JP2003348195A - 携帯電話装置 - Google Patents
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- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2250/00—Details of telephonic subscriber devices
- H04M2250/10—Details of telephonic subscriber devices including a GPS signal receiver
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者が指定した位置に応じた種々の機能を
設定し、自動的に実行させることができる。また、指定
された位置に位置検出精度を超える距離を加えることに
より、位置検出精度を考慮した位置条件の設定とする。 【解決手段】現在位置を検出するＧＰＳ受信部１７と、
１以上のキーを有する入力部１６と、登録された前記キ
ーの操作手順及び登録された位置条件を記憶するＲＡＭ
１３と、ＧＰＳ受信部１７で検出された現在位置がＲＡ
Ｍ１３に記憶される位置条件を満足するとＲＡＭ１３に
記憶されたキーの操作手順を実行させる制御回路１１を
備え、前記位置条件は１点の指定あるいは領域の位置指
定とし、指定された位置に位置検出精度を超える距離を
加える。
設定し、自動的に実行させることができる。また、指定
された位置に位置検出精度を超える距離を加えることに
より、位置検出精度を考慮した位置条件の設定とする。 【解決手段】現在位置を検出するＧＰＳ受信部１７と、
１以上のキーを有する入力部１６と、登録された前記キ
ーの操作手順及び登録された位置条件を記憶するＲＡＭ
１３と、ＧＰＳ受信部１７で検出された現在位置がＲＡ
Ｍ１３に記憶される位置条件を満足するとＲＡＭ１３に
記憶されたキーの操作手順を実行させる制御回路１１を
備え、前記位置条件は１点の指定あるいは領域の位置指
定とし、指定された位置に位置検出精度を超える距離を
加える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在位置情報を検
出可能な携帯電話装置に関する。
出可能な携帯電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の基地局の位置を受信して自装置の
現在位置を算出したり、ＧＰＳ（Global Positioning S
ystem）受信機で受信したデータにより現在位置を算出
する携帯電話装置が考えられた。そして、このようにし
て得られた現在位置情報を活用する方法として、携帯電
話装置の現在位置に対応して、自動的に所定の動作を行
わせることが考えられた。例えば、所定位置に到達する
と、自動的にメールを発信することが考えられた（特開
２０００−２８５３８２号公報参照）。また、携帯電話
装置の現在位置を基地局に送信し、基地局から受信した
電話使用規制情報に基づいて病院での電話の使用を禁止
させることが考えられた（特開２００１−１６０９８５
号公報参照）。
現在位置を算出したり、ＧＰＳ（Global Positioning S
ystem）受信機で受信したデータにより現在位置を算出
する携帯電話装置が考えられた。そして、このようにし
て得られた現在位置情報を活用する方法として、携帯電
話装置の現在位置に対応して、自動的に所定の動作を行
わせることが考えられた。例えば、所定位置に到達する
と、自動的にメールを発信することが考えられた（特開
２０００−２８５３８２号公報参照）。また、携帯電話
装置の現在位置を基地局に送信し、基地局から受信した
電話使用規制情報に基づいて病院での電話の使用を禁止
させることが考えられた（特開２００１−１６０９８５
号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の動作は予めプログラムされた動作であり、使用者が任
意に動作内容を設定・登録できるものではなかった。
の動作は予めプログラムされた動作であり、使用者が任
意に動作内容を設定・登録できるものではなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話装置は
かかる点に鑑みなされたもので、現在位置を検出する位
置検出手段と、１以上のキーと、登録された前記キーの
操作手順及び登録された位置条件を記憶する記憶手段
と、前記位置検出手段で検出された現在位置が前記記憶
手段に記憶される位置条件を満足すると前記記憶手段に
記憶されたキーの操作手順を実行させる制御手段を備え
る。
かかる点に鑑みなされたもので、現在位置を検出する位
置検出手段と、１以上のキーと、登録された前記キーの
操作手順及び登録された位置条件を記憶する記憶手段
と、前記位置検出手段で検出された現在位置が前記記憶
手段に記憶される位置条件を満足すると前記記憶手段に
記憶されたキーの操作手順を実行させる制御手段を備え
る。
【０００５】また、前記位置条件は１点の指定あるいは
領域の位置指定とし、指定された位置に所定距離近づい
