JP2003347984A - マルチアクセス切替方法 - Google Patents

マルチアクセス切替方法

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JP2003347984A
JP2003347984A JP2002151657A JP2002151657A JP2003347984A JP 2003347984 A JP2003347984 A JP 2003347984A JP 2002151657 A JP2002151657 A JP 2002151657A JP 2002151657 A JP2002151657 A JP 2002151657A JP 2003347984 A JP2003347984 A JP 2003347984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衛星通信および衛星放送の送信局切り替え方式
に関し、特に無瞬断で局切り替えを行う方式に関する。
本発明は、放送波に制御信号を重畳する必要がなく、特
殊な装置を必要としないマルチアクセス切替方式の提供
を目的とする。 【解決手段】先発地球局は、衛星に向けて信号f1を送信
し、衛星から折り返し受信を受けたタイミングで衛星に
向けて信号f2を送信する。衛星から送信された前記f1
は、次発地球局でも同様に受信され、そのタイミングで
衛星に向けてf3を送信する。衛星に向けてTV信号を送
出中の先発地球局は、次発地球局から送信されたf3を衛
星経由で受信するタイミングで放送を停止する。そし
て、次発地球局は、先発地球局から送信されたf2を衛星
経由で受信するタイミングで放送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信および衛
星放送の送信局切り替え方式に関し、特に無瞬断で局切
り替えを行う方式に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送では、放送波は地球局から衛星
へ送られ、衛星より広範囲に点在する一般視聴局へ配信
される。番組の切替えは、送信地球局を切り替えること
により実行される。衛星放送の場合、地方で制作された
番組は、他の伝送路を用いて中央の放送用地球局に送
り、この地球局より衛星へ放送波を送出することは不要
であり、地方の局より、直かに衛星へ放送波を送信する
ことが可能である。
【0003】この切替を一般視聴者には違和感を与えぬ
ように実行するには、衛星上にて信号の重なりや切れ間
が生じないように地球局間の送信ON/OFF時間を制
御する必要がある。
【0004】図7に、従来のマルチアクセス切替方式
(特公昭59−2411 放送衛星用番組切替方式)の
系統を示す。かかるマルチアクセス切替方式において
は、システムに応じてN局で構成される地球局を順次切
り替えることで、衛星とのマルチアクセスを行っている
が、ここでは、説明を簡略化するため、先発地球局と次
発地球局で構成される二局の地球局を例に説明する。
【0005】先発地球局とは、放送波を送信中の局であ
り、放送波を衛星へ指向させるためのアンテナ1と、放
送信号を変調・周波数変換及び増幅した後にアンテナ1
へ導く送信機2と、アンテナ1にて集束した衛星からの
放送波を低雑音増幅し、周波数変換及び復調する受信機
3と、衛星上にて信号の重なりや切れ間が生じないよう
に送信OFF時間を制御するマルチアクセス装置4と、
放送信号を送出する放送設備5とから構成される。ま
た、マルチアクセス装置4は、マルチアクセス切替のた
めのタイミング信号(以下、Qc信号という。)を生成
するQc信号発生器11と、Qc信号重畳から送信OF
Fまでの時間を制御する遅延時間タイマー12、及びQ
c信号を放送信号に重畳するQc信号重畳器13から構
成される。
【0006】一方、次発地球局は、放送波を衛星へ指向
させるためのアンテナ51と、放送信号を変調、周波数
変換及び増幅した後にアンテナ51へ導く送信機52
と、アンテナ51にて集束した衛星からの放送波を低雑
音増幅し周波数変換および復調する受信機53と、衛星
上にて信号の重なりや切れ間が生じないように送信ON
時間を制御するマルチアクセス装置54、および放送信
