JP2003336866A - 冷却装置及び該装置を使用したプロセス冷却用排水の回収方法 - Google Patents

冷却装置及び該装置を使用したプロセス冷却用排水の回収方法

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JP2003336866A
JP2003336866A JP2002144770A JP2002144770A JP2003336866A JP 2003336866 A JP2003336866 A JP 2003336866A JP 2002144770 A JP2002144770 A JP 2002144770A JP 2002144770 A JP2002144770 A JP 2002144770A JP 2003336866 A JP2003336866 A JP 2003336866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品工業、化学工業を含め様々な冷却用途に
使用されている工業プロセス用冷却装置から排出される
冷却用排水の再利用に関し、特に外気湿球温度より高い
温度を持つ冷却用排水の回収を目的とし、そのため、冷
却塔と、冷却塔より得られた冷却水を冷熱源とする凝縮
器を持つ冷凍式チラーとによる冷却を行なうようにし
て、外気温度の低い時は前記冷凍式チラーの運転を自動
的に停止させる省エネ効果の高い冷却装置と、該装置を
利用した冷却用排水の回収方法を提供する。 【構成】 本発明の冷却装置は、開放型冷却塔10aと
生成された冷却水を冷熱源とする熱交換器15と、冷却
水により冷却される凝縮器16と容量制御型の容積圧縮
機17と蒸発器18等よりなる冷凍式チラー20と、冷
水タンク21と、循環路23とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品工業、飲料工
業を含め様々な冷却用途に使用されている工業プロセス
用冷却装置から排出される冷却用排水の再利用に関し、
外気湿球温度より3〜5℃以上高い冷却用排水を対象と
する冷却装置と該装置を利用した冷却用排水の回収・冷
却・再循環を可能とする回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工業プロセスより排出された冷却用排水
の冷却装置に対しては従来より多数の提案がされてい
る。それらの提案について見るに、殆どの提案が、その
調整温度を18〜29℃や14〜30℃や15〜20℃
に限定され、それらが対象とする工業プロセスの冷却水
に対する用途は以下のようなものがある。 a、精密機器などの生産ラインや研究施設での空調室温
に近い安定した冷却水 b、クリーンルームの空気調和に用いる冷却水、精密加
工機やCVDも冷却水 14〜30℃の中低温域に調整された冷却水 c、18〜29℃の中低温域に調整された冷却水(特開
2001−108394公報に開示) d、工作機械用伝熱媒体の冷却装置に使用する冷却水
【0003】下記に前記c項記載の提案について図面を
参照してその概略を説明する。本提案は特開2001−
108394公報に開示されたもので、その目的とする
ところは、冷却すべき機器から排出された被冷却流体で
ある冷却用排水を冷却したのち、冷却すべき機器に還流
させる冷却装置に関し、詳しくは冷却装置の冷却塔にお
いて生ずる冷却用排水の加熱を防止した冷却装置に関す
るもので、上記冷却装置は、図5に見るように、伝熱パ
イプ52とファン53を有する冷却塔51と、チラー5
0と、冷却すべき機器60から排出された冷却用排水を
冷却塔51からチラー50の順に機器60に還流させる
冷却塔51を通過する管路と、該管路より冷却塔51を
除くバイパス管路54と、冷却塔51を通過する管路と
の切り替え手段を形成するバルブ55a、55bとを敷
設した冷却装置であって、冷却塔51の入り口温度が出
口温度より低いときは、冷却塔51を通過する管路をバ
ルブ55aを介して閉としバルブ55bを介してバイパ
ス管路54を開としてチラー50のみで運転し、この切
り替え時の冷却塔の入り口温度から外気乾球温度(開放
型)または湿球温度(密閉型)を減じた値を記憶してお