たかあるいは所定距離遠ざかったかの範囲を付加し、そ
の付加した範囲は前記位置検出手段の検出精度より広く
する。
領域の位置指定とし、指定された位置に所定距離近づい
たかあるいは所定距離遠ざかったかの範囲を付加し、そ
の付加した範囲は前記位置検出手段の検出精度より広く
する。
【０００６】また、前記記憶手段は電話あるいはメール
の送受信条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出
手段で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される
位置条件と送受信条件を論理積で満足すると前記記憶手
段に記憶されたキーの操作手順を実行させる。
の送受信条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出
手段で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される
位置条件と送受信条件を論理積で満足すると前記記憶手
段に記憶されたキーの操作手順を実行させる。
【０００７】また、前記記憶手段は設定されたＯＮ／Ｏ
ＦＦ条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出手段
で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される位置
条件を満足し、且つ、前記設定がＯＮであると前記記憶
手段に記憶されたキーの操作手順を実行させる。
ＦＦ条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出手段
で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される位置
条件を満足し、且つ、前記設定がＯＮであると前記記憶
手段に記憶されたキーの操作手順を実行させる。
【０００８】また、前記記憶手段は時間条件を記憶し、
前記制御手段は、前記位置検出手段で検出された現在位
置が前記記憶手段に記憶される位置条件と時間条件を論
理積で満足すると前記記憶手段に記憶されたキーの操作
手順を実行させる。
前記制御手段は、前記位置検出手段で検出された現在位
置が前記記憶手段に記憶される位置条件と時間条件を論
理積で満足すると前記記憶手段に記憶されたキーの操作
手順を実行させる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。本願発明は予め登録されたキー操作を現在
位置に応じて自動的に実行するものである。図１は実施
例の要部の構成を示すブロック図である。
き説明する。本願発明は予め登録されたキー操作を現在
位置に応じて自動的に実行するものである。図１は実施
例の要部の構成を示すブロック図である。
【００１０】（１）は電話通信部であり、後述のベース
バンド部（３）からの信号をアンテナ（２）を介して基
地局へ発信したり、アンテナ（２）を介して基地局から
の電波を受信したりする。
バンド部（３）からの信号をアンテナ（２）を介して基
地局へ発信したり、アンテナ（２）を介して基地局から
の電波を受信したりする。
【００１１】（３）はベースバンド部であり、CＤＭＡ
処理回路（３１）と音声コーデック（３２）を有する。
CＤＭＡ処理回路（３１）は符号分割多元接続、スクラ
ンブル、誤り制御、タイミング検出を行う。音声コーデ
ック（３２）は音声を圧縮（符号化）・伸張（復号化）
したり、アナログとディジタルの変換を行ったり、内部
の増幅回路（図示せず）により受話音量やマイクロホン
の感度を変更する。
処理回路（３１）と音声コーデック（３２）を有する。
CＤＭＡ処理回路（３１）は符号分割多元接続、スクラ
ンブル、誤り制御、タイミング検出を行う。音声コーデ
ック（３２）は音声を圧縮（符号化）・伸張（復号化）
したり、アナログとディジタルの変換を行ったり、内部
の増幅回路（図示せず）により受話音量やマイクロホン
の感度を変更する。
【００１２】（４）は耳にあてて通話に使用されるスピ
ーカであり、増幅回路（５）で増幅されたベースバンド
部（３）の電気信号を音声に変換する。（６）は通話に
使用されるマイクロホンであり、音声を電気信号に変換
する。（７）は増幅回路であり、マイクロホン（６）の
出力を増幅してベースバンド部（３）に出力する。
ーカであり、増幅回路（５）で増幅されたベースバンド
部（３）の電気信号を音声に変換する。（６）は通話に
使用されるマイクロホンであり、音声を電気信号に変換
する。（７）は増幅回路であり、マイクロホン（６）の
出力を増幅してベースバンド部（３）に出力する。
【００１３】（８）は受話音を周囲の人にも聞かせるた
めの拡声用のスピーカである。このスピーカ（８）は増
幅回路（９）で増幅されたベースバンド部（３）の電気
信号を音声に変換する。また、スピーカ（８）は着信報
知の鳴動も行う。
めの拡声用のスピーカである。このスピーカ（８）は増
幅回路（９）で増幅されたベースバンド部（３）の電気
信号を音声に変換する。また、スピーカ（８）は着信報
知の鳴動も行う。
【００１４】（１０）は切替回路であり、３つの夫々の
