JP2003345940A - Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法 - Google Patents

Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法

Info

Publication number
JP2003345940A
JP2003345940A JP2002137971A JP2002137971A JP2003345940A JP 2003345940 A JP2003345940 A JP 2003345940A JP 2002137971 A JP2002137971 A JP 2002137971A JP 2002137971 A JP2002137971 A JP 2002137971A JP 2003345940 A JP2003345940 A JP 2003345940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web page
analysis
web
page group
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002137971A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Iida
晴彦 飯田
Jun Hirai
潤 平井
Toshiyuki Kano
敏行 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002137971A priority Critical patent/JP2003345940A/ja
Publication of JP2003345940A publication Critical patent/JP2003345940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】Webサイト、Webページなどの分析におい
て、客観性の高い特徴を抽出する。 【解決手段】本発明のプログラム22は、コンピュータ
20に、少なくとも一つのWebページを含む調査対象
のWebページグループに関するデータ9に基づいて調
査対象のWebページグループを特徴分析した結果を示
す分析データを取得する第1の分析結果取得機能23a
と、少なくとも一つのWebページを含み調査対象に関
連する比較対象のWebページグループに関するデータ
14に基づいて比較対象のWebページグループを特徴
分析した結果を示す分析データを取得する第2の分析結
果取得機能23bと、調査対象のWebページグループ
と比較対象のWebページグループとの分析データの比
較結果を示す比較データを生成する比較機能24と、比
較データを出力する報告機能27とを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWW(World Wi
de Web)において、少なくとも一つのWebページを含
み分析の一単位となるWebページグループ(例えば、
Webページ、Webサイト、WWW上の仮想店舗、同
一カテゴリのWebサイト又はWebページなど)の特
徴を分析するWeb分析プログラム及びシステム並びに
Web分析データ出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上のWebページ又はW
ebサイトは、宣伝広告、情報発信、受注受付などの様
々な目的に利用される。このような目的を効果的に達成
するために、Webページ又はWebサイトが分析、調
査される。
【0003】Webサイトの分析、調査の方法として、
Webサーバのアクセスログ分析、Webサイトにおけ
るアンケート調査(以下、「個別Webサイト分析」と
いう)がある。
【0004】この個別Webサイト分析では、調査対象
のWebサイトにおいて記録されるWebサーバのアク
セスログが分析され、調査対象のWebサイトをアクセ
スするユーザのアクセス数が時間帯、曜日毎にどのよう
に変化しているか調査される。また、ユーザが使用して
いるブラウザ又はコンピュータのOSの種別の割合が調
査される。さらに、外部のWebサイトからハイパーリ
ンクを辿って調査対象のWebサイトがアクセスされた
場合には、Webサーバのアクセスログのレファラ情報
が分析され、調査対象のWebサイトがアクセスされた
場合に使用されたリンクの元のWebサイトのURLが
求められる。
【0005】レファラ情報を分析することにより、リン
クを使って調査対象のWebサイトが次にアクセスされ
る頻度の高いリンク元のWebサイトの比率が分かり、
例えばサーチエンジンから辿ってくるユーザがどの程度
いるか分析可能である。
【0006】個別Webサイト分析の一例であるWeb
サイトにおけるアンケート調査では、調査対象のWeb
サイトをアクセスしたユーザにアンケート画面が提供さ
れ、性別、居住地域、嗜好に関する質問などアクセスし
たユーザの属性データが入力される。この入力された属
性データを分析することで、調査対象のWebサイトに
おける顧客の属性分布が分析可能となる。
【0007】このような個別Webサイト分析は、調査
対象のWebサイト内の閉じた局所的なデータに基づい
た分析手法であり、商用の分析ツールも販売されてお
り、普及している。
【0008】一方、Webサイトをまたがった調査、分
析(以下、「Webサイト横断的分析」という)も存在
する。以下に、このWebサイト横断的分析について説
明する。
【0009】図21は、Webサイト横断分析を説明す
る図である。なお、Webページを調査する場合も同様
であるため、以下においてはWebサイトとWebペー
ジとを同様の意味として説明する。
【0010】Webページに対するアクセス(視聴)の
状態などWebページの分析データを提供する調査事業
者1は、一般的なユーザ2の中から調査協力者(パネ
ル)U 1〜Unを確保し、調査協力者U1〜Unの属性デー
タ(性別、年齢、職業、趣味、家族構成、収入の額な
ど)をデータベース3に登録する。
【0011】Webページの調査を調査事業者1に依頼
する顧客(例えば調査対象のWebページの所有者)4
は、調査対象のWebページ5をインターネット6に接
続されたWebサーバ7に登録し、アクセス可能とす
る。
【0012】調査協力者U1〜Unの端末機器(ブラウ
ザ)には、その調査協力者のIDとアクセス先とを調査
事業者1のサーバ8に通知する機能(モジュール)が付
加されている。
【0013】例えば、調査協力者U1がインターネット
6を経由して任意のWebページをアクセスすると、調
査協力者U1のIDと調査協力者U1のアクセスしたWe
bページのURL(Uniform Resource Locators)とが
調査協力者U1の端末機器からサーバ8に通知され、ア
クセスログとしてデータベース3に記録される。
【0014】調査事業者1は、データベース3に記録さ
れたデータに基づいて、調査対象のWebページ5がど
のような属性を持つ調査協力者にアクセスされているか
などの分析データを求め、顧客4に分析データを報告す
る。
【0015】なお、調査協力者のアクセスしたURLの
収集方法としては、上記のようなブラウザからのモジュ
ールによる方法の他に、ブラウザがインターネットに接
続する経路上のいずれかの機器から通信メッセージを監
視して取得する方法もある。例えば、インターネットプ
ロバイダにおけるダイヤルアップサーバ等の通信機器か
ら通信メッセージを取得する方法が含まれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】Webサイトを商業的
に活用している事業者にとって、自己の運営している個
別のWebサイトにおける詳細な分析をしつつ、さらに
その分析結果を他のWebサイトと比較し、客観的に分
析結果を評価することができれば、自己のWebサイト
を改善するための戦略が一層立てやすくなる。
【0017】しかしながら、以下に述べる事情により、
従来の技術やその単純な組み合わせを採用しても、調査
対象のWebサイトの分析結果と他のWebサイトの分
析結果とを詳細に比較検討し、調査対象のWebサイト
の特徴を明瞭にすることは困難である。
【0018】第1に、上記の個別Webサイト分析にお
いては、調査対象のWebサイトにおける情報は詳細に
分析可能であるが、その分析結果が他のWebサイトと
比べて特徴的か否か判断することが困難であり、調査対
象のWebサイト独自の特徴を把握することが困難であ
る。
【0019】第2に、Webサイト横断的分析において
は、複数のWebサイトに関する情報が得られるという
本質的な特徴がある。しかしながら、調査協力者の数を
増やすにはコストがかかるなどの理由から、調査協力者
を集めることが困難であり、個々のWebサイトをアク
セスする調査協力者の数が統計的分析を十分な精度で行
うまでに達しない場合がある。
【0020】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、客観性の高い調査対象のWebページグル
ープの特徴を抽出するWeb分析プログラム及びシステ
ム並びにWeb分析データ出力方法を提供することを目
的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0022】第1の発明のWeb分析プログラムは、コ
ンピュータに、少なくとも一つのWebページを含む調
査対象のWebページグループに関するデータに基づい
て調査対象のWebページグループを特徴分析した結果
を示す分析データを取得する第1の分析結果取得機能
と、少なくとも一つのWebページを含み調査対象に関
連する比較対象のWebページグループに関するデータ
に基づいて比較対象のWebページグループを特徴分析
した結果を示す分析データを取得する第2の分析結果取
得機能と、調査対象のWebページグループの分析デー
タと比較対象のWebページグループの分析データとを
比較した結果を示す比較データを生成する比較機能と、
比較データを出力する報告機能とを実現させる。
【0023】これにより、調査対象のWebページグル
ープの分析データとこの調査対象に関連するWebペー
ジグループの分析データとを比較し、調査対象のWeb
ページグループの相対的かつ客観的な特徴を求めること
ができ、調査対象のWebページグループ独自の特徴を
抽出することができる。
【0024】また、関連するWebページグループ全体
でアクセス数又はユーザ数が統計分析に十分な数であれ
ばよいため、調査対象のWebページグループと特定の
他のWebページグループとを単純に比較する場合より
も容易にデータ数を増やすことができ、高精度な比較結
果を得ることができる。
【0025】第2の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第1の発明のWeb分析プログラムにおいて、第1
の分析結果取得機能は、調査対象のWebページグルー
プのアクセスログに基づいて調査対象のWebページグ
ループを特徴分析した結果を示す分析データを取得し、
第2の分析結果取得機能は、比較対象のWebページグ
ループのアクセスログに基づいて比較対象のWebペー
ジグループを特徴分析した結果を示す分析データを取得
するとしている。
【0026】第3の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第1の発明のWeb分析プログラムにおいて、第1
の分析結果取得機能は、調査対象のWebページグルー
プをアクセスしたユーザの属性データに基づいて調査対
象のWebページグループを特徴分析した結果を示す分
析データを取得し、第2の分析結果取得機能は、比較対
象のWebページグループをアクセスした調査協力者の
属性データに基づいて比較対象のWebページグループ
を特徴分析した結果を示す分析データを取得するとして
いる。
【0027】第4の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第1〜3までの発明において、比較機能は、調査対
象のWebページグループの分析データと比較対象のW
ebページグループの分析データとの間に所定レベルの
差が生じた項目を抽出し、コンピュータに、所定レベル
の差が生じた項目に関する調査対象のWebページグル
ープの特徴分析と比較対象のWebページグループの特
徴分析とを依頼する依頼生成機能を実現させ、第1の分
析結果取得機能は、依頼で指示された項目に関する調査
対象のWebページグループの分析データを取得し、第
2の分析結果取得機能は、依頼で指示された項目に関す
る比較対象のWebページグループの分析データを取得
するとしている。
【0028】これにより、上記第1〜3までの発明と同
様の作用効果に加えて、調査対象のWebページグルー
プと比較対象のWebページグループとの間で、分析デ
ータの示す結果に差のある項目についてさらに掘り込ん
で詳しく分析し、結果を比較することができ、調査対象
のWebページグループの特徴を高度に抽出できる。
【0029】第5の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第1の発明のWeb分析プログラムにおいて、第1
の分析結果取得機能は、調査対象のWebページグルー
プをアクセスしたユーザの識別情報とユーザによってア
クセスされた調査対象のWebページグループの識別情
報とを含むアクセスログとユーザの属性データとに基づ
いて調査対象のWebページグループを特徴分析した結
果を示す分析データを取得し、第2の分析結果取得機能
は、比較対象のWebページグループをアクセスした調
査協力者の識別情報と調査協力者によってアクセスされ
た比較対象のWebページグループの識別情報とを含む
アクセスログと調査協力者の属性データとに基づいて比
較対象のWebページグループを特徴分析した結果を示
す分析データを取得するとしている。
【0030】これにより、アクセスログ、ユーザの属性
データ、調査協力者の属性データに基づいて取得される
分析データについて、上記第1の発明と同様の作用によ
り同様の効果を得ることができる。
【0031】第6の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第5の発明のWeb分析プログラムにおいて、比較
機能は、調査対象のWebページグループの分析データ
と比較対象のWebページグループの分析データとの間
に所定レベルの差が生じた項目を抽出し、コンピュータ
に、所定レベルの差が生じた項目に関する調査対象のW
ebページグループの特徴分析と比較対象のWebペー
