JP2003338870A - 検索装置 - Google Patents

検索装置

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JP2003338870A
JP2003338870A JP2002143721A JP2002143721A JP2003338870A JP 2003338870 A JP2003338870 A JP 2003338870A JP 2002143721 A JP2002143721 A JP 2002143721A JP 2002143721 A JP2002143721 A JP 2002143721A JP 2003338870 A JP2003338870 A JP 2003338870A
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JP2002143721A
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Hitoshi Yamamoto
山本  仁
Hiroaki Nakamura
中村  浩章
Kimihisa Okubo
公寿 大久保
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理機器のデータを簡単に検索可能な検
索装置を提供する。 【解決手段】 本電話機のCPUは、電話帳検索の際、
電話番号テーブルに記載の複数の登録名を表示部に個々
に表示するとともに、示した登録名に対するユーザーの
決定指示を受け付ける。さらに、CPUは、各登録名に
音データを従属させ、音データの従属している登録名が
表示されたときに、その音データに応じた音をスピーカ
ーから出力する。これにより、ユーザーは、表示されて
いる登録名を、音によって判断できる。従って、表示内
容を目で確認し続けることなく、手軽に検索作業を行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やモバイ
ル装置,パーソナルコンピューター等の情報処理機器に
設けられ、これらの機器に記憶されている複数の選択項
目を個々に示すとともに、示した項目に対するユーザー
の決定指示を受け付ける検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末や携帯電話などの情報処
理機器は、小型化により、その携帯性が向上している。
また、このように装置が小さくなると、その入力部材と
しては、小さく多機能なものが要求される。
【0003】特開平11−112634号公報には、こ
のような要求に対応するための技術として、ジョグダイ
ヤルが記載されている。このジョグダイヤルは、機器の
筐体に取り付けられた小型のダイヤルであり、ユーザー
によって自由に回転させられる。そして、回転の状態に
応じて、表示パネル内のカーソル(アイコンを選択する
ためのもの)を移動させる、あるいは表示画面を切り替
えるものである。
【0004】また、このジョグダイヤルは、自身もボタ
ンとなっており、ユーザーによって筐体内部側に押し込
まれることで、カーソルによって選択された選択項目や
表示画面(各選択項目に対応)に対する確定指示(決定
指示)を受け付ける機能も有している。
【0005】このようなジョグダイヤルは、携帯電話に
おいては、例えば、電話帳の検索(電話番号やメールア
ドレスの検索)に用いられる。すなわち、ユーザーは、
ジョグダイヤルを回転させることにより、表示される電
話番号(選択項目)を順次的に変更する。そして、所望
の電話番号が表示されたときに、ジョグダイヤル(ある
いは他の確定キーや発呼キー)を押す(押しし下げる)
ことで、発信処理を行える(発呼できる)ようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジョグ
ダイヤルによる検索では、ユーザーは、所望の電話番号
が表示されるまで、ジョグダイヤルを回転させながら表
示内容を目で確認し続ける必要がある。このため、操作
が煩わしいだけでなく、例えば、暗い場所での使用が困
難であり、また、目の悪いユーザーにとって使用しにく
いという問題点があった。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するために成されたものである。そして、その目的
は、情報処理機器のデータ(選択項目)をより簡単に検
索可能な検索装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の検索装置(本検索装置)は、情報処理機
器に設けられ、この機器に記憶されている複数の選択項
目を個々に示すとともに、示した項目に対するユーザー
の決定指示を受け付ける検索装置において、各選択項目
に音データを従属させる音データ従属部と、音データの
従属している選択項目が示されたときに、その選択項目
に従属している音データに応じた音を出力する音出力部
とを備えていることを特徴としている。
【0009】本検索装置は、携帯電話やモバイル装置,
パーソナルコンピューター等の情報処理機器に備えられ
る検索装置である。すなわち、本検索装置は、情報処理
機器が選択入力方式で入力指示を受ける際、機器に記憶
されている複数の選択項目を、その機器の表示部(ある
いは別の表示部)に示し、ユーザーの決定指示を受け付
ける機能を有している。
【0010】ここで、選択入力方式とは、複数の選択可
能な項目(選択項目)をユーザーに示し、そのうちの1
つ(あるいは複数)に対する選択・決定指示の入力を受
ける方式である。この選択入力方式は、例えば、電話帳
テーブル(電話帳データ)に登録された複数の相手先
(登録名)のなかから、発呼の対象となる登録名の選択
・決定指示の入力を受ける、といった場合に用いられ
る。
【0011】また、選択入力方式における決定指示の受
け付け方式としては、例えば、1つの表示画面内に複数
の選択項目およびカーソルを表示し、カーソルを用いて
選択項目を選んでもらう方式(カーソル選択方式)を挙
げられる。また、選択項目毎に1つの画面(選択画面)
を設定し、ユーザーの切り替え指示に応じて、選択画面
を切り替えてゆく方式(画面選択方式)もある。
【0012】そして、特に、本検索装置は、情報処理機
器に記憶されている選択項目に音データを従属させるよ
うになっている。さらに、音データの従属している選択
項目が示されたとき(その選択項目にカーソルが配置さ
れたとき、あるいは、その選択項目に関する選択画面が
表示されたとき)に、その選択項目に従属している音デ
ータに応じた音を出力するように設定されている。
【0013】ここで、音データとは、音(音声やアラー
ム音など)に応じたデータであり、本検索装置あるいは
情報処理機器において音として出力(再生)できるもの
である。このような音データとしては、本検索装置ある
いは情報処理機器にあらかじめ設定されているもの、外
部から送信されたもの、あるいはユーザーによって吹き
込まれた音から生成されたもの、を挙げられる。
【0014】そして、本検索装置では、このような音デ
ータを、音データ従属部によって、ユーザーに示される
選択項目に従属させる(設定する)ようになっている。
さらに、音データの従属している選択項目が示されたと
きに、音出力部によって、その選択項目に従属している
音データに応じた音を出力する(音データを再生する)
ように設定されている。
【0015】このように、本検索装置では、検索時に、
カーソルの移動や選択画面を切り替えることによってユ
ーザーに示す選択項目を替えたとき、各選択項目に設定
された音を出力するようになっている。
【0016】これにより、本検索装置では、ユーザー
は、検索時に、示されている選択項目の内容を音によっ
て判断できる。従って、表示内容を目で確認し続けるこ
となく、手軽に検索作業を行える。さらに、暗い場所で
あっても、また、目の悪いユーザーにとっても、容易に
検索を実行できる。
【0017】また、本検索装置の音データ従属部は、選
択項目に、その選択項目の名称に関する音データを従属
させることが好ましい。これにより、ユーザーは、出力
音から、示されている選択項目の内容を判断することが
