JP2003344754A - 測距装置 - Google Patents
測距装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高価で特殊なセンサを用いることなく、ライン
センサと受光レンズの組み立て誤差が生じても正しい無
限判定を行うことができる測距装置を提供すること。 【解決手段】一対の被写体像を上に結像させる受光レン
ズ101a,101bと、この一対の被写体像を光強度に応じて
電気信号に変換する一対のラインセンサ102a,102bと、
一対のラインセンサの動作制御を行う制御手段103と、
一対のラインセンサから出力される被写体像データをA
/D変換して読み出す読み出し手段104と、読み出され
た被写体像データに基づいて被写体距離に応じたデータ
を演算する演算手段105とを有した測距装置において、
測距領域内の被写体像データのパターンが単調に増加ま
たは単調に減少している場合、無限判定値を通常よりも
近距離側にシフトした値に設定するものである。
センサと受光レンズの組み立て誤差が生じても正しい無
限判定を行うことができる測距装置を提供すること。 【解決手段】一対の被写体像を上に結像させる受光レン
ズ101a,101bと、この一対の被写体像を光強度に応じて
電気信号に変換する一対のラインセンサ102a,102bと、
一対のラインセンサの動作制御を行う制御手段103と、
一対のラインセンサから出力される被写体像データをA
/D変換して読み出す読み出し手段104と、読み出され
た被写体像データに基づいて被写体距離に応じたデータ
を演算する演算手段105とを有した測距装置において、
測距領域内の被写体像データのパターンが単調に増加ま
たは単調に減少している場合、無限判定値を通常よりも
近距離側にシフトした値に設定するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラなどに搭載
される測距装置に係り、特にラインセンサを用いたパッ
シブ方式の測距装置に関する。
される測距装置に係り、特にラインセンサを用いたパッ
シブ方式の測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトカメラなどに採用され
ている外光パッシブ方式の測距装置は、被写体光束を一
対の受光レンズによってそれぞれ一対のラインセンサに
結像し、一対のラインセンサのそれぞれの画素出力に基
づいて、一対のラインセンサ上に形成された被写体像の
間隔を検出し、基線長(即ち一対の受光レンズの間隔)
に基づいて三角測量の原理によって被写体までの距離を
求めている。
ている外光パッシブ方式の測距装置は、被写体光束を一
対の受光レンズによってそれぞれ一対のラインセンサに
結像し、一対のラインセンサのそれぞれの画素出力に基
づいて、一対のラインセンサ上に形成された被写体像の
間隔を検出し、基線長(即ち一対の受光レンズの間隔)
に基づいて三角測量の原理によって被写体までの距離を
求めている。
【0003】そして、上記測距装置は、その距離に基づ
いてカメラの撮影レンズのフォーカスレンズ群を移動さ
せている。ラインセンサとしては、CMOS型ラインセ
ンサやCCDラインセンサなどの受光素子列が使用され
ている。
いてカメラの撮影レンズのフォーカスレンズ群を移動さ
せている。ラインセンサとしては、CMOS型ラインセ
ンサやCCDラインセンサなどの受光素子列が使用され
ている。
【0004】外光パッシブ方式の測距装置の受光部は、
図14に示すように一対の受光レンズL1,L2と一対の
ラインセンサS1,S2とから構成され、一対の受光レン
ズL1,L2の光軸を結んだ線BLと、一対のラインセン
サS1,S2の中心を結んだ線Bsが組立後に平行になっ
ていることが理想的である。しかしながら、実際には組
み立て誤差や部品のばらつき等により、図14に示すよ
うにレンズ光軸を結んだ線BLとセンサ中心を結んだ線
Bsは平行ではなく角度θを持ってしまう。
図14に示すように一対の受光レンズL1,L2と一対の
ラインセンサS1,S2とから構成され、一対の受光レン
ズL1,L2の光軸を結んだ線BLと、一対のラインセン
サS1,S2の中心を結んだ線Bsが組立後に平行になっ
ていることが理想的である。しかしながら、実際には組
み立て誤差や部品のばらつき等により、図14に示すよ
うにレンズ光軸を結んだ線BLとセンサ中心を結んだ線
Bsは平行ではなく角度θを持ってしまう。
【0005】図15は被写体パターンによるラインセン
サ上での結像位置を示す図である。図15において、
(a)は右肩上がり斜めパターン被写体、(b)は垂直パター
ン被写体、(c)は左肩上がり斜めパターン被写体、(d)は
右肩上がり斜めパターン被写体のラインセンサS1、S
2上での結像位置、(e)は垂直パターン被写体のライン
センサS1、S2上での結像位置、(f)は左肩上がり斜
めパターン被写体のラインセンサS1、S2上での結像
位置、をそれぞれ示している。ただし、図15(d)〜(f)
は、図14のように一対のラインセンサS1,S2の中心
を結んだ線Bsに対して一対の受光レンズL1,L2の光
軸を結んだ線BLが平行とならず回転誤差θを持ってい
る場合である。また、D1は(d)における右肩上がり斜め
パターン被写体測距時の像P1,P2間隔、D2は垂直パ
ターン被写体測距時の像P1,P2間隔、D3は左肩上が
り斜めパターン被写体測距時の像P1,P2間隔を示して
いる。
サ上での結像位置を示す図である。図15において、
(a)は右肩上がり斜めパターン被写体、(b)は垂直パター
ン被写体、(c)は左肩上がり斜めパターン被写体、(d)は
右肩上がり斜めパターン被写体のラインセンサS1、S
2上での結像位置、(e)は垂直パターン被写体のライン
センサS1、S2上での結像位置、(f)は左肩上がり斜
めパターン被写体のラインセンサS1、S2上での結像
位置、をそれぞれ示している。ただし、図15(d)〜(f)
は、図14のように一対のラインセンサS1,S2の中心
を結んだ線Bsに対して一対の受光レンズL1,L2の光
軸を結んだ線BLが平行とならず回転誤差θを持ってい
る場合である。また、D1は(d)における右肩上がり斜め
パターン被写体測距時の像P1,P2間隔、D2は垂直パ
ターン被写体測距時の像P1,P2間隔、D3は左肩上が
り斜めパターン被写体測距時の像P1,P2間隔を示して
いる。
【0006】図14のように上記の線BLと線Bsが角度
θを持って組み立てられた測距装置の場合、同じ距離に
存在する被写体であっても被写体のパターンPの角度
〔図15(a)〜(c)参照〕により、一対のラインセンサS
1,S2上に結像される像P1,P2の間隔Dが、図15
(d)〜(f)に示すD1〜D3(D1>D2>D3)のように変
化してしまい、測距誤差となる。
θを持って組み立てられた測距装置の場合、同じ距離に
存在する被写体であっても被写体のパターンPの角度
〔図15(a)〜(c)参照〕により、一対のラインセンサS
1,S2上に結像される像P1,P2の間隔Dが、図15
(d)〜(f)に示すD1〜D3(D1>D2>D3)のように変
化してしまい、測距誤差となる。
【0007】例えば、後述の図2(a)に示すような風景
撮影を行う場合、山の稜線が右上がり斜めのパターンで
あるので、図15(d)のD1に示すように像P1,P2の間
