JP2003345892A - 廃棄物の数値的管理方法 - Google Patents

廃棄物の数値的管理方法

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JP2003345892A
JP2003345892A JP2002153295A JP2002153295A JP2003345892A JP 2003345892 A JP2003345892 A JP 2003345892A JP 2002153295 A JP2002153295 A JP 2002153295A JP 2002153295 A JP2002153295 A JP 2002153295A JP 2003345892 A JP2003345892 A JP 2003345892A
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伸二 藤村
Yuichiro Sumi
祐一郎 角
Naoyuki Kawamata
直之 川真田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄物削減及び環境会計に必要な数値データを
作成し有用な情報として提供するとともに、マニフェス
ト管理を併せ行うことにより、環境課題を改善し、企業
収益の向上に寄与する。 【解決手段】廃棄物の運搬及び処分を他人に委託する複
数の排出事業所が集まって管理センタを設立し、廃棄物
のデータ管理を委託して共同的に運用するために、廃棄
物に関する物量及びコスト情報をデータベースとして体
系的に格納でき、かつ、サーバ機能を含むコンピュータ
システムを設置する。該データベースを用いて、各排出
事業所ごとに、それぞれの被処理廃棄物の処理の完了確
認及び廃棄物情報の集計並びに解析を行うとともに、過
去の廃棄物情報、経営目標値及び全排出事業所集計との
対比を含む統計処理を行うことにより、廃棄物削減及び
環境会計に必要な数値データを取得し、かつ、廃棄物に
関する物量を用いてマニフェスト管理を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物の運搬及び
処分を他人に委託する複数の排出事業所が集まって管理
センタを設立し、廃棄物のデータ管理を委託して共同的
に運用するために、廃棄物に関する物量及びコスト情報
をデータベースとして体系的に格納でき、かつ、サーバ
機能を含むコンピュータシステムを設置し、廃棄物削減
及び環境会計に必要な経営情報を取得可能でマニフェス
ト管理を効率的に運用可能な各種の数値データを生成す
るようにした廃棄物の数値的管理方法に関する。ここ
で、排出事業所(者)は、廃棄物の運搬及び処分を他人
に委託する事業所(者)であって、廃棄物処理法に規定
されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、わが国は、循環型社会の構築
を目指して環境に関する法律体系を整備してきた。
【0003】環境関連の法律のなかで、廃棄物について
は、排出の抑制と適正な処理によって生活環境の保全を
図ることを目的として、「廃棄物の処理及び清掃に関す
る法律(略称:廃棄物処理法)」が制定されている。
【0004】廃棄物については、最近は排出の抑制が最
も重要な課題となっており、ゼロエミッションなどのス
ローガンをかかげて廃棄物の削減に積極的に取り組む企
業が出始めた。しかし、廃棄物の削減について、これま
で経営として取り組む手法がなく、ゼロエミッションを
掲げる企業でも廃棄物の削減は作業現場の細かい注意あ
るいは工夫に任されているのが現状である。
【0005】廃棄物の適正な処理については、「廃棄物
処理法」できびしい規定が設けられている。特に、廃棄
物の全排出量の90%を占める産業廃棄物については、そ
の排出・処分について厳しい管理が要求されており、排
出事業者に対して処理状況を産業廃棄物管理表(以下、
マニフェスト。)によって確認することが義務づけられ
ている。図4に紙媒体(紙マニフェストに同じ。)、及
び図5に電子媒体(電子マニフェストに同じ。)による
現行のマニフェストの運用形態を示す。
【0006】一方、環境保全について、費用対効果を改
