JP2003345569A - 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム - Google Patents

画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム

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JP2003345569A JP2002183532A JP2002183532A JP2003345569A JP 2003345569 A JP2003345569 A JP 2003345569A JP 2002183532 A JP2002183532 A JP 2002183532A JP 2002183532 A JP2002183532 A JP 2002183532A JP 2003345569 A JP2003345569 A JP 2003345569A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄積文書に対する認証機能を共有することがで
き、リソースを浪費することなく蓄積文書の出力が可能
な画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力
システムを提供することを目的とする。 【解決手段】ハードウェア資源と、プログラムと、文書
蓄積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネッ
トワーク機器120から蓄積文書に対する出力要求を受
信すると出力要求に応じた証明情報145を取得し、そ
の証明情報145を用いて蓄積文書の識別情報を取得す
るネットワークサービス142と、証明情報145及び
識別情報を生成してネットワークサービス142に送信
する文書管理サービス143と、ネットワークサービス
142から識別情報を受信すると識別情報に応じた蓄積
文書を取得して出力する文書出力サービス144とを有
することにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置,蓄
積文書出力方法および蓄積文書出力システムに係り、特
に外部のネットワーク機器からの要求に応じて蓄積文書
を出力するための画像形成装置,蓄積文書出力方法およ
び蓄積文書出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ,コピー,ファクシミリ
およびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収
納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られる
ようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,
印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コ
ピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する
4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り
替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよ
びスキャナとして動作させるものである。
【0003】このような融合機は、例えば文書管理デー
タベース(以下、文書管理DBという)に文書ファイル
を蓄積文書として格納している。融合機はネットワーク
機器や他の融合機などにネットワークを介して接続さ
れ、ネットワーク機器などからの指示により文書管理D
Bに格納している蓄積文書の出力を行う。例えば融合機
は出力機能(印刷機能など)を利用して、文書管理DB
に格納している蓄積文書の出力を行う。なお、セキュリ
ティ上の問題に対応するため、融合機は文書管理DBに
格納している蓄積文書にパスワードを設定することが多
い。
【0004】例えば融合機の文書管理DBに格納されて
いる蓄積文書を出力する場合、ネットワーク機器は所望
の蓄積文書を識別するための文書IDおよびその蓄積文
書の使用権限を証明するパスワードを融合機に送信す
る。融合機はパスワード認証を行った後に、文書IDに
対応する蓄積文書を文書管理DBから読み出し、その蓄
積文書を出力する。
【0005】例えばネットワーク機器は、ブラウザ(Br
owser)を利用することで、融合機に対して蓄積文書の
出力要求を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
融合機は蓄積文書の出力要求,転送要求の他、蓄積文書
に関する様々な処理要求をネットワーク機器や他の融合
機から受信する。このため、融合機は蓄積文書に関する
様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスが設
けられている。
【0007】したがって、蓄積文書にパスワードが設定
されている場合、蓄積文書に関する様々な処理要求に応
じたユーザサービスのプロセスごとにパスワード認証の
機能を設ける必要があり、機能が重複するという問題が
あった。
【0008】また、融合機は文書管理DBから読み出し
た蓄積文書を複数のユーザサービスのプロセスで取り扱
う場合、読み出した蓄積文書をそのままユーザサービス
のプロセス間で転送する。したがって、融合機のリソー
スを無駄に浪費しているという問題があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、
リソースを浪費することなく蓄積文書の出力が可能な画
像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力シス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハード
ウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を
行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段と
を有する画像形成装置であって、外部のネットワーク機
器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する
出力要求を受信すると前記出力要求に応じた証明情報を
取得し、その証明情報を用いて前記出力要求に応じた蓄
積文書の識別情報を取得するネットワークサービスと、
前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワ
ークサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネッ
トワークサービスから前記識別情報を受信すると前記識
別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得し
て出力する文書出力サービスとを有することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明は、画像形成処理で使用され
るハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービス
の処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄
積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネット
ワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書
に対する証明情報取得要求を受信すると前記証明情報取
得要求に応じた証明情報を取得し、前記ネットワーク機
器と確立されたセッションのセッション情報を生成して
前記証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記
セッション情報を送信する一方、前記ネットワーク機器
から前記セッション情報を受信すると前記セッション情
報に対応する証明情報を特定し、その証明情報を用いて
前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を取
得するネットワークサービスと、前記証明情報及び前記
識別情報を生成して前記ネットワークサービスに送信す
る文書管理サービスと、前記ネットワークサービスから
前記識別情報を受信すると前記識別情報に応じた蓄積文
書を前記文書蓄積手段から取得して出力する文書出力サ
ービスとを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、画像形成処理で使用され
るハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービス
の処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄
積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネット
ワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書
に対する証明情報取得要求を受信すると前記証明情報取
得要求に応じた証明情報を取得し、前記ネットワーク機
器と確立されたセッションのセッション情報を生成して
前記証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記
セッション情報を送信する一方、前記ネットワーク機器
から前記セッション情報を受信すると前記セッション情
報に対応した証明情報を特定するネットワークサービス
と、前記証明情報を生成して前記ネットワークサービス
に送信する文書管理サービスと、前記ネットワークサー
ビスから前記証明情報を受信すると前記証明情報を用い