隔が広くなり、測距データが近距離側にシフトして無限
が出なくなる可能性があった。
撮影を行う場合、山の稜線が右上がり斜めのパターンで
あるので、図15(d)のD1に示すように像P1,P2の間
隔が広くなり、測距データが近距離側にシフトして無限
が出なくなる可能性があった。
【0008】このような問題を解決する為に、特開20
00−206403号公報に開示されているような、図
16に示すように一対のラインセンサS1,S2の一方の
ラインセンサS2側に基線長方向と垂直な方向にhだけ
ずらした位置にラインセンサS3を配置し、ラインセン
サS2、ラインセンサS3上に結像された被写体のパター
ンP2位置の差Xより被写体のパターンPの角度ψを求
め、この角度ψと上記の線BLと線Bsのなす角度θ(図
14参照)とにより、像P1,P2の間隔Dを補正する技
術が知られている。
00−206403号公報に開示されているような、図
16に示すように一対のラインセンサS1,S2の一方の
ラインセンサS2側に基線長方向と垂直な方向にhだけ
ずらした位置にラインセンサS3を配置し、ラインセン
サS2、ラインセンサS3上に結像された被写体のパター
ンP2位置の差Xより被写体のパターンPの角度ψを求
め、この角度ψと上記の線BLと線Bsのなす角度θ(図
14参照)とにより、像P1,P2の間隔Dを補正する技
術が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−206403号公報に開示されているような方
法の場合、通常のパッシブ方式の測距に用いる一対のラ
インセンサS1,S2の他にラインセンサS3を必要とす
るので、測距センサつまりAFセンサのチップ面積が増
大し、コストアップを招いてしまう。また、被写体のパ
ターンが単純な直線状のパターンである場合は、前記の
補正は有効であるが、複数のパターンが混在していた
り、基線長方向と垂直な方向に配置された二つのライン
センサS2,S3の一方にしか被写体パターンが結像しな
い場合は、正しい補正を行うことができず、最悪の場合
には補正を行う前よりも測距誤差が大きくなり、正しい
無限判定ができなくなる虞れがある。
000−206403号公報に開示されているような方
法の場合、通常のパッシブ方式の測距に用いる一対のラ
インセンサS1,S2の他にラインセンサS3を必要とす
るので、測距センサつまりAFセンサのチップ面積が増
大し、コストアップを招いてしまう。また、被写体のパ
ターンが単純な直線状のパターンである場合は、前記の
補正は有効であるが、複数のパターンが混在していた
り、基線長方向と垂直な方向に配置された二つのライン
センサS2,S3の一方にしか被写体パターンが結像しな
い場合は、正しい補正を行うことができず、最悪の場合
には補正を行う前よりも測距誤差が大きくなり、正しい
無限判定ができなくなる虞れがある。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑み、高価で特殊
なセンサを用いることなく、ラインセンサと受光レンズ
の組み立て誤差が生じても正しい無限判定を行うことが
できる測距装置を提供することを目的とするものであ
る。
なセンサを用いることなく、ラインセンサと受光レンズ
の組み立て誤差が生じても正しい無限判定を行うことが
できる測距装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発による明測距装置
は、一対の被写体像を一対のラインセンサ上に結像させ
る受光レンズと、この受光レンズにより結像させられた
一対の被写体像を光強度に応じて電気信号に変換する一
対のラインセンサと、この一対のラインセンサの動作制
御を行う制御手段と、前記一対のラインセンサから出力
される被写体像データを読み出す読み出し手段と、この
読み出し手段により読み出された被写体像データに基づ
いて被写体距離に対応したデータを演算する演算手段と
を具備した測距装置において、測距領域内の被写体像デ
ータが単調に増加または減少しているパターンである場
合、無限判定値を通常よりも近距離側にシフトすること
を特徴とするものである。
は、一対の被写体像を一対のラインセンサ上に結像させ
る受光レンズと、この受光レンズにより結像させられた
一対の被写体像を光強度に応じて電気信号に変換する一
対のラインセンサと、この一対のラインセンサの動作制
御を行う制御手段と、前記一対のラインセンサから出力
される被写体像データを読み出す読み出し手段と、この
読み出し手段により読み出された被写体像データに基づ
いて被写体距離に対応したデータを演算する演算手段と
を具備した測距装置において、測距領域内の被写体像デ
ータが単調に増加または減少しているパターンである場
合、無限判定値を通常よりも近距離側にシフトすること
を特徴とするものである。
【0012】このような構成によれば、山の稜線のよう
な斜めのパターンの被写体を測距する場合に、ラインセ
ンサと受光レンズで構成される測距光学系に回転誤差θ
があると、回転誤差θにより測距データが近距離側にシ
フトしカメラが無限判定の基準値(以下、無限判定値)
との比較により無限と判断できずに前側ピントの写真
(即ちピンボケ写真)になってしまうのを防ぐためもの
で、山の稜線などは単調にデータが増加または減少する
像パターンとなることから無限判定を行う前に像パター
ンが単調増加または減少像パターンであるかどうかを判
定し、このような単調増加または減少像パターンである
場合は無限判定値を近距離側にシフトして無限判定を行
うことにより、測距データが近距離側にシフトしていて
も風景撮影時にピンボケ写真が撮影されるのを防ぐこと
ができる。
な斜めのパターンの被写体を測距する場合に、ラインセ
ンサと受光レンズで構成される測距光学系に回転誤差θ
があると、回転誤差θにより測距データが近距離側にシ
フトしカメラが無限判定の基準値(以下、無限判定値)
との比較により無限と判断できずに前側ピントの写真
(即ちピンボケ写真)になってしまうのを防ぐためもの
で、山の稜線などは単調にデータが増加または減少する
像パターンとなることから無限判定を行う前に像パター
ンが単調増加または減少像パターンであるかどうかを判
定し、このような単調増加または減少像パターンである
場合は無限判定値を近距離側にシフトして無限判定を行
うことにより、測距データが近距離側にシフトしていて
も風景撮影時にピンボケ写真が撮影されるのを防ぐこと
ができる。
【0013】上記測距領域は、被写体像データを分割し
た複数の測距領域の中で、最も近距離のデータが算出さ
れた測距領域であることが好ましい。
た複数の測距領域の中で、最も近距離のデータが算出さ
れた測距領域であることが好ましい。
【0014】また、上記の測距領域内の被写体像データ
が単調に増加または減少しているかどうかの判定は、測
距領域を複数のブロックに分割して、複数のブロック毎
の被写体像データの平均値を求め、隣接するブロックの
被写体像データの平均値の差をとった時の符号が、全て
の隣接ブロックで同一であるかどうかにより行うことが
好ましい。
が単調に増加または減少しているかどうかの判定は、測
距領域を複数のブロックに分割して、複数のブロック毎
の被写体像データの平均値を求め、隣接するブロックの
被写体像データの平均値の差をとった時の符号が、全て
の隣接ブロックで同一であるかどうかにより行うことが
好ましい。
