JP2003336500A - ロックボルトの施工方法 - Google Patents

ロックボルトの施工方法

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JP2003336500A
JP2003336500A JP2002144657A JP2002144657A JP2003336500A JP 2003336500 A JP2003336500 A JP 2003336500A JP 2002144657 A JP2002144657 A JP 2002144657A JP 2002144657 A JP2002144657 A JP 2002144657A JP 2003336500 A JP2003336500 A JP 2003336500A
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Hidetoshi Hara
秀利 原
Keiji Shinohara
慶二 篠原
Junichi Seki
順一 関
Hiroyuki Inoue
博之 井上
Shuji Maekawa
周治 前川
Hiromi Adachi
宏美 足立
Masayuki Matsuyama
正之 松山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軟弱な地山でも、迅速かつ確実にロックボルト
を取り付けることが可能なロックボルトの施工方法を提
供する。 【解決手段】地山53にロックボルトを取り付けるため
の施工方法において、削岩機5の回転ロッド51の先端
に設けられたビット52により地山53を削孔する工程
と、削孔によって地山53に形成された穴54内にモル
タル56を注入する工程と、モルタル56が充填された
後、穴54内にロックボルトを挿入する工程とを有し、
モルタル56を注入する工程では、回転ロッド51から
ビット521まで連通する注入孔55a,55bを介し
て、穴54内にモルタル56を注入することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの支保工
としてのロックボルトや、法面のアンカーボルトなどを
崩壊しやすい地山に取り付ける場合や、急速施工などに
好適なロックボルトの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル内周面の覆工コンクリー
トを支持する方法として、地山の内周面に矢板を介して
H型鋼などで形成された支保工を取り付け、この支保工
によって覆工コンクリートを支持する方法があった。
【0003】しかし、この方法は施工が面倒であるた
め、最近は、図8に示すように、ロックボルト10や吹
付コンクリート14を用いて地山12を支持する山岳ト
ンネル工法(NATM:New Austrian T
unneling Method)が行われている。
【0004】この山岳トンネル工法は、地山12の内周
面に金網13を介して吹付コンクリート14を吹き付け
た後、ロックボルト10を地山12に取り付け、このロ
ックボルト10並びに吹付コンクリート14によって地
山12を支持するものであり、地山12が本来有する支
持力を活用できるようにしたものである。
【0005】ロックボルト10を施工する場合は、ま
ず、図9(A)に示すように、削岩機15で地山12に
穴16を形成する。次に、図9(B)に示すように、削
岩機15を穴16から引き抜き、この穴16内にパイプ
17を挿入する。そして、このパイプ17を用いて穴1
6内にモルタル18を注入する。この場合、パイプ17
を少しずつ引き抜きながらモルタル18を注入する。
【0006】そして、図9(C)に示すように、穴16
内にモルタル18が充填された後、穴16内にロックボ
ルト10を挿入する。次に、図9(D)に示すように、
ロックボルト10のネジ部分19に座金20及びナット
21を取り付ける。これによって、ロックボルト10の
施工が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロックボルトの施工方法では、地山12が硬く、穴16
の孔壁が自立する場合には、削孔、モルタル注入、ボル
ト挿入という一連の作業を連続的に行うことができる
が、地山12が軟弱で穴16の孔壁が崩れやすい場合に
は、削孔の後、穴16内で崩れた土砂などを清掃して、
パイプ17を奥まで挿入できるようにする必要があり、
手間がかかるため、作業効率が低下するという問題があ
った。
【0008】上記の場合に、仮に穴16内の清掃をせず
にパイプ17を挿入した場合には、パイプ17が崩れた
土砂によって途中で止められて穴16の奥まで挿入でき
ないため、モルタル18を穴16内に十分に注入できな
くなり、ロックボルト10の固定が不完全になるという
問題が発生する。
【0009】本発明の目的は、このような問題点を解決
するためになされたものであり、崩落し易い軟弱な地山
であっても、迅速かつ確実にロックボルトを取り付ける
ことが可能なロックボルトの施工方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はロックボルトの
施工方法であり、前述の技術的課題を解決するために以
下のように構成されている。すなわち、地山にロックボ
ルトを取り付けるための施工方法において、削岩機の回
