JP2003336399A - Pc鋼線定着具のグラウト用カバー - Google Patents

Pc鋼線定着具のグラウト用カバー

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JP2003336399A JP2002145288A JP2002145288A JP2003336399A JP 2003336399 A JP2003336399 A JP 2003336399A JP 2002145288 A JP2002145288 A JP 2002145288A JP 2002145288 A JP2002145288 A JP 2002145288A JP 2003336399 A JP2003336399 A JP 2003336399A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC鋼線定着具のグラウト用カバーにおい
て、グリップに対するグリップキャップの取り付けを確
実に且つ簡単にし、しかも密閉性が高まるようにする。 【解決手段】 PC鋼線定着具Cのグラウト用カバー1
5を、ソケット16とグリップキャップ13とで構成す
る。ソケット16は、PC鋼線Bの線径に合わせて底板
部に挿通孔16aをあけた片側開放の円筒状をなし、外
周板部に雄ねじ16bを形成する。このソケット16に
グリップ12を嵌入して固着する。一方、グリップキャ
ップ13は、キャップ本体部13aの内周面に、ソケッ
ト16の雄ねじ16bと対応する雌ねじ部13dを形成
する。そして、グリップキャップ13をねじ回し、その
雌ねじ部13dをソケット16の雄ねじ部16bに螺合
させてグリップキャップ13をグリップ12に液密的に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、PC部材(プレ
ストレストコンクリート部材)に圧縮のプレストレスを
与えるとき、PC部材内のシース管内に通して緊張した
PC鋼線の両端部を握持し、所定の緊張状態のままPC
鋼線を定着するPC鋼線用定着具に適用し得る。詳しく
は、そのようなPC鋼線定着具に使用するのに好適なグ
ラウト用カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】 道路や鉄道や橋などの構築に使われる
比較的長尺なPC部材は、一般に、構築時、コンクリー
トの引張強度を補うべく、PC鋼線を用いて予め圧縮の
プレストレスを与える施工を施している。
【0003】このようにPC部材にPC鋼線を使ってプ
レストレスを付与する場合は、たとえば図7に示すよう
に、PC部材1に内設したシース管2に、建築現場に
て、PC鋼線3を挿通させて後、適宜の緊張装置を用い
て両端からPC鋼線3を引っ張って緊張し、所定のテン
ションがかかった時点で、緊張装置をPC鋼線3から離
し、支圧板4で挟んで両側からPC部材1を押圧する。
それから、PC鋼線3を定着具5により所定の緊張状態
のまま定着しながら、鋼線両端を適宜切断して後、支圧
板4のグラウト注入孔4aからシース管2中をグラウテ
ィングしてPC鋼線3をPC部材1に固着し、該PC部
材に対し圧縮のプレストレスを付与している。一方、定
着具5の周りにはコンクリートを打設し、そのコンクリ
ートで覆って定着具5を保護している。
【0004】従来、この種の定着具5には、内周面にテ
ーパを形成した円筒状のグリップ本体5aと、グリップ
本体5aに被せる外周面にテーパを形成した樹脂製のグ
リップキャップ5bと、グリップ本体5aの貫通孔6に
差し込むくさび5cと、グリップキャップ5bの外周に
嵌め付けるスライドリング5dとを備えている。
【0005】そこで、上述のようにPC鋼線3を定着す
るときは、PC鋼線3を挿通孔4bに通して支圧板4を
PC部材1の両端面1aに付設して後、同様にPC鋼線
3を貫通孔6に通して定着具5のグリップ本体5aを付
設してから、グリップ本体5aの貫通孔6にくさび5c
を差し込む。次いで、PC鋼線3を、適宜緊張装置で両
端から引っ張って後、離したとき、それに応じてくさび
5cを食い込ませて、所定緊張位置にてPC鋼線3を定
着させている。その後、PC鋼線3の両端を切り落して
から、グリップ本体5aにグリップキャップ5bを被
せ、図8に示すように、グリップキャップ5bにスライ
ドリング5dを嵌め付け、打込み治具7を用いてハンマ
ー8でスライドリング5dを打ち込み、それにグリップ
キャップ5bを圧入して締結するようにしている。
【0006】したがって、定着具5の周りで、経時、上
記保護コンクリートにはだ割れを発生し、そのはだ割れ
箇所から雨水等が浸入しようとしても、この樹脂製の防
錆グリップキャップ5bで阻止し、PC鋼線3が発錆し
