JP2003347781A - 電子機器の冷却構造 - Google Patents

電子機器の冷却構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電子機器装置の筐体内の上下方向の不均一冷却
を解消させる冷却構造を実現させる。 【解決手段】 一端側に空気が流入する吸気面と、他端
側に空気が排出される排気面とを有する、電子機器20
を収納するための複数のボックス10と、前記ボックス
10を重ねて収容するとともに、前記吸気面に相対する
側面が通気可能で、該側面に垂直な底面が略気密である
筐体50と、前記筐体の前記底面に相対する通気可能な
天井側に配設されており、前記ボックス10の前記吸気
面と前記排気面と前記筐体50の内部の通風経路30a
とを通って該筐体50の外部へと空気を流す排気ファン
90と、を備えてなる電子機器1の冷却構造であって、
通気孔を有することで風量を調節する抵抗体80が、前
記ボックス10の前記排気面に配設され、該抵抗体80
の前記排気ファン90からの距離が短くなるほど、該抵
抗体80の前記通気孔の総面積が小さくしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の冷却構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータの発展に伴い、コン
ピュータのシステムを構成する電子機器のモジュールは
高密度化している。例えば、RAID(Redunda
ntArray of Independent Di
sks)方式による大型のディスクアレイ装置がその好
例である。ディスクアレイ装置の単位体積当たりの記憶
容量をより増大させるため、より多くの固定磁気ディス
ク装置(HDD)を筐体内に収納している。ここで、個
々の磁気ディスク装置を作動させるために印加する電流
は、その一部が磁気ディスク装置の発熱の原因となり、
磁気ディスク装置が高密度化するほど、この発熱量が大
きくなることは周知である。磁気ディスク装置が高温に
なれば、その動作特性は低下し、破損の可能性もあるた
め、磁気ディスク装置に電流を印加している間は、これ
を冷却する必要がある。
【0003】電子機器装置の従来の冷却方法の一例とし
て、ディスクアレイ装置の空冷について説明する。従来
の空冷方法によれば、ディスクアレイ装置を通気性のよ
い筐体に収納し、筐体の内部に空冷用の排気ファンを配
設して、個々の磁気ディスク装置の周辺に空気を流すこ
とにより、これを冷却している。冷却構造の構成は以下
の通りである。複数の磁気ディスク装置を収納すると同
時に、個々の磁気ディスク装置に電力を供給するディス
クボックスの背面又は上面に排気ファンを設け、このデ
ィスクボックスの背面どうしが平行に相対するように配
置してこれを一つのユニットとし、このユニットを上下
に複数段配置して、これを側面と上面とに通気口を有す
る筐体に収納する。ここで、上記の排気ファンが作動す
ると、筐体の側面から空気を吸気し、この空気を個々の
磁気ディスク装置の周囲を通過させてこれを冷却し、冷
却後の空気を、ディスクボックスの背面どうしの間隙に
よって形成される筐体の中央の通風経路に集約して、さ
らに筐体の上面の通気口から排気する。
【0004】排気ファンがディスクボックスの背面に設
けられている場合は、通風経路をはさんで相対している
排気ファンからの排気が混合することにより、排気圧の
圧力損失が生じて、磁気ディスク装置冷却後の空気の流
れが停滞する。ここで、筐体の下段に位置する排気ファ
ンから排気された空気ほど混合が大きく、停滞もより大
きくなる。排気ファンが個々のディスクボックスの上面
に設けられている場合は、筐体の下段に位置する排気フ
ァンから排気された空気ほど、筐体の上面の通気口まで
流れる際の管路抵抗が大きく、空気の停滞がより大きく
なる。
【0005】上記の空気の停滞は、いずれも筐体の内部
における不均一冷却をもたらす。即ち、筐体の下段に位
置するディスクボックスに収納された磁気ディスク装置
を冷却すべき空気の流れが上段に比べて停滞するため、
下段の磁気ディスク装置の温度がより高温になる。この
不均一を解消するためには、下段の排気ファンの静圧を
高めなければならないが、排気ファンの安定運転を維持
しつつ高められる最大静圧の上限(およそ25mmA
q)により、不均一冷却を排気ファンの静圧で解消する