き、チラーのみを運転していて、冷却塔入り口温度から
外気乾球温度または湿球温度を減じた値が切り替え時よ
りも大きくなったときは、冷却塔を通過する管路を開と
してバイパス管路を閉とする制御をして冷却塔51とチ
ラー50を運転して冷却するようにして、効率良く冷却
塔を運転し省エネルギで冷却するようにしたものであ
る。
【0004】上記提案に見るように、工業プロセスであ
る機器60より排出された冷却用排水の冷却装置は、伝
熱パイプ52とファン53を有する冷却塔51と、チラ
ー50とより構成し、機器60から排出された前記冷却
用排水を冷却塔51からチラー50の順に送り機器60
へ戻し所定の冷却を行なう構成とし、外気温度が高く冷
却塔入り口温度が出口温度より低い間は、冷却用排水の
外気による加熱を避けるため、冷却塔51を短絡してチ
ラー50のみの運転を行なうようにしている。そして、
外気温度が低くなったときは、冷却塔51による冷却と
チラー50の運転による冷却をする構成にしてある。則
ち、外気温度が高い夏期は冷却塔による冷却を停止しチ
ラーのみの運転としそれ以外の冬期を含む季節には前記
チラーの運転による冷却と冷却塔による冷却を併合させ
ている。
【0005】しかし、上記構成の場合は前記冷却塔の短
絡管路の開閉制御は前記したように、冷却塔入り口温度
と出口温度の比較により冷却塔の切り入れを決め、そし
て、この切り替え時の冷却塔の入り口温度から外気乾球
温度または湿球温を減じた値を記憶しておき、冷却塔入
り口温度から外気乾球温度または湿球温を減じた値が切
り替え時よりも大きくなったときは、冷却塔を通過する
管路を開としてバイパス管路を閉とする煩雑な制御を必
要とするとともに、使用する冷却用排水は18〜29℃
の中低温域に限定される。
【0006】また、従来の一般使用されている冷却装置
には図6に示すものがある。該冷却装置は図に見るよう
に、内部に冷却コイル61である伝熱コイルと散水装置
62とファン63を有する密閉型冷却塔65と、散水装
置66とファン67とよりなる開放型冷却塔68により
湿球温度に準ずる冷却水を得て、該冷却水により冷却さ
れる凝縮器73と圧縮機69、蒸発器70等よりなる冷
凍式チラー71とより構成し、工業プロセスである機器
を形成する負荷72より排出される冷却用排水が前記密
閉型冷却塔65を経由後チラー71の蒸発器70を経由
して、前記負荷72に還流する構成にしてある。上記従
来方式では、冷却用排水の冷却には、その前段に前記し
たように密閉式冷却塔65を置き後段にチラー71を配
置した方式であり、チラーには凝縮器用に専用の開放型
冷却塔68を設けている。
【0007】上記方式の場合、投入された冷却用排水
は、理想状態では、前記密閉式冷却塔65においてその
時の湿球温度近くまで冷却することができる。そのた
め、前記密閉式冷却塔65による冷却だけでは不十分の
ときは前記チラー71を作動させ、蒸発器70を介して
更に冷やし目的とする温度に冷却して機器である負荷7
2に還流させている。前記投入される冷却用排水の温度
が湿球温度より低いときは、前記密閉型冷却塔65を通
過させることにより加温されるので、投入される冷却用
排水の温度の設計自由度は夏期の湿球温度より3〜5℃
以上高い温度と考えられる。
【0008】そして、前記冷却コイル61だけの冷却で
投入された冷却用排水を充分冷却することができる冬期
等の外気温度が低い場合は、前記チラー71を運転せず
負荷72に還流させるが、この場合前記圧縮機69を停
止させるには前段の冷却に使用する密閉式冷却塔65の
容量を大きくする必要があり、設備コストの増大が問題
となる。
【0009】また、従来の一般使用されている冷却装置
には図7に示すものがある。該冷却装置は図に見るよう
に、冷却塔80と熱交換器81と冷凍機82と冷却用排
水を排出する排出源である負荷83とより構成する。そ
して、夏期は図の(A)に示すように冷凍機82の図示
していない凝縮器の冷却水の放熱に冷却塔80を用い、
冷凍機82により冷却用排水を冷却する。中間期・冬期
には図の(B)に示すように冷凍機82を稼働させずに
冷却塔80により熱交換器81を介して直接冷却用排水
