JP2003346000A - コンテンツ配信システムおよび方法 - Google Patents

コンテンツ配信システムおよび方法

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JP2003346000A
JP2003346000A JP2002148205A JP2002148205A JP2003346000A JP 2003346000 A JP2003346000 A JP 2003346000A JP 2002148205 A JP2002148205 A JP 2002148205A JP 2002148205 A JP2002148205 A JP 2002148205A JP 2003346000 A JP2003346000 A JP 2003346000A
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JP2002148205A
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English (en)
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Chikara Sugiyama
主税 杉山
Junichi Matsui
淳一 松井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツのデータ品質に見合った著作権保
護方式により著作権保護化を行うとともに、コンテンツ
配信時のデータ品質の状態を管理するコンテンツ配信シ
ステムおよびその方法を提供する。 【解決手段】 著作権管理センタ2の品質判定部22
は、デジタルコンテンツのデータ品質を判定して、著作
権保護レベルを決定する。著作権保護部23は、決定さ
れた著作権保護レベルに基づく著作権保護化を行う。ま
た、第三者機関である電子公証局3は、サービス提供者
サイト4が保有する配信前の著作権保護コンテンツの品
質と、サービス利用者端末5が受信した著作権保護コン
テンツの品質とを比較することにより、配信時の品質劣
化を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツを著作権保護化し、サービス利用者ヘ配信するコンテ
ンツ配信システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音楽などのデジタル化され
たコンテンツがコンピュータ上で取り扱われるようにな
ってきている。しかし、これらのコンテンツは、その制
作者に著作権があり、不正な複製から保護する必要があ
る。そこで、電子透かしをコンテンツに埋め込んだり、
コンテンツを暗号化して送受信することなどで不正な複
製を防止する著作権保護化が行われている。従来、コン
テンツの著作権保護化に使用する著作権保護方式は、コ
ンテンツ制作者の意向や、コンテンツを著作権保護化
し、配信の管理を行う著作権管理システム運用者の制約
条件に基づき、コンテンツのデータ種別毎に予め決定さ
れていた。また、著作権保護化されたコンテンツの配信
における品質の問題は、コンテンツ配信者およびコンテ
ンツ受信者の当事者間により、解決を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
コンテンツの著作権保護化に使用する著作権保護方式
は、コンテンツのデータ品質に関係なく決定されていた
ため、必ずしもコンテンツのデータ品質に見合った方式
が適用されていなかった。そのため、コンテンツの著作
権保護化を行う企業は、著作権保護化に対する正当な料
金制定を行うことが難しかった。そこで、コンテンツの
データ品質に見合った著作権保護方式を選択したいとい
う要望がある。また、コンテンツ配信者およびコンテン
ツ受信者間において、例えば、パケットの欠落などによ
るコンテンツ配信時のデータ品質の劣化を正当に判断す
ることが難しかった。そこで、コンテンツ配信時のデー
タ品質の劣化状態を知りたいという要望がある。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、コンテンツのデータ品質に見合
った著作権保護方式により著作権保護化を行うととも
に、コンテンツ配信時のデータ品質の状態を管理するコ
ンテンツ配信システムおよびその方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明
は、コンテンツ制作者端末と、著作権管理センタと、サ
ービス利用者端末と、コンテンツを前記サービス利用者
端末へ配信するサービス提供者サイトとをネットワーク
を介して接続してなるコンテンツ配信システムにおい
て、前記著作権管理センタに、前記コンテンツ制作者端
末から受けたコンテンツのデータ品質を判定する品質判
定手段と、前記品質判定手段が判定したデータ品質に応
じて著作権保護レベルを決定し、決定したレベルに応じ
た著作権保護技術によって前記コンテンツを著作権保護
