JP2003338786A - Cdma方式の無線基地局及び送信電力制御方法 - Google Patents

Cdma方式の無線基地局及び送信電力制御方法

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JP2003338786A
JP2003338786A JP2002144611A JP2002144611A JP2003338786A JP 2003338786 A JP2003338786 A JP 2003338786A JP 2002144611 A JP2002144611 A JP 2002144611A JP 2002144611 A JP2002144611 A JP 2002144611A JP 2003338786 A JP2003338786 A JP 2003338786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA方式の移動体通信において、基地局
における送信電力制御のための処理量の増加を防止する
とともに、移動局がハンドオーバ状態にあるか否かに関
わらず良好な通信状態を安定して維持する。 【解決手段】 移動局から受信した上り信号に含まれる
送信電力制御情報に基づいて、移動局へ送信する下り信
号の送信電力を制御するCDMA方式の無線基地局であ
って、移動局がハンドオーバ状態にあるか否かを把握す
る制御部13と、移動局から受信した上り信号の希望波
/干渉波比(受信SIR値)を取得し、所定の閾値以下
であるか否かを判断する受信SIR監視部12と、移動
局がハンドオーバ状態であり、かつ、受信SIR値が閾
値以下の場合に、送信電力制御情報に基づいた送信電力
制御を停止し、送信電力制御情報に基づいた送信電力制
御を停止した後に受信SIR値が閾値を超えた場合は、
送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を再開する送
信電力制御部14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の移
動体通信での基地局における下り信号の送信電力制御に
関し、特に、移動局がハンドオーバ状態の場合に、通信
品質を劣化させることなく下り信号の送信電力制御を行
うCDMA方式の無線基地局及び送信電力制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信における通信方式の一
つとして、符号分割多元接続(CDMA)が用いられて
いる。
【0003】CDMA方式の移動体通信においては、複
数の移動局が同一周波数の電波を使用して基地局と通信
を行うことができる。このため、移動局と基地局との距
離に関わらず一定の送信電力で電波を送受信すると、基
地局に近い移動局は使用できるが基地局から遠い移動局
は使用できないという、「遠近問題」が発生する。
【0004】遠近問題を解決するために、CDMA方式
の移動体通信では、基地局/移動局の双方において、希
望波受信電力と干渉波受信電力の比率、すなわち希望波
/干渉波比(受信SIR:Signal Interference Ratio
)を一定に保つように、相手局に対して送信電力の強
度の上げ下げを要求する。例えば移動局は、基地局から
受信した電波の強度を監視しており、受信した電波が所
定の強度よりも強ければ、基地局に送信電力を下げるよ
うに要求し、受信した電波が所定の強度よりも弱けれ
ば、基地局に送信電力を上げるように要求する。これに
より、基地局から各移動局に到達する電波の強度が概ね
一定に保たれるため、基地局からの距離にかかわらず通
信を行うことができる。換言すると、移動局は、基地局
セルの領域内で基地局に近づいたり遠ざかったりして
も、常に一定の受信品質を保つことができる。
【0005】また、移動体通信においては、隣接するセ
ルに移動した通信中の移動局が使用する基地局を、自動
的に切り換えて通信を継続させる(ハンドオーバ)必要
がある。CDMA方式の移動体通信では、ハンドオーバ
の際にスムーズに基地局の切替を行うために、隣接する
基地局に同じ周波数の電波を割り当てている。このた
め、CDMA方式の移動局は、ハンドオーバの際に、複