容易となる。
【0018】例えば、音データ従属部は、選択項目に、
その選択項目の名称における先頭の文字の音に応じた音
データを従属させるように設定されていてもよい。この
構成では、ユーザーは、示されている選択項目の内容
を、より容易に判断(判定)できる。また、音データ従
属部は、特定の文字で始まる名称を有する選択項目に、
その文字の音に応じた音データを従属させるように設定
されていてもよい。
【0019】なお、本検索装置において選択項目の示さ
れる順序は、どのような順序でもかまわないが、選択項
目に日本語の項目が多い場合等には、その選択項目の名
称に関する五十音順で示されることが好ましい。
【0020】また、この場合、音データ従属部は、五十
音表の各行(あ行,か行など)において先頭となる名称
を有する選択項目に、その行の先頭に位置する文字(あ
段の文字)の音に応じた音データを従属させるように設
定されていることが好ましい。
【0021】また、アルファベットで構成されている項
目の多い場合、選択項目は、その選択項目の名称に関す
るアルファベット順で示されることが好ましい。また、
この場合、音データ従属部は、アルファベット順におけ
る各文字の先頭となる名称を有する選択項目に、その文
字の音に応じた音データを従属させるように設定されて
いることが好ましい。
【0022】さらに、選択項目を、各選択項目に付けら
れている登録番号順で示すようにしてもよい。この登録
番号は、情報処理機器に対する登録順序に応じたもので
あってもよいし、ユーザーによって任意に設定された番
号でもよい。また、この場合、音データ従属部は、登録
番号の一桁目の数値が0となる選択項目に、その登録番
号に応じた音データ(その登録番号を読んだ音に応じた
音データ)を従属させるように設定されていることが好
ましい。
【0023】上記のように、選択項目の表示順に応じて
音データを適切に設定することで、検索の際、ユーザー
は、選択項目の残数や、所望とする選択項目の示される
までの時間を、容易に推測できる。
【0024】また、音データ従属部は、ユーザーによっ
て指定された音データを選択項目に従属させるように設
定されていてもよい。この構成では、ユーザーは、任意
の音データを、任意の選択項目に従属させられる。これ
により、ユーザーは、検索の際、特定の選択項目が示さ
れていることを容易に判断できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について説
明する。本実施の形態にかかる携帯電話機(本電話機)
は、本発明の検索装置を適用した携帯電話機である。ま
ず、本電話機の外観構成について説明する。
【0026】図2は、本電話機の外観構成を示す説明図
である。この図に示すように、本電話機は、テンキー1
1,発呼キー12,切断キー13,マイクロフォン1
4,スピーカー15,モード変更キー16,ジョグダイ
ヤル17,選択キー18,決定キー19,表示部20,
アンテナ21を備えている。
【0027】テンキー11は、0〜9までの数字、およ
び、♯,※に対応した12個のキー群である。発呼キー
12は、テンキー11等によってユーザーに入力(ある
いは選択)された宛先(電話番号あるいは登録名)に対
して発呼(発信)を行うためのキーである。
【0028】切断キー13は、通信を切断(終了)する
ときに用いるキーである。また、この切断キー13は、
本電話機の電源スイッチとしての機能も有している。
【0029】マイクロフォン(音データ従属部)14
は、外部の音(主にユーザー自身の音声)を取り込むも
のである。また、スピーカー(音出力部)15は、送信
されてきた音(音声)や、本電話機の内部で生成された
音を外部に出力する(鳴らす)ものである。
【0030】モード変更キー16は、本電話機の動作モ
ードを変更するためのキーである。すなわち、本電話機
は、無線電話機としてのモード以外に、電話帳モードや
メールの送受信モードといった様々なモードを有してい
る。そして、このモード変更キー16によって、本電話
機のモードを変更することが可能となる(なお、モード
の変更処理については、後に詳細に説明する)。
【0031】アンテナ21は、本電話機と外部装置(基
地局など)との通信に使用される電波を、交換システム
との間で送受信するものである。
【0032】表示部20は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)パネルを有する画像表示装置である。本電話機
では、各動作モードに応じて表示部20の表示画面が変
更されるようになっている。また、本電話機では、表示
部20の表示画面に表示される選択項目に対するユーザ
ーの決定指示(確定指示)を受け付ける場合もある。
【0033】ここで、選択項目について説明する。本電
話機は、ユーザーの入力指示に応じた動作を実行するも
のであるが、指示の入力方式には、直接入力と選択入力
との2種類がある。
【0034】例えば、テンキー11を用いて電話番号を
入力して発呼を行う、といった場合、本電話機は、電話
番号を直接入力によって受け付ける(指示される)こと
となる。
【0035】一方、本電話機に保存されている電話帳テ
ーブルに登録された相手先(登録名)に対して発呼を行
う、といった場合、本電話機は、電話帳テーブルに記さ
れた複数の登録名を表示部20に表示させて、その中か
ら所望のものをユーザーに選択・決定してもらい、発呼
の対象とする。このように、複数の選択可能な項目(上
記の例では登録名)をユーザーに示し、そのうちの1つ
(あるいは複数)に対する決定の入力指示を受ける方式
が、選択入力方式である。そして、選択項目とは、上記
した複数の選択可能な項目のことである。
【0036】また、選択入力方式における決定指示の受
け付け方式としては、例えば、1つの表示画面内に複数
の選択項目(アイコン)およびカーソルを表示し、カー
ソルを用いて選択項目を選んでもらう方式(カーソル選
択方式)を挙げられる。また、選択項目毎に1つの画面
(選択画面)を設定し、ユーザーの切り替え指示に応じ
て、選択画面を切り替えてゆく方式(画面選択方式)も
ある。
【0037】ジョグダイヤル17は、本電話機の筐体側
面に取り付けられた小型のダイヤルであり、ユーザーに
よって自由に回転させられる。そして、回転させられる
ことで(回転の状態に応じて)、表示部20に表示され
ているカーソルを上下に移動させる、あるいは選択画面
を切り替えるものである。
【0038】また、選択キー18は、ジョグダイヤル1
7と同様に、表示部20に示されたカーソルを上下に移
動させる、あるいは選択画面を切り替えるためのキーで
ある。決定キー19は、カーソルによって選択された項
目(カーソルの位置する項目)や、表示されている選択
画面に応じた項目に対する確定指示(決定指示)を受け
付けるためのキーである。
【0039】また、ジョグダイヤル17は、決定キー1
9としての機能も有している。すなわち、図3に示すよ
うに、ユーザーによって筐体の内部側(矢印Pの方向)
に押し込まれることで、カーソルによって選択された項
目(あるいは表示されている選択画面)に対する確定指
示を受け付けることが可能である。
【0040】また、上記したキー11〜13,16,1
8,19は、既に述べた役割(機能)の他に、各モード
において設定されている他の役割を担う場合もある。
【0041】次に、本電話機の制御構成について説明す
る。図4は、本電話機の制御構成を示すブロック図であ
る。この図に示すように、本電話機には、上記した部材
11〜21を制御するために、その内部に、CPU2,
記憶部3,音声復号化部4,音声符号化部5,文字変換
部6,通信制御部7,無線装置8を備えている。
【0042】CPU(音データ従属部,音出力部)2
は、本電話機の全動作を制御する、本電話機の中枢部で
ある。記憶部3は、本電話機において使用されるデータ
を記憶するものである。すなわち、図4に示すように、
記憶部3は、情報テーブル記憶部31,受信データ記憶
部32,送信データ記憶部33,音データ記憶部34を
備えている。
【0043】情報テーブル記憶部31は、情報テーブ
ル、すなわち、個人情報テーブルおよびモードテーブル
を記憶するものである。なお、これらのテーブルについ