増幅回路（５）（７）（９）とベースバンド部（３）と
の接続を後述の制御回路（１１）の制御によりＯＮ／Ｏ
ＦＦする。尚、これら３つの増幅回路（５）（７）
（９）はゲインを固定しており、受話音量やマイクロホ
ンの感度を変更することはできない。受話音量やマイク
ロホンの感度の変更は制御回路（１１）の制御によりベ
ースバンド部（３）の音声コーデック（３２）が行う。
増幅回路（５）（７）（９）とベースバンド部（３）と
の接続を後述の制御回路（１１）の制御によりＯＮ／Ｏ
ＦＦする。尚、これら３つの増幅回路（５）（７）
（９）はゲインを固定しており、受話音量やマイクロホ
ンの感度を変更することはできない。受話音量やマイク
ロホンの感度の変更は制御回路（１１）の制御によりベ
ースバンド部（３）の音声コーデック（３２）が行う。
【００１５】（１１）はマイクロプロセッサからなる制
御回路であり、動作のプログラムを記憶したＲＯＭ（１
２）に基づき各部を制御する。（１３）はＲＡＭであ
り、操作手順等、制御回路（１１）の動作に必要な情報
を記憶する。
御回路であり、動作のプログラムを記憶したＲＯＭ（１
２）に基づき各部を制御する。（１３）はＲＡＭであ
り、操作手順等、制御回路（１１）の動作に必要な情報
を記憶する。
【００１６】（１４）は液晶の表示部であり、電話番号
等を表示する。（１５）はバイブレータであり、着信報
知の振動を発生させる。（１６）は入力部であり、電話
番号の入力等を行うテンキー（１６１）と、通話の開始
を操作する通話キー（１６２）、通話の終了を操作する
終話キー（１６３）、カーソルを前後左右に移動させる
カーソルキー（１６４）、メールモードにするmailキー
（１６５）、インターネットモードにするwebキー（１
６６）、マナーモードにするマナーキー（１６７）と、
自動キー操作の登録を操作する登録キー（１６８）を有
する。（１７）はＧＰＳ（Global Positioning Syste
m）受信部であり、ＧＰＳアンテナ（１８）がとらえた
現在位置情報の電波を電気信号に変換処理して制御回路
（１１）に出力する。本実施例の位置の測位方法はＤＧ
ＰＳ（Differential Global Positioning System）であ
り、その実用最高精度は１ｍである。尚、ＫＧＰＳ（Ki
nematics Global Positioning System）であれば、実用
最高精度は１ｃｍである。
等を表示する。（１５）はバイブレータであり、着信報
知の振動を発生させる。（１６）は入力部であり、電話
番号の入力等を行うテンキー（１６１）と、通話の開始
を操作する通話キー（１６２）、通話の終了を操作する
終話キー（１６３）、カーソルを前後左右に移動させる
カーソルキー（１６４）、メールモードにするmailキー
（１６５）、インターネットモードにするwebキー（１
６６）、マナーモードにするマナーキー（１６７）と、
自動キー操作の登録を操作する登録キー（１６８）を有
する。（１７）はＧＰＳ（Global Positioning Syste
m）受信部であり、ＧＰＳアンテナ（１８）がとらえた
現在位置情報の電波を電気信号に変換処理して制御回路
（１１）に出力する。本実施例の位置の測位方法はＤＧ
ＰＳ（Differential Global Positioning System）であ
り、その実用最高精度は１ｍである。尚、ＫＧＰＳ（Ki
nematics Global Positioning System）であれば、実用
最高精度は１ｃｍである。
【００１７】次に、自動キー操作の登録について説明す
る。図２は制御回路（１１）の動作を示すフローチャー
トである。図３は登録された内容を示す図である。
る。図２は制御回路（１１）の動作を示すフローチャー
トである。図３は登録された内容を示す図である。
【００１８】図２において、登録キー（１６８）が操作
されると（Ｓ１のＹ）、新規か変更かの選択を要求する
（Ｓ２）。新規が選択された場合は（Ｓ２のＹ）、自動
操作キー名の入力を要求し、入力された自動操作キー名
をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ３）。
されると（Ｓ１のＹ）、新規か変更かの選択を要求する
（Ｓ２）。新規が選択された場合は（Ｓ２のＹ）、自動
操作キー名の入力を要求し、入力された自動操作キー名
をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ３）。
【００１９】次いで、位置条件の入力を要求し、入力さ
れた位置条件をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ４）。
位置については点でもよく、領域でもよい。また、位置
の内外（位置に接近する、あるいは位置から離間する）
いずれでもよい。そして、位置に所定距離の幅を設け
る。例えば、２０ｍ以内に接近したときや、１ｍ以上離
間したとき等。この所定距離の幅は離間や接近の距離を
設定だけのものではなく、位置測位の誤差を補う目的も
ある。従って、この距離が使用者によって設定されなか
った場合は、自動的に、位置測位の実用最高精度（ここ
