JP2003347996A - オフライン省電力モード付き携帯電話機 - Google Patents

オフライン省電力モード付き携帯電話機

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JP2003347996A
JP2003347996A JP2002152232A JP2002152232A JP2003347996A JP 2003347996 A JP2003347996 A JP 2003347996A JP 2002152232 A JP2002152232 A JP 2002152232A JP 2002152232 A JP2002152232 A JP 2002152232A JP 2003347996 A JP2003347996 A JP 2003347996A
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power saving
power
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康一 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインモードを切り離し、通信以外のオ
フラインモードによるオフライン省電力モード付き携帯
電話機を提供する。 【解決手段】 電話とメールをオンラインモードで送受
信する無線通信部とアドレス帳を参照してメールを作成
するメール作成部を有する携帯電話機において、携帯電
話機の電池電圧の動作電圧を常時監視する電源部と、常
時監視によって、通信不可能になる所定の電池電圧を検
知すると、オフラインモードとして無線通信部への電力
供給を停止し、メール作成部のみに電力を供給して電池
の消費電力の低減を制御するマイクロプロセッサとを有
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電話並びにデータやメール通
信機能を有する携帯電話機に関し、特にオフライン省電
力モード付き携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話機として機能する携帯電話機に
おいては無線通信により電話回線網と接続する電話機能
以外に電話回線網を通してネットワークに接続し電子メ
ールの送受信が行えるものもあり、このような携帯電話
機は複数の電話番号を記憶させて使用するための電話帳
機能やメールアドレスを記憶させて使用するためのアド
レス帳機能を有しそれらのデータは携帯電話機に記憶さ
れている。
【0003】このような無線通信により電話回線網と接
続する一般的な携帯電話機において最も電力を必要とす
るのは無線通信であることから無線通信を行うために必
要な電圧の確保が困難になると電池切れの警告を発し、
さらに電圧が下がると電気回路の保護のために電気回路
への電源供給を停止する。
【0004】電池切れとして電源供給が停止すると携帯
電話機の電話機としての通話機能だけでなく一切の機能
が使えなくなることから携帯電話機に記憶させている電
話帳やアドレス帳が参照できなくなるという問題を抱え
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては無線
通信を行うために必要な電圧の確保が困難になった場合
でも電話帳やアドレス帳の内容を参照することを可能と
する携帯電話機を提供し、さらにオンラインモードを切
り離し、通信以外のオフラインモードによるオフライン
省電力モード付き携帯電話機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、無線通信を行うための電圧
の確保が困難な場合でも電話帳やアドレス帳の内容を参
照する程度の電力に限れば短時間であればまだ得られる
ことに着目し、電話帳やアドレス帳を参照するのに必要
な電気回路以外の電源を切りかつ電話帳やアドレス帳を
参照するための制御を行っているマイクロプロセッサの
動作クロックを遅くすることで消費電力の低減化を図る
ことで電話機としての機能が得られなくなった後でも電
話帳やアドレス帳の参照ができるオフライン省電力モー
ド付き携帯電話機である。
【0007】本発明のオフライン省電力モード付き携帯
電話機は、電話とメールをオンラインモードで送受信す
る無線通信部とアドレス帳を参照してメールを作成する
メール作成部を有する携帯電話機において、携帯電話機
の電池電圧の動作電圧を常時監視する電源部と、電源部
によって、通信不可能になる所定の電池電圧を検知する
と、無線通信部への電力供給を停止し、メール作成部の
みに電力を供給して電池の消費電力を低減するオフライ