ては後述する。
【0044】受信データ記憶部32は、受信したデータ
(受信データ;メールデータや、インターネットから取
得したデータ等)を保存するためのものである。送信デ
ータ記憶部33は、送信データ(外部に送信するための
データ、あるいは送信済みのデータ)を保存するための
ものである。送信データとしては、例えば、ユーザーに
よって作成されたメールデータ等を挙げられる。
【0045】音データ記憶部34は、電話機にあらかじ
め組み込まれている複数の音データを記憶するためのも
のである。また、音データ記憶部34は、マイクロフォ
ン14を用いてユーザーによって吹き込まれた(録音さ
れた)音データ、あるいは、外部から受信した音データ
を記憶する機能も有している。
【0046】ここで、情報テーブル記憶部31に記憶さ
れている個人情報テーブルおよびモードテーブルについ
て説明する。
【0047】情報テーブルとは、本電話機のユーザーに
よって入力された組情報からなるテーブル(対応表)で
ある。ここで、組情報とは、選択項目と、それに従属す
るデータ(従属データ;選択項目に対応付けられたデー
タ)との組み合わせからなるものである。
【0048】そして、個人情報テーブルは、ユーザーに
よって入力された選択項目および従属データからなる組
データから構成されたものである。例えば、個人情報テ
ーブルが電話帳(電話帳テーブル)である場合、組情報
は、選択項目としての登録名(名前)と、従属データと
しての電話番号やメールアドレス等との組み合わせとな
る。また、特に、本電話機では、組情報の従属データと
して、音データを組み込むこともできる。
【0049】図5は、本電話機における電話帳テーブル
を示す説明図である。この図に示すように、電話帳テー
ブルは、シリアル番号(NO),見出し,登録名,読み
仮名,電話番号,メールアドレスおよび音データからな
る組情報の集合から構成されている。これらのうち、シ
リアル番号および見出しは、ユーザーの利便性を図るた
めに本電話機にあらかじめ設定されている書式データで
ある。また、上記したように、登録名が選択項目であ
り、その他のデータ、すなわち、読み仮名,電話番号,
メールアドレスおよび音データが、登録名の従属データ
である。
【0050】また、モードテーブルは、本電話機におい
てあらかじめ設定されている複数のモード(選択項目)
と、それに対応する音データ(従属データ)との組み合
わせからなる組情報の並んだ情報テーブルである。
【0051】図6は、モードテーブルを示す説明図であ
る。この図に示すように、本電話機のモードテーブル
は、書式データとしてのシリアル番号(NO)と、モー
ドおよび音データとからなる組情報を有している。な
お、情報テーブルに示される音データの内容や使用につ
いては、後に詳細に説明する。
【0052】図4に示した音声復号化部(音出力部)4
は、外部から送信された音データ,本電話機に記憶され
ている音データあるいは本電話機において生成された音
データを復号してスピーカー15に伝達するものであ
る。音声符号化部(音データ従属部)5は、マイクロフ
ォン14に取り込まれた音を符号化して音データを生成
するものである。
【0053】文字変換部6は、ユーザーによって入力さ
れた文字(平仮名やアルファベットなど)を、適切な形
態(漢字,英単語等)に変換するものである。
【0054】通信制御部7は、送信データを通信可能な
形態に変換して無線装置8に伝達するものである。ま
た、通信制御部7は、受信したデータを、本電話機にお
いて取り扱える形態のデータ(受信データ)に変換する
機能も有している。無線装置8は、アンテナ21と通信
制御部7とを媒介するものである。
【0055】次に、情報テーブルに示された音データに
ついて説明する。
【0056】上記したように、本電話機におけるユーザ
ーによる選択の受け付け方式には、複数の選択項目およ
びカーソルを表示するカーソル選択方式と、各選択項目
に応じた画面(選択画面)を切り替えてゆく画面選択方
式とがある。
【0057】そして、本電話機では、カーソルの移動
(あるいは選択画面の切り替え)がなされたときに、新
たにカーソルの位置する選択項目(あるいは新たに表示
された選択画面に応じた選択項目)に従属している(設
定されている)音データを出力するようになっている。
【0058】例えば、図5に示した電話帳テーブルを用
いての発信先の検索(電話帳検索)を行う場合、本電話
機では、登録名を選択項目とする画面選択方式で、ユー
ザーの選択を受け付けるようになっている。
【0059】また、図5に示すように、本電話機におけ
る電話帳テーブルでは、五十音表の各行(あ行,か行な
ど)において先頭となる登録名(シリアル番号1,2
1,50,90)に、その行の先頭に位置する文字(あ
段の文字)の音(『ア』『カ』『サ』『ワ』)に応じた
音データ(その文字を読んだ音に応じた音データ)が、
従属している。さらに、シリアル番号40の登録名に
は、登録名の姓『コココ』の音に応じた音データが従属
している。
【0060】また、シリアル番号51の登録名には、本
電話機のユーザーによって録音された音データ(ユーザ
ーの音声など)が、さらに、シリアル番号100・12
0の組情報には、本電話機にあらかじめ組み込まれてい
る音データ(アラーム3,鳥の声2)が従属するように
なっている。
【0061】図1(a)〜(d)は、電話帳検索におけ
る表示部20の表示画面の例を示す説明図である。
【0062】図1(a)(c)(d)に示すように、シ
リアル番号1、21,40の登録名(選択項目)に関す
る画面が表示されると、各画面に応じた音データが出力
されることとなる。一方、図5に示すように、また、シ
リアル番号20の登録名には、音データは従属していな
い。このため、図1(b)に示すように、シリアル番号
20の登録名に関する画面が表示されたときには、通常
の電子音(キー操作音“ピッ”)が出力される。
【0063】次に、上記のような音データの出力に特徴
付けられる、本電話機の動作について説明する。まず、
本電話機におけるモード変更処理について説明する。図
7は、この処理の流れを示すフローチャートである。
【0064】モードの変更を行う場合、ユーザーは、ま
ず、モード変更キー16を押す。これを受けて、CPU
2は、表示部20を制御して、本電話機の全モードを一
覧表示する画面を表示させる(S1)。その後、CPU
2は、後述するモード検索処理において、ユーザーの入
力指示に応じて、ユーザーの所望とするモードを検索・
確定する(S2)。次に、CPU2は、S2において確
定したモードに本電話機を設定するか否かを、再度、ユ
ーザーに確認させる(S3)。そして、確認のとれた場
合(決定キー19あるいはジョグダイヤル17の押され
た場合)に、本電話機をそのモードに変更し(S4)、
処理を終了する。
【0065】ここで、図7においてS2として示したモ
ード検索処理について説明する。図8は、この処理の流
れを示すフローチャートである。
【0066】この図に示すように、この処理では、ま
ず、CPU2が、表示部20を制御して、モードの一覧
表示された画面にカーソルを表示する(S11)。この
とき、カーソルは、あらかじめ設定された初期位置(所
定のモードを示す位置)に配置される。そして、CPU
2は、情報テーブル記憶部31に記憶されているモード
テーブル(図6参照)に基づいて、このモードに音デー
タが従属しているか否かを確認する(S12)。そし
て、音データが従属している場合、CPU2は、音声復
号化部4を制御して、スピーカー15によりその音デー
タを出力させる(S13)。
【0067】その後、CPU2は、ユーザーによる決定
指示あるいはカーソルの移動指示を待つ(S14,S1
5)。なお、決定指示は、ユーザーによって決定キー1
9が押される、あるいは、ジョグダイヤル17が筐体内
部側に押し込まれることでなされる。また、カーソルの
移動指示は、ジョグダイヤル17が回転させられる、あ
るいは、選択キー18が押されることによってなされ
る。
【0068】そして、カーソルの移動指示がなされた場
合、CPU2は、表示部20を制御して、ユーザーの移
動指示に応じてカーソルを移動させる(S16)。そし