化する著作権保護化手段とを設け、前記サービス提供者
サイトが、前記コンテンツ制作者から前記ネットワーク
を介して前記著作権管理センタへ送られ、前記著作権管
理センタにおいて著作権保護化されたコンテンツを、前
記ネットワークを介して前記サービス利用者端末へ配信
することを特徴とするコンテンツ配信システムである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のコンテンツ配信システムであって、前記ネットワーク
に接続され、前記サービス提供者サイトが配信した著作
権保護化したコンテンツの配信前と配信後のデータ品質
を比較してデータ品質の劣化があったか否かを判断し、
その結果を前記サービス利用者端末へ送信する配信品質
管理装置を備えることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のコンテンツ配信システムであって、前
記品質判定手段は、予め設定された品質レベルの判定基
準に従ってコンテンツのデータの状態を判断してデータ
品質を決定することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、コンテンツ制作
者端末と、著作権管理センタと、サービス利用者端末
と、コンテンツを前記サービス利用者端末へ配信するサ
ービス提供者サイトと、前記サービス提供者サイトが配
信するコンテンツの品質を管理する配信品質管理装置と
をネットワークを介して接続してなるコンテンツ配信シ
ステムにおいて、前記著作権管理センタは、前記コンテ
ンツ制作者端末から受けたコンテンツのデータ品質を判
定し、判定したデータ品質に応じて著作権保護レベルを
決定して、決定したレベルに応じた著作権保護技術によ
って前記コンテンツを著作権保護化し、前記サービス提
供者サイトは、前記コンテンツ制作者から前記ネットワ
ークを介して前記著作権管理センタへ送られ、前記著作
権管理センタにおいて著作権保護化されたコンテンツ
を、前記ネットワークを介して前記サービス利用者端末
へ配信し、前記配信品質管理装置は、前記サービス提供
者サイトが配信した著作権保護化したコンテンツの配信
前と配信後のデータ品質を比較してデータ品質の劣化が
あったか否かを判断し、その結果を前記サービス利用者
端末へ送信する、ことを特徴とするコンテンツ配信方法
である。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のコンテンツ配信方法であって、前記著作権管理センタ
は、予め設定された品質レベルの判定基準に従ってコン
テンツのデータの状態を判断してデータ品質を決定する
ことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、コンテンツ制作
者端末から受けたコンテンツのデータ品質を判定する品
質判定手段と、前記品質判定手段が判定したデータ品質
に応じて著作権保護レベルを決定し、決定したレベルに
応じた著作権保護技術によって前記コンテンツを著作権
保護化する著作権保護化手段と、前記著作権保護化手段
によって著作権保護化されたコンテンツをコンテンツ配
信サービス提供者サイトへ送信する送信手段と、を具備
することを特徴とする著作権管理装置である。
【0011】なお、著作権管理装置のプログラムであっ
て、コンテンツ制作者端末から受けたコンテンツのデー
タ品質を判定するステップと、判定したデータ品質に応
じて著作権保護レベルを決定し、決定したレベルに応じ
た著作権保護技術によって前記コンテンツを著作権保護
化するステップと、前記著作権保護化されたコンテンツ
をコンテンツ配信サービス提供者サイトへ送信するステ
ップと、を備える著作権管理装置のプログラムを解決手
段とすることも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施
の形態によるコンテンツ配信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0013】コンテンツ制作者端末1は、コンテンツ制
作者が使用するパーソナルコンピュータである。コンテ
ンツ制作者端末1は、通信ネットワーク7を介して著作
権管理センタ2、サービス提供者サイト4及び電子認証
局6と接続される。コンテンツ制作者端末1は、コンテ
ンツを制作する機能と、著作権管理センタ2へ制作した
コンテンツの登録を要求する機能とを有する。さらに、
電子認証局6から発行され、自身の正当性を証明するた
めの公開鍵証明書を接続先ノードに送信する機能と、接
続先ノードから受信した公開鍵証明書を復号化する機能
を有する。なお、ノードとは、図1の各要素1〜6を言
う。
【0014】著作権管理センタ2は、通信ネットワーク
7を介してコンテンツ制作者端末1、電子公証局3、サ
ービス提供者サイト4、サービス利用者端末5及び電子
認証局6と接続される。そして、著作権保護化したコン
テンツ(以下、著作権保護コンテンツ)を記憶するデー
タベースを備え、コンテンツ制作者端末1から登録を要
求されたコンテンツを著作権保護化し、データベースに