て前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を
取得し、その識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積
手段から取得して出力する文書出力サービスとを有する
ことを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決するため、本発明
は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画
像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラム
と、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形
成装置の蓄積文書出力方法であって、ネットワークサー
ビスが、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段
に蓄積された蓄積文書に対する出力要求を受信し、その
出力要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得
する段階と、前記ネットワークサービスが、取得した証
明情報を用いて前記出力要求に応じた蓄積文書の識別情
報を前記文書管理サービスから取得する段階と、文書出
力サービスが、前記ネットワークサービスから前記識別
情報を受信し、その識別情報に応じた蓄積文書を前記文
書蓄積手段から取得して出力する段階とを有することを
特徴とする。
【0014】また、本発明は、画像形成処理で使用され
るハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービス
の処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄
積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書出力方法であ
って、ネットワークサービスが、外部のネットワーク機
器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する
証明情報取得要求を受信し、その証明情報取得要求に応
じた証明情報を文書管理サービスから取得する段階と、
前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器と
確立されたセッションのセッション情報を生成して前記
証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記セッ
ション情報を送信する段階と、前記ネットワークサービ
スが、前記ネットワーク機器から前記セッション情報を
受信し、そのセッション情報に対応する証明情報を特定
し、その証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じ
た蓄積文書の識別情報を前記文書管理サービスから取得
する段階と、文書出力サービスが、前記ネットワークサ
ービスから前記識別情報を受信し、その識別情報に応じ
た蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得して出力する段
階とを有することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、画像形成処理で使用され
るハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービス
の処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄
積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書出力方法であ
って、ネットワークサービスが、外部のネットワーク機
器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する
証明情報取得要求を受信し、その証明情報取得要求に応
じた証明情報を文書管理サービスから取得する段階と、
前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器と
確立されたセッションのセッション情報を生成して前記
証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記セッ
ション情報を送信する段階と、前記ネットワークサービ
スが、前記ネットワーク機器から前記セッション情報を
受信し、そのセッション情報に対応した証明情報を特定
する段階と、文書出力サービスが、前記ネットワークサ
ービスから前記証明情報を受信し、その証明情報を用い
て前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を
前記文書管理サービスから取得する段階と、前記文書出
力サービスが、前記識別情報に応じた蓄積文書を前記文
書蓄積手段から取得して出力する段階とを有することを
特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決するため、本発明
は、1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部の
ネットワーク機器にネットワークを介して接続された画
像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書管理手
段に蓄積された蓄積文書を出力する蓄積文書出力システ
ムであって、前記画像形成装置は、外部のネットワーク
機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対す
る出力要求を受信すると前記出力要求に応じた証明情報
を取得し、その証明情報を用いて前記出力要求に応じた
蓄積文書の識別情報を取得するネットワークサービス
と、前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネッ
トワークサービスに送信する文書管理サービスと、前記
ネットワークサービスから前記識別情報を受信すると前
記識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取
得して出力する文書出力サービスとを有することを特徴
とする。
【0017】また、本発明は、1つ以上の外部のネット
ワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワ
ークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記
画像形成装置の文書管理手段に蓄積された蓄積文書を出
力する蓄積文書出力システムであって、前記画像形成装
置は、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に
蓄積された蓄積文書に対する証明情報取得要求を受信す
ると前記証明情報取得要求に応じた証明情報を取得し、
前記ネットワーク機器と確立されたセッションのセッシ
ョン情報を生成して前記証明情報と対応付け、前記ネッ
トワーク機器に前記セッション情報を送信する一方、前
記ネットワーク機器から前記セッション情報を受信する
と前記セッション情報に対応する証明情報を特定し、そ
の証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じた蓄積
文書の識別情報を取得するネットワークサービスと、前
記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワー
クサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネット
ワークサービスから前記識別情報を受信すると前記識別
情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得して
出力する文書出力サービスとを有することを特徴とす
る。
【0018】また、本発明は、1つ以上の外部のネット
ワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワ
ークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記
画像形成装置の文書管理手段に蓄積された蓄積文書を出
力する蓄積文書出力システムであって、前記画像形成装
置は、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に
蓄積された蓄積文書に対する証明情報取得要求を受信す
ると前記証明情報取得要求に応じた証明情報を取得し、
前記ネットワーク機器と確立されたセッションのセッシ
ョン情報を生成して前記証明情報と対応付け、前記ネッ
トワーク機器に前記セッション情報を送信する一方、前
記ネットワーク機器から前記セッション情報を受信する
と前記セッション情報に対応した証明情報を特定するネ
ットワークサービスと、前記証明情報を生成して前記ネ
ットワークサービスに送信する文書管理サービスと、前
記ネットワークサービスから前記証明情報を受信すると
前記証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じた蓄
積文書の識別情報を取得し、その識別情報に応じた蓄積
文書を前記文書蓄積手段から取得して出力する文書出力
サービスとを有することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、文書管理サービスが証明
情報を生成し、その証明情報を用いることにより、蓄積
文書に対する認証機能を共有できる。また、証明情報を
用いることで、画像形成装置のユーザサービス間で無駄
に蓄積文書を転送させる必要がなくなるため、画像形成