て、S12に戻り、移動後のカーソル位置に応じたモー
ドに音データが従属しているか否かを確認する。
【0069】一方、決定指示がなされた場合、CPU2
は、そのモードに従属している音データを、再度、出力
させる(S17,S18;音データが従属していない場
合には出力せず)。そして、このモードを、その後に処
理すべきモードと認識して(S19)、処理を終了す
る。
【0070】次に、図6に示したようなモードテーブル
の編集処理、すなわち、本電話機の各モードに対する音
データの従属設定のための処理について説明する。
【0071】図9は、この処理の流れを示すフローチャ
ートである。この図に示すように、この処理では、図7
に示したモード変更処理と同様に、ユーザーは、まず、
モード変更キー16を押す。これを受けて、CPU2
は、表示部20を制御して、モードを一覧表示する画面
を表示させる(S1)。
【0072】その後、CPU2は、ユーザーの入力指示
に応じて、ユーザーの所望とするモードを、図8に示し
たモード検索処理によって検索・確定する(S2)。次
に、CPU2は、S2において確定したモードの音デー
タを編集するか否かを、ユーザーに確認させる(S
5)。
【0073】そして、ユーザーから音データを編集する
旨の入力を受けた場合(決定キー19あるいはジョグダ
イヤル17の押された場合)、CPU2は、そのモード
に対する音データを編集し(S6)、処理を終了する。
【0074】なお、音データの編集とは、既に従属して
いる音データを変更・削除する、あるいは、新たに音デ
ータを従属させることである。音データの編集では、ユ
ーザーは、本電話機の音データ記憶部34(図4参照)
に記憶されている音データを、各モードの音データとし
て従属させられる。また、マイクロフォン14を用いて
新たに吹き込んだ音を、各モードに従属する音データと
することも可能である。
【0075】次に、本電話機における電話帳テーブルの
編集処理について説明する。図10は、この処理の流れ
を示すフローチャートである。この図に示すように、こ
の処理では、CPU2は、ユーザーの指示により、図7
に示したモード変更処理を実行し、本電話機を、電話帳
テーブルの編集モードに設定する(S21)。
【0076】次に、CPU2は、表示部20を制御し
て、ユーザーに対し、電話帳テーブルに新たな登録名
(選択項目)を追加する(新規登録する)か、または、
既に登録されている登録者に関する情報(登録名や従属
データ)を変更するのか、の入力を待機する(S2
2)。なお、この入力方法としては、例えば、決定キー
19あるいはジョグダイヤル17を押した場合には新規
登録が、また、切断キー13を押した場合には登録済み
情報の変更が選択される、といったような方法を採用で
きる。
【0077】そして、新規登録するとの入力のあった場
合、CPU2は、電話帳テーブルに新たな組情報の欄を
設け(S25)、ユーザーによる新たな登録名(選択項
目)の入力を受ける(S26)。なお、登録名等、漢字
や平仮名からなる文字列の生成は、平仮名の入力キーと
して機能するテンキー11、変換キーとして機能する発
呼キー12、および、文字変換部6によって行われる。
【0078】一方、新規登録ではなく、登録済みの登録
者に関する組情報を変更する旨の指示を受けた場合、C
PU2は、後述する電話帳検索によって、ユーザーの指
定する登録者の組情報(登録者(選択項目)およびその
従属データ)を読み出す(S23)。
【0079】そして、CPU2は、ユーザーの指示に応
じて組情報を編集し(S24〜26)、処理を終了す
る。なお、S24に示した組情報の編集では、通常、登
録名(選択項目)に従属する従属データの追加・修正等
が行われる。また、登録名を変更することも可能であ
る。さらに、各登録名に従属する音データの編集も行え
る。
【0080】また、電話帳テーブルの編集において、五
十音の各行の先頭に配置される登録名が変更された場合
であって、その登録名に、ユーザーによる音データの従
属がなされなかった場合、CPU2は、その登録名に、
その行の先頭に位置する文字行の音を、音データとして
従属させるようになっている。
【0081】次に、図10においてS23として示した
電話帳検索処理について説明する。図11は、この処理
の流れを示すフローチャートである。この図に示すよう
に、この処理では、CPU2は、表示部20を制御し
て、電話帳テーブルの1つの組情報における選択項目で
ある登録名と、その従属データである電話番号とからな
る選択画面を表示する(S31;図1(a)〜(d)参
照)。なお、S31において表示される登録名は、五十
音順で最も先頭に位置するものである。
【0082】その後、CPU2は、この登録名に、音デ
ータが従属しているか否かを判断し(S32)、音デー
タが従属している場合には、その音データを出力する
(S33)。
【0083】次に、CPU2は、ユーザーによる決定指
示あるいは画面切り替え指示の入力を待つ(S34,S
35)。なお、決定指示は、ユーザーによって決定キー
19が押される、あるいは、ジョグダイヤル17が筐体
内部側に押し込まれることでなされる。また、画面切り
替えの指示は、ジョグダイヤル17が回転させられる、
あるいは、選択キー18が押されることによって入力さ
れる。また、画面切り替えは、五十音順に準じてなされ
る。すなわち、ジョグダイヤル17を1目盛り回転させ
る度、あるいは選択キー18を1回押す度に、五十音順
で1つ後(あるいは前)の登録名に関する選択画面が表
示される。
【0084】ユーザーによって画面切り替えの指示がな
された場合、CPU2は、表示部20を制御して、ユー
ザーの指示に応じて選択画面を切り替え、S32に戻っ
て、切り替え後の選択画面に応じた登録名に音データが
従属しているか否かを確認する。
【0085】一方、決定指示がなされた場合、CPU2
は、その登録名に従属している音データを、再度、出力
させる(S37,S38;音データが従属していない場
合には出力せず)。そして、この登録名に関する組情報
を、その後に処理すべき組情報と認識して(S39)、
処理を終了する。
【0086】次に、本電話機における、電話帳テーブル
を用いた発呼処理について説明する。図12は、この処
理の流れを示すフローチャートである。この図に示すよ
うに、この処理では、CPU2は、ユーザーの指示によ
り、図7に示したモード変更処理を実行し、本電話機
を、電話帳テーブルを用いた発呼モードに設定する(S
41)。
【0087】次に、CPU2は、図11に示した電話帳
検索処理によって、ユーザーの指定する登録者の組情報
(登録者(選択項目)およびその従属データ)を読み出
す(S42)。
【0088】その後、CPU2は、ユーザーによる発呼
指示あるいは終了指示の入力を待機する(S43,S4
4)。なお、このときの発呼指示は、ユーザーによって
発呼キー12が押されることでなされる。また、終了指
示は、ユーザーによって切断キー13が押されることで
なされる。
【0089】そして、ユーザーによって発呼指示が入力
された場合、CPU2は、通信制御部7を制御して、S
42において読み出された登録者(組情報)に対し、そ
の電話番号を用いての発呼を実行する(S45)。一
方、終了指示が入力された場合、CPU2は、発呼を行
わずに処理を終了する。
【0090】以上のように、本電話機のCPU2は、選
択入力方式における決定指示の受け付けの際(選択項目
に関する検索の際)、情報テーブル記憶部31に記憶さ
れている情報テーブル(モードテーブル,電話番号テー
ブル)に記載の複数の選択項目(モード,登録名)を、
表示部20に個々に示す(選択項目にカーソルを配置す
る、あるいは、選択項目に関する選択画面を表示する)
とともに、示した項目に対するユーザーの決定指示を受
け付けるようになっている。
【0091】さらに、CPU2は、各選択項目に音デー
タを従属させ、音データの従属している選択項目が示さ
れたときに、その選択項目に従属している音データに応
じた音を出力するように設定されている。すなわち、本
電話機では、検索時に、カーソルの移動や選択画面を切
り替えることによってユーザーに示す選択項目を替えた
とき、各選択項目に設定された音を出力するようになっ
ている。
