JP2003339030A - 番組情報作成伝送装置及び方法 - Google Patents
番組情報作成伝送装置及び方法Info
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Abstract
る番組の番組情報を1つのチャネルの番組情報にのみ記
述し、これを伝送して伝送効率を向上させることができ
る番組情報作成伝送装置を提供する。 【解決手段】 サービス_ID7及びサービス_ID8のイベ
ントリンク情報欄に、「サービス6、TS30のイベント40
を参照」というように、センタ側の番組情報生成伝送装
置において、EIT(Event Information Table)にイベント
リンク情報をつけたEITを生成する。そして、EITにイベ
ントリンク情報がついている際に、そのイベントを番組
表で表示したり、番組表上で指定された場合にはリンク
先のイベント情報を処理対象とするよう構成する。な
お、イベントとは、DVB(ヨーロッパのデジタル放送の規
格)の用語であって、番組と同義である。
Description
声に多重化付加して放送を行なう放送システムに関し、
特に番組情報を作成し伝送する番組情報作成伝送装置並
びに伝送されてきた番組情報を受信し番組表を表示する
番組情報受信装置に関するものである。
を放送する。MPEG2ではパケット多重化した複数の映像
音声を一本のトランスポートストリーム(TS)として流
す。この際、映像音声のパケット以外に、番組情報(映
像音声情報を多重化して伝送するが故に必要な制御情報
と番組表を作成するためのEPG情報であり、MPEG2とDVB
で規定されている)が流される。番組情報はセクション
形式テーブル(セクションについてもMPEG2やDVBで規定
されている)で記述される。
ジタル放送システムは、たとえば以下のような特許文献
1に開示されている。
ット
放送局センターシステムを含む一般的なデジタル放送シ
ステムの構成を示したものである。図33において、放
送局センターシステムは、映像音声系(図中、映像スト
リーム生成システム)と、番組情報系(図中、EPG生
成送出システム)を別システムとして作成し、それぞれ
が多重化装置(図中、TSマルチプレックサ、アップリ
ンクシステム)に出力される構成を採っている。番組ス
ケジュール情報は、図示されている3つのシステムを制
御する映像、番組情報編成システムが作成・保持してお
り、番組情報系(EPG生成送出システム)は、映像、
番組情報編成システムから番組スケジュール情報をもら
い、番組情報(映像音声情報を多重化して伝送するが故
に必要な番組情報と番組情報作成のための付加情報)を
作成する。作成した番組情報は、TSマルチプレックサ
ー、アップリンクシステムに送出され、衛星を通じて各
家庭の受信機(IRD)で受信される。受信機(IRD)の
構成については、後述する。
ステムと課金情報収集システムについては本発明には特
に関係ないので説明を省略する。
れる一般的なデジタル放送システムにおける番組情報
は、1つの番組情報作成部で作成され、全放送事業者の
番組が載った番組表(以下、共通番組表と呼ぶ)が表示さ
れるようになっていたので、放送事業者個々の番組表
(以下、個別番組表と呼ぶ)を表示させることができない
という問題があった。また、放送事業者が幾つかの様々
なサービスを提供できる体制ができていても、番組表で
はすべて同じような形式にて表示されるか、せいぜいHD
TVなどのサービス種が表示されるにすぎず、番組表操作
上サービスの違いがわかりにくいという問題があった。
数チャネル分の伝送帯域を使用して伝送する番組の番組
情報を1つのチャネルの番組情報にのみ記述し、これを
伝送して伝送効率を向上させることができる番組情報作
成伝送装置を提供することを目的とするものである。
に、本発明は、複数チャネル分の伝送帯域を使用して伝
送する番組に対し、当該番組の番組情報を前記複数チャ
ネルのうち1つのチャネルの番組情報にのみ記述し、他
のチャネルの番組情報には、番組情報が記述されている
チャンネルの情報を参照するよう記述したイベントリン
ク情報をつけた番組情報を作成することを特徴とする。
だけに番組情報を記述するので、伝送する番組情報の重
複をなくして伝送効率を向上させることができる。
は、複数チャネル分の伝送帯域を使用して伝送する番組
に対し、当該番組の番組情報を前記複数チャネルのうち
1つのチャネルの番組情報にのみ記述し、他のチャネル
の番組情報には、番組情報が記述されているチャンネル
の情報を参照するよう記述したイベントリンク情報をつ