蓄積する機能と、電子公証局3から著作権保護コンテン
ツの品質管理を受ける機能と、サービス提供者サイト4
へ著作権保護コンテンツのダウンロードを行う機能とを
有する。さらに、電子認証局6から発行され、自身の正
当性を証明するための公開鍵証明書を接続先ノードに送
信する機能と、接続先ノードから受信した公開鍵証明書
を復号化する機能を有する。また、著作権管理センタ2
は、著作権情報管理部21、品質判定部22、及び、著
作権保護部23を含む。著作権情報管理部21は、コン
テンツ制作者端末1から受信したコンテンツの情報を登
録および管理する機能を有する。品質判定部22は、登
録するコンテンツのデータ品質を品質判定基準により判
定し、品質レベルに応じた著作権保護レベルの決定を行
う機能を有する。著作権保護部23は、品質判定部22
が決定した著作権保護レベルに従い、コンテンツの著作
権保護化を行う機能を有する。
【0015】電子公証局3は、通信ネットワーク7を介
して著作権管理センタ2、サービス提供者サイト4及び
サービス利用者端末5と接続される。電子公証局3は、
各ノードが保有するコンテンツのデータ品質の状態を記
憶するデータベースを備え、各ノードが保有するコンテ
ンツのデータ品質の状態を判断して、データベースに書
き込む機能と、配信前のデータ品質と配信後のデータ品
質をデータベースから読み出して比較する機能とを備え
る。電子公証局3は、著作権保護コンテンツ品質管理部
31、送信データ品質管理部32、及び、受信データ品
質管理部33を備える。著作権保護コンテンツ品質管理
部31は、著作権管理センタ2が保有する著作権保護コ
ンテンツのデータ品質を判断し、データベースへ書き込
む機能を有する。送信データ品質管理部32は、サービ
ス提供者サイト4がサービス利用者端末5へ著作権保護
コンテンツを配信する前のデータ品質を判断し、データ
ベースへ書き込む機能を有する。受信データ品質管理部
33は、サービス利用者端末5が受信した著作権保護コ
ンテンツのデータ品質を判断し、データベースへ書き込
む機能を有する。
【0016】サービス提供者サイト4は、通信ネットワ
ーク7を介して著作権管理センタ2、電子公証局3、サ
ービス利用者端末5及び電子認証局6と接続される。サ
ービス提供者サイト4は、著作権保護コンテンツを記憶
するデータベースと、コンテンツ配信サービス利用者の
利用者識別とパスワードを記憶するデータベースを備え
る。そして、著作権管理センタ2から著作権保護コンテ
ンツを取得し、データベースに蓄積する機能と、コンテ
ンツ配信サービス利用者の認証を行う機能と、サービス
利用者端末5へ著作権保護コンテンツを配信する機能を
有する。さらに、電子認証局6から発行され、自身の正
当性を証明するための公開鍵証明書を接続先ノードに送
信する機能と、接続先ノードから受信した公開鍵証明書
を復号化する機能を有する。
【0017】サービス利用者端末5は、サービス利用者
が使用するパーソナルコンピュータであり、通信ネット
ワーク7を介して電子公証局3、サービス提供者サイト
4及び電子認証局6と接続される。サービス利用者端末
5は、サービス提供者サイト4へ著作権保護コンテンツ
の配信を要求する機能と、電子公証局3へ受信した著作
権保護コンテンツの品質を問い合わせる機能を有する。
また、サービス提供者サイト4から配信される著作権保
護コンテンツを再生するための機能を持つブラウザなど
を備える。さらに、電子認証局6から発行され、自身の
正当性を証明するための公開鍵証明書を接続先ノードに
送信する機能と、接続先ノードから受信した公開鍵証明
書を復号化する機能を有する。
【0018】電子認証局6は、コンテンツ制作者端末
1、著作権管理センタ2、サービス提供者サイト4及び
サービス利用者端末5と通信ネットワーク7を介して接
続される。電子認証局6は、各ノードの公開鍵を記憶す
るデータベースと、公開鍵証明書発行部61を備える。
公開鍵証明書発行部61は、各ノードから公開鍵証明書
の発行の要求を受け、要求の送信元ノードの公開鍵を暗
号化した公開鍵証明書を返送する機能を有する。
【0019】図2は、本発明の一実施の形態によるコン
テンツ配信システムの動作概要を示す図である。最初
に、著作権管理システム運用者の保有する著作権管理セ
ンタ2が、コンテンツ制作者の制作したコンテンツを著
作権保護化し、記憶する段階を説明する。コンテンツ制
作者はコンテンツ制作者端末1を用いてコンテンツを作
成すると(ステップS101)、通信ネットワーク7を
介して著作権管理センタ2へ、制作したコンテンツの登
録を要求する(ステップS102)。著作権管理センタ
2の著作権情報管理部21は登録の要求を受けたコンテ
ンツを記憶し、品質判定部22は内部に記憶しているデ
ータ品質の判定基準によりコンテンツのデータ品質の判
定処理を行い、データ品質に応じた著作権保護レベルを
選択する。続いて、著作権保護部23は、選択された著
作権保護レベルに基づきコンテンツの著作権保護化を行
う。そして、第三者機関である電子公証局3は、著作権
管理センタ2に登録された著作権保護コンテンツの品質
