JP2003341687A - 易開封性袋及びその製造方法 - Google Patents
易開封性袋及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2003341687A JP2003341687A JP2002147623A JP2002147623A JP2003341687A JP 2003341687 A JP2003341687 A JP 2003341687A JP 2002147623 A JP2002147623 A JP 2002147623A JP 2002147623 A JP2002147623 A JP 2002147623A JP 2003341687 A JP2003341687 A JP 2003341687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- synthetic resin
- thermoplastic synthetic
- seal line
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 27
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 27
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims abstract description 27
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 3
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 2
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920000092 linear low density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004707 linear low-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920001179 medium density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004701 medium-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- CERQOIWHTDAKMF-UHFFFAOYSA-N Methacrylic acid Chemical compound CC(=C)C(O)=O CERQOIWHTDAKMF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004708 Very-low-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 235000013527 bean curd Nutrition 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 235000013611 frozen food Nutrition 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 229920001862 ultra low molecular weight polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001866 very low density polyethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱可塑性合成樹脂チューブの底部をヒートシー
ルして得られる袋であるにもかかわらず、その開封が容
易な易開封性袋、ならびにその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂製チューブの底部がヒー
トシールにより封鎖された袋であって、前記ヒートシー
ルにより形成されるシール線は、その下縁部が袋の底縁
部から５〜３０ｍｍの間隔を保つようにして位置してお
り、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に形成される領
域に、シール線と概ね直角な角度で、シール線と交わら
ないようにしてノッチが設けられていることを特徴とす
る易開封性袋。及びその製造方法。
ルして得られる袋であるにもかかわらず、その開封が容
易な易開封性袋、ならびにその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂製チューブの底部がヒー
トシールにより封鎖された袋であって、前記ヒートシー
ルにより形成されるシール線は、その下縁部が袋の底縁
部から５〜３０ｍｍの間隔を保つようにして位置してお
り、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に形成される領
域に、シール線と概ね直角な角度で、シール線と交わら
ないようにしてノッチが設けられていることを特徴とす
る易開封性袋。及びその製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は易開封性袋に関するもの
である。より詳しくは、熱可塑性合成樹脂製からなり規
格袋として家庭用、業務用として用いられる袋であっ
て、開封性に優れる易開封性袋、ならびにその製造方法
に関するものである。
である。より詳しくは、熱可塑性合成樹脂製からなり規
格袋として家庭用、業務用として用いられる袋であっ
て、開封性に優れる易開封性袋、ならびにその製造方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、熱可塑性合成樹脂チューブの
底部をヒートシールして得られる様々な袋が知られてい
る。このような袋の一形態として規格袋がある。これは
所定サイズの複数の袋が、１枚の袋に収納されたもの
で、家庭用、業務用として広く用いられている。例えば
スパーマーケットのレジコーナーで、冷凍食品や、豆腐
などの水気のある商品を個包装するのに用いる袋も規格
