JP2003348126A - 通信パケット処理装置とシステムおよび方法 - Google Patents
通信パケット処理装置とシステムおよび方法Info
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- JP2003348126A JP2003348126A JP2002152776A JP2002152776A JP2003348126A JP 2003348126 A JP2003348126 A JP 2003348126A JP 2002152776 A JP2002152776 A JP 2002152776A JP 2002152776 A JP2002152776 A JP 2002152776A JP 2003348126 A JP2003348126 A JP 2003348126A
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Abstract
易に編集可能し、また、パケットを、パケット自体に対
する処理に限定されない種々の処理の実行に用いること
を可能とする。 【解決手段】 通信パケット処理装置101は、パケッ
ト解析部103において、入力パケット150における
全フィールドを対象に予め1以上設定された箇所のデー
タを抽出し、ルール処理部102において、このパケッ
ト解析部103が抽出したデータが、予め当該箇所に対
応付けて記憶したデータと一致するか否かを探索し、一
致すれば、予め当該データに対応付けて記憶した処理内
容情報を出力し、パケット編集部104において、この
ルール処理部102が出力した処理内容情報に基づく処
理を行う。
Description
(Internet)等のパケット通信網を流れる各パ
ケットに対する処理を行う技術に係わり、特に、アドレ
ス変更を含むパケットに対する種々の処理を効率的に行
うのに好適な技術に関するものである。
信網で転送されるパケットは、ヘッダとペイロードと呼
ばれるフィールドからなり、例えば、通信相手のアドレ
スなど、中継ルータがその情報を用いて所望の相手に該
当パケットを届けるための情報をヘッダに格納し、その
後のペイロードに、通信相手に送りたいデータを格納し
て、送信端末から網内に送出される。
ダ情報を読み、通信相手に該当パケットを転送すべく、
適切な通信ポートからそのパケットを放出する。これを
各中継ルータで繰り返すことにより、順にパケットが網
内の中継ルータ間を転送され、最終的に所望の通信相手
に該当パケットが到着することになる。
むだけであり、届いたパケットそのものを書き換えるこ
とはなく、転送のみを行う。そのため、従来、中継ルー
タの転送処理性能を向上するための技術の要として、ヘ
ッダ情報を高速に読み取る機能の高速化が主眼に研究開
発され、市販の高速ルータでは、パケット構造を認識
し、ヘッダから所望の情報を抜き出す専用ハードウェア
回路を実装している。
ュリティ確保の観点から、プライベート網内のアドレス
体系を公衆網のそれと別にする機構が求められるように
なった。
n)は、その代表的なものであり、プライベート網と公
衆網を接続する位置に置かれたルータ装置(ゲートウェ
イ装置)で、そこを出入りするパケットのIPアドレス
を予め与えた対応表を参照することにより、相互変換
し、プライベート網と公衆網で別のアドレス体系を持つ
ことを可能とする。
パケットヘッダの読み取りだけでなく、その動的な書き
換えも行う必要が出てくる。この書き換え処理は、読み
取り処理に比べ複雑であるため、多くのルータ装置で
は、それをソフトウェアで実現している。
のパケット転送処理が、それを使用しない場合に比べ、
極端に劣化することがあった。
ムページや情報を持つサーバ装置にアクセスが集中する
場合、それを回避するために負荷分散装置やネットワー
クキャッシュ装置が使用されている。
数のサーバ装置にコピーし、それら複数のサーバ装置に
アクセスを分散させる機構(ミラー機構)を実現させる