装置のリソースを浪費することなく蓄積情報の出力が可
能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明による融合機の一実施例の
構成図を示す。融合機1は、ソフトウェア群2と,融合
機起動部3と,ハードウェア資源4とを含むように構成
される。
【0022】融合機起動部3は融合機1の電源投入時に
最初に実行され、アプリケーション層5およびプラット
フォーム6を起動する。例えば融合機起動部3は、アプ
リケーション層5およびプラットフォーム6のプログラ
ムをハードディスク装置(以下、HDDという)などか
ら読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転
送して起動する。ハードウェア資源4は、白黒レーザプ
リンタ(B&W LP)11と,カラーレーザプリンタ
(Color LP)12と,スキャナやファクシミリ
などのハードウェアリソース13とを含む。
【0023】また、ソフトウェア群2は、UNIX(登
録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OS
という)上に起動されているアプリケーション層5とプ
ラットフォーム6とを含む。アプリケーション層5は、
プリンタ,コピー,ファックスおよびスキャナなどの画
像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を
行うプログラムを含む。
【0024】アプリケーション層5は、プリンタ用のア
プリケーションであるプリンタアプリ21と,コピー用
アプリケーションであるコピーアプリ22と,ファック
ス用アプリケーションであるファックスアプリ23と,
スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ24
と,WEBページ用アプリケーションであるWEBペー
ジアプリ25と,シンプル・オブジェクト・アクセス・
プロトコル(以下、SOAPという)通信用アプリケー
ションであるSOAP通信アプリ26と,1つ以上の共
有ファンクション(以下、SFという)28からなる共
有ファンクション層7と,WEBページアプリ25及び
SOAP通信アプリ26とSF28との間に設けられた
WEBサービスファンクション(以下、WSFという)
27からなるラッピング層8とを含む。
【0025】WSF27は、予め定義されている関数に
よりWEBページアプリ25およびSOAP通信アプリ
26からの処理要求を受信可能とするアプリケーション
プログラムインターフェース(以下、APIという)5
1を有する。また、SF28は予め定義されている関数
によりWSF27からの処理要求を受信可能とするAP
I52を有する。
【0026】WSF27はAPI51を介してWEBペ
ージアプリ25およびSOAP通信アプリ26からの処
理要求を受信すると、その処理要求に応じてSF28を
選択する。WSF27はAPI51を介して受信した処
理要求を、その処理要求に応じて選択したSF28にA
PI52を介して送信する。SF28はAPI52を介
して処理要求を受信すると、その処理要求に応じた処理
を行う。
【0027】例えば図1の融合機1は2つのSF28を
含んでいるが、一方のSF28が後述する文書管理サー
ビス143の処理を行い、他方のSF28が後述する文
書出力サービス144の処理を行う。
【0028】また、プラットフォーム6は、アプリケー
ション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源
4の獲得要求を発生するコントロールサービス層9と、
1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロ
ールサービス層9からの獲得要求を調停するシステムリ
ソースマネージャ(以下、SRMという)39と、SR
M39からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管
理を行うハンドラ層10とを含む。
【0029】コントロールサービス層9は、ネットワー
クコントロールサービス(以下、NCSという)31,
デリバリーコントロールサービス(以下、DCSとい
う)32,オペレーションパネルコントロールサービス
(以下、OCSという)33,ファックスコントロール
サービス(以下、FCSという)34,エンジンコント
ロールサービス(以下、ECSという)35,メモリコ
ントロールサービス(以下、MCSという)36,ユー
ザインフォメーションコントロールサービス(以下、U
CSという)37,システムコントロールサービス(以
下、SCSという)38など、一つ以上のサービスモジ
ュールを含むように構成されている。
【0030】なお、プラットフォーム6は予め定義され
ている関数により、アプリケーション層5からの処理要
求を受信可能とするAPI53を有するように構成され
ている。OSは、アプリケーション層5およびプラット
フォーム6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行
する。
【0031】NCS31のプロセスは、ネットワークI
/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用
できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側
から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケ
ーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデ
ータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0032】例えばNCS31は、ネットワークを介し
て接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhtt
pd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、
HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御す
る。
【0033】DCS32のプロセスは、蓄積文書の配信
などの制御を行う。OCS33のプロセスは、オペレー
タと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーショ
ンパネルの制御を行う。FCS34のプロセスは、アプ
リケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用
したファックス送受信,バックアップ用のメモリで管理
されている各種ファックスデータの登録/引用,ファッ
クス読み取り,ファックス受信印刷などを行うためのA
PIを提供する。
【0034】ECS35のプロセスは、白黒レーザプリ
ンタ11,カラーレーザプリンタ12,ハードウェアリ
ソース13などのエンジン部の制御を行う。MCS36
のプロセスは、メモリの取得および解放,HDDの利
用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行
う。UCS37は、ユーザ情報の管理を行うものであ
る。
【0035】SCS38のプロセスは、アプリケーショ
ン管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,
ハードウェア資源管理,割り込みアプリケーション制御
などの処理を行う。
【0036】SRM39のプロセスは、SCS38と共
にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行
うものである。例えばSRM39のプロセスは、白黒レ
ーザプリンタ11やカラーレーザプリンタ12などのハ
ードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従
って調停を行い、実行制御する。
【0037】具体的に、SRM39のプロセスは獲得要
求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の
獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、
利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が
利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM3
9のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウ
ェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、
要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作
像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施し
ている。
【0038】また、ハンドラ層10は後述するファック
スコントロールユニット(以下、FCUという)の管理
を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以
下、FCUHという)40と、プロセスに対するメモリ
の割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行
うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)41
とを含む。SRM39およびFCUH40は、予め定義
されている関数によりハードウェア資源4に対する処理
要求を送信可能とするエンジンI/F54を利用して、
ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