ンモードとするマイクロプロセッサとを有することを特
徴とする。
【0008】また、無線通信部は、無線通信を構成する
無線部とベースバンド信号処理部と音響回路とベースバ
ンド信号処理に伴う表示部の照明とキーの照明回路とを
有し、メール作成部は、マイクロプロセッサと、前記マ
イクロプロセッサの処理結果の表示部およびキー入力部
と、電話帳とアドレス帳と送受信メールの本文と履歴と
を記憶するメモリとを有することを特徴とする。
【0009】また、メール作成部は、電池電圧低下の有
無に関係なく、オフラインモードに切替えるキーを有す
ることを特徴とする。
【0010】また、マイクロプロセッサは、オフライン
モード時に、マイクロプロセッサとメモリの動作クロッ
クを遅くすると共に、マイクロプロセッサとメモリへの
供給電圧を低くして電池の消費電力を低減することを特
徴とする。
【0011】さらに、電源部は、携帯電話機の電池電圧
の低下を常時監視して所定の電池電圧を検知すると、電
池電圧の残量が所定値に達したことを警報することを特
徴とする。
【0012】具体的に本発明の特徴について図1を参照
して説明する。
【0013】図1は本発明を用いたデジタル方式の携帯
電話機のブロック図であり、電話機としての機能以外に
電子メールを送受信する機能を持ち、複数の電話番号を
記憶させて使用するための電話帳機能やメールアドレス
を記憶させて使用するアドレス帳機能を有している。
【0014】電話帳やアドレス帳のデータは不揮発メモ
リ10に格納されている。
【0015】電源部14は電池13の電圧を常時監視
し、電話回線と接続するための無線通信を行うために必
要な電圧の確保が困難になった場合、電源電圧低下をマ
イクロプロセッサ(以降CPUと称する)8に通知す
る。
【0016】CPU8は電圧低下により電話回線への接
続が困難になりつつあることから電話回線端末としての
機能を放棄し電話帳とアドレス帳としてのみ機能するオ
フラインモードに移行する。オフラインモードではCP
U8はクロック部を制御し無線部2とベースバンド処理
部3へのクロックの供給を停止させると共にCPU8へ
のクロック供給をより低速なクロックに切り替える。C
PU8のクロックが低速なクロックに切り替わることで
CPU8と、メモリ9と、不揮発メモリ10の動作が遅
くなり電力消費が少なくなる。またCPU8は電源部1
4を制御し無線部2と、ベースバンド処理部3と、バッ
クライト11と、オーディオ部4への電源供給を停止す
る。
【0017】このようにして電話として機能するために
十分な電力確保が困難になった場合に電話帳とアドレス
帳として機能するために必要な電気回路以外の電源供給
を停止しかつCPUの動作クロックを遅くすることで低
消費電力化を図り電話として通話できなくなっても電話
帳とアドレス帳の参照が可能な携帯電話機が提供され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明を用いた携帯電話機のブロッ
ク図である。本発明を用いた携帯電話機は、無線通信部
とメール作成部に分かれている(図に示さず)。
【0020】無線通信部は、無線通信を行い電話回線網
と接続するためのアンテナ1と無線部2と、無線部2で
復調された信号を音声信号やデータに変換したり送信す
る音声信号やデータを無線部2で送るために必要な変換
処理を行うベースバンド処理部3と、マイクロホン6か
ら入力された音声の増幅やベースバンド処理部3からの
受信音声信号を増幅してレシーバ5から送出するための
増幅を行うオーディオ部4と、電話番号やメールの文字
入力および電話の操作を行うためのキー入力部15と、
表示部の照明であるバックライト11とを有する。
【0021】メール作成部は、クロックを発生させクロ
ックが必要な回路にクロックを供給するクロック部7
と、電話番号やメールを表示する表示部12と、キー入
力部からのキー操作を受け無線部とベースバンド処理部
とオーディオ部を制御して電話機能やメール送受信機能
を実現するCPU8と、電源が供給されなくなっても書
き込まれた内容が消失せずCPUのプログラムや電話帳
やメールデータなどを格納する不揮発性メモリ10と、
CPU8が処理を行うために一時的な記憶領域として使
用するメモリ9とを有している。
【0022】携帯電話機は、この他に携帯電話機の電源
である電池13と、電池13の出力を各部に必要な電圧
に変換し安定させて供給すると共に電池電圧の監視を行
なう電源部14とを有している。
【0023】次に本発明の実施の形態について電話とし
て通話を行う場合やメールの送受信を行う場合の動作を
説明する。
【0024】マイク6から入力された音声はオーディオ
部4にて増幅されデジタル音声信号に変換されてベース
