JP2003338639A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003338639A
JP2003338639A JP2002145671A JP2002145671A JP2003338639A JP 2003338639 A JP2003338639 A JP 2003338639A JP 2002145671 A JP2002145671 A JP 2002145671A JP 2002145671 A JP2002145671 A JP 2002145671A JP 2003338639 A JP2003338639 A JP 2003338639A
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JP
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lead frame
light
display
display device
sealing resin
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Application number
JP2002145671A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Tsuji
和義 辻
Yutaka Tatsumi
豊 巽
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレーム背面側への光の漏れをなくす
と同時に、表示装置正面からの出射光の光度を高くす
る。 【解決手段】 底面に小孔12が形成された凹部11を有す
る表示ケース1に、小孔12に対応して発光素子2が実装さ
れたリードフレーム3を背面側から装着し、このリード
フレーム3の背面に反射部材4を取り付け、表示ケース内
を透光性の封止樹脂5で封止する。そして小孔12からリ
ードフレーム3の背面側へ漏れる光を反射部材4で正面側
へ反射させる。ここで、表示装置内の温度分布を均一に
して光度ムラをなくす観点から、反射部材4の背面に突
部43を設けるのが好ましい。また装置の放熱性を向上さ
せるには、この突部43を封止樹脂5から突出するように
設けるのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、よ
り詳細には発光ダイオード(以下、「LED」と記すこ
とがある)素子を用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LED素子を用いた従来の表示装置の斜
視図を図6に、そして図6のA−A線断面図を図7にそ
れぞれ示す。従来の表示装置では、不透光性のプラスチ
ックからなる表示ケース1の表示面に、所望表示パター
ンのセグメントとなる複数の凹部11が形成され、これ
らの凹部11の底面にはLED素子2を係入するための
小孔12が形成されている。そして、小孔12に対応し
てLED素子2が実装されたリードフレーム3が、表示
ケース1の背面側から装着され、表示ケース内は透光性
の封止樹脂5で封止されている。
【0003】このような表示装置において、凹部底面に
形成される小孔12はLED素子2よりも多少大きいた
め、LED素子2からの発光がLED素子2と小孔12
との間隙及びリードフレーム間の間隙を通ってリードフ
レーム3の背面側に漏れていた。このためリードフレー
ム背面側に漏れた光が隣接するセグメントに入り込み、
不点灯であるべきセグメントがあたかも点灯しているよ
うに見える不具合が生じていた。また、リードフレーム
背面側に漏れた光が表示装置の周縁から外部に出射し、
表示装置周縁を無用に明るくすることがあった。そこ
で、本出願人は特開昭62−208258号公報におい
て、リードフレームの背面に吸光材を密着固定し、リー
ドフレームの背面側に漏れる光を吸光材で吸収させて、
隣接セグメントや装置周縁への光漏れを防止することを
提案した。
【0004】確かに、この提案技術によればリードフレ
ームの背面側への光漏れは効果的に防止できるものの、
装置正面からの出射光の光度については高くならなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、リードフレーム背面側への光の漏れをなくす
と同時に、装置正面からの出射光の光度を高くすること
にある。
【0006】また本発明の他の目的は、表示装置内の温
度分布を均一にして光度ムラをなくし、さらには表示装
置の放熱性を向上させてLEDの発光効率の低下を抑え
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置では、
底面に小孔が形成された凹部を有する表示ケースに、前
記小孔に対応して発光素子が実装されたリードフレーム
を背面側から装着するとともに、このリードフレームの
背面に反射部材を取り付け、前記表示ケース内を透光性
の封止樹脂で封止し、前記小孔からリードフレームの背
面側へ漏れる光を前記反射部材で正面側へ反射させる構
成とした。
【0008】ここで表示装置内の温度分布を均一にして
光度ムラをなくす観点から、反射部材の背面に突部を設
けるのが好ましい。また装置の放熱性を向上させるに
は、この突部を封止樹脂から突出するように設けるのが
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の表示
装置について詳述する。図1に、本発明の表示装置の一
例を示す断面図を示す。不透明プラスチックからなる表
示ケース1の表面には、周知デジタルパターンのセグメ
ントを構成する複数の凹部11が形成され、これらの凹
部11の底面にはLED素子2を係入するための小孔1
2が形成されている。そして、LED素子2が実装され
たリードフレーム3が、表示ケース1の背面側から、対
応する小孔12に各LED素子2が係入するように装着
されている。また本発明の表示装置ではさらにリードフ
レーム3の背面に反射部材4が取り付けられている。そ
して、凹部11を含む表示ケース内は透光性の封止樹脂
5で封止されている。
【0010】このような構造の表示装置では、LED素
子2から放射された光のうち正面側に放射された光は、
直接又は凹部11の側壁で反射して封止樹脂5の表面か
ら外部へ出射する。一方、背面側に放射された光の一部
は、LED素子2と小孔12との間隙及びリードフレー
ム間の間隙を通ってリードフレーム3の背面側に進む
が、リードフレーム3の背面に取り付けられた反射部材
4によって表示装置の正面側に反射される。この結果、
