JP2003339022A - ディスク再生装置及び記録媒体再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置及び記録媒体再生装置

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JP2003339022A JP2002145948A JP2002145948A JP2003339022A JP 2003339022 A JP2003339022 A JP 2003339022A JP 2002145948 A JP2002145948 A JP 2002145948A JP 2002145948 A JP2002145948 A JP 2002145948A JP 2003339022 A JP2003339022 A JP 2003339022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを読み出す速度を高めることなく、且
つ、データを間引くことなく記録媒体からデータを読み
出し、デコーダにおける処理速度を通常よりも高くする
ことによって高速再生を行う場合でも、再生映像と再生
音声との同期をとりつつ、滑らかに音声を再生すること
ができるようにした記録媒体再生装置を提供する。 【解決手段】 データを読み出す速度を高めることな
く、且つ、データを間引くことなく円板状の記録媒体で
あるディスク1からデータを読み出し、映像データをデ
コードするA/Vデコーダ11内のビデオデコーダの処
理速度を通常よりも高くすることによって高速再生を行
っているときに、音声データをデコードするA/Vデコ
ーダ11内のオーディオデコーダの処理速度をバックエ
ンドマイコン16が再生映像と再生音声との遅延関係に
基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れている映像データ及び音声データを再生する記録媒体
再生装置に関し、特に、データを読み出す速度を高める
ことなく、且つ、データを間引くことなく記録媒体から
データを読み出した上で、ディスクから読み出されたデ
ータを復号化するデコーダの処理速度を高めることによ
って高速再生を行う機能を備えた記録媒体再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】円板状の記録媒体であるディスクからデ
ータを再生するディスク再生装置として、データを読み
出す速度を高めることなく、且つ、データを間引くこと
なくディスクからデータを読み出した上で、ディスクか
ら読み出されたデータを復号化するデコーダの処理速度
を高めることによって高速再生を行う機能を備えたもの
が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
を読み出す速度を高めることなく、且つ、データを間引
くことなくディスクからデータを読み出す場合、音声デ
ータを復号化するオーディオデコーダの処理速度を高め
ると、ディスクからの読み出しが間に合わなくなり、オ
ーディオデコーダで処理する音声データが途切れてしま
い、音切れが発生する。また、当然ながら再生映像と再
生音声の同期もとれない。このため、従来は、上記の高
速再生を行う際には、映像のみを再生し、音声について
は再生しないようにしていた。
【0004】尚、特開2000−32396の公報に
は、高速再生の場合、映像信号と音声信号とが正しく再
生され、乱れや不自然さのない再生を可能とすることを
目的とした技術が開示されているが、この技術では記録
媒体から高速で読み出された音声情報を通常の信号速度
で再生しつつデータを間引くようにしているので、再生
映像と再生音声の同期はとれるかもしれないが、音飛び
が発生して滑らかに音声を再生することができない。
【0005】そこで、本発明は、データを読み出す速度
を高めることなく、且つ、データを間引くことなく記録
媒体からデータを読み出し、デコーダの処理速度を通常
よりも高くすることによって高速再生を行う場合でも、
再生映像と再生音声との同期をとりつつ、滑らかに音声
を再生することができるようにした記録媒体再生装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、記録媒体からデータを読み出す読み出
し手段と、前記読み出し手段によって読み出されたデー
タを映像データと音声データとに分離する分離手段と、
前記分離手段によって得られた映像データを復号化する
ビデオデコーダと、前記分離手段によって得られた音声
データを復号化するオーディオデコーダと、を備えた記
録媒体再生装置において、データを読み出す速度を高め
ることなく、且つ、データを間引くことなく、前記読み
出し手段によって前記記録媒体からデータを読み出し、
前記ビデオデコーダの処理速度を通常よりも高くするこ
とによって高速再生を行っているときに、再生映像と再
