JP2003348110A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

ゲートウェイ装置

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JP2003348110A
JP2003348110A JP2002151916A JP2002151916A JP2003348110A JP 2003348110 A JP2003348110 A JP 2003348110A JP 2002151916 A JP2002151916 A JP 2002151916A JP 2002151916 A JP2002151916 A JP 2002151916A JP 2003348110 A JP2003348110 A JP 2003348110A
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JP
Japan
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Application number
JP2002151916A
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English (en)
Inventor
Yasushi Murakawa
泰 村川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模空間において利用されるネットワーク
対応家電機器の通信トラフィックに対応したトラフィッ
ク優先制御を行うことができるゲートウェイ装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 外部ネットワークに接続するWANイン
タフェース部102と、内部ネットワークに接続するL
ANインタフェース部101と、接続するネットワーク
におけるルーティング機能等を有する通信制御部103
と、内部ネットワークに接続するネットワーク接続機器
に対してトラフィック優先度を対応づけるプロファイル
情報とネットワーク接続機器の現在の優先制御データベ
ースとを格納するメモリ105と、通信トラフィックの
優先制御を行う優先制御管理部104と、通信制御部1
03とメモリ105と優先制御管理部104とを接続す
るバス106とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内や小規模の
オフィスなどにおけるPCやネットワーク対応家電機器
などのネットワーク接続機器が接続した内部ネットワー
クを集約してインターネットなどの外部ネットワークに
接続するゲートウェイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの爆発的な普及に
伴い、PCにとどまらず、TCP/IPネットワークス
タックを実装した白物家電を含む家電機器をネットワー
クに接続し、インターネットに接続したいという要望が
急速に高まっている。その場合、家庭内や小規模なオフ
ィスにおいてLANを構築し、ゲートウェイ装置がその
LANを集約してインターネットなどのWANに接続す
る形態になる。
【0003】以下に、従来のゲートウェイ装置について
説明する。
【0004】図7は、従来のゲートウェイ装置を有する
ネットワークシステムを示す構成図である。
【0005】図7において、701はインターネットな
どのWAN、702は複数台のネットワーク接続機器を
集約してWAN701に接続するのに利用されるゲート
ウェイ、703はLANなど閉じたネットワークを構成
するイーサネット(登録商標)、704〜706はイー
サネット703により接続される複数のPCである。
【0006】このような従来のネットワークシステムで
は、ゲートウェイ702にはトラフィック優先制御機能
が実装されていないか、もしくは、実装されていても接
続される機器として主にPCが想定されている。
【0007】図8は、従来のゲートウェイ装置における
トラフィック優先制御テーブルを示すデータ図である。
ゲートウェイ装置にトラフィック優先制御機能が実装さ
れている場合でも、図8のように、その優先制御の対象
は、ウェブや電子メールなどの主にPCのアプリケーシ
ョンで利用される通信プロトコルが優先度の基準になっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のゲートウェイ装置では、非PC機器で利用される通
信アプリケーションとネットワーク対応家電機器の通信
形態とが考慮されておらず、また、既存の優先制御機能
の基準が通信プロトコルであり、通信の方向性に重みを
付けたトラフィック優先制御が行えないため、今後トラ
フィック量が増大すると予想されるネットワーク対応家
電機器が行うTCP/IP通信にうまく対応できないと
いう問題点を有していた。
【0009】このゲートウェイ装置では、家庭や小規模
なオフィスなどの小規模空間において利用されるネット
ワーク対応家電機器の通信トラフィックに対応したトラ
フィック優先制御を行い、また、小規模空間のユーザの
要求に応じてトラフィック優先度の設定を変更すること
が要求されている。
【0010】本発明は、この要求を満たすため、小規模
空間において利用されるネットワーク対応家電機器の通
信トラフィックに対応したトラフィック優先制御を行う
ことができ、また、小規模空間のユーザの要求に応じて
トラフィック優先度の設定を変更することができるゲー
トウェイ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のゲートウェイ装置は、外部ネットワークに接
続する少なくとも1種類の物理層からなる外部ネットワ