ジグループの特徴分析とを依頼する依頼生成機能を実現
させ、第1の分析結果取得機能は、依頼で指示された項
目に関する調査対象のWebページグループの分析デー
タを取得し、第2の分析結果取得機能は、依頼で指示さ
れた項目に関する比較対象のWebページグループの分
析データを取得するとしている。
【0032】これにより、上記第5の発明と同様の作用
効果に加えて、調査対象のWebページグループと比較
対象のWebページグループとの間で、分析データの示
す結果に差のある項目についてさらに掘り込んで詳しく
分析し、結果を比較することができ、調査対象のWeb
ページグループの特徴を高度に抽出できる。
【0033】第7の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第6の発明によってコンピュータに依頼生成機能を
実現させる場合、第2の分析結果取得機能は、比較対象
のWebページグループのアクセスログと調査協力者の
属性データとに基づいて調査協力者全員を特徴分析した
結果を示す分析データと比較対象のWebページグルー
プをアクセスした調査協力者を特徴分析した結果を示す
分析データとを取得し、コンピュータに、調査協力者全
員の分析データと比較対象のWebページグループをア
クセスした調査協力者の分析データとの間に所定レベル
の差が生じた項目を抽出する推薦機能を実現させ、依頼
生成機能は、推薦機能によって抽出された項目に関する
特徴分析を優先して依頼するとしている。
【0034】同様に、第8の発明のWeb分析プログラ
ムでは、上記第6の発明によってコンピュータに依頼生
成機能を実現させる場合、第2の分析結果取得機能は、
比較対象のWebページグループのアクセスログと調査
協力者の属性データとに基づいて複数の比較対象のWe
bページグループを特徴分析した結果を示す複数の分析
データを取得し、コンピュータに、複数の分析データの
間に所定レベルの差が生じた項目を抽出する推薦機能を
実現させ、依頼生成機能は、推薦機能によって抽出され
た項目に関する特徴分析を優先して依頼するとしてい
る。
【0035】この第7及び第8の発明により、依頼生成
機能は、差の生じやすいと推測された項目に関する依頼
を優先して生成でき、分析の依頼の生成作業が効率化さ
れる。
【0036】第9の発明のWeb分析プログラムでは、
上記第5〜8までの発明において、調査対象のWebペ
ージグループの特徴分析は、ユーザによる調査対象のW
ebページグループのアクセス傾向分析であり、比較対
象のWebページグループの特徴分析は、調査協力者に
よる比較対象のWebページグループのアクセス傾向分
析であるとしている。
【0037】第10の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第1〜9までの発明において、比較対象のWe
bページグループは、調査対象のWebページグループ
と対比される所定の関係を持つWebページグループで
あるとしている。
【0038】これにより、調査対象のWebページグル
ープとこの調査対象のページグループに関連するWeb
ページグループとの間で分析データを比較でき、競合関
係にあるWebページグループとの差を容易に把握でき
る。
【0039】第11の発明のWeb分析プログラムは、
コンピュータに、調査対象のWebページグループに含
まれる少なくとも一つのWebページの識別情報を取得
する第1の取得機能と、検索エンジンによる検索結果を
利用してアクセスされたWebページの識別情報と検索
結果を得るために指定された検索キーとを含むアクセス
ログを取得する第2の取得機能と、調査対象のWebペ
ージグループに含まれるWebページの識別情報とアク
セスログとに基づいて、調査対象のWebページグルー
プに含まれるWebページをアクセスするために指定さ
れた検索キーを抽出する検索キー抽出機能とを実現させ
るためのWeb分析プログラムである。
【0040】第12の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11の発明のWeb分析プログラムにおい
て、アクセスログは、検索エンジンによる検索結果を含
むWebページの識別情報と検索結果を得るために指定
された検索キーとを関連付けており、検索キー抽出機能
は、アクセスログに基づいて、調査対象のWebページ
グループに含まれるWebページがアクセスされる前に
アクセスされたWebページの識別情報を抽出する第1
の機能と、第1の機能によって抽出された識別情報の示
すWebページが検索エンジンによる検索結果を含む場
合に、アクセスログに基づいて、検索結果を得るために
指定された検索キーを抽出する第2の機能とを具備する
としている。
【0041】第13の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11の発明のWeb分析プログラムにおい
て、アクセスログは、Webページがリンクを辿ってア
クセスされた場合におけるリンク先のWebページの識
別情報とリンク元のWebページの識別情報とを関連付
けるとともに、検索エンジンによる検索結果を含むWe
bページの識別情報と検索結果を得るために指定された
検索キーとを関連付けており、検索キー抽出機能は、ア
クセスログに基づいて、調査対象のWebページグルー
プに含まれるWebページがリンクを辿ってアクセスさ
れている場合におけるリンク元のWebページの識別情
報を抽出する第1の機能と、第1の機能によって抽出さ
れた識別情報の示すWebページが検索エンジンによる
検索結果を含む場合に、第1の機能によって抽出された
識別情報に関連付けされている検索キーを抽出する第2
の機能とを具備するとしている。
【0042】第14の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11の発明のWeb分析プログラムにおい
て、アクセスログは、Webページがリンクを辿ってア
クセスされた場合におけるリンク先のWebページの識
別情報とリンク元のWebページの識別情報とを関連付
けるとともに、検索エンジンによる検索結果を含むWe
bページの識別情報と検索結果を得るために指定された
検索キーとが組み合わされている情報とを含み、検索キ
ー抽出機能は、アクセスログから検索結果を得るために
指定された検索キーを抽出し、この抽出した検索キーを
検索エンジンによる検索結果を含むWebページの識別
情報に関連付けた情報を生成する第1の機能と、第1の
機能によって生成された情報に基づいて、調査対象のW
ebページグループに含まれるWebページがリンクを
辿ってアクセスされている場合におけるリンク元のWe
bページの識別情報を抽出する第2の機能と、第2の機
能によって抽出された識別情報の示すWebページが検
索エンジンによる検索結果を含む場合に、第2の機能に
よって抽出された識別情報に関連付けされている検索キ
ーを抽出する第3の機能とを具備するとしている。
【0043】上記第11〜14までの発明により、検索
エンジンによる検索結果を利用して調査対象のWebペ
ージグループがアクセスされた場合、この調査対象のW
ebページグループをアクセスするために指定された検
索キーを把握することができる。
【0044】特に、上記第13及び第14の発明では、
アクセスログに含まれる例えばレファラ情報を用いて、
調査対象のWebページグループをアクセスするために
指定された検索キーを求めることができる。
【0045】第15の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11〜14までの発明のWeb分析プログラ
ムにおいて、調査対象のWebページグループに含まれ
るWebページグループの識別情報に代えて、調査対象
のWebページグループに関連する比較対象のWebペ
ージグループに含まれる少なくとも一つのWebページ
の識別情報を取得し、比較対象のWebページグループ
に含まれるWebページをアクセスするために指定され
た検索キーを抽出するとしている。
【0046】これにより、調査対象のWebページグル
ープと対比関係にあるWebページグループをアクセス
するために指定された検索キーを把握することができ
る。
【0047】第16の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11〜15までの発明のWeb分析プログラ
ムにおいて、第2の取得機能は、複数のWebサーバに
対するアクセスの記録であるアクセスログを取得すると
している。
【0048】これにより、複数のWebサーバによって
管理されている任意のWebページグループについて、
この任意のWebページグループアクセスするために指
定された検索キーを把握することができる。
【0049】第17の発明のWeb分析プログラムで
は、上記第11〜15までの発明のWeb分析プログラ
ムにおいて、第2の取得機能は、あるWebサイトに対
するアクセスの記録であるアクセスログを取得するとし
ている。
【0050】これにより、あるWebサイトについてこ
のWebサイトに含まれているWebページをアクセス
するために指定された検索キーを把握することができ
る。
【0051】第18の発明のWeb分析プログラムは、
コンピュータに、調査対象のWebページグループに含
まれる少なくとも一つのWebページの識別情報と、検
索エンジンによる検索結果を利用してアクセスされたW
ebページの識別情報と検索結果を得るために指定され
た検索キーとを含むアクセスログとに基づいて、調査対
象のWebページグループに含まれるWebページをア
クセスするために指定された検索キーを取得する第1の
分析結果取得機能と、調査対象のWebページグループ
に関連する比較対象のWebページグループに含まれる
少なくとも一つのWebページの識別情報とアクセスロ
グとに基づいて、比較対象のWebページグループに含
まれるWebページをアクセスするために指定された検
索キーを取得する第2の分析結果取得機能と、第1の分
析結果取得機能による検索キーの取得結果と第2の分析
結果取得機能による検索キーの取得結果とを比較した結
果を示す比較データを生成する比較機能と、比較データ
を出力する報告機能とを実現させるためのWeb分析プ
ログラムである。
【0052】これにより、調査対象のWebページグル
ープをアクセスするために指定された検索キーと比較対
象のWebページグループをアクセスするために指定さ
れた検索キーとを比較し、調査対象のWebページグル
ープの相対的かつ客観的な特徴を求めることができ、調
査対象のWebページグループ独自の特徴を抽出するこ
とができる。
【0053】また、比較対象のWebページグループ全
体で検索キーを利用したアクセスが統計分析に十分な数
であればよいため、調査対象のWebページグループと
特定の他のWebページグループとを単純に比較する場
合よりも容易かつ高精度な比較結果を得ることができ
る。
【0054】上記各発明のプログラム又はプログラムを
記録した記録媒体を用いることによって、上記各機能を
有していないコンピュータ、コンピュータシステム、サ
ーバ、クライアントに対しても、簡単にこれらの機能を
付加することができる。
【0055】上記第1〜10までの発明のWeb分析プ
ログラム又はこのプログラムを記録した記録媒体をコン
ピュータに適用することにより、調査対象のWebペー
ジグループの分析データと比較対象のWebページグル
ープの分析データとを比較可能な状態で出力するWeb
分析データ出力方法がコンピュータ上で実施される。
【0056】上記第11〜18までの発明のWeb分析
プログラム又はこのプログラムを記録した記録媒体をコ
ンピュータに適用することにより、調査対象のWebペ
ージグループをアクセスするために指定された検索キー
を得ることができ、調査対象のWebページグループの
特徴として各種分析に利用できる。
【0057】上記各発明で実現される機能と同様の動作
を実現する手段をWeb分析システムに備えることによ
り、同様の作用効果を得ることができる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。なお、以下において
は、説明を簡略化するためにWebページ単位で分析を
行う場合について説明する。ただし、少なくとも一つの
Webページを含むWebページのグループ(例えばW
ebサイト、WWW上の仮想店舗など)のような様々な
単位で分析を行う場合にも同様に適用可能である。
【0059】また、本実施の形態において、上記図21
で述べた要素と同一の要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0060】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態に係るWeb分析システムの構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【0061】第1のデータベース9は、調査対象のWe
bページの所有者である顧客4の運営する顧客サイト1
0のデータを記録する。
【0062】顧客4は、一般的なユーザ2の中から会員
を確保しており、この会員にIDを付して管理する。会
員は、自己のデータを顧客4に対して提供する。
【0063】一般的なユーザ2のうち顧客サイト10を
アクセスしたユーザを顧客サイト訪問者とする。
【0064】第1のデータベース9には、顧客サイト1
0のアクセスログであるWebログ11、顧客サイト1
0の会員のプロファイルデータ(個人情報)12、顧客
サイト訪問者の回答したアンケートの結果を示すアンケ
ートデータ13などが記録されている。なお、プロファ
イルデータ12は、顧客サイト10の会員の属性データ
として利用される。また、アンケートデータ13は、顧
客サイト訪問者の属性データとして利用される。
【0065】表1に、Webログ11の具体例を示す。
【0066】
【表1】
【0067】Webログ11には、顧客サイト10をア
クセスしたユーザのID、顧客サイト10にユーザがア
クセスした日付と時刻、アクセスしたユーザの発信した
URL(リクエスト)、レファラ情報などから構成され
るレコードが含まれる。なお、上述したように、レファ
ラ情報とは、ハイパーリンクを使ってあるWebページ
がアクセスされた場合に、このアクセスされたWebペ
ージがどのWebページからアクセスされたかを示す情
報である。
【0068】顧客サイト10にアクセスした者が会員の
場合には「ユーザID」の項目に会員IDが登録される
が、会員でない場合には「ユーザID」の項目に値は配
置されない。
【0069】表2に、会員のプロファイルデータ12の
具体例を示す。
【0070】
【表2】