ために、それら複数のサーバの入口に設置する装置であ
る。
度自分自身を通過した情報を一時的に蓄え、つぎに同一
の情報へのアクセスが他者からあった場合には、オリジ
ナルのサーバ装置ではなく、その一時的に蓄えた情報を
ユーザに返すことを行う装置である。
ッシュ装置のいずれの装置においても、通信パケット内
のヘッダ情報だけでなく、ペイロード部のデータをも必
要に応じて書き換える必要が出てくる。例えば、Web
コンテンツの配信を高速化するコンテンツデリバリーサ
ービスシステム(Contents Delivery Service)では、
ペイロードに格納されたURL(Uniform Resource Loc
ator)の書き換えを行う。
様、非常に重い処理であり、それを実現するために高速
なパケット書き換え機能が求められている。
化する従来技術として、例えば、特開平10−1127
28号公報や、特開平11−73782号公報などに記
載のように、ネットワーク上でのデータの転送方路決定
に連想メモリを用いる技術がある。
転送を高速化することはできても、例えば、パケットの
任意の箇所におけるデータに基づき、ルータが保持して
いるルーティングテーブル(routing table)の登録内
容を変更する等、アドレス情報の変換処理に限定されな
い種々の処理を実行することはできない。
点は、従来の技術では、パケットを、アドレス情報の変
換処理に限定されない種々の処理の実行に用いることが
できない点である。
解決し、パケット通信網の利便性および性能を向上させ
ることである。
め、本発明では、入力された通信パケット内のヘッダと
ペイロードを含む任意の箇所のデータに対して、該当箇
所のデータと比較するべき値と、その値が該当データと
一致したときに行う処理を対として規定したルールを複
数個予め装置内に設定しておき、そのルールで規定した
値と一致するデータが入力通信パケット内に存在する
と、該当ルールに対応した処理、例えば、該当入力パケ
ット内データの一部または全部を消去する処理、また
は、別のデータと書き換える処理、または、新たなデー
タを該当入力パケットの任意の位置に追加する処理、あ
るいは、ルール自体の書き換え処理などのパケットに対
する以外の処理等を実行する。尚、該当箇所のデータと
比較するべき値を規定するルールの記憶と、値の一致の
探索に、連想メモリを用いて高速化を図る。
面により詳細に説明する。
装置および通信パケット処理システムの構成例を示すブ
ロック図であり、図2は、図1におけるルール記述言語
による記述例を示す説明図、図3は、図1におけるルー
ル処理部の処理動作例を示す説明図、図4は、図1にお
けるルール記述言語による他の記述例を示す説明図、図
5は、図1における通信パケット処理システムの処理動
作例を示すフローチャートである。
信パケット処理装置(図中「ユニット#1」と記載)で
あり、通信パケット処理装置101は、ルール処理部1
02、パケット解析部103、パケット編集部104、
パケット転送部105を有し、例えば、インターネット
等のパケット通信網におけるパケットの中継処理やパケ
ットの編集処理等を行う。
01(ユニット#1)は、例えば、CPU(Central Pr
ocessing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外
部記憶装置からなるコンピュータシステムで構成し、駆
動装置を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録された
プログラムやデータを外部記憶装置内にインストールし
た後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPU
で処理することにより、各処理部の機能を実現すること
でも良いが、本例では、それぞれ論理回路からなる各処
理部をプリント基板(ボード)上に設けたハードウェア
構成とし、かつ複数のボード(ユニット#1,#2,