けた番組情報を作成する番組情報作成伝送装置としたも
のであり、1つのチャンネルだけに番組情報を記述する
ので、伝送する番組情報の重複をなくして伝送効率を向
上させることができるという作用を有する。
ャネル分の伝送帯域を使用して伝送する番組に対し、当
該番組の番組情報を前記複数チャネルのうち1つのチャ
ネルの番組情報にのみ記述し、他のチャネルの番組情報
には、番組情報が記述されているチャンネルの情報を参
照するよう記述したイベントリンク情報をつけた番組情
報を作成する番組情報作成伝送方法としたものであり、
1つのチャンネルだけに番組情報を記述するので、伝送
する番組情報の重複をなくして伝送効率を向上させるこ
とができるという作用を有する。
を用いて説明する。
1の実施の形態の放送センタ側の全体構成を示す。図1
において、番組情報作成部(従来技術のEPG生成送出
システムに対応)1は、番組情報詳細度設定情報4と事
業者サービス対応情報5に基づいて、サービス単位でac
tual/other用の番組情報を作成する。ここでいうactual
とは、放送事業者が提供するサービスが実際に放送され
ているトランスポートストリーム(TS)のことであり、ま
た、otherとは、放送事業者が提供するサービスが放送
されていないTSのことである。
かじめ番組情報詳細度5により、サービス単位で簡単/
詳細を指定して、番組情報作成部1で番組情報の項目を
つける/つけないの制御を行なえるように設定される。
設定される情報として、たとえば、 番組情報詳細度5の例: サービス100 -> 1日分、簡単 サービス101 -> 7日分、詳細、シリーズあり さらに以下のようにactual、other別にも設定できるよ
うにする。
度設定情報4にしたがって、SDT(Service Description
Table)、EIT(Event Information Table)の各テーブルを
作成する。またシリーズ番組に関するテーブルを送出す
る/しないを判断する。例えば、番組情報詳細度が図中
5に示されるようなケースでは、サービス100に関して
は、図2(actualのSDTとEIT)、図3(otherのSDTとEIT)
を作成する。サービス101に関しても図示はしていない
が、同様にactualのSDTとEIT、otherのSDTとEITを作成
する。
ール情報6にある事業者サービス対応情報7にしたがっ
て送出先情報を作成する。事業者サービス対応情報7で
は、「サービス100はTS1、サービス101はTS10で伝送す
る」と記述されているので、送出先情報は、 サービス100のactualのSDTとEIT :TS1 サービス100のotherのSDTとEIT :TS1以外 サービス101のactualのSDTとEIT :TS10 サービス101のotherのSDTとEIT :TS10以外 となる。番組情報作成部1は、番組情報と送出先情報を
番組情報送出部2に出力する。番組情報送出部2では、
送出先情報に従って、番組情報を該当するTSに出力す
る。これにより、サービスを提供している放送事業者と
同じ放送事業者が提供するサービスが放送されているTS
には詳しい番組情報を、放送されていないTSには簡単な
番組情報を流し、全TSのどれかにチューニングすると、
各放送事業者の簡単な番組情報が含まれる共通番組表が
実現でき、また実際にサービスが放送されているTSにチ
ューニングすると、そのTS内のサービスの詳細な番組情
報(個別番組表)を実現できる。上記例では、1放送事
業者が1サービスだけを提供しているが、例えば図1の
事業者サービス対応情報7に フジサン :サービス100(TS1)とサービス102(TS3) 日本丸TV :サービス101(TS10) のように記述されていた場合には、 サービス100のactualのSDTとEIT :TS1とTS3 サービス100のotherのSDTとEIT :TS1とTS3以外 サービス101のactualのSDTとEIT :TS10 サービス101のotherのSDTとEIT :TS10以外 サービス102のactualのSDTとEIT :TS1とTS3 サービス102のotherのSDTとEIT :TS1とTS3以外 に伝送される。
りサービス単位での番組情報の詳細度を指定していた
が、番組スケジュール情報6において情報つける/つけ
ないを切替えることによっても実現できる。
表は各TSに流れるotherレベルの番組情報(例えば1日分
を簡単に記述したもの)を全局分まとめることによって
作成できる。
TSに流れるactualレベルの番組情報(そのTSに流れてい
るサービスが含まれるブーケに属するサービスだけのも