袋の一種である。この形態の袋は、その上部開口部が通
常のヒートシールや結び目によって封鎖された場合、内
容物を取り出そうとした際、袋を開封しにくかった。即
ち、サイドシールを有する袋はあらかじめサイドシール
線にＶ字型、Ｉ字型等のノッチを設けることができ開封
を容易とすることができるが、熱可塑性合成樹脂チュー
ブの底部をヒートシールして得られる袋は通常側縁部に
ヒートシール線を有さないものであり、あらかじめ袋を
開封するためのきっかけとなるノッチを設けにくいとい
う事情があった。ノッチを設けることのできる専用のヒ
ートシール機を用いれば開口部を封鎖するとともにノッ
チを設けるようにすることもできるが、このような機能
を有するヒートシール機は一般に広く普及しているとは
いえない。従ってこのような形態の袋を開封する際に
は、手で無理やり引き裂くか、鋏やナイフで開封しなけ
ればならず、内容物を落下させてしまったり、鋏やナイ
フでけがをしてしまうというケースがあった。
底部をヒートシールして得られる様々な袋が知られてい
る。このような袋の一形態として規格袋がある。これは
所定サイズの複数の袋が、１枚の袋に収納されたもの
で、家庭用、業務用として広く用いられている。例えば
スパーマーケットのレジコーナーで、冷凍食品や、豆腐
などの水気のある商品を個包装するのに用いる袋も規格
袋の一種である。この形態の袋は、その上部開口部が通
常のヒートシールや結び目によって封鎖された場合、内
容物を取り出そうとした際、袋を開封しにくかった。即
ち、サイドシールを有する袋はあらかじめサイドシール
線にＶ字型、Ｉ字型等のノッチを設けることができ開封
を容易とすることができるが、熱可塑性合成樹脂チュー
ブの底部をヒートシールして得られる袋は通常側縁部に
ヒートシール線を有さないものであり、あらかじめ袋を
開封するためのきっかけとなるノッチを設けにくいとい
う事情があった。ノッチを設けることのできる専用のヒ
ートシール機を用いれば開口部を封鎖するとともにノッ
チを設けるようにすることもできるが、このような機能
を有するヒートシール機は一般に広く普及しているとは
いえない。従ってこのような形態の袋を開封する際に
は、手で無理やり引き裂くか、鋏やナイフで開封しなけ
ればならず、内容物を落下させてしまったり、鋏やナイ
フでけがをしてしまうというケースがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みなされたもので、熱可塑性合成樹脂チューブの
底部をヒートシールして得られる袋であるにもかかわら
ず、その開封が容易な易開封性袋、ならびにその製造方
法を提供することにある。
況に鑑みなされたもので、熱可塑性合成樹脂チューブの
底部をヒートシールして得られる袋であるにもかかわら
ず、その開封が容易な易開封性袋、ならびにその製造方
法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために検討を行った。この結果、熱可塑性合成樹
脂製チューブの底部がヒートシールにより封鎖された袋
の、ヒートシールにより形成されるシール線を袋の底縁
部から所定間隔を以て設けるようにし、該シール線と袋
の低縁部との間にノッチを設けた袋が前記課題を解決し
たものであることを見いだし本発明に至った。即ち本発
明は、 熱可塑性合成樹脂製チューブの底部がヒートシール
により封鎖された袋であって、前記ヒートシールにより
形成されるシール線は、その下縁部が袋の底縁部から５
〜３０ｍｍの間隔を保つようにして位置しており、シー
ル線の下縁部と袋の底縁部の間に形成される領域に、シ
ール線と概ね直角な角度で、シール線と交わらないよう
にしてノッチが設けられていることを特徴とする易開封
性袋に関するものである。
決するために検討を行った。この結果、熱可塑性合成樹
脂製チューブの底部がヒートシールにより封鎖された袋
の、ヒートシールにより形成されるシール線を袋の底縁
部から所定間隔を以て設けるようにし、該シール線と袋
の低縁部との間にノッチを設けた袋が前記課題を解決し
たものであることを見いだし本発明に至った。即ち本発
明は、 熱可塑性合成樹脂製チューブの底部がヒートシール
により封鎖された袋であって、前記ヒートシールにより
形成されるシール線は、その下縁部が袋の底縁部から５
〜３０ｍｍの間隔を保つようにして位置しており、シー
ル線の下縁部と袋の底縁部の間に形成される領域に、シ
ール線と概ね直角な角度で、シール線と交わらないよう
にしてノッチが設けられていることを特徴とする易開封
性袋に関するものである。
【０００５】ノッチがＩ字形の形状を有していること
を特徴とする請求項１に記載の易開封性袋に関するもの
である。
を特徴とする請求項１に記載の易開封性袋に関するもの
である。
【０００６】熱可塑性合成樹脂がポリエチレン系樹脂
であることを特徴とするに記載の易開封性袋に関する
ものである。
であることを特徴とするに記載の易開封性袋に関する
ものである。
【０００７】〜のいずれかに記載の易開封性袋の
製造方法であって、インフレーション押出し成形法によ
り熱可塑性合成樹脂製チューブを成形する工程、該熱可
塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に所
定間隔でヒートシールする工程、前記工程で形成される
シール線の下縁部から５〜３０ｍｍの間隔を離して熱可
塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に切
断すると同時に、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に
形成される領域に、シール線と概ね直角な角度で、シー
ル線と交わらないようにしてノッチを設ける工程、を含
むことを特徴とする易開封性袋の製造方法に関するもの
である。
製造方法であって、インフレーション押出し成形法によ
り熱可塑性合成樹脂製チューブを成形する工程、該熱可
塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に所
定間隔でヒートシールする工程、前記工程で形成される
シール線の下縁部から５〜３０ｍｍの間隔を離して熱可
塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に切