を冷却する構成としたものである。
【0010】上記冷却温度は、外気状態により左右され
るので、年間を通じて冷却負荷があり比較的高い温度で
冷却可能な用途に使用されている。近年、生産施設にお
いてはプロセス生産装置の冷却用に15〜25℃程度の
冷却水が多量に使用される傾向がありこのような場合に
は、省エネ効果を上げることできるが、冷却塔だけで冷
却しきれない場合は冷凍機の全負荷運転が必要となる。
【0011】また、牛乳精製時には、超高温殺菌(UH
T)後の冷却や、食品用低温殺菌の冷却等が使用され、
例えば、前記超高温殺菌後の冷却をする冷却装置の一例
を示すパストライザを図8に示してある。図に見るよう
に本パストライザ110は、点線矢印方向に搬送する搬
送コンベア150aを内装し、該搬送コンベア150a
を介して高温短時間殺菌ないし超高温殺菌済の製品を充
填した瓶、缶等の高温ワーク150を搭載して搬入さ
せ、約75℃の高温より約30℃の低温まで徐々に冷却
するトンネル式冷却装置で、冷却水の循環噴射によりワ
ークの熱を収奪冷却する複数の冷却槽をそれぞれ備えた
第1冷却領域111、中間冷却領域112、終段冷却領
域113を上流より下流に向け備え、第1冷却領域11
1と終段冷却領域113との間には吸着冷凍機119を
設け、中間冷却領域112にはクーリングタワ120を
設ける構成とし、最下流冷却槽には約20℃のリンス水
122を供給し、逐次上流に向け循環噴射と溢流125
により冷却槽温度を20℃より60℃まで昇温させ、5
0℃の温水を冷却用排水として外部排出する構成にして
ある。則ち、上記パストライザに於いては、20℃の冷
水の供給を受け50℃の冷却用排水を排出している。
【0012】なお、牛乳や粘性の低い乳製品の場合は7
1℃、16秒、または72℃、15秒以上、アイスクリ
ーム・ミックスの場合は72〜82℃で15〜25秒の
殺菌を行い、これを冷却し上記したように40℃〜60
℃の冷却用排水を排出させている。これらに使用する冷
却水には18〜20℃の地下水を汲み上げ使用して、前
記したように35〜50℃に昇温され外部へ排出廃棄さ
れており、地球環境保護の見地からも使用量規制の強化
の傾向を形成されている。そのためにも、省水、省エ
ネ、環境保護の見地より前記排出された冷却用排水の回
収手段の迅速な形成が強く望まれている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、食品工業、飲料工業を含め様々
な冷却用途に使用されている工業プロセス用冷却装置か
ら排出される冷却用排水の再利用に関し、特に外気湿球
温度より高い温度を持つ冷却用排水の回収を目的とし、
そのため、冷却塔と、冷却塔より得られた冷却水により
冷却される凝縮器を備えた冷凍式チラーとによる冷却を
行なうようにして、外気温度の低い時は前記冷凍式チラ
ーの運転を自動的に停止させる等の通年を通して省エネ
効果の高い冷却装置と、該装置を利用した冷却用排水の
回収方法を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に構成された本発明の第1の発明の冷却装置は、水を循
環散布する散水装置と散布水と空気とを直接接触させる
送風ファンと散布水を貯留する水タンクとからなる開放
型冷却塔と、前記水タンクの貯留水を冷熱源とする凝縮
器と該凝縮器に接続する圧縮機と膨張弁と蒸発器等から
なる冷凍式チラーとを設け、負荷から排出される冷却用
排水の戻り流路が、前記開放型冷却塔の水タンクの貯留
水を冷熱源とする熱交換器を通過し、ついで前記冷凍式
チラーの蒸発器を経由還流する構成としたことを特徴と
する。
【0015】本発明の冷却装置は、外気湿球温度より高
い温度を持ちその影響を受け加温されることのない外気
湿球温度より3〜5℃以上高い温度を持つ冷却用排水を
対象としたもので、その冷却を前段、後段の冷却区域に
分け、前段の冷却は外気により行い後段の冷却は外気を
冷熱源とする凝縮器を備えた冷凍式チラーにより行い、
外気温度の低い時期には前記チラー運転を自動的に容量
制御運転、あるいは停止させるようにしたものである。
そのため、開放型冷却塔と冷凍式チラーを設け、前記開
放型冷却塔により形成された冷却水を利用した水熱交換