ので、例えば7日分を詳細に記述したもの)を各放送事
業者分でまとめることによって作成できる。
2の実施の形態の放送センタ側の全体構成を示す。第2
の実施の形態に係る番組情報作成部は、上記第1の実施
の形態に係る番組情報作成部を分散化してシステムを構
成したものに相当する。
事業者ごとに存在し、それぞれの番組情報作成部1は自
局の番組スケジュールから番組情報のactual/other用(a
ctual/otherの意味は上記第1の実施の形態で説明した
のと同じ)を作成し、番組情報多重化部2’に送る。
ービス対応情報7を保持し、それを参照して適切なTS(a
ctualはサービスを提供している放送事業者と同じ放送
事業者が提供するサービスが放送されているTS、other
はサービスを提供している放送事業者と同じ放送事業者
が提供するサービスが放送されていないTS)として多重
化して多重化・変調部3に向けて送出する。
の放送事業者の運用方法や番組編成の変更などに影響を
受けずに番組情報を作成することが可能となる。また、
単なる詳細度ではなく、各放送事業者ごとに番組情報の
内容をきめこまかく設定することができる。
の実施の形態の放送センタ側の全体構成を示す。第3の
実施の形態に係る番組情報作成部は、基本的には、上記
第2の実施の形態に係る番組情報作成部の構成と同じで
ある。
組情報作成部は、各放送事業者が作成したい番組情報の
うち共通部分(共通番組情報)を作成する番組情報作成部
1’をさらに備えるようにする。その結果、各放送事業
者では、共通部分を作成する必要がなくなる。なお、番
組情報のうち共通部分としては、ネットワーク内での共
通のテーブル、たとえば、NIT(ネットワークに含まれる
TSへのチューニング情報やネットワーク名などを記述)
やBAT(放送事業者が提供するサービスとそのサービスが
含まれるTSの一覧やブーケ名などを記述)が考えられ
る。
作成した番組情報と、共通番組情報を多重化して多重化
・変調部3に向けて送出する。
報の共通部分を各放送事業者で作成する必要がなくなる
ので、各放送事業者の作業が軽減される。また、ネット
ワーク内での共通のテーブルであるNIT、BATは、変更が
稀であるので、一個所で作成して矛盾が起こらないよう
にできる。また、TDT(受信時の時刻を記述するテーブ
ル)は各放送事業者がそれぞれ作成していては時刻がず
れる可能性もあるが、それを回避できる。
送システムにおける受信端末装置の一般的な構成を示す
ものである。デジタル放送システムにおいては、MPEG2
のトランスポートストリーム(TS)によって、映像音声な
どのプログラムと、PSI(MPEG2によって規定されたテー
ブル群)とSI(DVBによって規定されたテーブル群)が多重
化されて放送されている。PSIとSIのテーブルは、繰り
返し同じ内容が放送され、PSIとSIのテーブルにはバー
ジョン番号が付いており、内容が変わるとバージョン番
号が更新されるようになっている。
610と、表示装置(TVモニタ)620と、リモコン装置630
と、放送受信端末600から構成される。そして、放送受
信端末600は、デジタル放送信号をチューニングするた
めのチューナ601と、チューニングしたデジタル放送信
号を復調するための復調回路602と、復調した信号のう
ち映像音声信号と番組情報とを分離するためのデマルチ
プレクサ603と、映像音声信号をデコードするためのA
Vデコーダ604と、番組情報からセクション情報をデコ
ードするためのセクションデコーダ605と、メモリ606
と、放送受信端末600の各構成要素を制御するためのC
PU608と、リモコン装置630からリモコン信号を受光す
る受光部607とから構成されている。
は衛星(図示せず)からの放送信号をアンテナ610より受
信し、チューナ601によって同調を行ない、復調回路602
によって復調しているTSの内容から、デマルチプレクサ
603によって分離したセクションに含まれているSI(DVB
によって規定されたテーブル群)をセクションデコーダ6
05によってデコードしてメモリ606に蓄える。すなわ
ち、放送受信端末600は、テーブルを監視し、バージョ
ン番号を見て、最新のSIテーブルをメモリ606に格納す
る。テーブルは、MPEG2やDVBによってパケット_IDの値
やテーブル_IDの値が決められているものや、他のテー
ブルにパケット_IDの値が記述されているものがあり、
これらの値によってTS内からパケットを拾い集め、テー
ブルを構築し、テーブル_IDからテーブル種を特定でき
る構成になっている。したがって、メモリ606には常に