生音声との遅延関係に基づいて前記オーディオデコーダ
の処理速度を制御するオーディオデコーダ制御手段を備
えている。
【0007】また、前記オーディオデコーダ制御手段
が、再生音声が再生映像よりも進んだ状態であるか否か
を判定し、再生音声が再生映像よりも進んだ状態である
と判定した場合は、前記MPEGオーディオデコーダの
処理速度を低くし、再生音声が再生映像よりも進んだ状
態ではないと判定した場合は、前記MPEGオーディオ
デコーダの処理速度を高くするという一連の動作を繰り
返し行う構成であってもよい。
【0008】また、前記オーディオデコーダ制御手段
が、前記映像データ、前記音声データにそれぞれ付加さ
れている時刻情報に基づいて、前記映像データと前記音
声データとの遅延関係を認識する構成であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態であ
るディスク再生装置のブロック図である。ディスクモー
タ2によって回転駆動されるディスク1から情報を検出
するピックアップ3の出力は、RFアンプ4を介して信
号処理回路5とサーボ処理回路6とに導かれており、サ
ーボ処理回路6の出力は、デジタルシグナルプロセッサ
(以下、「DSP」)5に導かれている。
【0010】また、DSP5には、RFアンプ4によっ
て増幅され、DVD規格に従ってデコードされたデータ
(但し、ここでは、MPEG(Motion Picture Expert
Group)により圧縮されている)を一旦格納するトラッ
クバッファRAM(Random Access Memory)7が接続さ
れている。これらRFアンプ4、DSP5、及び、サー
ボ処理回路6は、マイクロコンピュータ8によって制御
される。このように、マイクロコンピュータ8は、ディ
スク1から情報を再生する動作の制御を司るものであ
り、以下、「フロントエンドマイコン」と称するものと
する。
【0011】サーボ処理回路6は、フロントエンドマイ
コン8からDSP5を経由して送受信されるコマンドや
制御データに従って、ピックアップ3に対するフォーカ
シングサーボやトラッキングサーボのサーボ制御を行う
とともに、ピックアップ3全体をディスク1の半径方向
に移動させるためのスレッドモータ9の制御や、ディス
ク1を装填する不図示のトレイを駆動するトレイモータ
10の制御を行う。
【0012】尚、トレイに装填されたディスク1がDV
Dである場合の再生信号は、RFアンプ4を経由してD
SP5に入力され、一方、トレイに装填されたディスク
1がCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memor
y)である場合の再生信号は、RFアンプ4からサーボ
処理回路6を経由してDSP5に入力される。DSP5
は、これらDVDデータのデコード処理やCD−ROM
データのデコード処理等も行う。
【0013】また、DSP5は、A/V(Audio/Vide
o)デコーダ11に接続されており、A/Vデコーダ1
1の出力は、ビデオエンコーダ13とD/Aコンバータ
14とに接続されている。A/Vデコーダ11は、トラ
ックバッファRAM7から読み出されたMPEGにより
圧縮されているデータを伸長する。また、A/Vデコー
ダ11には、伸長したデジタルのデータを数画面分格納
するためのA/VデコードRAM15が接続されてい
る。
【0014】また、A/Vデコーダ11は、マイクロコ
ンピュータ16に接続されており、マイクロコンピュー
タ16には、ワークRAM17が接続されている。尚、
マイクロコンピュータ16は、ディスク1から再生され
た情報を出力する動作の制御を司るものであり、以下、
「バックエンドマイコン」と称するものとする。
【0015】また、バックエンドマイコン16には、L
CD等から成るフロントパネル20の表示制御を行うフ
ロントパネルコントローラ19が接続されており、フロ
ントパネルコントローラ19には、キー入力部21の出
力が導かれている、また、フロントパネルコントローラ
19には、リモコン22からの送信信号を受信する不図
示の受信部が設けられている。
【0016】ここで、上記構成のディスク再生装置にお
ける再生時の動作について簡単に説明する。ディスク1
に記録されたデータは、ピックアップ3で検出され、R
Fアンプ4で波形整形及び増幅が行われた後、DSP5
においてDVD規格に従いデコードされる。デコードさ
れたデータは、MPEGにより圧縮されている状態でト
ラックバッファRAM7に順次蓄えられ、バックエンド
マイコン16からの読み出し要求を待つ。
【0017】そして、トラックバッファRAM7に蓄え
られたデータは、バックエンドマイコン16からの読み
出し要求に従って順次読み出され、A/Vデコーダ11
に転送され、A/Vデコーダ11によって映像データと
音声データとに分離され、それぞれのデータに対してM
PEGによる符号化を解くべく復号化処理が施される。
【0018】A/Vデコーダ11によって処理された映