器により前段の冷却を行い、後段の冷却に前記冷却水に
より冷却される凝縮器を備えた容量制御手段を持つ冷凍
式チラーにより行なうように構成したものである。
【0016】また、本発明の第2の発明の冷却装置は、
伝熱コイルと、該コイルに水を循環散布する散水装置
と、前記コイル表面に空気を接触させる送風ファンとか
らなる密閉式冷却塔と、前記伝熱コイルを還流して形成
される冷却水により冷却される凝縮器と該凝縮器に接続
する圧縮機と膨張弁と蒸発器等からなる冷凍式チラーと
を設け、負荷から排出される冷却用排水の戻り流路が、
前記密閉式冷却塔の伝熱コイルを通過し、ついで前記冷
凍式チラーの蒸発器を経由還流する構成としたことを特
徴とする。
【0017】上記第2の発明は、前記冷却塔に密閉式冷
却塔を使用し、該冷却塔に内装した伝熱コイルにより負
荷より排出された冷却用排水の前段の冷却を行なわせ、
後段の冷却は、前記伝熱コイルにより得られた冷却水に
より冷却される凝縮器を備え且つ出力制御手段を持つ冷
凍式チラーを使用する構成にしてある。
【0018】また、本発明の第3の発明の冷却装置は、
伝熱コイルと、該コイルに水を循環散布する散水装置
と、前記散水を貯留する水タンクと、前記コイル表面に
空気を接触させる送風ファンとからなる密閉・開放兼用
型冷却塔と、前記水タンクの貯留水を冷却源とする凝縮
器と該凝縮器に接続する圧縮機と膨張弁と蒸発器等から
なる冷凍式チラーとを設け、負荷から排出される冷却用
排水の戻り流路が、前記密閉・開放兼用型冷却塔の伝熱
コイルを通過し、ついで前記冷凍式チラーの蒸発器を経
由還流する構成としたことを特徴とする。
【0019】上記第3の発明は、冷却塔に密閉・開放兼
用型冷却塔を設け、前段の冷却に前記密閉・開放兼用型
冷却塔に内装した伝熱コイルを使用し、後段の冷却に前
記冷却塔の開放型冷却塔により形成された冷却水により
冷却される凝縮器を備え、且つ容量制御による出力制御
手段を持つ冷凍式チラーを使用する構成としたため、小
型化及び設置面積の削減を図ることができる。
【0020】なお、前記第1、ないし第2、若しくは第
3の発明の冷却装置における、圧縮機は容量制御型の容
積圧縮機よりなる構成が好ましい。
【0021】上記事項は、本発明の冷却装置に使用する
冷凍式チラーに容量制御型の容積圧縮機の使用に係わる
もので、該圧縮機の使用により、スライド弁等による無
段階または多段式容量制御が可能となり、外気温度が低
下時の凝縮温度及び凝縮圧力の低下につれ、チラー出力
を自動的に制御するようにしてある。則ち、前記冷凍式
チラーには、容量制御型の容積圧縮機を備える構造にし
てあるため、外気の変動により起きる凝縮器の凝縮温度
の変化に伴い圧縮機の出力制御を自動的に行なうことが
でき、夏冬の中間期の冷凍機出力容量の低下をも可能に
し後段の冷却の冬期停止期間の増大も図ることができ、
外気温度の低下にあわせて後段の冷却を前段の冷却に、
リニア且つ強制制御なしに移行させることができる。
【0022】そして、前記本発明の冷却装置の使用によ
り、可能となった冷却用排水の回収方法は、複数の温度
の異なる冷却負荷を有するプロセス冷却用排水のリサイ
クル回収方法において、プロセス負荷から排出される冷
却用排水の戻り流路における冷却が、前後複数段の冷却
により行なうようにし、前段の冷却は冷却塔を介して形
成された冷熱源による直接冷却を行い、後段の冷却は、
前記冷熱源により冷却される凝縮器を備えるとともに容
量制御による出力制御手段を持つ冷凍式チラーを介して
の間接冷却を行い、負荷の要求温度に対応させ、外気温
度の低い間は前記冷凍式チラーによる間接冷却を停止さ
せ省エネ的冷却用排水の回収を可能としたことを特徴と
する。
【0023】上記発明は、前記本発明の冷却装置の使用
により可能となったプロセス冷却用排水の回収方法につ
いて記載したもので、則ちその回収方法は、プロセスの
冷却負荷より加熱排出された冷却用排水が再度冷却され
回収されて前記負荷に戻る過程において、設けられた前
後複数段の冷却工程により形成したものである。その冷
却工程は前段に冷却塔による冷却を先行させ、外気湿球
温度近くまでは可能となる冷却を行い、後段の冷却工程
