JP2003340585A - レーザ溶接のモニタリング方法 - Google Patents
レーザ溶接のモニタリング方法Info
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Abstract
質判定を確実に行う。 【解決手段】 第2の材料2に第1の材料1を重ねて第
1の材料1の表面側から照射したレーザLによって第1
の材料1と第1の材料1の裏面側に位置する第2の材料
2とを溶接するとともに溶接の良否判定のためにレーザ
照射部を観測するにあたり、第1の材料1と第2の材料
2との間に中間層3を介在させておく。レーザLが中間
層3に達し、更に第2の材料に達するまでに顕著な変化
を観察することができる。
Description
のモニタリング方法、殊に2枚の材料を重ね合わせて溶
接する場合のモニタリング方法に関するものである。
からレーザを照射し、裏面に配置された材料と溶接して
重ね継手とする工程において、その溶接品質の良否を外
観検査で判定することは困難である。
などでは、接合すべき両者の材料を外観から観察するこ
とが可能であり、溶接状態を観察により判定することが
できるが、重ね継手においてはレーザ照射面の材料を観
察することはできるが、裏面材料を観察することは困難
である。また、レーザ溶接後に別途検査工程を設けるこ
とが必要であった。
ングすることにより、レーザ溶接と同時に溶接品質を判
定することが特開平11−129082号公報において
提案されている。これはレーザ加工時に溶接部から発す
る光を検出し、その信号により溶接欠陥を検出するもの
である。
においては、モニタリング結果の判定方法として、レー
ザ光が照射中の一定区間の測定信号の極値を用い、予め
設定しておいた閾値との比較により判定することが提案
されている。
ーザ溶接では深さ方向に溶接が進行するため、溶接品質
が異なった場合でも観測された信号に顕著な違いが検出
されにくく、あるレーザ照射中の測定信号の極値による
判定では、外乱や溶接材料の状態により誤判定を行う可
能性があり、信頼性を確保したレーザ溶接が困難であ
る。
であって、その目的とするところは深さ方向に溶接が進
行する場合においても品質判定を確実に行うことができ
る溶接のモニタリング方法を提供するにある。
の材料に第1の材料を重ねて第1の材料の表面側から照
射したレーザによって第1の材料と第1の材料の裏面側
に位置する第2の材料とを溶接するとともに溶接の良否
判定のためにレーザ照射部を観測するにあたり、第1の
材料と第2の材料との間に中間層を介在させておくこと
に特徴を有している。
よりもレーザ反射率が高い材質のものを用いることがで
きる。
材料よりもレーザ反射率が低い材質のものを用いてもよ
い。
材料よりも熱伝導率が低いものを用いてもよく、この場
合、第1の材料と第2の材料との間に設けた隙間を中間
層としたり、第1の材料の裏面側と第2の材料の表面側
の少なくとも一方に設けた凹凸によって第1の材料と第
2の材料との間に生じる隙間を中間層としてもよい。
重ねて第1の材料の表面側から照射したレーザによって
第1の材料と第2の材料とを溶接するとともに溶接の良
否判定のためにレーザ照射部を観測するにあたり、第1
の材料のレーザ溶接位置中心部に孔を設けておくように
してもよく、この場合の孔は第1の材料の表面側に設け
た凹部であることが好ましい。
料の表面側から照射したレーザによって第1の材料と第
1の材料の裏面側に位置する第2の材料とを溶接すると
ともに溶接の良否判定のためにレーザ照射部を観測する
にあたり、第2の材料のレーザ溶接位置中心部に貫通孔
を設けて第2の材料の裏面側から観測を行うようにして
もよい。
基づいて詳述すると、図1に示すように2枚の材料1,
2を重ね合わせて一方の材料1の表面側からレーザLを
照射して、裏面に配置された材料2とをレーザ溶接する