転ロッドの先端に設けられたビットにより前記地山を削
孔する工程と、前記削孔によって前記地山に形成された
掘削穴内にモルタルを注入する工程と、前記モルタルが
充填された後、前記掘削穴内に前記ロックボルトを挿入
する工程とを有し、削岩機の回転ロッド及びビットによ
って地山に掘削穴を設けた後に、これらの回転ロッド及
びビットを掘削穴内に残置した状態で、前記掘削穴内に
モルタルを注入することを特徴とする。また、前記地山
を削孔する工程では、前記回転ロッドが挿通された管体
を介して、回転ロッド側から前記穴内に水を注入し、前
記削孔によって地山に形成された穴内にモルタルを注入
する工程では、前記管体を介して、前記穴内にもモルタ
ルを注入することをが可能である。
【0011】本発明によれば、削岩機の回転ロッド及び
ビットによって地山に穴を設けた後、これらの回転ロッ
ド及びビットを穴内に残置した状態で、回転ロッド及び
削孔ビットの注入孔を介して穴内にモルタルを注入す
る。したがって、地山が軟らかく孔壁が崩れやすい場合
でも孔壁が崩れるのを防止できる。また、地山を削孔す
る工程では、前記回転ロッドが挿通された管体を介し
て、回転ロッド側から前記穴内に水を注入し、前記削孔
によって地山に形成された穴内にモルタルを注入する工
程では、前記管体を介して、前記穴内にもモルタルを注
入することをが可能である。このように、水を注入しな
がら削岩機の回転ロッド及びビットによって地山に穴を
設けた後、素早く掘削穴内にモルタルを注入することが
でき、柔らかい地山を水の注入により容易に削孔した
後、掘削穴内の清掃等をすることなく、直ちに掘削穴内
にモルタル注入ができる。よって、崩落し易い軟弱な地
山であっても、迅速かつ確実にロックボルトを挿入する
ための穴を形成した後、ロックボルトの取り付けが実施
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロックボルト
の施工方法の実施の形態について、図面を参照して詳細
に説明する。
【0013】図1は、本発明に係るロックボルトの施工
方法を説明する図である。この施工方法では、削岩機5
の回転ロッド51の先端に取り付けられた削孔用のビッ
ト52によって、地山53に穴54を開けた後、回転ロ
ッド51からビット52まで連通するように設けたモル
タルの注入孔55a,55bを介し、穴54内へのモル
タル56の充填を実施する。
【0014】削岩機5は、上部に駆動部50が載置され
たベース50aを設け、駆動部50はベース50aに対
してスライド自在に取り付けられる。この駆動部50に
よって回転ロッド51が回転し、この回転ロッド51に
は、図1に示すように、駆動部50の先端部付近からビ
ット52側の先端面まで延出する、パイプ状の注入孔5
5aが設けられている。この注入孔55aの削岩機50
側の端部は、回転ロッド51の外周面に開口されてい
る。
【0015】注入孔55aの開口部には、駆動部50に
固定されたスイベル59が取り付けられている。このス
イベル59には、図2、図3に示すように、回転ロッド
51に回転自在に嵌め込まれたスリーブ60が接続され
ている。また、このスリーブ60には、水供給管61を
接続するための第1プラグ62と、モルタルホース90
を接続するための第2プラグ91が設けられている。こ
れら第1プラグ62と第2プラグ91は、図2に示すよ
うに互いに線対称となる位置に設けられ、第1プラグ6
2は、第1ボールバルブ62aを介して水供給管61と
接続され、第2プラグ91は、第2ボールバルブ91a
を介してモルタルホース90に、それぞれ接続されてい
る。
【0016】前記スリーブ60の内周面には、注入孔5
5aの開口に対応した溝63が全周に亘って設けられて
いる。この溝63には、プラブ62の水供給管の接続孔
64に連通する孔65が設けられている。また、溝63
は、スリーブ60の内周面の両端部に設けられたOリン
グ65、65によって密封されている。
【0017】さらに、前記第1プラグ62に接続された
水供給管61は、図1に示すように、下流側から順番
に、逆止弁67、フローサイト68,ボールバルブ69
及びフロースイッチ70を介して、水供給ライン71に
接続されている。これらのうち、逆止弁67、フローサ
イト68,ボールバルブ69は、オペレータ操作デッキ
100内に設置される。他方、スベイル59の第2プラ
グ91にはモルタルホース91が接続されるが、モルタ
ルは、モルタルホース90の端部に設けた混連用モルタ
ルポンプ93側により供給される。混連用モルタルポン
プ93は、砂等の細骨材とセメントと水の混合物を混連
してこれを送り出す。混連用モルタルポンプ93の下流
にはモルタルスクリーン94が設けられ、所定の大きさ
以上の細骨材は除かれる。また、モルタルスクリーン9
4を通過したモルタルは注入用ポンプ95に到達し、所
定の圧力で加圧された状態でモルタルホース90内を進
行する。ここでは注入用ポンプ95の下流にデジタル圧
力計96を設け、この圧力計96で計測された圧力はオ
ペレータの操作デッキ内に設置した表示計97に表示さ
れるので、オペレータによってモルタル注入圧力が管理
される。なお、表示計97に至るデジタル圧力計96の
出力路中には、注入圧管理用のパトライト98が配置さ
れている。これによって、モルタル注入圧力が上昇し過
ぎたような場合は、直ちに目視できる信号を発生させて
