JP2003340938A - 封緘体作製方法および封緘体作製装置 - Google Patents

封緘体作製方法および封緘体作製装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、基体を折り込んで所定の粘着剤によ
り接着して封緘体を作製する封緘体作製方法および封緘
体作製装置に関し、製造時間の短縮による歩留りの向上
を図り、基体への衝撃付与を軽減させることを目的とす
る。 【解決手段】ベルト搬送部22A,22Bで搬送される
基体に粘着剤塗布手段28で所定箇所に粘着剤を塗布
し、これを巻込治具23A,23Bにに挿入させて巻き
込ませ、当該基体に対してその形態でセンタ押圧部24
A,24Bおよび端部押圧部25A,25B,26A,
26Bにより面的に順次押圧させて折り曲げると共に、
粘着剤により接着させて封緘する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基体を折り込んで
所定の接着剤層により接着して封緘体を作製する封緘体
作製方法および封緘体作製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば封緘体を作製する場合の工
程中には、封緘体の基体となる紙やフィルム等を折り曲
げる折曲加工工程があり、また、当該封緘体に封入する
ために内容物を折り曲げる折曲加工工程がある。一般
に、封緘体は、基体に粘着剤を塗布した後に、いわゆる
ナイフ折り機構により折曲加工を行って上記粘着剤によ
る接着させることで作製することが知られており、ま
た、封緘体に封入される封入体はいわゆるバックル折り
機構により折曲加工されることが知られている。このよ
うな封緘体作製における折り曲げ接着や、封入体の折り
曲げ封入は、その折り形態に応じて順次行われるもの
で、これらを簡易に短時間で加工できることが望まれて
いる。
【0003】そこで、図13に、従来のナイフ折りによ
る折曲加工機構の説明図を示す。図13に示す折曲加工
機構は、紙、フィルム等の基体101に対して、折りロ
ーラ102,103の間隙部分の上方に折り用ナイフ1
04が配置されたものである。そして、図13(A)に
示すように、折りローラ102,103上に基体101
が搬送され、当該基体101の折り位置が当該折りロー
ラ102,103の間隙部分に位置されたときに、図1
3(B)に示すように折り用ナイフ104が下降して当
該折りローラ102,103の間隙部分に押し込む。こ
れによって、図13(C)に示すように、基体101が
折曲された状態で当該折りローラ102,103により
下方に押し出させることにより、折曲加工を行うもので
ある。
【0004】また、図14に、従来のバックル折りによ
る折曲加工機構の説明図を示す。図14に示す折曲加工
機構は、紙やフィルム等の基体111に対し、第1およ
び第2ローラ112,113が上下方向に配置され、第
2ローラ113の水平方向に第3ローラ114が配置さ
れ、さらに第3ローラ114の下方に第4ローラ115
が配置される。第1および第2ローラ112,113が
搬送される基体111の引き込み口となり、第3および
第4ローラ114,115が排出口となる。また、第1
ローラ112と第3ローラ114との間に第1折りプレ
ート116が配置され、第2ローラ113と第4ローラ
115の間に第2折りプレート117が配置されたもの
である。
【0005】まず、第1および第2ローラ112,11
3により基体111が引き込まれ、その先端が第1折り
プレート116方向に先導されることで基体111の先
端が第1折りプレート116の先端に突き当たると、図
14(A)に示すように、曲がりが発生して当該曲がり
部分が第2および第3ローラ113,114の間隙部分
に入り込んで折り曲がりながら第2折りプレート117
方向に先導される。
【0006】そして、基体111の最初に折り曲がった
先端部分が第2折りプレート117の先端に突き当たる
と、図14(B)に示すように、残りの部分の所定位置
で曲がりが発生して当該曲がり部分が第3および第4ロ
ーラ114,115の間隙部分に入り込み、図14
(C)に示すように、折り曲がりながら排出されるもの
である。この場合、特に第1プレート116の長さによ
り折り形態が決定されるもので、図では巻き込み形態の
3つ折を例として示しており、例えば当該第1プレート
116の長さを加工体111の長さに対して短くすると
いわゆるZ折りとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように封緘体や封入体は、上記ナイフ折り機構やバック
ル折り機構で所定回数の折り曲げ加工を順次行うことか
ら、その工程数に応じた製造時間を要して歩留りの向上