にあたり、レーザ溶接品質をレーザ加工と同時に判定を
行うため、レーザ溶接時の加工現象をモニタリングす
る。モニタリングする加工時の信号としては、溶接時に
発生するプルームからのプラズマ光や、溶接材料に照射
されたレーザの反射光、溶接部の発光画像などが挙げら
れる。
と同様に、ファイバーなどにより導光されたYAGレー
ザ光をミラーにより曲げて、レンズにより集光し、溶接
材料に照射すればよく、レーザ溶接時の加工現象のモニ
タリングは、レーザ光を曲げるために使用するミラーと
して、プラズマ光は透過し、レーザ光の一部を反射する
ことができるものを選択しておくと、加工部から発せら
れたプラズマ光やレーザ反射光がミラーを透過し、ミラ
ーの後部に配置されたダイクロイックミラーによりプラ
ズマ光とレーザ反射光を分離して、受光器により計測す
ることができる。この時、プラズマ光を検出する受光器
の前面にはYAGレーザ光を遮光するカットフィルター
を、レーザ反射光を検出する受光器の前面にはYAGレ
ーザ光のみを透過するバンドパスフィルターを配置す
る。また、プラズマ光を検出する部分にカメラなどの画
像計測装置を配置することで溶接部分の画像認識による
判定を行うことも可能である。このような配置とするこ
とで、レーザ光と同軸で計測することが可能となり、レ
ンズとレーザ光を曲げるためのミラーとの間にガルバノ
ミラーを配した加工機においても使用することが可能で
ある。
理することによりレーザ溶接品質を判定することは可能
であるが、前述のように重ね継手のレーザ溶接の場合、
深さ方向に溶接が進行するため、溶接品質が異なった場
合でも観測された信号に顕著な違いが検出されにくく、
誤判定を行う可能性があり、信頼性を確保したレーザ溶
接が困難である。
材料1,2の間に検査用の中間層3を配置した状態でレ
ーザ溶接を行う。この中間層3としては、溶接すべき2
枚の材料1,2と異なる材質のものを用いることが重要
である。レーザLを照射した時のプラズマ光やレーザ反
射光は、レーザLが照射される材料によって異なる。従
って、中間層3としてレーザ照射時に発生するプラズマ
光やレーザ光の反射率が溶接材料1,2と異なる材質を
用いれば、計測信号の変化が検出された時、レーザ溶接
が中間層3に到達し、さらに変化があれば裏面側の材料
2までレーザ加工エネルギーが投入されたことがわか
る。図1は材料1,2が同じ材質のもの、中間層3が異
なる材質のものである場合に観察されるレーザ反射光と
プラズマ光の変化を示しており、中間層3に達するとと
もに中間層3を貫通して材料2に達するまで顕著な変化
が観察される。計測及び判定については、プラズマ光と
レーザ反射光との少なくとも1つを用いればよい。この
ように中間層3を用いることによって溶接の進行状況を
確実にモニタリングして確実なレーザ溶接品質判定を容
易に行うことができる。
得ることができたレーザ溶接の際の信号強度の変化を計
測記録しておいて、その波形の変化に基づいて基準値を
設けておき、レーザ溶接時の信号が、ある一定時間、あ
るいは、計測された信号強度、あるいは、測定された信
号強度の総和が予め設定した基準値を超えたかどうかで
上面材料1と裏面材料2とが良好に溶接されたと判定す
ればよい。
測定する受光器には、レーザ加工に対して同等またはそ
れ以上の応答性をもつものを用いることで、レーザ溶接
と同時に検査を行うことができる。測定すべきプラズマ
光が紫外光〜可視光である場合、マイクロチャンネルプ
レートフォトマルチプレーヤーなどを用いればよく、波
長190nm〜1100nmではSiフォトダイオード
を、波長700nm〜2600nmの範囲ではInGa
Asフォトダイオードを、赤外線領域で他にPbSe光
導電素子、InAs光起電力素子、InSb光起電力素
子、MCT光導電素子などを好適に用いることができ
る。また、レーザ反射光を検出する素子としては、Si
