JP2003343068A - 石膏ボード下地の補強方法および補修方法 - Google Patents

石膏ボード下地の補強方法および補修方法

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JP2003343068A
JP2003343068A JP2002152562A JP2002152562A JP2003343068A JP 2003343068 A JP2003343068 A JP 2003343068A JP 2002152562 A JP2002152562 A JP 2002152562A JP 2002152562 A JP2002152562 A JP 2002152562A JP 2003343068 A JP2003343068 A JP 2003343068A
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gypsum board
adhesive
reinforcing
hole
piece
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Takayuki Kosho
孝行 古庄
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KOWA KENSHIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石膏ボード下地の補修を簡単かつ経済的に行
い得る補修方法を提案すること。 【解決手段】 壁面10における孔11などができてい
る補修部分を含む大きさで壁下地材である下地材石膏ボ
ード2を切り取る。形成された切り取り孔13に対応す
る形状の石膏ボード片14を制作し、その外周面14a
に充分にウレタン系の接着剤を塗布して、切り取り孔1
3を塞ぐ。接着剤により石膏ボード片14が確実に切り
取り孔13の内周面に固定される。同時に、接着剤の一
部は石膏ボードの内部に浸透して硬化するので、石膏ボ
ード片の接着部分は強度が高くなっている。従って、簡
単かつ経済的に石膏ボード12の補修を行うことがで
き、また、補修部分が剥離するなどのおそれもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁下地材として使
用される石膏ボードの補強方法および補修方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】鉄筋コンク
リート構造物等の建物における内壁は、コンクリート製
の壁下地面に胴縁あるいはスタッド(間柱)により下地
枠組を構築し、この下地枠組の上に石膏ボードからなる
下地材を張り付け、この下地材表面にクロスなどの仕上
げ材を貼り付けた二重壁と呼ばれる構造とされることが
多い。
【0003】この構造の壁に、手摺やタオル掛け用フッ
クを取り付ける場合には、下地枠組の胴縁などが配置さ
れている位置に取り付け用のねじやビスをねじ込むよう
にしている。石膏ボードは脆いので、胴縁などのない部
分にねじやビスを打ち込んだ場合には強度不足のため
に、手摺やタオル掛け用フックを固定できない。
【0004】このため、従来においては、手摺やフック
の取り付け部分に、大きな開口を開けて、石膏ボードの
裏面に補強材を入れて当該部分を補強している。あるい
は、取り付け面積の大きな金物を介して手摺やフックな
どを壁面に取り付けて、作用荷重を分散させるようにし
ている。
【0005】しかしながら、補強材を用いて手摺やフッ
クの取り付け面を形成する方法は手間が掛かり不便であ
る。また、金物を用いる方法では、時間が経つに連れて
石膏ボードの側が脆くなってフックなどが取れ易くなる
という弊害がある。さらに、石膏ボードにビス孔などを
開けた後は同一箇所にビスを打っても効かないので、取
り付け場所を変更しなければならないなどの制約もあ
る。
【0006】次に、石膏ボード下地の壁面は脆いので、
机の角などが当たると簡単に凹みや孔ができてしまう。
壊れた壁面の補修は、凹みや孔などができている1枚の
石膏ボード全体を下地枠組から外して新たなものに交換
する作業が一般的である。