号を送出する放送設備55より構成される。また、マル
チアクセス装置54は、受信した放送信号を分配する分
配器61、放送信号からQc信号を検出するQc検出器
62およびQc受信からTx ONまでの時間を制御す
る遅延時間タイマー63から構成される。
【0007】かかるマルチアクセス切替方式を適用する
複数の地球局は、各々がTDMAの送信タイミングに応
じて先発地球局と次発地球局の役割を果たすので装置構
成上の差異を設ける必要はないのであるが、本実施の形
態においては、送信中にある先発地球局から送信待機中
の次発地球局に放送を切り替える場合の説明を容易にす
るため、ある放送タイミングにおいて先発地球局および
次発地球局に必要とされる最低限の構成要素のみを示し
た。
【0008】次に、図8に示すタイムチャートを参照し
ながら、図7に示すマルチアクセス切替方式の動作を説
明する。図7に示すタイムチャートは、先発地球局の送
信を中止し、待機中の次発地球局に送信を切替える場合
である。
【0009】衛星上にて、送信信号の重なりや切れ間が
なくなるように切替を行うためには、先発地球局のQc
信号重畳から衛星上にて先発地球局の送信信号が切れる
時間と、先発地球局のQc信号重畳から次発地球局の送
信信号が衛星へ到達する時間とが一致する必要がある。
【0010】具体的には、先発地球局におけるQc信号
の重畳時刻を基準とし、下記の関係式を満たす必要があ
る。ここで、Tsとは、先発地球局と衛星間の信号の伝
搬時間であり、先発地球局がQc信号を重畳し、Qc信
号が衛星へ到達するまでの時間をさす。また、Dsは、
先発地球局のQc信号重畳から送信信号を停止(TXO
FF)するまでの時間である。Trは、次発地球局と衛
星間の信号の伝搬時間であり、次発地球局が衛星からの
Qc信号を受信するまでの時間をさす。Drは、次発地
球局がQc信号を受信し送信機52から送信を開始(T
X ON)するまでの時間である。
【0011】
【数1】 すなわち、先発地球局のQc信号重畳から衛星上にて先
発地球局の送信信号が切れる時間と、先発地球局のQc
信号重畳から次発地球局の送信信号が衛星へ到達する時
間とが一致するように、先発地球局のQc信号の重畳か
ら先発地球局の送信をOFFにするまでの時間(Ds)
と次発地球局がQc信号を受信し次発地球局が送信を開
始するまでの時間(Dr)を設定する必要がある。
【0012】送信局の切替を行う際には、上記の関係式
を満たすことを前提とし、先発地球局では、Qc信号発
生器11よりQc信号を生成し、Qc信号重畳器13に
よりQc信号が放送信号に重畳した後、遅延時間タイマ
ー12によりDs時間の経過後に送信機2を停止する。
次発地球局では、先発地球局が衛星経由で送信したQc
信号を、Qc検出器62にてQc信号を重畳した時刻か
らTs+Tr時間後に検出し、遅延時間タイマー63に
てDr時間の経過後に送信機52の送信を開始する。
【0013】しかしながら、上述における衛星から地球
局(先発地球局及び次発地球局)間の信号の伝搬時間は
衛星の軌道により変化するため、正確な時間を把握する
事が困難であった。その結果、信号の重なりや切れ間が
生じて画像が乱れていた。特にスクランブル放送では、
受信画像を再生する上で連続したデータの受信が必要不
可欠であり、当該データの重なりや切れ間の発生により
再生ができず受信画像に数秒の乱れが生じる問題が指摘
されている。
【0014】これらを解決する手段として、特開200
1−127683号公報に記載される発明では、次の方
策が採られている。図9及び図10に他の発明案件のマ
ルチアクセス切替系統図とタイムチャートを示す。
【0015】概略的には、3つのステップに大別され、
ステップ1では、先発地球局と衛星間における信号伝搬
時間(2Ts)の測定を行い、ステップ2では、ステッ
プ1で測定した信号伝搬時間(2Ts)に当該伝搬時間
を放送波に重畳する時刻から放送を停止するまでの予め
設定した所定時間を加算して得た放送停止時間と、前記
重畳時刻とからなる切替情報を次発地球局へ送信し、所
定時間経過後(Ds)に先発地球局からの送信をOFF
にする処理を行う。また、ステップ3では、次発地球局
において、先発地球局が送信したマルチアクセス切替に