て断線するなどの不具合が発生することを防止してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、従来の定
着具5では、グリップ本体5a外周に、グリップキャッ
プ5bをスライドリング5dを介して単に圧着するだけ
の構成であるため、前記グラウウト注入時、その注入圧
によってグリップキャップ5bが外れやすく、本来のP
C鋼線3の防錆効果を十分に発揮できないという課題が
あった。
【0008】また、従来の定着具5では、グリップキャ
ップ5bと支圧板4との間の隙間から雨水等が浸入しや
すく、密閉性にも欠けるという課題があった。
【0009】さらに、グリップ本体5aにグリップキャ
ップ5bを取り付けるときは、別途に打ち込み治具7を
用いて、いちいちハンマー8でスライドリング5dを打
ち込む面倒な作業が伴い、それだけ取付作業に手間と労
力がかかるという課題もあった。
【0010】そこで、本発明の目的は、PC部材に圧縮
のプレストレスを与えるために用いるPC鋼線の定着具
において、グリップキャップの取り付けを確実に且つ簡
単にし、しかも密閉性を高めたグラウト用カバーを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記した課題を解決す
べく、請求項1に記載の発明によるグラウト用カバー
は、たとえば以下に図面を用いて説明する実施の形態に
示すとおり、PC部材Aに圧縮のプレストレスを与える
とき、該PC部材A内に挿設したシース管10に、PC
鋼線Bがその周りにグラウト注入用の空隙Sをあけて挿
通されて後、緊張される該PC鋼線Bの両端部を握持
し、そのPC鋼線Bを所定の緊張状態のまま定着するP
C鋼線定着具Cにおいて、PC鋼線Bの緊張時、前記P
C部材Aの両端面に支圧板11を介して圧着する円筒状
のグリップ12の外周に、雄ねじを切ったソケット部1
2b・16を一体又は別体に設ける一方、前記シース管
10内にグラウトを注入する前に前記ソケット部12b
・16に雌ねじ部13dを螺合させて前記グリップ12
に液密的に接続するグリップキャップ13を備えてなる
ことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のPC鋼線定着具のグラウト用カバーにおいて、たとえ
ば以下に図面を用いて説明する実施の形態に示すとお
り、前記グリップキャップ13を、外部からグラウト注
入状態が視認できる透明又は半透明に形成してなること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、本発
明の実施の形態について説明する。
【0014】図1は、PC鋼線を使って圧縮のプレスト
レスを付与するとき、緊張したPC鋼線をPC鋼線定着
具により定着させた状態で示すPC部材の部分縦断面図
である。図2は、グラウト用カバーを含むPC鋼線定着
具の分解斜視図である。図中符号AはPC部材、符号B
はPC鋼(より)線、符号CはPC鋼線定着具である。
【0015】PC部材Aは、既に所定形状の長尺材に成
形された梁などのコンクリート製品で、長さ方向に穿設
された中心穴に、予めスパイラル管からなる薄肉なシー
ス管10が内設されている。図中符号11は、中心に鋼
線挿通穴11aをあけた鋼製の支圧板である。支圧板1
1には、一側板面から鋼線挿通穴11aへ通ずるグラウ
ト注入孔11bを設けてなる。
【0016】PC鋼線定着具Cには、グリップ12と、
くさび14と、本発明の一例であるグラウト用カバー1
5を備える。そのうちグリップ12は、内周面にテーパ
を形成した円錐形の挿通孔12aを有してなる。くさび
14は、それぞれ先端側に向け漸次薄肉に形成してテー
パの付けられた断面円弧板状をなす、4つのピース14
aにより構成されている。
【0017】この例のグラウト用カバー15は、ソケッ
ト16とグリップキャップ13とからなる。ソケット1
6は、たとえばステンレス製で、PC鋼線Bの線径に合
わせて底板部に挿通孔16aをあけた片側開放の円筒状
をなし、外周板部に雄ねじ16bを形成してなる。この
ソケット16は、それにグリップ12を嵌入して固着
し、グリップ12と一体化してなる。なお、ソケット1
6は、ステンレスに限らず、溶融亜鉛メッキした鉄板
や、高強度の樹脂材など、少なくとも防錆性を有する高
強度の適宜部材で形成することもできる。
【0018】グラウト用カバー15を構成する一方のグ
リップキャップ13は、透明又は半透明の樹脂材料にて
全体に片側開放のキャップ状に成形したもので、外形が
円筒状のキャップ本体部13aと、くさび受け段部13
bと、回動操作用のナット部13cとからなる。そして
特に、キャップ本体部13aには、内周面に、グリップ
の雄ねじ部16bと対応する雌ねじ部13dを形成して