【0071】このプロファイルデータ12には、顧客サ
イト10の会員が登録したデータが利用される。プロフ
ァイルデータ12には、会員ID、性別、年代、職業な
どから構成されるレコードが含まれる。
【0072】表3に、顧客サイト訪問者に対するアンケ
ート結果であるアンケートデータ13の具体例を示す。
【0073】
【表3】
【0074】アンケートデータ13には、アンケートに
回答した会員のID、アンケートの回答の内容(この例
では、「購読誌」と「好きな食べ物」の指定)などから
構成されるレコードが含まれる。なお、会員ではないユ
ーザがアンケートに回答した場合、「会員ID」の項目
に値は配置されない。
【0075】第2のデータベース14は、調査協力者U
1〜UnによるWebページの視聴率を調査する調査事業
者1の運営する調査事業者サイト15のデータを記録す
る。
【0076】第2のデータベース14には、調査対象の
Webページと所定の関係を持つWebページ(以下、
「関連ページ」という)を指定する関連ページデータ1
6、調査協力者U1〜Unによる関連ページへのアクセス
ログ(視聴ログ)17、調査協力者U1〜Unのプロファ
イルデータ18、調査協力者U1〜Unの回答したアンケ
ートの結果を示すアンケートデータ19が記録されてい
る。なお、プロファイルデータ18とアンケートデータ
19は、調査協力者U1〜Unの属性データとして利用さ
れる。
【0077】表4に、調査協力者U1〜Unのアクセスロ
グ17の具体例を示す。
【0078】
【表4】
【0079】アクセスログ17には、関連ページにアク
セスした調査協力者U1〜UnのID(パネルID)、ア
クセスした日付、時刻、関連ページにアクセスした調査
協力者の発信したURL(リクエスト)、ページ参照時
間などから構成されるレコードが含まれる。
【0080】表5に、調査協力者U1〜Unのプロファイ
ルデータ18の具体例を示す。
【0081】
【表5】
【0082】調査協力者U1〜Unのプロファイルデータ
18には、調査協力者U1〜UnのIDと性別、年代、職
業などから構成されるレコードが含まれる。
【0083】表6に、調査協力者U1〜Unのアンケート
データ19の具体例を示す。
【0084】
【表6】
【0085】アンケートデータ19には、アンケートに
回答した調査協力者のID、アンケートの回答の内容な
どから構成されるレコードが含まれる。
【0086】本実施の形態に係るWeb分析システム2
0は、記録媒体21に記録されているWeb分析プログ
ラム22を読み出して実行する。
【0087】Web分析プログラム22は、システム2
0に読み込まれ、実行されると、分析結果取得機能23
a、23b、比較機能24、推薦機能25、クエリ生成
機能26、報告機能27を実現する。なお、本実施の形
態におけるWeb分析プログラム22によって実現され
る機能23a、23b、24〜27は、複数のコンピュ
ータ上に分散され、互いに連携しつつ動作してもよい。
【0088】分析結果取得機能23aは、第1のデータ
ベース9に記録されたデータに基づいて、調査対象のW
ebページを特徴分析した結果(顧客サイト訪問者又は
顧客サイト10の登録会員による調査対象のWebペー
ジに対するアクセス傾向の分析結果など)を示す分析デ
ータを求める。そして、分析結果取得機能23aは、求
めた分析データを比較機能24に通知する。
【0089】分析結果取得機能23aによる分析処理
は、様々な視点から実行される。例えば、分析結果取得
機能23aは、調査対象のWebページをアクセスした
ユーザ又は会員の年代とアクセス数の割合の関係を求め
る処理、調査対象のWebページをアクセスしたユーザ
又は会員の趣味の集計結果を求める処理など、様々な統
計処理、集計処理を実行する。
【0090】分析結果取得機能23bは、第2のデータ
ベース14に記録されたデータに基づいて、関連ページ
を特徴分析した結果(調査協力者U1〜Unによる間連ペ
ージに対するアクセス傾向の分析結果など)を示す分析
データを求め、比較機能24に通知する。
【0091】また、分析結果取得機能23bは、第2の
データベース14に記録されたデータに基づいて、調査
協力者U1〜Un全員を特徴分析した結果を示す分析デー
タと各関連ページをアクセスした調査協力者を特徴分析
した結果を示す分析データとを求め、推薦機能25に通
知する。
【0092】また、分析結果取得機能23bは、第2の
データベース14に記録されたデータに基づいて、複数
の間連ページを特徴分析した結果を示す複数の分析デー
タを求め、この複数の分析データを推薦機能25に通知
する。
【0093】なお、分析結果取得機能23a、23b
は、自らが分析処理によって分析データを生成するので
はなく、既に生成済みの分析データを入力することによ
り、分析データを取得してもよい。
【0094】比較機能24は、調査対象のWebページ
の分析データと関連ページの分析データとを比較した状
態を示す比較データを生成し、報告機能27に通知す
る。
【0095】また、比較機能24は、分析データを比較
した結果、差が所定値以上となる項目を抽出し、その項
目をクエリ生成機能26に通知する。
【0096】推薦機能25は、分析結果取得機能23b
からの分析データに基づいて、調査協力者U1〜Un全員
の分析データと各関連ページをアクセスした調査協力者
の分析データとの間に所定値以上の差が生じた項目を抽
出し、差の生じた関連ページとその項目とをクエリ生成
機能26に通知する。
【0097】また、推薦機能25は、分析結果取得機能
23bからの分析データに基づいて、複数の関連ページ
の分析データを比較した結果、差が所定値以上の項目を
抽出し、その複数の関連ページとその項目とをクエリ生
成機能26に通知する。
【0098】クエリ生成機能26は、比較機能24から
有意な差があるとして通知された項目に関する問い合わ
せ(クエリ)を分析結果取得機能23a、23bに発行
し、差のある項目について詳細な分析を依頼する。これ
により、分析対象の項目が絞り込まれ、深く掘り込んだ
詳細な分析が実行される。
【0099】また、クエリ生成機能26は、比較機能2
4から有意な差がある旨の通知を受け付けると、推薦機
能25から通知された項目を優先してクエリを生成す
る。
【0100】報告機能27は、比較機能24及び推薦機
能25によって生成されたデータを出力する。
【0101】図2は、本実施の形態に係るWeb分析シ
ステム20によるWeb分析動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【0102】ステップS1において、分析結果取得機能
23aは、調査対象のWebページの分析データを取得
し、分析結果取得機能23bは、関連ページの分析デー
タを取得する。
【0103】ステップS2において、比較機能24は、
取得された調査対象のWebページの分析データと関連
ページの分析データとの比較データを生成する。
【0104】ステップS3において、比較機能24は、
調査対象のWebページの分析データと関連ページの分
析データとの間で差の大きい項目が存在するか否か判定
する。
【0105】差の大きい項目が存在する場合、ステップ
S4において、クエリ生成機能26は、差が大きいと判
定された項目に関する問い合わせを分析結果取得機能2
3a、23bに発信する。
【0106】ステップS5において、分析結果取得機能
23aは、問い合わせに対応する調査対象のWebペー
ジの分析データを取得し、分析結果取得機能23bは、
問い合わせに対応する関連ページの分析データを取得
し、その後ステップS2以下の動作が繰り返される。
【0107】差の大きい項目が存在しない場合、ステッ
プS6において、報告機能27は、生成された比較デー
タを出力する。これにより、調査対象のWebページの
分析データと関連ページの分析データについての対比及
び差の大きい項目についての対比を行うことができる。
【0108】以下に、調査対象のWebページと同一の
カテゴリに属するWebページを関連ページとし、かか
る関連ページを抽出する方法の一例について説明する。
【0109】関連ページ抽出機能28は、調査対象のW
ebページとこの調査対象に関連するか否か判定する対
象のWebページとの間で、以下の3つの基準を用いて
類似性を判定する。
【0110】第1に、判定対象のWebページに現れる
単語が調査対象のWebページに現れる単語と一定の割
合で重複するか否かを基準に類似性を判定する。例え
ば、所定の割合で共通の専門用語を含む場合に類似であ
ると判定する。
【0111】第2に、判定対象のWebページに張られ
ているリンクの状態が、調査対象のWebページに張ら
れているリンクの状態と所定の割合で重複するか否かを
基準に類似性を判定する。例えば、判定対象のWebペ
ージにリンクを張っているリンク集と調査対象のWeb
ページにリンクを張っているリンク集とが所定以上共通
する場合に類似であると判定する。
【0112】第3に、上記第1及び第2の類似性の判定
方法を組み合わせて類似性を判定する。
【0113】関連ページ抽出機能28は、上記のような
類似性の判定方法を利用し、例えば以下のような4つの
方法で関連ページの抽出を行う。
【0114】第1に、Webページの収集プログラムに
より多数のWebページを収集し、収集したWebペー
ジを判定対象のWebページとし、調査対象のWebペ
ージと共通の単語が所定の割合以上現れる判定対象のW
ebページを関連ページとして抽出する。
【0115】なお、Webページの収集プログラムは、
あるWebコンテンツにリンクされているWebページ
のURLを収集し、さらに収集されたURLの示すWe
bページにリンクされているWebページのURLを収
集し、この処理を繰り返す。
【0116】第2に、例えば検索エンジンの検索結果を
表示するページ、ディレクトリページ、リンク集などの
ように、調査対象のWebページにリンクを張っている
Webページ(以下、「ハブページ」という)を抽出
し、このハブページがリンクを張っている調査対象では
ないWebページを関連ページとして抽出する。
【0117】第3に、人為的に関連ページを指定する。
例えば、商用ページを調査対象のWebページとする場
合、競合関係となる他のWebページを関連ページとし
て指定する。
【0118】第4に、上記第1から第3までの関連ペー
ジの抽出方法を組み合わせる。
【0119】以下に、本実施の形態に係るWeb分析シ
ステム20の具体的な適用例について説明する。
【0120】図3は、Web分析システム20の具体的
適用例を示すブロック図である。
【0121】調査事業者1は、調査協力者U1〜Unのア
クセスログ17を保持する。この調査事業者1の管理す
る調査事業者サイト15では、第2のデータベース1
4、分析サーバ29、分析サーバ30が例えばLANな
どのようなネットワーク31で接続されている。
【0122】第2のデータベース14には、関連ページ
データ16、アクセスログ17、調査協力者U1〜Un
プロファイルデータ18及びアンケートデータ19など
が記録されている。
【0123】分析サーバ29は関連ページ抽出機能28
を具備する。
【0124】分析サーバ30は、調査事業者1から顧客
4に対するデータ提供を行うために、分析結果取得機能
23b、推薦機能25を具備する。
【0125】顧客サイト10では、第1のデータベース
9、Webサーバ7、分析サーバ32が例えばLANな
どのネットワーク33で接続されている。さらに、分析
サーバ32と分析クライアント34がネットワーク33
とは別系統のネットワーク35で接続されている。な
お、ネットワーク35にもLANを利用できる。
【0126】第1のデータベース9には、Webログ1
1、プロファイルデータ(登録会員の個人情報)12、
調査事業者1が実施したアンケートと共通の質問項目を
持つ各種アンケートの結果を示すアンケートデータ13
などが記録される。
【0127】Webサーバ7は、一般ユーザ2からのリ
クエストにしたがって外部にWebコンテンツの提供を
行う。
【0128】分析サーバ32は、分析結果取得機能23
aにより分析処理を実行する。
【0129】分析クライアント34は、分析サーバ32
にリクエストを通知し、比較データを表示する。
【0130】Webサーバ7と分析サーバ29とは、例
えばインターネットなどのネットワーク36に接続され
ている。
【0131】また、分析サーバ32と分析サーバ30と
は例えば専用線などのネットワーク37で接続されてい
る。
【0132】図4は、Web分析システム20による第
1のデータベース9と第2のデータベース14へのデー
タ蓄積状態を示すブロック図である。
【0133】Webサーバ7は受信したリクエストに応
じて第1のデータベース9のWebログ11にデータを
蓄積する。
【0134】また、Webサーバ7は、会員登録により
取得されたデータやアンケートの結果をプロファイルデ
ータ12やアンケートデータ13として記録する。
【0135】一方、分析サーバ29は、関連ページ抽出
機能28によってネットワーク36を介してWebペー
ジを収集し、収集したWebページから関連ページを抽
出し、第2のデータベース14の関連ページデータ16
を更新する。
【0136】図5は、Web分析システム20による顧
客サイト10のデータ11〜13に基づく分析データ生
成状態を示すブロック図である。
【0137】分析サーバ32のクエリ生成機能26は、
分析クライアント34からの指示にしたがって分析結果
取得機能23aに問い合わせを通知する。
【0138】例えば、クエリ生成機能26は、分析クラ
イアント34からの指示を受け、調査対象のWebペー
ジをアクセスしたユーザの年齢分布を分析結果取得機能
23aに問い合わせる。
【0139】分析結果取得機能23aは、問い合わせに
応じて、第1のデータベース9から必要なデータを取得
して分析を実行し、分析データを生成する。
【0140】報告機能27は、分析データを解釈・ドキ
ュメント化し、分析クライアント34に通知する。
【0141】図6は、調査対象のWebページをアクセ
スしたユーザの年齢分布を求めるリクエストを分析クラ
イアント34が発行した場合に表示されるグラフの一例
である。この図6では、分析結果が分布の形で表示され
ている。
【0142】上記図5に示す分析データ生成は、顧客サ
イト10のローカルなWeb分析と同様である。本実施
の形態では、これに加えて、クエリ生成機能26がさら
に分析クライアント34からの指示にしたがって調査事
業者サイト15の分析サーバ30に問い合わせを発行す
る。
【0143】図7は、Web分析システム20による比
較データ生成状態を示すブロック図である。
【0144】クエリ生成機能26は、分析クライアント
34からの指示を受け、例えば関連ページをアクセスし
