JP2003335635A - 毛髪処理用エーロゾル泡‐又はポンプ泡製品 - Google Patents

毛髪処理用エーロゾル泡‐又はポンプ泡製品

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JP2003335635A JP2003116544A JP2003116544A JP2003335635A JP 2003335635 A JP2003335635 A JP 2003335635A JP 2003116544 A JP2003116544 A JP 2003116544A JP 2003116544 A JP2003116544 A JP 2003116544A JP 2003335635 A JP2003335635 A JP 2003335635A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪処理用のエーロゾル泡‐又はポンプ泡製
品を提供する。 【解決手段】 この泡製品は、適当な溶剤中において、
少なくとも1種のカチオン性セルロース誘導体と、キト
サンと、当該キトサンを部分的に又は完全に中和させる
ための酸とを含有した調合物を含むものであって、この
際、前記カチオン性セルロース誘導体の、キトサンに対
する重量比率が2未満であり、しかも、前記調合物は、
推進剤によって泡状化されるか、あるいは、機械的に作
動する装置によって泡状化される。セルロース誘導体と
しては、ヒドロキシエチルセルロースとジアリルジメチ
ルアンモニウムクロリドから成るコポリマー、又は、ヒ
ドロキシエチルセルロースとトリアルキルアンモニウム
基にて置換されたエポキシド類とからの反応生成物が好
ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の対象は、カチオン性
セルロース誘導体と、キトサンと、当該キトサンを部分
的に又は完全に中和させるための酸と、必要に応じて適
当な溶剤中にある推進剤を含有した調合物を含む毛髪処
理用エーロゾル泡製品又はポンプ泡製品であって、この
製品にあっては、キトサンの量に対する前記カチオン性
セルロース誘導体の量が特定の割合になっている。
【0002】
【従来の技術】毛髪処理用の泡状品は公知であり、通
常、セット用または整髪用の物質、起泡剤ならびに適当
な一般的に含水溶剤基剤から成る。このような調合物
は、推進ガスを用いて、あるいは機械的に作動するポン
プ泡装置を用いて、使用する直前に泡状化される。その
ような泡製品の品質には種々の要求がなされ、それは大
まかに言って二つのグループに分けることができる。品
質の要求の一つのグループは、泡の質、すなわち泡の性
質に関するものである。これに属するのは、例えば泡の
微細孔性または粗大孔性、緻密性、時間的安定性、毛髪
への処理のし易さと伸びの良さなどである。品質の要求
の第二のグループは、毛髪上において泡が毛髪に与える
作用、すなわち整髪性に関するものであり、例えば湿っ
た状態および乾いた状態での毛髪の手触り、櫛通り、セ
ット性、毛髪への負荷、毛髪の光沢などである。
【0003】泡製品の最適化において、特定の作用物質
の添加によっていくつかの品質の要求、例えば泡の質の
改善を達成することはできるが、他の品質の要求、例え
ば整髪性又は毛髪固定性が低下するという犠牲を払わな
ければならないという問題がある。しばしば、人間の頭
髪への良好な作用に基づき、泡製品中にカチオン性ポリ
マーが含有されることがある(例えば特許文献1参
照)。
【0004】
【特許文献1】WO 99/66888 A1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特許文献1から、
特定量にてポリクォーターニウム‐4とキトサンラクテ
ートとを含有した泡状濃縮物が公知である。例えばヒド
ロキシエチルセルロースとジアリルジメチルアンモニウ
ムクロリド(ポリクォーターニウム‐4)から成るコポ
リマーなどのカチオン性セルロース誘導体を添加した場
合には、処理された毛髪がつるつるした感触のものとな
り、比較的大きな負荷がかかったものとなるという欠点
がある。中和されたキトサン類(キトソニウム塩)を使
用した場合には、しばしば、残渣の問題、すなわち処理
された毛髪上に、目に見える少量のポリマー残渣が処理
後に認められるという問題が発生する。それゆえ、泡の
質および理髪性並びに毛髪固定性に関しての毛髪処理用
泡製品の品質の必要条件をより一層最適化し、しかも上
述の欠点を回避するという課題が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】今ここに、以下に記載さ
れる泡製品によって上記の課題が解決されることが見い
だされた。この場合において、エーロゾル泡製品(Aero
solschaumprodukt)とは、液体状で泡状化可能な調合物
から成り、推進ガスと共に耐圧包装体の中に充填され、
この包装体には発泡ヘッドが設けられており、この調合
物を使用する直前に泡の形態にして取り出すことが可能
な製品を意味している。ポンプ泡製品(Pumpschaumprod
ukt )とは、液体状で泡状化可能な調合物から成り、推
進剤を含まずに包装体内に充填され、この包装体には、
泡状化のための機械作動装置(ポンプ発泡器)が設けら
れており、この調合物を使用する直前に泡の形態にして
取り出すことが可能な製品を意味している。本発明の対
象は、毛髪処理用エーロゾル泡‐又はポンプ泡製品であ
って、この製品は、(A)少なくとも1種のカチオン性
セルロース誘導体、(B)少なくとも1種のキトサン、
(C)前記キトサンを中和するための少なくとも1種の
酸、及び(D)適当な溶剤系を含有した泡状化可能な調
合物を含み、この際、前記カチオン性セルロース誘導体
(A)の、キトサン(B)に対する重量比率が2未満、
好ましくは1:2〜1.5:1であり、しかも、前記調
合物が、少なくとも1種の推進剤(E)と共に耐圧包装
体の中に充填されるか、あるいは、推進剤を含まずに、
泡状化のための機械的装置を有した包装体の中に充填さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】カチオン性セルロース誘導体
(A) このカチオン性セルロース誘導体(A)は、本発明の調
合物中に好ましくは0.1〜10重量%、特に好ましく
は0.5〜5重量%の量にて含まれる。適したセルロー
ス誘導体は、少なくとも1つの第四級化アンモニウム基
を有したものであり、例えば、ヒドロキシエチルセルロ
ースとジアリルジメチルアンモニウムクロリド(ポリク
ォーターニウム‐4)から成るコポリマー、又は、ヒド
ロキシエチルセルロースとトリアルキルアンモニウム基
にて置換されたエポキシド類(ポリクォーターニウム‐
10)とからの反応生成物であり、この際、上記アルキ
ル基は1〜20個の炭素原子を有していても良く、メチ
ル基が好ましい。この分子量は、好ましくは100,0
00と600,000との間、特に好ましくは200,
000と400,000との間にある。この窒素含量
は、好ましくは0.5〜4%であり、特に好ましくは
1.5〜3%である。好ましいセルロース誘導体はポリ
クォーターニウム‐4であり、この化合物は、セルクォ
ート(登録商標)H100及びセルクォート(登録商
標)L200という商品名で市販されており、この中で
はセルクォート(登録商標)L200が特に好ましい。
【0008】キトサン(B) このキトサン(B)は、本発明の調合物中に好ましくは
0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜5重量%
の量にて含まれる。本発明において添加されるキトサン
類は、完全または部分的に脱アセチル化したキチンであ
る。キトサンの製造は、甲殻類の殻に含まれるキチンか
ら行うのが好ましく、これは安価な天然の原料として大
量に提供されるものである。キトサンの分子量は、例え
ば20,000〜約5百万g/モルという幅の広い範囲
に拡がっていても良い。適したものは、例えば30,0
00〜70,000g/モルの分子量の低分子キトサン
である。しかし、分子量は100,000g/モル以上
