JP2001174694A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2001174694A
JP2001174694A JP36293999A JP36293999A JP2001174694A JP 2001174694 A JP2001174694 A JP 2001174694A JP 36293999 A JP36293999 A JP 36293999A JP 36293999 A JP36293999 A JP 36293999A JP 2001174694 A JP2001174694 A JP 2001174694A
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Koichi Nakada
康一 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】距離の異なる遠近の被写体が混在していても、
測距時間の増加や測距精度の劣化を招くことがなく、高
速で高精度の測距を行なうことができる測距装置を提供
する。 【解決手段】検出光学系により形成された一対の被写体
像を受光して一対の光電変換信号を出力する、複数画素
からなるラインセンサ102a、102bと、ラインセ
ンサ102a、102bの出力信号を所定画素数からな
る複数のエリアに分割し、分割された各エリアに対応す
る距離データをそれぞれ演算し、このときの演算結果を
それぞれの距離データに応じてグループ分けすると共
に、特定のデータのエリアと、当該特定のデータと所定
差内のデータであるエリアに対応するグループを選択し
てこのグループに属するエリアの距離データを用いて演
算を行い、この演算結果に基づいて単一の距離データを
出力するCPU105を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測距装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図20及び図21を参照して従来の測距
装置について説明する。
【0003】図20は、ラインセンサを用いたパッシブ
方式の三角測距を説明するための図である。図20にお
いて、1は被写体、2a、2bは被写体像を後述のライ
ンセンサ3a、3b上に結像させるための受光レンズで
ある。3a、3bは受光レンズ2a、2bにより結像さ
れた被写体像をその光強度に応じて光電変換し、電気信
号に変換するラインセンサである。4a、4bは、ライ
ンセンサ3a、3bより出力されるセンサデータであ
る。また、Lは被写体距離、fは受光レンズ焦点距離、
Bは基線長、Xは被写体像の相対的なズレ量である。
【0004】図21(a)、(b)は、遠近混在の被写
体及びそのときのセンサデータを示す図である。図21
(a)、(b)において、5は主要被写体である人物、
6は人物5の背景に位置するビル、7は撮影画面内の測
距領域(ラインセンサ視野)、8a、8bはラインセン
サ3a、3bより出力されるセンサデータである。
【0005】上記した構成において、受光レンズ2a、
2bによりラインセンサ3a、3b上に被写体1の輝度
分布に応じた像を結像させ、その被写体像を光電変換し
たセンサデータ4a、4bを用いて被写体像の相対的な
ズレ量Xを求め、三角測距の原理である(1)式の関係
を利用して測距を行なう。
【0006】L/B=f/X……(1) (L:被写体距離、B:基線長、f:受光レンズ焦点距
離) 上記の測距装置では、距離の異なる複数の被写体がライ
ンセンサ3a、3b上に結像した場合、次のような不具
合が発生する。図21(a)のような近距離に位置する
人物5と背景の遠距離に位置するビルが測距エリア7内
に混在するシーンを例にとると、図21(b)に示すよ
うに、2つのラインセンサ3a、3bより得られる一対
のセンサデータ8a、8bは相対的に一致せず、図21
(a)のように背景のコントラストが強い場合には、図
21(b)のようにビル6の部分のセンサデータを一致
させるようにした時が全体の一致度としては最も高くな
る為、測距データは背景であるビル6までの距離となっ
てしまい、主要被写体である人物5までの距離が測距で
きず、いわゆる、後ピン写真となってしまう。
【0007】そこで特開平8−15603号は、このよ
うな不具合を解決するためにラインセンサを複数のエリ
アに分割し、エリア毎に遠近混在判定を行ない、遠近混
在と判定されたエリアがある場合は、そのエリアの一部
を含む新しいエリアを設定し、測距演算を行なう技術を
開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−15603号に開示されているような、複数のエリ
アの中で遠近混在と判定されたエリアがある場合は、そ
のエリアの一部を含む新しいエリアを設定し、測距演算
を行なうようにする方法では、遠近混在エリアが複数存
在すると処理が複雑になり、演算量も増大するので演算
時間が長くなってしまう。また、遠近混在判定により新