た調査協力者の年齢分布を分析結果取得機能23bに問
い合わせる。
【0145】問い合わせはネットワーク37を経由して
分析サーバ32から分析サーバ30に通知され、分析サ
ーバ30の分析結果取得機能23bによって分析処理が
実行される。
【0146】分析結果取得機能23bは、第2のデータ
ベース14の関連ページデータ16、プロファイルデー
タ18などをアクセスし、関連ページをアクセスした調
査協力者の年齢構成を示す分析データを求める。
【0147】関連ページをアクセスした調査協力者の年
齢構成を示す分析データは、再びネットワーク37を経
由して分析サーバ30から顧客サイト10の分析サーバ
32の比較機能24に通知される。
【0148】比較機能24は、先に分析結果取得機能2
3aによって生成された評価対象のWebページをアク
セスしたユーザの年齢構成を示す分析データと、分析サ
ーバ30から受け付けた関連ページをアクセスした調査
協力者の年齢構成を示す分析データとを比較し、比較デ
ータを生成する。
【0149】比較データは、報告機能27によって解釈
・ドキュメント化され、分析クライアント34に通知さ
れる。
【0150】図8は、比較機能24による比較動作の一
例を示すフローチャートである。この図8では、年齢分
布について比較した場合を示しているが、他の項目につ
いて比較する場合も同様である。
【0151】ステップT1において、比較機能24は、
調査対象のWebページをアクセスしたユーザの年齢分
布全体と関連ページをアクセスした調査協力者の年齢分
布全体を比較し、比較データを生成する。
【0152】ステップT2において、比較機能24は、
比較結果に有意な差があるか否か判定する。
【0153】有意な差が認められた場合、ステップT3
において、比較機能24は、調査対象のWebページを
アクセスしたユーザの年齢分布と関連ページをアクセス
した調査協力者の年齢分布について詳細レベル(年代毎)
で比較を行い、処理をステップT2に戻す。
【0154】有意な差が認められない場合、ステップT
4において、比較機能24は、比較結果を示す比較デー
タを報告機能27に通知する。
【0155】図9は、比較データの表示例である。この
図9の例では、分布全体で有意な差があると判断され、
年代毎の比較で特に20歳代にアクセスされる割合に大
きな差があると判断されている。
【0156】図10は、Web分析システム20による
クエリ生成状態を示すブロック図である。
【0157】クエリ生成機能26は、比較機能24から
有意な差のある項目の通知を受け、詳細な分析を行うた
めの問い合わせを生成し、分析結果取得機能23a、2
3bに問い合わせを通知する。
【0158】例えば、クエリ生成機能26は、調査対象
のWebページをアクセスしたユーザの年齢分布と関連
ページをアクセスした調査協力者の年齢分布とにおいて
20歳代で差がある旨の通知を比較機能24より受け付
けたとする。
【0159】すると、クエリ生成機能26は、20歳代
のユーザに限定して、購読誌、好きな食べ物、アクセス
開始時間(訪問時間)、アクセス時間(サイト滞在時
間)、性別、職業などの各分布データを分析結果取得機
能23aに問い合わせる。
【0160】また、クエリ生成機能26は、関連ページ
をアクセスした20歳代の調査協力者に限定して、購読
誌、好きな食べ物、アクセス開始時間、アクセス時間、
性別、職業などの各分布データを分析結果取得機能23
bに問い合わせる。
【0161】すると、このリクエストに対応する分析デ
ータが再び比較機能24に集められる。
【0162】比較機能24は、分析結果取得機能23
a、23bから受け付けた分析データを項目(購読誌、
好きな食べ物、アクセス開始時間、アクセス時間、性
別、職業)毎に比較し、有意な差のある項目に関する比
較データのみを報告機能27に通知する。
【0163】図11は、有意な差のある項目に関する比
較データの表示例である。この図11では、20歳代に
ついて購読誌に差がある旨が表示されている。
【0164】図12は、Web分析システム20による
項目の推薦状態を示すブロック図である。
【0165】比較項目数が多い場合に全ての項目につい
て比較を行うとすると時間やマシンリソースの観点から
効率的でない。
【0166】そのため、推薦機能25は、調査対象のW
ebページの分析とは非同期に、分析結果取得機能23
bによって調査協力者全体と各関連ページをアクセスし
た調査協力者の特徴分析を随時実行し、双方の分析デー
タに基づいて関連ページ毎に調査協力者全体と差のある
項目(特徴の現れやすい項目)を予め求めておき、この
項目をクエリ生成機能26に通知する。
【0167】また、推薦機能25は、調査対象のWeb
ページの分析とは非同期に、分析結果取得機能23bに
よって複数の関連ページ間で特徴分析を随時実行し、双
方の分析データに基づいて複数の関連ページ間で差のあ
る項目を予め求めておき、この項目をクエリ生成機能2
6に通知する。
【0168】例えば、クエリ生成機能26は、「旅行」
についてWeb分析を行う場合、「旅行」の指定と優先
的な項目を求める旨の依頼を含む問い合わせを推薦機能
25に通知する。
【0169】ここで、推薦機能25は、事前に「旅行」
に属する関連ページをアクセスする調査協力者の間では
「好きな食べ物」に差異が生じやすいという分析結果を
得ていたとする。
【0170】すると、推薦機能25は、この事前に分析
した結果に基づいて、「好きな食べ物」についての分析
を推薦する旨をクエリ生成機能26に通知する。
【0171】この結果を受けたクエリ生成機能26は、
「旅行」からさらに詳細分析を行う場合、他の項目より
「好きな食べ物」の分布を優先して問い合わせを生成
し、分析結果取得機能23a、23bに通知する。
【0172】図13は、推薦機能25による推薦動作の
一例を示すフローチャートである。この図13では、あ
る関連ページと他の関連ページ全体で差のある項目を抽
出する場合を例として説明する。
【0173】ステップU1において、推薦機能25は、
ある関連ページの分析データと他の関連ページ全体の分
析データとを比較する。
【0174】ステップU2において、推薦機能25は、
比較結果、有意な差のある項目が存在するか否か判定す
る。
【0175】有意な差のある項目が存在しない場合、処
理は終了する。
【0176】有意な差が認められた場合、ステップU3
において、推薦機能25は、有意な差の存在した項目を
クエリ生成機能26に通知する。また、ステップU4に
おいて、推薦機能25は、有意な差の存在した項目につ
いてのある関連ページの分析データと他の関連ページ全
体の分析データとを比較し、処理をステップU2に戻
す。
【0177】図14は、Web分析システム20の他の
適用例を示すブロック図である。
【0178】このWeb分析システム20では、分析サ
ーバ30と分析サーバ32が専用線ではなくインターネ
ット36経由で通信を行う。
【0179】公衆のネットワーク36を利用するため、
分析サーバ30はセキュリティ確保のための認証機能3
8を具備する。また、分析サーバ30は調査事業者サイ
ト15の利用に応じて顧客4に課金する課金機能39を
具備する。
【0180】顧客サイト10において、クエリ生成機能
26及び報告機能27は、分析サーバ32ではなく分析
クライアント34に具備されている。
【0181】以上説明した本実施の形態においては、調
査対象のWebページの分析データと関連ページの分析
データとが比較され、また有意な差が発生している項目
に関する分析のための問い合わせが自動的に生成され、
発行される。
【0182】関連ページは、調査対象のWebページを
アクセスしたユーザと類似したユーザにより同じ目的で
アクセスされる可能性が高いという特徴を持つ。
【0183】したがって、調査対象のWebページと関
連ページとの間でアクセス傾向などの特徴を比較するこ
とにより、調査対象のWebページの分析結果を相対的
に検討でき、分析結果に客観性を持たせることができ
る。
【0184】例えば、ある調査対象のWebページに対
するアクセスは、8割が夜間に集中しているとする。こ
の場合、調査対象のWebページの分析データと関連ペ
ージの分析データとを比較しない場合には、ユーザの8
割が夜間にアクセスしているため、調査対象のWebペ
ージが夜型のWebページであると判断される可能性が
ある。
【0185】しかし、関連ページに対するアクセスは、
9割が夜間に集中していることが分かれば、調査対象の
Webページが夜型である度合いは低いと判断される。
【0186】調査対象のWebページでは夜間にアクセ
スするユーザを主なターゲットとしてプロモーションを
行う戦略を立てていた場合、調査対象のWebページの
方が関連ページよりも夜型としての度合いが低い点から
改善策を検討することができる。
【0187】したがって、本発明では、評価対象のWe
bページに対する改善を検討することなくビジネスチャ
ンスを逸することを防止できる。
【0188】また、調査対象のWebページの比較対象
を関連ページとすることで、個々のWebページではア
クセス数やアクセスしたユーザ数が少なく適切な統計的
分析の結果が得られない場合であっても、関連ページ全
体で統計的分析を行うことにより、かかる結果と調査対
象のWebページとの間で分析結果を比較できる。した
がって、比較結果の分析精度を向上させることができ
る。
【0189】さらに、Webページにアクセスしたユー
ザの特徴やアクセスされた時間帯の比較に加えて、We
bログ11及びアクセスログ17から求められる情報で
あれば自由に比較することができる。例えば、ユーザエ
ージェント情報に基づいて、ユーザがどのようなOSや
ブラウザを利用しているか比較可能である。
【0190】また、レファラ情報に基づいて、ユーザが
どのWebページを経由して調査対象のWebページを
アクセスしたかを比較可能である。
【0191】以下に、レファラ情報に基づく分析結果の
比較について具体的に説明する。
【0192】顧客サイト10におけるWebログ11に
は、レファラ情報が含まれている。レファラ情報を集計
・分析することにより、顧客サイト10をユーザがアク
セスする際に辿ったリンクの元のWebページの比率を
求めることができる。
【0193】一方、調査事業者サイト15におけるアク
セスログ17を分析することにより、関連ページをユー
ザがアクセスする際に辿ったリンクの元のWebページ
の比率も求めることができる。
【0194】そこで、図15に示すように、双方の比率
を比較することにより、リンクを使用してアクセスする
パターンを比較できる。
【0195】この比較は、Webページへの集客のパタ
ーンを比較することを意味し、例えば、顧客サイト10
の評価対象のWebページは、関連ページと比較して検
索エンジンを集客に有効活用しているが、外部サイトか
らリンクを使用してアクセスするユーザは少ないことが
分かる。
【0196】なお、本実施の形態で説明した各構成要素
は、自由に組み合わせてもよく、配置を変更させてもよ
く、また複数の要素に分割してもよい。
【0197】例えば、分析サーバ30は顧客サイト10
に備えてもよく、分析サーバ32は調査事業者サイト1
5に備えてもよく、分析サーバ30、32を組み合わせ
てもよい。
【0198】また、比較機能24、推薦機能25、報告
機能27を組み合わせてもよい。
【0199】また、Web分析プログラム22は通信媒
体により伝送してコンピュータに適用可能である。We
b分析プログラム22を読み込んだコンピュータは、こ
のプログラムによって動作が制御され、上述した機能を
実現する。
【0200】また、上記各機能はハードウェアにより実
現するとしてもよい。
【0201】(第2の実施の形態)まず、本実施の形態
の適用される状況を、図16を用いて説明する。なお、
本実施の形態においては、ある実装方式にしたがって検
索エンジンが実装されている場合について説明するが、
検索エンジンの実装方式は種々変更可能である。
【0202】ブラウザ40は、インターネット36を経
由して検索エンジン41にアクセスし、サーチワード
(検索キー)を指定して検索エンジン41に検索を依頼
する。この結果、ブラウザ40は、検索エンジン41か
ら検索結果を取得し、この検索結果に含まれるハイパー
リンクを辿って顧客サイト10のWebページをアクセ
スする。
【0203】ここで、検索エンジン41とは、ブラウザ
40を操作するユーザから入力されたサーチワードに基
づき、当該サーチワードを含むWebページのURLあ
るいは当該サーチワードに関連するWebページのUR
L等を検索結果として出力するWebサイトを意味す
る。検索結果には、通常ハイパーリンクが含まれてお
り、ブラウザ40を操作するユーザは、このハイパーリ
ンクを辿って検索結果に含まれているWebページをア
クセスする。
【0204】以下にこの図16の示す状況について具体
的に説明する。
【0205】まず、ブラウザ40は、検索エンジン41
のサーチワード入力ページPsにアクセスする。
【0206】サーチワード入力ページPsは、検索エン
ジン41からインターネット36を介してブラウザ40
に送信される情報である。そして、ブラウザ40は、サ
ーチワード入力ページPsを受信すると、このサーチワ
ード入力ページPsを表示する。図16では、ブラウザ
40からサーチワード入力ページPsへのアクセスをア
クセスA1として示している。
【0207】表示されたサーチワード入力ページPs
は、サーチワード入力部42がある。ユーザはブラウザ
40を操作し、例えば「DVD」という検索に用いたい文
字列をサーチワードとしてサーチワード入力部42に入
力する。
【0208】すると、ブラウザ40は、このサーチワー
ドを含むURLを指定し、検索エンジン41に対してア
クセスA2を行う。このサーチワードを含むURLは、
例えば「http://www.000.co.jp/search?q=DVD」のよう
になる。この例では、ユーザが指定したサーチワード
「DVD」がURLの一部に含まれている。すなわち、ア
クセス先を示す情報にサーチワードが付加されている。
【0209】このサーチワードにしたがって、検索エン
ジン41は、検索を実行し、検索結果表示ページPr
生成して、ブラウザ40に送信する。
【0210】検索結果表示ページPrには検索結果リス
ト43が含まれている。検索結果リスト43は検索した
結果のWebページのハイパーリンクから構成される。
この例ではその中に顧客サイト10をリンクしている
「XX電気(株)」と表示されたハイパーリンクがあると
する。
【0211】ユーザは、ブラウザ40上のハイパーリン
クをクリックする。すると、ブラウザ40は、ハイパー
リンクの指定する顧客サイト10のホームページPh
アクセスする。例えば、ブラウザ40は「XX電気