ークインタフェース部と、内部ネットワークに接続する
少なくとも1種類の物理層からなる内部ネットワークイ
ンタフェース部と、接続するネットワークにおけるルー
ティング機能やアドレス変換機能を有する通信制御部
と、内部ネットワークに接続するネットワーク接続機器
に対してトラフィック優先度を対応づけるプロファイル
情報とネットワーク接続機器の現在の優先制御データベ
ースとを格納するメモリと、通信トラフィックの優先制
御を行う優先制御管理部と、通信制御部とメモリと優先
制御管理部とを接続するバスとを有する構成を備えてい
る。
【0012】これにより、小規模空間において利用され
るネットワーク対応家電機器の通信トラフィックに対応
したトラフィック優先制御を行うことができるゲートウ
ェイ装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のゲート
ウェイ装置は、外部ネットワークに接続する少なくとも
1種類の物理層からなる外部ネットワークインタフェー
ス部と、内部ネットワークに接続する少なくとも1種類
の物理層からなる内部ネットワークインタフェース部
と、接続するネットワークにおけるルーティング機能や
アドレス変換機能を有する通信制御部と、内部ネットワ
ークに接続するネットワーク接続機器に対してトラフィ
ック優先度を対応づけるプロファイル情報とネットワー
ク接続機器の現在の優先制御データベースとを格納する
メモリと、通信トラフィックの優先制御を行う優先制御
管理部と、通信制御部とメモリと優先制御管理部とを接
続するバスとを有することとしたものである。
【0014】この構成により、優先制御管理部は、ネッ
トワーク接続機器に対してトラフィック優先度を対応づ
けるプロファイル情報とネットワーク接続機器の現在の
優先制御データベースとを利用することができるので、
このプロファイル情報と優先制御データベースとに基づ
いてネットワーク接続機器についての通信トラフィック
の優先制御を行うことができるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1に記載のゲートウェイ装置において、通信制御部
は、内部ネットワークとしてのLANに接続したネット
ワーク対応家電機器を含むネットワーク接続機器がDH
CP通信によりIPアドレスを含むネットワーク情報を
取得する際に、ネットワーク接続機器の種類を認識し、
優先制御管理部は、認識したネットワーク接続機器の種
類に応じた通信の優先度をプロファイル情報から決定
し、決定した優先度を優先制御データベースに登録する
こととしたものである。
【0016】この構成により、ネットワーク接続機器に
応じた通信トラフィックの優先制御をネットワーク接続
機器がLANに接続してネットワーク情報を取得するの
と同時に可能にするという作用を有する。
【0017】請求項3に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1または2に記載のゲートウェイ装置において、優
先制御管理部は、ネットワーク接続機器の種類に応じ
て、LANから外部ネットワークとしてのWAN方向へ
の通信の優先度とWANからLAN方向への通信の優先
度とに差異を付けて優先制御データベースに登録するこ
ととしたものである。
【0018】この構成により、ネットワーク接続機器が
行う通信の性質や通信形態に応じた厳密なトラフィック
優先制御を行うことを可能にするという作用を有する。
【0019】請求項4に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1乃至3のいずれか1に記載のゲートウェイ装置に
おいて、優先制御管理部は、ネットワーク接続機器の種
類に応じて、ネットワーク接続機器が行う通信の種別毎
に優先度に重みを付けて優先制御データベースに登録す
ることとしたものである。
【0020】この構成により、ネットワーク接続機器が
行う通信の性質や通信形態に応じた厳密なトラフィック
優先制御を行うことを可能にするという作用を有する。
【0021】請求項5に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1乃至4のいずれか1に記載のゲートウェイ装置に
おいて、優先制御管理部は、ネットワーク接続機器の中
の特定の機器の台数に応じて優先制御データベースにお
ける優先度を変化させることとしたものである。
【0022】この構成により、ネットワーク接続機器か
らなるネットワークの形態に応じた柔軟性のあるトラフ
ィック優先制御を行うことを可能にするという作用を有
する。
【0023】請求項6に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1乃至5のいずれか1に記載のゲートウェイ装置に
おいて、通信制御部は、ゲートウェイ装置の設定情報を
管理する設定情報管理部を有し、ネットワーク接続機器
としてのパソコンは、設定情報管理部にアクセスしてゲ
ートウェイ装置の設定を行う際に優先制御データベース
の内容を画面に表示してネットワーク接続機器毎の通信
の優先順位を変更可能にすることとしたものである。
【0024】この構成により、ユーザのニーズに合った
トラフィック優先制御を行うことを可能にするという作
用を有する。
【0025】請求項7に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1乃至6のいずれか1に記載のゲートウェイ装置に
おいて、通信制御部は、中継するトラフィックを監視
し、優先制御データベースの内容と監視したトラフィッ
ク内容とに乖離が生じた場合は優先制御管理部に通知を
行い、優先制御管理部は、優先制御データベースの内容
を乖離に応じて修正することとしたものである。
【0026】この構成により、ユーザが利用するネット