バンド処理部3に送られる。デジタル音声信号はベース
バンド処理部にて誤り訂正エンコードやチャンネルコー
ディングなどのベースバンド処理を行った後無線部2に
送られる。無線部2はベースバンド処理部から受け取っ
たデータを変調しアンテナ1から送出する。アンテナ1
から受信されたデータは無線部2で復調されベースバン
ド処理部3で制御データと音声データに分けられ誤り訂
正処理などのベースバンド処理が行われた後、音声デー
タはオーディオ部4に送られてアナログ信号に変換され
増幅されてレシーバー5から送出される。ベースバンド
処理部で分けられた制御データはCPU8に送られCP
U8は制御信号に従い無線通信の制御を行なう。メール
の送受信の場合はアンテナ1と無線部2、ベースバンド
処理部3を経由して受信されたメールデータはCPU8
で処理され不揮発メモリ10に書き込まれる。メールの
表示はCPU8により不揮発メモリ10からメールデー
タを読み出し表示部12に表示することで行われる。
【0025】メールの送信はキー入力部15からのユー
ザーの操作で入力された内容をCPU8がメモリ9に記
録しユーザーからのキー入力部15を通した送信操作に
よりCPU8がメモリ9に格納されているユーザーの入
力内容をメールデータに変換しベースバンド処理部3と
無線部2を経由してアンテナ1から送出される。
【0026】電話帳データやアドレス帳データはユーザ
のキー入力部15からの入力をCPU8が処理して不揮
発性メモリ10に格納している。電話帳やアドレス帳の
参照はCPU8が不揮発性メモリ10に格納されている
電話帳やアドレス帳のデータを表示部12に表示させる
ことで行われる。CPU8はユーザーのキー入力部15
の操作により表示を行う場合には電源部14を制御して
表示部12の照明であるバックライトを点灯させる。各
部への電源供給は電源部14が電池13からの電圧を各
部に必要な電圧に変換し安定化させて送っている。
【0027】電源部15は電池13の電圧を監視し電話
回線と接続するための無線通信を行うために必要な電圧
の確保が困難になった場合、電源電圧低下をCPU8に
通知する。
【0028】CPU8は電圧低下により電話回線への接
続が困難になりつつあることから電話回線端末としての
機能を放棄し電話帳とアドレス帳としてのみ機能するオ
フラインモード移行する。オフラインモードではCPU
8はクロック部を制御し無線部2とベースバンド処理部
3へのクロックの供給を停止させると共にCPU8への
クロック供給をより低速なクロックに切り替える。CP
U8のクロックが低速なクロックに切り替わることでC
PU8とメモリ9と不揮発性メモリ10の動作が遅くな
り電力消費が少なくなる。またCPU8は電源部14を
制御し無線部2とベースバンド処理部3とバックライト
11とオーディオ部4への電源供給を停止する。
【0029】本発明の携帯電話機の動作について従来の
携帯電話機の動作と比較して説明する。
【0030】まず従来の携帯電話機の動作を図4の状態
遷移図を用いて説明する。携帯電話機の電源を入れると
電源ON状態16から受信17の状態に移行し携帯電話
機は基地局からの電波を探し、基地局から指定された無
線チャンネルで着信を待ち受ける、着信の無いまま受信
17で一定時間経過すると消費電流削減のために間欠受
信19に移る。間欠受信19では無線部への電源供給を
停止するが一定時間おきに無線部への電源供給と受信動
作を行い、ふたたび無線部への電源供給を停止する間欠
受信動作を繰り返す。間欠受信中に移動したり電波状態
が悪化した場合は受信17に移行し別の基地局の電波を
探し、見つけた別の新しい基地局に位置登録を行うため
に位置登録18に移行し基地局に対して送受信を行い位
置登録を行う、位置登録完了後は受信17に戻り着信も
しくは発信があった場合は通信20に移行して通信を行
う、通信中に別の基地局のエリアに移動した場合は位置
登録18に移行し位置登録完了後すぐ通信20に戻る。
通信が終了すると受信17に戻り着信の待ち受けを行
う。電源がOFFされると電源OFF21の状態に移行
する。また電源ON後の各状態において無線通信を行う
ための電源供給が困難になると電源OFF21に移行す
る。このように従来の携帯電話機においては電話の電源
ON後は間欠受信19の状態を除いて常に受信もしくは
送受信を行っており無線部の電源は供給されている。
【0031】これに対し本発明の携帯電話機の動作を図
2の状態遷移図を用いて説明する。
【0032】携帯電話機の電源を入れると電源ON状態
22から受信23の状態に移行し携帯電話機は基地局か
らの電波を探し、基地局から指定された無線チャンネル
で着信を待ち受ける、着信の無いまま受信23で一定時
