JP2003348345A - ハーフトーニング処理を有した印刷装置 - Google Patents

ハーフトーニング処理を有した印刷装置

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JP2003348345A
JP2003348345A JP2002150795A JP2002150795A JP2003348345A JP 2003348345 A JP2003348345 A JP 2003348345A JP 2002150795 A JP2002150795 A JP 2002150795A JP 2002150795 A JP2002150795 A JP 2002150795A JP 2003348345 A JP2003348345 A JP 2003348345A
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JP
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noise
signal
error data
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JP2002150795A
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Shingo Tatsumi
晋吾 辰巳
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤差拡散で,階調性を擬似的に向上させる為
に,比較閾値にノイズを加算する方法が有る。この方法
で,ノイズの生成方法として,誤差データを用いてノイ
ズを生成する。 【解決手段】 誤差拡散処理で必然的に生成される誤差
データを元に,疑似的にノイズデータを生成する。誤差
データの下位bitをbitデータとして扱い,予め決
めた振幅データの極性判断に用いて,疑似ノイズデータ
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】プリンタ装置にかんするもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年プリンタ装置の解像度が飛躍的に向
上し、画像(特に、カラー画像)を印刷する用途が増え
てきた。特に、画像入力装置の近年のめざましい発展に
より益々上記用途が増えている。
【0003】特に、いわゆるインクジェットプリンタの
様なインクの有り無しだけで表現するプリンタでの印刷
解像度の向上により、なめらかな画像が形成出来る様に
成って来ている。
【0004】これは、印刷解像度の向上を、一部、階調
表現に振り分ける事が可能となり、面積階調で表現する
事により、印刷信号での多値表現が可能と成ったからで
ある。
【0005】たとえば入力信号(加法混色系の信号:
R、G、B信号)を印刷用の色信号(減法混色系の信
号;シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)信
号)に変換するとき、例えば、いわゆる誤差拡散手法に
より、源信号(CMY)を空間的に平均化すると共に源
信号よりもレベルの少ない多値信号に変換し(いわゆ
る、多値ハーフトーン)(例えば、4値)、印刷時に使
用する解像度を、上記多値ハーフトーンレベル(例え
ば、4値)に見合う解像度に落として、即ち、例えば5
値(0〜3)の場合は縦横の解像度を各1/2に落とし
て、印刷する事に依って実現している。
【0006】しかし、多値ハーフトーンでレベルを落と
している為、微妙な階調変化の画像の場合、量子化誤差
として微妙な階調飛びが希に現れる事が有る。
【0007】そこで、従来は、多値ハーフトーンでレベ
ルを落とす時に、量子化する比較基準を微妙に変化させ
て、即ち、ノイズを加算して更に面積階調に依る階調の
連続性を確保していた。
【0008】これらを概略ブロック図と共に、簡単に説
明する。
【0009】図5は、加法混色系のデータを減法混色系
のデータに変換する簡単なブロッ図である。
【0010】加法混色系のRGBデータは、色変換器1
で印刷用の減法混色系のデータYMCに変換された後、
多値ハーフトーン器2へ送られる。
【0011】多値ハーフトーン器2では、空間的に信号
を平均化して信号レベルの分解能を落として出力される
(このデータを、INDEXデータと呼ぶ事にする)。
【0012】例えば、本一実施例の場合、2bit(4
値)に分解能を落としている。
【0013】多値ハーフトーン器2から出力されたIN
