JP2003344211A - ガス漏洩検知装置および方法 - Google Patents

ガス漏洩検知装置および方法

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JP2003344211A JP2002147361A JP2002147361A JP2003344211A JP 2003344211 A JP2003344211 A JP 2003344211A JP 2002147361 A JP2002147361 A JP 2002147361A JP 2002147361 A JP2002147361 A JP 2002147361A JP 2003344211 A JP2003344211 A JP 2003344211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成器材の数を少なくして安価な装置とし、
ガス漏洩検知のコストを低減し、ガス漏洩の検知と判定
を容易にした装置を提供する。 【解決手段】 ガスを送給する本管11から分岐された
ガス供給管路12であって、該ガス供給管路12の最初
の需要家13に対する引き込み管16までの間に閉止バ
ルブ18を設け、この閉止バルブ18を挟んで上流側か
ら下流側にバイパス管路19を設け、このバイパス管路
19に制御部19g によって制御される電磁弁19c
と、圧力記録計19e とを順次設置してなり、上記電磁
弁19cは、上記制御部19g に書き込まれたプログラ
ムによって間欠的に開・閉が繰り返され、さらに上記
「開」の時間帯を小刻みに「強制開閉」するように制御
し、上記圧力記録計は、制御部から電磁弁を「開」とす
る指令を発した時間帯に同調して作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス送給本管か
ら分岐され、需要家群にガスを供給するガス供給管路に
おけるガスの漏洩を検知する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願2001−28660
5号で「ガスを送給する本管11から減圧用ガバナー1
7を介して布設されたガス供給管路12の最初の引き込
み管16を分岐させるまでの間に閉止バルブ18を設
け、この閉止バルブ18の上流側から下流側にバイパス
管路19を設け、このバイパス管路19に電磁弁19c
と、上下限圧力検知センサー19d および圧力記録計1
9e とを順次設置したガス漏洩検知装置」を提案した
(図5参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案によれば、上
下限圧力検知センサーの作動により電磁弁が開・閉さ
れ、この間の圧力変動は記録計に記録されると共に、上
記圧力変動を、正常時の圧力変動と比較演算することに
よりガスの漏洩を検知・報知するようにしたもので、こ
れまで一定の評価を得てきた。
【0004】ところが上記提案は、装置全体が多くの器
材から構成しているためコスト高となり、また、ガスの
消費の少ない深夜時間帯を連続運転するのでランニング
コストが高くなり、長時間の記録を観察し分析せねばな
らず作業者に大きな負担をかけることが実際使用の中で
分かってきた。
【0005】上記従来技術の問題に鑑みこの発明は、需
要家へのガス供給を遮断することなく、構成器材の数を
少なくして安価な装置とし、ガス漏洩の検知にさいして
はランニングコストを低減し、ガス漏洩の観察と分析を
容易にした装置および方法を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ガスを送給する本管から分岐されたガス
供給管路であって、該ガス供給管路の最初の需要家に対
する引き込み管までの間に閉止バルブを設け、この閉止
バルブを挟んで上流側から下流側にバイパス管路を設
け、このバイパス管路に制御部によって制御される電磁
弁と、圧力記録計とを順次設置してなり、上記電磁弁
は、上記制御部に書き込まれたプログラムによって間欠
的に開・閉が繰り返され、さらに上記「開」の時間帯を
小刻みに開・閉するように制御し、上記圧力記録計は、
制御部から電磁弁を「開」とする指令を発した時間帯に
同調して作動するようにし、上記ガス漏洩検知装置を用
いて、上記電磁弁の「開」の時間帯で少なくとも三回に
分けてガス供給管路にガスを充気する間の圧力−時間曲
線によりガスの漏洩がないことを判定するように構成し
たものである。
【0007】上記のように構成することにより、需要家
へのガス供給を遮断することなくガスの漏洩を検知する
ことは勿論、構成器材の数を少なくして安価な装置と
し、ガスの漏洩検知のためのランニングコストを低減
し、ガス漏洩有無の観察と分析を容易にすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。ガス送給本管11からガス供給
管路12が分岐し、このガス供給管路12から各需要家
13に向けてバルブ14とガスメーター15を介して引
き込み管16が延びている。
【0009】ガス供給管路12には減圧用のガバナー1
7が設けられ、最初の需要家13への引き込み管16迄
の間で閉止バルブ18が設けられ、この閉止バルブ18
を挟んでバイパス管路19が設けられている。
