JP2003341693A - 収納袋 - Google Patents

収納袋

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JP2003341693A
JP2003341693A JP2002149697A JP2002149697A JP2003341693A JP 2003341693 A JP2003341693 A JP 2003341693A JP 2002149697 A JP2002149697 A JP 2002149697A JP 2002149697 A JP2002149697 A JP 2002149697A JP 2003341693 A JP2003341693 A JP 2003341693A
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packaging bag
packaging
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Masaaki Namiki
政明 並木
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REEBENSU TRADING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋体を包装用袋から取り出しても包装用袋が
袋体から離れないようにする共に、袋体の開閉が極めて
容易であり、商品に取り付け可能にする。 【解決手段】 袋本体20の開口縁に沿って形成した紐
通し部4内に摺動可能な紐6を環状に挿通した袋体1を
包装用袋9に挿入し、袋本体20の口縁側方に突出した
紐6の両端部6a,6bを包装用袋9の端部にそれぞれ
固定する。包装用袋9の一方の端部には穴26を設けた
添着片25を一体に設けると共に、袋体1は袋本体20
を縦方向の折り目ハ、ニ位置で折り畳み、開口部とは反
対側の端部から順次に巻き取って包装用袋9に挿入可能
な大きさにする。包装用袋9には破断用の切込み線8を
刻設し、包装用袋9の両端部が離れる方向に広げ、切込
み線8で分断して袋体1を包装用袋9から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多目的に使用でき
るとともに小型で携帯が容易で、また商品に取り付け可
能な収納袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用収納袋は、例えば図23〜
28に示すように、略方形に形成された袋体2の開口縁
3付近を二重にし、その二重部分の略中央と縁部を熱溶
着して開口縁3に沿った紐通し部4,5を2列平行に形
成し、それぞれの紐通し部4,5に対して環状の紐6,
7を摺動可能に挿通し、上段の紐6の端部6aを右方向
に突出させると共に、下段の紐7の端部7aを左方向に
突出させ、左右に突出した紐6,7の端部6a,7aそ
れぞれを外方向に引くことにより図25に示すように袋
部2の開口部3を絞って閉止することができるように構
成されている。
【0003】そして、前記袋体2は図26中にて2点鎖
線12で示す縦方向に3等分し、横方向に4等分した位
置にて略方形に折り畳んだ後、図27の平面図及び図2
8の断面図に示すように包装用袋13に収納して携帯用
の収納袋を構成していた。そして、収納袋の袋体2を使
用する際には、包装用袋13を破って袋体2を取り出
し、破った包装用袋13は袋体2から分離されるので適
宜に廃棄処分をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の収納袋1は、包装用袋13から袋体2を取り出した
ときに袋体2から分離されるのでこれを一々廃棄処分し
なければならないという煩雑さがあり、また不要になっ
た包装用袋13を適切に処理しないで周囲に散乱させれ
ば環境を害するという問題があった。
【0005】また、袋体2の開放を防ぐために2本の紐
6,7を結ぶ動作が必要であると共に、再び袋体2に収
納する際には結びを解く動作を行わなければならず、不
便であった。さらに、収納袋を商品に付加した景品に用
いる場合、収納袋を商品とは別に保管しなければならな
かった。
【0006】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、袋体を包装用袋から取り出しても包装
用袋が袋体から離れない収納袋を提供すると共に、袋体
の開閉が極めて容易であり、商品に取り付けた景品とす
