JP2003344187A - トルク検出機構 - Google Patents

トルク検出機構

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JP2003344187A
JP2003344187A JP2002159167A JP2002159167A JP2003344187A JP 2003344187 A JP2003344187 A JP 2003344187A JP 2002159167 A JP2002159167 A JP 2002159167A JP 2002159167 A JP2002159167 A JP 2002159167A JP 2003344187 A JP2003344187 A JP 2003344187A
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input shaft
sensor
output shaft
facing surface
side facing
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JP2002159167A
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Takenobu Nakamura
健信 中村
Ichikazu Okumura
一千 奥村
Saneyoshi Yoshikawa
真楽 吉川
Kazuhiro Sasaki
和弘 佐々木
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力軸と出力軸との間に生じる相対回転量を
トルクとして直接検出することができるトルク検出機構
を提供する。 【解決手段】 入力軸側対向面7を入力軸2の軸線に対
して垂直に形成するとともに、この入力軸側対向面7に
は、磁束を検出するセンサー9、10を、180度位相
をずらした位置に設けている。出力軸3の出力軸側対向
面8を傾斜させている。この傾斜はその高さが最も高く
なる点11から、最も低くなる点12に向かって、平面
で切断した形状にしている。このような形状にすること
によって、この出力軸側対向面8には、上記点11と点
12との中間部に一対の傾斜部13,14が形成され
る。上記傾斜部13、14には、その中間に位置するよ
うに磁石15、16を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力軸と出力軸
との相対回転量からトルクを検出するトルク検出機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリングのトルク検出機構と
しては、本願出願人がすでに特開2000−05575
2号公報で開示したものがある。この装置は、図5に示
すように、ギヤケース24内に、図示しないステアリン
グホイールに連係する入力軸25を回転自在に組み込む
とともに、この入力軸25と同軸線上に出力軸26も回
転自在に組み込んでいる。そして、これら入力軸25と
出力軸26とをトーションバー27を介して連結してい
る。また、上記出力軸26には、図示していないピニオ
ンギヤを形成し、このピニオンギヤをラックシャフトに
かみ合わせている。そして、このラックシャフトに電動
モータMの駆動力を伝達するようにしている。
【0003】上記入力軸25は非磁性体からなる筒部材
28をヘリカル溝部で螺合している。また、この筒部材
28には、180度位相をずらした位置に軸線方向に延
びる一対の軸方向溝29、29を形成している。そし
て、これら軸方向溝29、29には、出力軸26に固定
したピン30、30を摺動自在に臨ませている。このよ
うにすることによって、出力軸26に対する筒部材28
の回転をピン30、30によって規制している。
【0004】上記回転を規制された筒部材28におい
て、出力軸26に対して入力軸25が回転すると、この
筒部材28は、入力軸25とのヘリカル溝形状に沿って
軸線方向に移動する。また、この筒部材28の外周に
は、磁石よりなる環状のリング部材31を固定してい
る。そして、このリング部材31に対向するギヤケース
24には、一対の磁気感応素子32、32を180度位
相をずらした位置に固定している。これら磁気感応素子
32、32は、上記リング部材31からの磁束を検出し
て、その検出値を電圧の変化として出力する機能を持っ
ている。
【0005】次に、この従来例の作用を説明する。図示
していない車輪から負荷が出力軸26に伝わった状態
で、図示していないステアリングホイールを回して入力
軸25を回転させると、トーションバー27がねじれな
がら入力軸25と出力軸26とが相対回転する。このよ
うに入出力軸25、26が相対回転すると、筒部材28
が軸線方向にスライドするので、リング部材31も移動
する。図6に示したように、リング部材31が軸線方向
に移動したことを、便宜上磁気感応素子32がリング部
材31に対して、矢印にように移動したと考えると、磁
気感応素子32に対向する磁束の水平方向成分B1が変
化することになる。磁気感応素子32は、この磁束の水
平方向成分B1を検出し、電圧信号としてコントローラ
Cに出力する。
【0006】上記磁気感応素子32、32で検出された
電圧信号は、図7に示すようにコントローラCに入力さ
れる。これら電圧信号を入力されたコントローラCは、