【0010】上記バイパス管路19の入り口と出口には
バルブ19a ,19b が設けられ、この両バルブの間に
電磁弁19c が設けられ、電磁弁19c とバルブ19b
との間には二本の枝管が延び、上下限圧力検知センサー
19d と圧力記録計19e が取り付けられ、別途設けら
れた制御部19g は、上記電磁弁19c と上記圧力記録
計19e に接続されている。
【0011】なお、上記バルブ19a ,19b ,19f
はガス漏洩検査をしないときバイパス管路と枝管を閉じ
るためのものである。
【0012】次にこの発明によるガス漏洩検知を手順に
従って説明する。 閉止バルブ18を閉じ、バイパス管路19のバルブ
19a ,19b 、19fを開く。 電源をオンにして制御部、電磁弁および圧力記録計
を作動状態にする。 制御部19g には、電磁弁19c を15分「開」、
30分「閉」の繰り返しと、上記「開」の時間帯をさら
に5分刻みに電磁弁19c を「強制開閉」するようにプ
ログラムされていて、このプログラムに従って電磁弁が
開閉される。 この状態において圧力記録計には、図2のように圧
力−時間曲線Qが記録(表示)される。 上記の状態で、需要家にガスの消費がなく漏洩もな
いときは、圧力記録計に図3の如く平行部のある圧力−
時間曲線Q1 が表れる。 ここでガス消費が続くとき、または漏洩があるとき
は、上記電磁弁を強制開閉してガス供給管路に充気して
も、圧力−時間曲線Q2 は図2の如く圧力低下を繰り返
す。 ここで深夜には、何時かはガス消費が止まるとの前
提にたつならば、図2の圧力−時間曲線Q2 が何時まで
も繰り返されるときは漏洩の疑いありと判定することが
できる。 なお、ガス消費が続くときは、上下限圧力検知セン
サーの下限信号が制御部に入力されて電磁弁19c に
「開」となりガスが供給され、上限信号で電磁弁が
「閉」となってガス供給が停止される。
【0013】なお、図1の装置で、15分「開」、30
分「閉」を繰り返し、上記15分を5分ごとに小刻みに
「強制開閉」せず、単に「開」としていると図4のよう
な圧力−時間曲線となって、ガス供給管路のガス漏洩の
有無の判定は難しくなり、漏洩検知のためのコストが高
くなるだけでなく、作業者の負担が大きくなる。また、
上記15分「開」、30分「閉」および「強制開閉」の
インターバルは実用上、支承無い範囲で変更できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明により、
漏洩検知器材の数を少なくすることが可能になりコスト
の低減を可能とし、電磁弁を一定時間帯で間欠的に
「開・閉」し、さらに「開」の時間帯を「強制開閉」す
ることにより、ガス漏洩検知のためのコスト低減が可能
になり、圧力−時間曲線によるガス漏洩の観察と判定が
容易になり作業者の負担が軽減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガス漏洩検知装置の説明図
【図2】この発明に係るガス漏洩検知装置に記録された
圧力−時間曲線図
【図3】図2の漏洩なし部分拡大図
【図4】図1の装置で電磁弁常時「開」としたときの圧
力−時間曲線図
【図5】従来のガス漏洩検知装置の説明図
【符号の説明】
11 本管 12 ガス供給管路 13 需要家 14 バルブ 15 ガスメーター 16 引き込み管 17 ガバナー 18 閉止バルブ 19 バイパス管路 19a ,19b ,19f ,19h バルブ 19c 電磁弁 19d 上下限圧力検知センサー 19e 記録計 19g 制御部 Q 圧力−時間曲線図 Q1 漏洩なし時の圧力−時間曲線図 Q2 漏洩の疑いありの圧力−時間曲線図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを送給する本管から分岐されたガス
    供給管路であって、該ガス供給管路の最初の需要家に対
    する引き込み管までの間に閉止バルブを設け、この閉止
    バルブを挟んで上流側から下流側にバイパス管路を設
    け、このバイパス管路に制御部によって制御される電磁
    弁と、圧力記録計とを順次設置してなるガス漏洩検知装
    置。
  2. 【請求項2】 上記電磁弁を、所定時間帯で開・閉し、
    上記「開」の時間帯で少なくとも三回、強制開閉して上
    記ガス供給管路にガスを充気するようにしてなる請求項
    1に記載のガス漏洩検知装置。
  3. 【請求項3】 上記圧力記録計は、制御部から電磁弁を
    「開」とする指令を発した時間帯に同調して作動するよ
    うにしてなる請求項1または2に記載のガス漏洩検知装
    置。
  4. 【請求項4】 上記ガス漏洩検知装置を用いて、上記電
    磁弁の「開」の時間帯を少なくとも三回に分けてガス供
    給管路にガスを充気し、この間の圧力−時間曲線により
    ガスの漏洩がないことを判定するガス漏洩検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107782505A (zh) * 2017-11-24 2018-03-09 中山市铧禧电子科技有限公司 一种比例阀密封性检测装置

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