設されるエリアは、最初のエリアよりも小さく設定され
るので演算に使用するセンサ数が減るために、情報量が
減少して補間演算時のデータ量が減少するので量子化誤
差等により測距精度が劣化してしまう。
【0009】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、距離の異なる
遠近の被写体が混在していても、測距時間の増加や測距
精度の劣化を招くことがなく、高速で高精度の測距を行
なうことができる測距装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る測距装置は、検出光学系により
形成された一対の被写体像を受光して一対の光電変換信
号を出力する、複数画素からなるセンサ手段と、このセ
ンサ手段の出力信号を所定画素数からなる複数のエリア
に分割し、分割された各エリアに対応する距離データを
それぞれ演算する第1演算手段と、この第1演算手段に
よる演算結果をそれぞれの距離データに応じてグループ
分けすると共に、特定のデータのエリアと、当該特定の
データと所定差内のデータであるエリアに対応するグル
ープを選択してこのグループに属するエリアの距離デー
タを用いて演算を行う第2演算手段とを具備し、上記第
2演算手段による演算結果に基づいて単一の距離データ
を出力する。
【0011】また、第2の測距装置は、第1の発明にお
いて、上記センサ手段は、上記画素が一次元配列された
ラインセンサである。
【0012】また、第3の測距装置は、第1の発明にお
いて、上記センサ手段は、上記画素が二次元配列された
エリアセンサである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態の構成を示すブロック図であり、受光レンズ101
a、101b、ラインセンサ(センサ手段)102a、
102b、積分制御回路103、A/D変換回路10
4、CPU105から構成される。受光レンズ101
a、101bは、被写体像をラインセンサ102a、1
02b上に結像させる。ラインセンサ102a、102
bは、受光レンズ101a、101bにより結像された
被写体像をその光強度に応じて光電変換して電気信号に
変換する。積分制御回路103は、ラインセンサ102
a、102bの積分動作の制御を行なう。
【0015】A/D変換回路104は、ラインセンサ1
02a、102bより出力される被写体像を光電変換し
たアナログ電気信号をA/D変換する。CPU105
は、各種制御信号の出力、相関・補間演算等の各種演算
を行なうものである。
【0016】図2(a)、(b)は、ラインセンサ10
2a、102b上のエリアの設定を示す図である。図2
(a)、(b)において、数字1〜15で示す範囲は各
々が小エリアの設定範囲であり、数字16で示す範囲は
エリア6〜9の第1の演算データが最至近データと所定
差内のデータである場合の大エリア設定範囲である。
【0017】図3(a)、(b)は、大エリアの設定方
法を説明する図である。図3(a)、(b)において、
1〜15は各小エリアの設定範囲、16はエリア6〜9
の第1の演算データが最至近データと所定差内のデータ
である場合の大エリア設定範囲である。106は人物1
07とビル108の間の距離に位置する木、107は撮
影画面中央部に位置する人物、108は人物107の背
景に位置するビル、109は撮影画面内の測距領域(ラ
インセンサ視野)、110は木106を測距している小
エリア群(エリア2〜4)の第1演算データ、111は
人物107の顔を測距している小エリア群(エリア6〜
9)の第1演算データ、112はビル108を測距して
いる小エリア群(エリア10〜14)の第1演算データ
である。
【0018】上記した構成において、ラインセンサ10
2a、102bから出力されるセンサデータを図2
(a)のように複数の小エリアに分割し、各エリア毎に
被写体距離に応じたデータを演算する(第1の演算)。
このデータに基づいて最至近データのエリアと最至近デ
ータと所定差内のデータである隣接エリアを選択する。
選択された複数のエリアを図2(b)のエリア16のよ
うに1つの大エリアとし、この大エリアのセンサデータ
を用いて被写体距離に応じたデータを演算する(第2の
演算)。このデータより最終的な出力データ(1/被写
体距離データ)を求める。
【0019】例えば、図3(a)のような人物107の
背景にビル108が存在し、その間の距離に木106が
あるシーンを考えると、図3(b)に示すように、距離
データに応じて、人物107の顔を測距しているグルー
プ(小エリア群)111と、木106を測距しているグ
ループ(小エリア群)110と、ビル108を測距して
いるグループ(小エリア群)112に分けることができ
る。そして、どのグループの第1の演算データが、最至
近データと所定差内のデータであるかを判定し、人物1
07の顔を測距しているグループ111の第1の演算デ
ータが最至近データと所定差内のデータである場合は、
エリア6〜9を大エリア16に設定して第2の演算を行
なう。一方、木106を測距しているグループ110と