注意が喚起される。さらに、オペレータ操作デッキ10
0内には、注入ポンプの停止用スイッチ99が設けら
れ、異常な注入圧となった場合は、オペレータが直ちに
注入ポンプ95の作動を停止できるようになっている。
【0018】なお、第1プラグ62及び第2プラグ91
のそれぞれの接続部に設けたボールバルブ62a、91
aを切り換えることによって、水供給管61から供給さ
れる水、又はモルタルホース90から供給されるモルタ
ル56の何れかの供給を選択することができる。上記の
ような構造であるので、先ず、供給用ポンプ93を作動
させ、かつフロースイッチ70をonにする。そして、
水ボールバルブ91a、62aを切り替えることで水及
びモルタルが、2つの別個に設置した経路を経由して、
スイベル59から回転ロッド51中に、選択的に送り込
まれる。これらは、回転ロッド51内を進行してビット
52の注入孔55a,55bに至り、所定の圧力で地山
53の穴54内に注入される。なお、必要に応じて、注
入用ポンプ95の出口側に、モルタル56の補助混練装
置101を取り付け、注入に良好な程度に混練されたモ
ルタルが供給できるようにすることもできる。この補助
混連装置101としては、複数に分割され断面積が変化
し、かつ合併及び分割を繰り返す通路内を、加圧された
モルタルが通過することで、これが混練されるようなも
のが例示できる。
【0019】なお、上述したように、上記バルブ67、
69、表示計97、停止用スイッチ99及びフローサイ
ト68は、後述のロックボルト施工用のクローラ式ジャ
ンボ80(図5)の運転席付近にあるオペレータ操作デ
ッキ74内に取り付けられており、オペレータが手動で
操作するようになっている。
【0020】上述のビット52は、図4に示すように、
円柱状に形成されており、その先端にはボタン状の突起
75が複数設けられている。このビット52の突起75
との反対側の端面には、回転ロッド51を嵌合するため
の取付溝76が設けられている。
【0021】この取付溝76の底面からビット52の中
心軸線に沿って注入孔55bが設けられている。この注
入孔55bは、回転ロッド51の注入孔55aと整合す
る。また、注入孔55bの突起75側の先端は、複数の
噴出孔78を介して突起75の近傍の外周面に開口して
いる。
【0022】削岩機5は、図5に示すように、クローラ
式ジャンボ80の複数のブーム81の先端に回転自在に
取り付けられており、ブーム81を旋回させると共に、
削岩機5を回転させることによって、ロックボルト10
(図6)を取り付けるための穴54を設けることができ
る。
【0023】上述のオペレータ操作デッキ100(図
1)は、クローラ式ジャンボ80の運転席83付近に配
置されており、オペレータがバルブ類を自由に操作でき
るようになっている。
【0024】次に、この削岩機5を用いて、トンネル8
2の地山53にロックボルト19を取り付ける場合の施
工方法について説明する。この場合は先ず、図6(A)
に示すように、削岩機5のビット52によって地山53
を削孔し、所定の深さの穴54を形成する。この削孔作
業は、ビット52から水83を供給しながら行う。
【0025】削孔が終了した後、図6(B)に示すよう
に、回転ロッド51及びビット52を穴54内に残置し
た状態で、ビット52の噴出孔78(図4)から穴54
内にモルタル56を注入する。
【0026】このモルタル注入作業は、回転ロッド51
及びビット52を少しずつ引き抜きながら実施する。こ
の際に、注入ポンプ95の圧力を確認することにより、
モルタル56が穴54内に充填されていることを確認し
ながら引抜く。これにより、モルタル56が穴54の奥
から順に充満されるので、ビット52を引き抜いても穴
54の孔壁が崩れるのを防止できる。
【0027】穴54内にモルタル56が充填された後、
図6(C)に示すように、穴54内にロックボルト19
を挿入する。続いて、図6(D)に示すように、ロック
ボルト10の穴54から出ているねじ部分19に、座金
20を介してナット21を螺入する。これにより、ロッ
クボルト10の施工が完了する。
【0028】(試験例) <噴出孔の直径と圧送状況の関係>図7は、上述の回転ロ
ッド51及びビット52を使用し、ビット52の噴出孔
78の直径を変えてモルタル56の圧送を行ったときの
試験結果を示す。なお、図7中のクロスビットとは十字
状の突起を有するビットであり、ボタンビットとはボタ
ン状の突起を有するビットである。また、注入孔55
a,55bの直径は12mmとした。
【0029】図7の結果から理解されるように、ビット
52の噴出孔78の直径が10mmである場合は、クロ
スビット及びボタンビットとも、フロー値が16cmの
モルタル56を良好に圧送できることが判明した。モル
タルのフロー値が20cm以下であれば、モルタルをト
ンネル82の天端に打設した場合でもこれが垂れてくる
ことがない。よって、本試験のようにフロー値が16c
mのモルタル56を支障なく圧送できれば、トンネル8
2の天端にロックボルト19を取り付ける場合でも、本
発明の方法は十分にこれに対応できる。
【0030】このように、本発明は、削岩機5の回転ロ
ッド51及びビット52によって地山53に穴54を設
けた後、これらの回転ロッド51及びビット52を穴5
4内に残置した状態で、回転ロッド51及びビット52
の注入孔55a,55bを介して穴54内にモルタル5