ことには限界があることが知られている。
【0006】下段の排気ファンの静圧を高める以外の方
法も採用されており、以下にその二例を示す。排気ファ
ンがディスクボックスの背面に設けられている、特開平
5−99465号公報に開示されている発明において
は、通風経路に仕切板を設け、これを排気流の圧力損失
の少ない流形に沿った形状として、相対する排気どうし
の衝突を防止し、筐体の上下方向における排気の不均一
を低減させようとした。
【0007】また、排気ファンがディスクボックスの上
面に設けられている、特開2001−307474号公
報に開示されている発明においては、ディスクボックス
の配置を個々のユニット毎に調節して、通風経路が下か
ら上に向かって広くなるようにし、且つ、上記と同様の
仕切板も用いて、下段の排気ファンにおける管路抵抗を
大きくし、筐体の上下における冷却効率の不均一を補正
しようとした。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の仕切板
や通風経路の形状の工夫のみでは、筐体内の空気の排気
ムラを完全に解消するには至っていない。また、仕切板
の設置により、ディスクアレイ装置全体の水平方向の占
有長さが長くなる弊害がある。さらに、特開平5−99
465号公報に開示されているように、排気流の流体形
状まで考慮した仕切り板の構造は複雑であり、この結
果、ディスクアレイ装置全体の構造が複雑になる。特開
2001−307474号公報における通風経路の形状
の工夫も同様に、装置全体の水平方向の占有長さが長く
なる。
【0009】このように、筐体内の上下方向の不均一冷
却が完全に解消されないと、やはり下段の排気ファンは
その静圧を高めるべく、排気ファンからの風量を増大さ
せなければならないため、高出力ファンが必要となる上
に、運転中の騒音が大きく、消費電力も大きい。このた
め、仕切板、通風経路及び高出力ファンにより、ディス
クアレイ装置が、大型、高原価、高騒音、且つ、高消費
電力の装置となる。
【0010】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ディスクアレイ装
置等の電子機器装置の冷却構造を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】一端側に空気が流入する
吸気面と、他端側に空気が排出される排気面とを有す
る、電子機器を収納するための複数のボックスと、前記
ボックスを重ねて収容するとともに、前記吸気面に相対
する側面が通気可能で、該側面に垂直な底面が略気密で
ある筐体と、前記筐体の前記底面に相対する通気可能な
天井側に配設されており、前記ボックスの前記吸気面と
前記排気面と前記筐体の内部の通風経路とを通って該筐
体の外部へと空気を流す排気ファンと、を備えてなる電
子機器の冷却構造であって、通気孔を有することで風量
を調節する抵抗体が、前記ボックスの前記排気面に配設
され、該抵抗体の前記排気ファンからの距離が短くなる
ほど、該抵抗体の前記通気孔の総面積が小さくしてな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 以下の開示により少なくとも次のことが明らかにされ
る。前記のような冷却構造によれば、前記抵抗体が前記
排気ファンにより近づくほど、該抵抗体の空気に対する
流通抵抗がより大きくなる。このため、該抵抗体に対応
する前記電子機器が該排気ファンに近いほど、該電子機
器近傍における空気の流れが抑制されて所定の流量に達
する。一方、該排気ファンから遠いほど、空気の流れが
促進されて該所定の流量に達する。従って、前記電子機
器の温度が、前記排気ファンからより離れるほど、より
高くなる傾向を抑制することが可能となる。
【0013】また、前記通風経路は、前記ボックスどう
しの間隙又は前記ボックスと筐体との間隙で形成されて
おり、特別な構造物ではない。加えて、前記排気ファン
は、個々の前記ボックスには配設されず、前記筐体の前
記天井側に配設されるのみである。このことから、小
型、低原価、低騒音、且つ低消費電力を可能とする電子
機器の冷却構造を実現できる。
【0014】前記抵抗体において、前記通気孔は微小か
つ多数形成されてなってもよい。このような冷却構造に
よれば、前記抵抗体において、前記各通気孔の総面積を