ビル108を測距しているグループ112とは、第1の
演算データと最至近データとの差が所定差外なので大エ
リア16には含まれない。
【0020】またこの場合、最至近データと所定差内の
データであるエリア内に存在するローコンエリアは大エ
リアに含める。例えば、図3(b)のエリア7あるいは
8がローコンであっても、エリア6、9の第1の演算デ
ータが最至近データと所定差内のデータであれば、これ
らのエリアに挟まれているエリア7、8も大エリア16
に含める。
【0021】また、大エリアが複数存在する場合は、撮
影画面中央に近いエリアを選択する。例えば、図3
(a)のようなシーンにおいて、木106を測距してい
るグループ110と、人物107の顔を測距しているグ
ループ111のどちらも最至近データと所定差内のデー
タであるエリアのグループである場合は、撮影画面中央
に近いグループ111のエリア6〜9(大エリア16)
のセンサデータを用いて第2の演算を行なう。
【0022】ここで大エリアの設定は必ずしも最至近デ
ータを選択しなくともよい。例えば、特定のデータの隣
接エリアで撮影画面中央に近いエリアを選択する等の選
択方法でもよい。
【0023】以下に図4及び図6を参照して相関演算に
ついて説明する。ここでの相関演算は、演算を行なう小
エリアの一対のウインドのデータの一致度が最も高くな
るデータのシフト量を求めるものである。図4は、相関
演算ウインドシフト方法を説明する図であり、102
a、102bは上記したとおりのラインセンサであり、
113a、113bは相関量の演算に用いるセンサデー
タの抽出範囲(ウインド)である。
【0024】図4(a)、(b)に示すように、ライン
センサ102a、102bは複数の光電変換素子により
構成され、それぞれセンサデータa1、a2、…aN、
b1、b2、…bNを出力する。このセンサデータより
所定範囲(以下ウインド)113a、113bのデータ
を抽出する。抽出の方法としては、ウインド113aを
固定しておき、ウインド113bを1センサ分ずつシフ
トさせていくのがもっとも単純な方法であるが、固定側
とシフト側を逆にしてもよい。抽出される一対のウイン
ドのデータを用いて次の(1)式により相関量F(n)
を求める。
【0025】
【数1】
【0026】この式で、nはシフト量、wはウインド内
データ数、iはウインド内データNo.、kは演算エリ
ア先頭センサデータNo.である。
【0027】一対のウインド113a、113bのデー
タの一致度が最も高くなるのは、図6に示すように、ウ
インド113bを1センサ分ずつシフトさせて求めたF
(n)が極小値(F(n)=Fmin)となる場合で、
この場合はシフト量n=nFminが被写体像の相対的
な位置ずれ量となる。
【0028】図5(a)、(b)は、相関演算のウイン
ドシフト方法の別例を説明する図である。この例では図
5(a)、(b)に示すように、ウインド113a、1
13bを交互にシフトさせていく方法を用いる。この場
合の相関量F(na、nb)を求める式は(2)式のよ
うになる。
【0029】
【数2】
【0030】この式で、naはウインド113aのシフ
ト量、nbはウインド113bのシフト量である。相対
的な位置ずれ量nFminは、F(na、nb)が最小
となる時のna、nbの和(na+nb)となる。
【0031】以下に図6、図7を参照して補間演算につ
いて説明する。上記した相関演算で求まるラインセンサ
102a、102b上に結像された被写体像の相対的な
位置ずれ量は、図6に示すように、ラインセンサのセン
サピッチに応じた離散的な値であり、このピッチ幅が測
距の最小分解能となる。よって、相関演算で求まる像ず
れ量のみで測距を行なうと、その測距精度は粗いものに
なってしまう。
【0032】そこで本実施形態では、測距精度を高める
為に、離散的な相関量F(n)を用いて以下のような補
間演算を行なう。一般的に補間演算は、図7(a)、
(b)に示すように、相関量F(n)の極小値であるF
minとその前後のシフト量nFmin−1、nFmi
n+1における相関量Fmns、Fplsを用いて、F
minを与えるシフト量nFminと真の極小値Fmi
nRを与えるシフト量nFminRとのずれ量Δnを、
Fmns、Fplsの大小関係に応じて以下の(3)式
または(4)式により求めるものである。
【0033】
【数3】
【0034】
【数4】
【0035】以上で求めた補間量Δnにより、真の像ず
れ量nFminRは以下のようになる。
【0036】Fmns>Fplsの時(図7(a)) nFminR=nFmin+Δn……(5) Fmns≦Fplsの時(図7(b)) nFminR=nFmin−Δn……(6) 図8は、第1実施形態の測距シーケンスの手順を示すフ
ローチャートである。まず、ステップS101において
測光データ、プリ積分データ等に基づいてラインセンサ
102a、102bのセンサ感度の設定を行なう。次
に、ステップS102において、ステップS101で設
定したセンサ感度で積分を行なう。このときの積分の制
御は積分制御回路103により行なわれる。