【0015】或いは、上記の測距領域内の被写体像デー
タが単調に増加または減少しているかどうかの判定は、
測距領域内の所定センサ間隔だけ離れた被写体像データ
の差を1センサ分ずつずらしながらとった時の符号が、
全て同じであるかどうかにより行うことが好ましい。
タが単調に増加または減少しているかどうかの判定は、
測距領域内の所定センサ間隔だけ離れた被写体像データ
の差を1センサ分ずつずらしながらとった時の符号が、
全て同じであるかどうかにより行うことが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
の測距装置の構成を示すブロック図である。
参照して説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
の測距装置の構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、測距装置100は、被写体像
をラインセンサ102a,102b上に結像させる為の一対の受
光レンズ101a,101bと、受光レンズ101a,101bにより結
像された被写体像をその光強度に応じて光電変換し、電
気信号に変換する一対のラインセンサ102a,102bと、ラ
インセンサ102a,102bの積分動作の制御を行う制御手段
としての積分制御回路103と、ラインセンサ102a,102b
のそれぞれより出力される、2つの被写体像を光電変換
したアナログ電気信号をA/D変換して被写体像データ
として読み出す読み出し手段としてのA/D変換回路10
4と、各種制御信号の出力や、相関・補間演算等の各種
演算を行う演算手段としてのCPU105と、を具備して
構成されている。一対の受光レンズ101a,101bによって
それぞれ結像された2つの被写体像を測距センサとして
の一対のラインセンサ102a,102bにて検出し、その2つ
の像出力をA/D変換したものを、被写体像データとし
て上記CPU105に出力する。CPU105はこの被写体像
データに基づいて測距演算を行い、AF制御を行う。
をラインセンサ102a,102b上に結像させる為の一対の受
光レンズ101a,101bと、受光レンズ101a,101bにより結
像された被写体像をその光強度に応じて光電変換し、電
気信号に変換する一対のラインセンサ102a,102bと、ラ
インセンサ102a,102bの積分動作の制御を行う制御手段
としての積分制御回路103と、ラインセンサ102a,102b
のそれぞれより出力される、2つの被写体像を光電変換
したアナログ電気信号をA/D変換して被写体像データ
として読み出す読み出し手段としてのA/D変換回路10
4と、各種制御信号の出力や、相関・補間演算等の各種
演算を行う演算手段としてのCPU105と、を具備して
構成されている。一対の受光レンズ101a,101bによって
それぞれ結像された2つの被写体像を測距センサとして
の一対のラインセンサ102a,102bにて検出し、その2つ
の像出力をA/D変換したものを、被写体像データとし
て上記CPU105に出力する。CPU105はこの被写体像
データに基づいて測距演算を行い、AF制御を行う。
【0018】図1に示す測距装置において、図2(a)に
示すような風景撮影を行う場合、撮影画面111内の測距
視野(測距エリア)112が山の稜線を見ているので、図
2(b)に示すような被写体像データ113が測定される。こ
の被写体像データ113はラインセンサ102a,102bの一方
のセンサから出力されるデータを示しており、他方のセ
ンサからも同様なデータが出力される。このような斜め
パターンの被写体条件の場合、受光レンズ101a,101bと
ラインセンサ102a,102b間に図14で示したような回転
ずれθがあると、この回転ずれにより測距誤差が発生す
る。
示すような風景撮影を行う場合、撮影画面111内の測距
視野(測距エリア)112が山の稜線を見ているので、図
2(b)に示すような被写体像データ113が測定される。こ
の被写体像データ113はラインセンサ102a,102bの一方
のセンサから出力されるデータを示しており、他方のセ
ンサからも同様なデータが出力される。このような斜め
パターンの被写体条件の場合、受光レンズ101a,101bと
ラインセンサ102a,102b間に図14で示したような回転
ずれθがあると、この回転ずれにより測距誤差が発生す
る。
【0019】そこで、第1の実施の形態では、図2(b)
に示すような測距エリア内の被写体像データ113を図中
の1〜5に示すような五つのブロックに分割し、それぞ
れのブロック内のデータの平均値A(1)〜A(5)を
求め、互いに隣接するブロック間の平均値の差A(1)
−A(2)、A(2)−A(3)、A(3)−A
(4)、A(4)−A(5)の演算結果が全て正または
負である場合、被写体条件が受光レンズ101a,101bとラ
インセンサ102a,102bの回転ずれにより測距誤差を生じ
る単調増加または単調減少被写体であると判定し、この
場合には無限判定値を、被写体条件が単調増加または単
調減少被写体でない時よりも近距離の値に切り換えるよ
うにしたものである。なお、ブロック内のデータの平均
値とは、ブロックを構成する複数のセンサのデータの平
均値の意である。
に示すような測距エリア内の被写体像データ113を図中
の1〜5に示すような五つのブロックに分割し、それぞ
れのブロック内のデータの平均値A(1)〜A(5)を
求め、互いに隣接するブロック間の平均値の差A(1)
−A(2)、A(2)−A(3)、A(3)−A
(4)、A(4)−A(5)の演算結果が全て正または
負である場合、被写体条件が受光レンズ101a,101bとラ
インセンサ102a,102bの回転ずれにより測距誤差を生じ
る単調増加または単調減少被写体であると判定し、この
場合には無限判定値を、被写体条件が単調増加または単
調減少被写体でない時よりも近距離の値に切り換えるよ
うにしたものである。なお、ブロック内のデータの平均
値とは、ブロックを構成する複数のセンサのデータの平
均値の意である。
【0020】上記の被写体条件が単調増加または単調減
少被写体である場合の無限判定値は、通常、無限の被写
体距離を基準に、受光レンズ101a,101bとラインセンサ
102a,102bの回転ずれと、被写体条件により発生する最
大の測距誤差の範囲内に設定される。例えば、無限の被
写体を距離8mの被写体であると誤測距する可能性があ
る場合の無限判定値は、通常の無限判定値〜8mの間に
設定される。
少被写体である場合の無限判定値は、通常、無限の被写
体距離を基準に、受光レンズ101a,101bとラインセンサ
102a,102bの回転ずれと、被写体条件により発生する最
大の測距誤差の範囲内に設定される。例えば、無限の被
写体を距離8mの被写体であると誤測距する可能性があ
る場合の無限判定値は、通常の無限判定値〜8mの間に
設定される。
【0021】図3は第1の実施の形態における測距シー
ケンスを示すフローチャートである。まず、測光デー
タ、プリ積分データ等に基づいてラインセンサ102a,10
2bのセンサ感度の設定を行う(ステップS101)。次
に、ステップS101で設定したセンサ感度で積分を行
う。積分の制御は積分制御手段103により行われる(ス
テップS102)。そして、ステップS102の積分によるセ