数の基地局と同時に電波を送受信することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8は、移動局が、基
地局Aと基地局Bとの両方に接続されているハンドオー
バ状態の一例を示している。ハンドオーバ時において
も、移動局は、基地局に対して送信電力制御を要求する
情報を上り信号Cに含めて送信する。このため、基地局
A及び基地局Bは、同じ信号(上り信号C)に含まれる
送信電力制御要求を受信することとなる。換言すると、
基地局A及び基地局Bは、移動局から送出された同一の
送信電力制御要求に基づいて、下り信号A又は下り信号
Bの送信電力をそれぞれ制御する。
【0007】図8のように、移動局と基地局Aとの距
離、及び、移動局と基地局Bとの距離がおおむね等しい
場合は、それぞれの基地局から移動局への下り信号の送
信電力がほぼ同じとなるため、各基地局が同一の送信電
力要求に基づいて送信電力を制御しても支障はない。し
かし、図9のように、移動局と基地局Aとの距離、及
び、移動局と基地局Bとの距離が異なる場合は、各基地
局が同一の送信電力制御要求に基づいて送信電力を制御
すると、良好なハンドオーバ状態とならない。
【0008】例えば、基地局Bに近づいた移動局が、下
り信号の送信電力を上げる要求を含めて上り信号Cを送
信すると、基地局Bからの下り信号Bがより一層強くな
ってしまい、良好なハンドオーバ状態とはならない。
【0009】逆に、基地局Bに近づいた移動局が、下り
信号の送信電力を下げる要求を含めて上り信号Cを送信
すると、移動局は、基地局Bとは良好な通信状態を維持
できる。しかし、基地局Aは、移動局との距離が離れて
いるにも関わらず下り信号Aの送信電力を下げるため、
移動局側において下り信号Aの受信強度が低下してしま
い、やはり良好なハンドオーバ状態とならない。さら
に、移動局が基地局Bに近づいた状態で基地局Aが下り
信号Aの送信電力を下げてしまうと、ハンドオーバ状態
が解除されてしまうことがある。
【0010】また、基地局セルの境界の位置は、干渉反
射などの影響によって変動するため、移動局が少々移動
しただけでも切り戻る(移動局が送信電力制御を要求す
る対象となる基地局がA→B→Aのように変化する)こ
とがある。この時、上記送信電力制御によってハンドオ
ーバ状態が解除されていると、ネットワークを介したハ
ンドオーバ再接続動作を再び実行しなければならず、そ
の間に通信が切断されてしまう可能性がある。
【0011】特開平9−312609号公報の「CDM
A移動通信システムにおける送信電力制御方法およびC
DMA移動通信システム」には、移動局のSIR算出
部、送信電力制御ビット決定部、送信電力ビット抽出
部、送信電力ビット選択部及び送信電力制御部を備えた
移動局と、送信電力制御ビット抽出部、送信電力制御
部、SIR算出部及び送信電力ビット決定部とを備えた
基地局とで構成されたCDMA移動通信システムが開示
されている。
【0012】このシステムは、基地局側において受信S
IRが所定の基準値以下となった場合には移動局からの
指示情報を無視し、基地局が独自の送信電力制御(送信
電力を一定に保つか、所定の値分下げるか、又は、所定
の値分上げる)を行うことによって、ハンドオーバ中に
おける通信品質の劣化の防止を計っている。
【0013】しかしながら、上記公報に開示される発明
において、基地局は、移動局がハンドオーバ状態にある
か否かを判断する手段を備えていないため、常に上記処
理を行っていた。このため、移動局がハンドオーバ状態
になく、かつ、通信が良好に行われている場合は無駄な
動作を行うことになり、基地局を制御するための処理量
が不必要に増加してしまう。また、本来ならば、送信電
力制御情報に基づいて下り信号の送信電力を下げるべき
であるのにも関わらず、独自の送信電力制御を行って送
信電力を維持又は増加させてしまうと、他の移動局に対
する下り信号へノイズを与える原因となる。
【0014】さらに、フェージングなどの影響で受信S
IRが一時的に所定の基準値以下となった場合にも上記
動作が行われてしまい、フェージングなどによる受信S
IRの低下が解消された直後に通信品質が劣化してしま
うことがある。例えば、フェージングの影響で一時的に
受信SIRが低下した場合は、次のような問題が考えら
れる。 送信電力を上げる制御を行うと、フェージングの影響