ワークの実際のトラフィックに応じた柔軟で実際的なト
ラフィック優先制御を行うことを可能にするという作用
を有する。
【0027】請求項8に記載のゲートウェイ装置は、請
求項1に記載のゲートウェイ装置において、優先制御管
理部は、ネットワーク接続機器に割り当てる優先制御情
報をプロファイル情報から取得できない場合は、通信制
御部がWAN上にあるASPサーバと通信を行って優先
制御情報を取得できないネットワーク接続機器の優先制
御情報を取得した後に、プロファイル情報を更新し、優
先制御情報を取得できないネットワーク接続機器の優先
制御情報を優先制御データベースに登録することとした
ものである。
【0028】この構成により、ユーザの手間を煩わせる
ことなく、常に最新のネットワーク接続機器に合わせた
トラフィック優先制御を自動的に行うことを可能にする
という作用を有する。
【0029】請求項9に記載のゲートウェイ装置は、請
求項8に記載のゲートウェイ装置において、通信制御部
は、トラフィック優先度を記述したプロファイル情報が
予め登録されたWAN上のASPサーバにアクセスし、
予め登録されたプロファイル情報をダウンロードしてメ
モリに格納するプロファイル情報とすることとしたもの
である。
【0030】この構成により、ユーザがどこからでもゲ
ートウェイ装置で行うべき優先制御情報の設定を行うこ
とができるので、ユーザのニーズに合わせた適切なトラ
フィック優先制御を行うことを可能にするという作用を
有する。
【0031】請求項10に記載のゲートウェイ装置は、
請求項8または9に記載のゲートウェイ装置において、
優先制御管理部は、LANに新たにネットワーク接続機
器が追加されたり、ユーザ設定や通信制御部などからの
通知により優先制御データベースの内容が更新された場
合は、ASPサーバに追加と更新を通知することとした
ものである。
【0032】この構成により、ASPサーバにアクセス
することで、ネットワーク上ならどこからでも、ユーザ
がLAN内のネットワーク接続機器の状況やトラフィッ
ク優先制御の状態を閲覧することを可能にするという作
用を有する。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1、2、3、4によるゲートウェイ装置を示すブロ
ック図である。
【0035】図1において、101は内部ネットワーク
としてのLANに接続するためのLANインタフェース
部、102はインターネットなどの外部ネットワークと
してのWANに接続するためのWANインタフェース
部、103はゲートウェイ装置が接続するネットワーク
におけるルーティング機能、アドレス変換機能を含むT
CP/IPプロトコルスタックを有する通信制御部、1
04はLANインタフェース配下に接続するネットワー
ク対応家電機器を含むネットワーク接続機器の種別を認
識し、認識した種別に応じたネットワークトラフィック
優先制御を行う優先制御管理部、105はLANに接続
するネットワーク接続機器とそれに対するトラフィック
優先度とを対応づけるプロファイル情報と、現在のLA
N内における優先制御データベースとを格納するメモ
リ、106は通信制御部103と優先制御管理部104
とメモリ105とを接続するバスである。LANインタ
フェース部101とWANインタフェース部102は物
理層として、イーサネット、電話線、光ファイバ、同軸
ケーブル、電力線、無線などの通信インタフェースから
少なくとも一つ以上が選択されるが、それらに限定され
るものでないことは言うまでもない。
【0036】図2は、図1のゲートウェイ装置を有する
ネットワークシステムを示す構成図である。
【0037】図2において、201はインターネットな
どの外部ネットワークとしてのWAN、202は後述の
LAN203上の複数台のネットワーク接続機器を集約
してWAN201に接続するのに利用されるゲートウェ
イ(図1と同一構成)、203はLANを構成する物理
ネットワーク、204、205、206、207、20
8はLAN203に接続してTCP/IP通信を行うネ
ットワーク接続機器としてのPC、IP電話機、ネット
ワークカメラ(IPカメラ)、IPファクシミリ、IP
エアコンである。
【0038】このように構成されたネットワークシステ
ムにおけるゲートウェイ202のトラフィック優先制御
の動作を説明する。
【0039】図2において、LAN203にIP電話機
205が接続する場合、接続時にIP電話機205はI
Pアドレスを含むネットワーク情報を持っていないの
で、DHCP(Dynamic Host Confi
guration Protocol)クライアントと
してネットワーク情報を要求する。このときDHCPメ
ッセージに自分がIP電話機205であることを示すオ
プション情報を付加しておく。その要求に対し、ゲート
ウェイ202は、DHCPサーバとして適切なネットワ
ーク情報をIP電話機205に付与する。この際、ゲー
トウェイ202は、DHCPクライアントがIP電話機
205であることをDHCPメッセージから認識する。
【0040】図1において、通信制御部103は、優先
制御管理部104に対して、IP電話機205がLAN
203に接続したことを通知する。優先制御管理部10
4は、メモリ105に格納されたプロファイル情報を検
索し、IP電話機205に適したトラフィック優先制御
情報を決定し、メモリ105に格納される優先制御デー
タベースにIP電話機205の優先制御情報を新規登録
する。このように、ネットワーク接続機器がLAN20
3に接続し、IP通信を行うためのネットワーク情報を
取得した時点で既にゲートウェイ202は、その新規に
接続されたネットワーク接続機器の優先制御情報を優先
制御データベースに格納済みであり、ネットワーク接続
機器がインターネットなどのWAN201に対して通信