ンサデータをA/D変換回路104でA/D変換して読み
出す(ステップS103)。
ケンスを示すフローチャートである。まず、測光デー
タ、プリ積分データ等に基づいてラインセンサ102a,10
2bのセンサ感度の設定を行う(ステップS101)。次
に、ステップS101で設定したセンサ感度で積分を行
う。積分の制御は積分制御手段103により行われる(ス
テップS102)。そして、ステップS102の積分によるセ
ンサデータをA/D変換回路104でA/D変換して読み
出す(ステップS103)。
【0022】次に、ステップS104で、一対のウインド
(各センサデータの抽出範囲)のデータの一致度が最も
高くなるデータのシフト量を求める相関演算を行い、ス
テップS105へ進む。
(各センサデータの抽出範囲)のデータの一致度が最も
高くなるデータのシフト量を求める相関演算を行い、ス
テップS105へ進む。
【0023】ステップS105では、ステップS104で求め
た離散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算を行
う。
た離散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算を行
う。
【0024】次に、ステップS106に進み、ステップS1
04,ステップS105で求めた被写体像の相対的な位置ず
れ量であるシフト量Sを、(1)式により被写体距離L
の逆数のデータ(1/L)に変換する。
04,ステップS105で求めた被写体像の相対的な位置ず
れ量であるシフト量Sを、(1)式により被写体距離L
の逆数のデータ(1/L)に変換する。
【0025】
【数1】
1/L=K×S+α ……(1)
K、αは測距光学系、ラインセンサのセンサピッチ及び
相関演算のシフト基準位置の設定により定まる定数。こ
こで、シフト量Sを1/Lに変換するのは、撮影レンズ
のピント位置と1/Lがほぼ比例関係にあり、また三角
測距の出力も原理的に1/Lに比例するので1/Lで扱
った方が演算も単純になるためである。
相関演算のシフト基準位置の設定により定まる定数。こ
こで、シフト量Sを1/Lに変換するのは、撮影レンズ
のピント位置と1/Lがほぼ比例関係にあり、また三角
測距の出力も原理的に1/Lに比例するので1/Lで扱
った方が演算も単純になるためである。
【0026】そして、ステップS107で、被写体条件が
単調増加、単調減少被写体であるかどうかの判定を行
う。
単調増加、単調減少被写体であるかどうかの判定を行
う。
【0027】次に、ステップS108では、単調増加、減
少フラグ(f__mono)がセットされているかどうか
を判定し、セットされていればステップS109に進み、
セットされていなければステップS110に進む。
少フラグ(f__mono)がセットされているかどうか
を判定し、セットされていればステップS109に進み、
セットされていなければステップS110に進む。
【0028】ステップS109では、単調増加、単調減少
被写体用の無限判定値を設定する。
被写体用の無限判定値を設定する。
【0029】ステップS110では、通常被写体用の無限
判定値を設定する。
判定値を設定する。
【0030】次に、無限判定を行い、ステップS106で
算出した1/Lデータが無限判定値よりも遠距離であれ
ばステップS112に進み、近距離であれば測距シーケン
スを終了する(ステップS111)。
算出した1/Lデータが無限判定値よりも遠距離であれ
ばステップS112に進み、近距離であれば測距シーケン
スを終了する(ステップS111)。
【0031】ステップS111で1/Lデータが無限判定
値よりも遠距離であれば、被写体像データとして無限の
データを設定する(ステップS112)。
値よりも遠距離であれば、被写体像データとして無限の
データを設定する(ステップS112)。
【0032】図4は図3の上記ステップS107におけ
る、単調増加、単調減少被写体判定の手順を示すフロー
チャートである。
る、単調増加、単調減少被写体判定の手順を示すフロー
チャートである。
【0033】まず、単調増加、減少フラグ(f__mon
o)、マイナス符号カウンタ(MNS)、プラス符号カ
ウンタ(PLS)をクリアする(ステップS121)。
o)、マイナス符号カウンタ(MNS)、プラス符号カ
ウンタ(PLS)をクリアする(ステップS121)。
【0034】次に、単調増加、単調減少判定用ブロック
1内の被写体像データの平均値A(1)を算出する(ス
テップS122)。
1内の被写体像データの平均値A(1)を算出する(ス
テップS122)。
【0035】同様に、単調増加、単調減少判定用ブロッ
クn内の被写体像データの平均値A(n)を算出し(ス
テップS123)、ステップS124へ進む。
クn内の被写体像データの平均値A(n)を算出し(ス
テップS123)、ステップS124へ進む。
【0036】そして、ステップS124ではブロックn−
1の平均値A(n−1)とブロックnの平均値A(n)
との差が負のデータであるかどうかを判定し、負のデー
タであればステップS125に進み、正のデータであれば
ステップS126に進む。
1の平均値A(n−1)とブロックnの平均値A(n)
との差が負のデータであるかどうかを判定し、負のデー
タであればステップS125に進み、正のデータであれば
ステップS126に進む。
【0037】ステップS125では、マイナス符号カウン
タ(MNS)をインクリメントする。
タ(MNS)をインクリメントする。
【0038】ステップS126では、プラス符号カウンタ
(PLS)をインクリメントする。
(PLS)をインクリメントする。
【0039】次に、ステップS127では、全ブロックの
平均値の算出及び隣接ブロックとの差の符号との判定が
終了しているか否かを判断し、終了していればステップ
S128に進み、終了していなければステップS123に戻
る。
平均値の算出及び隣接ブロックとの差の符号との判定が
終了しているか否かを判断し、終了していればステップ
S128に進み、終了していなければステップS123に戻
る。
【0040】ステップS128において、マイナス符号カ
ウンタ(MNS)またはプラス符号カウンタ(PLS)
の値が単調増加、単調減少被写体用ブロック数−1と同
じであればステップS129に進み、同じでなければ単調
増加、単調減少被写体判定を終了する。
ウンタ(MNS)またはプラス符号カウンタ(PLS)
の値が単調増加、単調減少被写体用ブロック数−1と同
じであればステップS129に進み、同じでなければ単調
増加、単調減少被写体判定を終了する。
【0041】ステップS129では、単調増加、減少フラ
グ(f__mono)をセットする。
グ(f__mono)をセットする。
【0042】次に、図3の測距シーケンスにおける上記
ステップS104における相関演算について説明する。
ステップS104における相関演算について説明する。
【0043】図5(a),(b)に示すように、ラインセンサ
5a、5b(図1の102a,102bに相当する)は複数の光
電変換素子により構成され、それぞれセンサデータa
1,a2,…aN、b1,b2,…bNを出力する。このセン
サデータより所定抽出範囲(以下、ウインド)6a、6
bのデータを抽出する。抽出の方法としては、一方のウ
インド6aは固定し、他方のウインド6bを1センサず
つシフトさせていくのが最も単純な方法である。固定側