がなくなった時に送信電力が強すぎる状態となってしま
う。 送信電力を下げるや送信を停止する制御を行うと、他
の基地局との通信状態が劣化したときに通信が切断され
る可能性がある。 このように、上記公報に開示される発明では、良好な通
信状態を安定して維持できない可能性があった。
【0015】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、CDMA方式の移動体通信において、基地局に
おける送信電力制御のための処理量の増加を防止すると
ともに、移動局がハンドオーバ状態にあるか否かに関わ
らず良好な通信状態を安定して維持できるCDMA方式
の無線基地局及び送信電力制御方法を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1の態様として、移動局から受信した
上り信号に含まれる送信電力制御情報に基づいて、移動
局へ送信する下り信号の送信電力を制御するCDMA方
式の無線基地局であって、移動局がハンドオーバ状態に
あるか否かを把握する手段と、移動局から受信した上り
信号の希望波/干渉波比(受信SIR)を取得する手段
と、受信SIRが所定の閾値以下であるか否かを判断す
る手段と、移動局がハンドオーバ状態であり、かつ、受
信SIRが閾値以下の場合に、送信電力制御情報に基づ
いた送信電力制御を停止する手段と、送信電力制御情報
に基づいた送信電力制御を停止した後に受信SIRが閾
値を超えた場合は、送信電力制御情報に基づいた送信電
力制御を再開する手段とを有することを特徴とするCD
MA方式の無線基地局を提供するものである。
【0017】上記本発明の第1の態様において、送信電
力制御情報に基づいた送信電力制御を停止した場合に、
下り信号に対して所定の送信電力制御を行う手段と、送
信電力制御情報に基づいた送信電力制御を再開した場合
に、所定の送信電力制御を停止する手段とをさらに有す
ることが好ましい。これに加え、所定の送信電力制御
は、下記A、B及びCのいずれかであることが好まし
い。 A:下り信号の送信電力を、受信SIRが閾値以下とな
った時点から所定の時間以前の送信電力まで徐々に戻
す。 B:下り信号の送信電力を、所定の強度まで徐々に増加
させる。 C:下り信号の送信電力を、受信SIRが閾値以下とな
った時点での送信電力よりも所定量大きい強度まで徐々
に増加させる。
【0018】また、上記目的を達成するため、本発明
は、第2の態様として、移動局から受信した上り信号に
含まれる送信電力制御情報に基づいて、移動局へ送信す
る下り信号の送信電力を制御するCDMA方式の無線基
地局における送信電力制御方法であって、移動局がハン
ドオーバ状態にあるか否かを判断し、ハンドオーバ状態
である場合は、移動局から受信した上り信号の希望波/
干渉波比(受信SIR)を取得する工程と、受信SIR
が所定の閾値以下であるか否かを判断する工程と、受信
SIRが閾値以下である場合に送信電力制御情報に基づ
いた送信電力制御を停止する停止工程と、送信電力制御
情報に基づいた送信電力制御を停止した後に受信SIR
が閾値を超えた場合、送信電力制御情報に基づいた送信
電力制御を再開する再開工程とを、行うことを特徴とす
る送信電力制御方法を提供するものである。
【0019】上記本発明の第2の態様において、停止工
程の後段に、下り信号に対して所定の送信電力制御を行
う工程をさらに有し、再開工程の前段に、所定の送信電
力制御を停止する工程をさらに有することが好ましい。
これに加え、所定の電力制御は、下記D、E及びFのい
ずれかであることが好ましい。 D:下り信号の送信電力を、受信SIRが閾値以下とな
った時点から所定の時間以前の送信電力まで徐々に戻
す。 E:下り信号の送信電力を、所定の強度まで徐々に増加
させる。 F:下り信号の送信電力を、受信SIRが閾値以下とな
った時点での送信電力よりも所定量大きい強度まで徐々
に増加させる。
【0020】〔作用〕本発明によるCDMA方式の無線
基地局及び送信電力制御方法は、移動局がハンドオーバ
状態にある場合に受信SIRが所定の閾値以下となった
ときは、移動局からの送信電力制御情報を無視して独自
の送信電力制御を行う。これにより、移動局がハンドオ
ーバ状態にあるときに良好な通信品質を確保できる。ま
た、移動局がハンドオーバ状態にない場合は、移動局か