…)を設けた構成とし、高速化を図っている。
01は、所定のルール記述言語での記述内容(ルール)
に基づき、入力パケット150に対する処理を行うもの
であり、複数の通信パケット処理装置(ユニット#1,
#2,…)のそれぞれは、同時に複数の入力パケット1
50を別々に処理する。
めに、通信パケット処理装置101を構成するルール処
理部102、パケット解析部103、パケット編集部1
04の各部に対しては、所定のルール記述言語で記述さ
れた内容に基づき、必要なルールのパラメータやデータ
が事前に設定される。
構成する各部に設定するルールのパラメータやデータ
は、例えば図2に例示するルール記述言語によって書か
れ、ルールファイル(図中「ルール記述言語」と記載)
107として生成され、ルール設定部106がそれをコ
ンパイルして解釈し、各部に設定する。
0内のデータと比較するためのデータパターンを蓄積し
て探索・照合処理を行う部分(パターン処理部141)
と、パターン処理部141において、データパターンに
該当入力パケットのデータが一致したときに、入力パケ
ット150に対する編集処理を行うパケット編集部10
4に渡すパラメータデータを蓄積して探索し出力する部
分(パラメータ処理部142)からなる。
50から、実際にルール処理部102のパターン処理部
141で登録済みの各パターンと比較するデータを抽出
する。入力パケット150のどの箇所を具体的に抽出す
るかは、事前にルール設定部106からパケット解析部
103にパラメータが設定される。
は転送路121を通り、ルール処理部102に送られ、
ルール処理部102のパターン処理部141において、
事前にルールとして登録したデータと比較する。
解析部103からパケット編集部104へ転送路122
を通り、そのまま転送される。
141において、ルール設定部106により設定・登録
済みのデータ内容とパケット解析部103からのデータ
を比較し、もし一致したデータがあれば、パラメータ処
理部142を起動し、パラメータ処理部142は、ルー
ル設定部106から予め設定・登録された当該データを
抽出しパケット編集部104へ転送路123を通して送
出する。
部142から送られてきたデータを用いて、ルール設定
部106により予め設定されたパラメータに基づき、入
力パケット150に対する編集処理を行う。
トは、転送路124を通り、パケット転送部105に送
られ、パケット転送部105から経路126を通って、
出力パケット151として外部または、別のユニット
(通信パケット処理装置)へ転送される。
(通信パケット処理装置)からのパケットであり、か
つ、当ユニット(通信パケット処理装置)で編集を施さ
ない場合は、経路125を通って、該当入力パケットは
直接パケット転送部105へ送られ、そのまま出力パケ
ット151として外部へ送出される。
を、図2に例示するルール記述内容に基づき説明する。
いる。すなわち図2(a)に示す基本形式と、図2
(b)に示すニーモニック形式である。以下、図2
(a)に示す基本形式の記述内容を用いて説明する。
おける、行番号「1」の「unit=1」とは、6行目
までの記述が図1の通信パケット処理装置101のため
のルールであることを示す。
す。「もし、IPヘッダ内の17バイト目から18バイ
ト目(これは、宛先IPアドレスの一部が格納されてい
る場所)の値が「63.121」(これはIPアドレス
の表記法で、1バイトづつ10進数で表記した4バイ
ト、例えば「129.63.121.10」の内の中間
の2バイトの値)であったならば、IPヘッダ内の13
バイト目から14バイト目(これは、送信元IPアドレ
スの4バイトの一部が格納されている場所)を「60.
109」に変更して、ユニット番号2のユニットへ転送
する」ことを表す。
「10.127.124.4」であり、かつ、TCPヘ
ッダ内の2バイト目から3バイト目の値(これはTCP
宛先ポート番号が格納された場所)が151であったな
らば、送信元IPアドレスを「129.62.121.