状態を判定し、記憶する(ステップS103)。
【0020】次に、サービス提供者が、著作権管理シス
テム運用者の保有する著作権管理センタ2から著作権保
護化された前記コンテンツを取得する段階を説明する。
サービス提供者は、自身の運営するコンテンツ配信サー
ビスのサービス利用者へ自Webサイトなどから著作権
保護コンテンツを配信したい場合、まず、コンテンツ制
作者に対して、配信したいコンテンツの利用の許可を要
求する。コンテンツ制作者がコンテンツの利用を許可し
た場合、コンテンツ制作者はサービス提供者へコンテン
ツ利用許諾を通知する(ステップS104)。サービス
提供者サイト4は、著作権管理センタ2へ、コンテンツ
制作者端末1から利用許諾を受けた旨を通知し、著作権
保護コンテンツのダウンロードを要求する。著作権管理
センタ2は、サービス提供者サイト4に対し著作権保護
コンテンツの配布を許可すると、著作権保護コンテンツ
及び著作権保護化に使用した著作権保護技術の情報のダ
ウンロードを実施する(ステップS105)。著作権保
護技術の情報には、どの著作権保護技術を使用したかの
情報と、著作権保護技術として暗号化が使用されていれ
ば、復号化のための鍵情報が含まれる。
【0021】続いて、サービス提供者が、サービス利用
者へ著作権保護コンテンツを配信する段階を説明する。
サービス提供者サイト4は、サービス利用者からの要求
により、サービス利用者端末5へ著作権保護コンテンツ
と、著作権保護技術の情報を配信する(ステップS10
6)。同時に、電子公証局3は、サービス提供者サイト
4内に記憶されている、配信前の著作権保護コンテンツ
の品質状態を判定し、記憶する(ステップS107)。
配信が終了すると、電子公証局3はサービス利用者端末
5が受信した著作権保護コンテンツの品質状態を判定
し、記憶する(ステップS108)。
【0022】サービス利用者端末5は、著作権保護コン
テンツと、著作権保護技術の情報が配信されると、著作
権保護技術の情報を用いて著作権保護コンテンツを復号
化するなどして、専用のブラウザなどにより著作権保護
コンテンツを利用する(ステップS109)。電子公証
局3は、サービス提供者サイト4またはサービス利用者
端末5の要求に応じて、記憶する著作権保護コンテンツ
の配信の前後における品質状態を比較し、要求の送信元
へ通知する。
【0023】なお、コンテンツ制作者端末1、著作権管
理センタ2、電子公証局3、サービス提供者サイト4及
びサービス利用者端末5は、予め電子認証局6が提供す
る一般的な電子証明書サービスに加入し、電子認証局6
の発行する電子証明書である公開鍵証明書により正当性
を証明してデータの送受信を行うことで、セキュリティ
を確保する。すなわち、コンテンツ制作者端末1、著作
権管理センタ2、サービス提供者サイト4及びサービス
利用者端末5は、自身の公開鍵を電子認証局6へ登録す
るとともに、電子認証局6の公開鍵を入手し、記憶す
る。そして、自身の公開鍵証明書の発行を電子認証局6
へ要求すると、公開鍵証明書発行部61は、要求の送信
元ノードの公開鍵を電子認証局6の秘密鍵で暗号化した
公開鍵証明書を作成し、返送する。コンテンツ制作者端
末1、著作権管理センタ2、サービス提供者サイト4及
びサービス利用者端末5は、これらのノード間における
データの送受信を行う前にお互いの公開鍵証明書を交換
する。各ノードは、電子認証局6の公開鍵で接続先ノー
ドから受信した公開鍵証明書を復号化できれば、その正
当性が確認されたとして、データの送受信を行う。
【0024】次に、著作権管理センタ2において、コン
テンツの著作権保護化を実施する手順を説明する。ま
ず、著作権管理センタ2がコンテンツの品質判定のため
に使用するデータを説明する。コンテンツのデータ種別
による品質レベル判定基準を表1に、コンテンツの状態
レベル判定項目を表2に示す。
【表1】 表1は、コンテンツのデータ種別により、「音声」、
「動画」、「静止画」のうちどのメディアであるかを判
断し、「非圧縮」/「圧縮」を識別して品質レベルを決
定するために使用される。同じメディアのものであれ
ば、圧縮されているより非圧縮のほうが品質がよい。ま
た、圧縮されている場合は、圧縮率の高い下段のほうが
より品質が劣る。例えば、「WAVE」形式というデー
タ種別で識別されるコンテンツは、「非圧縮」の「音
声」メディアのデータであり、品質が良いことを示して
いる。また、「静止画」では「JPEG」形式、「GI
F」形式とも「圧縮」データであるが、「GIF」形式
はより圧縮率が高いため、品質が劣ることを示してい
る。
【0025】
【表2】 表2は、表1で識別されるメディアの種類別に、コンテ
ンツの品質レベルを判定するために使用する状態レベル
の判定項目を列挙している。メディアの種別が「音声」
であれば、「データ量」、「雑音(歪み)」等が状態レ
ベルを判定するために使用する項目であり、「動画」お
よび「静止画」であれば、「データ量」、「カラー」等
が状態レベルを判定するために使用する項目であること
を示している。なお、「雑音(歪み)」では、音声の波