像データは、A/VデコードRAM15に一旦蓄えられ
た後、再び読み出されてビデオエンコーダ13に順次転
送され、ビデオエンコーダ13によってNTSCやPA
Lなどの所定のテレビジョン方式のアナログの映像信号
に変換されてビデオ出力端子13a、13bから出力さ
れる。
【0019】A/Vデコーダ11によって処理された音
声データは、A/VデコードRAM15に一旦蓄えられ
た後、再び読み出されてD/Aコンバータ14に順次転
送され、D/Aコンバータ14によってアナログの音声
信号に変換されてオーディオ出力端子14aから出力さ
れる。
【0020】このような再生動作過程において、トラッ
クバッファRAM7に蓄えられたデータは、バックエン
ドマイコン16からの読み出し要求に従って順次読み出
されると、次のデータによって順次上書きされ、これを
繰り返すことによってデータを順次その後の信号再生系
に出力するようになっている。
【0021】また、A/VデコードRAM15について
も同様であり、A/VデコードRAM15に蓄えられた
データは、バックエンドマイコン16からの読み出し要
求に従って順次読み出されると、トラックバッファRA
M7から読み出され転送されてきた次のデータによって
順次上書きされ、これを繰り返すことによってデータを
順次その後の信号再生系に出力するようになっている。
【0022】A/Vデコーダ11は、そのブロック図を
図2に示すように、映像/音声分離部111、ビデオバ
ッファ112、オーディオバッファ113、MPEGビ
デオデコーダ114、及び、MPEGオーディオデコー
ダ115から成っている。映像/音声分離部111は、
トラックバッファRAM7から転送されてくるデータを
映像データと音声データとに分離する。分離部111に
よって分離された映像データ、音声データはそれぞれビ
デオバッファ112、オーディオバッファ113に格納
される。
【0023】MPEGビデオデコーダ114は、ビデオ
バッファ112に格納されている映像データに対して順
番にMPEGによる映像データの符号化を解くべく復号
化処理を施す。MPEGオーディオデコーダ115は、
オーディオバッファ113に格納されている音声データ
に対して順番にMPEGによる音声データの符号化を解
くべく復号化処理を施す。
【0024】MPEGビデオデコーダ114及びMPE
Gオーディオデコーダ115は、上記の復号化の処理速
度が切り替え可能であり、バックエンドマイコン16が
MPEGビデオデコーダ114及びMPEGオーディオ
デコーダ115における復号化の処理速度を設定するよ
うになっている。尚、本実施形態では、MPEGビデオ
エンコーダ114及びMPEGオーディオデコーダ11
5の処理速度が通常速と2倍速との2種類に切り替え可
能となっている。
【0025】通常速再生を行っているときには、バック
エンドマイコン16は、MPEGビデオデコーダ114
及びMPEGオーディオデコーダ115における復号化
の処理速度を通常速に設定する。2倍速再生を行ってい
るときにバックエンドマイコン16が行う動作について
図3及び図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0026】映像データの処理に関連する動作について
図3に示すフローチャートを用いて説明する。MPEG
ビデオデコーダ114の処理速度を2倍速に設定した上
でMPEGビデオデコーダ114に復号化を開始させる
(#301)。その後は、ビデオバッファ112に格納
されているデータ量に基づいてMPEGビデオデコーダ
114の復号化動作を以下のように制御する。
【0027】ビデオバッファ112に格納されているデ
ータ量が規定値以下であれば(#302のYes)、そ
の時点でMPEGビデオデコーダ114が復号化を行っ
ている場合は(#303のYes)、MPEGビデオデ
コーダ114に復号化を停止させる(#304)。
【0028】また、ビデオバッファ112に格納されて
いるデータ量が規定値以下でなければ(#302のN
o)、その時点でMPEGビデオデコーダ114が復号
化を行っていない場合は(#305のYes)、MPE
Gビデオデコーダ114に復号化を開始させる(#30
6)。#304及び#306を終えると、#302へ戻
る。
【0029】尚、本実施形態では、2倍速再生を行う場
合、データを間引くことなくディスク1からデータを読
み出すとともに、ディスク1からデータを読み出す速度
は通常速再生の場合と同じであり、MPEGビデオデコ
ーダ114における処理速度を通常の2倍にすることに
よって2倍速再生を実現するものである。この場合、M
PEGビデオデコーダ114に復号化を常時行わせてい
ると、ビデオバッファ112が空になって再生映像が途
切れてしまうが、本実施形態では、図3のフローチャー
トを用いて説明したように、ビデオバッファ112に格
納されているデータ量に応じてMPEGビデオデコーダ
114の復号化動作を制御するようになっているので、