(株)」と書かれたハイパーリンクをクリックすると、
「XX電気(株)」サイトのホームページをアクセスす
る。図16では、このブラウザ40から顧客サイト10
のホームページPhへのアクセスをアクセスA3と示し
ている。
【0212】本実施の形態においては、上述のように、
ユーザが検索エンジン41を利用してWebサイトにア
クセスする状況を想定して説明する。
【0213】図17は、本実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、
図中の矢印はデータの流れを示している。以下の図にお
いても同様である。
【0214】本実施の形態に係るWeb分析システム4
4は、記録媒体45に記録されているWeb分析プログ
ラム46を読み出して実行する。
【0215】Web分析プログラム46は、システム4
4に読み込まれ、実行されると、システム44に、関連
ページ抽出機能28、取得機能47a、取得機能47
b、検索キー抽出機能48、サーチワード集計機能49
とを実現させる。また、検索キー抽出機能48は、ログ
レコード抽出機能48aとリンク元情報抽出機能48b
とを含む第1の機能と、サーチワード抽出機能48cを
含む第2の機能を具備する。
【0216】関連ページデータ16には、関連ページを
指定する情報としてURLが含まれている。本実施の形
態においても、上記第1の実施の形態と同様に、調査対
象のWebページと同一のカテゴリに属するWebペー
ジを関連ページとする。関連ページ抽出機能28によっ
て関連ページを抽出する方法は、上記第1の実施の形態
で説明している。
【0217】アクセスログ17には、例えば、上記第1
の実施の形態で説明した表4と同様の情報が利用され
る。
【0218】取得機能47aは関連ページデータ16を
取得し、取得機能47bは、アクセスログ17を取得す
る。
【0219】ログレコード抽出機能48aは、取得機能
47aによって取得された関連ページデータ16と取得
機能47bによって取得されたアクセスログ17を入力
する。
【0220】また、ログレコード抽出機能48aは、ア
クセスログ17に含まれているレコードの中から、関連
ページデータ16に含まれているURLを含むレコード
を抽出する。なお、このレコードの抽出においては、ア
クセスログ17におけるURLと関連ページデータ16
におけるURLが完全に一致する場合にのみレコードを
抽出する方式を採用してもよいし、関連ページデータ1
6に含まれるURLがアクセスログ17のURLに含ま
れる場合にレコードを抽出する方式を採用してもよい
し、関連ページデータ16における個々のURL毎に両
者の方式を使い分けてもよい。
【0221】リンク元情報抽出機能48bは、取得機能
47bによって取得されたアクセスログ17とログレコ
ード抽出機能48aによって抽出されたレコードとに基
づいて、アクセスログ17の中から、ログレコード抽出
機能48aで抽出されたレコードに含まれているURL
で示されるWebページにリンクを張っているリンク元
WebページのURLを含むレコードを抽出する。
【0222】以下に、アクセスログ17からあるURL
で示されるWebページに対するリンク元Webページ
のURLを抽出する方法の一例を説明する。
【0223】上記表4に示すアクセスログ17から同一
のパネルIDを含むレコードを抜き出し、日付と時刻で
整列する。その結果隣接する行間をアクセスの遷移にお
いて前後する関係と想定する。
【0224】すわなち、隣接するレコードの組におい
て、早い時間にアクセスされたURLを流入元URLと
し、遅い時間にアクセスされたURL(流入先URL)
を流入先URLと判定する。そして、流入元URLで示
されるWebページに記述されているハイパーリンクを
辿って流入先URLで示されるWebページをアクセス
したと想定する。そして、流入先URLが関連ページ群
に含まれていれば、上記流入元URLは、関連ページ群
のリンク元のURLであると判定する。
【0225】上記の方法は、実際にはハイパーリンクを
辿ることなく複数のURLを単にその順序でアクセスし
た場合であっても、この複数のURLの示すWebペー
ジ間にハイパーリンクがあり、それを辿っていると判定
する点で誤差の入る余地があるが誤差の影響が小さけれ
ば実用可能である。
【0226】また場合によっては、アクセスログ17に
は、リンクを辿ってアクセスされたか否か判定可能とす
る情報が付加されている場合もある。
【0227】その場合には、リンクを辿ったアクセスの
場合についてのみ上記の処理を施すことにより、より正
確なリンク元の情報を得ることができる。
【0228】また、アクセスログ17においては、その
アクセスがリンクを辿ってなされた場合、そのアクセス
の元となるWebページのURLの情報が各レコードに
記録されていることもある。
【0229】表7に、リンクを辿ったアクセスについて
そのアクセス元を示すURLを含むアクセスログ17の
一例を示す。
【0230】
【表7】
【0231】このようにアクセスログ17がリンク元情
報を含んでいる場合、リンク元情報抽出機能48bは、
ログレコード抽出機能48aから入力したログレコード
をそのままサーチワード抽出機能48cに出力する。
【0232】次に、サーチワード抽出機能48cについ
て詳細に説明する。
【0233】サーチワード抽出機能48cは、リンク元
情報抽出機能48bによって抽出されたログレコードを
入力し、そのログレコードに含まれるURLが検索エン
ジン41の利用したサーチワードを含む場合に、そのサ
ーチワードを抽出する。
【0234】サーチワード抽出機能48cの動作の一例
を以下に説明する。
【0235】サーチワード抽出機能48cには、分析の
対象とする検索エンジン41のURLと、当該検索エン
ジン41で使用されたサーチワードを取り出すためのパ
ターンが記述されたパターンテーブルが登録されてい
る。
【0236】表8に、サーチワード抽出のためのパター
ンテーブルの一例を示す。
【0237】
【表8】
【0238】サーチワード抽出機能48cは、まず、入
力されたURLの中から、この入力されたURLに含ま
れているホスト名がパターンテーブルの「検索エンジン
のURL」の内容と一致するURLを、検索エンジンの
URLとして取り出す。
【0239】表9に、取り出された検索エンジンのUR
Lを示す。
【0240】
【表9】
【0241】次に、サーチワード抽出機能48cは、取
り出されたURLのクエリコンポーネントから、パター
ンテーブルの「パターン」の内容に一致する部分のパラ
メータを取り出す。これにより、取り出されたURLの
うちパターンの内容以下であるパラメータ部がサーチワ
ードとして抽出される。
【0242】表10に、表9のURLから取り出された
パラメータを示す。
【0243】
【表10】
【0244】パラメータは場合によってはエンコードさ
れている。このような場合は、デコードする。
【0245】ここで、デコード方法を、パラメータが
「%83p%83%5C%83R%83%93」という文字列の場合を例とし
て説明する。
【0246】まず、文字列を先頭から順に見て「%」が
あった場合、続く2文字を取り出す。この例では、2文
字目以降の「83」がそれに該当する。
【0247】次に、2文字を16進数とみなし、1バイ
トのデータに変換する。この例では16進数の「83」と
いうデータとなる。以下、「%」がある場合は続く2文
字を取り出しつつ、文字列を16進数のデータに変換し
ていく。
【0248】一方、「%」以外の文字があった場合に
は、その1文字を1バイトのデータとみなす。この例で
は、4文字目の「p」がそれに該当する。
【0249】この場合、「p」はアスキーコードである
16進数の「70」というデータに変換される。
【0250】以上の手順により、文字列が文字コードを
表すデータに変換される。この例では、16進数で「8
3,70,83,5C,83,52,83,93」というデータとなる。このデ
ータを漢字コードとして解釈すると「パソコン」という
文字列が得られる。
【0251】なお、本実施の形態においては、サーチワ
ードを抽出する際に、パターンテーブルを用意し、それ
に基づいてサーチワードを取得する方法を説明したが、
パターンテーブルを用意することなくURL全体から、
日本語の文字列を表す部分をキーワードとして利用し、
サーチワードを抽出するなどの方法を用いてもよい。
【0252】サーチワード集計機能49は、サーチワー
ド抽出機能48cによって抽出されたサーチワードの出
現頻度やその割合を計算し、サーチワード分析データ5
0を作成する。
【0253】表11に、サーチワード分析データ50の
一例を示す。
【0254】
【表11】
【0255】サーチワードの出現頻度の計算方法とし
て、例えばサーチワードをキーとしたハッシュを作成
し、そのキーの出現頻度をカウントする方法がある。
【0256】本実施の形態では、サーチワード集計機能
49で出現頻度を計算しているが、この処理を省略し、
サーチワードのリストのみを出力してもよい。
【0257】このようにして、検索エンジンを用いて関
連ページにアクセスした際に用いられたサーチワードと
その出現頻度を得ることができる。
【0258】このような分析結果を得ることにより、顧
客サイト10の運営者は、検索エンジンを利用して関連
ページを訪れるユーザが用いたサーチワードを知ること
ができ、顧客サイト10の潜在的な顧客が持つニーズを
推測できる。
【0259】例えば、関連ページにアクセスする際に使
用されたサーチワードのリストとして、上記表11のよ
うな結果が得られたとする。
【0260】すると、顧客サイト10の運営者は、自己
のサイトの潜在的な顧客は、パソコンやモバイルのみで
はなく、換気扇に関する知識やコンテンツも求めている
ことを知ることができる。
【0261】なお、本実施の形態において、リンク元情
報抽出機能48bは、ログレコード抽出機能48aの処
理が終わってから処理を開始するとしてもよく、ログレ
コード抽出機能48aによって一つのレコードが抽出さ
れる毎に、リンク元情報を抽出する処理を実行するよう
に動作してもよい。この関係は、リンク元情報抽出機能
48bとサーチワード抽出機能48cの間の動作につい
ても同様である。以下の実施の形態においても同様に変
形可能である。
【0262】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第2の実施の形態に対する変形例について説
明する。
【0263】図18は、本実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0264】本実施の形態に係るWeb分析システム5
1は、記録媒体52に記録されているWeb分析プログ
ラム53を読み出して実行する。
【0265】Web分析プログラム53は、システム5
1に読み込まれ、実行されると、システム51に、関連
ページ抽出機能28、取得機能47a、取得機能47
b、検索キー抽出機能54、サーチワード集計機能49
とを実現させる。また、検索キー抽出機能54は、サー
チワード抽出機能54aを含む第1の機能、ログレコー
ド抽出機能48aとリンク元情報抽出機能48bとを含
む第2の機能、サーチワード抽出機能54bを含む第3
の機能を具備する。
【0266】関連ページ抽出機能28、取得機能47
a、47bの動作は前述と同様である。
【0267】本実施の形態においては、サーチワード抽
出機能54aがログレコード抽出機能48aの前段で動
作し、サーチワード抽出機能54bがリンク元情報抽出
機能48bの後段で動作する。
【0268】サーチワード抽出機能54aは、取得機能
47bからアクセスログ17を入力し、アクセスログ1
7のレコードに含まれているURLが検索エンジンを示
す場合に、サーチワードを取り出し、取り出しの行われ
たアクセスログ17のレコードと取り出されたサーチワ
ードとを関連付けて保持し、出力する。
【0269】表12に、サーチワードの付加されたアク
セスログ17の一例を示す。
【0270】
【表12】
【0271】ログレコード抽出機能48a、リンク元情
報抽出機能48bの動作は前述と同様であるが、出力さ
れるデータ(レコード)にサーチワードが付加されてい
る場合は、そのサーチワードも含めてデータを出力す
る。
【0272】サーチワード抽出機能54bは、リンク元
情報抽出機能48bから入力したアクセスログ17のロ
グレコードの中から、サーチワードが存在すればこれを
取り出し、出力する。
【0273】サーチワード集計機能49の動作は、前述
の場合と同様である。
【0274】このようなWeb分析システム51の動作
により、検索エンジンを用いて関連ページにアクセスし
た際に用いられたサーチワードとその出現頻度を得るこ
とができる。
【0275】なお、本実施の形態において、上記の表7
に示すように、アクセスログ17にリンク元のURLの
情報が付加されている場合がある。
【0276】この場合、サーチワード抽出機能54a
は、リンク元のURLが検索エンジンを示す場合に、サ
ーチワードを取り出し、取り出しの行われたアクセスロ
グ17のレコードと取り出されたサーチワードとを関連
付けて保持し、出力する。
【0277】ログレコード抽出機能48aとリンク元情
報抽出機能48bの動作は前述と同様である。ただし、
出力されるデータにサーチワードが付加されている場合
は、そのサーチワードも含めてデータを出力する。サー
チワード抽出機能54bとサーチワード集計機能49の
動作は前述の場合と同様である。
【0278】この変形例においても検索エンジンを用い
て関連ページにアクセスした際に用いられたサーチワー
ドとその出現頻度を得ることができる。
【0279】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第2又は第3の実施の形態に対する変形例に
ついて説明する。
【0280】図19は、本実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0281】本実施の形態に係るWeb分析システム5
5は、上記第2の実施の形態に係るWeb分析システム
44と同様であるが、関連ページデータ16の代わりに
任意のURLリストデータ56を利用する点が異なる。
【0282】Web分析システム55は、URLリスト
データ56とアクセスログ17とを入力し、リストデー
タに含まれるURLで示されるWebページに検索エン
ジンを用いてアクセスした場合に用いられたサーチワー
ドとその出現頻度を出力する。
【0283】URLリストデータ56は、必ずしも特定
のWebページに対する関連ページの集合とは限らな
い。例えば、URLリストデータ56に特定のWebペ
ージのURLを含めてもよい。