断すると同時に、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に
形成される領域に、シール線と概ね直角な角度で、シー
ル線と交わらないようにしてノッチを設ける工程、を含
むことを特徴とする易開封性袋の製造方法に関するもの
である。
【０００８】本発明において用いられる熱可塑性合成樹
脂は熱可塑性を有しヒートシール性が良好な物であれば
特に限定はない。例えば、直鎖状低密度ポリエチレンフ
ィルム（ＬＬＤＰＥ）、低密度ポリエチレンフィルム
（ＬＤＰＥ）、超低密度ポリエチレン（ＶＬＤＰＥ）、
中密度ポリエチレン（ＭＤＰＥ）、高密度ポリエチレン
（ＨＤＰＥ）、ポリプロピレンフィルム（ＰＰ）、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂フィルム（ＥＶＡ）、エチ
レンとメタクリル酸との共重合体（ＰＭＡ）、ポリ塩化
ビニル（ＰＶＣ）等が使用可能であり、またこれら熱可
塑性合成樹脂のブレンド物、積層体も好適に使用可能で
ある。これらの中でも、安価でヒートシール性が良好で
あり、さらに加工適性に優れたポリエチレン系樹脂が最
適である。
脂は熱可塑性を有しヒートシール性が良好な物であれば
特に限定はない。例えば、直鎖状低密度ポリエチレンフ
ィルム（ＬＬＤＰＥ）、低密度ポリエチレンフィルム
（ＬＤＰＥ）、超低密度ポリエチレン（ＶＬＤＰＥ）、
中密度ポリエチレン（ＭＤＰＥ）、高密度ポリエチレン
（ＨＤＰＥ）、ポリプロピレンフィルム（ＰＰ）、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂フィルム（ＥＶＡ）、エチ
レンとメタクリル酸との共重合体（ＰＭＡ）、ポリ塩化
ビニル（ＰＶＣ）等が使用可能であり、またこれら熱可
塑性合成樹脂のブレンド物、積層体も好適に使用可能で
ある。これらの中でも、安価でヒートシール性が良好で
あり、さらに加工適性に優れたポリエチレン系樹脂が最
適である。
【０００９】次に本発明の易開封性袋につき、図面を参
照しつつ説明する。図１は本発明の易開封性袋の形態を
示す模式平面図である。熱可塑性合成樹脂チューブが、
その底縁部３から所定間隔を離して位置するシール線２
により接合されている。ここでシール線２の下縁部と袋
の底縁部３との間隔ｄは本発明においては５〜２０ｍｍ
に設定される。この間隔が５ｍｍ未満であるとノッチ４
をシール線と交わることなく設けるのが困難となるし、
開封作業が困難となる。一方２０ｍｍを超えると袋の収
納能力が低下して不経済であるし、見栄えが悪く好まし
くない。そしてシール線２の下縁部と袋の底縁部３との
間に位置する領域に、Ｉ字型のノッチ４がシール線２と
概ね直角な角度で、またシール線２と交差しないように
して設けられている。このノッチ４はＩ字型に限定され
ず、Ｖ字型、Ｕ字型等であってよいが、Ｉ字型がノッチ
の切断作業性が良好であること、またノッチの切りカス
が袋内に混入したりする問題がないことから最も好まし
い。また、ノッチを切り込む深さは袋の底縁部から２〜
１０ｍｍとなるようにすることが好ましい。なお、図１
では袋を１枚毎に切り離した形態を示したが、１枚毎に
切り離すのではなく袋の底縁部となる箇所にミシン目を
設け、これをロール状に巻き取り、使用時にミシン目で
切り離すようにした形態であってもよい。
照しつつ説明する。図１は本発明の易開封性袋の形態を
示す模式平面図である。熱可塑性合成樹脂チューブが、
その底縁部３から所定間隔を離して位置するシール線２
により接合されている。ここでシール線２の下縁部と袋
の底縁部３との間隔ｄは本発明においては５〜２０ｍｍ
に設定される。この間隔が５ｍｍ未満であるとノッチ４
をシール線と交わることなく設けるのが困難となるし、
開封作業が困難となる。一方２０ｍｍを超えると袋の収
納能力が低下して不経済であるし、見栄えが悪く好まし
くない。そしてシール線２の下縁部と袋の底縁部３との
間に位置する領域に、Ｉ字型のノッチ４がシール線２と
概ね直角な角度で、またシール線２と交差しないように
して設けられている。このノッチ４はＩ字型に限定され
ず、Ｖ字型、Ｕ字型等であってよいが、Ｉ字型がノッチ
の切断作業性が良好であること、またノッチの切りカス
が袋内に混入したりする問題がないことから最も好まし
い。また、ノッチを切り込む深さは袋の底縁部から２〜
１０ｍｍとなるようにすることが好ましい。なお、図１
では袋を１枚毎に切り離した形態を示したが、１枚毎に
切り離すのではなく袋の底縁部となる箇所にミシン目を
設け、これをロール状に巻き取り、使用時にミシン目で
切り離すようにした形態であってもよい。
【００１０】次いで本発明の易開封性袋の製造方法に関
して説明する。本発明の易開封性袋の製造方法において
は、まず、インフレーション押出し成形法により熱可
塑性合成樹脂製チューブを成形する。次いで、得られ
た熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方
向に所定間隔、即ち所望とする袋の縦方向の長さ間隔で
ヒートシールする。そして、前工程で形成されるシー
ル線の下縁部から５〜３０ｍｍの間隔を離して熱可塑性
合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に切断す
ると同時に、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に形成
される領域に、シール線と概ね直角な角度で、シール線
と交わらないようにしてノッチを設ける。なお、上記し
た〜の工程は連続したものであってもよいし、それ
ぞれの工程が分断されたものであってもよい。さらに、
の工程において熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方
向と直交する方向に切断するのではなく、熱可塑性合成
樹脂製チューブの長手方向と直交する方向にミシン目を
設けるようにしてもよい。
して説明する。本発明の易開封性袋の製造方法において
は、まず、インフレーション押出し成形法により熱可
塑性合成樹脂製チューブを成形する。次いで、得られ
た熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方
向に所定間隔、即ち所望とする袋の縦方向の長さ間隔で
ヒートシールする。そして、前工程で形成されるシー