このような不具合を防止することができる。
【0030】音声データの処理に関連する動作について
図4に示すフローチャートを用いて説明する。MPEG
オーディオデコーダ115の処理速度を2倍速に設定し
た上でMPEGオーディオデコーダ115に復号化を開
始させる(#401)。その後は、再生映像と再生音声
との遅延関係に基づいてMPEGオーディオデコーダ1
15における復号化の処理速度を以下のように制御す
る。
【0031】再生音声が再生映像より進んでいるか否か
を判定する(#402)。再生音声が再生映像より進ん
でいれば(#402のYes)、その時点でMPEGオ
ーディオデコーダ115における復号化の処理速度が2
倍速である場合は(#403のYes)、MPEGオー
ディオデコーダ115における復号化の処理速度を通常
速に切り替える(#404)。
【0032】一方、再生音声が再生映像より進んでいな
ければ(#402のNo)、その時点でMPEGオーデ
ィオデコーダ115における復号化の処理速度が通常速
である場合は(#405のYes)、MPEGオーディ
オデコーダ115における復号化の処理速度を2倍速に
切り替える(#406)。#404及び#406を終え
ると、#402へ戻る。
【0033】尚、MPEGを符号化方式として採用して
いるシステムでは、再生映像と再生音声との同期をとる
ために、映像の符号化データ、音声の符号化データにそ
れぞれパケット化する際にタイムスタンプと呼ばれる時
刻情報が付加されるようになっており、この時刻情報を
映像の符号化データと音声の符号化データとで比較する
ことによって再生音声が再生映像に対して進んでいるか
否かを判定することができる。
【0034】本実施形態では、ビデオバッファ112、
オーディオバッファ113がそれぞれ映像の符号化デー
タに付加された時刻情報、音声の符号化データに付加さ
れた時刻情報を抽出してバックエンドマイコン16に与
えるようになっており、これらの時刻情報に基づいてバ
ックエンドマイコン16は再生映像と再生音声との遅延
関係を認識するようになっている。
【0035】このように、本実施形態では、2倍速再生
を行う際には、MPEGオーディオデコーダ115の処
理速度を2倍速に固定するのではなく、再生映像と再生
音声との遅延関係に基づいて通常速と2倍速とに切り替
えるようになっている。これにより、再生映像と再生音
声との同期をとることができるようになる。また、オー
ディオデコーダ115で処理するデータが途切れる(言
い換えれば、オーディオバッファ113が空になる)こ
とはなくなり、滑らかに音声を再生することができるよ
うになる。尚、MPEGオーディオデコーダ115の処
理速度は、人間の耳では聞き取れないほど短い周期で切
り替わることになるので、使用者が再生音声に違和感を
覚えることはない。
【0036】尚、符号化方式としてMPEGを採用した
ものを例に挙げて本発明を説明したが、その情報に基づ
いて再生映像と再生音声との遅延関係を認識することが
できる情報が符号化データに付加される符号化方式であ
れば、本発明を適用することができる。また、上記実施
形態では記録媒体がディスクであったが、記録媒体の種
類は特に限定されるものではない。
【0037】また、上記実施形態は2倍速で高速再生を
行うものであったが、これよりも遅い高速再生(例え
ば、1.5倍速再生など)であっても構わないし、これ
よりも速い高速再生(例えば、8倍速再生など)であっ
ても構わない。また、2倍速、8倍速、32倍速、64
倍速というように、複数種類の倍速の高速再生が可能で
あっても構わない。この場合、各倍速の高速再生におい
て、再生映像と再生音声との遅延関係に基づいてオーデ
ィオデコーダの処理速度を切り替えるようにすればよ
い。
【0038】また、上記実施形態では、高速再生を行っ
ている間に行われ得るオーディオデコーダの処理速度の
切り替えが2段階(通常速と2倍速)であったが、オー
ディオデコーダの処理速度として3種類以上用意してお
き、再生音声が再生映像よりも進んでいると判定したと
きには、オーディオデコーダの処理速度を現在よりも1
段階低くし、また、再生音声が再生映像よりも進んでは
いないと判定したときには、オーディオデコーダの処理
速度を現在よりも1段階高くするようにして、オーディ
オデコーダの処理速度を3段階以上に切り替えるように
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データを読み出す速度を高めることなく、且つ、データ
を間引くことなく記録媒体からデータを読み出し、デコ
ーダにおける処理速度を通常よりも高くすることによっ
て高速再生を行う場合でも、再生映像と再生音声との同
期をとりつつ、滑らかに音声を再生することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるディスク再生装置
のブロック図である。
【図2】 図1におけるA/Vデコーダの内部ブロック