従来はリードフレーム間の間隙から漏れていた光が正面
側から出射し、従来に比べて光度が高くなる。
【0011】本発明者等が行った実験によれば、図1の
構成の表示装置では、隣接するセグメントへの光漏れは
その約80%を防止でき、装置背面への光漏れは完全に
防止できた。また正面側から出射される光の光度は、反
射部材を取り付けていない表示装置に比べて約20%高
くなった。
【0012】ここで、使用する反射部材としては光を反
射するものであれば特に限定はなく、例えばアルミニウ
ムなどの金属板や白色の染料や顔料を含有させたプラス
チック板などが例示される。後述するように反射部材に
放熱性を持たせる場合には、熱伝導率の高い部材が望ま
しい。また、反射部材全体が反射材から形成されている
必要はなく、少なくともリードフレーム側の表面が光反
射性を備えていればよい。例えば反射部材のリードフレ
ーム側表面に反射膜を設ける、あるいは白色に塗装すれ
ばよい。この場合、反射部材の背面側の色に特に限定は
ないが、光漏れを完全に防止する観点からは、光を吸収
する黒色とすることが推奨される。
【0013】反射部材の形状については、リードフレー
ム間の背面側を封鎖するような形状であれば特に限定は
ないが、後述するように反射部材は、表示ケース内に充
填した液状の封止樹脂に沈める形で取り付けられるの
で、液状の封止樹脂中に円滑に沈むように反射部材の一
部に開口や切り欠きが形成されているものが好ましい。
図2にその一例を示す。同図(a)は、板状態の反射部
材4に複数の貫通孔41を設け、液状の封止樹脂中に沈
みやすくしたものである。同図(b)はリードフレーム
間の背面側の部分以外に切り欠き42を設けたものであ
る。もちろん反射部材の形状はこれらに限定されるもの
ではなく、例えばリードフレーム間の背面側にのみフィ
ルム状の反射部材を貼着する構成であっても構わない。
【0014】ところで、LED素子の発光光度は温度が
高くなるほど低くなることが知られている。このため表
示装置内に温度分布があると発光ムラが生じる。そこで
このような不具合を防止する観点から、前述の反射部材
の背面に突部を設けて封止樹脂と反射部材との接触面積
を大きくし、装置内の温度分布を均一にすることが推奨
される。図3に、背面に突部を設けた反射部材の一例を
示す。同図(a)は、板状の反射部材4の背面に複数のフ
ィン状の突部43aを設けたものである。また同図
(b)は、円柱状の突部43bを反射部材4の背面に設
けたものである。
【0015】さらに一歩進んで、表示装置の放熱性を高
める観点から、図4に示すように、前記突部43を封止
樹脂5の表面から突出させるのが望ましい。このような
構成によれば、LED素子2での発熱がリードフレーム
3から反射部材4へと伝導し、そして反射部材4の突部
43から外気へ放散されるので、従来に比べて放熱性が
格段に向上する。なお、封止樹脂5の表面から突出した
突部43が、表示装置を基板等に実装する際の妨げとな
らないように、突部43は表示ケース1の背面から突出
しないようにするのが望ましい。
【0016】次に、本発明の表示装置の製造工程の一例
を図5に示す。まず、表示ケース1を裏返しにして表示
面にテープTを貼着する(同図(a))。次に、エポキ
シ樹脂などの液状の封止樹脂5を表示ケース内に注入す
る(同図(b))。そして、LED素子2が実装された
リードフレーム3を表示ケース1の背面側から封止樹脂
5中に沈め、各LED素子2を小孔12に係入させる
(同図(c))。次に、表示ケース1の背面側から反射
部材4を封止樹脂5中に沈め、リードフレーム3の背面
に密着させる(同図(d))。そして、所定の温度に加
熱し封止樹脂を硬化させた後(同図(e))、表示ケー
ス1からテープTを剥がして本発明の表示装置とする
(同図(f))。
【0017】本発明の表示装置は、自動販売機やパチン
コ機の表示部など従来公知の表示部に用いることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の表示装置では、リードフレーム
の背面に反射部材を取り付け、リードフレームの背面側
へ漏れる光を反射部材で正面側へ反射させるようにした
ので、リードフレーム背面側への光の漏れをなくすと同
時に、装置正面からの出射光の光度を高くできる。
【0019】また反射部材の背面に突部を設けると、表
示装置内の温度分布を均一でき光度ムラをなくすことが
できる。さらに、この突部を封止樹脂から突出させる
と、表示装置の放熱性を向上させることができ、LED
の発光効率の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示装置の一例を示す側断面図であ
る。
【図2】 本発明で使用する反射部材の一例を示す平面
図である。
【図3】 背面に突部を備えた反射部材の一例を示す図
である。
【図4】 本発明の表示装置の他の例を示す側断面図で
ある。
【図5】 本発明の表示装置の製造工程例を示す図であ
る。
【図6】 従来の表示装置を示す斜視図である。
【図7】 図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 表示ケース 2 LED素子 3 リードフレーム 4 反射部材 5 封止樹脂 11 凹部 12 小孔 43,43a,43b 突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に小孔が形成された凹部を有する表
    示ケースに、前記小孔に対応して発光素子が実装された
    リードフレームを背面側から装着するとともに、このリ
    ードフレームの背面に反射部材を取り付け、前記表示ケ
    ース内を透光性の封止樹脂で封止し、前記小孔からリー
    ドフレームの背面側へ漏れる光を前記反射部材で正面側
    へ反射させることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射部材の背面に突部が設けられて
    いる請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記突部が前記封止樹脂から突出してい
    る請求項2記載の表示装置。
JP2002145671A 2002-05-21 2002-05-21 表示装置 Pending JP2003338639A (ja)

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Cited By (4)

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