を行うとき、その通信の中継点となるゲートウェイ20
2は、そのネットワーク接続機器に応じた優先制御を行
うことが可能になる。
【0041】次に、ネットワーク接続機器の優先制御に
関するプロファイル情報について図3を用いて説明す
る。図3(a)は本発明の実施の形態1における優先制
御プロファイル情報を示すデータ図であり、図3(b)
は本実施の形態における優先制御データベースを示すデ
ータ図である。
【0042】ネットワーク対応家電機器と一口で言って
も、その機器毎に行うTCP/IP通信の種類、性質は
異なるので、当然それに伴う通信負荷が異なってくる。
図3(a)で示すように、ネットワーク対応家電機器毎
にトラフィック優先度は異なるし、また同一機器におい
てもLAN→WAN方向とWAN→LAN方向で通信負
荷が違う場合がある。例えば、IPカメラ206の場
合、その利用形態としてはカメラの画像を外部ネットワ
ークに接続するWAN201から閲覧する形になる。従
って、LAN203→WAN201方向のトラフィック
は画像コンテンツになり、通信量も大きくなる。また、
利用者の利便を考えると、この通信の優先度は高くある
べきである。一方、WAN201→LAN203方向の
通信は、利用者からIPカメラ206に対するオペレー
ションを行うための通信となり、ある程度のリアルタイ
ム性は求められるが、通信量自体はそれ程多くはない。
従って、同じIPカメラ206の通信でも、LAN20
3→WAN201方向の方がWAN201→LAN20
3方向よりも高い優先度を置くべきである。このような
関係性をプロファイル情報としてまとめておき(図3
(a)参照)、LAN203に実際にネットワーク接続
機器が接続した際に、図3(b)に示すように、ネット
ワーク接続機器の種別や、DHCPサーバとしてその機
器に割り当てたIPアドレスとともに、LAN203→
WAN201方向のトラフィック優先度情報とWAN2
01→LAN203方向のトラフィック優先度情報を数
値化して優先制御データベースに登録する。ゲートウェ
イ202は、この優先制御データベースの内容に従っ
て、優先制御を実行する。
【0043】なお、本実施の形態において接続される機
器(ネットワーク接続機器)は、説明したPC204、
IP電話機205、ネットワークカメラ206、IPフ
ァクシミリ207、IPエアコン208に限定されない
ことは言うまでもない。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、外部
ネットワークに接続する少なくとも1種類の物理層から
なるWANインタフェース部102と、内部ネットワー
クに接続する少なくとも1種類の物理層からなるLAN
インタフェース部101と、接続するネットワークにお
けるルーティング機能やアドレス変換機能を有する通信
制御部103と、内部ネットワークに接続するネットワ
ーク接続機器に対してトラフィック優先度を対応づける
プロファイル情報とネットワーク接続機器の現在の優先
制御データベースとを格納するメモリ105と、通信ト
ラフィックの優先制御を行う優先制御管理部104と、
通信制御部103とメモリ105と優先制御管理部10
4とを接続するバス106とを有することにより、優先
制御管理部104は、ネットワーク接続機器に対してト
ラフィック優先度を対応づけるプロファイル情報とネッ
トワーク接続機器の現在の優先制御データベースとを利
用することができるので、このプロファイル情報と優先
制御データベースとに基づいてネットワーク接続機器に
ついての通信トラフィックの優先制御を行うことができ
る。
【0045】また、通信制御部103は、内部ネットワ
ークとしてのLANに接続したネットワーク対応家電機
器を含むネットワーク接続機器がDHCP通信によりI
Pアドレスを含むネットワーク情報を取得する際に、ネ
ットワーク接続機器の種類を認識し、優先制御管理部1
04は、認識したネットワーク接続機器の種類に応じた
通信の優先度をプロファイル情報から決定し、決定した
優先度を優先制御データベースに登録することにより、
ネットワーク接続機器に応じた通信トラフィックの優先
制御をネットワーク接続機器がLANに接続してネット
ワーク情報を取得するのと同時に可能にする。
【0046】さらに、優先制御管理部104は、ネット
ワーク接続機器の種類に応じて、LANから外部ネット
ワークとしてのWAN方向への通信の優先度とWANか
らLAN方向への通信の優先度とに差異を付けて優先制
御データベースに登録することにより、ネットワーク接
続機器が行う通信の性質や通信形態に応じた厳密なトラ
フィック優先制御を行うことを可能にする。
【0047】さらに、優先制御管理部104は、ネット
ワーク接続機器の種類に応じて、ネットワーク接続機器
が行う通信の種別毎に優先度に重みを付けて優先制御デ
ータベースに登録することにより、ネットワーク接続機
器が行う通信の性質や通信形態に応じた厳密なトラフィ
ック優先制御を行うことを可能にする。
【0048】さらに、優先制御管理部104は、ネット
ワーク接続機器の中の特定の機器の台数に応じて優先制
御データベースにおける優先度を変化させることによ
り、ネットワーク接続機器からなるネットワークの形態
に応じた柔軟性のあるトラフィック優先制御を行うこと
を可能にする。
【0049】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よるゲートウェイ装置およびそれを用いたネットワーク
システムの構成は実施の形態1と同様、図1および図2
の構成である。ただし、通信制御部103は、HTTP
サーバ(図示せず)とゲートウェイ202の設定情報を
管理する設定情報管理部(図示せず)とを実装する。
【0050】図1において通信制御部103がHTTP