において、前記冷却塔よりの冷熱源により冷却される凝
縮器を備えた冷凍式チラーを介在させた間接冷却を行な
うようにし、その後段の冷却工程は外気温度の変化に対
応して前記冷凍式チラーに備えた出力制御手段により自
動的に出力調整を可能にしたものである。
【0024】そして、上記したように、前記冷却用排水
の回収方法における冷凍式チラーの圧縮機は、好ましく
は容量制御型の容積圧縮機の使用により出力制御手段を
形成させ、前記外気温度の変動に対応し連続出力制御を
行なうようにしてある。
【0025】また、前記冷却用排水の回収方法における
冷却塔は、水と空気との直接接触により湿球温度に準じ
た冷却水を得る開放型冷却塔を使用して、該冷却水によ
り形成された熱交換器を直接熱源とする前段の冷却を形
成させるとともに、前記冷却水により冷却される凝縮器
を備え且つ出力制御手段を持つ冷凍式チラーの蒸発潜熱
により後段の冷却を形成させることが好ましい。
【0026】または、前記冷却用排水の回収方法におけ
る冷却塔は、前記冷却用排水と前記凝縮器冷却水とを空
気に間接接触させる密閉型冷却塔を使用して、該間接接
触を介しての冷却により冷却用排水の前段の冷却を形成
させるとともに、前記間接接触により得られた冷却水に
より冷却される凝縮器を備え且つ出力制御手段を持つ冷
凍式チラーの蒸発潜熱による冷却により後段の冷却を形
成させることが好ましい。
【0027】または、前記冷却用排水の回収方法におけ
る冷却塔は、水と空気との直接接触により冷却水を得る
開放型と前記冷却用排水を空気に間接接触させる密閉型
とを兼用した密閉・開放兼用型冷却塔を使用して、前記
密閉型の間接接触により前段の冷却を形成させ、前記開
放型により得られた湿球温度に準じた冷却水により冷却
される凝縮器を備え且つ出力制御手段を持つ冷凍式チラ
ーの蒸発潜熱による後段の冷却を形成させることが好ま
しい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を例示的に説明する。但しこの実施の形態に説
明されている構造部品の寸法、材質、形状、相対位置な
どは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎ
ない。図1は本発明の冷却装置の第1の発明の概略の構
成を示す図で、図2は本発明の冷却装置の第2の発明の
概略の構成を示す図で、図3は、本発明の冷却装置の第
3の発明の概略の構成を示す図で、図4は図1の冷却装
置において別の負荷態様を持つ負荷に対応する冷却の状
態を示す図である。
【0029】図1には、本発明の冷却装置の第1の発明
の概略の構成を示してある。図に見るように、本発明の
冷却装置は、開放型冷却塔10aと該冷却塔により生成
された冷却水を冷熱源とする熱交換器15と、前記冷却
水により冷却される凝縮器16と容量制御型の容積圧縮
機17と蒸発器18等よりなる冷凍式チラー20と冷水
タンク21と、循環路23とより構成し、前記熱交換器
15により前記冷却排水循環路23の前段冷却部23a
を構成し、前記チラー20の蒸発器18により後段冷却
部23bを構成し、プロセス冷却器である負荷22から
排出され循環路23を介して還流する。上記前後段部位
の冷却の状況を外気温度27℃で、42℃の冷却用排水
を使用した場合の一実施例につき各部位の温度を示して
ある。則ち、前段冷却部23aで32℃に冷却し、後段
冷却部23bで18℃に冷却還流させている。なお、図
に示す冷水タンク21は必要に応じて付設して負荷状況
に対応させている。
【0030】前記開放型冷却塔10aは、散水装置11
とファン12と水タンク13とよりなり、散水装置11
により散布された散布水は外気湿球温度より3〜5℃以
上高い温度まで冷却され、それが熱交換器15と凝縮器
16に供給され、前記熱交換器15は前段冷却部23a
を形成し、凝縮器16はチラー20を作動させ蒸発器1
8を介して後段冷却部23bを形成している。
【0031】上記したように本冷却装置の冷却は、開放
型冷却塔10aを介して得られる外気湿球温度により左
右され、冬期等においては前記湿球温度が下り、前段冷
却部23aによる冷却で充分となり、後段冷却部23b