であるのが好ましく、200,000〜700,000
g/モルが特に好ましい。脱アセチル化度は10〜99
%が好ましく、60〜99%が特に好ましい。
【0009】適したキトサンは、例えば日本の共和油脂
社からフロナック(登録商標)という商品名で市販され
ている。これは300,000〜700,000の分子
量を有し、70〜80%まで脱アセチル化されている。
好ましいキトサン塩はキトソニウムピロリドンカルボキ
シレートであり、これは例えばキタマー(登録商標)P
Cという名称で米国のアメルコール社から市販されてい
る。含有されているキトサンは200,000〜30
0,000の分子量を有し、70ないし85%まで脱ア
セチル化されている。キトサンとしてはキトサン誘導体
も挙げられ、特にアルキル化された又はヒドロキシアル
キル化された誘導体、例えばヒドロキシエチル‐、ヒド
ロキシプロピル‐又はヒドロキシブチルキトサンが挙げ
られる。特に好ましい実施形態においては、異なる分子
量を有した2種類のキトサンが含有され、第1のキトサ
ンが300,000と700,000の間の分子量を有
し、第2のキトサンは10,000と150,000の
間の分子量を有する。
【0010】中和剤(C) 前記のキトサンまたはキトサン誘導体は、完全に又は部
分的に中和された形で存在している。この中和度は、遊
離の塩基基の数に対して少なくとも50%であることが
好ましく、70%と100%の間であることが特に好ま
しい。中和剤としては、原則として、化粧品用に温和な
全ての無機酸または有機酸が使用でき、例えば蟻酸、酒
石酸、リンゴ酸、乳酸、クエン酸、ピロリドンカルボン
酸、塩酸などであり、中でもピロリドンカルボン酸、蟻
酸及び乳酸が特に好ましい。
【0011】溶剤系(D) 本発明の調合物は、純粋な水性の媒体中、または好まし
くは少なくとも50重量%の水と少なくとも5重量%の
アルコールを含む水‐アルコール性の媒体中に調製され
る。この溶剤系は好ましくは50〜98重量%、特に好
ましくは75〜95重量%の量で含まれる。アルコール
としては、特に化粧品用に普通に使われる炭素原子1〜
4個の低級アルコール、例えばエタノールおよびイソプ
ロパノールを含むことができる。追加の共溶剤(Co-Solv
entien) としては、0.1〜15重量%、好ましくは1
〜10重量%の量の、400℃未満の沸点を有する有機
溶剤または溶剤混合物を含有させることができる。追加
の共溶剤として特に適したものは、ペンタン、ヘキサ
ン、イソペンタンのような分枝の無いまたは分枝のある
炭化水素、およびシクロペンタンやシクロヘキサンのよ
うな環状炭化水素である。この他の特に好ましい水溶性
溶剤は、グリセリン、エチレングリコールおよびプロピ
レングリコールである。
【0012】推進剤(E) 前記の推進剤(E)は、本発明のエーロゾル毛髪用泡状
体中に好ましくは1〜20重量%、特に好ましくは2〜
10重量%の量で含まれる。推進剤としては、例えばn
‐ブタン、i‐ブタン、プロパン、ブタンのような低級
アルカン、またはそれらの混合物、ならびにジメチルエ
ーテルまたは1,1‐ジフルオロエタンまたはテトラフ
ルオロエタンのような弗素化炭化水素、ならびにさらに
考慮の対象になる圧力で気体状で存在する推進剤、例え
ばN2 、N2 OおよびCO2 ならびに上記の推進剤の混
合物が適している。特に適しているものはC3‐〜C4
‐炭化水素である。
【0013】界面活性剤(F) 好ましい実施形態では、本発明の泡製品中には更に追加
して少なくとも1種の界面活性剤(F)が含有される。
この界面活性剤(F)は、好ましくは0.01〜15重
量%、特に好ましくは0.05〜10重量%の量で含ま
れる。適した界面活性剤は、乳化性、溶剤媒介性、気泡
形成性、泡強化性又は理髪性を有したものであり、カチ
オン性又は非イオン性であることが好ましく、最高2
0、好ましくは5〜18のHLB値を有するものであ
る。特に好ましい実施形態においては、非イオン性界面
活性剤と同様に、カチオン性界面活性剤が含まれる。
【0014】好ましい非イオン性界面活性剤は、エトキ
シル化された界面活性剤であり、この際、酸化エチレン
単位の数は1〜1000の間、好ましくは1〜300の
間、特に好ましくは1〜15の間にある。好ましいもの
は、それぞれ1〜50個の酸化エチレン単位を有する脂
肪酸グリセリドエトキシレート、脂肪アルコールエトキ
シレート、脂肪アミンエトキシレート、脂肪酸アルカノ
ールアミドエトキシレートおよび脂肪酸エステルエトキ
シレートである。適した脂肪アルコールエトキシレート
の具体例は、単独または混合物に添加されてもよいオキ
シエチル化されたラウリル‐、テトラデシル‐、セチル
‐、オレイル‐またはステアリルアルコール、ならびに
オキシエチル化されたラノリンの脂肪アルコールまたは
オキシエチル化されたラノリンである。ヘンケル社から
デヒドール(登録商標)の種類名で、またはICIサー
ファクタンツ社からブリジ(Brij)(登録商標)の種類名
で市販されているエトキシル化された脂肪アルコールも
また、本発明の毛髪処理剤に好適である。脂肪酸エステ
ルエトキシレートとしては、とりわけジグリセリドエト
キシレートが挙げられ、例えば、INCI名がPEG−
25の水添ひまし油を含んだ25個の酸化エチレン単位
でエトキシル化されたひまし油(アルラトーン(登録商
標)G)、INCI名がPEG−35のひまし油を含ん
だ35個の酸化エチレン単位でエトキシル化されたひま
し油(クレモフォール(登録商標)El)又は、INC
I名がPEG−40の水添ひまし油を含んだ40個の酸
化エチレン単位でエトキシル化された水添ひまし油(ク
レモフォール(登録商標)RH410)である。更に好
適な非イオン性界面活性剤は、エトキシル化された脂肪
酸糖エステル、特にポリソルベートとして知られるエト
キシル化されたソルビタン脂肪酸エステルであるが、I
CIサーファクタンツ社からツィーン(登録商標)およ
びアルラセル(登録商標)の商品名で市販されている脂
肪酸糖エステル、ならびにヘンケル社からプランタレン
(登録商標)またはプランタケア(登録商標)の商品名
で、またはセピック社からオラミックス(登録商標)の
商品名で市販されているアルキルポリグリコシドのよう
なエトキシル化されていない界面活性剤もまた好適であ
る。
【0015】適したカチオン性界面活性剤は、第四級化
アンモニウム基を有し、しかも、下記の一般式(I)に
よって表すことができ、 ・ N(+)1234(-) (I) 上式にて、R1 〜R4 は、独立して互いに1〜22個の
炭素原子を有するアルキル基、アリール基、アルコキシ
基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒド
ロキシアルキル基、アリール基又はアルカリール基を示
し、X(-) はアニオンを示し、例えばハロゲン、アセテ
ート、ホスフェート、ニトレート又はアルキルスルフェ
ートであり、クロリド又はブロミドが好ましい。この脂
肪族基は、炭素原子及び水素原子の他に更に、架橋結合
やこの他の基(例えば更に別のアミノ基など)を含有し
ても良い。適したカチオン性界面活性剤の具体例として
は、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩のクロリ
ド又はブロミド、アルキルトリメチルアンモニウム塩
(例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド又は‐
ブロミド)、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロ
リド又は‐ブロミド、アルキルジメチルヒドロキシエチ
ルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、ジアルキルジ
メチルアンモニウムクロリド又は‐ブロミド、アルキル
ピリジニウム塩(例えばラウリル‐又はセチルピリジニ
ウムクロリド)、アルキルアミドエチルトリメチルアン
モニウムエーテルスルフェート、並びにカチオン特性を
有した化合物(例えばアルキルメチルアミノキシド又は
アルキルアミノエチルジメチルアミノキシドなどのアミ
ノキシド)である。特に好ましいものは、セチルトリメ