必要な情報を基に送信開始時刻を算出し送信をDr時間
経過後に送信を開始する。なお、上記のマルチアクセス
には、先発地球局と次発地球局との間で時刻の同期がと
れている必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−127683号公報に記載される発明では、先
発局では、局切替前にパイロット信号(Qp)を送信波に重
畳し、衛星〜先発局間の伝搬時間(Ts)を測定し、か
つ、局切替用タイミング信号(Qc)と切替えのための情
報を送信波に重畳する必要があった。
【0017】一方、次発局では、衛星を経由して送られ
てきたQc信号の受信時刻(T2)と先発局にて放送波に重畳
された情報を基に、Qc信号受信〜Tx ONまでの時間Dr)
値を演算しTx ON制御を行う必要があった。
【0018】更に、先発局と次発局間で時刻を正確に合
わす必要があり、時刻同期のため設備が必要であった。
【0019】そこで、本発明においては、放送波に制御
信号を重畳する必要がなく、特殊な装置を必要としない
マルチアクセス切替方式の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、衛星、
及び衛星と相互に通信可能な複数の地球局から構成さ
れ、前記複数の地球局のうち衛星と回線接続中にある先
発地球局から、次に衛星と回線接続を行う次発地球局に
切り替えて接続する衛星通信システムのマルチアクセス
切替方法において、前記先発地球局は、第1周波数の信
号を前記衛星に向けて送信し、衛星から折り返えされた
前記第1周波数の信号の受信タイミングで第2周波数の
信号を衛星に向けて送信し、前記次発地球局は、前記衛
星を介して前記第1周波数の信号を受信し、この受信タ
イミングで第3周波数の信号を前記衛星に向けて送信
し、前記先発地球局は、前記衛星を介して前記第3周波
数の信号を受信するタイミングで放送を停止し、また前
記次発地球局は、前記衛星を介して前記第2周波数の信
号を受信するタイミングで放送を開始することを特徴と
するマルチアクセス切替方法を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この
実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【0022】図1に、本発明の実施形態に係るマルチア
クセス切替方式の概念を示す。本実施形態では、TV信
号とは別に、衛星〜地球局間の信号伝搬時間を自動的に
補正するための3つの制御用信号(無変調波)を使用す
る。
【0023】図2は、当該3つの制御用信号が衛星を介
して地球局間を伝搬する際の接続系統を示すものであ
る。先発局は制御信号TX f1並びにTX f2を送信
し、次発局はTX f3を送信する。TX f2及びTX
f3は、TX f1の衛星経由の折り返し信号RX f
1を元に生成される。
【0024】図3および図4には、時間的起点である先
発局の制御信号TX f1送信(T1)から先発局のT
V信号が衛星上で断になる時間(T2)と、次発局のT
V信号が衛星上でONになる時間(T2)までの制御、
TV信号の流れを示す。
【0025】図5は、先発局のTX f1送信から衛星
上で放送波が切り替わるまでの制御信号並びに放送波の
時間的流れを示す。
【0026】図6には、本実施形態のマルチアクセス切
替方式のブロック図を示す。システムに応じてN局で構
成される地球局を順次切り替えることで、衛星とのマル
チアクセスを行っているが、ここでは、説明を簡略化す
るため、先発地球局と次発地球局で構成される二局の地
球局を示している。
【0027】先発地球局は、放送波を衛星へ指向させる
ためのアンテナ1と、放送信号並びに制御用信号を周波
数変換および増幅した後にアンテナ1へ導く送信機2
と、アンテナ1にて集束した衛星からの放送波並びに制
御信号を低雑音増幅し、周波数変換する受信機3と、放
送信号を送出する放送設備4、放送用信号並びに制御用
信号f1、f2を合成する合成器5、受信機3からの信
号を分岐する分配器6、制御用信号f1を発振するf1信
号発生器7、分配器6から出力される制御用信号f1を
周波数変換し制御用信号f2を生成する周波数変換器