【0007】しかしながら、このような補修方法は不経
済であり、また、手間が掛かるので作業効率も悪い。
【0008】一方、石膏ボードは脆いので、下地枠組に
張り付ける作業などにおいて角が欠けたり、表面に傷や
窪みが付くなどの弊害が起こり易い。このために、慎重
に取り扱う必要があり、作業性が悪いという問題があ
る。
【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
石膏ボード下地の任意の部分を、フックなどの取り付け
面として利用できるように補強可能な石膏ボード下地の
補強方法を提案することにある。
【0010】また、本発明の課題は、石膏ボード下地の
補修を簡単かつ経済的に行うための石膏ボード下地の補
修方法を提案することにある。
【0011】さらに、本発明の課題は、角や表面に傷や
窪みが付かないように石膏ボード表面を補強するための
石膏ボード下地の補強方法を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、下地材が石膏ボードからなる建築面を
補強する方法であって、前記建築面の表面側から前記石
膏ボードに貫通孔を開け、この貫通孔を所定長さの栓で
封鎖し、前記石膏ボードにおける前記貫通孔の内周面部
分と前記栓との間に接着剤を塗布して、これらを接着固
定すると共に、前記石膏ボードにおける当該貫通孔の外
周部分に浸透した接着剤の硬化によって当該当該外周部
分の強度が高くなった状態を形成して、前記栓を部材取
り付け部分として用いることを特徴としている。
【0013】この方法によれば、手摺やフックを取り付
けるための石膏ボード部分に栓が接着固定され、しか
も、栓の周りの石膏ボード部分は接着剤が浸透して硬化
することにより強度が高くなっている。よって、簡単な
作業により、手摺やフックの取り付け面を石膏ボード下
地の任意の位置に形成できる。
【0014】ここで、前記栓の材質は各種のものとする
ことができるが、一般的には木製あるいはプラスチック
製の栓を用いればよい。
【0015】次に、本発明は、下地材が石膏ボードから
なる建築面を補修する方法であって、前記建築面におけ
る前記石膏ボードの補修箇所を包含する大きさで当該石
膏ボードの部分を切り取って開口を形成し、前記開口に
対応する形状の石膏ボード片を用意し、この石膏ボード
片の外周面に接着剤を塗布し、当該石膏ボード片により
前記石膏ボードの前記開口が封鎖されるように、当該石
膏ボード片を前記石膏ボードに取り付け、前記石膏ボー
ド片を前記石膏ボードに接着固定すると共に、これら石
膏ボード片および石膏ボードの内部に浸透した接着剤が
硬化することによって石膏ボード片接着固定部分の強度
が高まった状態を形成することを特徴としている。
【0016】本発明の方法では、石膏ボード下地のうち
凹みや孔のできている部分のみを切り取って交換すれば
よいので経済的である。また、補修部分(接着固定部
分)は接着剤が浸透して硬化しているので、補修部分の
強度が高く、補修部分が剥離するなどの危険性もない。
【0017】一方、本発明は、下地材が石膏ボードから
なる建築面を補強する方法であって、石膏ボードを下地
枠組に張り付けた後に、当該石膏ボードの表面に接着剤
を塗布することにより、当該表面から内部に浸透した接
着剤の硬化によって、石膏ボードの表面部分の強度およ
び剛性が高くなった状態を形成し、接着剤硬化後に、仕
上げ材を前記石膏ボード表面に貼りつけることを特徴と
している。
【0018】本発明の方法によれば、接着剤によって石
膏ボード表面の紙の剛性が高くなっており、また、石膏
ボード表面部分も浸透して硬化した接着剤によって強度
が上がっている。従って、石膏ボード表面に部分的に衝
撃力が作用しても窪みや孔なができにくいという利点が
ある。
【0019】ここで、石膏ボード表面に接着剤を塗布す
る代わりに、あるいはこれと共に、石膏ボードを下地枠
組に張り付けた後に、隣接する石膏ボードの目地部分に
接着剤を塗布および充填することにより、各石膏ボード
を相互に接着接合すると共に、各石膏ボードの外周縁部
分を、その内部に浸透した接着剤の硬化によって剛性お
よび強度が高まった状態にし、接着剤硬化後に、仕上げ
材を前記石膏ボードの表面に貼りつけてもよい。
【0020】本発明の補強方法および補修方法において