【0092】これにより、ユーザーは、検索時に、示さ
れている選択項目の内容を音によって判断できる。従っ
て、表示内容を目で確認し続けることなく、手軽に検索
作業を行える。さらに、暗い場所であっても、また、目
の悪いユーザーにとっても、容易に検索を実行できる。
【0093】また、本電話機では、電話番号検索の際、
CPU2が、選択項目である登録名を五十音順で示すよ
うになっている。さらに、CPU2が、五十音表の各行
において先頭となる名称を有する登録名に、その行の先
頭に位置する文字の音に応じた音データを従属させるよ
うに設定されている。
【0094】これにより、検索の際、ユーザーは、各行
に関する検索が終了したことを知ることが容易となる。
さらに、登録名の残数や、所望とする登録名の示される
までの時間を、容易に推測できる。
【0095】また、本電話機では、CPU2によって、
ユーザーに指定された音データ(あるいは、ユーザーに
よって吹き込まれた音データ)を選択項目に従属させら
れるようになっている。これにより、ユーザーは、任意
の音データを、任意の選択項目に従属させられる。従っ
て、検索の際、特定の選択項目が示されていることを容
易に判断できる。
【0096】なお、本実施の形態では、図8に示したモ
ード検索、あるいは、図11に示した電話帳検索におい
て、音データの従属している選択項目(モード,登録
名)にカーソルが位置した(あるいは選択画面となっ
た)場合に、その音データを出力するようになってい
る。しかしながら、本電話機では、音データの従属して
いる選択項目を示した場合(その選択項目にカーソルを
配置した場合、あるいは、その選択項目に関する選択画
面を表示した場合)でも、音出力を停止するように設定
することも可能である。
【0097】図13は、このような音データの出力設定
を変更する処理の流れを示すフローチャートである。こ
の図に示すように、この処理では、まず、CPU2は、
ユーザーの指示により、図7に示したモード検索処理を
実行し、本電話機を、音設定モードに設定する(S5
1)。
【0098】次に、CPU2は、表示部20を制御し
て、本電話機における情報テーブルの全種類を一覧表示
させ、ユーザーから、音設定を行いたい組情報の含まれ
る情報テーブルの決定指示を受ける(S52)。その
後、CPU2は、決定指示に応じた情報テーブルの全組
情報を一覧表示し、音設定を行いたい組情報の決定指示
を受ける(S53)。そして、CPU2は、ユーザーの
指示に応じて、決定された組情報の音データを、出力す
るように(S55)、あるいは出力しないように設定し
(S56)、処理を終了する。これにより、ユーザー
は、音データの出力/非出力を自由に設定できる。
【0099】また、本実施の形態では、モード検索およ
び電話帳検索においてカーソルを移動した場合、あるい
は、選択画面を切り替えた場合に、新たに示される選択
項目(新たにカーソルの配置された選択項目、あるい
は、切り替え後の選択画面に応じた選択項目)に従属し
ている音データを出力するとしている。
【0100】しかしながら、本電話機を、上記の場合以
外であっても、音データを出力するように設定してもよ
い。例えば、カーソルを用いて選択される選択項目の全
て(あるいは一部)に音データを従属させられるように
設定してもよい。この場合、CPU2は、音データの従
属している選択項目にカーソルが配置されたときには、
その音データを出力することとなる。
【0101】また、本実施の形態では、図8に示したモ
ード検索処理、および、図11に示した電話帳検索処理
において、ユーザーによって決定された選択項目に関す
る音データを、再出力するようにしている(S18,S
38)。しかしながら、このような再出力は、必ずしも
実行する必要はない。
【0102】また、本実施の形態では、各選択項目に従
属させる音データとして、ユーザ自身によって生成され
た音(マイクロフォン14を用いて吹き込んだ(録音し
た)音)を設定できるとしている。この場合、ユーザー
は、本電話機における上記した複数のキーのうち、音声
入力キーとして機能するものを押しながら、マイクロフ
ォン14に音を吹き込むこととなる。また、本電話機
に、音入力キーを別途に設けるようにしてもよい。
【0103】また、本電話機を、上記のようなユーザー
による音吹き込みのできない構成としてもよい。この場
合、各選択項目には、本電話機にあらかじめ記憶されて
いる音データのみが従属されることとなる。
【0104】また、本実施の形態では、CPU2は、音
データの従属していない選択項目を示す(その選択項目
にカーソルを位置させる、あるいは、その選択項目に関
連する選択画面を表示する)ときに、通常の電子音(キ
ー操作音“ピッ”)を出力させるようになっている。し
かしながら、このようなキー操作音は、必ずしも出力す
る必要はない。
【0105】また、本実施の形態では、また、電話帳テ
ーブルの編集において、五十音表の各行において先頭と
なる登録名が変更された場合であって、その登録名に、
ユーザーによる音データの従属がなされなかった場合、
CPU2は、その登録名に、その行の先頭に位置する文
字行の音を、音データとして従属させるとしている。し
かしながら、これに限らず、選択項目(登録名)に従属
させる音データは、ユーザーに設定されたものだけであ
ってもよい。
【0106】また、本実施の形態では、モード変更の
際、本電話機の全モードを一覧表示し、設定したいモー
ドをカーソル選択方式で決定するとしている。しかしな
がら、これに限らず、モード変更の際、本電話機の一部
のモードだけを一覧表示するようにしてもよい。また、
画面選択方式によって、設定したいモードを決定するよ
うにしてもよい。同様に、カーソル選択方式によって、
電話帳データの検索(登録名の検索)を行うようにして
もよい。
【0107】また、本実施の形態では、図12を用い
て、電話帳テーブルを用いた発呼処理を示したが、この
処理において、発呼に加えてメールを送信できるように
してもよい。この場合、S44とS42との間におい
て、「メール送信するか」をユーザーに問い、メール送
信の指示を受けた場合に、S42において決定された登
録名に従属するメールアドレスを用いて、メールの編集
・送信処理(あるいは、あらかじめ作成されたメール送
信処理)を行うこととなる。
【0108】また、本実施の形態では、電話帳テーブル
に、各登録名に従属する、読み仮名およびメールアドレ
スの従属データが含まれるとしている。しかしながら、
これに限らず、電話帳テーブルに、読み仮名やメールア
ドレスを含ませる必要はない。さらに、電話帳テーブル
の他に、登録名と、それ従属するメールアドレスおよび
音データとからなる情報テーブル(アドレステーブル)
を記憶するようにしてもよい。
【0109】また、本実施の形態では、では、図11に
示した電話帳検索処理におけるS31において、表示部
20に最初に表示される登録名は、50音順で最も先頭
に位置するものであるとしている。しかしながら、これ
に限らず、最初に表示される登録名は、他のどのような
ものでもよい。例えば、最後に発呼された登録名を最初
に表示するようにしてもよい。また、ユーザーによって
あらかじめ指定されている登録名を最初に表示するよう
にしてもよい。さらに、最も頻繁に発呼する登録名を最
初に表示するように設定してもよい。
【0110】また、本実施の形態では、電話帳検索にお
ける選択画面の切り替えを、画面切り替えは、五十音順
に準じて行い、さらに、五十音表の各行において先頭と
なる名称を有する登録名に、その行の先頭に位置する文
字の音に応じた音データを従属させるとしている。しか
しながら、全ての登録名に対し、その登録名における先
頭の文字の音に応じた音データを従属させるようにして
もよい。
【0111】また、モード検索におけるカーソル位置の
切り替え、すなわち、各モードの並び順も、その名称に
関する五十音順とするようにしてもよい。この場合、各
行の先頭に位置するモードに、ユーザーによる音データ
の従属がなされなかった場合、CPU2は、そのモード
に、その行の先頭に位置する文字行の音に応じた音デー
タを従属させるようにしてもよい。このように、選択項
目には、その選択項目の名称に関する音データを従属さ