変えることが容易であり、従って、該通気口を通過する
空気の流量を制御することが容易となる。
【0015】また、前記排気ファンから最も距離の長い
前記ボックスには抵抗体が配設されていなくてもよい。
このような冷却構造によれば、前記排気ファンから最も
遠い前記ボックスにおける空気の流れが抑制されること
がない。従って、前記排気ファンに不必要な負荷を与え
ることなく、前記電子機器が前記排気ファンからより離
れるほど該電子機器の温度がより高くなる傾向を抑制す
ることが可能となる。
【0016】また、前記抵抗体は、前記ボックス毎の前
記排気面に配設されてなっていてもよい。このような冷
却構造によれば、前記電子機器の温度を、該電子機器が
収納された前記ボックスの位置に依存することなく、お
よそ均一にすることが可能となる。
【0017】また、前記抵抗体は、前記ボックスの内部
における前記排気面に配設されてなっていてもよい。こ
のような冷却構造によれば、前記通風経路の幅を狭める
ことなく、前記電子機器の温度を、該電子機器が収納さ
れた前記ボックスの位置に依存しないおよそ均一の温度
にすることが可能となる。
【0018】===第一の実施の形態=== <<<冷却構造の構成>>>本実施の形態において、デ
ィスクアレイ装置の冷却構造について説明する。ここ
で、本実施の形態の冷却構造は、ディスクアレイ装置全
体を対象とするとともに、ディスクアレイ装置の筐体の
みも対象とする。
【0019】図1にディスクアレイ装置1の斜視図を示
し、1組のディスクボックス10が相対するディスクア
レイ装置1の模式的な断面図を図2に示す。ディスクボ
ックス10は、電子機器としての磁気ディスク装置20
を収納するとともに磁気ディスク装置20に電力を供給
する。この2個のディスクボックス10が排気面として
の背面を相対して間隙を保ち、左右対称に配置されてユ
ニット30を形成し、4段のユニット30が上下に配置
される。ここで、下段から第1ユニット31、第2ユニ
ット32、第3ユニット33、及び、第4ユニット34
とする。第1ユニット31から第4ユニット34にかけ
て、上記の間隙を足し合わせて通風経路30aを形成す
る。4段のユニット30の下には、後述の駆動用電源及
び後述のファンアセンブリにAC電力を分配する配電ボ
ックス40が2個配置されている。即ち、4段のユニッ
ト30、2個の配電ボックス40及び後述のファンアセ
ンブリ(排気ファン)が筐体50に収納される。筐体5
0は、ディスクボックス10の吸気面としての正面に相
対する側面に不図示のルーバが設けられ且つ内側に不図
示のフィルタが設けられた2枚の不図示の扉を備え、通
気性を有する天井面50cを備える。
【0020】図1に挿入された1つのディスクボックス
10の斜視図に示されるように、ディスクボックス10
は、正面から32個の磁気ディスク装置20を左右に1
6個ずつプラグイン方式で収納し、左端に16個の磁気
ディスク装置20に対する駆動用電源60を2個、並列
に有し、中央に8個の磁気ディスク装置20に対するイ
ンタフェース用基板65を4個、並列に有する。ディス
クボックス10の背面のプラッタ70には不図示のコネ
クタが設けられており、磁気ディスク装置20をこのコ
ネクタにプラグインすることによって、磁気ディスク装
置20の電気的な制御が可能となる。ディスクボックス
10における排気面としてのプラッタ70は、できるだ
け通気性を確保するために、磁気ディスク装置20及び
駆動用電源60に略対応する位置に多角形の通気窓75
を有する。また、磁気ディスク装置20どうしの間隙を
大きくするために、ディスクボックス10は、これを支
えるだけの梁とプラッタ70とを具備してなる。
【0021】以上、1つの筐体50に8個のディスクボ
ックス10が収納され、各ディスクボックス10に32
個の磁気ディスク装置20が収納されているため、全体
として、1つの筐体50には256個の磁気ディスク装
置20が収納されていることになる。
【0022】磁気ディスク装置20は、情報を記憶する
不図示の磁気ディスク、この情報を読み書きする不図示
の磁気ヘッド、磁気ヘッドを位置決めするための不図示
のヘッドアーム及び不図示のアクチュエータ等を不図示
のハウジングにより密閉した構造を有する。磁気ディス
クは不図示のスピンドルを介して不図示のモータにより
高速で回転させられる。図1に挿入された1つのディス
クボックス10の斜視図に示されるように、磁気ディス