なる。これらねじ部の螺子は、一条ねじ又は二条ねじ以
上の多条ねじで形成してもよい。
【0019】さて、上述したPC鋼線定着具Cは、PC
鋼線Bを用いてPC部材Aに圧縮のプレストレスを付与
するときに、PC部材Aの両端部に組み付けて緊張状態
のPC鋼線を定着させるために使用する。
【0020】たとえば周知の所謂VSL工法によってP
C部材Aに圧縮のプレストレスを与えるときに、緊張す
るPC鋼線Bを、PC鋼線定着具Cを使って定着させる
場合について、以下に説明する。
【0021】建築現場にて、PC部材A内のシース管1
0に、グラウト注入用の空隙Sを周りにあけてPC鋼線
Bを挿通し、そのPC鋼線の両端を、それぞれ鋼線挿通
孔11aに通して支圧板11をPC部材Aの両端面に付
設し、さらに挿通孔12a・16aに通して定着具Cの
グリップ12を付設してから、挿通孔12aにくさび1
4を差し込む。次いで、PC鋼線Bを、その両端側から
降伏点近くまで、不図示の緊張装置を用いて引っ張って
緊張し、PC鋼線Bに所定のテンションがかかった時点
で、緊張装置をPC鋼線Bから離す。すると、それに応
じてくさび14がPC鋼線Bとグリップ12間に食い込
み、その食い込みが停止した所定緊張位置でPC鋼線B
を定着し、支圧板11で挟んで両側からPC部材Aを押
圧する。そして、PC鋼線Bを、定着具Cにて所定緊張
状態のままに定着しながら、鋼線両端側を適宜切断装置
によって切り落とす。しかる後、図1に示すようにグリ
ップ12にグリップキャップ13を被せて取り付ける。
【0022】そのときは、たとえばモンキーレンチでナ
ット部13cを掴ませてグリップキャップ13をねじ回
し、その雌ねじ部13dを、ソケット16の雄ねじ部1
6bに螺合させてグリップキャップ13をグリップ12
に液密的に接続する。
【0023】その後、支圧板11のグラウト注入孔11
bからグラウトを注入してシース管10内に充填する。
そのとき、作業者は、このグラウト注入状態を、外部か
らグリップキャップ13を透して視認し、不足なくグラ
ウトが注入されることを確認する。一方、定着具Cの周
りには、別途コンクリートを打設し、そのコンクリート
で覆って定着具Cを保護する。一方、PC部材Aは、シ
ース管10中でグラウトが硬化すると、硬化グラウトと
シース管10を介してPC鋼線Bの圧縮力が伝わり、そ
の結果、PC部材Aに引張応力に対する十分な圧縮のプ
レストレスが付与される。
【0024】ところで、上述した図示実施の形態では、
グリップ12に対し、グラウト用カバー15のグリップ
キャップ13をソケット16を介してねじの螺合構造に
より接続する。そのため、線径の異なる細径なPC鋼線
Bを定着する場合にも、たとえば図3に示すように、捩
じ込み量を調節してPC鋼線Bの端部における握持(グ
リップ)長さを調整することによって、そのまま同じP
C鋼線定着具Cを使用することができる。
【0025】また、上述した図示実施の形態において、
グラウト用カバー15は、グリップ12に別体のソケッ
ト16を備え、そのソケット16に雄ねじ部16bを設
ける構成にした。しかし、本発明によるグラウト用カバ
ー15は、たとえば図4に示すように、グリップ12自
体の外周に、一体に雄ねじを切ってソケット部12bを
形成し、このソケット部12bの雄ねじにグリップキャ
ップ13の雌ねじ部13dを螺合させてグリップキャッ
プ13をグリップ12に液密的に接続する構成にするこ
ともできる。
【0026】さらに、上述した図示実施の形態では、上
記VSL工法によって施工する場合において、支圧板1
1にグラウト注入孔11bを設け、そこからグラウトを
注入する例を示した。しかし、本発明では、たとえば図
5に示すように、グラウト用カバー15のグリップキャ
ップ13側から、グラウトをシース管10内へと注入す
るように構成することもできる。
【0027】この図示他例において、グラウト用カバー
15は、グリップキャップ13のナット部13cを円筒
状に形成し、その外周面に、たとえばホース接続用のね
じ部13eを形成する。その場合、ねじ部13eは、各
ねじ山がグリップ12側に向け突出するように断面鋸刃
状に形成し、ホース抜け止め形状にすることが望まし
い。また、ナット部13cは、端面部qに環状の薄肉部
分rを形成して端面部rを、後に切除し易い形状にす
る。
【0028】そして、グラウト充填時は、上記薄肉部分
rにて、ナット部13cの端面部qを切り落とし、そこ
にグラウト注入孔を形成する。しかる後、ナット部13
cにグラウト注入用ホースHを接続し、グリップキャッ
プ13の前記グラウト注入孔を通してグラウトを注入す
る。
【0029】なお、以上の図示実施の形態では、本発明
のグラウト用カバー15を、上記VSL工法によってP