せることが好ましい。これにより、ユーザーは、出力音
から、示されている選択項目の内容を判断することが容
易となる。
【0112】また、電話帳検索における選択画面の切り
替えを、五十音順ではなく、電話帳テーブルへの登録順
やアルファベット順に準じて行うように設定してもよ
い。登録順(登録番号順)で登録名を切り替える場合、
登録番号の一桁目の数値が0となる登録名に、ユーザー
による音データの従属がなされなかったときには、CP
U2は、その登録名に、その登録番号を読んだ音を、音
データとして従属させるようにしてもよい。これによ
り、ユーザーは、区切りのよい番号まで検索の済んだこ
とを知ることが容易となる。なお、上記の登録番号は、
本電話機に対する登録順序に応じたものであってもよい
し、ユーザーによって任意に設定された番号でもよい。
【0113】また、アルファベット順で登録名を切り替
える場合、アルファベットにおける各文字(A,B,
C,…,Z)の先頭となる名称を有する登録名に、ユー
ザーによる音データの従属がなされなかったときには、
その文字の音に応じた音データを従属させるようにして
もよい。これにより、ユーザーは、各文字に関する検索
が終了したことを知ることが容易となる。
【0114】また、CPU2は、特定の文字で始まる名
称を有する選択項目に、その文字の音に応じた音データ
を従属させるように設定されていてもよい。
【0115】また、本電話機の全て(あるいは一部)の
表示画面に音データを従属させられるように設定しても
よい。この場合、CPU2は、音データの従属している
表示画面が表示されたときには、その音データを出力す
ることとなる。
【0116】さらに、本電話機における全ての表示内容
(各表示画面、および、その一部が変更された画面;カ
ーソルだけが移動した場合も、異なる表示内容と認識す
る)に音データを従属させられるように設定してもよ
い。この場合、CPU2は、音データの従属している表
示内容が表示されたときに、その音データを出力するこ
ととなる。すなわち、表示部20の表示に一部でも変更
のあった場合に、変更後の表示内容に応じた音データが
出力される。また、本電話機における一部の表示内容に
音データを従属させられるように設定してもよい。この
場合、CPU2は、音データの従属している表示内容が
表示されたときに、その音データを出力することとな
る。
【0117】従って、本発明を、情報処理機器に設けら
れた音出力装置であって、表示内容に音データを設定す
る音データ従属部と、音データの設定された表示内容が
表示されたときに、その表示内容に設定された音データ
に応じた音を出力する音出力部とを備えている音出力装
置、と表現することもできる。なお、音データ従属部に
おける表示内容の設定は、ユーザーの指示に従って、あ
るいは、あらかじめ設定された規定に従って行うことが
可能である。
【0118】また、本電話機に、装置筐体を振動させる
筐体振動装置を設けるとともに、各選択項目の従属デー
タとして、筐体振動データを設定できるようにしてもよ
い。この構成では、各選択項目が示されたとき(その選
択項目にカーソルが配置されたとき、あるいは、その選
択項目に関する選択画面が表示されたとき)に、その選
択項目に筐体振動データが従属している場合に、CPU
2が、筐体振動装置を制御して、本電話機の筐体を振動
させることとなる。また、複数種類の筐体振動形態(振
動の仕方)を設定できるようにしてもよい。この構成で
は、各選択項目に従属させる筐体振動の形態を変更でき
る。従って、ユーザーは、筐体振動の形態によって、表
示されている選択項目を判断できる。
【0119】また、音データは、本電話機のスピーカー
15を振動させて音を出力するためのものであり、振動
データの一種であるといえる。従って、本発明を、情報
処理機器に設けられ、この機器に記憶されている複数の
選択項目を個々に示すとともに、示した項目に対するユ
ーザーの決定指示を受け付ける検索装置において、各選
択項目に振動データを従属させる振動データ従属部と、
振動データの従属している選択項目が示されたときに、
その項目に従属している振動データに応じた振動を発生
させる振動発生部とを備えている検索装置、と表現する
こともできる。
【0120】また、この構成では、上記振動データは、
情報処理機器のスピーカーを振動させて音を出力するた
めの音データであり、上記振動発生部は、音データに応
じてスピーカーを振動させて音を出力するように設定さ
れていてもよい。さらに、上記振動データは、情報処理
機器の筐体を振動させるための筐体振動データであり、
上記振動発生部は、筐体振動データに応じて筐体を振動
させるように設定されていてもよい。
【0121】また、本実施の形態では、表示部20がL
CDからなるとしている。しかしながら、これに限ら
ず、表示部20を、有機EL等の他の表示装置から構成
するようにしてもよい。
【0122】また、本実施の形態では、本発明の検索装
置を備えた情報処理機器を、携帯電話機であるとしてい
る。しかしながら、本発明の検索装置は、複数の選択項
目を示してユーザーによる決定指示を受け付ける機能
(検索機能)を適用可能な他のどのような情報処理機器
においても有用である。例えば、PHS(Personal Han
dy Phone)、携帯電話機以外のモバイル装置、パーソナ
ルコンピューター,印刷装置,室内電話機(有線電話
機),券売機(自動切符販売機)等の自動販売機などに
も良好に適用できる。
【0123】以下に、本発明の検索装置を印刷装置に適
用する場合について簡単に説明する。図14は、本発明
の検索装置を備えた印刷装置の表示パネルを示す説明図
である。この図に示すように、この表示パネルには、表
示部41,キーパネル42,ジョグダイヤル43が備え
られている。
【0124】図15は、この印刷装置において印刷形式
を設定(複写モードを設定)する際の、表示部41の表
示画面を示す説明図である。この図に示すように、この
画面には、選択項目として、『ズーム』,『コピー濃
度』および『コピー濃度(手動)』の3つが表示されて
いる。そして、ジョグダイヤル43を回転させることに
よって、図示しないカーソルが、これら3つの選択項目
の上に順に配置されるように設定されている。また、こ
の印刷装置では、上記の3つの選択項目に対し、それぞ
れの項目名をの音に応じた音データ(項目名を読んだ音
に応じた音データ)が従属している。
【0125】従って、この印刷装置では、ジョグダイヤ
ル43を回転させてカーソルの位置を変えると、新たに
カーソルの配置された選択項目の名称が、図示しないス
ピーカーから出力されることとなる。
【0126】また、図16は、この印刷装置の設定を変
更する際の、表示部41の表示画面を示す説明図であ
る。この図に示すように、この画面には、選択項目とし
て、『液晶コントラスト』,『予熱モード』が表示され
る。そして、ジョグダイヤル43を回転させることによ
って、図示しないカーソルが、これらの選択項目の上に
順に配置される。また、各選択項目に対しては、それぞ
れの項目名を読んだ音に応じた音データが従属してい
る。従って、ジョグダイヤル43を回転させてカーソル
の位置を変えると、新たにカーソルの配置された選択項
目の名称が、図示しないスピーカーから出力される。
【0127】また、本実施の形態では、図7〜図13に
示した本電話機の処理を、CPU2の制御により行うと
している。しかしながら、これに限らず、これらの処理
を行うためのプログラムを記録媒体に記録し、このプロ
グラムを読み出すことのできる情報処理装置を、CPU
2に代えて用いるようにしてもよい。
【0128】この構成では、情報処理装置の演算装置
(CPUやMPU)が、記録媒体に記録されているプロ
グラムを読み出して処理を実行する。従って、このプロ
グラム自体が処理を実現するといえる。
【0129】ここで、上記の情報処理装置としては、一
般的なコンピューター(ワークステーションやパソコ
ン)の他に、コンピューターに装着される、機能拡張ボ
ードや機能拡張ユニットを用いることができる。
【0130】また、上記のプログラムとは、本電話機の
処理を実現するソフトウェアのプログラムコード(実行
形式プログラム,中間コードプログラム,ソースプログ