最新のNIT(Network Information Table)、SDT(Service
Description Table)、EIT(Event Information Table)な
どのテーブルが格納される。
の番組情報生成伝送装置により、図7と図8に示される
ような、放送事業者サービス対応テーブルであるBAT(Bo
uquet Association Table:ブーケ名、ブーケ(放送事業
者ごと)に含まれるサービスの一覧などが記述される)等
の共通番組情報と、ブーケに含まれるサービスだけのEI
T(Event Information Table)、SDT(Service Descriptio
n Table)などの個別番組情報が作成され送出されている
ものとする。なお、図7に示されているPAT(Program As
sociation Table)、PMT(Program Map Table)、ES(Eleme
ntary Stream)は、MPEG2によって規定されているもので
ある。したがって、伝送されるトランスポートストリー
ム(TS)の様子は図9のようになる。
た図6に示す放送受信端末600は、個別番組表を以下の
手順にしたがって作成する。
BATを受信。
ーケの全サービス番号を取得。
ビスに関する番組情報、SDT、EITから、個別番組表を生
成してモニタ620に表示。
した場合に表示されるTV画面での個別番組表の摸式図を
図10に示す。サービス名についてはSDTから取得し、
番組の番組名や番組の開始時刻、番組長などについては
EITから取得して表示している。
放送されており、それを受信することにより実現されて
いるが、電話回線などの他のネットワークにより伝送し
たり、DVDやFDなど蓄積媒体により入力してもよ
い。
は、各放送事業者の個別番組表をその放送事業者のサー
ビスの視聴中に限って表示することができるため、一方
の放送事業者のサービス視聴中に、他の放送事業者の番
組表を表示してサービス視聴を妨げるといった放送事業
者間のトラブルを避けることが可能となる。
の形態は、ブーケが選択されたときに放送受信端末が自
動的にある一つのサービスに選局するよう構成したもの
である。図11は、本発明の第5の実施の形態を説明す
るための放送事業者サービス対応テーブルであるBAT(Bo
uquet Association Table)を示すものである。図11に
おいて、放送事業者サービス対応テーブルであるBATに
デフォルト選局フラグをつける。例えば、視聴者がA局
を選択した場合には、デフォルト選局フラグが○になっ
ているサービス_IDが1のサービスを選局する。
フォルト選局フラグが○になっているサービス_IDが4
のサービスを選局する。
ルであるBATにデフォルト選局フラグをつけているが、
図8に図示したトランスポートストリームサービス対応
テーブルであるSDTにデフォルト選局フラグを付与して
もよい。その結果、TV画面は、図12の模式図に示され
るようになる。すなわち、フジサンを視聴中に日本丸TV
を選択すると、日本丸TVに移った時に日本丸TVで指定し
たサービス_IDが1のサービス(チャンネル)が画面に自
動的に選局される。
は、最初に表示されるチャネルを放送事業者が指定でき
るため、注力するチャネルを視聴させるなどの宣伝など
に有効利用できる。
の形態は、デフォルト選局フラグではなく、サービスを
視聴する視聴者属性を付与するよう構成したものであ
る。すなわち、第6の実施の形態では、ブーケ(放送事
業者)を選択したときに、放送受信端末のCPU608は、
メモリ606にあらかじめ設定されたもしくは外部より入
力された視聴者属性と、受信したテーブルに付与された
番組の視聴方法である視聴者属性を比較し、一致したサ
ービスを選局するよう構成する。
は、放送事業者独自の番組表において、視聴者の好みに
合わせた番組を自動選局することができる。
の形態は、デフォルト選局フラグではなく、サービスの
ジャンルを付与するよう構成したものである。すなわ
ち、第7の実施の形態では、放送受信端末のCPU608
は、メモリ606にあらかじめ設定された、もしくは外部
より入力された、もしくは視聴履歴から判断した視聴者
の好むサービスジャンルに一致するサービスに選局する
よう構成する。その結果、TV画面は、図12の模式図に
示されるようになる。すなわち、フジサンを視聴中に日
本丸TVを選択すると、日本丸TVに移った時に日本丸TVで
指定したサービス_IDが1のサービス(チャンネル)が画
面に自動的に選局される。
は、放送事業者独自の番組表において、視聴者の好みに
合わせた番組を自動選局することができる。