とシフト側は逆でもよい。抽出される一対のウインドの
データを用いて(2)式により相関量F(n)を求め
る。
5a、5b(図1の102a,102bに相当する)は複数の光
電変換素子により構成され、それぞれセンサデータa
1,a2,…aN、b1,b2,…bNを出力する。このセン
サデータより所定抽出範囲(以下、ウインド)6a、6
bのデータを抽出する。抽出の方法としては、一方のウ
インド6aは固定し、他方のウインド6bを1センサず
つシフトさせていくのが最も単純な方法である。固定側
とシフト側は逆でもよい。抽出される一対のウインドの
データを用いて(2)式により相関量F(n)を求め
る。
【0044】
【数2】
(n:シフト量、w:ウインド内データ数、i:ウイン
ド内データNo.k:演算エリア先頭センサデータN
o.) 一対のウインド6a、6bのデータの一致度が最も高く
なるのは、図6に示すように、ウインド6bを1センサ
分ずつシフトさせて求めた相関量F(n)が極小値〔F
(n)=Fmin〕となる場合で、シフト量n=nFminが
被写体像の相対的な位置ずれ量となる。
ド内データNo.k:演算エリア先頭センサデータN
o.) 一対のウインド6a、6bのデータの一致度が最も高く
なるのは、図6に示すように、ウインド6bを1センサ
分ずつシフトさせて求めた相関量F(n)が極小値〔F
(n)=Fmin〕となる場合で、シフト量n=nFminが
被写体像の相対的な位置ずれ量となる。
【0045】ウインドの抽出の方法としては、図7
(a),(b)に示すように、ウインド6a、6bを交互にシ
フトさせていくような方法を用いてもよい。この場合の
相関量F(na、nb)を求める式は(3)式のようにな
る。
(a),(b)に示すように、ウインド6a、6bを交互にシ
フトさせていくような方法を用いてもよい。この場合の
相関量F(na、nb)を求める式は(3)式のようにな
る。
【0046】
【数3】
(na:ウインド6aのシフト量、nb:ウインド6bの
シフト量) 相対的な位置ずれ量nFminは、F(na、nb)が最小と
なる時のna,nbの和(na+nb)となる。
シフト量) 相対的な位置ずれ量nFminは、F(na、nb)が最小と
なる時のna,nbの和(na+nb)となる。
【0047】次に、図3の測距シーケンスにおける上記
ステップS105における補間演算について説明する。
ステップS105における補間演算について説明する。
【0048】上記の相関演算で求まるラインセンサ5
a、5b上に結像された被写体像の相対的な位置ずれ量
は、図6に示すように、ラインセンサのセンサピッチに
応じた離散的な値であり、このピッチ幅が測距の最小分
解能となる。よって、相関演算で求まる像ずれ量のみで
測距を行うと、その測距精度は粗いものになってしま
う。そこで、測距精度を高める為に、離散的な相関量F
(n)を用いて以下のような補間演算を行う。
a、5b上に結像された被写体像の相対的な位置ずれ量
は、図6に示すように、ラインセンサのセンサピッチに
応じた離散的な値であり、このピッチ幅が測距の最小分
解能となる。よって、相関演算で求まる像ずれ量のみで
測距を行うと、その測距精度は粗いものになってしま
う。そこで、測距精度を高める為に、離散的な相関量F
(n)を用いて以下のような補間演算を行う。
【0049】一般的に補間演算は、図8(a),(b) に示
すように、相関量F(n)の極小値であるFminとその
前後のシフト量nFmin−1、nFmin+1における相関量
Fmns、Fplsを用いて、Fminを与えるシフト量nFmin
と真の極小値FminRを与えるシフト量nFminRとのずれ
量Δnを、Fmin、Fplsの大小関係に応じて(4)式ま
たは(5)式により求めるものである。
すように、相関量F(n)の極小値であるFminとその
前後のシフト量nFmin−1、nFmin+1における相関量
Fmns、Fplsを用いて、Fminを与えるシフト量nFmin
と真の極小値FminRを与えるシフト量nFminRとのずれ
量Δnを、Fmin、Fplsの大小関係に応じて(4)式ま
たは(5)式により求めるものである。
【0050】なお、図8で、Fminは最小の相関値、Fm
nsはシフト量がnFmns(nFmin−1)の時の相関値、F
plsはシフト量がnFpls(nFmin+1)の時の相関値、
FminRは補間演算により求まるシフト量nFminRの時の
相関値、nFminは相関値が最小となる場合のシフト量、
nFmnsはnFmin−1のシフト量、nFplsはnFmin+1の
シフト量、nFminRは補間演算により求まるシフト量、
である。
nsはシフト量がnFmns(nFmin−1)の時の相関値、F
plsはシフト量がnFpls(nFmin+1)の時の相関値、
FminRは補間演算により求まるシフト量nFminRの時の
相関値、nFminは相関値が最小となる場合のシフト量、
nFmnsはnFmin−1のシフト量、nFplsはnFmin+1の
シフト量、nFminRは補間演算により求まるシフト量、
である。
【0051】Fmns>Fplsの時(図 8(a))
【数4】
Fmns≦Fplsの時(図8(b))
【数5】
以上で求めた補間量Δnにより、真の像ずれ量nFminR
は、 Fmns>Fplsの時(図8(a))
は、 Fmns>Fplsの時(図8(a))
【数6】
nFminR=nFmin+Δn ……(6)
Fmns≦Fplsの時(図8(b))
【数7】
nFminR=nFmin−Δn ……(7)
となる。
【0052】なお、無限判定値は、図9(a),(b)に示す
ような−45°と+45°のパターンのチャートをそれ
ぞれ測距した場合の測距データ差、もしくはそのデータ
差に所定の係数をかけた値を求める調整を、図10のフ
ローチャートに示すような手順で行い、決定するように
してもよい。
ような−45°と+45°のパターンのチャートをそれ
ぞれ測距した場合の測距データ差、もしくはそのデータ
差に所定の係数をかけた値を求める調整を、図10のフ
ローチャートに示すような手順で行い、決定するように
してもよい。
【0053】図10は、測距装置の受光レンズとライン
センサの回転ずれにより発生する測距誤差範囲に応じた
値である調整値Aの算出手段を示すフローチャートであ
る。
センサの回転ずれにより発生する測距誤差範囲に応じた
値である調整値Aの算出手段を示すフローチャートであ
る。
【0054】まず、図9(a)の−45°チャートを所定
位置にセットする(ステップS131)。そして、図9(a)
の−45°チャートを測距し、測距データAFMNSを
求める(ステップS132)。
位置にセットする(ステップS131)。そして、図9(a)
の−45°チャートを測距し、測距データAFMNSを
求める(ステップS132)。
【0055】次に、図9(b)の+45°チャートを所定
位置にセットする(ステップS133)。そして、図9(b)の
+45°チャートを測距し、測距データAFPLSを求
める(ステップS134)。
位置にセットする(ステップS133)。そして、図9(b)の
+45°チャートを測距し、測距データAFPLSを求
める(ステップS134)。
【0056】次に、調整値Aを(8)式により算出す
る。所定の係数Kをかける場合は(9)式より求める
(ステップS135)。
る。所定の係数Kをかける場合は(9)式より求める