のチラー20は運転停止状態に置かれる。則ち外気温度
が高いときは、前段冷却部と後段冷却部を同時に使用
し、外気温度が低い時期においては外気温度の下降と、
後段冷却負荷量に応じて前記容量制御型の容積圧縮機1
7のスライド弁等制御による容量制御を、自動的に出力
制御を行なわせて外気温度の変動に対応させ、極端の場
合は前段の冷却のみで行なわせ、効率的冷却運転を行な
うようにしてある。
【0032】図2には、本発明の冷却装置の第2の発明
の概略の構成を示してある。図に見るように、本発明の
冷却装置は、密閉型冷却塔10bと該冷却塔に内装した
伝熱コイル19と、凝縮器16と容量制御型の容積圧縮
機17と蒸発器18等よりなる冷凍式チラー20と、冷
水タンク21と、循環路23とより構成し、前記伝熱コ
イル19により前記冷却排水循環路23の前段冷却部2
3aを構成し、前記チラー20の蒸発器18により後段
冷却部23bを構成し、プロセス冷却器である負荷22
から排出され循環路23を介して還流させている。上記
前後段部位の冷却の状況を外気温度27℃で、42℃の
冷却用排水を使用した場合の一実施例につき各部位の温
度を示してある。則ち、前段冷却部23aで32℃に冷
却し、後段冷却部23bで18℃に冷却還流させてい
る。なお、図に示す冷水タンク21は必要に応じて付設
して負荷状況に対応させている。
【0033】前記密閉型冷却塔10bは、散水装置11
とファン12と水タンク13と伝熱コイル19よりな
り、前記伝熱コイルを流れる流体は外気湿球温度に3〜
5℃加算された温度まで冷却され、前記冷却用排水23
aを冷却するとともに、前記凝縮器16の冷却水を形成
している。
【0034】上記したように本冷却装置の冷却は、密閉
型冷却塔10bを介して得られる外気の湿球温度により
左右され、外気温度が高いときは、前段冷却部と後段冷
却部を同時に使用し、外気温度が低い時期においては外
気温度の下降と、後段冷却負荷量により容量制御型の容
積圧縮機17のスライド弁等制御を介しての容量制御を
させ、自動的に圧縮機の出力制御を行なわせて極端の場
合は前段の冷却のみを行なわせ、効率的冷却運転を行な
うようにしてある。
【0035】図3には、本発明の冷却装置の第3の発明
の概略の構成を示してある。図に見るように、本発明の
冷却装置は、密閉・開放兼用型冷却塔10cと該冷却塔
に内装された伝熱コイル19と、凝縮器16と容量制御
型の容積圧縮機17と蒸発器18等よりなる冷凍式チラ
ー20と、冷水タンク21と、循環路23とより構成
し、前記伝熱コイル19により前記冷却排水循環路23
の前段冷却部23aを構成し、前記チラー20の蒸発器
18により後段冷却部23bを構成し、プロセス冷却器
である負荷22から排出され循環路23を介して還流さ
せる。上記前後段部位の冷却の状況を外気温度27℃
で、42℃の冷却用排水を使用した場合の一実施例につ
き、各部位の温度を示してある。則ち、前段冷却部23
aで32℃に冷却し、後段冷却部23bで18℃に冷却
還流させている。なお、図に示す冷水タンク21は必要
に応じて付設して負荷状況に対応させている。
【0036】前記密閉・開放兼用型冷却塔10cは、散
水装置11とファン12と水タンク13と伝熱コイル1
9よりなり、前記伝熱コイル19を流れる流体は外気湿
球温度に3〜5℃加算された温度まで冷却され、前記冷
却水13aは開放型冷却塔構造にて冷却された水を介し
て凝縮器16を冷却する。
【0037】上記したように本冷却装置の冷却は、密閉
・開放兼用型冷却塔10cを介して得られる外気の乾湿
球温度により左右され、外気温度が高いときは、前段冷
却部と後段冷却部を同時に使用し、外気温度が低い時期
においては、後段冷却負荷量に対応して、出力制御手段
を形成する前記容量制御型の容積圧縮機17のスライド
弁等制御により自動的に出力制御を行なわせて外気温度
の変動に対応させ、極端の場合は前段の冷却のみで行な
わせ、効率的冷却運転を行なうようにしてある。
【0038】図4には図1の冷却装置においてプロセス
冷却器である負荷の別の態様に対応する冷却の状態を一
実施例により示してある。図に示すように、この場合の
負荷は、茶等より香料を抽出するフレーバリング後に使