に入る前に、本実施の形態の背景について説明する。通
常番組3チャネルの後、3チャネル分の伝送帯域を多く
使うハイビジョン(HDTV)番組1チャネルを実施し、通常
番組を実施しなくなる場合、番組表では前記3チャネル
のどれでもハイビジョン(HDTV)を流していると見せると
わかりやすい。しかし同一の番組情報を3チャネル分送
出すると無駄な伝送帯域を使うことになる。
ンタ側の番組情報作成伝送装置において、3つの帯域を
使用する番組の情報はあるチャネルの番組の番組情報だ
けに記述しておき、他のチャネルの番組は番組の情報が
記述されているチャネルの情報を参照するようEIT(Even
t Information Table)に記述する。すなわち、図13に
おいて、サービス_ID7及びサービス_ID8のイベントリ
ンク情報欄に、「サービス6、TS30のイベント40を参
照」というように、センタ側の番組情報生成伝送装置に
おいて、EIT(Event Information Table)にイベントリン
ク情報をつけたEITを生成する。そして、EITにイベント
リンク情報がついている際に、そのイベントを番組表で
表示したり、番組表上で指定された場合にはリンク先の
イベント情報を処理対象とするよう構成する。なお、イ
ベントとは、DVB(ヨーロッパのデジタル放送の規格)の
用語であって、番組と同義である。
された場合には、受信端末のCPU608はEITを見て番組
の放送スケジュールを得、イベントリンク情報が存在す
る場合は、同一番組と認識して、番組表を作成する。ま
た、リモコン装置603により番組表上で前記イベントが
指定された場合にはリンク先のイベント情報を処理対象
として選局することになる。
情報により同一番組であることを知らされているが、同
一番組グループ情報を別に作成するなどによっても実現
できる。
は、伝送する番組情報の重複をなくせるので、伝送効率
が向上する。
態に示したように、EITにおいてサービス(チャンネル)
7、8の番組にはサービス(チャンネル)6の番組へのイ
ベントリンク情報が付与されている(図13参照)。そこ
で、本発明の第9の実施の形態では、放送受信端末600
がそのようなEITを受信したら、受信端末のCPU608
は、図14に示されるように、EITを見て番組の放送ス
ケジュールを得、リンク先のイベント情報が存在する場
合はリンク先の情報を処理対象として番組表を作成す
る。すなわち、サービス(チャンネル)7、8にはイベン
トリンク情報としてサービス(チャンネル)6の番組にリ
ンクしているので、6、7、8が同一番組であると確認
でき、3つのサービス(チャンネル)6〜8が連結されて
番組表に表示される。その結果、4時、5時台において
「HDTV」が連結(リンク)されて表示される。その結
果、表示されるTV画面は”まだら”模様になる。
情報により同一番組であることを知らされているが、同
一番組グループ情報を別に作成するなどによっても実現
できる。
は、同一番組は1つとして記述されるため、番組表がわ
かりやすくなる。
実施の形態では、センタ側の番組情報生成伝送装置のEI
T作成において、サービス(チャンネル)1、2、4の16
時、17時台の番組が同じ番組を参照するようイベントリ
ンク情報が付与されている場合(どれか一つに番組情報
の実体が記述されていても良い)には、図15に示され
るように、TV画面に表示される番組表上では、視聴者が
サービス(チャンネル)1、2、4のいずれかの番組を選
択するとすべての番組が選択状態になるよう構成したも
のである。
情報により同一番組であることを知らされているが、同
一番組グループ情報を別に作成するなどによっても実現
できる。
は、番組表でチャネルが離れてレイアウトされていても
同一番組のいずれか1つを選択するだけで同じ番組であ
ることが表示されるため、番組表上での”まだら”番組
の選択がわかりやすくなる。すなわち、同一番組は1つ
として動作されるため、番組表がわかりやすくなる。
実施の形態では、図16に示されるように、センタ側の
番組情報生成伝送装置において、番組単位で帯域情報欄
を設けるようにしたEIT(Event Information Table)を作
成して伝送するようにしたものである。
Tを受信し、その番組の帯域情報によりTV画面に表示す
る番組表の番組の幅を設定する。その結果として、表示
されるTV画面での番組表は図17のようになる。すなわ
ち、番組の表示幅が帯域幅に比例するようにしている。
チャンネル(サービス)ごとの帯域情報を付与し、それに
よって番組表を表示しても良い。その場合は、図18の