【0037】次のステップS103では、ステップS1
02の積分によるセンサデータを読み出し、A/D変換
回路104でA/D変換を行なう。次のステップS10
4では第1演算を行なうための小エリア数を設定する。
次にステップS105で第1演算を行なうに先立ってそ
の小エリアがローコンであるかどうかの判定を行なう。
ローコンでなければステップS106に進み、ローコン
であればステップS108に進む。
【0038】ステップS106では演算を行なう小エリ
アの一対のウインドのデータの一致度が最も高くなるデ
ータの離散的なシフト量を求める相関演算を行なう。次
のステップS107では、ステップS106で求めた離
散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算を行な
う。また、ステップS108では第1演算を行なう小エ
リア数を1ディクリメントする。
【0039】次のステップS109では、全エリアの第
1演算が終了したかどうかの判定を行なう。ここで演算
が終了していない小エリアがある場合(n≠0)はステ
ップS105に進み、全エリア終了の場合(n=0)は
ステップS110に進む。ステップS110では第2演
算を行なう大エリアの設定を行なう。次のステップS1
11では演算を行なうエリアの一対のウインドのデータ
の一致度が最も高くなるデータのシフト量を求める相関
演算を行なう。
【0040】ステップS112ではステップS111で
求めた離散的なシフト量の小数点以下を求める補間演算
を行なう。次のステップS113ではステップS11
1、ステップS112で求めた被写体像の相対的な位置
ずれ量であるシフト量Sを、以下の(7)式により被写
体距離Lの逆数のデータ(1/L)に変換する。
【0041】1/L=K×S+α……(7) ここでK、αは測距光学系、ラインセンサのセンサピッ
チ及び相関演算のシフト基準位置の設定により定まる定
数である。ここでシフト量Sを1/Lに変換するのは撮
影レンズのピント位置と1/Lがほぼ比例関係にあり、
また三角測距の出力も原理的に1/Lに比例するので1
/Lで扱った方が演算も単純になるためである。
【0042】図9、図10は、第1実施形態の第2演算
エリア設定シーケンスの手順を示すフローチャートであ
る。まずステップS120では第1演算を行なった小エ
リアの演算結果より最も近距離であるデータを検出す
る。次にステップS121では一つ前の小エリアの第1
演算データが最至近データと所定差内であるかどうかを
示すグループフラグ(F_GROUP=1:所定差内)
をクリアする。次にステップS122では大エリアの先
頭小エリアNo.及び大エリアに含まれる小エリア数の
データをクリアする。次のステップS123ではエリア
No.カウンタ(n)に1をセットする。
【0043】ステップS124では、エリアNo.カウ
ンタ(n)で示される小エリアがローコンであるかどう
かを判定し、ローコンであれはステップS144に進
み、そうでなければステップS125に進む。ステップ
S125ではエリアNo.カウンタ(n)で示される小
エリアの第1演算データと最至近データとの差をとり、
その差をCPU105のレジスタやRAM等の領域Aに
記憶する。次のステップS126ではステップS125
で領域Aに記憶されたデータと所定値との大小を比較
し、所定値よりも小さい場合はステップS127に進
み、大きい場合はステップS139に進む。ステップS
127ではグループフラグ(F_GROUP)が0かど
うかを判定する。0であればステップS128に進み、
1であればステップS129に進む。
【0044】ステップS128では大エリアの先頭エリ
アNo.にエリアNo.カウンタ(n)で示される小エ
リアのNo.をセットする。ステップS129ではステ
ップS128で設定した小エリアを先頭とする大エリア
に含まれる小エリア数を1増やす。ステップS130で
はグループフラグ(F_GROUP)に1をセットす
る。次のステップS131ではエリアNo.カウンタ
(n)を1カウントアップする。
【0045】次のステップS132では全ての小エリア
について第1演算データと最至近データとの差と所定値
との大小比較及びその他の処理が終了したかどうかを判
断する。終了していなければステップS124に戻り、
終了していればステップS133に進む。
【0046】次のステップS133ではグループフラグ
(F_GROUP)が1かどうかを判定する。1であれ
ばステップS134に進み、0であればステップS13
7に進む。次のステップS134では最後の小エリアが
ローコンだったかどうかを判定する。ここでローコンだ
った場合にはステップS135に進み、そうでない場合
にはステップS137に進む。
【0047】ステップS135ではステップS128で
設定した小エリアを先頭とする大エリアに含まれる小エ
リア数を1減らす。次のステップS136では一つ前の
エリアがローコンだったかどうかを判定する。ここでロ
ーコンだった場合にはステップS135に戻り、そうで
ない場合にはステップS137に進む。ステップS13