DEXデータは、印刷装置3で、必要な処理を施し印刷
される。印刷装置3では、印刷位置等に応じて、必要な
データ処理を施し印刷する。
【0014】この時、多値ハーフトーン器2で量子化出
力を生成する時に、ノイズを加算して空間的に微妙なノ
イズを持たせて階調の連続性を擬似的に実現している。
【0015】この多値ハーフトーン器2の概略動作をブ
ロック図と共に図6で簡単に説明しておく。
【0016】多値ハーフトーン器2は、例えば、特許第
3200287号、3200274号等で詳しく説明さ
れているが、今回は、概念的なブロック図で簡単に説明
する。多値ハーフトーン器2への入力信号は、加算器2
−1で誤差データ制御器2−6からの誤差データ(この
データは、周囲に配分された誤差データである)と加算
され、比較器2−3へ送られる。比較器2−3では、加
算器2−7を経た比較基準器2−2からの比較基準信号
と比較し、INDEX値を出力する。このINDEX値
は、代表値化器2−4に依って、加算器2−1の出力と
同じディメンジョンに信号レベルを変換した後、減算器
2−5へ送られ、比較器の入力信号と比較後の信号(代
表値化されたINDEX値)との差を取り誤差データと
して誤差データ制御器2−6へ送られる。
【0017】誤差データ制御器2−6では、誤差データ
を必要な周囲画素に必要な係数で配分すると共に、入力
データに応じた周囲誤差を収集して、加算器2−1へ送
る様に構成されている。
【0018】また、比較基準器2−2からの出力は、ノ
イズ生成器2−8の出力と加算器2−7で加算されて、
比較器2−3へ送られている。
【0019】ここで、ノイズ加算器2−8は、空間的に
ランダムなノイズを比較基準器2−2からの信号に加算
される様にデータを生成されている。
【0020】例えば一例として、ノイズ加算レベルは一
定で、空間的に加算、減算を行う場合は、ノイズ生成器
2−8の出力をN、ノイズ加算振幅をA、ランダム関数
から抽出された±極性信号をsingとすると、 N=A×sing として出力される。
【0021】また、ランダム関数から抽出された、極性
信号の生成は、予めテーブルデータとして持っておき、
必要な時にデータを参照する方法でも良い。
【0022】この様な、従来技術では、必要な時にラン
ダム関数を計算する方法では、印刷画素相当の回数に印
刷色数分を乗じた回数だけランダム関数の計算が必要に
なり、処理速度が低下すると言う問題が有った。
【0023】また、予めテーブルデータを生成して必要
な時に参照する方法では、ノイズ加算によるテクスチャ
を回避する為、大きなテーブルデータが必要となり、コ
スト面で不利で有った。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、多値ハーフト
ーン器の誤差データを元に、多値ハーフトーン器用の比
較器への比較基準信号に疑似ランダムノイズを加算する
様に構成する事に依って、コスト増加を軽減しつつ、乱
数同様の効果を持たせる様にしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1と共に
説明する。
【0026】図1では、多値ハーフトーン器2のみの説
明とする。
【0027】また、多値ハーフトーン器2では、従来と
同じ箇所は、同じ番号を付し、説明を省略する。
【0028】従来と異なっているのは、ノイズ生成器2
−8の替わりに、誤差ノイズ変換器2−9を設けた点で
ある。
【0029】誤差ノイズ変換器2−9の動作は、減算器
2−5で生成される誤差データの中から、誤差データよ
りも少ないbit数のデータをbitデータとして切り
出し、振幅補正して出力するものである。
【0030】その一例として、誤差データから、1bi
tのみを切り出す場合について以下に簡単に説明する。
【0031】誤差データから1bitを切り出すと、こ
の時点で誤差データとしてのディメンジョンはなくな
る。
【0032】この1bitのデータに依って、例えば、
出力データの極性を制御する様に構成すると以下の様に
なる。
【0033】ノイズ加算振幅をA’とする。
【0034】誤差データ1bit=1の時、N=A’ 誤差データ1bit=0の時、N=−A’ と成る様に構成すれば、比較的ランダムに空間的に比較
信号を変動させる事が可能となる。
【0035】この時の1bitの切り出しは、誤差デー
タの中の下位の方のbitを使うと変化が多く比較的ラ
ンダムになる。但し、最下位に限定した訳では無く、中
位、上位の方のbitになるにつれて、bitの変化は
少なくなるので、空間周波数が低く成ってくる。
【0036】また、bitの切り出しは、1bitに限
定しているわけでは無い。