サーバと設定情報管理部とを実装することで、LAN2
03内のPC204などのネットワーク接続機器から、
ウェブブラウザ経由でゲートウェイ202にアクセス
し、ゲートウェイ202の設定情報の閲覧、変更が可能
である。このとき、メモリ105から優先制御データベ
ース内容を取得することで、ユーザは現在ゲートウェイ
202に行われる優先制御情報を閲覧できる。
【0051】図4(a)、(b)は、本発明の実施の形
態2における優先制御データベースを示すデータ図であ
り、図4(a)のデータを図4(b)のデータに内容変
更する場合を示す。
【0052】ユーザは、ウェブブラウザに表示された優
先制御データベースの内容を変更する場合、ブラウザ経
由で優先制御情報を手動で変更し、通信の優先度の設定
に反映できる。例えば、通常の家庭ではIPファクシミ
リ(IPFAX)207の通信は送信よりも受信の方が
多いので、WAN201→LAN203方向の優先度を
LAN203→WAN201方向よりも高く設定してい
るが、そのユーザがIPFAX207の送受信を同じぐ
らいの頻度で利用している個人事業主であった場合、L
AN203→WAN201方向のIPFAX207の通
信の優先度も高く設定できる(図4(a)、(b)参
照)。また、そのユーザがIPカメラ206を不特定多
数に公開しておらず、限られた範囲でしか利用していな
いならば、LAN203→WAN201方向の優先度が
高すぎると感じるかもしれない。この場合も、図4
(a)、(b)に示すように優先度を変更することがで
きる。こうしたユーザ個々人のニーズに合わせた優先度
設定をブラウザ経由で簡易に手動で行える。
【0053】優先度設定を変更した場合、通信制御部1
03は、優先制御管理部104に優先制御情報の変更内
容を通知し、優先制御管理部104は、メモリ105に
格納される優先制御データベースの内容を変更する。
【0054】以上のように本実施の形態によれば、通信
制御部103は、ゲートウェイ202の設定情報を管理
する設定情報管理部を有し、ネットワーク接続機器とし
てのパソコンは、上記設定情報管理部にアクセスしてゲ
ートウェイ202の設定を行う際に優先制御データベー
スの内容を画面に表示してネットワーク接続機器毎の通
信の優先順位を変更可能にすることにより、ユーザのニ
ーズに合ったトラフィック優先制御を行うことを可能に
する。
【0055】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よるゲートウェイ装置およびそれを用いたネットワーク
システムの構成は実施の形態1と同様、図1および図2
の構成である。
【0056】図5(a)、(b)、(c)は本発明の実
施の形態3における優先制御データベースを示すデータ
図であり、図5(a)から図5(b)を経て図5(c)
に変換する内容変化を示すものである。
【0057】図5(a)に示すように、はじめゲートウ
ェイ202の配下のLAN203に、IP電話機20
5、IPFAX207、IPカメラ206が既に1台ず
つ接続しているとする。そこに新たにIPFAXが接続
した場合、このLAN203における2台目のIPFA
Xなので、図5(b)に示すように、プロファイル情報
通りでなく、優先度を一定値低くして優先情報データベ
ースに登録することにより、ネットワーク接続機器の種
別と台数に応じたトラフィック優先制御を可能にする。
【0058】また、LAN203とWAN201の中継
点に位置し、通信の集線、変換を行うゲートウェイ20
2は、実際にネットワークを流れるトラフィックについ
て、ネットワーク接続機器毎に監視を行う。ここでゲー
トウェイ202に接続するIPカメラ206に対し、外
部からアクセス要求が頻繁にあると、ゲートウェイ20
2が割り当てた優先制御情報が現状に合わなくなること
になる。通信制御部103が優先制御情報と実際のトラ
フィックの乖離を検知すると、優先制御管理部104に
通知を行う。優先制御管理部104は、図5(c)に示
すように、メモリ105に格納された優先制御データベ
ースの内容を動的に修正することで、実際のネットワー
クトラフィックに応じた柔軟な優先制御を可能にする。
【0059】以上のように本実施の形態によれば、通信
制御部103は、中継するトラフィックを監視し、優先
制御データベースの内容と監視したトラフィック内容と
に乖離が生じた場合は優先制御管理部104に通知を行
い、優先制御管理部104は、優先制御データベースの
内容を上記乖離に応じて修正することにより、ユーザが
利用するネットワークの実際のトラフィックに応じた柔
軟で実際的なトラフィック優先制御を行うことを可能に
する。
【0060】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よるゲートウェイ装置の構成は実施の形態1と同様、図
1の構成である。
【0061】図6は、本発明の実施の形態4によるゲー
トウェイ装置を有するネットワークシステムを示す構成
図である。
【0062】図6において、601は外部ネットワーク
としてのインターネット、602はインターネット60
1に接続するASP(Appilication Se
rvice Provider)サーバ、603はイン
ターネット601に接続するPC、604は後述のLA
N605上の複数台のネットワーク接続機器を集約して
インターネット601に接続するのに利用されるゲート
ウェイ、605はLANを構成する物理ネットワーク、
606、607、608はLAN605に接続してTC
P/IP通信を行うネットワーク接続機器としてのIP
電話機、IPFAX、ネットワークカメラ(IPカメ
ラ)である。
【0063】ゲートウェイ604の配下のLAN605
に既にIP電話機606とIPFAX607が既に接続
しているとして、新たにネットワークカメラ608が接