ク装置20を、ディスクボックス10の正面に位置する
側から見て幅の狭い方向を左右とすれば、磁気ディスク
は磁気ディスク装置20の正面に対し垂直、且つ、磁気
ディスク面が磁気ディスク装置20の左右の面と平行に
なるように配置されている。本実施の形態としては、デ
ィスクボックス10内に駆動用電源60が実装されてい
るが、磁気ディスク装置20の内部に備えられた構成で
あってもよい。
【0023】図1に挿入された1つのディスクボックス
10の斜視図、及び図2に示されるように、ディスクボ
ックス10の排気面であるプラッタ70の、通風経路3
0aに相対する面には、プラッタ70からおよそ10m
mの距離を隔てて、風量を調節する抵抗体としての風量
抵抗板80が設けられている。風量抵抗板80を通過さ
せることによって、プラッタ70を通過する空気の流量
を抑制し、且つ、これを制御することができる。
【0024】図1及び図3に示されるように、本実施の
形態においては、多角形の通気窓75を有するプラッタ
70に対応する各風量抵抗板80には、上記の多角形に
対応する領域内に、複数の、およそ4.5mmの外径を
有する通気孔80aが不均一に穿設されている。この不
均一に穿設された通気孔80aが、各磁気ディスク装置
20及び各駆動用電源60に略対応してひとまとまりと
なった単位を通気領域80bとする。風量抵抗板80に
おける空気の流れにくさを示す流通抵抗は、通気領域8
0bの面積により調節することができる。即ち、プラッ
タ70の通気窓75の面積を100%とした場合、これ
に対応する通風領域80bの面積を、例えばおよそ10
%乃至90%の間で調節する。
【0025】同一のユニット30における2枚の風量抵
抗板80は同一である。第1ユニット31には風量抵抗
板80なく、ディスクボックス10の排気面における空
気の流れを全く抑制しない。図3に示されるように、第
2ユニット32に対応する風量抵抗板80を第2抵抗板
82、第3ユニット33に対応する風量抵抗板80を第
3抵抗板83、第4ユニット34に対応する風量抵抗板
80を第4抵抗板84とすると、第2抵抗板82から第
4抵抗板84にかけて、通気領域80bの面積が小さく
なっている。上記の第2抵抗板82乃至第4抵抗板84
の構成を、図4において概念的に示した。図4(A)、
図4(B)、及び図4(C)の風量抵抗板85は、それ
ぞれ第4抵抗板84、第3抵抗板83、及び第2抵抗板
82に対応する。各風量抵抗板85には6個の長方形の
領域内に均一に通気孔85aが穿設されており、各風量
抵抗板85について、この長方形の領域の面積が、図4
(C)から図4(A)にかけて小さくなっている。第2
抵抗板82乃至第4抵抗板84は、これに対応すると考
えてよい。
【0026】さらに、第2抵抗板82乃至第4抵抗板8
4の各々は、上下2段からなる磁気ディスク装置20そ
れぞれに対応した通気領域80bを有する。図3におい
て、第2抵抗板82の下段の通風領域821bの面積が
最も大きく、第2抵抗板82の上段の通風領域822
b、第3抵抗板83の下段の通風領域831b、第3抵
抗板83の上段の通風領域832b、第4抵抗板84の
下段の通風領域841b、及び、第4抵抗板84の上段
の通風領域842bの順に面積が小さくなる。
【0027】図3に見られるように、通風領域822
b、832b、842bにおいては、通気孔80aの穿
設のし方が水平方向で均等でない部分があるが、後述す
る磁気ディスク装置20の温度の均一性が、これによっ
て損なわれることはない。
【0028】図1及び図2に示されるように、最上段に
位置する第4ユニット34の上部には、2個のディスク
ボックス10の上面を橋渡しするように、排気ファンと
しての電動ファン90を備えたファンアセンブリ100
が4台、略密着して設けられている。1つのファンアセ
ンブリ100は2個の電動ファン90を有するため、本
実施の形態におけるディスクアレイ装置1には、合計8
個の電動ファン90が設けられていることになる。電動
ファン90の吸気面は通風経路30aに面し、排気面は
筐体50の通気性を有する天井面50cに面している。
【0029】以上、ファンアセンブリ100が上部に集
約された、全面吸込み/中央ダクト天面吐出し構造を有
するディスクアレイ装置1における空気の通路は以下の
ようになる。即ち、筐体50の左右の不図示の扉の不図