では１ｍ）の距離が設定される。
れた位置条件をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ４）。
位置については点でもよく、領域でもよい。また、位置
の内外（位置に接近する、あるいは位置から離間する）
いずれでもよい。そして、位置に所定距離の幅を設け
る。例えば、２０ｍ以内に接近したときや、１ｍ以上離
間したとき等。この所定距離の幅は離間や接近の距離を
設定だけのものではなく、位置測位の誤差を補う目的も
ある。従って、この距離が使用者によって設定されなか
った場合は、自動的に、位置測位の実用最高精度（ここ
では１ｍ）の距離が設定される。
【００２０】次いで、制御回路（１１）は、電話やメー
ルの送受信条件の入力を要求し、入力された送受信条件
をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ５）。位置条件は必
須の条件であるが、送受信条件は必須でなく、入力され
なくてもよい。電話の送受信条件とメールの送受信条件
は論理和（ＯＲ）される。
ルの送受信条件の入力を要求し、入力された送受信条件
をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ５）。位置条件は必
須の条件であるが、送受信条件は必須でなく、入力され
なくてもよい。電話の送受信条件とメールの送受信条件
は論理和（ＯＲ）される。
【００２１】次いで、制御回路（１１）は、設定された
条件を確認する期間や間欠の時間条件の入力を要求し、
入力された時間条件をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ
６）。期間は期日でもよく、時刻でもよい。例えば、期
間を７，８月とし、間欠を２０秒とした場合は、制御回
路（１１）は、７月と８月にだけ、２０秒毎に設定され
た条件を確認し、条件が満足すれば設定された操作手順
を自動的に実行する。時間条件が入力されない場合は常
時確認する。
条件を確認する期間や間欠の時間条件の入力を要求し、
入力された時間条件をＲＡＭ（１３）に記憶させる（Ｓ
６）。期間は期日でもよく、時刻でもよい。例えば、期
間を７，８月とし、間欠を２０秒とした場合は、制御回
路（１１）は、７月と８月にだけ、２０秒毎に設定され
た条件を確認し、条件が満足すれば設定された操作手順
を自動的に実行する。時間条件が入力されない場合は常
時確認する。
【００２２】次いで、制御回路（１１）は、操作手順の
入力を要求し、入力された操作手順をＲＡＭ（１３）に
記憶させる（Ｓ７）。この操作手順は、実際のキー操作
を行うことにより入力され、この操作手順の入力は登録
キー（１６８）を操作することにより終了する。
入力を要求し、入力された操作手順をＲＡＭ（１３）に
記憶させる（Ｓ７）。この操作手順は、実際のキー操作
を行うことにより入力され、この操作手順の入力は登録
キー（１６８）を操作することにより終了する。
【００２３】次いで、制御回路（１１）は、自動キー操
作のＯＮ／ＯＦＦ設定を要求し、その設定をＲＡＭ（１
３）に記憶させる（Ｓ８）。
作のＯＮ／ＯＦＦ設定を要求し、その設定をＲＡＭ（１
３）に記憶させる（Ｓ８）。
【００２４】位置の設定、送受信の設定、時間の設定及
びＯＮ／ＯＦＦの設定で設定された条件は論理積（ＡＮ
Ｄ）される。位置の条件は送受信のタイミングや時間や
状況に関連することがあるので、位置の条件に送受信の
条件や時間の条件やＯＮ／ＯＦＦの設定を組み合わせる
ことにより、詳細な条件を設定することができる。
びＯＮ／ＯＦＦの設定で設定された条件は論理積（ＡＮ
Ｄ）される。位置の条件は送受信のタイミングや時間や
状況に関連することがあるので、位置の条件に送受信の
条件や時間の条件やＯＮ／ＯＦＦの設定を組み合わせる
ことにより、詳細な条件を設定することができる。
【００２５】ステップＳ２において、新規ではない場
合、制御回路（１１）は、登録された自動キー操作名の
中から設定を変更しようとする自動キー操作名を選択さ
せる（Ｓ９）。次いで、前述のステップＳ４〜Ｓ８で行
われた設定の変更を要求し、変更された設定をＲＡＭ
（１３）に記憶させる（Ｓ１０からＳ１４）。
合、制御回路（１１）は、登録された自動キー操作名の
中から設定を変更しようとする自動キー操作名を選択さ
せる（Ｓ９）。次いで、前述のステップＳ４〜Ｓ８で行
われた設定の変更を要求し、変更された設定をＲＡＭ
（１３）に記憶させる（Ｓ１０からＳ１４）。
【００２６】上述の自動キー操作の登録によって設定さ
れた条件が満たされると、制御回路（１１）は、設定さ
れた操作手順を自動的に実行する。
れた条件が満たされると、制御回路（１１）は、設定さ
れた操作手順を自動的に実行する。
【００２７】次に、図３の具体例（番号Ｆ１からＦ１
２）についていくつかを説明する。
２）についていくつかを説明する。
【００２８】番号Ｆ１の場合、ステップＳ３の自動キー
操作名入力では、「音声送信」と入力され、これをＲＡＭ
（１３）に記憶させる。ステップＳ４の位置の設定で
は、複数の点と２０ｍと接近が入力され、これらの点で
囲まれた領域に２０ｍ接近することを位置の条件として