図である。
【図3】 図1におけるバックエンドマイコンが2倍速
再生時に行う映像データの処理に関連する動作のフロー
チャートである。
【図4】 図1におけるバックエンドマイコンが2倍速
再生時に行う音声データの処理に関連する動作のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ディスクモータ 3 ピックアップ 4 RFアンプ 5 DSP(デジタルシグナルプロセッサ) 6 サーボ処理回路 7 トラックバッファRAM 8 マイクロコンピュータ(フロントエンドマイコ
ン) 11 A/Vデコーダ 13 ビデオエンコーダ 14 D/Aコンバータ 15 A/VデコードRAM 16 マイクロコンピュータ(バックエンドマイコ
ン) 17 ワークRAM 19 フロントパネルコントローラ 20 フロントパネル 21 キー入力部 22 リモコン 111 分離部 112 ビデオバッファ 113 オーディオバッファ 114 MPEGビデオデコーダ 115 MPEGオーディオデコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の記録媒体であるディスクからデ
    ータを読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出されたデータを映像デ
    ータと音声データとに分離する分離手段と、 前記分離手段によって得られた映像データに対してMP
    EGによる映像データの符号化を解くべく復号化を施す
    MPEGビデオデコーダと、 前記分離手段によって得られた音声データに対してMP
    EGによる音声データの符号化を解くべく復号化を施す
    MPEGオーディオデコーダと、を備えたディスク再生
    装置において、 データを読み出す速度を高めることなく、且つ、データ
    を間引くことなく、前記読み出し手段によって前記ディ
    スクからデータを読み出し、前記MPEGビデオデコー
    ダの処理速度を通常の2倍の値にすることによって2倍
    速再生を行っているときに、前記映像データ、前記音声
    データにそれぞれ付加されている時刻情報に基づいて再
    生音声が再生映像よりも進んだ状態であるか否かを判定
    し、再生音声が再生映像よりも進んだ状態であると判定
    した場合は、前記MPEGオーディオデコーダの処理速
    度を通常の値にし、再生音声が再生映像よりも進んだ状
    態ではないと判定した場合は、前記MPEGオーディオ
    デコーダの処理速度を通常の2倍の値にするという一連
    の動作を繰り返し行うMPEGオーディオデコーダ制御
    手段を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体からデータを読み出す読み出し
    手段と、 前記読み出し手段によって読み出されたデータを映像デ
    ータと音声データとに分離する分離手段と、 前記分離手段によって得られた映像データを復号化する
    ビデオデコーダと、 前記分離手段によって得られた音声データを復号化する
    オーディオデコーダと、 を備えた記録媒体再生装置において、 データを読み出す速度を高めることなく、且つ、データ
    を間引くことなく、前記読み出し手段によって前記記録
    媒体からデータを読み出し、前記ビデオデコーダの処理
    速度を通常よりも高くすることによって高速再生を行っ
    ているときに、再生映像と再生音声との遅延関係に基づ
    いて前記オーディオデコーダの処理速度を制御するオー
    ディオデコーダ制御手段を備えたことを特徴とする記録
    媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 前記オーディオデコーダ制御手段は、再
    生音声が再生映像よりも進んだ状態であるか否かを判定
    し、再生音声が再生映像よりも進んだ状態であると判定
    した場合は、前記MPEGオーディオデコーダの処理速
    度を低くし、再生音声が再生映像よりも進んだ状態では
    ないと判定した場合は、前記MPEGオーディオデコー
    ダの処理速度を高くするという一連の動作を繰り返し行
    うことを特徴とする請求項2に記載の記録媒体再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記オーディオデコーダ制御手段は、前
    記映像データ、前記音声データにそれぞれ付加されてい
    る時刻情報に基づいて、前記映像データと前記音声デー
    タとの遅延関係を認識することを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の記録媒体再生装置。
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