7では設定された大エリアが複数であるかどうかを判定
する。複数である場合にはステップS138に進み、そ
うでない場合にはリターンする。ステップS138では
複数の大エリアの中から撮影画面中央にもっとも近いエ
リアを第2演算エリアとして設定する。
【0048】一方、ステップS139に進んだ場合に
は、グループフラグ(F_GROUP)が1かどうかを
判定する。ここで1であればステップS140に進み、
0であればステップS131に進む。ステップS140
では一つ前の小エリアがローコンだったかどうかを判定
する。ローコンだった場合にはステップS141に進
み、そうでない場合にはステップS142に進む。ステ
ップS141ではステップS128で設定した小エリア
を先頭とする大エリアに含まれる小エリア数を1減らし
てステップS140に戻る。ステップS142では次の
大エリアのデータを格納する為に、大エリアの先頭エリ
アNo.及び大エリアに含まれる小エリア数データの格
納アドレスを更新する。次のステップS143ではグル
ープフラグ(F_GROUP)をクリアする。
【0049】一方、ステップS144に進んだ場合に
は、グループフラグ(F_GROUP)が0かどうかを
判定する。0であればステップS131に進み、1であ
ればステップS129に進む。
【0050】上記したステップS134〜ステップS1
36及びステップS140〜ステップS141の処理
は、例えば、図3(b)で背景のビル108がローコン
だった場合に、小エリア10以降が大エリア16に含ま
れ、大エリア16が大きくなりすぎて必要以上に第2演
算の時間が長くなってしまうのを防ぐ為に行なう。
【0051】(第2実施形態)以下に本発明の第2実施
形態を説明する。第2実施形態の構成は第1実施形態と
同じであるのでここでの説明は省略する。第2実施形態
では、第1実施形態における第1演算の補間演算を行な
わず、相関演算の結果のみに基づいて第2演算のための
大エリアの設定を行なうようにする。また、第1及び第
2演算でおこなう相関演算のウインドシフト範囲に制限
を付けるようにする。第1演算では、あらかじめ設定さ
れているシフト量、例えば、撮影至近の距離から5mま
での範囲に相当するシフト範囲で相関演算を行なう。第
2演算では、第1演算結果の最至近データ又は設定され
た第2演算エリアに含まれる小エリアの第1演算データ
の平均値を含む所定範囲、例えば、第1演算データの平
均値±3シフトの範囲で相関演算を行なう。但し、第1
演算結果における最至近データが所定以遠の場合は、第
2演算エリアを撮影画面中央部の所定範囲に設定し、シ
フト範囲は無限基準の所定範囲に設定する。
【0052】図11は本発明の第2実施形態における測
距シーケンスの手順を示すフローチャートである。ステ
ップS201〜ステップS203、ステップS205〜
ステップS206、ステップS208〜ステップS20
9、ステップS213〜ステップS214は第1実施形
態と同様である。以下に異なる部分について説明する。
【0053】ステップS204では小エリアの一対のウ
インドのデータの一致度が最も高くなるデータのシフト
量を求める相関演算におけるデータのシフト範囲を所定
範囲に設定する。ステップS207ではステップS20
4で設定されたデータのシフト範囲で相関演算を行な
う。ステップS210では、第2演算を行なうための大
エリアの設定を行なう。この際、第1演算結果における
最至近データが所定以遠の場合は撮影画面中央部の所定
範囲に第2演算エリアを設定する。
【0054】次のステップS211では第2演算で行な
う相関演算のデータのシフト範囲を、第1演算結果の最
至近データ又は設定された第2演算エリアに含まれる小
エリアの第1演算データの平均値を含む所定範囲に設定
する。但し、第1演算結果における最至近データが所定
以遠の場合は無限基準の所定範囲に設定する。ステップ
S212では、ステップS211で設定されたデータの
シフト範囲で相関演算を行なう。
【0055】図12、図13は、第2実施形態の第2演
算エリア設定シーケンスの手順を示すフローチャートで
ある。ステップS220、ステップS222〜ステップ
S245は第1実施形態と同様であるのでここでの説明
を省略する。ステップS221ではステップS220で
検出された第1演算結果における最至近データが所定以
遠であるかどうかを判定する。所定以遠である場合は図
13のステップS246に進み、所定以近の場合はステ
ップS222に進む。
【0056】ステップS246では撮影画面中央部の所
定範囲を第2演算エリアとして設定する。
【0057】上記した第2実施形態によれば、演算量を
減少させることができるので、測距時間を短縮すること
ができる。
【0058】(第3実施形態)以下に本発明の第3実施
形態を説明する。図14は本発明の第3実施形態の構成
を示すブロック図である。301a〜305は第1実施
形態(図1)の参照番号101a〜105に対応してお
り、同じものであるのでここでの説明は省略する。第3
実施形態では撮影レンズの焦点距離情報をCPU305
に出力する焦点距離検出手段306をさらに備えてい