ることも可能な収納袋の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の収納袋は、二重にした開口縁に
沿って摺動可能な2本の紐を環状にかつ平行に挿通し、
前記開口縁側方に突出させた2本の紐の相対する端部を
反対方向に引くことにより開口部を絞って閉止する袋体
を折り畳み、包装用袋に挿入すると共に、前記相対する
紐の端部をそれぞれを前記包装用袋の両端部にそれぞれ
固着し、かつ前記包装用袋の長手方向における所要位置
に該包装用袋を開封する切込み線を設けることにより構
成したことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2の収納袋は、二重にした
開口縁に沿って摺動可能な1本の紐を環状に挿通し、前
記開口縁側方に突出させた前記紐の端部の一方を外方向
に引くことにより開口部を絞って閉止する袋体を折り畳
み、包装用袋に挿入すると共に、前記紐の両端部をそれ
ぞれ前記包装用袋の両端部に固着し、かつ前記包装用袋
の長手方向における所要位置に該包装用袋を開封する切
込み線を設けることにより構成したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3の収納袋は、請求項1ま
はた2の収納袋において、前記包装用袋の切込み線は、
該包装用袋の両端部近傍のいずれかの端部に位置せしめ
て設けることにより構成したことを特徴する。
【0010】本発明の請求項4の収納袋は、二重にした
開口縁に沿って摺動可能な1本の紐を環状に挿通し、前
記開口縁側方に突出させた前記紐の端部の一方を外方向
に引くことにより開口部を絞って閉止する袋体を折り畳
み、一方の端部に添着片を一体に備えた包装用袋に挿入
すると共に、前記紐の両端部をそれぞれ前記包装用袋の
両端部に固着し、かつ前記包装用袋の長手方向における
所要位置に該包装用袋を開封する切込み線を設けること
により構成したことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5の収納袋は、請求項4の
収納袋において、前記包装用袋の切込み線は、前記添着
片を設けた反対側の包装用袋の端部近傍に位置せしめて
設けることにより構成したことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6の収納袋は、請求項4の
収納袋において、前記添着片は、略中央に円孔を穿設あ
るいは前記円孔を設けずに構成したことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7の収納袋は、請求項4の
収納袋において、前記添着片は、裏面に剥離片で覆った
貼付剤を設けて構成したことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項8の収納袋は、請求項1,
2,4の収納袋において、前記袋体は、収納する物の形
状に対応させた形状にしたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項9の収納袋は、請求項8の
収納袋において、前記袋体は、円錐状に形成し傘の収納
を可能にしたことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項1および2の収納袋によれ
ば、袋体の開口縁側方に突出した紐の端部と包装用袋と
を一体的に固定しているので、使用の際に袋体を包装用
袋から取り出しても包装用袋が袋体から離れない。これ
により不要になった包装用袋を一々廃棄処分する煩雑さ
がなくなる。これにより包装用袋が散乱して環境を害す
る恐れもなくなる。
【0017】本発明の請求項3および5の収納袋によれ
ば、包装用袋の表面を広告等の表示面として有効に使用
することができる。
【0018】本発明の請求項4,6,7の収納袋によれ
ば、請求項1と同様な作用が得られる。さらに、包装用
袋を分断して袋体を取り出す際、添着片を把持すること
で、内部の袋体を誤って把持し袋体を破損する恐れがな
くなる。さらに、添着片により袋体の閉止やその開放を
極めて容易に行えると共に、商品に取り付けることがで
きる。
【0019】本発明の請求項8および9の収納袋によれ
ば、袋体に見栄え良く収納することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1から図8は本発明の
実施の形態1に係り、図1は袋体の正面図、図2は折り
畳んだ袋体の正面図、図3は折り畳んだ袋体の上面図、
図4は巻き取った袋体の斜視図、図5は包装用袋の正面
図、図6は袋体を包装用袋に挿入した正面図、図7は収