ル線の下縁部から５〜３０ｍｍの間隔を離して熱可塑性
合成樹脂製チューブを長手方向と直交する方向に切断す
ると同時に、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に形成
される領域に、シール線と概ね直角な角度で、シール線
と交わらないようにしてノッチを設ける。なお、上記し
た〜の工程は連続したものであってもよいし、それ
ぞれの工程が分断されたものであってもよい。さらに、
の工程において熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方
向と直交する方向に切断するのではなく、熱可塑性合成
樹脂製チューブの長手方向と直交する方向にミシン目を
設けるようにしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
可塑性合成樹脂チューブの底部をヒートシールして得ら
れる袋であるにもかかわらず、その開封が容易な易開封
性袋、ならびにその製造方法が提供される。本発明によ
って提供される易開封性袋は開口部がヒートシールや結
び目によって封鎖された場合も、ノッチをきっかけとし
て容易に開封することが可能であり、とりわけ規格袋と
して有用に用いられるものである。
可塑性合成樹脂チューブの底部をヒートシールして得ら
れる袋であるにもかかわらず、その開封が容易な易開封
性袋、ならびにその製造方法が提供される。本発明によ
って提供される易開封性袋は開口部がヒートシールや結
び目によって封鎖された場合も、ノッチをきっかけとし
て容易に開封することが可能であり、とりわけ規格袋と
して有用に用いられるものである。
【図１】本発明の易開封性袋の模式平面図である。
１ 易開封性袋
２ シール線
３ 袋の底縁部
４ ノッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 熱可塑性合成樹脂製チューブの底部がヒ
ートシールにより封鎖された袋であって、前記ヒートシ
ールにより形成されるシール線は、その下縁部が袋の底
縁部から５〜３０ｍｍの間隔を保つようにして位置して
おり、シール線の下縁部と袋の底縁部の間に形成される
領域に、シール線と概ね直角な角度で、シール線と交わ
らないようにしてノッチが設けられていることを特徴と
する易開封性袋。 - 【請求項２】 ノッチがＩ字形の形状を有していること
を特徴とする請求項１に記載の易開封性袋。 - 【請求項３】 熱可塑性合成樹脂がポリエチレン系樹脂
であることを特徴とする請求項１または２に記載の易開
封性袋。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の易開
封性袋の製造方法であって、インフレーション押出し成
形法により熱可塑性合成樹脂製チューブを成形する工
程、該熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交す
る方向に所定間隔でヒートシールする工程、前記工程で
形成されるシール線の下縁部から５〜３０ｍｍの間隔を
離して熱可塑性合成樹脂製チューブを長手方向と直交す
る方向に切断すると同時に、シール線の下縁部と袋の底
縁部の間に形成される領域に、シール線と概ね直角な角
度で、シール線と交わらないようにしてノッチを設ける
工程、を含むことを特徴とする易開封性袋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147623A JP2003341687A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 易開封性袋及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147623A JP2003341687A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 易開封性袋及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003341687A true JP2003341687A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29766599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002147623A Pending JP2003341687A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 易開封性袋及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003341687A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193953A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | E-Wraps Kk | 易開封袋 |
| WO2007082347A1 (en) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Amcor Limited | A polymer bag |
| WO2008144059A1 (en) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Cryovac, Inc. | Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear |
| US8522978B2 (en) | 2006-12-01 | 2013-09-03 | Cryovac, Inc. | Stress concentrator for opening a flexible container |
| JP2017206280A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 日本マタイ株式会社 | 包装用袋の製造方法 |