チルアンモニウムクロリドである。
【0016】別の好ましい実施態様においては、本発明
の製品はさらに少なくとも一種の皮膜形成性の非イオン
性ポリマーを含有する。この非イオン性ポリマーは、好
ましくは0.01〜15重量%、特に好ましくは0.5
〜10重量%の量にて含有される。これは、合成の、天
然の、又は変性された天然のポリマーであって良い。好
ましいものは、特に、本発明の薬剤中に完全に溶けた状
態で存在させるのに十分な水または水/アルコール混合
物中への溶解度を有するようなポリマーである。本発明
において皮膜形成性のポリマーとは、使用時に0.01
〜5%の水溶液、アルコール溶液または水‐アルコール
溶液又は分散液の状態であり、毛髪上でポリマー皮膜を
析出するような重合体を言う。
【0017】適した合成の非イオン性の皮膜形成性ポリ
マーは、下記のモノマーの少なくとも一種から構成され
たホモ‐またはコポリマー、即ち、ビニルピロリドン、
ビニルカプロラクタム、ビニルエステル(例えば酢酸ビ
ニル)、ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、アルキル‐およびジアルキルアクリルアミ
ド、アルキル‐およびジアルキルメタクリルアミド、ア
ルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、プロピ
レングリコールまたはエチレングリコールであり、この
際、これらのモノマーのアルキル基は好ましくはC1−
ないしC7−アルキル基、特に好ましくはC1−ないし
C3‐アルキル基である。好ましいものは、例えばビニ
ルカプロラクタムの、ビニルピロリドンの、又はN‐ビ
ニルホルムアミドのホモポリマー、ビニルピロリドンと
酢酸ビニルとから成るコポリマー、ビニルピロリドンと
酢酸ビニルとビニルプロピオネートとから成るターポリ
マー、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、並
びにポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコー
ルコポリマーである。特に好ましいものは、ポリビニル
ピロリドン及び、ビニルピロリドンと非イオン性コモノ
マーからのコポリマー(例えばポリビニルピロリドン/
酢酸ビニルコポリマーなど)である。適した天然の皮膜
形成性ポリマーは、例えばヒドロキシアルキル化ポリサ
ッカライド、特に、アルキル基中に好ましくは2又は3
個の炭素原子を有したヒドロキシアルキルセルロース又
はヒドロキシアルキルグアーである。
【0018】特別な実施形態は毛髪色変更製品であり、
特に色固定剤(Farbfestiger)である。この調合物は、
少なくとも1種の毛髪染色物質を含有している。この場
合、この物質は、溶解性のある有機染料であっても良
く、特に、いわゆる直接染料であっても不溶性の無機又
は有機顔料であっても良い。
【0019】染料の総量は、本発明の前記薬剤中に約
0.01〜7重量%であり、約0.2〜4重量%が好ま
しい。好ましい直接染料は、例えばトリフェニルメタン
染料、芳香族性ニトロ染料、アゾ染料、キノン染料、カ
チオン性又はアニオン性染料である。好ましいのは、以
下のものである。 ニトロ染料(青色):1,4‐ビス〔(2‐ヒドロキシ
エチル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン、1‐(2‐ヒ
ドロキシエチル)アミノ‐2‐ニトロ‐4‐〔ジ(2‐
ヒドロキシエチル)アミノ〕‐ベンゼン(HCブルーN
o.2)、1‐アミノ‐3‐メチル‐4‐〔(2‐ヒド
ロキシエチル)アミノ〕‐6‐ニトロベンゼン(HCバ
イオレットNo.1)、4‐〔エチル‐(2‐ヒドロキ
シエチル)アミノ〕‐1‐〔(2‐ヒドロキシエチル)
アミノ‐〕‐2‐ニトロベンゼンヒドロクロリド(HC
ブルーNo.12)、4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕‐1‐〔(2‐メトキシエチル)アミノ〕
‐2‐ニトロベンゼン(HCブルーNo.11)、1‐
〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐4‐
〔メチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニ
トロベンゼン(HCブルーNo.10)、1‐〔(2,
3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐4‐〔エチル‐
(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼ
ンヒドロクロリド(HCブルーNo.9)、1‐(3‐
ヒドロキシプロピルアミノ)‐4‐〔ジ(2‐ヒドロキ
シエチル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン(HCバイオ
レットNo.2)、1‐メチルアミノ‐4‐〔メチル‐
(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐ニト
ロベンゼン(HCブルーNo.6)、2‐((4‐アミ
ノ‐2‐ニトロフェニル)アミノ)‐5‐ジメチルアミ
ノ安息香酸(HCブルーNo.13)、1‐(2‐アミ
ノエチル‐アミノ)‐4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン、4‐(ジ(2‐ヒ
ドロキシエチル)アミノ)‐2‐ニトロ‐1‐フェニル
アミノ‐ベンゼン。
【0020】ニトロ染料(赤色):1‐アミノ‐4‐
〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニトロベン
ゼン(HCレッドNo.7)、2‐アミノ‐4,6‐ジ
ニトロフェノール、1,4‐ジアミノ‐2‐ニトロベン
ゼン(CI76070)、4‐アミノ‐2‐ニトロジフ
ェニルアミン(HCレッドNo.1)、1‐アミノ‐4
‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニトロ
ベンゼンヒドロクロリド(HCレッドNo.13)、1
‐アミノ‐5‐クロロ‐4‐〔(2‐ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン、4‐アミノ‐1‐
〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニトロベン
ゼン(HCレッドNo.3)、4‐((2‐ヒドロキシ
エチル)メチルアミノ)‐1‐(メチルアミノ)‐2‐
ニトロベンゼン、1‐アミノ‐4‐((2,3‐ジヒド
ロキシプロピル)アミノ)‐5‐メチル‐2‐ニトロベ
ンゼン、1‐アミノ‐4‐(メチルアミノ)‐2‐ニト
ロベンゼン、4‐アミノ‐2‐ニトロ‐1‐((プロプ
‐2‐エン‐1‐イル)アミノ)‐ベンゼン、4‐アミ
ノ‐3‐ニトロフェノール、4‐〔(2‐ヒドロキシエ
チル)アミノ〕‐3‐ニトロフェノール、4‐〔(2‐
ニトロフェニル)アミノ〕フェノール(HCオレンジN
o.1)、1‐〔(2‐アミノエチル)アミノ〕‐4‐
(2‐ヒドロキシエトキシ)‐2‐ニトロベンゼン(H
CオレンジNo.2)、4‐(2,3‐ジヒドロキシプ
ロポキシ)‐1‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕
‐2‐ニトロベンゼン(HCオレンジNo.3)、1‐
アミノ‐5‐クロロ‐4‐〔(2,3‐ジヒトロキシプ
ロピル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン(HCレッドN
o.10)、5‐クロロ‐1,4‐〔ジ(2,3‐ジヒ
ドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐ニトロベンゼン(H
CレッドNo.11)、2‐〔(2‐ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕‐4,6‐ジニトロフェノール、4‐エチ
ルアミノ‐3‐ニトロ安息香酸、2‐〔(4‐アミノ‐