両方の電圧信号を平均化して、この平均化された信号に
基づいて電動モータMの出力を制御する。そして、この
コントローラCで制御された電動モータMがアシスト力
を発揮する。一方、トーションバー27がねじられた状
態で入力軸25と出力軸26とが一体回転すると、筒部
材28がギヤケース24に対して回転するが、この場
合、筒部材28の外周には、リング部材31が環状に設
けられているので、磁気感応素子32は常に磁束を検出
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の機構では、
入力軸25と出力軸26との間に生じる相対回転を、軸
方向へのスライド量に変換し、このスライド量を磁束の
変化によって検出している。このように相対回転を、ス
ライド量に変換するために、入力軸25と筒部材28と
を螺合し、上記筒部材28の回転を規制することによっ
て、この筒部材28が入力軸25の軸線方向にスライド
するようにしている。しかし、上記入力軸25と筒部材
28との螺合部には、ガタが発生する可能性がある。ま
た、上記筒部材28の回転を規制するためのピン30、
30と軸方向溝29、29との間にもどうしてもガタが
生じてしまう。
【0008】このように、ガタが生じると、入力軸25
と出力軸26との相対回転に対して、これを変換した筒
部材28のスライド量の誤差が発生する。スライド量の
誤差が発生すると、磁束の検出精度が低下してしまうと
いう問題があった。特に、この誤差は上記相対回転が小
さいときには、スライド量に対する誤差の比率が大きく
なり、磁束の検出精度もより一層低くなるという問題が
あった。
【0009】この発明の目的は、入力軸と出力軸との間
に生じる相対回転量をトルクとして直接検出することが
できるトルク検出機構を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ステアリ
ングホイールに連係した入力軸と、車輪を連係した出力
軸とを同軸上で対向させ、上記入力軸と出力軸との相対
回転量から入力トルクを検出し、その信号をコントロー
ラに出力するトルク検出機構において、入力軸側対向面
あるいは出力軸側対向面のいずれか一方に磁性体を備
え、いずれか他方に磁束を検出するセンサーを備えると
ともに、上記磁性体はセンサーに対して傾斜して配置さ
れ、上記入力軸側対向面と出力軸側対向面とが相対回転
しない中立時に、上記磁性体とセンサーとが軸方向で対
向して配置され、上記入力軸側対向面と出力軸側対向面
とが相対回転したとき、磁性体とセンサーとの間に距離
の変化を生じるとともに、この距離の変化により上記セ
ンサーで検出される磁束を変化させる構成にしたことを
特徴とする。
【0011】第2の発明は、磁性体とセンサーとの対を
2対設け、上記一方の対と他方の対とは180度位相を
ずらし、入力軸が中立位置にあるとき、2対の磁性体と
センサーとの相対距離を等しくするとともに、入力軸側
対向面と出力軸側対向面とが相対回転したとき、一方の
対の磁性体とセンサーとの間の軸方向の相対距離を短く
するとともに、他方の対の磁性体とセンサーとの間の軸
方向の相対距離を長くし、さらに上記相対回転量に対す
るこれら相対距離の変化量を等しくしたことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態を示
したものである。図1に示すように、ギヤケース1内
に、図示していないステアリングホイールに連係する入
力軸2を回転自在に組み込んでいる。そして、これら入
力軸2と同軸線上に出力軸3も回転自在に組み込んでい
る。上記入力軸2と出力軸3とをトーションバー4を介
して連結している。また、上記出力軸3には、図示して
いないピニオンギヤを形成し、このピニオンギヤをラッ
クシャフトにかみ合わせている。そして、このラックシ
ャフトに電動モータMの駆動力を伝達するようにしてい
る。このモータMの制御をコントローラCで行うこと
は、従来例と同様である。
【0013】上記入力軸2にはフランジ部5を設けると
ともに、このフランジ部5に出力軸と対向する入力軸側
対向面7を形成している。また、出力軸3にも、上記入
力軸側対向面7と対向する出力軸側対向面8を形成して
いる。上記入力軸側対向面7と出力軸側対向面8の拡大
斜視図を図2に示している。図示したように、上記入力
軸側対向面7を入力軸2の軸線に対して垂直に形成する
とともに、この入力軸側対向面7には、磁束を検出する
センサー9、10を、180度位相をずらした位置に設
けている。このセンサー9、10として、ホールICを
用いている。このセンサー9、10で検出された磁束の
信号は、コントローラCに出力される。
【0014】また、上記図2に示したように、出力軸3
の出力軸側対向面8を傾斜させている。この傾斜はその
高さが最も高くなる点11から、最も低くなる点12に
向かって、平面で切断した形状にしている。このような
形状にすることによって、この出力軸側対向面8には、
上記点11と点12との中間部に一対の傾斜部13,1
4が形成される。上記傾斜部13、14には、その中間
に位置するように磁石15、16を設けている。この磁
石15と磁石16とは同じプラスの極性を有するものと
している。
【0015】また、上記のような実施形態によれば、入
力軸2が中立位置にある場合、センサー9が磁石15の
中央部分に対向して位置し、センサー10が磁石16の