【0039】融合機1は、各アプリケーションで共通的
に必要な処理をプラットフォーム6で一元的に処理する
ことができる。次に、融合機1のハードウェア構成につ
いて説明する。
【0040】図2は、本発明による融合機の一実施例の
ハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラ
60と,オペレーションパネル70と,FCU80と,
USBデバイス90と,IEEE1394デバイス10
0と,エンジン部110とを含む。
【0041】また、コントローラ60は、CPU61
と,システムメモリ(MEM−P)62と,ノースブリ
ッジ(以下、NBという)63と,サウスブリッジ(以
下、SBという)64と,ASIC66と,ローカルメ
モリ(MEM−C)67と,HDD68とを含む。
【0042】オペレーションパネル70は、コントロー
ラ60のASIC66に接続されている。また、FCU
80,USBデバイス90,IEEE1394デバイス
100およびエンジン部110は、コントローラ60の
ASIC66にPCIバスで接続されている。
【0043】コントローラ60は、ASIC66にロー
カルメモリ67,HDD68などが接続されると共に、
CPU61とASIC66とがCPUチップセットのN
B63を介して接続されている。このように、NB63
を介してCPU61とASIC66とを接続すれば、C
PU61のインターフェースが公開されていない場合に
対応できる。
【0044】なお、ASIC66とNB63とはPCI
バスを介して接続されているのでなく、AGP(Accele
rated Graphics Port)65を介して接続されている。
このように、図1のアプリケーション層5やプラットフ
ォーム6を形成する一つ以上のプロセスを実行制御する
ため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスで
なくAGP65を介して接続し、パフォーマンスの低下
を防いでいる。
【0045】CPU61は、融合機1の全体制御を行う
ものである。CPU61は、NCS31,DCS32,
OCS33,FCS34,ECS35,MCS36,U
CS37,SCS38,SRM39,FCUH40およ
びIMH41をOS上にそれぞれプロセスとして起動し
て実行させると共に、アプリケーション層5を形成する
プリンタアプリ21,コピーアプリ22,ファックスア
プリ23,スキャナアプリ24,WEBページアプリ2
5,SOAP通信アプリ26,WSF27およびSF2
8を起動して実行させる。
【0046】NB63は、CPU61,システムメモリ
62,SB64およびASIC66を接続するためのブ
リッジである。システムメモリ62は、融合機1の描画
用メモリなどとして用いるメモリである。SB64は、
NB63とROM,PCIバス,周辺デバイスとを接続
するためのブリッジである。また、ローカルメモリ67
はコピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるメ
モリである。
【0047】ASIC66は、画像処理用のハードウェ
ア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD
68は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログ
ラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積な
どを行うためのストレージである。また、オペレーショ
ンパネル70は、オペレータからの入力操作を受け付け
ると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部であ
る。
【0048】以下、融合機1により実現される蓄積文書
出力方法について図面を参照しつつ順次説明していく。
図3は、本発明による第1実施例の蓄積文書出力方法に
ついて説明するための融合機の機能構成図を示す。な
お、図3の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省
略している。
【0049】図3に表されるように、本発明の蓄積文書
出力方法は融合機1にインターネットなどのネットワー
ク130を介して接続されるネットワーク機器120
が、融合機1に蓄積されている文書ファイル(以下、蓄
積文書という)を融合機1に出力(例えば、印刷など)
させるためのものである。
【0050】まず、ネットワーク機器120のブラウザ
121は融合機1に蓄積されている蓄積文書のリストお
よび文書IDを例えばHTTPリクエストおよびHTT
Pレスポンスを用いて融合機1から入手しているものと
する。ネットワーク機器120を操作するユーザはブラ
ウザ121の画面上に表示されている蓄積文書のリスト
から出力を所望する蓄積文書を選択すると共に、蓄積文
書の出力にパスワードの入力が必要であればパスワード
を入力する。そして、ユーザは蓄積文書を融合機1に出
力させるために、例えばブラウザ121の画面上に設け
られている所定のボタンをマウス等でクリックする。
【0051】ステップS10では、ネットワーク機器1
20のブラウザ121が、ユーザにより選択された蓄積
文書の文書IDおよびパスワードを含むHTTPリクエ
ストを作成し、インターネットなどのネットワーク13
0を介して融合機1に送信する。
【0052】ネットワーク機器120から送信されたH
TTPリクエストは、NCS31のhttpd141を
介してネットワークサービス142に供給される。な
お、ネットワークサービス142は、図1のWebペー
ジアプリ25に含まれる。
【0053】ステップS10に続いてステップS11に
進み、ネットワークサービス142はネットワーク機器
120から供給されたHTTPリクエストに含まれる文
書IDおよびパスワードを取得し、その文書IDおよび
パスワードを文書管理サービス143に送信し、後述す
るチケット145の取得要求を行う。なお、文書管理サ
ービス143は、図1のWSF27,SF28に含まれ
る。
【0054】チケット取得要求は、例えば文書IDおよ
びパスワードを引数としたチケット取得関数「base64Bi
nary getDocTiccket(arrayOfUnsignedInt DocId, array
OfString password)」を用いて行う。
【0055】ステップS11に続いてステップS12に
進み、文書管理サービス143はネットワークサービス
142から受信した文書IDおよびパスワードをMCS
36に送信し、パスワードの認証要求を行う。パスワー
ド認証要求は、例えば文書IDおよびパスワードを引数
としたパスワード認証要求関数「int mcsCheckPassword
(unsignedInt DocId, string password)」を用いて行
う。MCS36は、文書管理サービス143から受信し
た文書IDおよびパスワードを用いてパスワード認証を
行う。
【0056】ステップS12に続いてステップS13に
進み、MCS36はパスワード認証の結果を文書管理サ
ービス143に送信する。パスワード認証の結果は、例
えばパスワード認証要求関数の返り値としてMCS36
から文書管理サービス143に送信される。
【0057】文書IDのパスワード認証が正常に終了す
ると、文書管理サービス143は図4に表すようなチケ
ットを生成する。図4は、チケットについて説明するた
めの説明図を示す。図4(A)はネットワークサービス
142と文書管理サービス143との間で転送されるチ
ケット145の構造体である。チケット145は、チケ
ットID,チケットのデータサイズが格納されている。
【0058】また、図4(B)はチケット145を照合
するための表146である。表146は文書管理サービ
ス143により保持される。表146は、チケット内容
情報およびチケット管理情報を含む。チケット内容情報
は、チケットID,チケットの有効期限,ファイル数,
文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組にな
った構造体の配列を情報として有している。また、チケ
ット管理情報はカレントのチケット番号,発行チケット
数を情報として有している。なお、チケット145と表
146とはチケットIDにより関連付けられている。
【0059】ステップS14では、文書管理サービス1
43が、生成したチケット145をネットワークサービ
ス142に送信する。チケット145は、例えばチケッ
ト取得関数の返り値として文書管理サービス143から
ネットワークサービス142に送信される。
【0060】ステップS14に続いてステップS15に
進み、ネットワークサービス142は文書管理サービス
143から受信したチケット145を文書管理サービス
143に送信し、そのチケット145に対応する文書I
Dの取得要求を行う。文書ID取得要求は、例えばチケ
ット145を引数とした文書ID取得関数「arrayOfAny
URI getDocumentIdsByThicket(base64Binary ticket)」
を用いて行う。
【0061】ステップS15に続いてステップS16に
進み、文書管理サービス143は受信したチケット14
5に含まれるチケットIDに応じて表146から文書I
Dを取得し、その文書IDをネットワークサービス14
2に送信する。文書IDは、例えば文書ID取得関数の
返り値として文書管理サービス143からネットワーク
サービス142に送信される。
【0062】ステップS16に続いてステップS17に
進み、ネットワークサービス142は文書管理サービス
143から受信した文書IDを文書出力サービス144
に送信し、蓄積文書の出力要求を行う。なお、文書出力
サービス144は図1のWSF27,SF28に含まれ
る。
【0063】ステップS17に続いてステップS18に
進み、文書出力サービス144はネットワークサービス
142から受信した文書IDをDCS32,FCS34
またはECS35に送信し、その文書IDに対応する蓄