使用する接着剤としては、ウレタン系のもの、例えば、
一液性のポリウレタン樹脂を用いることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した石膏ボード下地の補強方法および補修方法の
例を説明する。なお、以下の各例は建築壁面に関するも
のであるが、壁面以外の建築表面、例えば天井面などに
も同様に適用可能である。
【0022】(実施例1)図1には本発明の方法を適用
して補強した石膏ボード下地の壁面にタオル、ハンガー
などを吊り下げるためのフックを取り付けた例を示して
ある。この図において、1はコンクリート壁面下地であ
り、この表面には下地枠組(図示せず)が組まれ、その
上に下地材である石膏ボード2が張り付けられ、この表
面にクロスなどの仕上げ材(図示せず)が貼り付けられ
ている。石膏ボード2には直径が約10mm程度の貫通
孔3が形成され、この貫通孔3を通して、円柱状の木栓
4が差し込まれ、接着剤によって固定されている。
【0023】木栓4はフック5を取り付けるための取り
付け面として十分な強度を備えている。また、接着剤に
よって木栓4は石膏ボード2に強固に固定されている。
さらには、石膏ボード2の貫通孔3の内周面からしみ込
んだ接着剤によって、当該貫通孔3を取り囲む石膏ボー
ド部分2aの強度も高くなっている。このように、接着
剤によって補強された石膏ボード2の貫通孔3の部分に
木栓4が強固に接着固定されて、フック5の取り付け用
ビス6をねじ込み固定するためのフック取り付け面が形
成されている。
【0024】次に、図2を参照して、フック取り付け面
を形成するための作業手順を説明する。まず、図2
(a)に示すように、石膏ボード2の表面側から、ビス
6を打つ場所に、ドリルなどを用いて直径10mm程度
の貫通孔3を形成する。
【0025】次に、図2(b)に示すように、この貫通
孔3に予め用意してあった所定長さの木栓4を差し込
み、当該貫通孔3を塞ぐ。木栓4の先端面は石膏ボード
2の表面に一致する状態まで差し込む。木栓4の長さ
は、石膏ボード2の表面からコンクリート壁面に届く長
さ(一般的には20mm程度)としてもよいが、これよ
りも短い長さのものとしてもよい。
【0026】次に、石膏ボード2における貫通孔3の内
周面部分と木栓4との間に接着剤、例えば一液性のポリ
ウレタン樹脂を注入して、これらを接着固定する。ある
いは、木栓4の外周面に接着剤を塗布した後に、当該木
栓4を貫通孔3に嵌めこむようにしてもよい。
【0027】ここで、注入した接着剤あるいは塗布した
接着剤の一部は、石膏ボード2における貫通孔3の外周
部分にしみ込み硬化する。この結果、石膏ボード2にお
ける貫通孔3の外周部分2aの強度が高くなった状態が
自然に形成される。
【0028】接着剤を注入あるいは塗布した後は、十分
に当該接着剤を硬化させる。例えば、ウレタン系の接着
剤を用いる場合には6ないし12時間放置して、十分に
硬化させる。接着剤が硬化すると、十分な強度を備えた
フック取り付け面が得られる。
【0029】なお、接着剤としては、使用場所、使用条
件に適した接着剤を用いればよい。例えば、硬化時間を
短縮したい場合にはシアノアクリレート系の接着剤を用
いればよい。また、木栓の代わりにプラスチックあるい
はそれ以外の素材からなる栓を用いることもできる。
【0030】このように、本例の石膏ボード下地の補強
方法では、石膏ボード表面の任意の位置に、簡単にビス
などを強固に取り付け可能な部分を形成できる。
【0031】(実施例2)次に、図3を参照して、本発
明を適用した石膏ボード下地の補修方法を説明する。図
3(a)に示すように、石膏ボード下地からなる壁面1
0の一部に孔11ができ、補修が必要であるとする。こ
の場合には、まず、この壁面10における孔11ができ
ている石膏ボード12を、当該孔11を包含する大きさ
(図の想像線で示す部分)で切り取る。
【0032】次に、図3(b)に示すように、形成した
切り取り孔13に丁度嵌る大きさの石膏ボード片14を
制作する。この石膏ボード片14の外周面14aに接着
剤、例えばウレタン系接着剤である一液性のポリウレタ
ン樹脂を充分に塗布した後に、この石膏ボード片14で
切り取り孔13を塞ぎ、石膏ボード12と石膏ボード片