らの送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を行うた
め、良好な通信品質を確保できるとともに、送信電力制
御のために不必要な演算処理などを行う必要がなく、他
の移動局へ送信する下り信号に対してノイズを与えるこ
とがない。
【0021】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕本発明を好適
に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、
本実施形態によるCDMA方式の無線基地局を示す。こ
の基地局は、信号受信部11、受信SIR監視部12、
制御部13、送信電力制御部14及び信号送信部15を
有する。信号受信部11は、移動局からの上り信号を受
信して送信電力制御情報を抽出する。受信SIR監視部
12は、移動局から受信した上り信号のSIR値(受信
SIR)を算出して閾値と比較する。受信SIRが閾値
以下である場合、受信SIR監視部12は送信電力制御
部14を制御して、信号送信部15から移動局へ送信す
る下り信号の送信電力を保持し、さらに、一定時間前の
送信電力に徐々に戻す。制御部13は、受信SIR監視
部12の起動/停止を制御しており、移動局がハンドオ
ーバ状態であることを不図示の上位装置から通知されて
いる場合のみ、受信SIR監視部12を作動させる。な
お、不図示の上位装置は、各無線基地局での受信レベル
を比較することで、移動局がハンドオーバ状態にあるか
否かを検出している。送信電力制御部14は、常態では
信号受信部11が上り信号から抽出した送信電力制御情
報に基づいて下り送信電力を決定するが、受信SIR監
視部12からの指示がある場合は、その指示を優先し、
指示に従って送信電力を制御する。信号送信部15は、
基地局から移動局へ送信する下り信号を送信する。
【0022】本実施形態による基地局が、移動局がハン
ドオーバ状態に移行したことを上位装置から通知された
場合の動作例について、図2を用いて説明する。移動局
がハンドオーバ状態に移行したことを上位装置から通知
されると、制御部13は受信SIR監視部12を起動
し、受信SIRの監視を開始する(ステップS10
1)。受信SIR監視部12は、受信SIRが閾値以下
であるか否かを判断する(ステップS102)。
【0023】受信SIRが閾値以下である場合(ステッ
プS102/Yes)、受信SIR監視部12は送信電
力制御部14に指示を送り、信号受信部11によって上
り信号から抽出された送信電力制御情報に基づいた電力
制御を停止させる。なお、送信電力制御部14が既に送
信電力制御情報に基づいた電力制御を停止している場合
は、その状態を継続させる。これによって、信号送信部
15から移動局へ送信する下り信号の送信電力は、受信
SIRが閾値以下となる直前のレベルに保持される(ス
テップS103)。さらに、受信SIR監視部12は、
送信電力制御部14へ指示を送り、下り信号の送信電力
を一定時間前の状態に徐々に戻す(ステップS10
4)。これによって、下り信号は、受信SIRが閾値以
下となった時点から一定期間前の送信電力にて信号送信
部15から移動局へ送信される。なお、後述するよう
に、受信SIR監視部12は、移動局がハンドオーバ状
態である間は常に受信SIRと閾値との比較を行ってい
るため、受信SIRが閾値以下となった時点から一定期
間前の時点における送信電力での受信SIRは、閾値以
上の値となる。
【0024】ここで、送信電力を「徐々に」戻す必要性
について説明する。CDMA方式の移動体通信におい
て、移動局は複数の基地局からの下り信号を合成してお
り、移動局側でも受信SIRを一定に保つように制御が
行われている。このため、ステップS104において、
送信電力強度を一定時間前の状態に急激に戻してしまう
と、過大な送信電力で送信された下り信号Aが移動局に
入力され、通信品質が劣化してしまうことがあり得る。
よって、ステップS104においては、送信電力強度を
「徐々に」戻す必要がある。なお、徐々に一定時間前の
状態に戻す方法としては、例えば、図3(a)〜(d)
に示すような戻し方が考えられるが、下り信号の送信電
力が急激に変化しなければ、どのような戻し方をしても
良い。
【0025】受信SIRが閾値を超える場合(ステップ