ラム等)のことである。このプログラムは、単体で使用
されるものでも、他のプログラム(OS等)と組み合わ
せて用いられるものでもよい。また、このプログラム
は、記録媒体から読み出された後、装置内のメモリ(R
AM等)にいったん記憶され、その後再び読み出されて
実行されるようなものでもよい。
【0131】また、プログラムを記録させる記録媒体
は、情報処理装置と容易に分離できるものでもよいし、
装置に固定(装着)されるものでもよい。さらに、外部
記憶機器として装置に接続するものでもよい。
【0132】このような記録媒体としては、ビデオテー
プやカセットテープ等の磁気テープ、フロッピー(登録
商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク、C
D−ROM,MO,MD,DVD,CD−R等の光ディ
スク(光磁気ディスク)、ICカード,光カード等のメ
モリカード、マスクROM,EPROM,EEPRO
M,フラッシュROM等の半導体メモリなどを適用でき
る。また、ネットワーク(イントラネット・インターネ
ット等)を介して情報処理装置と接続されている記録媒
体を用いてもよい。この場合、情報処理装置は、ネット
ワークを介するダウンロードによりプログラムを取得す
る。すなわち、上記のプログラムを、ネットワーク(有
線回線あるいは無線回線に接続されたもの)等の伝送媒
体(流動的にプログラムを保持する媒体)を介して取得
するようにしてもよい。なお、ダウンロードを行うため
のプログラムは、装置内(あるいは本電話機内)にあら
かじめ記憶されていることが好ましい。
【0133】また、本発明の検索方法を、情報処理機器
における選択項目の検索方法であって、この機器に記憶
されている複数の選択項目を個々に示すとともに、示し
た項目に対するユーザーの決定指示を受け付ける検索方
法において、各選択項目に音データを従属させる音デー
タ従属工程と、音データの従属している選択項目が示さ
れたときに、その選択項目に従属している音データに応
じた音を出力する音出力工程とを含む方法である、と表
現することもできる。
【0134】また、本発明の検索方法を、情報処理機器
における選択項目の検索方法であって、この機器に記憶
されている複数の選択項目を個々に示すとともに、示し
た項目に対するユーザーの決定指示を受け付ける検索方
法において、検索装置の音データ従属部によって、各選
択項目に音データを従属させる音データ従属工程と、音
データの従属している選択項目が示されたときに、検索
装置の音出力部によって、その選択項目に従属している
音データに応じた音を出力する音出力工程とを含む方法
である、とも表現できる。また、本発明の検索プログラ
ムを、上記した2つの検索方法のいずれかの音データ従
属工程と音出力工程とをコンピューターに実行させるた
めのプログラムである、と表現できる。
【0135】また、本電話機に、メール受信や電話着信
を告げるためのブザーを備えてもよい。また、本電話機
は、メール及び通話機能を備えた携帯電話機で、表示部
20は文字を表示するLCD表示機、各キーはユーザに
よる選択、決定および電話番号を入力する為のキー入力
装置、音声復号化部4は音声データを音声信号に変換す
るもので、その出力はスピーカー15によって音として
出力されるともいえる。また、音声符号化部5は音声信
号を音声データに変換するもので、ユーザーの入力音声
をデータ化するともいえる。また、音声入力キーで、ユ
ーザーは、記憶された音を選択し、音声を入力するとも
いえる。通信制御部7は、ジョグダイヤル17もしくは
押しボタン選択手段(選択キー18)により選択された
宛先に対して、メールデータを通信できる形に直し、無
線装置8,アンテナ21を通じて交換システムにデータ
伝送を行うものであるともいえる。
【0136】また、本発明の検索装置を、以下の第1〜
7検索装置として表現することもできる。すなわち、第
1検索装置は、複数の情報を記憶する記憶手段と、上記
記憶手段に記憶されている情報を読み出す読み出し手段
とを備えた検索装置において、上記読み出し手段によ
り、特定の情報が読み出される場合には、告知する告知
手段を備えた構成である。特定の情報が読み出された場
合においては、ユーザーにそのことを告知(音により通
知)することにより、いちいち目で画面を確認しなくて
も容易に知ることが可能となる。
【0137】また、第2検索装置は、相手先情報(相手
先の名称、相手先の番号)から成る情報を複数記憶する
記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている情報を読み
出する読み出し手段を備えた検索装置において、上記読
み出し手段により、特定の文字で始まる情報が読み出さ
れる場合には、告知する告知手段を備えた構成である。
特定の情報が読み出された場合においては、ユーザーに
そのことを告知(音により通知)することにより、いち
いち目で画面を確認しなくても容易に知ることが可能と
なる。
【0138】また、第3検索装置は、第1あるいは第2
検索装置において、上記記憶手段に記憶されている情報
は、五十音順に読み出されると共に、上記読み出し手段
により、上記五十音順の所定の文字(例えば、ア行、イ
行)が読み出された場合には、告知手段により告知する
構成である。ユーザーに告知するタイミングとして、五
十音の行の区切りで告知することにより、所定の領域ま
で到達したことを容易に判断することが可能となる。
【0139】また、第4検索装置は、第1あるいは第2
検索装置において、上記記憶手段に記憶されている情報
は、アルファベット順に読み出されると共に、上記読み
出し手段により、上記アルファベットの所定の文字が読
み出された場合には、告知手段により告知する構成であ
る。ユーザーに告知するタイミングとして、アルファベ
ットの文字の区切りで告知することにより、所定の領域
まで到達したことを容易に判断することが可能となる。
【0140】また、第5検索装置は、第1あるいは第2
検索装置において、上記記憶手段に記憶されている情報
は、数字の番号順に読み出されると共に、上記読み出し
手段により、上記所定の数字(1、10、20等)が読
み出された場合には、告知手段により告知する構成であ
る。ユーザーに告知するタイミングとして、所定の数字
の区切りで告知することにより、所定の領域まで到達し
たことを容易に判断することが可能となる。
【0141】また、第6検査装置は、第1〜5のいずれ
かの検索装置において、上記告知手段は、音を鳴らすこ
とにより告知する構成である。音により告知することに
より、ユーザーが画面で確認しなくても、容易に知る事
が可能となる。
【0142】また、第7検索装置は、第6検索装置にお
いて、上記告知手段は、音を情報毎に変化させる構成で
ある。情報毎に音を変化させて告知することにより、ユ
ーザーが容易に判別することが可能となる。
【0143】
【発明の効果】以上のように、本発明の検索装置(本検
索装置)は、情報処理機器に設けられ、この機器に記憶
されている複数の選択項目を個々に示すとともに、示し
た項目に対するユーザーの決定指示を受け付ける検索装
置において、各選択項目に音データを従属させる音デー
タ従属部と、音データの従属している選択項目が示され
たときに、その選択項目に従属している音データに応じ
た音を出力する音出力部とを備えている構成である。
【0144】本検索装置は、音データ従属部によって、
情報処理機器に記憶されている選択項目に音データを従
属させる。さらに、音データの従属している選択項目が
示されたとき(その選択項目にカーソルが配置されたと
き、あるいは、その選択項目に関する選択画面が表示さ
れたとき)に、音出力部によって、その選択項目に従属
している音データに応じた音を出力する(音データを再
生する)ように設定されている。
【0145】このように、本検索装置では、検索時に、
カーソルの移動や選択画面を切り替えることによってユ
ーザーに示す選択項目を替えたとき、各選択項目に設定
された音を出力するようになっている。
【0146】これにより、本検索装置では、ユーザー
は、検索時に、示されている選択項目の内容を音によっ
て判断できる。従って、表示内容を目で確認し続けるこ