【0284】この場合、特定のWebページが検索エン
ジンからどのようなサーチワードで集客しているかを知
ることができる。
【0285】したがって、あるWebページ又はWeb
サイトの運営者が、競合関係にあるWebページ又はW
ebサイトの現状を知る目的で、競合関係にあるWeb
ページ又はWebサイトのURLをURLリストデータ
56に含め、そのサーチワードを知ることによって、商
業的な対抗戦略の立案を支援することができる。
【0286】なお、本実施の形態においては、第2の実
施の形態に係るWeb分析システム44の変形例を主に
説明したが、第3の実施の形態に係るWeb分析システ
ム51も同様にURLリストデータ56を利用するよう
に変形可能である。
【0287】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第2〜第4の実施の形態に対する変形例につ
いて説明する。
【0288】図20は、本実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0289】Web分析システム57は、上記第4の実
施の形態に係るWeb分析システム55と同様である
が、アクセスログ17の代わりに上記の表1に示すよう
なWebログ11を入力する点が異なる。
【0290】本実施の形態において、例えば、あるWe
bサイトのログをWebログ11とし、このWebサイ
トのうち特定のWebページのURLをURLリストデ
ータに含めたとする。
【0291】すると、あるWebサイトのうちURLリ
ストデータ56に含まれているURLで示される特定の
ページを検索エンジンの検索結果のリンクを辿ってアク
セスした際に、この検索エンジンで使われたサーチワー
ドとその出現頻度を得ることができる。
【0292】これにより、あるWebサイトにおいて、
特定のWebページの集合にのみ着目して、検索に使わ
れたサーチワードを知ることが可能になる。
【0293】以下に、本実施の形態における効果につい
て具体的に説明する。
【0294】従来のWebログの分析手法では、検索エ
ンジンを使ってWebサイトにアクセスした際のサーチ
ワードやその出現頻度は、そのサイト全体に関する形で
求められ、Webページを特定しない集計値としてしか
得ることができなかった。
【0295】例えば、あるWebサイトにスポーツ用品
に関するWebページ群と旅行に関するWebページ群が
あったとする。従来のWebログ分析手法では、このW
ebサイト全体として、「ゴルフ」というサーチワード
の頻度が多いという結果を得ることができるが、「ゴル
フ」というサーチワードで検索した人がスポーツ用品と
旅行のどちらの観点でこのサイトに興味を持ったかまで
は不明なままである。
【0296】しかし、本実施の形態に係るWeb分析シ
ステム57を適用すれば、スポーツ用品に関するWeb
ページ群に対してのみ、検索エンジンを使って訪れた人
のサーチワードの集計を取ることができる。
【0297】同様に、旅行に関するWebページ群に対
してのみ、サーチワードの集計を得ることができる。
【0298】本実施の形態において、例えば、スポーツ
用品に関するWebページ群に対しては、「ゴルフ」と
いうサーチワードは頻度の点で下位に属しており、旅行
に関するWebページ群については、「ゴルフ」という
サーチワードは頻度の点で上位に属しているとする結果
が得られたとする。この場合、旅行という観点で「ゴル
フ」に関する需要が高い点が正確に把握できる。したが
って、このWebサイトの運営者は、スポーツ用品では
なく、旅行に関して「ゴルフ」に関するコンテンツをも
っと充実させるべきであるという意思決定が可能とな
る。
【0299】(第6の実施の形態)上記第2及び第4の
実施の形態において説明した取得機能47a、47b、
ログレコード抽出機能48a、リンク元情報抽出機能4
8b、サーチワード抽出機能48c、サーチワード集計
機能49は、上記第1の実施の形態に係る分析結果取得
機能23bとして利用可能である。
【0300】同様に、上記第3の実施の形態において説
明した取得機能47a、47b、サーチワード抽出機能
54a、54b、ログレコード抽出機能48a、リンク
元情報抽出機能48b、サーチワード抽出機能54b、
サーチワード集計機能49も、上記第1の実施の形態に
係る分析結果取得機能23bとして利用可能である。
【0301】本実施の形態においては、上記図1を参照
しつつ、上記第2〜第4の実施の形態で説明した各種機
能を上記第1の実施の形態に係る分析結果取得機能23
bとして利用する場合について説明する。
【0302】上記第2〜第4の実施の形態で説明した各
種機能を上記第1の実施の形態に係る分析結果取得機能
23bとして利用する場合、分析結果取得機能23aに
は以下の動作を行わせる。
【0303】まず、分析結果取得機能23aは、顧客サ
イト10のWebログ11に含まれているレファラ情報
のうち、検索エンジンの検索結果を示すURLを抽出す
る。
【0304】表13に、顧客サイト10のWebログ1
1に含まれているレファラ情報のうち、検索エンジンの
検索結果ページのURLを抽出した結果を示す。
【0305】
【表13】
【0306】この抽出結果に基づいて、分析結果取得機
能23aは、サーチワード抽出機能48c及びサーチワ
ード集計機能49と同様の機能を実現し、サーチワード
とその出現頻度とを含むサーチワード分析データを取得
する。
【0307】このように、本実施の形態において、分析
結果取得機能23aは、顧客のWebログ11にレファ
ラ情報が含まれている場合に、Webログ11に含まれ
ているレファラ情報からサーチワードを抽出する。
【0308】比較機能24は、分析結果取得機能23a
によって取得されたサーチワード分析データと分析結果
取得機能23bによって取得されたサーチワード分析デ
ータ50とを比較した比較データを作成する。
【0309】表14に、比較データの一例を示す。
【0310】
【表14】
【0311】顧客サイト10をアクセスする場合に指定
されたサーチワードの頻度と関連ページにアクセスした
場合に指定されたサーチワードの頻度とを比較すること
により、検索エンジンを使用する際にどのようなサーチ
ワードが使われたかを比較できる。
【0312】この表14では、顧客サイト10に対する
分析結果と関連ページ群に対する分析結果を、同一のサ
ーチワードが同じ行となるように配置している。これに
より、顧客サイト10と関連ページ群との間で、同一の
キーワードでの検索の頻度を容易に比較できる。
【0313】以下に、本実施の形態によってWebペー
ジにアクセスする際に使用されたサーチワードの比較の
効果を示す。
【0314】例えば、顧客サイト10は電気機器販売店
のWebサイトであり、関連ページ群は電機業界一般の
Webページの集合であるとする。
【0315】顧客サイト10は、関連ページ群と比較し
て「携帯電話」というサーチワードでの集客がない。こ
れは、携帯電話に関心のあるユーザ全体のニーズに対し
て自己のコンテンツが乖離していることを示唆してい
る。
【0316】このような場合、顧客サイト10の運営者
は、携帯電話に関するコンテンツを用意し、かつ「携帯
電話」という言葉をWebページに含める。これによ
り、検索エンジンから「携帯電話」というサーチワード
でも自サイトが検索されるようにすることができる。
【0317】また、顧客サイト10の運営者は、「デジ
タルカメラ」というサーチワードでは集客があるが、
「デジタルカメラ」の略称である「デジカメ」というサ
ーチワードでの集客がないことが分かる。
【0318】この状況から、顧客サイト10の運営者
は、せっかくデジタルカメラに関するコンテンツを用意
していたにもかかわらず、「デジカメ」という略称をW
ebページに載せていないために、「デジカメ」という
サーチワードで検索している消費者を集客することに失
敗しているチャンスロスの状態であると分析できる。
【0319】したがって、顧客サイト10の運営者は、
「デジカメ」という言葉も自己のWebページに掲載す
ることによって、このチャンスロスを防ぐことが可能に
なる。
【0320】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
調査対象のWebページグループの分析データと調査対
象に関連するWebページグループの分析データとが比
較される。
【0321】したがって、調査対象のWebページグル
ープについて相対的かつ客観的に分析し、評価すること
ができ、統計的分析の精度を高めることができ、調査対
象のWebページグループの特徴を一層明確に抽出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るWeb分析シ
ステムの構成の一例を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るWeb分析システムによる
Web分析動作の一例を示すフローチャート。
【図3】同実施の形態に係るWeb分析システムの具体
的適用例を示すブロック図。
【図4】同実施の形態に係るWeb分析システムによる
データ蓄積状態を示すブロック図。
【図5】同実施の形態に係るWeb分析システムによる
顧客サイトのデータに基づく分析データ生成状態を示す
ブロック図。
【図6】調査対象のWebページをアクセスしたユーザ
の年齢分布を示す図。
【図7】同実施の形態に係るWeb分析システムによる
比較データ生成状態を示すブロック図。
【図8】同実施の形態に係るWeb分析システムの比較
機能による比較動作の一例を示すフローチャート。
【図9】同実施の形態に係る比較データの表示例を示す
図。
【図10】同実施の形態に係るWeb分析システムによ
るクエリ生成状態を示すブロック図。
【図11】有意な差のある項目に関する比較データの表
示例を示す図。
【図12】同実施の形態に係るWeb分析システムによ
る項目の推薦状態を示すブロック図。
【図13】同実施の形態に係るWeb分析システムの推
薦機能による推薦動作の一例を示すフローチャート。
【図14】同実施の形態に係るWeb分析システムの他
の適用例を示すブロック図。
【図15】アクセス経路の比較結果の一例を示す図。
【図16】本発明の第2の実施の形態の適用される状態
の一例を示すブロック図。
【図17】同実施の形態に係るWeb分析システムの構
成の一例を示すブロック図。
【図18】本発明の第3の実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図。
【図19】本発明の第4の実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図。
【図20】本発明の第5の実施の形態に係るWeb分析
システムの構成の一例を示すブロック図。
【図21】Webサイト横断的分析を説明する図。
【符号の説明】
1…調査事業者 4…顧客 9…第1のデータベース 10…顧客サイト 11…Webログ 12…プロファイルデータ 13…アンケートデータ 14…第2のデータベース 15…調査事業者サイト 16…関連ページデータ 17…アクセスログ 18…プロファイルデータ 19…アンケートデータ 20、44、51、55、57…Web分析システム 21、45、52…記録媒体 22、46、53…Web分析プログラム 23a、23b…分析結果取得機能 24…比較機能 25…推薦機能 26…クエリ生成機能 27…報告機能 28…関連ページ抽出機能 40…ブラウザ 41…検索エンジン 47a、47b…取得機能 48、54…検索キー抽出機能 48a…ログレコード抽出機能 48b…リンク元情報抽出機能 48c、54a、54b…サーチワード抽出機能 49…サーチワード集計機能 50…サーチワード分析データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 敏行 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5B056 BB61 BB66 HH01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに、 少なくとも一つのWebページを含む調査対象のWeb
    ページグループに関するデータに基づいて前記調査対象
    のWebページグループを特徴分析した結果を示す分析
    データを取得する第1の分析結果取得機能と、 少なくとも一つのWebページを含み前記調査対象に関
    連する比較対象のWebページグループに関するデータ
    に基づいて前記比較対象のWebページグループを特徴
    分析した結果を示す分析データを取得する第2の分析結
    果取得機能と、 前記調査対象のWebページグループの分析データと前
    記比較対象のWebページグループの分析データとを比
    較した結果を示す比較データを生成する比較機能と、 前記比較データを出力する報告機能とを実現させるため
    のWeb分析プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記第1の分析結果取得機能は、前記調査対象のWeb
    ページグループのアクセスログに基づいて前記調査対象
    のWebページグループを特徴分析した結果を示す分析
    データを取得し、 前記第2の分析結果取得機能は、前記比較対象のWeb
    ページグループのアクセスログに基づいて前記比較対象
    のWebページグループを特徴分析した結果を示す分析
    データを取得することを特徴とするWeb分析プログラ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記第1の分析結果取得機能は、前記調査対象のWeb
    ページグループをアクセスしたユーザの属性データに基
    づいて前記調査対象のWebページグループを特徴分析
    した結果を示す分析データを取得し、 前記第2の分析結果取得機能は、前記比較対象のWeb
    ページグループをアクセスした調査協力者の属性データ
    に基づいて前記比較対象のWebページグループを特徴
    分析した結果を示す分析データを取得することを特徴と
    するWeb分析プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のうちいずれか1
    項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記比較機能は、前記調査対象のWebページグループ
    の分析データと前記比較対象のWebページグループの
    分析データとの間に所定レベルの差が生じた項目を抽出