フォトダイオード、InGaAsフォトダイオードなど
を好適に用いることができる。
よりもレーザ反射率が高いものが好ましい。この場合、
レーザ溶接時に観察されるレーザ反射光は中間層3にレ
ーザLが達した時に信号強度が増加し、裏面材料2まで
レーザLが達するとレーザ反射光の信号強度が減少する
ために、判定が容易となる。この時、材料1,2よりも
レーザ反射率が5%以上高い中間層3を用いるのが好ま
しく、たとえば材料1,2が鉄(YAGレーザに対する
レーザ反射率65%)やアルミニウム((YAGレーザ
に対するレーザ反射率73%)である場合、銅(YAG
レーザに対するレーザ反射率90%)を中間層3とすれ
ばよく、材料1,2が銅である場合は銀(YAGレーザ
に対するレーザ反射率96%)を中間層3に用いればよ
い。
は、これらよりもレーザ反射率が低い材質からなる中間
層3を配してもよい。この場合、レーザ溶接時に観察さ
れるレーザ反射光は図2に示すように中間層3にレーザ
Lが達した時に信号強度が低下し、裏面材料2までレー
ザLが達するとレーザ反射光の信号強度が増加するため
に、レーザLが裏面材料2にまで達したことを容易に判
定することができる。この時、材料1,2よりもレーザ
反射率が5%以上低い中間層3を用いるのが好ましく、
たとえば材料1,2が銅(YAGレーザに対するレーザ
反射率90%)である場合、中間層3に鉄(YAGレー
ザに対するレーザ反射率65%)やアルミニウム((Y
AGレーザに対するレーザ反射率73%)を用いればよ
く、材料1,2が鉄やアルミニウムである場合、中間層
としてSn(YAGレーザに対するレーザ反射率54
%)や炭素(YAGレーザに対するレーザ反射率27
%)を用いればよい。
導率が低い材質のもの、殊に熱伝導率が50%以上低い
ものを用いてもよい。熱伝導率が低い中間層3を配して
材料1,2間の熱伝達を抑制したならば、レーザ溶接
時、まず材料1が加熱されるが、この時点ではプルーム
による発光は起こらないものの、材料1が溶融したなら
ばプルーム発光が生じ、更にレーザLが中間層3を貫通
して材料2に達した時点では材料2は熱伝達を抑制する
中間層3が存在するために材料1が溶融しているにもか
かわらず材料2は十分に加熱されておらず、材料2から
のプルーム発光が生じない。しかし、材料2もレーザL
による加熱で溶融したならばプルーム発光が生じる。つ
まりレーザ溶接が順調に進行すれば、図3(a)に示すよ
うに、材料1によるプルーム発光と材料2によるプルー
ム発光との間に谷間が生じるものであり、2つの発光ピ
ークP1,P2が観察されたかどうかで溶接の良否を判
定することができる。ちなみに、図3(b)は未溶接(材
料1のみが溶融)した場合の発光プロファイルを示して
いる。また、中間層3を介在させていない場合は、材料
1の加熱溶融と同時に材料2の加熱も開始されるため
に、プルーム発光は連続した波形となって2つのピーク
を観察することはできない。なお、材料1,2がCu
(熱伝導率385W/m・K)である場合、中間層3と
してNi(熱伝導率91W/m・K)やSn(熱伝導率
64W/m・K)などを用いることができる。
の間に設けた隙間であってもよい。隙間が材料1,2間
の熱伝達を抑制するために、上記の場合と同様に2つの
発光ピークP1,P2を観察することができる。もっと
も、この隙間が材料1,2の厚みの1/10以上である
と、レーザLを照射している材料1または材料2のみが
溶融する状態となって溶接不良が発生しやすくなり、1
/20以下であれば、材料1の加熱溶融時に材料2も加
熱されることになって隙間による熱伝導抑制効果が現れ
にくくなるために、材料1,2の厚みの1/20〜1/
10の隙間とするのが好ましい。
の対向面の全面になくてもよく、図5に示すように、材
料1の裏面側、もしくは材料2の表面側に表面粗さがそ
の厚みの1/20〜1/10の凹凸を設けることで隙間