となく、手軽に検索作業を行える。さらに、暗い場所で
あっても、また、目の悪いユーザーにとっても、容易に
検索を実行できる。
【0147】また、本検索装置の音データ従属部は、選
択項目に、その選択項目の名称に関する音データを従属
させることが好ましい。これにより、ユーザーは、出力
音から、示されている選択項目の内容を判断することが
容易となる。
【0148】例えば、音データ従属部は、選択項目に、
その選択項目の名称における先頭の文字の音に応じた音
データを従属させるように設定されていてもよい。この
構成では、ユーザーは、示されている選択項目の内容
を、より容易に判断(判定)できる。また、音データ従
属部は、特定の文字で始まる名称を有する選択項目に、
その文字の音に応じた音データを従属させるように設定
されていてもよい。
【0149】なお、本検索装置において選択項目の示さ
れる順序は、どのような順序でもかまわないが、選択項
目に日本語の項目が多い場合等には、その選択項目の名
称に関する五十音順で示されることが好ましい。
【0150】また、この場合、音データ従属部は、五十
音表の各行において先頭となる名称を有する選択項目
に、その行の先頭に位置する文字の音に応じた音データ
を従属させるように設定されていることが好ましい。
【0151】また、アルファベットで構成されている項
目の多い場合、選択項目は、その選択項目の名称に関す
るアルファベット順で示されることが好ましい。また、
この場合、音データ従属部は、アルファベット順におけ
る各文字の先頭となる名称を有する選択項目に、その文
字の音に応じた音データを従属させるように設定されて
いることが好ましい。
【0152】さらに、選択項目を、各選択項目に付けら
れている登録番号順で示すようにしてもよい。この登録
番号は、情報処理機器に対する登録順序に応じたもので
あってもよいし、ユーザーによって任意に設定された番
号でもよい。また、この場合、音データ従属部は、登録
番号の一桁目の数値が0となる選択項目に、その登録番
号に応じた音データを従属させるように設定されている
ことが好ましい。
【0153】上記のように、選択項目の表示順に応じて
音データを適切に設定することで、検索の際、ユーザー
は、選択項目の残数や、所望とする選択項目の示される
までの時間を、容易に推測できる。
【0154】また、音データ従属部は、ユーザーによっ
て指定された音データを選択項目に従属させるように設
定されていてもよい。この構成では、ユーザーは、任意
の音データを、任意の選択項目に従属させられる。これ
により、ユーザーは、検索の際、特定の選択項目が示さ
れていることを容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる携帯電話機におい
て電話帳検索を行う際の、表示部の表示画面の例を示す
説明図である。
【図2】上記した携帯電話機における外観構成を示す説
明図である。
【図3】図2に示した携帯電話機におけるジョグダイヤ
ルを示す説明図である。
【図4】図2に示した携帯電話機における制御構成を示
すブロック図である。
【図5】図2に示した携帯電話機に記憶されている電話
帳テーブルを示す説明図である。
【図6】図2に示した携帯電話機に記憶されているモー
ドテーブルを示す説明図である。
【図7】図2に示した携帯電話機におけるモード変更処
理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図7においてS2として示したモード検索処理
の流れを示すフローチャートである。
【図9】図2に示した携帯電話機におけるモードテーブ
ルの編集処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】図2に示した携帯電話機における電話帳テー
ブルの編集処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図10においてS23として示した電話帳検
索処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】図2に示した携帯電話機における、電話帳テ
ーブルを用いた発呼処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図13】図2に示した携帯電話機における、音データ
の出力設定を変更する処理の流れを示すフローチャート
である。
【図14】本発明の検索装置を備えた印刷装置の表示パ
ネルを示す説明図である。
【図15】図14に示した印刷装置において印刷形式を
設定する際の、表示部の表示画面を示す説明図である。
【図16】図14に示した印刷装置の設定を変更する際
の、表示部の表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
2 CPU(音データ従属部,音出力部) 3 記憶部 4 音声復号化部(音出力部) 5 音声符号化部(音データ従属部) 11 テンキー 12 発呼キー 13 切断キー 14 マイクロフォン(音データ従属部) 15 スピーカー(音出力部) 16 モード変更キー 17 ジョグダイヤル 18 選択キー 19 決定キー 20 表示部 34 音データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 公寿 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK33 KK37 PP03 PP13 PP22 PQ04 UU09 5K023 AA07 BB11 GG12 HH02 HH06 HH10 5K036 AA07 BB01 JJ02 JJ03 JJ12 JJ16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理機器に設けられ、この機器に記憶
    されている複数の選択項目を個々に示すとともに、示し
    た項目に対するユーザーの決定指示を受け付ける検索装
    置において、 各選択項目に音データを従属させる音データ従属部と、 音データの従属している選択項目が示されたときに、そ
    の選択項目に従属している音データに応じた音を出力す
    る音出力部とを備えていることを特徴とする検索装置。
  2. 【請求項2】上記音データ従属部が、選択項目に、その
    名称における先頭の文字の音に応じた音データを従属さ
    せるように設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の検索装置。
  3. 【請求項3】上記選択項目が、その名称に関する五十音
    順で示されるように設定されており、 上記音データ従属部は、五十音表の各行において先頭と
    なる名称を有する選択項目に、その行の先頭に位置する
    文字の音に応じた音データを従属させるように設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  4. 【請求項4】上記選択項目が、その名称に関するアルフ
    ァベット順で示されるように設定されており、 上記音データ従属部は、アルファベット順における各文
    字の先頭となる名称を有する選択項目に、その文字の音
    に応じた音データを従属させるように設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  5. 【請求項5】上記選択項目が、各選択項目に付けられて
    いる登録番号順で示されるように設定されており、 上記音データ従属部は、登録番号の一桁目の数値が0と
    なる選択項目に、その登録番号に応じた音データを従属
    させるように設定されていることを特徴とする請求項1
    に記載の検索装置。
  6. 【請求項6】上記音データ従属部は、ユーザーによって
    指定された音データを選択項目に従属させるように設定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の検索装
    置。
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