    し、 コンピュータに、前記所定レベルの差が生じた項目に関
    する前記調査対象のWebページグループの特徴分析と
    前記比較対象のWebページグループの特徴分析とを依
    頼する依頼生成機能を実現させ、 前記第1の分析結果取得機能は、前記依頼で指示された
    項目に関する前記調査対象のWebページグループの分
    析データを取得し、 前記第2の分析結果取得機能は、前記依頼で指示された
    項目に関する前記比較対象のWebページグループの分
    析データを取得することを特徴とするWeb分析プログ
    ラム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記第1の分析結果取得機能は、前記調査対象のWeb
    ページグループをアクセスしたユーザの識別情報と前記
    ユーザによってアクセスされた前記調査対象のWebペ
    ージグループの識別情報とを含むアクセスログと前記ユ
    ーザの属性データとに基づいて前記調査対象のWebペ
    ージグループを特徴分析した結果を示す分析データを取
    得し、 前記第2の分析結果取得機能は、前記比較対象のWeb
    ページグループをアクセスした調査協力者の識別情報と
    前記調査協力者によってアクセスされた前記比較対象の
    Webページグループの識別情報とを含むアクセスログ
    と前記調査協力者の属性データとに基づいて前記比較対
    象のWebページグループを特徴分析した結果を示す分
    析データを取得することを特徴とするWeb分析プログ
    ラム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記比較機能は、前記調査対象のWebページグループ
    の分析データと前記比較対象のWebページグループの
    分析データとの間に所定レベルの差が生じた項目を抽出
    し、 コンピュータに、前記所定レベルの差が生じた項目に関
    する前記調査対象のWebページグループの特徴分析と
    前記比較対象のWebページグループの特徴分析とを依
    頼する依頼生成機能を実現させ、 前記第1の分析結果取得機能は、前記依頼で指示された
    項目に関する前記調査対象のWebページグループの分
    析データを取得し、 前記第2の分析結果取得機能は、前記依頼で指示された
    項目に関する前記比較対象のWebページグループの分
    析データを取得することを特徴とするWeb分析プログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記第2の分析結果取得機能は、前記比較対象のWeb
    ページグループのアクセスログと前記調査協力者の属性
    データとに基づいて前記調査協力者全員を特徴分析した
    結果を示す分析データと前記比較対象のWebページグ
    ループをアクセスした調査協力者を特徴分析した結果を
    示す分析データとを取得し、 コンピュータに、前記調査協力者全員の分析データと前
    記比較対象のWebページグループをアクセスした調査
    協力者の分析データとの間に所定レベルの差が生じた項
    目を抽出する推薦機能を実現させ、 前記依頼生成機能は、前記推薦機能によって抽出された
    項目に関する特徴分析を優先して依頼することを特徴と
    するWeb分析プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のWeb分析プログラムに
    おいて、 前記第2の分析結果取得機能は、前記比較対象のWeb
    ページグループのアクセスログと前記調査協力者の属性
    データとに基づいて複数の比較対象のWebページグル
    ープを特徴分析した結果を示す複数の分析データを取得
    し、 コンピュータに、前記複数の分析データの間に所定レベ
    ルの差が生じた項目を抽出する推薦機能を実現させ、 前記依頼生成機能は、前記推薦機能によって抽出された
    項目に関する特徴分析を優先して依頼することを特徴と
    するWeb分析プログラム。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至請求項8のうちいずれか1
    項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記調査対象のWebページグループの特徴分析は、前
    記ユーザによる前記調査対象のWebページグループの
    アクセス傾向分析であり、 前記比較対象のWebページグループの特徴分析は、前
    記調査協力者による前記比較対象のWebページグルー
    プのアクセス傾向分析であることを特徴とするWeb分
    析プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のうちいずれか
    1項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記比較対象のWebページグループは、前記調査対象
    のWebページグループと対比される所定の関係を持つ
    Webページグループであることを特徴とするWeb分
    析プログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報を取得する第1の取得機
    能と、 検索エンジンによる検索結果を利用してアクセスされた
    Webページの識別情報と前記検索結果を得るために指
    定された検索キーとを含むアクセスログを取得する第2
    の取得機能と、 前記調査対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページの識別情報と前記アクセスログとに基づいて、前
    記調査対象のWebページグループに含まれるWebペ
    ージをアクセスするために指定された検索キーを抽出す
    る検索キー抽出機能とを実現させるためのWeb分析プ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のWeb分析プログラ
    ムにおいて、 前記アクセスログは、前記検索エンジンによる検索結果
    を含むWebページの識別情報と前記検索結果を得るた
    めに指定された検索キーとを関連付けており、 前記検索キー抽出機能は、前記アクセスログに基づい
    て、前記調査対象のWebページグループに含まれるW
    ebページがアクセスされる前にアクセスされたWeb
    ページの識別情報を抽出する第1の機能と、前記第1の
    機能によって抽出された識別情報の示すWebページが
    前記検索エンジンによる検索結果を含む場合に、前記ア
    クセスログに基づいて、前記検索結果を得るために指定
    された検索キーを抽出する第2の機能とを具備すること
    を特徴とするWeb分析プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のWeb分析プログラ
    ムにおいて、 前記アクセスログは、Webページがリンクを辿ってア
    クセスされた場合におけるリンク先のWebページの識
    別情報とリンク元のWebページの識別情報とを関連付
    けるとともに、前記検索エンジンによる検索結果を含む
    Webページの識別情報と前記検索結果を得るために指
    定された検索キーとを関連付けており、 前記検索キー抽出機能は、前記アクセスログに基づい
    て、前記調査対象のWebページグループに含まれるW
    ebページがリンクを辿ってアクセスされている場合に
    おけるリンク元のWebページの識別情報を抽出する第
    1の機能と、前記第1の機能によって抽出された識別情
    報の示すWebページが前記検索エンジンによる検索結
    果を含む場合に、前記第1の機能によって抽出された識
    別情報に関連付けされている検索キーを抽出する第2の
    機能とを具備することを特徴とするWeb分析プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のWeb分析プログラ
    ムにおいて、 前記アクセスログは、Webページがリンクを辿ってア
    クセスされた場合におけるリンク先のWebページの識
    別情報とリンク元のWebページの識別情報とを関連付
    けるとともに、前記検索エンジンによる検索結果を含む
    Webページの識別情報と前記検索結果を得るために指
    定された検索キーとが組み合わされている情報を含み、 前記検索キー抽出機能は、前記アクセスログから前記検
    索結果を得るために指定された検索キーを抽出し、この
    抽出した検索キーを前記検索エンジンによる検索結果を
    含むWebページの識別情報に関連付けた情報を生成す
    る第1の機能と、前記第1の機能によって生成された情
    報に基づいて、前記調査対象のWebページグループに
    含まれるWebページがリンクを辿ってアクセスされて
    いる場合におけるリンク元のWebページの識別情報を
    抽出する第2の機能と、前記第2の機能によって抽出さ
    れた識別情報の示すWebページが前記検索エンジンに
    よる検索結果を含む場合に、前記第2の機能によって抽
    出された識別情報に関連付けされている検索キーを抽出
    する第3の機能とを具備することを特徴とするWeb分
    析プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至請求項14のうちいず
    れか1項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記調査対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページグループの識別情報に代えて、前記調査対象のW
    ebページグループに関連する比較対象のWebページ
    グループに含まれる少なくとも一つのWebページの識
    別情報を取得し、前記比較対象のWebページグループ
    に含まれるWebページをアクセスするために指定され
    た検索キーを抽出することを特徴とするWeb分析プロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至請求項15のうちいず
    れか1項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記第2の取得機能は、複数のWebサーバに対するア
    クセスの記録であるアクセスログを取得することを特徴
    とするWeb分析プログラム。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至請求項15のうちいず
    れか1項に記載のWeb分析プログラムにおいて、 前記第2の取得機能は、あるWebサイトに対するアク
    セスの記録であるアクセスログを取得することを特徴と
    するWeb分析プログラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報と、検索エンジンによる
    検索結果を利用してアクセスされたWebページの識別
    情報と前記検索結果を得るために指定された検索キーと
    を含むアクセスログとに基づいて、前記調査対象のWe
    bページグループに含まれるWebページをアクセスす
    るために指定された検索キーを取得する第1の分析結果
    取得機能と、 前記調査対象のWebページグループに関連する比較対
    象のWebページグループに含まれる少なくとも一つの
    Webページの識別情報と、前記アクセスログとに基づ
    いて、前記比較対象のWebページグループに含まれる
    Webページをアクセスするために指定された検索キー
    を取得する第2の分析結果取得機能と、前記第1の分析
    結果取得機能による検索キーの取得結果と前記第2の分
    析結果取得機能による検索キーの取得結果とを比較した
    結果を示す比較データを生成する比較機能と、 前記比較データを出力する報告機能とを実現させるため
    のWeb分析プログラム。
  19. 【請求項19】 少なくとも一つのWebページを含む
    Webページグループの分析結果を出力するWeb分析
    システムであって、 調査対象のWebページグループに関するデータに基づ
    いて前記調査対象のWebページグループを特徴分析し
    た結果を示す分析データを取得する第1の分析結果取得
    手段と、 前記調査対象に関連する比較対象のWebページグルー
    プに関するデータに基づいて前記比較対象のWebペー
    ジグループを特徴分析した結果を示す分析データを取得
    する第2の分析結果取得手段と、 前記調査対象のWebページグループの分析データと前
    記比較対象のWebページグループの分析データとを比
    較した結果を示す比較データを生成する比較手段と、 前記比較データを出力する報告手段とを具備することを
    特徴とするWeb分析システム
  20. 【請求項20】 少なくとも一つのWebページを含む
    Webページグループの分析結果を出力するWeb分析
    システムであって、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報を取得する第1の取得手
    段と、 検索エンジンによる検索結果を利用してアクセスされた
    Webページの識別情報と前記検索結果を得るために指
    定された検索キーとを含むアクセスログを取得する第2
    の取得手段と、 前記調査対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページの識別情報と前記アクセスログとに基づいて、前
    記調査対象のWebページグループに含まれるWebペ
    ージをアクセスするために指定された検索キーを抽出す
    る検索キー抽出手段とを具備することを特徴とするWe
    b分析システム。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つのWebページを含む
    Webページグループの分析結果を出力するWeb分析
    システムであって、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報と、検索エンジンによる