用する冷却器22aと、食品用超高温殺菌(100〜1
20℃)後に使用する冷却器であるパストライザ22b
と、高温殺菌(70〜100℃)後に使用する冷却器2
2cにより構成された場合を示してあり、循環路23に
は約50℃の冷却用排水が還流され、夏期においては前
段冷却部23aで32℃程度に冷却され、後段冷却部2
3bで20℃程度に冷却させている。なお、図に示す冷
水タンク21は前記図1、2、3と同様に必要に応じて
付設して負荷状況に対応させている。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成により下記効果を奏す
る。本発明の冷却装置において、その冷却は、外気の乾
球温度ないし湿球温度により左右され、外気温度が高い
ときは、前段冷却部と後段冷却部を同時に使用し、外気
温度が低い時期においては後段冷却負荷量により作動す
る、前記容量制御型の容積圧縮機のスライド弁等制御に
より自動的に出力制御を行なわせて外気温度の変動に対
応させ、極端の場合は前段の冷却のみで行なわせ、効率
的冷却運転を行なうようにしてある。そして、地下水等
を冷却水として大量に使用するプロセス用冷却装置から
排出される冷却用排水の回収・再利用を可能にし、前記
冷却排水による河川、海の汚染防止を行うとともに、大
なる省水(取水、排水の削減)、省エネ効果を上げ、環
境保護に役立ち、且つ生産コストの削減に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷却装置の第1の発明の概略の構成
を示す図である。
【図2】 本発明の冷却装置の第2の発明の概略の構成
を示す図である。
【図3】 本発明の冷却装置の第3の発明の概略の構成
を示す図である。
【図4】 図1の冷却装置において別の負荷態様に対応
する冷却の状態を示す図である。
【図5】 従来のプロセス冷却用排水の冷却装置の概略
構成を示す図である。
【図6】 従来のプロセス冷却用排水の冷却装置の概略
構成を示す図である。
【図7】 外気の温度により使い分けるフリークーリン
グの概略構成を示す図である。
【図8】 超高温殺菌後の瓶、缶詰め飲料製品を冷却を
するパストライザの概略の構成を示す図である。
【符号の説明】
10a 開放型冷却塔 10b 密閉型冷却塔 10c 開放・密閉兼用型冷却塔 11 散水装置 12 ファン 13 水タンク 13a 冷却水 15 水熱交換器 16 凝縮器 17 容量制御型の容積圧縮機 18 蒸発器 19 伝熱コイル 20 冷凍式チラー 21 冷水タンク 22 負荷 23 循環路 23a 前段冷却部 23b 後段冷却部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 信也 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式会 社前川製作所内 (72)発明者 北川 恒 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式会 社前川製作所内 (72)発明者 後川 浩 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式会 社前川製作所内 Fターム(参考) 3L054 BF01 BF02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を循環散布する散水装置と散布水と空
    気とを直接接触させる送風ファンと散布水を貯留する水
    タンクとからなる開放型冷却塔と、 前記水タンクの貯留水を冷熱源とする凝縮器と、該凝縮
    器に接続する圧縮機と膨張弁と蒸発器等からなる冷凍式
    チラーとを設け、 負荷から排出される冷却用排水の戻り流路が、前記開放
    型冷却塔の水タンクの貯留水を冷熱源とする熱交換器を
    通過し、ついで前記冷凍式チラーの蒸発器を経由還流す
    る構成としたことを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 伝熱コイルと、該コイルに水を循環散布
    する散水装置と、前記コイル表面に空気を接触させる送