ＲＡＭ（１３）に記憶させる。ステップＳ５の送受信の
設定は入力されずにパスされる。ステップＳ６の時間の
設定では、間欠時間を１分と入力され、これをＲＡＭ
（１３）に記憶させる。ステップＳ７の操作の設定で
は、音声一覧から「遊園地に今着いたから来て下さい」と
いう音声を選択する操作と、この音声の出力先として電
話帳から所定の電話番号を選択する操作と、これを発信
する操作が行われる。そして、登録キー（１６８）が操
作され、登録キー（１６８）の操作を除く前述の操作手
順を記憶させる。ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦの設定で
はＯＦＦが入力され、これをＲＡＭ（１３）に記憶させ
る。
操作名入力では、「音声送信」と入力され、これをＲＡＭ
（１３）に記憶させる。ステップＳ４の位置の設定で
は、複数の点と２０ｍと接近が入力され、これらの点で
囲まれた領域に２０ｍ接近することを位置の条件として
ＲＡＭ（１３）に記憶させる。ステップＳ５の送受信の
設定は入力されずにパスされる。ステップＳ６の時間の
設定では、間欠時間を１分と入力され、これをＲＡＭ
（１３）に記憶させる。ステップＳ７の操作の設定で
は、音声一覧から「遊園地に今着いたから来て下さい」と
いう音声を選択する操作と、この音声の出力先として電
話帳から所定の電話番号を選択する操作と、これを発信
する操作が行われる。そして、登録キー（１６８）が操
作され、登録キー（１６８）の操作を除く前述の操作手
順を記憶させる。ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦの設定で
はＯＦＦが入力され、これをＲＡＭ（１３）に記憶させ
る。
【００２９】番号Ｆ１のＯＮ／ＯＦＦの設定がＯＮのと
きは、設定された領域に２０ｍ接近したかを１分ごとに
判定し、接近すると、自動的に所定のダイヤルを発信し
て、自動的に「遊園地に今着いたから来て下さい」という
音声を所定の回数繰り返して送信させる。このように、
所定位置に到達したときに、自動的に送信することがで
きる。
きは、設定された領域に２０ｍ接近したかを１分ごとに
判定し、接近すると、自動的に所定のダイヤルを発信し
て、自動的に「遊園地に今着いたから来て下さい」という
音声を所定の回数繰り返して送信させる。このように、
所定位置に到達したときに、自動的に送信することがで
きる。
【００３０】番号Ｆ２の場合、ステップＳ３の自動キー
操作名入力では、「メール送信」と入力される。ステップ
Ｓ４の位置の設定では、１点と１０ｍと接近が入力さ
れ、この１点に１０ｍ接近することを位置の条件として
ＲＡＭ（１３）に記憶させる。ステップＳ５の送受信の
設定は入力されずにパスされる。ステップＳ６の時間の
設定では、間欠時間を２０秒と入力される。ステップＳ
７の操作の設定では、「今、駅に着いた。雨が降ってい
るので迎えをお願いします。」というメールを所定のア
ドレスに発信する操作が行われ、登録キー（１６８）が
操作される。雨天であり、ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦ
の設定ではＯNが入力される。
操作名入力では、「メール送信」と入力される。ステップ
Ｓ４の位置の設定では、１点と１０ｍと接近が入力さ
れ、この１点に１０ｍ接近することを位置の条件として
ＲＡＭ（１３）に記憶させる。ステップＳ５の送受信の
設定は入力されずにパスされる。ステップＳ６の時間の
設定では、間欠時間を２０秒と入力される。ステップＳ
７の操作の設定では、「今、駅に着いた。雨が降ってい
るので迎えをお願いします。」というメールを所定のア
ドレスに発信する操作が行われ、登録キー（１６８）が
操作される。雨天であり、ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦ
の設定ではＯNが入力される。
【００３１】番号Ｆ２は雨天のためにＯＮ／ＯＦＦの設
定がＯＮにされている。現在位置が所定の点の１０ｍ以
内に到達すると、「今、駅に着いた。雨が降っているの
で迎えをお願いします。」というメールを発信する。
定がＯＮにされている。現在位置が所定の点の１０ｍ以
内に到達すると、「今、駅に着いた。雨が降っているの
で迎えをお願いします。」というメールを発信する。
【００３２】番号Ｆ５の場合、ステップＳ３の自動キー
操作名入力では、「鳴動ＯＮ」と入力される。ステップＳ
４の位置の設定では、複数の点と１ｍと以内が入力さ
れ、これらの点で囲まれた領域の１ｍ以内に位置するこ
とを位置の条件としてＲＡＭ（１３）に記憶させる。ス
テップＳ５の送受信の設定では、特定の番号とその着信
直後が入力され、入力された特定の番号を着信があった
直後ということを電話の着信の条件としてＲＡＭ（１
３）に記憶させる。ステップＳ６の時間の設定は入力さ
れず、常時と判定される。ステップＳ７の操作の設定で
は、鳴動をＯＮに設定する操作が行われ、登録キー（１
６８）が操作される。ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦの設
定ではＯＦＦが入力される。