C部材Aに圧縮のプレストレスを与える場合に適用した
例を示した。しかし、本発明は、それに限らず、たとえ
ば周知の所謂アンボンド工法など、その他の適宜工法に
よってPC部材に圧縮のプレストレスを与える場合にも
適用できるのは、勿論である。一例として、図6に本発
明のグラウト用カバー15を、上記アンボンド工法に適
用した場合を図示している。図中符号20は、グリース
を介してPC鋼線Bを被覆したビニールパイプである。
【0030】
【発明の効果】 上述の如く構成した本発明によれば、
次のような効果が得られる。
【0031】請求項1に記載の発明によれば、グラウト
用カバーを、ねじの螺合構造によって互いに接続するソ
ケット部と樹脂製のグリップキャップとを備えて構成す
るため、それだけ接続強度が高められ、これにより、グ
ラウトの注入時に、従来の如くグラウトの注入圧によっ
てグリップからグリップキャップが外れるようなことが
なく、本来のPC鋼線の防錆効果を十分に発揮させるこ
とができる。
【0032】また、線径の異なる数種のPC鋼線を定着
する場合にも、グラウト用カバーのソケット側とグリッ
プキャップとの捩じ込み量を調節してPC鋼線の端部に
おけるグリップ長さを調整することによって、種類ごと
に異なる定着具を事前に作製して備える必要がなく、同
じPC鋼線用定着具をそのまま使用することができる。
【0033】さらに、グラウト用カバーの螺合構造によ
ってPC鋼線定着具の密閉性が高まるため、これによっ
て、従来の如く隙間から雨水等が浸入したりするような
不具合の発生も防止することができる。しかも、グリッ
プにグリップキャップを取り付けるときは、単にグリッ
プキャップをねじ回すだけで済み、それだけ取付作業に
手間と労力をかけることなく、簡単に且つ確実にグリッ
プキャップを取り付けることができる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、グリップ
キャップを、外部からグラウト注入状態が視認できる透
明又は半透明に形成した構成であるため、グラウトを注
入するとき、作業者は、グラウト注入状態を、外部から
グリップキャップを透して視認し、不足なくグラウトが
注入されることを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のグラウト用カバーを備えるPC鋼線
定着具のPC部材に対する組付状態を示す部分断面図で
ある。
【図2】 PC鋼線定着具の分解斜視図である。
【図3】 PC鋼線が細径な場合の同じPC鋼線定着具
のPC部材に対する組付状態を示す部分断面図である。
【図4】 グリップ外周にソケット部を一体に設けた例
を説明する斜視図である。
【図5】 グラウト用カバーのグリップキャップ側から
グラウトを注入する場合の構成例を示す部分断面図であ
る。
【図6】 本発明のグラウト用カバーをアンボンド工法
に適用した場合の構成例を示す部分断面図である。
【図7】 従来のPC鋼線定着具のPC部材に対する組
付状態を示す部分断面図である。
【図8】 従来のPC鋼線定着具に備えるクリップキャ
ップの取付状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A PC部材 B PC鋼線 C PC鋼線定着具 S グラウト注入用の空隙 10 シース管 11 支圧板 12 グリップ 12b ソケット部 13 グリップキャップ 13d 雌ねじ部 14 くさび 15 グラウト用カバー 16 ソケット 16b 雄ねじ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PC部材に圧縮のプレストレスを与える
    とき、該PC部材内に挿設したシース管に、PC鋼線が
    その周りにグラウト注入用の空隙をあけて挿通されて
    後、緊張される該PC鋼線の両端部を握持し、そのPC
    鋼線を所定の緊張状態のまま定着するPC鋼線定着具に
    おいて、 PC鋼線の緊張時、前記PC部材の両端面に支圧板を介
    して圧着する円筒状のグリップの外周に、雄ねじを切っ
    たソケット部を一体又は別体に設ける一方、 前記シース管内にグラウトを注入する前に前記ソケット
    部に雌ねじ部を螺合させて前記グリップに液密的に接続
    するグリップキャップを備えてなることを特徴とする、
    PC鋼線定着具のグラウト用カバー。
  2. 【請求項2】 前記グリップキャップを、外部からグラ
    ウト注入状態が視認できる透明又は半透明に形成してな
    ることを特徴とする、請求項1に記載のPC鋼線定着具
    のグラウト用カバー。
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