間経過すると消費電流削減のために間欠受信25に移
る。間欠受信25では無線部への電源供給を停止するが
一定時間おきに無線部への電源供給と受信動作を行い、
ふたたび無線部への電源供給を停止する間欠受信動作を
繰り返す。間欠受信中に移動したり電波状態が悪化した
場合は受信23に移行し別の基地局の電波を探し、見つ
けた別の新しい基地局に位置登録を行うために位置登録
24に移行し基地局に対して送受信を行い位置登録を行
う、位置登録完了後は受信23に戻り着信もしくは発信
があった場合は通信26に移行して通信を行う、通信中
に別の基地局のエリアに移動した場合は位置登録24に
移行し位置登録完了後すぐ通信26に戻る。通信が終了
すると受信23に戻り着信の待ち受けを行う。電源がO
FFされると電源OFF27の状態に移行する。また電
源ON後の各状態において無線通信を行うための電源供
給が困難になるとオフライン28に移行し無線部やベー
スバンド処理部、バックライトへの電源供給を停止し携
帯電話機を制御するCPUのクロックを遅いクロックに
切り替える。オフライン28では携帯電話機の電話端末
としての機能は放棄され一切使えないが電話帳とアドレ
ス帳の参照だけはできる。オフライン28の状態でさら
に電源電圧が低下し動作が困難になると電源OFF27
に移行する。
【0033】このように従来の携帯電話機に対してオフ
ライン28の状態を設けることで電池の電圧が低下し電
話機として通話ができなくなっても電話帳とアドレス帳
の参照を可能にする。
【0034】次に本発明の他の実施例について説明す
る。前述の実施例においてユーザーの操作により待ち受
け受信の状態からオフラインモードに移行することがで
き、電話回線と接続するための無線通信に必要な電圧の
確保ができる場合はユーザーの操作によりオフラインモ
ードから待ち受けの受信状態に復旧できる携帯電話機と
するものである。
【0035】これにより先の効果に加えて電波の発射が
好ましくないことから携帯電話機の電源OFFが求めら
れている場所においてもユーザーの意思とは無関係に自
動的に行われる位置登録などによる電波の発射を行うこ
となく電話帳やアドレス帳の参照が可能となる。
【0036】他の実施例における携帯電話機の動作を図
3の状態遷移図を用いて説明する。
【0037】携帯電話機の電源を入れると電源ON状態
29から受信30の状態に移行し携帯電話機は基地局か
らの電波を探し、基地局から指定された無線チャンネル
で着信を待ち受ける、着信の無いまま受信30で一定時
間経過すると消費電流削減のために間欠受信32に移
る。間欠受信32では無線部への電源供給を停止するが
一定時間おきに無線部への電源供給と受信動作を行いふ
たたび無線部への電源供給を停止する間欠受信動作を繰
り返す。間欠受信中に移動したり電波状態が悪化した場
合は受信30に移行し別の基地局の電波を探し、見つけ
た別の新しい基地局に位置登録を行うために位置登録3
1に移行し基地局に対して送受信を行い位置登録を行
う、位置登録完了後は受信30に戻り着信もしくは発信
があった場合は通信33に移行して通信を行う、通信中
に別の基地局のエリアに移動した場合は位置登録31に
移行し位置登録完了後すぐ通信33に戻る。通信が終了
すると受信30に戻り着信の待ち受けを行う。電源がO
FFされると電源OFF35の状態に移行する。
【0038】また電源ON後の各状態において無線通信
を行うための電源供給が困難になるとオフライン34に
移行し無線部やベースバンド処理部、バックライトへの
電源供給を停止し携帯電話機を制御するCPUのクロッ
クを遅いクロックに切り替える。オフライン34では携
帯電話機の電話端末としての機能は放棄され一切使えな
いが電話帳とアドレス帳の参照だけはできる。
【0039】また電源ON後の各状態のうち、待ち受け
中の受信30もしくは間欠受信32においてユーザーの
操作によりオフラインへの移行が指示されるとオフライ
ン34に移行する。ユーザーの操作によりオフライン3
4に移行した場合はユーザーの操作により待ち受けに復
帰する旨指示されると待ち受け可能な電力が残っていれ
ば受信30に復旧し、待ち受け可能な電力が残っていな
い場合はその旨のメッセージを表示しオフライン34に
留まる。
【0040】オフライン34の状態でさらに電源電圧が
低下し動作が困難になると電源OFF35に移行する。
【0041】このように従来の携帯電話機に対してオフ
ライン35の状態を設けることで電池の電圧が低下し電
話機として通話ができなくなっても電話帳とアドレス帳
の参照を可能にすると共に、ユーザー操作により任意に
オフライン35への移行およびオフライン35から待ち
受けの受信30に復旧可能にする。
【0042】さらに、電源部15は電池13の電圧を常