操作名入力では、「鳴動ＯＮ」と入力される。ステップＳ
４の位置の設定では、複数の点と１ｍと以内が入力さ
れ、これらの点で囲まれた領域の１ｍ以内に位置するこ
とを位置の条件としてＲＡＭ（１３）に記憶させる。ス
テップＳ５の送受信の設定では、特定の番号とその着信
直後が入力され、入力された特定の番号を着信があった
直後ということを電話の着信の条件としてＲＡＭ（１
３）に記憶させる。ステップＳ６の時間の設定は入力さ
れず、常時と判定される。ステップＳ７の操作の設定で
は、鳴動をＯＮに設定する操作が行われ、登録キー（１
６８）が操作される。ステップＳ８のＯＮ／ＯＦＦの設
定ではＯＦＦが入力される。
【００３３】番号Ｆ５のＯＮ／ＯＦＦの設定がＯＮのと
きは、所定の領域内に位置し、且つ特定の発呼者の番号
を検出すると、鳴動をＯＦＦからＯＮに切り替えて鳴動
させる。例えば、会議中であっても、特定の発呼者は鳴
動するようにすることができる。このように、位置条件
に送受信条件を組み合わせることができる。
きは、所定の領域内に位置し、且つ特定の発呼者の番号
を検出すると、鳴動をＯＦＦからＯＮに切り替えて鳴動
させる。例えば、会議中であっても、特定の発呼者は鳴
動するようにすることができる。このように、位置条件
に送受信条件を組み合わせることができる。
【００３４】番号Ｆ８の場合、ステップＳ３の自動キー
操作名入力では、「音量大（工事現場）」と入力される。
ステップＳ４の位置の設定では、工事現場の領域を指定
する複数の点と１ｍと以内が入力され、工事現場の１ｍ
以内に位置することを位置の条件としてＲＡＭ（１３）
に記憶させる。ステップＳ５の送受信の設定は入力され
ずにパスされる。ステップＳ６の時間の設定では、７，
８ヶ月の期間と１分の間欠時間が入力される。ステップ
Ｓ７の操作の設定では、音量を大にする操作が行われ、
登録キー（１６８）が操作される。ステップＳ８のＯＮ
／ＯＦＦの設定ではＯＦＦが入力される。
操作名入力では、「音量大（工事現場）」と入力される。
ステップＳ４の位置の設定では、工事現場の領域を指定
する複数の点と１ｍと以内が入力され、工事現場の１ｍ
以内に位置することを位置の条件としてＲＡＭ（１３）
に記憶させる。ステップＳ５の送受信の設定は入力され
ずにパスされる。ステップＳ６の時間の設定では、７，
８ヶ月の期間と１分の間欠時間が入力される。ステップ
Ｓ７の操作の設定では、音量を大にする操作が行われ、
登録キー（１６８）が操作される。ステップＳ８のＯＮ
／ＯＦＦの設定ではＯＦＦが入力される。
【００３５】番号Ｆ８のＯＮ／ＯＦＦの設定がＯＮのと
きは、工事期間である７月と８月に１分毎に現在位置が
工事現場であるか否かを監視し、工事現場であれば鳴動
の音量を大きく設定する。このように、位置条件に期間
を組み合わせることができる。
きは、工事期間である７月と８月に１分毎に現在位置が
工事現場であるか否かを監視し、工事現場であれば鳴動
の音量を大きく設定する。このように、位置条件に期間
を組み合わせることができる。
【００３６】尚、上述の実施例は現在位置を検出する方
法としてＧＰＳを使用したが、これに限定するものでは
ない。例えば、携帯電話が近傍の基地局やビーコンより
その位置情報を受信してもよい。
法としてＧＰＳを使用したが、これに限定するものでは
ない。例えば、携帯電話が近傍の基地局やビーコンより
その位置情報を受信してもよい。
【００３７】
【発明の効果】本発明は、登録された位置条件を満足す
ると登録された前記キーの操作手順を実行させる。これ
により、使用者は、指定した位置に応じた種々の機能を
設定し、自動的に実行させることができる。
ると登録された前記キーの操作手順を実行させる。これ
により、使用者は、指定した位置に応じた種々の機能を
設定し、自動的に実行させることができる。
【００３８】また、指定された位置に位置検出精度を超
える距離を加えることにより、位置検出精度を考慮した
位置条件の設定となっている。
える距離を加えることにより、位置検出精度を考慮した
位置条件の設定となっている。
【００３９】また、位置の条件は送受信のタイミングや
時間や状況に関連することがある。例えば、会議室で特
定の発呼者からの電話を待っているとき（図３のＦ５）
や、工事期間中に工事現場にいるとき（図３のＦ９）
や、雨が降っているときに駅まで迎えにきてほしいとき
（図３のＦ２）がある。このように、位置の条件に送受
信の条件や時間の条件やＯＮ／ＯＦＦの設定を組み合わ
せることにより、詳細な条件を設定することができる。
時間や状況に関連することがある。例えば、会議室で特
定の発呼者からの電話を待っているとき（図３のＦ５）
や、工事期間中に工事現場にいるとき（図３のＦ９）
や、雨が降っているときに駅まで迎えにきてほしいとき
（図３のＦ２）がある。このように、位置の条件に送受
信の条件や時間の条件やＯＮ／ＯＦＦの設定を組み合わ
せることにより、詳細な条件を設定することができる。
【図１】本発明の実施例の主要な構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】本発明の登録動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】自動キー操作の登録例を示す図である。