ようにチャンネル(サービス)ごとに表示幅が異なる番組
表になる。
より取得する帯域情報を利用しても良い。また本実施の
形態では、帯域情報を表示幅として表示することにより
品質を表示したが、帯域情報をサービス種として、また
表示幅以外にも色、アイコンなどのマークなどにより品
質を表示することも可能である。SDTにサービス種を記
述しておき、サービス種と表示幅対応表(図19参照)を
あらかじめ放送するか、或いは放送受信端末600のメモ
リ606に組み込んでおいて、サービス種により対応表か
ら表示幅比を得てチャンネルごとに番組表上での表示幅
を調節して表示することなども可能である。
は、サービスのデータを伝送する際に必要となる帯域に
より番組表の表示を変化させることにより、品質が一目
でわかるようになり、視聴者の番組選択がしやすくな
る。
実施の形態では、放送受信端末装置において、図20に
示されるように、放送事業者、時間、伝送帯域幅による
3次元で番組表を表示するよう構成したものである。3
次元表示ブロックの側面に、番組のプロモーションを表
示することも可能である。
業者B局の番組表を前面に持ってきたり、放送事業者A
局の中でも右端(プロモーションが表示される)に持っ
てくるチャンネルを変更することも可能である。すなわ
ち、放送事業者、時間、伝送帯域幅に関してテーブルに
て放送されてくるので、放送受信端末装置においては、
放送事業者、時間、伝送帯域幅の情報を基にCPU608
はプログラム制御により上記したような表示を実現する
ことができる。
は、上記第11の実施の形態の効果に加えて、放送事業
者が複数存在することが一目でわかるようになる。ま
た、三次元であることを利用して、プロモーション画面
の表示などを行なうこともできる。
実施の形態では、上記第9の実施の形態により得られた
番組表を表示する放送受信端末装置において、図21
(a)に示されるように、4時台にリモコン装置630の
矢印キーなどでチャンネルを1から順に移動させると、
従来ならばチャンネル1(番組100)→チャンネル2(番組
101)→チャンネル3(番組102)→チャンネル4(番組103)
→チャンネル5(番組104)のように選局されて、同じ番
組が画面に連続して表示されるところ、図21(b)に
示されるように、TV画面上、または放送受信端末のチャ
ンネル表示部(図示していない)にチャンネル1(番組10
0)→チャンネル2(番組105)→チャンネル5(番組104)の
ようにチャンネル3、4の選局動作を省き、同じ番組は
一度しか表示されないようにしたものである。
は、視聴者が同じ画面を何度も見なくても済むようにな
る。
実施の形態では、上記第9の実施の形態により得られた
番組表を表示する放送受信端末装置において、図21
(a)に示されるように、4時台にリモコン装置630の
矢印キーなどでチャンネルを1から順に移動させると、
従来ならばチャンネル1(番組100)→チャンネル2(番組
101)→チャンネル3(番組102)→チャンネル4(番組103)
→チャンネル5(番組104)のように表示されて、同じ番
組が画面に連続して表示されるところ、図21(c)に
示されるように、TV画面上、または放送受信端末のチャ
ンネル表示部(図示していない)にチャンネル1(番組10
0)→チャンネル2、3、4(番組105)→チャンネル5(番
組104)のように表示させるようにしたものである。
も同様である。(チャンネル2、3、4のいずれかのチ
ャンネルを指定した場合には、”2、3、4”と表示さ
れる。)また本実施の形態では、サービス識別情報とし
てチャンネル番組を利用したが、サービス名やサービス
ロゴなどにより表示することも可能である。
は、サービス番号の表示がとびとびになってしまってわ
かりにくいという課題を解消することができる。
ビスが図22のように構成されているものとする。その
場合、図23に示すように、サービス_IDが101、103の
サービスは、TS_IDが3のTS、サービス_IDが900〜903の
サービスはTS_IDが5のTSに伝送される。サービス_IDが
900〜903のサービスは、サービス_IDが103のサブサービ
スで、サービス_IDが103のサービスは例えば音楽番組な
どのプロモーションサービスである。
センタ側の番組情報生成伝送装置において、たとえば、
12時からの音楽1(サービス_ID:900)、音楽2(サービス
_ID:901)、音楽3(サービス_ID:902)、音楽4(サービス
_ID:903)を、サービス_ID:103の”音楽”としてグルー
ピングしたいときには、SDTを図24、図25と記述