6を注入するので、地山53が軟らかく孔壁が崩れやす
い場合でも、孔壁が崩れるのを防止できる。
【0031】従って、削孔後に穴54内を清掃する必要
がないので、手間を省くことができ、作業効率を大幅に
向上させることができる。また、穴54が深い場合でも
モルタル56を奥まで確実に注入できるので、長尺ロッ
クボルトを施工する場合でも、施工性および品質の向上
が可能である。さらに、穴54を削孔した後、即座にモ
ルタル56を注入できるので、急速施工が可能になる。
これにより、削孔・モルタル注入・ロックボルト取付の
一連の作業を自動化することも可能となる。
【0032】なお、上述の実施形態ではトンネルの地山
にロックボルトを取り付ける場合について説明したが、
本発明は、法面にアンカーボルト(ロックボルト)を取
り付ける場合などにも適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
削岩機の回転ロッド及びビットによって地山に穴を設け
た後、これらの回転ロッド及びビットを穴内に残置した
状態で、回転ロッド及び削孔ビットの注入孔を介して穴
内にモルタルを注入するので、地山が軟らかく孔壁が崩
れやすい場合でも孔壁が崩れるのを防止できる。 従っ
て、削孔の後、穴内を清掃する必要がないので作業効率
が良好となり、ロックボルトの取り付け穴を容易、迅速
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロックボルトの施工方法を説明す
る図である。
【図2】本発明に係る回転ロッド及びスイベルを示す図
である。
【図3】スイベルの構造を示す図である。
【図4】本発明に係る削孔用のビットを示す図である。
【図5】本発明に係るロックボルト施工用車輌を示す図
である。
【図6】本発明に係るロックボルトの施工方法を説明す
る図である。
【図7】本発明に係る回転ロッド及びビットによるモル
タル圧送試験結果を示す図である。
【図8】一般的なロックボルトの取付状態を示す図であ
る。
【図9】従来例に係るロックボルトの施工方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
19 ロックボルト 51 回転ロッド 52 ビット 53 地山 54 穴 55a,55b 注入孔 56 モルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 順一 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内 (72)発明者 井上 博之 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内 (72)発明者 前川 周治 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内 (72)発明者 足立 宏美 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内 (72)発明者 松山 正之 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地山にロックボルトを取り付けるための
    施工方法において、削岩機の回転ロッドの先端に設けら
    れたビットにより前記地山を削孔する工程と、 前記削孔によって前記地山に形成された掘削穴内にモル
    タルを注入する工程と、 前記モルタルが充填された後、前記掘削穴内に前記ロッ
    クボルトを挿入する工程とを有し、 削岩機の回転ロッド及びビットによって地山に掘削穴を
    設けた後に、これらの回転ロッド及びビットを掘削穴内
    に残置した状態で、前記掘削穴内にモルタルを注入する
    ことを特徴とするロックボルトの施工方法。
  2. 【請求項2】前記地山を削孔する工程では、前記回転ロ
    ッドが挿通された管体を介して、回転ロッド側から前記
    穴内に水を注入し、 前記削孔によって地山に形成された穴内にモルタルを注
    入する工程では、前記管体を介して、前記穴内にもモル
    タルを注入することを特徴とするロックボルトの施工方
    法。
JP2002144657A 2002-05-20 2002-05-20 ロックボルトの施工方法 Pending JP2003336500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019065536A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 鹿島建設株式会社 ロックボルト施工装置及びロックボルト施工方法
JP2020076298A (ja) * 2018-09-26 2020-05-21 サンドヴィック マイニング アンド コンストラクション オーワイ 削岩機、リグ、及び岩面を補強する方法

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JP2019065536A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 鹿島建設株式会社 ロックボルト施工装置及びロックボルト施工方法
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