積文書の出力処理を行う。一例として、文書出力サービ
ス144およびECS35が行う蓄積文書印刷処理につ
いて図5を参照しつつ説明する。
【0064】図5は、文書出力サービスおよびECSが
行う蓄積文書印刷処理の一例のイベントフロー図を示
す。ステップS100では、文書出力サービス144が
関数を用いてECS35にジョブオープンを要求する。
ステップS100に続いてステップS101に進み、E
CS35は関数の返り値としてジョブIDを文書出力サ
ービス144に送信する。
【0065】ステップS101に続いてステップS10
2に進み、文書出力サービス144は関数を用いてEC
S35にジョブ動作モードの設定を要求する。ステップ
S102に続いてステップS103に進み、ECS35
は関数の返り値としてジョブ動作モードの設定の成功ま
たは失敗を文書出力サービス144に送信する。
【0066】ステップS103に続いてステップS10
4に進み、ECS35はイベントで実行可否通知を文書
出力サービス144に送信する。ステップS104に続
いてステップS105に進み、文書出力サービス144
は関数を用いてECS35にジョブエントリを要求す
る。ステップS105に続いてステップS106に進
み、ECS35は関数の返り値としてジョブエントリの
成功または失敗を文書出力サービス144に送信する。
【0067】ステップS106に続いてステップS10
7に進み、ECS35はイベントで実行可否通知を文書
出力サービス144に送信する。ステップS107に続
いてステップS108に進み、文書出力サービス144
は関数を用いてECS35にジョブ開始を要求する。
【0068】ステップS108に続いてステップS10
9に進み、ECS35はイベントでジョブ終了通知およ
び終了したジョブのジョブIDを文書出力サービス14
4に送信する。ステップS109に続いてステップS1
10に進み、文書出力サービス144が関数を用いてE
CS35にジョブクローズを要求する。例えば図5のよ
うなイベントフローにより、文書出力サービス144は
ステップS17で受信した文書IDに対応する蓄積文書
の印刷処理を行うことができる。
【0069】ステップS18に続いてステップS19に
進み、文書出力サービス144は出力処理の結果をネッ
トワークサービス142に送信する。そして、ステップ
S20では、ネットワークサービス142が、文書出力
サービス144から受信した出力処理の結果を、NCS
31のhttpd141を介してネットワーク機器12
0に送信する。ネットワーク機器120は融合機1から
受信した出力処理の結果をブラウザ121の画面上に表
示する。
【0070】したがって、ユーザはネットワーク機器1
20のブラウザ121を操作することにより、融合機1
に蓄積されている蓄積文書を容易に出力することが可能
である。また、図3の融合機1ではチケット145を利
用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送するこ
とがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことが
できる。なお、融合機1では文書出力サービス144に
チケット145でなく文書IDを転送することで、文書
出力サービス144にパスワードを知らせることなく認
証済みの蓄積文書の出力が可能である。
【0071】さらに、図3の融合機1では文書管理サー
ビス143と文書出力サービス144との通信がないた
め、文書出力サービス144が文書管理サービス143
のクライアントとなることによる複雑な処理が不要とな
る。
【0072】図6は、本発明による第2実施例の蓄積文
書出力方法について説明するための融合機の機能構成図
を示す。なお、図6の機能構成図は説明に必要のない機
能構成を省略している。
【0073】ステップS21では、ネットワーク機器1
20のブラウザ121が、ユーザにより選択された蓄積
文書の文書IDおよびパスワードを含むHTTPリクエ
ストを作成し、ネットワーク130を介して融合機1に
送信する。ネットワーク機器120から送信されたHT
TPリクエストは、NCS31のhttpd141を介
してネットワークサービス142に供給される。
【0074】ステップS21に続いてステップS22に
進み、ネットワークサービス142は文書管理サービス
143とセッションを確立する。文書管理サービス14
3は文書管理サービスのセッションオブジェクト150
と対応付けた文書管理サービスのセッションID151
を取得する。
【0075】また、ネットワークサービス142は、ネ
ットワーク機器120から供給されたHTTPリクエス
トに含まれる文書IDおよびパスワードを取得し、その
文書IDおよびパスワードを文書管理サービス143に
送信し、チケット145の取得要求を行う。
【0076】ステップS22に続いてステップS23に
進み、文書管理サービス143はネットワークサービス
142から受信した文書IDおよびパスワードをMCS
36に送信し、パスワードの認証要求を行う。MCS3
6は、文書管理サービス143から受信した文書IDお
よびパスワードを用いてパスワード認証を行う。
【0077】ステップS23に続いてステップS24に
進み、MCS36はパスワード認証の結果を文書管理サ
ービス143に送信する。文書IDのパスワード認証が
正常に終了すると、文書管理サービス143はチケット
145を生成する。
【0078】ステップS25では、文書管理サービス1
43が、生成したチケット145および文書管理サービ
スのセッションID151をネットワークサービス14
2に送信する。
【0079】ステップS26では、ネットワークサービ
ス142が、受信したチケット145および文書管理サ
ービスのセッションID151をHTTPセッションI
D153と対応付けてHTTPのセッションオブジェク
ト152に格納する。ステップS26に続いてステップ
S27に進み、ネットワークサービス142はHTTP
のセッションオブジェクト152と対応付けたHTTP
セッションID153をNCS31のhttpd141
およびネットワーク130を介してネットワーク機器1
20に送信する。
【0080】ステップS28では、ネットワーク機器1
20のブラウザ121が、前記選択された蓄積文書の出
力要求とHTTPセッションID153とを含むHTT
Pリクエストを作成し、ネットワーク130を介して融
合機1に送信する。ネットワーク機器120から送信さ
れたHTTPリクエストは、NCS31のhttpd1
41を介してネットワークサービス142に供給され
る。
【0081】ステップS28に続いてステップS29に
進み、ネットワークサービス142はネットワーク機器
120から供給されたHTTPリクエストに含まれるH
TTPセッションID153を取得する。ネットワーク
サービス142は、HTTPのセッションオブジェクト
152を参照し、ステップS28で受信したHTTPセ
ッションID153に対応するセッションオブジェクト
152からチケット145および文書管理サービスのセ
ッションID151を取得する。
【0082】このとき、ネットワークサービス142は
ステップS27でHTTPセッションID153を受信
したネットワーク機器120と、ステップS28でHT
TPセッションID153を送信してきたネットワーク
機器120とが同じであることを確認し、異なるネット
ワーク機器120からの蓄積文書の出力要求を許可しな
いようにしてもよい。
【0083】ステップS30では、ネットワークサービ
ス142が、ステップS29で取得したチケット145
および文書管理サービスのセッションID151を文書
管理サービス143に送信し、そのチケット145に対
応する文書IDの取得要求を行う。
【0084】ステップS30に続いてステップS31に
進み、文書管理サービス143は受信したチケット14
5に含まれるチケットIDに応じて表146から文書I
Dを取得し、その文書IDをネットワークサービス14
2に送信する。
【0085】なお、ネットワークサービス142が文書
管理サービス143から文書IDを取得した後のステッ
プS32〜S35の処理は図3のステップS17〜S2
0の処理と同様であるため、説明を省略する。
【0086】したがって、ユーザはネットワーク機器1
20のブラウザ121を操作することにより、融合機1
に蓄積されている蓄積文書を容易に出力することが可能
である。また、図6の融合機1ではチケット145を利
用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送するこ
とがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことが
できる。なお、融合機1では文書出力サービス144に
チケット145でなく文書IDを転送することで、文書
出力サービス144にパスワードを知らせることなく認
証済みの蓄積文書の出力が可能である。
【0087】さらに、図6の融合機1では文書管理サー
ビス143と文書出力サービス144との通信がないた
め、文書出力サービス144が文書管理サービス143
のクライアントとなることによる複雑な処理が不要とな
る。
【0088】図7は、本発明による第3実施例の蓄積文
書出力方法について説明するための融合機の機能構成図
を示す。なお、図7の機能構成図は説明に必要のない機
能構成を省略している。また、図7のステップS41〜
S49の処理は図6のステップS21〜S29の処理と
同様であるため、説明を省略する。
【0089】ステップS50では、ネットワークサービ
ス142が、ステップS49で取得したチケット145
および文書管理サービスのセッションID151を文書
出力サービス144に送信する。
【0090】ステップS50に続いてステップS51に
進み、文書出力サービス144はネットワークサービス
142から受信したチケット145および文書管理サー
ビスのセッションID151を文書管理サービス143
に送信し、そのチケット145に対応する文書IDの取