が図れないという問題がある。また、上記のような折曲
加工は、基体がローラによりライン的に順次全面押圧さ
れることから、印刷が施されていればその印刷面に衝撃
が加えられて損傷を与えるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、製造時間の短縮による歩留りの向上を図り、基
体への衝撃付与を軽減させる封緘体作製方法および封緘
体作製装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、基体を折り込んで所定の接着
剤層により接着して封緘体を作製する封緘体作製方法で
あって、前記基体の所定箇所に所定の接着剤層を形成さ
せるステップと、前記接着剤層が形成された基体を所定
形状で巻き込むステップと、前記巻き込まれた基体の形
態で面的に押圧して折り曲げて封緘するステップと、を
含む構成とする。
【0010】請求項2〜4の発明では、「前記基体への
前記接着剤層の形成は、当該基体の少なくとも3辺の周
縁、または、少なくとも一方面の全面若しくは部分面で
ある」構成であり、「前記接着剤層は、非剥離性の接着
剤、または剥離自在な一時接着性の擬似接着剤層であ
る」構成である。「前記接着剤層が非剥離性の接着剤で
前記基体の少なくとも3辺の周縁に形成される場合に、
当該基体の折り込みに際して、当該接着剤層の形成され
た部分以外の部分に、封入させる封入体が位置されてい
る」構成である。
【0011】請求項5の発明では、基体を折り込んで所
定の接着剤層により接着して封緘体を作製する封緘体作
製装置であって、前記基体の所定箇所に所定の接着剤層
を形成する接着剤層形成手段と、前記接着剤層が形成さ
れた基体を所定形状で巻き込ませるための案内壁を当該
所定形状に沿った形状に形成させた巻込構造手段と、前
記基体を搬送して前記巻込構造手段に挿入させる搬送手
段と、前記巻込構造手段内で巻き込まれた前記基体に対
し、その形態で面的に押圧して折り込んで封緘させる押
圧手段と、を有する構成とする。
【0012】請求項6〜10「前記接着剤層は非剥離性
の接着剤、または剥離自在な一時接着性の擬似接着剤層
であり、前記接着剤層形成手段は、前記基体の少なくと
も3辺の周縁、または、少なくとも一方面の全面若しく
は部分面に形成する」構成であり、「前記巻込構造手段
は、前記基体の巻き込み形態に応じて、当該基体の先端
位置を規制する位置に設けられる規制部を備える」構成
であり、「前記押圧手段は、前記巻き込まれた基体に対
して押圧する所定数の押圧部と、当該押圧部を当該加工
体側に可動自在とさせる駆動手段と、を備える」構成で
あり、「前記巻込構造手段を、巻き込んだ前記基体より
離脱させる駆動手段を備える」構成であり、「前記基体
を前記巻込構造手段に挿入させるに際して、押し込みを
補助する挿入手段を備える」構成である。
【0013】このように、封緘体を形成する基体に対し
所定箇所に接着剤層を形成させて巻込構造手段で所定形
状で巻き込ませ、当該基体に対してその形態で押圧手段
により面的に押圧させる。すなわち、巻き込まれた形態
で面押圧されて折り曲げ加工、接着を行わせることによ
って、当該基体の折り回数に拘わらず、一度の工程で封
緘体を作製できることから、製造時間の短縮による歩留
りの向上させることが可能になると共に、面的な押圧で
折り込みを行わせることから、基体への折り込み時の衝
撃付与を軽減させることが可能となる。また、封緘体作
製時に封入体をも折曲加工させることが可能となって、
更なる製造時間の短縮、歩留りの向上を図ることが可能
となるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。図1に、本発明に係る封緘体作製
方法の原理説明図を示す。図1(A)に示すように、封
緘体11を形成する基体(例えば紙やフィルム等)12
は、例えば一方面に所定情報が印刷され、3辺の周縁に
「コ」の字状に接着剤層として粘着剤13が形成され
る。この粘着剤13は、例えば天然ゴムラテックス等の
接着剤であり、非剥離性のものである。また、この基体
12が、後に封緘体11とされたときに、当該粘着剤1
3を回避して開封させるための切取線14〜17が形成
される。切取線16,17と切取線13,14で囲まれ
る部分が開封分離部材18となり、切取線14,15の
外側部分がそれぞれ接着分離部材19,20となる。
【0015】このような基体12に対し、図1(B)に
示すように、所定回数巻き込ませ、この形態を維持させ
た状態で面的に押圧させることにより、図1(C)に示
すように、当該基体12を折り曲げ、接着させて封緘さ
せるものである。図では、巻き込み回数を2回とさせて
おり、これを押圧することによって4層の巻込型折り曲