納袋の正面図、図8は収納袋の使用時の操作を示す図で
ある。
【0022】本実施の形態の収納袋に用いる袋体1は、
前記従来の技術の項における図23および図24にて説
明したように、略方形に形成した袋本体2の開口縁3に
沿って紐通し部4,5を2列かつ平行に形成し、それぞ
れの紐通し部4,5に対して環状に紐6,7を挿通し、
上段の紐6の端部6aを右方向に突出させ、下段の紐7
の端部7aを左方向に突出させ、左右に突出した紐6,
7の端部6a,7aそれぞれを外方向に引くことにより
袋本体2の開口部を絞って閉止するように構成されてい
る。そして、紐6、7は帯状かつ環状に形成され、袋本
体2と紐6、7及び後述の包装用袋9はポリエチレンを
主原料とする樹脂材にて形成されている。
【0023】この袋体1に対して本発明は、図1にて2
点鎖線で示すように袋体1全体を縦方向に3等分した折
目イを内側に、折目ロを外側に折りたたみ図2及び図3
に示すように短冊形に折りたたみ、更に図4に示すよう
に開口部3側とは反対側の端部から順次に円柱状に巻き
取る。これにより円柱状に巻き取られた袋体1の左右に
紐6、7の一方の端部6a,7aが突出した状態とな
る。
【0024】一方、図5に示すようにポリエチレンにて
長くかつ連続した円筒状の長手方向に対して等間隔に切
込み線8が刻設された包装用袋9を形成する。この包装
用袋9は図6に示すように、巻き取られた袋体1を挿入
した際に切込み線8が袋体1の略中央に位置し、また切
込み線8は左右に突出した紐6、7の端部6a,7aを
包含しうる間隔にて刻設されている。
【0025】次に、巻き取られた袋体1を図6に示すよ
うに包装用袋9に挿入して両端に突出した紐6,7の端
部6a,7aを溶着線10にて包装用袋9の両端に熱溶
着にて固定する。
【0026】次に、前記溶着線10の外側を切断線11
にて切断する。これにより袋体1は長くかつ連続した包
装用袋9から分離されて図7に示すように包装が完了
し、包装用袋9から取り出し可能な袋体1を備えた収納
袋Aが得られる。
【0027】この収納袋Aを使用する際には、図8に示
すように包装用袋9の両端を相反する方向に引っ張るこ
とにより包装用袋9は中央の切込み線8にて破断され、
袋体1の取り出しが可能となる。
【0028】本実施の形態によれば、比較的大きな袋体
1を備えた収納袋Aを小型にし、特別なスペースを必要
とせずに持ち運びおよび家庭内での保管ができると共
に、包装用袋9の両端を引っ張って包装用袋9から袋体
1を取り出すことで簡単に使用することができる。ま
た、袋体1を取り出した後の包装用袋9は左右に分離さ
れているが袋体1の紐6、7の端部6a,7aに一体的
に固定されているので、収納袋Aの使用に際して袋体1
を包装用袋9から取り出しても包装用袋9が散乱しな
い。
【0029】また、この収納袋Aは、多目的に使用で
き、ゴミの収納、菓子類や果物などの食べ物の保管や持
ち運び、使用した後の水着や旅先でのタオルなどの濡れ
物の収納、携帯小物入れ、犬の散歩での排泄物の処理な
どに用いることができる。さらに、使用して濡れた傘を
入れて電車などに乗ることで周りの人に迷惑を掛けるこ
とを防ぐことができる。この場合、傘の形状に対応させ
て袋体1を円錐状に形成すると良い。
【0030】(実施の形態2)図9から図11は本発明
の実施の形態2に係り、図9は袋体の正面図、図10は
折り畳んだ袋体の正面図、図11は収納袋の正面図であ
る。
【0031】本実施の形態の収納袋に用いる袋体20
は、図9に示すように、袋体20の開口縁3を二重にし
て縁部を熱溶着することで開口縁3に沿って1本の紐通
し部4を形成し、この紐通し部4に1本の紐6を環状に
挿通すると共に、開口縁3の両側方に紐6を突出し、こ
の突出させた紐6の端部6a,6bの一方を引くことに
より開口部を絞って閉止するように構成されている。
【0032】この袋体20の場合は、図9に示すように
全体を縦方向に折目ハを内側に、折目ニを外側にして3
つ折にし、更に図10に示すように開口縁3とは反対側
から巻きとって円柱状にし、紐6の両端部6a、6bを
左右に均等に突出させる。
【0033】この後は、前記実施の形態1と同様に、図
11に示すように包装用袋9に装入し、切込み線8を袋
体20の略中央に位置させて紐6の両端部6a,6bと
包装用袋9の両端とを溶着線10にて一体的に固着し、
溶着線10の外側を切断線11にて切断して包装が完了
し、収納袋Bが得られる。
【0034】本実施の形態によれば、前記実施の形態1
と同様な作用、効果が得られる。
【0035】なお、前記実施の形態1,2では、包装用
袋9における切込み線8を袋体1,20の略中央に位置