(ステップS135)。
【0057】
【数8】
A=|AFMNS−AFPLS| ……(8)
A=|AFMNS−AFPLS|×K ……(9)
以上、第1の実施の形態によれば、被写体条件が 単調
増加または単調減少被写体であるかどうかを検出し、無
限判定値を切り換えることにより、正しい無限判定を行
うことができる。
増加または単調減少被写体であるかどうかを検出し、無
限判定値を切り換えることにより、正しい無限判定を行
うことができる。
【0058】〔第2の実施の形態〕第2の実施の形態の
測距装置の構成は、図1に示した測距装置の構成と同様
である。
測距装置の構成は、図1に示した測距装置の構成と同様
である。
【0059】第2の実施の形態は、図1のような構成の
測距装置において、測距視野(測距エリア)を複数のエ
リアに分割し、撮影画面内の複数の領域を測距する、所
謂マルチAFを行う場合に、複数の測距エリアの中で最
も近距離の測距データが算出される測距エリアを選択
し、この測距エリアについて、第1の実施の形態と同様
な単調増加、単調減少被写体判定を行い、この測距エリ
ア内の被写体条件が単調増加または単調減少被写体であ
る時には、無限判定値を、被写体条件が単調増加または
単調減少被写体でない時よりも近距離の値に切り換える
ようにしたものである。
測距装置において、測距視野(測距エリア)を複数のエ
リアに分割し、撮影画面内の複数の領域を測距する、所
謂マルチAFを行う場合に、複数の測距エリアの中で最
も近距離の測距データが算出される測距エリアを選択
し、この測距エリアについて、第1の実施の形態と同様
な単調増加、単調減少被写体判定を行い、この測距エリ
ア内の被写体条件が単調増加または単調減少被写体であ
る時には、無限判定値を、被写体条件が単調増加または
単調減少被写体でない時よりも近距離の値に切り換える
ようにしたものである。
【0060】例えば、図11(a)に示すような風景撮影
を行う場合、撮影画面211内の測距視野(測距エリア)2
12を複数のエリアL、C、Rに分割し、撮影画面211内
の複数の領域を測距する場合に、、図11(b)に示すよ
うな被写体像データ213が測定され、この被写体像デー
タ213は測距エリアL、C、Rに分割されてそれぞれの
測距エリア内のデータを用いて測距データが算出され
る。この時、測距エリアLまたはRの測距データが最至
近データである場合は、これらの測距エリア内の被写体
像データのパターンは、単調増加または単調減少ではな
いので、通常の無限判定が行われる。一方、測距エリア
Cの測距データが最至近データである場合は、測距エリ
アC内の被写体像データのパターンは、単調増加または
単調減少であるので、無限判定値を通常より近距離の判
定値に切り換えて無限判定が行われる。
を行う場合、撮影画面211内の測距視野(測距エリア)2
12を複数のエリアL、C、Rに分割し、撮影画面211内
の複数の領域を測距する場合に、、図11(b)に示すよ
うな被写体像データ213が測定され、この被写体像デー
タ213は測距エリアL、C、Rに分割されてそれぞれの
測距エリア内のデータを用いて測距データが算出され
る。この時、測距エリアLまたはRの測距データが最至
近データである場合は、これらの測距エリア内の被写体
像データのパターンは、単調増加または単調減少ではな
いので、通常の無限判定が行われる。一方、測距エリア
Cの測距データが最至近データである場合は、測距エリ
アC内の被写体像データのパターンは、単調増加または
単調減少であるので、無限判定値を通常より近距離の判
定値に切り換えて無限判定が行われる。
【0061】図12は第2の実施の形態における測距シ
ーケンスを示すフローチャートである。まず、測光デー
タ、プリ積分データ等に基づいてラインセンサ102a、10
2bのセンサ感度の設定を行う(ステップS201)。次に、
ステップS201で設定したセンサ感度で積分を行う。積
分の制御は積分制御回路103により行われる(ステップ
S202)。そして、ステップS203では、ステップS202の
積分によるセンサデータを、A/D変換回路104でA/
D変換して読み出す。
ーケンスを示すフローチャートである。まず、測光デー
タ、プリ積分データ等に基づいてラインセンサ102a、10
2bのセンサ感度の設定を行う(ステップS201)。次に、
ステップS201で設定したセンサ感度で積分を行う。積
分の制御は積分制御回路103により行われる(ステップ
S202)。そして、ステップS203では、ステップS202の
積分によるセンサデータを、A/D変換回路104でA/
D変換して読み出す。
【0062】次に、次段のステップS205における相関
演算を行う測距エリアを設定する(ステップS204)。そ
して、ステップS205では、一対のウインドのデータの
一致度が最も高くなるデータのシフト量を求める相関演
算を行う。ステップS206では、ステップS205で求めた
離散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算を行
う。
演算を行う測距エリアを設定する(ステップS204)。そ
して、ステップS205では、一対のウインドのデータの
一致度が最も高くなるデータのシフト量を求める相関演
算を行う。ステップS206では、ステップS205で求めた
離散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算を行
う。
【0063】次に、ステップS207では、全測距エリア
の演算が終了しているか否かを判定し、全測距エリアの
演算が終了していればステップS208に進み、終了して
いなければステップS204に戻る。
の演算が終了しているか否かを判定し、全測距エリアの
演算が終了していればステップS208に進み、終了して
いなければステップS204に戻る。
【0064】ステップS208では、測距エリアの中で最
も近距離の測距データが算出された測距エリアを選択す
る。
も近距離の測距データが算出された測距エリアを選択す
る。
【0065】そして、ステップS208で選択された測距
エリアのステップS205、S206で求めた被写体像の相対
的な位置ずれ量であるシフト量Sを被写体距離Lの逆数
のデータ(1/L)に変換する(ステップS209)。
エリアのステップS205、S206で求めた被写体像の相対
的な位置ずれ量であるシフト量Sを被写体距離Lの逆数
のデータ(1/L)に変換する(ステップS209)。
【0066】次に、ステップS210では、被写体条件が
単調増加、単調減少被写体であるかどうかの判定を行
い、ステップS211に進む。
単調増加、単調減少被写体であるかどうかの判定を行
い、ステップS211に進む。
【0067】ステップS211では、単調増加、減少フラ
グ(f__mono)がセットされているかどうかを判定
し、セットされていればステップS212に進み、セット
されていなければステップS213に進む。
グ(f__mono)がセットされているかどうかを判定
し、セットされていればステップS212に進み、セット
されていなければステップS213に進む。
【0068】ステップS212では、単調増加、単調減少
被写体用の無限判定値を設定する。ステップS213で
は、通常被写体用の無限判定値を設定する。
被写体用の無限判定値を設定する。ステップS213で
は、通常被写体用の無限判定値を設定する。