時監視し、電話回線と接続するための無線通信を行うた
めに必要な電圧の確保が困難になった場合、電源電圧低
下を携帯電話機のユーザに警報音や表示点滅により通報
する。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、電話回線と接続するた
めの無線通信を行うために必要な電圧の確保が困難にな
った場合、無線部2とベースバンド処理部3とバックラ
イト11とオーディオ部4への電源供給を停止して電話
回線端末としての機能を放棄し、電話帳とアドレス帳と
してのみ機能するオフラインモード移行しCPU8への
クロック供給をより低速なクロックに切り替えてCPU
8とメモリ9と不揮発性メモリ10の動作を遅くして電
力消費を少なくすることで電話帳とアドレス帳機能が動
作できるようにすることで電話機能が使えなくなった後
でも電話帳やアドレス帳が参照できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた携帯電話機のブロック図であ
る。
【図2】本発明の携帯電話機の動作を示す状態遷移図で
ある。
【図3】本発明における他の携帯電話機の動作を示す状
態遷移図である。
【図4】従来の携帯電話機の動作を示す状態遷移図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 ベースバンド処理部 4 オーディオ部 5 スピーカ 6 マイクロホン 7 クロック部 8 CPU 9 メモリ 10 不揮発性メモリ 11 バックライト 12 表示部 13 電池 14 電源部 15 キー入力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話とメールをオンラインモードで送受
    信する無線通信部とアドレス帳を参照してメールを作成
    するメール作成部を有する携帯電話機において、 前記携帯電話機の電池電圧の動作電圧を常時監視する電
    源部と、 前記電源部によって、通信不可能になる所定の電池電圧
    を検知すると、前記無線通信部への電力供給を停止し、
    前記メール作成部のみに電力を供給して電池の消費電力
    を低減するオフラインモードとするマイクロプロセッサ
    と、 を有することを特徴とするオフライン省電力モード付き
    携帯電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオフライン省電力モード
    付き携帯電話機において、 前記無線通信部は、無線通信を構成する無線部とベース
    バンド信号処理部と音響回路とベースバンド信号処理に
    伴う表示部の照明とキーの照明回路とを有することを特
    徴とするオフライン省電力モード付き携帯電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオフライン省電力モード
    付き携帯電話機において、 前記メール作成部は、マイクロプロセッサと、前記マイ
    クロプロセッサの処理結果の表示部およびキー入力部
    と、電話帳とアドレス帳と送受信メールの本文と履歴と
    を記憶するメモリとを有することを特徴とするオフライ
    ン省電力モード付き携帯電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のオフライン省電力モード
    付き携帯電話機において、 前記メール作成部は、電池電圧低下の有無に関係なく、
    オフラインモードに切替えるキーを有することを特徴と
    するオフライン省電力モード付き携帯電話機。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のオフライン省電力モード
    付き携帯電話機において、 前記マイクロプロセッサは、オフラインモード時に、前
    記マイクロプロセッサとメモリの動作クロックを遅くす
    ると共に、前記マイクロプロセッサとメモリへの供給電
    圧を低くして電池の消費電力を低減することを特徴とす
    るオフライン省電力モード付き携帯電話機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のオフライン省電力モード
    付き携帯電話機において、 前記電源部は、前記携帯電話機の電池電圧の低下を常時
    監視して所定の電池電圧を検知すると、電池電圧の残量
    が所定値に達したことを警報することを特徴とするオフ
    ライン省電力モード付き携帯電話機。
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