させたが、任意の位置に設けて実施することが可能であ
る。例えば、包装用袋9の溶着線10による紐6,7の
端部6a,6b,7aとの固着部近傍のいずれか一方位
置せしめて切込み線8を設けることができる。
【0036】これにより、中央の切込み線8の場合に比
較して、包装用袋9の表面9(裏面を含む表面)広告面
として利用する場合の表示面を中央の切込線8によって
制限されない利点を有する。
【0037】(実施の形態3)図12から図14は本発
明の実施の形態3に係り、図12は収納袋を示す正面
図、図13は収納袋自体の使用例を示す正面図、図14
(a)、(b)は収納袋の裏面図および側面図である。
【0038】図12に示すように、本実施の形態の収納
袋Cは、袋体を入れる包装用袋9の一方の端部に添着片
25を一体に取り付けて構成されている。添着片25に
は、その中央に円形状の穴26が形成され、図13に示
すように、穴26にペットボトルや瓶類などの首部を有
する入れ物27の首部27aを挿通することで収納袋C
の係止が可能になっている。添着片25の裏面には、図
14に示すように、入れ物27に貼り付ける貼付剤28
が設けられ、その表面には剥離可能な剥離片29が貼り
付けられている。貼付剤28は入れ物27から収納袋C
を取り外し可能な材質が用いられ、剥離片29には紙ま
たはフィルムが用いられている。
【0039】この収納袋Cの袋体は、実施の形態2にお
ける袋体20(図9参照)と同様に形成されており、袋
体20の開口部に挿通した紐6の両端部が包装用袋9の
両端部にそれぞれ固定されている。包装用袋9の切込み
線8は、ミシン目などの破断線により形成され、添着片
25とは反対側の包装用袋9端部近傍に設けられてい
る。
【0040】本実施の形態によれば、入れ物27に添着
片25の穴26を介して収納袋Cを取り付ける際、剥離
片29を貼付剤28から剥がして入れ物27に貼着する
ことで、例えば店内に置いて販売する際に収納袋Cが容
易に入れ物27から脱落することがなく、景品等に用い
ることができる。なお、貼付剤28を利用することで、
穴26に挿通できない太さの入れ物であっても取り付け
ることができる。また、収納袋Cの入れ物27からの取
り外しが意識して容易に行え、実施の形態1,2と同様
に収納袋Cとして保管し、利用できる。
【0041】また、収納袋Cの袋体を包装用袋9から取
り出して使用する際に添着片25を把持することで、誤
って包装用袋9内の袋体を把持しつつ包装用袋9を切込
み線8に沿って破断し、袋体を破損する恐れを無くする
ことができる。
【0042】(実施の形態4)図15から図17は本発
明の実施の形態4に係り、図15は収納袋を示す正面
図、図16は収納袋の裏面図、図17は収納袋自体の使
用例を示す斜視図である。
【0043】図15に示すように、本実施の形態の収納
袋Dは、平板状の添着片30が実施の形態3と同様に包
装用袋9の一方の端部に一体に設けられている。添着片
30の裏面には、図16に示すように剥離紙29を貼り
付けた貼付剤が設けられており、図17に示すように缶
類31や箱類に側部に貼り付け可能となっている。その
他の構成は、実施の形態3と同様である。
【0044】本実施の形態によれば、実施の形態3と同
様な効果を奏することができる。
【0045】(実施の形態5)図18から図20は本発
明の実施の形態5に係り、図18は収納袋の正面図、図
19は袋体を包装用袋から取り出した状態を示す正面
図、図20は収納袋の使用時の正面図である。
【0046】本実施の形態の収納袋Eは、実施の形態3
と同様に包装用袋9の一方の端部には穴26を穿設した
添着片25が一体に設けられている。包装用袋9内の袋
体40の袋本体41は大径側を開口縁3にした円錐状に
形成され、袋体40内に傘42を収納し得るようになっ
ている。大径側の開口縁3には、実施の形態2と同じく
1本の紐通し部4に1本の紐6が環状に挿通され、その
両端部6a,6bは包装用袋9の両端部にそれぞれ固定
されると共に、包装用袋9の切込み線8は添着片25を
設けた反対側の端部近傍に設けられている。
【0047】袋体40は、全体を円錐の中心線と平行な
折り目ハと折り目ニで実施の形態3と同様に3つ折りに
し、先端側から包装用袋9内に挿入できる大きさに巻き
取っり、包装袋9内に挿入されている。
【0048】この収納袋Eを使用する際には、包装用袋
9から取り出した袋体40の開口縁3から傘42の先端
から挿入し、柄42aを開口縁3から出した状態で袋体
40内に収納する。そして、添着片25側を引っ張って
袋体40の開口部を絞り込んで柄42aを包み込み、添
着片25の穴26を柄42aに係止し固定する。