得要求を行う。文書ID取得要求は、例えばチケット1
45を引数とした文書ID取得関数「arrayOfAnyURI ge
tDocumentIdsByThicket(base64Binary ticket)」を用い
て行う。
【0091】ステップS51に続いてステップS52に
進み、文書管理サービス143は受信したチケット14
5に含まれるチケットIDに応じて表146から文書I
Dを取得し、その文書IDを文書出力サービス144に
送信する。文書IDは、例えば文書ID取得関数の返り
値として文書管理サービス143から文書出力サービス
144に送信される。
【0092】なお、文書出力サービス144が文書管理
サービス143から文書IDを取得した後のステップS
53〜S55の処理は図6のステップS33〜S35の
処理と同様であるため、説明を省略する。
【0093】したがって、ユーザはネットワーク機器1
20のブラウザ121を操作することにより、融合機1
に蓄積されている蓄積文書を容易に出力することが可能
である。また、図7の融合機1ではチケット145を利
用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送するこ
とがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことが
できる。なお、融合機1では文書出力サービス144に
チケット145を転送することで、文書出力サービス1
44にパスワードを知らせることなく認証済みの蓄積文
書の出力が可能である。
【0094】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で種々の変形や変更が可能であ
る。
【0095】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、文書管理
サービスが証明情報を生成し、その証明情報を用いるこ
とにより、蓄積文書に対する認証機能を共有できる。ま
た、証明情報を用いることで、画像形成装置のユーザサ
ービス間で無駄に蓄積文書を転送させる必要がなくなる
ため、画像形成装置のリソースを浪費することなく蓄積
情報の出力が可能となる。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による融合機の一実施例の構成図であ
る。
【図2】本発明による融合機の一実施例のハードウェア
構成図である。
【図3】本発明による第1実施例の蓄積文書出力方法に
ついて説明するための融合機の機能構成図である。
【図4】チケットについて説明するための説明図であ
る。
【図5】文書出力サービスおよびECSが行う蓄積文書
印刷処理の一例のイベントフロー図である。
【図6】本発明による第2実施例の蓄積文書出力方法に
ついて説明するための融合機の機能構成図である。
【図7】本発明による第3実施例の蓄積文書出力方法に
ついて説明するための融合機の機能構成図である。
【符号の説明】
1 融合機 2 ソフトウェア群 3 融合機起動部 4 ハードウェア資源 5 アプリケーション層 6 プラットフォーム 7 共有ファンクション層 8 ラッピング層 9 コントロールサービス層 10 ハンドラ層 11 白黒レーザプリンタ(B&W LP) 12 カラーレーザプリンタ(Color LP) 13 ハードウェアリソース 21 プリンタアプリ 22 コピーアプリ 23 ファックスアプリ 24 スキャナアプリ 25 WEBページアプリ 26 SOAP通信アプリ 27 WEBサービスファンクション(WSF) 28 共有ファンクション(SF) 31 ネットワークコントロールサービス(NCS) 32 デリバリーコントロールサービス(DCS) 33 オペレーションパネルコントロールサービス
(OCS) 34 ファックスコントロールサービス(FCS) 35 エンジンコントロールサービス(ECS) 36 メモリコントロールサービス(MCS) 37 ユーザインフォメーションコントロールサービ
ス(UCS) 38 システムコントロールサービス(SCS) 39 システムリソースマネージャ(SRM) 40 ファックスコントロールユニットハンドラ(F
CUH) 41 イメージメモリハンドラ(IMH) 51〜53 アプリケーションプログラムインターフ
ェース(API) 54 エンジンI/F 60 コントローラ 61 CPU 62 システムメモリ(MEM−P) 63 ノースブリッジ(NB) 64 サウスブリッジ(SB) 65 AGP(Accelerated Graphics Port) 66 ASIC 67 ローカルメモリ(MEM−C) 68 ハードディスク装置(HDD) 70 オペレーションパネル 80 ファックスコントロールユニット(FCU) 90 USBデバイス 100 IEEE1394デバイス 110 エンジン部 120 ネットワーク機器 121 ブラウザ 141 httpd(HyperText Transfer Protocol
Daemon) 142 ネットワークサービス 143 文書管理サービス 144 文書出力サービス 145 チケット 151 文書管理サービスのセッションID 153 HTTPセッションID
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HH03 HJ08 HK04 HK11 HN02 HN15 2C187 AE07 BF26 BG15 BG49 GD02 5B021 AA01 CC07 NN18 5C062 AA05 AA35 AB38 AB42 AC41 AC42 AC43 AC51 BA04

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理で使用されるハードウェア
    資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプ
    ログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有す
    る画像形成装置であって、 外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積さ
    れた蓄積文書に対する出力要求を受信すると前記出力要
    求に応じた証明情報を取得し、その証明情報を用いて前
    記出力要求に応じた蓄積文書の識別情報を取得するネッ
    トワークサービスと、 前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワ
    ークサービスに送信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記識別情報を受信する
    と前記識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段か
    ら取得して出力する文書出力サービスとを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークサービスは、前記出力
    要求を受信すると前記文書管理サービスから前記出力要
    求に応じた証明情報を取得し、 前記出力要求に応じた証明情報を取得すると前記証明情
    報を用いて前記出力要求に応じた蓄積文書の識別情報を
    前記文書管理サービスから取得し、 前記出力要求に応じた蓄積文書の識別情報を取得する
    と、前記識別情報を前記文書出力サービスに送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記文書管理サービスは、前記ネットワ
    ークサービスから前記出力要求に対する証明情報取得要
    求を受信すると、前記出力要求に応じた証明情報を生成
    して前記ネットワークサービスに送信し、 前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信する
    と、前記出力要求に応じた蓄積文書の識別情報を生成し
    て前記ネットワークサービスに送信することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記文書管理サービスは、前記出力要求
    に応じた証明情報の内容および識別情報を生成し、前記
    証明情報の識別情報を証明情報として前記ネットワーク
    サービスに送信する一方、前記証明情報の内容を保持す
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記文書管理サービスは、前記ネットワ
    ークサービスから前記証明情報を受信すると、前記証明
    情報の識別情報を用いて証明情報の内容を特定する一
    方、前記証明情報の内容に応じた蓄積文書の識別情報を
    生成して前記ネットワークサービスに送信することを特
    徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記出力要求は、少なくとも蓄積文書を
    識別するための識別情報および蓄積文書の使用権限を証
    明するための暗証情報を含むことを特徴とする請求項1
    乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記証明情報の内容は、前記文書蓄積手
    段に蓄積された蓄積文書のうち、少なくとも認証済みの
    蓄積文書の識別情報を含むことを特徴とする請求項4又
    は5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成処理で使用されるハードウェア
    資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプ
    ログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有す
    る画像形成装置であって、 外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積さ