中央部分に対向して位置するようにしている。さらに、
上記入力軸2が中立位置にある場合には、上記センサー
9と磁石15との相対距離、および、センサー10と磁
石16との相対距離が等しくなるようにしている。そし
て、上記入力軸2が図2で示した矢印方向に回転した場
合、その回転量が多くなればなるほど、センサー9と磁
石15との距離は短くなり、センサー10と磁石16と
の距離は長くなる。したがって、センサー9によって検
出される磁束は大きくなり、センサー10によって検出
される磁束は小さくなる。
【0016】一方、入力軸2が図2で示した矢印と逆方
向に回転した場合、センサー9と磁石15との距離は長
くなり、センサー10と磁石16との距離は短くなる。
したがって、センサー9によって検出される磁束は小さ
くなり、センサー10によって検出される磁束は大きく
なる。そして、このセンサー9、10の検出信号は、コ
ントローラCに入力され、コントローラCによってモー
タMの制御を行うことができる。
【0017】図3は、この実施形態における、入力軸2
および出力軸3の相対回転角度θと、磁束Fとの関係を
表している。図2の矢印方向に入力軸を回転させた場
合、相対回転角度θはプラス側になり、反対方向に回転
させた場合、相対回転角度θはマイナス側になるように
している。また、図3に示した実線は、センサー9から
出力された信号であり、点線は、センサー10から出力
された信号である。
【0018】図2の矢印方向に入力軸を回転させたと
き、トルク検出用センサー9とトルク検出用磁石15は
その距離が短くなるので、トルク検出用センサー9から
の信号は大きくなる。一方、トルク検出用センサー10
とトルク検出用磁石16とはその距離が長くなるので、
トルク検出用センサー10からの信号は小さくなる。そ
して、これらトルク検出用センサー9およびトルク検出
用センサー10の信号を検出することによって、入力軸
2および出力軸3間でのトルクを検出することができ
る。また、これらトルク検出用センサー9とトルク検出
用センサー10からの信号は、これらトルク検出用セン
サー9,10を180度位相させているので、出力され
た信号の和は一定値をとる。
【0019】したがって、上記実施形態では、コントロ
ーラCでセンサー9および10から入力された信号の和
の値を比較し、これら和の値に差がなければ正常と判断
し、ある設定値以上かけ離れた値であったときには、ど
ちらか一方のセンサーが故障しているということを判断
することができる。
【0020】また、上記図3で明らかなとおり、入力軸
2の回転角度θと磁束Fとの関係は、一次関数で示され
るような比例関係にはならない。なぜなら、上記入力軸
2を回転させた場合、この入力軸2と出力軸3との相対
位相に対して、センサー9、10によって検出される磁
束が正比例しないからである。したがって、上記図3の
ような信号がセンサー9、10から出力された場合に
は、コントローラCで直線補正をして、この直線補正さ
れた信号によってモータMを制御するようにしている。
【0021】ただし、上記傾斜部13、14をヘリカル
加工によって形成するとともに、このヘリカル加工をす
る場合、センサー9、10が検出する磁束と、入出力軸
2,3の相対回転角度θとを比例させるような形状に考
慮することによって、コントローラCでの補正が不要に
なる。したがって、センサーから出力されたそのままの
信号でモータMを制御することができる。
【0022】このように、この実施形態によれば、入力
軸2と出力軸3との間に生じる相対回転量を、磁束の変
化によって検出することができる。したがって、従来の
ように、この回転量を軸方向へのスライド量に変換する
必要がない。すなわち、スライド量に変換するための機
構のガタにより検出精度を低下させることがなくなると
ともに、トルクにより発生する回転位相量をそまま検出
することができるので、その分、検出精度の劣化を生じ
ることがない。したがって、ガタが生じない分、高い精
度で上記回転量を検出することができる。特に、相対回
転の量が小さいときでも、検出誤差がほとんどない高い
精度を得ることができる。また、上記スライド量に変換
するための機構が必要ないので、その分、部品点数も減
少し、コストダウンを図ることができる。
【0023】なお、上記実施形態では、180度位相を
ずらした2つのセンサー9、10を用いているが、この
センサーがひとつであってもよい。ただし、上記のよう
に2つのセンサーを用いることによって、センサーによ
る検出の信頼性を向上させることができる。さらに、上
記センサー9、10として用いているホールICの極性
を逆にしたり、出力軸3の上り傾斜部13と下り傾斜部
14に設けた磁石の極性を逆にしたりすることも可能で
ある。
【0024】さらに、入力軸2側にセンサー9、10を
設け、出力軸3側に磁石15、16を設けることとした
が、これが逆になってもよい。すなわち、入力軸2側に
磁石を設け、出力軸3側にセンサーを設けるようにして
もよい。要するに、入力軸2と出力軸3とが相対回転し
たとき、入力軸側対向面7と出力軸側対向面8との間に
生じる距離の変化を検出できる機構になっていればよ
い。また、上記のように、対向面間に距離の変化が生じ
るような構成になっていればよいから、入力軸側対向面
7は必ずしも軸線に対して垂直にならなくてもよい。
【0025】さらに、この実施形態では、出力軸側対向
面8全体を出力軸3の軸線の垂直面に対して傾斜させて