る。ここでは、第2実施形態における第1演算でおこな
う相関演算のウインドシフト範囲を例えば望遠側は広
く、広角側は狭くというように、撮影レンズの焦点距離
によって切り換えるようにしている。
【0059】また、第2演算エリアの設定で行なう最至
近データの遠距離判定の判定距離及び遠距離と判定され
た場合に撮影画面中央部に設定される第2演算エリアの
設定範囲を撮影レンズの焦点距離によって切り換えるよ
うにしている。
【0060】図15は本発明の第3実施形態の測距シー
ケンスの手順を示すフローチャートである。ステップS
301〜ステップS303、ステップS306〜ステッ
プS310、ステップS312〜ステップS315は第
2実施形態と同様である。以下に異なる部分について説
明する。
【0061】ステップS304では撮影レンズの焦点距
離fが所定値よりも大きいかどうかを判定する。ここで
大きければステップS305に進み、小さければステッ
プS316に進む。ステップS305では、望遠側の第
1演算で行う相関演算のウインドシフト範囲を設定す
る。ここで撮影レンズの焦点距離fが大きい場合は、遠
距離の被写体を撮影することが多いのでシフト範囲を遠
距離側にずらす。または、シフト範囲を広げて遠距離ま
で測距できるようにする。また、ステップS316では
広角側の第1演算でおこなう相関演算のウインドシフト
範囲を設定する。撮影レンズの焦点距離fが小さい場合
は、近距離の被写体を撮影することが多いのでシフト範
囲を近距離側にずらす。または、シフト範囲を狭めて近
距離だけ測距するようにする。
【0062】また、ステップS311では第2演算で行
なう相関演算のデータのシフト範囲を、第1演算結果の
最至近データ又は設定された第2演算エリアに含まれる
小エリアの第1演算データの平均値を含む所定範囲に設
定する。但し、第1演算結果における最至近データが所
定以遠の場合は無限基準の所定範囲に設定する。この時
の最至近データと比較する所定値を撮影レンズの焦点距
離fにより切り換える。
【0063】図16、図17は、第3実施形態の第2演
算エリア設定シーケンスの手順を示すフローチャートで
ある。ステップS320、ステップS324〜ステップ
S348、ステップS352は第2実施形態と同様であ
る。以下に異なる部分について説明する。
【0064】ステップS321では撮影レンズの焦点距
離fが所定値よりも大きいかどうかを判定する。ここで
大きければステップS322に進み、小さければステッ
プS323に進む。ステップS322では最至近データ
と比較する遠距離判定用の望遠側の所定値を設定する。
撮影レンズの焦点距離fが大きい場合は、遠距離の被写
体を撮影することが多いので遠めの値を設定する。ま
た、ステップS323では最至近データと比較する遠距
離判定用の広角側の所定値を設定する。撮影レンズの焦
点距離fが小さい場合は、近距離の被写体を撮影するこ
とが多いので近めの値を設定する。
【0065】また、図17のステップS349では、撮
影レンズの焦点距離fが所定値よりも大きいかどうかを
判定する。大きければステップS350に進み、小さけ
ればステップS351に進む。ステップS350では撮
影画面中央部に設定する第2演算エリアの望遠側の所定
範囲を設定する。撮影レンズの焦点距離fが大きい場合
は、撮影画角が狭いので狭い範囲を設定する。ステップ
S351では撮影画面中央部に設定する第2演算エリア
の広角側の所定範囲を設定する。撮影レンズの焦点距離
fが小さい場合は、撮影画角が広いので広い範囲を設定
する。
【0066】なお、撮影レンズの焦点距離により切り換
えるシフト範囲等の設定は、所定値に対する大小判定に
よるものだけでなく、焦点距離に応じたテーブルデータ
により設定してもよいし、焦点距離と所定の係数により
求めるようにしてもよい。
【0067】上記した第3実施形態によれば、カメラの
使用状態に応じた測距を行なうことができる。
【0068】(第4実施形態)以下に本発明の第4実施
形態を説明する。図18は本発明の第4実施形態の構成
を示すブロック図である。401a、401bは被写体
像を後述するエリアセンサ上に結像させる為の受光レン
ズである。402a、402bは受光レンズ401a、
401bにより結像された被写体像をその光強度に応じ
て光電変換し、電気信号に変換するエリアセンサであ
る。403はエリアセンサ402a、402bの積分動
作の制御を行なう積分制御回路である。404はエリア
センサ402a、402bより出力される、被写体像を
光電変換したアナログ電気信号をA/D変換するA/D
変換回路である。405は各種制御信号の出力、相関・
補間演算等の各種演算を行なうCPUである。
【0069】本発明の第4実施形態では、第1〜3実施
形態のラインセンサの代わりにエリアセンサ402a、
402bを用いており、このような構成によれば、第1
〜3実施形態と比較して撮影画面内のより広い領域を測
距することができる。
【0070】(第5実施形態)以下に本発明の第5実施
形態を説明する。図19は、本発明の第5実施形態の光