S102/No)、受信SIR監視部12は、送信電力
制御部14へ指示を出し、送信電力制御情報に基づいた
電力制御を開始させる。なお、送信電力制御部14が、
既に送信電力制御情報に基づいた電力制御を行っている
場合は、その状態を継続させる。これによって、下り信
号は、送信電力制御情報に基づいた送信電力にて信号送
信部15から移動局へ送信される(ステップS10
7)。
【0026】ステップS104又はステップS107に
おいて送信電力制御を行った後、移動局がハンドオーバ
状態であることが引き続き上位装置から通知されている
場合は(ステップS105/Yes)、ステップS10
2に進み上記同様の処理を繰り替えす。一方、移動局が
ハンドオーバ状態であることを示す上位装置からの通知
がなくなった場合(ステップS105/No)、制御部
13は、受信SIR監視部12を停止させ、送信電力制
御部14を常態に復帰させる(ステップS106)。こ
れによって、上位装置からの通知がなくなった時点にお
いて、送信電力制御情報に基づいた電力制御を行ってい
なかった場合は、送信電力制御情報に基づいた送信電力
制御が開始される。
【0027】なお、ステップS104において、下り信
号の送信電力を徐々に戻している途中で受信SIRが安
定した場合は、その段階で送信電力制御情報に基づいた
送信電力制御を行うようにしてもよい。
【0028】このように、本実施形態による基地局は、
移動局がハンドオーバ状態である場合のみ、上り信号に
含まれる送信電力制御情報とは異なる電力制御を行うこ
とができる。これにより、基地局間を移動する移動局が
ハンドオーバ状態に移行した場合においても、受信品質
を維持できる。
【0029】ここで、ハンドオーバ状態の移動局と一方
の基地局との間の通信品質が、障害物などのために劣化
した状態において、移動局が移動したことによって、通
信品質を劣化させる障害物が移動局と他方の基地局との
間に移った場合を考える。図4に示すように、基地局B
と移動局との間に障害物が存在するものとする。(a)
に示す状態から移動局が基地局B側に移動すると、移動
局は基地局Bに対して送信電力を下げるように送信電力
制御情報を送信し始める。(b)に示すように、基地局
Bは、送信電力制御情報に応じて、移動局が近づくにつ
れて下り信号Bの送信電力を低下させていく。この時、
移動局からの送信電力制御情報を共有する基地局Aも送
信電力を低下させるが、受信SIRが所定の閾値以下と
なった時点で移動局からの送信電力制御情報に基づいた
送信電力制御を停止し、下り信号Aの送信電力を一定時
間前の強度まで徐々に上げていく。これによって、ハン
ドオーバ状態が維持される。
【0030】移動局がさらに基地局B側に移動して
(c)に示す状態になると、移動局と基地局Bとの間に
障害物が位置するため、移動局と基地局Bとの間で通信
品質が劣化する。この場合、従来技術のようにハンドオ
ーバ状態が解除されてしまっていると、通信が不安定に
なったり切断されてしまうことがある。しかし、本実施
形態では、基地局Aが上記電力制御を行うことでハンド
オーバ状態が維持されているため、通信の安定を保つこ
とが可能となる。
【0031】また、移動局がハンドオーバ状態にない場
合、基地局は移動局からの送信電力制御情報に基づいて
送信電力を制御するため、移動局がハンドオーバ状態に
ない場合にも良好な通信を維持することが可能である。
【0032】〔第2の実施形態〕本発明を好適に実施し
た第2の実施形態について説明する。本実施形態による
CDMA方式の無線基地局は、図1に示した第1の実施
形態による無線基地局と同様であり、信号受信部11、
受信SIR監視部12、制御部13、送信電力制御部1
4及び信号送信部15を有する。ただし、本実施形態に
おいて受信SIR監視部12は、移動局から受信した上
り信号のSIR値(受信SIR)を算出して閾値と比較
する。また、受信SIRが閾値以下である場合、送信電
力制御部14を制御して、信号送信部15から移動局へ
送信する下り信号の送信電力を保持し、さらに所定の送
信電力まで徐々に上げる。
【0033】本実施形態による基地局が、移動局がハン
ドオーバ状態に移行したことを上位装置から通知された
場合の動作例について、図5を用いて説明する。ステッ
プS201〜S203、S205〜S207は、第1の