形の歪みにより雑音の状態を判断し、「カラー」では、
コンテンツが対応している表示色の数により状態を判断
する。
【0026】次に、表3に著作権保護レベルに応じて適
用する著作権保護技術を示す表を示す。
【表3】 表3において、著作権保護レベルは「A」、「B」、
「C」の順に高くなり、この著作権保護レベル毎に適用
する著作権保護技術の組合せを示している。例えば、著
作権保護レベル「A」は「不正利用抑止」レベルであ
り、著作権保護技術として「電子透かし」を適用し、
著作権保護レベル「B」は「不正利用防止」レベルであ
り、著作権保護技術として 「暗号化」、「カプセ
ル化」、「暗号化+カプセル化」のいずれかを適用す
ることを示している。また、著作権保護レベル「C」は
著作権保護レベル「A+B」、すなわち、不正利用抑止
と不正利用防止の両者を適用するレベルであり、「電
子透かし+暗号化」、「電子透かし+カプセル化」、
「電子透かし+暗号化+カプセル化」のいずれかの著
作権保護技術の組合せを適用することを示している。
【0027】なお、電子透かしとは、通常の利用者が認
識できない形で、コンテンツに著作権者などのデジタル
情報を埋め込む技術である。また、カプセル化とは、コ
ンテンツに表示または再生可能な回数、あるいは、有効
日時を示すデータを付加することで、コンテンツの利用
を制限する技術である。
【0028】次に、コンテンツのデータ種別及び状態レ
ベル判定項目別の状態により、適用する著作権保護技術
を決定するために使用する表について説明する。表4
は、動画(非圧縮)であるAVI形式へ適用する著作権
保護技術を決定するための表を示す。
【表4】 表1よりAVI形式はメディアが「動画」かつ「非圧
縮」のデータであり、表2より「動画」メディアは「デ
ータ量」と「カラー」という状態レベル判定項目の状態
により決定されることがわかる。表4は、データ種別が
動画の「非圧縮(AVI)」であるコンテンツに適用す
る著作権保護技術は、表2により読み出した「データ
量」と「カラー」という状態レベル判定項目の状態によ
り決定される品質レベルに基づき決定されることを示し
ている。ここでは、「データ量」が多いほど、また、
「カラー」の表示色数が大きいほど品質レベルは高い。
【0029】例えば、コンテンツの「データ量」が
「大」、「中」または「小」であり、「カラー」の表示
色数が「小」の場合は、著作権保護レベルは「A」、す
なわち、表3より「不正利用抑止」レベルであり、著作
権保護技術として「電子透かし」が適用されることを
示している。同様に、「データ量」が「大」、「中」ま
たは「小」であり「カラー」の表示色数が「中」の場
合、「データ量」が「中」、「小」であり「雑音」が
「中」の場合は、著作権保護レベルは「C」、すなわ
ち、「不正利用抑止+不正利用防止」レベルであり、著
作権保護技術として「電子透かし+暗号化」、又は、
「電子透かし+カプセル化」が適用されることを示し
ている。また、「データ量」が「大」であり「カラー」
の表示色数が「大」の場合は、著作権保護レベルは「不
正利用抑止+不正利用防止」レベルの「C」、著作権保
護技術として「電子透かし+暗号化+カプセル化」が
適用されることを示している。
【0030】続いて、表1〜表4を用いてコンテンツの
著作権保護化が行われる手順(図2のステップS10
2、ステップS103)の詳細を説明する。図3は、コ
ンテンツの著作権保護化のフローを示す図である。ま
ず、コンテンツ制作者は、登録するコンテンツを選択
し、前記コンテンツのコンテンツ名、タイトル及び制作
者名などからなる制作コンテンツ情報をコンテンツ制作
者端末1に入力する(ステップS201)。すると、コ
ンテンツ制作者端末1は、登録するコンテンツ及び入力
された制作コンテンツ情報を著作権管理センタ2へ送信
する。
【0031】著作権管理センタ2では、制作コンテンツ
情報を受信すると(ステップS202)、コンテンツの
著作権情報として必要な情報が欠落していないかなど、
受信した制作コンテンツ情報の内容を確認する(ステッ
プS203)。受信した情報に不備があれば、著作権管
理センタ2は、コンテンツ制作者端末1へ入力情報不備
の旨を通知し、不備がない場合には、受信した制作コン
テンツ情報の内容をコンテンツ制作者端末1に対して送
信し、入力された制作コンテンツ情報を登録してよいか
の確認を促す。
【0032】コンテンツ制作者端末1は、著作権管理セ
ンタ2から受信した制作コンテンツ情報を画面に表示
し、制作コンテンツ情報登録確認を実行する。すなわ
ち、コンテンツ制作者は、コンテンツ制作者端末1に表
示された内容に間違いがないかを画面上で確認し、内容
に間違いがなけければ、内容を確認した旨を入力する。
すると、コンテンツ制作者端末1は、著作権管理センタ
2へ内容が確認された旨を通知し、登録の実行を要求す
る(ステップS204)。
【0033】著作権管理センタ2は、コンテンツ制作者
端末1から内容が確認された旨の通知を受信すると、登
録処理を開始する(ステップS205)。著作権管理部
21は、登録するコンテンツに対して、そのコンテンツ