2‐ニトロフェニル)アミノ〕‐安息香酸、2‐クロロ
‐6‐エチルアミノ‐4‐ニトロフェノール、2‐アミ
ノ‐6‐クロロ‐4‐ニトロフェノール、4‐〔(3‐
ヒドロキシプロピル)アミノ〕‐3‐ニトロフェノー
ル、2,5‐ジアミノ‐6‐ニトロピリジン、6‐アミ
ノ‐3‐((2‐ヒドロキシエチル)アミノ)‐2‐ニ
トロピリジン、3‐アミノ‐6‐((2‐ヒドロキシエ
チル)アミノ)‐2‐ニトロピリジン、3‐アミノ‐6
‐(エチルアミノ)‐2‐ニトロピリジン、3‐アミノ
‐((2‐ヒドロキシエチル)アミノ)‐6‐(エチル
アミノ)‐2‐ニトロピリジン、3‐アミノ‐6‐(メ
チルアミノ)‐2‐ニトロピリジン、6‐(エチルアミ
ノ)‐3‐((2‐ヒドロキシエチル)アミノ)‐2‐
ニトロピリジン、1,2,3,4‐テトラヒドロ‐6‐
ニトロキノキサリン(nitrochinoxalin) 、7‐アミノ‐
3,4‐ジヒドロ‐6‐ニトロ‐2H‐1,4‐ベンゾ
キサジン(benzoxazin)(HCレッドNo.14)。
【0021】ニトロ染料(黄色):1,2‐ジアミノ‐
4‐ニトロベンゼン(CI76020)、1‐アミノ‐
2‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐5‐ニトロ
ベンゼン(HCイエローNo.5)、1‐(2‐ヒドロ
キシエトキシ)‐2‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミ
ノ〕‐5‐ニトロベンゼン(HCイエローNo.4)、
1‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐ニトロ
ベンゼン(HCイエローNo.2)、2‐(ジ(2‐ヒ
ドロキシエチル)アミノ)‐5‐ニトロフェノール、2
‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1‐メトキシ
‐5‐ニトロベンゼン、2‐アミノ‐3‐ニトロフェノ
ール、1‐アミノ‐2‐メチル‐6‐ニトロベンゼン、
1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐3‐メチルアミノ‐
4‐ニトロベンゼン、2,3‐(ジヒドロキシプロポキ
シ)‐3‐メチルアミノ‐4‐ニトロベンゼン、2‐
〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐5‐ニトロフェ
ノール(HCイエローNo.11)、3‐〔(2‐アミ
ノエチル)アミノ〕‐1‐メトキシ‐4‐ニトロベンゼ
ン‐ヒドロクロリド(HCイエローNo.9)、1‐
〔(2‐ウレイドエチル)アミノ〕‐4‐ニトロベンゼ
ン、4‐〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕
‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオロメチルベンゼン(HC
イエローNo.6)、1‐クロロ‐2,4‐ビス〔(2
‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐5‐ニトロベンゼン
(HCイエローNo.10)、1‐アミノ‐4‐((2
‐アミノエチル)アミノ)‐5‐メチル‐2‐ニトロベ
ンゼン、4‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐3
‐ニトロ‐1‐メチルベンゼン、1‐クロロ‐4‐
〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐3‐ニトロベン
ゼン(HCイエローNo.12)、4‐〔(2‐ヒドロ
キシエチル)アミノ〕‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオロ
メチルベンゼン(HCイエローNo.13)、4‐
〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐3‐ニトロベン
ゾニトリル(HCイエローNo.14)、4‐〔(2‐
ヒドロキシエチル)アミノ〕‐3‐ニトロベンザミド
(HCイエローNo.15)、3‐((2‐ヒドロキシ
エチル)アミノ)‐4‐メチル‐1‐ニトロベンゼン、
4‐クロロ‐3‐((2‐ヒドロキシエチル)アミノ)
‐1‐ニトロベンゼン。
【0022】キノン染料:1,4‐ジ〔(2,3‐ジヒ
ドロキシプロピル)アミノ〕‐9,10‐アントラキノ
ン、1,4‐ジ〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐
9,10‐アントラキノン(CI61545;ディスパ
ースブルー23)、1‐〔(2‐ヒドロキシエチル)ア
ミノ〕‐4‐メチルアミノ‐9,10‐アントラキノン
(CI61505;ディスパースブルーNo.3)、2
‐〔(2‐アミノエチル)アミノ〕‐9,10‐アント
ラキノン(HCオレンジNo.5)、1‐アミノ‐4‐
ヒドロキシ‐9,10‐アントラキノン(CI6071
0;ディスパースレッド15)、1‐ヒドロキシ‐4‐
〔(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ〕‐9,
10‐アントラキノン、7‐β‐D‐グルコピラノシル
‐9,10‐ジヒドロ‐1‐メチル‐9,10‐ジオキ
ソ‐3,5,6,8‐テトラヒドロキシ‐2‐アントラ
センカルボン酸(CI75470;ナチュラルレッド
4)、1‐〔(3‐アミノプロピル)アミノ〕‐4‐メ
チルアミノ‐9,10‐アントラキノン(HCブルーN
o.8)、1‐〔(3‐アミノプロピル)アミノ〕‐
9,10‐アントラキノン(HCレッドNo.8)、
1,4‐ジアミノ‐2‐メトキシ‐9,10‐アントラ
キノン(CI62015;ディスパースレッドNo.1
1、ソルベントバイオレットNo.26)、1,4‐ジ
ヒドロキシ‐5,8‐ビス〔(2‐ヒドロキシエチル)
アミノ〕‐9,10‐アントラキノン(CI6250
0;ディスパースブルーNo.7、ソルベントブルーN
o.69)、1,4‐ジアミノ‐9,10‐アントラキ
ノン(CI61100;ディスパースバイオレットN
o.1)、1‐アミノ‐4‐(メチルアミノ)‐9,1
0‐アントラキノン(CI61105;ディスパースバ
イオレットNo.4、ソルベントバイオレットNo.1
2)、2‐ヒドロキシ‐3‐メトキシ‐1,4‐ナフト
キノン、2,5‐ジヒドロキシ‐1,4‐ナフトキノ
ン、2‐ヒドロキシ‐3‐メチル‐1,4‐ナフトキノ
ン、N‐(6‐((3‐クロロ‐4‐(メチルアミノ)
フェニル)イミノ)‐4‐メチル‐3‐オキソ‐1,4
‐シクロヘキサジエン‐1‐イル)尿素(HCレッドN
o.9)、2‐((4‐(ジ(2‐ヒドロキシエチル)
アミノ)フェニル)アミノ)‐5‐((2‐ヒドロキシ
エチル)アミノ)‐2,5‐シクロヘキサジエン‐1,
4‐ジオン(HCグリーンNo.1)、5‐ヒドロキシ
‐1,4‐ナフトキノン(CI75500;ナチュラル
ブラウンNo.7)、2‐ヒドロキシ‐1,4‐ナフト
キノン(CI75480;ナチュラルオレンジNo.
6)、1,2‐ジヒドロ‐2‐(1,3‐ジヒドロ‐3
‐オキソ‐2H‐インドール‐2‐イリデン)‐3H‐
インドール‐3‐オン(CI73000)、4‐((5
‐((2‐ヒドロキシエチル)アミノ‐1‐メチル‐1
H‐ピラゾール‐4‐イル)イミノ)‐4,5‐ジヒド
ロ‐5‐((2‐ヒドロキシエチル)イミノ)‐1‐メ
チル‐1H‐ピラゾール‐スルフェート(1:1)、水
和物(1:1)。
【0023】塩基性染料:9‐(ジメチルアミノ)‐ベ
ンゾ〔a〕フェノキサジン‐7‐イウム‐クロリド(C
I51175;ベイシックブルーNo.6)、ジ〔4‐
(ジエチルアミノ)フェニル〕〔4‐(エチルアミノ)
ナフチル〕カルベニウム‐クロリド(CI42595;
ベイシックブルーNo.7)、ジ‐(4‐(ジメチルア
ミノ)フェニル)‐(4‐(メチル‐フェニルアミノ)
‐ナフタリン‐1‐イル)カルベニウム‐クロリド(C
I42563;ベイシックブルーNo.8)、3,7‐
ジ(ジメチルアミノ)フェノチアジン‐5‐イウム‐ク
ロリド(CI52015;ベイシックブルーNo.