げの加工とさせ、粘着剤13で対応部分を接着させるこ
とで封緘体11が作製されるものである。すなわち、基
体12の巻き込み先端12Aと、巻き回数、巻き込み後
端12Bの位置状態で、当該基体12の折り込み位置お
よび折り込み形態を異ならせることができるもので、そ
の折曲形態例を図7で説明する。
【0016】そこで、図2に、図1による封緘体の開封
の説明図を示す。図2(A)に示すように、上記図1で
作製された封緘体11は、図2(B)に示すように、接
着分離部材19,20が切取線14,15で分離され
る。そして、図2(C)に示すように、開封分離部材1
8を切取線16,17に沿って切り取ることにより、粘
着剤13に影響されずに、巻物を開くように開封するこ
とができるようになるものである。
【0017】次に、図3に、本発明に係る封緘体作製装
置の第1実施形態の概念構成図を示す。図3(A)に示
す封緘体作製装置21は、ベルト搬送部22A,22B
がその一部として所定間隔で配置され、折曲接着位置の
部分の両外側に、巻込構造手段の一部である巻込治具2
3A,23Bが配置される。ここで、ベルト搬送部22
A,22Bを駆動する搬送駆動手段は図示を省略してあ
り、当該ベルト搬送部12A,12Bと図示しない搬送
駆動手段により搬送手段を構成する。
【0018】上記巻込治具23A,23Bは、内側の案
内壁を上方向に渦巻状で形成させたもので、ここでは封
緘体となる基体12を1.5回巻きさせる場合の巻込構
造であり、その巻き込み先端部分に規制部23a,23
bが設けられる。この規制部23a,23bは、一体的
に形成させてもよく、可動自在に取り付けてもよい。す
なわち、上記巻込治具23A,23Bの間部分が折曲接
着位置となり、当該巻込治具23A,23Bに対して搬
送ベルト22A,22Bが基体12を挿入させるもので
ある。ここで、上記巻込治具23A,23Bは、基体搬
送方向に対して水平方向であって、当該ベルト搬送部2
2A,22Bと離隔される方向に可動自在であり、可動
させるための駆動手段は図示を省略してある。当該巻込
治具23A,23Bおよび駆動手段により巻込構造手段
を構成する。
【0019】上記巻込治具23A,23B間の折曲接着
位置の上方および下方には、上下動自在なセンタ押圧部
24A,24Bが配置され、図示しない駆動手段により
上下動される。また、各巻込治具23A,23Bの巻き
込み位置部分の上方および下方には、それぞれ上下動自
在な端部押圧部25A,25B,26A,26Bが配置
され、図示しない駆動手段により上下動される。これら
センタ押圧部24A,24Bおよび端部押圧部25A,
25B,26A,26Bと、それらの駆動手段により押
圧手段を構成する。
【0020】一方、各ベルト搬送部22A,22B間で
あって、上記巻込治具23A,23Bへの基体挿入部分
の近傍に基体12を各巻込治具23A,23Bに挿入さ
せるに際して、押し込みを補助する押込ピン27が設け
られる。また、基体搬送方向上の折曲接着位置の前方に
は接着剤層形成手段である粘着剤塗布手段28が配置さ
れる。この粘着剤塗布手段28は、基体の少なくとも3
辺の周縁、または、少なくとも一方面の全面若しくは部
分面に塗布するもので、ここでは図1(A)に示すよう
に、基体12の一方面上に3辺の周縁に「コ」の字状に
粘着剤13を塗布する。
【0021】上記押込ピン27は、図3(B)に示すよ
うに一例として押込可動部29により上下動および水平
移動されるもので、巻込治具23A,23Bへの基体1
2の挿入毎に回動される。また、上記巻込治具23A,
23Bへの基体挿入部分の近傍の上方には、搬送される
基体12の後端を検出するセンサ30が配置される。す
なわち、当該センサ30で基体12の後端を検出したと
きに押込可動部29を駆動させて押込ピン27で当該基
体12を巻込治具23A,23Bに押し込ませるもので
ある。これら、押込ピン27、押込可動部29およびセ
ンサ30により挿入手段を構成する。この挿入手段は、
特に巻込折り数が多い場合に有効である。
【0022】続いて、図4に、図3の封緘体作製装置に
おける駆動のブロック構成図を示す。図4は封緘制御手
段31を示したもので、適宜、制御手段32、バス3
3、インタフェース(IF)34、押込駆動制御手段3
5、治具駆動制御手段36、センタ押圧駆動制御手段3
7、端部押圧駆動制御手段38および搬送駆動制御手段
39を備える。制御手段32は、この封緘制御手段31
の制御を統括するプログラムを備える。IF34は、セ
ンサ30からの加工体後端検出信号を入力すると共に、
押込可動部29、治具駆動手段、センタ押圧駆動手段、
端部押圧駆動手段、搬送駆動手段および粘着剤塗布手段
28に対してそれぞれ駆動制御信号を出力する。上記制