１ 電話通信部
１１ 制御回路
１３ ＲＡＭ
１６ 入力部
１６８ 登録キー
１７ ＧＰＳ受話部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5K027 AA11 EE00 FF00 HH00
5K067 AA34 BB04 BB36 DD11 DD16
DD17 DD20 DD51 EE02 FF03
FF23 HH13 JJ52 JJ56 JJ65
KK13 KK15
Claims (5)
- 【請求項１】 現在位置を検出する位置検出手段と、１
以上のキーと、登録された前記キーの操作手順及び登録
された位置条件を記憶する記憶手段と、前記位置検出手
段で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される位
置条件を満足すると前記記憶手段に記憶されたキーの操
作手順を実行させる制御手段を備えたことを特徴とする
携帯電話装置。 - 【請求項２】 前記位置条件は１点の指定あるいは領域
の位置指定とし、指定された位置に所定距離近づいたか
あるいは所定距離遠ざかったかの範囲を付加し、その付
加した範囲は前記位置検出手段の検出精度より広いこと
を特徴とする請求項１に記載の携帯電話装置。 - 【請求項３】 前記記憶手段は電話あるいはメールの送
受信条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出手段
で検出された現在位置が前記記憶手段に記憶される位置
条件と送受信条件を論理積で満足すると前記記憶手段に
記憶されたキーの操作手順を実行させることを特徴とす
る請求項１に記載の携帯電話装置。 - 【請求項４】 前記記憶手段は設定されたＯＮ／ＯＦＦ
条件を記憶し、前記制御手段は、前記位置検出手段で検
出された現在位置が前記記憶手段に記憶される位置条件
を満足し、且つ、前記設定がＯＮであると前記記憶手段
に記憶されたキーの操作手順を実行させることを特徴と
する請求項１に記載の携帯電話装置。 - 【請求項５】 前記記憶手段は時間条件を記憶し、前記
制御手段は、前記位置検出手段で検出された現在位置が
前記記憶手段に記憶される位置条件と時間条件を論理積
で満足すると前記記憶手段に記憶されたキーの操作手順
を実行させることを特徴とする請求項１に記載の携帯電
話装置。
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| KR1020047010685A KR100682215B1 (ko) | 2002-05-23 | 2003-02-24 | 휴대용 전화장치 |
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| JP2002149270A JP3954899B2 (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 携帯電話装置 |
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|---|---|
| JP2003348195A true JP2003348195A (ja) | 2003-12-05 |
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Family
ID=29561206
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|---|---|---|---|
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| US20100056108A1 (en) * | 2007-03-22 | 2010-03-04 | Hiroshi Yasutake | Portable terminal with a position automatic informing function |
| US8099757B2 (en) | 2007-10-15 | 2012-01-17 | Time Warner Cable Inc. | Methods and apparatus for revenue-optimized delivery of content in a network |
| US20090170479A1 (en) * | 2007-12-31 | 2009-07-02 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Virtual rooms for portable communication device and method |
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| JP5266845B2 (ja) * | 2008-04-01 | 2013-08-21 | 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯電話機 |