善する経営姿勢が最近は重要視されつつある。特に、廃
棄物処理の費用に関しては、固定費として扱う企業も多
く、コストの細目を把握できていない企業が多い。
【0007】こうしたなかで、環境省は1999年に
「環境保全コストの把握及び公表に関するガイドライ
ン」、2000年に「環境会計システムの確立に向け
て」を策定して、企業に対して環境コストの管理とその
情報公開を促している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】企業が現在抱える環境
問題としてもっとも重要な課題は廃棄物排出の抑制であ
り、換言すれば廃棄物の削減である。
【0009】廃棄物の削減には経営としての取り組みが
不可欠であり、発明者らの調査及び実験によると、廃棄
物に関するコスト管理をきびしく行うことが重要であ
る。しかしながら、環境コストのなかでも、廃棄物の排
出・処分については、固定費として一括計上するなど、
合理的なコスト管理を行っていない企業が多いというの
が現状である。
【0010】ここでの問題は、廃棄物の削減について経
営的な情報をつくりだしていないという点にある。すな
わち、廃棄物の物量、処理費用の削減のための数値的評
価、さらに環境会計の計算に役立つ数値的な情報(本発
明に関し数値データ)を取り扱うような管理手法がない
ということである。
【0011】廃棄物の適正な処理を行うために、廃棄物
処理法でマニフェストによる管理を厳しく行うことが義
務づけられているが、排出事業所(者)、収集運搬事業
者及び処理事業者が同じような歩調で管理手法を向上す
るまでに至ってない。すなわち、現行の紙マニフェスト
(図4)から電子マニフェスト(図5)に移行しようと
する場合には、コンピュータ(パソコン)操作ひとつを
とってみても、これら事業者間の水準を合わせることは
容易でない。そこで、排出事業所(者)側はその責任と
して収集運搬事業者及び処理事業者がそれぞれの管理を
きびしく実施でき、かつ管理手法を向上させることがで
きるように協力していく必要がある。また、情報伝達に
携帯電話等を使用する方法を導入することも必要とな
る。
【0012】発明者らは、このような事情に鑑みて、廃
棄物の削減のために、第一に廃棄物に関する物量および
コストの数値データを集め、過去の実績、経営目標値等
との比較を含むコスト解析をきびしく行う方法、第二に
複数の企業又は事業所が集まって管理センタを設立し、
全事業所の集計との対比を行うことによって、それぞれ
の企業又は事業所が廃棄物削減の方策を生み出すことを
可能にする方法、の二方法を組み合わせることを考案し
た。
【0013】さらに、廃棄物削減のための方法に限るこ
となく、廃棄物の適正な処理に係る管理方法とも組み合
わせて、管理の精度を高めるとともに管理コストの低減
を図る方法とした。
【0014】本発明は以上の考案をもとになされたもの
であり、廃棄物の運搬及び処分を他人に委託する複数の
排出事業所が集まって管理センタを設立し、廃棄物に関
する物量及びコスト情報をデータベースとして体系的に
格納でき、かつサーバ機能を含むコンピュータシステム
を設置し、廃棄物削減及び環境会計に必要な経営情報を
取得可能でマニフェスト管理を効率的に運用可能な各種
の数値データを生成するようにした廃棄物の数値的管理
方法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、廃棄物の数値的管理方法であって、廃棄物の運
搬及び処分を他人に委託する複数の排出事業所が集まっ
て管理センタを設立し、廃棄物のデータ管理を委託して
共同的に運用するために、廃棄物に関する物量及びコス
ト情報をデータベースとして体系的に格納でき、かつ、
サーバ機能を含むコンピュータシステムを設置し、排出
事業所ごとに廃棄物に関する固定費、過去の処理実績、
経営目標値及び廃棄物排出ごとの被処理廃棄物に関する
物量、変動費その他の排出情報をデータ入力し、同時に
被処理廃棄物に関してマニフェストとして必要な情報を
国の指定機関へ送信するとともに、その後該指定機関か
ら排出事業所あてに通知される被処理廃棄物のマニフェ
スト情報をデータ入力し、これら入力データが格納され
たデータベースを用いて、各排出事業所ごとに、それぞ
れの被処理廃棄物の処理の完了確認及びその廃棄物情報