示のルーバ、不図示のフィルタ、吸気面としての磁気デ
ィスク装置20正面と駆動用電源60正面とコントロー
ラ65正面とディスクボックス10正面フレームとの隙
間、磁気ディスク装置20及び駆動用電源60の側面、
プラッタ70の通気窓75、風量抵抗板80の通風領域
80b、通風経路30a、ファンアセンブリ100、並
びに、不図示の天井面である。
【0030】<<<冷却構造の動作>>>本実施の形態
の筐体50内での空気の流れが、図2の矢印で模式的に
示されている。電力が供給されてファンアセンブリ10
0の電動ファン90が回転すると、筐体50内の空気の
流れは以下のように形成される。空気は、筐体50の左
右の不図示の扉の不図示のルーバ及び不図示のフィルタ
を通過して、ディスクボックス10の正面を通過してこ
の内部を冷却する。冷却後の空気は、プラッタ70を通
過した後、風量抵抗板80でその流量が抑制され、個々
のディスクボックス10からの空気が通風経路30aに
集約されて、ファンアセンブリ100の電動ファン90
及び天井面50cを通過して筐体50の外に排出され
る。
【0031】プラッタ70の通気窓75の面積を100
%とした場合、これに対応する通風領域80bの面積が
100%以下の値に調節されているとすれば、ディスク
ボックス10に風量抵抗板80を設けることによって、
各ディスクボックス10に吸気されて不図示の天井面か
ら排気される空気に対する管路抵抗を、風量抵抗板80
がない場合に比べて、1倍以上の値にすることができ
る。従って、各ユニット30の各上下段毎に、通過する
空気の管路抵抗を適宜設定することによって、各ユニッ
ト30の各上下段毎の空気の流量を変化させることがで
きる。
【0032】本実施の形態における風量抵抗板80が空
気の流れに及ぼす効果について説明する。図5は、本実
施の形態として風量抵抗板80が設けられている時と、
そうでない時との、第1ユニット31乃至第4ユニット
34それぞれの上下段における空気の流量のヒストグラ
ム、及び、ディスクアレイ装置1内の磁気ディスク装置
20を冷却するのに必要な空気の平均流量の値を示して
いる。風量抵抗板80を設けた本実施の形態では、第1
ユニット31乃至第4ユニット34それぞれの上下段に
おける空気の流量がおよそ均一となっており、これはデ
ィスクアレイ装置1内の磁気ディスク装置20を冷却す
るのに必要な空気の平均流量の値を満足している。一
方、風量抵抗板80を設けていない場合は、第4ユニッ
ト34の上段から第1ユニット31の下段にかけて流量
が急峻に低下している。
【0033】本実施の形態においては、第2抵抗板82
の下段の通風領域821bから第4抵抗板84の上段の
通風領域842bにかけて、この面積が小さくなるのに
ともなって、それぞれの排気面における流通抵抗が増大
し、従って空気の全体的な流れにおける管路抵抗が増大
するために、図5の斜線のヒストグラムの傾向が矯正さ
れて、第1ユニット31の下段乃至第4ユニット34の
上段の排気面における空気の流量が均一となる。具体的
且つ極端な例としては、4つのユニット30のうちで、
空気の排気圧の圧力損失が最も高く、空気に対する管路
抵抗が最も大きい第1ユニット31については、風量抵
抗板80を設けず、一方、空気の排気圧の圧力損失が最
も低く、空気に対する管路抵抗が最も小さい第4ユニッ
ト34の上段については、上段の通気領域842bの面
積が最も小さい第4抵抗板84を設ける。
【0034】各ユニット30における空気の流量の均一
性について、図5を参照しつつ、さらに詳細に説明す
る。第2ユニット32の下段から第4ユニット34の上
段にかけて風量抵抗板80を設け、徐々にその流通抵抗
を大きくすることによって、第2ユニット32上下段の
流量が、風量抵抗板80による第1ユニット31上下段
の流量の増加率に比べて低い増加率で増加し、第3ユニ
ット33上下段の流量が減少し、第4ユニット34上下
段の流量が、風量抵抗板80による第3ユニット33上
下段の流量の減少率に比べて高い減少率で減少する。よ
って、それぞれの上下段を含めた4つのユニット30の
流量がおよそ均一になる。
【0035】以上から、第1ユニット31の下段乃至第
4ユニット34の上段の不均一冷却を解消することが可
能となる。従って、磁気ディスク装置20をどのディス
クボックス10にプラグインしても、磁気ディスク装置
20の周囲の温度はおよそ同じとなる。