    れた蓄積文書に対する証明情報取得要求を受信すると前
    記証明情報取得要求に応じた証明情報を取得し、前記ネ
    ットワーク機器と確立されたセッションのセッション情
    報を生成して前記証明情報と対応付け、前記ネットワー
    ク機器に前記セッション情報を送信する一方、前記ネッ
    トワーク機器から前記セッション情報を受信すると前記
    セッション情報に対応する証明情報を特定し、その証明
    情報を用いて前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の
    識別情報を取得するネットワークサービスと、 前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワ
    ークサービスに送信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記識別情報を受信する
    と前記識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段か
    ら取得して出力する文書出力サービスとを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記ネットワークサービスは、外部のネ
    ットワーク機器から前記証明情報取得要求を受信すると
    前記文書管理サービスから前記証明情報取得要求に応じ
    た証明情報を取得し、 前記文書管理サービスから前記証明情報を取得すると前
    記ネットワーク機器と確立されたセッションのセッショ
    ン情報を生成して前記証明情報と対応付け、前記セッシ
    ョン情報を前記ネットワーク機器に送信し、 前記ネットワーク機器から前記セッション情報を受信す
    ると前記セッション情報に対応する証明情報を特定し
    て、その証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じ
    た蓄積文書の識別情報を前記文書管理サービスから取得
    し、 前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を取
    得すると前記識別情報を前記文書出力サービスに送信す
    ることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記文書管理サービスは、前記ネット
    ワークサービスから前記証明情報取得要求を受信する
    と、前記証明情報取得要求に応じた証明情報を生成して
    前記ネットワークサービスに送信し、 前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信する
    と、前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報
    を生成して前記ネットワークサービスに送信することを
    特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記文書管理サービスは、前記証明情
    報取得要求に応じた証明情報の内容および識別情報を生
    成し、前記証明情報の識別情報を証明情報として前記ネ
    ットワークサービスに送信する一方、前記証明情報の内
    容を保持することを特徴とする請求項10記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記文書管理サービスは、前記ネット
    ワークサービスから前記証明情報を受信すると、前記証
    明情報の識別情報を用いて証明情報の内容を特定する一
    方、前記証明情報の内容に応じた蓄積文書の識別情報を
    生成して前記ネットワークサービスに送信することを特
    徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記証明情報取得要求は、少なくとも
    蓄積文書を識別するための識別情報および蓄積文書の使
    用権限を証明するための暗証情報を含むことを特徴とす
    る請求項8乃至12何れか一項記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記証明情報の内容は、前記文書蓄積
    手段に蓄積された蓄積文書のうち、少なくとも認証済み
    の蓄積文書の識別情報を含むことを特徴とする請求項1
    1又は12記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 画像形成処理で使用されるハードウェ
    ア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行う
    プログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有
    する画像形成装置であって、 外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積さ
    れた蓄積文書に対する証明情報取得要求を受信すると前
    記証明情報取得要求に応じた証明情報を取得し、前記ネ
    ットワーク機器と確立されたセッションのセッション情
    報を生成して前記証明情報と対応付け、前記ネットワー
    ク機器に前記セッション情報を送信する一方、前記ネッ
    トワーク機器から前記セッション情報を受信すると前記
    セッション情報に対応した証明情報を特定するネットワ
    ークサービスと、 前記証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送
    信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信する
    と前記証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じた
    蓄積文書の識別情報を取得し、その識別情報に応じた蓄
    積文書を前記文書蓄積手段から取得して出力する文書出
    力サービスとを有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記ネットワークサービスは、外部の
    ネットワーク機器から前記証明情報取得要求を受信する
    と前記文書管理サービスから前記証明情報取得要求に応
    じた証明情報を取得し、 前記文書管理サービスから前記証明情報を取得すると前
    記ネットワーク機器と確立されたセッションのセッショ
    ン情報を生成して前記証明情報と対応付け、前記セッシ
    ョン情報を前記ネットワーク機器に送信し、 前記ネットワーク機器から前記セッション情報を受信す
    ると前記セッション情報に対応する証明情報を特定し
    て、その証明情報を前記文書出力サービスに送信するこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記文書管理サービスは、前記ネット
    ワークサービスから前記証明情報取得要求を受信する
    と、前記証明情報取得要求に応じた証明情報を生成して
    前記ネットワークサービスに送信し、 前記文書出力サービスから前記証明情報を受信すると、
    前記証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を生
    成して前記文書出力サービスに送信することを特徴とす
    る請求項15記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記文書出力サービスは、前記文書管
    理サービスから前記識別情報を受信すると、前記識別情
    報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得して出
    力することを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 前記証明情報は、前記文書管理サービ
    スの使用権限を証明する第1の証明情報と前記蓄積文書
    の使用権限を証明する第2の証明情報とを少なくとも含
    むことを特徴とする請求項15乃至18何れか一項記載
    の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記文書管理サービスは、前記第1お
    よび第2の証明情報の内容および識別情報を生成し、前
    記第1および第2の証明情報の識別情報を前記第1およ
    び第2の証明情報として前記ネットワークサービスに送
    信する一方、前記第1および第2の証明情報の内容を保
    持することを特徴とする請求項19記載の画像形成装
    置。
  21. 【請求項21】 前記文書管理サービスは、前記文書出
    力サービスから前記第1および第2の証明情報を受信す
    ると、前記第1および第2の証明情報の識別情報を用い
    て前記第1および第2の証明情報の内容を特定する一
    方、前記第1および第2の証明情報の内容に応じた蓄積
    文書の識別情報を生成して前記文書出力サービスに送信
    することを特徴とする請求項19記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記証明情報取得要求は、少なくとも
    蓄積文書を識別するための識別情報および蓄積文書の使
    用権限を証明するための暗証情報を含むことを特徴とす
    る請求項15乃至21何れか一項記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の証明情報の内容は、前記文
    書蓄積手段に蓄積された蓄積文書のうち、少なくとも認