御手段32は、上記粘着剤塗布手段28に基体12が搬
送されてきたときに、例えば当該粘着剤塗布手段28の
備えるセンサ等からの信号の入力に応じて塗布駆動制御
信号を出力する。
【0023】上記押込駆動制御手段35は、センサ30
からの基体後端検出信号の入力に応じて押込ピン27で
基体12を巻込治具23A,23Bに押し込ませるため
のを駆動制御信号を生成し、当該押込ピン27を元の位
置に戻す駆動制御信号を生成して押込可動部29に出力
する。上記センタ押圧駆動制御手段37は、押込ピン2
7の駆動終了後に、センタ押圧部24Aを下降駆動させ
ると共に、センタ押圧部24Bを上昇駆動させる駆動制
御信号を生成してセンタ押圧駆動手段に出力する。
【0024】上記治具駆動制御手段36は、センタ押圧
部24A,24Bを押圧駆動させた後に、巻込治具23
A,23Bを、水平方向であって基体12より離隔する
方向に可動させる駆動制御信号を生成して治具駆動手段
に出力する。上記端部押圧駆動制御手段38は、巻込治
具23A,23Bが離隔駆動された後に、端部押圧部2
5A,26Aを下降駆動させると共に、端部押圧部25
B,26Bを上昇駆動させる駆動制御信号を生成して端
部押圧駆動手段に出力する。そして、上記搬送駆動制御
手段39は、基体12を巻取治具23A,23Bを挿入
させるためのベルト搬送部22A,22Bを駆動させる
駆動制御信号を生成して搬送駆動手段に出力するもので
ある。
【0025】そこで、図5および図6に、図3の封緘体
作製装置による封緘の説明図を示す。まず、図5(A)
において、基体12には予め所定情報が印刷され、上記
切取線14〜17が形成されており、ベルト搬送部22
A,22Bにより粘着剤塗布手段28に搬送されて、図
1(A)に示すように、粘着剤13が3辺の周縁に
「コ」の字状に塗布される。粘着剤13の塗布後、図5
(B)に示されるように、ベルト搬送部22A,22B
により巻込治具方向に搬送され、図5(C)に示すよう
に、巻込治具23A,23Bの引き込み部分より挿入さ
れていく。当該巻込治具23A,23Bに挿入されてい
く基体12の後端をセンサ30が検出すると、図5
(D)に示すように、押込駆動制御手段35による駆動
制御信号で押込可動部29が押込ピン27を上昇させ、
その後に巻込治具23A,23B側に水平移動させるこ
とにより、当該押込ピン27が、当該基体12の後端を
巻込治具23A,23Bに押し込んでいく。
【0026】そして、図6(A)に示すように、押込ピ
ン27による押し込み後に基体12の先端部が上記巻込
治具23A,23Bの規制部23a,23bに当接して
押込ピン27が元の位置に復帰されると、図6(B)に
示すように、センタ押圧駆動制御手段36がセンタ押圧
駆動手段を駆動させてセンタ押圧部24Aを下降させ、
センタ押圧部24Bを上昇させる。このセンタ押圧部2
4A,24Bにより巻き込まれた基体12のセンタ部分
が面的な押圧により折り曲げられた状態となる。
【0027】上記基体12のセンタ部分への折曲の後、
図6(C)に示すように、治具駆動制御手段36が巻込
治具23A,23Bを当該基体12より離隔する方向に
可動させる。このとき、基体12は、センタ押圧部24
A,24Bで押圧挾持された状態であり、上記巻込治具
23A,23Bより抜けた状態となる。そこで、巻込治
具23A,23Bの可動後に、図6(D)に示すよう
に、端部押圧駆動制御手段38が端部押圧部25A,2
6Aを下降駆動させると共に、端部押圧部25B,26
Bを上昇駆動させる。
【0028】この端部押圧部25A,25B,26A,
26Bによる面的な押圧と、上記センタ押圧部24A,
24Bによる面的な押圧とにより、基体12の全部が折
り曲げられる。このとき、粘着剤13が当接部分で接着
されることとなって封緘される。すなわち、折曲と接着
とを同時に一度の面押圧で行うものである。
【0029】そして、図示しないが、センタ押圧部24
Aおよび端部押圧部25A,26Aを上昇させ、センタ
押圧部24Bおよび端部押圧部25B,26Bを下降さ
せることで折曲加工された封緘体11が排出され、その
後に巻込治具23A,23Bを巻き込み位置に可動させ
ることで、図5(A)に示すように、次の基体12の折
曲および接着による封緘が行われるものである。
【0030】そこで、図7に、本発明における封緘形態
の説明図を示す。図7(A)は、図3〜図6に示す巻込
治具23A,23Bにより基体12を1.5回の巻き込
みさせた場合を示したもので、センタ押圧部24A,2
4Bおよび端部押圧部25A,25B,26A,26B
によって面的に押圧されて、基体12の先端部12Aが
内奥となる巻き込み折りで加工されたものである。この
場合の当該基体12の折曲位置は、搬送方向で略3等分