3」に変更して、ユニット番号(2)のユニットへ転送
する。」ことを表す。
レスの先頭からの3バイト部分が「10.127.12
4」であったならば、そのパケットをどこにも転送しな
いで、破棄する。」ことを意味する。
から10バイト目〜12バイト目までの3バイトが文字
列"ABC"であったならば、それを"ZZZ"に変更し
て、ユニット番号3のユニットへ転送する。」ことを指
示している。
はそれぞれ該当するデータが格納された始まりと終わり
の位置を、各ヘッダ(IPまたはTCP)またはペイロ
ードの始まりを「0」としたときの、相対値で表してい
る。
載された情報(これを以後、「ルール情報」と呼ぶ)
が、パターン処理部141に格納される情報であり、そ
れより右に記載された情報(これを以後、「パターン情
報」と呼ぶ)が、パラメータ処理部142に格納される
べき値である。
におけるIPアドレスの一部分(「129.63.12
1.10」の内の「63.121」部分)のみといっ
た、パケット内の任意のデータを指定することが可能で
ある。
パケット内の任意のデータを指定することが可能である
が、記述性を向上するために、図2(b)のニーモニッ
ク形式も使用できる。
107bにおける、2行目から4行目までは、上述した
図2(a)に示すルール記述例107aにおける各行の
内容と同一である。例えば、キーワード「dip(2:
3)」、「sip(2:3)」は、それぞれ、宛先IP
アドレス(ip[17:18]、送信元IPアドレス
(ip[13:14])の格納位置を示し、また、「t
cp−dport」は、TCP宛先ポート番号(TCP
[2:3])の格納位置を示している。
07a,107b)は、図1におけるルール設定部10
6で解釈され、各ユニット(通信パケット処理装置10
1)のルール処理部102、パケット解析部103およ
びパケット編集部104にパラメータおよびデータとし
て設定される。
ル記述に基づくルール処理部102、パケット解析部1
03およびパケット編集部104へのパラメータおよび
データの設定動作について図3を用いて説明する。
ように、図1のルール設定部106からは、全てのパラ
メータおよびデータは1つのメモリイメージに展開され
てみえるようになっており、該当するアドレスに値を書
き込むことにより設定がなされる。
処理装置101は、連想メモリ(図中CAM:Content
Addressable Memoryと記載)310とSRAM(Static
Random Access Memory)320を記憶装置として有
し、それぞれは、図1のルール処理部102におけるパ
ターン処理部141とパラメータ処理部142に対応し
ている。
のメモリがアドレスを指定して、そこに格納されている
データを引き出すのとちょうど逆の機能があり、あるデ
ータを入力すると、そのデータと格納している全てのデ
ータを比較し、もし一致するデータがあれば、それが格
納されているアドレスを出力する。これにより、ソフト
ウェアによるテーブル検索に比べ、格納しているデータ
数によらず、一定の速度で、しかも非常に高速に全格納
データと入力データの比較ができる。
一列に並べ1つエントリを構成する。本例のエントリ3
11は、宛先IPアドレス(dip)、送信元IPアド
レス(sip)、レイヤ4のプロトコルタイプ(pro
to)、宛先ポート番号(dport)、送信元ポート
番号(sport)からなる。
行のルール情報を元に設定される。尚、ルール記述にな
い項目は、「X(don't care)」を詰めて比
較対象から除外する。
10と同様に、必要なパラメータ群を並べて1つエント
リ(321)を構成する。これらの値は、ルール記述言
語350の各行のパターン情報を元に設定される。尚、
ルール記述にない項目は、「0」を詰める。そして、図
1のパケット編集部104は、パラメータとして「0」
が来た場合、予め定めた処理(デフォルト処理)をする
ように構成しておく。
ントリデータ321は、連想メモリ(CAM)310が
一致したときに出力されるアドレスによって、ルールと
対応付けられており、該当するパラメータ、例えば「s
ip」の「60.109」が、図1のパケット編集部1
04へ転送路123を通じて送られる。
パケット150のどの部分のデータを抽出すれば良いか
は、パケット解析部用パラメータ330に情報として格
納される。すなわち、抽出する各部の始まり(star
t「17」)と終わり(end「18」)が一組の情報
331としてパケット解析部用パラメータ330に蓄積