続されたとすると、DHCPクライアントとしてネット
ワーク情報を要求するネットワークカメラ608に対
し、ゲートウェイ604は、DHCPサーバとしてネッ
トワーク情報を付与するとともに、優先制御データベー
スにネットワークカメラ608の優先制御情報を登録す
る。しかし、ゲートウェイ604が格納するプロファイ
ル情報にネットワークカメラ608に対応する情報がな
い場合、ゲートウェイ604は、インターネット上のA
SPサーバ602に問い合わせを行い、ネットワークカ
メラ608に対応するプロファイル情報を取得し、メモ
リ105内に格納したプロファイル情報を更新し、以後
ネットワークカメラ608からのDHCP要求があった
ときに、適切な優先制御情報を割り当てることを可能に
する。
【0064】また、ゲートウェイ604の配下のネット
ワーク接続機器の増減、もしくはトラフィック監視によ
る優先制御情報の動的な更新などにより、ゲートウェイ
604の優先制御データベースの内容に変化が生じた際
に、ゲートウェイ604は、ASPサーバ602に通知
を行うことで、ゲートウェイ604配下のネットワーク
接続機器でなくても、インターネットに接続するPC6
03から、ゲートウェイ604配下に接続するネットワ
ーク接続機器の状態と、それに割り当てられた優先制御
情報とを閲覧することが可能になる。
【0065】以上のように本実施の形態によれば、優先
制御管理部104は、ネットワーク接続機器に割り当て
る優先制御情報をプロファイル情報から取得できない場
合は、通信制御部103がWAN601上にあるASP
サーバ602と通信を行って優先制御情報を取得できな
いネットワーク接続機器の優先制御情報を取得した後
に、プロファイル情報を更新し、優先制御情報を取得で
きないネットワーク接続機器の優先制御情報を優先制御
データベースに登録することにより、ユーザの手間を煩
わせることなく、常に最新のネットワーク接続機器に合
わせたトラフィック優先制御を自動的に行うことを可能
にする。
【0066】また、通信制御部103は、トラフィック
優先度を記述したプロファイル情報が予め登録されたW
AN601上のASPサーバ602にアクセスし、予め
登録されたプロファイル情報をダウンロードしてメモリ
105に格納するプロファイル情報とすることにより、
ユーザがどこからでもゲートウェイ604で行うべき優
先制御情報の設定を行うことができるので、ユーザのニ
ーズに合わせた適切なトラフィック優先制御を行うこと
を可能にする。
【0067】さらに、優先制御管理部104は、LAN
605に新たにネットワーク接続機器が追加されたり、
ユーザ設定や通信制御部103などからの通知により優
先制御データベースの内容が更新された場合は、ASP
サーバ602に追加と更新を通知することにより、AS
Pサーバ602にアクセスすることで、ネットワーク上
ならどこからでも、ユーザがLAN605内のネットワ
ーク接続機器の状況やトラフィック優先制御の状態を閲
覧することを可能にする。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のゲートウェイ装置によれば、外部ネットワークに
接続する少なくとも1種類の物理層からなる外部ネット
ワークインタフェース部と、内部ネットワークに接続す
る少なくとも1種類の物理層からなる内部ネットワーク
インタフェース部と、接続するネットワークにおけるル
ーティング機能やアドレス変換機能を有する通信制御部
と、内部ネットワークに接続するネットワーク接続機器
に対してトラフィック優先度を対応づけるプロファイル
情報とネットワーク接続機器の現在の優先制御データベ
ースとを格納するメモリと、通信トラフィックの優先制
御を行う優先制御管理部と、通信制御部とメモリと優先
制御管理部とを接続するバスとを有することにより、優
先制御管理部は、ネットワーク接続機器に対してトラフ
ィック優先度を対応づけるプロファイル情報とネットワ
ーク接続機器の現在の優先制御データベースとを利用す
ることができるので、このプロファイル情報と優先制御
データベースとに基づいてネットワーク接続機器につい
ての通信トラフィックの優先制御を行うことができると
いう有利な効果が得られる。
【0069】請求項2に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1に記載のゲートウェイ装置において、通信
制御部は、内部ネットワークとしてのLANに接続した
ネットワーク対応家電機器を含むネットワーク接続機器
がDHCP通信によりIPアドレスを含むネットワーク
情報を取得する際に、ネットワーク接続機器の種類を認
識し、優先制御管理部は、認識したネットワーク接続機
器の種類に応じた通信の優先度をプロファイル情報から
決定し、決定した優先度を優先制御データベースに登録
することにより、ネットワーク接続機器に応じた通信ト
ラフィックの優先制御をネットワーク接続機器がLAN
に接続してネットワーク情報を取得するのと同時に可能
にするという有利な効果が得られる。
【0070】請求項3に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1または2に記載のゲートウェイ装置におい
て、優先制御管理部は、ネットワーク接続機器の種類に
応じて、LANから外部ネットワークとしてのWAN方
向への通信の優先度とWANからLAN方向への通信の
優先度とに差異を付けて優先制御データベースに登録す
ることにより、ネットワーク接続機器が行う通信の性質
や通信形態に応じた厳密なトラフィック優先制御を行う
ことを可能にするという有利な効果が得られる。
【0071】請求項4に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1乃至3のいずれか1に記載のゲートウェイ