| US20100317371A1 (en) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | Westerinen William J | Context-based interaction model for mobile devices |
| RU2597885C2 (ru) * | 2011-05-23 | 2016-09-20 | Уайс-Сек Лтд. | Системы и способы позиционирования и изменение приложений для вычислительных устройств в зависимости от местоположения |
| US8862155B2 (en) | 2012-08-30 | 2014-10-14 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for enabling location-based services within a premises |
| US9066153B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-06-23 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for multicast delivery of content in a content delivery network |
| US10368255B2 (en) | 2017-07-25 | 2019-07-30 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for client-based dynamic control of connections to co-existing radio access networks |
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| US9935833B2 (en) | 2014-11-05 | 2018-04-03 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for determining an optimized wireless interface installation configuration |
| US9986578B2 (en) | 2015-12-04 | 2018-05-29 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for selective data network access |
| US10327187B2 (en) | 2015-12-04 | 2019-06-18 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and method for wireless network extensibility and enhancement |
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| US6252544B1 (en) * | 1998-01-27 | 2001-06-26 | Steven M. Hoffberg | Mobile communication device |
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| US6690948B1 (en) * | 1998-09-09 | 2004-02-10 | Sony Corporation | Data transmission terminal apparatus, data communicating method, and data communication system |
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- 2002-05-23 JP JP2002149270A patent/JP3954899B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-02-24 US US10/498,989 patent/US7734300B2/en not_active Expired - Fee Related
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- 2003-02-24 WO PCT/JP2003/002011 patent/WO2003101077A1/ja active Application Filing
- 2003-02-24 KR KR1020047010685A patent/KR100682215B1/ko not_active IP Right Cessation
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