9)、ジ〔4‐(ジメチルアミノ)フェニル〕〔4‐
(フェニル‐アミノ)ナフチル〕カルベニウム‐クロリ
ド(CI44045;ベイシックブルーNo.26)、
2‐〔(4‐(エチル(2‐ヒドロキシエチル)アミ
ノ)フェニル)アゾ〕‐6‐メトキシ‐3‐メチル‐ベ
ンゾチアゾリウム‐メチルスルフェート(CI1115
4;ベイシックブルーNo.41)、8‐アミノ‐2‐
ブロモ‐5‐ヒドロキシ‐4‐イミノ‐6‐〔(3‐ト
リメチル‐アンモニオ)フェニル)アミノ〕‐1(4
H)‐ナフタリノン‐クロリド(CI56059;ベイ
シックブルーNo.99)、ビス〔4‐(ジメチルアミ
ノ)フェニル〕‐〔4‐(メチルアミノ)フェニル〕カ
ルベニウム‐クロリド(CI42535;ベイシックバ
イオレットNo.1)、トリ(4‐アミノ‐3‐メチル
フェニル)カルベニウム‐クロリド(CI42520;
ベイシックバイオレットNo.2)、トリス〔4‐(ジ
メチルアミノ)フェニル〕カルベニウム‐クロリド(C
I42555;ベイシックバイオレットNo.3)、2
‐〔3,6‐(ジエチルアミノ)ジベンゾピラニウム‐
9‐イル〕‐安息香酸‐クロリド(CI45170;ベ
イシックバイオレットNo.10)、ジ(4‐(アミノ
フェニル)(4‐アミノ‐3‐メチルフェニル)カルベ
ニウムクロリド(CI42510;ベイシックバイオレ
ットNo.14)、1,3‐ビス〔(2,4‐ジアミノ
‐5‐メチルフェニル)アゾ〕‐3‐メチルベンゼン
(CI21010;ベイシックブラウンNo.4)、1
‐〔(4‐(アミノフェニル)アゾ〕‐7‐(トリメチ
ル‐アンモニオ)‐2‐ナフトール‐クロリド(CI1
2250;ベイシックブラウンNo.16)、3‐
〔(4‐アミノ‐2,5‐ジメトキシフェニル)アゾ〕
‐N,N,N‐トリメチル‐ベンゼンアミニウムクロリ
ド(CI112605;ベイシックオレンジNo.6
9)、1‐〔(4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)ア
ゾ〕‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフトール
‐クロリド、1‐〔(4‐アミノ‐3‐ニトロフェニ
ル)アゾ〕‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフ
トール‐クロリド(CI12251;ベイシックブラウ
ンNo.17)、3,7‐ジアミノ‐2,8‐ジメチル
‐5‐フェニルフェナジニウム‐クロリド(CI502
40;ベイシックレッドNo.2)、1,4‐ジメチル
‐5‐〔(4‐(ジメチルアミノ)フェニル)アゾ〕‐
1,2,4‐トリアゾリウム‐クロリド(CI1105
5;ベイシックレッドNo.22)、2‐ヒドロキシ‐
1‐〔(2‐(メトキシフェニル)アゾ〕‐7‐(トリ
メチルアンモニオ)‐ナフタリン‐クロリド(CI12
245;ベイシックレッドNo.76)、2‐〔2‐
((2,4‐ジメトキシフェニル)アミノ)エテニル〕
‐1,3,3‐トリメチル‐3H‐インドール‐1‐イ
ウム‐クロリド(CI48055;ベイシックイエロー
No.11)、3‐メチル‐1‐フェニル‐4‐〔(3
‐(トリメチルアンモニオ)フェニル)アゾ〕‐ピラゾ
ール‐5‐オン‐クロリド(CI12719;ベイシッ
クイエローNo.57)、ジ〔4‐(ジメチルアミノ)
フェニル〕イミノメタン‐ヒドロクロリド(CI410
00;ベイシックイエローNo.2)、ビス〔4‐(ジ
エチルアミノ)フェニル〕フェニルカルベニウム‐ハイ
ドロゲンスルフェート(1:1)(CI42040;ベ
イシックグリーンNo.1)、ジ(4‐(ジメチルアミ
ノ)フェニル)‐フェニルメタノール(CI4200
0;ベイシックグリーンNo.4)、1‐(2‐モルホ
リニウムプロピルアミノ)‐4‐ヒドロキシ‐9,10
‐アントラキノン‐メチルスルフェート、1‐〔3‐
(ジメチル‐プロピルアミニウム)‐プロピル)アミ
ノ〕‐4‐(メチルアミノ)‐9,10‐アントラキノ
ン‐クロリド。
【0024】天然アゾ染料:1‐〔ジ(2‐ヒドロキシ
エチル)アミノ〕‐3‐メチル‐4‐〔(4‐ニトロフ
ェニル)アゾ〕‐ベンゼン(CI11210;ディスパ
ースレッドNo.17)、1‐〔ジ(2‐ヒドロキシエ
チル)アミノ〕‐4‐〔(4‐ニトロフェニル)アゾ〕
‐ベンゼン(ディスパースブラックNo.9)、4‐
〔(4‐アミノフェニル)アゾ〕‐1‐〔ジ(2‐ヒド
ロキシエチル)アミノ〕‐3‐メチルベンゼン(HCイ
エローNo.7)、2,6‐ジアミノ‐3‐〔(ピリジ
ン‐3‐イル)アゾ〕‐ピリジン、2‐((4‐(アセ
チルアミノ)フェニル)アゾ)‐4‐メチルフェノール
(CI11855;ディスパースイエローNo.3)。
【0025】酸性染料:6‐ヒドロキシ‐5‐〔(4‐
スルホフェニル)アゾ〕‐2‐ナフタレンスルホン酸ジ
ナトリウム塩(CI15985;フードイエローNo.
3;FD&CイエローNo.6)、2,4‐ジニトロ‐
1‐ナフトール‐7‐スルホン酸ジナトリウム塩(CI
10316;アシッドイエローNo.1;フードイエロ
ーNo.1)、2‐(インダン‐1,3‐ジオン‐2‐
イル)キノリン‐x,x‐スルホン酸(モノスルホン酸
とジスルホン酸との混合物)(CI47005;D&C
イエローNo.10;フードイエローNo.13:アシ
ッドイエローNo.3)、5‐ヒドロキシ‐1‐(4‐
スルホフェニル)‐4‐〔(4‐スルホフェニル)ア
ゾ〕ピラゾール‐3‐カルボン酸トリナトリウム塩(C
I19140;フードイエローNo.4;アシッドイエ
ローNo.23)、9‐(2‐カルボキシフェニル)‐
6‐ヒドロキシ‐3H‐キサンテン‐3‐オン(CI4
5350;アシッドイエローNo.73;D&Cイエロ
ーNo.8)、4‐((4‐アミノ‐3‐スルホフェニ
ル)アゾ)ベンゼンスルホン酸ジナトリウム塩(CI1
3015;アシッドイエローNo.9)、5‐〔(2,
4‐ジニトロフェニル)アミノ〕‐2‐フェニルアミノ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩(CI10385;ア
シッドオレンジNo.3)、4‐〔(2,4‐ジヒドロ
キシフェニル)アゾ〕‐ベンゼンスルホン酸モノナトリ
ウム塩(CI14270;アシッドオレンジNo.
6)、4‐〔(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)ア
ゾ〕‐ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩(CI1551
0;アシッドオレンジNo.7)、4‐〔(2,4‐ジ
ヒドロキシ‐3‐〔(2,4‐ジメチルフェニル)ア
ゾ〕‐フェニル)アゾ〕‐ベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩(CI20170;アシッドオレンジNo.2
4)、4‐ヒドロキシ‐3‐〔(4‐スルホナフト‐1
‐イル)アゾ〕‐1‐ナフタレンスルホン酸ジナトリウ
ム塩(CI14720;アシッドレッドNo.14)、
4‐ヒドロキシ‐3‐〔(2‐メトキシフェニル)ア
ゾ〕‐1‐ナフタレンスルホン酸‐モノナトリウム塩
(CI14710;アシッドレッドNo.4)、6‐ヒ
ドロキシ‐5‐〔(4‐スルホナフト‐1‐イル)ア
ゾ〕‐2,4‐ナフタレン‐ジスルホン酸トリナトリウ
ム塩(CI16255;ポンソウ4R;アシッドレッド
No.18)、3‐ヒドロキシ‐4‐〔(4‐スルホナ
フト‐1‐イル)アゾ〕‐2,7‐ナフタレンジスルホ
ン酸トリナトリウム塩(CI16185;アシッドレッ
ドNo.27)、8‐アミノ‐1‐ヒドロキシ‐2‐
(フェニルアゾ)‐3,6‐ナフタレンジスルホン酸ジ
ナトリウム塩(CI17200;アシッドレッドNo.