実施形態の動作例のステップS101〜S103、S1
05〜S107の動作と同様である。
【0034】ステップS203で移動局からの送信電力
制御情報に基づく電力制御を停止したのち、受信SIR
監視部12はさらに送信電力制御部14へ指示を送り、
下り信号の送信電力を所定の強度まで徐々に上げる(ス
テップS204)。これによって、下り信号は、所定の
送信電力にて信号送信部15から移動局へ送信される。
なお、送信電力を「徐々に」上げる必要性については、
第1の実施形態と同様である。
【0035】なお、ステップS204において、下り信
号の送信電力を徐々に上げている途中で受信SIRが安
定した場合は、その段階で送信電力制御情報に基づいた
送信電力制御を行うようにしてもよい。
【0036】本実施形態による基地局は、移動局がハン
ドオーバ状態であるときに受信SIRが所定の閾値以下
となった場合は移動局からの送信電力制御情報を無視
し、下り信号の送信電力が所定の強度となるように送信
電力制御を行う。このため、移動局がハンドオーバ状態
にある場合に良好な通信品質を確保できる。また、移動
局がハンドオーバ状態ではない場合は、移動局からの送
信電力制御信号に基づいて送信電力を制御するため、良
好な通信品質を確保できる。すなわち、本実施形態によ
る基地局は、移動局がハンドオーバ状態にあるか否かに
関わらず良好な通信品質を維持することができる。
【0037】〔第3の実施形態〕本発明を好適に実施し
た第3の実施形態について説明する。本実施形態による
CDMA方式の無線基地局は、図1に示した第1の実施
形態による無線基地局と同様であり、信号受信部11、
受信SIR監視部12、制御部13、送信電力制御部1
4及び信号送信部15を有する。ただし、本実施形態に
おいて、受信SIR監視部12は、移動局から受信した
上り信号のSIR値(受信SIR)を算出して閾値と比
較し、受信SIRが閾値以下である場合は送信電力制御
部14を制御して、信号送出部15から移動局へ送信す
る下り信号の送信電力を保持し、さらに、所定量分だけ
増加させる。
【0038】本実施形態による基地局が、移動局がハン
ドオーバ状態に移行したことを上位装置から通知された
場合の動作例について、図6を用いて説明する。ステッ
プS301〜S303、S305〜S307は、第1の
実施形態の動作例のステップS101〜S103、S1
05〜S107の動作と同様である。
【0039】ステップS303で移動局からの送信電力
制御情報に基づく電力制御を停止したのち、受信SIR
監視部12はさらに送信電力制御部14に指示を送り、
下り信号の送信電力を所定量だけ徐々に増加させる(ス
テップS304)。これによって、下り信号は、受信S
IRが閾値以下となった時点での送信電力よりも所定量
分だけ大きい送信電力にて信号送信部15から移動局へ
送信される。なお、送信電力を「徐々に」上げる必要性
については、第1の実施形態と同様である。
【0040】なお、ステップS304において、下り信
号の送信電力を徐々に上げている途中で受信SIRが安
定した場合は、その段階で送信電力制御情報に基づいた
送信電力制御を行うようにしてもよい。
【0041】本実施形態による基地局は、移動局がハン
ドオーバ状態であるときに受信SIRが所定の閾値以下
となった場合は移動局からの送信電力制御情報を無視
し、下り信号の送信電力を所定量だけ増加させる電力制
御を行う。このため、移動局がハンドオーバ状態にある
場合に良好な通信品質を確保できる。また、移動局がハ
ンドオーバ状態ではない場合は、移動局からの送信電力
制御信号に基づいて送信電力を制御するため、良好な通
信品質を確保できる。すなわち、本実施形態による基地
局は、移動局がハンドオーバ状態にあるか否かに関わら
ず良好な通信品質を維持することができる。
【0042】〔第4の実施形態〕本発明を好適に実施し
た第4の実施形態について説明する。本実施形態による
CDMA方式の無線基地局は、図1に示した第1の実施
形態による無線基地局と同様であり、信号受信部11、
受信SIR監視部12、制御部13、送信電力制御部1
4及び信号送信部15を有する。ただし、本実施形態に
おいて受信SIR監視部12は、移動局から受信した上
り信号のSIR値(受信SIR)を算出して閾値と比較
し、受信SIRが閾値以下である場合は送信電力制御部