を一意に識別する情報であるコンテンツIDを割り当
て、ステップS201で受信した制作コンテンツ情報及
びコンテンツをリンクさせて記憶し、品質判定部22に
コンテンツのデータ品質の判定を要求する。すると、品
質判定部22は、要求されたコンテンツのデータ品質の
判定を行う(ステップS206)。すなわち、受信した
コンテンツのデータ種別を用いて表1を検索することに
より、メディアの種別と、圧縮/非圧縮状態を読み出
す。さらに、表1から読み出したメディアの種類を用い
て、表2を検索し、状態レベル判定項目を読み出す。そ
して、読み出した各状態レベル判定項目毎にコンテンツ
の状態を判定する。続いて、品質判定部22は、ステッ
プS206で読み出した状態レベル判定項目別のコンテ
ンツの状態から、品質レベルを決定する(ステップS2
07)。そして、品質判定部22は、コンテンツのメデ
ィアの種類、圧縮の有無及び状態レベル判定項目毎の評
価からなる品質レベルをコンテンツ制作者端末1へ送信
する。
【0034】コンテンツ制作者端末1は、著作権管理セ
ンタ2から受信した情報をディスプレイへ表示する。コ
ンテンツ制作者は、表示されたコンテンツの品質レベル
を確認すると、内容を確認した旨をコンテンツ制作者端
末1へ入力する。すると、コンテンツ制作者端末1は、
著作権管理センタ2へ制作コンテンツのデータ品質の状
態が確認されたことを通知する(ステップS208)。
【0035】著作権管理センタ2の品質判定部22は、
データ品質の状態が確認されたことの通知を受信する
と、表3及び表4により、メディアの種類、圧縮の有
無、状態レベル判定項目毎の評価から求められる品質レ
ベルに応じて著作権保護レベルを決定し、適用する著作
権保護技術の組合せを選択して、著作権保護部23へ通
知する(ステップS209)。通知される著作権保護技
術の組合せは複数であり得る。
【0036】著作権保護部23は、通知された著作権保
護技術の組合せを用いて、コンテンツの著作権保護化を
行う(ステップS210)。著作権情報管理部21は、
コンテンツIDとリンクさせて、著作権保護コンテンツ
と、著作権保護技術の情報を格納する(ステップS21
1)。そして、電子公証局3へ、コンテンツIDと、著
作権保護技術の情報を送信することにより、新たにコン
テンツを登録したことを通知する。
【0037】電子公証局3は、新たなコンテンツ登録の
通知を受信すると、通知の送信元の著作権管理センタ2
にアクセスし、受信したコンテンツIDで識別されるコ
ンテンツのデータ品質の状態を独自に評価して記憶する
(ステップS212)。このときのデータ品質状態の判
定に使用する方法は、著作権管理センタ2におけるデー
タ品質の判定の方法と同様であるが、状態レベル判定項
目のリストや、状態レベル判定項目毎の状態判断の基準
などは電子公証局3に特有でありうる。
【0038】そして、著作権管理センタ2は、要求され
たコンテンツの登録が成功した旨を示す情報をコンテン
ツ制作者端末1に送信する。コンテンツ制作者端末1
は、受信した情報をディスプレイに表示してコンテンツ
制作者に通知し、コンテンツ制作者は、コンテンツの登
録が成功したことを確認する(ステップS213)。
【0039】次に、コンテンツ配信時における電子公証
局3のコンテンツ品質状態管理の手順(図2のステップ
S106〜ステップS109)について説明する。図4
は、著作権保護コンテンツの配信のフローを示す。ま
ず、サービス利用者は、サービス利用者端末5からサー
ビス提供者サイト4の提供するコンテンツ配信サービス
のWebサイトなどにアクセスする。そして、配信を希
望するコンテンツを選択し、自身のコンテンツ配信サー
ビスの利用者識別とパスワードを送信することにより、
著作権保護コンテンツの配信を要求する。すると、サー
ビス提供者サイト4は、受信した利用者識別とパスワー
ドにより、サービス利用者が自身の提供するコンテンツ
配信サービスの加入者であることを認証した後、選択さ
れた著作権保護コンテンツを配信する(ステップS30
1)。このとき、コンテンツID及び著作権保護技術の
情報も合わせて送信する。サービス利用者端末5は、配
信された著作権保護コンテンツ、コンテンツID及び著
作権保護技術の情報を受信する(ステップS302)。
【0040】一方、サービス提供者サイト4は、電子公
証局3へサービス利用者端末5のアドレス、利用者識別
及び配信する著作権保護コンテンツのコンテンツIDを
通知する。すると、電子公証局3は、サービス利用者端
末5のアドレス及び利用者識別を記憶するともに、サー
ビス提供者サイト4へアクセスし、コンテンツIDで識
別される著作権保護コンテンツのデータ品質の状態を評
価してデータベースに記憶する(ステップS303)。
このときの、著作権保護コンテンツのデータ品質の状態
の評価方法は、図3におけるステップS212と同様で
ある。
【0041】著作権保護コンテンツの配信が終了する
と、サービス提供者サイト4は電子公証局3へ通知し、
電子公証局3は、ステップS303で受信したアドレス