8、分配器6から出力される制御信号f3を検出し、送
信SW10にTX OFF制御信号を送出するf3検出
器9、f3検出器9からのTX OFF制御信号を受け
て放送波を断にする送信SW10から構成される。
【0028】一方、次発地球局は、放送波並びに制御用
信号を衛星へ指向させるためのアンテナ51と、放送信
号並びに制御用信号を周波数変換および増幅した後にア
ンテナ51へ導く送信機52と、アンテナ51にて集束
した衛星からの放送波並びに制御用信号を低雑音増幅
し、周波数変換及び復調する受信機53と、放送信号を
送出する放送設備54と、放送用信号並びに制御用信号
f3を合成する合成器55、受信機53からの信号を分
岐する分配器56、分配器56から出力される制御用信
号f1を周波数変換し制御用信号f3を生成する周波数
変換器57、分配器6から出力される制御信号f2を検
出し、送信SW59にTX ON制御信号を送出するf
2検出器58、f2検出器58からのTX ON制御信
号を受けて放送波を断にする送信SW59から構成され
る。
【0029】図5に、本発明のマルチアクセス切り替え
方式のタイムチャートを示す。タイムチャートに記載の
時間を表す略語の意味を以下に示す。T1は、先発局の
制御信号TX f1送信時の時刻である。T2は、衛星
の中継器上で先発局送信のTV信号が断となる時刻であ
る。また、次発局送信のTV信号がONとなる時刻でも
ある。Tsは、先発局と衛星間の信号の伝搬時間であ
る。Trは、次発局と衛星間の信号の伝搬時間である。
【0030】図5のタイムチャート並びに図6系統図を
用いて、時間的流れに従い、TV信号を先発局の送信か
ら次発局の送信に切り替える場合の動作について説明す
る。
【0031】マルチアクセス切替開始時には、先発局は
f1信号発生器7により制御信号f1を発生させる。制
御信号f1は合成器5を経由し送信機2にて周波数変換
並びに電力増幅されアンテナ1にて衛星に向けて送信さ
れる。先発局より送信された制御用信号TX f1は衛
星にて周波数変換され、受信信号RX f1として地球
局へ配信される。
【0032】次発局に送られた制御用信号RX f1は
アンテナ51で集束され、受信機53に低雑音増幅並び
に周波数変換され、分配器56を経由して周波数変換器
57に入力される。 周波数変換器57は、入力された
制御用信号f1を周波数変換し制御用信号f3を生成す
る。制御用信号f3は合成器55を経由して送信機52
にて周波数変換・電力増幅されアンテナ51より制御用
信号TX f3として衛星へ送信される。 制御用信号T
X f3は衛星にて周波数変換され受信信号RX f3と
して先発局へ送られる。制御用信号f3はアンテナ1に
て集束され受信機3にて低雑音増幅・周波数変換後、分
配器6に送られ、f3検出器9に入力される。f3検出
器9は、制御用信号f3を検出すると送信SW10へT
X OFF制御信号を送る。送信SW10は、TX OF
F制御信号を受信すると放送波の送信を断にする。
【0033】一方、先発局に送られた制御用信号RX
f1はアンテナ1で集束され、受信機3に低雑音増幅並
びに周波数変換され、分配器6を経由して周波数変換器
8に入力される。周波数変換器8は、入力された制御用
信号f1を周波数変換し制御用信号f2を生成する。制
御用信号f2は合成器5を経由して送信機2にて周波数
変換・電力増幅されアンテナ1より制御用信号TX f
2として衛星へ送信される。 制御用信号TX f2は衛
星にて周波数変換され受信信号RX f2として次発局
へ送られる。制御用信号f2はアンテナ51にて信号を
集束され受信機53にて低雑音増幅・周波数変換後、分
配器56に送られ、f2検出器58に入力される。f2
検出器58は、制御用信号f2を受信すると送信SW5
9へTXON制御信号を送る。送信SW59は、TX
ON制御信号を受信すると放送波の送信をONにする。
【0034】先発局の制御用信号f1送信の時刻 T1
から先発局の放送波が衛星の中継器上で断になるまでの
時刻T2までの時間は、制御用信号f1が衛星を経由し
て次発局へ送られ、制御用信号f3として先発局に帰還
するまでの時間に先発局から衛星までの信号の伝搬時間
Tsを加えた時間であり、TsとTrの組み合わせによ
る時間(3Ts+2Tr)となる。