の集計を行なうとともに、過去の廃棄物情報及び全排出
事業所集計との対比を含む統計処理を行なうことによ
り、廃棄物削減及び環境会計に必要な経営情報を取得可
能でマニフェスト管理を効率的に運用可能な各種の数値
データを生成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して以下説明する。
【0017】本発明の実施形態は、図1のシステム構成
概要図、図2の排出事業所ごとの物流(廃棄物)と情報
伝達の流れを表す処理ブロック図に示すように、まず、
廃棄物の運搬及び処分を他人に委託する複数の排出事業
所が集まって管理センタを設立し、廃棄物のデータ管理
を委託して共同的に運用するために、廃棄物に関する物
量及びコスト情報をデータベースとして体系的に格納で
き、かつ、サーバ機能を含むコンピュータシステムを設
置するものである。
【0018】管理センタの役割は、廃棄物削減及び環境
会計に必要な経営情報を取得可能でマニフェスト管理を
効率的に運用可能な各種の数値データを生成し、企業経
営を支援するところにあり、廃棄物処理に関する情報
(廃棄物情報に同じ。)を集約して数値的に把握し、各
排出事業所ごとにマニフェスト管理と事業所間の比較を
含む目標管理に係る有用情報(ツール)を提供する。言
わば、廃棄物削減を推進するためのデータ管理基地とし
て存する。
【0019】管理センタの機能は以下のとおりである。 (1)排出事業所ごとに廃棄物に関する固定費、過去の
処理実績及び経営目標値、生産量等を入力する第1の入
力処理。 (2)排出事業所から排出ごとに報告される被処理廃棄
物に関する物量、変動費その他の排出情報を入力する第
2の入力処理。 (3)第2の入力処理と同時に被処理廃棄物のマニフェ
ストとして必要な情報を国の指定機関へ送信する送信報
告処理。 (4)該指定機関から排出事業所あてに通知される被処
理廃棄物に関するマニフェスト情報をデータ入力し、被
処理廃棄物の処理の完了確認を行う第3の入力処理。 (5)データが体系的に格納されたデータベースを用い
て廃棄物情報の集計を行う処理。 (6)過去の廃棄物情報、経営目標値及び全排出事業所
集計との対比を含む統計処理。 (7)個々の排出事業所に対する廃棄物削減に有用な数
値データの提供。 (8)個々の排出事業所に対する環境会計に必要な数値
データの提供。
【0020】管理センタから提供される廃棄物削減に有
用な数値データには、廃棄物の種類ごと、月別の廃棄物
の処理量、処理費用及び単価、これらの数値と過去の数
値(実績)、経営目標値それぞれとの比較データ、全排
出事業所集計との対比等を含む。
【0021】管理センタを設立した複数の事業所が、同
一企業もしくは組合又は類似の組織に所属する場合に
は、廃棄物削減に有用な数値データ及び環境会計に必要
な数値データを本社、組合等の上部管理部門に送信する
方法がとられる。(図1、図2に示す(本社又は組合
等)を指す。)
【0022】当然のことながら、事業所(者)の個別デ
ータ(情報)が参加事業所間を自由に流通するわけでは
なく、開示を望まない情報は機密保持可能な措置が講じ
られることになる。
【0023】管理センタが行う各排出事業所ごとのマニ
フェスト管理に必要な作業には、次のような処理が含ま
れる。 (1)廃棄物排出ごとに、被処理廃棄物に関してマニフ
ェストとして必要な情報を国の指定機関へ送信する報告
処理。 (2)該指定機関から排出事業所あてに通知される被処
理廃棄物に関するマニフェスト情報を入力し、処理の完
了確認を行う処理。 (3)入力データが格納されたデータベースを用いて、
各排出事業者ごとにマニフェスト管理に必要な集計を行
う処理。
【0024】また、収集運搬事業者、中間処理事業者又
は最終処分事業者の依頼に基づき、これらの事業者が国
の指定機関に報告すべきマニフェスト情報についても、
管理センタのコンピュータシステムを介して送信報告が
可能なようにしている。
【0025】さらにまた、マニフェストが紙媒体により
運用される場合に、管理センタが上記処理手順のほかに
図3に示す以下の処理を包含するものである。
【0026】(a)排出事業所向けに必要事項を記入し
たマニフェストを作成して排出事業所あてに発行して送
付するマニフェスト発行処理。