された位置となる。
【0031】図7(B)は、基体12を2.5回の巻き
込みをさせる場合を示したもので、巻込治具がこの形態
に応じた渦巻状の形態で形成される。この場合の、規制
部(23a,23b)の位置は、図3に示す場合と同様
の位置となる。また、当該基体12の折曲位置は、搬送
方向で略5等分された位置となる。そして、同一寸法の
基体12を折曲加工させる場合には、上記案内壁の長さ
は同一とされることから、全体的に小型となるものであ
る。
【0032】図7(C)は、基体12を、2回巻き込み
させる場合を示したもので、巻込治具がこの形態に応じ
た渦巻状の形態で形成される。この場合の、規制部(2
3a,23b)の位置は、渦巻内側の最下端部分の位置
として、折曲時に基体12の後端12Bとが略同位置と
なる。また、基体12の折曲位置は、先端部12Aより
搬送方向長さの略1/8、3/8、5/8、7/8の位
置となる。そして、上記同様に、同一寸法の加工体を折
曲加工させる場合には、上記案内壁の長さは図7(A)
より小型となり、図7(B)より大型となるものであ
る。
【0033】なお、図7(A)〜(C)は一例を示した
もので、基体12の折曲位置や折曲回数に応じて巻込治
具23A,23Bを用意すれば、所望の折曲加工を行う
ことができるものである。このことは、以下の実施形態
においても同様である。
【0034】すなわち、上記封緘体作製装置21におい
て、巻込治具23A,23Bの規制部23a,23bの
位置、および渦巻数の形態を変更させると、基体12の
折曲位置や折曲回数を容易に変更させることができるも
のであり、これに応じた巻込治具を用意して所望によっ
て取り替えることで当該基体12の折りの回数や折りの
位置を簡易に変更自在とさせることができ、自由度の高
い折曲加工を行うことができるものである。
【0035】このように、封緘体作製装置21におい
て、基体12が巻き込まれた形態で面押圧されて折り曲
げ加工、接着を行わせることによって、当該基体12の
折り回数に拘わらず、一度の工程で行わせることから、
製造時間の短縮による歩留りを向上させることができ、
面的な押圧で折り込みを行わせることから、基体12へ
の折り込み時の衝撃付与を軽減させることができるもの
である。
【0036】次に、図8に、本発明の封緘体作製装置に
よる封入封緘の説明図を示す。図8(A)〜(C)は、
封入体41を封入させて封緘体11を作製させる場合を
示したものであり、したがって当該基体12には所定情
報を印刷しない場合として説明するが、適宜所定情報を
印刷してもよい。図8(A)に示すように、所定の切取
線14〜17が形成された基体12がベルト搬送部22
A,22Bで搬送されて、上記粘着剤塗布手段28で粘
着剤13が塗布された後、所定情報が印刷された封入体
41が当該粘着剤13の部分以外の部分に図示しない駆
動手段により載置される。
【0037】そして、図8(B)に示すように、封入体
41が載置された基体12が巻込治具23A,23Bの
引き込み部分より挿入され、基体12の後端をセンサ3
0が検出すると、図8(D)に示すように、押込駆動制
御手段35により押込駆動手段が駆動されて押込ピン2
7が、当該基体12の後端を巻込治具23A,23Bに
押し込んでいく。その後、図6と同様にセンタ押圧部2
4A,24Bおよび端部押圧部25A,25B,26
A,26Bにより面押圧することで、同時に基体12お
よび封入体41を折曲加工し、粘着剤13により封緘さ
せるものである。
【0038】また、図9に、図8の他の封入封緘の説明
図を示す。図9(A)、(B)において、封入体41
は、図示しない手段により基体12の巻込より小に巻き
込まれ、基体12が上述のように巻込治具23A,23
Bに巻き込まれた後に、当該巻き込まれた封入体41を
上記巻き込まれた基体12内に図示しない手段により挿
入させる。そして、図6と同様に、センタ押圧部24
A,24Bおよび端部押圧部25A,25B,26A,
26Bにより面押圧することで、同時に基体12および
封入体41を折曲加工し、粘着剤13により封緘させる
ものである。
【0039】このように、封緘体作製時に封入体41を
も基体12と同時期に折曲加工させることにより、更な
る製造時間の短縮、歩留りの向上を図ることができ、封
入体41に対しても折り込み時の衝撃付与を軽減させる
ことができるものである。
【0040】次に、図10に、本発明の封緘体作製装置
に係る第2実施形態の概念説明図を示す。図10(A)
〜(C)は、上記粘着剤13に代えて、擬似接着剤層1
3Aを形成させた場合を示したものである。すなわち、
図10(A)に示すように、基体12の一方面には、所
定情報が印刷され、その周縁に擬似接着剤層13Aが形