33)、5‐(アセチルアミノ)‐4‐ヒドロキシ‐3
‐〔(2‐メチルフェニル)アゾ〕‐2,7‐ナフタレ
ンジスルホン酸ジナトリウム塩(CI18065;アシ
ッドレッドNo.35)、2‐(3‐ヒドロキシ‐2,
4,5,7‐テトラヨードジベンゾピラン‐6‐オン‐
9‐イル)‐安息香酸ジナトリウム塩(CI4543
0;アシッドレッドNo.51)、N‐〔6‐(ジエチ
ルアミノ)‐9‐(2,4‐ジスルホフェニル)‐3H
‐キサンテン‐3‐イリデン〕‐N‐エチルエタンアン
モニウム‐ヒドロキシド、分子内塩、ナトリウム塩(C
I45100;アシッドレッドNo.52)、8‐
〔(4‐(フェニルアゾ)フェニル)アゾ〕‐7‐ナフ
トール‐1,3‐ジスルホン酸ジナトリウム塩(CI2
7290;アシッドレッドNo.73)、2’,4’,
5’,7’‐テトラブロモ‐3’,6’‐ジヒドロキシ
スピロ〔イソベンゾフラン‐1(3H),9’‐〔9
H〕キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI4
5380;アシッドレッドNo.87)、2’,4’,
5’,7’‐テトラブロモ‐4,5,6,7‐テトラク
ロロ‐3’,6’‐ジヒドロキシスピロ〔イソベンゾフ
ラン‐1(3H),9’〔9H〕キサンテン〕‐3‐オ
ン‐ジナトリウム塩(CI45410;アシッドレッド
No.92)、3’,6’‐ジヒドロキシ‐4’,5’
‐ジヨードスピロ〔イソベンゾフラン‐1(3H),
9’(9H)‐キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム
塩(CI45425;アシッドレッドNo.95)、2
‐ヒドロキシ‐3‐((2‐ヒドロキシナフト‐1‐イ
ル)アゾ‐5‐ニトロベンゼンスルホン酸‐モノナトリ
ウム塩(CI15685;アシッドレッドNo.18
4)、(2‐スルホフェニル)ジ〔4‐(エチル((4
‐スルホフェニル)メチル)アミノ)フェニル〕‐カル
ベニウムジナトリウム塩ベタイン(CI42090;ア
シッドブルーNo.9;FD&CブルーNo.1)、
1,4‐ビス〔(2‐スルホ‐4‐メチルフェニル)ア
ミノ〕‐9,10‐アントラキノンジナトリウム塩(C
I61570;アシッドグリーンNo.25)、ビス
〔4‐(ジメチルアミノ)フェニル〕‐(3,7‐ジス
ルホ‐2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)カルベニウム
分子内塩、モノナトリウム塩(CI44090;フード
グリーンNo.4;アシッドグリーンNo.50)、ビ
ス〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル〕(2,4‐ジス
ルホフェニル)‐カルベニウム‐分子内塩、ナトリウム
塩(2:1)(CI42045;フードブルーNo.
3;アシッドブルーNo.1)、ビス〔4‐(ジエチル
アミノ)フェニル〕(5‐ヒドロキシ‐2,4‐ジスル
ホフェニル)カルベニウム‐分子内塩、カルシウム塩
(2:1)(CI42051;アシッドブルーNo.
3)、1‐アミノ‐4‐(シクロヘキシルアミノ)‐
9,10‐アントラキノン‐2‐スルホン酸ナトリウム
塩(CI62045;アシッドブルーNo.62)、1
‐アミノ‐4‐(フェニルアミノ)‐9,10‐アント
ラキノン‐2‐スルホン酸(CI62055;アシッド
ブルーNo.25)、2‐(1,3‐ジヒドロ‐3‐オ
クソ‐5‐スルホ‐2H‐インドール‐2‐イリデン)
‐2,3‐ジヒドロ‐3‐オクソ‐1H‐インドール‐
5‐スルホン酸ジナトリウム塩(CI73015;アシ
ッドブルーNo.74)、9‐(2‐カルボキシフェニ
ル)‐3‐〔(2‐メチルフェニル)アミノ〕‐6‐
(2‐メチル‐4‐スルホフェニル)アミノ〕キサンチ
リウム‐分子内塩、モノナトリウム塩(CI4519
0;アシッドバイオレットNo.9)、1‐ヒドロキシ
‐4‐〔(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ〕
‐9,10‐アントラキノンナトリウム塩(CI607
30;D&CバイオレットNo.2;アシッドバイオレ
ットNo.43)、ビス〔3‐ニトロ‐4‐〔(4‐フ
ェニルアミノ)‐3‐スルホフェニルアミノ〕‐フェニ
ル〕‐スルホン(CI10410;アシッドブラウンN
o.13)、5‐アミノ‐4‐ヒドロキシ‐6‐〔(4
‐ニトロフェニル)アゾ〕‐3‐(フェニルアゾ)‐
2,7‐ナフタレンジスルホン酸ジナトリウム塩(CI
20470;アシッドブラックNo.1)、3‐ヒドロ
キシ‐4‐〔(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)ア
ゾ〕‐7‐ニトロ‐1‐ナフタレンスルホン酸クロム錯
体(3:2)(CI15711;アシッドブラックN
o.52)、3‐〔(2,4‐ジメチル‐5‐スルホフ
ェニル)アゾ〕‐4‐ヒドロキシ‐1‐ナフタレンスル
ホン酸‐ジナトリウム塩(CI14700;フードレッ
ドNo.1;ポンソウSX;FD&CレッドNo.