学系の構成を示す図である。図19において、501は
撮影レンズ、503は視野マスク、504はコンデンサ
レンズ、505は瞳マスク、506a、506bは、被
写体像をラインセンサ507a、507b上に結像させ
るための再結像レンズ、507a、507bは再結像レ
ンズ506a、506bにより結像された被写体像をそ
の光強度に応じて光電変換し、積分するラインセンサで
ある。
【0071】再結像レンズ506a、506bの前面に
置かれた瞳マスク505の像をコンデンサレンズ504
を介して撮影レンズ501上に投影させると、投影像5
02a、502bができる。
【0072】第1〜4実施形態が、外光により被写体像
を受光レンズで受光センサ上に結像させ、被写体距離の
逆数を求めるものであったのに対し、第5実施形態では
図19に示すように、撮影レンズ501の投影像502
a、502bの領域から入射した被写体からの光束を視
野マスク503、コンデンサレンズ504、瞳マスク5
05、再結像レンズ506a、506bを介してライン
センサ507a、507b上に結像させ、この結像させ
られた2像の間隔と合焦時の2像間隔のずれ量より、合
焦時と現在の焦点調節状態のずれ量であるデフォーカス
量を求める、いわゆるTTL方式の光学系を用いて第1
〜3実施形態と同様の処理を行ないデフォーカス量を求
めている。
【0073】上記した実施形態によれば、最初に被写体
像データを複数の小エリアに分割し、各エリア毎に被写
体距離に応じたデータを演算する第1の演算を行ない、
その演算結果に基づいて主要な被写体の存在する範囲に
エリアを設定して第2の演算を行ない、被写体距離の逆
数あるいはデフォーカス量を求めるようにしたので、距
離の異なる遠近の被写体が混在している状態でも、高速
で高精度の測距を行なうことができる。
【0074】(付記)なお、上記した具体的実施形態か
ら以下のような構成の発明が抽出される。
【0075】(1) 一対の被写体像を受光し、被写体
像に対応した一対の像信号を出力するラインセンサと、
上記ラインセンサから出力される一対の像信号に基づい
て、被写体距離に応じた情報を求める演算手段と、を具
備し、上記演算手段は、上記ラインセンサから出力され
る一対の像信号をそれぞれ複数の領域に分割すると共
に、これら分割された領域毎に被写体距離に応じた情報
を求める第1演算手段と、この第1演算手段による演算
結果に応じて上記複数の領域の中から一つまたは隣合う
複数の領域を再設定すると共に、当該再設定された新た
な領域に対応する一対の像信号に基づいて、被写体距離
に応じた情報を求める第2演算手段とを含み、この第2
演算手段による第2演算の結果に応じて、被写体距離デ
ータを出力するようにしたことを特徴とする測距装置。
【0076】(2) 一対の被写体像をそれぞれ受光
し、被写体像に対応した一対の像信号を出力する一対の
エリアセンサと、上記一対のエリアセンサから出力され
る一対の像信号に基づいて、被写体距離に応じた情報を
求める演算手段と、を具備し、上記演算手段は、上記エ
リアセンサから出力される一対の像信号をそれぞれ複数
の領域に分割すると共に、これら分割された領域毎に被
写体距離に応じた情報を求める第1演算手段と、この第
1演算手段による演算結果に応じて上記複数の領域の中
から一つまたは隣合う複数の領域を再設定すると共に、
当該再設定された新たな領域に対応する一対の像信号に
基づいて、被写体距離に応じた情報を求める第2演算手
段とを含み、この第2演算手段による演算結果に応じ
て、被写体距離データを出力するようにしたことを特徴
とする測距装置。
【0077】(3) 上記第2演算手段で使用される一
つまたは隣合う複数の領域は、上記第1演算手段による
演算結果が最至近データと所定値以内の差を有するデー
タを含む領域であることを特徴とする(1)または
(2)のいずれかに記載の測距装置。
【0078】(4) 上記第1演算手段による演算結果
が所定値以内の差である領域の間に、データ出力不能と
判断される領域が存在した場合、上記第2演算手段で使
用される隣合う複数の領域として上記データ出力不能と
判断される領域を含むことを特徴とする(1)または
(2)のいずれかに記載の測距装置。
【0079】(5) 上記第1演算手段による演算は、
一対の被写体像同士の一致度が最も高くなるデータシフ
ト量を求める相関演算と、この相関演算結果に対する補
間演算とを含むことを特徴とする(1)または(2)の
いずれかに記載の測距装置。
【0080】(6) 上記第1演算手段による演算は、
一対の被写体像同士の一致度が最も高くなるデータシフ
ト量を求める相関演算を含むことを特徴とする(1)ま
たは(2)のいずれかに記載の測距装置。
【0081】(7) 上記第2演算手段による演算は、
一対の被写体像同士の一致度が最も高くなるデータシフ
ト量を求める相関演算と、この相関演算結果に対する補
間演算とを含むことを特徴とする(1)または(2)の
いずれかに記載の測距装置。
【0082】(8) 上記選択された領域の第1演算結
果に基づいて上記第2演算手段による演算で実行する相