される。
解析部用パラメータ330に蓄積された情報331を参
照しながら、必要なデータを入力パケット150から抽
出し、それを連続した1つのデータとして整形して、ル
ール処理部102のパターン処理部141へ送ることに
なる。
入力パケット150のどの部分のデータをパラメータ処
理部142から送られたパラメータで置き換えるかを知
るために、パケット編集部用パラメータ340に情報を
格納する。格納形式は情報341として示すように、パ
ケット解析部用パラメータ330に蓄積する情報331
と同様に、データの始まり(「start」)と終わり
(「end」)を一組の情報とした形になっている。
ット編集部用パラメータ340に格納された情報を参照
しながら、入力パケット150内データの編集を行う。
ドレスの一部分の情報のマッチングに基づき、送信元I
Pアドレスの一部分を変更する処理例を説明したが、図
4に示すルール記述例107c,107dのように、入
力パケットの宛先IPアドレスの全てを対象とした情報
のマッチングに基づき、送信元IPアドレスの全てを変
更する処理を行うこともできる。
び図4(b)に示すニーモニック形式での記述のよう
に、「unit=1」に対するルールとして、行番号
「2」において、「もし、IPヘッダ内の16バイト目
から19バイト目(宛先IPアドレスが格納されている
場所)の値が「129.63.121.10」)であっ
たならば、IPヘッダ内の12バイト目から15バイト
目(これは、送信元IPアドレスが格納されている場
所)を「129.60.109.10」に変更して、ユ
ニット番号2のユニットへ転送する」とし、また、
「4」行目において、「もし、送信元IPアドレスが
「10.127.124.10」であったならば、その
パケットをどこにも転送しないで、破棄する。」とし
て、入力パケットに対する編集を行うようにすることも
できる。
ケット処理システムの処理動作例を説明する。
ル記述言語で記述されたルールファイル107をコンパ
イルして設定用の情報を読み取り(ステップ501)、
ルール処理部102、パケット解析部103、パケット
編集部104へのデータ・パラメータの設定を行う(ス
テップ502)。
03)、パケット解析部103において、ルール設定部
106で設定された通信パケットにおける所定箇所のデ
ータを抽出しルール処理部102に渡す(ステップ50
4)。
41において、連想メモリにより、パケット解析部10
3から渡されたデータとルール設定部106での設定動
作に基づき蓄積した当該箇所のデータとの照合を行い、
一致するデータの探索を行う(ステップ505)。
スでパラメータ処理部142において蓄積された情報
(実行させる処理内容)を、パケット編集部104に渡
し、当該処理を実行させる(ステップ507)。
として、本例では、入力パケット150を直接編集する
ことに関して説明したが、パケット編集部104におい
て、このようなパケット編集とは別の処理を行わせるこ
とも可能である。
積した同一のエントリにマッチした入力パケットの数を
累算するレジスタを、パケット編集部104内に設け、
一定時間ごとにその値を外部に出力する処理を実行する
ことにより、本例の通信パケット処理システムに、同種
のパケットが単位時間あたりどの程到着したかという、
いわゆるスループットを、外部のコンピュータ装置等に
おいて計算することができる。
ット編集部104から、図3に示すメモリマップ300
が見えるようにすると、あるパケットの編集を契機に、
ルール処理部102のパターン処理部141とパラメー
タ処理部142のそれぞれで蓄積管理する各ルールやパ
ラメータの値を動的に変更可能となる。
着した以降は、同一のパケットが来ても別の編集を行う
ようにすることができる。一例として、ルール処理部1
02で蓄積管理するルールを書き換える処理を予めルー
ルとして定義しておき、そのようなルールパターンを含
むパケットを入力したとき、当該ルールの書き換えを行
うことができる。
に、本例では、通信パケット処理装置101に、入力し
た通信パケット(入力パケット150)における全フィ
ールドを対象に予め1以上設定された箇所のデータを抽
出するパケット解析部103と、このパケット解析部1
03が抽出したデータが、予め当該箇所に対応付けて記
憶したデータと一致するか否かを探索し、一致すれば、
予め当該データに対応付けて記憶した処理内容情報を出
力するルール処理部102と、このルール処理部102
が出力した処理内容情報に基づく処理を行う編集部(1