14を制御して、信号送信部15から移動局へ送信する
下り信号の送信電力を保持する。
【0043】図7に、本実施形態による基地局が、移動
局がハンドオーバ状態に移行したことを上位装置から通
知された場合の動作例を示す。本実施形態による無線基
地局のステップS401〜406の動作は、第1の実施
形態による基地局の動作のステップS101〜S10
3、S105〜S107の動作と同様である。
【0044】本実施形態において、移動局がハンドオー
バ状態にある場合、基地局は、受信SIRが所定の閾値
以下となった時点で移動局からの送信電力制御情報に基
づいた電力制御を停止し、受信SIRが閾値以下となる
直前の送信電力で下り信号を送信する。これにより、移
動局がハンドオーバ状態にある場合に良好な通信品質を
確保できる。また、移動局がハンドオーバ状態にない場
合は、移動局からの送信電力情報に基づいて送信電力を
制御するため、良好な通信品質を確保できる。すなわ
ち、本実施形態による無線基地局は、移動局がハンドオ
ーバ状態にあるか否かに関わらず良好な通信品質を維持
することができる。
【0045】なお、上記各実施形態は本発明の好適な実
施の一例であり、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。例えば、受信SIRが閾値以下となった場合に送
信電力制御情報に基づく送信電力制御を停止し、その後
所定の期間内に受信SIRが閾値を超えなかった場合
に、独自の送信電力制御(一定期間前の送信電力に戻
す、送信電力を所定量増加させるなど。)を行うように
してもよい。このように、本発明は様々な変形が可能で
ある。
【0046】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、CDMA方式の移動体通信において、基
地局における送信電力制御のための処理量の増加を防止
するとともに、移動局がハンドオーバ状態にあるか否か
に関わらず良好な通信状態を安定して維持できるCDM
A方式の無線基地局及び送信電力制御方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCDMA方式の無線基地局の構成
例を示す図である。
【図2】本発明を好適に実施した第1の実施形態による
CDMA方式の無線基地局の動作の一例を示す図であ
る。
【図3】下り信号の送信電力を一定時間前の状態に戻す
方法の一例を示す図である。
【図4】ハンドオーバ状態の移動局と一方の基地局との
間に障害物などが介在する場合を示す図である。
【図5】本発明を好適に実施した第2の実施形態による
CDMA方式の無線基地局の動作の一例を示す図であ
る。
【図6】本発明を好適に実施した第3の実施形態による
CDMA方式の無線基地局の動作の一例を示す図であ
る。
【図7】本発明を好適に実施した第4の実施形態による
CDMA方式の無線基地局の動作の一例を示す図であ
る。
【図8】従来技術によるCDMA方式の無線基地局を適
用した移動体通信網において、移動局が良好なハンドオ
ーバ状態にある場合を示す図である。
【図9】従来技術によるCDMA方式の無線基地局を適
用した移動体通信網において、移動局が良好なハンドオ
ーバ状態にない場合を示す図である。
【符号の説明】
11 信号受信部 12 受信SIR監視部 13 制御部 14 送信電力制御部 15 信号送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE12 EE21 EE31 5K067 AA13 AA23 BB02 CC10 DD45 DD48 EE02 EE10 EE24 GG08 GG11 JJ39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局から受信した上り信号に含まれる
    送信電力制御情報に基づいて、前記移動局へ送信する下
    り信号の送信電力を制御するCDMA方式の無線基地局
    であって、 移動局がハンドオーバ状態にあるか否かを把握する手段
    と、 前記移動局から受信した上り信号の希望波/干渉波比
    (受信SIR)を取得する手段と、 前記受信SIRが所定の閾値以下であるか否かを判断す
    る手段と、 前記移動局がハンドオーバ状態であり、かつ、前記受信