【0027】(b)排出事業所が法律に基づき廃棄物の
排出ごとに物量データその他の排出情報を記入し、法定
の収集運搬事業者に交付した後、該法定の収集運搬事業
者又は処理を委託した中間処理事業者から、転々流通し
た後流の各事業者のそれぞれの役務の完了報告となるマ
ニフェストの写しを受領回収した際に、前記管理センタ
に結果を報告するか、もしくはマニフェストの写しを送
付することにより、入手したマニフェスト情報を入力源
として入力処理をおこないデータベースに蓄積する第4
の入力処理。
【0028】ここで、管理センタ又はシステム運用は、
専門的な知識を有する第三者によって代行される場合が
ある。つまり、排出事業所群の一機関から脱して商用の
役務を遂行する代行処理機関として社会的に独立するこ
とができるので、新しいビジネスモデルを創出すること
になる。
【0029】また、排出事業所及び各事業者と管理セン
タ間の情報伝達は、商用の通信ネットワークを介して携
帯電話、情報携帯端末(モバイル)その他の移動体通信
によりおこなう場合がある。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなるものであ
り、これによれば管理センタを設立して、複数の企業も
しくは事業所の廃棄物の物量及び処理費用等を共同的に
数値管理することにより、個々の排出事業所は、廃棄物
削減及び環境会計に必要な数値データを取得して、廃棄
物の排出抑制、処理経費の節減、不利な契約の排除等に
活用できる。さらに、マニフェスト管理を併せ行うこと
ができるため、廃棄物の排出・処分の管理を効率的に行
って管理コストを低減することができ、環境及び企業経
営に著しく貢献すると期待される。
【0031】また、排出事業所の廃棄物処理の支援にと
どまらず、収集運搬事業者、中間処理事業者及び最終処
分事業者に対する情報伝達を含む管理支援をおこなうこ
とができるので産業上の利用価値が高い。
【0032】さらに、管理センタのシステム運用は第三
者機関が代行することができ、かつ、商用の役務を遂行
する代行処理機関として社会的に独立することができる
ので、新しいビジネスモデルを創出するという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するためのシステム構成概要
図である。
【図2】排出事業所ごとの物流(廃棄物)と情報伝達の
流れを示す処理ブロック図である。
【図3】紙マニフェストを併用する場合の物流(廃棄
物)と情報伝達の流れを示す処理フロー図である。
【図4】現行の紙マニフェスト(伝票)の運用形態を示
す説明図である。
【図5】現行の電子マニフェストの運用形態を示す説明
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川真田 直之 東京都小平市学園西町1−24−3 Fターム(参考) 3E025 EA02 EA03 EA10 EB08 4D004 AA46 DA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物の運搬及び処分を他人に委託する
    複数の企業又は事業所(以下、排出事業所。)が集まっ
    て管理センタを設立し、廃棄物のデータ管理を委託して
    共同的に運用するために、廃棄物に関する物量及びコス
    ト情報をデータベースとして体系的に格納でき、かつ、
    サーバ機能を含むコンピュータシステムを設置し、排出
    事業所ごとに廃棄物に関する固定費、過去の処理実績、
    経営目標値及び廃棄物排出ごとの被処理廃棄物に関する
    物量、変動費その他の排出情報をデータ入力し、同時に
    被処理廃棄物に関してマニフェストとして必要な情報を
    国の指定機関へ送信するとともに、その後該指定機関か
    ら排出事業所あてに通知される被処理廃棄物のマニフェ
    スト情報をデータ入力し、これら入力データが格納され
    たデータベースを用いて、各排出事業所ごとに、それぞ
    れの被処理廃棄物の処理の完了確認及びその廃棄物情報
    の集計を行なうとともに、過去の廃棄物情報及び全排出
    事業所集計との対比を含む統計処理を行なうことによ
    り、廃棄物削減及び環境会計に必要な経営情報を取得可