04)とを設け、この通信パケット処理装置101に対
して、ルール設定部106により、プログラム言語の記
述で指定された、通信パケット内の任意の箇所を特定す
る情報や当該箇所のデータおよびこのデータに対応付け
て定められた処理内容情報を設定する構成とする。
おけるデータに基づき、例えばルータが保持しているル
ーティングテーブルの登録内容を変更する等、アドレス
情報の変換処理に限定されない種々の処理を実行するこ
とはできる。
した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において種々変更可能である。例えば、上述した
ように、本例では、通信パケット処理装置101は、そ
れぞれ論理回路からなる各処理部をプリント基板上に設
けたハードウェア構成としているが、通信パケット処理
装置101を、CPUや主メモリ、表示装置、入力装
置、外部記憶装置からなるコンピュータシステムで構成
し、各処理部をソフトウェアで構成することでも良い
し、さらに、通信パケット処理装置101を1チップ化
した構成とすることでも良い。
ュータシステムで構成する際には、プログラムの記録媒
体として、FD(Flexible Disk)等を用いることでも
良いし、プログラムのインストールに関しても、通信装
置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロー
ドしてインストールすることでも良い。
のデータを高速かつ容易に編集し外部に送出する機能を
実現でき、また、編集する内容を簡便な記述言語によっ
て指定することができ、さらに、パケットを、パケット
自体に対する処理に限定されない種々の処理の実行に用
いることができ、パケット通信網の利便性および性能を
向上させることが可能である。
信パケット処理システムの構成例を示すブロック図であ
る。
す説明図である。
説明図である。
を示す説明図である。
動作例を示すフローチャートである。
102:ルール処理部、103:パケット解析部、10
4:パケット編集部、105:パケット転送部、10
6:ルール設定部、107:ルールファイル(「ルール
記述言語」)、107a〜107d:ルール記述例、1
20〜126:経路、141:パターン処理部、14
2:パラメータ処理部、150:入力パケット、15
1:出力パケット、300:メモリマップ、310:連
想メモリ(「CAM」)、311:エントリ、320:
SRAM、321:エントリデータ、330:パケット
解析部用パラメータ、331:情報、340:パケット
編集部用パラメータ、341:情報、350:ルール記
述言語。
Claims (11)
- 【請求項1】 入力した通信パケットにおける全フィー
ルドを対象に予め1以上設定された箇所のデータを抽出
するパケット解析手段と、該パケット解析手段が抽出し
たデータが、予め当該箇所に対応付けて記憶したデータ
と一致するか否かを探索し、一致すれば、予め当該デー
タに対応付けて記憶した処理内容情報を出力するルール
処理手段と、該ルール処理手段が出力した処理内容情報
に基づく処理を行う編集手段とを有することを特徴とす
る通信パケット処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の通信パケット処理装置
であって、上記編集手段が行う、上記ルール処理手段が
出力した処理内容情報に基づく処理として、上記設定さ
れた箇所の変更、当該箇所に対応付けて記憶したデータ
の変更、当該データに対応する処理内容情報の変更の少
なくともいずれか一つを含むことを特徴とする通信パケ
ット処理装置。 - 【請求項3】 入力した通信パケットにおける全フィー
ルドを対象に予め1以上設定された箇所のデータを抽出
するパケット解析手段と、該パケット解析手段が抽出し
たデータが、予め当該箇所に対応付けて記憶したデータ
と一致するか否かを探索し、一致すれば、予め当該デー
タに対応付けて記憶した処理内容情報を出力するルール
処理手段と、該ルール処理手段が出力した処理内容情報
に基づく上記入力された通信パケットに対する処理を行
うパケット編集手段とを有することを特徴とする通信パ
ケット処理装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の通信パケット処理装置であって、上記ルール処理手段
は、上記通信パケットにおける設定箇所とデータとを対
応付けて記憶し、上記パケット解析手段が抽出したデー