【0069】そして、ステップS214で無限判定を行
い、ステップS209で算出した1/Lデータが無限判定
値よりも遠距離であればステップS215に進み、近距離
であれば測距シーケンスを終了する。
い、ステップS209で算出した1/Lデータが無限判定
値よりも遠距離であればステップS215に進み、近距離
であれば測距シーケンスを終了する。
【0070】ステップS215では、被写体像データとし
て無限のデータを設定する。
て無限のデータを設定する。
【0071】図13は図12の第2の実施の形態におけ
る上記ステップS210における単調増加、単調減少被写
体判定の手順を示すフローチャートである。
る上記ステップS210における単調増加、単調減少被写
体判定の手順を示すフローチャートである。
【0072】まず、単調増加、減少フラグ(f__mon
o)、マイナス符号カウンタ(MNS)、プラス符号カ
ウンタ(PLS)、符号判定ループカウンタ(n)をク
リアする(ステップS321)。
o)、マイナス符号カウンタ(MNS)、プラス符号カ
ウンタ(PLS)、符号判定ループカウンタ(n)をク
リアする(ステップS321)。
【0073】次に、ステップS322で、単調増加、単調
減少判定を行う測距エリア内のセンサ数から、データ差
を求めるセンサ組のセンサ間隔(α)を引いて、符号判
定ループのループ回数(m)を算出する。
減少判定を行う測距エリア内のセンサ数から、データ差
を求めるセンサ組のセンサ間隔(α)を引いて、符号判
定ループのループ回数(m)を算出する。
【0074】そして、ステップS323では、所定のセン
サ間隔(α)だけ離れたセンサのデータの差が負のデー
タであるか否かを判定し、負のデータであればステップ
S324に進み、正のデータであればステップS325に進
む。
サ間隔(α)だけ離れたセンサのデータの差が負のデー
タであるか否かを判定し、負のデータであればステップ
S324に進み、正のデータであればステップS325に進
む。
【0075】ステップS324では、マイナス符号カウン
タ(MNS)をインクリメントする。ステップS325で
は、プラス符号カウンタ(PLS)をインクリメントす
る。
タ(MNS)をインクリメントする。ステップS325で
は、プラス符号カウンタ(PLS)をインクリメントす
る。
【0076】そして、ステップS326で、符号判定ルー
プカウンタ(n)をインクリメントする。
プカウンタ(n)をインクリメントする。
【0077】次に、符号判定ループカウンタ(n)が、
符号判定ループ回数(m)を超えているか否かを判定し
(ステップS327)、超えていればステップS328に進
み、超えていなければステップS323に戻る。
符号判定ループ回数(m)を超えているか否かを判定し
(ステップS327)、超えていればステップS328に進
み、超えていなければステップS323に戻る。
【0078】ステップS328では、マイナス符号カウン
タ(MNS)またはプラス符号カウンタ(PLS)の値
が符号判定ループ回数(m)と同じか否かを判定し、同
じであればステップS329に進み、同じでなければ単調
増加、単調減少被写体判定を終了する。
タ(MNS)またはプラス符号カウンタ(PLS)の値
が符号判定ループ回数(m)と同じか否かを判定し、同
じであればステップS329に進み、同じでなければ単調
増加、単調減少被写体判定を終了する。
【0079】そして、ステップS329で、単調増加、減
少フラグ(f__mono)をセットする。
少フラグ(f__mono)をセットする。
【0080】以上、第2の実施の形態によれば、撮影画
面内の複数の領域を測距する、所謂マルチAFを行う場
合にも正しい無限判定を行うことができる。
面内の複数の領域を測距する、所謂マルチAFを行う場
合にも正しい無限判定を行うことができる。
【0081】〔第3の実施の形態〕第3の実施の形態の
測距装置の構成は、図1に示した測距装置の構成と同様
である。
測距装置の構成は、図1に示した測距装置の構成と同様
である。
【0082】第1の実施の形態では、測距エリア内を複
数のブロックに分割して隣接ブロック毎の平均値の差を
とった時の符号の変化により、被写体条件が単調増加、
単調減少被写体であるかどうかの判定を行っていたのに
対して、第3の実施の形態では、測距エリア内の所定セ
ンサ数分だけ離れたセンサの組毎のデータの差をとった
時の符号の変化により、被写体条件が単調増加、単調減
少被写体であるかどうかの判定を行うようにしたもので
ある。
数のブロックに分割して隣接ブロック毎の平均値の差を
とった時の符号の変化により、被写体条件が単調増加、
単調減少被写体であるかどうかの判定を行っていたのに
対して、第3の実施の形態では、測距エリア内の所定セ
ンサ数分だけ離れたセンサの組毎のデータの差をとった
時の符号の変化により、被写体条件が単調増加、単調減
少被写体であるかどうかの判定を行うようにしたもので
ある。
【0083】つまり、所定センサ数分だけ離れたセンサ
の組を1センサ分ずつシフトさせながらデータの差をと
った時の符号が全て正または負である場合、被写体条件
が単調増加、単調減少被写体であると判定される。
の組を1センサ分ずつシフトさせながらデータの差をと
った時の符号が全て正または負である場合、被写体条件
が単調増加、単調減少被写体であると判定される。
【0084】以上、第3の実施の形態によれば、第1の
実施の形態と同様に正しい無限判定を行うことができ
る。
実施の形態と同様に正しい無限判定を行うことができ
る。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高価
で特殊なセンサを用いることなく、ラインセンサと受光
レンズの測距光学系の組み立て誤差が生じても正しい無
限判定を行うことができる測距装置を実現することがで
きる。
で特殊なセンサを用いることなく、ラインセンサと受光
レンズの測距光学系の組み立て誤差が生じても正しい無
限判定を行うことができる測距装置を実現することがで
きる。
【図1】本発明に係る測距装置の構成を示すブロック
図。
図。
【図2】単調増加、単調減少被写体の例とそれを検出す
る為の測距エリアのブロック分割の例を示す図。
る為の測距エリアのブロック分割の例を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の測距シーケンスを
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図4】単調増加、単調減少被写体判定の手順を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】相関演算のウインドシフト方法を説明する図。
【図6】各シフト値毎の相関値を示す相関データグラ
フ。
フ。
【図7】相関演算のウインドシフト方法の別例を説明す
る図。
る図。
【図8】補間演算を説明する図。
【図9】測距装置の受光レンズとラインセンサの回転ず
れにより発生する測距誤差範囲に応じた値である調整値
Aを求める為のチャート。
れにより発生する測距誤差範囲に応じた値である調整値
Aを求める為のチャート。
【図10】測距装置の受光レンズとラインセンサの回転
ずれにより発生する測距誤差範囲に応じた値である調整
値Aの算出手段を示すフローチャート。
ずれにより発生する測距誤差範囲に応じた値である調整