で示されるサービス利用者端末5へアクセスし、配信さ
れた著作権保護コンテンツの品質状態を評価し、データ
ベースに記憶する(ステップS304)。
【0042】サービス利用者は、配信された著作権保護
コンテンツを著作権保護技術の情報に基づいて著作権保
護コンテンツを復号化するなどして、ブラウザにより再
生し、利用する。このとき、受信した著作権保護コンテ
ンツの品質に対して問題があると判断した場合、サービ
ス利用者端末5から電子公証局3へ、著作権保護コンテ
ンツのコンテンツIDと利用者識別を送信することで、
データ品質の送信品質状態を問い合わせることができる
(ステップS305)。電子認証局6は、問合せを受信
すると、コンテンツIDと利用者識別でデータベースを
検索し、ステップS303及びステップS304におい
て記憶した送信側(サービス提供者サイト4)と受信側
(サービス利用者端末5)の保持する著作権保護コンテ
ンツのデータ品質の状態の評価を比較して、品質の劣化
の確認を行い、結果をサービス利用者端末5へ通知する
(ステップS306)。
【0043】また、サービス提供者サイト4から、サー
ビス利用者端末5が受信した著作権保護コンテンツの受
信品質状態の確認を要求することも可能である(ステッ
プS307)。電子認証局6は、問合せを受信すると、
ステップS306と同様に、ステップS303及びステ
ップS304において記憶した送信側(サービス提供者
サイト4)と受信側(サービス利用者端末5)の保持す
る著作権保護コンテンツのデータ品質の状態の評価を比
較して、品質の劣化の確認を行い、結果をサービス提供
者サイト4へ通知する。
【0044】なお、サービス提供者サイト4は、同じコ
ンテンツであっても、希望する著作権保護レベルの異な
る著作権保護化コンテンツを保有する著作権管理センタ
2を選択するために、電子公証局3が記憶する著作権管
理センタ2の著作権保護コンテンツの品質情報を使用す
ることが可能である。
【0045】また、著作権管理センタ2は、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等
の記憶媒体からコンテンツ及び制作コンテンツ情報を読
み出して、著作権保護化し、記憶してもよい。
【0046】なお、上述のコンテンツ制作者端末1、著
作権管理センタ2、電子公証局3、サービス提供者サイ
ト4、サービス利用者端末5及び電子認証局6は内部
に、コンピュータシステムを有している。そして、上述
した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラ
ムをコンピュータシステムが読み出して実行することに
よって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータ
システムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む
ものである。
【0047】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コ
ンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記
憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可
能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク
や電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信され
た場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシ
ステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時
間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0048】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツのデータ品質を判定し、そのデータ品質に応
じて著作権保護レベルに応じた著作権の保護化を行い、
また、著作権保護コンテンツの送信時と受信時の品質状
態の管理を第三者機関である電子公証局にて行うことこ
とが可能になる。これにより、コンテンツ品質の定量化
が可能になるとともに、コンテンツの著作権保護化に対
する正当な料金設定を行うことが可能になる。また、第
三者による配信時の品質状態管理が可能になるため、デ
ジタルコンテンツの流通における料金設定や権利上のト
ラブルを解消することが可能となる。従って、コンテン
ツ制作者は、品質の高いコンテンツの制作に対して、意
欲的に取り組むことができ、さらには、サービス提供者
やサービス利用者も安心してインターネット等を利用し
たビジネスの展開及び利用することが可能になるため、
ネットワーク社会における質の高いデジタルコンテンツ
の流通に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態によるコンテン