タとの一致探索結果を出力する連想メモリを有すること
を特徴とする通信パケット処理装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の通信パケット処理装置の複数個と、プログラム言語の
記述に基づき、上記複数の通信パケット処理装置の各手
段で用いる上記通信パケット内の任意の箇所を特定する
情報と当該箇所のデータおよび該データに対応付けて定
められた処理内容情報を生成するルール設定手段とを有
することを特徴とする通信パケット処理システム。 - 【請求項6】 プログラム言語の記述で指定された、通
信パケット内の任意の箇所を特定する情報と当該箇所の
データおよび該データに対応付けて定められた処理内容
情報を生成するルール設定手段と、該ルール設定手段が
生成した上記通信パケット内の任意の箇所を特定する情
報を保持し、入力された通信パケットにおける当該箇所
のデータを抽出するパケット解析手段と、上記ルール設
定手段が生成した上記通信パケット内の任意の箇所を特
定する情報と当該箇所のデータおよび該データに対応付
けて定められた処理内容情報を記憶し、上記パケット解
析手段が抽出したデータが当該箇所のデータとして記憶
しているデータと一致するかを探索し、一致すれば、当
該データに対応付けて定められた処理内容情報を出力す
るルール処理手段と、該ルール処理手段が出力した処理
内容情報に基づく処理を行う編集手段とを有することを
特徴とする通信パケット処理システム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の通信パケット処理シス
テムであって、上記編集手段が行う、上記ルール処理手
段が出力した処理内容情報に基づく処理として、上記ル
ール設定手段が生成した、上記通信パケット内の箇所を
特定する情報の変更、当該箇所のデータの変更、該デー
タに対応する処理内容情報の変更の少なくともいずれか
一つを含むことを特徴とする通信パケット処理システ
ム。 - 【請求項8】 プログラム言語の記述で指定された、通
信パケット内の任意の箇所を特定する情報と当該箇所の
データおよび該データに対応付けて定められた処理内容
情報を生成するルール設定手段と、該ルール設定手段が
生成した上記通信パケット内の任意の箇所を特定する情
報を保持し、入力された通信パケットにおける当該箇所
のデータを抽出するパケット解析手段と、上記ルール設
定手段が生成した上記通信パケット内の任意の箇所を特
定する情報と当該箇所のデータおよび該データに対応付
けて定められた処理内容情報を記憶し、上記パケット解
析手段が抽出したデータが当該箇所のデータとして記憶
しているデータと一致するかを探索し、一致すれば、当
該データに対応付けて定められた処理内容情報を出力す
るルール処理手段と、該ルール処理手段が出力した処理
内容情報に基づく上記入力された通信パケットに対する
処理を行うパケット編集手段とを有することを特徴とす
る通信パケット処理システム。 - 【請求項9】 請求項6から請求項8のいずれかに記載
の通信パケット処理システムであって、上記ルール処理
手段は、上記ルール設定手段が生成した上記通信パケッ
トにおける設定箇所とデータとを対応付けて記憶し、上
記パケット解析手段が抽出したデータとの一致探索結果
を出力する連想メモリを有することを特徴とする通信パ
ケット処理システム。 - 【請求項10】 入力した通信パケットにおける全フィ
ールドを対象に予め1以上設定された箇所のデータを抽
出するステップと、該ステップで抽出したデータが、予
め当該箇所に対応付けて記憶したデータと一致するか否
かを探索するステップと、一致すれば、予め当該データ
に対応付けて記憶した処理内容情報を出力するステップ
と、該ステップで出力した処理内容情報に基づく処理を
行うステップとを有することを特徴とする通信パケット
処理方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の通信パケット処理
方法であって、上記1以上の通信パケットの箇所とし
て、ヘッダ部分のアドレスフィールドの一部分を設定
し、上記入力した通信パケットにおける当該箇所のアド
レス情報の一部分の抽出と探索を行い、上記処理内容情
報に基づく処理として、上記入力した通信パケットにお
ける予め指定されたアドレス情報の一部分を変更するこ
とを特徴とする通信パケット処理方法。
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