し、EITを図26、図27、図28のように記述する。
3についてのメインサービス(上位のサービス)だけに関
するもので、図25は、サービス_IDが101、103および
サービス_IDが900〜903についてのメインサービスとサ
ブサービスに関するものである。
に関するEITを記述している。また、図27はサービス_
IDが103であるサービスに関するEITを記述している。更
に図28はサービス_IDが900〜903に関するEITを記述し
ている。
は、番組を階層化して記述できるよう構成したものであ
る。また第15の実施の形態では、番組を階層化して記
述するように書いているが、番組に限らずサービスの階
層化も同様に可能である。
は、サービスが多く存在する場合に、番組表を見やすく
することができ、また視聴者の局及び番組選択を容易に
する。
実施の形態は、上述した図24から図28の各種テーブ
ルのセンタ側の番組情報生成伝送装置における伝送方法
に関してのものである。すなわち、本発明の第16の実
施の形態では、センタ側の番組情報生成伝送装置におい
て、メインサービスに関する番組情報は、すべてのTSに
伝送し、サブサービスに関する番組情報は実際にサブサ
ービスが流れているTSのみに伝送するよう構成したもの
である。なお、TSとサービスの対応はあらかじめ入力さ
れる。
Description Table)並びに図26、図27のEIT(Event
Information Table)はTS_IDが3のTSに流し、図25のS
DT(Service Description Table)と図28のEIT(Event I
nformation Table)はTS_IDが5のTSに流す。したがっ
て、サービスと番組情報の伝送イメージは図23、図2
9に示されるようになる。
は、メインサービス(上位サービス)は共通番組表とし
て、サブサービス(下位サービス)は個別番組表として
表示することが可能となる。
の形態では、実際にサービスが伝送されているTSだけに
サブサービスの番組情報を流すものであったが、本発明
の第17の実施の形態では、これを同じ放送事業者が提
供しているサービスが含まれるTSにだけ流すよう構成し
たものである。
印を付した、サービス_IDが101、103、サービス_IDが10
3のサブサービスである900、901、902、903、サービス_
IDが105であるサービスを放送事業者Aが提供してい
て、図中黒塗り矩形を付した、サービス_IDが106のサー
ビスを放送事業者Bが提供している場合には、サービス
_IDが101、103、105、106のサービスの番組情報は全TS
に伝送し、サービス_IDが900〜903のサービスの番組情
報は、放送事業者Aが提供するサービスが伝送されてい
るTS_IDが3、5、6のTSに流すものの、放送事業者B
が提供するサービスが伝送されているTS_IDが7のTSに
は流さないようにするものである。なお、事業者とサー
ビスの対応情報はあらかじめ入力される。
は、放送事業者Aがサービスを提供しているトランスポ
ートストリーム(TS)において全サブサービスが含まれる
個別番組表を表示することが可能となる。
実施の形態は、番組情報を受信した放送受信端末での番
組表の表示方法に関するものである。上記第4の実施の
形態で説明したように、番組情報を受信した放送受信端
末のCPU608は、SDT(Service Description Table)とE
IT(Event Information Table)を参照して図31のよう
な番組表を作成し表示する。
がサブサービスが存在するサービスまたは番組を選択す
ると、図24、図25のSDTの「参照サービス」、「参
照TS_ID」からサブサービス番組情報をEITからサブサー
ビスの番組情報を得て、図31(b)のように表示する。
なおEITにサブサービスが存在しない場合は表示しな
い。
は、サービスが多く存在する場合に、番組表を見やすく
することができ、また視聴者の局及び番組選択を容易に
する。さらに番組の場合は”まだら”放送で、短時間の
間だけサービスや番組が増えた場合にも対応できる。
実施の形態は、図25に示されるように放送事業者(必
ずしも放送事業者でなくても良い)がSDTを作成するに際
し、視聴者がメインサービス103を選択したときに最初
に放送受信端末が選局するサブサービスを指定できるよ
う構成したものである。すなわち、上記第5の実施の形
態で説明したように図8のトランスポートストリームサ
ービス対応テーブルであるSDTにデフォルト選局フラグ
が○になっているサービスを選局するのと同様に、放送
受信端末600のCPU608は受信したSDTを見て、「選局