    風ファンとからなる密閉式冷却塔と、 前記伝熱コイルを還流して形成される冷却水により冷却
    される凝縮器と該凝縮器に接続する圧縮機と膨張弁と蒸
    発器等からなる冷凍式チラーとを設け、 負荷から排出される冷却用排水の戻り流路が、前記密閉
    式冷却塔の伝熱コイルを通過し、ついで前記冷凍式チラ
    ーの蒸発器を経由還流する構成としたことを特徴とする
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 伝熱コイルと、該コイルに水を循環散布
    する散水装置と、前記散水を貯留する水タンクと、前記
    コイル表面に空気を接触させる送風ファンとからなる密
    閉・開放兼用型冷却塔と、 前記水タンクの貯留水を冷却源とする凝縮器と該凝縮器
    に接続する圧縮機と膨張弁と蒸発器等からなる冷凍式チ
    ラーとを設け、 負荷から排出される冷却用排水の戻り流路が、前記密閉
    ・開放兼用型冷却塔の伝熱コイルを通過し、ついで前記
    冷凍式チラーの蒸発器を経由還流する構成としたことを
    特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機は、容量制御型の容積圧縮機
    よりなる構成としたことを特徴とする請求項1、ないし
    請求項2、若しくは請求項3記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 複数の温度の異なる冷却負荷を有するプ
    ロセス冷却用排水のリサイクル回収方法において、 プロセス負荷から排出される冷却用排水の戻り流路にお
    ける冷却が、前後複数段の冷却により行なうようにし、 前段の冷却は冷却塔を介して形成された冷熱源による直
    接冷却を行い、 後段の冷却は、前記冷熱源により冷却される凝縮器を備
    えた冷凍式チラーによる間接冷却により行い、負荷の要
    求温度に対応させるとともに、 外気温度の低い間は前記冷凍式チラーによる間接冷却を
    停止させることを特徴とするプロセス冷却用排水の回収
    方法。
  6. 【請求項6】 前記冷凍式チラーの圧縮機は、容量制御
    型の容積圧縮機の使用により前記外気温度の変動に対応
    し連続出力制御を行なうようにしたことを特徴とする請
    求項5記載のプロセス冷却用排水の回収方法。
  7. 【請求項7】 前記冷却塔は、水と空気との直接接触に
    より外気の湿球温度に準じた冷却水を得る開放型冷却塔
    を使用して、該冷却水により形成された熱交換器を直接
    熱源とする前段の冷却を形成させるとともに、前記冷却
    水により冷却された凝縮器を備えた冷凍式チラーの蒸発
    潜熱により後段の冷却を形成させたことを特徴とする請
    求項5記載のプロセス冷却用排水の回収方法。
  8. 【請求項8】 前記冷却塔は、前記冷却用排水と前記凝
    縮器冷却水とを空気に間接接触させる密閉型冷却塔を使
    用して、該間接接触を介しての冷却により冷却用排水の
    前段の冷却を形成させるとともに、前記間接接触により
    得られた冷却水により冷却される凝縮器を備えた冷凍式
    チラーの蒸発潜熱による冷却により後段の冷却を形成さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項5記載のプロセ
    ス冷却用排水の回収方法。
  9. 【請求項9】 前記冷却塔は、水と空気との直接接触に
    より冷却水を得る開放型と前記冷却用排水を空気に間接
    接触させる密閉型とを兼用した密閉・開放兼用型冷却塔
    を使用して、前記密閉型の間接接触により前段の冷却を
    形成させ、前記開放型により得られた外気の湿球温度に
    準じた冷却水により冷却される凝縮器を備えた冷凍式チ
    ラーの蒸発潜熱により後段の冷却を形成させるようにし
    たことを特徴とする請求項5記載のプロセス冷却用排水
    の回収方法。
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