関演算のデータシフト範囲を決定するようにしたことを
特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載の測距
装置。
【0083】(9) 上記最終的に出力される被写体距
離データは、距離データまたは距離の逆数データである
ことを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載
の測距装置。
【0084】(10) 上記最終的に出力される被写体
距離データは、デフォーカス量データであることを特徴
とする(1)または(2)のいずれかに記載の測距装
置。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、距離の異なる遠近の被
写体が混在していても、測距時間の増加や測距精度の劣
化を招くことがなく、高速で高精度の測距を行なうこと
ができる測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第1実施形態のエリアの設定を示す図である。
【図3】大エリアの設定方法を説明する図である。
【図4】相関演算ウインドシフト方法を説明する図であ
る。
【図5】相関演算のウインドシフト方法の別例を説明す
る図である。
【図6】相関演算を説明するための図である。
【図7】補間演算について説明するための図である。
【図8】本発明の第1実施形態の測距シーケンスの手順
を示すフローチャートである。
【図9】第1実施形態の第2演算エリア設定シーケンス
の手順を示すフローチャートの前部である。
【図10】第1実施形態の第2演算エリア設定シーケン
スの手順を示すフローチャートの後部である。
【図11】本発明の第2実施形態における測距シーケン
スの手順を示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態の第2演算エリア設定シーケン
スの手順を示すフローチャートの前部である。
【図13】第2実施形態の第2演算エリア設定シーケン
スの手順を示すフローチャートの後部である。
【図14】本発明の第3実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図15】本発明の第3実施形態の測距シーケンスの手
順を示すフローチャートである。
【図16】第3実施形態の第2演算エリア設定シーケン
スの手順を示すフローチャートの前部である。
【図17】第3実施形態の第2演算エリア設定シーケン
スの手順を示すフローチャートの後部である。
【図18】本発明の第4実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図19】本発明の第5実施形態の光学系の構成を示す
図である。
【図20】ラインセンサを用いたパッシブ方式の三角測
距を説明するための図である。
【図21】遠近混在の被写体及びそのときのセンサデー
タを示す図である。
【符号の説明】
101a、101b 受光レンズ 102a、102b ラインセンサ 103 積分制御回路 104 A/D変換回路 105 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 DD06 DD10 JJ02 JJ03 JJ05 JJ25 JJ26 LL30 QQ03 QQ14 QQ36 QQ41 2F112 AA07 BA05 CA02 CA12 FA07 FA29 FA35 FA36 FA41 2H011 AA01 BA05 BB02 BB04 2H051 BB07 CB20 CB22 CE19 CE20 CE21 DA03 DA04 DA07 DA15 DA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出光学系により形成された一対の被写
    体像を受光して一対の光電変換信号を出力する、複数画
    素からなるセンサ手段と、 このセンサ手段の出力信号を所定画素数からなる複数の
    エリアに分割し、分割された各エリアに対応する距離デ
    ータをそれぞれ演算する第1演算手段と、 この第1演算手段による演算結果をそれぞれの距離デー
    タに応じてグループ分けすると共に、特定のデータのエ
    リアと、当該特定のデータと所定差内のデータであるエ
    リアに対応するグループを選択してこのグループに属す
    るエリアの距離データを用いて演算を行う第2演算手段
    と、 を具備し、 上記第2演算手段による演算結果に基づいて単一の距離
    データを出力するようにしたことを特徴とする測距装
    置。
  2. 【請求項2】 上記センサ手段は、上記画素が一次元配
    列されたラインセンサであることを特徴とする請求項1
    記載の測距装置。
  3. 【請求項3】 上記センサ手段は、上記画素が二次元配
    列されたエリアセンサであることを特徴とする請求項1
    記載の測距装置。
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