指定」に○がついているサブサービスを自動的に選局す
る。
は、選局される番組を放送事業者が制御できるので、宣
伝効果をあげることができる。
実施の形態は、図25に示されるように放送事業者(必
ずしも放送事業者でなくても良い)がSDTを作成するに際
し、選局可能な視聴者の属性をサービスごとに付与する
よう構成したものである。すなわち、放送受信端末は、
視聴者がメインサービス103を選択したときにこの視聴
者の属性とあらかじめSDTに設定された視聴者の属性を
比較し、一致するサブサービスに選局する。たとえば、
図24のサービス_IDが103のメインサービスを選択した
視聴者が東海地方に住む65歳であった場合には、図25
のSDT(Service Description Table)からサービス_IDが9
02のサブサービスが選局される。
は、視聴者の選局の手間が省けるとともに、視聴者の属
性に合ったサービスに自動的に選局できる。さらに、年
齢制限や地域による制限などにより番組視聴の制限にも
応用することができる。
実施の形態は、図25に示されるように放送事業者(必
ずしも放送事業者でなくても良い)がSDTを作成するに際
し、サービスにジャンルの記述欄を付与するよう構成し
たものである。たとえば、視聴者が「映画」に興味があ
ることがセンタ側に登録されていた場合には、サービス
_IDが900のサブサービスを選局する。また、視聴者がセ
ンタ側にあらかじめ登録しなくても、視聴履歴からセン
タ側が視聴者の好みを判断してSDTに登録するようにし
ても良い。
は、視聴者の選局の手間が省けるとともに、視聴者の好
みに合ったサービスに自動的に選局できる。
ャンネルだけに番組情報を記述するので、伝送する番組
情報の重複をなくして伝送効率を向上させることができ
るという効果を有する。また、同一番組は1つとして記
述されるため、番組表がわかりやすくなる。
体構成を示す図、
体構成を示す図、
体構成を示す図、
す図、
通番組情報に係るBAT、NIT等の内容、
別番組情報に係るEIT、SDTの内容、
の様子を示す図、
局を選択した場合に表示される個別番組表の摸式図、
選局を説明するため図、
局を説明する図、
ンク情報を付けたEITの内容、
ンク情報を付けたEITに基づいて受信端末装置にて表示
される番組表の模式図、
択法を説明する図、
を付けたEITの内容、
表示例、
他の表示例、
のサービス種と表示幅対応表、
者、時間、伝送帯域幅による3次元での番組表の表示
例、
ル1からチャンネル移動指示例、(b)本発明の第13
の実施の形態におけるチャンネル表示例、(c)本発明
の第14の実施の形態におけるチャンネル表示例、
のサービスの1具体例、
るサービスと番組情報の伝送イメージ、
_IDが101、103のメインサービスを記述したSDTの内容、
の形態に係るサービス_IDが101、103、900〜903のメイ
ンサービスとサブサービスを記述したSDTの内容、
_IDが101であるEITの記述内容、
_IDが103であるEITの記述内容、
_IDが900から903であるEITの記述内容、
と番組情報の伝送イメージ、
と番組情報の伝送イメージ、
るサービスの選択を示す図、(b)本発明の第18の実
施の形態に係るサブサービスの番組表を示す図、
れている一般的なデジタル放送システムの構成を示した
ものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数チャネル分の伝送帯域を使用して伝
送する番組に対し、当該番組の番組情報を前記複数チャ
ネルのうち1つのチャネルの番組情報にのみ記述し、他
のチャネルの番組情報には、番組情報が記述されている
チャンネルの情報を参照するよう記述したイベントリン
ク情報をつけた番組情報を作成する番組情報作成伝送装
置。 - 【請求項2】 複数チャネル分の伝送帯域を使用して伝
送する番組に対し、当該番組の番組情報を前記複数チャ
ネルのうち1つのチャネルの番組情報にのみ記述し、他
のチャネルの番組情報には、番組情報が記述されている
チャンネルの情報を参照するよう記述したイベントリン
ク情報をつけた番組情報を作成する番組情報作成伝送方
法。
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- 2003-05-12 JP JP2003133050A patent/JP3958249B2/ja not_active Expired - Lifetime
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