14を面一の状態に保持して、接着剤の硬化を待つ。
【0033】接着剤の硬化により石膏ボード片14は強
固に石膏ボード12の切り取り孔内周面に接着固定され
る。また、接着剤の一部は、石膏ボード片14の外周部
分および石膏ボード12の切り取り孔外周部分にしみ込
み硬化するので、これらの部分が非常に強固な状態にな
る。よって、簡単に石膏ボードを補修でき、しかも、補
修部分が落下することがない。
【0034】(実施例3)次に、本発明の方法を適用し
た石膏ボードの表面部分を補強するための方法を説明す
る。本例の方法では、下地材として壁面に張る前の石膏
ボードの表面あるいは壁下地枠組に張り付けた後の石膏
ボードの表面に、接着剤を塗布して、その表面に接着剤
層を形成してある。接着剤としてウレタン系の接着剤、
例えば一液性のポリウレタン樹脂を用いることができ
る。
【0035】石膏ボード表面に形成した接着剤層によっ
て石膏ボード表面の剛性が高められている。また、石膏
ボード表面に塗布した接着剤の一部は石膏ボード表面か
ら内部にしみ込み硬化しており、これにより、石膏ボー
ド表面部分の強度も高められている。従って、本例の補
強方法によれば、石膏ボード表面部分の剛性および強度
を高めることができるので、石膏ボードの取扱が簡単に
なり、また、窪み、孔、傷なども付き難くなるという利
点がある。
【0036】ここで、石膏ボード表面に接着剤を塗布す
ると共に、壁下地枠組に張り付けた石膏ボードの間、す
なわちこれらの目地部分にも接着剤を塗布および充填し
てもよい。このようにすれば、目地部分を強化でき、ま
た、割れや欠けが発生しやすい石膏ボードの外周縁部分
を強化できるので好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の石膏ボー
ド下地の補強方法では、フックなどの取り付け面とした
い部分に貫通孔を形成し、それを栓で塞ぎ、ウレタン系
などの接着剤で接着固定するようにしている。接着剤に
より栓が石膏ボードに対して確実に固定されると共に石
膏ボードにしみ込んだ接着剤によって石膏ボードの貫通
孔外周部分の強度も高くなる。よって、フックなどを取
り付けるのに適した充分な強度を備えた取り付け面を簡
単に形成できる。
【0038】また、本発明の石膏ボード下地の補修方法
では、補修の必要な部分のみを切り取り、その部分に対
応する形状に切った石膏ボード片をウレタン系などの接
着剤によって貼り付けるようにしている。この場合にお
いても、接着剤によって石膏ボード片が固定されると共
に、接着剤の一部が石膏ボードにしみ込み硬化すること
によって、石膏ボードの補修部分の強度が高くなる。よ
って、石膏ボードを簡単に補修できると共に補修部分の
強度を高めることができるという利点もある。
【0039】さらに、本発明の石膏ボード下地の補強方
法では、石膏ボードの表面に接着剤を塗布してあるの
で、その表面部分にしみ込んだ接着剤によって表面剛性
および表面部分の強度が高い石膏ボードを簡単に得るこ
とができる。よって、石膏ボードの取扱が簡単になり、
また、傷や凹みの付き難い石膏ボードを得ることができ
る。
【0040】さらにまた、本発明の石膏ボード下地の補
強方法では、石膏ボードの目地部分に接着剤を塗布して
あるので、各石膏ボードを強固に接合できると共に、各
石膏ボードの外周縁部分の強度および剛性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による石膏ボード下地の補強方法により
形成されたフック取り付け面を示す説明図である。
【図2】図1のフック取り付け面を形成するための作業
手順を示す説明図である。
【図3】本発明による石膏ボード下地の補修方法の一例
を示すための説明図である。
【符号の説明】
1 コンクリート壁面下地 2 石膏ボード 3 貫通孔 4 木栓 5 フック 6 ビス 10 壁面 11 孔 12 石膏ボード 13 切り取り孔 14 石膏ボード片 14a 石膏ボード片の外周面
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月2日(2002.8.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材が石膏ボードからなる建築面を補