    検索結果を利用してアクセスされたWebページの識別
    情報と前記検索結果を得るために指定された検索キーと
    を含むアクセスログとに基づいて、前記調査対象のWe
    bページグループに含まれるWebページをアクセスす
    るために指定された検索キーを取得する第1の分析結果
    取得手段と、 前記調査対象のWebページグループに関連する比較対
    象のWebページグループに含まれる少なくとも一つの
    Webページの識別情報と、前記アクセスログとに基づ
    いて、前記比較対象のWebページグループに含まれる
    Webページをアクセスするために指定された検索キー
    を取得する第2の分析結果取得手段と、前記第1の分析
    結果取得手段における検索キーの取得結果と前記第2の
    分析結果取得手段における検索キーの取得結果とを比較
    した結果を示す比較データを生成する比較手段と、 前記比較データを出力する報告手段とを具備することを
    特徴とするWeb分析システム。
  22. 【請求項22】 コンピュータにより、少なくとも一つ
    のWebページを含むWebページグループの分析結果
    を出力するWeb分析データ出力方法において、 調査対象のWebページグループに関するデータに基づ
    いて前記調査対象のWebページグループを特徴分析し
    た結果を示す分析データと、前記調査対象に関連する比
    較対象のWebページグループに関するデータに基づい
    て前記比較対象のWebページグループを特徴分析した
    結果を示す分析データとを取得し、 前記調査対象のWebページグループの分析データと前
    記比較対象のWebページグループの分析データとを比
    較した結果を示す比較データを生成し、 前記比較データを出力することを特徴とするWeb分析
    データ出力方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータにより、少なくとも一つ
    のWebページを含むWebページグループの分析結果
    を出力するWeb分析データ出力方法において、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報を取得するとともに、検
    索エンジンによる検索結果を利用してアクセスされたW
    ebページの識別情報と前記検索結果を得るために指定
    された検索キーとを含むアクセスログを取得し、 前記調査対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページの識別情報と前記アクセスログとに基づいて、前
    記調査対象のWebページグループに含まれるWebペ
    ージをアクセスするために指定された検索キーを出力す
    ることを特徴とするWeb分析データ出力方法。
  24. 【請求項24】 コンピュータにより、少なくとも一つ
    のWebページを含むWebページグループの分析結果
    を出力するWeb分析データ出力方法において、 調査対象のWebページグループに含まれる少なくとも
    一つのWebページの識別情報と、検索エンジンによる
    検索結果を利用してアクセスされたWebページの識別
    情報と前記検索結果を得るために指定された検索キーと
    を含むアクセスログとに基づいて、前記調査対象のWe
    bページグループに含まれるWebページをアクセスす
    るために指定された検索キーを取得するとともに、前記
    調査対象のWebページグループに関連する比較対象の
    Webページグループに含まれる少なくとも一つのWe
    bページの識別情報と前記アクセスログとに基づいて、
    前記比較対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページをアクセスするために指定された検索キーを取得
    し、 前記調査対象のWebページグループに含まれるWeb
    ページをアクセスするために指定された検索キーと、前
    記比較対象のWebページグループに含まれるWebペ
    ージをアクセスするために指定された検索キーとを比較
    した結果を示す比較データを生成し、 前記比較データを出力することを特徴とするWeb分析
    データ出力方法。
JP2002137971A 2002-03-19 2002-05-14 Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法 Pending JP2003345940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137971A JP2003345940A (ja) 2002-03-19 2002-05-14 Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075341 2002-03-19
JP2002-75341 2002-03-19
JP2002137971A JP2003345940A (ja) 2002-03-19 2002-05-14 Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003345940A true JP2003345940A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29781825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002137971A Pending JP2003345940A (ja) 2002-03-19 2002-05-14 Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003345940A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6042018B1 (ja) * 2016-06-29 2016-12-14 ランサーズ株式会社 情報生成装置、方法およびプログラム
JP2019008803A (ja) * 2010-09-22 2019-01-17 ザ ニールセン カンパニー (ユー エス) エルエルシー 分散された人口統計情報を使用してインプレッションを特定する方法及び装置
JP2019162323A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2021064169A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 ヤフー株式会社 情報提供システム、情報提供方法、およびプログラム
US11968413B2 (en) 2013-10-10 2024-04-23 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to measure exposure to streaming media
US12010191B2 (en) 2012-06-11 2024-06-11 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to share online media impressions data
US12015681B2 (en) 2010-12-20 2024-06-18 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine media impressions using distributed demographic information

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019008803A (ja) * 2010-09-22 2019-01-17 ザ ニールセン カンパニー (ユー エス) エルエルシー 分散された人口統計情報を使用してインプレッションを特定する方法及び装置
US11068944B2 (en) 2010-09-22 2021-07-20 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine impressions using distributed demographic information
US11580576B2 (en) 2010-09-22 2023-02-14 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine impressions using distributed demographic information
US12015681B2 (en) 2010-12-20 2024-06-18 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine media impressions using distributed demographic information
US12010191B2 (en) 2012-06-11 2024-06-11 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to share online media impressions data
US11968413B2 (en) 2013-10-10 2024-04-23 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to measure exposure to streaming media
JP6042018B1 (ja) * 2016-06-29 2016-12-14 ランサーズ株式会社 情報生成装置、方法およびプログラム
JP2019162323A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP6993914B2 (ja) 2018-03-20 2022-01-14 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2021064169A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 ヤフー株式会社 情報提供システム、情報提供方法、およびプログラム
JP7008676B2 (ja) 2019-10-15 2022-01-25 ヤフー株式会社 情報提供システム、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Eirinaki et al. Web mining for web personalization
US11843651B2 (en) Personalized recommendation method and system, and terminal device
US8356097B2 (en) Computer program product and method for estimating internet traffic
US8954580B2 (en) Hybrid internet traffic measurement using site-centric and panel data
US6934687B1 (en) Computer architecture and method for supporting and analyzing electronic commerce over the world wide web for commerce service providers and/or internet service providers
Sisodia et al. Web usage pattern analysis through web logs: A review
US8788321B2 (en) Marketing method and system using domain knowledge
US20080183664A1 (en) Presenting web site analytics associated with search results
US20080189254A1 (en) Presenting web site analytics
US20090132367A1 (en) Electronic advertisement system
WO2008045899A1 (en) Audience commonality and measurement
CN103339597A (zh) 转换搜索引擎查询
JP2004504649A (ja) ワールドワイドウェブのディジタルコンテントの普及を見積もるシステム及び方法
Aldekhail Application and significance of web usage mining in the 21st century: a literature review
WO2013112312A2 (en) Hybrid internet traffic measurement usint site-centric and panel data
JP2008097259A (ja) アクセス解析を利用した営業支援システム及び営業支援方法
JP2003345940A (ja) Web分析プログラム及びシステム並びにWeb分析データ出力方法
JP2004078689A (ja) 検索システム及び検索プログラム並びに検索方法
JP3525885B2 (ja) 多角的検索サービス方法およびそのプログラムを記録した記録媒体
JPH10307845A (ja) 閲覧支援装置およびその方法
Katkar et al. Use of log data for predictive analytics through data mining
Bakariya et al. Pattern mining approach for social network services
Fang et al. Measuring law library catalog web site usability: A web analytic approach
JP2002063303A (ja) 格付情報を利用したオンライン・マーケティング・システム
KR20020014376A (ko) 전자 상거래 분석 방법 및 그 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408