装置において、優先制御管理部は、ネットワーク接続機
器の種類に応じて、ネットワーク接続機器が行う通信の
種別毎に優先度に重みを付けて優先制御データベースに
登録することにより、ネットワーク接続機器が行う通信
の性質や通信形態に応じた厳密なトラフィック優先制御
を行うことを可能にするという有利な効果が得られる。
【0072】請求項5に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1乃至4のいずれか1に記載のゲートウェイ
装置において、優先制御管理部は、ネットワーク接続機
器の中の特定の機器の台数に応じて優先制御データベー
スにおける優先度を変化させることにより、ネットワー
ク接続機器からなるネットワークの形態に応じた柔軟性
のあるトラフィック優先制御を行うことを可能にすると
いう有利な効果が得られる。
【0073】請求項6に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1乃至5のいずれか1に記載のゲートウェイ
装置において、通信制御部は、ゲートウェイ装置の設定
情報を管理する設定情報管理部を有し、ネットワーク接
続機器としてのパソコンは、設定情報管理部にアクセス
してゲートウェイ装置の設定を行う際に優先制御データ
ベースの内容を画面に表示してネットワーク接続機器毎
の通信の優先順位を変更可能にすることにより、ユーザ
のニーズに合ったトラフィック優先制御を行うことを可
能にするという有利な効果が得られる。
【0074】請求項7に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1乃至6のいずれか1に記載のゲートウェイ
装置において、通信制御部は、中継するトラフィックを
監視し、優先制御データベースの内容と監視したトラフ
ィック内容とに乖離が生じた場合は優先制御管理部に通
知を行い、優先制御管理部は、優先制御データベースの
内容を乖離に応じて修正することにより、ユーザが利用
するネットワークの実際のトラフィックに応じた柔軟で
実際的なトラフィック優先制御を行うことを可能にする
という有利な効果が得られる。
【0075】請求項8に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項1に記載のゲートウェイ装置において、優先
制御管理部は、ネットワーク接続機器に割り当てる優先
制御情報をプロファイル情報から取得できない場合は、
通信制御部がWAN上にあるASPサーバと通信を行っ
て優先制御情報を取得できないネットワーク接続機器の
優先制御情報を取得した後に、プロファイル情報を更新
し、優先制御情報を取得できないネットワーク接続機器
の優先制御情報を優先制御データベースに登録すること
により、ユーザの手間を煩わせることなく、常に最新の
ネットワーク接続機器に合わせたトラフィック優先制御
を自動的に行うことを可能にするという有利な効果が得
られる。
【0076】請求項9に記載のゲートウェイ装置によれ
ば、請求項8に記載のゲートウェイ装置において、通信
制御部は、トラフィック優先度を記述したプロファイル
情報が予め登録されたWAN上のASPサーバにアクセ
スし、予め登録されたプロファイル情報をダウンロード
してメモリに格納するプロファイル情報とすることによ
り、ユーザがどこからでもゲートウェイ装置で行うべき
優先制御情報の設定を行うことができるので、ユーザの
ニーズに合わせた適切なトラフィック優先制御を行うこ
とを可能にするという有利な効果が得られる。
【0077】請求項10に記載のゲートウェイ装置によ
れば、請求項8または9に記載のゲートウェイ装置にお
いて、優先制御管理部は、LANに新たにネットワーク
接続機器が追加されたり、ユーザ設定や通信制御部など
からの通知により優先制御データベースの内容が更新さ
れた場合は、ASPサーバに追加と更新を通知すること
により、ASPサーバにアクセスすることで、ネットワ
ーク上ならどこからでも、ユーザがLAN内のネットワ
ーク接続機器の状況やトラフィック優先制御の状態を閲
覧することを可能にするという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3、4によるゲー
トウェイ装置を示すブロック図
【図2】図1のゲートウェイ装置を有するネットワーク
システムを示す構成図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における優先制御
プロファイル情報を示すデータ図 (b)本発明の実施の形態1における優先制御データベ
ースを示すデータ図
【図4】(a)本発明の実施の形態2における優先制御
データベースを示すデータ図 (b)本発明の実施の形態2における優先制御データベ
ースを示すデータ図
【図5】(a)本発明の実施の形態3における優先制御
データベースを示すデータ図 (b)本発明の実施の形態3における優先制御データベ
ースを示すデータ図 (c)本発明の実施の形態3における優先制御データベ
ースを示すデータ図
【図6】本発明の実施の形態4によるゲートウェイ装置
を有するネットワークシステムを示す構成図
【図7】従来のゲートウェイ装置を有するネットワーク
システムを示す構成図
【図8】従来のゲートウェイ装置におけるトラフィック
優先制御テーブルを示すデータ図
【符号の説明】
101 LANインタフェース部 102 WANインタフェース部 103 通信制御部 104 優先制御管理部 105 メモリ 106 バス 201 WAN 202、604 ゲートウェイ 203 LAN 204、603 パソコン(PC) 205、606 IP電話機 206、608 ネットワークカメラ(IPカメラ) 207、607 IPファクシミリ(IPFAX) 208 IPエアコン 601 インターネット(WAN) 602 ASPサーバ 605 LAN(物理ネットワーク)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部ネットワークに接続する少なくとも1