4)、4‐(アセチルアミノ)‐5‐ヒドロキシ‐6‐
〔(7‐スルホ‐4‐〔(4‐スルホフェニル)アゾ〕
ナフト‐1‐イル)アゾ〕‐1,7‐ナフタレンジスル
ホン酸‐テトラナトリウム塩(CI28440;フード
ブラックNo.1)、3‐ヒドロキシ‐4‐(3‐メチ
ル‐5‐オクソ‐1‐フェニル‐4,5‐ジヒドロ‐1
H‐ピラゾール‐4‐イルアゾ)‐ナフタレン‐1‐ス
ルホン酸ナトリウム塩、クロム錯体(アシッドレッドN
o.195)。
【0026】更に毛髪染色のための、本発明の染色剤中
に含有させることができる公知で一般的な染料は、とり
わけ、E.サガリン、”Cosmetics,Scie
nce and Technology”、インターサ
イエンス出版社、ニューヨーク(1957年)第503
頁以降、並びにH.ジャニスティン、”Handbuc
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降、及び、K.シュラーデル、”Grundlagen
und Rezepturen der Kosme
tika”、第2版(1989年)第782〜815頁
に記載されているものである。
【0027】適した毛髪染色顔料は、使用媒質中におい
て実際に溶解しない染料であり、無機系のものであって
も有機系のものであっても良い。無機‐有機系の混合顔
料もまた可能である。この顔料は、好ましくはナノ顔料
ではない。好ましい微粒子径は1〜200μmであり、
特に3〜150μmであり、10〜100μmが特に好
ましい。好ましいものは無機系顔料である。この無機系
顔料は天然由来物であっても良く、例えば炭酸石灰、黄
土、アンバー、緑土、焼シエナ土又はグラファイトから
製造することができる。この顔料としては、例えば酸化
チタン又は酸化亜鉛などの白色顔料、例えば酸化鉄黒な
どの黒色顔料、例えばウルトラマリン又は酸化鉄赤など
の色彩のある顔料、光沢顔料、金属効果‐顔料、パール
光沢顔料、並びに蛍光性‐又はリン光性顔料が挙げら
れ、この際、顔料の少なくとも1種は、色彩があって白
色でない顔料であることが好ましい。適したものは、金
属酸化物、‐水酸化物及び‐酸化水和物、混合相顔料、
硫黄含有珪酸塩、金属硫化物、複合金属シアン化物、金
属硫酸塩、‐クロム酸塩及び‐モリブデン酸塩、並びに
金属自体(青銅顔料)である。好ましいものは特に、二
酸化チタン(CI77891)、黒色の酸化鉄(CI7
7499)、黄色の酸化鉄(CI77492)、赤色及
び茶色の酸化鉄(CI77491)、マンガンバイオレ
ット(CI77742)、ウルトラマリン(ナトリウム
アルミニウムスルホシリケート、CI77007、ピグ
メントブルー29)、酸化クロム水和物(CI7728
9)、藍鉄土(フェロシアン化鉄、CI77510)、
カルミン(コチニール)である。特に好ましいものは、
マイカ‐又は雲母を基剤とする顔料であり、この顔料
は、二酸化チタン又は酸塩化蒼鉛(Wismutoxychlorid)
などの酸化金属又は金属オキシクロリド、並びに必要に
応じて更に別の着色材料(例えば酸化鉄、藍鉄土、ウル
トラマリン、カルミンなど)によって積層されており、
しかも、この際、この着色は積層厚みの変動によって決
定される。このような顔料は、例えばドイツのメルク社
からロナ(登録商標)、コロロナ(登録商標)、ディク
ロナ(登録商標)及びチミロン(登録商標)という商品
名にて市販されている。有機顔料は、例えば天然の顔料
セピア、雌黄(Gummigutt)、骨灰、カッセラーブラウン
(Kasseler Braun)、インジゴ、クロロフィル及び、こ
の他の植物性顔料である。合成有機顔料は、例えばアゾ
顔料、アントラキノイド、インジゴイド、ジオキサジン
‐、キナクリドン‐、フタロシアニン‐、イソインドリ
ノン‐、ペリレン‐及びペリノン‐、金属錯体‐、アル
カリ青‐及びジケトピロロピロール顔料である。
【0028】さらに本発明の製品は、毛髪処理剤用とし
て普通の添加成分を含有しても良く、例えば0.01〜
0.5重量%の量の香油、0.01〜1.0重量%の量
の、例えばパラベンなどの保存剤、0.1〜1.0重量
%の量の、例えばクエン酸ナトリウムまたは燐酸ナトリ
ウムなどの緩衝剤、0.1〜5重量%の量の、例えば植
物エキスおよび薬草エキス、蛋白質‐および絹加水分解
物、ラノリン誘導体などの保護剤、0.05〜20重量
%の量の、例えば揮発性または非揮発性のシリコン油ま
たは高分子量シロキサンポリマーなどの生理学的に支障
のないシリコーン誘導体、それぞれ0.01〜2重量%
の量の、遮光剤、抗酸化剤、ラジカル捕捉剤、ふけ取り
剤、直接性の染毛剤、光沢剤及び櫛通り向上剤などであ
る。
【0029】本発明のエーロゾル泡製品は、泡状化のた
めの装置(エーロゾル泡ヘッド)が設けられた耐圧性エ
ーロゾル包装体の中に充填される。このようなエーロゾ
ル包装体から放出された際には泡が形成され、この泡
は、容易に毛髪に付着させることができ、付着した際に
は迅速に毛髪上で崩壊する。
【0030】前記の本発明の化粧用薬剤は、所望の整髪
および毛髪セット効果を達成するために十分な量を、湿
らせてタオルで乾かした毛髪に塗布し、付着させて、リ
ンスなしに毛髪上にそのままにしておく仕方で使用す
る。引き続いて、普通の方法で毛髪を形作ることがで
き、あるいは毛髪をセットすることができ、最後にドラ
イヤーで乾かす。しかしながら、この薬剤は、乾いた毛
髪上に直接使用することも可能である。
【0031】このようにして、良好で、目の細かい泡品
質を有した泡が得られ、この泡は、毛髪上で素早く崩壊
し、毛髪にうまく浸透させることができる。この泡は、
良好なヘアドライヤー特性、湿った又は乾燥した毛髪の
好ましい滑らかな手触り、良好な弾性、少ない負荷、美
しい光沢、及び強い固定力の点で優れている。
【0032】下記の実施例は、本発明の対象をさらに詳
しく説明するためのものである。
【0033】
【実施例】 実施例1A:本発明のエーロゾル‐ヘアフォーム 1g キトサン 1g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.3g 蟻酸(85%品) 0.2g ラウレス‐4 0.2g 香料 0.15g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 10g エタノール 添加して100gとなる水
【0034】 実施例1B:比較調合物 0.67g キトサン 1.33g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.22g 蟻酸(85%品) 0.2g ラウレス‐4 0.2g 香料 0.15g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 10g エタノール 添加して100gとなる水 上記の作用物質混合物をそれぞれ、推進剤としての9
2:8の割合であるプロパン/ブタン4.8バールと共
に、発泡バルブを有したエーロゾル投薬容器内に充填し
た。理髪店での試験においては、被験者をそれぞれ、同
じ量の泡を用いて処理した。このようにして処理した毛
髪は、訓練を受けた理髪専門家によって感覚的に評価し
た。これによって以下の評価結果が得られた。
【0035】フォーム1A:この泡状物は、美しく、目
の細かい泡品質を有しており、毛髪にうまく分配させる
ことができる。このヘアドライヤー特性は非常に良好で
ある。この毛髪は、乾燥させた後も非常に良好であり、
滑らかな手触り、良好な弾性、少ない負荷、美しい光
沢、及び強い固定力を有している。 フォーム1B:この泡状物は、良好な泡品質を有してお
り、毛髪にうまく分配させることができる。塗布を行っ
た後、この泡状物は毛髪において、非常に激しく泡立
つ。この毛髪は、好ましくない非常につるつるして滑ら
かなものとなる。このヘアドライヤー特性は好ましくな
く、滑り力が大きく阻害される。乾燥後には、この毛髪
は輝きのない外観であり、更に、強い固定は、フォーム
1Aを用いた処理後のように特別に好ましい特性を有し
ていない。
【0036】 実施例2:ポンプフォーム 0.5g キトサン 0.5g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 1g エイビルクォート(登録商標)3272(クォーターニウム‐ ・ 80、プロピレングリコール中に50%品) 0.5g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 0.15g 蟻酸(85%品) 5g エタノール 添加して100gとなる水
【0037】 実施例3:エーロゾル‐フォーム固定剤 1g キトサン 1g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.85g ピロリドンカルボン酸 1.5g ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー(ルビスコール(登録 ・ 商標)VA64) 0.2g ラウレス‐4 0.3g 香料 0.2g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 添加して100gとなる水 上記作用物質混合物を、推進剤として92:8の割合の
プロパン/ブタン4.8バールと共に、発泡バルブを有
するエーロゾル投薬容器内に充填した。