値Aの算出手段を示すフローチャート。
【図11】単調増加、単調減少被写体を含む被写体の例
とマルチAF時の測距エリアの分割の例を示す図。
とマルチAF時の測距エリアの分割の例を示す図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の測距シーケンス
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図13】図12における単調増加、単調減少被写体判
定の手順を示すフローチャート。
定の手順を示すフローチャート。
【図14】一対の受光レンズの光軸を結んだ線と一対の
ラインセンサの中心を結んだ線が角度を持って組み立て
られた測距装置の正面図。
ラインセンサの中心を結んだ線が角度を持って組み立て
られた測距装置の正面図。
【図15】被写体パターンによるラインセンサ上での結
像位置を示す図。
像位置を示す図。
【図16】先行例に開示されている、一対のラインセン
サの一方のラインセンサに垂直な方向に第3のラインセ
ンサを配置したパッシブ測距用センサを示す図。
サの一方のラインセンサに垂直な方向に第3のラインセ
ンサを配置したパッシブ測距用センサを示す図。
101a,101b…受光レンズ
102a,102b…ラインセンサ
103…積分制御手段(制御手段)
104…A/D変換回路(読み出し手段)
105…CPU(演算手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の被写体像を一対のラインセンサ上
に結像させる受光レンズと、この受光レンズにより結像
させられた一対の被写体像を光強度に応じて電気信号に
変換する一対のラインセンサと、この一対のラインセン
サの動作制御を行う制御手段と、前記一対のラインセン
サから出力される被写体像データを読み出す読み出し手
段と、この読み出し手段により読み出された被写体像デ
ータに基づいて被写体距離に対応したデータを演算する
演算手段とを具備した測距装置において、 測距領域内の被写体像データが単調に増加または減少し
ているパターンである場合、無限判定値を通常よりも近
距離側にシフトすることを特徴とする測距装置。 - 【請求項2】 上記測距領域は、被写体像データを分割
した複数の測距領域の中で、最も近距離のデータが算出
された測距領域であることを特徴とする請求項1に記載
の測距装置。 - 【請求項3】 上記の測距領域内の被写体像データが単
調に増加または減少しているかどうかの判定は、測距領
域を複数のブロックに分割して、複数のブロック毎の被
写体像データの平均値を求め、隣接するブロックの被写
体像データの平均値の差をとった時の符号が、全ての隣
接ブロックで同一であるかどうかにより行うことを特徴
とする請求項1に記載の測距装置。 - 【請求項4】 上記の測距領域内の被写体像データが単
調に増加または減少しているかどうかの判定は、測距領
域内の所定センサ間隔だけ離れた被写体像データの差を
1センサ分ずつずらしながらとった時の符号が、全て同
じであるかどうかにより行うことを特徴とする請求項1
に記載の測距装置。
Priority Applications (3)
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JP2002156087A JP2003344754A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 測距装置 |
US10/407,155 US7319487B2 (en) | 2002-04-10 | 2003-04-04 | Focusing apparatus, camera and focus position detecting method |
CN 03137038 CN1287215C (zh) | 2002-05-29 | 2003-05-29 | 测距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002156087A JP2003344754A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003344754A true JP2003344754A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29772445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002156087A Withdrawn JP2003344754A (ja) | 2002-04-10 | 2002-05-29 | 測距装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003344754A (ja) |
CN (1) | CN1287215C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012194069A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 測距装置及び撮像装置 |
JP2014186339A (ja) * | 2009-07-14 | 2014-10-02 | Ricoh Imaging Co Ltd | 自動焦点検出装置 |
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CN102384737B (zh) * | 2010-09-01 | 2014-06-18 | 原相科技股份有限公司 | 可提高信噪比的测距装置及其方法 |
JP5264847B2 (ja) * | 2010-09-15 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 測距装置、レンズシステムおよび撮像装置 |
TW201228360A (en) * | 2010-12-22 | 2012-07-01 | Largan Precision Co Ltd | Stereo display device |
JP6045362B2 (ja) * | 2013-01-17 | 2016-12-14 | オリンパス株式会社 | 撮像装置および焦点検出方法 |
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2002
- 2002-05-29 JP JP2002156087A patent/JP2003344754A/ja not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-05-29 CN CN 03137038 patent/CN1287215C/zh not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Publication date |
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CN1287215C (zh) | 2006-11-29 |
CN1462905A (zh) | 2003-12-24 |
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