    強する方法であって、 前記建築面の表面側から前記石膏ボードに貫通孔を開
    け、 この貫通孔を所定長さの栓で封鎖し、 前記石膏ボードにおける前記貫通孔の内周面部分と前記
    栓との間を接着剤で接着固定すると共に、前記石膏ボー
    ドにおける当該貫通孔の外周部分に接着剤が浸透して硬
    化することによって当該外周部分の強度が高まった状態
    を形成して、 前記栓を部材取り付け部分として用いることを特徴とす
    る石膏ボード下地の補強方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記栓は木製あるいはプラスチック製の栓であることを
    特徴とする石膏ボード下地の補強方法。
  3. 【請求項3】 下地材が石膏ボードからなる建築面を補
    修する方法であって、 前記建築面における前記石膏ボードの補修箇所を包含す
    る大きさで当該石膏ボードの部分を切り取って開口を開
    け、 前記開口に対応する形状の石膏ボード片を用意し、 この石膏ボード片の外周面に接着剤を塗布し、 当該石膏ボード片により前記建築面における前記石膏ボ
    ードの前記開口が封鎖されるように、当該石膏ボード片
    を前記石膏ボードに取り付け、 前記石膏ボード片を前記石膏ボードに接着固定すると共
    に、これら石膏ボード片および石膏ボードの内部に浸透
    した接着剤が硬化することによって石膏ボード片接着固
    定部分の強度が高まった状態を形成することを特徴とす
    る石膏ボード下地の補修方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記接着剤はウレタン系の接着剤であることを特徴とす
    る石膏ボード下地補修方法。
  5. 【請求項5】 下地材が石膏ボードからなる建築面を補
    強する方法であって、 石膏ボードを下地枠組に張り付けた後に、当該石膏ボー
    ドの表面に接着剤を塗布することにより、当該表面から
    内部に浸透した接着剤の硬化によって、石膏ボードの表
    面部分の剛性および強度が高まった状態を形成し、 接着剤硬化後に、仕上げ材を前記石膏ボードの表面に貼
    りつけることを特徴とする石膏ボード下地の補強方法。
  6. 【請求項6】 下地材が石膏ボードからなる建築面を補
    強する方法であって、 石膏ボードを下地枠組に張り付けた後に、隣接する石膏
    ボードの目地部分に接着剤を塗布および充填することに
    より、各石膏ボードを相互に接着接合すると共に、各石
    膏ボードの外周縁部分を、その内部に浸透した接着剤の
    硬化によって剛性および強度が高まった状態にし、 接着剤硬化後に、仕上げ材を前記石膏ボードの表面に貼
    りつけることを特徴とする石膏ボード下地の補強方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記石膏ボードを下地枠組に張り付けた後に、当該石膏
    ボードの表面に接着剤を塗布することにより、当該表面
    から内部に浸透した接着剤の硬化によって、石膏ボード
    の表面部分の剛性および強度が高まった状態を形成する
    ことを特徴とする石膏ボード下地の補強方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、5、6または7におい
    て、 前記接着剤はウレタン系の接着剤であることを特徴とす
    る石膏ボード下地補強方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012036722A2 (en) * 2010-09-13 2012-03-22 Clarke H Bushnell Drywall repair prop system
JP2014122523A (ja) * 2012-12-23 2014-07-03 Kabegami Kakumei:Kk 内壁補修具、内壁補修キット及び内壁補修方法

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