成される。このような擬似接着剤層13Aは、図3に示
す粘着剤塗布手段28に代えて、擬似接着剤層形成手段
により基体12上に形成される。
【0041】上記擬似接着層13Aは、所定の情報が担
持自在であって、通常状態では接着せず、重ね合わせ面
同士を対接させ所定の圧力を付与することにより接着す
るという一時接着機能を有するものである。一例とし
て、生天然ゴムラテックス、加硫天然ゴムラテックス、
天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト
共重合させて得られた天然ゴムラテックス、またはこれ
らの混合物の接着剤基剤に、例えば酸化亜鉛、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アルミ
ナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルー
ン等の微粒状充填剤を単独または2種以上を組み合わせ
(特にシリカと他の充填剤との組み合わせ、また粒径の
異なる2種以上を組み合わせが好適である)のものであ
って、平均粒子径が10nm〜30μm、好ましくは1
μm〜20μmの範囲の微粒状充填剤を添加した感圧接
着剤組成物で形成されたものである。この感圧接着剤基
剤を用いることにより擬似接着剤層の表面を凹凸状に形
成しやすく、耐ブロッキング性、剥離性能の向上、印刷
適正の向上に有利である。
【0042】なお、擬似接着層13Aは、上記感圧接着
剤基剤のほか、一時接着機能を有するものとして、2枚
の樹脂製フィルム間に感圧接着剤基剤を設けたもの、紫
外線硬化型感圧接着剤またはこれに微粒状充填剤を含有
させたもの、合成樹脂系エマルジョンの粘着剤に所定量
の微粒状充填剤および所定量の高分子水溶液の少なくと
も何れかが添加された感圧接着剤で形成させてもよい。
紫外線硬化型感圧接着剤としては、例えば、特に、紫外
線硬化型感圧接着剤が、末端不飽和基を有するプレポリ
マーと光重合性モノマーと光重合開始剤とを含有した感
光性組成物からなるものが、所定の紫外線照射による硬
化速度や硬化層の強度や外観に優れ、さらに、その硬化
層上への印字適性にも優れている点から好ましく使用で
きるものである。
【0043】一方、図10(B)に示すように、巻込治
具23A,23Bは、基体12を略1回巻きさせる形状
であり、上記同様にベルト搬送部22A,22Bおよび
押し込みピン27により当該擬似接着剤層13Aが形成
された基体12を巻き込む。そして、図6と同様に、セ
ンタ押圧部24A,24Bおよび端部押圧部25A,2
5B,26A,26Bにより50Kg以上の圧力で押圧
することで、基体12を折曲加工し、擬似接着剤層13
Aにより封緘させる。このようにして作製された封緘体
11は、図10(C)に示すように、擬似接着剤層13
Aを剥離させることで容易に開封することができるもの
である。
【0044】ところで、擬似接着剤層13Aは、基体1
2の周縁に形成させることから、図8および図9に示す
ように、封入体41を同時に折曲加工して封入させるこ
ともできる。一方で、封入体41を封入させない場合に
は、当該基体12の一方面の全面に擬似接着剤層13A
を形成させることもできる。また、図1および図2に示
す封緘体11を作製させる場合には、図3に示すような
1.5回巻きする巻込治具23A,23Bを使用し、ま
た、擬似接着剤層13Aを重ねられる面同士に形成させ
ればよく、図3における粘着剤塗布手段28に代えて配
置される擬似接着剤層形成手段を基体12の両面の対応
位置に形成させる構成とすればよい。
【0045】続いて、図11に、擬似接着剤層を形成さ
せた他の封緘体形態の概念説明図を示す。図11(A)
〜(C)は、基体12を部分折りで折曲加工した封緘体
11Aを作製する場合を示したもので、例えば葉書形態
の封緘体を示している。図11(A)に示すように、葉
書となる基体12には、宛名等を印字される領域と、隠
蔽部42,43が設けられる。そして、隠蔽部42,4
3上には擬似接着剤層13Aが全面(周縁でもよい)に
形成され、隠蔽情報が形成される。
【0046】そして、図11(B)に示すように、巻込
治具23A,23Bを、基体12を略1回巻きさせる形
状とし、上記同様にベルト搬送部22A,22Bおよび
基体12の長さに対応して配置された押し込みピン27
により当該擬似接着剤層13Aが形成された基体12の
隠蔽部42,43の部分を巻き込む。そして、図6と同
様に、センタ押圧部24A,24Bおよび端部押圧部2
5A,25B,26A,26Bにより隠蔽部42,43
の部分を50Kg以上の圧力で押圧することで、基体1
2の隠蔽部42,43を折曲加工し、擬似接着剤層13
Aにより封緘させる。このようにして作製された葉書形