【0037】2bit、3bit等複数bitの切り出
しでも良い。
【0038】例えば、2bitの場合は、4種類のレベ
ルを設定出来、
【外1】
【0039】等と構成出来る。
【0040】本実施例図1では、誤差データは対象画素
で生成される誤差データであるから、ノイズを加算する
画素は、その1つ次の画素になるが、誤差データを抽出
する画素の位置とノイズを加算する画素の位置について
は、特に限定するものでは無い。
【0041】例えば、同一ライン上で複数画素過去の誤
差データを用いても良いし、また、複数ライン過去のラ
インからのデータを用いても良い。
【0042】複数ライン過去のラインからのデータを用
いる場合の例として、過去に配分された誤差データを用
いる場合、即ち、加算器2−1への入力データを用いる
場合の概略ブロック図を図2にしめしておく。
【0043】図2と図1との違いは、誤差データを取り
込む場所が違うだけであるので、動作についての説明は
省略する。
【0044】また、上記図1、図2のブロック図では、
比較器の比較基準信号へ、誤差ノイズ変換器の出力を加
算しているが、比較器から見ると、比較基準信号と、入
力信号は相対的な関係にある為、入力信号に誤差ノイズ
変換器の信号を加算する構成にしても良いのは明らかで
ある。
【0045】入力信号に誤差ノイズ変換器の信号を加算
する例として、概略ブロック図を記載しておく。
【0046】上述の数値が全く等価になる様に各々に対
応した概略ブロック図を記載した。
【0047】図1に対応するのが図3のブロック図であ
り、図2に対応するのが図4のブロック図である。
【0048】動作については、相対的に加算位置を変え
ているだけであるので、説明は省略する。
【0049】さらに、本一実施例では、同一系統の色デ
ータにたいして誤差ノイズ変換器が挿入されているが、
誤差ノイズ変換器の入力用データ(誤差データ)と誤差
ノイズ変換器の出力データとを別の系統の色になる様に
構成しても、同一の効果が有られる事は言うまでも無
い。
【0050】
【発明の効果】誤差拡散器で生成される誤差データか
ら、誤差データとして有効なbit数よりも少ないbi
tデータを切り出し、切り出したbitデータに依って
誤差拡散用の比較基準値と入力信号に対して相対的に加
算する誤差ノイズ変換器を設ける事に依って、簡単な回
路構成で、疑似的にランダムノイズを誤差拡散に加算す
る事ができ、良好な画質を安価に構成する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図。
【図2】本発明の実施例を示す図。
【図3】本発明の実施例を示す図。
【図4】本発明の実施例を示す図。
【図5】加法混色系のデータを減法混色系のデータに変
換するブロック図。
【図6】加法混色系のデータを減法混色系のデータに変
換するブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA02 AB19 AB20 BB08 BC11 5B057 AA11 BA29 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CE13 CH18 5C077 LL17 MP08 NN11 PQ12 PQ20 RR08 TT02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤差拡散器を有した印刷装置において、
    該誤差拡散器には、過去の誤差データと入力信号とを加
    算した比較器入力信号と、比較基準信号とを比較し、入
    力データよりも階調を低下させて出力する比較器を備
    え、 上記誤差拡散器に依って生成される誤差データと、誤差
    データから実効bit以下のbitを切り出し、上記切
    り出したbitデータを元に、誤差拡散器内の比較器入
    力信号と比較基準信号との相対的な比較間隔を制御する
    誤差ノイズ制御器を備えた事を特徴とする印刷装置。
JP2002150795A 2002-05-24 2002-05-24 ハーフトーニング処理を有した印刷装置 Withdrawn JP2003348345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044045A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び方法、画像形成システム

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Effective date: 20050802