【0035】また、先発局の制御用信号f1送信の時刻
T1から次発局の放送波が衛星の中継器に到達するま
での時刻T2までの時間は、制御用信号f1が衛星を経
由して先発局へ戻され、制御用信号f2として次発局に
送られる時間に次発局から衛星までの信号の伝搬時間T
rを加えた時間であり、同様に、TsとTrの組み合わ
せによる時間(3Ts+2Tr)となる。
【0036】この結果、Ts、TrがT1からT2の期
間(静止衛星の場合、0.6秒)に変化しない限り、精
度の高いマルチアクセス切替が実現できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、パイロット信号、Qc信
号および切替え時間に関する情報を放送波に重畳するこ
と無しに送信局の切替えが可能となり、また、衛星の軌
道により変化する衛星〜地球局間の信号伝搬時間が変化
しても精度の高い切替えが可能となる。その結果、放送
波の加工並びに放送信号にQp信号、Qc信号および時刻
情報の重畳・抽出を行うマルチアクセス装置を必要とせ
ず、放送波の形式(NTSC、MUSE、デジタル等)
に関系なく精度の高い局切替えが可能となる。
【0038】また、複数の地球局による切替えが可能と
なるばかりでなく、衛星〜地球局間の遅延時間が自動的
に補正されるため、あらゆる衛星(静止衛星、低軌道衛
星等)を用いた時分割通信のガード時間帯を狭くするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマルチアクセス切替
方式の概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るマルチアクセス切
替方式の信号接続図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るマルチアクセス切
替方式の先発局のTX OFFまでの制御回線ルートで
ある。
【図4】本発明の一実施の形態に係るマルチアクセス切
替方式の次発局のTX ONまでの制御回線ルートであ
る。
【図5】本発明の一実施の形態に係るマルチアクセス切
替方式のタイムチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態に係るマルチアクセス切
替方式の系統図である。
【図7】従来方式のマルチアクセスの切り替え系統図で
ある。
【図8】従来方式のマルチアクセスの切り替えタイムチ
ャートである。
【図9】他の発明案件のマルチアクセス切替系統図であ
る。
【図10】他の発明案件のマルチアクセス切替えタイム
チャートである。
【符号の説明】
1,51 アンテナ 2,52 送信機 3,53 受信機 4,54 放送設備 5,55 合成器 6,56 分配器 7 f1制御信号発生器 8,57 周波数変換器 9 f3検出器 58 f2検出器 10、59 送信SW 11 Qc信号発生器 12 Ds遅延時間タイマー 13 重畳器 61 分配器 62 Qc検出器 63 Dr遅延時間タイマー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星、及び衛星と相互に通信可能な複数
    の地球局から構成され、前記複数の地球局のうち衛星と
    回線接続中にある先発地球局から、次に衛星と回線接続
    を行う次発地球局に切り替えて接続する衛星通信システ
    ムのマルチアクセス切替方法において、 前記先発地球局は、第1周波数の信号を前記衛星に向け
    て送信し、衛星から折り返えされた前記第1周波数の信
    号の受信タイミングで第2周波数の信号を衛星に向けて
    送信し、 前記次発地球局は、前記衛星を介して前記第1周波数の
    信号を受信し、この受信タイミングで第3周波数の信号
    を前記衛星に向けて送信し、 前記先発地球局は、前記衛星を介して前記第3周波数の
    信号を受信するタイミングで放送を停止し、また前記次
    発地球局は、前記衛星を介して前記第2周波数の信号を
    受信するタイミングで放送を開始することを特徴とする
    マルチアクセス切替方法。
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