態の封緘体11Aは、図11(C)に示すように、段差
で生じた指掛り部分で擬似接着剤層13Aを剥離させる
ことで容易に開封して隠蔽情報を表出させることができ
るものである。
【0047】このように、接着剤層として擬似接着剤層
13Aを形成させて封緘体11Aを作製させる場合であ
っても、上記同様に、製造時間の短縮による歩留りの向
上させることができ、基体への折り込み時の衝撃付与を
軽減させることができるものである。
【0048】次に、図12に、本発明の封緘体作製装置
に係る第3実施形態における巻込治具の概念説明図を示
す。図12(A)は、図3(B)に対応する巻込治具5
2A,52Bを示したもので、当該巻込治具52Aの構
成は巻込治具52Bの構成と同様であり、図には表れな
い。このことは図12(B)、(C)でも同様である。
すなわち、巻込治具52B(52A)は、側壁51B
(51A)に取り付けられる案内壁を下方向に渦巻状で
形成させたもので、基体(12)が下方向に押し込まれ
て当該基体を図3(B)と同様に、1.5回巻きさせる
場合の巻込構造であり、その巻き込み先端部分に規制部
52b(52a)が設けられたものである。この巻込治
具52B(52A)を使用することで、基体(12)が
巻き込み折りで折曲加工されるものである。
【0049】図12(B)は、側壁53B(53A)
に、上方向に略「S」字状の案内壁を取り付けた巻込治
具54B(54A)を示したもので、基体(12)が上
方向に押し込まれて当該加工体を「S」字上に巻き込ま
せる巻込構造であり、その巻き込み先端部分に規制部5
2b(52a)が設けられたものである。この巻込治具
34B(34A)を使用することで、基体(12)がZ
折りで折曲加工されるものである。
【0050】図12(C)は、側壁53B(53A)
に、下方向に略「S」字状の案内壁を取り付けた巻込治
具54B(54A)を示したもので、基体(12)が下
方向に押し込まれて当該加工体を「S」字上に巻き込ま
せる巻込構造であり、その巻き込み先端部分に規制部5
2b(52a)が設けられたものである。この巻込治具
54B(54A)を使用することで、図12(B)と同
様に基体(12)がZ折りで折曲加工されるものであ
る。
【0051】図12(A)〜(C)に示す巻込治具52
B(52A),54B(54A)を使用することによっ
ても、上記同様に、基体(12)の折りの回数、折りの
位置および折りの形態を簡易に変更自在とさせることが
でき、面的な押圧で折り込みを行わせることから、基体
(12)への折り込み、封緘時の衝撃付与を軽減させる
ことができるものである。
【0052】ところで、搬送される基体12に対して、
巻込治具23A,23B,52B(52A),54B
(54A)の前段に当該基体12の回転機構を設けても
よい。すなわち、基体12の両面に対して何れの面を内
側として折り込むかを、当該回転機構で選択可能とする
もので、短い準備時間で折り込み面の選択を行うことが
できるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、封緘体を
形成する基体に対し所定箇所に接着剤層を形成させて巻
込構造手段で所定形状で巻き込ませ、当該基体に対して
その形態で押圧手段により面的に押圧させることによ
り、製造時間の短縮による歩留りの向上させることがで
き、基体への折り込み時の衝撃付与を軽減させることが
できる。また、封緘体作製時に封入体をも折曲加工させ
ることにより、更なる製造時間の短縮、歩留りの向上を
図ることができ、封入体に対しても折り込み時の衝撃付
与を軽減させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封緘体作製方法の原理説明図であ
る。
【図2】図1による封緘体の開封の説明図である。
【図3】本発明に係る封緘体作製装置の第1実施形態の
概念構成図である。
【図4】図3の封緘体作製装置における駆動のブロック
構成図である。
【図5】図3の封緘体作製装置による封緘の説明図
(1)である。
【図6】図3の封緘体作製装置による封緘の説明図
(2)である。
【図7】本発明における封緘形態の説明図である。
【図8】本発明の封緘体作製装置による封入封緘の説明
図である。
【図9】図8の他の封入封緘の説明図である。
【図10】本発明の封緘体作製装置に係る第2実施形態
の概念説明図である。
【図11】擬似接着剤層を形成させた他の封緘体形態の
概念説明図である。
【図12】本発明の封緘体作製装置に係る第3実施形態
における巻込治具の概念説明図である。
【図13】従来のナイフ折りによる折曲加工機構の説明
図である。
【図14】従来のバックル折りによる折曲加工機構の説
明図である。
【符号の説明】