【0049】本実施の形態によれば、傘42を使用後に
収納袋Eに収納することで、傘42に触っても付着して
いる水が付くことはない。これにより、電車や車等の車
内全般で傘42に付着している水を人に付ける迷惑や車
内に水を垂らすのを防ぐことができる。さらに、包装袋
Eは小型なので、ポケットやカバン、ハンドバック等に
入れておき、必要に応じ取り出して使用することができ
るので、持ち運ぶ煩わしさや不便さを感じることはな
い。
【0050】さらに、濡れた傘42は勿論のこと、雨が
上がった後に傘置き場などのある店(例えば、居酒屋や
喫茶店等)に入る場合にあっても、包装用袋9に名前や
イニシャルなどの本人が判別できる記載をすることで、
他人の傘と間違えることなく持ち帰ることができる。
【0051】また、添着片25の穴26を柄42aに係
止しているので収納袋Eが傘から容易にずれ落ちず、再
び傘42を使用する場合には、添着片25と柄42aと
の係止を解除することで容易に収納袋Eから取り出すこ
とができる。
【0052】(実施の形態6)図21および図22は本
発明の実施の形態6に係り、図21は袋体を包装用袋か
ら状態を示す正面図、図22は収納袋の使用時の正面図
である。
【0053】本実施の形態の収納袋Cは実施の形態3と
同様であり、収納袋Cには包装用袋9の一方の端部に穴
26を穿設した添着片25が一体に設けられており、包
装用袋9内に配置した袋体20の袋本体2は実施の形態
2と同様に略方形で、同様に折り込んで包装用袋9に入
れられ紐6の両端部が固定されている。
【0054】この収納袋Cを使用する際には、包装用袋
9から取り出した袋体20の袋本体2に物を収納し、添
着片25を引っ張り紐6により袋体20の開口部を絞っ
て閉止する。このとき、引っ張り出した紐6部分を開口
縁3近傍に巻き付け、添着片25に設けた穴26に開口
縁3近傍に係止あるいは貼付剤により袋本体2や巻き付
けた紐6に貼り付けることで、簡単に袋体20の開放を
防ぐことができる。この収納袋Cは多目的に使用でき、
ゴミの収納、菓子類や果物などの食べ物の保管や持ち運
び、使用した後の水着や旅先でのタオルなどの濡れ物の
収納、携帯小物入れ、犬の散歩での排泄物の処理などに
用いることができる。
【0055】なお、実施の形態5,6では、穴26を設
けた添着片25を有しているが、実施の形態4の穴26
を設けない平板状の添着片30を備えた収納袋Dも使用
することができる。また、添着片25,30の包装用袋
9に対する添設位置については、左右の端部にかぎら
ず、その中央部に添着することも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、袋体を包装用袋から取
り出しても包装用袋が袋体と一体になっていて離れない
ために不用になった包装用袋を一々処分する煩雑さがな
くなると共に、包装用袋が散乱して環境を害する恐れも
なくなる。さらに、収納袋に穴や貼付剤を設けた添着片
を備えることで、袋体の確実に閉じ、その開放を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における袋体を示す正面
図である。
【図2】本発明の実施の形態1における折り畳んだ袋体
を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における折り畳んだ袋体
を示す上面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における巻き取った袋体
を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1における包装用袋を示す
正面図である。
【図6】本発明の実施の形態1における包装用袋に巻き
取った袋体を挿入した状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1の収納袋を示す正面図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態1の収納袋を使用する操作
を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2における袋体を示す正面
図である。
【図10】本発明の実施の形態2における折り畳んだ袋
体を示す正面図である。
【図11】本発明の実施の形態2の収納袋を示す正面図
である。
【図12】本発明の実施の形態3の収納袋を示す正面図
である。
【図13】本発明の実施の形態3の収納袋自体の使用例
を示す正面図である。