    証済みの蓄積文書の識別情報を含むことを特徴とする請
    求項19乃至21何れか一項記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 画像形成処理で使用されるハードウェ
    ア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行う
    プログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有
    する画像形成装置の蓄積文書出力方法であって、 ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から
    前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する出力要
    求を受信し、その出力要求に応じた証明情報を文書管理
    サービスから取得する段階と、 前記ネットワークサービスが、取得した証明情報を用い
    て前記出力要求に応じた蓄積文書の識別情報を前記文書
    管理サービスから取得する段階と、 文書出力サービスが、前記ネットワークサービスから前
    記識別情報を受信し、その識別情報に応じた蓄積文書を
    前記文書蓄積手段から取得して出力する段階とを有する
    ことを特徴とする蓄積文書出力方法。
  25. 【請求項25】 画像形成処理で使用されるハードウェ
    ア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行う
    プログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有
    する画像形成装置の蓄積文書出力方法であって、 ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から
    前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する証明情
    報取得要求を受信し、その証明情報取得要求に応じた証
    明情報を文書管理サービスから取得する段階と、 前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器と
    確立されたセッションのセッション情報を生成して前記
    証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記セッ
    ション情報を送信する段階と、 前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器か
    ら前記セッション情報を受信し、そのセッション情報に
    対応する証明情報を特定し、その証明情報を用いて前記
    証明情報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を前記文
    書管理サービスから取得する段階と、 文書出力サービスが、前記ネットワークサービスから前
    記識別情報を受信し、その識別情報に応じた蓄積文書を
    前記文書蓄積手段から取得して出力する段階とを有する
    ことを特徴とする蓄積文書出力方法。
  26. 【請求項26】 画像形成処理で使用されるハードウェ
    ア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行う
    プログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有
    する画像形成装置の蓄積文書出力方法であって、 ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から
    前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する証明情
    報取得要求を受信し、その証明情報取得要求に応じた証
    明情報を文書管理サービスから取得する段階と、 前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器と
    確立されたセッションのセッション情報を生成して前記
    証明情報と対応付け、前記ネットワーク機器に前記セッ
    ション情報を送信する段階と、 前記ネットワークサービスが、前記ネットワーク機器か
    ら前記セッション情報を受信し、そのセッション情報に
    対応した証明情報を特定する段階と、 文書出力サービスが、前記ネットワークサービスから前
    記証明情報を受信し、その証明情報を用いて前記証明情
    報取得要求に応じた蓄積文書の識別情報を前記文書管理
    サービスから取得する段階と、 前記文書出力サービスが、前記識別情報に応じた蓄積文
    書を前記文書蓄積手段から取得して出力する段階とを有
    することを特徴とする蓄積文書出力方法。
  27. 【請求項27】 1つ以上の外部のネットワーク機器
    と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介し
    て接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装
    置の文書管理手段に蓄積された蓄積文書を出力する蓄積
    文書出力システムであって、 前記画像形成装置は、外部のネットワーク機器から前記
    文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する出力要求を
    受信すると前記出力要求に応じた証明情報を取得し、そ
    の証明情報を用いて前記出力要求に応じた蓄積文書の識
    別情報を取得するネットワークサービスと、 前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワ
    ークサービスに送信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記識別情報を受信する
    と前記識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段か
    ら取得して出力する文書出力サービスとを有することを
    特徴とする蓄積文書出力システム。
  28. 【請求項28】 1つ以上の外部のネットワーク機器
    と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介し
    て接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装
    置の文書管理手段に蓄積された蓄積文書を出力する蓄積
    文書出力システムであって、 前記画像形成装置は、外部のネットワーク機器から前記
    文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する証明情報取
    得要求を受信すると前記証明情報取得要求に応じた証明
    情報を取得し、前記ネットワーク機器と確立されたセッ
    ションのセッション情報を生成して前記証明情報と対応
    付け、前記ネットワーク機器に前記セッション情報を送
    信する一方、前記ネットワーク機器から前記セッション
    情報を受信すると前記セッション情報に対応する証明情
    報を特定し、その証明情報を用いて前記証明情報取得要
    求に応じた蓄積文書の識別情報を取得するネットワーク
    サービスと、 前記証明情報及び前記識別情報を生成して前記ネットワ
    ークサービスに送信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記識別情報を受信する
    と前記識別情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段か
    ら取得して出力する文書出力サービスとを有することを
    特徴とする蓄積文書出力システム。
  29. 【請求項29】 1つ以上の外部のネットワーク機器
    と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介し
    て接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装
    置の文書管理手段に蓄積された蓄積文書を出力する蓄積
    文書出力システムであって、 前記画像形成装置は、外部のネットワーク機器から前記
    文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する証明情報取
    得要求を受信すると前記証明情報取得要求に応じた証明
    情報を取得し、前記ネットワーク機器と確立されたセッ
    ションのセッション情報を生成して前記証明情報と対応
    付け、前記ネットワーク機器に前記セッション情報を送
    信する一方、前記ネットワーク機器から前記セッション
    情報を受信すると前記セッション情報に対応した証明情
    報を特定するネットワークサービスと、 前記証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送
    信する文書管理サービスと、 前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信する
    と前記証明情報を用いて前記証明情報取得要求に応じた
    蓄積文書の識別情報を取得し、その識別情報に応じた蓄
    積文書を前記文書蓄積手段から取得して出力する文書出
    力サービスとを有することを特徴とする蓄積文書出力シ
    ステム。
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