前記イメージセンサによる全画像データの内、円形状領
域における暗度閾値以下の画素の個数に基づいて、イメ
ージセンサにおける入出力特性の対数圧縮カーブを修正
する修正手段を有することを特徴とするカメラシステ
ム。 - 【請求項５】 修正手段は、円形状領域内の飽和が生じ
ている画素の飽和領域における暗部閾値以下の画素の個
数に基づいて、イメージセンサにおける入出力特性の対
数圧縮カーブを修正することを特徴とする請求項４記載
のカメラシステム。 - 【請求項６】 修正手段は、イメージセンサに与えるバ
リア電圧波形の積分時間を修正することを特徴とする請
求項４または５記載のカメラシステム。 - 【請求項７】 イメージセンサは、ＣＭＯＳセンサであ
ることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載のカ
メラシステム。 - 【請求項８】 ネットワークに画像データを伝送するＷ
ｅｂサーバ手段を設けたことを特徴とする請求項１〜７
のいずれかに記載のカメラシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002157389A JP2003348454A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002157389A JP2003348454A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | カメラシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003348454A true JP2003348454A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29773274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002157389A Withdrawn JP2003348454A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | カメラシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003348454A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8118732B2 (en) | 2003-04-01 | 2012-02-21 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Force feedback control system for video endoscope |
| JP2017063386A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | キヤノン株式会社 | 撮像素子および撮像装置 |
| US9913573B2 (en) | 2003-04-01 | 2018-03-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic imaging system |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157389A patent/JP2003348454A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8118732B2 (en) | 2003-04-01 | 2012-02-21 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Force feedback control system for video endoscope |
| US9913573B2 (en) | 2003-04-01 | 2018-03-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic imaging system |
| US10765307B2 (en) | 2003-04-01 | 2020-09-08 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic imaging system |
| US11324395B2 (en) | 2003-04-01 | 2022-05-10 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic imaging system |
| JP2017063386A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | キヤノン株式会社 | 撮像素子および撮像装置 |
| US10735678B2 (en) | 2015-09-25 | 2020-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensor, imaging method, and imaging apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060118 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060307 |