【0038】 実施例4:エーロゾル‐フォーム固定剤 1.25g キトサン(分子量20,000〜100,000) 0.3g キトサン(分子量300,000〜700,000) 1.25g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.4g 蟻酸(85%品) 0.25g 香料 0.2g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 10g エタノール 添加して100gとなる水 上記作用物質混合物を、推進剤として92:8の割合の
プロパン/ブタン4.8バールと共に、発泡バルブを有
するエーロゾル投薬容器内に充填した。
【0039】 実施例5:着色‐フォーム固定剤 1g キトサン 1g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.3g 蟻酸(85%品) 0.2g ラウレス‐4 0.2g 香料 0.11g 3‐(((2‐ニトロ‐4‐(トリフルオロメチル)フェニル) ・ アミノ)‐1,2‐プロパンジオール 0.15g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 10g エタノール 添加して100gとなる水 上記作用物質混合物を、推進剤として94:6の割合の
プロパン/ブタン5バールと共に、発泡バルブを有する
エーロゾル投薬容器内に充填した。
【0040】 実施例6:着色ムース赤 5.00g チミロン(登録商標)スターライトレッド(メルク)1) 1g キトサン 1g セルクォート(登録商標)L200(ヒドロキシエチルセルロー ・ スとジアリルジメチルアンモニウムクロリドから成るコポリマー ・ ;ポリクォーターニウム‐4) 0.3g 蟻酸(85%品) 0.2g ラウレス‐4 0.2g 香料 0.15g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 10g エタノール 添加して100gとなる水1) 赤色の反射性着色剤を含んだマイカ/二酸化チタン‐顔料 上記作用物質混合物を、推進剤として94:6の割合の
プロパン/ブタン5バールと共に、発泡バルブを有する
エーロゾル投薬容器内に充填した。
フロントページの続き (72)発明者 ハラルト ヴェンデル ドイツ連邦共和国、64372 オーベル‐ラ ムシュタット、グラーベンガッセ 3 (72)発明者 ミヒャエル フランツケ ドイツ連邦共和国、64380 ロスドルフ、 アルテル ダルムシュテーテル ヴェーク 41 (72)発明者 マニュエラ ハーンニッヒ ドイツ連邦共和国、63329 エーゲルスバ ッハ、ヴォルフガルテンシュトラーセ 39 Fターム(参考) 4C083 AB242 AB432 AC011 AC012 AC102 AC171 AC181 AC182 AC271 AC272 AC301 AC421 AC431 AC441 AC552 AC611 AC612 AC692 AD071 AD091 AD092 AD131 AD132 AD321 AD322 BB04 BB21 BB32 BB41 BB49 CC32 CC36 DD08 DD47 EE06 EE07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも1種のカチオン性セル
    ロース誘導体、(B)少なくとも1種のキトサン、
    (C)前記キトサンを中和するための少なくとも1種の
    酸、及び(D)適当な溶剤系を含有した泡状化可能な調
    合物を含む毛髪処理用エーロゾル泡‐又はポンプ泡製品
    であって、この際、前記カチオン性セルロース誘導体
    (A)の、キトサン(B)に対する重量比率が2未満で
    あり、しかも、前記調合物が、少なくとも1種の推進剤
    (E)と共に耐圧包装体の中に充填されるか、あるい
    は、推進剤を含まずに、泡状化のための機械的装置を有
    した包装体の中に充填されることを特徴とする毛髪処理
    用エーロゾル泡‐又はポンプ泡製品。
  2. 【請求項2】 前記セルロース誘導体(A)が、ヒドロ
    キシエチルセルロースとジアリルジメチルアンモニウム
    クロリド(ポリクォーターニウム‐4)から成るコポリ
    マー、又は、ヒドロキシエチルセルロースとトリアルキ
    ルアンモニウム基にて置換されたエポキシド類(ポリク
    ォーターニウム‐10)とからの反応生成物から選ばれ
    たものであることを特徴とする請求項1に記載の泡製
    品。
  3. 【請求項3】 前記セルロース誘導体(A)が、20
    0,000と400,000との間の分子量を有し、
    1.5〜3%の窒素含量を有した、ヒドロキシエチルセ
    ルロースとジアリルジメチルアンモニウムクロリド(ポ
    リクォーターニウム‐4)から成るコポリマーから選ば
    れたものであることを特徴とする請求項2に記載の泡製
    品。
  4. 【請求項4】 前記キトサンが、100,000以上の
    分子量と、少なくとも60%の脱アセチル化度を有して
    いることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載
    の泡製品。
  5. 【請求項5】 異なる分子量の2種のキトサンが含有さ
    れていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に
    記載の泡製品。
  6. 【請求項6】 前記の酸(C)が、蟻酸、酒石酸、リン
    ゴ酸、乳酸、クエン酸、ピロリドンカルボン酸及び塩酸
    から選ばれたものであることを特徴とする前記請求項の
    いずれか1項に記載の泡製品。
  7. 【請求項7】 更に界面活性剤(F)を含有することを
    特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の泡製品。
  8. 【請求項8】 前記の界面活性剤(F)が、 ‐脂肪酸グリセリドエトキシレート類、脂肪アルコール
    エトキシレート類、脂肪アミンエトキシレート類、脂肪
    酸アルカノールアミドエトキシレート類、脂肪酸エステ
    ルエトキシレート類、エトキシル化された脂肪酸糖エス
    テル類、エトキシル化されたソルビタン脂肪酸エステル
    類、非エトキシル化された脂肪酸糖エステル類およびア
    ルキルポリグリコシド類から選ばれた非イオン性界面活
    性剤、および ‐下記の一般式(I)のカチオン性界面活性剤 ・ N(+)1234(-) (I) 〔上式にて、R1 〜R4 は、独立して互いに1〜22個
    の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、アルコキ
    シ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒ
    ドロキシアルキル基又はアルカリール基を示し、X(-)
    はアニオンを示す〕から選ばれたものであることを特徴
    とする請求項7に記載の泡製品。
  9. 【請求項9】 前記の推進剤(E)が、プロパン、i‐
    ブタン、n‐ブタンまたはジメチルエーテルから選ばれ
    たもの、またはこれら推進ガスの混合物から選ばれたも
    のであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に
    記載のエーロゾル泡製品。
  10. 【請求項10】 前記セルロース誘導体(A)が0.1
    〜10重量%の量で、前記キトサン(B)が0.1〜1
    0重量%の量で、前記酸(C)が、前記キトサンを50
    〜100%中和するのに十分な量で、前記推進剤(E)
    が1〜20重量%の量で、前記溶剤系(D)が50〜9
    8重量%の量で、しかも、前記界面活性剤(F)が0〜
    15重量%の量で含有されていることを特徴とする前記
    請求項のいずれか1項に記載の泡製品。
  11. 【請求項11】 更に、少なくとも1種の非イオン性の
    被膜形成性ポリマーを含有することを特徴とする前記請
    求項のいずれか1項に記載の泡製品。
  12. 【請求項12】 前記の非イオン性ポリマーが、ポリビ
    ニルピロリドン及び、ビニルピロリドンとエチレン性不
    飽和非イオン性コモノマー類とのコポリマー類から選ば
    れたものであることを特徴とする請求項11に記載の泡
    製品。
  13. 【請求項13】 更に、少なくとも1種の毛髪染色物質
    を含有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項
    に記載の泡製品。
  14. 【請求項14】 (A)ヒドロキシエチルセルロースと
    ジアリルジメチルアンモニウムクロリド(ポリクォータ
    ーニウム‐4)から成るコポリマー0.5〜5重量%、
    (B)分子量200,000〜700,000で、しか
    も、少なくとも60%の脱アセチル化度を有したキトサ
    ン0.5〜5重量%、(C)前記キトサンを50〜10
    0%中和するのに十分な量の酸、(D)水、C2〜3‐
    アルコール類又はこれらの混合物から選ばれた溶剤50
    〜98重量%、(E)C3‐及びC4‐炭化水素から選
    ばれた推進剤1〜20重量%を含有し、この際、前記カ
    チオン性セルロース誘導体(A)の、キトサン(B)に
    対する重量比率が1:2〜2:1未満であることを特徴
    とする前記請求項のいずれか1項に記載の泡製品。
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