が材料1,2間に生じるようにしてもよい。この場合、
所要寸法の隙間(中間層3)の確保が容易となる。
溶接位置中心部に材料1を貫通する孔4を設けたもの
で、このような孔4が存在する場合、溶接時に観測され
るレーザ反射光の信号プロファイルは図6(b)に示すよ
うになる。つまり、レーザLの照射初期では孔4におい
てレーザ反射光が乱反射するために孔4の周辺に照射さ
れたレーザLのレーザ反射光しか観測されず、孔4が無
い場合よりもレーザ反射光が少なくなる。そして孔4の
周辺も溶融してレーザ照射部が凹形状になるとさらに反
射光が少なくなり、次いで凹部が溶融金属で埋まってレ
ーザ照射表面がフラットになれば観測されるレーザ反射
光が多くなる。しかし、凹部が埋まらずに穴あき不良に
なる場合は、反射光の乱反射が継続してレーザ照射終了
まで反射光のピークは発生しない。従って、レーザ照射
前半の反射光の小ピークの後、レーザ照射後半に反射光
の大ピークを確認することで溶接良否の判定を行うこと
ができる。なお、孔4の径が大きいと溶接時の穴あきが
発生しやすくなるために、孔4の径はレーザ照射径の1
/2以下であることが望ましい。
いないものであってもよい。貫通している孔4であると
溶接時の穴あきが発生するおそれが高くなるが、凹部と
しての孔4であれば、穴あき不良が発生しにくく、しか
も溶接の良否判定に関しては、貫通孔の場合と同様の判
定を行うことができる。この場合の孔4はレーザ照射径
の1/2以下、深さは板厚の1/2以上であることが好
ましい。
貫通孔として設けてもよい。ただし、この場合はレーザ
透過光を観察するものとする。図中5は透過光検出器を
示している。材料2に孔4をあけた場合に観察される良
好溶接時の観測透過光(レーザ光でもプルーム発光でも
よい)は図8(b)に示すようになる。つまり、材料1が
裏面側の材料2との接触面まで溶融すれば、材料2の孔
4を通じて材料1のプルーム発光が観測されることにな
り、またキーホールが発生すれば、材料2の孔4を通し
てレーザ光が観測される。この2つの信号が観測できれ
ば、材料1のみ溶融の可能性はなくなる。そして、その
まま溶接が良好に進むと、孔4及びキーホールが溶融金
属で埋められるために観測される透過光(レーザ光及び
プルーム発光)は消失する。しかし、溶融金属で孔4及
びキーホールが埋め込まれないと、すなわち穴あき不良
が発生すると、図8(c)に示すように、レーザ光及びプ
ルーム発光は溶接完了時まで継続する。従って、透過光
の観測から溶接の良否を判定することができる。なお、
この場合の孔4もその径が大きいと穴あきの発生の要因
となってしまうことから、レーザ照射径の1/2以下の
径であることが望ましい。
材料に第1の材料を重ねて第1の材料の表面側から照射
したレーザによって第1の材料と第1の材料の裏面側に
位置する第2の材料とを溶接するとともに溶接の良否判
定のためにレーザ照射部を観測するにあたり、第1の材
料と第2の材料との間に中間層を介在させておくため
に、レーザ照射が中間層を貫通して第2の材料に達する
際に中間層が観測光に変化をもたらすものであり、これ
故にレーザ溶接の良否の判定を容易に行うことができ
る。
りもレーザ反射率が高い材質のものを用いた場合には、
中間層による反射光のピークから良否を判定することが
でき、中間層として第1の材料及び第2の材料よりもレ
ーザ反射率が低い材質のものを用いた場合には、中間層
による反射光の減少から良否を判定することができる。
材料よりも熱伝導率が低いものを用いた時には、プルー
ム発光に2つのピークが生じることから溶接の良否を判
定することができる。
に設けた隙間を中間層とすれば、別途材質のものを用意
する必要がなくなり、第1の材料の裏面側と第2の材料
の表面側の少なくとも一方に設けた凹凸によって第1の
材料と第2の材料との間に生じる隙間を中間層とすれ