いるが、図4のように磁石15,16を設けるところだ
け傾斜させるようにしても構わない。すなわち、磁石1
5,16を設けるところにだけ傾斜部17,18を形成
し、この傾斜部17,18の両側を平行部19,20と
してもよい。
【0026】
【発明の効果】第1の発明によれば、入力軸側対向面と
出力軸側対向面とが相対回転しない中立時に、上記磁性
体とセンサーとが軸方向で対向して配置され、上記入力
軸側対向面と出力軸側対向面とが相対回転したとき、磁
性体とセンサーとの間に距離の変化を生じるとともに、
この距離の変化により上記センサーで検出される磁束を
変化させるようにしたので、入力軸と出力軸との相対回
転から、直接その回転量を検出することができる。した
がって、相対回転を移動量に変換する必要がなく、その
分、検出精度が向上する。しかも、上記他の移動量など
に変換するための機構が必要ないので、検出機構全体の
コストダウンを図ることができる。さらに、中立位置
も、回転位置も一対の磁石とセンサーとで検出すること
ができるので、中立検出用と回転位置検出用の磁石およ
びセンサーを別々に設ける必要がなく、その分部品点数
を減らすことができる。
【0027】第2の発明によれば、2対の磁性体とセン
サーとは180度位相をずらし、入力軸が中立位置にあ
るとき、上記2対の磁性体とセンサーとの相対距離を等
しくするとともに、入力軸側対向面と出力軸側対向面と
が相対回転したとき、一方の対の磁性体とセンサーとの
間の軸方向の相対距離を短くするとともに、他方の対の
磁性体とセンサーとの間の軸方向の相対距離を長くし、
さらに上記相対回転量に対するこれら相対距離の変化量
を等しくしたので、上記トルク検出用センサー信号の和
の値を比較し、これら和の値に差がなければセンサーが
正常と判断し、ある設定値以上にかけ離れた値であった
ときには、どちらか一方のトルク検出用センサーが故障
しているということを判断することができる。したがっ
て、信頼性の高いシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機構を示す断面図である。
【図2】第1実施形態の入力軸と出力軸との対向部分を
示す斜視図である。
【図3】第1実施形態の入力軸の角度θと磁束Fとの関
係を示す図である。
【図4】この発明の他の実施形態の入力軸と出力軸との
対向部分を示す斜視図である。
【図5】従来の機構を示す断面図である。
【図6】磁束の水平方向成分B1を示す図である。
【図7】従来の機構の回路図である。
【符号の説明】
C コントローラ 2 入力軸 3 出力軸 7 入力軸側対向面 8 出力軸側対向面 9 センサー 10 センサー 13 傾斜部 14 傾斜部 15 磁石 16 磁石 17 傾斜部 18 傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 真楽 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 和弘 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 Fターム(参考) 2F077 AA42 JJ01 JJ08 JJ23 VV14 VV31 3D033 CA28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールに連係した入力軸
    と、車輪を連係した出力軸とを同軸上で対向させ、上記
    入力軸と出力軸との相対回転量から入力トルクを検出
    し、その信号をコントローラに出力するトルク検出機構
    において、入力軸側対向面あるいは出力軸側対向面のい
    ずれか一方に磁性体を備え、いずれか他方に磁束を検出
    するセンサーを備えるとともに、上記磁性体はセンサー
    に対して傾斜して配置され、上記入力軸側対向面と出力
    軸側対向面とが相対回転しない中立時に、上記磁性体と
    センサーとが軸方向で対向して配置され、上記入力軸側
    対向面と出力軸側対向面とが相対回転したとき、磁性体
    とセンサーとの間に距離の変化を生じるとともに、この
    距離の変化により上記センサーで検出される磁束を変化
    させる構成にしたトルク検出機構。
  2. 【請求項2】 磁性体とセンサーとの対を2対設け、上
    記一方の対と他方の対とは180度位相をずらし、入力
    軸が中立位置にあるとき、2対の磁性体とセンサーとの
    相対距離を等しくするとともに、入力軸側対向面と出力
    軸側対向面とが相対回転したとき、一方の対の磁性体と
    センサーとの間の軸方向の相対距離を短くするととも
    に、他方の対の磁性体とセンサーとの間の軸方向の相対
    距離を長くし、さらに上記相対回転量に対するこれら相
    対距離の変化量を等しくした請求項1記載のトルク検出
    機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007126023A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Asahi Kasei Emd Corporation 位置検出装置及び位置検出方法
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