    SIRが前記閾値以下の場合に、前記送信電力制御情報
    に基づいた送信電力制御を停止する手段と、 前記送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を停止し
    た後に前記受信SIRが前記閾値を超えた場合は、前記
    送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を再開する手
    段とを有することを特徴とするCDMA方式の無線基地
    局。
  2. 【請求項2】 前記送信電力制御情報に基づいた送信電
    力制御を停止した場合に、前記下り信号に対して所定の
    送信電力制御を行う手段と、 前記送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を再開し
    た場合に、前記所定の送信電力制御を停止する手段とを
    さらに有することを特徴とする請求項1記載のCDMA
    方式の無線基地局。
  3. 【請求項3】 前記所定の送信電力制御は、前記下り信
    号の送信電力を、前記受信SIRが前記閾値以下となっ
    た時点から所定の時間以前の送信電力まで徐々に戻す制
    御であることを特徴とする請求項2記載のCDMA方式
    の無線基地局。
  4. 【請求項4】 前記所定の送信電力制御は、前記下り信
    号の送信電力を、所定の強度まで徐々に増加させる制御
    であることを特徴とする請求項2記載のCDMA方式の
    無線基地局。
  5. 【請求項5】 前記所定の送信電力制御は、前記下り信
    号の送信電力を、前記受信SIRが前記閾値以下となっ
    た時点での送信電力よりも所定量大きい強度まで徐々に
    増加させる制御であることを特徴とする請求項2記載の
    CDMA方式の無線基地局。
  6. 【請求項6】 移動局から受信した上り信号に含まれる
    送信電力制御情報に基づいて、前記移動局へ送信する下
    り信号の送信電力を制御するCDMA方式の無線基地局
    における送信電力制御方法であって、 移動局がハンドオーバ状態にあるか否かを判断し、ハン
    ドオーバ状態である場合は、 前記移動局から受信した上り信号の希望波/干渉波比
    (受信SIR)を取得する工程と、 前記受信SIRが所定の閾値以下であるか否かを判断す
    る工程と、 前記受信SIRが前記閾値以下である場合に前記送信電
    力制御情報に基づいた送信電力制御を停止する停止工程
    と、 前記送信電力制御情報に基づいた送信電力制御を停止し
    た後に前記受信SIRが前記閾値を超えた場合、前記送
    信電力制御情報に基づいた送信電力制御を再開する再開
    工程とを、行うことを特徴とする送信電力制御方法。
  7. 【請求項7】 前記停止工程の後段に、前記下り信号に
    対して所定の送信電力制御を行う工程をさらに有し、 前記再開工程の前段に、前記所定の送信電力制御を停止
    する工程をさらに有することを特徴とする請求項6記載
    の送信電力制御方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の送信電力制御は、前記下り信
    号の送信電力を、前記受信SIRが前記閾値以下となっ
    た時点から所定の時間以前の送信電力まで徐々に戻す制
    御であることを特徴とする請求項7記載の送信電力制御
    方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の送信電力制御は、前記下り信
    号の送信電力強度を、所定の強度まで徐々に増加させる
    制御であることを特徴とする請求項7記載の送信電力制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記所定の送信電力制御は、前記下り
    信号の送信電力を、前記受信SIRが前記閾値以下とな
    った時点での送信電力よりも所定量大きい強度まで徐々
    に増加させる制御であることを特徴とする請求項7記載
    の送信電力制御方法。
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