ば、隙間の管理が容易となる。
重ねて第1の材料の表面側から照射したレーザによって
第1の材料と第2の材料とを溶接するとともに溶接の良
否判定のためにレーザ照射部を観測するにあたり、第1
の材料のレーザ溶接位置中心部に孔を設けておくように
しても、観測結果からの溶接の良否判定を容易に且つ確
実に行うことができる。この場合の孔は第1の材料の表
面側に設けた凹部であることが穴あきの発生を抑えるこ
とができる点で好ましい。
料の表面側から照射したレーザによって第1の材料と第
1の材料の裏面側に位置する第2の材料とを溶接すると
ともに溶接の良否判定のためにレーザ照射部を観測する
にあたり、第2の材料のレーザ溶接位置中心部に貫通孔
を設けて第2の材料の裏面側から観測を行うようにして
も、やはり観測結果からの溶接の良否判定を容易に且つ
確実に行うことができる。
は断面図、(b)はプロファイル図である。
イル図、(b)は未溶接時のプロファイル図である。
ル図である。
イル図である。
ル図である。
接時のプロファイル図、(c)は穴あき時のプロファイル
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 第2の材料に第1の材料を重ねて第1の
材料の表面側から照射したレーザによって第1の材料と
第1の材料の裏面側に位置する第2の材料とを溶接する
とともに溶接の良否判定のためにレーザ照射部を観測す
るにあたり、第1の材料と第2の材料との間に中間層を
介在させておくことを特徴とするレーザ溶接のモニタリ
ング方法。 - 【請求項2】 中間層として第1の材料及び第2の材料
よりもレーザ反射率が高い材質のものを用いることを特
徴とする請求項1記載のレーザ溶接のモニタリング方
法。 - 【請求項3】 中間層として第1の材料及び第2の材料
よりもレーザ反射率が低い材質のものを用いることを特
徴とする請求項1記載のレーザ溶接のモニタリング方
法。 - 【請求項4】 中間層として第1の材料及び第2の材料
よりも熱伝導率が低いものを用いることを特徴とする請
求項1記載のレーザ溶接のモニタリング方法。 - 【請求項5】 第1の材料と第2の材料との間に設けた
隙間を中間層とすることを特徴とする請求項4記載のレ
ーザ溶接のモニタリング方法。 - 【請求項6】 第1の材料の裏面側と第2の材料の表面
側の少なくとも一方に設けた凹凸によって第1の材料と
第2の材料との間に生じる隙間を中間層とすることを特
徴とする請求項4記載のレーザ溶接のモニタリング方
法。 - 【請求項7】 第1の材料の裏面側に第2の材料を重ね
て第1の材料の表面側から照射したレーザによって第1
の材料と第2の材料とを溶接するとともに溶接の良否判
定のためにレーザ照射部を観測するにあたり、第1の材
料のレーザ溶接位置中心部に孔を設けておくことを特徴
とするレーザ溶接のモニタリング方法。 - 【請求項8】 孔は第1の材料の表面側に設けた凹部で
あることを特徴とする請求項7記載のレーザ溶接のモニ
タリング方法。 - 【請求項9】 第2の材料に第1の材料を重ねて第1の
材料の表面側から照射したレーザによって第1の材料と
第1の材料の裏面側に位置する第2の材料とを溶接する
とともに溶接の良否判定のためにレーザ照射部を観測す
るにあたり、第2の材料のレーザ溶接位置中心部に貫通
孔を設けて第2の材料の裏面側から観測を行うことを特
徴とするレーザ溶接のモニタリング方法。
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JP2002153084A JP4078882B2 (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | レーザ溶接のモニタリング方法 |
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