    種類の物理層からなる外部ネットワークインタフェース
    部と、内部ネットワークに接続する少なくとも1種類の
    物理層からなる内部ネットワークインタフェース部と、
    接続するネットワークにおけるルーティング機能やアド
    レス変換機能を有する通信制御部と、前記内部ネットワ
    ークに接続するネットワーク接続機器に対してトラフィ
    ック優先度を対応づけるプロファイル情報と前記ネット
    ワーク接続機器の現在の優先制御データベースとを格納
    するメモリと、通信トラフィックの優先制御を行う優先
    制御管理部と、前記通信制御部と前記メモリと前記優先
    制御管理部とを接続するバスとを有することを特徴とす
    るゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】前記通信制御部は、前記内部ネットワーク
    としてのLANに接続したネットワーク対応家電機器を
    含む前記ネットワーク接続機器がDHCP通信によりI
    Pアドレスを含むネットワーク情報を取得する際に、前
    記ネットワーク接続機器の種類を認識し、前記優先制御
    管理部は、前記認識したネットワーク接続機器の種類に
    応じた通信の優先度を前記プロファイル情報から決定
    し、前記決定した優先度を前記優先制御データベースに
    登録することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェ
    イ装置。
  3. 【請求項3】前記優先制御管理部は、前記ネットワーク
    接続機器の種類に応じて、LANから前記外部ネットワ
    ークとしてのWAN方向への通信の優先度とWANから
    LAN方向への通信の優先度とに差異を付けて前記優先
    制御データベースに登録することを特徴とする請求項1
    または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】前記優先制御管理部は、前記ネットワーク
    接続機器の種類に応じて、前記ネットワーク接続機器が
    行う通信の種別毎に優先度に重みを付けて前記優先制御
    データベースに登録することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1に記載のゲートウェイ装置。
  5. 【請求項5】前記優先制御管理部は、前記ネットワーク
    接続機器の中の特定の機器の台数に応じて前記優先制御
    データベースにおける優先度を変化させることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1に記載のゲートウェイ
    装置。
  6. 【請求項6】前記通信制御部は、ゲートウェイ装置の設
    定情報を管理する設定情報管理部を有し、前記ネットワ
    ーク接続機器としてのパソコンは、前記設定情報管理部
    にアクセスしてゲートウェイ装置の設定を行う際に前記
    優先制御データベースの内容を画面に表示して前記ネッ
    トワーク接続機器毎の通信の優先順位を変更可能にする
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の
    ゲートウェイ装置。
  7. 【請求項7】前記通信制御部は、中継するトラフィック
    を監視し、前記優先制御データベースの内容と前記監視
    したトラフィック内容とに乖離が生じた場合は前記優先
    制御管理部に通知を行い、前記優先制御管理部は、前記
    優先制御データベースの内容を前記乖離に応じて修正す
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載
    のゲートウェイ装置。
  8. 【請求項8】前記優先制御管理部は、前記ネットワーク
    接続機器に割り当てる優先制御情報を前記プロファイル
    情報から取得できない場合は、前記通信制御部がWAN
    上にあるASPサーバと通信を行って前記優先制御情報
    を取得できないネットワーク接続機器の優先制御情報を
    取得した後に、前記プロファイル情報を更新し、前記優
    先制御情報を取得できないネットワーク接続機器の優先
    制御情報を前記優先制御データベースに登録することを
    特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  9. 【請求項9】前記通信制御部は、トラフィック優先度を
    記述した前記プロファイル情報が予め登録されたWAN
    上のASPサーバにアクセスし、前記予め登録されたプ
    ロファイル情報をダウンロードして前記メモリに格納す
    るプロファイル情報とすることを特徴とする請求項8に
    記載のゲートウェイ装置。
  10. 【請求項10】前記優先制御管理部は、LANに新たに
    ネットワーク接続機器が追加されたり、ユーザ設定や前
    記通信制御部などからの通知により前記優先制御データ
    ベースの内容が更新された場合は、前記ASPサーバに
    前記追加と前記更新を通知することを特徴とする請求項
    8または9に記載のゲートウェイ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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