11 封緘体 12 基体 13 粘着剤 14〜17 切取線 18 開封分離部材 19,20 接着分離部材 21 封緘体作製装置 22 ベルト搬送部 23,52,54 巻込治具 24 センタ押圧部 25,26 端部押圧部 27 押込ピン 28 粘着剤塗布手段 29 押込可動部 30 センサ 31 封緘制御手段 41 封入体 42,43 隠蔽部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA05 AA07 BA42 BA57 BB08 CA01 DA32 DB03 DB14 DD08 DD32 DD42 DD43 FA04 FA06 GA02 GA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体を折り込んで所定の接着剤層により接
    着して封緘体を作製する封緘体作製方法であって、 前記基体の所定箇所に所定の接着剤層を形成させるステ
    ップと、 前記接着剤層が形成された基体を所定形状で巻き込むス
    テップと、 前記巻き込まれた基体の形態で面的に押圧して折り曲げ
    て封緘するステップと、 を含むことを特徴とする封緘体作製方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の封緘体作製方法であって、
    前記基体への前記接着剤層の形成は、当該基体の少なく
    とも3辺の周縁、または、少なくとも一方面の全面若し
    くは部分面であることを特徴とする封緘体作製方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の封緘体作製方法で
    あって、前記接着剤層は、非剥離性の接着剤、または剥
    離自在な一時接着性の擬似接着剤層であることを特徴と
    する封緘体作製方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の
    封緘体作製方法であって、前記接着剤層が非剥離性の接
    着剤で前記基体の少なくとも3辺の周縁に形成される場
    合に、当該基体の折り込みに際して、当該接着剤層の形
    成された部分以外の部分に、封入させる封入体が位置さ
    れていることを特徴とする封緘体作製方法。
  5. 【請求項5】基体を折り込んで所定の接着剤層により接
    着して封緘体を作製する封緘体作製装置であって、 前記基体の所定箇所に所定の接着剤層を形成する接着剤
    層形成手段と、 前記接着剤層が形成された基体を所定形状で巻き込ませ
    るための案内壁を当該所定形状に沿った形状に形成させ
    た巻込構造手段と、 前記基体を搬送して前記巻込構造手段に挿入させる搬送
    手段と、 前記巻込構造手段内で巻き込まれた前記基体に対し、そ
    の形態で面的に押圧して折り込んで封緘させる押圧手段
    と、 を有することを特徴とする封緘体作製装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の封緘体作製装置であって、
    前記接着剤層は非剥離性の接着剤、または剥離自在な一
    時接着性の擬似接着剤層であり、前記接着剤層形成手段
    は、前記基体の少なくとも3辺の周縁、または、少なく
    とも一方面の全面若しくは部分面に形成することを特徴
    とする封緘体作製装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の封緘体作製装置で
    あって、前記巻込構造手段は、前記基体の巻き込み形態
    に応じて、当該基体の先端位置を規制する位置に設けら
    れる規制部を備えることを特徴とする封緘体作製装置。
  8. 【請求項8】請求項5〜7の少なくとも何れかに記載の
    封緘体作製装置であって、前記押圧手段は、前記巻き込
    まれた基体に対して押圧する所定数の押圧部と、当該押
    圧部を当該加工体側に可動自在とさせる駆動手段と、を
    備えることを特徴とする封緘体作製装置。
  9. 【請求項9】請求項5〜8の少なくとも何れかに記載の
    封緘体作製装置であって、前記巻込構造手段を、巻き込
    んだ前記基体より離脱させる駆動手段を備えることを特
    徴とする封緘体作製装置。
  10. 【請求項10】請求項5〜9の少なくとも何れかに記載
    の封緘体作製装置であって、前記基体を前記巻込構造手
    段に挿入させるに際して、押し込みを補助する挿入手段
    を備えることを特徴とする封緘体作製装置。
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