【図14】本発明の実施の形態3の収納袋で、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図15】本発明の実施の形態4の収納袋を示す正面図
である。
【図16】本発明の実施の形態4の収納袋を示す裏面図
である。
【図17】本発明の実施の形態4の収納袋自体の使用例
を示す斜視図である。
【図18】本発明の実施の形態5の収納袋を示す正面図
である。
【図19】本発明の実施の形態5の袋体を包装用袋から
取り出した状態を示す正面図である。
【図20】本発明の実施の形態5の収納袋の使用時を示
す正面図である。
【図21】本発明の実施の形態6の袋体を包装用袋から
取り出した状態を示す正面図である。
【図22】本発明の実施の形態5の収納袋の使用時を示
す正面図である。に係る
【図23】従来の袋体を示す正面図である。
【図24】従来の袋体を示す側面図である。
【図25】従来の袋体開口を閉止した状態を示す図であ
る。
【図26】従来の袋体の折り畳みを示す図である。
【図27】従来の収納袋を示す正面図である。
【図28】従来の収納袋を示す断面図である。
【符号の説明】
1,20,40 袋体 2,41 袋本体 3 開口縁 4,5 紐通し部 6,7 紐 6a,6b,7a 紐の端部 8 切込み線 9 包装用袋 10 溶着線 11 切断線 25,30 添着片 26 穴 28 貼付剤 29 剥離片 A,B,C,D,E 収納袋

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重にした開口縁に沿って摺動可能な2
    本の紐を環状かつ平行に挿通し、前記開口縁側方に突出
    させた2本の紐の相対する端部を反対方向に引くことに
    より開口部を絞って閉止する袋体を折り畳み、包装用袋
    に挿入すると共に、前記相対する紐の端部をそれぞれを
    前記包装用袋の両端部にそれぞれ固着し、かつ前記包装
    用袋の長手方向における所要位置に該包装用袋を開封す
    る切込み線を設けることにより構成したことを特徴とす
    る収納袋。
  2. 【請求項2】 二重にした開口縁に沿って摺動可能な1
    本の紐を環状に挿通し、前記開口縁側方に突出させた前
    記紐の端部の一方を外方向に引くことにより開口部を絞
    って閉止する袋体を折り畳み、包装用袋に挿入すると共
    に、前記紐の両端部をそれぞれ前記包装用袋の両端部に
    固着し、かつ前記包装用袋の長手方向における所要位置
    に該包装用袋を開封する切込み線を設けることにより構
    成したことを特徴とする収納袋。
  3. 【請求項3】 前記包装用袋の切込み線は、該包装用袋
    の両端部近傍のいずれかの端部に位置せしめて設けるこ
    とにより構成したことを特徴とする請求項1または2記
    載の収納袋。
  4. 【請求項4】 二重にした開口縁に沿って摺動可能な1
    本の紐を環状に挿通し、前記開口縁側方に突出させた前
    記紐の端部の一方を外方向に引くことにより開口部を絞
    って閉止する袋体を折り畳み、一方の端部に添着片を一
    体に備えた包装用袋に挿入すると共に、前記紐の両端部
    をそれぞれ前記包装用袋の両端部に固着し、かつ前記包
    装用袋の長手方向における所要位置に該包装用袋を開封
    する切込み線を設けることにより構成したことを特徴と
    する収納袋。
  5. 【請求項5】 前記包装用袋の切込み線は、前記添着片
    を設けた反対側の包装用袋の端部近傍に位置せしめて設
    けることにより構成したことを特徴とする請求項4記載
    の収納袋。
  6. 【請求項6】 前記添着片は、略中央に円孔を穿設ある
    いは前記円孔を設けずに構成したことを特徴とする請求
    項4記載の収納袋。
  7. 【請求項7】 前記添着片は、裏面に剥離片で覆った貼
    付剤を設けて構成したことを特徴とする請求項4記載の
    収納袋。
  8. 【請求項8】 前記袋体は、収納する物の形状に対応さ
    せた形状にしたことを特徴とする請求項1,2または4
    のいずれかに記載の収納袋。
  9. 【請求項9】 前記袋体は、円錐状に形成し傘の収納を
    可能にしたことを特徴とする請求項8記載の収納袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017008739A1 (zh) * 2015-07-13 2017-01-19 谭翼翔 垃圾袋卷

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