    能でマニフェスト管理を効率的に運用可能な各種の数値
    データを生成するようにしたことを特徴とする廃棄物の
    数値的管理方法。
  2. 【請求項2】 廃棄物の運搬及び処分を他人に委託する
    複数の排出事業所が集まって管理センタを設立し、廃棄
    物のデータ管理を委託して共同的に運用するために、廃
    棄物に関する物量及びコスト情報をデータベースとして
    体系的に格納でき、かつ、サーバ機能を含むコンピュー
    タシステムを設置し、少なくとも以下の処理をおこなう
    ことにより、廃棄物削減及び環境会計に必要な経営情報
    を取得可能でマニフェスト管理を効率的に運用可能な各
    種の数値データを生成するようにしたことを特徴とする
    廃棄物の数値的管理方法。 (1)排出事業所ごとに廃棄物排出に関する固定費、過
    去の処理実績及び経営目標値をデータ入力する第1の入
    力処理。 (2)排出事業所から排出ごとに報告された被処理廃棄
    物に関する物量、変動費その他の排出情報をデータ入力
    する第2の入力処理。 (3)第2の入力処理と同時に被処理廃棄物のマニフェ
    ストとして必要な情報を国の指定機関へ送信する送信報
    告処理。 (4)該指定機関から排出事業所あてに通知される被処
    理廃棄物のマニフェスト情報をデータ入力する第3の入
    力処理。 (5)該データベースを用いて各排出事業所ごとに行う
    それぞれの被処理廃棄物の処理の完了確認及びマニフェ
    スト管理に必要な情報の集計処理。 (6)該データベースを用いて各排出事業所ごとにそれ
    ぞれの廃棄物情報の集計を行なうとともに、過去の廃棄
    物情報、経営目標値及び全排出事業所集計との対比を含
    む統計処理を行なうことにより、廃棄物削減及び環境会
    計に必要な経営情報を取得可能な各種の数値データを生
    成する統計処理。
  3. 【請求項3】 収集運搬事業者、中間処理事業者又は最
    終処分事業者の依頼に基づき、これらの事業者が国の指
    定機関に報告すべきマニフェスト情報についても、管理
    センタのコンピュータシステムを介して送信報告するよ
    うにした請求項1又は2記載の廃棄物の数値的管理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の廃棄物の数値的管理方法
    において、マニフェストが紙媒体により運用される場合
    に、管理センタが以下の処理を包含することを特徴とす
    る廃棄物の数値的管理方法。 (a)排出事業所向けに必要事項を記入したマニフェス
    トを作成して排出事業所あてに送付するマニフェスト発
    行処理。 (b)排出事業所が法律に基づき廃棄物の排出ごとに物
    量データその他の排出情報を記入し、法定の収集運搬事
    業者に交付した後、該法定の収集運搬事業者及び処理を
    受託した中間処理事業者から、転々流通した後流の各事
    業者のそれぞれの役務の完了報告となるマニフェストの
    写しを受領回収した際に、前記管理センタに結果を報告
    するか、もしくはマニフェストの写しを送付することに
    より、入手したマニフェスト情報を入力源として入力処
    理をおこないデータベースに蓄積する第4の入力処理。
  5. 【請求項5】 管理センタが専門的な知識を有する第三
    者によって代行されるものである請求項1乃至4のいず
    れか1項記載の廃棄物の数値的管理方法。
  6. 【請求項6】 排出事業所及び各事業者と管理センタ間
    の情報伝達を、携帯電話、情報携帯端末(モバイル)そ
    の他の移動体通信によりおこなうものである請求項1乃
    至5のいずれか1項記載の廃棄物の数値的管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110055540A (ko) * 2008-08-08 2011-05-25 마이크로소프트 코포레이션 환경 물질의 흐름 추적
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