ツ配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態による動作概要を示す図であ
る。
【図3】 同実施の形態によるコンテンツの著作権保護
化のフローを示す図である。
【図4】 同実施の形態による著作権保護コンテンツの
配信のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 …コンテンツ制作者端末 2 …著作権管理センタ 3 …電子公証局 4 …サービス提供者サイト 5 …サービス利用者端末 6 …電子認証局 7 …通信ネットワーク 21…著作権情報管理部 22…品質判定部 23…著作権保護部 31…著作権保護コンテンツ品質管理部 32…送信データ品質管理部 33…受信データ品質管理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ制作者端末と、著作権管理セ
    ンタと、サービス利用者端末と、コンテンツを前記サー
    ビス利用者端末へ配信するサービス提供者サイトとをネ
    ットワークを介して接続してなるコンテンツ配信システ
    ムにおいて、 前記著作権管理センタに、 前記コンテンツ制作者端末から受けたコンテンツのデー
    タ品質を判定する品質判定手段と、 前記品質判定手段が判定したデータ品質に応じて著作権
    保護レベルを決定し、決定したレベルに応じた著作権保
    護技術によって前記コンテンツを著作権保護化する著作
    権保護化手段とを設け、 前記サービス提供者サイトが、前記コンテンツ制作者か
    ら前記ネットワークを介して前記著作権管理センタへ送
    られ、前記著作権管理センタにおいて著作権保護化され
    たコンテンツを、前記ネットワークを介して前記サービ
    ス利用者端末へ配信することを特徴とするコンテンツ配
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークに接続され、前記サー
    ビス提供者サイトが配信した著作権保護化したコンテン
    ツの配信前と配信後のデータ品質を比較してデータ品質
    の劣化があったか否かを判断し、その結果を前記サービ
    ス利用者端末へ送信する配信品質管理装置を備えること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記品質判定手段は、予め設定された品
    質レベルの判定基準に従ってコンテンツのデータの状態
    を判断してデータ品質を決定することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 コンテンツ制作者端末と、著作権管理セ
    ンタと、サービス利用者端末と、コンテンツを前記サー
    ビス利用者端末へ配信するサービス提供者サイトと、前
    記サービス提供者サイトが配信するコンテンツの品質を
    管理する配信品質管理装置とをネットワークを介して接
    続してなるコンテンツ配信システムにおいて、 前記著作権管理センタは、 前記コンテンツ制作者端末から受けたコンテンツのデー
    タ品質を判定し、 判定したデータ品質に応じて著作権保護レベルを決定し
    て、決定したレベルに応じた著作権保護技術によって前
    記コンテンツを著作権保護化し、 前記サービス提供者サイトは、前記コンテンツ制作者か
    ら前記ネットワークを介して前記著作権管理センタへ送
    られ、前記著作権管理センタにおいて著作権保護化され
    たコンテンツを、前記ネットワークを介して前記サービ
    ス利用者端末へ配信し、 前記配信品質管理装置は、前記サービス提供者サイトが
    配信した著作権保護化したコンテンツの配信前と配信後
    のデータ品質を比較してデータ品質の劣化があったか否
    かを判断し、その結果を前記サービス利用者端末へ送信
    する、 ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  5. 【請求項5】 前記著作権管理センタは、予め設定され
    た品質レベルの判定基準に従ってコンテンツのデータの
    状態を判断してデータ品質を決定することを特徴とする
    請求項4に記載のコンテンツ配信方法。
  6. 【請求項6】 コンテンツ制作者端末から受けたコンテ
    ンツのデータ品質を判定する品質判定手段と、 前記品質判定手段が判定したデータ品質に応じて著作権
    保護レベルを決定し、決定したレベルに応じた著作権保
    護技術によって前記コンテンツを著作権保護化する著作
    権保護化手段と、 前記著作権保護化手段によって著作権保護化されたコン
    テンツをコンテンツ配信サービス提供者サイトへ送信す
    る送信手段と、 を具備することを特徴とする著作権管理装置。
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