【0036】また、本実施の形態の排気方法によれば、
特開平5−99465号公報に開示された、個々のディ
スクボックスの背面に排気ファンが設けられる方式を採
用していないため、上記公報の発明に比べて、通風経路
30aの中央で左右のディスクボックス10から排気さ
れた空気が強く衝突することが抑制され、通風経路30
aにおける空気の混合が少なく、ディスクボックス10
における排気圧の圧力損失も小さい。また、本実施の形
態の排気方法によれば、特開2001−307474号
公報に開示された個々のディスクボックスの上面に排気
ファンが設けられる方式を採用していないため、ディス
クボックス10の冷却に一度使用された空気が再度、他
のディスクボックス10の冷却に使用されることがな
く、個々のディスクボックス10における冷却効率が高
い。
【0037】さらに、本実施の形態においては、通風経
路30aの内部に仕切板等の特別な構造物がなく、単純
な形状であり、ファンアセンブリ100は、筐体50の
不図示の天井面にあるのみである。従って、個々のディ
スクボックスに排気ファンを有し、通風経路には仕切板
を有する、特開平5−99465号公報及び特開200
1−307474号公報に開示された装置と比較して、
より小型、より低原価、より低騒音、且つ、より低消費
電力を可能とするディスクアレイ装置を実現できる。
【0038】===第二の実施の形態=== 第一の実施の形態で述べた風量抵抗板80は、各ディス
クボックス10のプラッタ70の通気経路30a側にお
よそ10mmの間隔を保持して配設されるが、第二の実
施の形態においては、風量抵抗板をプラッタ70のディ
スクボックス10内部側に配設する。この場合、通風経
路30aに風量抵抗板がないため、通風経路30aの幅
を狭めない効果がある。
【0039】第二の実施の形態における風量抵抗板85
は、第一の実施の形態の図5に示される空気の流量の均
一性を同様に実現する効果をもたらすため、第1ユニッ
ト31の下段乃至第4ユニット34の上段の不均一冷却
を解消することが可能となり、磁気ディスク装置20を
どのディスクボックス10にプラグインしても、磁気デ
ィスク装置20の周囲の温度はおよそ同じとなる。
【0040】===その他の実施の形態=== 以上、いくつかの実施の形態に基づき本発明に係る電子
機器の冷却構造等を説明してきたが、上記した発明の実
施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであ
り、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣
旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、
本発明にはその等価物が含まれることはもちろんであ
る。
【0041】上記実施の形態においては、通気領域80
bを形成する通気孔80aは、複数で、およそ4.5m
mの外径を有し、不均一に穿設されているとしたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、風量抵抗板80
上における、プラッタ70の通気窓75に対応する領域
よりも総面積が小さければ、不定形の、1個又は複数個
の孔であってもよいし、この孔が通気窓75に対応する
領域内に均一に穿設されていてもよい。但し、一定形状
の多数の通気孔80aで通気領域80bを形成した方
が、通気領域80bの総面積を制御することが容易であ
り、通気領域80bを通過する空気の流量を制御するこ
とが容易である。
【0042】また、上記実施の形態においては、第1ユ
ニット31は風量抵抗板80が配設されていないとした
が、これに限定されるものではなく、例えば第1ユニッ
ト31が風量抵抗板80を備えおり、第1ユニット31
の下段乃至第4ユニット34の上段の排気面における空
気の流量が、ディスクアレイ装置1内の磁気ディスク装
置20を冷却するのに必要な空気の平均流量の値を満足
するようになっていればよい。但し、第1ユニット31
に風量抵抗板80がない方が、電動ファン90に不必要
な負荷を与えずに、上記の平均流量を満足させることが
可能である。
【0043】また、上記の実施の形態においては、風量
抵抗板80がディスクボックス10毎に設けられるとし
たが、これに限定されるものではなく、例えば、第2ユ
ニット32乃至第4ユニット34の3段階をさらに第2