| US10202229B2 (en) | 2007-05-21 | 2019-02-12 | Cryovac, Inc. | Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147623A patent/JP2003341687A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193953A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | E-Wraps Kk | 易開封袋 |
| WO2007082347A1 (en) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Amcor Limited | A polymer bag |
| US8522978B2 (en) | 2006-12-01 | 2013-09-03 | Cryovac, Inc. | Stress concentrator for opening a flexible container |
| WO2008144059A1 (en) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Cryovac, Inc. | Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear |
| CN101754908B (zh) * | 2007-05-21 | 2011-12-14 | 克里奥瓦克公司 | 热收缩包装制品以及其制备方法 |
| US10189621B2 (en) | 2007-05-21 | 2019-01-29 | Cryovac, Inc. | Bag made from high-strength heat-shrinkable film exhibiting directional tear, and process utilizing same |
| US10202229B2 (en) | 2007-05-21 | 2019-02-12 | Cryovac, Inc. | Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear |
| US10781022B2 (en) | 2007-05-21 | 2020-09-22 | Cryovac, Llc | Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear |
| JP2017206280A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 日本マタイ株式会社 | 包装用袋の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6962439B2 (en) | Leak resistant tamper evident reclosable plastic bag | |
| AU2009251153B2 (en) | Flexible package having multiple opening feature | |
| US6231236B1 (en) | Resealable package having venting structure and methods | |
| US4246288A (en) | Reclosable package | |
| US6874938B2 (en) | Jacketed reclosable container | |
| US7223017B2 (en) | Side gusset bag with reclose feature | |
| US6196717B1 (en) | Folded thermoplastic bag structure | |
| AU2013221736B2 (en) | Easy open and reclosable package with die-cut web and reclosure mechanism | |
| US6089753A (en) | Easy to open handle bag and method of making the same | |
| US20140072247A1 (en) | Gusseted Pouches | |
| US20110084077A1 (en) | A polymer bag | |
| JP6597179B2 (ja) | チャック付包装袋 | |
| KR20170031705A (ko) | 피트먼트를 갖는 가요성 용기 및 그 제조방법 | |
| MX2013007499A (es) | Envase con un vertedor resellable. | |
| AU2013221766B2 (en) | Easy open and reclosable package with panel section with die-cut | |
| US6994470B2 (en) | Aesthetically pleasing snap closure for flexible packages with means for facilitating automated application to flexible packages, flexible packages including the same, and apparatus for applying snap closures to flexible packages | |
| JP2008044616A (ja) | 開口保形機能および開口補助機能を有するジッパ付き包装体 | |
| JP5887694B2 (ja) | トップに開口部を設けた横ガセット袋の製造方法 | |
| JP2003341687A (ja) | 易開封性袋及びその製造方法 | |
| JP2008068889A (ja) | 易開封パウチ | |
| JPH11147542A (ja) | 水切り機能付き袋 | |
| JP2000128189A (ja) | 安全ノッチ付き袋およびその製造方法 | |
| JP2000262145A (ja) | 茸栽培用袋 | |
| US8955293B2 (en) | Reclosable bag and zipper therefor | |
| JP2001206390A (ja) | 袋 |