ユニット32の下段乃至第4ユニット34の上段までの
6段階に分けて、それぞれの段階に風量抵抗板を設けて
もよい。また、ユニット30の区別なく、第2ユニット
32から第4ユニット34にかけて、連続的に通風領域
80bの面積を変化させてもよい。
【0044】また、上記の実施の形態においては、風量
を調節する抵抗体を風量抵抗板80としたが、これに限
定されるものではなく、シート状の抵抗体であってもよ
い。
【0045】このような電子機器の冷却構造によれば、
電子機器の温度を、該電子機器が筐体内に収納された位
置に依存することなく、およそ均一にすることが可能と
なる。
【0046】
【発明の効果】小型で、低原価、低騒音、且つ、低消費
電力を可能とする電子機器の冷却構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクアレイ装置の斜視図である。
【図2】ディスクアレイ装置の側断面を示す模式図であ
る。
【図3】風量抵抗板の正面を示す図である。
【図4】風量抵抗板の正面を示す概念図である。
【図5】第1ユニットの下段乃至第4ユニットの上段に
おける空気の流量のヒストグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 ディスクアレイ装置 10 ディスクボックス 20 磁気ディスク装置 30 ユニット 30a 通風経路 31 第1ユニット 32 第2ユニット 33 第3ユニット 34 第4ユニット 50 筐体 50c 天井面 70 プラッタ 75 通気窓 80、85 風量抵抗板 80a、85a 通気孔 80b、821b、822b、831b、832b、8
41b、842b 通気領域 82 第2抵抗板 83 第3抵抗板 84 第4抵抗板 90 電動ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 謙次 神奈川県小田原市中里322番地2号 株式 会社日立製作所RAIDシステム事業部内 (72)発明者 笠原 義克 神奈川県足柄上郡中井町境781番地 日立 コンピュータ機器株式会社内 Fターム(参考) 5E322 BA01 BA04 BB03 EA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に空気が流入する吸気面と、他端
    側に空気が排出される排気面とを有する、電子機器を収
    納するための複数のボックスと、 前記ボックスを重ねて収容するとともに、前記吸気面に
    相対する側面が通気可能で、該側面に垂直な底面が略気
    密である筐体と、 前記筐体の前記底面に相対する通気可能な天井側に配設
    されており、前記ボックスの前記吸気面と前記排気面と
    前記筐体の内部の通風経路とを通って該筐体の外部へと
    空気を流す排気ファンと、 を備えてなる電子機器の冷却構造であって、 通気孔を有することで風量を調節する抵抗体が、前記ボ
    ックスの前記排気面に配設され、該抵抗体の前記排気フ
    ァンからの距離が短くなるほど、該抵抗体の前記通気孔
    の総面積が小さくしてなることを特徴とする電子機器の
    冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記抵抗体において、前記通気孔は微小
    かつ多数形成されてなることを特徴とする請求項1に記
    載の電子機器の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記排気ファンから最も距離の長い前記
    ボックスには抵抗体が配設されていないことを特徴とす
    る請求項1に記載の電子機器の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記抵抗体は、前記ボックス毎の前記排
    気面に配設されてなることを特徴とする請求項1に記載
    の電子機器の冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記抵抗体は、前記ボックスの内部にお
    ける前記排気面に配設されてなることを特徴とする請求
    項1に記載の電子機器の冷却構造。
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